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美しく月の昇る晩、君は自らの本当の姿を知った。
智恵を絞り、活路を開く勇気。
人狼を見抜き、妖異を滅ぼす力。
死者の声を現世に届ける異能。
頼りなく怯える人々を守る技。
互いの正体を知覚し合う絆。
自らの胸を裂いても仕うるべき主。
赤く染まる牙――長い咆哮。
さぁ、どうする?
まずは何から始めよう?
どうやらこの中には、村人が8名、人狼が1名いるようだ。
語り手 が「時間を進める」を選択しました
― 都市上空 ―
[投げ込んだ欠片たちがそれぞれ
それを確かめた後、『紡ぎ手』は手を上へと差しのべた。
その手に舞い降りるのは『死神』のカード。
次の瞬間、それは銀の大鎌へと形を変える]
……『欠片』は集い、『場』は築かれる。
全ては、力の巡り、それの望むまま……。
[歌うように言葉紡いだ後、『紡ぎ手』は手にした大鎌をくるりと回す。
淡い霞色の光の粒子が舞い散り、それは風に乗って都市全体に広がって、消えた]
……さて。
見せてもらおうか。
天を、力を、求めるものの渇望を。
[粒子が消え失せた後。
零れ落ちたのは、こんな呟き]
……廻り、巡るは力の螺旋。
幾度目かの『インフィニティ・デュエル』の始まりだ……。
[それから僅かに間を置いて。
カードに加えられるのは、こんな情報。**]
──────
■名前:シメオン・シックザール Simeon Schicksal
■ソウルカード:『デス』
■武装:大鎌『無限の欠片』
■スタイル:近〜中距離戦
■特殊能力:空間を歪める空間歪曲魔法を多少用いる
■その他情報:unknown
──以下、PL視点情報(PCにはこの情報は入りません)──
『神種』と呼ばれるものの一、『無限の紡ぎ手』ヴァーゲ・シックザール本人。
普段は自ら動く事はないが、今回は気まぐれを起こした模様。
本来は強大過ぎる力を持つ存在だが、今は『シメオン』という仮名を用いる事で、力を大幅に抑えている。
☆二枚目カード決定ダイス
5(6x1) ←が偶数なら0から順に、奇数なら21から逆順にカードを当てはめます
シメオン 13
ローレル 22
オズワルド 37
ロヴィン 77
グレートヒェン 37
ゾフィヤ 35
パメラ 86
ギィ 11
☆二枚目カード決定
シメオン →ジャッジメント
ローレル →ムーン
オズワルド →テンパランス
ロヴィン →ハーミット
グレートヒェン →ジャスティス
ゾフィヤ →デビル
パメラ ラヴァーズ
ギィ →ワールド
※1dの内に、NPC戦の後に上記カードを獲得してください。
残りのカードに関しては、GMに挑戦する事で獲得可能となります
/*
ちょwwww待てwwwww
[節制は最初にソウルカードの候補に挙がったカード]
グレートヒェンが己のジャスティスに邁進しまくりそうな配分だ。
/*
あれ、テンパランスって…と思ったら、アリーセさん村を出ていたのね。
しかしジャスティスとか、全く似合わないのが来たな。
使いようによっては強力そうだけどいい能力が思いつかないな。
/*
まじだった...そして他もまた漏れなくすげえ組み合わせだなこれwwさすが、くろねこさん...ラ神にあいされるねこwwww
……渡さない。
[小さな呟きが零れたのは、グレートヒェンが立ち去った後]
誰にも、譲らない。
……ボクの、
[呟く声は低く。
それは、普段のほわほわとした少女らしからぬもの]
[ 彼女の能力について、聞いた事は無い。そも人と話すことさえ稀なのだ。もし聞いていたとしても、己以外の者を頼ろうとは思わない。
誰一人、何一つ、信じるに足るものなど無い事は、判っているのだから ]
[籠を降ろし、導かれるようにその一つへ触れる。
溶け込むように黒い光を放って全てのナイフが消えた。
慌てて掌を覗き込めば、またナイフが一つ現れ、
どうやら持たなくても居の儘に出せるらしい。
そしてカードに情報が刻まれていく――]
──────
■名前:ゾフィヤ・ウェーバー Zofia Weeber
■ソウルカード:『THE SUN』
■武装:投げナイフ『シュヴァルツヴァルト』
■スタイル:近〜中距離
■特殊能力:精神系。責を、理性を封じ、対象を暴走状態にする。普段は能力を封じているが、それでも感覚が鋭い者は願望が暴かれるような気分に陥る。
■その他情報:鴉の翼を持つが戒めとして普段使われることはない。ここに来た当初は能力を制御出来ず色々騒動起こしたらしい。現在は生体改造手術を受け制御可能。
鴉の他聞に漏れず光り物好き。実はグレートヒェンの羽も対象。
封責は宝石に通じ、意図を操る者、紡績に通じる。
― 都市上空 ―
[下から自分を見上げる者の存在>>7には気づいていた。
けれど、『紡ぎ手』自身は声をかける事はなく、ただ、薄い笑みを持ってそちらを見やるのみ。
望むものがあるならば、動いて示せ、とは。
『神種』と呼ばれる者たちが共通して持ち合わせる理念のひとつ故に]
...また後で、か。
[ 娘を見送った後、程なくして、胸元に納めたカードを再び手に取れば、それが必然であることを知ることになる ]
ゾフィヤ・ウィーバー...太陽、とはな。
[ 厭わしい日の光、初めて名を知った娘の持つカードの意味に、知らず皮肉な笑みが浮かんだ ]
― 住宅地 ―
[ローレルと別れた後、低く空を切る花緑青は、幾らかの住宅が並ぶ場所に辿り着き。
その屋根の一つ向け上昇した後、腰を掛ける]
やっぱりあの子も、持ってるのかしらね?
[明確な答えこそなかったものの、奪うとの宣にはきつい眼差しを向けられた。
自分が窃盗行為を働いた時すら、そうそう見なかったような表情。
覚えておく価値はありそうだ――と思いつつ、顔を上げたその時。
霞色の粒子>>1が、風に乗りふわふわと広がっていくのが見えた]
何かしら、これ。
[手に触れた所ですり抜ける、一見何の作用もなさそうな粒子。
しかし次の瞬間――急にカードが熱を持ったような気がして、慌てて眼前にかざす>>2]
シメオン・シックザール……?
[カード表面に浮かび上がるように、光の文字が綴られる。
まず飛び込んできたのは見知らぬ名>>3。
しかし意識を傾ければ、内容は別の情報へと切り替わる。
自分自身は勿論、先に会話したオズワルドやローレル、ゾフィヤの名もあった]
ふん……便利だこと。
カードの持ち主を教えてくれるだなんて。
[一通り閲覧を終えて、少女は立ち上がる。
視線を肩越しに後方向け]
勿論――あなたのことも、ね。
[紙片を手にした二つの影が、屋根を蹴り宙を舞った**]
……負けないよ。
[眩暈にも似た感覚が途切れた後、零れ落ちたのはこんな言葉。
カードを齎した者の意図などは知る由もないが。
少なくとも、今のこの状況に負ける心算はない]
ボクは……ボクの『夢』を諦めない。
[口に出して呟く。
カードを手にした者の中には、少なからず自身が慕う者の名もある、が。
籠の鳥から抜け出す事を望む意思は、そんな想いも越えようとしていた。**]
あの様子だと、カードは武器になるみてぇだな。
[胸ポケットから手に入れたカード──『ストレングス』のカードを取り出す。
武器になると言うことは、力尽くで奪い取れと言う意味にも通ずる。
鳥篭の外へ出るためにそれが望まれているのであれば、厭うている場合ではない]
────………
[木の枝に立ったまま、カードに念を送る]
っ───!?
[淡い光を湛えながら形状を変えたカードに、オズワルドは驚きの表情を浮かべた。
カードが武器に変化した事実に、ではない。
目の前に現れた現実は、オズワルドにとって受け入れ難い事実だった**]
[ムゲンへ至るための戦い。
その
カードは求めに応じて開示する。
『太陽』『星』『運命の輪』『吊るし人』『力』『塔』『悪魔』
――そして『死』
最後の一枚に例えようもない空恐ろしさを感じて息を飲んだ。
ただのカード。
でも、かみさまのカード。
流す様に開示情報を読んで、
そこに知った名を見つければ息を飲んだ。
先程会ったギィや…グレートヒェン。
……空を目指すためには戦わなければならない時もくるのだろう。
その時どうするかは、心にそっと蓋をした**]
...邪魔者は排除されたか、念のいったことだ。
[ 薬剤を求めて足を踏み入れた建物からは、シスターや研究者達の姿は消えていた。自主的に退去したのでないことは明らかだ。恐らくは、カードを齎したものの仕業、と想像はつく ]
或いは...世界から切り離されたのはこちらか?
[ どちらであっても構わない。いずれにせよ、やることは一つだ ]
/*
結局入れることにした裏設定。
バトルはどうするかな。
日程はいつでも行けるんだが…。
中の人的に欲しいカード持ってるのがローレルって言うwwwww
芝生えるのは、それがくろねこさんだからと言うことで赦されたし(
[崩壊世界でくろねこさんとバトルして勝った試しが無い]
[むしろまた戦うのかと言う突っ込み]
[ 医療セクションから薬を勝手に調達し、ついでに押し付けられたトマトを、そこにあった布袋に入れて、持ち帰ろうとするが ]
早々に来たか。
[ 建物を出た途端、上空から長槍を構えた見知らぬ男が急降下してくる。
胸ポケットから取り出したまま持っていた己のカードからの情報で、それが、21番目のカード『The World』の持ち主であると、認識すると同時、鈍い銀の輝きが手の中に現れた** ]
/*
割と初回落ちを狙っている…(せこせこフラグ撒いてる)
でも7人だからまず4人戦って2人落ち(2d)、
翌日1戦か2戦で5人から4人か3人(3d)、
4人か3人から2人(4d)、
最後に残るのが1人(5d)。
もしグレーテルが残った場合は3dを噛みなしで進行になるね。
回らなくもないけど、どっちがいいんだろう?
墓下希望なのかな(わたしのダイス運よ仕事しろ)
【悪魔】の持ち主
性別;8(10x1)(奇数男性偶数女性)
羽の色:■blanchedalmond
武器: 【斬】パラゾニウム + 釣竿
衣装: ゴスロリ
目的:*二律背反*な占霊ギドラ
/*
パメだパメーノシ
んー…。
白鳥。白ゴス。足首に枷。
自由に飛べないと思ってる。
飛びたいと思ってる。
釣竿で引寄せ、短剣で止めを差すタイプ
/*
昨日はえらい目にあった…。
というわけで気を取り直して本日から頑張ります。
しかし二枚目ラヴァーズかぁ。
タロット見てきたらすっぱだかの男女の図でこれは手にしたときの様子が面白そうだ(ぁ
[一度誰にも会わない所で考えを整理したくて。
ずるい脚は都市の外れ、郊外へと向かう。
気の変わったギィが追い付けないように]
……花の香り。
[西側は花畑が多い。きっとその辺りまで来たのだろうと、
少し足を緩めた。
――その刹那、眼前に鋭利な針が飛来する]
運の良い。そのまま間抜けに進んでいれば良かったのに。
[頭上から降る高い声と共にますます花の香りが強まる。
声の方向に顔を向けたら、身長程の高さの枝に
白ゴス姿の少女が釣竿片手に立っていた。
彼女は――]
花束のオデット……いいえ、
[その名前で呼ぶな!と激昂する彼女こそ【悪魔】の持ち主。
片翼は白鳥の白い羽、
もう片方は白薔薇で形どられた模造の羽を持っていた]
[怒りのまま再び繰り出される返し針を
創造した黒剣でいなしながら相対する。
邪魔な籠を投げ出したら辺りにトマトが散乱した。
やけに正確に、カードを狙ってきている。
弾き返しやすいので助かる位だけれど…]
あなた……もっ!
[何か糸口を見付けようと、言葉を連ね。
白の少女は美しい顔を歪めて罵声を散らした]
何よ。何よ何よ何よ!!!
羽なしの私が空を求める事がそんなに可笑しい!?
[カードのみを狙っていた針が、
鴉を傷付ける事を目的に無秩序な動きに変わる。
また、失敗した。頬や腕に切り傷増やしながら、
猛攻に耐える。ここで、奪われる訳にはいかない]
飛ばないならあんたの羽、寄越しなさいよ!
[鞭のように撃たれる糸と言葉に、黙って耐えていた鴉は
ある言葉を引き金に目の色を変えた]
嫌よ、嫌なの!
あいつらに任せて虫女みたいな変な羽付けられるのは嫌ァ!
[赤目が
わたしの、宝物を馬鹿にするなぁーーッ!!
[鴉は疎まれる能力を解放する。
元より怒りで理性を手放しかけていた白は
容易くそれを失い、望みにーー
完全な双翼を望みそれ持つ者妬む心のまま
一層鋭く黒翼目掛け銀糸を走らせた。……が]
……あなたの望みは見切ったよ。
[巻き取る刹那、配置された黒剣が銀糸を切断した]
たかが武器の一つを壊した位でいい気にーー!
[白鳥は白銀の幅広の短剣を手に、飛び降りて接近する。
対する鴉は黒剣ではなく、足元のトマトを、何度も何度も投げつける。
この期に及んで、鴉は他人に危害を加えられないのだと、
合点した白鳥は嘲笑浮かべた]
さぁ、ゲームセットよ。カードを渡しなさい
[喉元に短剣突き付けられた鴉はーー不敵な笑み]
あなたはーー回りをよく見た方が良いね。
[相対する二色の鳥の上空で、
トマトまみれの【悪魔】のカードをくわえた鴉が
満足げにカァと鳴いた]
あなたは飛べない。竿ももう使えない。
……ゲームセットだよ。
[嘘、と何度も呟く白の少女は、それでも心の奥底では
降参を認めたのか。次第に姿が薄れ、消えていった]
……消えた。
[呆然としながらも、能力を解除する。
カードが特別美味しそうに見える食欲の増幅を
解除された野生の鴉は、きょとんとした様子で他のトマトを啄み始めた。
飛ばぬ鴉は【悪魔】のカードを拾い上げ……]
余り何度も使えない手だね。
[相手が冷静でなかったからこそ不意をつけたけれど…
と嘆息していると、情報が更新される]
─── ───
■名前:ゾフィヤ・ウェーバー Zofia Weeber
■ソウルカード:『THE SUN』+『THE DEVIL』
■武装:投げナイフ『シュヴァルツヴァルト』
■スタイル:近〜中距離
■特殊能力:精神系。責を、理性を封じ、対象を暴走状態にする。普段は能力を封じているが、それでも感覚が鋭い者は願望が暴かれるような気分に陥る。
■その他情報:鴉の翼を持つが戒めとして普段使われることはない。ここに来た当初は能力を制御出来ず色々騒動起こしたらしい。現在は生体改造手術を受け制御可能。鴉の他聞に漏れず光り物好き。実はグレートヒェンの羽も対象。封責は宝石に通じ、意図を操る者、紡績に通じる。
/*
ずっとゾフィヤのターン!(でもない)
やることやったからコアタイムはまったり見てようかな
……明日喉回復したっけ……(ふるえ)
/*
お前むしろアホキャラだろ、何賢くなってるんだよ
という突っ込みは、受け付けてます()
せっかく鴉で名前が叡智(ソフィア)だったから
少しは頭良い所見せないと…
でも次から通常営業に戻ります←
中の人のネタ切れというか、地頭が()
暇なのでロル打ってる内おもいついたの載せる
───
■名前:オデット
■ソウルカード:『THE DEVIL』
■武装:銀糸竿『池の旅人』、パラゾニウム『枷斬る者』
■スタイル:近〜中距離
■特殊能力:【
■その他情報:白いゴシックドレスと白鳥の片羽と白薔薇で形どられた模造翼を持つ少女。幼少期に片翼を切られたため空を飛ぶことが出来ない。ゴテゴテしたドレスは飛べないため軽装取る必要もないから。
元よりコンプレックス抱えていた彼女はインフィニティ・ピース手にした事で徐々に狂っていく。
しょっちゅう悪さするグレートヒェンが(同族嫌悪込みで)嫌い。完全な双翼持つのに飛ばないゾフィヤを特に妬んでいる。
花束、かたば、片羽(安直)
― 公園/樹上 ―
[オズワルドと同じ翼を持つ同胞は、その隠密性から世の影に生きることが多かった。
夜目が利き、音も無く飛ぶことが出来ると言うのは、闇夜に紛れ行動するのに向いている。
詰まりは、主に暗殺家業に就いている者が多かったのだ。
それ故に身に帯びる物は隠匿性に富んだ暗器、または軽武器であることが多く、事実、同胞達はダガーや針等を使う者が多かった。
それなのに]
………何でだ─────
[手の中にあるのは、大きさと重さを兼ね備えた三日月斧。
隠すことなど到底出来ないもの。
オズワルドは今の姿を同朋と同じになれたと心のどこかで思っていたようで、現出した武器が暗器ではなかったことに少なからずショックを受けていた]
[ショックを受けていることに気付いたと同時、オズワルドは自分が抱いていた無意識の願望に気付く。
空を飛ぶ以外に抱いていた羨望。
同じで在りたかったのだと、今になって気付いた。
けれどそれはもう、叶わぬものとなっていることも知る]
──自ら届かねぇところに向かってたとはな…。
[自分に共鳴したカードが重武器を作り出したのがその証拠。
生体改造による身体強化は自然ならざるもの。
手を加えたが故に隠密能力を持ちながら重戦士の特徴を持つという、アンバランスな身体になっていた]
[三日月斧を握り締め、己の在り方を心の中で自問する。
多少混乱していたのもあり、意識の空白の間に近付く気配に気付けずに居た**]
[それから二言三言、昨日の飯の話なんかをして、移動の提案>>0:100があったので。]
だな。帰るか。
ああ、そんな事ならお安い御用だ。
おんぶ…は無理だからお姫さん抱っこでいいなら、な。
[おどけた笑顔に悪戯っぽくにやっとする。
彼女といると兄弟の顔が浮かんで、懐かしい様な寂しい様な気がして、わざと余裕ぶった行動を取ってしまっていた。
まさかそれこそ彼女の能力、とは思わない。
あるのは妙な憎めなさ、その程度だ。]
歩くなら歩くで付き合ってやるよ。
俺はどっちでもいいし。
[返答はどうであったか、どちらにせよ塔を共に降りた。
家に作ってきた昼食をとる為に別れたが、その後もやけに心が軽く、外への想いが高まっていた。]
/*
メイリオだと斜体が反映されねぇんだよなぁ…。
なのでルナティックで見ている俺は、ゾフィヤの相手の発言がどれなのかいまいち分からないのであった。
メイリオじゃないスタイルってどれだったろう…。
/*
わくそわしすぎた←
つ、つい24h村感覚で…
引かれてないといいのだけど(あうあう
ロヴィンにお返事しつつ、まだ接触してない人に会おうかなぁ
するとパメロレ。ロレは反対側だからパメかな。
オズワルドはやりたいロールありそうだから様子見。
わたしの能力はバトル激化させるための増幅装置としてお使いください←
― 公園/樹上 ―
[”それ”に気付いたのは、近くで風切り音が聞こえたため]
─────っ!!
[ガッ、と何かが頬骨に当たる。
後頭部を狙われていたところに振り向いたが故の衝撃。
脳が揺れ、バランス維持が出来なくなり枝から足を滑らせた]
っ、く。
[落下の途中でどうにか翼を開き、羽ばたいて揚力を生む。
着地自体は失敗したが、地面に激突することは免れた]
「おいおい、簡単にやられてもらっちゃあ困るぜ?」
[うつ伏せの状態から両腕を地面に突き、身体を持ち上げる。
頭上から降る声に視線を上げると、普段からそりの合わない四枚羽の男が不適な笑みを浮かべて見下ろしていた]
………
「…んだよ、何か言えよ。
鳴無は遂に声まで失くしたか?」
[大して反応しないオズワルドの様子に四枚羽の男が苛ついた声を出す。
挑発めいた言葉も投げられたが、オズワルドは何も言い返さなかった。
今、オズワルドの頭の中は状況整理で手一杯なのである]
「ふん、まぁ良い。
お前が持ってるカード、俺が頂くぜ」
[宣を述べ、四枚羽の男は手に握る三節棍振り被る。
先程オズワルドの頬骨を殴りつけたのはこの先端であるらしい。
上空から鞭のような動きで迫る棍を眼で追い、地上を跳ねることでギリギリで躱していく。
それを何度か繰り返した後、オズワルドは奥歯を噛み締めると同時に手にある三日月斧を握り締めた]
「ははっ。
どうした、手も足も…」
煩ぇ。
[連続して振るわれる三節棍を三日月斧の背で弾き返す。
高笑いしかけた四枚羽の男の顔が、嘲笑の表情のまま固まった]
お前ぇみてぇに軽かねぇんだよ、コイツは。
[予想外の反撃で動きを鈍らせた相手の隙を突き、オズワルドは翼を羽ばたかせる。
上昇に合わせて三日月斧の石突を下から振るい、四枚羽の男の顎を叩き上げた]
「……っ…!」
[先のお返しと言わんばかりの一撃は相手の脳を揺さぶる。
そこに生じた更なる隙を逃すことなく、オズワルドはそのまま羽ばたき高度を取った]
[速攻を仕掛けるには重い武器。
けれど、油断の上に重ねた衝撃が効いている今なら]
っ らああぁあぁ!!
[高高度からの急降下。
こんな時でも翼は音を奏でず、無音の中に怒号が響いた]
[勢いを乗せた一撃を四枚羽の男の頭上から振り下ろす。
三日月斧の刃を向けているが、それは斬るよりも叩き潰すことを得意とするもの。
振り下ろしの刹那、四枚羽の男が意識を取り戻し三節棍を掲げてきたが、もう遅い]
「───!!」
[掲げられた三節棍ごと、相手の身体を地面へと叩き落す。
その威力を示すかのように、激突する音と土埃が辺りを包んだ]
……お前ぇ如きに負けてらんねぇんだよ。
[突きつけられた事実に動揺したが、それどころでは無いと思い直して。
残された渇望を手に掴むべく、為すべきことをすることに決めた。
これはその決意表明に近い]
…カード、貰ってくぜ。
[三節棍から戻っていたカードが四枚羽の男の傍に落ちている。
意識を落としているらしい相手にそう宣して、右手でカードを拾い上げた。
一拍の後、四枚羽の男の姿が静かに掻き消え行く]
…………
[相手が消えたことに瞠るも、その表情は直ぐに消えた。
消えた先で何があるのかは分からないが、そんな事態にならなければ良いだけのこと。
そう考えて、意識を手にしたカードへと向けた。
二つの器を持ち、その間に液体を流す天使の姿。
このカードの意味は何だったか。
知らぬながらにその力の在り方は漠然と感じる。
三日月斧をカードに戻して重ねれば、受けた動揺が治まり行くように感じた]
/*
どっちも自制の意味があるんだよなぁ。
精神系防御は多分節制の方が相性が良いだろう。
とりあえずやりたいことやった(急降下攻撃)ので満足w
― 住宅地 ―
[後ろ向きに屋根上を跳ねるこちらへ向けて、振り下ろされたのは輝く剣]
『ジャスティス』――正義、ね。
あたしを断罪しにでも来たつもりかしら。
[窃盗、器物損壊、他余罪多数。
数えだしたらきりがないので、まずは眼の前の戦いに集中する。
カードの絵柄と全く同じ武器を作り出す辺り、相手の男はかなり直情的な性格で、それは太刀筋にも表れていた。
しかし、後ろ向きに跳ぶというのは、翅の力を借りるにしても余り速度が出せるものではない。
数度の跳躍の後、ついに切っ先が前髪を掠める――]
[真っ直ぐ振り下ろされた長剣と直角に交わる位置に、少女が両手で捧げるように持っていたのは、一本の太い鎖だった。
それは剣の一撃にも断たれることなく、むしろ反動を受けて勢いよく、その一端を跳ね上げる。
先端に繋がる分銅が螺旋を描き、長剣の刀身に巻き付いた]
つーかまーえたー。
[分銅とは反対の端を、少女が引く。
柄の下端が鎖と繋がった、その得物は鎖鎌]
[長剣を絡め取られ突撃の勢いを殺された相手は、空中でバランスを崩す。
少女はそれを悠々とかわすが、次の瞬間、相手の髪が刺々しく逆立ち。
剣から鎖を伝うように、火花を散らし電撃が走――]
[らなかった]
あなたのことは知っていると言ったでしょう――『雷針』
[避雷針と雷神を掛けたのであろう二つ名を口にする。
少女が手にする鎖の先の鎌は、今は石造りの家の壁に突き刺さっていた]
そう、雷を使うってこともね。
[電流を通す武器であることを逆手に取り、電流を逃がすことで攻撃を回避したのだ。
起死回生の一手も不発に終わり、最後まで剣を離さず正々堂々戦おうとした男は、ついに壁に強か体をぶつけて落下した]
これで終わりね。
じゃ、勝った方が正義ってことで、これはもらってくわね。
[男の手からひらりと落ちた『ジャスティス』のカードを拾い上げる。
観念したように動きを止めた男の姿は、徐々に薄らぎ消えてしまった]
これで二枚目。先は長そうね。
[そう呟きつつも、少女の顔はどこか満足げだった]
それにしてもこの武器――初めて使ったけど、悪くないわね。
[絡め取る鎖。断ち切る鎌。
それはまさに、少女が鳥の翼持つ者へ向ける感情を具現したかのよう]
さて、次の獲物は、っと。
[まるで狩りでもしているかのように呟いた少女の向かう先。
西の方角からは、ほのかに花の香り>>28が漂っていた*]
― 都市東/池の辺 ―
[固めた決意に応じたか。
ポケットの中のカードが淡い翡翠の光を放つ。
それが何を示しているのか、と。
考えるより先、頭上に、影が差した]
……っ!?
『見つけたよ、『星』の持ち主!』
[何事か、と思うより先、降って来るのは三日月を思わせる小さな刃。
とっさに翼を広げて飛び退く事で直撃は避けたが、刃は容赦なく、周囲の花を散らした]
いきなり、なにっ……!
『愚問だね。
……キミもカードを手にしたならわかってるはずだよ、『籠入り姫』』
……その呼び方、するな。
[幼い頃、文字通り籠に入れられていた事を揶揄したあだ名に少女の瞳に険が浮かぶ。
対する黒白斑の翼を持つ青年──『
『いーじゃんいーじゃん。
ちっちゃい『
……ボクは、籠の鳥じゃない……そのままじゃ、いない。
『……ってー、事はー……ヤル気だったり?』
……少なくとも。
[言いつつ、胸ポケットの中の『星』のカードに触れる。
カードが零す翡翠の光はその輝きを強めていき]
このまま、ここで、何もせずにキミに落とされる心算はないよ!
[宣と共に掲げる手、そこに翡翠の光が集い、弓を一張り、形作る。
水の流れを思わせる装飾の施されたそれは、少女の左の手にごく自然に納まった]
ボクは、外に出る……
[翡翠色の長弓を握った翼が大きく羽ばたき、少女はふわり、空へ舞う。
先とは逆に自身が上へと回り、右手で弓弦を引き絞った。
それに応じるように光が集い、それは矢へと形を変えて]
……The Furisosoge fieri pluvia!
[言葉──否、言霊と共に、矢を放つ。
『雨となって降り注げ』、その言葉のままに光の矢は幾つもの細かい矢へと分裂し、雨の如く『山翡翠』に降り注ぐ]
『ちょ、そんなのありっ……!』
[少女のこの反撃は予想外だったのか、『山翡翠』は上擦った声を上げて腕を翳す。
少女と同じく水を操る青年は、とっさに防壁を作り出したものの、光の矢の幾つかは防壁を撃ち抜いて青年へと到達した]
『……とはいえ、オレもここでやられちゃうわけにはっ……!』
[傷を負いながらも、『山翡翠』は諦めた様子はなく。
手にした半円を描く曲刀を下から上へと振り抜いた]
……!
Etiam protege me!
[とっさに紡ぐのは、先も使った水の防壁を呼び起こす言霊。
応じた水がうねりを上げて広がり、『山翡翠』の放った三日月形の刃の如き剣閃を受け止める、が]
……った……。
[完全に打ち消す事は出来ず、衝撃が伝わり、息が詰まる。
その隙を逃すまい、と『山翡翠』が近づく。
その気配と、このまま捕まるもんか、という意地が淡い緑の翼を羽ばたかせた。
繰り出された刃をすり抜けた翡翠は、更に上へと舞い上がり]
……ボクは、墜ちないっ!
[宣と共に、再度、弓弦を引く。
翡翠の光が集約し、放たれた矢が『山翡翠』の肩を射抜いた]
『……っ!』
[表情を強張らせた『山翡翠』が、斑の羽を散らして花の中へと落ちる。
一拍間を開けて、少女はその傍らへと舞い降りた]
……キミの、カード。
ボクが、もらうよ。
……ボクは、籠から出る……そう、決めたんだ。
[低い宣に、『山翡翠』はへにゃり、と眉を落としたようにも見えたが。
曲刀が転じたカード──月と獣の描かれたそれを拾い上げると彼の姿は消えてしまい、はきと確かめる事は出来なかった。*]
[捥いだ果実は、大きなスカートのポケットに2つ入れたまま、
娘は事が始まるまで、散歩の途中で足を止めてしばらくカードを眺めていた。
二頭の白黒馬に引かれる、二輪の戦車に乗る若者のカード。
『葛藤を制し、正しき道に進めば、その果てに勝利を得られるだろう』
という意を持つ事を、娘が知るはずもないが。]
…。
[空に向け、太陽に翳してみる。
カードが透ける事はなかったが。]
……?
[娘は体をまるっと作りかえられてから、空への未練が無いように思っていたが。
今はそれらに興味を抱き、粒子に手を伸ばしたようにそろりと手を伸ばそうとしている。
ふいにもたらされた情報をまま受け入れ、理解するためにしばらくの間また人形のように動かずじっとしていたが。]
…カードを集める。
その為に、なら。
傷つけてもいい…。
[本当にいいの?と、空へ問うように首を少し傾げた。]
ぴったり。
[落ちた声は、心なしか嬉しそうな音を響かせ、新しく手に入れた玩具で遊ぶように、ぶんぶんと武器を付けた羽を振り回していると。]
ガキッ
…あ。
[背後からぐいとかかる重みは片羽にかかり、ぐらと体が傾いたが、反対の羽で引きはがすように弾き飛ばして振り返る。
見覚えのある顔をした男が、既に逃げようと背を向けていた。]
まって。
[その背を追いかける。
空を飛ばれる前に追いつかなければと急く心が、普段は走らない足の代わりに進化させられた翼を動かし跳ねるように地を蹴りその背の羽を掴み取る。]
まって。
[背を羽ごと押さえつけたまま、待ても何もないが。
人形のような娘は淡々と告げて、組み伏せば圧倒する剛力で相手を押さえつける。
羽につけた武器で無駄に傷つけないような配慮はしていたが、代わりに二翼のうちの一翼の根本を、そっと自らの羽の先で掴み。]
貴方の持っているカード、
渡してくれないなら、むしる。
[淡々と威圧しながら、容赦なく毟り取りにかかる。
最初は冗談かと思っていた相手は、みしみしとなる音と痛みにギブを宣言し、カードを後ろの娘へ投げてよこした。
取ろうと手を伸ばすと、ぐらりと体が傾ぐ。
急にバランスを崩したのは、男の姿は消えてしまったからだった。]
……?
[どこに行ったのだろうと、一瞬カードの事も忘れて周囲をきょろきょろと見回したが、姿形はどこにもなかった。]
― 都市上空 ―
……ふむ。
『あちら』も大分、賑やかになってきたようだ。
[どこか遠くを見やりつつ、『紡ぎ手』は小さく呟く]
ここまで動きが早いデュエルも珍しくはあるか。
……とはいえ……。
[言いながら、ゆっくりと、手にした大鎌を上げる。
直後、急速に反転をかけながら、銀の刃を真一文字に振り抜いた。
周囲を刈り払う刃から、文字通りの間一髪で抜け出した者──背後に忍び寄っていた、真白の翼を持つ青年はちっ、と苛立たしげな舌打ちを落とす]
……余り事を急くと、仕損じるものだぞ。
流れは可変、移ろいの在り様は多々ある。
無論、己が在り様に沿うて進むのであれば、それは唯一の真理となるが。
[愉しげな声が吟ずるのは、『天』を己が領域となす『神種』としての論。
しかし、突然の襲撃者には、それは伝わらなかったらしく。
理屈はいい、カードを寄越せ。
この力で、僕はこの狂った地に正当な裁きを下すんだ、と。
手にした剣の切っ先を向けつつ、熱を帯びた口調で言い募って来た]
……なるほど。
確かに、この地の者どもには裁きを下す必要があるやも知れん。
『審判』の主として、自然な思考と認めよう。
だが……。
……身の程を知れ。
奇策を弄し、力のみを得ようとする輩が、『我』に触れられると思うな。
[笑みは一瞬で消え、細められた目に宿るのは冷たいいろ]
如何な手段を用いるも、闘う者の自由……しかし、お前のやり方は、『裁き』を口にするには相応しくはない。
[声に宿るのもまた、氷の如き冷たさ。
銀色の大鎌がゆるりと動き──次の瞬間、霞色の翼が、大気を打った。
唐突かつ、急激な下降で対する青年の視界から姿を消し、背後に回り込みつつ、一気に上昇する。
人であれば耐えられる道理のない速度は、それを大きく超えた存在故に叶うもの]
……『魂の檻』へ行くがいい。
そこで、陥れてカードを奪い取った者たちに、詫びを入れるのだな。
[囁きと共に振るう刃に容赦はない。
下から上へ、振り上げられた大鎌の一閃は違わず、真白の翼と背を裂いて、しろとあかをあおに散らした。
『審判』のマスター──奇策を用いて複数のカードを手にした青年は空中で態勢を崩しながら姿を消し。
後に残るのは、青年の所持していた複数のカード。
それらは全て、当然のように差しのべられた『紡ぎ手』の手へと舞い降りる]
……ふむ。
[想定外に戻ってきたカードたちに、『紡ぎ手』は思案の色を瞳に浮かべる]
……私が持っていても詮無いのだがな。
[そうは言っても、再びカードを解き放つ事はなく。
銀の大鎌を再び『死神』へと転じた『紡ぎ手』は、何事もなかったかのように上空に漂い、眼下の戦いを見つめた。*]
― 西へ ―
[情報を探るべくカードへ意識を向ければ、自分と前後するように二枚目のカードを手に入れた者たちがいるとわかった。
中でもシメオンという人物のカード枚数>>77が突出していたが、経緯を知らぬ少女にはただ不気味な状況に感じられ、即座に後回しを決め込んだ]
他に気配のありそうな場所は……こっち?
[カードは共鳴し、引き寄せられる。
ただしその対象は知らぬまま、少女は住宅地を離れ郊外へ向かった]
[翅の付け根が疼いたのは、きっと先の戦闘のせいだろうと、高を括って**]
― 都市東/池の辺 → 管理棟方面 ―
[『山翡翠』が姿を消した後、しばらくそこに座り込んでいた。
どうにも、身体が重いような気がして、動けなかった。
それが慣れない力を使った故の疲労──とは、すぐには思い至らない]
……とりあえず、ちゃんと休まないとまずいかな。
[このままここに座り込んでいては、態のいい的になる。
そう、思ったから、立ち上がった。
直後、翡翠の光が弾けて手にしていた弓が消え失せる]
……と、いけない。
[立ち上がってすぐ、再び地に膝を突く。
拾い上げたのは、今の争奪戦のどたばたで転げ落ちていた果実]
…………。
[その果実をくれた彼女も、奪い取ろうとした彼女も、同じように『力』を得ているのだ、と。
改めて過った考えにへにゃ、と眉が落ちたのは数瞬のこと]
……とりあえず、少し休んで。
何かあってもいいように、薬とか、調達した方がいいかな。
[能力制御のための投薬を少なからず受けていたから、どこの建物にどんな薬物が置いてあるか、というのは大体わかる]
わかるひとはすぐに行くだろうし……行ける内に、行っちゃえ。
[薬物はシスターたちに管理され、勝手な持ち出しなどはできないはずだが。
なんらかの事情でシスターたちの管理の手が離れているのは感じている。
だからこそ、そちらへ向かう歩みには迷いはない。**]
[しばらく不思議そうにしていたが、解らない物は解らないので諦めて、放り投げられたカードの方に意識を向ける。
投げられたカードはくるくると宙に浮いたままでいたが、手を差し伸べるとすんなりと、その手に納まり動きを止めた。
手の中には、赤い天使の前に立つ全裸の男女の姿。]
[ぎしっと固まった。]
…………。
[はだか。と小さく事実を、若干嫌そうに呟くと、手に入れた新しいカードはスカートのポケットの、…こころなしか最奥へ、いつも以上にぎこちない動作で目に触れない所へしまいこんだ。]
― 管理棟前 ―
『凶刃!お前に力は持たせられぬ!』
[鋭い声と共に、黄金の槍の穂先が目前に迫る。その使い手の髪も瞳も、そして翼も、すべてが槍と同じ黄金の色に輝き、その眩しさに、男は目を細めながらも、手にした鈍銀の武器を揮い、槍を払おうとする]
『無駄だ!避けられはせん!』
[朗と響く声の主が「王言」と呼ばれる男だと、情報だけが流れ込んで来る。その能力は「言霊」の魔法。絶対の確信を持って放たれた言葉は、相手の抵抗によって効果を減じる事はあれど、必ず「現実「となる。
シャムシールの刃を躱した槍は、鉤爪持つ左腕を狙って突き出される。武器よりも爪を封じようとするのは、毒の血を恐れる故だろう。その狙いは正しいと言えば正しい。そして「言霊」によって避け切る事は不可能、でもある]
グシャリ…!
[しかし黄金の穂先が貫いたのは、左腕ではなく、男がその手に提げていた布袋。投げつけるように振り上げられた袋は容易く破れて、赤い飛沫が飛び散る]
『うっ…!』
[その赤を目にした途端、迷い無く突進してきていた男は小さく呻いて、ばさりと黄金の翼を揺らす。思わず距離を取ろうとした相手の隙を、逃す謂れは無い]
私の血…だと思ったか?
[黒い蝙蝠の羽根を広げ、瞬時に宙へと身を運んだ男の唇が揶揄するように歪む]
毒の痛み如きに怯える者に、力など持たせられないな。
[言いざま、黄金の槍持つ右腕目がけてシャムシールを揮う]
『うあ…!貴様っ!』
[腕を斬り落とす事を全く躊躇わぬ刃を避けようとして更にバランスを崩し、ばさばさとせわしなく黄金が羽ばたき、高度が下がる。「言霊」を使うための心の余裕もすでに失われているようだ。
その体勢から、それでも必死に下から槍を突き出して来たのは、王という名を冠する男の矜持だったか。
だが、今度はその黄金を払うことも避ける事も無く、左の鉤爪が、ガツリと受け止めた。そして、鉤爪の下の生身の指を黄金の刃が傷付け、新たな血が滴り落ちる]
ポツリ…
[ほんの一滴、槍の持ち手に向かって落ちた、赤]
『ぐああああっ!!』
[途端、狂乱の形相となって苦痛の叫びを上げた男の手が槍を手放し、そのまま地上へと堕ちていく]
………
[地に着く前に、空中へと溶けるように黄金の男は姿を消し、同時に鉤爪に挟まれた槍もカードの姿に戻る。血を流した己の手にも毒の痛みは伝わるが、それはこれまでと同じように感じられる、だが、先刻の相手の狂乱ぶりは、ほんの一滴の毒に対する反応としては極端に過ぎた。まるで毒の効果が敵となった者に対してだけ強化されてでもいるように]
…これも力の一部、か?
[血塗れた手に残るカードには、宇宙そのものを象徴し、究極の魔術の成就をも意味する4体の幻獣と完璧なる人間の美しい姿が描かれている。
このカードを手にした者が、己を敵と見做すのは至極当然のことだった]
[程なくして、地上へと降りた男は、すっかり潰れてトマトソースの出来損ないのようになった破れた布袋の中身を一瞥すると、なんとか形の残っていたものを手に取って、一口齧る。
瑞々しく熟れたトマトは、思ったよりも乾いた喉に心地よく染みて、男は僅かに目を伏せた**]
/*
おはよーはよー
だよね! トマトって少し血っぽいよね!
ご利用誠にありがとうございます(ぺこ)
食べてもくれたw なんだかんだ優しいよね。
果たして、変化した能力とは一体。
/*
三行。
やっぱりパメたんかわゆし
オズワルド、余りカード回収ありがとうございます(誰も飛ばない罠)
次回、ギィローレル接触!
/*
黄金の王(何
NPCが約2倍に増えて賑やかになって参りました
(すぐ檻行きだけど)
個性バラバラで凄いね、これは。
よし、そろそろ独り言控える。また使いきらないように
/*
グレーテルについて。
翼への憧れ。
「空を飛びたい」と思うことを
純粋な願いと感じ、羨望する。
ずるい。一人でも叶えられるのは許さない。
根底は寂しさ? 置いてかれることが嫌なのか。
誰よりも高く飛べたら何か変わるのか。
現状から変わりたいと思ってる。
仲間外れ、がキーワードかな。
…その前に、ファーストコンタクトがどうなるか
未知数であるけれどど
(敵対なのか怯えられるのか怒られるのか)
/*
中の人の歪んだ子を歪んだまま愛でたい欲が強すぎてあれ
グレーテルがなるべく幸せな方向に持っていきたい気持ちと闘ってるよ…!
普通にグレーテルが勝者になった所で
幸せになるとは考えづらいんだよね。
結局心の問題だから、それを解決しない限り。
「何か変わるかも」と言ってるから、
その場合の変化パターンは考えてるだろうけど、現状ね。
今の所、グレーテルの接触縁故はわたしとローレルとオズワルドが居るから、
誰かがとっかかり作れば良いんじゃないかな…と。
/*
蟷螂の斧。己の弱さを省みず強敵に立ち向かうこと
それとは別に蟷螂のメスは後尾の後雄を食べてしまうこともあるから、強かさもあるかな。
き、強敵にはなれないかな…
わたしはきっと最弱だから(ふるえ
はっ!?待てっ、て!
[割れたカードは二手に分かれ、先程現れ消えたものとよく似た緋と碧の粒子へ姿を変え、宙を漂う。
流れ消えられる訳にはいかないと両手を伸ばすと、緋は左手に、碧は右手に纏わり付いた。
粒子は手に触れた端から形を取っていく、しかし慌てるが故に気付けず。]
…………よ、かった。
[鞘に入った短剣と金属製の棘棍棒がそれぞれの手に収まってやっと、安堵の息一つ。
鞘は腰へ固定して、棍棒は左手に、翼を開けば上空へと。]
― 西側/花畑近くの森 ―
[気配を探り辿り着いた先は森>>92。
しかしその上空に人影はない。
こちらを撒くため森に飛び込んだのか]
ナメんじゃ、ないわよ!
[少女は翅を後方向け伸ばすと、低空飛行で森の中へと突入する。
掠める程度の草葉は無視して、邪魔な下枝を鎌を振るって薙ぎ払い、それが叶わぬ太い枝があれば、後翅による姿勢制御で体を傾け回避した。
自身が嫌う虫の翅だが、小刻みな羽ばたきで飛行出来ること、飛行姿勢を細かく急速に変えられることが、この場では役に立っていた]
それにしても。
[ジグザグな動きで時折視界を横切る影を見ながら思考する]
あいつ……なんで飛んで逃げないのかしら。
[場所が場所だけに、必ずしも飛ぶことが有利という訳ではないのだろうが。
――また、翅の付け根が疼いた、気がした]
いつまでも、逃げてられると思わないでちょうだい。
[相手の体力も無限ではないだろうが、自身もまた、特殊能力に頼った飛行を延々と続けられる訳ではない。
眼の前に枝の疎らな空間が広がった瞬間、少女は動く]
はっ!
[鎌の柄を左手に持ち替え、分銅を斜め上の枝へ向け投げる。
鎖が絡みつくのを確認すると、後翅による加速を止め、両手で鎖を握り締めた。
枝を支点にした振り子運動が、前進を上向きの運動に変え、少女の体を木々の上向け打ち上げる。
枝葉を蹴り散らす派手な音は、相手の所へも届いたか。
鎌を手に眼下を見据えながら、少女は放物線に身を任せた**]
[駆ける。駆ける。木の葉が降り積もった獣道をひたすらに。
地で暮らすのに慣れた足は、
他の有翼種より走る事に関しては優れている。
ある程度大型の者はそこで振るい落とされ、
小柄な者でも障害物に阻まれ、飛翔のスピードを維持できない
――はずだったが]
さっきより近づいている――!?
[一層明滅する【悪魔】を隠す様に懐に押し込み、
駆けながらも思案する。
精密機動する能力を得た者か、あるいは…森に特化した有翼種。
前者はともかく、後者から推測するのは易い]
― 西側/花畑近くの森 ―
[木々の上へ飛び上がったのは挑発半分、偵察半分。
警戒は続けながらも、一時羽ばたきと力の放出を停止して、枝葉の隙間から見えるはずの相手の姿を探る。
しかしそれは、影に溶け込んでいるのかはっきりとは見えず。
更に]
――ナイフ!?
[空間から現れた黒い短剣。
それは木々の葉を縫い止め、上空から森の中への視界を完全に塞いでいた]
ふん、そんな芸当が出来るなら、こっちに向けて飛ばしてくればいいでしょうに。
[一時的に相手の姿を見失い、その間に距離を離されただろうか。
隙間を埋めるよう重ねられた枝葉の上に着地して、息を整えつつ周囲を見渡す]
しかし……ナイフね。
あんな力を持つ奴なんていたかしら?
[呟き、思案する。
自分のように元来の能力ではなく、カードから生み出す形で武器を得た者もいるだろう。
そして――カードから得た情報に、投げナイフと書かれていた人物のことを思い出す]
……あいつか。
[呟く声は低い。
鎖鎌を握る手にぎり、と力が籠る]
そう、道理で……飛ばなかった、のね。
[今思えば苦肉の策として走った訳ではない。
あの速度は翼に頼らず、常に地に足を着けている者にしか出せないものだ]
[相手から仕掛ける気は、どうやらないらしい。
ならば自分が立ち去れば、この場は収まろう。
でも、と、少女は翅を開く]
奪ってやると決めたんだ。
ここで逃げるようじゃ……負ける。
[痛みや恐れに背を向けるようでは先が思いやられると、自らを奮い立たせ。
ゾフィヤが逃げたと思しき方角向けて飛び立つ。
相手の正確な居場所はわからないが、障害物がない分、速度だけは先程以上に出せた*]
/*
誰かと会話しようと言う気概がキャラに無くて困ってるなぅ。
ローレルはギィの方に行ったんだな。
残ってるのはロヴィンとパメラ…うーむ。
ロヴィンは時間軸がまだ追いついてないか、そうなるとパメラだが、目撃されてるのに気付いてないことにしてしまったのでぐぬぬ。
ここはさくっとシメオンと会話しに行って、更新後にバトル仕掛けて早めに終わらせて他の奴らに絡みに行った方が良いかな。
空にずっと人がいる。
[追いかけっこをしたり、空へ飛んだり。くるくると鳥かごの中で踊っているようにも思えて。
思えば静かな田舎の村。連れてこられたものが騒動を起こす事はあって、取り押さえられる事はあったが、こんなに大人数が暴れて回る事は無かったように娘は思っていた。]
…楽しそう。
[ふいに足を止めた娘は、何を考えているのかぼんやりと空を見ている*]
― 公園/木の根元 ―
[しばしの休息の後、受けた傷の具合を確かめてから立ち上がる。
顔への打撲であるために薄い青痣には気付けないが、動くには問題無さそうだ]
…………
[カードは胸ポケットに、無手となった両手を握り締め、背の翼を広げる。
音無く羽ばたくと、真直ぐ上空へと飛び上がった]
― 都市上空 ―
[目的の場所へと辿り着くと忙しなく翼を羽ばたかせ、不恰好ながらホバリングをして眼前の男に視線を向けた]
……お前ぇ、何モンだ。
この都市の住人じゃあねぇだろ。
[断定的な問いは、霞色の翼を持つ者へ*]
……撒いた?
[闇の濃くなった森の中を縫って、駆けていた足を緩め。
太い幹の一つにもたれかかり息を整えた。
滴る汗が乾いた血と混ざり合い、じくじく沁みる。
指で赤を拭い、目指す方向を睨みつけた]
グレートヒェン……
[あの芸当は鳴無ではありえない。ならば、残るはただ一人]
あなたは、追いかけてくる……?
[ずっと避けられていた相手。近寄れなかった人。
今こうして追いかけられている皮肉に、湿っぽい笑いが零れた]
――行こう。
[ずっと幹と同化して居たがる身体を叱咤して動かし、歩を進める。
当初の目的地である山小屋へ。
ここまで嗅ぎつけられたのは予想外だったけれど、
セーフティスペースを確保するのは悪い選択ではないはず]
わたしは……
[ムゲンに至るための二欠片を胸に抱きしめた鴉の表情は、
光射さぬ森の中、見えぬまま]
― 山小屋 ―
[まっくら森を抜けて、陽が射し始めた森の中。
少し開けた場所にその小屋はあった。
ややも小走りで戸口を捻り、飛び込む]
水ある、薬はないけど、包帯になりそうな物も。
[手早く傷口へ簡易処置を終え、
濡れて額にへりつく前髪を大雑把に拭った。
……少し考えて、木のコップを二つ取り出した。
それぞれに水を注いで、小屋を出る。
入り口に座り込んで、じっと空を見上げた*]
― 管理棟付近 ―
[ふわ、ふわ、と覚束ない足取りで前へと進む。
他の場所でも戦いが起きている事は、気配で感じられた]
……みんな、自分の目指すもののために、『力』を振るってる……。
[『星』のカードに触れれば知れる幾つもの情報。
カードが推移するのを確かめつつ、進めたいた歩みが不意に、止まった]
― 都市上空 ―
……おや。
[音もなく近づいてきた者が問いを向ける。
それが、先ほどからこちらに意識を向けていた相手と気づくと、『紡ぎ手』は、にこり、と笑んだ]
ようやく、自ら動いてきたか。
[楽しげな口調でそう呟いた後、ふ、と一つ息を吐き]
……私は、私。
『悠久』なる『天』に在りて、『流れ』を見つめるもの。
この都市の者ではない、というのは、間違いない。
[断定的な問いに対するは、吟ずるような答えと]
……君は私にそれを問い、そして、何を得ようとしている?
[どこか愉し気に紡がれる問い返し、ひとつ]
/*
自分の二つ名を間違えてるという残念さ...しかしソロールだから、そっと埋めて置こう(ざくざくざく)
どうでもいいですが、二つ名とかNPCバトルとかのハードル高すぎだぞ、この村!(笑)
そしてローレルのその振りは...対戦申し込んでもいいってことですかね?
いや、昼間ずーっと、そこが一番申し込みやすいなあと迷ってたんだけどね。
/*
自分でも、今朝言われるまで忘れてたんですが、明日は花菖蒲を見に行く予定が既に入っていたのですよね……!
うっかりすぎる。
― 山小屋 ―
[どうやらゾフィヤとの距離は思った以上に開いていたらしい。
しばらくはその姿を見つけられないまま、森の上空を彷徨うことになる。
相手にとってはしばしの休息の時間となるだろうか]
[見通せないほどに木の葉の茂る一角を通り過ぎると、少し開けた場所に辿り着く。
そこにある山小屋は、上空からでもすぐに見付けられた]
山小屋ねぇ……食べ物とか置いてあったりしないかしら。
[かっぱらうのは前提で考える。
これからの戦いを思えば他に確保すべき物はあるし、既に枝葉による引っ掻き傷はあちこちについてしまっているのだが、その辺りには考えは及ばないらしい。
入り口に座る黒い影>>110に気付いたのは、そんな時だった]
……何してんの、あいつ。
[散々不意討ちを警戒してきた少女にとって、これは予想外の行動だった。
待ち伏せかと思いきや、その手には武器すらなく、如何にも無防備に座り込んでいる]
ほんっと、調子狂うわ。
[相手にも聞こえようかという程に大きな舌打ちをすると、少女は鎖鎌を元のカードへ戻す。
そして山小屋にほど近い木の天辺に舞い降り]
――どういうつもり?
[数m下の相手を、険のある眼差しで見下ろしながら、問うた*]
[ す、と眼前にシャムシールを持ち上げ、血に濡れたままの左手の鉤爪を、その刃に滑らせる。
鈍銀に薄らとかかる緋の陰は、それが不吉な毒を帯びたと報せるもの ]
欲しいなら、来い。
[ いつでも相手になる、と口の端を上げる。
けれど、自分から仕掛けぬのは、未だ身に帯びた傷の手当が終わっていないせいだ。
血を流したまま戦うということは、全身に毒を帯びたまま戦うのと同義だ。それは、双方にとってチャンスであると同時に、リスクでもある ]
― 都市上空 ―
[ようやく、と紡がれる声>>113にオズワルドは眉を寄せた。
待っていたかのような言葉の意図が理解出来ずにいたため。
その表情のまま、問いの答えたる言>>114を耳にした。
詩人を気取るような言葉選びは、遠回しに聞こえてかなりもどかしく感じる]
天に在りて流れを見つめるもの…ね。
神だとでも言いたげだな。
……声を聞いて確信した。
この騒ぎはお前ぇの仕業か。
[愉しげな問い返しに返す言葉も断定的に紡がれた。
外へ、と誘った声は間違いなくこの男のもの。
そこからこの都市に起きた”異変”の原因だと断定する。
この言葉でオズワルドが何を得たかは相手も察することが出来よう]
………仕掛け側の割りに、随分カードを保持してるようだが?
[更なる問いかけは納得行かぬと言った態で紡がれる]
お前ぇが集めちゃ意味ねぇんじゃねぇか。
[言葉の裏に潜むのは、本当に外へ誘う気があるのかという疑問]
/*
参加人数的に仕方ない部分を敢えて突く(鬼
勝てたら取得するのはエンペラーになるかな。
意思被せ。
と言うか、バトル仕掛けに行ってからエンペラー以外合いそうなのが無いことに気付いた(
/*
今、ローレルと対戦希望出さないのは、オズvsシメオンがあるからなんだけどね。というか、誰か割り込んでくるパターンの方が美味しいのかと思ったりもする。
バトル土日の方がいいのよって人、他に居ないのかしらね?
[睨み付けるこちらに対し、笑顔と共に向けられる誘いの言葉>>121。
たっぷり数秒かけて考えた後、足元の枝を蹴り、彼女の前に着地する]
暢気なものね。
今の状況わかってる?
[ずかずかと近づき、差し出されたコップを奪うように手にした。
既に2枚目のカードを手に入れ、傷を負ってもいるゾフィヤには言わずもがなか。
それでも笑顔の彼女に対し、こちらは苛立ちを隠さない]
――で、話って?
[それでも、促すように声を掛けたのは。
苛立ちのままに手を出したら負けという、やはり意地のような感情からだろうか*]
― 都市上空 ―
[眉を寄せるオズワルド>>119に向けるのは、愉しげな笑み。
吟ずるような物言いが思わせている事など気にした様子もなく]
……さて、どうだろうな。
君が『
[どこか謎掛けめいた言葉を紡いだ後。
断定的な言葉に、く、と愉しげな笑い声を漏らした。
否定も肯定も、言葉にはしないが。
その態度は十分肯定と判じうるものだった]
……ああ、これの事か。
[カードの保持数の事を問われる>>120と、ふわり、手の上に先ほど『審判』の主から得たカードたちを浮かべて見せる]
私も、不本意なのだがな。
……『デュエル』の在り方に添わぬ形で、複数を得た者を『魂の檻』に送ったため、私の手元に残ってしまった。
[言葉の裏に潜む疑問は、薄らと感じ取りつつ。
複数を所持する所以を説明すると、『紡ぎ手』はす、と目を細めた]
……力を望むならば。
成就を願うならば。
私から、奪ってみるか?
[一転、冷えた声音で向けるのは、力を得る意思を問う言葉]
/*
うん、他が様子見状態になってるな、多分これ。
まあどっちが落ちても大して問題ないペアだし、このまま行くのが無難か。
二日目一戦だけだと墓下ぼっちになるしねえ。
……うん、そうだね。
色々あるんだけど…まず。
グレートヒェンの方から来てくれると思わなかった。
何か、皮が剥けるような事…あったのかな。
[ずっと避けられてたことを例に出し、尋ねる。
鴉を厭っているなら、気づいた時点で避ける可能性もあったから*]
/*
二戦平行?
問題ないない、むしろどんとこい……!
明日の昼間はいないけど、明後日は一日まるっと空けられるからね……!
わかってるならね――……
[何故無防備に自分を待ったのか、という問いは呑み込んだ。
結果として、自分は堂々と待っていた相手に、手を出せなかったのだから。
ぐ、と喉が鳴ったのを誤魔化すように、手にしたコップの中身を飲み干す。
飛び続けていた体は存外に水分を欲していたらしく、思わず吐息が漏れる]
[そこに投げ掛けられた問い>>131。
少女はゾフィヤから視線を逸らし]
別に。
あんたのカードを奪えば、少しは気が晴れるかと思っただけ。
余計な事考える前に、ね。
[空になったコップを、相手へ向けて放る。
そしてその手に呼び出すのは鎖鎌]
それで、その気持ちは今も変わっていないのだけれど?
[即座に手を出す訳ではない。
が、あくまでこの会話は、武器を挟んでいるからこそ成立するのだとでもいうように、鋭い眼差しを向ける*]
/*
そうね、素直に会話して若干決意鈍ってる辺り、私も甘ちゃんね。
[過去に数回同じことやって本来の性格どこーになった人]
― 都市上空 ―
[シメオンから返る言葉>>126ははきとした答えとならない。
すっきりしない感覚にむず痒そうに表情を歪めた。
断定した言葉にも明確な回答は無い。
けれど、それだけは肯定であると受け止めるに至る。
そのような雰囲気を彼が醸し出しているためだ]
不本意…?
……へぇ、『デュエル』の在り方なんてもんがあるのか。
少なくとも俺は何も聞いちゃいねぇが。
[宙に浮かび上がるカードを見遣りつつ耳にする問いの回答>>127。
それにぼやくように言いながら、その言葉からシメオンが『デュエル』の管理者である確信を得る。
違反した者にペナルティを与えた、と言う意味なのだろう。
この流れから、『魂の檻』とはカードを奪われた者が送られる場所なのだろうと言う推測を立てる。
消えた『節制』の保持者も、恐らくはそこに送られたに違いない]
/*
グレの感情→会話のために近づくのは厭。戦いを仕掛けるのはOK。
なのでまあ、話し掛けた時点で若干ミスってる。
とはいえ物を盗んだり壊したりはしても、人を傷つけるのは躊躇なく出来る性格ではないかな。
―住宅地:上空―
よーう!ルートのおっさん!
今日もオハナシの為に来た…んじゃねえんだろ?
[舞い上がったのは視界の端に見慣れた白羽が映ったからで。
それは「ハーミット」の持ち主、定期的にやってきては『籠の中の平和』について講釈を垂れる男だった。
名はよく覚えている。『御扇託』ルートヴィッヒ、だ。]
やあ!ロヴィン君じゃあないか。
今日も君の言う所の同じ話さ。
――籠の中こそ安寧であり平和であり。私たちは此処で保護を受け暮らすのが最善。これはいつも言っているね?
では何故此処にいるか、それは外を目指す者を止める為で…
[煌々と輝く瞳で語る姿はいつ見ても滑稽で仕方がない。
これでも一定数の支持を得ているのだから不思議な事もあるものだとさえ思う。]
で?俺は外に出てやる気だ。
勿論お前の話を聞く気もねえし、どうなんだ?
[右手を腰へ回しつつ、止まらない演説に堪らず口を挟む。
相手はさも残念そうに眉を下げ、その手にはレイピアが現れた。]
では、仕方ありません…ね。血生臭いのは好まないのですが…ッ!
[突如迫り来る向かい風、これこそ男の名に扇の入る所以だ。
自在に風を繰る事で速度の増した切っ先が迫り来る。]
なんだよ来んのかよ!
[叫びと共に大きく羽ばたけど、切っ先は左の脛を掠め、僅かに血が滴る。
一瞬顔を顰めるか怯んでいる間も気もなく。]
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