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ヴァイスヴァルト王国女王 ツィスカ の役職希望が 守護獣 に自動決定されました。
美しく月の昇る晩、君は自らの本当の姿を知った。
智恵を絞り、活路を開く勇気。
人狼を見抜き、妖異を滅ぼす力。
死者の声を現世に届ける異能。
頼りなく怯える人々を守る技。
互いの正体を知覚し合う絆。
自らの胸を裂いても仕うるべき主。
赤く染まる牙――長い咆哮。
さぁ、どうする?
まずは何から始めよう?
どうやらこの中には、村人が1名、占い師が1名、銀狼が2名、霊媒師が1名、守護獣が1名、呪人が1名、人犬が1名いるようだ。
薔薇園芸家 ローゼンハイムが「時間を進める」を選択しました
村の更新日が延長されました。
/*
あー、落胤入れろ言うの忘れた…。
処刑1度取り止めになるんで、少しでも伸ばすのを考えるなら個人的にはこれだと思ってた。
/*
あ、銀狼2になってた、良かった。
言葉足んなかったー! ってわたってた……は、いいんだが。
なして俺、銀狼。
[おまかせだったからじゃないですか]
/*
これは芝を生やして良いのかしら、良いのよね、きっと。
まさかの人犬なのよwwwwwwwwwwwww
[あるいみ とっても らしいの きました]
ユウレン王国陸軍新兵 ロスリンは、薔薇園芸家 ローゼンハイム を能力(占う)の対象に選びました。
/*
さて。
どう理屈をこじつけよう。
……何気に、一番理屈つけるのがめどかったのが銀狼だったんだが、俺……。
まあ、どーにかなるか。
俺だし(
― 王宮内廊下 ―
……え、あ。
えぇと、シンシャ王国第一王子、カナン・ユウゲツと言う。
貴女は……?
[投げかけられる声>>0:160を問いと捉え、私は短く名乗る。
人、と言うには何となく違和を覚えたのだが、これは一体…。
気付けば手にしていた古書が先程よりも活発にもがいていた。
ますます疑問が募る]
― 王宮内・廊下 ―
シンシャ……南の御方なのねー。
[短い名乗り>>1に小さく呟いた後、にこり、と笑い]
各務さんは、『雲外鏡の各務さん』というのよ。
……ああ、でも、南には各務さんたちのようなものはいないのだったかしらー?
[こて、と首を傾いで紡ぐのは疑問。
南を訪れたのは、付喪神となる以前に幾度かあったか。
鏡の精霊としての記憶は、最近は蓋をしているせいもあって定かではなくなっていた]
― 王宮内廊下 ―
[てっててー、と駆け行く廊下の先、角から急に何かが飛び出してくる]
ほあぁ!?
[急ブレーキをかけたが、足に何かがぶつかる感覚があった。
ただし硬質なものではなく、撫で滑り行くような柔らかなもの]
なんだっ……てぇ、あーーーーーー!!
てめっ、墨ってなかなか落ちないんだぞ!?
[足を掠めたのは廊下の先から逃げ出してきた墨付き筆の内の一本>>0:156。
真新しい軍服に真一文字の黒々とした線が走っていた]
こんのっ、
[腹いせに蹴り飛ばそうとした矢先、聞こえた声>>0:157に意識を取られ、ロスリンの動きが止まる。
その間に、好機とばかりに筆はすたこらと逃げて行った]
あっ、しまった!!
後で覚えとけっ。
[逃げられてしまっては仕方が無い。
筆は後回しにして、声のした方>>0:161へと向かった]
あっ、ヴェルさん。
さっき声聞こえたけど大丈───
うわーーーーー!!
ヴェルさんの美顔に墨が!!
あいつらだな、ゆっるさねぇ!!
[見つけたヴェルザンディの有様を見て、筆共の所業に怒りを爆発させる]
早く取らないと。
えーっと……
[ふとタワシを見る。
いやいや、と流石に却下した。
タワシと古下駄を片手で持ち、一応身につけていたハンカチをヴェルザンディに差し出した]
なんかさー、また各務さんが起きたのかと思ったら、別のが原因で起こされたんだって。
でも起こされたからってまたこんなんしなくても良いのにね。
ヴェルさんなんか知ってる?
[水場へ行く、と言うならついて行きながら、あれこれと話しかけた**]
― 湖上 ―
……ん、ああ。
アイツに似てんのか、もしかして。
[先に感じた精霊の気配を改めて辿り直し、そんな結論に達するまでさしたる時間はかからなかった]
だとすると……っと。
[そこからの連想に入ろうとした矢先、不可解な感覚を覚えて眉を寄せる]
……なんだ?
[はきとはわからない、が。
少なくとも、良い感じは受けてはいない]
― 王宮内廊下 ―
『雲外鏡の各務さん』……?
[枕詞の雲外鏡とはなんだろう。
あの言い方>>2だと、各務さん、と言うのが名前なのだろうな。
……うん? 「各務さんたちのような」?]
えぇと…
貴女がアヤカシなのだとしたら、答えは是、だが。
[付喪神以外のアヤカシは獣型と言う先入観があったため、人の姿をしている相手がアヤカシであると判じる自信が無かった。
が、言葉の流れを考えるとそう考えるのがしっくりくる。
私は疑問の色を含めたまま、曖昧ながらに各務さんの問いに答えた]
― 王宮内・廊下 ―
そう、各務さん。
[繰り返される名に、こくりと一つ頷く。
雲外鏡、の部分に疑問を持たれているとは、さすがに気づいていなかったが]
ああ、やっぱり。
それじゃあ、すぐにわからないのも無理はないわねー。
[返される是の返事に、一人で納得した後]
各務さんは、妖よー。
付喪神の雲外鏡なのだわ。
[物凄くさらっと返した]
……とりあえず、今回も宝物庫にいけば対処してくれるかもなぁ。
[恐らくここの上がなにもしていない、というのはあり得ない。
できれば黒笑みの人からの嫌味が飛ぶ前にさくっと済ませたいが――]
……無理だな。
[騒動が起こった時点で嫌味の対象、というひどい認識であった。]
あーもー、どこだよあいつー。
[しばらくはバケツをもって迷子?の捜索決定。**]
― 王宮内廊下 ―
[返る答え>>11でようやく相手がアヤカシなのだと確信を得る。
やはり付喪神もアヤカシに含まれるのだな。
各務さんは付喪神なのか]
………ん?
[付喪神?]
…つかぬ事を聞くが。
付喪神は器物のアヤカシなのではないのか?
貴女はどう見ても人の姿をしているが…。
[何だか頭が混乱してきたぞ]
― 王宮内・廊下 ―
んん?
そうよー、付喪神は、想いを強く受けた品物が転じるものなのだわ。
各務さんも、元は鏡なのよ。
[投げかけられた問いかけ。>>14
一つ目には例によってさらり、と返し]
あら、人の姿の付喪神がいちゃいけない、って決まりはないわー?
人間だって、色んな姿をしているひとがいるじゃないのー。
[姿に対する疑問には、茶化すような答えを返す。
自身が特異存在である事は、説明する気皆無である。
こういう反応をしてくれる相手はかなり久しぶりな事もあり、悪戯心がかなり強くなっていた]
― 王宮内廊下 ―
鏡…。
[各務さんが鏡の付喪神と知り、私はまじまじと相手を見てしまう。
鏡…雲外鏡とは鏡のことなのだろうか。
鏡の各務さん……何だかややこしいな]
え、いや、それは、そう、なんだが。
他の器物はその姿のまま在るようだったから。
[各務さんの周囲に居る動く器物を見遣る。
どれを見ても器物の姿のままで、各務さんのような姿のものは無い]
― 湖上へ ―
[幼馴染を探していること、
その幼馴染に探されてるという可能性も頭からすっぽ抜け。
蒼狼に跨り、精霊が感じたそちらの方へ。
……自由さ加減では姉とどっこいかもしれない**]
― 王宮内・廊下 ―
ええ、そうねぇ。
ここにいるこたちは、まだ大きな力や想いを蓄えていないから、そのままの姿で動いているのよ。
[他の器物、と言われて>>16、周囲を見回す。
かたかたことこと、動き回る古道具、と言った態の付喪神たちは、幾つかはまたどこかに駆け出して行ったようだった]
でもね、想いは募るものなのよ。
そして、募った想いは、大きな力になるのよ。
各務さんは、たくさんの想いを映して、取り込んで、この姿をしているのだわ。
[それが何に起因するか、にまでは触れぬものの、穏やかな口調でこう返して]
難しく考える事はないのだわ、南の若様。
各務さんは、こういうもの、なのよ。
メルるん……宰相辺りに聞いたら、きっとそう返してくるはずよ?
[くす、と笑いながら浮かべるのは、今頃は対外面を整えつつ、事態収拾に奔走しているであろう宰相の事。
なお、その苦労については、各務さんは全く考慮していない。
だって、今回は自分も巻き込まれているんだし]
……で。
南の若様は、その手でぱたぱたしている子を、どーしたいのかしら?
[こてり、と首を傾げつつ問いかける]
悪戯はするけど、それだけだから、あんまりいじめないで上げてほしいんだけどなー、各務さんは。
[その悪戯が問題なんだ、という突っ込みは。
どこからか入るか、否か。**]
― 湖上 ―
……んー。
[不意に感じた、不可解な感触の意味をしばし考えていたもののどうにも解析しきれない。
馴染みがない、馴染めない、馴染みたくない。
そんな感覚が先走っていた]
……確実に言えるのは、『ここ』に由来しねぇ『何か』の影響、か。
俺に干渉するたぁ、いい度胸だ。
[ユウレン建国以前からこの四玉の地にあり、初代盟約者によって討たれ、双剣に封じられるまでは『王』と言っても過言ではなかった存在。
そんな、今の盟約者とみょーに馴染んでからうっかり忘れていた魔精霊としてのプライドを逆なでするような状況に、つい、不機嫌な声が漏れる]
……とはいえ、力づくで引き剥がすのも、危険、か……。
[そうする事で場の安定を欠くのは、状況的には面白いかも知れないが、気分的には面白くない。
ならどうするか、と思案を始めた所で、先に感じた気配が近づいてくる>>18のが感じられた]
……あれは……。
[人を乗せて近づいてくる蒼狼。
色や感じる属は違うが、知っている存在によく似ているな、と思えた。
一度は止まった思考が再び動き出し、そして]
……あんた。
西の森の女王、か?
[到達した結論を、そのまま問いとして投げかける。
紅い瞳にあるのは、微かな好奇の色。**]
/*
ちなみに。
今回のメンバーで、一番遭遇した時の対応に悩みそうなのが、実はカナンである。
……いや、ユウゲツ家には色々と、な……!
[※初代女王、黒焔狼には色々と容赦なかったんです]
― 湖上 ―
[湖のごく一部を足場として凍らせながら、少年に近づいたが。
問われた事と、近づいて気がついた気配に目を細める。]
――ええ、そうよ。
数年ほど前に代替わりしたばかりだけど。
私の名は、フランツィスカ・クラウゼヴィッツ・フォン・ツィゴイナー。
この蒼い狼はフリスよ。
……あなたは、何者?
[一通り名乗った後に、少年に問いを返す。
少年の紅い瞳に微かにのった好奇な色に気づいたのは、契約者を乗せている蒼狼のみ**]
─ 王宮内・廊下 ─
えぇと、此処から一番近い水場は…あら?
[まずは顔を洗ってこなくては、と近くの水場に移動しようと踵を返す。
そこで聞こえた声に、動きかけた足を止めた]
ロスリンちゃん、来てくれた──
[さっき×つけられた時に上げた声で心配してきてくれたのだろう。
礼を言おうとした刹那、こちらの顔を見た彼女の激昂>>5に面食らい思わず声を失った。
が、早く取らないとという言葉と差し出されたハンカチで我に返って]
─ 王宮内・廊下 ─
あ、ありがとう。
でもこれ、墨だから。
ハンカチ汚しちゃったら悪いわ。
[と、一旦断りを入れたものの再度差し出されればありがとうと礼を言って受け取った後]
ロスリンちゃん、その足。
貴女もあの子たちにやられちゃったのね?
[軍服に走る黒々とした一文字に気付き、もう、と溜息を吐いた]
ごめんなさいね、私が捕まえられてたら良かったんだけど。
それ、今書かれたばかりなら洗えば落とせるかもしれないわ。
私も顔を洗いに行かないとだから、ロスリンちゃんも一緒に行かない?
─ 王宮内・廊下 ─
[誘いに頷いた彼女と連れ立って移動し始めて。
ロスリンから切り出された話>>6にぱちり、瞬いた]
各務さんが原因じゃなかったの?
ごめんなさい、私朝からお掃除してて気が付いたらこうなってたから。
[何も知らないと彼女に頭を振った後、眉を下げて]
此処って割と何が起きても不思議じゃないとは思ってるけど。
よりによってお客様方がいらっしゃる日にこんなこと起きなくても良いのにね。
[そのお客様(の御付)が現状の起因であるとは知らず、ぼやいた後。
水場で自分の顔と、ロスリンから断られなければ彼女の軍服の墨を落とそうと移動した**]
/*
ロスリンちゃん来てくれてたからまずは行動補完して、と。
落胤無くなったから何になるかなーと思ってたら銀狼…銀狼とな。
空間の歪みの影響を受け、異空間とのバイパスとなっている者。
…のーぷらんだけど、がんばる。
― 王宮内廊下 ―
[当人がアヤカシなだけあって、各務さん説明>>19は詳しく分かり易い]
想いは募り、募った想いは大きな力になる…。
…それは、何となく分かる気がする。
[想いが力となるのは付喪神に限らないように思う。
人であっても想いが強ければ、それは力となり得よう]
宰相殿が?
各務さんだから、か。
分かった、そうすることにしよう。
[考えても答えは出そうに無い。
ユウレンの宰相からしてそう言わしめてしまうのなら、そのままに受け取れば良いのだろう。
そんな風に絡まった思考をまっさらにして受け入れると、ふと過ぎる思考があった]
……そうか、各務さんは、鏡故に人の姿を写し取っているのかな。
[浮かんだ思考を何とは無しに口にする。
他の器物では人の姿をとる、と言うイメージが沸きにくい。
けれど鏡の付喪神だと言う各務さんなら、その姿で居ることも納得しやすい。
鏡とは姿を映すものなのだから]
[一人納得していると、各務さん>>21から捕まえた古書についてを問われた]
え?
あぁ、これか。
目の前に居たから捕まえてみたのだが…。
[悪戯とは何だろうか。
この古書はただ飛んでいただけだったように思う。
悪戯……さっきの傘の付喪神は私が驚くと喜んで去って行ったか。
なるほど、と私はまた一人納得する]
苛めている心算は無いのだがな。
しかしユウレンの方々は先程から付喪神を捕まえているようだ。
捕まえなければいけないものではないのか?
[付喪神にこれを問うのもおかしい話かもしれない。
けれど少しだけ、各務さんの反応が見たくて、私はそのまま問いを投げた]
― 王宮内廊下 ―
ハンカチよりヴェルさんの方が大事です!
[一度は断られた>>25ハンカチを、熱弁を加えて再度差し出す。
その勢いが功を奏したか、今度は受け取ってもらうことが出来た]
へ?
あぁそうなんだ、奴らにやられちゃって。
ヴェルさんが謝ることじゃないよ。
私もその前に逃がしてるんだ、あいつら。
叩き折ってやらないと気がすまない…。
[筆の持ち主も分かっているものだから、叩き折ると言う言葉には真剣さが篭る]
[原因についての問いかけに返るのは否定>>27。
それには、そっかー、と声を返して]
うん、各務さんが発端ではないんだって。
何だっけな……えーと。
あ、そうだ。
他所からのお客様が関わってる、って言ってた。
[各務さんとの会話を思い出しながら分かっていることをヴェルザンディにも伝える]
…お客様が来たから起きた、ってことだねぇ…。
[何とも言えない表情になった]
― 王宮内水場 ―
[水場に着くとヴェルザンディの顔の墨を落とすのを優先して。
それが終わってからロスリンの軍服の墨を落とすこととなる]
……着たままでも落とせる?
[流石に人が来るかもしれない場所で下の軍服は脱げやしない]
……何者か、は。
あんたには、『なに』に見える?
[精霊と盟を交わすものであれば、こちらが妖であり、精霊としても強い力を持つと悟るは容易いはず。
だから、敢えて名乗りはせず。
どう見えるのか、を、問い返した。*]
― 王宮内・廊下 ―
[こちらの在り方の説明を受け入れ、理解したらしき様子>>28に、浮かぶのは柔らかな笑み。
鏡としての本質を捉えた思考>>29には、ほんの一瞬、驚いたように瞬いた]
……ふふ、他所の方でそこまで言い当てたのはあなたが初めてかしらー。
良い目をしているのだわ。
[楽しそうな口調でそう、呟いて。
返された問い>>30に、にっこり、と笑った]
なるほどなるほど。
まあ、ここのこたちは、付喪神が動き出すと、壊れたりどっか潜り込んじゃう前に仕舞っちゃおうとするわねー。
使っている道具がどうにかなったら困る、っていうのは、一応わかるのだわー。
[にこにことしたまま、さらりと言って]
でも、各務さん的には捕まえないでほしいのだわ。
こんな風に動ける機会は、滅多にないのですもの。
……塵塚ちゃんとか、暴れる度が過ぎるこはまあ、おいたする前に抑えないといけない事もあるけど。
[そのクラスまで行くとまた、別格なのだがそれはそれとして]
捕まえるのと捕まえないのと。
どちらが正しいかは、在り方によって変わる部分なのよ。
だから、南の若様が正しいと思う方が正解なのだわ。
……でも、各務さんもこのこたちも、簡単に捕まる気はないのよ?
[こてり、と首を傾げてさらりと言い放つ様子は、とてもとても、楽しげなものだった]
─ 王宮内・廊下 ─
あら…じゃあ、うん。
ありがとう、ロスリンちゃん。
[一度は遠慮したハンカチだが、ロスリンの熱意>>31に絆されて有り難く受け取る事にした。
その後彼女の軍服に走る真一文字に気付いたことから、彼女も筆から逃げられてたと知り>>32]
ロスリンちゃんもだったのね。
あの筆の持ち主達、よっぽどすばしっこいのかしら。
[こちらは持ち主を知らない為、悔し紛れの推測を口にして。
誘いに乗ったロスリン>>33と共に、水場へと移動した]
─ 王宮内・廊下 ─
[移動の最中、原因について知らない事を詫びた後。
こちらのぼやきに対してのロスリンの言葉>>34にきょとり、瞬き]
それって…
もしかして、お客様が原因、ってこと?
[浮かんだ推測を口に出すと、こちらも何とも言えない表情であらまぁ…とか呟いた]
─ 王宮内・水場 ─
[ともあれ、今は人前に出るには恥ずかしい×印をどうにかせねばと水場に着いて。
ロスリンの服を先にと思ったけれど、こちらの顔の墨を優先してと言われて手早く顔を洗った。
まだ薄っすらと残ってるかもしれないが、鏡を見る間も惜しいからと後に回し]
さ、ロスリンちゃん。
落とすから、足をこっちに向けてくれる?
[水場の片隅、用具入れからブラシと石鹸粉を持ち出してロスリンに声をかけると、彼女からの問い>>35があり]
えぇ、そのままで大丈夫よ。
流石に濡らさなきゃだから、冷たい思いはさせちゃうけど。
[そう言って、彼女に断りを入れた後軍服の墨がついた部分を摘み上げ石鹸粉をつけたブラシで叩くように擦り墨を抜き始めた。
やはり薄っすらと墨の跡は残ってしまうけれど、それ程時間がかからぬ内に見目は殆ど戻せるだろう]
― 王宮内廊下 ―
[過ぎった思考はどうやら間違っていなかったらしい>>38]
鏡は姿見、と言うからね。
人を映すことの方が多いだろう?
[語尾が問う形になったが、それは確認の意味合いが強い。
思考が合っていたことを嬉しく思い、私は楽しげに笑った]
私は人だから、ユウレンの方々の考え方に共感しやすい。
けれど、各務さん達の考え方が分からないわけでも無いよ。
だから、どちらも正しいと思う。
[付喪神がそう言うものだと言うのを知ったから。
それに、満足すれば大人しくなると言う話も聞いていたから。
各務さんの答え>>39>>40に私はそんな言葉を返す]
この古書は離すとしよう。
でもまた私の前に現れるなら、捕まえるよ。
他の付喪神も同様。
ただ、必要以上には追いかけない。
目の前に現れた時だけ、軽く鬼ごっこでもしようかな。
あぁ勿論、度が過ぎる付喪神を見つけた場合は、その限りじゃないけれどね。
[簡単には捕まらないと言う各務さんに、私は遊び感覚での捕獲を宣言した。
手の力を緩めると、古書はもがきながらも宙へと浮かび羽ばたきを始める]
─ 王宮内・水場 ─
これでどうかしら。
元通りとまではいかないけれど、乾けば目立たなくなると思うわ。
[彼女から借りたハンカチで軽く叩いて水気を取り、墨がついていた部分を確かめる。
見るからに新しい軍服が汚れてしまって残念だろうと思いながら問いかけた後]
ロスリンちゃん、これからどうする?
私はあの筆を探しに行こうと思っているんだけれど。
ほら、散らばって逃げたみたいだから他にも悪戯されてたら事じゃない?
[そう言って、彼女の動向を問うた後。
自分はあの部屋から筆の行き先の見当をつけて、そちらに向かおうと**]
― 王宮内・廊下 ―
ふふ、そおねぇ。
各務さんは、各務さんになる前から、映し出すのが本質だったわー。
[それは、鏡の精霊だった頃からの事。
確かめるような問い>>44に、楽しげな口調で返した後。
どちらも正しい、という答え>>45に目を細めた]
……ちょっとだけ、似てるところがあるのかしらね、クゥに。
[一面的な否定をせず、双方を是とする答えに零れたのはこんな呟き]
ええ、そうしてくれるとありがたいのだわー。
悪戯はするけれど、付喪神もここの……『ユウレンのこ』なのよ。
やり過ぎる子はお仕置きされても仕方ないけれど、ね。
[古書が手放される>>46と、本当に嬉しそうにそう言って]
今回は色んな不可抗力で動き出してるだけだし。
状況が収束すれば、ちゃんと大人しくなるはずなのよ。
……まあ、問題は、その原因がよくわからないのと、解決策が各務さんにもさーっぱり、って所なのだけれどねー。
― 王宮内水場 ―
うん、どのお客様なのかまでは分かんなかったけど。
[水場への到着前にヴェルザンディ>>42へと返した声は少しだけ困った色を宿していた]
[ヴェルザンディに促されて足を向ける。
その折に問うたことに返った言葉>>43を聞いて、ロスリンはホッと息を漏らした]
冷たいぐらいは大丈夫っ。
そのくらいは我慢出来────
[それでも声を上げたのは最初だけ。
作業が進めば冷たいのも慣れてきて、ヴェルザンディの動きを眺める余裕も出てくる]
へー、こうやって取るんだぁ。
[女子力の低い子はこんなことでも感心していた]
[やがて墨の色は落ちて行き、以前と同じ、とまでは行かないまでも目立たなくなっていく]
わぁ、ヴェルさんありがとう!
[墨がついていた部分を引っ張って眺めて、ロスリンは目を輝かせた。
自分で対処していたら、ごしごしと擦ってしまい悪化させていたに違いない。
あそこでヴェルザンディに会えたのは本当に僥倖だった]
あ、私はこいつらを片付けてから探しに行こうと思うんだ。
手が塞がってると捕まえ難いから。
[タワシと古下駄を掲げて見せて、別行動を取る旨を伝える。
足で対処も可能だが、手を使えるようにしておいた方が当然不便が無い]
そんじゃ手分けして探すって事で!
[そう言ってヴェルザンディとはその場で別れた]
そう、ね。
[こちらもこてり、と首を傾げ。
改めて少年を見れば、高位のアヤカシと精霊の力が感じられて]
……半妖半精霊?
しかも、力も強い。
[そんなのの心当たりは一つしかないような。
思わずじと目になる。]
『…………』
[蒼狼の方はどっちつかずの半端もの。
と、思わなくはないが真正面からやりあうほど、馬鹿ではない。
色々と後が恐ろしいのは身をもって知っている。]
……ま、そんなにぴりぴりしなさんな。
別に、騒ぎ起こす気はねーよ。
少なくとも、俺自身にはな。
他から流れ込んだ力で不可抗力が起きた場合は、知らねぇが。
[何ら事を起こす心算がないのは、本心。
魂に基づく盟約の縛は強固なもの、そこを覆してまで騒動を起こす気はなかった……一応]
……っと、まあ、そーんな事より。
まだるっこしくしても何なんで、ざっくり聞くが。
……あんたかあんたんとこの誰かしら、なんかやらかしたか?
[投げかけたのは、ざっくりとした問いかけ]
ここに干渉してるこの力、四玉由来じゃねぇ。
今、内側からここに干渉できんのって、四玉由来抜くと、あんたらか中央の連中か、どっちかになるんだが。
― 王宮内廊下 ―
各務さんになる前から?
[各務さんが雲外鏡の付喪神なら、それになる前>>49と言うのはあるのだろうか?
私は各務さんが特殊な付喪神であることは知らぬため、首を傾げることとなった。
首を傾げる仕草は更に続く]
クゥ……?
[恐らくは愛称か何かか。
各務さんと近しい人物なのだろう。
他にも似たようなことを言った者でも居るのだろうか]
[疑問符を浮かべる私を余所に、古書は解放されたと言わんばかりにひらひらと周囲を飛び回った]
『ユウレンのこ』、か…。
ユウレン王国は国そのものが懐深いのだな。
[悪戯をすれど、付喪神はそれとして存在を認められている。
付喪神が動き出せば王宮は大騒ぎになるが、排されることは無く回収されるのみ。
アヤカシとの共生が浸透している結果と言えよう]
そう言えば、今回のことはヴァイスヴァルト王国の来賓の御付きが何かをしでかしたらしい、と同国の騎竜師が言っていたな。
[原因は不明だ>>50と各務さんが紡ぐのを聞いて、私は思い出したことを口にする。
精霊や妖精が多いと言っていたか。
その類が御付きと言うのはあり得るのだろうか]
― 湖上 ―
私には、ね。
[実際がどうであるかは本人>>58以外には知りようもない。
小さく肩を竦めて。]
そう、なら警戒しないでおくわ。
ずっとしてるのも疲れるから。
[バッサリとレトの言葉>>59を信用する。
そこの辺りはどこかの誰かさんと似ているかもしれない。]
― 王宮内・廊下 ―
[首を傾げながらの二つの疑問>>61には、笑うだけで答える事はしなかった。
クゥ、というのが国王の幼い頃の愛称の一つである、と知ったらどんな顔をするか、興味がなくもないのだが、そこは抑えて]
なんでもかんでも受け入れすぎるから、心配なところもあるのだけれどねー。
……そこも含めて、自由なる風なのよ、ここは。
[そんな言葉をさらり、返して。
口にした事への答え>>63に、ひとつ、瞬いた]
あーらーらー。
妖精っぽいなー、っていう感覚はあったのだけれど。
西の森の御前の関係者さんだったのねー。
……それだと、黒いこが嫌がりそうねぇ。
[古くよりこの地に在る、魔精霊。
彼の存在が、他の土地からの干渉を嫌う性質を持っているのは知っているから、口を突くのはこんな呟き。
同時に、魔精霊が単独で動き出した理由も腑に落ちる]
(……あれでも一応、『護り手』ではあるからねぇ)
[そんな呟きは、心の奥底だけに落として]
教えてくれてありがとうなのだわ、南の若様。
……妖精さん由来の力となると、各務さんには手出しのしようがなさそうだし。
今回は、のんびりする事にするのだわ。
[いや、のんびりしなくていいから、という突っ込みを入れられそうなものは、生憎いなかったが。
ともあれ、各務さんは座っていた欄干からとんっ、と降りて]
それじゃあ、各務さんはお散歩続けるのだわ。
あ、もし暴れている付喪神を抑えたら、道具倉庫辺りで休ませてくれるはずだから。
そこに連れて行くといいのよ。
[小さなものなら、その場で放しても問題ないが、化け傘やらなんやらクラスになるとそうも行かないから。
一応、収集場所がある事だけは告げておいた]
あ〜〜、やっぱりやらかしてたか…………。
[ざっくりとした問い>>60に遠い目になる。]
…………多分、うちの
能力だけはあるから、連れてきたんだけど。
……やっぱり獣人の面子から連れて来ればよかったなぁ
[後悔先に立たず、な言葉だった]
― 王宮内廊下 ―
[疑問に対しての答えは無かった>>65。
気にはなるが、各務さんが言わないのであれば、これ以上詮索も出来ない]
自由なる風、か。
[ユウレンについての言葉は、なるほどと理解出来るもの。
アヤカシがアヤカシとして在れる場所。
私の国との違いがその一言に集約されていた]
私も詳しくは知らないが、そう言う話を聞いた。
[得心したらしい各務さん>>66に私は首肯する。
黒いこ、と言う新たな単語が聞こえたが、そろそろ新たに得た知識がキャパシティオーバーを迎えそうだったため、頭の片隅に置くに留めた]
礼には及ばないさ。
[感謝の言葉>>67にはそう返し、各務さんが欄干から降りる様子を眺める]
回収場所があるのだな、承知した。
教えてくれてありがとう。
それじゃあ、また会う機会があれば。
[告げられたことに感謝を向けて、私は各務さんを見送った**]
― 王宮内廊下 ―
ほいっ、付喪神回収してきたっ。
[もはや動かなくなったタワシと古下駄を道具倉庫へと投げ入れて、ロスリンはすぐさま次へと動き出す。
道具倉庫に留まれば、整理整頓の手伝いで捕まってしまうことを知っているからだ]
筆もそうだけど、他はどうなってるかなぁ。
[各務さんと会った時も結構な数が集まり散らばって行った。
他にも回収している者達が居るとは言え、進捗はどんなものなのか。
道具倉庫で確かめれば良かったと思うも、時既に遅し]
ま、出たとこ勝負か。
[結局見つけたら捕まえる、と言うことで方針は落ち着いたのだった**]
― 王宮内・廊下 ―
[黒いこ、については問われたとしても説明する気はあんまりなかった。
あちらの方が古い存在であるため、各務さんもその全容を把握できているわけではないし、何より、現状では直接会う方が手っ取り早い、というのもあったから]
うん、その辺りは、西の森の子……確か、タクちゃんだったかしら。
あの子に会えたら聞いてみるのだわ。
[伝え聞きを重ねるよりはその方が早いだろう、と思いつつこう言って。
回収場所を伝えた事への礼の言葉>>72にはふる、と軽く首を横に振る]
ふふ。
若様も各務さんの知りたかった事を教えてくれたから、そこはお相子なのよー。
それじゃあ、またねぇ。
[にっこり笑ってこういうと、また、音もなく走り出す。
周囲にいた付喪神たちが、きゃーあきゃーあ、とその後について動き出した。**]
/*
きょうは にどねが できん ひ なんだ ぜ。
……まあ、その分戻りは速いけど。
とゆーわけで、大人しく寝るか……うん。
― 湖上 ―
……そう?
[姉に至っては何をいわんや、だが。
レトの内面>>69まで推し量れることはなく。]
返す言葉もないです……。
[少年からの軽い突っ込み>>70に、へちょりとなる。
言い訳は述べない。
それが自身の女王としてのプライドで。]
……速く止めてあいつを〆めないと。
[相手も干渉の余波の影響にある、とはしらない**]
ま、とりあえず。
状況の根源が知れた所で、俺は俺で勝手にやらせてもらう。
……他所の力の過干渉を放置するのだけは、できないんでね。
[軽い口調でそれだけ言うと、魔精霊は軽く、身体を伸ばし]
んじゃ、縁があれば。
[ひらり、手を振ると足場にしていた岩場を蹴り。
そのまま、渡り廊下の屋根の上へと跳び上がって駆け出した。*]
─ 王宮内・水場 ─
[お客様が原因らしいと、ロスリンから返った肯定>>51には何とも言えず言葉を濁した。
誰がそうか解れば状況の収束の目処もつくかとは思うが、そもそもこの状況が何でおきたかも考え始めると切りが無い。
悪意があってのことなら外交問題モノだし、そうでないなら原因元のお客様自体意図して起きた訳じゃないだろうし。
ともあれまずは目先の対処に専念すべき、と自分の顔<ロスリンの軍服の墨抜きを優先することに決めた]
ごめんなさいね。
お湯を使った方が後から余計冷たく感じちゃうから。
[大丈夫だとは言ってくれたけれど、やはり我慢しきれなかったロスリン>>52>>53に申し訳無さげな笑みを向ける。
水が温まるまで待っている時間も惜しくもあったので、水で敢行した作業は滞り無く進み]
─ 王宮内・水場 ─
そうよー。
無理に擦ると広がっちゃうから、こうやって石鹸で叩いて浮いてきた泡を取ると良いの。
[感心するロスリン>>54に説明するこちらは女子力というよりもオカン力が高いというべきか。
母親の仕事柄、掃除や洗濯は子供の頃から仕込まれてきた結果だが、こういう時役に立てるのは良い事だ。
元通りではないがそれに近くまでは戻せた所で目を輝かせるロスリン>>55にこちらも笑顔を返し]
─ 王宮内・水場 ─
どういたしまして。
折角新しいんだもの、綺麗に着れる内は綺麗に着たいわよね。
[言いながら使った道具を片付け、この後どうするか問うた後。
ロスリンの返事>>56に頷き、手をぱたぱたと振って]
そうね。
筆の他にも動いている子達もいるし、手分けの方が効率が良いわね。
[そう言って、道具倉庫に向かうらしいロスリンと別れ自分は来た道を戻っていった]
─ 王宮内・廊下 ─
さて、と。
四方に散らばって逃げたと考えると、結構骨が折れそうねぇ…
[ロスリンと別れ、手ぶらのこちらは筆たちの捜索をしようと元来た道を戻る。
あの落書きされた壁が起点だから、あそこから繋がる道を辿っていくつもりで、だが]
…ん?
[ぴり、と。
何かが引っ掛かった様な感覚に、ふと足を止めて周りを見渡した。
が、特に目立った変化はなく]
───…気のせい、かしら?
[首をかしげ、先を進もうとした、その矢先]
─ 王宮内・廊下 ─
……………
[一瞬何が通り過ぎたか解らなくて固まってしまったものの。
ひらひらとした見た目よりも早い速度で飛んでいるのに気付くと慌てて]
ちょちょ、ちょーっと待ったーーー!!!
貴方今朝掃き掃除したばっかりなのよ、汚れたらどうするの!
[と、傍から聞いている者がいればツッコミが入りそうな制止をかけつつ後を追った]
─ 王宮内・廊下 ─
[慌てて追いかけるのは、汚れたら困る、というのもあるが。
流石に付喪神になるだけあって年季が入っている絨毯だから、あんまり動くと解れてしまいそうで怖い、というのも有り。
早くとめないとという焦りが、失敗の原因だったのだろうか]
────へぶっ
[ハタキで叩いたりするのも怖くて、抱きついて止めようと跳んだ、までは良かったが目測を誤ってしまい。
顔から床に思いっきりダイブしてしまい、痛みに暫く起きられない程のダメージを受けてしまった]
― 王宮内・廊下 ―
ぅぅ…痛ぁ…
でも、早く追いかけない、と…
[身体を起こそうと頑張るも、流石に痛みは簡単に引いてくれない。
明日以降に痣とか出そう、と内心思う程度にはまだ余裕があったが、絨毯の後を追いかけるまでの余裕は無かった**]
/*
まさに今朝顔からダイブしたところだったのでロールに反映させてみた。(
人間慌てて行動すると良くないね…
顎と右膝超打った。
― 道具倉庫前→ ―
よいしょ。
[持ってきたバケツを前回の騒動の際に使用した倉庫に押し込める。
……途中までは活きが良かったんだがなぁ……。]
……まぁ、いいか。
[しばらくすれば、また復活するだろ。
浮かんだ苦笑を隠す気はない。
さて、本筋―ツィスカ探し―に戻ろう。
……会えるか謎だが。]
― 王宮内廊下 ―
[音もなく走り出した各務さん>>75のその後ろ。
見目賑やかに追いかけていく器物の付喪神が何だか楽しそうに見えた]
想いを募らせることで意思を持つ、か。
……お前も、本当はそうだったりするのかな?
[呟きながら、私は腰に在る雷霆丸に手を触れる。
代々受け継がれてきたこの刀ならば、祖先の想いも含め積もらせて来ていてもおかしくはない]
話せたなら、少し面白いかも知れないな。
[恐らく動き出すことは無いだろう。
けれど、少し夢のある話だと私は思った]
― 王宮内廊下 ―
[目の前を、カッシャカッシャと瀬戸物達が行進していく]
『うぉのれぇぇぇ、
あやつが枯渇するまで吸いよるせいで力が完全に戻っておらぬ!』
…………
[喋るくらいには年月を経ているらしい。
けれどその大きさは通常の半分くらいのサイズだった]
瀬戸大将、聞いてたよりちっちぇーなー。
『黙れぃ! 元はと言えばあやつが……御主誰だ?』
[大皿などは単体でその後ろをついて行くだけ。
今の瀬戸大将の身体はお猪口やら小皿などの小物だけで形成されていた。
苛立っていた瀬戸大将だが、声をかけてきた者が見知らぬ者と気付き、カシャ、と音を立てながら首を傾げる]
今年から軍に入ったんだわ。
ってなわけで捕まれ。
『はぁ!?』
[一方的に見知っている瀬戸大将に笑顔で宣言。
がびんっ、としている瀬戸大将に対して無遠慮に手を伸ばす]
― 王宮内・廊下 ―
[顔からダイブした痛みやら情けなさやら何やらで暫く倒れたままで居たが、いつまでもこうしている訳にいかない。
というか、第三者にこの状況を見られたりしたら恥ずかしいどころの騒ぎじゃないし]
…どこ行きやがったのかしら、あの絨毯。
[筆に加えて増えてしまった追いかけなきゃいけない対象に対し、八つ当たりチックに声を洩らして身体を起こした。]
― 王宮内廊下 ―
[がしっ] [べりっ]
『おおおおお! 某の頭!!』
はいはい、すぐ終わるから。
『やっ、やめええええええ!!』
[抵抗空しく全てバラバラに剥ぎ取られる瀬戸大将]
あ、ちょっと。
要らない紙持って来てー。
[近くを通った女官に頼み、瀬戸物を包めそうな紙を手に入れて。
適当ではあるが1枚ずつ瀬戸物を紙で包んでしまった。
そうして重ねてしまえばもう結合することは出来まい]
いやぁ、捕まえやすい奴で良かった。
[哀れ瀬戸大将。
2年半前に力を全て吸われたせいで、ようやく力を取り戻してもすぐに倉庫行きと相成った]
/*
折角なので皆勤賞させとくw
前回、形保て無くなるまで妖力吸っちゃったんで、ミニサイズってことにしたww
― 王宮内・廊下 ―
ん、もう。
子供じゃあるまいし、盛大に転ぶとか…
………鼻思いっきり打っちゃったけど、大丈夫かしら。
[ばつの悪さを独り言でごまかしつつ、まだ痛みの残る身体で立ち上がる。
当てた手が汚れない所を見ると、鼻血が出る程の強打ではなかったらしいと安心しつつ]
…に、しても。
今日は本当、上手くいかないわねぇ…
[筆軍団といい絨毯といい、ことごとく逃がしてしまっている自分に溜息を吐いて。
どちらに飛んでいったものやら、と首を傾げた**]
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