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元小間使い ユーリエ の役職希望が 背信者 に自動決定されました。
戦いはいよいよ現実のものとなった。
吹き上がる戦火は、人々に選択を迫る。
自ら望んで戦いに身を投じるもの。
守るもののため、武器を手にするもの。
才覚一つで、戦乱の時を乗り越えようとするもの。
戦火に紛れ、己の目的を果たそうとするもの。
戦いを見守り、あるいは止めようとするもの。
己の思惑を果たせるのは誰か。
思いの剣が交錯する先へ、歴史は進む。
どうやらこの中には、村人が1名、人狼が1名、背信者が8名いるようだ。
薔薇園芸家 ローゼンハイムが「時間を進める」を選択しました
それでは、最初の課題を出しましょう。
【レッスン 1】
源氏名を与え、受け入れさせること
酒(媚薬でもよい)を与えて酔い方を調べ、問題があれば指導すること
★次の課題投下は、4/21の夜23時頃です。
【追加イベント】
展開に詰まったり、与えられた課題をクリアして暇になったりしたら、以下の追加イベントを発生させるのもいいでしょう。
好きな番号を選んでもいいし、ランダム[[1d6 ]]でも可。
基本的に雛鳥の身に発生するイベントという想定ですが、庭師に起きたとしても構いません。
また、周囲に影響のない範囲で、ここにないイベントを起こしても構いません。
1. 体調不良 (発熱・声がでない等)
2. 手紙が届く (脅迫状・昔の知り合い等)
3. 所持品がなくなる (盗難・紛失等)
4. 街/森へ行く (買い物・脱走等)
5. 相方について噂を聞く (前歴・恨みを持っている者の報復計画等)
6. 行方不明になる (誘拐・うっかり閉じ込められた等)
村の更新日が延長されました。
/*
わーわー
どきどきのレッスン&追加イベント〜〜
なるほど〜〜(どきどきわくわく)
そういえば表発言1回はしないと…
と思ったら凸死なし設定になってるのかな
[彼女がヘッドボードにもたれると、素早く両手を掴んで後ろ手に回す。
抵抗されつつも柵状になったヘッドボードに手を縛り付ける。]
どうだ?これで逃げられもしないし抵抗もできないだろう?
[彼女の頭を両手でつかむ。]
/*
システムバグ??
2015/04/19(Sun) 23:03:46のマリエッタのメモが
ギィのメモになってる…?
あぐっ⁉︎あうっ‼︎
[後ろに手を回されベッドボードに縛り付けられる。両手で頭を掴まれ、何をされるのかわからない恐怖に包まれた瞳で彼を見つめる]
[ショーケースから取り出された石は白や青や黒の色が混じりゴツゴツしていた。]
なんの価値もない ただの石ころ以下…
ファミル様は 私がその原石だとおっしゃるのですか
買い被りです
私はただの石ころです
磨いても―――光りませんよ…
− 浴室 −
[身体の中で蠢くものが臓腑を犯す。
否応なく意識があの強姦の場に引き戻された。
今は枷や多勢の手に囚われているわけでもないのに、逃げ出せない。
呼び覚まされた萌芽が湯に火照った身体をなおも炙る。]
いや… だ、
[頑なに否定するのは癒しを伴う行為そのものではなかった。
「おまえの身体は、感じる素質を持っている」と教え導こうとする声に、「国元に戻ったところで皆、持て余す」と嘲笑った海賊の呪いがオーバーラップする。
「現実を見ろ」 快楽に屈したら、「おまえみたいな淫売」 誰からも蔑まれて、「はしたない声を垂れ流しながら足を開いてるのがお似合い」 帰る場所をなくしてしまう。
だから、]
快楽なんか 欲しくない。
[柔らかく握り込まれた雄を引き戻さんと腰を落とす。]
あははは!私が嘘をついてなんの得があるんでしょうか!
考えてもみなさい。
そんな嘘をつかなくとも、力ずくで君をどうにかできるのですよ。
拘束具で縛りつけ、薬付けにすれば完成です。
私には造作もないこと。
そこまでしなくても君はその体をもって、今さっき知ったばかりでしょう。
[秘部にするっと手を差し入れて]
いいか?お前がどんなに嫌がろうと、もう決まってしまったことなんだ。抵抗しても無駄に苦しむだけだぞ?
[そう言って、彼女の前に立つ。彼女の眼前に屹立した自分のものが見えるように。]
それに前金なんてはした金だからな。お前は高値で売れないと家族を救えないんだろう?
[脅すことは慣れていないが、こういうやつは一度絶望に叩き落として抵抗する気を削がなくてはならないのだ。]
いいか?お前がどんなに嫌がろうと、もう決まってしまったことなんだ。抵抗しても無駄に苦しむだけだぞ?
[そう言って、彼女の前に立つ。彼女の眼前に屹立した自分のものが見えるように。]
それに前金なんてはした金だからな。お前は高値で売れないと家族を救えないんだろう?
[脅すことは慣れていないが、こういうやつは一度絶望に叩き落として抵抗する気を削がなくてはならないのだ。]
光るか光らないかは、私が決めること―
君が判断すべきことではないです。
もっと教え込まないとだめでしょうかね。
さっきみたいに、鳴きなさい。
エレオノーレ―
[鏡の前に両手をつかせると、後ろから熱を無理やり突立てた]
あうっ…。
[屹立した彼自身を見せつけられ、顔を横に逸らしたい。けれど、彼に両手で掴まれているため虚しくもそれが叶うことはなくて…。
家族を救えないと言われれば、従うしかないのか。と思った。
ここまでくれば、後は何をされるかなんてだいたい想像がつく。
だからこそ、目尻からは涙が溢れていく]
[驚いた―――。
ファミルが大きな声を出してこんなふうに笑うなんて思ってもいなかった。
話の内容よりも、まず真っ先にそのことに驚き
少し人間らしいと思えたが
やっと内容が頭に入ってくると
やはり恐ろしい方だと畏怖した。
ファミルの手が花に触れれば あっ と吐息を漏らした。]
[みるみる急変する顔色を見て、自分の過ちに気付いた。
怒らせてしまった―――
立ったまま、後ろから拓かれれば
まだ痛みの残る躰が悲鳴をあげた。]
ああーーっ!!
ファミル 様っ
[前には縋りつくものもなく、自分の拳をぎゅうと握った。]
泣かれても困るんだけどね。
[リング状の猿轡をされて、閉じることのできない口に少しだけ自分の分身をいれてやる。]
ほら、舌で舐めてごらん。
[頭は動かないように両手で押さえつけながら、声音だけは優しく言う。]
君は自分を卑下しすぎですね。
それとも無理やりがされるのが、好きなのでしょうか?
無理強いするのは私の趣味ではないですが、選んだのは君です。
…私を愚弄しましたね。
売られた気持ちを知って隠してたことも、泣いてばかりの君を心配した私が馬鹿でしたね。
言ったでしょう?
私を裏切るものは誰であろうと決して許さないと―
[「光らない」と言ったエレオノーレに、怒りを覚え彼女の気持ちをよそに犯すように攻めたてた]
…いい声です。
もっと喘いでみせなさい…!
今日は眠れません!覚悟してなさい!!
[本来果てることの知らない熱を、強く出し入れしては満足そうに微笑んだ]**
んぐっ…‼︎ううっ…。
[初めての臭いと奥にまでたどり着くソレに舐めるどころじゃなかった。
優しく言われても初めての匂いはどこかねっとりとしていて、熱のある臭いにむせ返った]
こほっ…こほっ…。
んぐっ…‼︎ううっ…。
[初めての臭いと奥にまでたどり着くソレに舐めるどころじゃなかった。
優しく言われても初めての匂いはどこかねっとりとしていて、熱のある臭いにむせ返った]
こほっ…こほっ…。
…おや。
[拒絶は、想定よりもずっと強いものだった。
強張る身体のうちに恐怖を読み取る。
心に刻まれた深い傷。
むやみに広げれば、壊れてしまうだろう。
人間は、とかく壊れやすい生き物だ。]
仕方のない子だ。
[直接中心に触れるのを止め、代わりに背中から抱き寄せる。
両腕の中に閉じこめて、首筋に唇を寄せた。]
交わりも営みも、本来もっと佳いものだよ。
快楽は愛の結実で、喜ばしいものだ。
おまえには、そこから教えなくてはならないようだね。
愛を交わす悦びと、
身体の声に従う素晴らしさを。
[最初のように、彼の身体を抱き上げて湯から立ち上がる。
彼の中に潜り込ませた闇は、そのままにしておいた。]
[忘れていた。
庭師は絶対的存在であったことを。
口答えをしたことに対し怒りを露わにして攻め立てられれば
膝の力が抜け、自分で立っていることが出来なくなった。
先程とはまた違う
荒々しい教えだった。]
…ファミル様…
申し訳あり ません
愚弄なんて して ません
許して ください
もう……あぁあっ
お願い…です…
[ガクガクと揺らされながら、息も絶え絶えに懇願する。]
ほら、舐めないといつまでもこのままだぞ。
それとも奥までつっこまれたいか?
[動かない彼女を脅す。]
んうぅ…。んっ…、こほっ、んうぅ…。
[初めての熱くねっとりとした臭いにむせ返りながらも彼の言うとおり舌で舐める。
不慣れなせいか、上手くできているのかわからない。けれど、今は彼の言うとおりにして楽になりたい]
[怯える芯を包囲する指は解かれ、宥めるような抱擁に迎えられる。
無理強いなどするつもりは端からないというごとく男が紡ぐ詩的な言葉。]
そうあれれば、 いいと思う。
[その肩に額を伏せて頷いたのは、世辞でも、男の言った結果を欲したからでもなく、暴力で損なわれることのなかった男への信頼からの同意だった。]
[海賊たちに数えきれないほど陵辱されて、それでもベリアンは自分から腰を揺らすことはなかった。
海賊船長の指摘はあながち嘘とも言えず、陵辱されながら快楽を感じてしまったら、誇り高いベリアンはおそらく正気ではいられなかったろう。
防衛本能はあえて肉体のシグナルをシャットダウンして不感症に陥らせた。
今もベリアンは自分を嬲った海賊の言葉に縛られて、抱擁の快楽に溺れたら王子として国に戻ることも、当たり前に人と付き合うことも許されない性奴隷に堕ちてしまうのだと信じ込んでいる。]
汝を嫌って拒むわけではない。 それだけは──わかってほしい。
[切なさを滲ませて囁き、浴槽から出る男に運ばれるままに任せた。]
[ファミルの欲望のままに貪られれば
最後に残っていた何かが崩れ落ちる
逃げられない…
恐怖と悲しみが心を埋め尽くしていく
恐怖は自分を支配する絶対的な存在
悲しみは逃げ場がないことへの絶望感と
愛されていないことからくる孤独感
捨てられ
誰も―助けに来ない
エレオノーレの翼はもがれ
心は空虚だった]
ファミル様…
[薄れゆく意識の中で、静かにその人の名を呼んだ。**]
/*
わあーん
ファミル様にデレたいデレたい
全然伝わってない(私のスキルが残念すぎて)
もっとほのぼのしたい
脱走しようとしただけで
こんなに怒られると思ってなかった〜〜(じたじた)
管理される気がなくとも、お嬢ちゃんは今は籠の鳥だ。
[ぶら下げたマリーと目を合わせ、噛んで含める様に言い聞かせる。
少女を持ち上げる膂力に反し、その表情は何処か、
申し訳無さそうなそんな顔で]
鳥籠から出る方法は一つ。
鳥籠から出るに相応しい小鳥となる事。
お嬢ちゃんみたいな元気過ぎる雛鳥は、出す訳にはいかなくてな。
ここから出たいのなら、がんばる事だ。
――――俺一人くらい、簡単に誑し込めるくらいにな?
そうそう、軍服で逃げると目立つ。
良く覚えてたな。偉いぞマリー?
[ベッドの上に取り落とされ、
足首を負傷した少女は猫のように丸まって。
その彼女の横に、腰を下ろすと、桜色の髪を、ふわりと撫でた]
あとなぁ、この髪も目立つんだよ。
……この国にはいない色だ。
[そしてもう、彼女の国にも――――…
失われた一族だけが持つ、美しく哀しい幻の色。
その滑らかな手触りを楽しみつつ、ふと、思いついた]
…――――プリムラ。
マリー、俺と二人の時はマリーで良いが、
誰かに自己紹介するとき、これからマリーはプリムラな?
源氏名っつって、雛鳥としての名で……
春、一番最初に咲く花だ。
[ぴったりだろう?と、目元を細め。
マリーが身を起こせば、ようやくその手を離す]
デザートか……ま、いい子でできたらだな。
マリーは何が食べたい?
[……食べ物で釣る事にしたらしい]
誑かすってなんですか。
[挑発の類ではなく、ごく真顔で。
頭上に?でも浮いてそうな問いかけは、
だが、すぐに掻き消えた]
…………?
[偉いぞ、の言葉にふふんと誇らしげにしようとして。
伸びた手にびくりと身を震わせ、強張らせながら。
何故か優しく梳かれたことに不思議げに]
な、なんです、か……。
[問いかけというよりは戸惑いの響き。
閉ざされた扉の向こう側から、
戸を叩き、鍵を解く音が、聞こえるような――]
[――そんな記憶の扉が緩む出来事など無かったように。
瞳を輝かせ元気よく軍服のボタンを外し、ソォイした]
いい子なら任せとけですよ!
エックレール!
とーぜん、カスタードのですぅ!
[中のタンクトップや下着がわりのさらしが無残なことも忘れて、
口端から涎でもたらさんばかりに――
実際、ちょろっとたらして、ごっしごししながら]
昔、一度だけ食べたことあるですよ。
アーモンドチョコレートがかかった、
いちばん美味しい奴を要求してやるのです。
ふっふー、あ、名前なんてどうせ偽名だからどーでもいいですよ。
プリムラでもなんでも好きに呼びやがれなのです!
[両手を無邪気にあげて、にこにこしている。
これに雛鳥の適性があるかなど、見てわかるレベルであった]
["誑かすってなんですか。"
心底不思議そうなマリーの問いに、
男はほんの僅か考えこみ]
なんというか……
己の魅力で、相手を骨抜きにするって事かね。
それが出来る様になるのが最終目的だな。
がんばれマリー、お前ならできる。
[そんな事を、無責任に言っていたが……]
[ 目の前で、 軍服が、 宙を待った。
――――そして、タンクトップを押し上げる、
はち切れそうな双丘が顕になって]
カ、カムバック恥じらい……
じゃない、よし、いい子だ。
エックレール……アーモンドチョコの……?
判った、用意させよう。
[多分菓子の名前だろうと検討をつけ、
素早く両腕を上げた彼女の胸にメジャーを当てる。
さらしは当然全て解け、
薄手のタンクトップの胸元は、臍近くまで切り裂かれていた。
しかしながら、マリーの表情はにこにこ笑顔で]
おま……、すごいな……
[そんな事を言いながら、アンダーに続き、トップバストを採寸する。
メジャーの紐が、彼女の乳房を緩く締め付けて]
誑かすして、どうするですか。
[恐らく分かってない表情は、まだ不思議そうにしたまま。
けれどそんな能天気は、
ぷるぷると揺れ動く弾力に触れる質感で凍り付いていた。
固まった笑顔が下へと落ちる。
もちろんその光景を目にして、思考を固まらせること数秒。
メジャーだけでなく、指先も時折触れることが余計に――]
ぎ……
[き、ではなく濁音が付いてることで、
賢明なる庭師の方々にはお分かりではあるだろうけれど]
ぎゃーっ!!!
[そんな色気の欠片もない悲鳴と共に。
上げていた両手が、
勢いよくディタの脳天に叩き落されたのは言うまでもなく]
[脳天直撃のその後で、
慌てて両手で双丘を隠しながら。
涙目で抗議したセリフがこうでなければ、まだ救いはあった]
な、なにするですか!
チョコレートのエクレールも追加するです!
[毅然として堕落から距離をとっていたい矜持と、強いられるままに男を迎え入れて悦ばせるべく馴致されてしまった肉体との乖離。
黒衣の男はその逆鱗にたおやかな指を伸ばした。
ベリアンが身を捩り、逃れんとしたのは現実と向き合う痛みなのだろう。
「おまえを、美しく輝かせたい」と男は言った。
そこに嘘や悪意は感じられない。
恩人でもある彼を突き放したくもなかった。
それは論功行賞で報いるべしという義務感に留まらず、想いはいまだ声にならぬままに、ベリアンの視線と指先を掠める。
けれど、彼の勧める行為を快楽として受け入れてしまったら──その先になど進めるものか。]
[これまでも官能や劣情とは無縁で生きて来られた。
それを変えるのが怖い。
細心の注意で悪徳を排除された留学生活を送ってきたベリアンには、そもそも知識が欠けていた。
男に貫かれるのは初めてだったが、女を抱いたこともない。娼館に足を踏み入れた試しもなく(その定義すら確とは把握しかねるほど)、忌避すべき性奴隷という底辺存在もいまだ直感的な想像の産物である。
こうして恐怖を感じている性的な刺激が、王族として世継ぎを作るためには必要なのだと知ったら煩悶すること間違いなしだった。]
自分でもどうしていいかわからない。
だが、流されれば、悔いるだろう。
[忘れていた疲労が重くのしかかってくるのを感じて、ベリアンは瞼を落した。]
/*
ファミルがいたw おはよう。
プロローグのメモから書き直すことがなんらないのでメモ貼りすらしていないおれ (←
皆の秘話どうなってんだろう。
天声レッスン内容なんてとっくに越えた先まで行ってそうなw
いいでしょう、許してあげますよ。
私の熱が果てるのなら!
君が初めて男の体を味わったように、私は久しぶりに果てる快楽を味わえた。
とてもよかったのです。
エレオノーレ、君を犯すほど可愛がりたい―
もっともっと楽しませてくださいね!
っ…!!
[繰り返される一方的な情事の数々―
売られて可哀想と思った気持ちは、消え去りただただエレオノーレを落とす行為は繰り返される]
ん?なんでしょう。
エレオノーレ―
君が私を呼ぶのもとても好きですよ。
なんですか、もっとほしいのですか?
[意識を失いそうなエレオノーレをよそに、無我夢中で腰を振る。
両足を持ち上げると、鏡に映る自分らに微笑むと]
見てごらん!
私と君がこんなにも淫らに繋がっているよ!
楽しいだろう!
ふふ、いいよ…いいよ…エレオノーレ…!!
[言葉通り空が白んでくるまで、エレオノーレと繋がりを絶たれることは*なかった*]
/*
ちょっと待って…
立ちバックから両足を持ち上げて て…
背面駅弁…(しろめ)
\ファミルサママジオニチク!!!/(褒め言葉)
[懊悩し煩悶する若者を柔らかな布で包む。
未だ服を与えぬままに彼を抱え上げた。
自身の服は、いつしか乾いている。]
一度、部屋で休むとしようか。
[疲労の色濃い彼に囁きかけ、そのまま浴室を出た。]
― 廊下 ―
[浴室から出てきた時も、やはり腕に布の包みを抱えていた。
正確には、布で包んだ人間を、だ。
自身の部屋へと戻る途中、「鳥籠」の使用人と行き合う。
そこで、「鳥籠」に新しい雛が何羽が来ていることと、
「鳥籠」の支配人から出された課題の話を聞いた。]
ああ、面白そうだね。
やってみよう。
[頷き、支配人によろしくと言伝て、部屋へ向かう。]
― 自室 ―
[部屋の前で足を止め、重厚な扉に白い指を伸ばす。
重い音を響かせて鍵が外れ、扉が外側へ薄く開いた。]
おまえはここでしばらく私と過ごすことになる。
わかるね?
[腕の中の人間へ囁きかけ、部屋の中に踏み入る。
ふたりを呑みこんで扉が再び閉ざされ、
廊下には静寂が戻った。]
誑かしたら、そりゃ相手を思うのままに操れる訳だからな。
エックレールとやらも食べ放題だろうし、
わがまま言い放題だ。
……それか俺を誑かしたら、此処から逃げられるかもだぞ?
[とりあえずのモチベーションにでもなればと思い、
少女の胸を採寸しながら、そんな事を言ってみた。
――――とは言え実際は、出荷予定に無い雛鳥の逃亡は難しいだろう。
例え庭師である自分を出し抜いたとて、
"調教中の雛鳥に逃亡された"とあっては、鳥籠の沽券に関わる。
故に、もし逃げるならば――――…
薄手のタンクトップ越しのみずみずしい弾力を楽しみながら、
男がそんな事を考えていた矢先だった。
耳をつんざく悲鳴と、そして――――…]
[苦痛―――。
一方的な情事。
ファミルの声は愉悦に満ちていた。
どうすればこの責め苦から逃れられるのだろう―――
下を向いた顔は歪み、ただひたすらに耐える。
自分の身に起きていることに現実味はなく
こうされているのは自分ではないのだと
どこか他人事のように思いながら。]
[
………夢ならいいのに
途切れ途切れの意識の中、夢も現実もわからなくなる。
ふっ
突然体が浮き上がり
鏡に映し出されたのは
ファミルと深く繋がる―――紛れもない自分の姿。]
[両足は虚しく宙に放り出され
ふわふわとした浮遊感に包まれる。
鏡から顔を背けても
繋がれた場所だけがくっきりとした意識を持ち
状況を伝えてくる。]
ファ…ファミル様……
……もう ッ――
やめて くださ……
[エレオノーレの心を置き去りにして
痛みはわずかに痺れを孕み
じんわりと汗を滲ませた。*]
うぐぉ!?
[ ……べしゃり。
胸元近くへ顔を寄せていた所に、脳天への鉄槌が直撃した。
あえなくベッドへつっぷして]
い、良い一撃だ――――…じゃねぇ、なにすんだこら。
そーゆー事ばっかする様なら、ずっとこう、だぞ?
[くらくらする頭を抑えながら、身を起こし。
ズボンのポケットから取り出したのは、先程解いたネクタイで。
胸元を隠そうとする彼女の両腕へと手を伸ばすと、
くるり、と、そのままの位置で拘束し]
[王子としてかしづかれることに慣れているベリアンではあるが、誰にでもその忠誠を期待してはならないことも心得ている。
ましてや異国においてだ。
黒衣の男の受容と忍耐に感謝し、深く息を吐く。]
嬉しく思う。
[いつしか手際よく乾いた布に包まれて、浴室から運び出されていた。
身体の裡に留め置かれ、体温に溶け込んで微睡む闇には気づいていない。]
チョコレートのエックレールな、はいはい。
[この子は雛鳥ではなく拳闘士の方が、
よっぽど適正があるのではないか――――…
そんな事を思いつつ、ベッドの上に、彼女を仰向けに押し倒す。
哀れな球蹴られ兵士の二の舞いを防ぐべく、
少女の両脚の上へと腰を下ろし]
食べたきゃ、暴れんな、って。
[――――下着ごと、軍服のズボンを太腿半ばまで引き下ろした]
ふむ、まぁ、綺麗なもんだな。
[事も無げにそう言うと、剥き出しの下肢へとメジャーを這わせる。
無遠慮な視線が、ベッドの上の少女を見詰め。
そうしてマリーのヒップサイズを採寸すると、
巻きつけたメジャーもそのままに、
男は、実に悪い笑顔を浮かべた]
もうちょっとだからがんばれな?
あとは、まぁ、こういう所では定番でな。
――――処女かどうか、調べさせてもらう。
[彼女の理解を待つ間も無く。
そう言うと、立てた指を二本、垂直に割れ目へと押し当てて――――…]
− 廊下 −
[今回も自分で歩くことなしに運ばれた。
黒衣の男が誰かと打ち合せしている気配が布越しに伝わってきたが、あの浴室の造りからして広い屋敷なのだろう。使用人の存在は予想されてしかるべき事柄であり、懸念の材料にはならなかった。
むしろ、国元への手紙を託すには好都合だろう。
手紙をしたためるには、まず眼鏡を取り戻す必要があるな、と思考する。
日常生活には支障ないが、読み書きには眼鏡が要るのだ。
それのみならず解決していない問題はいろいろあるが、洗い流された身体はしっとりとして心地よく、今は休めと誘う。
重厚な音を伴って扉が開き、静かな眠りを保証するような、それでいて逆のことも示唆するような語りかけがなされ、二人を室内へ吸い込んだ後で、また閉ざされた。]
許して欲しくはないのでしょうか…?
やめてと言うなら、私をもっと気持ちよくさせてください。
君の嫌がる姿もそそります。
もっと嫌がるといいでしょう。
嫌がる女をヤるのを好む客もいますしね。
[挿入し続けながら、首筋に吸い付く]
― 自室 ―
[部屋の中は一般的な貴族の私室と称してよいものだった。
華美に過ぎない調度が適度に配置され、
カーテンやタペストリーの類も上質なものが使われている。
床は、踏み込めば心地よく沈む毛足の長い絨毯だった。
部屋の中央に一つきりの寝台に近寄り、
天蓋に覆われた内側に若者を横たえる。
彼を包む布を取り去れば、白い敷布の上に褐色の肌が映えた。]
ゆっくりおやすみ。
なにも心配せずともいい。
[黒髪を撫で額に唇を落として、掛け布をかけてやった。]
― 一夜の後 ―
[若者を休ませている間はどこかへ出かけていたが、
目覚めるだろう頃合いには部屋に戻っていた。
テーブルの上には熱い湯の入った水差しと茶器がある。
陶器のポットの中に幾種類かの香草と生薬を入れ、
その上に自分の手を翳して、指先をナイフで突いた。
ぽたりとひとしずく、濃い赤が落ちる。
上から湯を注げば、爽やかな香りが部屋の空気を満たした。]
目覚めなさい、私の真珠。
[寝台に近寄り、褐色の肌持つ若者に囁きかける。
白の間から覗く胸元に指先を這わせ、目覚めを待った。]
…しかし一辺倒なのも困ったものです。
すぐに客に飽きられますよ。
単なる奴隷に成り下がりますよ…
[いささか困ったように、して]
エレオノーレ、君に一つ宿題を出しましょう。
【私を心から楽しませなさい】
どんな手段を使ってもよいです。
君に必要なものは、全部用意させましょう。
そしたら帰りたいと言う望みを叶えてあげてもいいでしょう。
横になりながら、ゆっくり考えなさい。
[熱を引き抜くと、ベットへと誘う]
一先ず私の眠りの邪魔をした責任は、取ってもらいましょう。
[エレオノーレの横にうずくまり]
逃げたりするなんて、寂しいじゃないですか…
[逃がさないとばかりに、抱き締めてうつらうつらとしながら]
君の側ではよく…眠れそうです…
[瞳をゆっくり閉じては寂しそうに呟いた]
− 緋扇の間 −
[布を取り払われて、また別の布に移される。
寝具は素肌で味わうことを想定されているかのような緻密なしなやかさをもつ布を惜しげもなく使った品だった。
幸い、それに臆する生まれではない。
むしろ自分にふさわしい環境に安堵して身を横たえ、男に手を伸ばした。]
──…、
[言いかけた言葉は飲み込み、ただ、大きな寝台の片側に寄っておく。
冷たく柔らかな接吻けで約束された安眠は黒い翼のように視界を覆った。]
[どれほど眠っていたものか。
心臓をノックするような軽い指のトレースに意識が賦活する。
瞼をあげれば、相変わらず「真珠」と呼びかける黒衣の男の姿が、目を閉じる前と寸分変わらぬ様子でそこにあった。
室内は裸でいても爽やかな温度に保たれ、一日の始まりを飾るような新鮮なアロマに満たされている。]
目覚めるならば、日毎かくありたいと願う。
[柔和に目を細めて微笑み、今日最初の声を捧げた。]
[首筋を吸われれば、淡い痺れが脊髄を走る。
鏡に映るファミルの顔は怪しく、狂気に満ちていた。
熱を引き抜かれると、開放感と共に急激な倦怠感が襲ってきて
誘われるままベッドへと戻った。
もう逃げる気力もなく
エレオノーレを抱き締めるファミルの声音は
今までの支配的なそれと異なり
どこか物悲しく聞こえた。
ファミルの腕に疲労困憊の躰を預けながら重い瞼を閉じ
深い眠りに落ちて行く……
【私を心から楽しませなさい】
先程出された無理難題を考えながら―――。]
― まどろみの中 ―
(ファミル様を楽しませる………
一体どうすればいいのだろう
なんの取り柄もない自分にできるのだろうか
でも うまくできれば
帰して―――もらえる……?
ファミル様のお好きなものは なんなのだろう…
好きな……もの………)
ん…よく寝ましたね。
久しぶりに。
[いつでも警戒心を抱いているファミルに取っては、心地よい眠りから目が覚めた]
見た目と違い難儀な子ですね。
純粋すぎるのでしょうか…ようやく眠りましたか…
[隣りでよく眠っているエレオノーレの頬をゆっくりと撫でて]
今はゆっくりとおやすみなさい。
[ベットから起き上がり]
- 自室 -
支配人から、わかりました。
[内容が伝えられると]
さすが支配人ですね。
見透かされているのでしょうか。
有り難い内容ではありますが…
[ぱちんと手をならすと、召し使いが出てきた]
食事の用意を。
それと手筈通りに。
[召し使いは頷いた。エレオノーレが起きたら、一緒に食事をとるだろうか]
ぐぬぬ……
[涙目の抗議も一転して、更に片腕でもう一撃――
そんな事を考えていたのが仇になったらしい。
両手首は拘束の身となって、さらには視界がぐらりと傾ぐ。
ベッドのスプリングが軋まないのは上等な品なのだろう、
なんて考える間もなく上乗られて、押さえつけられていた]
このマリエッタねーさんが、
そんなものに釣られるとおもってるですか?
どくといいです、けーだーもーのー!
[先ほど全力で釣られたことを綺麗に忘れたのか、意図的か。
こんな姿勢であっても負けん気だけは人一倍のまま――]
[――そのはず、だったのに]
……ぁ、っ――――
[脚が外気に触れた、その感触に。
表情は強張って、暴れようとする動きが留まった。
大きな双眸がディタを映す。
意思を失くした鏡のような瞳も、血の気を失った唇も、
何もそれ以上を語りはしなかったけれど。
採寸の間強張って動かなかった身体が、
背筋を震わせる笑顔に、継がれた言葉に、ぴくりと動いた]
や、やだ、やめ……
やめやが……、やっ……やめて……?
[理解はすぐに及んでいる。
ふるふると首を振り、拒絶の意を示しながら。
何とか逃れようと身を捩ろうとして、
唇から零れる罵倒を飲み込んで懇願に変化させつつ。
指先が触れれば、硝子玉のような瞳をぎゅっと閉じ]
……ふぇ、ぇええん……
[押し当てられた指先が沈んだその瞬間、
子供のような声を零して、ぽろぽろと泣き出した]
[テーブルには、パンとスクランブルエッグとティーという、朝食向けの軽い料理が並んでいた。
パンを少し食べると、ティーを飲みながら本を読んでいた]
[エレオノーレが起きたなら、召し使いが白いブラウスと紺のふわふわのスカートを手渡した]
食事をするのにはしたないので、それを着ていなさい。
[目線を合わさぬまま、そう言った]
―――ん……
[泥のように眠っていたエレオノーレが起きたのは
アフタヌーンティーの時間に差しかかる頃だった。
ぼんやりとした目に入って来たのは
見慣れない天井、家のものとは違う寝具――。
そうだ 昨日 私は……
それから――
[自分のいる場所と境遇と
昨日…から今朝にかけての出来事を思い出し
隣を見たがファミルの姿はなかった。
疼きと股間の異物感のまだ残る躰を起こすと
ファミルの姿が映った。]
[手渡されたのは白いブラウスと薄手の紺のふわっとしたスカート。
それを受け取ると―]
……ありがとう ございます
…あの……下着は…
[恐る恐る訊いてみた。]
…そうでしたね。
早く渡しなさい。
[召し使いを睨むと、すぐに取りに行き下着を渡した]
………。
[しばらく本をトントンと叩き苛立っていたが、いずれは止みまた本を読みふけっていた]
[下着を渡されると
怒られなかったことと
着用を許されたことにほっとし
渡されたものに身を包んだ。
食事の席に着きながら
本を読むファミルの様子を伺っていた。]
(読書がお好きなのだろうか――)
ほほう。
似合っていますね。
今度はドレスアップするのもいいですね。
[一度服を着ている姿を見ては、また本に目を通して。視線を感じれば]
何かようでしょうか…?
[目を合わせずに、問う]
[似合っていると言われれば]
ありがとうございます
[と呟いた。]
いえ…… あの…
何をお読みになっていらっしゃるのですか?
[昨日の難題のヒントを得ようとファミルの一挙手一投足に気を配った。]
― ファミルの部屋 ―
[エレオノーレが起きたのは昼下がりだった。
制服―と言われて渡されたもの―ではなく白いブラウスとふんわりした紺のスカートに身を包むと食事の席に着く。
食欲はなかったが、食事を前にすると空腹だったことに気付いた。
メイドに淹れ直してもらった紅茶にミルクをたっぷり入れると
それにパンを浸しながら食べつつ
本を読むファミルの様子を伺っていた。]
!!
[まさか読んでる本を聞いてくるとは思わず、驚いてしまいには照れて]
…妖精の世界。
[小さく言うと顔を真っ赤にさせた。失敗した夜読むべきだったと後悔しながら]
[目を開いた若者の唇が、柔らかく開く。
心地よい声音が耳をくすぐった。]
おまえのその声を聞けるのなら、
日毎にこうして起こすのも佳いね。
[身をかがめ唇を啄んでから、テーブルへと誘う。]
まだなにも口にしていないだろう?
これを飲みなさい。
少し癖はあるけれど、身体が軽くなる。
[十分に蒸された薬草茶のポットを取り、カップに注ぐ。
花のような香りが一層強く漂った。]
[茶の中身は特別に調合したもの。
飲めば心も体も軽くなり、開放的になる。
身体の奥に火を灯し、心を解きほぐして熱をもたらす。
いわば催淫剤。
最後にひとしずく垂らした魔性の血は
人が口に含めば意思と理性を危うくする。
多量に飲ませれば永遠の虜囚にもできるだろう
危険で甘美な闇の霊薬だ。
淡い色と爽やかな香気を湛えたそれを、
穏やかに微笑みながら勧める。]
食べましたね。
エレオノーレ…君は本当に警戒心が無さすぎますよ。
これが毒なら、君は死んでますよ。
今回は媚薬で助かりましたね。
これからは注意しないとだめですよ。
出された物を安易に食べてはいけません。
[エレオノーレはそのうちに、体に熱を帯びていくだろう]
――――けだものじゃなくて庭師な、庭師。
[少女の抗議もどこ吹く風で。
薄いベージュのシーツに横たえられた、
マリーの体躯を上から見詰めていた。
もがけども、固く押さえ付けられた両脚は微動だにもせず。
彼女の表情の変化を、
どこか複雑な眼差しで眺めていたが]
……ま、その反応で十分だ。
[閉ざされた少女の下肢の間。
更にその奥へと潜り込ませかけていた指をおもむろに引いて。
そのまま、ベッドから床へと降り立った。
落ちていた彼女のワイシャツを拾い上げ、
ぞんざいに投げ渡す]
たく、何泣いてんだ。
マリーねーさんガキかこら。
――――まぁ、約束だ。
飯、持って来てやるから。
[じゃじゃ馬っぷりは十分に理解して、
両腕の拘束も、脱がせかけの着衣もそのままで。
男は部屋の扉を開ける。
扉の向こうへと、姿を消す間際振り返り]
あのな、乱暴にされたくなけりゃ、いい子にしとけ。
…――――まぁ、ただ、その泣き顔は悪くなかった。
うっかりたらされる所だったよ。こえーこえー。
[冗談めかした笑顔を残し、
扉は再び閉ざされた。
ガチャリと、施錠の音が外から響き]
[魅力的な笑みが近づき、唇を盗まれた。
これまでも彼はしきりと接吻けを散らしたが、互いの唇をあわせることまでしてくるとは。
後宮で母たちと暮らしていた子供の頃ならいざ知らず、声変わりした男同士では意外すぎて心音が跳ねる。
だが、柔かに身を翻してテーブルへと誘う彼の挙止を見れば、文化の違いに過ぎないのかもしれない。
あえて止めてくれるよう伝えるほど厭かといえば、そういうわけでもなく、自分もただ動揺しただけだと分析すれば彼の振る舞いを咎めるべくもなかった。]
[そっと唇をなぞり、促されるままに立ち上がったところでハタと動きを止める。
その── 何か、着るものを出してくれないか。
[厚いカーテンが引かれたままとはいえ、さすがに全裸でテーブルにつくのは野蛮すぎる。
自分のために誂えられたものは期待していないが、せめてガウンでもないかと求めた。]
ここには私とおまえしかいないのだから、
気にすることはないよ。
[服を求めた若者へ、こともなげに返す。
だが、途中で気が変わった。
クローゼットから取り出したのは、シンプルな貫頭衣。
一見質素に見えても、上質な布地で作られているのは見た目でも手触りでもわかるだろう。]
これを着ているといい。
きっとおまえに似合う。
[若者に立ち上がるよう促して着せてやり、帯を結ぶまでしてやった。
唇には、楽しげな笑みが浮かんでいる。
着せ終われば、改めて茶を勧めた。]
[彼が手づから着せてくれたのはシーツと同じく上質な布で作られた服だった。
デザインは明らかに外出用ではないものの当座の用は足りる。
ベリアンは礼を言い、彼が引いてくれた椅子に座った。
座面に腰を落とすのは少しばかり恐るおそるになる。
海賊たちにあれだけ無茶苦茶にされたのだ、激痛が走っても仕方ないところ。
だが、覚悟したような苦痛はなかった。
昨日、彼が施した水薬のおかげだと思えば、ふたたび感謝の念が広がる。
勧められた茶も薬草を煎じたものらしかった。]
苦いのかな。
[そうだと言われても拒否するつもりはなかったけれど、挨拶代わりに訊いてカップを口元へ運ぶ。
花のような香りが温かく立ち上った。
囚われの身になってから初めて口にする糧だ。身体は貪欲に吸収する。]
もう一杯、いただいても?
[エキゾチックな茶器を扱う男の手際を眺めながら、ベリアンはこれからのことについて、希望を述べた。]
国の父へ、手紙を送りたいと思っている。
予定どおりに帰らなければ心配するだろうから。
事に拠っては国際問題になりかねない。
[ふ、と洩れた溜め息は国を憂いてのものではなく、身体を巡り始めた熱を逃さんとしてのもの。]
もう、すっかり良くなったかと思ったけれど まだちょっと 怠いな。
…すまない、 また横にならせてもらいたい。
[一人で大丈夫、というように手を振って立ち上がった。]
/*
ハニーから「緋扇君」の「ヒオウギ」は花の名前だと教えられて画像検索してみたけど、確かに緋色の花弁に血のような斑点が散ってて毒々しい花だった。
魅入られそうだね。
/*
ファミル組とギィ組は媚薬ルートと判明。
ディーター組とアレクシス組はどっちだろうね。
当初、課題は「酒を飲ませろ」一択のライトモードだったんだけど、皆さんのプロローグ見て「媚薬でも可」にしたのだったw
/*
飲まされたのが、身体だけ発情させるタイプだったらイヤイヤしながら疼いてしょうがない感じだけど、
心にも効果ありなら、うねうね蕩けちゃうねー
[椅子を引いたついでに、彼の首筋を指先で掠めていく。
爪を立てたい衝動をこらえて、掌に握りこんだ。]
苦くはないよ。
少し変わった味だろうけれど。
[むしろ仄かな甘味を感じるはずだ。
植物由来の、柔らかな甘味。
もう一杯と所望されてポットから注ぎいれ、
空いたポットには湯をつぎ足しておく。]
気に入ってもらえたようだね。
[抑えきれぬというような笑みを浮かべながら
立ち上がって彼の背後に回り、肩に手のひらを滑らせた。]
手紙?
ああ、構わないよ。
後でおまえの気の済むようにさせよう。
たが、それよりも今は───
[立ち上がる彼の身体を捕え、掬い上げるようにして寝台に運ぶ。]
[白い敷布の上に若者を横たえ、
自分もまた寝台に登って、彼を跨いで膝をついた。]
熱くなってきたのだろう?
[体調を指摘する声に、心配の色は無い。]
そういう薬湯だ。
今のおまえに必要なものだよ。
[耳の後ろから顎の先端まで、爪の先でごく軽く撫であげる。]
そんなおっかなびっくりじゃいつまで経っても終わらないよ。
もっとキャンディを舐めるようにしてごらんよ。
[こっちが焦らされているような、そんな柔らかいタッチだ。]
舐めるところも色々と変えてみて。
[相変わらず、彼女の頭を掴んだまま指示を出す。]
[そんなことを言われても……と思いつつも彼の指示に従いチロチロと先端である鈴口を舐めてみる。
彼が何か反応しないかと頭を掴まれたまま上目で彼をみてみる]
おぉ…なかなかセンスがいいね。
そこは男がされて喜ぶ敏感なところだよ。
[思わぬ工夫に微笑む。片手を頭の後ろに回し、もう片方の手を一度頭から離し、彼女の頭を撫でる。]
このまま僕を満足させるところまでやろうか。
なに、これからの人生、きっと殆ど毎日「飲む」ことになるさ。
[ファミルの照れる様子に何故かこちらまで照れて]
……妖精… お好きなんですか
[顔を真っ赤にさせる姿は別人のように見えた。]
[早く終わるならと思い、言われた所を集中的に刺激する。
「飲む」の意味がわからぬまま彼を絶頂へと導く]
んっ…んうぅ…。
[>>9]
媚薬!!?
[ガタッと立ち上がると、何の警戒もなく食した自分の浅はかさに絶望した。
しかし、ある意味“毒”のほうが良かったかもしれないなどと思いながら
エレオノーレの様子は2(2x1)
1.変わってきた。
2.まだ変わらない。]
ファミル様……
なぜこんな…
……解毒剤を ください…
[底知れぬ恐怖が襲ってくる。
解毒剤をもらえなければ、食べたものを吐いてしまおうと洗面所へ。]
ふっ、そんなに同じ場所ばかり責めてもダメだよ。
もっと変化をつけないと。
[と、言いつつも自分自身は快楽を求めて腰を動かしている。
腰を突き出せば、喉の奥の方にねじ込まれた彼女がえずく。]
いいかい、これから僕が出すものは絶対に吐き出しちゃだめだよ。
吐き出したら、あとが怖いからね?
私が妖精好きでは、変ですか…
小さくて可愛いものがとてもいいのです。
[意味ありげに、目の前のエレオノーレを見つめる]
んふっ…んうぅ…。んぐっ…⁉︎
[彼が腰を振るたび喉の奥に辺りえずく。なんでもいいからとにかく終わって欲しいと思いながら言われたとおり溝の部分を舐めたりした]
[男に抱えられてベッドに戻される。
運ばれる間にも、密着した彼のまとう香りがベリアンを陶酔に誘う。
それを知ってか知らずか、男は横たえたベリアンの上へ、もうひとつの天蓋のように覆い被さった。
二人の体を重ねても上等なベッドは軋みすらせず、逃げ道はどこにもない。]
…は ぅ、
[シーツを唇に押し当てて、切なく洩れる息を殺そうとするも、肌に触れる布の感触がまた熱を掻き立てる。
ましてや、彼のしなやかな指で輪郭をなぞられれば、全身が期待に戦慄いた。]
そう、その調子。いいね、なかなかセンスがあるよ…
[徐々に込み上げてくる。肉欲の結晶とも言うべきものが放たれんとする。]
さあ、決して美味なものではないらしいが吐かないようにね?
[びゅる、びゅく、と分身が身震いし脈打ちながら白いものを吐き出す。]
[それが彼の処方した薬湯のせいだと告げられ、ベリアンは狼狽える。]
そんな、
わからな い、 ああ…っ
[焦れて寝返りをうち、着たばかりの服も引き剥がさんと手をかけて、気がつけば乱れた甘い声をあげていた。]
残念ながら解毒剤はありません。
何度も言ってるではないですか。
学びなさいと…
人に答えを求めてばかりではだめですよ。自分で考えなければ、身に付きませんよ。
[媚薬の効果を試すように、首筋を指でそっと指すった]
[彼を運び、下ろす間にも若い身体を満たす熱は手に伝わった。
切なく悶え、身を捩らせる彼の身体を仰向けに押さえこむ。
震える吐息が、たまらなく愛おしい。]
おまえは肉の歓びを知るべきだ。
いたずらに忌避するものではないよ。
[耳元に唇を寄せて、息を吹きかける。
そのままちろりと顎の下を舐めた。]
解放してみるといい。
怯えず。怖れず。
身の裡より湧き上がる原初の熱を。
[腰回りに手を這わせ、帯に指を掛ける。
衣擦れの音ひとつたてて、戒めをひとつ解く。]
新しい世界が広がるのを、おまえは見るだろう。
魂が震えるほどの歓びを、
おまえは、知ることになる。
[襟元に爪を掛け、ゆっくりと引き下ろす。
かそけき音を立てながら、布地は裂かれていく。
褐色の肌に、ごく微かな赤い線をひとすじ刻みながら、
指は胸を過ぎ、鳩尾を通り、臍の下へ届いた。]
そろそろ愛と欲望の葛藤を出したいんだけど、
早く出しすぎても、大河内状態(逢神楼)になっちゃうしorz
冷たくする加減が難しいのにゃ><
ううっ…‼︎
[脈打ちドクドクと流れ出る白濁とした欲の臭いと独特の味に、指示どおり飲み込もうとせず、吐き出そうとした]
こら、吐いちゃダメ。
[掴んでいた頭をぐっと引き、彼女を上に向かせる。]
がまんしてね。早く慣れた方がいいだろうし。
[開口具を外し、顎を手で押さえつけて無理やり閉す。]
変ではないですが 意外でした
そのような一面もあるのですね
[小さくて可愛いものと言って交わした視線は穏やかで優しく見えた。
そんな会話をしていると突然>>9と言われ]
[抱き寄せられ>>12学べと言われれば>>13]
もう何も食べません
身に付けるって 何を――…
〜〜〜〜〜っ!
[不意に首筋を擦られれば、空いている手でぱっと口を押さえた。]
[指先のみならず、息吹と舌までも動員して男はベリアンに触れた。
その都度、こみあげる熱は肌の下で繋がり版図を広げてゆく。]
あ、 んうぅ…
[耳を塞いで殻に閉じこもりたかった。
だが、逆に帯を解かれ、切り裂かれる布の断末魔に自制の鎹がひとつ弾け飛ぶ。
肌に刻まれる赤、伝いおりる濡れた舌先にひとつ。またひとつ。]
…いけな い
[気づいた時には膝が砕けて、抗うは上半身ばかりとなっていた。
布をはだけられ、反らした胸乳の先が色づいて存在を主張する。]
んっ‼︎んんぅ‼︎
[頭をぐいっと引き顎を出て押さえつけられ、思わず叫ぶ。
独特の臭いは強さを増してきて、なおのこと吐き出したくなった。けれど、顎を押さえつけられているため、そんなことなどできなかった。
そして、私は男性の白濁とした欲を喉を鳴らしながら飲み込んだ。]
泣くばかり…
[泣いたのは誰のせいだと思っているのか小一時間問い詰めたい気持ちになったがぐっと堪えた。]
[躰が――――――熱い――――――
顔が上気し、呼吸が荒くなる
薬の効果に抗おうとするも
熱病に浮かされたように頭が ぼう となり
全身の血が沸き立つような感覚は
理性ではどうしようもなかった
潤んだ瞳でファミルを見上げた]
[せめてもの抵抗に、ぴたりと閉じた脚に力を籠める。
そんな抗いも虚しいだろうことは、
この混乱の中でも頭のどこかで理解していたけれど]
……ぅ、っく……や、やめろです、……
[嗚咽交じりの言葉もそれに続く。
異質ともいえる男の手指の感触が探ることに、
ただ無抵抗でいるしかないなど考えられなくて。
どうにかこいつを蹴るか噛むかして、
あの駐屯地での兵士のように、一生不能に――
そんな危険な思考に至った頃、
突然の解放とふわりと舞うワイシャツの遮幕に]
ふぇ、…………?
[薄いワイシャツごしの、その言葉に。
ぱちぱちと瞳を瞬いて堪えていた涙を零しながら]
ごはん……だけ……?
[――――食い意地レベル:MAXが計測された]
[指の下、舌の先で感じる熱は、今や溢れそうなほどに満ちていた。
褐色の肌が欲に色づき濡れていく。
胸を飾る二つの果実もまた、熟れて賞味されるのを待っていた。]
ここ 、 欲しいだろう?
[爪の先で軽く弾き、実りを本人にも知らしめる。]
こう、されると、 たまらない、だろう?
[舌先でつつき、くるんでねぶる。
吸い付いて唇で押しつぶし、軽く歯を当てて噛む。
もう一つの紅玉には手のひらをあてがい、
羽根が触れるほどの軽さでやわやわと転がした。]
…今はただ、薬の力を使っても
エレオノーレ自身が、私を求めてくれるなら…
[潤んだ瞳で見つめられて、つい本音が漏れて優しく唇を重ねる]
私だってその…昨晩は無理を言い過ぎたと…
後悔しているのですよ。
すいませんでした。
[存分に果実を味わいながら手を体のラインに沿わせて下ろす。
爪裏で脇腹をなぞり、足の付け根の柔らかな肌を引っ掻き、
もっとも熱が集まる場所をかすめるようにして腿の内側に触れる。
手はさらに膝の裏側へと回り、脹脛を通り過ぎて、
足の裏、足の指の間まで丹念に触れていく。
それにつれて唇も胸を離れ、赤い花弁を散らしながら
腰骨の上にひとつ、濃い痕を残した。]
おまえの身体は知っているはずだよ。
どこに触れてほしいのか。
[開かせた膝の間に自分を身を置いて、
悶え跳ねる若い身体を目で楽しみながら、誘いかける。]
言って、ごらん。
[それは拒絶を許さぬ甘い強要。]
おまえの身体の声を、素直に口にしてみなさい。
[頑なに閉ざされた蕾に、花開くよう促す言葉。]
今日は優しくしますから、どうかエレオノーレの口から言葉が聞きたい。
…欲しいと。
[「嘘でも」と言えなかった―
言えない理由も…
見つめて答えを待った]
それを考えなさいと言っているのです。
教えては意味がないでしょう。
早速効いてきましたか…
さあ、今日も頑張って学びましょう!
[ファミルの教義は、今日も続いていく*]
[――とはいえ。
元凶である男が去れば、食欲も混乱も収まりはした。
身を起こして、捕縛されている手でズボンをずり上げる。
苦心して腰のボタンを留めて、
あとは拘束を解くべくネクタイの結び目に齧りつきながら]
(泣いたら誑せるらしいですね……
泣く練習でもしておけば、あいつを出し抜けるかもです)
[挫けない心とはこのことなのか。
悪い顔をしながら、どうやって出し抜くかを思考しつつ]
……とりあえず。
この手の紐をほどかせるところからですね。
ふっ……
いい子にしとけばそのうち油断しやがるです、きっと。
[ネクタイとの格闘は、あっさり諦めていた]
[少女が喉を鳴らすのを確認する。]
どうかな?おそらくこれから殆ど毎日飲むことになるのだろうけど…
[掴んでいた頭を離す。]
さて、休憩しようか。
縄をほどいてやろう。
[彼女の後ろに回り、縄をほどく。首輪の綱からも手を離す。]
[ファミルの顔が近くなり
素直に口付けを受け入れた
初めて重ねられた唇
優しいぬくもりに蕩け
欲が頭をもたげてくる
ファミルの唇が離れると寂しく]
ーアレクシスの部屋ー
はぁ……、甘いホットミルク飲みたい…。
[ここで何をするかの意味を知り、浅はかな自分に重い溜息を吐きつつ、近くにいるであろう彼に聞こえるように呟いてみた。
できるなら、口の中に刻み付いている苦味を洗い流すくらいに甘くて暖かいホットミルクを飲みたいと思った]
[口付けだけで熱く火照る躰
しかし今はそれだけでは足りず]
ファミル様…どうにか してください
[言葉を要求されれば
微かに残る理性がエレオノーレを踏みとどまらせる]
[覗き込む男の双眸が艶やかに閃いた。
爪を舌を歯列を、そして言葉をもって胸の一点を丹念に責め立てる。]
クぅ…ッ は、ァ
[女と違い赤児を育てる役にも立たないそれの用途を思い知らされ、嬌声が零れる。
どうしようもなく身体の芯が火照った。
男が用いた催淫の薬は肉体と心の両方に作用するもの。
けれど、海賊たちに弄ばれた分、身体の方が脆くなっていたのだろう。
男の愛撫が通り過ぎてゆく先を思い、シーツを握りしめて反応を押さえ込もうとする意志とは裏腹に、下肢はじわりと浮いて肌を男へ擦り寄せる。
直に切なさを埋めてほしいと訴えかけていた。]
[抵抗なく開かれた足の間に身体を収め、男がベリアンを見下ろす。
この先はお前次第と。
同意を与えればどうなるか、蝕まれた理性ですらわかる。
彼のしようとしていることは、海賊たちと同じだ。
そして、薬で感度のあげられた身体はきっと、堕ちてしまう。今度こそ。]
あ…
[そんな思いを見透かしたように、男は命ずる言葉を滴らせた。]
[ベリアンに溶け込んだ男の血が、ドクンと脈打つ。
腰の深いところに巣食う本能が求める。]
最後まで、 連れて いって。
[切ない望みを口にし、ベリアンは身体を投げかけた。]
―アレクシスの部屋―
それくらいなら、すぐに用意しよう。
[自室を出て、鍵を閉める。今の彼女の状態だと、勝手に部屋を出て逃亡するかもしれない。
給仕人を探して、自室に甘めのホットミルクを届けさせるように言いつける。数分もすれば自室にホットミルクが届くだろう。]
さあて、ユーリエはどうしてるかな…
相当ショックを受けていたようだが…
[自室に戻って、また内側から鍵をかける。]
エレオノーレ…
[もう一度口交わす―
求められた嬉しさのあまり、頭の芯が熱くなるのを感じていた。
薬のせいなのは頭の隅に追いやり、情熱の趣くままエレオノーレの服のボタンに手をかけた]
[>>17の部屋に入ってくる彼のことなど気にせず、身を布団で包めた。]
また、私に何かするんですか?
[静寂に包まれるのが怖くて、彼に尋ねる]
本当にいいのですか?
どうせ痛いのを我慢しているのでしょう。
…しかしこんなエレオノーレをほっとけるほど、私の我慢が利くかは疑問ではありますが。
[服をゆっくりと脱がしていく]
知ってますか?エレオノーレ―
男が女に服を贈るのは脱がすためなのだと…
[下着だけの姿にすると、抱き上げてベットへと]
…約束はちゃんと守りますからね。
[そっと口付けて微笑むと、下へ下へと口付けの雨を降らせて―
秘部へ蜜をなめとるように、舌を這わせた]
ファ…ん……
[また与えられる口付け
心と体が潤っていくのを感じ
抑えられなくなりそうになる
ボタンに手をかけられれば
いけない
と思っても抗うことはせず]
痛いのは……
優しく―――してください
[顔を真っ赤にして小さく囁き
脱がすためと聞けば耳まで赤くした]
[>>19とんとんと叩かれれば、包まっている布団からちょこんと顔を出した。
彼の言っていることが、なんだか怖くて小さくカタカタと震えていたかもしれない]
いい子だ。
[求める言葉は切なるもの。
催淫の薬湯に侵されてのこととはいえ、
心の奥底より引き出された言葉は、純粋な熱を孕む。
自らもまた熱に溺れるように、求める身体を掻き抱いた。]
私も、おまえが欲しい。
[首筋に顔を埋め、舌先を遊ばせながら囁く。]
[若い身体が示す無自覚の媚態に、自身もまた煽られていたが
獣欲の迸るままに彼を貫くようなことはしなかった。
果実は、正しく収穫してこそ瑞々しく甘美な味わいをもたらすもの。
全身の肌を合わせ、擦り合わせて熱を交感し、
いくつもの口づけを降らせながら、下肢に手を伸ばす。
充溢しつつある若い雄に指を添え、先端をこねて先走りを誘い、
潤いの助けを借りて茎を強く擦り上げる。
熱の昂ぶりを見計らって、後庭に忍ばせた闇を呼んだ。]
[闇が再び質量を増して蠢き、菊門を内側から押し広げる。
ぬるぬると這い出していく闇と入れ替わりに、
自身の肉の牙を拡げられた場所に埋めた。]
これが、おまえが求めたもの、
おまえが知るべき、高みだよ。
[囁きかけながら腰を使い、手も動かして絶頂に導いていく。
今にも弾けんばかりに満ち満ちたその時、
高まる衝動のままに、彼の首筋に皓い牙を突き立てた。]
わかりました…。
[>>19とんとんと叩かれれば、包まっている布団からちょこんと顔を出した。
彼の言っていることが、なんだか怖くて小さくカタカタと震えていたかもしれない]
それって、どういうことですか?
[身震いしているのが、声にも伝わっているかのように震えた声で彼に尋ねた]
わかりました…。
[>>19とんとんと叩かれれば、包まっている布団からちょこんと顔を出した。
彼の言っていることが、なんだか怖くて小さくカタカタと震えていたかもしれない]
それって、どういうことですか?
[身震いしているのが、声にも伝わっているかのように震えた声で彼に尋ねた]
[啜り上げ、注ぎ込む。
ふたつの官能を、彼の身体に刻み付ける。
この一瞬で、彼を完全に壊してしまってもいい。
破滅的な衝動は、危うい線で理性に押しとどめられていた。]
[蕩ける頭に届いた“約束”という言葉。
今は―――先のことは考えずにこの瞬間を感じていたい。
エレオノーレの熟れて膨らんだ雌蕊にファミルの舌が当たればそれだけで
あっ
と小さく声を漏らすと、電流が脊髄を走り抜ける感覚を初めて味わい
快楽に震えた。]
[ちょこんと出てきた可愛らしい顔が怯えているように見える。]
ユーリエ、という名を捨てる。というか封印かな?
源氏名という仕事用の名前というか、愛称みたいなもので呼ばれ続けるんだよ。
[震える声に一層ためらいを感じつつ、問いに答える。]
まあ、まだ決めてないんだがな…
お前、好きな花とかそういうのはないのか?
[彼女の髪をそっと撫でつつ]
この美しい銀髪からとるのもいいかもしれないね。
あっ…!
[「優しく―――してください」
その言葉が頭を駆け巡る―
今までにない温かい感覚―
踏み入れてはいけない
さらに喘ぐ声が木霊すれば、さらに熱を帯び…]
んっ…。好きな花ですか?うーん…。
[>>21で尋ねられれば、少し考える。けれど、なかなか思い浮かぶ花がなかった]
うーん、特にないかな…。
[そっと髪を撫でられれば少しくすぐったそうに目を細める]
/*
「服を贈るのは脱がすため」
というのはついつい忘れてしまうんですよねー^^;
きちんと覚えて押さえておかなくては( ..)φメモメモ
…そういえばGR村に紐パン職人という人がいましてね…
紐パンを贈るということはつまりry
エレオノーレ…
君を感じさせれば満足でしたのに、やっぱり我慢できません。
中へ入りますよ…!
[ガウンを脱ぐと熱を蜜が滴る場所へと、ゆっくりと潜りこませる]
エレオノーレ可愛いですね…とても…
…っ!!
[赤く染まる頬を愛しく見つめては、あまりの快楽に震えた]
そうか…ないのか…
色白だしリーリエとか…ドジだしトルペとか…
銀…プラータ…アルギュロス……月のようだからルーナ…?
[ぶつぶつと独り言を呟きながら、右手は彼女を撫で続ける。
この「名を与える」仕事は苦手だ。その者に合った名をつけようとすると考えがまとまらない。]
ユリ…リーリエ。どうだ?元の名前とも似ているし…ダメか?
[少し強張りがとけてきた様子の彼女に問いかける。]
[媚薬のせいで敏感になった躰は
一度達したものの、それだけでは足りずに充足を求める。
中へ入りますよ、と言われれば]
ファミル様 きてください
[満ち足りず、狂うほどに求める場所にファミルが挿入ってくれば
その形をエレオノーレにも伝えるほどに熱く締め付け、
もっと奥へと誘うように蠢いた。
ファミルが全て埋まれば、上気し、浮かされた顔で
はぁ…
と切なく吐息を*漏らした。*]
リーリエ…。うん、いいと思う。
[>>23の撫でながらつぶやく彼に少し首をかしげる。しかし、彼から決まった名前を聞けば、少し考えてから応えた。
そうしているうちに甘いホットミルクが届いただろうか。
刻み付いた苦味を洗い流すように甘いホットミルクをちょこちょこと飲み始めた**]
エレオノーレ…!
[挿入しただけで眩暈が起こりそうなのに、求めるような締め付けに]
ああっ!そんなに締め付けては…!っ!
[達しそうな衝動に駆られるもぐっとこらえて、さらなる奥を求めて熱を突立てるとビリッと電気が走る衝動]
エレオノーレ、ずっと君の中にいたい―
とても熱い!
痛くはないですか?
動きますよ。
[エレオノーレを心配しながら、動かずにはいられず]
[腰を揺らしては、与えられる快感に身悶えて]
エレオノーレ、私は君に会えてよかったです…!
…くぁ!
[熱を引き出しては、白き意識は*弾け飛んだ*]
[自ら口にした望みが何をもたらすかわかっている──というのは間違いだったと、すぐに思い知らされた。
官能の大海はベリアンの乏しい経験ではかれるほど浅くはなく、そして相手はその道の手練であった。
「私も、おまえが欲しい」
その一言に籠められた想いは容赦ない呵責と執着をもってベリアンに雪崩掛かる。
かろうじて保っていた理性など千々に乱れ吹き飛んで、ベリアンは男の奏でるままに妙なる楽を迸らせる共鳴板と化した。]
[やがて、待ち望まれた場所へと男は昂りを分け入らせる。
ベリアンを貫く雄の形は海賊たちと異ならぬもの。
それなのに先には凌げたものが、今は狂おしく心身を掻き乱す。]
すごく ああ…
どう か、 なって しま う
[譫言めいて啼きながらベリアンは男の背に爪をたてた。
拙いままに身を捧げ、繰り返し押し寄せる痙攣に腰を弾ませる。]
[同時に首筋に穿たれたもうひとつの官能は、血と体温を奪う代わりに闇を忍ばせた。
彼の眷属の自制など知るよしもなく、ベリアンは死に程近い恍惚を味わう。
そして、彼の名を呼べぬことだけを惜しみながら、仄冥い悦びに堕ちていった。]
―ディーターの部屋―
――――課題……、か……
[そう短くない時間の果てに、自らの部屋の前へと戻ってきた。
食べ物の乗ったシルバートレイを片手で支え、
服の中からドッグタグ状にぶら下げた鍵を引っ張り出す。
施錠を外し、中を覗き込めば、
ズボンだけはなんとか履き直したらしいマリーの姿が目に入り]
お待たせっと。……器用な事をしてんのな。
[軽く笑いながら、彼女の側に腰を下ろし。
ベッドの上に直にトレイを乗せた。
乗っていたのは、シチューにライ麦パン、それとアンパンで]
その、な……エックレールとやらは生憎と無くてだな。
メイドに頼んだから、そのうち作ってはもらえそうだが。
……今ん所はこれで、がまんしてくれな?
[食事をさせるため、
マリーを縛るネクタイを外そうとした手が止まった]
……おま、相変わらず悪い顔をして無いか……?
[小さくため息をつくと、スプーンを手に取りシチューをすくう]
ほら、あーん?
[まさに雛鳥に与える様に、マリーの口へとシチューを運び。
シチューが口元から零れ落ちれば、それをライ麦パンで拭い、
同様にゆっくりと食べさせて。
両手が自由になったマリーへの警戒ももちろんあったが、
これもこの男なりの飴と鞭の調教方法ではあり。
最後にエックレール改めアンパン(改まりすぎだったが)を、
少しずつ千切って食べさせていった]
[しかし、大人しくするほど性格に合わないモノもなく。
ベッドの端にまた座りはしたものの、
視線はうろうろとディタの部屋の中を探り始めている。
動かないのは足が痛いからで、
痛みさえなければ家探しが始まっていただろうくらいに。
好奇心旺盛な瞳が乱雑な部屋を見渡して]
うー…
ごっちゃごっちゃでわかんねーです……。
でも、服くらいは探せば、あいつのが――
もしかしたら鍵とかも放置してあったり――
[そんな悪巧みそのものの顔が、開錠の音色に引き攣った。
とっさに作った表情といえば]
……なん、だと……です……?
[エクレールの所在がいくえ不明という告白に。
衝撃を受けたような、そんな強張った顔になりかけて]
くっ……
仕方ねーやつですね……。
大人の僕は我慢してやってもいいです。
ただし、きっちり1日だけですよ!!
[我慢の限界が短いのはさておいて、
ガキ呼ばわりを根に持っていたらしき言葉を言い放った]
[――――そして、彼女が全てを食べ終えた頃。]
……悪く思うなよ?
[いい笑顔で、ディタが不吉な台詞を吐いた。
それもそのはず、かのアンパンの中には――――…
[[1d6*]]
1アルコール度数[[fortune*]]%の泣き上戸になるお酒
2頑強な軍人もイチコロな自白剤
3なんだかお化けがいるような幻覚が見えるアレな薬
4地図を描けな利尿剤
5スリーピングビューティーな睡眠薬
6天使の鳥籠御用達、身体が疼きだす媚薬
が、密かに仕込まれていたのだから―――…]
[――そして、何故か手の拘束はそのままらしい。
不満げに頬を膨らませて、睨みながら大きなお口をあける。
シチューを見た瞬間、それをディタの頭から掛けて怯ませる――
――そんな悪巧みをとりあえずは横置きして、
運ばれる食事に何の躊躇いもなくありつきながら]
悪い顔もなにも、悪いことすら考えてねーですよ。
おまえみたいなセクハラキングにそんなことしたら、
なにされるかわかんねーですからね。
……だから、手を解きやがれです?
[疑問形になった言葉の不自由さはさておき。
大人しく、甘いアンパンとやらをもぐもぐ……]
これ、ミルクが欲しくなるですね。
気の利かねーやつは一生独り身って、聞いたことあるです。
[身体が自由にならないせいか、
比較的自由なお口で言いたい放題であった]
……ふぇ?
[最後の欠片まで意地汚く慎ましく飲み込んで、
満足げに唇を舐めていたその時に。
聞こえてきた言葉に首を傾げる。
いい笑顔からは不吉しか感じられず、
思わず身構えたその刹那――2(6x1)]
[何だか身が軽くなったような、そんな感覚に。
枷がなくなったというのが一番近い表現だろうか。
じっと大きな瞳がディタを捉える。
唇は普段なら秘める言葉を軽やかに紡ぎ出していて]
悪くって、悪くしか思いようがないやろーですね。
でも従ってるふりをしておけば、
こいつはそのうちコロっと騙されそうでもあるですし。
泣きまねしておけば、拘束が解けるかも……?
[たいへんな真顔で、すらすらと……]
1日だけかよ……
おま、大人のくせに気が短かいな。
[ベッドの上で食事を与えつつ、マリーの言葉に苦笑して]
つうか誰がセクハラキングだ。
俺なんてなぁ、紳士な方だぞ紳士な。
ん?
ミルクが欲しいのか?
水ならあるが――――…
[と、その時、マリーの様子に変化があった。
"効いてきたな"と、密かに口元を緩めつつ、彼女の言葉に耳を傾ける。
与えた薬は――――…、自白剤。]
……おま、そんな風に俺の事を思ってたのか……
[流れ出るマリーの言葉にジト目を返し。
そして、唐突に、マリーへと向かって身を乗り出す]
あ、そうだ……
お前さぁ、さっき触られた時――――…
気持ちよかったか?
……胸と足の間では、どっちが良かった?
[――――言い訳のしようが無いレベルで、
セクハラキングだった。
ここぞとばかりにマリーの翡翠色の瞳を覗き込み]
ほれほれ、正直になっちまいな……?
他にどう思えばいいですか。
あ、でも、あの野獣どもから解放してくれたのは、
感謝しなくもねーですけど……
でも、おまえもけだものですね?
[最後の一言さえなければ、まだ形になったものの。
その一言を放っている意識がないのか不思議そうに。
身を乗り出す姿勢には警戒も露わに、
拘束されたままの手で押しのけようとしながら]
はあ……? なにいってるですか?
あんなの擽ったいし、キモいだけです。
レディに対してすることじゃねーですよ。
だいたい、何であんなことされなきゃいけないんですか。
[まだ雛鳥の自覚のない少女は、
ぷんすかしながらそう言い放ちぐいぐいと押し返す]
ん、いっちょ前に感謝はしてくれてるのか。
そうだなぁ、けだものかもなぁ?
[自白剤を使ってなお、
マリーの様子は普段とあまり変わらなく思えて。
という事は、なんとなく気が付いてはいたが、
裏表のない性格なのだろう。
そんな事を思いながら、
拘束されたまま自らの胸板を押しやるマリーの両腕を、
ひょいと上に持ち上げた。
その勢いのまま、彼女の背をベッドへと横たえる。
皿の乗ったトレイが床へと落ち、
零れた水が、床に染みを作った――――…]
そーかそーか。
忌憚の無い意見をありがとう。
いや、俺もプロでね?
……気持ち良くさせるのも仕事のうちって、な。
[彼女の足蹴りが届かない様上半身側に屈み込み、
空いた方の手を、マリーのタンクトップの中へ潜り込ませる。
片手ではあまる程の豊かな膨らみをやわやわと揉みしだき、
先端を、軽く摘んだ]
つーわけで、気持ち良いって言わせるまで、
がんばってみようかな、とね?
そうです、けだものです。
だから離れやが――――ぎゃーっ!!!
[そうです二度めです。
艶の欠片もない悲鳴が、腕を取られた瞬間に上がる。
近距離な分響いただろうその声は、
ベッドに押し倒されてもなお続くわけで]
ちょっ
や、やめやがれって、やだあああ……!!!
変態!
けだもの!!
――っ、い、嫌……
[身を捩る。
叶わない抵抗であろうと、その手から逃れるように。
無防備に開いたワイシャツの隙間から忍び込む手が、
実りきった果実の片側に触れれば猶更青ざめて。
腰を捻り、
それでも無理なら脚が上がる。
真横のディタを蹴り飛ばすのは無理でも、
その勢いで、横たわる身を起こそうと努力しながら]
ゃ、ぁ……やだ、やめ……
[柔らかな弾力に沈む指先に。
その先端を摘む、痛みに似た刺激に。
擽ったさと、嫌悪感にぶんぶんと首を横に振って、
桜色の髪を乱して伝える言葉はごく素直なものだ]
き、気持ちいいですから!
良くないけどやめるです、ほら、やめよう?!
これ以上するなら、噛みちぎってやるですよ!
[噛みちぎれるのは自分の舌くらいのものだけれど。
威嚇でもするようにディタの方へ顔を向け、恨めしげに]
[彼女が首を振る度に、束ねられた桜色がベッドの上で左右に揺れて]
良くないって、言ってる。
ならまだやめるわけにゃあ、いかんなぁ……
[ただ感触を楽しんでいた指先が、動きを変えて。
少女自身が、自らの胸の存在を意識せざるをえない様な、
そんな繊細なタッチで下から上へとなぞりあげる。
繰り返すディタの手の動きにより、
タンクトップは胸の上まで捲り上がって。
視線を下に落としたならば、彼女自身の視界にも、
男の指の腹でそっと潰される、自らの突起が見えただろう]
けど、まぁ……
噛み千切られちゃたまらんな?
[こちらを向いた彼女へと、口唇を重ねた。
それはキスに似せた、拘束で]
噛み付き防止、っと……
[上から押さえ付けながら、彼女の歯列を舌先で味わっていく。
アンパンの甘さが、ほんの僅か残っていた。
ある意味この場所が、一番安全であると――――
そんな、目論見からではあったが、
少女の口唇の柔らかさは、思ったよりも蠱惑的で。
少女が自らの舌を噛む事を防ぐべく、
己の舌で、歯列の内側へと押しやっていく]
ッ……は…………
[スプリングの微かな軋みと、二人の吐息が重なり合って]
…ん。
[いつの間にか眠ってしまったようで、目を覚ます]
夢だったのでしょうか…
いや…
[隣にはエレオノーレも眠っているのだろうか。
起こさないように…現実を確かめるように…
そっと抱きしめる]
ついにこの日がきてしまいましたか。
[出会った時からこの想いの正体はわかっていた。
そうであって欲しくはないと願いながら、誤魔化しながら。
突き放そうと必死で…]
エレオノーレ…でも君は…
[涙を零しながら、彼女の頬を撫でてはいつまでも見つめていた]
痛く…ないです…
[薬のせいか、慣れたのか、痛みは全くなく
ファミルを受け入れた場所は貪欲に刺激を求める。
ファミルが動けば与えられる刺激に酔いしれ
苦痛なだけだった行為が狂うほどの悦楽を運んでくる。
最後に残っていた理性も欲に飲まれ消えると
もっと狂わせて欲しいとばかりに
目の前にいるファミルの首に絡み付いた。
与えられれば更なる快楽を欲しがり渇望する躰を
解放させることが出来る唯一つの存在を求めて。]
[ファミルの刻むリズムに合わせて
熱く吐息を漏らしながら
自分のなかで質量を増すファミルを感じると
訪れた押し留めのない激しい快楽の波の大きなうねりは
内側からの収縮に同調してエレオノーレをガクガクと痙攣させた。
次いでファミルが引き抜かれると
エレオノーレの躰に熱い迸りが注がれる。
はぁはぁと肩で息をしながら
満ちた潮が引いていくと
心地よい甘い痺れが躰の芯に ジン… と残り
ぼーっとした頭でシーツに身を委ねた。*]
[ざわりと背筋が粟立つ、いつかも感じた感覚。
男の指先が弄ぶ柔らかな弾力が、
拒否する仕草と全身の震えを映じて揺れ動く。
視界に映る白い丘に纏わりつく、
地味な色合いのタンクトップのその向こう側。
桜色の先端が押し潰される、そんな景観に。
快楽でも嫌悪でもないもう一つの感情、
恐怖の色合いに満ちた瞳がディタへ訴えようとして]
――――ン、ぅ……
[言葉を紡ぎかけた唇が塞がった]
[直前、舐めていたせいで濡れた唇。
重なりあうそれも僅かに濡れて、
侵入する舌先に分かりやすく身体が跳ねる]
んん、っ……ぅ…………
[その反応は、
身体を弄られる恐怖よりかはいくらか健全で。
じわりと目端に浮かぶ涙の雫が、
歯列をなぞる感覚に瞳を瞬かせるたび零れ落ちていく。
噛みつくことなど忘れたように押しのけられた舌は、
触れ合う質感に痺れたのかされるがまま]
――っ、ふ……ぁ…………
[重なる吐息に頬が染まる。
漸く動き出した感情が、顔を背けてそれ以上を拒んだけれど。
見下ろせば赤く染まった頬に固く結ばれた唇は、
少なくとも先刻よりかは幾分か
愛撫の“気持ちよさ”を理解した様子を伝えていた]
は、離せ、です……、っ…………
[か細い抗議もまた、僅かな震えを宿して必死に。
解放された隙を狙ってなど考えもしていないことは、
継がれる言葉がないことからも分かるだろう]
[頬に触れるぬくもりに気付き目を覚ます。
目を開けると隣にファミルがいた。
朧気な記憶を辿り、昨日の出来事を思い出し頬を染めた。]
ファミル様…私――…
[と言いかけて涙に気付くと]
―――…泣いて いらっしゃるのですか?
[媚薬の効果はいつ頃切れたのだろうか。
すっきりしていた頭は、ファミルを見て混乱した。]
[ファミルが話をすれば聞き、いくつか会話をしただろうか。
話し終われば]
ファミル様…
絵を 描きたいのですが
画材道具をいただけませんか?
[こんなお願いをしてみた。]
/*
うわー
改めて読むと誤字ばっかり…(しろめ)
×押し留めのない
○押し留めようのない
とかね
ほんとにもおもお…
誤字ばっか…orz
起こしてしまいましたか。
ゆっくり休めましたか?
[染まる頬を微笑ましく思い、また撫でては]
!!
[泣いているとは知らずに、指摘されたのにはとても驚き]
ふふっ…
目にゴミでも入ったのでしょう。
[誤魔化した]
心配してくれるのですか…私を…?
優しいのですね。
エレオノーレ――…
[昨晩の熱い夜を思い出し、余韻にもっと浸っていたくって顔を近づけた]
[いくつか話し終えれば]
絵を?
書くのが好きなのですか?
いいでしょう。
[パチンと手を鳴らすと、召使いに画材道具を用意させるように命令した]
いえ…
はい いつの間にか眠ってしまっていたようで…
目にゴミ…
取って差し上げ…
[言いかけるとファミルの顔が近くなり
反射的に目を閉じ、自らも顔を寄せた。]
ええ 絵を 描いてみようと思いまして…
ですが ファミル様に見られていると恥ずかしいので
どこか…違うお部屋に行くことはできるでしょうか
それから…浴場があれば
湯あみをしたいのですが…
[腕の中で震える官能の弦を存分にかき鳴らし、
絶頂のフォルティシモから堕ちゆくピアニシモへ
刻々と音色を変える悦びの曲を奏で上げる。
快楽の嵐に晒された若者が力尽きるまで
幾度も幾度も、繰り返し貫き翻弄し、
意識を手放して沈みゆく身体を、抱きしめた。]
愛しい私の真珠。
おまえの前に道はひらかれた。
[弛緩した身体に囁きかけ、言祝ぐ。]
[意識を失った若者の身体を清めるのは、闇に任せた。
後孔にももう一度闇の欠片を忍ばせておく。
乱れた寝具を整えるためには使用人を呼んだ。
自身は黒衣を羽織りなおしただけで典雅な佇まいを取り戻す。
そうして椅子に腰かけ、眠る若者の顔を飽かず眺めていた。]
[やがて若者が眠りの園から戻りつつあるのを見て取れば、
再び寝台に上がって彼に覆いかぶさる。
微睡みの縁にある彼の上体を抱き起こし、
唇を重ねて舌先を歯列の内側に潜り込ませた。
柔らかく執拗に口の中を犯し、絡め取った彼の舌を吸う。
息を奪い唾液を飲ませ、思うままに弄んでから唇を離した。]
目が覚めたかい?
気分は?
[自身はごく機嫌よく問うて、朝と同じテーブルに着く。
テーブルの上には今は茶器ではなく、筆記具が用意されていた。]
おまえの望むものを用意しておいたよ。
好きに使うといい。
けれどもその前に、おまえに言っておくことがある。
[前置きして切り出したのは、この場所のこと。
「天使の鳥籠」という呼び名と、その目的を語る。]
ここにある間、おまえは「雛」として扱われ、
私は「庭師」としてふるまうことになる。
私はおまえに愛の営みの何たるかを教え、
相手を悦ばせる技を身に着けさせ、
心構えとふるまいを覚えさせるだろう。
私に見出された以上、
おまえは、もう元の暮らしに戻れないと知りなさい。
[穏やかな口調は崩さぬまま、厳然として言葉を突きつける。]
「鳥籠」の中では、おまえを黒蝶と呼ぶことにしよう。
私のことは、緋扇君と呼ぶといい。
屋敷の中では自由に過ごして構わないけれども、
私の許し無しに「鳥籠」から出てはいけないよ。
[必要なことを伝え終えて立ち上がる。]
私は少し出ているから、
その間に必要なことを済ませておくといい。
食事が必要なら、使用人を呼びなさい。
[壁のベルを示した後、黒蝶と名付けた若者との間を詰めた。
素早く手を伸ばし、顎を捕えて唇を奪う。
今はそれ以上のことはせず、笑みひとつ残して部屋から出た。
鍵は、掛けぬままにしておいた。]
― テラス ―
[この日、男の姿は部屋にはなかった。
深い庇の張り出したテラスのテーブルに茶器を持ち出し、
庭園を眺めながらのひとときを楽しんでいる
昼下がりの穏やかな風が吹き込んで
花の香りをここまで運んできていた。
なにをするというわけでもなく、
時折、カップを口元につけながら時を過ごす。
誰か通るならば気軽く声をかけ、
あるいは茶に誘いもするだろう。]
[そっと口付けは交わされる]
…嫌がるかと思いました。
どうしてです?
私が無理強いしないからですか?
[そう言いつつも胸の中では喜びが満ち溢れていた。
薬のせいでなく、自然と自分を受け入れてくれる事実を―]
恥ずかしいのです?
エレオノーレが描いてる姿を見てみたかったですが。
まあいいでしょう、部屋を取らせましょう。
湯あみ?
そうですよね、いっぱい汗をかきましたしね!
一緒に入りましょう!
この部屋にもありますが、屋敷の中に大きい浴場もありますがどうします?
その場合は、エレオノーレの姿を見られたくはないので貸切にしましょう!
[なんだかここだけは変に強調していった]
[――――子どもだとばかり思っていたのに。
マリーの小さく漏れる声が、涙に濡れた表情が、
自らの心を揺らしているその事実は、
ディタを少なからず動揺させた。
"意外と雛鳥として、向いてるかもしれんな……"
などと、庭師としての思考に逃げてみたりもしたが……
少女の目の奥に浮かんでいる感情が、
恐怖である事に気が付くと]
――――ッ、ん……やれやれ、まだまだって所か。
[口付けを離し、身を起こした]
ほれ、離してやったぞ?
[ぽふりと一度、頭を撫でると。
マリーに背を向け、窓へと向かう。
いつの間にか、日は落ちかけ。
落日の残滓が、周囲を金色に染め上げていた。
しばらく無言で眺めた後に、カーテンを閉め]
ちと早いが、寝るか。
マリーも今日は疲れただろうしな。
………俺も疲れた。歳かねぇ……
[などと、首を回し]
どうして って…
いえ…その……
[しどろもどろに答える。
自分でも何故だかわからなかったが、そうするのが自然な気がした。]
はい…
うまく描けるかわかりませんし
ありがとうございます
部屋でもどこでも
一緒にですか///
それは…恥ずかしいので///
[大浴場と聞くとぱあっと顔を輝かせ]
あ 行ってみたいです
[どのくらいの広さかはわからないが、或いはそこなら一緒でも恥ずかしくないだろうか。
貸切りと強調されると照れた。]
明日は、風呂場にでも行くか。
綺麗にしてやるよ。
[そのままの格好のマリーの上に毛布を投げ落とすと、
自らも無遠慮にその横へと潜り込み。
大きめの羽毛の枕を引き寄せた。
ついでにマリーをも抱き寄せて]
あ、寝てる間に悪い事を仕出かしたらお仕置きな?
――――以前は軍に居たからな。
眠りは、浅い。
[訓練の賜物という訳では無いのだが……
そして、眠る間際にぽつりと。
自白剤が残っているであろう少女に向かい、
静かな瞳で問いかけた]
――――お前さ。
俺がお前の故郷を滅ぼしたって言ったら、
どうする……?
[やがて、静かな寝息が聞こえて]
ん?今さら照れるのです?
…今の状態と変わらないではないですか。
[後ろに手を回し、背中をそっと擦ってにやり]
そんな顔をされてはなおさら一緒に入らないとですね!
[ぱちりと手を鳴らして]
服はそれを。
準備ができたらいいなさい。
私が直接連れてきましょう。
[渡された服はピンク色の中が透けそうな、ワンピース型の寝間着と黒いフードが付いたマントだった。
着替えてる間、画材道具と部屋の準備と、貸切の大浴場の手配をして]
フードは深くかぶりなさいね。
エレオノーレを一目見たなら、狙ってくるかもしれません。
[自分のものとばかりに、手をしっかりと握って大浴場へと向かった]
― 大浴場 ―
脱がせるだけでいい。
[エレオノーレとは離れた場所で、大浴場で白いいつもの服を召使いに脱がせると一人で浴場へと向かう]
エレオノーレの支度が出来次第、浴場にくるように伝えなさい。
[彼女が嫌がらなければ、支度を手伝うであろう。
ファミルは浴場に行き湯に浸かると、物思いに吹ける。
エレオノーレは嫌がらなかった…このままの状態がよいだろう。
自分の思いですら利用し、成長させよう。
慣れているではないか。
いずれ巣だっていくのだ。
エレオノーレの純真無垢なままでいさせてあげたい]
…っ!!
[苦しそうに胸を抑えた。
エレオノーレは嫌がらなかった…
どうしてこんなに苦しくて切ないのか…
壊してでも側に置こうとした…
ただの男に成り下った、自分へのこれが―
報いなのだろうか…]
うん、じゃあ行こうか。
[ベッドから起き上がる彼女。ローブをはだけさせていたので白い乳房が少し露わになっている。
身なりを整えて、ついでに軽く手で髪も整える。]
人前に出るときはきちんと整った清潔な格好で出ないとね。
[自分も身支度を整える。]
さあ、行こうか。
[彼女の手を引いて、自室を出る。]
[今の状態と変わらないと言われて自分の姿を意識すると
恥ずかしさに体を捩った。
背中を擦られれば昨日の余韻を感じて。
手渡されたものを見ると]
ファミル様…
ですが これは…スケスケです///
それとあの…下着は…
[綱を外してもらうのを待ちながらふと窓を見つめる。
彼の元にやってきたのが昼時だったのに、今となっては太陽が沈み空は暗くなっていた。
食堂では何を食べよう?と考えながら大人しく首輪の綱が外れるのを待った]
[>>28の彼に綱を外してもらってからはだけたローブと髪を整えてもらう。]
うん、わかった。
[彼に言われながら手を引かれ彼の部屋を後にした]
…透けてちゃだめなのでしょうか。
湯あみの後はこれが楽でしょう?
それにどうせ脱が…いや何でもありません。
ん?下着??
習慣がないのでいつも忘れますね。
[下着はいつもつけないファミル
楽しみにしたいので、召使いから下着を渡させた]
―食堂にて―
さあ、食べて体力をつけなきゃね。
[給仕人を呼びつけ、食事の支度をさせる。]
ところで、リーリエはお酒を飲んだことはあるかな?
[と、尋ねる。]
ー食堂にてー
[>>30の彼が支給人に食事を頼むのを見ながら次にお酒を飲んだことあるのかという質問に、首を横に2、3回振る。]
お酒?お酒は飲んだことがないの。飲んじゃダメって言われていたから…。
[少し控えめに飲んだことがないという旨を彼に伝えた。]
うん。
[>>32の彼に少し疑問を抱きつつも運ばれてきた料理を口にする。
こんなに豪華な食事を口にするのは初めてかもしれない。などと衝撃を受けつつ丁寧に一口サイズに切り分け口に運んでいく]
美味しい…。
[思わず呟きながらもくもくと料理を口に運んでいく]
[リーリエの食事作法に驚く。なるほど、もともとは裕福な家庭であったようだ。その所作にもある程度の気品が感じられる。
それだけにこの少女の身の上が一層哀れに感じられる。]
どう?美味しいかい?
此処にいる間は食事は十分満足できるほどには与えられるよ。
[一通り食事を終えて、彼女に問う。誰に買われていくかによってはここでの生活とは比較にならない辛い日々がまっていることもある。
それなら、ここにいる間くらいは雛鳥に慈悲のある暮らしをさせてやる、というのが自身のポリシーだった。]
食べ終えたのなら、部屋に戻るよ。
はい、すごく美味しいです。
[>>34の彼に尋ねられれば満面の笑顔で返事をする。口の端にメインのソースが付いていることなどお構いなしに
それから食事に戻り一通り食べ終えれば、彼に食べ終えたことを告げる]
ふふっ、確かに少し離れてますね。
[>>36の彼のぼやきに少し微笑みながら返した。部屋に着けば彼に促されるままに部屋の中へと入っていった]
[眠りに揺蕩う合間に何をされたかは記憶に残らぬ。
だが、目覚めの際に行われた愛戯を鑑みれば、無垢な時間であったはずもないのは明白だった。
気分は、と問いかける翳りのない笑みを見返す双眸の下には目立たぬながら隈ができている。]
熱夢にうかされていた気がする。
[だが、倦怠感のみならず、身体に残された落花狼藉の痕は疑うべくもない事実を突きつけていた。
この男に抱かれた。
のみならず、懇願させられ導かれ、幾度も果ててしまった。]
卑怯な…
[非難の声は力なく掠れた。
最初は薬の作用で敏感になった身体が勝手に反応して仰け反り跳ね回っているだけと認識していた。
けれど、次第に与えられる刺激を待ち望むようになって、痺れるような心地良ささえ覚えて、ついには耐えきれずに自分から腰を突き上げ求めてしまった。
気持ちいい、気持ちいい、と甘やかな放埒の声を上げ続けたのも幻ではない。]
[起き抜けのわずかな時間にも濃密な接吻けでベリアンを翻弄した男は、これが日常のごとくサラリと振る舞いながら、彼とこの館の存在意義およびベリアンの置かれた立場を告げた。]
…っ!
[消耗した上体を起こし、フツと怒りを滾らせたベリアンは指を握り込む。]
誰の──差し金で、
[第七王子とはいえ正嫡であった。
陰謀の標的になる自覚はある。
だが、庭師かつ緋扇君と名乗った男から、記憶にある名を聞くことはできなかった。
男はここでのルールを伝えると、不遜な接吻けを残しベリアンの視界から姿を消す。]
[海賊のみならず、彼もまた人攫いであったのだ。
しかも、捕えた相手に調教を施して隷属下に置かんとする非人道的な略奪者であった。]
もう… 戻れない と、 言うのか
[男の宣言はベリアンを押し拉ぐ。
媚薬の効果の切れた今も、彼の律動を思い出すだけで身体の奥がジクと疼く。
またあるのだろうかと考え焦れている自分がいる。
あの狂おしい悦びのためなら、自分は後悔しつつも足を開いてしまうだろうとわかった。]
[海賊船長の予言のとおりではないか。]
──く、
[愛の営みに奉仕する雛として改めて与えられた名は黒真珠を育む母貝のもの。
それもまた、拒む者から異物を受け入れる者への転身を示唆しているかに思われた。
もっと早くにわかっていたら防げただろうか。
掌に顔を埋めて呻く。]
[しばし煩悶した後、ベリアンは柔らかな絨毯へ素足を下ろした。
希望したとおりに用意された筆記具を用い、国元へ送る手紙をしたためる。
カーテンを開けるのは躊躇われ、眼鏡もないままだったので、ペン先に顔を近づけて書く。
さて、これを届けるよう、誰かに頼まねばならないが、現状、人に会える恰好ではなかった。
眠っている間に媾合の残滓は拭われていたが、服は着せられないまま。
男が部屋着を出してくれた辺りを探してみるが、替えの服は見つからない。
仕方なく瀟洒なテーブルクロスを腰に巻きつけ、余った部分を肩へと斜めに流し掛けて衣類の代わりとした。
そうしてベルを鳴らして使用人を呼び、手紙を託す。
あらかじめ黒衣の男に申しつけられていたものか、深く詮索もせず手間賃を要求することもなく、使用人は指示に従った。
黒衣の男に倣い、扉には鍵もかけず退去する。]
− 「天使の鳥籠」 廊下 −
[しばらくして部屋を出たのは、食事を求めてのことではなかった。
この屋敷について知るためである。
それと、叶うならば、まっとうに仕立てられた服を手に入れたい。
今、ベリアンがまとうのは上質の素材とはいえ、ただの裁ち布だった。
膝までの腰巻きと斜めに肩に流した襞布は民族衣装に見えないこともないが、見る者が見ればテーブルクロスだとわかってしまうだろう。]
うーん、受け入れたわけじゃないけど、そうするしかないのかなって思って…。
[>>38彼に尋ねられれば、部屋に入ってから応えた。逆らってどうにかなるというわけではないようだと食事の前に散々思い知らされたというのもあった]
なるほどね…
[>>40の諦めの入った声音に納得したようにうなずく。]
そういうことなら、最初は優しくいこうかな。
[小瓶に入った褐色の液体を部屋に置いてあるグラスに注ぎ、彼女に見せる。]
買われた先でお酒を飲まされることもあるだろうから、ちょっと訓練しようか。これはアマレットというお酒だ。
甘い中にもほろ苦さのあるお酒でね…まあ、 飲みやすい方だろう。
[ほのかにアーモンドのような香りのするその液体を彼女に飲むように促す。]
[廊下を進むうちに、咎めるような声をかけられた。
見れば、儚いほどに色素の薄い髪色の人物である。]
屋敷の中では自由に過ごして構わないと聞いている。
それとも、汝がこの「鳥籠」とやらの考案者か?
[ベリアンは正面から相手を見据えて応じた。
その態度は雛に似つかわしくない毅然としたもの。
彼が背後に隠そうとしている黒いフードの人物が誰か確認するように視線を向けたが、身長からして緋扇君ではないと判断すると、いくらか関心は薄れた。]
[下着を渡されると一礼をして身支度を始めた。
支度をしながらエレオノーレは思案していた。
毎回メイドに清拭してもらっているとはいえ、新しい下着は湯あみの後に着けたかった。
下着はいつも着けないらしいファミルに倣い、自分もそうしてみようか……。
―――思案の末、渡された下着を胸元に忍ばせると薄手の寝間着の上に黒いマントをしっかりと着込み、フードを目深に被ると
先に用意出来ていたであろうファミルの元へ。]
― ファミルの部屋→大浴場 ―
[フード付きの黒いマント―フードは目深に被り―を肌蹴ないようきっちりと着込んだエレオノーレはファミルに連れられて大浴場へ向かっていた。
窓から吹き込む春の風に着ているものの裾を持ち上げられぬよう片手で抑えつつ歩く姿は誰かに見られたなら多少挙動不審に映ったかもしれない。
ファミルが誰かと話をする様子に気付き顔を上げると
視界に浅黒い肌をした異国の男性が入って来た。]
躾がまだ行き届いてないようですね。
別に自由にしていてもかまわないですが、そんな恰好でうろついてはこの屋敷の品性にかかわります。
出直してきなさい。
[視線を後ろに移したなら、警戒心を高めて]
何を見ているのです。
許しませんよ!
[エレオノーレを取られまいと、彼女の握っている手の力を強めた]
えっと、これですか?
[茶褐の液体を注いだグラスを差し出され受け取りつつ彼に尋ねる。
けれど、彼の言うことを聞き、ちびりと飲んでみる。アマレットが喉を通ると焼け付くような感覚がした。
口の中にはお酒独特のツンとした香りの後にほのかにアーモンドのような香りが広がった]
……っは…………
[解放と共に吐き出された呼気は、
まるで男の挙動を窺うように小さく消える。
実際に頭へ手が伸びてくれば、びくりと震えもしていた]
…………。
[その掌が撫でても警戒の雰囲気は薄まらず、
ただ、離れてくれることに、ホッとしたような空気を滲ませて。
啜り上げながら手の甲で濡れた唇を拭き取り、
それから身を起こそうと――]
……っはぁ?
[――起こそうとした身体はディタの狙い通りか想定外か、
見事に中途半端な姿勢で硬直していた]
[毛布が振ってきて視界が塞がれる。
それ自体に怖さはないけれど、近づく気配に]
な?!
風呂くらいひとりで入れるですよ?
おまえもしかして……どへんた……
………いやぁあ――――っ!
[隣に滑り込んできた身体を押しのけるように、
両手を突き出して拒否を示しながら――
――悲しいことに中途半端な姿勢では、
力が籠らず、強引に抱きしめられはしたけれど。
目敏く見つけ出した男の服の中。
ドッグタグ状にぶら下げられた鍵を視界の端に映し]
どうかな?水も用意するからそのグラスを飲み干してね。
どれくらい強いか試すためだから。
[小さなグラスの中には3fl oz(90ml)ほど注いである。]
私も一緒に飲もう。
[自分も同じ分だけ注いで、ちびりと飲みつつ彼女の様子を観察する。
天窓からは月明かりが差し込む。部屋の光源は燭台の蝋燭とこの月明かりだけだ。薄暗い中に彼女の銀髪がきらめく。]
[アマレットをちびりちびりと飲み干して1(2x1)[1.酔った 2.特に何も起こらない]状態となった。]
えっと、飲み終わりましたよ?
[彼にそう告げながらアマレットの入っていたグラスを渡そうと差し出した]
しっかりフードをかぶっていなさい、エレオノーレ―
[誰とも会わないと思っていたので、フードの下の服は普通の物にするべきだったと後悔していた]
― 大浴場 ―
[大理石で出来た広々とした浴室。
浴槽に張られた乳白色の水は湯煙をあげていた。
ファミルと混浴というのは恥ずかしかったが
大浴場に浮き足立った。
服を脱ぎ、畳んで脱衣籠に入れると浴室へと足を踏み入れた。
軽く体を流すと、先に入っていたファミルに声を掛ける。]
お湯加減はいかがですか?
(…これは 一緒に入ってもいいのだろうか///)
……くっ。
[先を見越した言葉に思わず悪い顔も言葉も飲み込んだ。
わかりやすくコロコロ変わる表情のせいで、
恐らくは見咎められてはいない――はず、なのに。
鍵への興味が逸れたのは、
勿論、ディタが零した不意の問いかけに。
言葉に詰まった理由は、返答に全てが詰まっていた]
……へ?
僕の故郷って滅んでるんです……か?
[考え込んでいてがエレオノーレが入ってきて、我に返り。
すぐに笑顔を作ると]
ええ、いいですよ。
さあ、エレオノーレもこちらへきなさい。
足元に気をつけてください。
[立ち上がって彼女の手を取って、湯へと導き]
ねえ、良い湯でしょう。
心が洗われるようです。
エレオノーレも後で洗ってあげましょう。
[楽しそうに笑った]
あっ、ありがとうございます…。
[赤らんだ頬と酒の香りのする吐息で彼から水を受け取り、それを飲み干す。
それからしばらくして、だいぶ酔いが覚めてきたのか外に出ようかななんて考え始めた]
案外平気そうだね。けっこうお酒強そう…?
[もう3fl oz程注いで再度渡す。]
まだ飲めそうかな?
[ほんのり赤らんだ彼女の顔を見つつ差し出す。]
――回想――
(……とまあ、そんなことがあったわけですが)
[言いたいことだけ言って寝落ちたディタの腕の中で、
寝られるはずもなく悶々と考えを巡らせながら。
先ほどから視線の先は、
ディタの服の内側の鍵にじっと注がれている。
あれさえあれば自由。
もう二度と、怖い思いもしなくて済むはずで。
目の前に人参をぶら下げられて黙っている、
大人しい少女などここには存在していないのだ]
(そーっと、そーっと……)
[そろそろと指先を伸ばして、鍵に触れ……]
いえ、やめておきます。なんだか、酔っちゃったみたいで…。
[彼に言われれば、少し苦笑しながら遠慮した。]
そうだ、中庭に行ってもいいですか?
[ふと思い出し、彼に尋ねた]
[でこピン、ほっぺむにむに、拳骨、
性的な嫌がらせ含め、その他諸々――――…]
……うー……。
[そんな自由への挑戦を9(10x1)回ほど繰り返して、
その都度、起きたディタにお仕置きを受けたのは言うまでもなく。
漸く疲れというものを思い出した身体を横たえて、
黎明近くにその日は眠りについたのだった……]
絶対、出し抜いてやるです…………。
[そんな、危険な決意を自白剤の最後の残滓として*]
はい…失礼します///
[立ち上がってエスコートしてもらえば
ファミルの素肌が見え―――。
思えば、ファミルの裸体をしっかりと見たこともなかったことに気付き
なんとなく視線を逸らした。
湯は丁度良い温度で
肩まで浸かると疲れが流されていくようだった。
楽しそうに笑うファミルにつられて笑顔で]
はい とても気持ちがいいです
お風呂…お好きなのですね
[洗ってあげましょうの言葉には真っ赤になり]
いえ///大丈夫です
そのくらい 自分でできますから///
これでダメなら、このモヤモヤした気持ちを諦められるかも・・・。
[などと思いながら、ライラックの咲き誇る中庭へと一人で行きたいとアレクシスに告げた。]
[淡系の男はベリアンの問いには答えず、品性を糺して出直すよう命じる。]
…なるほど。
[呟きは命令に対する了解ではなく、彼が品性云々を気にかける立場であることを把握したことによるものだった。]
この恰好が気に入らないのはわかった。
我も好きで着ているわけではない。
だが、部屋には他に衣類がなかった。
咎めるならば代案を示してほしい。
[そう告げるうちにも、ベリアンが彼の背後の人物に目を向けたことを憤るかの声が重なる。]
[酷薄な雰囲気をもつ彼が強い執着を示すその人物は身を竦ませているように見えた。
自らの経験と、「躾」と口にした男の動きから読み取れるものに、ベリアンはいささか陰鬱とした気持ちを抱く。
同じく囚われの身かと。]
何処の国の者か。
[あまり踏み込まぬよう、背後のフード姿に声をかけた。]
― テラス ―
[穏やかに流れる時を楽しみながら、部屋での遣り取りを反芻する。
黒蝶と名を与えたあの若者は、花を思わせる色をした瞳を怒りに輝かせて問うてきたのだ。
「誰の差し金で」と。
自身が陰謀の的となりうることを自覚している問い。
教養を感じさせ、かつ奉仕されることに慣れた立ち居振る舞い。
彼が貴顕の出であることは、疑いない。]
─── これは、運命だよ。
[彼に返したのと同じ言葉を、唇に乗せる。]
私がおまえと出会い、見出し、摘み取った。
誰かが仕組んだわけではない。
こうなるべくして導かれたのだ。
[風に囁いて、微笑む。]
おまえはきっと、いかようにも花開くだろう。
従順にしな垂れる悦びの奉仕者としても
周囲を跪かせる百花の王としても
おまえの素質は伸びゆくだろう。
私の望むままに、
咲き乱れてみせるといい。
[声の届かぬ場所にいる相手へ、言葉を贈る。
テラスを吹き抜ける風が、それをどこかへ運んでいった。]
― 同じころ ―
[部屋の主と雛鳥が出かけたあとの部屋に、
使用人たちが出入りして、何か大きなものを運び入れていた。
何本もの長い金属の棒や大きな輪、鎖などが次々と部屋に届けられる。
全て運ばれたあとも、使用人たちは部屋で作業を続けていた。
少しの間、慌ただしく作業が行われる気配が続く。]
― 廊下 ―
[ファミルと男性のやり取り>>44>>45を聞きながら
ファミルの激情家な部分を知っていたので
ケンカになりはしないかとハラハラしていた。
男性はどうやら服がないようだった。
何故ないのか、着て来た服はどうしたのか気になりつつも黙っていた。]
― 廊下 ―
[
怖い…
何事もなく過ぎればいい…
そう思っていると投げかけられた言葉>>46
答えてもいいのだろうか…
恐る恐るファミルの方を見た。]
―翌朝・ディーターの部屋―
…――――ん……
[カーテンの隙間から差し込む陽の光で目を覚ました。
昨晩、マリーが実に激しかったせいで、
すっかり寝過ごしてしまったらしい。
ほとほと疲れきったお陰で悪い夢を見ることも無く、
最終的には熟睡する事ができた訳だが――――…
朝になってみれば、当の本人は2(3x1)
1ベッドから転がり落ちていた
2人を踏み台に寝ていた
3意外と大人しく腕の中にいた]
ー廊下ー
[彼から許可をもらい部屋の外に出てしばらく進めば、何やら話し声が聞こえる。>>44>>45>>46>>52
これは、話しかけないほうがいいかな?と思いながらそっと気がつかれないようにその場に立ち止まった]
― 廊下 ―
[
そういえば…
と、ふと門前で見掛けた女の子のことが気になった。>>0:23
彼女はここにいるのだろうか、いるとしたら――…自分と同じ境遇なのだろうか
>>54誰かに見られている2(2x1)
1.ことにはまだ気付かない。
2.ような視線を感じた。]
……重い。
おら起きろじゃじゃ馬。
[雛鳥としての教育の前に、
人はベッドシーツでもサンドバッグでも無いという事を教えなくてはいけないらしい]
ほら、腕、解いてやるから大人しくしてろよ?
[前途の多難さに頭痛を覚えつつ、
両腕を拘束していたネクタイを外し。
念の為、寝ぼけ眼の彼女のズボンを手早く脱がせた。
こうでもしないとこの娘、
窓を突き破ってダイ・ハードな逃走をしかねない。
そのズボンを衣装棚に仕舞い込みつつ、
中から新しいさらしとタンクトップ、
自分が軍にいた頃に着ていたワイシャツを取り出して]
ほら、約束のと上に着る用。
これなら尻まで隠れるだろ。
―――着替え終わったら、朝飯食いにいくぞ?
[マリーへと投げ渡すと、自らもその場で着替えを始め。
とはいえ此方の方は、
昨日とほぼ変わりばえのしない出で立ちであったが。
錆色のジャケットは、トレードマークの様なものらしい]
私が何にもできないと思ってますね?
今はだいたい召使いにやらせていますが、昔はお風呂場の神様と呼ばれるほど気持ちがよいと評判だったのですよ。
安心して私に任せなさい!
[得意げに頷いて、シャンパングラスを傾ける]
エレオノーレも飲みますか?
これはきつい酒なので、果実の飲物にしなさいね。
[グラスを手渡した]
躾は順調に進んでいる?
そろそろ、次の課題に進むとしましょう。
【レッスン 2】
雛鳥の魅力を引き立たせる下着姿(コスプレ・全裸でも可)で、公共スペース(=狂鳴ログ)へ連れ出し、何か作業をさせること
または、風呂でのおもてなしを身につけさせること
もちろん、両方やってもよい
★前の課題がクリアできていなくてもペナルティはありません。
また、もうちょっと前の課題に取り組んでいたかったらロールを続けても構いません。
★追加イベントは>>1:2
★次の課題投下は、4/23の夜23時頃です。
★2dになってダミーがいなくなることについてロールは不要です。
――夢の中――
子供のころのことは憶えてはいない。
気付いたら戦災孤児として孤児院に放り込まれていて、
そこでは、敵国の人間に、
家族どころか住んでいた場所すら壊されたと聞いていた。
大きな扉が歩いている一本道の後方にあって、
その扉は、叩いても、蹴り飛ばしても、決して開かない――
それが、いつも見る夢の終わりだったのに。
道を前へと進むのをやめて、振り返り大きな扉の前へと戻る。
いつもはただ静かなその扉が、緩んでいるようなそんな感覚に。
[自らをお風呂の神様と称し得意気にしているファミルに思わずくすくすと笑うと]
何もできないだなどと思ってはいません
ただ――…恥ずかしいだけです
あ なんでしたら
私がファミル様のお背中をお流しいたしましょうか?
[咄嗟に課題の【楽しませること】を思い出した。
しかし 背中を流すことが楽しませることになるだろうか…
とは些か懸念して。
グラスを手渡されれば]
入浴しながらお酒なんてすてきですね
私も喉が渇いたので いただきたいですが
お酒は飲んだことがありませんので
できればノンアルコールのものを…
[そう言いながら受け取った。]
[>>57の視線に気がつき少しキョドキョドとした。]
えっと、中庭って、どの扉から行けばいいんだっけ?
[辺りを見回してこちらに気がついたであろう彼女に話しかけてみる]
ファミル様…ちょっとお聞きしたいことが…
例えば の話ですけれど
例えば私に買い取り手がつかなかった場合
――…私はどうなるのでしょうか
[グラスを持ちながら聞いてみた。]
なぜ私に問うのだ。
気に入らないのはお前の服なのですよ。
お前に興味などありませんので、私は何も言いはしません。
それに他の庭師と揉めるのはごめんです。
失礼しましょう。
[立ち去ろうとするも「何処の国の者か」との言葉に立ち止まり]
エレオノーレ、何も答えなくてもよろしい。
いきますよ。
[手を引きこの場から動こうと促した]
[びっくりした。
銀髪の女の子のことを考えていたら>>55その子が目の前に現れた。>>60
しかもいきなり話し掛けられ、なんて聞かれたのかわからなかった。]
!!!
―――…え?
えっと、驚かせてごめんね。その、中庭に行くにはどの扉から行けばいいのかな?って思ったの。
[>>60の彼女にもう一度言ってみる。いきなり前に現れては流石に驚かせてしまうかと少し反省した]
大丈夫です。
これは酒ではないのですよ。
[綺麗な■lightcoralの色のジュースのグラスを指さした]
!!
そうですね。
せっかくなので私も洗ってもらいましょうか。
[課題を気にしてくれた前に、自発的な行動に親心のような思いで感動していた]
―回想・昨夜の事―
"僕の故郷って滅んでるんです……か?"
そう、不思議そうに彼女は言った。
あの子の桜色の髪が、
ただの偶然であるのなら。
あの炎に消えた古い街と何の関係も無いのなら、
それで良い。問題は無い。
すべてはただの贖罪で、自己満足なのだから。
窓ガラスに映る自らの赤髪から目を反らし、
男は少女を抱き締めた――――…
ほほう…私の商品に買い手がつかないとでも?
例え話として100歩譲って買い手がつかない場合を想定するなら。
私の召使いにでも、なってもらいましょうか。
愛玩具でもよいですね。
早速ですが、背中を流してください。
[グラスを荒々しく置くと、湯船から出た。
ここで怒り狂えばこないだと同じことをしてしまう。
どうしてもエレオノーレの言葉に一喜一憂する、自分を恨めしく思いながら]
[何か困っている様子だった。
迷子だとしたらファミルが道案内をしてくれるだろうか。
そんなことを思っていると不意に手を引かれ>>62]
あ!
お待ちください ファミル様
あちらに銀髪の女の子が―――…
[マントで足元がよく見えずに2(2x1)
1.転んだ。
2.転びそうになった。]
なんだぁ?そんなにこの部屋が気に入ったか。
それとも――――、
その格好を見られるのが恥ずかしいのか?
[スピードを重視したのか、さらしまでは着けきれずに。
大き過ぎるワイシャツの裾からは、
健康的な白い両脚が、覆うものも無く伸びている]
そういうのにも慣れてもらわんとな。
……ほら、わがまま言わない?
[自らも着替え終わり。
マリーの側に屈み込むと落ちていたさらしを拾う。
そして――――、再び両手を前で拘束し。
サービスとばかりに今度はリボン結びにしておいた。
ひょいと少女を小脇に抱え]
わぁ…きれいな色のジュースですね…
はい それではお背中をお流ししたらいただきます
[ジュースにしばし見惚れると、グラスを近くに置いた。]
[淡金の庭師は諍いを回避することを選んだ。]
なるほど。
[その対応から読み取ったのは、彼が利得を勘定して行動する男であるということ。
もっとも、ベリアンを見出した庭師が誰だか彼が知っているかは定かではない。
彼が連れている雛鳥は沈黙を守ったが、彼の呼びかけから名は知れた。]
格言に言う──「運命は望む者を導き、欲しない者をひきずる」
望みを捨てぬよう。
[その言葉を餞別に送り、去り行く姿を見送ることしかできなかった。]
わがまま言う度墓穴掘るって、
そろそろ気付こうな?
あと、暴れれば暴れるほど、 ワイシャツがずり上がって……
ケツが丸出しになるであろうと予言してやろう。
[そうして部屋を後にした。
まずは食堂、そして、大浴場へと向かおうと]
は…はい
わかりました……
[ファミルの態度に、怒らせてしまったことを察し
荒々しくグラスを置いた音には ビクリ と飛び跳ねた。
決してファミルを侮辱したつもりではなかった。
純粋な疑問だった。
ファミルの召使いならそれでもいいと思った。
愛玩具という言葉には思わず昨日のことを思い出しこっそりと赤面して
湯船から出たファミルの後に続いた。]
[言った先からエレオノーレが躓きかけるのを見れば心配にもなるけれど。
そして、彼らの向こうにもうひとり、銀髪の少女の姿を見かける。
「天使の鳥籠」の目的を鑑みるに、さほど不思議でもないのだろうが、容姿の優れた者が多く集められていると思った。
雛鳥に限らず、庭師もだが──
あるいは彼らもかつて雛鳥だったのかもしれないと、そんなことを考えながらその場を離れた。]
― テラス ―
[男が時折口元に付けるカップの中身は、
先ほどからほとんど減っていない。
揺らめく湯の面にはここではない別の景色が映っていた。
布を巻きつけて廊下を歩む若者の姿を眺め、
他の庭師と言葉を交わすさまを見る。
怖じず恥じぬ態度に、ふくりと唇をほころばせた。]
− 「天使の鳥籠」 裏門 −
[廊下での邂逅の後、ベリアンは扉を抜け、「天使の鳥籠」の外周を散策した。
存外に広い。
それでも、檻には違いないのだけれど。
門の外を眺めていたところへ、痩せた男が話しかけてくる。
「外に出たいのかい、雛鳥さん」
館の事情に通じている男は、どうやら「天使の鳥籠」に”商品”を届ける運送業者らしかった。]
自由が欲しい。
[遠くに視線を投げたまま、ベリアンは答える。]
[あの瞳を潤ませてやりたい。
あの声が蕩けていくのを聞きたい。
啼かせて、喘がせてやりたい。
堕ちていくのを、見たい。]
[伸ばしかけた指を、握りこんだ。
未だ、早い。
焦ってはよくない。
果実は、熟すのを待ってから、もぐものだ。]
あっ‼︎大丈夫?
[>>66の転びそうになった彼女に声をかける。]
あっ、ごめんなさい…。
[少し俯きながら>>70の彼女の庭師らしき男性に謝罪した]
[「金は持ってるかい?」
噛みタバコをニチャつかせながら問う男にベリアンは首を振った。]
今は、ない。
[「だろうねぇ」
布一枚をまとっただけのベリアンの姿を見て男は口角を上げる。
「アンタ自身は高値がつくはずだがよ」]
(召使いならそれでもいい―――…
なぜそんな感情になったのか
傍にいたい?
まさかそんな
ここは衣食住が約束されているし
多少不自由はあっても我慢すれば
安全で快適に過ごせそうだから
だから……それでもいいと思った)
[自分に言い聞かせるようにして]
(―――…でも
召使いとして働いたら
ファミル様が他の女の子を
私のように育てあげていくのを
一番近くで見ていないといけない
否―――…
私がいようといまいと
ファミル様には今までのファミル様と同じ生活が待っているんだ
…きっと そう ずっと
今までも
これからも…)
[そう思うと酷く胸が締め付けられた。]
って、な、なんですか?!
[――が、そんな企みも筒抜けだったらしい。
扉が開いた瞬間に自由への挑戦第11弾しようとしていた思考は、
小脇に抱え上げられたことで混乱と、羞恥で弾け飛ぶ。
何がってそりゃ、暴れれば丸出しになるだろう下半身が――]
――そんなわけで、ボクを運ぶといいですよ。
ほらほら、ご飯です。
お風呂はひとりではいりますけど!
[とたんに、上機嫌である。
とてもわかりやすい。]
何を考えこんでいるのです。
早く洗ってください。
それとも先に洗いましょうか?
[声は荒げないが、重い空気は作っていただろうか]
[>>68
「格言に言う──「運命は望む者を導き、欲しない者をひきずる」
望みを捨てぬよう。」
望みを…捨てない…
先程の男性の言葉が強く心に残った。]
―ディーターの部屋→オープン・ザ・セサミ―
……………………
[なんとなく、表情の移り変わりと共に、
マリーの内心が全て聞こえた様な気がした]
まぁ、元気なのは良い事だ……
[元気さしか褒める所の無い孫を持った
年金暮らしのじいさんの様な事を言いながら。
横抱きにしたマリーを引き連れ、
鳥籠の中を闊歩していった。
途中、もしかしたら<<跡継ぎ アレクシス>>あたりに遭遇したかもしれない]
[急かされればドキリとし]
はい ただいま
[布に石鹸を擦りつけ*泡立て始めた。*]
― テラス ―
───おや。
[カップを揺らしていた手が、ふと止まった。
片手を伸ばし、テーブルの上の呼び鈴を振る。
程なくして現れた使用人に、状況と進捗を問うた。]
……なるほど。
[部屋の準備はもうすぐ整うだろうことと、
かの若者が屋敷の中を歩き回っていることを聞く。
語られる様子と足取りに頷いて、目を細くした。]
やはり楽しませてくれるね。おまえは。
[ちらりと赤い舌を覗かせて唇を舐める。]
あっ、行っちゃった…。
[>>81の彼女とその庭師であろう彼>>79を見送ってから中庭に向かうのに四苦八苦した。
そして、ようやく1(2x1)[1.中庭への扉を見つけた 2.見つからなかった]だった]
…………。
[初めての風呂でもあるので、黙って泡立てるのを見つめていたが。
やはり神様と呼ばれるだけあって、段取りの悪さに苛立ちを覚えずにはいられず]
泡立てるのは早く、洗わせる恰好はこうです!
[エレオノーレの手取り足取り教えて、目の前で手を真っ直ぐに伸ばして直立不動する。
彼女はどんな反応を示しただろう。
洗ってもらってから]
お手本をやるから、見ていなさい。
[両手を上げさせて、素早く泡立てると]
馬と、犬の用意を。
[使用人に命じて下がらせ、立ち上がる。]
さて。
狩りに行くとしようか。
[愉しげに宣言して、一度部屋へと足を向けた。]
こう円を描きながら、相手が気持ち良いように心を込めて洗うのです。
[背中から腰へ楽しそうに洗っていく。
しかし尻辺りにいくと、手つきがだんだん怪しくなってくる]
エレオノーレ―
やはり触り心地がいい…
[洗ってた布は泡を付けると、ぱたりと落ちて。
手で撫でまわすように、いやらしく。
淫らに胸の突起摘み、秘部へと手を差し込んだ]
[>>86彼が私を探しているとも知らず満月の月夜に咲き誇る淡い紫のライラック達を見やる。
この中に、5つに花弁の別れたライラックが2(2x1)[1.あった 2.なかった]だろうか]
うーん、あるかな?
[なんでだろ?見つかって欲しいという思いのほうが強い。これが見つからなかったり、誰かに見られてもしたらーー]
[そうこうしている内に5(6x1)
1食堂に着いた
2食堂での食事を終え、大浴場に着いた
3今度は<<俘虜 マリエッタ>>に出くわした
4支配人の配下に出会った
5マリーに悪戯をしたくなった
6ざんねん!でぃーたーのぼうけんはここでおわってしまった!]
どうして、買い手の話などするのです。
そんなに私の元を離れたいのですか…?
エレオノーレ―
君を、何処へもやりたくはない…
どうしても…私を心を掴んで離さない…
いつでも溺れさせてやまない君を…
もっと感じたい…!
[一度愛欲に堕ちた人間は*這い上がれはしないのだ*]
― 「天使の鳥籠」正門 ―
[しばらくして、「鳥籠」の表門に現れた男は、
狩りにふさわしい服装を身にまとっていた。
あるいはそれは、軍人の服装にも近いかもしれない。
立て襟の上着の肩に短い外套を止め、
腰には細身の剣を下げていた。
跨っているのは青毛の優美な馬だった。
長い鬣と尾は細やかに編みこまれ、
馬具もまた麗麗しく飾られている。
従う三匹の犬も、どれも賢く精悍な顔立ちをしていた。]
[男を導くのは、身の裡に響かせた血の共鳴。
印をつけたものと結んだ絆が、行くべき道を指し示す。]
待っているといい。
今、おまえを捕えにいくよ。
私の可愛い黒蝶。
もう逃げられないのだと、おまえの身体に教えてあげよう。
[嗜虐の期待に目を輝かせながら、響きの源へ駆けていく。]
[1:鍵をこっそり奪おうとゴソゴソしてデコピン。
2:遠くに追いやられた鍵を目的に、
腕の中からこっそり抜け出そうとしてほっぺを抓られる。
3:寝入ったのを待ってからようやくベッドから抜け出しかけ、
足を捻っているのをわすれて転倒。結果、拳骨。
この類を9回繰り返した結果、
朝焼けがカーテン越しに確認できるまで眠ることはなく。
だから、これは仕方のないこと。
抱え上げられて運ばれる振動が、
妙に丁寧でなんだか揺り籠のようだったのも含めて]
……くぅ…………。
[ゆらゆら視界も揺れる。
出し抜かなくてはいけないディタの声も遠くなっていく。
>>89誰かと会話しているような、そんな気配もあるけれど。
見事に涎を垂らしながら、くーくー寝息を立てていた]
[2(2x1)[1.右側 2.左側]に咲き誇るライラックの方を探し始めた。
うーん、こっちにはあるのかな?
そうすれば、5つに花弁の別れたライラックが2(2x1)[1.みつかった 2.見つからなかった]かもしれない]
[流石に、そんなに簡単に見つかるわけもなく…。
お酒の酔いもあってか、そんなに寒いと感じることはなかった。
次に探したのはさっきとは逆方向の左側だった。そうすれば、探しているライラックは2(2x1)[1.みつかった 2.見つからなかった]
− 倉庫 −
[丘の斜面を利用して作られた横穴式の倉庫の中に、幌をかけた荷馬車が格納されている。
輪留めされた荷馬車は不規則に揺れ、床板の軋みとくぐもった呻きが重なり、進行中の狼藉を仄めかす。
荷台に転がされているのはベリアンであった。
非れもない裸身に剥かれ、荒縄で手首と足首を縛られた上に、布の猿ぐつわを噛まされていた。
それを見下ろす荷馬車の主の
うーん、見つからないなぁ…。
[諦めきれず、何度も何度も探し続ける。
探し続けること5(10x1)分程経過しただろうか。やっとのことで見つけたそれを摘み取り、手のひらに乗せる。
そして、手のひらのそれをそっと飲み込む。
流石に、警戒していなかったけれど、ここにいる人は少ないから大丈夫だろうと思い込み、そっと恋のおまじないをかけた
叶う筈もないのにと思いつつも、お酒の力もあってか柔らかい中庭の芝生に寝そべりすやすやと安らかに寝息を立て始めた]
[黒光りする偉容を見せつけられたベリアンの目に過る恐怖の色を、男は嘲った。
「色を売るよう仕込まれてんだろうに。今さら上品ぶるなよ」
猿ぐつわをされていてはどのみち答えられるはずもなかったが、ベリアンは渾身の力で男を蹴り、近づけまいとする。
「くく、せいぜい暴れるんだな。イキのいい方が愉しめるってもんだ」
嗜虐の興奮になお逸物を昂らせ、舌なめずりしながら、男はベリアンにのしかかる。
荷馬車がギシギシと揺れた。」
ーちょっとした夢の中ー
ねぇ、ママ‼︎紫のお花いっぱい取ってきたの‼︎
『あら、いっぱいライラックを取ってきたのね。あっ、5つに別れた花弁のもあるのね。』
ライラック?そのお花、花びらは4つだよ?
『たまに5つの花びらのライラックを見つけるものなのよ。』
そうなんだ。
『そして、5つの花びらのライラックには恋のおまじないがあるの。誰にも見られずにそれを飲み込むと恋が叶うのよ。』
じゃあ、アタシもやってみる‼︎
『ふふっ、ユーリエが大きくなったらね。』
[そう言って母は満面の笑顔の私の頭を優しく撫でた。
私がライラックを探してた理由]
―小部屋―
[すぴょすぴょと眠るマリエッタを、
古めかしいアンティークの椅子に座らせた。
喉には黒い革の首輪。
シンプルな木綿のタンクトップの上に、男物のグレーのワイシャツを羽織って。
そこから伸びる両脚には、
逃亡防止のために何も履かせていない]
黙って寝てりゃ、可愛らしいもんなのになぁ……
[両手首を結び合わせるさらしの拘束を結び直しつつ、
男は低く溜息をついた。
彼女を見下ろし、懐から取り出したのは――――…
小瓶に入った媚薬だった]
[とは言え、あくまでこれは携帯用。
そこまで複雑かつ即効性のある効果が期待できる様なものでは無く。
それでも――――…
くちゅ…、ちゅ、……く…
座らせたマリーの両脚から、ショーツを半ばまでずり下ろし。
小瓶から垂らした粘性の液体を、
指先で少女の秘裂へと塗り込んでいった。
塗られた直後はひんやりと濡れた冷たさを伝えるそれで
彼女をおこしてしまわない様、細心の注意をはらい。
息を殺しつつ、ショーツを履き直させた。
これできっと、彼女は自分が媚薬に侵されている事に、気が付かない。]
――――これもお前さんの為だ。悪く思うなよ?
[本人が知ったら、間違い無く激怒するだろうが……
小脇に抱え直したマリエッタへと小さく囁く。
この鳥籠の雛鳥と庭師は、
支配人から下されるレッスンをクリアする事を推奨されている。
恐らく、今のままのマリーでは、
簡単な入浴ミッションの達成すら困難だろう。
それでは、マズイ]
…――――最初はなんだかむず痒く、
そのうち刺激が欲しくてたまらなくなるんだったか……
[うろ覚えの効能を反芻する。
そんな状態であればきっと、足の間の違和感を解消すべく、
お風呂に入りたくてたまらなくなるに違いない。
であれば多少は素直になってくれるのではと…………、
この悪戯は、そんな目論見だった]
―食堂―
――――ん、目ぇ覚めたか?
[大きな食堂の一角。
マリーの目の前には湯気立ちのぼるいくつかのキッシュと、
妙に笑顔なディタの姿があった。
近い周囲には誰もいない。
給仕のメイドからもやや離れたその場所で、
ディタはマリーが目覚めるのを待っていたらしい]
おはようっと。
……シーフードキッシュにほうれんそう、子羊のもある。
急いでるわけでもないし、ゆっくり味わってってくれな?
[微笑みつつ、その視線はマリーから離れる事は無く]
[目の前で腕を伸ばして直立不動するファミルはもちろん全裸で
とても直視できずに顔を背け、伏し目がちにして
たどたどしく洗っていく。
端整な顔立ちに似合わずその躰にはしなやかに男性らしい筋肉がついていた。
硬い…///
自分と違い、引き締まった肉体には、どれだけ力を入れたらいいのかもわからず
表面を撫でる程度の力加減ではとても相手の満足は得られなかったかもしれない。
そうこうしているとファミルに布を取られ、有無を言わさずに洗われていく。]
え…あ……
いいです…///
[自分でやるから、と小さく告げたがその声は届かなかったか無視されたらしい。
手際よく洗われれば、お風呂場の神様と自称するだけあって気持ちよかったが
それよりもやはり気恥ずかしさのほうが先に立つ。]
あぅぅ………
[突然洗う手つきが止まり、ファミルの指がエレオノーレの敏感な部分に触れれば
それが起爆剤となりエレオノーレの躰を潤していく。
心臓が早鐘を打つ。
昨日の快感を躰が覚えている―――。]
だめ…です
おやめください
もし……人が来たら……
[顔を赤らめながら理性で抗う。]
…貸切と言ったでしょう。
誰も来やしませんよ。
[胸を揉み解して、秘部の突起を探して弄る]
…こないだはとても気持ちよさそうしていましたね。
またその顔を見ていたい。
エレオノーレをもっと可愛がりたいです…
[秘部の突起を探し当てると、集中的に責め立てた]
― 倉庫 ―
[丘の横腹にある倉庫の入り口に馬蹄の音が響いた。
そのすぐあとから犬の吠え声がいくつも続く。
なんだ、と振り返った狼藉の主は、
静かな怒りに満ちた双眸と直面することになった。]
行け。
[白い指が荷車の主を指せば、たちまち犬たちが飛びかかる。
悲鳴を上げて逃げ出す男を犬たちは押し倒し、のしかかり、
手足に噛みついて、激しく攻撃する。]
「ひいぃ、やめろっ!た、助けてくれぇっ!」
[悲鳴を上げて逃れようとする狼藉者へ、
騎乗のまま近づき、目の前で白刃を抜いた。]
私の雛に手を出した意味、分かっているだろうな。
無論、覚悟していたのだろう?
[ひどく優しい声音が罪を問いただす。
出来心だのあっちが誘ったのだの、騒がしく言い訳する様に唇の端を上げた。]
黙れ。
不愉快な声で私の耳を穢すな。
[細剣が閃き、寸分の狂いもなく獲物の喉を貫いて床板に縫いとめる。
血の泡を吹いてもがいていた男は、やがて動かなくなった。]
[不届き者を始末して、改めて荷台に近づく。
縛られた若者の姿に、目を細めた。]
私のいいつけを守らなかったね?
悪い子だ。
[縛めを解くそぶりもなく、褐色の肌に指先を滑らせる。]
エレオノーレ、だめですか?
…忘れられない。
君の感触…
[敏感の部分を責めながら、そっと抱きしめてる。
泡まみれになりながら、滑る肌と肌。
余計に欲情をそそってやまない―]
あぁ…… はっ…
[ファミルの指に合わせて口からは嬌声が零れ落ち
甘い痺れは脳を麻痺させ更なる昂りを求める。
媚薬に翻弄されていた時の様子を耳にすれば
記憶が呼び起こされ
あの時のように…
求め始める躰とぼんやりと象るファミルへの気持ちをも巻き込んだ理性の間で感情が揺れ動く。
このまま抱かれるなら躰の渇きは癒される
しかし、あとに残る気持ちとその先の喪失感を恐れる心がそれを拒み
エレオノーレは自分ではどちらにも進めなかった。]
なぜ… 私を抱くのです?
この行為にどのような意味があるのでしょうか
あなたは 私を―――…
[愛してもいないのに……言いかけた言葉は
口から出る代わりに涙となって頬を伝った。]
[呻いて身を捩るベリアンの嫌悪と恐怖は本物だ。
けれど、肉の結びつきを快楽と教えられてしまった今、これから起きることを察した身体は抵抗を形だけのものに変えてしまう。
醜いほどに膨張した男根を受け入れさせられメチャクチャに掻き回されると考えただけで身体の奥がズクズクと騒ぐ。
薬抜きの正気のまま、素性も知れぬ悪漢に粗末な荷馬車の上で愛のない交わりを強要され、そのことに欲情してしまう自分が情けなくて泣きたくなった。]
[男は足首を縛められたままのベリアンを俯せに跪かせ腰をあげさせて押さえ込む。
遮るものなく後庭を暴かれた無防備な姿。
ベリアンは知る由もないが、それは「犬の姿勢」とも呼ばれる屈従の体位だ。]
( 早く ──… )
[救助を願うのは魂の声。
陵辱を願うのは肉体の声。
ふたつながらに引き裂かれて呻く。]
[淫行に耽る悪徳の巣窟は吼え猛る犬たちの乱入で一転した。
一分の隙もなく身を整えた緋扇君の静かな怒りがその場を制し、略奪者を一閃する。
荷台に取り残されたベリアンからは、欲望の形を掲げたまま絶命した男の滑稽なまでの無残な姿は見えなかったものの、もはやその手が自分に伸ばされることはないのだとわかった。]
ウ…、
[くぐもった息を吐いて緋扇君を見つめ、だが、自分には安堵する資格もないと呵責と羞恥に視線を落とす。]
ふふっ、敵いませんね…
私が言えない事を、君はすんなりと言う…
[ここで嘘を言うべきなのだ。
わかってはいるけれど、素直にこう聞かれれば言わずにはいられない。
だって私はもう君の…]
[荒縄と猿轡のみを身に着け、腰を上げた姿は
当人が意図せぬだろうままに淫らで扇情的だ。
微かに頬を染め、視線を落とす様までも凌辱を誘うかのよう。]
そんな風にして、彼を誘惑したのかい?
教えてもいないのに、出来のいいことだ。
[言葉の毒を吹き込み、耳をちらりと舐める。
馬の鞍から小さな袋を外して、中のものを取り出した。
小さな白いものを褐色の裸体に擦り付け、丁寧に塗り拡げた。
全身くまなく、さらけ出された秘所にまで塗られたそれは、
体温で溶け、甘い油の香りを漂わせる。]
こんな姿勢で腰を振るつもりだったのだろう?
獣の姿勢で犬以下の男に犯されたかったかい?
おまえにはまだ早いかと思っていたけれども、
おまえがそれを望むのならば、
私は与えることを躊躇わないよ。
おいで。
[最後の言葉は、雛に向けたものではなかった。
待ちきれない様子で尻尾を振っていた犬たちが、
許しを得て、先を争って若者に群がる。
犬たちは若者の身体にのしかかり、
塗り拡げられたバターを夢中になって舐めはじめた。
身体中、丹念に。]
犬のようにされたいのだろう?
「鳥籠」の犬は、人と交わるようにも訓練されているのだよ。
あの男とするより、ずっと楽しい経験になるはずだ。
[愉しげな口調のまま、ぐっと顔を近づける。]
これはおしおきだよ。
言いつけを守らなかった、罰だ。
どうして泣くのです?
泣かないでください。
[涙をそっと拭って]
エレオノーレの純潔を奪ったのを思い出したのでしょう。
申し訳ないと思ってますが、後悔はしていません。
これから先、他の男に奪われると思うだけで虫酸が走ります!
奪いたかった!
エレオノーレのすべてを!
[駄目だ!
それだけは言ってはいけない!
もう後戻りはできない。
苦痛を滲ませファミルのプライドが、言葉を圧し殺そうとする。
捨てると言うのか?これまで積み上げたものは、そんなに容易く手放せるものだったのか?
しかしエレオノーレの涙を見ては、庭師のプライドなどは消しとんでしまう。
こんなにも想いに、溢れてしまっている。
こんなにも求めてしまっている]
そうです
私はこれまで貞操を守ってきました
将来…たった一人の相手に捧げようと思っていたのです
あなたにとっては……なんでもないことかもしれませんが……
―――ファミル様…矛盾しています……
あなたは商品を作っているのでしょう?
それなのに なぜ 私に固執するのです
私の全てを奪っていかがなさるおつもりですか
……愛していないのに
これ以上…私に 触れ……ないで ください……
[最初、強い口調だった言葉も
次第に消え入るように小さくなり
語尾のほうは聞き取れなかったかもしれない。]
[
またファミルの逆鱗に触れるかもしれない
またあの時のように責められるかもしれない――…
そう思っても口を衝く想いは止まらず
言い終われば俯いて泣いていた。
「愛しています。」
突然降ってきた言葉に驚き顔を上げる。
ファミル様が私を愛して――…?
そんなことがあるのだろうか
そんなことが……
混乱した頭のままで唇は重ねられた―――――。]
[館から逃げ出すつもりなどなかったのだ。
ベリアンは鳩尾を殴られ気絶させられ、誘拐されたに過ぎない。
だが、発見されたのは疑うべくもない情交の現場だった。
体で礼を支払うのは娼婦の常套手段。
口を箝されておらずとも、言い逃れは苦しかったろう。]
…──、
[男が取り出したものに狼狽えながら、ベリアンは首を振る。
むろん、意に介する緋扇君ではなかった。]
[猟犬の長い舌とせわしない息づかいに身体中を嬲られる仕置にベリアンは顔を歪め、浅黒い肌を紅潮させる。
ずっと萎えたままだった雄が目覚めさせられ、敏感な性感帯であることを隠すすべもなくなっている乳首も舐めあげられて身悶えしてしまった。
さらなる段階へと犬をけしかける言葉に、声なく絶叫する。
双眸に溢れるのは純粋な恐怖の色。
いかに快楽に負けて陵辱を容認してしまったとはいえ、獣姦は理解を越える。
発狂する、と思った。
緋扇君の足元に束縛された身を這いずらせ、涙を零す。]
ここはなんと言うかわかりますか?
【天使の鳥籠】
私は鳥籠の鳥を美しく思ってました。
籠があるから美しさは生えるのだとー
でもエレオノーレ、君は本当に心までも美しく純粋で無垢。
君を見ていると、今までの私など嘘のように感じます。
踏まれても奪われても、失わぬ美しさー
私の方がそんなエレオノーレの虜になってしまいましたよ。
君の気持ちはよくわかりますよ。
私もエレオノーレー
君と同じ親に【売られた子供】
信じて懸命に家に帰った時の両親の冷たい顔…今でも焼き付いて離れません。
その上売り飛ばしたら先に送り返されました。
「ファミルは顔も頭もいいから、稼いでおいで」
そう言われた私は見返してやろうと、何でもやりました。
女は勿論、男でも相手にしてね。
こんな私の言葉など、信じられないでしょう…仕方がありません。そう生きてきてしまった…
エレオノーレの気持ちはよくわかります!
でも君は私の気持ちを考えたことがありましたか?
エレオノーレが逃げた時の寂しさ、泣いてた時の気遣い。
媚薬を飲ませなくてはならない状況…
私だって苦しいんです!
君の笑顔がみたいのです!
[
愛している――そんな言葉を信じてもいいのだろうか
彼の手管かもしれない―――…
口付けを受け、そう思いつつ
心の中に
本当であってほしい
と願う小さな花が咲く。
美しいなんて買い被りだと思いながら
ファミルの話に黙って耳を傾けていれば衝撃的な身上が語られ
彼の過去に想いを馳せると、涙が溢れた。]
[拒絶されてしまった…当然の事ではないか。
それだけのことをしたのだ。無理なのはわかってたではないか…
ああ、こんなにもエレオノーレを愛しているのに…
苦しい…]
[ファミルの気持ちなど考えたこともなかった。
自分のことだけで精一杯だった。
知らぬうちに傷付けてしまっていたのか―――。]
ファミル様……
[ファミルが自分を愛しているだなど、にわかに信じることは出来ずに。
しかし、苦しむようなファミルの顔は見たくなく。
どんな言葉をかけたらいいのかも分からず
ただそっと、相手を抱き締めようと手を伸ばした。]
エレオノーレ、君はそのままでいなさい。
そして君の望む男と結婚するがいい。
お膳立てはすべて私がしてあげよう。
ただしここにいる間は、私に従ってもらいます。
興が削がれました、部屋に帰ります。
[その場から逃げるように、立ち去ろうとする。涙は止めどなく流れていた]
/*
…だって話の展開的にさ
ここで両想いになっちゃったら
\コノアトドウスンノ?/
…っていうね…
まだ調教続いていくのに
両想いになっちゃったら調教にならなくない…?
えっとえっとえっと…
拒絶すればいいんですか?
あ…
[伸ばしかけた手は虚しく空を切り
背を向けるファミルを見れば
心にガラスが突き刺さる。
エレオノーレはやはり何も言えずに
ただ黙ってファミルの後に続き部屋へと戻るだろう。]
何ですか?
まだ文句をいいたりませんか?
[立ち去ろうしたが、後ろから抱きつかれると動揺して震えた]
私のことは嫌いなのでしょう…
[完全に誤解していた]
………
わかりました……
[のろのろと身支度をすると、今度はgoldenrod色の下着もきちんと着けてとりあえず来た道を部屋へと戻った。]
― ファミルの部屋 ―
[湯あみを済ませ、ファミルの部屋へと戻って来くると
なんとなく気まずい雰囲気の中]
ファミル様
では 行ってまいります…
[画材具を持ち、足早に部屋を出て行こうとしてから
ふと、立ち止まり]
…あの… やはりこの恰好では…
他の服を着させていただいてもいいでしょうか
[頬を朱に染めお願いしてみた。]
― ファミルの部屋 ―
[湯あみを済ませ、ファミルの部屋へと戻って来くると
なんとなく気まずい雰囲気の中]
ファミル様
では 行ってまいります…
[画材具を持ち、足早に部屋を出て行こうとしてから
ふと、立ち止まり]
…あの… やはりこの恰好では…
他の服を着させていただいてもいいでしょうか
[頬を朱に染めお願いしてみた。]
好きにしたらいいのではないですか…
[エレオノーレには、目を合わさず冷たく言い放つ。
服は用意されることはなく、召使いはファミルの側に歩み寄る]
ああ、行く前に少しそこで見てなさい。
[腹いせとばかりにエレオノーレの目の前で、召使いの女を押し倒す。
ファミルは覆いかぶさり、行為は始まるのかと思いきや首筋の前で押しとどまる]
― ファミルの部屋→ ―
う……
[見せられたもの>>103から目を背け
顔を覆うとそのままの格好でファミルの部屋から飛び出して行った。]
[彼が本当に館から逃げ出そうとしていたのかは
あまり重要だとも思っていなかった。
ただ、自分の言葉を守らなければどうなるか、
身体に教えこむ機会になればいい。
さらに言えば、単純に"おしおき"をしたかった。]
犬に舐められるのが、そんなに気持ちいいのかい?
こんなに色づいて、胸も尖らせて、可愛らしいことだ。
ほら、犬もおまえが欲しいと言っている。
[全身を仄かに染めて悶えるさまを眺め、言葉で責める。
一頭の犬が彼の腰に前脚を掛けたのを指して言えば、
彼の瞳が恐怖に濡れた。]
[犬たちから逃れるように這いずり、
懇願の表情で足元に擦り寄る若者の髪を
身をかがめて軽く撫でてやった。
そのまま髪を掴んで顔を上げさせ、目元を舌で拭う。]
そんなに嫌なのかい?
私がお仕置きだと言っているものを、拒否できるとでも?
[手を伸ばし、ぴんと尖って主張している胸のひと粒を、
爪を立てて懲罰的にひねりあげる。]
― 屋敷内を移動中 ―
[画材具を抱えて泣きながら屋敷内を彷徨うエレオノーレの姿。
その恰好は下着を透過させている薄いピンクのネグリジェの上に
フード付きの黒いマントを被ったもの。
着衣の乱れも気にせず、泣きながら
長い廊下を ぺたぺた と歩いていた。]
─── ああ。愛しい私の黒蝶。
私はどうしようもなく、おまえに甘いようだよ。
[ややあって、官能的な溜息とともに手を離した。]
そんなにおまえが嫌がるのなら、
罰は別のものを考えよう。
そのかわり、もう嫌だとは言わせないよ。
[戻れ、と命じれば、忠実な犬たちは馬の側まで下がる。
血塗れたままの剣を手に取って、覚悟を促すように微笑んだ。]
― どこかの部屋 ―
…………(はぁ)
[深い溜息をついて涙を ぐい と拭うと
開け放たれ、人気のないとある部屋の前で足を止めた。
掃出しタイプの大きな窓からは心地よい春の風と
柔らかな陽光が差し込んでいる。
誰もいなそうなことを確認すると
イーゼルにキャンバスを載せて絵を描き始めた。]
[こんなにも追い詰めておいて、自称「どうしようもなく、おまえに甘い」緋扇君はこともなげに微笑むのだった。
ベリアンの零した涙を啜る一方で、胸乳を捻る指の酷薄さ。
猿轡の奥であがる声は切なく響く。
犬に犯されるのが厭ならば、と持ちかけられた取り引き──というよりは選択の余地もない脅迫に、髪を掴まれて顔を伏せることもできないまま、ベリアンは戦慄く同意を返す。
そうするだけの正気が残されているうちは。]
いい子だ。
[震え慄きながらも同意を示した彼の髪をもう一度撫で、
手にした剣を構えて軽く振う。
刃は肌を傷つけることなく口を緘した布を切り裂き、
もう一振りで、足首を縛めている荒縄を断ち切った。]
後ろを向いて、腰を高く上げなさい。
先ほどと同じようにね。
中に入れてかき回してほしい場所が
私によく見えるようにするのだよ。
[手を縛る縄はそのままに、再び獣の姿勢をとるよう指示する。]
…僕は強くなったんだ…僕は強く…
…うぅ!
[部屋の片隅で小さくなって蹲っている。
ファミルは【売られた子供】だった。
売られた先から懸命に逃げて、家での両親の冷たい顔…
今でも焼き付いて離れない顔を鮮明に思い出しは、頭を抱え。
その上売り飛ばした先に、送り返されて浴びせられた
「ファミルは顔も頭もいいから、稼いでおいで」
という言葉―
見返してやろうとした思いにかられて、何でもやった子供時代]
[鋭利な刃が布と荒縄を断ち、三分の二だけ自由を与える。
血と酸素が送り込まれるのを感じた。
だが、休養のためではないと言外に知らせ、緋扇君の甘やかな唇はベリアンに別の拘束を申し付ける。]
…っ、 入れて、ほしく など
[投げかけられた揶揄へ反射的に訂正したが、認めたくないことの方が真実に近い。
揚げ足をとられぬよう続きを呑み込み、肩幅に膝を開くと、ベリアンは男の前に腰を支えた。
手を縛られたままでは辛い体勢だが、約束は約束である。
かつまた、これで終わるはずもないと、掠れた息が洩れた。]
そうだ。よくできたね。
ほら、ものほしそうにひくついている
おまえの可愛い場所がよく見えるよ。
[素直に捧げられた高腰に指先を這わせ、
あられもなく晒された菫門を爪の先でつつく。
その奥に忍ばせてある闇を目覚めさせ、
奥をぐねぐねとかき回させた。]
ああ。欲しくてたまらないようだね。
こんなに腰をうねらせて。
くださいと言ってごらん。
入れてくださいと、おねだりしてみせるのだよ。
[ぴしり、と音を立てて、彼の尻に軽い打擲を加える。]
[僕は今まで【美しい
鳥籠の鳥を美しく思っていた。
籠があるから美しさは生えるのだとー
現に巣立った雛鳥達は、完成された美しさを備えていた。
僕はいつでも満足していた。
何でも自分の思い通り世界を、手に入れてた。
僕にみんな傅いた。
そうさせたのは自分の力ではなかったのか!?
僕は強い!]
/*
ああいう子って、鳴かせてみたいとおもいませんか?
(まがお)
強がってる子を押し伏せて弄んでめちゃくちゃにしてやるのはたまらなく楽しいと思うのですがどうですか。
彼に会ったら押し倒しにかかりそうで困るね。
自重しよう自重しよう
「ほんとに?むしろ弱くなってるじゃない?」
[そこに恩人の声が聞こえた。
客なのに何もしなかった女性―
震える少年ファミルに、勉学を教え叱りある意味育ててくれた。
美しい黒髪が映えた、もう会うことができない人…
頭を抱えながら、部屋を見渡したがやはり誰もいない]
弱いってどういうことだよ!
僕はこんなにも…!
「えばって意地悪してるだけでしょ?女の子はもっと優しくって教えたじゃない」
うぅ!
「もっともファミルは大人びてるだけだものね」
[図星を指されて俯く。わかっている。
意地悪して女の子の気を引こうなんて、子供の論理だ。
うまくいくわけはないんだ。
それでも調子が狂うんだ。
僕は僕でなくなる…]
どうしたらいいんだよ!おばさん!
「おばさんじゃない!…こほん。そんなのは自分でしっかり考えなさい」
[言い返さなかったところで彼の口舌を止めることなどできるはずなかったが、なおも続けられた言葉に、意図して制することのできない内腑の中が蠢く。]
あ、 はぅ …ぁ!
[さすがに声が出てしまう。
それが緋扇君の操る闇の一部であり、貫通から自分を守っていたものと知るはずもなく、犬たちに舐められて火照っていた奥を掻き乱されて、ふたたび涙がこみ上げた。
欲しいは欲しいでも、止めて欲しいの方だ──と歯を食いしばる先から、じわりと痺れるような快感が広がる。
興奮の匂いを嗅ぎ取ったか、猟犬たちが吼えたてた。
喉をつく喘ぎに身をくねらせながら掌の音に追い立てられ、犬たちより先んじなければならない脅迫観念に急かされるまま、ベリアンは罰の継続を請い求める。]
そこ に、入れ て…っ く、 くだ…さ い
― どこかの部屋→ ―
…………
[エレオノーレは真っ白なキャンバスと向き合っていた。]
こんな気分で絵なんて描けない……
……このお屋敷には あの部屋 はあるかしら
[絵筆を置くと、画材具は全てそのままに
ふらりと部屋から出て行った。]
ああ───。そんなに可愛くおねだりできるなんて、
おまえは本当に淫らだね。
私まで、たまらなくなってしまうよ。
[膝をついて尾の名残に口づけ、門の内に幾度か浅く指をくぐらせる。
だがそれ以上は奥へ進めず、代わりに懐から何か取り出した。]
おまえを見ていたら、やはり欲しくなってね。
南洋産の真珠を取り寄せたのだよ。
[小さな袋から取り出したのは、親指の先ほどもある大粒の黒真珠。
それをひと粒、捧げられた後孔にあてがった。]
今のおまえにはふさわしいだろう?
それ。ちゃんと呑みこんでいなさい。
出してしまったらだめだよ。
[指先で押し込めば、真珠は肉襞の中へ埋もれていく。]
ふた粒めも、いくよ。
[みっつ。よっつ。
数え上げながら、時間を掛けて中へ入れていく。
十まで数えて、掌で蓋をした。
奥で蠢く闇はそのままに、入り口は真珠で満たされる。]
貴重なものだから、落としてはいけないよ。
もし落としたりしたら、 わかるね?
[にこやかに脅しておいて、彼の肩を抱え起こす。]
では、帰ろうか。
[節の高い男の優雅な指で施される上質の淫蕩な罰。
見ることも触れることもできない内奥へ次々と呑まされた大粒の黒真珠が尾骶骨の下に違和感を蟠らせる。
重力に従って転げ出ようとする真珠は、意識して締めつけていないとすぐにも吐き出されてしまいそうだ。]
…あ、 ンは…
[背中を波打たせて息を継ぎながら、ベリアンは切なく緋扇君を見上げる眼差しで呻きを噛み締める。]
もっと──… 酷くして、いい。
して… くださ、い。
[見知らぬ相手にも身体を開き、どうでもいいから快楽漬けにしてくれと我が身を投げ出す、そのような人間を色情狂というのだろう。
これまでの人生、感心されない遊びに耽ったこともないものを、たった一度教えられただけで、底なしに堕ちかけた自分をどうしていいかわからない。
だから、
罰して、 縛りつけて、 満たして。
もっと強く、もっと酷く、もっと深く。
黙って居なくなったことよりも、他の男に抱かれそうになった心を責めてもらいたいのだと、言葉にならない願いを託す。]
汝のためにひとつ、我のためにもうひとつ、 黒い罰の結晶を。
[寝ている>>99を抱きかかえ、自室に戻ろうとする。]
寝ている人間は重いな…
[とぼやきつつ自室に戻り、寝息を立てる少女をベッドに寝かせる。
この館に来る雛鳥はその施設としての性質上、整った顔立ちをしている者が多い。この色白の、陶器のような肌を持つ少女もまた可憐で、儚さと気品を持った「百合」のようだった。]
勘違いでこんなところに来るなんて、ホントに焦ってたんだろうな…
お前は僕が高く売れるようにしてあげるからね。
[そう言って、彼女のしなやかな銀髪を撫でる。]
そのために、厳しく辛い訓練がまってるかもしれないけど…
[そう言って、自身も床についたのだった。*]
[真珠を飲まされた母貝は、背筋をうねらせて悶える。
その唇から零れるのは、さらなる罰を求める声。]
───おまえは、いい子だ。
[立ち上がらせ、抱きしめて耳元に囁く。
今すぐに押し倒して身体を繋げてしまいたい。
自分だけのものにしてしまいたい。
そんな衝動を危うく抑えて、首筋に唇を這わせる。]
おまえが望むならば、
存分に。
[しよう。
囁く声は、悦びに色づく。]
気高く誇り高い私の黒蝶。
私の腕の中で、おまえはなお美しく生まれ変わるだろう。
歓びに満ち、快楽を知り、
それに呑まれるのではなく、従えられるものへ。
[背骨に沿って手を滑らせ、窄まりの上へ指を置く。
そこはもう、ぎちぎちといっぱいになっているというのに。]
おまえを律し、戒めるものをもうひとつ。
おまえを私へ結び付け、規定するものをもうひとつ。
[さらにふたつの珠を押し込んで、彼の身体を抱え上げる。]
安心しなさい。
罰は、これで終わりではないよ。
帰ってから、続きをしよう。
[宣言して、彼の足を割り鞍の前に跨らせた。
彼が落ちぬよう支えながら、自らもその後ろに乗る。
片手で黒蝶を抱き寄せ、片手で手綱を握って馬首を巡らせた。]
行くよ。
[声をかけ、始めはゆっくりと馬を歩ませる。
それは次第に、容赦ない駆け足へと変わっていった。]
――夢の中――
[とろりとした甘すぎない黄金のカスタードクリーム。
純白の生クリームは主張しすぎず9分立てで添えられて、
それを包むシューもまた、厚すぎず、薄すぎず、ふんわりと。
生地を彩るチョコレートは艶やかで芳醇な香りを放っている。
故郷では貴重な超高級品エクレールが、
銀盆いっぱいに盛られたその前で、大きなお口をあけ、
いざ、夢の世界へ――]
用意した部屋にもいませんね。
…まったくあの恰好を見られたら。
[気が気でない。
どうしたらいいのか困惑しながら、歩いている]
ん?人の気配がしそうな、場所へといってみる。
エレオノーレ!
[食堂を通りかかると、女性の姿のマリエッタに声をかけるだろうか]
[接吻けの祝福をもってベリアンの願いは受理される。
律し、戒めるもの。結び付け、規定するもの──柵と絆。
緋扇君が充分な負担と弾き出した数の、その二割増の罰を自ら求めて抱えれば、もはや立ち上がるのも自分ひとりの力では困難だった。
緋扇君の手で抱え上げられ、馬に跨がるよう、足を割られる。
尻の下に置かれた鞍がいくらか役に立つかと思ったが、鐙もなしに足を垂らした状態で馬上のバランスを取るのは非常に難しく、身体が傾けば腹に力が入って黒真珠を押しのけんとするのだった。
後ろに緋扇君が同乗して支えてくれなければ、5秒で落馬し、真珠を巻き散らしていただろう。]
[そうして一行は帰途につく。
後ろ手に縛られた身体を緋扇君に凭れかけさせられるうちはまだよかったが、緋扇君はゆっくりと遠乗りを楽しむつもりは毛頭ないとばかりに、次第に馬の速度をあげてゆく。
ベリアンの身体は跳ね、一挙止ごとに突き上げられる黒真珠が擦れ合い、予期せぬ痙攣が引き起こされる。]
あ… あっあっ あァッ…!
[少しでも気を抜けば途端に零れ落ち露見してしまうだろう罪の依り代。
全裸で騎乗している姿を誰かに見られたとしても羞恥を感じる余裕は皆無だ。
脂汗を滴らせ、脾腹をヒクつかせながら、1秒でも早く「天使の鳥籠」に辿り着くことを祈った。]
ーアレクシスの部屋にてー
[目を覚ませば、彼の部屋にいた。辺りを見回せば、隣で眠っている彼>>110がいた。
首輪に綱が付いていないのをいいことに、先ほどまで私が眠っていた中庭の見える窓辺へとそっと移動した。
窓を見やれば、清々しいほどの青空と優しく暖かい日差しがあった]
このお屋敷って、本当に広いな…。
うぅ……なんで叩くですか。
[デコピンされて赤くなった額をごしごししながら、
拘束された手をディタへと差しだす――解けといわんばかりに。
エクレールは食べ損ねたけれど、
温かな食事を勧められて抵抗する理由もなく。
少し前のめりになるくらいに、
ぐいぐいとディタの胸板に縛られた両手を押し付けて主張しつつ]
ここまで連れてきたのは、感謝してやるですよ。
ほら、食事とかするのにこれが邪魔なのは、分かるですか?
[妙な上目線でふふんと鼻を鳴らしつつ。
いつものオーバーアクションで、
服の中にあるはずの鍵を掠め取ろうと身動いだその瞬間]
――あふぁ?!
[>>~22背後から響いたその声に文字通り飛びあがった。
つまり、椅子が背後にガッターンしたのだ。
両手が拘束され、タンクトップに男物のワイシャツ姿。
ついでにいえば非情なケダモノにズボンを奪われ、
白い脚が剥き出しだが本人はそんなことを忘れているらしい。
ぱちぱちと瞳を瞬いて、それから首を傾げる。
振り向いて視界に映したファミルは見知らぬ人間で――]
だ、だれですかおまえ。
僕はエレオノーレってひとじゃねーですよ。
えーと、なんだっけ、ええと……
ぷり……プリン……ちがう、プリムラでしたっけ?
[ディタに確認する程度の認識の名を名乗りかえした。
記憶力が良いのか悪いのか、判断するに微妙なところだろうか。
継いだ言葉はもちろん]
ところで出口とかしらねーですか。
こっそり教えてくれたら感謝してやるです!
[元気満々で堂々と脱出宣言であった]
[が、そんな無駄な動きが致命的であったらしい。
背筋に奔る奇妙な感覚をまず自覚した。
身体を動かすたび、なんだか呼吸が苦しくなるような、
身体の内側を擽られているような――――…]
…………ん、……んん……
[それが何なのかはまだ理解が及ぶところではなくて。
とりあえずガッターンしてしまった椅子を戻しながら、
ちょっぴり小首を傾げつつファミルの返事を待っていた*]
格好でわかりますね…
お前…
品性のかけらもない…
[格好と言葉使いに、ため息をつくと]
お前がエレオノーレじゃないのは、見ればわかります。
青い瞳に青い髪の小柄ですごく可愛い子を見ませんでしたか?
何故に私が出口を教えると思っているのです?
変な声を出さないでくれますかね。
誤解されるじゃないですか…
[まったく興味の無さそうな、冷ややかな瞳を向けた]
大変な雛鳥ばかりあいますね。
同情します…
[同業者の悩みに同情しながら、エレオノーレを探す。マリエッタから情報は聞けただろうか]
ほんとに何処へいったのでしょうね。
[食堂に向かう人に出会ったなら、会釈は交わしただろうか]
あっ、おはようございます。
[>>113の目覚めた彼に挨拶をしてから言われた通り食堂に行く支度をした。
髪を梳かし身なりを整えた。身支度を終えてから出入り口で待つ彼の元へと小走りに向かった。]
お待たせしました。行きましょう。
[迷っては困ると思い、自分の手と彼の手を重ねた]
ああ、エレオノーレ…
どうしてこんなにも、心配させるのです。
はあ…
[内心気を揉んでいた]
―食堂にて―
そういえば、昨日は中庭で何をしていたの?
[食事をとりながら、彼女に尋ねる。]
戻ってこないから逃げ出したのかと…
まあ、滅多なことがないと敷地の外には逃げだせないけど。
[逃げ出した雛鳥が警備兵につかまって、担当の庭師に調教も兼ねた激しい「お仕置き」をされていたことを思い出す。]
それと、今日は食事を終えたらさっさと部屋にもどるからね…
[駆ける馬の背で、ふたりの身体は弾む。
鐙で身体を支えられる自身はともかく、
乗せられているだけの黒蝶の負担はいかばかりか。
絶叫に近い声を上げながら必死に耐える若者の身体を落ちぬように支えながら、鳥籠への帰路を急ぐ。]
早く、おまえが欲しい。
[想いの端が零れ落ちた。]
― 「天使の鳥籠」 ―
[ようやく門をくぐり、正面玄関の前へとたどり着く。
馬と犬を使用人に任せ、抱え下ろした若者を屋敷の廊下に立たせた。]
まずは浴室でおまえの身体を清めてしまおう。
歩けるね?
[身の裡に負担を抱え、馬の揺れに晒されてきた身だ。
腰が砕けてへたり込んでも仕方ないだろう。
それと知りながら肘を掴み、自力で歩くよう促した。]
[>>116の問いにミルクティーが変なところに入ってしまった。]
……⁉︎こほっ、こほっ。えっと、秘密です。
[少し咳をしてから苦笑いをしながら彼に応える。流石に、こっそり呪いをかけていたとは言えず、誤魔化した。]
は、はい。わかりました。
[さっさと部屋に戻ると言われれば、少し疑問に思いながらも頷いてから朝食を済ませた]
− 「天使の鳥籠」 −
[早く「天使の鳥籠」に行きたいという望みは、緋扇君の言葉でもうひとつ理由を加える。]
同じ、 欲… しい、
[恋情の炎に灼かれ、永遠とも思える贖罪の責め苦の後、「天使の鳥籠」の敷地に迎えられる。
馬から下ろされたのは、素足に冷たく貼つく廊下。
長い移動に消耗していた身体は、肘をとられたところで踏鞴を踏み、そのわずかな衝撃に、ここまで耐えてきた努力も虚しく、陰の蕾を押し破った黒真珠が一粒、粘液の筋をまといトロリと転がり落ちた。]
あ、 うっ
ま、 だ…
[素早く手中に取り戻した黒真珠を握りしめ、下腹を押さえて壁に手を突きながら、これ以上の落伍を防がんと念じる。
そのまま浴室へと伴われてゆくまで、二人の手は絡みあったままであった。]
―アレクシスの部屋―
さて、じゃあ今度こそ、君の方からしてもらおうか。
猿轡なんて使わせないでね。
[彼女をベッドに座らせて、自分のものを見せる。]
/*
(ところで、他人の雛鳥には手を出しちゃいけないとwikiに書いてあったけど、庭師に手を出すなとは書いてなかったよね?)
(まがお)
ーアレクシスの部屋にてー
えっ、その、恥ずかしいです…。
[ベッドに座り彼自身を見せられれば、恥ずかしそうに頬を赤らめ顔を背ける]
― 図書室 ―
[ふらふらと辿り着いたのは>>2の部屋。
立ち並ぶ棚には様々な本が整然と置いてあった。
とあるジャンルを探し出すと何冊か読み漁る。
それから気になる本を見付けパラパラとページをめくる。
その本にはこんなことが書かれていた。]
「ストックホルム症候群
精神医学用語の一つで、誘拐事件や監禁事件などの犯罪被害者が、犯人と長時間過ごすことで、犯人に対して過度の同情や好意等を抱くことをいう。
犯人と人質が閉鎖空間で長時間非日常的体験を共有したことにより高いレベルで共感し、犯人達の心情や事件を起こさざるを得ない理由を聞くとそれに同情したりして、人質が犯人に信頼や愛情を感じるようになる。また「警察が突入すれば人質は全員殺害する」となれば、人質は警察が突入すると身の危険が生じるので突入を望まない。ゆえに人質を保護する側にある警察を敵視する心理に陥る。「このような恐怖で支配された状況においては、犯人に対して反抗や嫌悪で対応するより、協力・信頼・好意で対応するほうが生存確率が高くなるため起こる心理的反応が原因」と説明する人がいる。」
………
[エレオノーレはパタンと本を閉じ、読んでいたものを元の場所へ戻すと
棚の、少し上のほうの本に手を伸ばした。]
ファミル君は単なる子供なのですw
だー!ファミル君のおかげで両想いになれないじゃんかwww
調教しながら恋する難しさよ(切実
これくらいで恥ずかしがられちゃ、この先困るんだけどな。
[頭を掴み自分の方へを向けさせる。]
ほら、舐めて御覧。口でのご奉仕は基本みたいなものだよ。
これが上手ければ色々ひどいことをされずに済むかもしれないしね。
[彼女の方から来るのを待つ。]
ううっ…、わかりました…。
[頭を掴まれ、彼の言葉を聞けば覚悟を決め彼自身に舌を伸ばす]
[黒蝶の体内から生み出される黒真珠。
転がり落ちたひとつぶを、見逃しはしなかった。]
また私の言葉を守らなかったね?
[黒真珠を握りしめた手を上から包み込む。]
おまえは私にお仕置きされたいのだとみえる。
嬉しいのだろう?
私に、されるのが。
[黒真珠を抱えた蕾の中心に、指を突き入れてかき回す。
さらなる珠があえなく零れ落ちるのを、全て拾わせた。]
おまえが零した数だけ貫こうか。
それとも、さらなる罰を与えるべきかな。
[零れた分だけ歩きやすくはなっただろう。
手を絡めあい、背を支え、ゆっくりと浴室へ向かった。]
― 浴室 ―
[最初の日にも訪れた浴室の床に、若者を解放する。
横たわらせたところで、ようやく腕の縄を解いてやった。]
よく頑張ったね。
出してしまいなさい。おまえが育んだ珠を。
[もう良いのだと許しを与え、腰骨の上をさすってやる。
ぽろりぽろりと真珠が生み出されていくのに、目を細めた。]
たくさん歩くのはなんか嫌ですね。
…嫌な思い出しかない。
[屋敷の図面はわかっていたので、こんなに歩くとは思わなかった。
ある程度歩き回って、苦い顔を浮かべた。
幼いころ逃げ回った遠い記憶―]
昨日どこを舐めたか覚えてるかな?
[掴んでいた頭を離し、彼女が自由に動けるようにする。]
やっぱり立ってると疲れるな。
ベッドに座るからリーリエもちょっと動いて。
[と言い、ベッドの上に座る。]
んっ…んんっ…。
[おそるおそる彼自身に舌を這わす。目の前に立つ彼の腰に腕を回し離れないようにする。]
― 図書室 ―
ほほう。
あるのは知っていましたが、こんなに立派なのですね。
[ずらりと並ぶ本に目を輝かせる。
普段はみんな召使いに本を取り寄せているので、自分でここに入るのは初めてであった]
よく昔は本と知れば、見に来ましたね。
実際に自分で本に囲まれるのも、いいものですね。
どれどんな本があるのでしょうか。
[エレオノーレに気が付かぬまま、好きな本を探している]
そんな風に腰を掴まれたら動きにくいよ。
[やや動きにくそうにしつつベッドの上に座り]
でも、どうして腰なんか掴んでるの?
[と尋ねる。]
えっと、離れたくなくて…。
[彼に問われれば、舐めるのをやめ、少し俯きながら恥ずかしそうに応えた]
はい、わかりました。
[腕を下ろし、彼の指示に従い場所を移動する。
座った彼の彼自身を舐めようと体制を寝そべるような体制にし昨日舐めた所である鈴口を舐めてみる]
[背後に隠した破戒の証拠を咎められ、そのまま壁に肩を押しつけられる。
緋扇君は相変わらず意図的な逆撫でを企む言葉でベリアンを嬲り、しなやかな指を秘所に伸ばしてぐるりと回した。]
…っは! よせ 、
[哀訴の声にも関わらず、硬質の音が続き、同時に途方もない悦楽が襲いかかる。
堪えきれずに床に零した黒真珠の数は10(10x1)。
その数だけ貫こうかとの宣告に、甘美な目眩を覚えた。]
は、はあ…
[頭の上に疑問符の浮かんだような表情をする。]
そう、そこ…もっと緩急をつけたり場所を変えたり…
[彼女の、昨日より熱のこもっているであろう奉仕に助言をする。]
[熱と湿気が支配する浴室に連れ込まれ、ようやく手首の縄を解かれる。
そのまま膝をついて、促されるままに後孔に残された黒真珠をウミガメの産卵めいて落してゆく。
糸をひいて繋がる不透明な珠はベリアンの温もりを宿して蕩めいていた。
よく頑張った、との言葉に、しとどに濡れた身体を震わせる。]
探しに来てくれて ── 嬉しかった。
[ここに来てようやく言えた。]
はい…。
[彼の助言に従い緩急をつけながら鈴口を刺激する。
その他にも、裏スジの部分や横の溝の部分も優しくご奉仕する。]
― 廊下 ―
[どうやら馬から降りた時点で若者の身体は限界だったらしい。
ほとんどすべての黒真珠を零してしまったのを、微笑みながら数える。]
そんなにたくさん、貫かれたいのだね。
おまえはなんて、淫蕩なのだろう。
[喉を鳴らすような声音で、言葉を注ぎ込む。]
― 浴室 ―
[若者が産み落とした珠を拾い上げ、
それまでに零したものたちとともに並べる。
十二粒の黒真珠。
罪と愛と絆の結晶。]
私は、おまえを離しはしないよ。
[震える身体を掻き抱いて、肌の上に囁きを置く。]
私が見出した珠。私の黒蝶。
いつでも私はおまえを見ている。
[抱きしめる力は、思いの強さに他ならない。]
[痛めつけられ、酷使された身体に湯を掛けて洗い流してやる。
両手で柔らかく全身を揉み、強張った筋肉をほぐすと同時に、痛めた箇所が無いかも確かめていった。
それが終われば浴室の床に押し伏せ、貫くべく足を開かせる。
だが、途中で気が変わった。]
おまえにはしっかりと教えておくべきだね。
むやみに快楽に流されぬよう、
おまえ自身が快楽の主となれるように、
いくつか技術を身に付けておくといい。
[告げて、そのまま足を開いておくように言う。
自身は、その足の間に体を落ち着けた。]
そうそう…昨日よりもずっといいよ。
[しばらく「ご奉仕」を続けられ、徐々に射精感が込み上げてくる。]
「ご奉仕しているもの」が一層硬くなるのを感じるか?
それを感じたらスパートをかけなさい。強めに刺激したり、反応の良いところを刺激したりするんだ。
[彼女の頭を撫でながら指示を出す。]
は、はい…。
[彼に言われれば、「ご奉仕」をする速度を早める。時々、彼の表情を伺おうと上目遣いで彼を見つめながら、反応の良いところを見つけようとする。
もし、反応の良いところが見つかれば、さらにそこを舌で緩急をつけながら「ご奉仕」する]
ふっ…うぅ…
[徐々に込み上げてくる感覚をこらえながら]
さあ、今からまた出すけど、しっかり飲むんだよ。
[と、言ってからびゅくびゅくと、白く濁った肉欲の塊を彼女の口内にぶちまける。]
んんうっ…‼︎
[口内に吐き出された欲をきちんと喉を鳴らし飲み込む。早いうちに飲み込まないと後々が大変ということは昨日で学んだ。]
ううっ…不味い…。
[浴室の床に並べられた一連の黒真珠。
緋扇君がベリアンに比えたその神秘的な珠を身体の中に入れて運び、また取り戻したなどとはおおよそ信じ難いが、二人だけが知っていればいいことだ。
緋扇君の腕の中で、幸せな気分に包まれる。
体力を消耗することの連続で疲弊していたが、緋扇君に身体を弄られ開かれることに抵抗はしなかった。
その手が止められた時には訝しんだものの、浴室の床に仰臥したまま、語られる声に耳を傾ける。]
教えて、欲しい。
[自分の主であれるよう、対等でいられるよう。
真摯な声で告げる。]
そうそう、そうすることで喜ぶ男は多いからね。
[彼女の頭を撫でてやる。]
さあ、次はリーリエお前自身の開発だ。
[彼女を押し倒し、そうささやいてから耳を甘噛みする。]
はい…。
[彼に撫でられるのに気分をよくしながら応える。
押し倒され、耳を甘噛みされれば、ビクリと小さく震えた]
んあっ…‼︎
ふっ、昨日とはあまりにも反応が違うね。
[彼女の小ぶりで白い双丘、その右側を右手で優しく撫でてやる。]
女としての悦びを教え込むのも僕らの役目なんだ。
[ローブをはだけさせて、下着を露わにさせる。そのまま双丘を撫で続ける。]
え?
[探しては見つからない、彼女はそこにいた]
どうしてって!
エレオノーレが心配だったからに決まっているじゃないですか?
[思わず力強く抱きしめて]
それとも私が楽しんでたと思っているのですか?
見ていなさいといったのに…
どうしてすぐに出て行ったのか、説明しなさい!
[素直で真摯な声に微笑み、足の間に手を伸ばす。
掌で持ち上げた柔茎の先端に、口づけた。]
身体を開くのではなく奉仕する技は
時にはおまえの身を守るだろう。
どうすればいいか、しっかり体で覚えなさい。
[教え諭す言葉を紡ぎながら、声音は歓びに濡れる。
舌先を伸ばして丁寧に肉茎を舐め上げ、先端を口に含んだ。
手と舌と唇の技を尽くして責めたて、絶頂へと導いていく。]
[抱き締められれば腕の中で]
いやです!
なぜ…見ていないといけないのですか?
ファミル様のあのような姿…
見たくもないし 聞きたくもありません!!!
んうぅ…んんっ…。
[小ぶりの双丘が露わになり、右側を優しく揉まれ身を捩る。
ローブがはだけ下着が露わになり、恥ずかしくてローブで隠そうとするも彼に組み敷かれているせいか、隠すことはできない]
そんなに身を捩ってどうしたの?
[下着も慣れた手つきで剥いでしまい、完全に露わになった乳房をもてあそぶ。
左半身は彼女を組み敷くのに使い、もう半身は彼女を弄ぶのに使っている。]
なんだか、変な感じ…。
[彼に問われれば、身を捩りながら応える。なんだか、下の方がスースーしているような気がするものの、彼からの刺激に耐えるように身を捩るので精一杯だった。]
ふふっ!ようやく本心がきけましたね。
意地悪したかいがあったというものです…
約束しましょう。
もう二度と他の女は抱かないと
エレオノーレ、君しか抱きません!
私を少しでいい、信じてください。
[そっと唇を重ねて]
それとその…その恰好…
誘ってるのでしょうか?
割と我慢の限界なのですが…
[乱れた姿に凝視してしまっている]
ほう、変な感じか。じゃあもっともっとやってみよう。
[優しく揉んだり撫でたりして弄ぶ。そのうち天辺の薄紅色の果実を指の腹で優しく、触れるか触れないかのタッチで撫でる。]
こことかはどうだ?
[と、彼女の様子をうかがいながら。]
ふぁ…‼︎ダメっ…‼︎変な感じなの…。
[優しく揉んだり撫でたりされ、ビクビクと躰が震える。
そして、触れるか触れないかのタッチで撫でられれば、嬌声がこぼれただろうか。]
ひゃぁあ…‼︎あっ…変な感じ…。
いいでしょう。
絵を描く以外はその…
一緒に行ってはだめでしょうか?
一人を望んでいるのかもしれませんが、その心配なのです。
[「本心」と言われれば、自分でも気付かなかった気持ちに混乱する。
そしてさらに混乱させることをファミルの口から聞けば]
他の女は抱かない…
ですが それではファミル様のお仕事が――…
[言いかけたところで唇を塞がれる。]
さ 誘ってなどいません
わ 私だって着替えたかったんですっ
[赤面して反論した。]
[犬に舐められて首をもたげた陰茎は、その後の過酷な旅程のうちに再び項垂れていた。
後ろを刺激されて連動するというものでもないらしい。
そこをそっと持ち上げられ、息を吹きかけられる。
熱のこもった浴室内では、むしろ清涼なほどだ。
そして、張りつめた鈴口に舌先が触れる。
浮かしかけた腰を留められ、ベリアンは後ろに肘をついて半身を起こした状態で緋扇君の愛戯を注視した。]
ほう、変な感じか…
[その声を聞き、もう片方―左側の乳房―の先に舌を這わせる。]
なあ、こぇはどう?
[舌を出しながら、彼女に尋ねる。]
[口腔に含まれ啜られて、眠っていた雄は脈搏ち勃ち上がる。
しっとりと包み込み緩急をつけて揉み上げる動きは、自分の中の媚動を思い出させた。
淫靡に絡みつき、上下に擦れて滑る水音を零す。
薄い胸を上下させながら見守っていたベリアンの腰が浮いた。
逃げるためではなく、より深く求めるため。
片手を緋扇君に伸ばして、後頭部を引き寄せるようにしながら髪を梳く。]
気持ち、 いい、みたい。
[後ろを貫かれるよりは穏やかな刺激だけれど、それでも腿がビク、ビクと跳ねて土踏まずが反る。]
う、 そこ… 好き
[息をあわせて自分も昂めながら、感じる場所を声で伝えて放埒に至る共同作業に没頭した。]
一緒に?
そんなに心配なのですか
そうですね 逃げる かもしれませんしね
絵を描いている時に一人にしていただければいいですが
絵をファミル様に見られるのは恥ずかしいので
私のいやがることは もうしないと
約束していただけますか?
んあっ…ダメぇ…。
[左側の先に舌が這い、ビクリと震える。なにやら、言い知れぬゾクゾクとした感覚が躰の全体的に広がりおかしくなってしまいそうだ]
そうです、もうこの仕事は今後しないということです。
重く受け止めてもらいたいですね。
…それにもうエレオノーレにしか私は、興味がない。
どうしてでしょうね。
[わかっていてもあえて言わず、見つめては深く深くキスをした]
[口の中で膨らみゆく熱は、充溢を如実に示す。
熱心に見ていた彼も、やがては自ら求め腰を動かした。
引き寄せる手指が髪を梳く心地よさに、息が零れる。
快楽の在処を探って共に開拓し、掘り下げていく。
解法に至る共同作業。]
ン 、……
[絶頂に至れば鼻にかかった息を零し、
迸る生気を全て口の中に受け止めた。
溢れるものを飲み下し、最後に残ったものまで啜り上げる。
丁寧に舌で拭ってから、ようやく口を離した。]
どうすればいいか、分かったね?
今度はおまえが私にしてごらん。
[口の端についた白を指先で拭って舐め、
嫣然と微笑んで誘う。]
えっ…
このお仕事を……
[仕事をしないと聞けば驚いたが
笑顔になって]
それは きっと良い選択になると思います
…ん む…
[たどたどしくキスに応じた。]
違いますね。
少なくともこの屋敷からは、逃げるのは困難でしょう。
そんな心配はしていません。
他の雛鳥に出会いましたが、難儀なようだったので。
それだけです。
[嫌な事には動揺して]
嫌な事とは、ど、どこまででしょうか?
絵は見ないと約束は以前にしましたので、ちゃんと守りましょう。
ふふっ、ダメじゃないはず…だよ。
[右手をゆっくりと動かし、彼女の下腹部へ手を伸ばしてみる。
舌の方は相変わらず胸を弄んでいるだろう。]
さて、ここはどうかな?
あうっ…‼︎
[双丘を舌で弄られていると、右手がゆっくりと下腹部の方へと伸ばされてきた]
いやっ…、触らないで…。
[今まで一人で戯れることなどなかったためか、花園に触れようとする彼に触れないでと懇願した]
ああ、エレオノーレ…
君を求めてしまってはいけないでしょうか。
…とても甘いです…もっと欲しい…
エレオノーレ…!
[首筋に吸い付くような、口付けをして]
愛してます。エレオノーレ…
[胸にそっと手を伸ばした]
そう ですか…?
[屋敷内を散策してみたが、あちこち解放されていて
>>~40「逃げるのが困難」には見えなかった。
「他の雛鳥」と聞けば少し顔を曇らせて]
…ここには 何人くらいの人がいるのですか?
その…私のような境遇の
先程出会った方々も そう なのでしょうか
[ベリアンの精液を緋扇君は飲んでしまった。
留学先で汗と同じ分泌物、散逸して問題ない老廃物だと教えられていたゆえに、さほど害はないと思うも、初めて見る光景に鼓動が早まる。
股間に顔を伏せて奉仕する緋扇君がたまらなく愛おしい。
終わった後も芯を持っている男根を啜られて、余録の快楽に掠れた声が洩れた。]
[実地研修を告げられて、ベリアンは少し躊躇する。
緋扇君自身が専らされたいから教えたというのであれば否やはないが、「むやみに快楽に流されぬため」とはいっても、他の男に奉仕する状況は考えつかない。]
我は性奴隷に売られるつもりはない。
とはいえ逃げ出すのではなく──教育費を清算した上で、自分で自分を買うつもりだ。
国へ送金依頼の書状を送った。
資金が届いたら、一緒に、来い。
[この場で明かすべきことなのかわからないが、位置を入れ替えて、自分が横臥していた場所に緋扇君を押し倒しながら、これからの算段を告げておく。
部屋に戻ったら何が待っているかなど、知る由もない。]
その願いは聞き入れられないな。
[懇願する彼女を無視して、下腹部のその先、花園の方へと、指を伸ばす。
舌の方は、一度その双丘から離れて唇を軽く吸う。]
ん、これは…
[右手の感触に思わず、そんな言葉が零れた。]
/*
Q. 留学先でどういう性教育受けてたんですかw
A. 体育の授業の後に専属の按摩師が全身オイルマッサージするついでにちょっと扱いて抜いてくれてました。だから汗と同列扱い (←
ファミル…様…
[求められて高揚する躰。
首筋を吸われればパブロフの犬のように
条件反射で反応してしまう。
先程までの冷たく暗かった気持ちは雪解けのように徐々に消え失せ
もっと触れて欲しい 触れ合いたい
そんな気持ちが芽吹いてゆく。]
んあっ…そこ、汚いよ…。
[花園に触れる右手にビクリと小さく躰を震わせた]
どう、したの…?
[彼のこぼれた言葉にふと疑問になって尋ねた]
少し、蜜が出てきているね。
[思ったより開花が早いかもしれない。そう感じた。]
汚くないから、もっと触らせてほしいな。
[そう優しく囁きかける。]
そん、なっ…。恥ずかしい…。
[彼に囁かれれば、頬を赤らめながら応えた。けれど、彼に触れられるなら、それもいいと思い首を縦に振り承諾した**]
エレオノーレ、綺麗ですよ。
[フードからピンクの透けている、ワンピースを見えるようにするとよけいに高揚して。
肌は晒さないように下着はずらして、秘部へ水音を鳴らすように擦って]
私が本気で抱きたのは、エレオノーレ―
君だけです。
可愛がってあげましょう。
[片足を上げると、滾った熱を押し当てた]
三人…そうですか…
[自分が出会ったのは二人。その他にもまだいるのか。
彼らが自分と同じ境遇かはわからない。
>>60の彼女は明るい感じで囚われているようには見えなかったし
>>68と言っていた彼の毅然とした態度も調教されているような人物には見えなかった。]
その こちらでは それぞれに担当のような方がつくのでしょうか?
一度に複数人を担当することなどもあるのですか?
[担当制なら、ファミルの他にも同じような人が少なくとも三人はいる、ということか。]
…お部屋ででもいいので
よろしければ教えてください
[しなやかに押し伏せられながら、手を伸ばして彼を引き寄せる。
来い、と口にする唇を接吻けで塞いだ。]
おまえはまだ理解していないようだね。
私に見出された以上、おまえは私のものだ。
おまえを帰すつもりは、ないよ。
[するりと上下を入れ替えて、再び覆いかぶさる。]
おまえは、自分が何に見出されてしまったのか、
気づいていないのだろう?
[靴ビルが鎖骨の上を這い、舌先が首筋をなぞる。
硬い牙の先端が、柔らかな肌を浅く裂いた。]
私はおまえが欲しい。
この身も、心も、
私のものにしたい。
[「鳥籠」の枠に収まらぬ願望を告げて、
膚の内へ、ゆっくりとふたつの牙を沈めていく。]
よし、それじゃあ…
[そう言って彼女の花園の、とりわけ敏感な蕾を優しく撫でる。]
ここなんかはどうかな?
[そしてその先、蜜壺に指を沈ませる。ちゅぷ、と僅かに水音が聞こえる。**]
どうなのでしょうね。
まっとうな世界のように、情報交換をする世界ではないので確かな事は言えませんが。
基本1対1でしょう。
複数ってあんまり聞かないですね。
興味があるのですか?
[自分のやり方が悪いのかなと、気にしたとかは言わない]
あッ……
ファミル様…手が お早い…
ですが
[口ではそう言いながら
エレオノーレ自身も抑えが効かなくなりそうだった。
他にもそういう人たちがいるのなら
どこでしようとそんなの些細な問題のような気がした。
エレオノーレはファミルに身を*委ねた。*]
[1対1と聞くと些か安堵し]
ちちち違います
複数ぷれいに興味があるとか
そんなことは全く一切金輪際ありません!!!
[言い終わってから言葉の使い方を間違えたような気がしなくもなかったが
*気にしないことにした。*]
それはそうでしょう。
一回我慢したのですから…
それにその姿でこの屋敷を歩いていたのだと思うと…
余計興奮してしまいますよ。
[熱をさらに深く
それにたまにはベット以外で、するのもいい感じでしょう…
私を存分に味わってください。
[身を委ねるエレオノーレを、心のままに*感じ合った*]
[ここへ来ていろいろと学んでいたけれど、己が希望を通すことに慣れているベリアンは緋扇君の返答も当初、睦言と誤認した。
彼の接吻けはあくまでも深く甘い。
上に覆い被さられるのにも抗いはせず、問いの形を借りた宣告を真面目に推論していたが──]
[首筋を穿つ牙と緋扇君の放つ圧に磔にされて、身体を強張らせる。]
な、 ん…
[豹変した緋扇君が語る欲望。
互いに求め合いながら相容れぬものを背負う二人の出会いは、決別を伴わずにはすまない。
失血、そして浴室の高温多湿は確実にベリアンの動きと判断力を鈍らせてゆき、視界から光を削ぎ落とした。]
[そうして、手が解かれれば。
自ら直した椅子に座って、手近なキッシュを引き寄せた。
取り皿にとろりとした新玉ねぎのキッシュを取り分けて、
それからおねーさんよろしくディタのお皿にも。
シーフードキッシュは少し考えて香ばしいパンと一緒に。
これも慣れた様子で取り分けると、
両手を組んで故郷の言葉でお祈りを呟きながら――]
いただきます、です。
[そうした身動ぎのたびに、
奇妙な感覚が強まりはするものの強引に飲み込んで。
まずは空腹を満たすべく食事を口に運びながら、合間に]
ところで、おま……
ディタ、に聞きたいことがあったです。
この髪の色はこの国には珍しいって……
――でも、ディタも似たような色じゃねーですか?
[名前は、ちゃんと認識したように言い直した]
[――そんな質問は、
勿論興味を抱いたからではあるけれど。
呼吸をするたび。
食べ物を飲み込む僅かな身動ぎのたび。
ざわざわと波立つ身体の内側が、
鼓動を速めていくことには変わりがないまま。
平静を装った表情は未だ保ててはいる。
ただ、両手に漣のような震えが奔るのは抑えきれていない]
…………?
[――残念なことといえば、
その感覚が何かが分かっていないことだろうか。
ただ確実に、もじもじとした仕草が滲み出始めてはいた]
[命の源を啜り上げ、飲みくだす。
先ほどの精とは同じようでまるで違う、熱い滴り。
二度目の饗宴を繰り広げながら、若者の動きが鈍り温もりが抜けていくのを感じる。]
愛しているよ。私の黒蝶。
[命の火を摘む前に唇を離し、耳元に囁きかける。
意識を失くした身体を、柔らかな布で包んで抱き上げた。
闇より織り出した黒衣を纏い、浴室を後にする。]
― 「天使の鳥籠」廊下 ―
[雛を取り戻して外から帰ってきたあと、
暫く籠っていた浴室から、部屋へと戻っていく。
その腕には、やはり布に包んだ大きなものを抱えていた。
こうしてこの廊下を通るのも、三度目のこと。
部屋に入れば重い扉が閉ざされ、金属音が響いた。]
― 自室 ―
[戻ってきた部屋は、大きく様変わりしていた。
中央にあった寝台は端によけられ、代わりに巨大な鳥籠が据え付けられている。太い金属の柱から吊り下げられたそれは、軽く押すだけで軋みもせずに揺れた。
鳥籠の床は薄い絨毯が敷かれていたが、金属の冷気を完全に遮るほどではないだろう。少し考えた後に、使用人を呼んで寝椅子をひとつ鳥籠の中に設置させる。
その上に、布に包んだ若者を横たえた。
人間は、気を付けないとすぐに壊れてしまうから。
呟いて、意識の無い彼の髪を梳く。]
[寝かせたあとは、様々な装飾品で彼を飾り付けた。
両の手首には金属の細い腕輪をいくつも嵌め、
足首には鈴のついた皮の枷を嵌めて、右足の枷を長い鎖で鳥籠に繋ぐ。
首には十二の黒真珠を連ねた首飾りを掛けた。
腰に忍ばせていた闇は、今や存在を隠すのを止め、
短い尻尾のようになってうねっている。
この刺激があってもなお、しばらくは目を覚まさないだろうけれど。
飾り付けが終われば鳥籠を閉め、鍵を掛けた。
ゆるりと寛ぎながら、目覚めを待つ。]
/*
ピアスを付けようか、多少悩んだよね。
(どこにかは想像にお任せする。)
一応身体損壊なので、ちょっと遠慮しておいた。
……まぁ、こういう訳だ。
俺もルーツはそっちなんだよ。
親父の代に、こっちの国に移り住んでは来たがな。
だから、お前を――――…
[最後の言葉は掠れる様な呟きで。
誤魔化すように、マリーの頭をくしゃりと撫でた]
[だが、諦めよりもまず先に]
……下着を拘束具代わりにしてるのはどこのどいつだか。
まあ、いいです……。
誰か来たらさっきみたいに隠すのと、
わざと食事を遅く取ったりしないなら。
とっとと食事を終えて、早く戻って着替えを――…
[譲渡するくらいは、意識の違いが出たらしく。
拘束を解かれる間そこへ視線を落として耐えていた。
――――定期的に襲い来る衝動から、反射的に]
[――身体がおかしい。
それを感じ始めたのは手首の拘束を解くのを要求し、
その為に触れる指から伝わる体温を感受した頃からだったか。
触れられた箇所が熱い気がする。
下肢を中心にむず痒さが漣のように広がって、
一度意識してしまえば歯止めが利かなくなっていくようで]
…………。
[視線が彷徨い始めていた。
明らかに不審げだが、本人は隠しているつもりらしく]
そ、そーですか。
……同郷だとは思わなかったですね。
まあ、僕は故郷の記憶はないんですけど。
[とりあえず、手近なキッシュをもぐもぐした]
……ん
[食事は美味しいのに、
喉を通るときはまるで砂でも飲み込んだようで。
喉が渇いたかのようにこくりと息を飲む。
空気が肺に満ちているのに、呼吸は淡く、短く。
ここにきてようやく理解が及んで、
もじもじと脚を擦り合わせ衝動をやり過ごそうと。
それは結局のところ、無駄な努力というか、
余計に燻る何かを煽ることになったというオチであって]
ごちそさまです……
…………ぁ、あの、
……ちょっと、先に戻って――
[ディタを見ることが出来ず、俯いたまま。
辛うじて絞り出すのは、そんな切なげな懇願であった]
元令嬢 エレオノーレは、栞を挟んだ。
― 図書室→ ―
[棚の本が数冊落ちた。
それを元に戻すと
エレオノーレはファミルと共に図書室を後にした。
服を着替えようかとファミルの部屋へと向かう道すがら
誰かに合えば言葉を交わしただろうか。]
− 浴室 −
[自分の命が彼に吸われてゆくのがわかる。
人間として常規を逸した行為であり、かつそれを可能にする能力を備えた男。]
[闇の鬼神に見出され、貪られ、]
[なけなしの温もりを零す雫が眦を落ちる。
それを最後に意識は途絶え、三たび大きな荷物となって抱えられ様変わりした部屋へ移された後もしばらくは昏睡の中にあった。]
…ぁ!エレオノーレ…っ!
共にどこまでも恋に堕ちていきましょう…!
…っ!!!!!!!!!
[両足を抱っこする形で持ち上げると激しく打ち付けて、最奥へと愛情をすべて注ぎ込んだ]
− 緋扇の間 −
[指が無意識に何かを探して伸ばされ、ビクと身体が跳ねる。
身体が目覚めつつあるのであった。
精緻な鳥籠は寝返りを静かな揺れとして拡散する。
浮上した意識はシャラシャラと擦れあう金属音を捕え、横たわったままベリアンの瞼はゆっくりと開かれゆく。]
……、
[ここが何処だか判じかねて慎重に身体を起こした。
世界が揺れる。宙づりの鳥籠。]
[格子の向こうで寛ぐ緋扇君の姿を見出し、薄い絨毯の敷かれた床に足を下ろそうとして、裸身を飾り立てられた我が身に気づいた。
精巧な細工の連腕輪はともあれ、足首に巻かれた革帯は鈴で彩られているものの、格子と鎖で繋がれ、枷であることは隠蔽しようもない。]
こんな巨大な檻まで用意して…
随分と直接的なことだ。
[「おまえを帰すつもりは、ない」と言われたことは覚えている。]
― 図書室 ―
ああ、ちょっと激しすぎましたかね。
落ちましたか。
[本が落ちて拾うの手伝ってから、戻る前に]
いくらこういう場所でも、きちんとすべきことはしなくてはなりません。
[乱れた服をぱぱっと直すと、自室へと帰って行った]
[首に短く巻かれているのはあの黒真珠だ。指先でそれとわかる。
淫蕩な記憶に直結する品を贈られたことに動揺し、頬に血が上るのを感じた。
その時、尻から伸びた尾がハタハタと揺れ出す。]
ふあっ…!
[飛び上がった弾みで寝椅子から転げ、鳥籠の床に四這いになってしまう。
腕輪と枷の鈴が追従するように鳴った。]
― 自室 ―
まずは着替えをしなさい。
着たいものがあるのなら、いいなさいね。
ひとまずはそうですね。
これも可愛いですね。これも…
うーん。
これがいいでしょうか。
[召使いから数点、用意した服を選び至難。
青色のチェックのワンピースと、麦わら帽子。
真っ白なレースの下着を選び出した]
食事も用意させましたので、好きなものを。
[こんがり焼けた肉や、焼き立てのパン。
サラダやパスタ。
綺麗に飾られたスイーツに果実―
ティーやジュース。
選り取りみどりの料理が並んでいる]
食事が終わったら、庭に散歩に行きましょう。
絵の参考になりましょう。
[ティーを上品に飲み、卵をスプーンで数回叩いて中身を食していた]
― 中庭 ―
…よい日和ですね。
その服も似合ってますよ。
[エレオノーレの青色のチェックのワンピースの姿が緑に映えて、麦わら帽子がのどかな雰囲気をかもしだしていた。
支配人からの注文も選びかいがあると、心を躍らせた]
― 自室 ―
[覚醒の気配に、目を上げて鳥籠を見る。
静かに揺れる優美な檻の中から、しゃらりと音がした。
身を起こした虜囚が、こちらを向く。
皮肉めいて投げられた言葉に、笑みを返した。]
籠に入れておかねば、
おまえはすぐ、どこかへ行ってしまうからね。
それに、おまえはもう少し自分の立場を自覚するべきだよ。
[立ち上がり、歩み寄る。]
おまえは私の庇護下にあり、
おまえをどう扱うのも私の心ひとつだ。
[黒蝶の中に入れておいた闇が動きだし、
飛び上がった彼が鳥籠の床に手をつく。
その体を不可視の力で引きずりよせ、
格子の間から顎を捕らえて唇を奪った。]
私は私の望むままに、
おまえを愛し、啼かせ、奪うだろう。
[人の身には過酷なまでの愛を注ぐと宣言する。]
まずは、そうだね。
[顎を捕らえていた手を離し、彼の腰を指す。]
おまえもそれが気に入ったようだから、
しばらくはそれと踊ってごらん。
見ていてあげるから。
[伸ばした指先を、なにか差し招くように動かす。
途端に、若者の後孔から生えた闇が太く長く伸び、
何本にも分かれて彼の体に絡みついた。]
[闇の触手たちはぬめぬめと動いて肌に吸いつき、
それぞれが擦り、締め付け、震えてつつく。
反応を引き出せば一層激しく動き、
さらに敏感な場所を求めて蠢きまわる。
闇色の饗宴に捧げられた若者の様子を、
闇の主は少し離れたところで眺めていた。]
― 回想:図書室 ―
は…ぅ……ッ
[ファミルが挿入ってくれば、幾多にも貫かれ形まで記憶しようかというそれを
エレオノーレの膣壁はやんわりと包み込み
溢れ始めている蜜と絡み合わせる。
棚で区切られてはいるものの
誰かが部屋に入って来たら…という不安は
背徳感となり、その後ろめたさはより一層欲望を燃え上がらせるようだった。
本棚に背をつけて両足を抱えられるように揺さぶられれば
浮遊感が繋がる場所の衝撃をより顕著に知らせてくる。]
あ!…ファ…ファミル様ッ!!!
[背中を電流が流れるのを感じたあとに続いて
熱いものが躰の中で弾けた。
正面にいるファミルの首にすがるような体勢で
宙に浮く両足を ピクピク と暫く痙攣させていると
背後の本が数冊落ちた。>>~63]
[そんな風なやり取りをしながらもずっと、
マリーの体調が気にはなっていた。
蜜壺の内側まで塗り込んだ浸透性の媚薬によって、
だんだんと、身体が火照ってくる頃合いで――――…
確かに効果が出始めている事が、
彼女の微妙な反応から察せられた。
昨晩の不慣れな様子もそうだったが、
こういった事にはあまり慣れていないのだろう。
普段の強気な態度とは一転した、
不安げな眼差しと甘く濡れた声は如何にも愛らしく]
― ファミルの部屋 ―
[部屋に戻る途中、体内から流れ出た液体はエレオノーレの下着を濡らした。
部屋についている浴室でシャワーを軽く浴びると
渡された服に着替え、新しい下着ももらった。
用意された食事はどれもみなおいしそうだった。
そういえばジュースも飲みはぐっていたっけ…
飢えと渇きを感じると、席について食事をした。]
[食事の途中で、ふと気になったことを聞いてみた。]
あの…ファミル様
………とても 聞きづらいことなのですが
行為の時に その…
ぞくっとするような…電流が走るような…
あの感じは なんなのでしょうか…
[頬を染めつつ聞いた言葉に回答はもらえただろうか。]
はへ?いや…その…
それは…ですね…
[エレオノーレと喧嘩して、離れて―
一生懸命探して、とても心配した果てに―
ようやく心も体も一つになれた喜びに、熱くならずにはいられず…
吐き出した欲望を、このまだ少女と女の間にエレオノーレに
どうしようかと悩むが、ここで学ぶことも必要と判断して]
― 中庭→どこかの部屋 ―
[絵の参考になるだろう、と連れ出された中庭を
青いチェックのワンピースと麦わら帽子姿のエレオノーレは
ファミルと二人で歩いている。
花が咲き、鳥が歌い、足元の芝生は緑を濃くしていた。
頬を撫でる風は心地よく
郷里の春を――不安なことなど何一つなかった頃のことを――思い出していた。
今の不安は――…。
考えて、それをかき消すように小さく首を振った。
暫く歩きながら、インスピレーションが浮かぶと
何かあったら呼んでください
と告げてファミルと別れた後、画材具を置いた部屋へと向かう。
どこかで誰かと遭遇すれば言葉を交わしたかもしれない。]
――――だからまぁ、何も遠慮する事は無いって事だな。
[足元のワイシャツを拾い上げ。
そのまま彼女をも抱き上げた。
それは先程とは違い、
マリーの表情が良く見える様、姫抱きの体勢で]
何が先に戻って、だ。
……体調悪そうなお前を一人にする訳が無いだろう。
[そうして食堂を後にした。
彼女に触れる自分の腕が、胸板が、
全て甘い刺激となって責め苛むのを知りながら――――…]
それは"精液"といって、男から出される子供の情報が入った。
白い液体です。
最初から見たでしょう。
情事の再、私が吐き出していたものです。
この精液と女の卵子が互いあえば、子供が出来ます。
私は子が出来るとわかって吐き出しました。
ちゃんと責任は取りますから。
安心しなさい。
今の不安は―――
ファミル様
ファミル様は私を 愛している と言ってくださったけど
それを本当に信じていいのでしょうか
最初の頃の強引さや乱暴さはなくなったけど……
それと―――私の気持ち…
私は本当にファミル様を好きなのでしょうか……
[まだ信じるには早い。
エレオノーレのどこかでファミルを信じ切れずに猜疑的な部分があり
昼間読んだ本>>~30も気になっていた。]
今はそんなことは気にしないで、学びなさい。
君への愛情は最初から変わりはしませんが、立場上―
私は教える庭師で、君は学ぶ雛鳥。
ここではしっかりと教育を受けてもらいます。
いいですね。
エレオノーレ、君は夢はないのですか?
やりたいことがあるのなら、私が全力でサポートしましょう。
いくらでも協力は惜しみません。
― どこかの廊下 ―
[ファミルと別れ、一人歩いていると不意に名を呼ばれた。>>127
声の方向を見ると赤い髪を後ろで束ね
…同じような髪型の女の子を抱っこしている人物がいた。
なぜ自分の名を知っているのか訝ったが
なぜだかあまり警戒心は湧かなかった。]
……はい エレオノーレ・アルフォードと申します
失礼ですが…あなたは…?
― どこかの廊下 ―
[ファミルと別れ、一人歩いていると不意に名を呼ばれた。>>127
声の方向を見ると赤い髪を後ろで束ね
…同じような髪型の女の子を抱っこしている人物がいた。
なぜ自分の名を知っているのか訝ったが
なぜだかあまり警戒心は湧かなかった。]
……はい エレオノーレ・アルフォードと申します
失礼ですが…あなたは…?
[名前を偽ることも出来ただろうが、バカ正直にフルネームを名乗った。]
精液…そうなのですか……子供が……
[しばし考え込んだあと]
……ですが それはファミル様が放つもの…
あの…私が感じる高揚感は
一体なんという名前で
どのような現象なのでしょうか
ああ、やっぱりあんただったか……
俺は庭師のディタで、こっちが雛鳥のプリムラな。
とんでも無いじゃじゃ馬だが、仲良くしてやってくれ。
[そう、微笑んで]
しばらく前だが、上級楼主の坊主が探しててな。
あの金髪で生意気そうな。
[エレオノーレの様子を見れば、
脱走中という訳では無さそうだと察せられて。何処かのマリーとは大違いである。
とりあえず、伝言として伝えておいた]
しっかしあの坊主――――、
あんたに関しちゃ、随分ご執心みたいだったな……
どんな手練手管で誑し込んだのやら。
――――早めに帰ってやると良い。
[先程のファミルの様子を思い出し、そんな事を]
― 中庭 ―
勉強熱心ですね。
いってらっしゃい。
私はもうしばらくここにいましょうか。
[天窓がついた椅子まで歩くと、ティーを飲みながら読書を楽しんだ。
さてどんな絵が完成するのか楽しみですね]
(ん?子供の心配かと思いましたが…)
それはエレオノーレ―
君の快感が頂点に達した瞬間でしょう。
…そんなに気持ちよかったですか?
[>>129]
ディタ…様 と プリムラ…
はい よろしくお願いします
[笑顔を見ると、悪い人ではなさそうだったので警戒心の欠片も何処かへと消え失せた。]
上級桜主…
ああ ファミル様のことでしょうか
でしたら 先程会いまして
今しがたまで一緒におりました
ご親切にありがとうございます
[ご執心と言われれば赤面して]
誑し込んだ……とは どういうことでしょうか
[そうしていくつか言葉を交わし、
エレオノーレと別れただろうか。
しばらく歩いて足を止め]
エレオノーレ・アルフォード……って、本名……?
[源氏名ではなく本名を名乗ったあたりに、
彼女の育ちの良さが知れ]
次逢ったら、お前もあの子になら、
本名を教えてやっても良いかもな?
[こんな場所だからこそ――――…
雛鳥同士束の間身を寄せ合うのも良いだろうと、
マリーにそう声をかけた。可愛い子同士の語らいを見たいだけのおっさん心ではきっとない]
ディタ様…は男性ですよね
あの…恐れながらちょっとお聞きしたいことがあるのですが…
[目の前に人物に性別を聞くなど、無礼にもほどがあると思うが
どうしても聞いてみたいことがあり
そんなことを口走った。]
夢を持ちその目標に向かっていく。
ただ学ぶだけでは、己は高められませんからね。
教育とは学ぶ心と、感じる体を持って初めて完成されるのです。
頑張りなさい。
私が与えた課題も、お忘れなく。
快感が頂点に…
そうなのですか…
それは“達した”と言うのでしょうか
[気持ちよかったですか、の問いには]
…はい とても…
[小さく答えた。]
[それなら良かったと聞けば>>134 ぺこり とお辞儀をし]
はい ご心配をおかけしました
そうだったのですか
血相を変えて…
[それを聞けば耳まで赤くしてみせた。]
[>>135に ふふ と笑い]
ディタ様は とても楽しいお人ですね
ありがとうございます
実は――…
[ディーターに寄るとこっそりと耳打ちした。]
実は…
男の人を悦ばせるには
どのようにすればよいのでしょうか
[また言葉の選択を誤った気がしなくもなかった。]
そうです、達したということです。
女は何度でも"達する"生き物です。
[自分の技術をもってすれば、それは容易なもので得意げにするも]
正直でよい。
君の達する姿を思い出すだけで、煽られますね。
我慢できなくなってきます。
[正直な反応に愛しさを感じ。
そっとテーブルから立つと、後ろから首筋にキスをして]
エレオノーレはここが弱いですよね。
…可愛いですね。
[食事中なのは構わず、後ろから抱きしめた]
[>>138]
(あわわ)
す すみません
変なことを聞いて……
[心臓をバクバクさせながら しーしー と唇に指を当てた。]
え、えーっとそうだなぁ……
そのワンピースをたくし上げるだけで、
大抵の男は大喜びだと思うが……
[そんなひどすぎる答えを返した後に]
あのいつもしかめっ面の坊主を、
笑顔にしてやりたいのか?
それなら――――…
[しばし、考えこんで]
あんたが一番得意な事をしてやりゃあ良い。
気持ちがこもってりゃ、
きっとあの冷血漢の仮面も剥がれるだろうよ。
― 中庭 ―
ぶしゅん!
なんでしょうか、風がでてきましたか。
[噂されてるなどと知らず、くしゃみを一つして。
いつもの白い裾をなびかせて、風を感じていた]
され、どれにしましょうか。
[本をぱらぱらとめくり、考え込んでいる]
浴衣 もよいですし、 ばにー服+うさみみ もなかなか捨てがたい…
うーん。
[大の男が真剣に悩んでた*]
…………。
[どうにもできないし、
どうしていいかわからない衝動に。
口数も抵抗も失せて消えてしまいそうな様子で]
……ぅぅ……。
[素肌を滑る布の感触にただ耐える。
肌を晒すことよりもそちらが重要と化している、
そんな状況に気付いて、粟立つ意識を切り替えるべく]
街の唯一の、生き残りだそーです。
でも何も憶えてない……それだけ、ですよ……。
[答えはしたものの、記憶がなければ語れない。
だからそれ以上は口を閉ざして、
気を紛らわせるため給仕へ専念することにした]
たくし上げて…
得意な事…ですか…
…ですが 私には残念ながら何の取り柄も……
でも…わかりました
考えてみます
ありがとうございました
[生真面目にディーターの言葉を心に*刻んだ。*]
バニーだとおぉぉぉ!!!!!!!
[エレオノーレのコスチュームチェンジのリストに、速攻いれたバニー、うさみみっと]
[そんなお願いが通じないことすら、
この混乱と戦っていたおかげで理解に及ばなかったせいか。
無抵抗に抱え上げられ、
伏せていた瞳を見開いて優しげなディタを視界に映す。
暴れるはずの脚も、腕も、
動くことを忘れてしまったかのように静かなものだ]
――ぁ……、や、でも……っ……
[抗議も語尾が掠れて消えてしまうほど]
[肌が他人に触れる感触に、大人しく抱かれるまま運ばれながら。
――なぜ、こうなったのか。
――どうしたら治るのか。
そんな事を考えながら、
ひと呼吸するたび込み上げる衝動に唇を噛み締めている。
視線をディタから剥がした後はそれを合わせようとせず。
その頑なさが"どうしたい"から、
"どうされたい"のかへ移っていることに気付いてしまって。
ただ、この衝動が過ぎ去ることだけを祈りつつ――]
―大浴場―
[エレオノーレと別れ、向かった先は大浴場だった。
腕の中のマリーが暴れたかも知れないが、
そこはぎゅっと抱き竦め]
部屋のベッドの上で、
裸にひん剥かれて診察されたいのか?
まぁ、俺はそれでも……
それにずっと風呂に入らん訳にもいかんだろ。
…――――綺麗にしてやるよ。
[少女を連れ、脱衣所の扉を潜り]
あれ?ディタは知ってる人のような気が??
というかファミルくんめ!
エレオノーレ好きすぎでしょうwwww
冷たさでなく悪戯を考えましょうorz
―どこかの部屋へ通じる廊下―
[>>127まるで病人のように、姫抱きのまま運ばれていく最中。
どうやら人と出会ったらしく、
観念して瞳を開ければ見知らぬ可愛らしい少女が映る。
>>131たしか――と思考を巡らしかけて、挨拶が届き]
……うっせーです。
じゃじゃ馬って、人を何だと思ってるですか。
マ……プリムラでいいですよ、えーと、エレオノーレ。
[前半は勿論ディタへ。
後半は若干柔らかな雰囲気になって、エレオノーレへ。
あとは、会話をただ聞いているだけにしていた。
それどころじゃない状況であったのもあるけれど、
他人の相談事に首を突っ込むほど野暮ではないのだ]
― 回想:ファミルの部屋 ―
何度…でも……
[目をぱちくりさせ、あの感覚が何度も…ということに
思わず ごくり と唾を飲み込んだ。
後から抱き締められ首筋にキスをされれば]
アッ…や…… ファミル様…
[ カチャン
と銀器を頬を染めて置き立ち上がった。
ファミルの腕からはするりと抜けただろうか。]
[誰もいない脱衣所で、
唇を噛み締め衝動に耐えるマリエッタの身体を支えながら。
タンクトップを、次いでショーツを脱がせていく。
布地が擦れ、柔らかな膨らみが無防備に震え。
ぴったりと張り付いていたショーツからは、
媚薬とも他の何かとも知れない糸が引いて。
丸まったショーツをゆっくりと、引き抜いていった]
…………なんだろうなぁ、これは?
[あえて意識させる様にそう言うと、
自らも服を脱いでいく。
何処かの緋扇君がくしゃみをしているかもしれないが、
風呂とは裸で入るものだ。
ただしここは、あくまでも雛鳥達の鳥籠で]
…――――入るのは、一緒にな?
― 回想:ファミルの部屋 ―
そう、何度でも…
[自分の身からするりと抜けるのを見つめて]
ふふ、そんなに照れなくてもよいのに。
興味があることはよいことです。
君の探求心のために、後で私の
[頬を染める愛らしさに、意地悪そうに言って反応を楽しんだ*]
― 回想:ファミルの部屋 ―
いえ そんな……ぃぃです…
[消え入るようにそう言ったが
ファミルの言葉にゾクリとし、躰が反応するのを感じた。
>>124へ続く。]
― 回想:どこかの廊下 ―
[ディタと名乗る庭師が大事そうに抱えていたのは
笑顔が愛らしい女の子だった。>>144
元気に挨拶をされたが、話に加わってこないところ、何より抱きかかえられているところから
どこか具合でも悪いのかと心配になった。
声を掛けようかとも思ったが
ディタを見れば、自分の出る幕はないと悟る。
ディタとプリムラの二人の距離が近かったので
耳打ちした言葉は彼女にも聞こえていたかもしれない。
聞こえていたとして、それどころではなさそうな様子の彼女が
エレオノーレの言葉を
仲睦まじそうな二人を見送ったあと、また歩を進めた。]
― 耳打ちした内容 ―
実は…
男の人を悦ばせるには
どのようにすればよいのでしょうか[また言葉の選択を誤った気がしなくもなかった。]
― 自室 ―
…まだまだですね。
[広い屋敷を歩き回り、服の本をあれから6(6x1)冊も見てさすがに疲れたのか、ガウン姿でベットで横に身を横たえている]
いたっ…‼︎
[蜜壺へと指が沈めば、初めての痛みを伴う感触に驚くように彼にしがみつきながら声を漏らす。]
おっと、まだ早かったかな…
[沈めていく途中で指を止め、ゆっくり引き抜く。]
もっとこっちを愛でてからかな…
[と、蕾を優しく指の腹で撫でる。]
んうぅ…。
[途中で止まりゆっくりと引き抜かれれば、甘い吐息を零し彼にしがみつく力を強める。]
あっ…んうぅ…。なんか、変…。
[蕾を優しく指の腹で撫でられ両の太ももを閉じようと窄める]
[一瞬、何が起きたか理解できなかった。
彼の目線ひとつで身体が持ち上げられ、格子際まで引きずられる。]
な…
[驚愕の声は紅の唇に塞がれた。]
[もはや隠し立てすることなく人ならざる力を発揮した男は、揺るぎない声で非道な愛を宣告する。]
字義通りの「人でなし」か!
[そんな苛烈な情で抱擁されたら、人でなくなってしまうだろう──胸に過るざわめきを抑えつけるように叫ぶ。]
変じゃないよ、君の中の「女」が目覚めようとしてるんだ。
[窄まっていく太ももを自身の足で押さえつけ、隙間を空ける。
そして、蕾をいっそう優しげに撫でたり、時には爪先で突いたりしてみる。]
[むろん、檻に囚われた身では言い募ったところで彼をどうすることもできなかった。
掴み掛かろうと格子の隙間から突き出した手は宙を切り、応えるかのように指先を掲げた緋扇君の操る闇がベリアンの体内から伸びる。]
うあ…!
[気の弱い者なら直視するだけで泣き出しそうな異形の技。]
[植物の蔦めいて絡みつく触手を引き剥がさんと腕を振るも、身体に取り憑いた闇から逃れることはできない。
足元を掬われて転ばされ、腕を捩じ上げられて弓なりに極められ、脾腹を這い回られて喘いでしまう。
緋扇君の意図したように踊る身体に腕輪と鈴と鎖の音がさらなる興を添えた。]
く、 そぅ …っ!
[罵り、暴れることで与えられる刺激をなんとか紛らわそうと転げる。]
んあぁ…‼︎変になっちゃ…ああっ…‼︎
[窄めようとした太ももを開かれ、蕾をいっそう優しく撫でられれば、彼にしがみつく腕の力は更に強まる]
そんなにしがみつかれると、痛いよ。
[頃合いか、ともう一度蜜壺の方に指を進める。
ゆっくりと入り口付近の花弁をほぐしてやる。その薄桃の花弁をくにくにと弄ぶと、蜜が指に絡みつくだろうか。]
あっ…、あんっ…。
[くにくにと花弁を弄ばれ、花弁の奥の蜜壺に指が入ってくれば、耐えるように吐息を零す]
どうしたの?痛い?
[膜を傷つけずに中を愛でるのに向いている、モーガン家の女性的な細く、長い指。それをゆっくりを動かしながら尋ねる。]
痛くないならこのまま続けるよ?
[床を転げまわり、悪態をついて快楽から逃れようとする。
そんな若者の努力を、微笑みながら眺めていた。]
そんなに喜んでくれるなら、私も嬉しいよ。
次は、いい声で啼いてもらおうか。
[指先を振り、力を注ぐ。]
十回貫くという約束だっただろう?
まずはこれを堪能しておくれ。
[黒真珠を呑ませた時の戯れを再び口にした。
同時に、彼の秘部に呑みこませている闇とは別に、
もうひとつの力がそこへ押し入っていく。]
[目には見えないその力は、空で動かしてみせる指の動きを正確になぞっていた。
指そのものより太く長いそれで、若者の内腑をまさぐっていく。]
おまえは、ここが好きだったろう?
ここをこうして突かれると、可愛い声を上げたね。
そら。
おまえがもうたまらなくなってしまう場所はここだ。
気持ちいいと何度も鳴いただろう?
[煽る言葉を口にしながら、内側をさらにかき回してやる。]
なんで…………?
[殺人事件よろしく叫んではみたものの。
助けがくることもなく、
かといって、ディタが解放してくれるわけもなく。
抱かれたまま、腕が支えも兼ねた柔らかな拘束となって。
豊かな弾力を包むタンクトップが素肌を擦り除かれると、
膨らみの輪郭を伝い、珍しい桃色の髪の一房がはらりと滑り落ち。
髪は装飾の役目を昂揚を滲ませる先端へと譲り、
あとは意思を伝えるようにふるふると首を振る仕草に揺れ動く。
漏らした問いかけは、ディタへではなかった。
男の指先が肌へ触れながら衣服を剥がされる、
そんな抵抗すべき事態に逆にじわりとした熱が広がっていく――
それが、一つ目の理由で]
[「約束」を口実に始められる新たな玩弄。
闇を撥ね除けようとする足は宙を蹴り、そのまま別の蔓に絡まれ身体を開かされてしまう。
檻の外にいる彼の指の形がその間隙に──あの時、黒真珠ごと掻き回されて陥落させられた場所に復元再生され、その動きをなぞる。]
あっ、 あああっ あ ──…っ
[的確に責められてのたうち、彼の期待どおりに声をあげてしまうのが悔しい。]
止め、ろ …もう、
[彼との距離を阻む檻を掴んで力任せに揺らすも、見えない指に後孔を抉られて、縋る姿勢になってしまう。
この暴掠を肯じえない気骨はまだ健在だ。
だが、血を奪われて元より消耗している身では体力が保たなかった。
望まぬ刺激を与えられ続けて、耐え忍ぶ息は次第に掠れて熱を帯びる。]
……ぁ、っ……ゃ、やだ……
[――それが嫌ではなく、
頬を染めて掠れた吐息を零してしまう異変へでもあった]
ぁっ、ゃ……、……ぇ…………?
[まるで玩弄するかのような言葉にそれだけ返すのがやっとで、
秘めるべき個所の輪郭に密着し張り付く下着を剥がされて。
そんな僅かな刺激だけでも、
ぴくんと敏感に反応する肢体にやっぱり稚く戸惑ったまま。
逃げることも忘れて、大きな瞳が男を映し込む。
囁かれる言葉に怯えた光が揺れ動いて、
昂揚と羞恥に紅潮した頬が濡れはしたものの――
――零れた掠れる言葉は、拒否ではなく]
じゃ、はやく……して…………
[そんな、誘惑めいた響きの音だった]
― どこかの部屋 ―
[画材具を置いた部屋まで来る途中、ディタとプリムラ意外の人物には遭遇しただろうか。
部屋の窓からはそよ風が入って来て
イーゼルに載せたキャンバス等、出て行った時と同じだった。
エレオノーレは真っ白なキャンバスに向かうと
集中して絵を描き始めた。
途中、ファミルから呼ばれれば行き、戻ればまた絵を描き始めるだろう。]
ああ、好い声だ。
おまえが動くたびに鈴も鎖も鳴って、
心地のよい悦びの歌を奏でているようだよ。
[思う様にかき回して弄びながら、愉しげに云う。]
[鳥籠を揺らし、制止の言葉を吐いた若者に、
冷たい愉悦を込めた流し目をひとつくれた。]
どちらが命令する立場にあるか、
もっと深くおまえの身体に刻まねばだめかい?
違うだろう?
もっとしてください、だろう?
さあ、言ってごらん。
[命令ではなく懇願の言葉を、
それも更なる凌辱を希う言葉を強要する。]
それとも、もっと熱くしてやらねば
おまえは素直になれないのかな?
[責める指は止めぬままに、もう一方の手を口元に運ぶ。
鋭い牙で指先を噛み破り、鳥籠へと歩み寄った。]
さあ、口を開けて。
[声を掛けてから闇の触手に口を開けさせ、指を差し込む。
直後に、口を押えていた触手を引かせた。
噛まれることへの恐れは微塵もうかがわせない。]
/*
>>150
こんな書き方っていーんだろーか^^;
確定してなさすぎぃぃぃ><
エンカしたがりすぎぃぃぃ
\でもエンカしたいんだもん!/
D様とお喋りできて エレオ感激!!!
ううん。やっぱり、変な感じがして…。
[彼の長い指が蜜壺のいたるところを愛撫する。未だに慣れない「女」の快楽に身を震わせる]
そう?じゃあもっとするね。
[蜜壺に指を沈ませる。沈ませて、指をゆっくりと蠢かす。]
どう?ここは?
[彼女の敏感なところを探し当てて、見つければそこをしつこく責める。]
あっ…、ああっ‼︎ダメっ…そこ…。
[敏感な所に触れられれば、ビクリといっそう大きく震え彼にダメだと告げる]
ダメじゃなそうだね。
[その声を聞けば、更にしつこく責める。]
一回、イっとこうか?
[にこり、と微笑みながら囁く。]
[拷問のような愛撫を与えられて一点に向かいがちな意識を、彼の投げかける言葉が引き戻し、却って五感で我が身の甘受している責め苦を認識させられてしまう。]
いや、 だ…
[快楽に耽溺することを、彼の命令に従うことを嫌悪し拒むベリアンを「素直」にさせるべく、緋扇君は指先を無理やり口に含ませ、魔性の血を与える。
吐きだすことも噛みつくこともできず、ベリアンはかろうじて首を横に振ったが、味蕾に広がる清涼な冷たさは、このまま衰弱させぬとばかりに巡り出すのだった。]
く、 こんな、 のは──…
[ギュッと目を瞑る。
ありがたくない、と思う反面で、確かに身体は癒されていた。]
また、薬毒で言いなりにする気か。
[苦い覚悟を噛み締めるも、意識の混濁は訪れる気配がない。
ただ、消耗から回復した分、肉体は施される愛撫をダイレクトに受け入れてしまうことになる。]
― 夢の中 ―
あの成金ばばあ!今日こそは搾り取ってやる!
[いつ見ても広大な敷地の屋敷を目指して、歩いている少年ファミル。
こんな豪邸の屋敷の女主の客は、相手もせずさせられたのは勉学。
何度行ってもやることは、同じだった。
その名は、フローラ―
いつでも「学びなさい」だの言ってばかりでいい加減イラついて。
今日は相手をしてもらおうと意気込んでいたある日―]
おばさん!きたよ!
「いらっしゃい、ファミル!今日は…」
[ベットに横たえているフローラは、体を起こして指さし。
輝かしい目をしてファミルを見ている]
「家庭教師を連れてきたよ!」
きょ、強化されてる…
[フローラは嬉しそうに家庭教師を指さして笑った。
顔が崩れてしまうくらいにファミルは驚いた]
あああっ…‼︎
[更にしつこく責められ、微笑みながら囁かれれば、躰が弓なりに反り返り、その後もビクビクと小さく震えた。
躰全体を強い刺激が包み込み、初めて達した。そのあとは頭が真っ白でただただ、乱れた呼吸をただそうと肩で荒く呼吸をした]
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