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美しく月の昇る晩、君は自らの本当の姿を知った。
智恵を絞り、活路を開く勇気。
人狼を見抜き、妖異を滅ぼす力。
死者の声を現世に届ける異能。
頼りなく怯える人々を守る技。
互いの正体を知覚し合う絆。
自らの胸を裂いても仕うるべき主。
赤く染まる牙――長い咆哮。
さぁ、どうする?
まずは何から始めよう?
どうやらこの中には、村人が1名、共鳴者が6名、銀狼が1名、背信者が6名いるようだ。
語り手 が「時間を進める」を選択しました
─ →クレイエラの森 炭焼き小屋 ─
それは、当然だな。
戦争が終わったわけではないのだから。
[肩を竦めると共にレトから向けられた言葉>>0:482には同意を。
休息は必要だが、油断は出来ない。
それ故の見張りだ。
確認への返答を聞きながら、私は小屋の扉に手を伸ばす。
けれどそれよりも早く、中から扉が開かれ、ジーク殿が現れた>>0:485]
埃……。
…………まぁ、致し方あるまい。
[文句を言ってどうにかなるものでもない。
彼らの奮闘に敬意を払い、向けられた言葉を渋々受け入れた]
― 兵舎 ―
[任もなく、鍛錬も終わり食事も終われば寝るまではやることは少ない。傭兵仲間とは気軽に挨拶などかわし、酒や賭け事にはやんわりとことわりをいれて、部屋に戻す。
最近の日課は、蔵書から借りた戦術の本を読むことだ。一つの敗北が...をそうさせていた。
確かに生き残りはした。だがあれは目的は半分だけしか果たせなかった敗北だ。今は雇われている海精軍のために武器を奮うことに周囲の鬱陶しさはあれども戸惑いはないが、敗北し、失態した事実は変わらない。]
― 回想:戦場 ―
自分で言うのもなんだがそんな価値はないな。
[人質評>>0:477には肩を竦め答える。鋼鉄候の嫡子は、やりたい、やりたくないではなく。相手から出される要求を覚悟の上で傭兵の捕虜返還のために動くなどしないだろう。どちらにしろ自分も疲れている。おそかれ早かれ向かう先である砦に行くことに否はなく]
武器ぱくるなよ。
[囲み縄をかける海精軍>>0:478にはそれだけいうと無駄な労力などする気もない...は特に抵抗はしない。…といっても、手と手を合わせる角度を僅かにずらし、縄から抜けられるようにしていたが、結局ほどかれるまでそのままだったためばれはしなかっただろう]
捕虜に胸を張れとかなかなかおかしなことをいう。
[連行するものが背中にあてる槍の感触のわずらわしさを覚えながらも、反抗もせず従って歩く。
そののち、自分が雇われるにいたる段取りとしてどのような交渉を彼女がしたのかは知らなかったが、雇われる先が変わろうとも、金をもらって兵をすることに変わりはなかった*]
― クレイエラの森/炭焼き小屋 ―
レートー!
[ジークムント>>0:485が開けた扉の向こう、到着したレトを満面の笑みで出迎える]
これでも掃除頑張ったんだからなー! 僕が!
[さんざんあらぬ(?)罪を着せたりとばっちりが来るように願っていたが、
レトのことはちゃんと信頼してるし、その腕前も買っている。
影竜を駆り、自由に空を飛ぶ少年――]
― 現在:兵舎 ―
[傭兵という職種は変わらなくても、自分が変わらないままでいるわけにはいかない。
傭兵という自分の身分というのもあったとはいえ自分が統率できる人数はそう多くはない。だがそれができていたならば……?
白の剣士が未熟さを覚えたように、異国の兵もまた己の未熟さを見つめていた。
おそらく、互いがその未熟さを早くに知っていれば、ジークムントが陣を切り開き。自分が開かれた穴を固め押し広げていく。それが二隊合わせた時の完成形だったのだろう。
だがそれは叶わない。そう知っているから違う形を模索して夜も更けていく]
―― 深夜:クレイエラの森・狩猟小屋 ――
[考えに耽っていたとはいえ、静かな深夜の森での事。
足音と扉を開ける音にそちらへと視線を向け。]
あー…悪ぃ、起こしたか。
いやさ、多分だけど騎竜がいるんじゃねぇかなって思って。
ちょっとな、前に騎竜師で知り合いに似たヤツがいてさ。
違うと思うんだけど…うん、絶対他人の空似なんだけど。
[バツの悪そうな顔になり。
ぼそぼそと言い訳のように言葉を並べるが。]
……たぶん、初めてじゃないか?
僕とレトが一緒の任務につくのは。
[片や騎竜師、片や精霊師。
活動範囲に隔たりのある自分達が同じ目標に向かって進むのは珍しいことだったか否か]
……外で寝泊りするよりはマシだと思うけどなー。
[渋々、といった雰囲気の滲むファミル>>2にかける言葉は、どこか暢気なもの]
― 炭焼き小屋 ―
はは、まあ一晩だから我慢してくれ。
[内心の不満を押し殺したらしいファミル>>2には、軽い口調で告げ、レトのジト目>>11はさらっと受け流す]
丁度いい、茶でも飲みながら、作戦会議といこうぜ。
[茶というのは、蜂蜜に数種のハーブを浸し、水で薄めた飲料だった。森のエルフに伝わるという体力を回復させる効能のあるものだ。味も悪くはないので、彼がこの茶をふるまうという時に、断る者はあまり居ない]
― 炭焼き小屋 ―
[小屋の中はそれなりの広さがあった。冬に備えてなのか片隅に置かれた炭の山が、脱臭効果になっているらしく、埃っぽくはあっても、空気はそう悪くない。
部屋の端には人数分の毛布。ひとつだけ少し離れて多めに毛布が置いてあるのはファミルのための場所だと判るだろう]
─ クレイエラの森 炭焼き小屋 ─
私はいつも埃など無い場所で休んでいる。
[暢気な声>>12に淡々とした声で返した。
普段暮らすのは手入れの行き届いた清潔な屋敷。
使用人達は塵一つ残さぬよう心掛けているのだ]
[埃の少なそうな場所に腰掛け、小屋の中に居る者達を見回す]
今日はシュテルンに見張りを任せ休むとして。
明朝出発する時、レトには空から先行して進路の警戒をしてもらおうと思うのだが、どうか。
[提案を口にする間、ジーク殿は茶の用意>>14を始めていた。
ふわりと、蜂蜜とハーブの香りが微かに漂う。
彼の用意するその茶はラヴァンディエ家で愛用している紅茶にも引けを取らない。
私はこの茶がとても好きだった]
/*
……うっかり忘れてたが、共鳴のインターフェースって、長いんだったwwwww
やー、この人数の共鳴窓はるがる4以来だわーw
つか、あん時より多いwwwww
― 炭焼き小屋 ―
お前らなあ…
[人数分の茶を用意しながら、彼は、シュテルンとレトの会話>>12>>16に口を挟む]
普通、騎竜師と精霊師はペアで動くのが一番だって言われてるんだぞ?
ちったあ、そーゆーとこに頭使ってみればどうなんだよ?
[ここでも色々棚上げであった]
/*
Q.男だらけの中に女性が一人ですが。
A.男で通してるのできっと大丈夫です。
淑女としては大問題ですが!
今は子弟として在るので、大丈夫。
きっと、多分、meybe
/*
にゃあああああ!ローが、かこいいなああああ><
縁故的に、バトル相手筆頭なんだけど、このこ相手では勿体ないと思ってしまう…申し訳ない(ぺこぺこ
/*
あちこちでいろんな関係性が勃発している中、
けっこう気になるのがジークとウェルシュの関係です
ていうか!
僕がジークにいろいろと助けられていて!
ナカノヒト事情でテンション落ちてるところを引き上げてくれたこととか!
早くもMVPを進呈したくなってる
うん、深追いはしない……て、あー…やっぱダメだ。
そんな顔されたら置いてけない。
[不安そうなマリエッタの様子(>>15)に困ったように眉を下げ。
ぽん、と彼女の頭を軽く撫でる。]
どうせあっちもミリカ村に向かってんだろうし。
焦んなくても遭遇するよな。
向かってないならそれでいいし。
中戻ろっか、まだ寝る時間あるし。
起こしてごめんな?
[中へ入ろうと促し、自分も小屋の中へと戻って行った。]
/*
まあ、実際そーなのよねw
ついでに、影竜使いはサポート役とがっちり息があってると、実は最強だったりする。
実質、近接戦特化スペックだからなぁ……。
[※蒼天系で乱気流が便利すぎたので、あえて遠距離封じていたりする]
― 深夜:クラタエグス砦 ―
[>>0:384結局あの後、連絡を待ってはみたが。通信具は一向に動かぬまま、時間ばかりが過ぎていた。
この調子なら、>>0:476ローもウェルシュも起こさずに済むだろうか。……しかし、毛布に包まり、じっと待ち続ける。]
…………。
[耳に蘇るのは、騎竜の聲。]
ひととともにいきるりゅうは ひとをあやめてはいけない
ひとをあいするりゅうは ひとをしんじねばならない
ねぇ もう かえろうよ
ねぇ ……ねぇ
[言葉自体は、彼女の母竜や、自分の師からの受け売りだが。
……今は何より、その言葉が痛く染みる。]
[……気配に耳を欹てながら、思う。
剣を振るうは、家の為。
けれども。
“自分”は何故、剣を振るうのか。
愛竜の嘆きを耳に、空を駆り。
その果てには、何が待つと言うのか。
――――……今は、何一つ見えぬまま*]
― 炭焼き小屋 ―
んー、そだなあ…確かに騎竜なら、大分先行も出来るけどよ。
[ファミルの提案を聞くと>>19彼は暫し考え込む]
問題は竜は目立つってことなんだよな。俺たちがミリカ村に入る前に海精軍の偵察隊にでも見つかったら、目的が果たせねえ。
昨日、例の紅い竜が、近くまで来てたしな。
あ……その……。
[コンラートの心配をしていたつもりだが、かえって自分の方の心配をさせてしまっただろうか。
ぽん、と頭に触れた手が、くすぐったいようなどこかほっとするようなで気の抜けた顔をしてしまう]
こちらこそごめんなさい。
明日は出来るだけ早く動く心積もりでいますわ。
夜目がきかぬ分も、精霊術で補助は出来ますし……。
[自分の気持ちを示すように言い足して、促されるままに小屋へと戻る。
言われるまま横にはなるだろうが、眠りは先程よりも浅くなりそうだ]
─ 炭焼き小屋 ─
その場合はレトに気を取られているうちに……と考えるのは楽観か。
かと言って騎竜を置いてレトも私達と共に移動する、と言うわけにも行くまい。
[ジーク殿の言葉>>27を受けて、少し考えた後に言葉を口にする。
同時、視線はレトの方へと確認するように向いた]
/*
さて、普通?に信仰してるのは夜の神のつもりでいたが、そういえばラートリーって夜の神の意味だったな。………まあいいか。
[続けてじっとマリエッタを見つめ]
ボクのような上位な存在にとっては、約束は大切なものだ。
君たち人間はその場の取り繕いか、あるいは刹那の快楽の為にそれを簡単に破るけどもね。
刹那を生きる人間には、実にお似合いなことだ。
[話す言葉はコンラートにも聞こえたかもしれず、人間を馬鹿にするようなその言葉は彼の考え>>412を及ぼすきっかけの一つになっていたかもしれない]
まぁ、全員がとは言わないけどもね。
[と、一度コンラートのほうを見てから、マリエッタの方をみて]
契約という言葉のもつ意味を考えれば、
精霊師の君なら、理解しやすい話じゃないかな?マリエッタ。
[だから、ファミーユと交わした星の約束も大切なもの。
コンラートと空をかける約束ももちろん、だから今回のことを甘んじて受けたひとつの理由でもある。
大切な約束ほどその対価を誓う。彼女との約束には、この翼に誓った。
そしてそれ以外にも、コンラートと話す中で、たとえそれはコンラートが軽い気持ちでだしたものであっても、自分にとってそれが交わした約束ならば…
そしてそれよりも前、ファミーユとのことも、子供の時のこととはいえ約束は約束。
相手からそれを破棄するまでの、その間は]
[彼女の返答はどうだったか、視線が首>>457にむくのを感じれば]
気になるのかい?
これは……
[話しかけながら、ぎゅっと右が握られる。
その力に呼応するように、右腕の枷につけられた宝石が輝きはじめる
マリエッタにそれを見せながら]
首輪とリード紐だね。散歩には必須だと思わないかい?
[そう伝える様は、先ほど散歩といっていたときほど軽い調子ではなかった]
[彼女の返答はどうだったか、視線が首>>457にむくのを感じれば]
気になるのかい?
これは……
[話しかけながら、ぎゅっと右が握られる。
その力に呼応するように、右腕の枷につけられた宝石が輝きはじめる]
[マリエッタにあわい光を輝かせながら、束縛の力を強めていくそれを見せながら]
首輪とリード紐だね。散歩には必須だと思わないかい?
[そう伝える様は、先ほど散歩といっていたときほど軽い調子ではなかった]
気にすることはない。
[不愉快だったらとその言葉に首を数度横に振りながら返してから]
それとマリエッタ。ボクのことをアリーセと呼ぶことを許そう。
[そう不敵な様子で言いながら、つまりは様をつけるなということがうまく伝わったかはあやしいが目的は果たせたかもしれない]
ボクは寝るよ。
何かあったら起こすんだコンラート。もちろん交代のときにもだ。
約束だ。
[一方的に言い放ち、横になるとすぐに寝息を立て始めていた]
― 炭焼き小屋 ―
確かに竜は目立つけど、ルアルには影の加護がある。
他の竜に比べれば、紛れたり隠れたり、ってとこには分があるぜ?
[一応、そこは主張しておく。
それでも、目的の事を思えば慎重に行くべきか、と。
そんな事を思った所で話題に上がったもの──竜の話>>27に、淡い紅が微かに揺れる。
微細といえば微細な変化だが、目敏いものならば十分に気づけるそれは本当に短い時間のもの]
ん、まあな。
……それだったら、逆に森に待機して後詰、って手もあるけど。
[ふる、と軽く首を振った後、視線を向けるファミル>>29に返すのはこんな言葉。
影竜と少年の力は、共にある事で最も強い形を結ぶ。
故に、置いていく、という選択肢は簡単に選べるものではなかった]
― 炭焼き小屋(作戦会議中) ―
わかった! 大声上げたい時は次から通信具を使ってみる。
[レト>>13に手を振り返した後、ファミル>>18に淡々と事実を指摘された少年は、
次に偵察の機会があるならもっと掃除を頑張ろうと思った。
やがて、四人で「茶」という飲み物を囲みつつ、作戦会議が始まった。>>14
この飲み物はいつ飲んでも美味しい。
売れそうだ――という考えは脇に置いといて]
― 回想:食堂にて ―
え、えと。
ごめん、なさい?
[本来であれば、謝る必要性のないものではあるが、少女はこてりと首を傾げて謝罪を口にする。
自分が知らない幼馴染の一面などをアレコレ聞いている、という理由のない申し訳なさの影響もあった。]
???
[独り言ちる内容>>0:369までは分からなかったものの、青年の見立ては大まかに当たっていて。
少女が過ごしてきた森で流れている時間は争い事とは無縁に近かった。]
[完全なる余談で森に住むエルフ族の総意ではないものの、『二人で王の代理を務めて、次の子に期待すればいいじゃない。ニンゲンってせっかちね。』という意見がちらほらあったりする。
ラートリーが首を傾げた>>0:382様子には、きょとんとなったが。
森での生活しか知らない少女は気付かない、気付けない。]
ええっ!? そうなの?
[驚いた。>>20
そもそも騎竜師と精霊師でペアを組む、という発想が少年にはなかったのだが、
どうやらレトはそういうペアの存在を知っていた模様>>22]
にしてもどうやってペアで動くんだ?
僕がレトと一緒にルアルの背に乗る……のは……無理があるような。
[どこか気の抜けたような、言い方は悪いが間の抜けた表情になったマリエッタ(>>28)に小さく笑う。]
おう、頼んだ。
マリーの精霊術はいいな、助かるよ。
[ふと空を見上げる。
とても晴れた空は星が綺麗で、しかし気になるのは星ではなく。]
…冷えてきたな、昼間は温かったしこれは霧が出るかも。
[急激に冷えた夜は霧が発生しやすい。
もしかしたら明け方には濃霧が発生しているかもしれないと眉を顰める。]
[明け方と言わず、今すぐ出発した方がよかっただろうか。
もしくは濃霧が発生すればこの小屋で暫く待機するか。
ともあれ勝手に判断するつもりはなく、二人が起きれば相談しよう。
アリーセへとちらりと視線を向け、内心で謝る。
起こせと言っていた彼女(>>36)は勝手に出て行こうとした自分に怒るかもしれない。]
―――――…。
[どうにも気が急いて仕方がない。
警備兵になったのも、海精軍へ組み込まれたのも全ては流された結果で。
望んでの事ではなかっただけに気楽でいたのに。
まさか知人が敵である可能性なんて全く考えていなかったのだ。
もし、本当にキアラが氷竜軍にいたとしたら、その時自分はどうするのだろう。
考えたくないと頭を緩く振り、溜息を洩らした。]
―回想:食堂にて―
[そして、三々五々とばかりに散っていくのを見れば、小さくため息をついて。
ラートリーの言葉>>0:419については]
あたしは構いませんよ。
お付き合いします。
[微笑みを浮かべて了承した。
その後、少女も食事を終えると食器を片付け、部屋に戻ってきているだろうエリザの元へと戻っていった。
そこで思うのはやはり、幼馴染の事*]
契約……。
[言われて思い出すのは師の言葉]
『君は文字通り、精霊に命を預けることになる。
精霊を信頼しなさい。
そしてそれ以上に――精霊の信頼に足る、人間でありなさい』
[精霊との契約は、単に言葉のみで交わすものではない。
裏切っても取り繕えばいいと、そんな甘さが許される相手でもない。
――少なくとも、自身が交わしたのはそういった種類の契約で]
ええ。それは確かに、わたくしの在り方を決めるものでもありますわ。
[理解した、というようにアリーセへ向け頷く]
え、あの、それはつまり……。
[虚を衝かれたように呟きながら、その意味を反芻する。
そうしている間に、アリーセは横になってしまい。
寝息を立て始めるのも、それからすぐの事。
そんなアリーセを見て、ようやく理解が追いつき、ふっと笑みを漏らす]
おやすみなさい、……アリーセ。
[許された通りにその名を呼んで、自身も横になった*]
[“どうやってペアで動くか”を考えていたのは短い間。
今の話題の中心は言うなれば――“どうやって偵察任務を行うか”。
レトの配置について話される中、口を挟む]
思ったんだけどさ、今の話って全部、
明日も今日のようにいい天気だったら、って前提つきだよなー?
……精霊が騒いでる、明日はいい天気じゃなくなるって。
[少年の使役する精霊は風の流れや気温の変化を読むことに長けている。
ならば間違いない、と、告げる言葉には力がこもる]
― 炭焼き小屋 ―
影竜の本領は夜だろう?昼間はそうもいかないんじゃねえか?まあ…自信あるってなら、お前に任せるけどな。
[レトの言葉に、>>37疑問を呈しつつも、最終的には本人の判断を信じると、彼は告げた。紅い竜の事を聞いた時の反応には、気付いていたが、それが何を意味するかまでは判らぬまま]
― 炭焼き小屋 ―
ま、いざとなったら、指揮官殿の言う通り、レトに囮になってもらえば、俺らはその隙に村に入れるかもしれねえし。
ついでに、シュテルンは、レトを補助して、ペアの練習でもしてみりゃどうだ?
[つまりは、見つかっちゃったら二人でなんとかしろ、の意であった]
― 炭焼き小屋 ―
[そんな丸投げ発言の直後に、告げられた天気予報に、>>49再び彼は考え込む]
天気が、変わる、か。だったら、それを利用できるかもしれねえな。
……戦ってる時のルアルの背中に乗ってる方が相当おっかなそうだよなあ。
[自分にはとうてい真似できない、と思いつつ苦笑。>>48
何せ馬にも乗れないわけで]
援護……よく味方にかけるあれのことかー!
それくらいなら楽勝だよ! まかせといて!
[あまりにも距離が開いていればかかるものもかからないのだが、
それなら対象との距離が近い間にさっさとかければいい話。
それくらいならいくらでもできるから。
自信満々という風に言い放った]
─ 炭焼き小屋 ─
[確認に返る声>>37、それに更に指摘する声>>50。
やはり一人で考えるよりもこうして問うた方が効率が良い、と。
そんなことを考えながらそれぞれの話を聞く]
天候が崩れる、と言うことか。
崩れ方によっては、それに乗じることが出来るかもしれないな。
[シュテルンの声>>49を受けて、ジーク殿>>52と同じような反応をした]
レト先行の案。後詰の案。
レトとシュテルン、私とジーク殿に分かれる案。
様々挙がったが、明日の天候により最終決定をしたらどうだろうか。
[騎竜師と精霊師がペアで行動する、と言う話も案のうちに入れて、明日の朝、臨機応変に動くのも手ではと提案する]
―― 少し前・狩猟小屋にて ――
[アリーセとマリエッタの会話が聞こえてくる。
上位の存在だと言い放つアリーセ(>>31)は傲慢に思えるが、実際のところそうならざるを得なかったのだろうと思っている。
どんな理由かは知らないが幽閉されたのだから人間に好意的でなくても当然と言えよう。
ふとネージュの姿を思い浮かべる。
亜人ではなく竜そのもののネージュは彼女にとって更に上位の存在なのだろうか。
それとも同等なのだろうか。
そしてそのネージュと共に在る自分はどう見えているのだろう。
気になってアリーセを見たら、何故か彼女もこちらを見て視線が合った。]
…それって。
[自分は別であると、そう思っていいのだろうか。
それを確認するのは気恥ずかしい、マリエッタもいるし。
今度聞いてみようなどと思い、黙って会話を聞いている。
女同士の会話に口を挟む程野暮ではない。
だが。]
――――…散歩、か。
俺はこの戦いが終わってもあの塔に連れ戻す気なんてねぇけどな。
[小さく呟く。
再度アリーセへと視線を向ければ常の彼女とは様子が違って眉を寄せ。
何かあったら起こせという彼女(>>36)には頷きを返し。
そのまま夜は更けていく事になる*]
[多角族は屈強な戦士の種族といわれている。。
八つの頃。荒野にて夜を過ごす。過酷な環境と獣を殺す本能を得るために。
十四の頃。家を追い出され、国外で傭兵となり、戦争を二つ超える。十人の敵を殺す。等、の難を超え故郷に帰る風習に従い、例え同じ種族が友人であっても、刃を向け、その血を大地に吸わせ殺し合いの経験を積み、一人の戦士が出来上がる。
彼らは夜の神を信仰するものが多い。多くの悲しみが付きまとい彼らは安息と悲しみを覆い隠す夜の神。
本を閉ざした...も起き上がり窓の前で膝をつき、静かに祈りをささげていた**]
/*
というか衣久さんの能力的な意味での
空気を読む程度の能力
に近い気がひしひしと
テーマ曲の中に「黒い海」って単語が入ってるしまあなんて偶然
玄海の「玄」にもくろい、という意味が!
― 炭焼き小屋 ―
[出て来た案を取りまとめるファミルの言葉>>56とレトの反応に、彼は頷く]
だな、天気任せってことになるか。そうと決まりゃ、確かに今日は休んだ方がいい。
俺やレトはともかく、慣れない強行軍で、そっちは疲れたろう?
[ そっちと指したのは、ファミルとシュテルンも含んでいたが ]
ああ、シュテルンは一晩見張りだったな。
[ そこは忘れていなかった。張り切る少年の邪魔をする気は彼にも無い ]
― 回想:幼い頃の出会い ―
[初めはただの偶然、だったかもしれない。
木々の精霊たちが騒がしくて、そちらに向かったから。
その頃のエリザは、まだ小さくて。
(それでも、十の子供が抱き上げると少々引きずる程度には大きかった。)
そこに見えた銀色に、目を瞬かせ。]
――……あなたは、だぁれ?
[首を傾げながら、銀髪の少年に訪ねたのだった**]
―深夜―
[マリエッタ>>483とは対象的に早々に寝た自分はというと、コンラートが担当する間は彼に任せて静かな寝息を立てていた。
それはある種の信頼を表してもいる。もちろんマリエッタに対しても]
そろそろ動くのかい?
[ただ、コンラートの声>>471やマリエッタが動く>>484のを感じるとそう起き上がり。
彼女も外へと向かうと自分は大きく伸びをしてから彼女に遅れてきて、すぐに視線を受けると]
ボクを起こさずに置いていこうとしたことは少し許せないな。
[お願いをする言葉>>10も聞こえればそう返してから]
だから約束を破ろうとした償いとしてボクに少しの自由を与えてもらおう。
始末書はもちろんコンラートもちだ。
[つまりはいってこいと。
自分は通信機を持たないため、マリエッタとは一緒にいることになるかと思っていたが]
[そんなやり取りの矢先にマリエッタの様子の頭を撫でたり>>23とか、マリエッタとのあれこれ>>41>>42はただ見ていた]
彼が謝る様子>>42を見せればつい視線をそらし]
じゃあ続きの見張りはボクがやろう。
[そう中へ入る二人には言い残して、からネージュに手を伸ばすと]
おいで、ネージュ。
[ちょっと何かを感じ取ったのか、村に対してとは違う不安げな様子を返された]
崩れ方かー。
この騒ぎ方は「嵐が来るぞーっ!」って感じじゃないけど、
明日急に変わる可能性もあるし……。
[精霊の様子から天気を読み取る術も万能ではない――急激な天候の変化にはめっぽう弱い。
だから、天候により最終決定を――というファミルの言葉に、>>56
頷いて同意を示す]
─ 炭焼き小屋 ─
[概ね賛同が返ると私も彼らへと頷き返す]
では明朝、起床時の天候如何で最終決定をしよう。
……そうだな、馬だけでこれだけ長時間移動に費やしたのは初めてだ。
私はもう休ませて貰う。
[気丈に振舞っては居るものの、確実に疲労は蓄積していて。
ジーク殿の言葉>>64に頷いて、茶を頂いてから席を立った。
向かうのは予め用意された、他から少し離れた毛布が置かれている場所>>17]
くるんだ、ネージュ。
[再度の呼びかけには応じてもらえただろうか]
しばらく借りていくよ。
[彼の疑問にあった騎竜の上下関係は、その様子>>57だけ見ればこちらが上位に見えたかもしれない。
もっとも原初に流れた、血でいうのならば、騎竜よりもずっと上位の竜種のものにあたるわけだが]
―― ちょっと前・狩猟小屋前にて ――
[置いて行こうとした事は許せないと言われれば(>>66)困ったように眉を下げ。
ついで言われた言葉(>>67)に苦笑を浮かべた。
しかしマリエッタの不安そうな様子から単独行動は止め。]
ああ、じゃあ頼むよ。
…ネージュをどうするつもりだ?
[見張りを変わるというアリーセには素直に頷き。
しかし逸らされた視線にゆるりと首を傾げ。
ネージュへと呼びかけるのに更に首を傾げる。]
ネージュ、アリーセを護ってやって。
[ネージュと自分の繋がりは深い。
アリーセが上位の存在だろうと、その絆に割り込めるはずもなく。
渋る様子のネージュへと優しく声をかければ、素直にアリーセに着いて行く。]
貸すのはいいけど無茶すんなよ。
[なんだか様子がおかしい気がして心配そうな視線を送るも。
小屋の中へと戻って行く事になる*]
[休んだ方が、との言葉がレトの口から出て、>>63
そういえば今日は馬に乗りっぱなしだったことを思い出す。
毛布のひとつに手を伸ばしかけたところで]
………そう、僕には見張りという任された仕事が!
[思い出した。自分に任された重要な役割を。>>64
ついでに何事においても張り切る気持ちを。
張り切る気持ちまで忘れかけていたから、
どう考えてもぶっつけ本番なペアの練習>>51の話が出た時は、
レトとともにじと目を向けていたが、
今なら張り切ってやれそうな気が……する]
[翌朝霧が濃くなっていれば、レトが霧にまぎれて先する案が採用されるだろうか、それとも、その前に誰かに出会うことになるか?]
俺は、ちょっと、この辺りを見回ってくる。
[だが今は、夜明けの運命は判らずに、彼は一時の休息を守るために、炭焼き小屋を出る]
後、頼むぜ、シュテルン。
[見張り役のシュテルンに声をかけながら、その視線はレトの方へも向いていた]
― →森へ ―
でもこの毛布はもらってくから。冷えると困るし。
[ぽふり、と毛布を軽く叩いてから、持ち場に着く。
まだ、木々の合間から星々が瞬いている空を時折、視界におさめながら。
夜は更けていった**]
/*
おおぅ、リアル事情でおもっくそ出遅れた上に精神的に疲れたせいで目がすべるわ文章まとまらんわでもう。
できればマリィと会っときたいなーとか思ってたけど、全員で偵察行ってもあれだし今の状態じゃ上手く動けそうもないし。
詰所で留守番ってことで頑張って纏めよう…
― 森 ―
[深い森は、父の領地の中にあったエルフの住む森を思い出させる。
子供の頃、一人で出かけてはいけないと言い聞かされていたにも関わらず、その静かな佇まいに惹かれて奥に踏み込み、帰り道を見失った、その時の事も]
─ 炭焼き小屋 ─
[複数ある毛布の1枚を下へと敷き、残りを重ねて身体の上へと掛ける。
少々寝床が硬いが、これもまた文句を言っている場合でもない]
分かった、後のことは頼む。
[外へと向かうジーク殿>>75に一言返すと、私は壁側に顔を向け横になった。
周りが男ばかりと言う状況に思うところはあったが、私自身男として在るのだから、過剰反応もおかしい話だろう。
妙な肝の据え方をしながら、私は深い眠りへとついた**]
/*
ふにゅ……さすがに脳内に浮かんだプランを実行すべきか否か迷っている
偵察組遭遇してコンラートにキアラのこと僕が零して、
反応しだいでコンラートに「それは死亡フラグだ」って言い放つのはたやすい気はするけど、
レトもいるしマリーとの再会タイムもあるし
― 回想:10年前 ―
わ!?
[ふいに声をかけられ、驚いて振り向くと大きな犬を抱いた少女が首を傾げていた>>65]
ジ、ジーク、だよ。
[大きな生き物も小さな少女も、それまでの彼の生活とは無縁のもので、どうしたら良いのか判らず、硬直したまま、漸く愛称だけを名乗った]
― 回想:10年前 ―
[ 少女の名を知り、犬と思ったのが狼だとも教えられ、驚いたり怯えたりしながら、しかし、父の元へ引き取られたばかりで、友達と呼べる相手のいなかった彼にとって、それは初めての友との交流の始まりだった ]
そうか、ウェルシュは、お父さんを探しに行きたいのか。
[ そんな話が出来るようになったのは、数年が過ぎた後だった。
その頃には、内気だった少年も、厳しい仕付けと、母に恥をかかせまいという決意でもって、それなりに貴族の子弟らしい様子を身につけていたけれど、幼馴染みのハーフエルフの少女の前では、口調も態度もどこか砕けたままだった ]
じゃあ、いつか探しに行く時は、僕が一緒に行くよ。そしてエリザと一緒にウェルシュを守ってあげる。
[いつか二人で旅に出る、それは、貴族としての生活にどこか息苦しさを感じていた彼にとって、とても魅力的な思いつきで、妹のような幼馴染みを守るという誓いも、少年らしい純粋さで口にされた]
― 回想:2年前 ―
ごめん…僕は、もうここに来る事は出来ない。家を出るんだ。
[ 再びの変化が二人の道を分けたのは2年前、彼は母の死に目にも会わせようとしなかった父に反発して、流浪の民や、博打打ちといった怪しげな民達の元へと出入りを重ね、遂に本気で父の怒りを買って勘当された ]
君との約束も守れなくなった…ウェルシュ。
でも、もしも、どこかで、君のお父さんの噂を聞いたら、なんとかして知らせるから。
きっと、知らせるから。
[新たに結ばれたその約束も、未だ果たされてはいない]
― 森 ―
[森の奥からひやりとした空気が流れてくるように感じる。これがシュテルンの言っていた天気の変化の前兆かもしれない]
ウェルシュ…エリザ…
[森が思い出させた名を小さく口にする。父の領地も一部は戦火に巻き込まれているはずだ。あのエルフの森が無事であればいいと、彼は願う]
[たとえ、この戦いで命を落とし、約束を果たす事が出来なくなったとしても…願いだけは残ればいいと]
ごめんな…
[遠く、狼の遠吠えが聞こえた気がした**]
―狩猟小屋前にて ―
[コンラートの呼びかけのおかげ>>73でネージュがこちらにきてくれて]
借りるだけさ。悪いようにはしない。
[そう答えてから、続いた言葉>>73に後ろ手にふりふりと]
約束しよう。
[そう答える様子はコンラートを安心させたか、不安にさせたか]
ゆっくり休むといい。
[そうマリエッタ>>76にも返した]
―狩猟小屋前―
[ネージュと二人きりになるとぎゅっと抱きしめ]
いい鱗触りだ。大切にしてもらっているのだね。
[語りかけてから少し間をおいて]
いや、すまない。別に君の主人を困らせたかったわけでは…ない…?
[本心からそうかといわれると自信がない]
[ネージュと一度瞳を交えると、顔を隠すようにしながら]
いや、ボクとしてはだな、コンラートに最大限の好意を寄せているつもりなのだが。
ああ、これは君の相方には内緒だぞ。
[あわててそう付け加えて]
まぁ、同じ人を大切に思う竜同士、君ならわかってくれると信じているぞネージュ。
[竜の交流、それは会話として成立してるのかどうか、わかるのはコンラートくらいだろうか。
彼がその様子を見ていたか、あるいはネージュから一部だけでも聞いたりはするかもしれないが]
[ネージュから離れると適当なところに腰掛けて]
しかしコンラートもボクを見捨てれば苦労もすくないだろうに、優し過ぎるのも、難儀なのだな。
それで変に損をしなければいいが。
本当に誰にでも優しいやつだから……
[まだ若干、何かを根に持っているらしい]
まぁ、戦いが終わって、地下牢に戻ってからも……
コンラートが飽きるまでは……
もしくは戦いが終わった後に、すぐかもしれないが……
[彼の心や思い>>59はよく知らない、自分にとって特別>>58な相手ではあるが、
彼にとって自分がどうなのかまでは察するには及ばず]
あまり、コンラートに甘えて背負わせるわけにはいかないか……
[塔を抜け出す為に、捕らわれの自分を助ける真の役目を背負わせる方法はひとつ心当たりがなくはない。
何度かそれを考えたことがある。けれどそれは決して軽いものではない。
なので複雑な乙女心や竜心が混じりつつ、彼にそれを口にすることはできないでいた**]
─ コリルス 詰所・外 ─
休んでるよーに思えないからうるさくしてんでしょーが。
[むっとしたレト>>0:443に返す声はこちらも棘のあるもの。
昔と比べて遠慮無い物言いをするようになったが、レトに対しては遠慮どころの騒ぎじゃない。
それは一重に変わる前の自分を知っている彼に、変化の理由を話せない後ろめたさからで。
自分が悪いと思いながら、喧嘩紛いの言い合いを続けるばかり。
素直に言えたならきっとこんなやり取りなど不要だろう、簡単な一言も言えないままで。
キアラの含み笑いを受ける様子に、軽く口を噤んだ]
─ コリルス 詰所・外 ─
[キアラがレトに向ける言葉>>0:377に口は挟まなかった。
彼女の騎竜師としての自覚が薄いなどとは思っていないから。
けれど、こちらへの反論>>0:388にはちょっと眉が下がって]
うん、まぁ。
トルメンタがいればそうそう危なくないとは思う。
キアラが傍にいたらトルメンタも嬉しいんだろうとも思うけど。
常に野営みたいな休み方じゃ、キアラの体がもたないでしょ。
レトの言う通り、休む時にはちゃんと休まないと。
[レトの言葉>>0:361を引き合いに出しながら、語気を少し抑えて重ねる。
騎竜師と竜の絆の強さは見ていても伝わるものだから、キアラの気持ちを汲みたいとは思うが体が資本なだけに無理はしないで欲しいとも思うから]
─ コリルス 詰所・外 ─
…ならいーんだけど。
[だから、言い切るレト>>0:444に向ける声は険を含みながらも瞳は不安そうなものになる。
影竜の特性を知らない訳でもないから、言葉>>0:445そのものを疑いはしないけれど。
初めて出会ったときと変わらぬ印象の少年が、有事にどんな行動に出るか予測出来るから]
え?
あ、こら、待て!!
[微か思案に耽りかけてしまった為、言い逃げよろしく、笑顔で足早に立ち去る少年に反応が遅れ。
その背に慌てて声を投げるもその足を止めることは出来なかった]
─ コリルス 詰所・外 ─
…ったくもう。
しょーがないんだから。
ね、キアラ。
あんなヤツほっといて、部屋にもどろ?
[追いかければ追いつけただろうけれど、今呼び止めればまた言い合いになってしまうだろうと思った為に足は動かず。
代わりに溜息混じりの言葉を落としてから、キアラに声をかけた所で通信>>0:403が入り。]
─ コリルス 詰所・外 ─
了解。
必要なら呼んで。
[告げられた要件には、端的に返答した。
キアラに改めてちゃんと部屋で休むようにと声をかけてから]
あたしも今日は休むわ。
これから忙しくなるかもしれないし、万全にしとかないと。
[偵察の結果次第では、駆り出される可能性もあるからと。
そう言って、彼女と別れた。]
[部屋に戻ると、まっすぐ寝台に倒れはしたがすぐには眠らず。
腕輪に埋め込まれた煙水晶に唇を寄せた]
...Aufstehe,luf.
(起きて、ルフ)
Ich brauche dein Hilfe.
(貴方の力を貸して欲しいの)
[息を吹きかけ、師によって施された風精の封を少しの間解除する言葉を囁きかける。
目覚めた風に、寄せたままの唇を触れさせて]
起こしてごめんね。
今夜だけ、この辺りの見張り、お願いできる?
偵察隊が出た分、人が減ってて。
[風精に向ける柔らかな笑み、語りかける声に昔の面影を宿すのは、無意識の内。
一人でいる時にしか声をかけないからというのもあるだろうけれど]
いってくれる?
ありがとう。
何かあったらすぐに呼んでね。
ちゃんと起きるから。
[あの時自分に応えてくれたのは、素直な心のままに願ったから。
それを封じてしまった自分には応えてくれないという不安が、この風精と接する時の態度に表れているのかもしれない。]
それじゃ、お願い……あ、ちょっと待って。
[風精を向かわせようとして、ふと気付いて引き留めた]
あのね。
余裕があったら、レトのこと見ててくれないかな。
多分ルアルと一緒に竜舎で寝てるとは思うんだけど。
その…疲れてないかな、って。
[既に偵察に向かっているとは知らず、風精に頼むのはさっきまで言い合いしていた少年について]
心配、だから。
[本人に対しては絶対に言えない一言を、風精に告げた**]
/*
[←思いっきり、「こんにゃろうwwww」とおもったいきものはこちら]
[なにこの微妙な距離感楽しすぎるwwww]
明日の朝の天気で、動き決めるっていうから。
今の内は、休んどけよ?
[夜気に晒され、ひやりと冷たくなった褐色を撫でながら呟く。返された、きゅぃぃ、という声に、ほんの僅か眉が落ちた]
あー、わかってる、わかってるって。
俺も、ちゃんと休むよ。
何が起きるか、わかんねぇしな……向こうの竜と出くわす可能性、低くねぇし。
[少しだけ真面目な響きを帯びた声に、影竜は同意するようにきゅぃ、と鳴き。
それから、物言いたげな紫紺の瞳をこちらに向けてきた]
……大丈夫だよ。
そりゃま、できれば、さ。こんな状況以外でまた会って、『閃影』としての名乗り、上げたかったけどさ。
[空での邂逅の折。
歳はさして変わらぬように見えたのに、彼女は既に号を得ていた。
自分はまだ、見習いとしか名乗れなかった事は、負けず嫌いの少年の内にずっと引っかかっていて]
……こーゆー状況じゃ、改めての名乗りが戦場の空で、になるのは、どうしようもねぇじゃん。
[口ではそう言っても、どこか割り切れないものがあるから。
緋色の竜の話題に触れると、微かに揺らいでしまう。
それでも、それが微細なものに止まっているのは──未だ、知らぬ事が多いから]
……ま、今考えすぎても仕方ねーしな。
とにかく、俺は平気だから。ゆっくり休めよ?
[出来る限りの軽い口調で言いながら褐色を撫で、炭焼き小屋へと戻る。
先に休んだファミルを起こさないように気をつけながら毛布に包まり、壁の一画に寄りかかって目を閉じて。
沈み込むのは、浅い眠りの内。**]
/*
あ、レトへの視線>>75の意図するところがたぶんわかったぞw
僕が居眠りしたら……ってやつか
さて帰るか
―― 深夜:クレイエラの森・狩猟小屋 ――
[小屋の中では窓際の壁を定位置として、そこに背中を預けて座り込む。
アリーセが見張りをしてくれるのなら自分は寝てしまうのがいい、分かってはいたが。]
………んー…。
[表にいるアリーセとネージュが気になって眠れない。
小屋には防音なんてものは皆無であるし、深夜で静まり返った森での事。
壁を隔てているとはいえアリーセの声は聞こえてしまう。
会話の内容までしっかり聞こえず、ぼそぼそと声が届くだけに余計に気になる。]
―― その頃ネージュは ――
[コンラートに頼まれたからアリーセと共にいる、それはいい。
けど何でこんな話に、と瞳をくるりと回しアリーセを見つめている。]
きゅう(ナイショ?どうして、すきっていったらいいのに。わたしもコンラートのことだいすき。)
[同じ人を大切に思う同志と言えばそうなのだろう、頷いた。
しかし続く言葉(>>87)にはくるる、と喉を鳴らし不快感を示す。]
きゅ(コンラートはみすてないよ。やさしいのってダメ?どうして?)
[複雑な乙女心というか竜心というか、なんだか沈んでるように見えて。
慰めるようにすり、と顔をアリーセの頬へと擦り付ける。]
きゅぅ…(あまえたらいいのに。)
[不器用な少女だと思いながら、アリーセが喋るのをやめるまで会話は続くだろう*]
―― 狩猟小屋へと戻る ――
[外では何やら乙女同士の会話がなされているようだ、内容までは分からないけど。
聞こえていたら間違いなくアリーセに詰め寄って、どういう事(>>88)だと問い詰めるところだが。
ふわ、と欠伸を噛み殺す。
流石に眠気がやってきて、表の二人…二匹、いや二人でいいだろう。
彼女達の事は気になるが盗み聞きというのも趣味が悪い。
無理矢理に目を閉じて横になれば意識は暗く沈んでいった。]
[夢を見た。
幼いキアラと自分が森の中へと冒険に出る夢を。]
(違う、これは夢じゃない。実際にあった……。)
[幼い子供達だけでは危険だから二人きりで森へと出る事はなかった。
でも二人とも好奇心旺盛で、森は楽しくて優しいから冒険に出たくて。
だから親には内緒で家を抜け出した事があった。]
ねーキアラ、あっちいこー?
[無邪気にキアラの手を引いて向かった先にあったのは小さな泉。
二人は目をきらきらと輝かせて泉に飛び込んだ。]
つめたーい!
[笑いながら水飛沫をあげて騒ぐ、楽しい気持ちが胸を満たしていく。
しかし幼い子供の体力は少なくて。
そろそろ水から上がろうとして、水底に煌く何かを見つけた。
あれが欲しい、きっと凄く綺麗だから。
必死に手を伸ばしても届かない。
潜りたくても上手く潜れない。
もどかしくてじわりと涙が滲んでも、キアラの前では絶対に泣かない。
だって自分は”おにいちゃん”だから。]
あれ、ぜったいにきれいなのに。
[結局取る事は出来なくてその日は諦めて村へと戻り。
そして大人達に大目玉を食らった、そんな幼い日の夢を見た。]
―― 早朝 ――
[目が覚めたら外は薄らと明るく夜明けを示していた。
覚醒を促すように頭を振り、夢を思い出して懐かしさに目を細める。
あの日取れなかった何かは数年後に取りに行った。
あの時に見た物と同じだったのかどうかは分からないが、自分ではそうだと信じている。
胸元を手で押さえると服の下に硬いものがあって、それをぎゅっと握り締めた。
それは一枚のコインで、穴を開けて紐を通してある。
泉の底には数枚落ちていて、キアラにも同じ物を渡した。]
……どーしてんのかな。
[氷竜軍の騎竜師がキアラでなければいい。
きっとどこかであの日のように笑っていればいいと、そう願う。]
二人ともおはよう。
ちょっと霧が出てきてるし急ぐか。
[森にはぼんやりとした霧がかかっていて、徐々に濃くなっていく気配を漂わせている。
今ならまだ飛べるだろうと二人を急かし自分もネージュの元へと。]
ネージュおはよう。
[優しくネージュを撫でるとネージュも身体を擦り寄せてくる。
その瞳は何か言いたげで、疑問を視線で投げ返してもネージュは何も言わない。
内緒、とアリーセに言われたから律儀に守るつもりらしい。]
………?
[首を傾げながらもネージュへと跨り、アリーセとマリエッタも準備が出来たのを確認して。
薄い霧のかかる空へと舞い上がった。]
/*
こんな時に片付け命じられてすっごい迷★惑★です★
この時期自室あっついんだよぉぉぉぉ!!
[自室の扉を閉めないと開けられない引き出しの整理のために自室の扉閉めてます。
+風通り悪いので蝶暑い(誤字はわざと)]
あぁぁ、早く返信したいのにぃぃぃぃ!
せっかく!ゆっくり!時間が!あるのに!
なんでこんなことぉぉぉぉぉ!!!(ちゃぶ台返し)
[さっさとやりましょうy]
/*
あ、そうか。
騎竜師がタッグ組んでるなら精霊師が多い、が、あったんだっけ……うんまあその辺はまあ、さらっと触れるくらいでだいじょぶかしら……。
さて。
森での交戦(決めつけてる)組の動き的に、どのタイミングで動き出すか悩む(むにに
/*
所で今更な話だけども。
森まで結構距離がありそう(マップの感覚だと人の足で最短1日?)だけど、霧ってそこまで広域にはならない、よな……?
……本格化する前にローとウェルシュを森に連れてっちゃえばいいのかし ら
[ところで竜ってタンデムはできるだろうけど、三人乗りってありなの? 特に何も記載はされてない けど 乗馬で行かせると結構時間が掛かりそう な]
― 早朝:炭焼き小屋→外 ―
[浅い眠りが破れたのは、夜明けの少し前。
昇りきらない陽の光と覚めぬ夜天の色が、濃いいろの影を織り成す時刻。
曖昧なその時間に目覚め、一通り太刀を振るうのは常の習慣だが]
……さすがに、ここは自重しねぇと、だよな。
[ぽつり、と呟いて動き出す。
他の面々はどうしていたか。
起きている者がいるならば、ちょっと出る、と言い置いて、向かうのは外]
おー……。
[外に出たなら、包み込んでくるのは少しずつ濃さを増していく真白]
これなら、飛んでいけそう?
[霧が今よりも濃くなるなら、紛れて飛ぶ事もできる。
勿論、同じように霧を利用される可能性はあるから楽観視はできないが。
ともあれ、足を向けるのは褐色の相方の所]
いけるか、ルアル?
[こちらに気づいてきゅぃ、と鳴いた影竜の首筋を撫でてやりつつ問いかける。
返るのは、肯定の響きを帯びた、きゅぅ、という声]
ん……よし。
これなら、飛んでく事になるだろうし。
翼、解しとけよ?
― 早朝:クラタエグス砦・宿舎 ―
[結局、合間に浅く眠りはしたが夜半通信具に起こされる事は無いまま空は白み。
宿舎から外に出て、すれ違った夜警の兵に問いかけた。]
……そうか、森の方面は動きなし……か。
[便りが無いのは、とは言うが。
遠く森の方を霧が覆い始めたらしい、と聞けば、眉を顰めて。逡巡の末、通信具を取り出した。
通信の宛先を、全部隊にするか。少し考えた末。
……当事者3名と、昨日偵察報告の折に居た2名。事を大きくする前に、と、その5名だけに絞って。]
― 早朝:通信 ―
……コンラート、アリーセ、マリエッタ。
誰か、聴こえているか? 夜が明けたが、そちらの状況はどうなっている?
ロー、ウェルシュ。夜半、そちらに何か通信は来ていたか?
偵察部隊が動けないようなら、こちらから向かう。そのつもりで、準備だけはしておいてくれ。
[伝われば問題無かろう、と。問う声は簡素に。]
…………。
……動くなら、霧が濃くなる前の方が良いんだが……。
[通信具を離し。見遣るのは南天、森の方角。
出立の準備だけはしておくよう、砦に残る2名には伝えたが。
……ウシャスで運べるだろうか、と。少し、考え込んで*]
― 深夜/クレイエラの森・狩猟小屋 ―
[外からはアリーセの微かな話し声が聞こえていたが、内容までは聞き取れず。
どうやら危険はなさそうだと思うと、疲れもあったのだろう、いつしか意識は微睡んでいった]
[海の色をした精霊石が、淡く輝く。
微睡みの中で夢見るのは、師や兄弟子と過ごした時間の事]
夢、……ですか?
[何かの折に交わした、そんな言葉。
師の優しく深い眼差しが、兄弟子のきらきらした瞳が、自分の方を見ている]
わたくしは――
[瞳の中で、精霊石の光が揺らいで、溶ける*]
― 早朝 ―
あ……おはようございます。
[目を覚ましたのはコンラートに声を掛けられた時だった。
急かされるままに身支度を整え、小屋の外へ。
ネージュとコンラートが視線を交わしているのは見えたが、その意味までは読み取れない]
― クレイエラの森・上空 ―
[昨日と同様竜の背に乗り、空へと向かう]
――やはり、視界はあまりよくありませんね。
[舞い上がる竜の上から、周囲を見回す。
身を隠すには好都合だろうが、敵を探す側としては不利であろう。
昨日の判断は間違いだったのだろうかと、淡い後悔が首をもたげる]
あの人なら、こういう時、読み違えなかったのかしら……?
[ふと思い出すのは、天候を読むのに長けた兄弟子のこと。
目的を果たしてすぐ師の許を去った自分と違い、きっと精霊師として立派に修練を終えたはずだ]
(駄目。余計な事を考えていたら)
[ふる、と小さく首を振る]
少し、……術に集中します。
精度は昨日より落ちるかもしれませんが……。
[そして意識を、精霊の気配満ちる世界へと揺蕩わせた]
― 回想・参戦前のコルリス繁華街 ―
シュテルンさんも?
あはっ、そうなんだ。
[シュテルンの笑顔は心を溶かすような温かみがあって、へなりと眉を下げていた顔も釣られたように笑っていた。>>0:438
昔を思い出すようでほっとけない、と助けてくれた時に言っていた彼の父の言葉とも重なる。
やっぱり親子なんだなあと、親の顔も思い出せなくなっているので、どこか感慨深くシュテルンの顔を見つめていた]
うん、次はもっと早く気がつけるように注意します!
[そもそも間違えないようになるべきだろうに。どこかズレた決意表明をしながら、胸の前で手をギュッと組んだ*]
/*
さて、どーしよう。
……こっちひとがいなさ過ぎて動けねぇwwwww
まあ、2dまでは夜も長めに時間取れるから、俺はなんとかなるんだけど。
― 回想・参戦前のとある日 ―
[昼下がり、お客さんの途絶えた時間。
今日はシュテルンも商会の仕事ではなく自衛団のお仕事でやってきていて。>>0:439]
そっ、それはそうだけど。
ちゃんと整えてあれば十分に過ごせるような場所……
[そういう場所を選んだ、と言い掛けて、むぐっと喉を詰まらせた]
……を、選んだりしてないのかしらっ。
誰かが意図的にやったことならっ。
[誤魔化しと言ってもこの程度。速攻で気づかれなかったのは、シュテルンの人の良さというものか]
じーさま?
レト?
[パニックする頭はシュテルンの話についていけない。
鸚鵡返しに聞けば、どこか誇らしげにレトは友達なのだと教えられた。>>0:440]
そうなんだ。立派な騎竜師がいたんだ。
そうだよね。これだけの街だもんね。
[呆然としながら答えていれば、受けた衝撃の大きさも伝わろうというもの。とうとうシュテルンにも気がつかれてしまった。>>0:441]
えっ、あっ、うっ。
[絶叫されるとパニックも進行した。
意味なく両手をばたつかせていたが]
……ハイ。
[おとなしくしてるようにと言われ、がっくりと項垂れた。
このまま逃げ出すことも考えはしたが、恩を仇で返すのは申し訳なさ過ぎる]
師匠、連れ歩かなくても騒ぎになっちゃいましたぁ。
[涙目になりながらここにはいない人へとぼやいて、シュテルンが戻ってくるのを待った*]
あなたが、レトさん?
[そして初めて会った、年若い騎竜師に目をパチクリとさせた。
立派なと聞いて師匠のような壮年の人物を想像していたから、落差が大きくて。
後から考えればシュテルンが友人と言うのだから若くてもちっとも不思議はなかったけれど、この時はそんな論理的思考は残っていなかった]
……細氷の騎竜師、キアラ=メモリアです。
まだ名乗りたてですが。
条光の騎竜師、ダニール=エギンの下で修行を積みました。
あの。放っておいたわけじゃないんです、けど。
[洞窟の中にある鞍や当座の支度金に借りた分で求めたトルメンタ用のあれこれ、全部を見られたと思っていたので全面降伏の構えで名乗り、青年騎竜師を見上げた*]
― コリルス 詰所・外 ―
うー……。
分かってはいるんだよ。
[レトにはお互いさまじゃないかという思いと騎竜師としての誇りから多少の気炎を上げられても、リーゼロッテにまで柔らかく重ねられると反論できなくなってしまう。>>90]
無理はしてないから。これは本当。
これからも、できるだけ気をつける。
[この「できるだけ」がまた怪しいところではあるのだが。
回数の多さを知っているレトからは目を逸らして、リーゼロッテに頷いた。>>0:443]
[レトの主張も、夜の方が調子良いというのは納得ができる。>>0:444
トルメンタと絆を結んでから自分が寒さに強くなったのと同じことだろう]
調子がいいのは分かるけど。
[そういう意味ではないのにと。
物言い足りげなリーゼロッテと顔を見合わせた。>>91]
うん、トルメンタは羽竜としては頑丈な方だし。
ルアルよりは多数を相手とするのに向いてるよね。
[真面目な戦力分析は一理も二理もあったから、簡単に説得されてしまった。>>0:445
竜舎に向かうレトを見送って]
そだね、ここに立ってても仕方がないし。
もどろう。
[呼びかけに頷いて歩き出せば、同じく通信が入った。>>92]
― コリルス 詰所・外 ―
キアラも了解です。
[残念ながら名前を聞いただけで場所が分かるほど、まだこの地に精通してはいなかった。
村の名前で言われたなら、何か心の琴線に触れるものもあったかもしれないけど。その場は素直に答えるだけで、リーゼロッテとも別れて部屋へ戻った]
―― 早朝:森の上空 ――
[マリエッタが術で辺りを探ってくれているおかげで楽出来ていい。
今の所肉眼でもなんとか飛べる程度の霧ではあるが、もし敵影が見えたとしたら相当近づいてからになる。
常に緊張しながらの飛行は消耗も大きいわけで。
そこを補佐してくれる精霊術は有難い。]
…と、ラートリー?
[通信具から声が聞こえてきて、それにマリエッタが答え。
こちらへと視線を投げられて少しだけ逡巡し、通信具へと。]
もう起きてたんだな、こっちはマリーが言った通り。
霧はこれから濃くなってきそうだからちと急いでる。
敵かどうかは分からんけど騎竜の気配はまだあるね。
この霧で引き返してくれりゃいいんだがなぁ…。
まあ取り敢えず俺らはこのままミリカ村に向かう。
そこで霧が晴れるまで待機になるかもな。
[伝えたい事を伝えると通信を切り。
傍で飛んでいるアリーセへと視線を向ける。]
大丈夫か? この霧の中だと飛ぶのも大変だろ。
[霧が濃く、視界が完全に覆われてしまう前にミリカ村へと辿り着きたい気持ちはあれども。
無茶をさせるわけにはいかない。
ネージュの力で霧を払う事は出来るがそれも短い時間だけだ。
一人なら兎も角、巻き起こる暴風に二人を巻き込むわけにもいかないだろうし。
アリーセの返事がどうであれ、途中で休憩を挟みつつ村へと向かう。
その間にも霧は濃くなっていき不安が増していった。]
― 回想:10年前 ―
ジーク?
あたしはウェルシュ。
この子はエリザだよ!
[硬直した様子>>80に不思議そうな表情になりながら、
初めて会う一族以外の人物に少女はきゃっきゃ、と楽しげな声を上げた。]
― 早朝:クラタエグス砦:兵舎 ―
[森のほうにいって寝れなかったものや、通信を待っていて寝れなかった雇用主と違ってしっかりと寝た...は既に早朝の鍛錬を終わらせていた]
確かに…わかってたことだが、砦はあっちと違って娯楽が少ないな。
[傭兵たちがぼやいていたこととを思い出しながら、見張り台にでも向かおうかと思ったところで通信>>113が入る]
やはり……あの気配はまだありますか。
[自分には感じ取れないものをネージュは感じているのだろう、と聞こえて来たコンラートの声から、自分の意識に訂正を入れる。
それでも、コンラートがこちらの術を頼りにしてくれているのがわかるから、どうにか気持ちを途切れさせずにいられた]
[霧は刻一刻と深くなり、視界も肌に触れる力の感触もぼやけていく。
休憩の折には断りを入れて術を解いたりもしたが、その時間は少しずつ長くなっていった]
― 早朝:通信 ―
いやこちらには報告は来ていない。
わかった。何かあっても動けるように馬でも用意しておく。霧がでたら大人数は動かせないしな。
[ラートリーからの連絡にはこちらも端的に返した]
― 森 ―
[ 彼が炭焼き小屋へと戻って来たのは、レトが目覚める少し前。>>110シュテルンはちゃんと起きていたかどうか…いずれにしても、寝ぼけ顔をからかい、ちょっかいをかけて笑ったのは間違いない ]
大分、霧が出てるぜ。これならいけそうだ。
[ レトが起き出すのを見ると、外の様子を伝え、彼が半身たる竜の元へと出かけるのを見送った>>110 ]
― 深夜・クレイエラの森/炭焼き小屋 ―
[――懐かしい声を、聞いた気がした]
……。
[閉じかけていたまぶたを押し上げて周囲の様子をうかがう。
辺りを見回ってくる、と言って小屋を出て行ったジークムントはまだ戻ってきていない。
夜はまだ深いままで、冷えた外の空気だけが、時間の経過を感じさせた]
― 炭焼き小屋 ―
さて、フロイラインにも、そろそろお目覚め願わねえとな。
[ 小屋に出入りがあったにも関わらず、一向に眠りから覚める様子のないファミルに、彼はそっと近付いた ]
…疲れてんだろうけどなあ…
[ 寝苦しいだろう炭焼き小屋の床で、ぐっすり眠っている様子を見れば、ここまでの道程の為だけではない疲労が溜まっているのが目に見えるようで、起こすのが忍びない気分になってしまう ]
[寝ないためにも、またどう動くかの判断材料とするためにも。
作戦会議中用いた、精霊の騒ぐ様子から天候の変化を予測する即席手段ではなく、
精霊に語りかけ天候の変化を聞き出す正式手段を行おうと思うも]
………はぁ。
[どうにも集中できないので結局やめた。
――懐かしい声が、今度ははっきりと、耳の奥で響き渡った]
僕は、どこまでも遠くに行きたいんだ。
[何かの折に、「船に乗って世界を見て回る」という夢を語った後、>>116
さも当然というように少年は、妹弟子に、訊いた]
……マリーの夢は何?
[そうして、きらきらした眼差しを向けて、答えを、待った]
今頃こんなこと思い出したって、まだ……。
まだマリーがほんとーに向こうにいるのか、
……わからないんだから。
[ヴォルケンシュタイン。
その家名は、海精軍に参戦した有力貴族のリストの中にあった。
とはいえ、父の築いた情報網をもってしても、
一族の長兄か、軍の中で相当上の地位についている者しか参戦の事実は確定できず。
マリーが――マリエッタ=ヴォルケンシュタインが海精軍に所属しているのか否か、
未だに少年は、知らない]
だから……。
[一筋の望みを胸に。
思い出すのは、無事目的を果たしたマリエッタが、
コリルスを去った日のこと]
またこの街に来いよな! 絶対!
それでもう一回海を見るんだからなー!
[再会を願って、右手を差し出した。
初めて出会った時のように。
約束が、こんな形で果たされるなんてことは。
あってほしくはない――]
― 夜・コリルス・自室 ―
[部屋に戻ると服を脱いでパタパタとはたく。
トルメンタにくっついた後はこれをしておかないと、羽根をあちこちに散らかしてしまいやすい]
これでよしっと。
[そのまま下着姿でベッドに背中から倒れ込む。
確かにこういうことは竜舎では出来ない。部屋で休むのも悪いとは思わないのだけれど]
はぁふ。
[転寝だけでは寝足りない。
靴を脱ごうと起きて屈めば鎖の擦れる音が鳴った。
子供の頃からの唯一の持ち物であるコインが、宙で揺れる]
……いったところで仕方がねーか。
[戦場で殺伐とし続けるよりも酒のんで賭博の一つでもしたほうがまだマシだというそれはそれで不謹慎なことを考えながら円盾に槍を括り付けて背中に背負い、フォルカタを腰にさす。具足の類はまだいいだろうと考えながら厩舎へと向かった]
― → クラタエグス砦:厩舎―
― 回想:10年前 ―
うん、そう。
お母さんたちは名前とか教えてくれないけど、あたしは探しに行きたいの。
[ジークと友人になり数年たった頃、ささやかな、けれどずっと温めていた夢を打ち明けた。
顔を知らぬ父を探すという夢を。
そして、返ってきた答え>>81に少女は驚きで目を見開いて。]
……え?一緒に来てくれるの?
ホントに!?
[幼馴染が色々と頑張っているのは何となくであれ、解っていたから誘わずに行こうと思っていたのだが。]
― 回想:10年前 ―
それなら、あたしもっと精霊術と弓の練習してジークの援護できるように頑張る!!
[兄のような、しかしどこか違うような感じもする幼馴染が守ってくれるのなら、こちらも、と小さな誓いを立てた。]
― 回想:参戦前の一幕 ―
[とりあえず、当人と話をさせろ、と言うわけで。
引き合わされて最初の反応>>124の意味はわからなかった、ものの]
閃影の号を持つ者、レナートゥス・アイヒェ。
……あー、呼ぶ時はレト、でいいから。
[名前が長いから縮めているのだ、というのはいつもの説明。
本当はもう一つ理由があるのだが、それを他者に語った事はない]
細氷のキアラ、か。
……ほったらかしといたわけじゃない、ってんなら、なんで竜だけ外おいといたんだよ?
[声に、ほんの僅かに咎めるものが混じるのは、扱いに納得がいかないが故のもの]
外から来たんなら、知らなくても無理ないけど。
……古くて頭の固い連中は、氷竜ってだけで神聖視する事もあるから、色々と面倒なんだよ。
てわけで、お前さんの竜、迅速に街に入れるのを要求する。
自衛団の竜舎使ってんのは、俺のルアルだけだし。
ま、快適とは言い難いかもしれねぇけど、設備はちゃんと揃ってる。
……相方と離れてるってのも、落ちつかねぇだろ?
だから、迎えに行ってやれよ。
[何でもない事のようにさらりと言いきる様子は、キアラからは果たしてどう見えたやら。*]
/*
なぜ僕は
「その時には僕の船に乗せてあげるんだからなー!」
と約束できる設定にしなかったしっ……!
A.だいたい入村文のせい
あとねー、弟子が増えて1ヵ月後の話も浮かんできてるんだけどそちらはまたあとで
― 回想:2年前 ―
そうなの…。
[告げられた言葉>>82に、少女は哀しんだ。
小さな誓いもそうだが、幼馴染と共に在れなくなることが、哀しくて。
それでも、差し出された約束に頷いた。]
うん、お願いね。
…いつか、また生きて会おうね!
[願いを込めるよに、少女はジークの手をぎゅ、と握ろうとした。*]
― 炭焼き小屋 ―
[少しずつ深くなっていく真白を見ながら考える。
滑空を利用した哨戒飛行なら、音も少ない分気づかれ難い。
霧に紛れて飛べば、そう簡単に見つかる事はないだろう、という読みもある]
距離は空いても連絡は取れるし、な。
[小さく呟き、もう一度影竜の首筋を撫でる。
この天気なら、自分が先行するのはありだろう、と。
そう考えながら、小屋へと戻った]
― 早朝・炭焼き小屋 ―
[ それでも、時間は有限だと、彼も判ってはいたから、そっと手を伸ばして、ファミルの肩を軽く揺する ]
…朝だぜ、そろそろ出発だ。
― クラタエグス砦 馬舎付近 ―
お?お前は確か…エリザ…だったっけか?
[竜舎や馬舎近く>>0:311に作られた仮設の寝床から顔を出したのは通常の狼と比べるべくもない大きさの狼だ。当初来たときは驚いたものの今では狼がいるのにも慣れたもの。手を伸ばして撫でることもせず、隣へ手を伸ばせば届くぐらいの位置ににしゃがみこむ]
お前の主人は、なんでこんな場所にいるんだろうな。
[返事などあるはずもないと知りつつぼやく。謝る必要もないのに謝っていた少女>>39の印象は変わらず、だからこそ余計に浮いているようにも思えた]
残念ながらまだいるみたいだなぁ。
[マリエッタへとそう返し。
時折休憩を入れ、その度にマリエッタは術を解く。
自分は精霊術の事はほとんど知らないが、相当な負担がかかっているのだろうと察し。]
無理させてごめんな?
もうちょいで着くと思うから。
─ クレイエラの森 炭焼き小屋 ─
[眠りは深く、一度外へ出て戻って来たレトの気配にも、明け方出て行く気配にも、ジーク殿が起こしに傍へとやって来た気配にも気付くことは出来ずにいた。
夢すら見ぬ深い眠り。
それはこれまでの疲労の蓄積を物語っている]
─── …… …
[規則正しい呼吸は壁に向けて。
覗き込むなら、あどけない寝顔も見れるだろう。
とかく起こすまでは起きる気配が無い]
[霧さえなければと思った所でどうしようもない。
太陽は真上へと差し掛かっているはずだが、霧も大分濃くなってきていて太陽すらぼやけて見えないでいた。
睨むように上空を見上げ。]
……大丈夫、だよな。
[真っ直ぐに進めばミリカ村へと辿り着くはず。
しかし濃霧に覆われているせいで方向感覚が鈍っていて。
ネージュも感じる気配へと気を取られているのだろう、村から少しずつ逸れていっていた。
このまま進めばミリカ村を通り過ぎて氷竜軍側の偵察部隊とぶつかるだろう。]
別に無力だからとか、バカにしていってるわけじゃねぇーぜ。術をつかえるって話だし、それにああいう空気のやつはいるだけでありがたいんもんだよ
[殺伐とした空気の中、歌を歌う子供。手を握ってくれる老婆。暖かい食事を作ってくれる料理人。時に彼らは重厚な盾よりも頼もしく心強く感じるものだ]
事情があるんだろうけどな
[だからこそ余計に意味があるのだろうか。かえらない問いを口にしながら、話を聞いているのかいないのかわからぬ狼へと、噛まれないように注意をしながらそっと手を伸ばしてみた]
[肩に触れるもの>>149、揺すりながらの声に薄っすら瞳を開く]
……………
[瞳を開けば先ず目に入るのは壁。
その状態で現状を整理し、理解に及ぶとゆっくりと瞬きを繰り返した]
あぁ。
[短く返事をし、横たえていた身体を起こす。
敷いた毛布の上に座る形で、寝乱れた髪を手櫛で梳いた。
身嗜みを先ず気にしてしまうのは貴族故と取られるか、単に女性っぽいと取られるのか。
その辺りについての思考は働いていない]
― 現在:早朝 砦/兵舎 自室 ―
[また生きて会いたい。
そう思ったのはなぜだったか少女自身わからない。
けれど、偽らざる心からのものだったのは確かだった。
幼馴染に教えたお茶>>14も、どこかで役立っていればいいと思う。]
……ん、と。
[それなりに早い時間に目を覚まし、軽い運動をしていれば通信が入り。]
ええええっと。
これはこう、だっけ。
[あまり術具に慣れていない性か返答が遅れたのはやむなしか。]
/*
すっげえ進めてくれてる……ありがてえ…… >>153
普通に愛を語ると誤解を招く表現を零しそうなので、
こーいう、進行に気を配れるところを評価しているんだからっ、と、
まともに見える独り言をかきかき
― 回想:2年前 ―
生きてって…縁起でもないなあ…
[ それが、別れの悲しみを堪えての言葉である事を朧に理解していながら、幼馴染みの言葉に>>147彼は苦笑してみせる ]
ああ、いつかきっと
[ぎゅっと握られた左手に、右手を重ね、当てのない約束をまた重ねた]
それまで、元気で、ウェルシュ。
[最後まで、うまく笑みを浮かべる事が出来たかどうかは、自信がないままだった*]
― 早朝:通信 ―
こちらも、報告は何も。
いつでも動けるように、準備しておきますね。
[素直に何も受けてないことなどを素直に口にした。]
― 炭焼き小屋 ―
[ ファミルが目を開けると、彼はすぐに手を離し、いくらか距離を取る ]
外で待ってるぜ。身支度くらい、一人で出来るよな?
[ 寝起きの仕草>>155は目に入っても、何かを感じた様子は見せず、別の方向にからかうような言葉をかけると、ファミルを一人残して、外へと出て行った ]
エリザ、偵察に行く準備しよ……って、あ、あれ?
[先ほどまで共に自室にいたはずの、エリザの姿がいつの間にか消えていて。]
……厩舎の方に行ったのかな。
[一応、ご飯くれるし、と少女は首を傾げた。]
― 朝・クレイエラの森 ―
結局夜通し森見て回ってたんだ……。
ご苦労っ!
[戻ってきたジークムント>>134にそう言ってびしっ、と敬礼してみせたが、
声は若干眠そうだし表情にも元気さは欠けている。
それでも外の様子を聞けば表情を引き締め]
霧かー……隠れるのには都合がいいね。
― 回想 ―
うんっ!
[大人は危ないというけれど、森は不思議なおもちゃ箱のようで素敵な場所。しかも頼れる兄一緒なら、何も怖いことなどない。
二人でこっそり家を抜け出して。手を引かれるまま、ワクワクドキドキ道を進んで。>>106]
ちべたーい!
[たどり着いた泉へ一緒に飛び込むと、舌っ足らずにキャッキャとはしゃぎ、少年に水をかけたりかけられたり。
ひとしきり遊んだところで、それは見つかった]
きらきらー?
[しゃがんで手を伸ばしてみるけれど、当然手は届かなくて。
危ないから待っててねと言われて岸に腰掛けた]
― 回想 ―
[取ってこようとする少年の手も中々届かない。
何度も何度もやっても届かない。少年の顔も強張ってくる。それが泣くのを堪えてるからだなんて少女には分からなくて]
ふぇ。コンにぃ。
[段々不安になってきて、ぐずりと鼻を鳴らした。
それが諦める切欠になっただろうか。取ること叶わないまま家へ戻ることになった。
当然のように怒られたけど、それよりも兄が悔しそうだったことが悲しくて。その日は夜もしょんぼりとしていた]
― 回想 ―
わぁっ。すごーい!
ほんとうに、きれい!
[それから数年後、大きくなった少年はあの時取れなかった宝物を見事に手にしてきた。
少年がそうだと信じているのだから、少女にとってもあの時の煌めきそのもの。>> 108
自分にもと渡されたことが嬉しくてたまらなかった]
たいせつにするねっ!
ぜったいなくしたりしないから!
[紐を通してもらって胸に下げた。母親にも自慢げに見せた。
父の所へ行く時も、それは服の上で揺れていた。
谷から落ちた時も、お守りを握るようにギュッと掴んだ。
発見された時にも、それは手の中に握りこまれていた*]
/*
おにゃのこ縁故を二つとった時から、覚悟はしていたが、ものの見事な散弾銃状態である…
いっぺん死んでくるしかないな、このこ。
/*
あれ、部屋で普通に一緒にいたんだっけか。ここにいるもんだとばっかおもってたが、読み落としかぁ・・・すまぬ
/*
というかこのふたり兄妹のように育ってるし死亡フラグ爆撃弱そうだなおい…… >>162
むしろアリーセとの仲を指摘されて爆ぜればいい
わたくしの夢、……ですか?
[僅かに首を傾げて見せたけれど。
答えは、決まっている。
ヴォルケンシュタインの家に生まれた娘として、たった一つの模範解答のために、今まで生きて来たのだから]
わたくしは――
[ざぁん……と、潮騒の音が響く。
窓から差し込む光で、海の色を封じた精霊石が、きらきらと光る]
― 炭焼き小屋 ―
あぁ、問題無い。
[ジーク殿の言葉>>158に私はまだ少し働かない頭で返事をした。
揶揄いが含まれていると気付いたなら、もう一言反論がありもしたのだけれど]
[小屋に一人となると濡らした布を用意して、肌着のみになって身体を拭いた。
本当なら昨夜のうちに湯浴みをしたかったが、この状況でそれが叶うとは思っていない。
男性と比べれば明らかに細い四肢や胴を清めてから、改めて戦場服を身に纏った。
その上にフードマントを身につけるのも忘れない]
(ずっと、ここでこうしていたい)
勿論、良縁を得て良き家に嫁ぐことですわ。
[そして、それはどちらも叶わないと知っている]
― クラタエグス砦 馬舎付近(エリザ) ―
くぅ。ふぅんふぅんくぅぅ
[狼は近づいてきた異国の民の疑問>>150に鼻を鳴らして答える。
青年がそれをどうとらえたかは狼には分からない。
もしかしたら父親がいるかもしれない、という淡い望みだけで少女がこの戦に参戦したと、異国の青年に伝える術はない。
けれど。
少しでも伝わればいいとエリザと呼ばれる狼は伸ばされた手>>154を舐めた。]
― 回想:前線配属時 ―
[だからコリルスの街の名を聞いた時は、どきりとした。
世俗を離れた師はともかく、シュテルンは巻き込まれていやしないかと]
でも……船乗りになってるなら、戦う理由はないはずですわ。
既に街を離れているなら……。
[その戦乱こそが少年の夢を阻んでいると、貴族の娘は知らない。
だから戦乱へと飛び込んだ時の気持ちのまま、海沿いの砦を目指したのだった*]
─ 朝/炭焼き小屋外 ─
[荷を纏め、皆が居るであろう外へと出る。
それはジーク殿が小屋を出てしばらくしてからのこと]
待たせたか。
[既に揃っている様子にそう言葉を発し、フードの奥から天候の確認をした]
……霧か。
これなら、レトが先行しつつ進むのも可能だな。
離れれば互いの位置確認も難しくなるだろうが、そこは通信機で補おう。
― 早朝・炭焼き小屋・外 ―
[ 外に出て、戸口を塞ぐような位置に寄りかかった時に、レトが戻ってきたのに出くわす>>165 ]
いや、別に。
[投げられた問いには、あっさりと返して]
シュテルン、お前、顔洗ってきたらどうだ?あっちに泉があったぜ。馬の上でよだれ垂らして寝たら、レトにパスするからな。
[ まだ若干眠そうなシュテルンには、そんな台詞を投げる ]
/*
僕はくっつきそうでくっつかないもだもだした関係がすきなんだけど、
めったにできないそれが目の前で繰り広げられていてしかもよりにもよって片方がコンラートで僕は
やんでれてないよ!
/*
しかし過去のイメージを先に作りすぎてたので、シュテルンを動き憎くしてないか心配だな……。
確定はしてないと思うけど相手はこう動いてたって先に書いたようなものだし。
船の話は縁故すり合わせでも出てたから大丈夫かなとは思ったけど。
― 回想:参戦前の一幕 ―
それは、その。
この国では、氷竜はあまり連れ歩かない方がいいって聞いてて。
[だからといって、師匠もまさか別行動で暮らし始めるとまでは思わなかっただろう。後で聞いて逆効果すぎたと頭を抱えるかもしれない。それはさておき]
路銀を失ってしまったので、竜舎のあるような宿を借りることも出来なくなってしまって。
トルメンタが過ごし難くはなさそうな場所を見つけたからこの街に来たのもあって、それで。
[咎めるような口調は耳に痛かった。>>145
トルメンタが甘いのをいいことにやらかしたことだ。
自分でも言い訳っぽいなと思い始めて説明は途切れた]
ごめんなさい。
堂々と連れ歩くなって、そういうことだったんですね。
でも、竜舎の当てはまだ。
[しゅん、と項垂れたら、解決案はサラリと出された]
/*
ジーク殿が正体を知っていることを知っているかに悩むわけで。
ただまぁ、5ヶ月前の再会で私はファミーユであることを隠さずに対応してしまっているので、その時に確認されている可能性もある。
どっちにも転べるんだよな。
もうちょっと悩もう。
[昨日とは一変した景色。
真白い霧に包まれた森を眺めつつ、目を覚まそうと試みるそばから、
容赦のないツッコミ>>175が飛んでくるが]
ふっふっふ。
これは偵察任務。つまり何もなければ戦闘にはならない。
戦闘にならなければ! レトにパスされたところで、
おっかない要素なんて何もないんだー!
[うまく切り返せた気がした。
思わず「どうだ!」と言いたげな表情になった]
/*
こっち時間先行してるし、回想でも回して誤魔化すか…。
アリーセの約束どうこうを回収したいんだけどなんも思いつかないという。
こっちは他愛もない言葉だったのにアリーセが本気に捉えた、とかそういうのがいいよな。
― 回想:参戦前の一幕 ―
自営団の竜舎?
[それは願ってもないことだったけれど。>>146
簡単に借りられるものなのだろうか。それとも]
レトさん、若く見えるけど実はかなり偉い人?
[素直な感想は、騎竜師としての経験の浅さを綺麗に露呈していた。知識と実感との遠さとはかくも、である]
でも、お願いできるなら。
何かあった時は、勿論私も協力しますので。
よろしくお願いします!
[深々と頭を下げ、シュテルンもいたなら店番を外れる許可をもらって。レトの言葉に甘えてトルメンタを迎えに行き。
当然のように、街が参戦を決めれば……となった**]
― 早朝・炭焼き小屋・外 ―
つまり、戦闘中は怖いんだな。
[妙な理屈でドヤ顔になったシュテルンに>>178彼が返したのは、ある意味冷たい一言]
[ そのうちに、ファミルが出てくる気配がすると>>174戸口から離れ、その言葉に頷いた ]
そんじゃま、出かけるとすっか。
[段々と濃くなっていく霧にまぎれるようにして、ミリカ村への道を辿る…反対方向から、同じ場所を目指している者達の存在にはまだ気付かぬまま…]
― 早朝:通信 ―
そうか、報告はなし……か。
解った。
他に急務は無いし、2人とも今日は偵察班の動きに備える物と思っていてくれ。
[>>~3>>~4聴こえた2人の声に、了承を返す。
元々>>43ウェルシュも>>0:476ローも了承の意は示していてくれたが。その3名ならどうにでもなるだろう、と、算段を付けて。]
[ほどなくして聴こえた声は、精霊師の物>>~1]
ああ、ラートリーだ。
……ああ、森の小屋か。
気配は……そうか。霧で視界条件は互角とは言え、もし遭遇しても、あまり深追いはするなよ。
……そうだな、向こうが引き返すようなら何よりなんだが。
解った、いずれにしても状況が落ち着いた時点でまた連絡をくれ。
[>>~2続いて聴こえた声にも、短く答え。通信具を置いた*]
― クラタエグス砦 馬舎付近 ―
おお!?思った以上になつっこいやつだな。
[故郷の荒野に住んでいた狼との違う反応をするエリザ。
撫でようとした手はその途上で舌>>171に迎撃されたが特に不快をしめすこともなくされるままでいる。
言葉は伝わらないが、まるきり変なことをいっていたわけではないのだろうとだけあたりをつけて]
でも、ここに居続けて深刻にならなきゃいいんだけどな。
[ただそうとだけ願うように舌をかいくぐり、指先でそっとエリザのほほを撫でた]
― ─ 朝/炭焼き小屋外 ─ ―
その時はその時だ。
可能性ばかりを積み上げていては身動きが取れなくなる。
[レトの言葉>>176には頷きながら返して。
出発を促すジーク殿>>180にも諾の頷きを返した。
愛馬の下へと行き手綱を木の幹から外して。
馬上の人となりミリカ村を目指す。
探査の法を持たぬ身故、自分達以外の存在があることを察知するには、だいぶ近付いてからでなければ難しいことだろう]
/*
>>181
>一部の兵士から、『曲芸飛行』などと称されている辺りから
あんのじょうおとうとはやんちゃろせんでした。
……んー……どうするか、なぁ。
とっとと砦を出てから何か考えるべきか、或いは森まで行っちゃうか。
コリルス残留組がどうするのかにも依るのかなぁ。
こっ……怖いのはあくまで、戦ってる時のルアルの背だからな!
[ある意味冷たい一言>>180にも最初は切り返せていたが]
戦うのとか戦う相手のことは……別に……。
[そうとは言い切れないのは、深夜によぎった懐かしい思い出が示す。
弱まる語気としゅんとなる表情の行き先を求め小屋の方を振り返れば、
ちょうどファミル>>174が出てきたところ。
あわてて表情を引き締めた]
[ 出発のどさくさに紛れて、レトだけに通信を送る ]
フロイラインとシュテルンは大分疲れてるからな、なんかあったら頼むぜ。
[ それは、戦闘にでもなったら、まず二人の安全を確保しろ、という意味だとは通じるだろう ]
了解した。とりあえずは待機してる。
[>>~5にこたえて]
森……ミリカ村か…協力でも仰げたらいいんだろうけどな。
[……が、レト>>181の提案にあっさりと目を輝かせる。
何もなければ、と頭につくのが少々不安ではあるが安定は保証された! はず!]
もちろん!
上から様子を見るよ。
………?
[小屋を出た時、シュテルンが奇妙な行動>>184をしていたため、不思議そうに瞳を瞬く。
それからじっとシュテルンを見詰め、頭の中に浮かぶものをしばし整理した]
シュテルン。
お前は確か、操船が可能だったな?
[問うたのは、彼が得意としていると記憶している事柄。
頭の中は既に現状打開に向けて働き始めていた。
答えを得れば、「そうか」とだけ返し、ミリカ村へ向けて出発することとなる]
―― 回想:一年前 ――
[警備兵になって二年程経って、その頃にはアリーセとも現在のような遠慮のあるようなないよな、傍から見れば仲良しと言える仲になっていた。
扉越しの会話も慣れたもので。
最近は見つからないように辺りに注意を払いつつ、人のいない隙に話しかけている。
それでも話に夢中になれば見つかって怒られるのだが。]
…ふーん、こういうの女って好きだよなぁ。
[とある物語。
運命に引き裂かれた男女が苦難を乗り越えて結ばれる話。
よくある物語だが、あまり興味はなかった。
アリーセはどうだったか、面白いと言ったかつまらないと言ったか。]
白馬の王子様か…俺じゃ白竜だしな、てか王子様ってガラじゃねぇか。
[笑いながら言って、それでもふと笑みを止め。]
俺はさぁ、護ってやるとかそういうのより。
一緒に戦ったりとかそっちのがいいな。
[それはただの空想で、でも悪くないなと一人で頷く。]
あ、でもいざって時は絶対に俺が助けるから。
そんで俺がやばい時はアリーセに助けて貰うってのはどう?
俺ね、最終的に二人で生き残る方がいいと思うんだよな。
[物語だと女を庇って男が死ぬなんてよくあるけど。
どうせなら二人で一緒に生き残ってずっと一緒にいた方がいいだろう。
それは他愛のない会話だったけど、いざ戦場に来てみれば。
やっぱりその方がいいと思うなんて、その時には考えてもいなかった*]
─ 回想/前夜 コリルス・詰所 ─
分かってるならいーんだけどね。
無理してないって言って無理するのが近くにいるから、一応。
[キアラ>>125に苦笑しつつ、レトにちらりと目を向けて。
少女が頷いたのを見ると、それ以上は言うのを止めた。
その後続いた会話>>126に見合わせる顔はお互いに似通ったものだったけど、結局レトを止めることは出来ずに]
それじゃ、キアラ。
お休みなさい。
[通信を切り、彼女>>128に手を振って自分も部屋へと戻った後風精に願い、眠りに落ちた]
― クラタエグス砦 馬舎付近 ―
[敵と味方、言葉の意を理解できるくらいの知性は有している。
願うように紡がれた言葉>>182に、狼は目を細め。
ただ頬を撫でる指にされるがままになっている。**]
/*
爆発しろ
爆発しろおおおおおおおおおおおおお!!!
それはさておきやっぱペア戦やーりーたーいー
レトと、ではなくキアラとならワンチャンありですか
[力不足なために風精を使役する権限はまだないが、少女と風精の結びつきは強い。
何せ彼女が精霊師としての道を歩みだした第一歩であり、少年との関わりもある。
だから、夢に見たのかもしれない。
師と旅立つ少年を見送った後のことを。
正式に精霊師の弟子となって、始まった修行の日々は苦ではなかった。
自分でも出来ることがあるということが嬉しかったし、それに]
え?
先生、レトくんの先生のお手伝い、してたの?
[師から聞いたこの話が、次に少年と会える時までの目標をくれたから]
わたしもね。
レトくんのお手伝い、出来るようになりたい。
次にあえるの、いつかわからないから。
もう、いっしょに遊べないかもしれないから。
かわりに、レトくんについていけるように。
だからね、わたし、──…
[この願いは、変わる前ならきっと伝えられただろうけれど。
現状は伝えられぬまま、胸の中に仕舞いこんである。
けれど、諦めてしまうことも出来ないからこうして夢にみるのだろう]
[一方。
頼みを託された風精は詰所の周囲を見るとは別に、偵察隊に合流しようとする少年にもついていった。
まだこの風精を使役するには力不足な少女に与えられている権限は、石に施された封を一時解除する自由のみ。
封を解かれている間、風精はある程度の自由が認められている。
とはいえ、水晶から離れれば離れる程に使える力は弱くなる為少年の傍にいても出来ることは少なかったが。
影竜が風精に気付いた>>97のを見れば、その体が少しでも夜露に濡れぬよう微かな風を纏わせて。
その後は何事もなく水晶へと戻る時間になっただろう]
― 朝・コリルス詰所 ―
[そして迎えた、朝]
……………
[目覚めはどうにも気恥ずかしいものだった。
多少の気まずさも抱きつつ、体を起こし。
夜番を頼んでいた風精を呼び戻せば、寝ている間のことを聞いて。
レトが偵察隊に合流したことも聞けば、ちょっと眉が動いたけれど]
…うん、そっか。
遠くまでお疲れ様、ありがとう。
Zurück,luf.
(戻って)
[風精を労い、封に戻し。
手早く身支度を整え、部屋を出た]
そんなに弱くないってか?
[指で撫でても反抗もない。だが不安を覚えている様子もない狼をみれば、杞憂であるかと思って苦笑しながら、手を頭に伸ばすことはやめる。ほほをなで、耳を掻き、あるいはなめられながらしばしエリザと戯れているだろう**]
― 通信 ―
それは、
……確か、コンラートもだったか? 部隊の中にも何名か、あの村の出身者が居たと思うが……
[>>~7聴こえた声に肩を竦め。
……ふと、上空を見上げた。向こうは霧、こちらも……天候の色は、芳しくない。]
…………。
……馬でも竜でも、出すなら今……か。
[……ウェルシュは、狼も従軍させていただろうか?
何れにせよ。空模様に、溜息一つ。そして。]
……コンラートは、村へ向かうと言っていたな。
ひとまず、出るか。あの辺りまでなら恐らく移動は馬なら2日……竜でも1日は掛かるだろう。その間に連絡か……別に動きがあれば、また対応すればいい。
[とは言え、地図では把握していてもこの辺りの地理には疎い。
もっと良い案が、誰かから出たかもしれないが。呟けば、森からの通信に、更に眉を顰めて*]
― クラタエグス砦・竜舎 ―
……待ち過ぎて動きが取れなくなるのも、事だな。
[見上げた空は薄色。
村までは徒歩3日、馬なら2日……己の単独飛行でも1日は掛かるか。森が霧に覆われるなら、出るのも今の内だろう。]
最悪、途中で馬を置いて2人とも乗せればいいか?
……どれだけ距離を稼げるか、次第になるだろうが。
[とは言え、単独でなければ半日は余分に見た方が良いかもしれないが。荷を確かめ、ウシャスの背に鞍を置いた。
……愛竜の視線からは、目を逸らして*]
……ん?
[ファミル>>186がじっとこっちを見ている。
続く問い>>187に答えるにあたり、少年にしては珍しく、
意図を、考えてしまう]
できるよ。
けど……ここには船はないし海でもないよな。
[首をひねる少年をよそにファミルはそうか、と答えてやがては馬に乗る。
少年も急ぎ、ルアルの背に乗った。
忠告めいた言葉に従い、>>194
レトの肩を握る手にぎゅっと力をこめていれば、
ふわり、と浮かぶ感覚に包まれた]
― 通信 ―
期待できねーか。もうここが戦争区域に入ってから結構経ってるしな。
[出身者としては巻き込みたくないことだろうが]
兵隊じゃなくて木工技術が有用ならそれを借りれればいいんだけどな。
[実際、兵器運用。あるいは野営作成などができる技術かはみてないからなんともいえないし、もともとそういう権限もないからこれ以上は特に突っ込んだ意見もない]
―回想:深夜のクレイエラの森・狩猟小屋―
[すりより慰めてくれるネージュから返される言葉のひとつひとつはやさしさを感じるもの]
実に似ているね。二人の絆の深さを感じるよ。
[その後は他愛もない話や、若し聞けたのならコンラートのことも少し聞いたかもしれない。
会話がやがて途切れ、朝も近くなってくると霧が出てきた]
― クレイエラの森・上空 ―
[舞い上がった褐色の翼は、数度の羽ばたきの後、気流を翼下に捉える。
羽ばたきの動作は最低限の飛行は、文字通り空を滑るが如く。
隠行という事と、飛ぶに不慣れなシュテルンを乗せている事。
それらをあわせ、影竜も少年も、いつもよりは穏やかな飛行を心がけていた]
……今んとこ、静かなもん、か。
[舞い上がってしばらくは、静かなもの。
けれど、目的地へ近づくにつれ、影竜の紫紺の瞳が周囲を忙しなく見回す回数が増え始めた]
……ルアル?
なんか、感じるか?
[それが、何かを感じているときの仕種なのはわかるから。
首筋を叩きつつ、短くこう問いかけた。
返るのは、きゅぃぃ、という肯定の響き]
…出るのか。聞いてた天候なら大軍動かすわけにもいかないから少人数でいくのは構わない。何もなければ森以外のほうも見ておけばいいしな。
[後は気分転換。などと口にするのはやめておいた**]
―早朝:クレイエラの森・狩猟小屋―
やぁ、おはよう。コンラート、マリエッタ。
[二人がきたら挨拶をし、ネージェが彼の元にいくのを少しの間だけじっとみている、
何か言いたそうにしながらも黙ってくれているネージュに心の中でお礼の言葉をつぶやいた。
自分は特に準備といえるものはないので二人がよくなるのを待ってから]
よし、行こうか
[こちらに来たときのようにネージュに続いて地を離れた]
―早朝:通信―
[自分は封印の精霊術の影響だとか、謀反のきっかけになる恐れがあるとか、
あれこれ理由をつけられて通信手段をもっていない。
なので通話は基本そばにいるコンラートかあるいは他の誰かに頼ることになるだろうか。
もっとも自分から発信することはそうないだろうし、なにかあれば周囲の人間が教えてくれるだろうと]
[霧も濃くあまり離れると互いの姿も見えなく可能性がある為、なるべく3人から離れないようにとび。
合間の休憩は結果、昨日より多くなるだろうか]
急いでいるのだろう?ボクは心配いらない。
二人の疲労のほうが心配だ。
[コンラートはまぁ大丈夫だろうと妙な信頼をしていた]
最悪はぐれた場合には村で合流すればいい。大丈夫、方角は把握しているよ。
[もっとも、自分みたいなのが一人で村に現れれば村人たちの心中は大丈夫じゃないだろうが]
[自分はマリエッタやネージュのように気配を感じ取れるわけでもなく、コンラートのようにここの地理にくわしいわけでもない。
なので、その後についていきながら村の方向からそれていることに同じく気づかずに]
だいぶ深い霧だな。
[敵の精霊術ということは、マリエッタも反応していないことからおそらくはないのだろうと、
まだ、そう思えるだけましと思うことにした]
[そうしてるうちに、ラートリー>>199から声がかかれば、エリザとの戯れをやめて、具足と馬を用意するだろう。竜に乗る時は少し難色を示すが、最終的には従うこととなる**]
― 森→ミリカ村 ―
ほんっと現金な奴だな。
[ 嬉々として影竜の背に乗るシュテルンを見送り、ファミルと馬を並べてミリカ村への道を辿る ]
[ 荷物がひとつ減ったことで、黒馬の動きは軽くなり、自然速度も上がる。ファミルの馬を置いて行く事のないよう、調整しながら、霧に半ば閉ざされた道を急いだ ]
……なーんか、嫌な感じがする。
[感じた予感は通信にのせて、行動を共にする者たちへ]
ルアルが、なんか感じてる。
何が、ってのは、上手く言えねぇんだけど。
上から注意は払うけど、下も気ぃつけといて。
― ミリカ村への途上 ―
[レトから届いた通信の内容に、彼は空を見上げる]
嫌な感じ、か…馬鹿には出来ねえな。
[呟いて、ちら、とファミルの方を見やった]
/*
様子見しすぎてもって言われても、こっちはかなり動いてるんだけどなぁ。
流石にさ、確定で遭遇するにしても時間差がありすぎるとそっちの進路まで確定しないといかんし。
んー…急ぎすぎた?単純に発言数の差って気もするけど。
了解。
危ないと思ったら、とっとと逃げるか隠れるかしろよ。
曲乗りなんかしたら、シュテルンが目え回すからな。
[内心はともかく、レトに返す言葉は軽い]
─ コリルス詰所 ─
見張りお疲れ様。
昨夜は変わりなかった?
[風精から連絡を受けたものの、見張りをしていた仲間に声かけをして。
是が返れば、うんと頷きを返したものの空の様子に気付いて少し眉が寄った]
…なーんか、霧出てきてない?
濃くなってきたら厄介そう。
[偵察に出ている面々が簡単に霧にまかれる訳はないだろうけれど。
仮に敵方と遭遇した場合、こちらから援護に向かう邪魔になりそうだと考えて]
― ミリカ村への途上 ―
どうする、指揮官殿。
危険があるかもしれねえが、このまま行くか?
引き返すなら、今が最後のチャンスかもしれねえぜ?
[ 一見、ファミルに決断を委ねるかのような言葉だが、ファミル自身が引き返す決断をしても、彼が一緒に引き返すとは限らない…と、予測がつくのは、レトあたりだけ、だろうか? ]
─ コリルス詰所 ─
…あ、ごめん。
何でもない。
でもどうしようね、あんまり霧が濃くなるようだったら周辺の見回りにでも出ようか。
[急に黙ったのを怪訝に思われ、どうしたと問われたのに慌てて頭を振る。
生家が海精側である以上、生家と繋がりある家もまず海精側と思って間違いは無いだろう。
もしかしたら、自分を知る人がいるかもしれない。
そんな不安で思わず固まってしまったが、考えすぎだと思い直して。
仮にいたとしても、戦うに躊躇う事も無いしと話の続きに戻った]
[まさか、自分にとって大切な二人が戦場に来ているなんて思いもしていないから**]
― 回想:一年前 ―
[コンラートとの会話の回数もだいぶ増えて、遠慮のない言葉は……、
元から多かったかもしれないが、最初にあったころよりも随分と心を許している様子は見て取れたかもしれない]
どんな話だい?ボクもうら若く、かわいい乙女の端くれだ。
[コンラートの話>>188に耳を傾け]
[白馬の王子との言葉>>189に]
柄ではないね。
白馬に跨るコンラートは確かに想像がつかない。
[ただ、白竜に跨る姿はきっと様になるのだろうと、口にはしなかった]
[共に戦う…、それは自分の矜持にも合うもの]
その考え、好きだよボクは。
[扉越しに語りかけるその表情は彼に見えなかっただろうが]
二股とは、欲張りなのだなコンラートは。
[そして続けた茶化すような言葉は、照れ隠しもあったのかもしれない]
でも、悪くはない。
そうだね……、約束をしよう。
コンラート、君はボクを護るといってくれたからね。
[そっと胸に手をあて]
コンラートがピンチの時にはボクが護る。
このボクに流れる竜の血に誓おう。
[彼にとって、この約束がどれほどの重さだったのかは知らないが…、
少なくとも自分にとっては彼と交わした大切な約束であった]
今の状況ではそんな話も程遠いのかもしれないけどね。
[今の、この日がくるまでは]
[少し意識を傾けてみたが、正確な方向や人間の数まではわからず。
コンラートとアリーセにだけ届く声で]
少し、術の強度を強めますか?
向こうに探索者が居れば、それで気付かれるかもしれませんが……。
[しかし相手が既に気付いている可能性もあるし、逆にここで術を使う事が先手を取る機会になるかもしれない]
いずれにしろ、攻撃しようと思えば出来る距離までは近付いているはず。
心構えだけはしておいた方がいいですわ。
吹っかけられても、相手すんなっつってんだ、この鉄砲玉野郎。
[軽く返った言葉に、わざと全方位に向けた通信を投げ返す。本陣に残る者にも聞こえただろうが、誰に向けての通信かを気付く者は限られるか]
―― 夕暮れ時:クレイエラの森の上空 ――
[霧は益々濃くなっていき、もう手を伸ばした指先が見えるか見えないかくらいにまでなっていた。]
…いくらなんでもまだ着かないってのはねぇよな。
[長年過ごしてきた森とはいえ、この視界では今自分達がどこにいるのか把握する事は出来ず。
空を見上げても太陽の位置すら曖昧だ。
どうするか考えているとネージュが唸るように喉を鳴らし。
それとほぼ同時だろうか、マリエッタが敵の存在を察知した(>>218)]
― ミリカ村への途上 ―
[シュテルンはレトと共に空へ。
私とジーク殿は馬を並べて陸路を進んだ。
先程シュテルンに訊ねたことに関しては一度置き、移動に意識を集中させる。
そんな中、通信から伝わった内容を聞き、フードの奥から周囲を見遣った。
けれど、視界は白に包まれたまま]
これだけ視界が悪いのなら、進んでも引き返しても同じではないか?
ミリカ村まで後僅かなのだとしたら、そこまで行って態勢を整えた方が良いと思う。
[ジーク殿の問いかけ>>210には少し考えた後、先へ進む提案をした。
引き返す選択肢を選んでも、危険度は変わらないように思えたのだ]
アリーセ、マリー、一旦地上に降りよう。
ネージュは白いから霧に紛れられるけど、念の為な。
[敵がこちらを察知しているのかどうかは分からない。
だがマリエッタを乗せたまま戦うのは不利だし、何より彼女が危険だ。]
術の強度は…いけるか? なら頼む。
[負担をかけながらの行軍だったのに更に酷使させるのは忍びない。
とは言えそんな休ませる状況でもない。
きっとマリエッタなら任せても大丈夫、そう信じて言葉を吐き出した。]
―― クレイエラの森・地上 ――
[地上に降りてもネージュはある方向へと視線を固定したまま喉を鳴らしている。
風を手繰り、気配を辿れば確かに竜の気配。]
マリーあっちの方向に注意してくれ。
アリーセも気をつけて、あまり前に出過ぎんなよ。
[竜の気配がする方向へはマリエッタとネージュへと任せ。
自分は挟み撃ちされないように背後へと気を配る。
じりじりとした緊張感が場を支配し、例え小さな枝を踏みつけた音ですらも敏感に反応するだろう*]
喧嘩っ早いのも程々にしてくれよ。
[レトとジーク殿の会話に対し、追い討ちをかけるように通信を入れる。
その通信を入れることで、ジーク殿の言葉は私に向けられたものではないと、自然と証明することとなった]
― クレイエラの森/上空 ―
霧、……濃くなってきたなー。
[ルアルの背から見る森の風景に、最初は現金にも感嘆の声をあげていたが、
緑より白の割合が高まれば、しだいに言葉少なになる。
ルアルが何かを感じ、地上と上空とで、通信具を介したやりとりが始まれば、
少年も通信具を見える位置に取り出した]
― クレイエラの森・上空 ―
[通信具越しに短い警告を飛ばした後も、哨戒しつつの飛行を続ける]
……いる、よな。
[進むにつれて、それは確信に変わる。
人の気配、竜の気配。
影という、無形にして普遍するものと関わり持つが故に、そう言った気配を拾うのはやや、敏い]
どーする、シュテルン。
一度、下と合流するか?
[そう、問いかけたのは、荒事の可能性も視野に入れた上でのこと。
……通信で釘刺されまくっているのは、ちょっと横に置いておいた]
―― 夕方 ――
こっち多分迷子になった。
そんで敵も近そう、ある意味丁度よかったのかもしれんが。
あんまこっちから仕掛けたくねぇけどこの霧じゃ逃げられる気しねぇ。
なるべく交戦したくねぇけど、そうなったらなんとかするわ。
[潜めた声で早口に告げれば一方的に通信を切った。
そろそろラートリーに怒られそうな気がするが緊急事態だ。
始末書は嫌だと思いながらも周囲へと警戒を向け、神経は張り詰めている。]
…ま、始末書で済めばいいけどな。
[ぽつり、と呟いた*]
― ミリカ村・手前 ―
確かにな。
[ ファミルの判断>>221に納得して、彼は頷いた ]
と、なりゃあ、ちょっと急ぐか。
[馬を急がせようとして、もう一度ファミルの方を見る]
本陣に連絡入れといた方がいいかもしれねえ。
キアラとトルメンタに、途中まででもいいから来るようにってな。
[どうしても退却せざるをえなくなった時、途中まででも、もう一人の騎竜師が追いついて来ていれば、安全を確保できる確率が上がると考えての事だった。無論リーゼロッテがついてくるとしても、止める筈もない**]
……相手と状況によっちゃ、そーもいかねー事もあるだろーが。
[突っ込みの連続に、つい、ムキになってこう返す]
戦闘目的で来てるんじゃねぇのは、忘れてないっつーの。
― ミリカ村・手前 ―
ふむ……騎竜ならば馬よりも早く合流は出来る、か。
[ジーク殿の提案>>228に思案しながら小さく唸る。
街の護り自体は他の若年軍の者達が居るから、キアラとトルメンタを呼び寄せたことで著しく防衛力が低下するということは無いだろう。
何かと遭遇し、撤退しつつになったとしても、増援が来る方角へ誘導しながら撤退すれば合流もしやすく、撃退・離脱の確率も格段に上がる]
連絡を、入れておこう。
杞憂で済むならそれはそれで良い。
最悪の事態を想定し、それを防げる方法を取っていかなければ。
[後の祭り、となってはいけない。
打てる手は打ち、先を想定して動くべきだろう。
ジーク殿の案に賛同し、私は本陣に居る者達に対して増援要請を出した]
― 回想:一年前 ―
ふたま…え…? なんでそうなる。
[びしっとツッコミを入れるが、相手の声は柔らかくどこか茶化しているような雰囲気で。
彼女の内心なんて分からないのでゆるりと首を傾げつつ。]
竜の血にかけてか、そりゃまた大層だな。
俺はなんもかけるもん持ってねぇからどうしようか。
そうだなぁ…。
じゃあ俺自身をかけて誓おう。
ネージュは俺のもんじゃねぇから、残りはこれしかないからな。
もし、約束を破ったら俺の事好きにしていいよ。
[笑いながら言う。
他愛のない言葉遊び、そんな風に思っていたが。
それでも約束を違えるつもりはなく、そんな状況になるとしたら。
何があっても彼女を護ると心の中でひっそりと決意したのだった*]
―クレイエラの森・上空―
[二人が相手の存在を感知>>219>>220すると]
敵さんのおでましかな。
[3人により近くに寄せてから、コンラートの言葉>>222に頷き、
3人とともにそのまま高度を落としていった]
ファミルだ。
偵察隊から本陣へ。
キアラ、至急クレイエラの森にあるミリカ村を目指し出立せよ。
ミリカ村周辺にて不穏な気配がある。
どうやら騎竜師が居るらしい。
こちらにレトも居るが、万全を期したい。
出立後、森まで到着したら連絡を。
詳細な位置を伝える。
他の者達は引き続き警戒を。
騎竜に乗せられるのであれば、もう1人くらい来ても構わない。
では森にて待つ。
[要請と言うよりは命令に近い形で本陣へと通達をした]
―クレイエラの森・地上―
[ネージェが警戒する方向を見ながら、
気配を感じたわけではないが、ネージェの様子から自然とそっちに注意が向く]
前はボクがいこう。
[後ろはコンラートとネージェ>>223に任せながら、術を使っているマリエッタは間に、自分は先頭を歩き始めた]
コンラートもはぐれないようにね。
マリエッタも足元、気をつけて。
/*
……ところで。
さっきから、ものすっごくゆるい揺れが断続的に続いてるんだ。
強くはないんだけど、すげぇ酔うタイプの揺れ方なんだ。
……なんで、クラールハイト系企画やってっと、必ずぐらぐらするん……?
五十歩百歩の言い合いだな。
[本陣への通信を終え、ジーク殿とレトの会話に更に割り込んだ]
この霧の中ならば一度見つかっても再び紛れることも可能だろう。
遭遇しても慌てず対処することだ。
万一この霧により他と離れた場合は、撤退を優先とする。
ミリカ村へ向かうか、森を抜けてキアラと合流するのを目指すこと。
その上で通信機でお互いの位置確認をしよう。
良いか、もう一度言う。
仮に吹っかけられても霧に乗じて撤退するんだ。
分かったな?
[状況を利用して動けと、提案ではなく命令として言葉を発す。
この天候なら必ず隙は突けると、そう考えてのこと]
― ミリカ村手前 ―
[本陣への通達と、通信機で不毛な言い合いをしている2人に釘刺しをした後、私は白に染められる森へと視線を向けた]
…………
[水分を吸ってフードマントが湿り気を帯びてくる。
視界を狭めようとするフードを手で少しだけ押し上げて、視覚と聴覚による警戒を自らも行った**]
[五十歩百歩といわれて、僅かにむくれるものの。
続いた言葉に、大きく息を吐いた]
……了解。
[声に不満げな響きが宿るのは已む無しか。
それでも、今は騒ぐ時ではない、というくらいはわかっているから、それ以上は言わず]
……ま、どう転ぶにせよ。
[呟いて、影竜の首筋に手を当てる]
対応できるようには、しておかねーと。
[掠れた呟きに、影竜は同意するようにきゅい、と短く鳴いた。**]
/*
「船に乗ってます。霧がでました。どうしますか?」
「霧なんて払えばいいのに」
「できません。私達にできるのはせいぜい、道をあけてもらうよう精霊に頼むことです。
あなたは精霊が頼みを聞いてくれるひとになれますか?」
こんな感じの問答が脳内で
/*
ぶつかるなら二日目入ってからのがいいのかな。
バトルは縁故推奨だとマリエッタvsシュテルン、アリーセvsファミルあたりか。
― 回想・3年前 ―
そっか、いいお嫁さんになるのがマリーの夢なんだ!
……、でも。
[その、いかにも女の子にはよくありそうな夢を、にこりとしながら聞いていたが、
ふいに、ともすると忘れそうになるひとつの事実に気付き、表情にかげりを見せる]
マリーは貴族だから……。
親から、こういう人とお見合い結婚しなさい、とか言われたら、
そうしなきゃいけないんだよな?
それって面倒なことじゃないのか?
[少年の言葉を失言と判じた師匠が、穏やかな表情の中に厳しげな視線を混ぜる。
相手が相手なだけに引き下がることにしたものの、
気に食わない、という風に肩をすくめ、]
― クレイエラの森・上空 ―
え?
……ああ、いったん降りるのかってことだね。
[どうやらしばしぼんやりとしていたらしい。
レト>>225の問いに、ちゃんと聞いてることを示すようにこくこくとうなずいた後、
今度は肯定の意思を表すべく首を縦に振る]
合流しよう。
早いところ身の安全を確保したいし。
[主に少年自身の身の安全を、である]
りょーかい。
[そう、ファミルに短く返事した後、
レトの「了解」がむくれてるみたいだと感じ、
ことさら元気よく声をあげる]
……だーいじょうぶだって。
一度撤退してもまた霧にまぎれて突っかかれるって。
その時には僕はもうルアルには乗ってないし。
思う存分飛び回れる!
――あ、待った、やっぱりゆっくり降りて!
精霊術の反応を探すから。精霊師がいるかもしれないし。
[告げて、腰に提げたホルダーから短剣を抜く。
最大で5本まで短剣を入れられるそのホルダーは、
今は1本抜けば空になる。偵察だし。
レトとルアルは騎竜師がいるのを察知した。
ならば精霊師も――と考えたのは、昨日の作戦会議を思い出したから]
―― 僕の声が聞こえるか?
ならば、“迎えよ” ――
[意識を飛ばすのは精霊のざわめきが、聴覚のみならず視覚・触覚でも感じられる世界。
もっとも、平時のように聴覚に頼ることが多いのだが。
降下にともない向きの変わった、竜の翼が風を切る音も。
森の木々が立てるさざめきも。
近くで聞こえる話し声もすべて、消え去り。
――森にいながらにして、漣の音に包まれた]
[範囲を広げる。
こちらへ向かって流れてくる水音が聞こえてくれば目を開ける。
術の流れや性質は、視覚に頼った方が、わかりやすい。
ひとつの川を形作っているように見えるその流れは>>231]
精霊術……!
僕たちのところまでは届いてないけど探る方向はあってる!
このままじゃ気付かれるかも。
[わずか、身を乗り出すようにして、森の中を見下ろす]
―――――…。
[探知した精霊術から、自分の術にもよく馴染む、
懐かしい気配を感じたことは、告げられなかった**]
/*
すっっ げーわかりにくいロールなのは自覚してる……
>>239「そんなこともないのに」で、
師匠は! ちゃんと! 僕とマリーのこと分け隔てなく接してるって! 通じててほしいそれだけが望みいいいいいい
……ち、やっぱいるかよ。
そうなると、色々と面倒だな……。
[相手が騎竜師だけなら、先手を打って仕掛けた後、撹乱して離脱、というのもありかと思っていたが、精霊師もいるとなると難しいかも知れない。
ともあれ、どうするかの判断をこの場だけで下すのは危険だろう、ということで下へと向けて通信をいれる]
シュテルンの探知に、精霊術が引っかかった。
あちらさんは精霊師つき、現在進行こっちに探知が伸びてるらしいぜ!
このまま進めば引っかかるらしいんだけど、どうする?
とりあえず、撹乱機動も考えるとあぶねーから、シュテルンそっちに下ろすのに一度合流するけど。
[探知の結果と、合流の意思をファミルたちに伝えた後、白い霧を見据える。
騎竜師がいるのは確実、精霊師もいる。
それと知れただけでも、緊張は嫌でも高まった]
(……ま、そこにいるのが誰だろーと、俺のやる事はかわんねぇけど)
[参戦が決まった時、心に決めたいくつかの事。
それを迷うつもりはない。
揺らぐ理由なんてない──ないはず、だから。**]
/*
まあ、揺らぐかどうかはねぇ……知らされ方次第かなー、とも。
とはいえ、ラートリーサイドの事情的に、穏便な知らされ方って難しい気がしますw
揺らいでも、レトの根底は一つだから、最終的な方向性はブレない、はず。
まー、全ては流れ次第だけどねー。
/*
ふむ。
一箇所に纏まってバトル、と言うのもちょっとな、と思うわけで。
バトル用縁故を皆大体2つ持ってたりするので、悩み抜いて「こっちと!」となるように戦場を2つくらい用意したいところ。[偉そうだなお前]
今考えているのは船で砦直叩きに行くのと、囮となる隊を作って平原から攻めるもの。
囮は騎竜師を部隊長にして目立たせるのも手かな、と思っている。
だが私は船に乗りたくないジレンマ( [泳げない設定]
さて、私がバトルするとなるとアリーセ一択かな。
アリーセが私しか敵方縁故無いので。
ただちょっとバトるための設定組みを失敗しているので、リカバリかけないといけない。
まぁ、民を護る、があるのでどうにかなるっちゃあなるんだけども。
兄は護りたくなくなってしまっていてな(爆
6年後に死ぬ時って、私が息の根止めるんじゃないかとまで思い始めている(
/*
もりもり独り言を増やす。
今日の流れとしては、偵察隊同士で遭遇、それぞれ顔合わせしつつ、拠点まで舞い戻る、が基本かな。
そう言えば捕虜になるとかやって良いのかなぁ…(うずうず [おいそこの指揮官]
それはさておいて、戦場はバトル希望出してる人の要望を組んで設定するべきかな。
騎竜師バトルなら特に設定しなくても良さそうだがねw
ところで背後は頭の中でファミーユの能力を一般人並にしすぎである(
アリーセ相手に勝てる気がしないよ…。
/*
そう言えば私とラートリー、ところどころ被ってるよな…。
武器がレイピア、腰まであった長い髪をばっさり切って短くしている。
私はあまり被るのが好きではないので、そうならないように先出ししたりしてるのだがなぁ…。
まぁ私の我侭なので言っても仕方ないことなのだけど。
武器未定で様子見するべきだったか。
背後別に細剣好きなわけじゃないしな( [身も蓋もない]
漢は黙って拳←
今の設定が既に苦しくなってきている辺り、こんな面倒な設定組まなきゃ良かったと思い始めている(爆
たまには女性でバトル村参加しようと思った結果がこれだよ…。
兄を酷くしすぎて当初考えていた、双子姫に対しての想いも使えなくなったしな!(滅
シュテルン、煽るな。
[元気の良い声>>=13を耳にして、睨むような低い声を紡いだ。
実際は声だけしか届かないため、本当に睨み付けているかは分からないだろうが]
交戦が目的ではない。
一度離脱した後にわざわざ蒸し返すような行動は避けろ。
[続く言葉はどちらかと言えば不満げな声を紡いでいたレトに向けてのもの]
― ミリカ村への途上 ―
[紡ぐ声は主に通信機へ向けて。
表情と唇の動きはフードによって隠されていた。
尤も、濃く深くなって行く霧の中では隣で馬を駆るジーク殿にすら、影でしか私の姿を認識出来なくなっているかもしれないが]
精霊師もか……。
こちらも揃っているとは言え、厄介だな。
[通信機から伝えられた探査結果にフードの奥で眉根を寄せた]
探知から避けるならば引き返すのが妥当だが…。
[さて、間に合うのかどうか]
合流承知した。
こちらは一度足を止めよう。
[レトの言葉>>=16に対し、森に来ている3人に限って通信を入れて、この霧の中で行き違いにならないように足を止めることにする]
ミリカ村まであと少しなのだがな…。
[進めば発見の恐れ、戻れば当初の目的が達成されず。
先程よりも明確となった状況にしばし思案する。
歩みを止めた馬が軽く頭を振り、ぶる…と小さく鳴いた]
――向こうにも、精霊師がいるようですわ。
それに、向こうもこちらを探りに来ている……。
既に気付かれたかもしれません。
[小声で口早に報告しつつも、固く握った左手の下では、胸が妙にざわついていた。
焦燥の理由は、単に敵が接近しているからだけではない]
[漣に似たその気配は、どこか懐かしい波長を、こちらに返して来ていたから]
――恐らく、相手にも気付かれました。
[通信機に向けた言葉は、僅かな震えを帯びていた]
どうしますか?
相手を避け方向転換するのか、それとも――
[その先の言葉を濁したのは、自ら提案はしたくないという意思の表れだったかもしれない]
―― クレイエラの森・地上 ――
[先頭をアリーセへと任せ、背後を気にしながら前へと進む。
ぴくり、とネージュが動き視線を飛ばすもその先に何があるのか見える事はなかった。]
…あっちにも精霊師が…そうか。
[神経を研ぎ澄まし、視界が効かない分せめて音だけは聞き逃すまいと耳を澄ませる。
槍を握り締めるが不安は尽きない。
元々騎乗用の武器、障害物の多い森の中では使いにくい。
もし戦うとしたら騎竜師だけを上空へと誘い一騎打ちへと持ち込むか。
いざとなれば無茶を承知でアリーセとマリエッタを攫い飛んで逃げる。
流石に砦まで戻るのは無理でも逃げるだけなら出来るだろうか。]
アリーセ落ち着いて、大丈夫俺もいるから。
[声が震えていて、落ち着かせようとそう声をかけ。]
もう気づかれてるなら方向転換して背後からぐさってのは避けたいな。
やるならこっちから突っ込むか、それともここで待ち構えるか、だな。
えええ?!五十歩百歩はねえだろ?
俺は馬で、レトは竜だぜ?かっ飛ぶ距離が段違いだ。
[突っ込み>>=11への反応は彼の方が派手だった。が、問題が激しく掏り替わっている]
[ だが、さすがにそれ以上、不毛な争いを続ける気は彼にも無く、ファミルの命にも、素直に「了解」と頷いた ]
あちゃ、精霊師まで居たか。
[ そんなところへ、シュテルンの探査の結果を聞かされ、顔をしかめる ]
― クラタエグス砦 城門前 ―
そろそろいかないとな。お前はウェルシュのもとにいったほうがいいだろう
[ほほをむにっとしたら甘噛みされたりなどしばしの時間をエリザと過ごした後、言葉がわかりそうなのでそう伝える。
その後鹿毛馬を一頭用意するように頼み、防具として具足と額当てを用意して、馬を引いて門前まで向かった]
― ミリカ村への途上 ―
騎竜師と精霊師、揃って来てるとなると、こっちの本陣への奇襲も疑わねえといけないとこだけどな。
[ ファミルの隣>>249に馬を止め、レトとシュテルンを待ちながら、彼は考えを口にする ]
だが、こっちもそれなりに斥候は送ってる。大規模な動きがあれば判る筈だ。あっちと偵察がダブったってのが、ありそうな線だが、間がわりーな。
/*
おおおおおお……!
よしっ やはりおいしい >>255
騎竜師絡みのペア戦やりたいー(キアラシュテルン対コンラートアリーセをぼんやり想定)から、
初回落ち目指すのを迷ってたんだけど、
(コンラートとキアラが遭遇してないし)
ちょっとSAN値直葬が避けられない気がしてきたので撤回
/*
出来ればエリー(リーゼロッテ)と接触してから判定バトルに入りたい。
でも現状一番フラグ立ってるのが自分たちの気がしてならない……。
― 朝:通信 ―
ここまで中立の立場を取っているようではな……案外両陣営共に出身者が居るのかもしれない。
まあ、どちらにも与さない交易ならばまだ余地はあるかもしれないが……。
[>>~10ローの言葉に返すのは、少し濁した言葉。
そして、>>~11言葉が聞こえれば。]
ああ、出る……んだが。森はどうにも天候が芳しくないらしい。
2人とも、城門の辺りで待っててくれ。……まとめてウシャスで往く。3人乗り……は、初めてだが……馬より少しは早いだろう。
[溜息と共に、砦に残る2人へと声を掛けて*]
乗り物の差は関係ないだろう。
[ジーク殿>>=21にはさらっと返した。
問題点はそこではないから、強引に戻しておく]
― ミリカ村への途上 ―
レトが囮になっても、私達が探知されてしまえば同じだからな。
一気に村まで駆け込んでも……あまり変わらないだろうか。
あちらが村を巻き込んでまでは、と考えるのならば、使える手だと思うのだが。
[空から降りてきたレト>>253の言葉を聞いて、一案を口にするが効果の程としてはあまり自信が無い。
それは声にも現れていた]
─ コリルス詰所 ─
おはようございます!
[朝の挨拶は元気に。
起きた時はなぜか涙の滲んだ跡もあったけれど、夢を覚えていられたことはこの8年間で1度もない。
いつものことと顔を洗って身支度を整えた]
霧が濃くなると、私の視界は落ちちゃうなあ。
ロッテ、もし偵察に出るようだったら、一緒に行かない?
精霊師の探索能力とトルメンタの機動力を合わせれば、いつもと同じかそれ以上に出来ると思うの。
[偵察隊が不在の分もそれで補えないだろうか。見張りとリーゼロッテの話を聞いて、空を見上げながら提案した。>>212]
― 朝:クラタエグス砦・城門 ―
[2人の姿が見えたならば。
城門の前、鞍を付けたウシャスを待機させて、手を振って。]
乗り心地、は……そう悪くはないと思うが。
[自分とローの武装、3人の重量。全て踏まえれば、到着は単独行より少し遅いかもしれないが。]
……すまんな、ロー。まあ、ウシャスは比較的こういう任には向いている竜だ。落ちる事はないから、安心してほしい。
……ああ。武装の重量が不安なら、私……もしくは私とウェルシュとで先行するが。どうする?
[>>206難色を示すローの様子に、言い添える。
……複雑そうな表情は空中故にではなく、かつて対峙した竜の背に、という点かもしれないが。そこは、触れずに濁す。
>>256通信を入れた時点で、城門の前に居たのだろうか。もしもそのまま馬で向かうようならば、そう問いかけて*]
― 朝:城門前 ―
………遠乗りという優雅な状態でもないようだな。
[通信機を片手に用意した馬にすまないな。とその頬を撫でた]
/*
確かめたら思ったより1人だけってのが多いんだな、バトル縁故。
意外と悩まないのか、誰とバトルするかってのは。
― 朝:城門前 ―
………遠乗りというわけにもいかないようだな。
[通信機を片手に用意した馬にすまないな。とその頬を撫でた]
/*
誰とバトルするかを悩むと言うよりは、いつバトルするかが問題なのかな。
譲り合いばかりでは進まない。
悩むと言うことはバトルする気はあると言うこと。
ならいつやるのか。
\今でしょ!/ [黙れ]
― ミリカ村への途上 ―
あぁ、その可能性が一番高いのではないかな。
だとすれば、あちらも極力交戦は避けると考えたいところなのだが。
[ジーク殿の考え>>257は賛同出来る。
私も考えを口にするが、考えが甘いと思える希望だったように思える]
― ミリカ村への途上 ―
村を荒らしたくないのは、あっちも同じだとは思うぜ。
海精軍にとっても、氷竜軍にとっても、ミリカ村は自分達の領土で、村人は自国の民だ。
[ これは他国との戦争ではなく、いわば内輪揉めなのだから、と、自信なさげなファミル>>258に告げる ]
急いで村に入るてのは有効だと俺も思う。はち合わせたとしても、連中が本気でやる気で来てるんじゃなきゃ交渉の余地もあるだろう。
了解した。溜息ばっかしてたら面白くないぜ。
ああ、それとウェルシュ。先ほどエリザは馬舎近くにいた。もし探してるならまだそこ辺りにいるかもしれない。
[ラートリー>>~17には軽く茶化すようにいいながら、ウェルシュにはそう伝え、既に城門前にいるのはただ待つことに]
― 朝:クラタエグス砦・城門 ―
[受けた通信からしばらくの後、ラートリー>>260やウェルシュと合流する。]
乗り心地は構わないんだが…
[いや、それ以前に、自分がいかようにもなく捕まるしかない。生死を握られてしまうような状況が心境的に容認できないというのがあったわけだ。その心境が表情に出たのだろう。気遣いや違う提案をするラートリーにしばし考えた後]
一度試してみて無事にいけそうならば三人でいこう。無理ならば俺は馬に乗ることにする。
[無理だったときのために連れてきた馬を一度門番に預けてながら答えた]
だがその前にいうことがある。
あんたは俺の雇主だ。毅然と命ずればいい。
違うか?
[問いをぶつけるようにしてじっとラートリーを見つめた]
― エリザ/厩舎 ―
[弱くもなければ、強くもない。
それが自分の友人であるウェルシュで。
……唯一の懸念があるとするなら、幼馴染であるジークくらいなものだろう。
しばしの戯れ>>198の後、告げられた言葉>>256に、
じぃ、と見つめた後、狼は友人の元へと去っていった*]
……チャンスだと思ったのになー。
[声色に落胆が滲むのは、避けられなかった。>>=18
投げやりっぽい再度の「りょーかい」>>=20に、
ちらり、と苦笑を見せもしつつ]
面倒だなあ……。
[思わず街で遊んでいるときの気分で、
「どうする? 追い払っちゃう?」などと訊きたくなるのをこらえて呟く。>>246
通信で色々と釘を刺されているのもあり。
ともあれ合流を果たすべく、
褐色の翼は真白い霧をかき分け舞い降りる>>253]
ただ、ひとつ、でかい問題があるっちゃあるんだけどな。
[言ってから、彼は、他ならぬファミルの顔をじっと見つめて苦笑を零した]
こっちには、絶対に落とせない、そして向こうから見りゃ無理してでも奪るに値する駒が在る。
……
………。
な、なんでもないよっ。
気になるけど気のせいかもしれないし。
[まさか、聞かれていたのか。>>=17
動揺を示して声は小さく揺れる]
[このまま進むべきか、それともあちらから接触してくるのを待つか。
暫し考え、そして。]
よし、俺が上空から威嚇してくるか。
ちと相手が誰なのか見たいしなぁ。
[相手の騎竜師が
確かめるついでに少しばかり攪乱してくるのもいいだろう。]
ま、あっちもネージュの気配辿ってんだろうしな。
俺が離れた方が安全だろうし?
それじゃ行って来るから大人しく待ってろ。
[言うとネージュへと跨り空へと。]
/*
>>265
……あ、うん。
そして、その辺りの認識が……あー。wiki見た感じでもト書きでもその前提だったけど、やっぱりそうなるんだよなぁ。
……雇うならラートリーのお財布で、なんだろうけど。貴族基準で言うと個人資産はあんま持ってなさそうなんだよなぁこの子。ま、いいか。婆様のへそくりでどうにかしてるんだろう。
[ラートリーの直接雇用、と言うよりも、砦で雇って配属されてる感覚になってしまってたとかなんとか。]
― ミリカ村への途上 ―
[何の前触れもなく、影竜の紫紺の瞳が上を向く。
きゅいぃ、と、上がる声に宿るのは、警戒のいろ]
……っ!?
向こう、動いたっ!?
[褐色から伝わるものから、竜の気配が動いた、と。
察するまでに、さして時間はかからない]
― ミリカ村への途上 ―
……そうだな。
[>>263 村の者も、海精軍も、氷竜軍も。
皆、同じ国の民。
本来ならば諍う必要の無い者達が、2つに分かれ戦っている]
── 何故、協力と言う方法を取れなかったのだろう ──
[双子の姫達からすれば、それを選択する余地も無かったのかも知れないけれど。
同じ双子と言う立場で思うのは、そんなこと。
兄に思うところはあるものの、あれでも、血を分けた兄妹だから。
双子姫に対してもそんなことを考えてしまう]
…私か。
悟られなければ問題は───
[問題は無い、とジーク殿>>269に言いかけて。
はた、と気付いて半目を向けた]
………おい。
誰がクイーンだ。
[うっかり聞き流しかけたのは、その言葉を発したのが彼だからだろう。
向ける瞳には少し、焦りが浮かんでしまっていた]
― ミリカ村付近 ―
[ 騎竜師を引きつけるという、レトの提案>>268には、肩をすくめて ]
得意分野つーより、むしろお前の趣味じゃねえの?
[ からかうような一言を放つが、止める気も口出しする気もない。ファミルがどう考えるかは知らないが、レトがやれると断言するなら、本当にやれる筈だと、彼は信じていた ]
ならばこうしよう。
レトには撹乱をしてもらい、私とジーク殿、シュテルンは村を目指す。
レトは我々が村に到着したら切り上げて村へ。
仮に相手が追い縋ってきても、村まで来れば話し合いも可能だろう。
[そこまで言って、どうだと問うように私は周りを見た]
!?
[突然の全方位通信が聞こえた時には驚いた。>>=5
すぐにファミルの否定も入て、残るは二人。>>=6]
(でも、どっちかといえばレトが似合ってるかな?)
(シュテルンは鉄砲玉というよりはビックリ箱だよね)
[世話になっているうちに敬称の外れた二人のことを話す声が、自動受信モードを切り替えるのに手間取って拾われなかったのは、行幸だったかもしれない]
─ 朝・コリルス詰所 ─
おはよ、キアラ。
[聞こえた声>>259に、手をあげて笑顔で挨拶を返し。
提案を聞けば、ん、と頷いた]
そだね、あたしもそうしてもらえると助かる。
キアラはすぐ出られそう?
[一応貴族の子女だった頃乗馬は習っていたが、得意ではない。
霧の中を探索しつつ馬を操るのは厳しいと思っていたからキアラの申し出は有り難く。
霧が深くない内に出ておこうかと考え、問いかけに返った答えが是ならすぐさま出ることになったろう]
/*
結局出してみた初案の双子姫への想い。
兄を嫌っていると出来ないんだけどねホントは…。
この辺りもファミーユの甘さなんだろう、ってことで。
― ミリカ村付近 ―
そうそ、間違ってもファミル=ド=ラヴァンディエなんて名乗っちゃだめ。
[ 悟られなければという言葉>>273に彼はうんうんと頷いて、例えた駒にひっかかったらしい様子には、にっこりと笑みを返す ]
ん?うちのキングは鋼鍛侯だろ?
クイーンはチェスなら攻防の要だ。なんかおかしいか?
―― クレイエラの森・上空 ――
[ネージュが示す方へと飛び、やがてネージュがとある地点で前へと進むのを止めた。]
…見えねぇなぁ。
[ネージュの様子から近いのは察するが、霧が濃すぎて見えない。
相手も騎竜師ならばあまり近づくのは得策ではない、となれば。]
―――風よ。
[呟くとネージュの周りを風が渦巻き、それを槍で絡め取って。]
さーて、姿を拝ませてもらおうか!
[勢いよく槍を薙ぎ払えば突風が前方へと向けて吹き荒び濃霧を吹き飛ばす。
濃霧が晴れた範囲も時間も僅かなものでも相手の姿を確認する事は出来ただろうか。]
― ミリカ村への途上 ―
いいね! うまくいくんじゃないかな、その作戦。
ついでに偵察もちゃんとできて一石二鳥!
[ファミルの案に賛同を示すべくうなずく。>>275
レトの実力は全面的に信用しているし、敵方に竜人がいるとは知らないから、
レト一人でもなんとかなる、と]
[詰所の外に出ると決まれば、いつ連絡が入ってもいいようにと立ち上げた所でその通信>>=5を拾った。
誰に対してかははっきりと言われてはいなかったけれど]
まぁ、レトでしょうね。
[呆れ半分溜息半分で落とした呟きは、通信に拾われる程の音量は無かった、はずだ]
― ミリカ村への途上 ―
分かっている。
[名乗りには気をつけろと言うジーク殿>>278に頷きは返すものの、その後については半目を継続して]
そこでチェスに喩える必要は無いだろう。
それにクイーン以外にも言いようがあるだろうに。
[この笑みが憎たらしい。
してやったりと言うように見えるその表情を、両頬を引っ張ることで崩してやりたかったが、レトが出発するよう>>279だったので瞳がそちらへと移った]
間違っても深追いするんじゃないぞ!
[最後の釘刺しも忘れない]
よし、では村へ急ごう。
[レトが注意を引いている間にミリカ村へと向かうべく、ジーク殿とシュテルンを見た。
シュテルンは再びジーク殿の馬に乗ることになるのだろうか。
流石に徒歩で移動させるわけにも行くまい]
― 朝:クラタエグス砦・城門 ―
……好きで溜息ばかりなワケが無いだろうが。
[もう此処まで来れば、直接顔を見て文句を言った方が早かった。
>>264合流したロー・シェンから提案を受け、頷く。]
ああ……ウシャスの血筋は火竜の中でも大型だ。
積載重量を踏まえれば……まあ、そうだな。……上で暴れなければ、大丈夫な筈なんだが。
[朝日に鮮やかな鹿毛馬に、頷くが。
そういえば。……エリザは、森まで同道するのだろうか? そうなると逆に、自分だけ先行する形になりそうだが。]
[しかし。
>>265その前に、と言葉を掛けられ。瞳を瞬かせた。]
………………。
あ、ああ。
……そう、だな。
……それは。そう、なんだが……。
[……前の経緯からロー・シェンを雇う身となり、どうにも落ち着かない事の一つ。
そもそも、自分は人を“使う”事には慣れていない。その辺りの事情を話すと長くはなるが、つまり。“長”と付く身となった今も尚、人を使うより、伺う癖が抜けぬまま。]
[……見つめる瞳。
煙る朝日に、金糸が鈍く輝いて。]
…………。
……「そうだ」、と言い切るのが、理想の“主”なのだろうが。
何時ぞや、胸を張れと言っただろう?
[少し、言葉を選ぶが。
……伝わるのかどうか。そもそも、異国の祖母に影響された自身の感覚が、貴族の割には妙なのかもしれないが。]
――――腕は金で買ったが。
私は、お前という尊厳まで買った心算ではない。
[自信の従軍経験は、浅い。
今は未だ、きちんとした“答え”など出ないのだろうが。]
もし、お前の力量を使う機会に“最善”があるのなら。それは、黙られる方が困る。
特に、竜も馬も得物を選ぶ。……竜は、同乗者には身動きが取りにくいだろうからな。
[そう言えば。移動効率よりも、剣の腕を売る男にはまず、こちらの懸念が先に来たのかもしれない。]
─ 朝・コリルス詰所 ─
うん、大丈夫!
トルメンタも起きてるから、ロッテが平気ならすぐに出れるよ。
[自信たっぷりに言い切った。>>276
人を乗せての戦闘をしたことはないが、いきなりそうなる可能性までは頭が及んでいなかった]
向かう方向はロッテにお任せするね。
私、まだまだ覚えきれてない場所が多くて。
[記憶にない故郷でも森から出たことはなく。
異変に気が付くためにもリーゼロッテの承諾はありがたかった]
……まあ……なんだ。
おかしな事を言っていたら、済まないんだが。
どちらでも、どうにかする。そして、それを考える方が、私には向いているらしい。
ウェルシュも、な。
もしエルザと共に向かうなら、地上の方が動き易いだろう?
[……いずれにせよ。即座に着ける距離では、ないのだから*]
― 砦のどこか ―
エリザどこいったんだろう…。
[へんなりとしながらも捜していると、通信がはいり。]
えっと、うん。
[とりあえず、足手まといにならないようにむかわないと、と小走りで向かおうと。
通信具で返答するのは抜け落ちているようだ。
その途中でエリザと会えば。]
ご飯、大丈夫?
貰った?
[完全に理解できるわけではないが、そう訪ねて。]
やはり、あちらも竜が動きましたわ。
[相手の気配>>279を察し、アリーセに伝える意味も籠めて口に出す。
戦闘が始まれば、言葉にするまでもなくその気配は伝わってくるかもしれないが]
そうなると、問題は地上の戦力ですわね。
[竜同士の戦闘ともなれば、精霊の気配も攪乱される可能性が高い。
そうなると、大規模な術でも使われない限り、相手を捕捉するのは難しくなる]
いつ敵が飛び出して来てもおかしくないと……。
そういう心構えでいなくては。
[精霊と契約は交わしているものの、術の特性上、攻撃手段は剣に頼るしかない。
両の腰に差した得物へ、敵の姿を見ればすぐさま抜くつもりで手を掛ける。
相手が攪乱に乗じ動き始めている>>284とは、まだ気付いていない]
―― クレイエラの森・上空 ――
[霧が晴れ、その中に佇む褐色の竜の姿とちらりと見えたそれに跨る男の姿。]
――――…。
[あの時見た騎竜師ではない。
キアラは女だしこんなごつくはないし、小さい頃から可愛かったしコイツは違う可愛くない。
どこかほっとしつつも少しだけ残念な気持ちになり。]
誰だお前。
[じっと相手を見ながら言葉を吐き出し。
長槍を相手へと突き出し何時でも迎える覚悟を決める。]
[それに。
レトが空中の騎竜師に注意を向けてくれるならば、
自分は地上の精霊師に注意を向けていられる。
――話し合いですむのならばそれに越したことはないのだけれど]
よし、急ごう、……。
[うなずいて、徒歩状態で足をミリカ村方面へと向けて、立ち止まって。
もんのすごく気まずそうな表情でジークムントとファミルを交互に見た]
レトが戻ってくるまでここで待ってちゃ……ダメ?
/*
爆発しろ >>294
待ってなんでこんな好戦的じゃない の しかも短剣1本だけなのが仇にイイイイイイイ
/*
……うん。
ジークとローがなんか明らかに戦いたそうだったからできれば運搬しちゃいたい反面。実際三人乗りってどーなんだろー……的な部分が頭を こう ええと。
昨日のうちに砦から出とけばよかったのか(※今更です
─ 朝・コリルス詰所 ─
トルメンタ!お仕事だよ。
リーゼロッテも一緒なの。お願いね。
[二人乗りも出来る鞍を借りて置く。
トルメンタはリーゼロッテを見て、女の子ならいいでしょう、というようにルゥラと鳴いた]
そういえば、ロッテはルアルに乗ったことある?
前と後ろだと、どっちが良さそうかな。
[別にルアル限定ではなかったけれど、ここで見るのはあの子だけだから。精霊術の使いやすさを優先しようと尋ねて、乗り方を選ぶ]
じゃあ、行くよー!
[全てが整えば首の付け根を優しく撫でて合図を送り、水色の翼を大きく羽ばたかせ、ふわりと空へ舞い上がった]
/*
まあ天真爛漫から空気の読める馬鹿にクラスチェンジ始めたのが原因か…… 好戦的じゃなくなったの
キアラの評価がすばらしい >>=26
─ 朝・コリルス詰所 ─
ん、それならもう出ちゃおう。
あたしもバッグ一つ持ってくるだけだから、キアラはトルメンタにお願いしてきてくれる?
[キアラの返答>>289にもう一度頷き、手を軽く振って踵を返しかけ。
向かう先を任されると、こちらにも了承の頷きで応え]
うん、任せて。
霧が出てきたら余計に解らないだろうし。
[彼女が無くしている記憶については当然ながら知らない。
この辺りはまだ不慣れと思い、道案内を引き受けた]
― ミリカ村への途上 ―
……容易に是とは言えないな。
それにレトが切り上げてくる条件には、お前も村へと到着することが含まれている。
[問うてくるシュテルン>>295を馬上から見下ろす形で言葉を返す]
何か、気になることでもあるのか?
― 砦入り口付近? ―
[ローとラートリーに追いついたのはどれくらい時間が経ってからか。
聞かれたこと>>290には]
そう…ですね。
エリザはどうしたって竜には乗れませんし。
[もしエリザが乗るとなったら間違いなく騎竜が痛がることになるだろうし。]
できるだけ、地上からおいついていきますので。
[ぐ、と気合のポーズをして答えた。]
日が暮れる前には帰ってこいよー?
[ 飛び立つレトを送る言葉は妙にのんびりしたものだったが、見上げた上空で霧が動くのを見ると>>291僅かに表情が険しくなる ]
ああ、行こう。
[ ファミルの言葉>>284に従い、シュテルンを馬上に引き上げようとして、気まずそうな台詞を耳に留めた>>295 ]
ああん?
[ 思い切り目が据わった ]
残影の騎竜師タクマ・コウゲツより号授かりし者。
閃影の騎竜師、レナートゥス・アイヒェ。
……悪いけど、この先行かれるわけにゃあ。
[言いながら、抜き放つのは『月影』の名を持つ太刀]
いかねぇんだよなっ!
[宣の後、翔ける。
横合いをすり抜けながら振るう刃は、牽制目的の浅い一閃]
……………。
じゃあ迷いの芽になりそうなものは摘んでもいいのか!
[再び舞い上がるルアルとレトを見上げながら、
レト>>=28だけに聞こえるよう言葉を返す]
さっすがレト! ありがとー!
─ 朝・コリルス詰所 ─
[もしもの為の救急用具等を入れた鞄を持って、トルメンタの元に向かう。
キアラがお願いしてくれたので、乗せてもらえるらしい>>296と解り]
ありがと、トルメンタ。
よろしくね。
[笑顔とともにお礼を言ってから、キアラからの問いを聞いて少し眉が下がった]
んー…
乗ったことは無いんだけど。
前だとキアラの邪魔になりそうじゃない?
トルメンタも動き難いだろうし、あたしは後ろで良いわ。
[軽く笑うと、キアラの肩なりに手をかけて騎竜の背に乗った]
/*
そう言えば父の名前決めてなかったなwww
イメージどの辺かなぁ…。
ダルメシアンでも良い気がしているwwwww
レナートゥス…知らねぇ、まあいいや。
俺は風刃の騎竜師、コンラート・コーレンベルグ。
別に忘れてくれていいけどな!
[こちらも笑みを浮かべ、それと同時にゴォ、と風がネージュを取り巻く。
牽制目的なんて弱い攻撃など風で弾き飛ばすとばかりに槍を横へと薙ぎ払えば。
風が前方へと押し出されレトの動きを阻む。
先程見せた攻撃と同じ、手の内は見せない。
あくまでこれは騎竜師を引き離し、攪乱する為の行動。]
[条件、を聞くと一瞬考え込む表情になったが、>>298]
……、向こうの精霊師が、知ってる人かもしれないからそれを確かめたいんだ。
[迷いの芽を摘もうという意思は、止まらない]
だからそんなおっかない顔しないでジークーっ!
― 朝:クラタエグス砦・城門 ―
嫌いならやめときゃいいのに、難儀だな。
[悪びれず>>286にラートリーへと言い返す]
上で暴れるような無謀なことするか。ま、どちらにしても乗ってみてになるが…
[ウェルシュはどうするのか。と思うがそこはやはり自分が口出しするものでもない。]
つかまりかたとか教えてくれよ、じゃないと………揉むぞ。
[不穏なことをつぶやいた。だが見つめる瞳は細められたまま、口ごもる様子>>286にいらだつわけでもなく待つ]
あのさぁ、ちと聞きてぇ事があんだよね。
[油断なく槍を構えたままレトを真っ直ぐに見つめ。
服の下に隠していた紐の通ったコインを取り出して掲げ。]
これと同じ物持ってるヤツ知らねぇ?
[風が常時ネージュとコンラートを取り巻いている。
故にコンラートの周りの霧は払われ、コインを見る事は出来るだろう。]
―クレイエラの森・ミリカ村よりちょっと北―
[通信機を通してマリエッタとコンラートが何か話しているのは感じながら]
自分の力に誇りと自信を持ちたまえ。
[いくつかは聞こえたのか、それとも震えを感じたからか、
マリエッタにはそう声をかけておいた]
[上空へと、コンラートの提案には接敵の可能性を考えれば自分もとは口にしない]
わかった、こっちはマリエッタとうまくやっておこう。
コンラート、ネージュ。また後で。
[そう告げて飛び立つのを見送った]
[理想とやらにはどちらとも答えずに]
ならこちらからいうならば、自分より上の立場の人間にうかがわれていてばかりでは、不安や戸惑いを覚えられても仕方ないと言っておく。
[言葉の内容とは裏腹に、声音に突き放す色は混じらず]
何もかも自分で負えってことじゃねーぜ。ただ今もこうして、俺が聞かなかったら、ラートリー自身の考えや意志は俺には伝わらないままだった。……ほかのやつらだって、何を考えているかわかりづらい。とそう思ってるかもしれねーぜ?
[軽い調子で肩を竦めてみせる]
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