人狼物語−薔薇の下国


144 クルースニク、襲来!

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視点:


美しく月の昇る晩、君は自らの本当の姿を知った。

智恵を絞り、活路を開く勇気。
人狼を見抜き、妖異を滅ぼす力。
死者の声を現世に届ける異能。
頼りなく怯える人々を守る技。
互いの正体を知覚し合う絆。

自らの胸を裂いても仕うるべき主。
赤く染まる牙――長い咆哮。

さぁ、どうする?
まずは何から始めよう?


どうやらこの中には、村人が1名、人狼が2名、恋天使が1名、洗礼者が1名、狙撃手が1名、背信者が2名、交信者が1名、睡狼が1名、人犬が1名、貴族が1名、奴隷が1名、落胤が1名いるようだ。


語り手

星の輝きを打ち消し、中天に浮かぶ月。
齎すものは絶望か、希望か。

(0) 2014/02/18(Tue) 23:30:00

語り手 が「時間を進める」を選択しました


天のお告げ(村建て人)

■本日の予定

アプサラスは、自分とソマリに能力セットしてください。
ジークムントは、アデルに能力セットしてください。

ダミーは風景なのでスルーでOK

(#0) 2014/02/18(Tue) 23:30:34

純血種 アプサラスは、聖将軍 ソマリ と 純血種 アプサラス を能力(結ぶ)の対象に選びました。


公弟 ヴィンセント

― サロン ―

 ああは言っていますが、城主は、しばらく戻らないかも知れません。
 逗留中の居室として西の塔を空けてあります。

 ご案内は──


[ジークムントへと会釈をして、依願という形の退却理由を差し出す。
自身は、ギィの後を追うつもりでいた。]

(1) 2014/02/18(Tue) 23:34:30

聖将軍 ソマリ

[祝詞が聞こえる。>>0:444>>0:456
展開された結界は眼には見えない力を持つ。

僅かよろけたユーリエの背に掌を宛がい、支え>>0:450
少女の様子を伺いつつ、クレステッドを呼んだ。>>0:455]

 クレステッド、俺達は城へ向かう。
 あちらの尖兵が出てくるなら、深くへ侵攻する機会だ。

 ―――…行くぞ。

[結界の要である聖女に神子、それに自身の物へと声を掛け、
前衛任せた三者に気を集めさせ、城へと向かおうか。]

(2) 2014/02/18(Tue) 23:36:18

【独】 純血種 アプサラス

/*
大丈夫よ、能力を授かった瞬間、撃とうと思ってたもの!

[天に向かって手ひらひら>>#0]

……でも、えっと…


初めて知ったのだけど、自分で撃つのって、
結構気恥ずかしいものね…

(-0) 2014/02/18(Tue) 23:37:04

聖光の ユーリエ、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 23:37:10

聖将軍 ソマリ、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 23:37:36

【赤】 公弟 ヴィンセント


 侵入者ではなく、あなたを見ています。
 

(*0) 2014/02/18(Tue) 23:38:30

【独】 聖光の ユーリエ

ところで、救世主教にとって、聖女や神子はどういう存在なのか、いまいち判ってない私がいる(ぁ

いや、wiki時点では、「生まれた時から聖水と聖別された食事だけを口にしてきた教会の切り札。」とは考えていても、聖女とは思ってなかtt

……私、いつから聖女を名乗り始めたんだっけ?
女暗殺者的なものじゃなかったっけ?(震え声


神子は、救世主の生まれ変わりだと思うので、
神子>聖女(シスターの一種)>シスター
だとおもうのよ。

(-1) 2014/02/18(Tue) 23:39:43

騎士 ジークムントは、神子 アデル を能力(響鳴)の対象に選びました。


野茨公 ギィ

― バルコニー ―

[結界を張られた以上、突入してくるまでさほど猶予はないだろう。
足早にサロンを離れ、前庭と門を見渡せる二階のバルコニーへ出る。

侵入者を確認するのが目的ではない。
相手の様子ならば、もう"視て"いる。

外へ出れば空は厚い膜のようなものに覆われていた。
世界を断ち切る、強力な結界。重々しく凝る聖なる障壁。
その力の源へと視線を走らせる。]


 教会の飼い犬か。
 少しは頭数使えるものを揃えてきたようだね。

[独り言に呟いて、喉の奥に笑みを零す。]

(3) 2014/02/18(Tue) 23:41:12

変わり者 アレクシス、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 23:43:19

野茨公 ギィ、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 23:44:32

聖光の ユーリエ

[ 深く息を吸って、祈りの形に指をきった。
 それで少し重さがまぎれ、体が動くようになる。
 ソマリの手を借りて>>2、身を起こし、枯葉を払った。 ]

 神はいつでも傍におられるわ。

[ 自分に言い聞かせた。
 だから魔物の城など恐ろしくない。少しも恐れるものではない、と。 ]

(4) 2014/02/18(Tue) 23:45:03

【赤】 野茨公 ギィ

 お目付け役かい?

 ああ。見ていておくれ。
 私がはしゃぎすぎないように。

(*1) 2014/02/18(Tue) 23:45:36

吸血鬼 シメオン

ち…っ。

[正体の分からぬ侵入者相手に苛立ちを募らせる。
武装した方が良いか、と己が武器について意識を向ける男は敵方に知己がいる事を知らない。
体内の因子が彼に繋がっている事には気付かないまま。]

――アプサラス、あんたは前に出るなよ。

[ソファーに座す血親にそう声を掛けて。
血を受けた子供ではあるが、自分は彼女の跡継ぎになるとは思っていない。
ホストの意思を尊重し、バルコニーに出る事はしないが、自分の取り敢えずの役割は彼女達を守る事だろうと。]

(5) 2014/02/18(Tue) 23:46:02

修道騎士 バルタザール

[そろりと抜かれた刃は聖別銀の輝き。
躊躇うことなく、城門へと歩み始める。

神子聖女が十全に力を振るえるようにするためにも、後に続くソマリのためにも、まずは先陣を切る。]

(6) 2014/02/18(Tue) 23:46:03

奴隷騎士 クレステッド

了解した。

[返事をしながらも城へと向かう。]

任せてくれ、目の前の障害は排除する。

[走りながらも気を高める。
そしていつでも剣を抜ける態勢を保ち続けた]

(7) 2014/02/18(Tue) 23:47:05

使徒 リエヴル

[脱力の状態。それは猛獣が獲物に飛びかかる寸前の状態に等しく

隊長から号がかかった>>0:433>>0:441に、昂ぶる精神を持て余すことなく、体を弛緩させる]

(8) 2014/02/18(Tue) 23:48:11

吸血鬼 シメオン、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 23:49:15

【独】 聖光の ユーリエ

>>6>>7>>8
この並びがまた、図ったかのようないいタイミングだわね!
うーん、我がクルースニクもなかなか素敵じゃないの。

(-2) 2014/02/18(Tue) 23:51:20

変わり者 アレクシス

― バルコニー ―

[どうやら、ジークムントがレディとシメオンを安全な所へ避難させるということに決まったようだ。
話半分に交わされる声を聞きながら、開け放たれたバルコニーへの扉から入ってくる風を身体に受ける。]

 うん、いい風だ。
 殺気が肌を刺すようですねぇ。

[暢気にそんなことを呟いて、野茨公>>3と違い"視る"ことの叶わない男は、兄弟の後ろから顔を覗かせた。
教会と聞いても、特に心揺さぶられるものはなく、平坦な瞳が侵入し始めた影を見下ろしている。]

 野茨公、シスターにでも手を出しましたか。
 女の怨みは怖ろしいと言いますし。

[気配を探れば、それぞれが皆、優れた戦士であることが伺えた。
幾人か戦闘力の低そうな者もいるが、結界を張るために連れてこられたか、或いは秘めた力でもあるのか。
相手方の本気に、思わず口から呆れた声が零れた。]

(9) 2014/02/18(Tue) 23:54:20

志願兵 オズワルド、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 23:54:47

使徒 リエヴル

[確実に気付いているだろう。だから下手にこそこそと動く気はない。

究極に弛緩させた体に力がこもる。
地を揺さぶる如く力強い一歩は、次には走駆となり、茨に覆われた、然程高くはない石壁>>0:1の前で跳躍。

壁に這う紅に色づく茨を足蹴にして更に跳躍をして、乗り越え、城内へと文字通り飛び入った]

(10) 2014/02/18(Tue) 23:55:01

修道騎士 バルタザール、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 23:55:27

【赤】 公弟 ヴィンセント

 
 見ていれば自制できるのか。


[闇をも震わせるその姿を見てい愛でたいだけなのだとは、口にせず。]

(*2) 2014/02/18(Tue) 23:55:38

騎士 ジークムント

―サロン―

[野茨公より掛けられし言葉>>0:467に恭しく頭を垂れる。]

 御意。
 我が君もお気をつけて。

[杞憂と思いながらも案じる言葉が漏れるのは
望まぬ別離を知るからだろう。]

 ――西の塔、ですね。
 了解しました。

[公弟の言>>1に頷き案内を引き受ける。]

(11) 2014/02/18(Tue) 23:55:52

変わり者 アレクシス

 まぁ、邪魔にならぬよう遊ばせていただきますよ。

[死ぬはずがないという傲慢、そして死なぬという意志。
入り混じった感情を声に滲ませ、首の骨をごきりと鳴らした。]

 どんな形であれ、私の死を邪魔する者は許しません。

[気配と共に、右手の爪が鋭く尖る。
にやりと浮かべた笑みは、普段よりも好戦的なものだ。]

(12) 2014/02/18(Tue) 23:56:22

神子 アデル、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 23:57:23

【独】 聖光の ユーリエ

>>12
「死の邪魔」って、
なかなかいろんな意味に取れる言葉ね。

(-3) 2014/02/18(Tue) 23:58:26

聖将軍 ソマリ

[握りこむ少女の小さな掌。
護るべくと取ったのではない。

きっと、彼女すらも使うために己は城へと彼女を誘う。
恐怖を知らぬ彼女を恐ろしい場所へと連れ行くのは魔物ではなく、
加護と権を持つ男の背中だった。>>4]

 攻城だ、出遭う輩は切り捨てろ。
 彼等の奇が蔓延る間に進む。

[クレステッド>>7に先頭を任せ、石畳踏んで暗い廊下に侵入。
奇襲が叶う相手かは知らぬが、野茨公は頭が利く。
立ち止まれば、忽ち罠に掛かって可笑しくない。

吸血鬼は軍勢を持たず、集落を作らない。
精々片手程度の関係を築く。

詰まり、手勢が幾らかでも表の三者に割かれれば、
その分、城内も手薄になる。]

(13) 2014/02/18(Tue) 23:59:27

【独】 野茨公 ギィ

/*
おや?
シメオンのあれってオズの妹だった??

(-4) 2014/02/19(Wed) 00:00:44

吸血鬼 シメオン、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00:01:00

【独】 野茨公 ギィ

/*
おっと。
もう城に侵入してるだとう。

(-5) 2014/02/19(Wed) 00:01:44

純血種 アプサラス、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00:01:52

【独】 吸血鬼 シメオン

/*
オズさんログ伸びないの自分が圧迫してると思ってました。
自分の所為でなくて良かった…。

(-6) 2014/02/19(Wed) 00:02:22

【狂】 使徒 リエヴル

[声が響いたのはその頃か。]

 …また…何か、見えるのか。新しい俺

[どこか懐かしい響きを帯びた声が、己の中に眠る記憶かなにかかと思えた。]

(~0) 2014/02/19(Wed) 00:02:24

志願兵 オズワルド、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00:03:30

【狂】 使徒 リエヴル

[その声が呼び水となり、記憶が溢れる]

 『あいつは!!……――はどこだ!』

 『帰ってこない?馬鹿な!』

 『次の手紙がくる頃には伯父になれるっていってたじゃねえか。あの阿呆が…』

 『死体がない?探しても見つからない…でもどこかにいる可能性だって…』

 『……力が必要だな。探すにしても何にしてもだ。』

 『何一つ、リスクを負わず、捨てることもできず、変えられるものなんてない。』

[それは、あいつを失った時のことなのだろう。そんなあふれでた記憶が因子を同じくするものにも見えるかもしれないことを...は知らない]

(~1) 2014/02/19(Wed) 00:03:40

奴隷騎士 クレステッド

さぁ、敵は、私の敵はどこだ。
魔の眷属よ、遠慮など要らぬ。

どこからでもかかって来い!!

[廊下を走りながら叫ぶ。
注目を集めて同行するものから目をそらす為。
そして、何より自分の闘いの為。]

(14) 2014/02/19(Wed) 00:05:26

使徒 リエヴル、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00:06:14

【独】 変わり者 アレクシス

/*
バトル系村二度目だし、演劇村は初めてだしで、表よりもずっとあわあわしている。散る。
だだだ大丈夫ですか。ご迷惑かけていませんか大丈夫ですか。
不安。とっても不安。

(-7) 2014/02/19(Wed) 00:06:47

修道騎士 バルタザール

― 城門前 ―
[緩やかだった歩みは、城門に近付くにつれ駆足となり、疾風の速度となる。
強化された視力が、遠くバルコニーに人影を捉え。>>3

 ――ガゥンン!!

銀の大剣が絡んだ野茨の蔓ごと、瀟洒な金属の門扉を叩き開く。
そのまま中庭へと雪崩れ込む。]

(15) 2014/02/19(Wed) 00:07:21

吸血鬼 シメオン

……。

[>>1ヴィンセントがジークムントに掛ける言葉を黙って聞いていた。

彼が案内をするようであれば、自分はいつもの如く彼女の数歩後ろについて殿を努め、共に西の塔へと向かおうと。]

(16) 2014/02/19(Wed) 00:08:05

公弟 ヴィンセント

― バルコニー ―

[ジークムントに賓客の案内を任せれば、ワインボトルを取り上げてバルコニーへ向かう。
宴席を移したというだけのごとく、静かにギィの傍らに立った。

結界は幕のようなものなのか。
どこか空気が重たく、絡みついてくるようだ。

アレクシスの飄然を装う声と疑惑に弁明の労はとらず。]
 

(17) 2014/02/19(Wed) 00:09:03

【独】 吸血鬼 シメオン

/*
相方さん格好いいな!>石壁飛び越え

(-8) 2014/02/19(Wed) 00:09:24

聖光の ユーリエ

[ ちら、とアデルを一度だけ振りかえった。
 神の子。聖女よりも一段上の神の僕。 ]

[ そして、
 聖将軍に手を引かれて、魔物の城へ呑まれていく。
 足元が時々まろびかけるのは、慣れぬ靴のせい。
 恐れではない。 ]

 どこへ。

[ 結界を張った後の流れは聞いていない。
 恐らく、打ち合わせたとしても、
 その通りに行くことの方が少ないからだろう。
 魔物にも、主教や首座のような者はいるのだろうか。 ]

(18) 2014/02/19(Wed) 00:09:43

奴隷騎士 クレステッド、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00:10:07

神子 アデル

――く…、…うッ…

[なんだろう――身体が熱い。
実際に結界を張るのは初めてだった、これほどまでに重たい加重に膝が笑う。
>>0:450胸の奥から込み上げる咳を無理矢理に堪えてユーリエの様子を窺うと、彼女もまた同じように耐えていた。
ここで自分が膝をつくわけにはいかない、必死に加重圧が馴染むのを待つ。
聖なる結界を張るに当たって、この現象が現れるのは知っていたが、流れる血流に沿うように無数の痛みが刺すとは思わなかった。]

……――はい…

[身体を流れる血にぴりぴりとした痛みが残る。
>>2ソマリの声に混乱しかけた意識を呼び戻され、彼にうなづきを返すと、まだ痛みの残る四肢を叱咤して。
共に城内へと石畳を歩き出す。
無事に結界を張ること出来たのは、聖女である母の血であり。
そして、初めて感じるこの痛みが同じく顔も知らぬ父親に起因することなど、気がつかぬままに。**]

(19) 2014/02/19(Wed) 00:10:22

騎士 ジークムント

―サロン―

[血が満たされたグラスをそっとテーブルに置いた。
仕掛けてきた者と遣り合う事になるかもしれない。
そんな状況なのだから滋養をとり備えるべきと分かっている。
正餐の主賓であるアプサラスへと向き直り]

 ――お部屋までご案内します。

[意思だけでも伝えておこうと声を掛けるが
見物するというなら強く言う心算はない。
護り手のようにあるシメオンの姿もその視界に入っていた。]

(20) 2014/02/19(Wed) 00:10:36

変わり者 アレクシス、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00:11:27

野茨公 ギィ

― バルコニー ―

[後ろについてきている気配は、今のところ二つ。
側に立って下を覗くアレクシスに、華やかな笑みを向ける。]


 最近、シスターに手を出した覚えはないな。
 騎士なら、ひとり。

[我が子のことだとの説明は省く。今は、些事だ。]


 はは。好きにするといい。
 どうやら向こうも好き放題してくれているようだからな。

[視線は、ちらりと背後へ。]

(21) 2014/02/19(Wed) 00:11:30

【狂】 吸血鬼 シメオン

[無意識に送っていた声。
>>~0何者かから声が返って来れば、男は驚いたように意識を研ぎ澄ます。その声は城内の者の声ではない。]

…何だ?

[それは、暫く聞いていない懐かしい声に思えて。]

(~2) 2014/02/19(Wed) 00:13:22

神子 アデル、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00:14:56

公弟 ヴィンセント、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00:16:11

騎士 ジークムント

 騒がしくなってきましたね。

[城門の方から聞こえる轟音>>15に片眉を上げる。
それが侵入者の仕業となれば心は野茨公に移ろう。]

 ヴィンセント様も居るのだから大丈夫とは思いますが――…。

[心に素直な野茨公の事だからどう動くかは予想がつかない。
無茶をせぬとよいが、と心の中で紡ぎそと息を吐く。]

(22) 2014/02/19(Wed) 00:16:42

使徒 リエヴル

― 前庭 ―

[背後から破壊音>>15が響く。オズワルドかバルタザールがやったことだろう。
正解は後者と知るのはすぐのことか]

 おう、いたいた。えーっと。三つか。

[バルコニーに見える影は確認できる限り三つ。優雅に観覧気分なのだろうか。
ゆっくりとした動作で右手を左腰にある剣を抜いてゆっくりと上へと掲げる。聖なる力を施した。とあるが、さてどれだけここにいる魔に聞くのだろう。しげしげと剣を眺めるようにしながらも、ミシリと体が鈍い音を立てた]

(23) 2014/02/19(Wed) 00:17:06

【赤】 野茨公 ギィ


 いいや。無理だな。

[自制できないと言いきる口調は、いっそすがすがしく。]


 城を壊さない程度には、気を付けるよ。

[付け加えた冗談には、高揚が乗る。]

(*3) 2014/02/19(Wed) 00:17:46

純血種 アプサラス

― サロン ―

[おっとりとグラスを口元に運んでいたが、血を分けた青年の声が届けば、緩やかに視線を流し>>5]

 ……ええ、その心算だけど。

 今宵は貴方に、運が向いてるのじゃなくて?
 何度目かの正直で、心願叶う日が来たのかもね。


 ――ねぇ、シメオン?

[彼にとって誰より目障りな存在が、手を下さずとも失せる好機だと仄めかし、薄く笑んだ]

(24) 2014/02/19(Wed) 00:20:15

野茨公 ギィ


 ―――やれやれ。
 挨拶もなしで入り込むとは、躾のなっていない犬だ。

[こちらに駆けてくる人影は3つ。
半分ほどがどこかに行っている計算。
弟に催促してワインを一口。]


 中に4つだ。
 一応、気を付けておいておくれ。

[傍らに告げてから、
バルコニーの手すりに肘をついて、軽く身を乗り出した。]

(25) 2014/02/19(Wed) 00:20:21

公弟 ヴィンセント、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00:21:35

【狂】 吸血鬼 シメオン

[>>~2突如、何処からともなく溢れだす自分のものではない記憶の幾何かが流れ込んで来れば、男は思わず目を閉じる。
けれど目を閉じている間も音声は男の脳に直接届けてくる。]

な、…。

[目を開ければ目の前にリエヴルの記憶が視覚を通しても伝わって来て]

…めろ。

リエ、お前は変わるな!

[それが現在起きている事と錯覚した男は、片割れにしか聞こえない声で叫んでいた。]

(~3) 2014/02/19(Wed) 00:22:18

騎士 ジークムント、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00:22:47

【独】 聖光の ユーリエ

首座は仏教やった(震え声

(-9) 2014/02/19(Wed) 00:23:37

変わり者 アレクシス

 嗚呼、そうでしたね。
 貴方はそういう方でした。

[心当たりのある様子に呆れた声を零すも、それが血を拒む彼の息子だと言うことは理解している。
彼を取り戻しに来たのだろうか。
それにしては随分と本格的だと、冷静な頭が壁を乗り越え、門を切り開いて行く者たちの姿を追いながら考えている。]

 好きに、ね。
 その言葉、忘れないでくださいよ?

 と言っても、私は戦闘向きじゃないですが――ねっ!

[城の主が先陣を切るのはおかしい。
弟君は彼の安否が心配だろう。
それならばと、ひらりとバルコニーを飛び越え、二階から飛び降りた。]

(26) 2014/02/19(Wed) 00:24:50

変わり者 アレクシス

― 前庭 ―

 ようこそいらっしゃいました。

 ご用件は何でしょうか。
 どなたかとお約束を?

[軽やかな足取りで地面に降り立つと、剣を掲げる男>>23の前で優雅に一礼する。
この場に似合わぬ挨拶を落とした後、にっこりと微笑んだ。

右手の爪は常より尖ってはいるが、それ以外の武器を持っている様子もない。
ただ地に足をつけて立っている、細身な男の姿があった。]

(27) 2014/02/19(Wed) 00:25:56

野茨公 ギィ


 教会の飼い犬諸君。

 君たちに、かけらほどの礼儀があるならば名乗るがいい。


 この私の城に来ておいて挨拶一つくれないとは、
 ずいぶんとつれないことではないか?


[からかい交じりの声は、さほど張り上げたわけでもないのに、遠くまで良く届いた。]

(28) 2014/02/19(Wed) 00:26:09

【独】 聖光の ユーリエ

妹被り
と、
妹かぷり(吸血的な意味で)
で、また意味が違いそうな件(まがお

(-10) 2014/02/19(Wed) 00:26:22

公弟 ヴィンセント

[「遊ばせていただく」というアレクシスの宣言に、チラと視線を投げる。
好んで前線に立つ人物とは思っていなかった。]


 死を 邪魔する …?


[“変わり者”の言い分を反芻した時、城門を打ち貫く轟音が響いた。]

(29) 2014/02/19(Wed) 00:26:35

【独】 変わり者 アレクシス

/*
で しゃ ば った ……!

(-11) 2014/02/19(Wed) 00:27:59

聖将軍 ソマリ

[先陣切って駆けゆくクレステッドに続く金色の髪。
腕に引いた聖女の眼差しに、かすかに瞳を細めた。>>18]

 野茨公―――城主を討つ。
 消耗戦になれば、此方の分が悪いからな。
 
 ―――…いや、此処は戦場へ、と言うべきか。
 ダンスホールに誘えなくてすまないね。

[彼女にしてみれば社交界デビューにはまだ早いが。
エスコート以外で異性の手を引くのも珍しい。]

(30) 2014/02/19(Wed) 00:28:52

聖将軍 ソマリ

[吸血鬼の城には本来、魔で編まれた結界は効かない。
現状、効果を齎している大きな要因は
アデルとユーリエを触媒としているからであった。>>19

その分、慣れぬ身には負荷を掛け、神子の身に負担を齎す。
負荷を負う頭数が目減りすれば、一層身体は重くなるだろう。
それでも救世主たれと聖将は告げた。

子供等を神の使徒と祀り上げて、
酷烈な聖将は、一手、城の内部へ駒を進めた。**]

(31) 2014/02/19(Wed) 00:29:14

吸血鬼 シメオン

[>>24血親は未だソファーにその身を落ち着けている。城に起きている事など些細な事だとでもいうかのように。
自分の言葉を受けて薄く笑む血親の言葉に、男は眉を寄せ。]

あ?

……は、見損なうな。
俺はお零れに預かるのはごめんだ。

[彼女の言わんとする事は分かったが、するのなら自分で手を下すと、何度となく向けただろう殺意孕む視線を投げかけた。
ジークムントがそれに対してどう思うかなど意識外。]

(32) 2014/02/19(Wed) 00:30:00

変わり者 アレクシス

[足止めの意味も込めて飛び降りた杭は、城主>>28の言葉と同時に意味をなくしたようだ。
身体の力を抜き、頭上を見上げると、珍しく楽しげな色を瞳に乗せる。]

 そう、貴方は城主らしく、いつだって悠々としていればいいのです。

[誰にともなく囁いて、機嫌のいい野犬は、長の合図があるまで動くつもりはないようだ。]

(33) 2014/02/19(Wed) 00:30:40

公弟 ヴィンセント

 
 礼儀を知らない連中のようですね。


[そこは兄と意見があった。
幸いまだ凍化していなかったワインを、催促されて饗する。

敵は7名、二手に分かれているという警告に肯首ひとつ。]

(34) 2014/02/19(Wed) 00:30:52

純血種 アプサラス

― サロン ―

 こんな時にまでお気遣い戴いて、傷み入りますわ。

[銀髪の男の申し出>>20に、微笑で応え]


 ……ですが、貴方はそれでよろしいの?
 “此処”を離れても。

[この部屋を声で指しながら、視線は余所へと向かう。
己が如何するかは決めかねているが、先に彼の意を問おうと]

(35) 2014/02/19(Wed) 00:31:22

修道騎士 バルタザール

― 中庭 ―
[小道を駆け抜けるは、地面の様子から恐らくは最近利用したものがいたと、直感的に感じたゆえに。
通常使用される場所に大仰な罠はないと踏んで。
否、罠があろうと罠ごと薙ぎ払う。

普段の修道騎士団の殲滅戦では取らぬ、派手な陽動。
偏にそれは、迎え撃ってくるであろう手勢を引きずり出し、神子たちの負担を軽減するため。]

(36) 2014/02/19(Wed) 00:31:51

変わり者 アレクシス、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00:31:56

野茨公 ギィ


 この野茨公、前言を翻したためしはないよ。

[隣にあったアレクシスが、手すりを飛び越えて降りる。
それを、笑って見送った。

戦闘向きではないと言っているくせに
嬉々として戦いへ赴くようにも見える彼の心情を
完全に理解しているわけではない。

何を考えていても構わない。
そんな風に思っている。]

(37) 2014/02/19(Wed) 00:32:59

【独】 聖将軍 ソマリ > 【秘】 神子 アデル

 ―――…だがな、救世主とは何時の世も、
 子供きみたちから現れるものなんだよ。

[密やかに囁いた声。
勝手な大人の都合と、彼の身に抱く聖血を、
小さな身体に押し付けて、片目を歪めた。]

(-12) 2014/02/19(Wed) 00:33:28

【独】 野茨公 ギィ

/*
おう。アレクシスの動きを邪魔してもうた。
すまんねぇ

だが、ちょっと戦闘前に軽く話したいの心。

(-13) 2014/02/19(Wed) 00:35:18

修道騎士 バルタザール、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00:35:37

変わり者 アレクシス

― バルコニーから飛び降りる直前 ―

 私の終わりは、もう決まっているのです。
 ですから予定外のお客様には、早々にご退場いただかなくては。

[ヴィンセント>>29の言葉に答えた時には、既に身体は宙へ浮いていた。

戦いの礼儀など知らぬ存ぜぬ興味なし。
己の邪魔をする者は許さない。戦いに身を投じる理由など、それで十分だ。
作法だ何だは、どうぞ己以外でやっていただこう。

しかし気分屋な男は、野茨公の言葉>>28を気に入って、すぐに考えを翻すことになるのだけれど。
己が決めたことがルール。
それがアレクシス・フォン・ベルンシュタインの正義である。]

(38) 2014/02/19(Wed) 00:38:14

聖光の ユーリエ

 城主を。

[ 討つ。滅するのだ。
 ユーリエは頷き、ソマリに合わせて少し早足になった。 ]

[ 生まれてから今まで汚れを知らない足音が床を叩き、楽となる。
 聖句や祈りの他は、言葉をほとんど話さぬ桜の唇が、吐息を吐く。
 腰まである長い銀髪は、今はフードから全てこぼれおちて、
 身動きの流れにさやさやと鳴った。

 つま先から血の一滴まで聖別された少女が、夜の城をゆく。 ]

(39) 2014/02/19(Wed) 00:38:40

聖将軍 ソマリ、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00:39:02

野茨公 ギィ、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00:39:29

【独】 聖光の ユーリエ

>>39
足音〜と、〜楽になる
という文字を使いたかったのだけど、「足音が床を叩き」はあまり洗練されていないなあ。

足音が床で跳ねて〜
跳ねるには楽しげな意味があるからここでは違う。

足音が床を刻んで〜
軍靴でもあるまいに。

うーむ。


……あ、「これらはすべて、魔物にとって不快なものだろう」という一文を最初はいれてたのだけど、削除なのです。
これだけ聖なる何とかを盛り込んでたら、不快になりたいヒトは勝手になるでしょう。

(-14) 2014/02/19(Wed) 00:42:17

使徒 リエヴル

[二階から飛び降りてくる影>>26は一つ。
なんとも普通な対応で、だからこそこの場にはそぐわない。それも、たかだか数年分の記憶しかまともにない己の感性だから宛にもならない
斬りかかるという動作ではありえないほどゆっくりと剣の切っ先を下ろしていく。]

 知り合いはいないな。ここにきたのは単なる雨宿りさせてもらいに来ただけだ。

[その切っ先を、目の前の優雅に一礼をした男>>27へと向ける―――でもなく。]

(40) 2014/02/19(Wed) 00:42:44

【独】 聖光の ユーリエ

そして、
聖なる過ぎて痒くなる中の人である。

いや〜〜もうらめぇぇぇえ!
あと7日もやるのこれ!

(-15) 2014/02/19(Wed) 00:43:18

変わり者 アレクシス、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00:43:42

【独】 聖光の ユーリエ

>>40
雨宿り

(-16) 2014/02/19(Wed) 00:44:16

使徒 リエヴル

 但し、それは灰の雨だけどな。

[剣の切っ先が選んだ先は、バルコニーで見下ろす影の一人。強き魔の気配、主たるかどうかは知らなかったが、足先から膝、腰、体の関節の各部位の力が、剣を握る右手一点に引き絞られ凝縮された力が剣に集ったタイミングで、剣を離せば、砲弾の如き速さをもって、求められたように礼儀正しく、刺し穿たんとする挨拶>>28へと向かった]

(41) 2014/02/19(Wed) 00:45:10

【独】 変わり者 アレクシス

/*
リエヴルにも申し訳ないことをしてしまった。
対応悩むよね。好きにしていいからね……!(メモに書き忘れた)

(-17) 2014/02/19(Wed) 00:45:45

【独】 聖将軍 ソマリ

大丈夫だ、野茨公。
明日にでも、城をちょっとぶち壊して、
勝手に更に分断する予定だからな。(ジャイアン)

(-18) 2014/02/19(Wed) 00:46:21

奴隷騎士 クレステッド、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00:48:00

修道騎士 バルタザール

― 前庭 ―
[バルコニーの直下で、土を蹴立てて足を止める。
噴水の水が風に吹き散らされて、さあっと霧状に降り注ぐ。


視界の隅にリエヴルの前に対峙する黒髪痩身の人影を認め、男は目を細めてバルコニーを見上げた。
城主を名乗る、鮮やかな赤い髪の男が、軽く身を乗り出し、揶揄含んでこちらを見下ろしている。
鈍く輝く銀の刃を眼前に掲げ、]

(42) 2014/02/19(Wed) 00:48:52

【独】 聖光の ユーリエ

>>41
挨拶<プリヴェート>ですよね、判ります。

ズドラートヴイチェ!

(-19) 2014/02/19(Wed) 00:49:46

【狂】 使徒 リエヴル

 お前なら…そういうんだろうな。

[これ>>~3は、果たして今なのか。記憶の中の男が聞いた幻想なのか。
 その未来…その後の自分は俺は知っている。記憶の中の己も薄々勘付いているのだろう。何年付き合ってると思っているのだ。とばかりに隠そうとしていたことを]

 なぁ…お前は…それでも…

[その先の言葉は場面が揺らぐようにして画像ごと溶けて消える。]

(~4) 2014/02/19(Wed) 00:50:12

騎士 ジークムント

[アプサラスとシメオンの会話が意図する所は知れない。
僅か不思議そうに二人を見詰めていたが
微笑浮かべるアプサラス>>35に、緩やかに微笑む。]

 ――…御案内するまでの僅かな時間ですが
 麗しき姫君と共にあれて光栄です。

 私には気遣いなく。
 普段通り、寛いで頂ければ、と。

[無骨な男はさして慣れぬ言葉遣いで応じ]

 無論。
 アプサラス嬢を無事おくりとどける事が
 何より大事な事、ですから。

(43) 2014/02/19(Wed) 00:52:12

変わり者 アレクシス

― 前庭 ―

[剣の切っ先が降りてきても>>40、笑みを浮かべた表情は変わらない。]

 おや、雨宿りにしては随分と不作法な訪問ですねぇ。
 教会の人間は、礼儀を教えてもらえなかったのですか?

[敵が名乗るより前に、男の手元>>41から強い殺気と力を感じる。
片方の足を僅かに下げて、己に降りかかるであろう斬撃に構えた。]

(44) 2014/02/19(Wed) 00:52:30

聖光の ユーリエ、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00:52:39

変わり者 アレクシス

 ……何っ!?

[剣が放たれたことに気づいたのは、頬を風圧が撫でてからのことだった。
予想外の動きに出遅れた腕は、飛び行くそれに触れることも叶わない。]

 っ、ギィ!!!

[思わず、死ぬはずだった日以来呼ばなかった彼の名を叫び、バルコニーを仰ぎ見た。]

(45) 2014/02/19(Wed) 00:52:44

純血種 アプサラス

 そうね……、
 ギィ様とヴィンセント様がいらして大丈夫でないのなら、
 それ以上、如何にもならないのじゃないかしら?

[ジークムントの懸念>>22をよそに、不謹慎極まりない冗句を吐く唇は笑みを湛えたまま]


 ――だから、大丈夫でしょう。

[結ぶのは、矛盾した言葉。
息子たる青年の殺気立つ視線>>32を感じれば、ふわりと口元へ扇を舞わせ]

 まぁ、怖い。
 …その意気があれば、とうに成就してたでしょうに。

[微笑む目元も所作も、煽るかのよう]

(46) 2014/02/19(Wed) 00:52:58

【狂】 使徒 リエヴル

[だから、記憶の変わりに]

 一緒に、生きて、くれるか?

[思念が静かに反響した]

(~5) 2014/02/19(Wed) 00:54:30

使徒 リエヴル

 はっ!

[目の前で自分から視点を外した仰ぎ見る一瞬>>45。そんな隙をみせたら、猛獣は飛びかかりたくなるものだ。
右手を背中の剣…鎌のように切っ先がまがったショーテルを握ると距離を一息に詰め、横薙ぎに…鎌のように曲がった切っ先が正確に、相手の心臓を、背中から抉りとるように振るった]

(47) 2014/02/19(Wed) 00:58:41

公弟 ヴィンセント

[庭に駆け込んだ強襲者のひとりが、剣を投擲する。
人の膂力を凌駕しているのは瞬間に把握できた。

驚愕は色に現さず、
手の中のボトルを傾け零したワインを氷の盾に変えて刃を弾かんとする。**]

(48) 2014/02/19(Wed) 00:59:44

【独】 聖光の ユーリエ

このリエリエは、独特な雰囲気を持った文章を書く方だなあと思ったけど、
戦闘シーンは、実に生き生きしてるわ。

(-20) 2014/02/19(Wed) 01:01:16

【独】 野茨公 ギィ

/*
ばるたんの言葉の続きが気になる〜〜!

(-21) 2014/02/19(Wed) 01:01:43

修道騎士 バルタザール

 間もなく灰と化す者に、名乗る要など感じない。

[臆することなく発するは、峻烈にして苛烈な応答、
瞬間、リエヴルが投じた剣>>41が城主へと]

 

(49) 2014/02/19(Wed) 01:02:31

修道騎士 バルタザール、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 01:06:07

【独】 野茨公 ギィ

/*
あ!来た!

(-22) 2014/02/19(Wed) 01:06:32

騎士 ジークムント

 ――ええ。
 この城には幸運の女神が舞い降りたのだから
 野茨公も武運に恵まれましょう。

[アプサラスという女神>>46を前に微笑む。
大丈夫の言葉が心地よく響いていた。]

(50) 2014/02/19(Wed) 01:09:56

変わり者 アレクシス

 ――、

[それは幼い頃から刷り込まれた、反射的な回避だった。
華美さも優雅さもない、必要最低限身体をずらすことでショーテルの牙>>47が皮膚を貫くことを防ぐ。
反動で靡いた黒髪だけが、鋭い刃に刈り取られることになった。
腰まで伸びていた長い髪が、心臓の後ろ辺りまで短くなる。]

 本当に、礼儀を知らぬ小童のようだ。

[囁かれる声は低く、深く。
振り返った瞳は、どろりと静かに濁っていた。
鋭く尖った爪を胸の前に構え、静かに息を吐く。]

(51) 2014/02/19(Wed) 01:13:32

野茨公 ギィ

[アレクシスが向かったのに反応して、侵入者がひとり立ち止まる。
彼が手にした剣を下げるのが見えて軽く首をひねったが、
次の瞬間には、笑みを閃かせた。

真っ直ぐにこちらへ向かって飛び来たる剣。>>41
アレクシスの叫びが響き、弟が動く。]


 …ああ。見事だね。

[自身は、左手を掲げて、軽く体をずらした。]

(52) 2014/02/19(Wed) 01:13:41

変わり者 アレクシス

 ふ……っ!

[彼の背後から響く声>>49が合図だったとでも言うように、地面が抉れる程の力で踏み込み、彼の懐へ飛び込もうとした。
そのまま心臓を、無理ならば右腕を貫かんと、細腕を振う。]

(53) 2014/02/19(Wed) 01:14:33

修道騎士 バルタザール

[身体は瞬時に動く。
地面を思い切り踏み切って、一息にバルコニーまでの距離を飛ぶ。]

(54) 2014/02/19(Wed) 01:17:02

修道騎士 バルタザール、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 01:17:22

純血種 アプサラス

― サロン ―


[ジークムントの応え>>43を聞けば、暫しその瞳を見据えて]

 そう仰るのでしたら…、
 お言葉に、甘えてしまおうかしら。

[城主達に、客に過ぎない自分へ気を割いて欲しくはない。
そう結論を出して、頷き掛けた折。
城主を呼ばう急いた声>>45が響き渡り、一瞬の間が生じる]


 ……、西の塔なら、存じていますの。
 護衛は一人あれば、十分でしょう。

[来客よりもこちらに殺気を向ける息子を視線で示し、もう一度だけ彼の意を確かめる。それでも同じ答えが返ってくるのであれば、その志を無駄にはしないが**]

(55) 2014/02/19(Wed) 01:18:44

変わり者 アレクシス、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 01:19:10

野茨公 ギィ

[ボトルの口より、白く凍り付きながらワインが迸る。

剣は軌道を阻むように広がった氷へと突き立ち、
それを割り砕いて、なお余力を残していた。

掲げた城主の掌に浅く突き立ったところで、
ようやく力を失ってバルコニーの床に落ちる。
血が、いくらか溢れて零れた。]


 もったいないことをする。

[視線は弟の方に向いていたから、きっとワインのこと。]

(56) 2014/02/19(Wed) 01:21:12

【独】 変わり者 アレクシス

/*
普段のRP村とは違い、誰に関わりに行くかも頭使いますね……!
能力行使までの時間とか、役職関係とかとか。

バルタンは2d襲撃だし、ヴィンセント公と接触しておいた方がいいと思ったの。
リエヴルもシメオンと接触かなとも思うけれど、今彼がまだ室内なので、前哨戦いかがですかなお声掛けだったのでした。
全力で嫌な脇役ポジションを駆け抜ける!

(-23) 2014/02/19(Wed) 01:23:10

修道騎士 バルタザール

[躱すか、反らすか、受けるか。
いずれ狙うはその間。]

(57) 2014/02/19(Wed) 01:24:49

純血種 アプサラス、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 01:29:05

野茨公 ギィ

 アレクシスが私の名をそんな風に呼んでくれるのなら、
 たまにはこういうのもいい。

[誰に届かせるつもりでもなく呟いて、
アレクシスと戦い始めた方から視線を外す。]

(58) 2014/02/19(Wed) 01:29:20

野茨公 ギィ

[もうひとり、勇ましい言葉を投げてきた方には、
ちらと流し目をくれた。]

 生きのいいことだ。
 もっと別の言葉を囁かせてみたいね。

[笑いながら、飛び来る彼へ右手を向けた。]

(59) 2014/02/19(Wed) 01:29:42

騎士 ジークムント

[サロンにまで届く声と音。
主と慕う者を案じる気持ちは消えはしないのは
戯れが過ぎないか、という意味で気になるのであって
野茨公の力をもってすれば馳せ参じる必要はないと思っている。]

 どうぞ。
 あなたに甘えて頂けるならさいわいです。

[外からの音に動じる気配はなく
アプサラスの声>>55を受けて微笑む。
す、と彼女の前で膝を折り]

 護衛が十分ならエスコートは私にお任せ下さい。
 その手に触れる事、おゆるし頂けますか、姫。

[右の掌をそっと差し出し、許しを請う。]

(60) 2014/02/19(Wed) 01:31:41

野茨公 ギィ

[上げた右手に、無数の蔓が絡みついており、
そこからさらに蔓は絡み合い太さを増しながら伸びて
向かい来る騎士をも絡め取ろうと蠢いた。]

(61) 2014/02/19(Wed) 01:33:27

野茨公 ギィ

[同時、主の力を注ぎ込まれた野茨は城の内外で一斉に動き始めた。

そこかしこから蔓を伸ばし、絡まり合い、
太さを増してうねりのたうって形を変えていく。

ある場所では壁を作り上げ、
ある場所では触れるものを絡め取ろうとして、
蔓の一本一本に意志あるがごとく、生あるものに襲い掛かる。]

(62) 2014/02/19(Wed) 01:37:02

使徒 リエヴル

[手ごたえ>>51は薄く。回避した相手へと左半身を晒す形となる]

 はぁ……礼儀なぁ…?

[そもそも礼儀正しくしたことで、その先にあるのは何か?
生憎と長命過ぎるものたちの道楽に付き合うほど人間は長生きじゃない。思考は呆れで埋め尽くされ視線にも如実に表れる。]

(63) 2014/02/19(Wed) 01:38:04

野茨公 ギィ

[野茨の蔓は城内外の各所を分断し、
運悪く絡めとられればどこかへ放り出されるかもしれない。

暫く荒れ狂ったならば、蔓の群れは動きを止めるだろう。
真紅に染まっていた花弁は色を失い、すべて散り落ちる。
それきり、動くことはない。]

(64) 2014/02/19(Wed) 01:39:21

使徒 リエヴル

[だがその思いを口に出している暇はない。
視界が揺れるような錯覚、肌を打つ圧が急速に強まり、瞬時に距離を詰める冷たさを露わにした男>>53。こういう類のものは嬲るようなことなどしない。躊躇わない。とはいえ、素直に向けている心臓部を渡す気もさらさら起きない。
右足に力をこめて、心臓をめがけるように振るわれる腕に対し左に飛ぶ]

 さすがに初手でとれねーか。

[浅く掠めるように左の二の腕を切り裂かれながらも、ショーテルを左の背中に戻した後、右半身を反らすようにして、今度は右肩の剣…鎧剣とも呼ばれているただ分厚い鈍器とも盾ともいえる剣を握り構える。]

(65) 2014/02/19(Wed) 01:40:14

使徒 リエヴル

[その動作の際、右手は思い切り引かれていたのを違和感に思うだろか。
最初にその違和感に勘付くのは、バルコニーにいる面子だろうか。何せ、床に落ちたはずの剣>>56が動き出したのだ。
闇夜に紛れるように魔の因子より得た漆黒の糸に繋がれた投擲された剣は、持ち主に引かれると風斬り音を立てながら横回転をしながら、アレクシスを背後から襲った**]

(66) 2014/02/19(Wed) 01:41:56

【独】 純血種 アプサラス

/*
ねうを実行すべく準備中なのだけど…
私、一体この滞在中に、幾人の紳士にエスコートいただくことになるのかしら…

ジーク様の、押しつけがましさの欠片もないこのエスコート!
ご覧なさいソマリ!これが紳士というものよ!

[でも変えてほしい訳では全くない]

(-24) 2014/02/19(Wed) 01:42:11

使徒 リエヴル、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 01:43:18

修道騎士 バルタザール

[跳躍の途中に無理矢理捻りを加え、長大な剣を振りぬく円運動を捻り出す。
だが、首を刈り取ろうと打ち振るった銀光は、咄嗟に伸びてきた茨を切り裂くに留まった。
ちらりと城主の傍らに銀髪、砕けて散らばる氷の欠片を認めたが、]

 チッ

(67) 2014/02/19(Wed) 01:43:46

騎士 ジークムント

―サロン―

[許されるならばアプサラスの手を取り]

 では御案内致します。
 シメオン殿もどうぞ此方へ。

[シメオンへと声を掛けてサロンを出る。
サロンを出れば喧騒は少しだけ遠退いた。]

(68) 2014/02/19(Wed) 01:45:59

聖光の ユーリエ

─ 城内 ─

[ やや息があがっている。

 日ごろの運動不足もある。
 教会の敷地内は、町のように大きいが、
 それでもしずしずと歩くべきであって、普段、早足で進むことはない。

 ましてや、城ひとつ包む巨大な結界の柱のひとつとなり、
 悪しき気配がすぐそばにあるこの状況は、
 ユーリエにとって負担が大きかった。 ]

 ……まだ……、

[ 着かないのかと聞いた。
 城主がどこに居るものなのか。
 それがどのくらいで判明するものなのか、ユーリエは知らない。
 男の手の中で、小さな手のひらは少し、汗ばんでいた。 ]

(69) 2014/02/19(Wed) 01:46:17

野茨公 ギィ、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 01:46:56

吸血鬼 シメオン

[>>46血親の色やかな口元を扇が舞う。
頭に血が上っている男はそれに心を動かされる事はなく。]

…煩い。

[この血親は、全てが自分の怒気を煽るように出来ているのではないかと思いながらも、短い言葉でそれ以上の言葉を求めない意思を示す。]

(70) 2014/02/19(Wed) 01:47:15

野茨公 ギィ、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 01:49:56

【狂】 吸血鬼 シメオン

…っ…。

[>>~4―― 一体、これは何なんだ。
研究者たちが男に植え付けた因子による共鳴とは分からないまま、男は心を乱していた。

幻想ならばいい。
けれどもし現実であれば、幼馴染は自分がいなくなった後、また何らかの人体改造を受けた事になる。
男の想定しうる最も避けたかった事が現実になったという事だ。]

リエ、

[名前を紡ごうとした男は、向こうから聞こえてきた声によって声を押さえる。
何と言っているのか聞こうと意識を集中させた時、目の前に広がった場面が陽炎のように揺らぎ。
溶けるように消えていき…留める事が出来ない。]

(~6) 2014/02/19(Wed) 01:51:43

聖光の ユーリエ

[ 返答はなく、
 ただ、手は更に強く引かれた。
 早足は駆け足になり、引きずられるようになる。 ]

 ね……、
 もう、だめ……、
 やすませて。

[ 「誰かが世話をしてくれるのを待つ」
 ことを当り前だと思っていた聖女候補が、
 ここへきて初めてそう懇願して、ソマリを見上げた。 ]

 ……?!

[ ソマリではなかった。
 いつの間に入れ替わったのか、
 ユーリエの手を引いていたのは、野茨の蔓>>62だった。

 ユーリエは、高い悲鳴をあげた。 ]**

(71) 2014/02/19(Wed) 01:52:42

【狂】 吸血鬼 シメオン

[>>~5リエヴルの思念が静かに反響した後、]

――リエ。

…俺、は…。

[叶う事ならば共に、と願うけれど、自分は吸血鬼と成り果てしまった。
諾と言う事が出来ずに、男は瞑目した。]

(~7) 2014/02/19(Wed) 01:53:15

吸血鬼 シメオン

[>>55血親とジークムントの会話には僅かに視線を逸らしたまま、口を挟まないでいた。
…挟む余裕がなかったとも言えるが。
気持ちを切り替えようとするかのように、は、と息をつく。

塔へと向かう事になるかと動きかけた時に聞こえてきたのはアレクシスの声。>>45
まさか城主が打ち取られるなどとは思っていないが動揺は走る。]

―…。

[血親に視線で示されれば、黙って彼らの方を向く。――勤めていつも通りの態度を装いながら。
>>60>>68ジークムントの答えを得られれば、彼の案内を受けて血親と共にサロンを退室した。**]

(72) 2014/02/19(Wed) 01:56:58

聖光の ユーリエ、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 01:57:07

騎士 ジークムント

―西の塔―

[大事な主賓に用意されし西の塔。
城主の趣味が窺える調度品が設えられた広い部屋へと
アプサラスの歩調に合わせ歩き二人を案内する。
彼女はその場所を知り道のりを知るのだから
形ばかりの案内となるのだが――]

 遠路お疲れでしょう。
 ごゆるりとお過ごし下さい。

[部屋の扉を開けて彼女らを導けば
役目を終えた男の手は離れ
室内に入らぬまま、恭しい礼をした。]

(73) 2014/02/19(Wed) 01:58:24

吸血鬼 シメオン、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 01:59:09

聖光の ユーリエ、栞を挟んだ。


修道騎士 バルタザール

[流し目をくれる余裕すらある、赤髪の吸血鬼の平静さに舌打ちし。
回転を殺しながら、バルコニーの床を滑り、片膝ついて着地した。

だが、城主の右手から出現して蠢く茨は、増殖し、執拗にこちらを追って這い進んでくる。
追撃して畳み掛ける手も封じられ、迫り来る蔓を打ち払いながら、茨の壁の先に見える赤い魔を睨んだ。**]

(74) 2014/02/19(Wed) 02:17:44

修道騎士 バルタザール、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 02:18:40

騎士 ジークムント

[血の親子であるはずのアプサラスとシメオン。
二人の会話は聞こえはしたが心に踏み込む真似は躊躇われた。
口を挟んでも気の利いた言葉は紡げぬだろう。
自身の無骨さは承知している。]

 では失礼します。
 お二人にとって良き時間となりますよう――…。

[そう言い残し男は扉を静かに閉めて西の塔を離れた。]

(75) 2014/02/19(Wed) 02:19:15

変わり者 アレクシス

 私も普段はそんなものどうでもいいんですけどねぇ。
 今はなんとなく、礼儀を重んじたい気分だったんですよ。

 それを君は妨害した。
 だから許しません。

[にっこりと、当たり前のことを呟くように告げる言葉は、ひどく傲慢だ。
呆れるような視線>>63にも表情を変えることはなく、その点については気にしていないらしい。
独自のルールに基づいて行動する男の理念は、一般的な吸血鬼とも、常識とも異なる。]

 私も一応魔の者ですからねぇ。

[狙った心臓も右腕も逃がし、代わりに左腕の衣服と皮膚を浅く抉り取った。
疑問に思ったのは、心臓を狙った場合、そこを守るために左半身を後ろにする者が多いのに、敢えて彼が左腕を差し出したことだ。
いや、右腕を引いた>>66と言った方が正しいのだろう。]

(76) 2014/02/19(Wed) 02:20:59

変わり者 アレクシス

[警戒しながらも、踏み込んだ右足に力を籠め、爪を反転させる。
復路でもまた切り裂こうと爪を振るったところで、背後から聞こえる風を切る音に気づいた。]

 ……面白い。

[目の前の男に攻撃することを諦め、代わりにこちらへ晒された傷口付近へと肘と二の腕を叩きこむ。
別に傷口を狙う必要はない。趣味だ。
僅かでも触れることができれば、後は己が筋力で身体を反転させる。]

(77) 2014/02/19(Wed) 02:21:27

変わり者 アレクシス

 嗚呼、馬鹿はそう簡単には死なないんですね。

[振り返った方向、迫り来る剣の向こうに見えるギィ>>58の無事な姿と、鋭敏になっている五感が拾った音に苦笑を零す。
こんな時に、こんな時だからこそ、己の"日常"に触れて、どろりと濁っていた瞳が正常な色を取り戻した。
迫る剣など目もくれず、穏やかな微笑みを浮かべる。]

(78) 2014/02/19(Wed) 02:21:54

変わり者 アレクシス


[――刹那、飛来する黒と赤。]
 

(79) 2014/02/19(Wed) 02:22:10

変わり者 アレクシス

[右腕の布を切り裂いて、それなりに深い傷が覗いている。
不意を突かれてこれだけの傷で済んだのは、宙に浮かぶ黒の糸――ではなく、先程切られた己の髪だ。
地面に散らばったそれは宙を舞って、寸でのところで軌道を変えた。
今はその刃に巻きついたまま、彼の元へ引き寄せられる力と拮抗している。]

 いやぁ、すみません。
 頭に血が昇っていたみたいです。

 私もまだまだ若いということでしょうか。

[最初に現れた時のような笑みが戻り、無事な左手で短くなった髪を梳く。
視界の端、巨大な茨が周囲を覆い始める。
消えゆく赤>>58と赤>>64に微笑んで、ゆるりと唇を動かした。]

 後で、肩くらいは揉んであげましょうか。

[届くとも思わない。届かせようとも思わない。
約束にも満たない音は、野茨に覆われ、姿ごと見えなくなる。]

(80) 2014/02/19(Wed) 02:22:31

変わり者 アレクシス

 さて、と。
 お仲間とはぐれてしまいましたが大丈夫ですか?
 助けに行っても構いませんよ。

[茨の要塞と化した場所で、右腕から呪を纏う雫が零れ落ちる。
地面に染み込む度に細い蔦が生えてくる様子は、何とも異質なものだっただろう。
それらは傷口の上に絡み、腕を締め付け止血を施す。
そのまま腕を持ち上げれば蔦が千切れ、緑の輪だけが残った。]

 私の死に方は決まっているんです。
 貴方たちに殺される訳にはいかないんですよ。

 嗚呼それと、『城主は二度殺さない』も条件ですねぇ。

 それさえ守っていただけるのであれば、貴方たちの邪魔をするつもりはありません。
 どうです。悪くない相談でしょう?

[右手の爪は元に戻り、赤く染まった袖だけが戦闘の痕を残している。
その手を伸ばし、ゆるりと微笑んだ。
首を傾げ、彼の返答を待つ。]

(81) 2014/02/19(Wed) 02:23:25

変わり者 アレクシス、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 02:28:46

【独】 変わり者 アレクシス

/*
pt減り過ぎィ
後の人が追い付きにくくなるから、量は控えめに、皆に合わせて……が、がんばる!

(-25) 2014/02/19(Wed) 02:30:52

【鳴】 騎士 ジークムント

[ひとりになれば思うのは教会のこと。
否、アデルのことと言った方が正しい。]


 ――…アデル。


[小さく名を紡ぐ。]


 君は今、どうしているのだろうね。
 元気にしているだろうか。

 ……泣いてはいないだろうか。


[案じる想いが、声へと滲んだ。]

(=0) 2014/02/19(Wed) 02:40:07

【鳴】 騎士 ジークムント

 傍に居ると言ったのに……
 何も言わず離れたのだから恨まれても仕方ない。


[アデルはそのようなひとでないと思いながらも
悔いる気持ちがそのような言葉を綴らせる。]


 アデル。
 君の無事を、そして幸せを、祈っているよ。
 君が笑顔で過ごせる日々を、希う。

(=1) 2014/02/19(Wed) 02:47:26

騎士 ジークムント

[西の塔に賓客をおくりとどけた男は元来た道を戻る。
たおやかな姫の手をとったその手で
騎士の証のようにある腰に帯びた剣に触れた。]

 我が主が客人をもてなす席に
 挨拶にゆかぬわけにはいかないな。

[ゆるやかな笑みを浮かべ颯爽と歩めば
一つに纏められた銀の長い髪が尾のように靡いた。

野茨公の無事を確認するまでは休むわけにはいかない、と
サロンからバルコニーへと出て
野茨公の剣となり盾となるべく傍に控える。**]

(82) 2014/02/19(Wed) 03:11:11

公弟 ヴィンセント

― バルコニー ―

[即席の氷の盾を砕いて剣が城主に襲いかかる。
迎えるようにかざしたギィの掌に強引な接吻をして、それはようやく床に落ちた。

剣に続いてバルコニーを訪問したのはマントをたなびかせた騎士姿だった。
剣を投げた男とは違う。

ギィが操る茨に阻まれて舌打ちする様はまだ人間らしい、と思った。]

(83) 2014/02/19(Wed) 08:19:12

公弟 ヴィンセント


 確かに──


[もったいない、と投げられた声に返すは恬淡とした同意。
もっとも、その対象はワインではなかったが。
熱烈な逢瀬を邪魔したことを斟酌するような色は滲む。
ギィはきっと、愉しんでいたろうから。

それでも介入するのもまた自分ならば当然のこと。

膝を屈めて手を伸ばせば、氷の砕片は散らされた紅を触媒に寄り集まって剣の形に再編される。
ギザギザといくつもの断面を煌めかせるソードブレーカーにも似た刃。

それを手に立ち上がるも、ギィの”子”がその場に姿を現せば入れ替わるように城内へ。**]

(84) 2014/02/19(Wed) 08:21:07

変わり者 アレクシス

― 相談を持ちかける直前 ―

[腕を這う蔦は雫が落ちた数だけ伸び、傷口よりも心臓に近い位置で輪を描く。
まるで意思を持っているような動きも当たり前のように受け入れ、静かに笑んでいた。]

 森に住んでいた頃は、人間から教会の黒い噂を聞くことがありましたが、随分と身体を弄ばれているんですねぇ。
 正直舐めていました。

[腕を伝う雫は次第に少なくなり、袖の赤を残して、涙を止めてしまう。
決して早くはないが、通常の人間よりも優れた自己治癒能力が深い切り傷を塞ぎ始めていた。]

 貴方、お兄さん、戦士さん。
 私と交渉しませんか。

[そう声をかけたのは気まぐれが半分、彼の力を見とめたのが半分といったところである。
己が意志のためならば、何を犠牲にしようと構わない。
唇から滑らかな言葉>>81が零れ、笑みを深めた。]

(85) 2014/02/19(Wed) 08:44:22

変わり者 アレクシス、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 08:45:53

【独】 変わり者 アレクシス

/*
昨晩の判断も大分寝惚けていることが分かった。
バルタンはギィでもヴィンセント公でも、とにかく人狼組と接触させたかった、ね!
しかも噛まれるのは3dである。

2d噛まれでヴィンセント公に誘導した方がいいのはオズワルドさんだった……ごっちゃになってるぅ(´・ω・`)

もう大丈夫だよ間違えないよ。頑張る。頑張るもの。



(埋まった)

(-26) 2014/02/19(Wed) 08:48:56

【独】 聖光の ユーリエ

>>71
ホラーもののお決まりだからやりたかっただけなのだけど、
プロのコウモリに続き、ソマリんには「失態ロール」を強いることになって申し訳ないわ。

……でもソマリんならきっとなんとかしてくれるって、
ユリしんじてる。

(-27) 2014/02/19(Wed) 09:01:19

【独】 野茨公 ギィ

/*
弟に見抜かれとるww
>ワインじゃない

(-28) 2014/02/19(Wed) 11:04:07

野茨公 ギィ

― バルコニー ―

[見事な跳躍と大剣さばきで蔓を切り払いバルコニーに飛び込んできたのは、騎士と見える男。
次々と伸びる蔓を寄せ付けぬ技量に、笑みを浮かべる。

―――と、視界の端、床に落ちた剣が動くのが見えた。
自律して動くかと意識を割くが、引かれ戻るのをちらと確認する。
飛び行く先はあの剣士、あるいはそれと対峙しているアレクシスか。]


 死なないと言ってるのだから、死なないだろう。

[判断を付けたところで、剣のことは綺麗に忘れる。]

(86) 2014/02/19(Wed) 11:30:29

野茨公 ギィ


 あれも、私と違う馬鹿だから。


[付け加えるは喉奥で笑いと共に。
どうやら聞こえていたらしい。>>78]

(87) 2014/02/19(Wed) 11:31:07

野茨公 ギィ

[弟が再び冷気をより合わせる気配を感じながら、右手の蔓を操って目の前との騎士の距離を稼ぐ。
十分な距離が開いたところで、一度蔓を引き戻した。]


  控えよ。

 私がユベール・ファビオ・ギィ・デグランティエ。
 この城と領地を預かるものである。

 私を討ち果たさんとするならば、名乗りを上げよ。
 貴様が、騎士の心を持ち合わせているのならぱな。

[舞台に立つ役者じみて声を上げる。
ちょうど、背後に我が子が現れた頃合いだったろうか。]

(88) 2014/02/19(Wed) 11:34:18

【赤】 野茨公 ギィ


 ―――中は頼むよ。


[立ち去る様子を見せた弟に、声を投げる。]


 彼らの狙いはまず城主だろう。
 とすれば、入り込んだ方が主力かもしれない。

   怪我などしてきたら―――わかっているね?


[気配だけの腕を掲げて、ゆるく抱く。]

(*4) 2014/02/19(Wed) 11:38:54

野茨公 ギィ

[吸血鬼の領地など人間にはあずかり知らぬところだろう。
正確に言えば、野茨公が"統治"している民は、自身と、周囲数名程度だ。
わかったうえで領主としてふるまうのは、酔狂の範疇に近い。

我が子と入れ替わりに弟が城内へ向かおうとするのには、
視線のひとつも寄越しはしなかった。
全て任せているとでも言うように。]

(89) 2014/02/19(Wed) 11:49:21

変わり者 アレクシス

[素直に告げられない安堵>>78さえ、野茨公>>87にかかれば簡単に解かれてしまう。
茨に閉ざされる向こう、呟かれた声まではさすがに届かなかったが、口元は穏やかな笑みを湛えていた。]

 私も随分と……ふふ。

[吐息と共に言葉を零し、胸元に手を当てる。
血玉の鼓動を感じた気がして、また小さく笑った。]

(90) 2014/02/19(Wed) 11:51:42

野茨公 ギィ

 これから血を交わしあうというのに、
 名のひとつも呼べないのは、切ないからね。

[騎士の返答を待つわずかな間。
呟いた声はさて、どこまで聞こえていたか。]

(91) 2014/02/19(Wed) 12:04:40

【独】 野茨公 ギィ

/*
ばるたんに言い忘れたことを思い出して書きに来る。
と、アレクシスのお返事が目に入る。

好きだぁぁぁ。

(-29) 2014/02/19(Wed) 12:06:25

修道騎士 バルタザール

― バルコニー ―
[不意に目の前の蔓が退き、視界が広がる。
何ぞ仕掛けてくるのか、と身構えたが、吸血鬼城主から発せられたのは、貴族らしい堂々たる名乗り。>>88

切り結んでいる間に彼我の距離は充分に開けられてしまっていた。
油断なく見据え、腰を深く落として、構えを変える。
剣を大きく後ろに引くと、銀の切っ先が床を掠めた。]

(92) 2014/02/19(Wed) 12:21:44

修道騎士 バルタザール

[眼前の男は、優美にして精悍。
伝え聞くとおりの容姿、稚気たっぷりの大仰な名乗りから、これが標的の“野茨公”に間違いないだろう。

返礼の名乗りなどなど論外だった。
悪霊に進んで自分の名前を教えるなど、自殺行為に等しい。

名を媒介に心を侵犯する魔も存在する。
吸血鬼はこれと見定めた犠牲者の心に親密さを装って忍び寄り、自制の壁を突き崩して堕落させて虜とする。
修道会では、新任の修道士たちに厳重に戒めているが、それでも人間の姿に惑わされて情をかけた結果、つけ込まれて殺害されるケースが後を断たない。]

(93) 2014/02/19(Wed) 12:36:09

【赤】 公弟 ヴィンセント

[軽く締め上げるような抱擁の気配に喉を鳴らす。]


 あなたも、

  私に仕置きできる程度には、ご自身を気遣っていただけるのでしょうね?


[返す念は、首筋に唇の気配を触れさせるごとく。]
 

(*5) 2014/02/19(Wed) 12:44:53

修道騎士 バルタザール

 貴様が人であるならば、無礼を詫び、名乗りもしただろう。

[じり、と踏み切りの足に力を入れる。
さきほどの青年は城内に入ったようだが、代わりにもうひとり、城主の背後に立ったのが見える。]

 だが!
 貴様は魂なき動く死体に過ぎん!

 そして、私は騎士である前に修道士。
 神の下される降魔の力の一条、ひとふりの剣だ!

(94) 2014/02/19(Wed) 12:49:00

公弟 ヴィンセント

― 廊下 ―

[侵入者の姿を求めて進めば、少女の悲鳴が聞こえた。>>71

アプサラスの声ではない。
ジークムントが戻ってきたということは、彼女らは西の塔に退避しているはずだ。]


 座興、で済むうちに。


[声の出所へと、足を速めた。**]

(95) 2014/02/19(Wed) 12:53:20

修道騎士 バルタザール

[他の吸血鬼を殲滅し、充分に数を減らすまで、首魁を引き付けておかねばならない。
体制の整わぬうちに、最も手ごわい敵を、神子聖女らのもとに行かせてはならない。

故に、それ以上の問答は無意味と、放たれた矢の如く、駆け出す。]

(96) 2014/02/19(Wed) 12:53:28

修道騎士 バルタザール、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 12:57:34

公弟 ヴィンセント、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 12:57:43

【独】 聖光の ユーリエ

お姉さまと遊ぼうかと思ったら、
まさかのヴィンスきてくれたー!

(-30) 2014/02/19(Wed) 13:06:11

修道騎士 バルタザール



 燼滅しろ!!


[懐に飛び込み、大剣を切り上げる――
と見せて、自身の背中とマントを遮蔽として、硝酸銀の詰まったダーツ数本を片手で放つ。]

(97) 2014/02/19(Wed) 13:11:21

【独】 聖光の ユーリエ

バルタんかっこいい!!

(-31) 2014/02/19(Wed) 13:15:05

野茨公 ギィ


 は。やはりつれない。

[再度の名乗りを求めるも、返答はやはり否。
我知らず熱い息を吐いて、舌先を唇から覗かせる。

側へ来た我が子へ右腕を上げて手出し無用の意を示し、
先ほど剣に穿たれた左手で、右手に絡む野茨を撫でた。

城主の血を受けた蔓は赤黒く変色し、剣の形をなす。]

(98) 2014/02/19(Wed) 13:33:40

野茨公 ギィ


 ますます跪かせて、啼かせてみたくなったよ。


[構えとも呼べない姿勢で立つそこへ、騎士の裂帛が迫る。
飛び込んでくるのに合わせて体を開き、
刃を合わせて大剣の軌跡を逸らす。

のけぞらせた喉のすぐ側を大剣が過ぎ行き、赤い髪が数本散って、]

(99) 2014/02/19(Wed) 13:35:01

野茨公 ギィ


  か ……    ふ… …!?


[痛みが、身体の中心で白く爆発した。]

(100) 2014/02/19(Wed) 13:36:15

野茨公 ギィ

[咄嗟、足元に這う茨の数本を槍と化して突き上げさせ、
自身は軽く飛び離れる。

視線を落とし、胸の真ん中に刺さる矢を確認して、唇を上げた。
薄く煙を上げる傷口から、痛みは今もジワリと広がっている。]


 …たまらないな。

[なおも我が子を制しながら腰を落とし、迎え撃つ姿勢をとった。]

(101) 2014/02/19(Wed) 13:38:04

【独】 野茨公 ギィ

/*
Q.ギィさん、表情の選択間違ってませんか?

A.いいんです。あれで。

(-32) 2014/02/19(Wed) 13:39:58

野茨公 ギィ、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 13:45:07

【赤】 野茨公 ギィ


  ……たまらない。


[呻きは、唇の感触に紛れさせる。]


    なあ、楽しいと思わないかい、ヴァイス。
  こんなに楽しいのは、―――久しぶりだ。

[垂れ流される響きは、どこか酔ったよう。]

(*6) 2014/02/19(Wed) 13:49:02

【独】 野茨公 ギィ

/*
あっ。ユーリエのところに遊びに行こうと思ったら、弟が向かっているだとう!?
あいつ、抜け駆けしやがって!

私もユーリエちゃんhshsしたいよう〜〜

(-33) 2014/02/19(Wed) 13:50:01

【独】 変わり者 アレクシス

/*
お外で鳩さん飛ばして覗いたのですが、この野茨公>>101が彼の変態性をとてもよく表していて(褒め言葉)、それがとても愛おしい。

やっぱりね、それぞれのキャラがいるからこそなんですけれども、陣営の長となる人物の影響って大きいと思うんです。
ギィが城主で良かったなあ、と愛が溢れたので、こっそり灰を残しておく。

一度だけでも貴方の命を救えることを光栄に思いますって、アレクシスさんが言ってます。

(-34) 2014/02/19(Wed) 13:54:45

【独】 野茨公 ギィ

/*
読み返すといろいろ抜けてる。orz

刺さったダーツは1本だよ、とか、
ダーツ抜かずにそのまんまだよ、とか。

(-35) 2014/02/19(Wed) 13:57:55

修道騎士 バルタザール

[左手一本の振り抜きは、茨の剣で軽々と逸らされてしまう。
形状こそ茨だが、城主の血の魔力で練成された剣は鋼以上の硬度、寸時嫌な重さを手首に伝え。]

 ……ッ

[赤い色が散るも、髪の数本を切っ先で引っ掛けただけだった。]

(102) 2014/02/19(Wed) 14:00:32

修道騎士 バルタザール

[ダーツが敵の胸元に突き立つのを目にし、好機と強引に手首を返し、まだ慣性の残る剣の軌跡を強化された筋力で捻じ曲げた。
が。

追撃は、間髪入れず床から突き上げる茨の槍に阻まれた。
軸足をずらし、穂先に貫かれるを辛うじて避ける。
茨の棘が脹脛とマントの端を掠めて切り裂いた。]

(103) 2014/02/19(Wed) 14:14:32

修道騎士 バルタザール

[銀の軌跡が茨の槍を斜めに切り飛ばす。
しかし、それは狙ったものではない。
敵はダーツの刺さった箇所から白煙を上げてはいるものの、さしたるダメージを受けていないように見える。

シュッ、と鋭く息を吐き、踏み込んで再度の突撃。
抉り、貫き、刺し貫く、刺突の剣を驟雨の如く降らそうと]

(104) 2014/02/19(Wed) 14:29:18

修道騎士 バルタザール

[床石を砕けんばかりに踏み締めれば、脹脛の切創が開いて血がしぶく。
しかし、見る見るうちに肉芽が盛り上がり、傷口が閉じていく。]

(105) 2014/02/19(Wed) 14:34:35

修道騎士 バルタザール、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 14:37:34

野茨公 ギィ

[息を整える間一つを置いて、再び騎士が距離を詰めてくる。
襲い来るのは、無数の突き。
長く重い剣を使っているとは思えないほどに、速く、正確な刺突を
ひとつひとつ、丁寧にさばいていく。

切っ先を打ち合わせ、刀身を滑らせ、時に剣の横腹を拳で叩き、
人にはありえぬ速度で応酬を交わすさまは、舞踏にも似ていた。]

(106) 2014/02/19(Wed) 15:05:01

野茨公 ギィ

[一瞬たりとも気の抜けない剣戟を続けながら、じわじわと間合いを詰めていく。
相手の大剣がこちらの左胸を狙った一撃に合わせ、
体を投げ出すように前へ踏み込んだ。

深くかがめた左の肩と背中を、銀の刃が裂いていく。
それに構わず、右手を握りしめた。

茨の剣は意思に従い形を変え、拳を守る輪となる。
踏み込みの勢いを乗せ、相手の脇腹を差して拳を繰り出した。]

(107) 2014/02/19(Wed) 15:06:10

騎士 ジークムント

―バルコニー―

[入れ違うように城内へと赴くヴィンセントに浅く頭を下げて見送る態。
野茨公と血の兄弟である彼に対しても示す敬意。
行動にはそれに伴う思惑があるという信から
野茨公にも公弟にも差し出た真似をする事は少ない。
ヴィンセントの気配が遠退けば、また姿勢を正し
野茨公と、彼に対峙する騎士を見遣る。]

 ――…。

[そうして聞こえ来るのは野茨公の名乗り>>88
朗々と気高きその声が響けば“子”は実る稲穂の如く自然と頭を垂れる。
統治者としての姿に一瞬重なるのは微かに記憶に残る程度の父親。
危篤の知らせを聞いた一年前よりそれから先を知らない。]

(108) 2014/02/19(Wed) 15:37:06

騎士 ジークムント

[侵入者と認識する騎士の言>>94が男の耳にも届く。]

 魂なき動く死体。

[消え入るかのような細い呟きが漏れた。
己もすでにそうなのだと思えば
ズキ、と刺すような痛みが胸を苛む。
瑣事に気をとられ大事を見失ってはならぬと
感情を切り離そうと首を左右に振る。

騎士が大剣を切り上げる動作>>97
男は帯びた剣の柄を握り鞘から引き抜き応戦の構えを見せるけれど
野茨公の右腕上がるを見れば、ぐ、と奥歯を噛み引き下がる。]

(109) 2014/02/19(Wed) 15:40:37

騎士 ジークムント

[散る赤は主と慕う者の髪。
爆ぜるものに、野茨公の声>>100が重なる。]


 ――我が君ッ!


[悲鳴染みた焦りの滲む声がその人を呼ぶ。
それでもなお、制す>>101を知れば眉を寄せて耐えるように唇を噛んだ。

わかっている。
血の親が己を頼る事などないのだ、と。
相手にとっては理不尽であろう淋しさを感じながら
躾の行き届いた犬のように大人しく控えた。]

(110) 2014/02/19(Wed) 15:41:41

修道騎士 バルタザール

[彼我の間に無数の銀線が交錯した。
火花と連続する金属音を撒き散らし、剣戟の雨が降る。

バルタザールは相手の技量に舌を巻かざるを得なかった。
強化を受けた修道騎士の身体能力は、吸血鬼に引けを取らない。
動体視力と膂力が如何に優れていようと、並みの吸血鬼ではこうはいかない。

攻めているのはこちらなのに、刹那も気が抜けない。
何しろ、一つ一つが必殺の刺突を、相手は正確に裁ききったその上で、まだこちらに攻撃に転じてこないのだ。]

(111) 2014/02/19(Wed) 15:47:40

【鳴】 騎士 ジークムント

 ――…頼られぬ事が淋しいと思うのは
 頼られる喜びを知ってしまったからだろうな。

 それを教えてくれたのは――、……。


[小さな、子供だったアデルの姿が過る。
彼に必要とされる事が、喜びだった。
教会という狭い世界でのしあわせは彼が近くに居てくれた事。]

(=2) 2014/02/19(Wed) 15:48:43

修道騎士 バルタザール

[じりじりと敵が距離を詰めてくる。
分かっていて尚、牽制と防御の意味でも攻撃をし続けるしかない。
ク、と歯を食い縛る。

それは、心臓を狙った一撃を繰り出したとほぼ同時に来た。
躱せぬ筈の刃を、敵が掻い潜る。
深く身を屈めた敵の左肩から背にかけてを、大剣が裂いていく手応えが伝わり、瞠目する。

懐深く入り込まれた。

次の瞬間、避けようのない脇腹に勁烈の衝撃が炸裂した。]

(112) 2014/02/19(Wed) 16:01:31

【鳴】 騎士 ジークムント

[人ならざる者となってしまった男は
吸血鬼の城に身を寄せながらも
己のいるべき場所は此処ではないのだろうと思う。
人でもなく、魔にも染まりきれず、季節はひとめぐりしてしまった。]


 アデル……。


[吐息まじりに名を呼んで柳眉を寄せる。]

(=3) 2014/02/19(Wed) 16:13:58

修道騎士 バルタザール


   ガ ハ ッ!!

[打撃吸収の下鎧すら突き抜け、内臓を揺さぶる激しい衝撃が、背中まで突き抜ける。
その場に踏み止まれず、足が横に滑った。

剣ではなく、拳。
眼の隅に捉えたそれで、茨の輪を巻いた拳の一撃なのだと理解した。]

(113) 2014/02/19(Wed) 16:14:02

修道騎士 バルタザール

 フ、ウッ!

[崩れた姿勢のまま、それでも前蹴りを放とうとしたのは、殆ど本能に近い。]

(114) 2014/02/19(Wed) 16:20:26

野茨公 ギィ

[左半身に走る灼熱。
右手に感じる重い衝撃。
どれもこれもが心地よく、精神を昂ぶらせた。

確かな手ごたえに唇を歪め、
茨の輪を短剣に変えて、喉元へ突き上げようとする。
しかしその目論見は、放たれた蹴りに阻まれた。]

(115) 2014/02/19(Wed) 16:46:12

野茨公 ギィ

[やや前のめりになっていた体を立て直し、蹴りを避けようとする。
結果、バランスを崩したまま足に蹴りを受け、
幾度か後ろに転がりながら衝撃を殺さざるを得なかった。]


 たいした闘争心だ。

[左半身を朱に染めて、ゆらりと立ち上がる。]

(116) 2014/02/19(Wed) 16:46:33

野茨公 ギィ


 ―――君たち教会の者は、我々に魂がないと言うけれども。


[息を整えながら、言葉を紡いだ。
それは目の前の騎士に向けたものでありながら、
その実、我が子へと教え諭すもの。]

(117) 2014/02/19(Wed) 16:47:25

野茨公 ギィ



    私は現に、ここにいる。


 意思を持ち、思考し、感情の高まりに震えもする。
 それ以外に、なにが必要だというんだい?

 魂などという概念は、教会が人間を喪失の恐怖で縛ろうと考え出した、ただの道具に過ぎないのだよ。


  私はここに"生きて"いる。
  それが唯一、確かな事実だ。

(118) 2014/02/19(Wed) 16:47:55

野茨公 ギィ

[ちらりと傍らに立つ我が子へと視線を投げ、
その秀麗な顔へと笑いかける。]


 ジーク。おまえも、やってみるかい?

[キャッチボールに誘うほどの気軽さで、我が子に戦いを勧めてみた。
苦痛の色は見せないが、自身の傷は決して浅くない。
暫し、回復の時間を取りたいところ。**]

(119) 2014/02/19(Wed) 16:48:49

野茨公 ギィ、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 16:59:00

騎士 ジークムント

[――教会から逃げ野茨公を頼りにこの城に身を寄せた。
血の親であり主である城主は己を子として慈しんでくれる。
それだけでも己には過分な事であるはずなのに
人でもなく、魔にも染まりきれぬ男は
この城に己の居場所を見つけられずにいる。
所在なさげに佇む姿がみられるのは、その心が原因。

ちいさな手を思う。
頼られていた日々を懐かしむ。

家族に向けられるはずだった感情は
幼いアデルと出会った時から彼へと注がれ続け
不意に思い出しては、かえりたい、と思ってしまう。

その思いは、主を裏切るに等しいと思いながら
気高き高嶺の花へと手を伸ばしその刺に傷つくをおそれて
熱情を奥底に隠しあたたかく穏やかな安寧を求めている。]

(120) 2014/02/19(Wed) 17:10:01

騎士 ジークムント、野茨公 ギィの声に顔をあげ視線を戻す。

2014/02/19(Wed) 17:12:10

騎士 ジークムント、野茨公 ギィに話の続きを促した。

2014/02/19(Wed) 17:12:42

修道騎士 バルタザール

[運良く蹴りは相手に当たった。
後ろに転がって距離を取る敵を睨んで、こちらもふらつく両足に力を込めて、体勢を立て直す。
前進して追い討ちをかけるほどの余裕はなかった。

呼吸を整え、三度構えを取る。
左足を引き、右半身に剣を立てて相対し、より一層冷たく硬く面を引き締める。
ダメージを窺わせるような乱れを毛ほども感じさせないように。

長期戦を覚悟していた。
ただ、時間が惜しい。]

(121) 2014/02/19(Wed) 17:22:14

騎士 ジークムント

[諭すような野茨公の響き>>117に息をのむ。
心を見透かされたような気がしてその動揺が翆玉を揺らした。
野茨公の言葉も存在も疑わない。
吸血鬼である主を生きていると思いながら
己の生を信じられず抱いた不安を拭うような言葉>>118]


 ――Yes,my lord.


[その言葉を受け止め、厳かに頷く。]

(122) 2014/02/19(Wed) 17:39:47

騎士 ジークムント

[野茨公と視線>>119が交わる。
傷を負うその姿に痛みを覚え柳眉を顰めた。]


 ――…ゆるされるなら、
 我が剣技、ご覧頂きたく。


[剣の柄握る手を己の胸の前にやり
剣先を天に掲げるようにして首肯し]

(123) 2014/02/19(Wed) 17:40:05

騎士 ジークムント

[修道騎士>>121に向き直り、掲げた剣先を彼へと向ける。]


 暫し、お相手いただこう。


[じり、と片足を前に距離をはかるは相手の力量を思うがゆえ。
野茨公との戦いをみてれば剣を交えずとも知れる彼の強さ。]


 退屈させぬよう励まねばな。


[独り言ちて男は地を蹴る。
剣立てる右半身を狙うは力比べでもしようとするかのように。**]

(124) 2014/02/19(Wed) 17:41:09

修道騎士 バルタザール

[左半身を朱に染めて立つ吸血鬼の呼びかけは、相手も回復の時間を欲していると解釈した。]

 神の御恵を知らぬものの戯言だ。
 私が貴様邪属の妄言に揺り動かされると思うな。

[血子と思しい傍らの長髪の青年に語り掛けるを見れば、やはり予想は正しかった、と確信する。
再生される前に、相打ちを覚悟しても叩み掛けたが吉であろう。

だが、そうと分かっても打つ手がない。
吸血鬼である以上、この青年も等閑にできない。
余程相手が弱卒でない限り、相手をしながら城主を攻撃するなど至難の業だ。]

(125) 2014/02/19(Wed) 17:43:31

修道騎士 バルタザール

[交替に前に出てきた長髪の青年>>124を、忌々しく睨む。

構えを見れば、大体の技量が分かる。
勝てるとは思うが、倒すまでに城主に回復されてしまうだろう。
加えて、魔族特有の妖術を使う可能性がある。
全く厳しい相手だ。

そう考えると、睨み据える視線に苛烈さが増した。]

(126) 2014/02/19(Wed) 17:52:06

【独】 聖光の ユーリエ

ばるたんがんばってー!
おずおずにりえりえ助けてあげてー!(/≧◇≦\)

(-36) 2014/02/19(Wed) 17:56:33

修道騎士 バルタザール

[距離を測る相手と同様、自身も構えたまま、じりと摺り足で前に出る。

見つめるうち、この顔をどこかで見たような気がする、と感じたが、戦場にあっては瑣事と頭の隅に押し込む。
どのみちこの青年も魔の眷属なのだから、いずれ倒してから考えれば良い事、と切り捨てる。

右半身を狙って打ち掛かってくる相手を、こちらも迎え撃つために、剣をあわせた。**]

(127) 2014/02/19(Wed) 18:01:28

騎士 ジークムント

[主に求められたのは余興と認識するが
修道騎士を相手に気を抜くことは出来ない。
吸血鬼となって得た魔力は使いこなすに至らぬから
今のところ剣をたよりにするほかなく

苛烈な眼差しを受けた男はすと目を細め笑みを消した。]

(128) 2014/02/19(Wed) 18:05:25

修道騎士 バルタザール、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 18:06:16

【独】 野茨公 ギィ

/*
ジークが可愛すぎて、まじつらい。

(-37) 2014/02/19(Wed) 18:12:02

【独】 野茨公 ギィ

/*
ばるたん、噛み対象だし、なにか振っておこうかな。

名乗ってくれない(´・ω・`)

やっぱり名乗ってくれない(´・ω・`)

やだ。あなたのことばっかり考えてる。これって恋?

戦闘超楽しい!がちがち聖騎士様最高!(イマココ)

(-38) 2014/02/19(Wed) 18:15:33

【独】 野茨公 ギィ

/*
と、愛を囁きつつ、ご飯作るのでした。

もうね。みんなか愛しすぎてしんでしまいます。

(-39) 2014/02/19(Wed) 18:16:27

騎士 ジークムント

[剣と剣が合わさり硬質な音が其処から響く。
真っ直ぐな視線を修道騎士へと注いだ。
主を前に不様な姿は見せられぬと気を引き締めるが
かつて身をおいた場所を思い出させる騎士の姿に苦さを感じる。]


先ずは力比べと参りますか。


[ぐ、と、あわせた剣に重心を預け、修道騎士に負けじと睨む。**]

(129) 2014/02/19(Wed) 18:20:59

【赤】 公弟 ヴィンセント

[忍び入る囁きは、その人の体を傍らに感じるよう。
呻きにも似た歓喜の言葉は、弾む息そのものだ。

幾度となく血を情を通わせた兄弟の絆は、官能とは別種の鈍い熱も伝えていた。
ギィが聖属性の攻撃を受けている──

あの騎士は、不死者の砦に至ることのできる技量の持ち主らしい。
ギィはさぞかし嬉しいだろう。

人の血だけでなく、自らの血にも酔うかのごとく、危地を歩むことを好むギィの性格は知っていた。
彼にとっては、痛みもまた執着の証であるに違いない。]


  …妬ける、

      早々にケリをつけてしまおう。


[そしてあなたを取り戻すと、素直な想いを素直ではない口調で送った。]

(*7) 2014/02/19(Wed) 18:49:50

聖将軍 ソマリ

― 城内 ―

[前庭では苛烈な火花が散ることだろう。

自ら前に出た三者の火力も知る事ながら、
それを迎え撃つ人外が易き壁を置くはずもない。

その間に敵陣へと足を進める四つの影に、
ざらりと城石を何かが這う気配。>>62

違和を覚えても、魔物そのものではない気に反応が遅れた。]

(130) 2014/02/19(Wed) 19:04:46

聖将軍 ソマリ

 ――――ッ!

[奥歯を噛んで、剣を真横に一閃。
太い蔓を断てば、緑液が飛び散り、茨が砕ける。
その途端に、小さな手を離してしまった。>>71

元々、彼女に行軍適うほどの体力は無い。
聖光を攫わんとする凶手に口腔で舌打ちを漏らす。]

 クレステッド!
 大元を叩く、巻き込まれるな。

[先行する彼に声を朗と飛ばし、右手に大気を集めて腕を引く。]

(131) 2014/02/19(Wed) 19:06:28

聖将軍 ソマリ

[風は右手の内に圧縮され、大気は塊と変わって力に転じる。
剣で向かい来る蔓の一片を払ったと同時、
右手に囚える力を解き放ち、風圧を蔓の根元へ奔らせた。

衝撃は周囲に突風を巻き起こし、風の弾丸は一直線。

蔓を分ける太い袂を衝撃で打ち砕く風精の一撃。
当然、背後の城壁さえも、微塵に粉砕し、
派手な瓦解の音を伴い、名実共に風穴を開ける。

加減を怠った風の塊は城壁を突き抜け、
西の塔にを削るように掠めて、城を僅かに震わせた。
夜気に四散する力が、無作法な呼鈴が如く大気を掻き混ぜ。

ハ、と息を漏らして、魔回路を派手に広げた右手は微かな熱を持つ
蔓を退けると、同行者らを確認するように視線を巡らせた。]

(132) 2014/02/19(Wed) 19:10:59

聖将軍 ソマリ、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 19:16:28

純血種 アプサラス、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 19:35:45

純血種 アプサラス

― 少し前・サロン ―

[戯言めいた言葉に、さらりと応じるジークムントの声>>50
滑らかなだけでなく、ごく自然と沁みる響きで。
主の無事をその目で確めるより、客人の前に跪く事を選びとる姿>>60]


 ……生まれついての紳士でいらっしゃるのね。


 喜んでこの手、お預け致します。
 暫しの間、どうぞお導き下さいまし。ジークムント様。

[捧げられた志に添うべく、その掌に静かに手を委ねる]

(133) 2014/02/19(Wed) 20:03:29

純血種 アプサラス

― 西の塔 ―

[導く歩みも掌も、塔に辿り着くまで一度として急く事はなく]

 ……いえ、あっという間でしたわ。
 貴方のお陰です。

[城までの旅路への労い>>73と知りながらも、悪戯めかした微笑で囁いた。城主の命を真摯に果たした彼の手を、僅かの間そっと両手で包み]


 ――ご武運を。野茨公にも、貴方にも。

[加護と祝福の代わりに、心からの願いを込めて>>50
騎士が扉の向こうに消えるのを見送った]

(134) 2014/02/19(Wed) 20:29:50

聖将軍 ソマリ

[礫が散らばり、足元で跳ねる。
自身の右腕は本来姿勢制御と加速に使われるものだが、
発露を絞れば先のように弾丸と化す。

風精は元より操作難き属。
寸裂された壁の向こうには夜が広壮と座している。]

 ユーリエを見失ったか…。
 ――…魔植如きが聖血耐えうるとは思わないが…。

[こんな場所で、彼女に過剰な出血を伴わせるのは上手くない。
剣を握り直して、一拍。]

 クレステッド、君はアデルと共に進め。
 俺はユーリエを探す。

(135) 2014/02/19(Wed) 20:37:33

純血種 アプサラス

― 少し前・西の塔 ―

[役目を遂げて主の許へ参じる騎士を見送ると、黒絹に守られた掌を肌蹴て、示指を唇に含み、牙を浅く食い込ませる。
ぽつりと紅玉の浮かんだ指先を、窓辺から夜空へ差し伸べて]


――程なく現れたのは、純白の蝶。
塔の頂まで飛び疲れたのか、ふらりと掌上に墜ち翅を休める。
鮮血に口吻を伸ばしたその翅は、一瞬で闇色に塗り潰された]


 いい子ね、――…さぁ、“視て”?

[紅に閃く瞳を細め、命じる声音は、愛しむにも似る]

(136) 2014/02/19(Wed) 20:50:01

使徒 リエヴル

― 前庭 ―
[勝手なことを言うくせに、いちいちまともに言葉を口にする目の前の吸血鬼>>76が吐き出す息とともにわずかに笑いながら、無骨な鎧剣を盾のように油断なく構えるという待ちの姿勢を保ちながら、生き物のように動く野茨>>62を視界の隅に治める。]

(137) 2014/02/19(Wed) 20:50:56

使徒 リエヴル

[踏み込みに合わせて、爪に叩き付けるようにして剣を振るう。潰されることなく抜けていく>>77姿は風のように外套をはためかせる。]

 ちっ…

[振るった剣の力に従うように、右から狙ってくる爪撃より迫るそれを避けようとしたが、今は剣を呼び寄せている最中の僅かな動きの鈍りが、彼の痛打>>77を躱し切れないと知り、少しでも衝撃を逃がすように、後方へと飛んだ。]

(138) 2014/02/19(Wed) 20:51:32

使徒 リエヴル

[裂かれた傷口の上にじんと痛む鈍痛。
相手にもまた剣による奇襲>>80を与えたようだが、剣が戻ってこない。目の前の吸血鬼の仕業だろう。]

 ……ふーん…

[目を凝らしに剣に絡みつくのは髪と気づく。それを判断する間が、目の前の男から交渉を持ちかけられる時間ともなったのは偶然か意図的であったのかは知る由はない]

(139) 2014/02/19(Wed) 20:51:45

【独】 聖将軍 ソマリ

/*
アプサラスの一挙一動が綺麗だなぁ…。
く、確りしないと…!

(-40) 2014/02/19(Wed) 20:52:03

使徒 リエヴル

 教会は…脇甘いな。

[黒い噂>>85という言葉を否定はしない、むしろ肯定と批判めいた言葉を紡ぐ。
その間にも茨が彼のものの腕や心臓の近くを這うのをみながら、自分にもたかろうとした茨を邪魔だとばかりに、剣をで斬り払い。摩擦熱でついた熱で追い払う。
交渉?そんなくだらないものに興味はないのが普通だ。

それでも討滅が一瞬踏みとどまったのは、「死に方は決まっている」という不穏な言葉と、ここに来てから頭に響く言葉が己の調子を狂わしていたからだ]

(140) 2014/02/19(Wed) 20:52:18

公弟 ヴィンセント

― 廊下 ―

[少女の悲鳴の聞こえた方へと先を急ぐ中、地響きが聞こえた。>>132]


 攻城兵器でも持ち込んだというのか──


[その推測はあながち外れていなかったかもしれない。
もっとも、正確にはそれは”人”が行使した歪めた力の結果だったのだが。]

(141) 2014/02/19(Wed) 20:56:01

使徒 リエヴル

[彼のものが血を落とした先から植物が活性化…いや、新たに芽生える細い蔦に不思議はあれども研究者でなければ戦術範囲以上のもの以外は興味も失せる。]

 死に方なんて……縁起でもねーこと考えてんだな。

[好悪としては、生き足掻かぬ質というのは好きではないが、講釈を垂れるタイプでもない。ただその意図を理解することできない。]

 良いか悪いかなんて、後になってみねーとわからんな

[いくら言葉を交わそうと、互いにそれを信じあえるような関係ではない。だから逡巡などせずにさっさと行動をする。

左手でもつ鎧剣を肩に担ぐようにもち、右手で、髪に絡みついた剣を引き寄せながら、無造作に歩き始める。
警戒は怠らない。だが相手から何もしないならば攻撃もすることもせず、そのまま横…こちらから見て吸血鬼の右側を過ぎて向かおうとするのはバルコニーの方面。]

(142) 2014/02/19(Wed) 20:57:57

使徒 リエヴル、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 21:00:21

【狂】 使徒 リエヴル

[吐き出す重い息。それまで彼の思念の元にまで届いたか。
絞り出すような声>>~7が、酷く声の主を苦しめているようで心が痛んだ。
だから、諾。とこなかったことに不思議と悲しみもない。
そもそも己だって――]

(~8) 2014/02/19(Wed) 21:00:59

聖光の ユーリエ、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 21:01:09

修道騎士 バルタザール

― バルコニー ―
>>129
[金属を打ち合わせる軋んだ音が、夜空に高く響く。
打撃の衝撃、そして受け止めた腕にズシンと掛かる重圧。

重い。そして鋭い。
だが。]

(143) 2014/02/19(Wed) 21:04:44

【狂】 使徒 リエヴル

[影のように浮かび上がるのは、狼の形。蟻の形。蜘蛛の形。さまざまな動物や魔物。
取り込まれた因子の元となっていたもの。その中のどれが、この現象を引き起こしているかは知らない。]

(~9) 2014/02/19(Wed) 21:06:10

聖将軍 ソマリ

[アデルには癒しの力がある。
創を省みぬクレステッドと残すに相応しい。]

 と、言うよりも。
 二人に人探しが出来るかと言う所だがね。

[独り言を舌の上で転がし、蔦の張った痕跡を追う。
幹ほどある茨を軽やかに飛び越えて、聖女の力を手繰りだす。
アデルとユーリエの位置だけは、空ろげながら理解出来た。]

 君には茨を焼いて満足してもらう訳には行かないよ、ユーリエ。

[靴裏が石畳を踏んで、強かな男が動き出した。]

(144) 2014/02/19(Wed) 21:08:12

純血種 アプサラス

― 少し前・西の塔 ―

[ふわりと浮かび上がる黒蝶は、垂らした鬢に一度留まって、窓の向こうへ姿を消した。その翅は広く薄く、静かに燐粉を零しながら舞う。

あまり魔力を託せば悟られるだろうと、脆い翅には僅かな血と探索の任だけを授けた。その範囲の広さ故、力の衝突を感知する程度の、気休めにしか過ぎないが]


 ――……、

[既に止まった血の痕を、舌先で拭い落として手袋を嵌め直す。
冷え固まった糖蜜のように、執拗に舌に絡む味。
――元より、生者と死者の狭間に棲む身体。
そこに流れる血が、今より温かった事など一度もないが]

(145) 2014/02/19(Wed) 21:08:31

【狂】 使徒 リエヴル

[その影を剣で切り裂く。だがまた生まれる。その繰り返し。時間を僅かでも引き延ばすための抗い。
今はまだ、表層を己で覆っているが、いつかこれらが己の精神を浸食してしまうだろう。
果てがない檻に囚われ解放されることのない己が幼馴染の傍にいないほうが良いのだ。

だから、自分の問いかけに、諾の返事がなかったのは、むしろ幸福だったのかもしれない]

(~10) 2014/02/19(Wed) 21:09:03

【独】 神子 アデル > 【秘】 聖将軍 ソマリ

――僕…達、から…?

[『救世主』――教会で何度も聞いて来た言葉。
けれど今まで、自分がその候補だとは欠片も思ったことはない。
血の隅々まで神聖化し、祝福や聖別を行える聖女にくらべ、自分はただ他の子よりは魔力が強いだけ。]

救世主になれるかは…わからないです…。
僕は人々の幸せのために少しでも貢献出来たら、それで…――。

[母親が聖女と言うだけで神子として扱われる事に、どうしても戸惑いと遠慮を感じてしまうのは、教会に来る前の環境が影響していたのかも知れないが、それは記憶がないままで判然としない。
ただ、教会の司祭やシスターを始め――何も分からない自分を見守り、人として必要な教育や教養を学ばせてくれ、ここまで育ててくれた人達のためにも。
この作戦は成功させなくては、ならなかった。*]

(-41) 2014/02/19(Wed) 21:09:04

神子 アデル

―城内廊下―

[>>7>>30先頭を走るクレステッドとユーリエの手を引いて走るソマリを見失わないよう、必死に3人の後を追いかける。]

ユーリエ!!

[>>71身体が負担に慣れてきた頃、ソマリの少し前を走っていたが、少し後ろで少女の悲鳴が響き思わず足を止める。]

僕も行きます――!

[>>132すぐにソマリが右手の力を放ったが、風の弾丸は城の壁に穴を開けただけで、ユーリエの救出には成功しなかった。]

(146) 2014/02/19(Wed) 21:12:06

奴隷騎士 クレステッド

[叫びに対する返答は野茨で返された。>>62 >>64]

く、これが回答か……。
私の心を満たしてすらくれる相手はいないのか。

[満たされぬ想いを掃き捨てたところにかかる言葉(>>135)]

了解した、先行する。
アデル、ついてこれるな?

[主の独り言(>>144)など知らずぬアデルに覚悟を問う。]

(147) 2014/02/19(Wed) 21:15:52

神子 アデル

でも……

[>>135 直後下された指示に、足は動かず。
困惑と不満を隠すことなく、眉を下げる。自分から彼女を守ると言ったそばから、これだった。]

(148) 2014/02/19(Wed) 21:16:03

変わり者 アレクシス、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 21:16:06

公弟 ヴィンセント

[轟音の方へ方向転換はしなかった。
そのまま廊下を進めば、白く光を発するごとき少女の姿を見出す。

無垢な幼さすら伺わせるその顔に影を落とすのは恐怖か疲労か。
もしここが森の中であれば、恰好の餌になるような少女だった。
が、状況はそれと異なる。]


  ──…。


[ことさら気配を消すことなく、近づいた。]

(149) 2014/02/19(Wed) 21:16:53

奴隷騎士 クレステッド、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 21:17:08

野茨公 ギィ

― バルコニー ―

[修道騎士に対峙する我が子の姿を、目を細めて眺める。
剣を構えて立つ姿は、まさに冴え渡る銀鉤三日月が地に降りたよう。]


 期待しているよ。

[背を押す言葉を掛け、茨を編んだ椅子に腰かける。
足を組んで、すっかり観戦の体。]

(150) 2014/02/19(Wed) 21:17:23

野茨公 ギィ

[神の御恵を語る騎士の言葉には、小さく笑みを浮かべるのみ。
もとより、言葉で彼を説き伏せられるとも思っていない。
神の使徒は、いつだって頑なだ。

ふと、足元に落ちたダーツを見つけて拾い上げる。
己の胸に刺さったものと同じもの。
鋭く尖った先で指先をつつけば、身を焦がす痛みが立ち昇った。
唇が、弓形に引きあげられる。]

(151) 2014/02/19(Wed) 21:18:08

奴隷騎士 クレステッド、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 21:18:19

神子 アデル、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 21:19:11

【赤】 野茨公 ギィ


  ふふ。

   楽しみなことだ。


[返る思念は陶然と霞む。
言葉の先にあるものを想起して。]

(*8) 2014/02/19(Wed) 21:19:12

野茨公 ギィ

[二人が剣を打ち合わせる。
ぶつかり合う気迫が、余波となって吹き抜けた。

期待していると語り、慈しみを注ぐ柘榴石の視線は、
同時に、冷静に二人の力量を量ってもいた。

無論、我が子のことは信じている。
だが同時に、厳しい戦いとなろうことも予想している。
愛し子は、吸血鬼としてはまだ雛だ。]

(152) 2014/02/19(Wed) 21:19:36

野茨公 ギィ

[だから、楽隊を指揮するように、指先を持ち上げた。

バルコニーに絡みつく蔓のいくつかが首を持ち上げ、
先を騎士へ向けながら、ゆらりゆらりと揺れる。

これだけでも気を散じさせる程度の役には立とう。
ただの脅しと無視するならば、生きた槍に貫かれもしよう。

このくらいのハンデでちょうどいい、と満足の顔。]

(153) 2014/02/19(Wed) 21:19:56

野茨公 ギィ

[そういえば、もう一人はどうしているだろう、と前庭を見下ろす。
確か、目の前の騎士とアレクシスが切り結んでいる剣士のほかに、
もう一人、正面からやってきていたはずだ。

野茨に巻かれて立ち往生しているならそれでもいいが。
そんな風に思いながら感覚の糸を伸ばしているとき、
城のどこかで破砕音が響いた。>>132]

(154) 2014/02/19(Wed) 21:20:11

公弟 ヴィンセント、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 21:21:20

【独】 野茨公 ギィ

/*
アデルメモ>迷子なりそこねざんねんwww

(-42) 2014/02/19(Wed) 21:21:27

聖将軍 ソマリ

[肩に掛けた外套が夜闇に浮かび上がるほど白く、波を打つ。
アデルの声に視線を投じるも、彼の気概を無碍にせず、
ただ、微かに双眸を撓めて見せた。>>146]

 必ず追いつく。
 君らの命をこんな所で使う暗愚と見縊らなくて良い。

 クレステッドが死にそうになったら、蹴飛ばしてでも使うんだよ。
 それは、死に急ぐ男だ。

[軽口めいて、クレステッド>>147を視線で示唆し、
アデルを鼓舞するように剣で露払いの祝福を切った。>>148]

(155) 2014/02/19(Wed) 21:22:42

騎士 ジークムント

―バルコニー―

[騎士である前に修道士と語った男の剣技は
修道士のそれとは比べ物にならない。]

 ――…修道士、か。

[剣を交えながらぽつと無意識に呟く。
修道士ならば神子の事も知っているだろう。]

 神子殿はお元気か?

[表情は変えぬまま感情を抑えた声で問う響きを漏らした。]

(156) 2014/02/19(Wed) 21:23:45

野茨公 ギィ、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 21:23:53

使徒 リエヴル、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 21:28:16

聖光の ユーリエ

─ 城内: 通路 ─

[ 悲鳴を上げても、手を引く蔦の強さは変わらない。 ]

 はな……、離しなさい。
 けがらわしい。

[ どこへ連れて行こうというのか。
 いずれにしても魔物のすることだ。恐ろしい場所に違いない。

 ユーリエの手を捕える野茨の蔓。何故かこちらに触れて居る部分は滑らかだが、
 その先には鋭い棘が生えている。
 こちらから握ってやれば、その棘はユーリエの皮膚など簡単に裂くだろう。 ]

 ……!

[ 痛みを予想し、ぎゅっと目を瞑って逆手を伸ばそうとした時、
 不意に蔦の動きがとまった。
 数歩たたらを踏んでから、ぺたりと床にお尻をついた。 ]

(157) 2014/02/19(Wed) 21:33:16

修道騎士 バルタザール

[バルタザールの受けた改造は、身体能力、抗魔力の全体的な底上げと強力な再生能力のみである。

身体強化と再生能力の賦与は、先行する使徒候補者を使った実験で、ある程度の成果を見、ノウハウが完成しつつある。
バルタザールが受けたのは、その実用化に向けた臨床試験の第二段階。
集められた素人の実験体ではなく、実際に前線で戦ってきた戦闘員を被験者として、安全性と有効性を確かめるのが目的である。

長期運用を目的として作られた為に、厄介な副作用も可能な限り低減され、心身ともに強靭な修道騎士ならば無視できる範囲に収められている。
実験体に比べて尖った性能は無いが、欠点も少ない。
それ自体は、魔に対し直接的なダメージを与えるものではないので、修道騎士の戦闘能力と組み合わさって初めて効果を発する改造と言えた。]

(158) 2014/02/19(Wed) 21:33:33

神子 アデル

もちろん、ついて行けます!
でもユーリエが…――!

[>>147 覚悟を促すクレスに答えるものの、仲間を置いて2人で先行する事に対する戸惑いは隠せない。]

――隊長…、わかりました…。

[>>155隊長にそこまで言われれば、それ以上、子供のように我を通すわけにもいかない。]

お気を付けて――

[切られた祝福にうなづき返して、茨を超える背中を見送り、クレステッドに向き直った。]

(159) 2014/02/19(Wed) 21:35:17

吸血鬼 シメオン

―サロン→西の塔―

[掌をジークムントに預けた血親の後ろを警戒しつつ進む。
数歩前方をゆくジークムントの歩みはごく自然に血親に合わされていた。
この2年で男もその歩調に慣れてはいたが、彼女をエスコートする事など出来ないだろう。
この二人が並ぶさまも絵になるものだとぼんやりと思ったが、心の大部分は別の事に向いていた。
結界が張られてから―正確にはその少し前からだったが―起きていた変化は男の心を乱す。

それでも、自分を落ち着かせるように深呼吸をした後には、普段通りの表情を浮かべていたが。]

(160) 2014/02/19(Wed) 21:36:24

聖光の ユーリエ

 ……はあっ……はあっ……。

[ ここが目的地なのだろうか?
 ただの通路に見えるが。

 不意に、握られていた蔦がボロボロと崩れていった。
 小さな手のひらににじむのは透明な汗。
 それすらも聖性を帯びて。 ]

 ……ソマリ。

[ 近づく気配>>149に、安堵ととれる表情をあげたが、
 それはすぐに警戒へ、そして拒絶に変わった。 ]

 だれ。

(161) 2014/02/19(Wed) 21:37:18

聖将軍 ソマリ

[ユーリエの聖気を手繰る。
近づくほどに陽炎が如き神聖が己の身を引いた。

今や、聖人の血を持つ二人の触媒と繋がり結界を成す自身。
これほど早々に三点が一の彼女を失う訳には行かなかった。

己の背に義務が乗るように。
幼子等の背にも、“持つ者の義務”が重く圧し掛かるのだ。]

(162) 2014/02/19(Wed) 21:38:56

吸血鬼 シメオン

[主賓に用意された西の塔に、男は足を運んだことがあっただろうか。
――あったとしても、まだ馴染みの薄い城内で自分一人で辿り着ける自信はなかった。
吸血鬼は広大な屋敷に住まいたがるものなのか、と。町の一軒家に住んでいた男は思う。

やがて至ったのは品の良い調度品が設えられた広い部屋。]

―ありがとうございました。
どうぞお気をつけて。

[ジークムントは室内には立ち入らぬままに、部屋の扉を開けて恭しく礼をする。
それに応じるように感謝の言葉を紡ぎながら男も腰を折り、引き返していく彼を見送った。]

(163) 2014/02/19(Wed) 21:40:38

神子 アデル

行きましょう、クレスさん!

[改めて彼に意志をしめす、自分が彼の足を引っ張るようなことになってはいけない。]

それと、僕が邪魔なら捨て置いて進んでください。

[銀髪の騎士に投げかけて、足を前へ。
彼が気兼ねなく剣を振るえるように、迷いなく敵を探し求めることに集中できるように]

(164) 2014/02/19(Wed) 21:42:27

修道騎士 バルタザール

[力こそ拮抗していても、相手は“汚い(ダーティ)”な闘い方に慣れているかどうか?

と、外側の手摺りの方からゆらりと茨の蔓が鎌首をもたげるのが目に入る。>>153
相手はとことん時間を稼ぎたいようだ、と喉奥で唸る。
やはり楽には勝たせてもらえないらしい。]

(165) 2014/02/19(Wed) 21:42:36

【赤】 公弟 ヴィンセント

[ツ、と指先に伝わる焦熱が、こちらの心を見透かしているようで、ざわめく。]


  時間は我らの味方とはいえ──心は急くものだ。
 

(*9) 2014/02/19(Wed) 21:42:40

【独】 聖将軍 ソマリ

/*
オズは大丈夫かな?
なるべくフラグ建て易そうな前線においてきたけど、
傍にいるべきだったかな…?

(-43) 2014/02/19(Wed) 21:42:51

吸血鬼 シメオン

[血親が掌を肌蹴るのは欠けた視線の端に収めつつ、男は壁際に立って外の様子を窺っていた。
侵入者が手練れであれば、城主達も少なからず怪我を負う筈だ。
吸血鬼の身は人間よりも丈夫で再生能力も高いが終わりはある事は血親から聞いて知っている。
彼女は時折自分の殺意を煽ってくるのだが。

客人として通されはしたが、果たしてこのままでいて良いものか。
――この血親が大人しくしているとは思わないのだが。と、ちらと視線を真っ直ぐに向けて。

その時に血親が指先を窓辺に夜空へ差し伸べたのが見えた。純白の蝶は彼女の掌に止まり、その血を受けて翅を黒に染める。]

…あんたはこれからどうするつもりだ?

[蝶を放った血親の掌は再び黒に隠される。
男は壁に身を預けたまま、問いかけた。]

(166) 2014/02/19(Wed) 21:43:31

聖将軍 ソマリ、修道騎士 バルタザールに話の続きを促した。

2014/02/19(Wed) 21:44:14

吸血鬼 シメオン、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 21:46:03

純血種 アプサラス

― 少し前・西の塔 ―

[――消え行く蝶の姿に、再び過る記憶があった。

遅ればせながら、あの男の予言通りの反応をとった自分に気づく。
すっと細まる双眸は、蝶に呪を授けた時より遙かに深い紅に染まる]

(167) 2014/02/19(Wed) 21:47:08

神子 アデル、修道騎士 バルタザールに話の続きを促した。

2014/02/19(Wed) 21:47:11

騎士 ジークムント

[野茨公の期待>>150を嬉しく思う。
だからこそ応えねばという思いが強まった。]

 容易く折れる訳にはいかない。

[重ねた剣から修道騎士の押し返す力を感じる。
ぐ、と剣を握りしめた手にもう片方の手を添え押し返さんとする。]

 さすが、と言うべきか。
 我が主の尊き御身に傷をつけただけある。

[教会の技術の粋>>158を修道騎士を通して感じていた。]

(168) 2014/02/19(Wed) 21:47:24

奴隷騎士 クレステッド

そこはリーダーと聖女を信じろ。
得意そうだろう? そういうのが。

[目を見つめれると同時に帰ってくる返事(>>164)]

ああ、でも捨て置くことはしないぞ。
主にもいわれているからな

では、行くぞ!

(169) 2014/02/19(Wed) 21:47:31

神子 アデル、野茨公 ギィに話の続きを促した。

2014/02/19(Wed) 21:48:02

公弟 ヴィンセント

[石床に座り込んだ少女が誰かと間違え──気づいて、誰何の声を発する。]

 
 私はヴィンセント。

 人がここにいるのは望ましくない。


   ──こちらへ。


[短く名乗って手を差し伸べたが、それはユーリエに触れるためではなく、招く仕草としてのものだった。]

(170) 2014/02/19(Wed) 21:49:26

修道騎士 バルタザール

 神子だと?
 貴様は神子を知っているのか?

[此奴、関係ないことを喋って更に気を散ずるつもりか、と火を吹く眼差しを注ぐ。

忌々しい――と、体を捻る。
刃を斜めに逸らして、体重を掛けてくる相手の力を利用して、体勢を崩させようと仕掛ける。
僅かでも隙ができれば、下段の足蹴りを見舞わせるつもりだ。]

(171) 2014/02/19(Wed) 21:49:31

聖光の ユーリエ

[ 手のひらに残る灰の名残を、白づくめのシスター服の裾で拭う。
 闇の中で、しろく白い衣装と銀髪。
 ユーリエは胸から下がる聖光ロザリオを握った。
 ちいさな胸は、自分でもわかるほど早く鼓動している。 ]

 神と救世主が、常に私と共におわす。

[ 小さく祈った。
 心を澄ませば、アデルの強く清い聖気があり、
 続いて秋色の聖気が近づくのを感じた。
 少し遠くには、それぞれ色も大きさも様々な神聖な光が……合計7つ。
 誰も欠けていない。

 いや、欠けていないのが当り前だ。
 我々は使徒なのだから。 ]

(172) 2014/02/19(Wed) 21:51:14

【独】 野茨公 ギィ

/*
ジークとアデルは飴ありがとう。(表で言いなさい。)

(-44) 2014/02/19(Wed) 21:51:22

【独】 聖光の ユーリエ

>>157
仮にもギィの支配する蔓なら、
棘だらけの手でレディに触ったりしないだろうという。

(-45) 2014/02/19(Wed) 21:52:37

【赤】 野茨公 ギィ


 こうして離れている時間こそ、情をはぐくむものだろう?


[声に余裕が戻るのは、戦いからいっとき身を引いているため。]

(*10) 2014/02/19(Wed) 21:53:21

神子 アデル

僕は隊長もユーリエも、みんな信じています。

クレステッドさん――、あなたも。

[>>169 クレステッドに返し、城の主の姿を求め、茨が這い絡まる再び城内を駆ける。]

(173) 2014/02/19(Wed) 21:56:16

聖光の ユーリエ

[ 差し伸べられた手>>170を、琥珀の目で見つめる。
 そして、それをたどってきちんとした服装をした青年の顔を見た。 ]

 ユーリエ。

[ 名乗られたので名乗り返す。
 魔物に名を名乗るなという訓戒は知らなかった。

 ……名など知られようと構わないのだ。
 触れれば死ぬ。吸えば死ぬ。食えば死ぬ。
 魔物にとってはそういう毒なのだから。 ]

(174) 2014/02/19(Wed) 21:57:36

修道騎士 バルタザール、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 21:58:39

聖光の ユーリエ

[ ユーリエは首を左右に振った。
 人の形をしている魔物は、特に危険だと聞く。
 そんな手には乗らない。 ]

 抵抗は無駄。
 浄化されなさい。

[ 魔城でひとりはぐれ、
 「格好の餌」>>149などと思われている自分の立場も自覚しないまま。
 ユーリエは、自分が優位にいると信じて、顎をあげて言い放った。 ]

(175) 2014/02/19(Wed) 21:59:25

【削除】 聖将軍 ソマリ

― 城内/通路 ―

[高い靴音が反響し、聖女に向かう。>>161
だが、先ほどから首筋を伝う魔気が光に近づくほどに強くなる。

混濁した気配は違えることも無い。
ユーリエの傍に魔物が居るのだ。

奥歯を噛むと共に、右手から漏れる風が脚を経過して加速を生む。
白い聖女>>171と銀髪の男>>170
銀の髪色はクレステッドのそれより蒼に近い。]

 ユーリエ…ッ!

[発する声は、ヴィンセントの後方から。
声に銀の魔物が反応すれば、威嚇するよう床を蹴る。
彼の脇を薙ぐように白金の刃が抜け、
浅い太刀は聖女の下へ侍る為の一動。

ヴィンセントとすれ違い様、その瞳を交わし、ユーリエを庇うように身を翻して、魔物と対峙。]

2014/02/19(Wed) 22:01:29

聖将軍 ソマリ

― 城内/通路 ―

[高い靴音が反響し、聖女に向かう。>>161
だが、先ほどから首筋を伝う魔気が光に近づくほどに強くなる。

混濁した気配は違えることも無い。
ユーリエの傍に魔物が居るのだ。

奥歯を噛むと共に、右手から漏れる風が脚を経過して加速を生む。
白い聖女>>172と銀髪の男>>170
銀の髪色はクレステッドのそれより蒼に近い。]

 ユーリエ…ッ!

[発する声は、ヴィンセントの後方から。
声に銀の魔物が反応すれば、威嚇するよう床を蹴る。
彼の脇を薙ぐように白金の刃が抜け、
浅い太刀は聖女の下へ侍る為の一動。

ヴィンセントとすれ違い様、その瞳を交わし、ユーリエを庇うように身を翻して、魔物と対峙。]

(176) 2014/02/19(Wed) 22:02:30

聖光の ユーリエ、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 22:02:56

奴隷騎士 クレステッド

君は純粋だな。
騙されない様に気をつけろよ?

[信頼などという言葉をかけられるのは久しぶりだった。
そして、思わず忠告をしてしまう位に心配であった。
教会の裏は騎士時代にもそして今の立場的にもよく知っていたから。]

(177) 2014/02/19(Wed) 22:04:09

【赤】 公弟 ヴィンセント

 
 私は、直に抱き合っている方がいい。
 

[離れているからこそ、そんなことも言えるのだと薄々わかっているのだけど。]

(*11) 2014/02/19(Wed) 22:04:50

騎士 ジークムント

[野茨公の支援>>153を受ける男はそれに気付ける余裕なく
視線は対峙する修道騎士にのみ注がれる。
彼の視線の動き>>165に、漸くそれを感じ取りはするが
やはり視線を向けるだけの余裕は乏しい。]

 ――、は。

[実戦の経験など無いに等しいから
修道騎士の考えるような闘い方には慣れていない。
暗殺者の相手ならば嫌というほどしたけれど。]

(178) 2014/02/19(Wed) 22:06:47

騎士 ジークムント

[神子の名に反応を見せる修道騎士>>171に、ふ、と笑みを浮かべた。]

 ああ、知っている。
 君よりも、アデルの事は詳しいかもしれないね。

[言い終えるか否かで角度を変える相手の刃。
全力にも近い力をぶつけていた男の剣は冷たい音をたて滑る。]

 く、ッ。

[前のめりに体勢崩せば視界の隅に相手の足の動きが映る。
男は腕に力を籠め、修道騎士の剣を基軸に反動をつけ
後ろへと飛び退かんとした。]

(179) 2014/02/19(Wed) 22:07:14

純血種 アプサラス

― 西の塔 ―

[どうする心算かと問う息子の声に、すいと視線を流し>>166]

 ……、そうねぇ。
 貴方は道中のお役目も済んだ事だし、もし加勢をと思うなら、
 行ってくれて構わないのよ?

 このお城の敷地内くらいなら、何とか範囲内の筈だから。
 多分それより先に、紹介状も持たないお客様の結界に
 引っ掛かると思うわ。

[求められた物から逸れた答えを返し、微笑んだ。
血を直に注ぎ込んだ唯一の息子の気配なら、一方的に結んだ呪と相俟って、ある程度距離を隔てても感知できる。
それ故、対になる制約を破らぬ限りは、彼の挙動が封じられる事はないのだと。

――不意に身体が部屋ごと揺さぶられ、冷めた微笑が、微かに強張る>>132]

(180) 2014/02/19(Wed) 22:08:21

聖将軍 ソマリ

[聖女に背中を晒し、左に携えた曲刀を構えた。
僅かに上がった息が厚い胸板を微か上下させ。]

 ―――勇ましいな、聖女様。
 騎士の冥利に尽きると言うものだ。

[少しだけ、喉を揺らして、肩越しにユーリエを伺い>>175]

 君の加護があらん限り、だ。

(181) 2014/02/19(Wed) 22:08:44

神子 アデル

純粋…!?

[そんな言葉をもらうだなんて思ってなかったせいで、一瞬きょとんとしてしまう。]

大丈夫です、僕はもう子供じゃありませんから…。

[もとより、この城に住む悪魔達が真実を語ってくれるなんて思っていない。]

(182) 2014/02/19(Wed) 22:09:26

【狂】 吸血鬼 シメオン

[>>~9リエヴルの声を聞いた事で動揺しつつも、男は何故このような事態になったのかを考え始める。
吸血鬼になってからこんな風に他者の声を聞いた事はない。
それならば吸血鬼として得た力ではないのだろう。

敢えて挙げるならば先程の血に何かが混入されていた場合はあるが、それならば聞こえるのは同胞の声の筈。
目の前の血親は何かを聞いている様子―上手く隠している線は捨てきれないが―はないので確率としては低い。

思いついた手がかりは、先程痛んだ左目。
そこで思い出したのは―…。]

(~11) 2014/02/19(Wed) 22:09:30

【独】 聖光の ユーリエ

>>132はそんなにすごかったのか……。

き、きっと走ってたから揺れに気付かなかったのよ、私。

(-46) 2014/02/19(Wed) 22:10:14

【狂】 吸血鬼 シメオン

あの時のか…?

[左目の視力を奪われる切っ掛けとなった人体実験。
――あれは何を目的にしたものだったか。
思い出そうとするが、真実にはまだ遠く。

既に欠けた視界には慣れていて日常動作に支障はないが、それでも戦闘をする上では随分と不利になった。
あれから既に数年の日々が過ぎている事実に眩暈を覚える。]

(~12) 2014/02/19(Wed) 22:11:17

【狂】 吸血鬼 シメオン

[重い溜息が零れてからは、向こうから伝わってくる気配は薄くなっていた。
>>~9>>~10それ故に繋がっている相手が何を見、思っているかは確りとは伝わっては来ない。

吸血鬼にその身を堕として、身体が変質したが故に、男は埋め込まれた魔物の因子の浸食からは免れていた。]

(~13) 2014/02/19(Wed) 22:12:46

公弟 ヴィンセント

[吸血鬼の聴覚は少女の動悸と祈りの声を聞く。
その繊手に握りしめられたる聖印。

拒絶の意志とともに突きつけられたのは服従を命じる言葉だった。

彼女は神に縋る者ではなく、その威を担う者だと知れる。]


 ここは野茨城Le château d’eglantier

 命令する立場にあるのは君ではない。
 
 

(183) 2014/02/19(Wed) 22:13:05

野茨公 ギィ

― バルコニー ―

[目の前の戦いと、前庭と、城内の動きと。
様々に神経を張り巡らせながら、ふと思い出すのは過去の情景。
狼たちを連れて弟と共に狩りへ出かけたあのときのこと。>>0:172

月と、蛍と、萌緑の髪の色と。
断片が記憶からはらはらと舞い降りて、降り積もる。

水辺にやすらう銀の狼。
抱き着いているひとの子。>>0:224
ああ、そうだ。―――どこかに、同族の気配がした。]

(184) 2014/02/19(Wed) 22:13:26

神子 アデル、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 22:13:48

野茨公 ギィ

[そこは、踏み入れてはならない世界のように思えた。
自分が足を踏み入れれば、壊れてしまうような。]


 ――― 私は、薔薇の精だよ。

[だから、名を問われて咄嗟に小さな嘘をついた。
雪白の髪をした少年についているのと、同じ嘘。]

(185) 2014/02/19(Wed) 22:13:51

野茨公 ギィ

[時々遊びに来てもいいかい?
その言葉は、喉の入り口まで出かかっていたのだけれど。]


 いつかまた、運命が交わるなら。
 その時に―――。

[手を引いたのは、やはり気まぐれ。
少年の首元で煌めく光が、約束の証にも見えた。>>0:225]

(186) 2014/02/19(Wed) 22:14:05

【独】 聖将軍 ソマリ > 【秘】 聖光の ユーリエ

 ――…万一の折には君の祝福をこの剣に。
 女の子を切る為に鍛錬したわけでは無いんだがね。

[冗句めかして囁く言の葉。

彼女の血は聖なる水。
剣をその鮮血で濡らせば、
どんな魔剣よりも魔を滅す武器となる。

彼女の血すら、武器と考える男は、
非情な囁きで、彼女の信仰を試すよう呟いた。]

(-47) 2014/02/19(Wed) 22:14:38

奴隷騎士 クレステッド

子供じゃないか、何よりだ。

[見た目は子供にしか見えないと言いかけたが止めておいた。
気にしそうであったし、今はそんなことをしている場合ではない。

和んでいるようだが、体が闘いを求めて震えだしていたのだ。]

大丈夫ならなによりだ、では行くぞ!!

[あたりを見渡し、向かう方向は2(10x1)の方向を見据える。]

(187) 2014/02/19(Wed) 22:15:47

聖光の ユーリエ

[ 涼やかな気配が滑り込んできて、>>176
 そしてそのおかげで、知らぬ内に空気が重く淀んでいたことを知った。 ]
 
 ソマリ。

[ 広い背中に、少しだけ無表情が緩みかけたが。 ]

 汚れた死者に、
 神の威光を示しなさい。

[ 呼ばれ、己に期待されている「聖女」の仮面をつける。 ]

(188) 2014/02/19(Wed) 22:18:38

【鳴】 騎士 ジークムント

 ――…あの反応からして、息災か。


[神子の身に何かあったなら
修道騎士はあのような反応はしないだろう。
息災であってほしいという思いが零れる。]

(=4) 2014/02/19(Wed) 22:19:05

野茨公 ギィ

[過去へ漂っていた思考が引き戻されたのは、
眼前の戦いより聞こえてきた音のせい。]


    ……アデル。

[その響きを舌に転がして味わう。
なぜ今、あの日の情景が蘇ったのかと不思議だったが、
もしや、と心がざわめきだす。

これはそう。運命かもしれない。]

(189) 2014/02/19(Wed) 22:19:49

公弟 ヴィンセント

[少女の命令に従うを拒否した時、彼女のものとおぼしき名を叫んで疾風が駆け込んで来た。>>176

滑らかな斬撃は陽動とみえ、路をあければ身に達することはなく擦り抜けてゆく。

青年が彼女を庇いに来たことは、その行動と「聖女様」「騎士」との言葉からも明らかだった。]

(190) 2014/02/19(Wed) 22:20:16

変わり者 アレクシス

[叩きこんだ肘にかかる衝撃は>>138、予想したものよりも弱かった。
それでも構わないと目の前の男>>139を軸にすることで、剣の奇襲を交わす。
深く裂かれた皮膚に表情を歪めることもなく、紡いだ交渉は彼の手を止めるに至ったようだ。]

 潔いですねぇ。
 教会の人間は大抵、自身を正義だと信じて疑わないと思っていたのですけれど、君は違うのでしょうか。

[教会の裏を否定しない様子>>140に、ただの無機物へ向けるような色をしていた瞳に、初めて目の前の人間への興味が宿った。
止血を終えた傷口は、既にじわじわと修復を始めている。]

(191) 2014/02/19(Wed) 22:20:28

使徒 リエヴル、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 22:20:37

変わり者 アレクシス

 吸血鬼だって完全無欠じゃないんですから、最期の時を考えたっていいでしょう?
 私たちはただ静かに生きているだけだというのに、君たちのような存在が、勝手に命を奪いに来ますからねぇ。
 考えることも多いんですよ。

[自身の命を狙うのは、人間よりも同胞の方が多いのだけれど。
しかしそれを口にすることはなく、淡々とした言葉>>142に肩を竦め、ぎち、と引き寄せられる剣に抵抗するように髪が軋む。
擦れ違うために近寄る彼の気配に隙はなく、笑みを湛えたまま言葉を紡ぎ続けた。]

 よければ、教えてくれませんか。
 君はなぜ吸血鬼を殺そうとするんですか?

[浮かんだ興味をそのままに、横を通り過ぎようとする彼に尋ねる。
未だ剣に髪は絡んだまま、答えを得るまでは離さぬと、言外に伝えていた。]

(192) 2014/02/19(Wed) 22:20:43

【独】 聖光の ユーリエ > 【秘】 聖将軍 ソマリ

 必要ならば。

[ 「祝福」の意味を察したが、頷いた。

 ソマリの持つ剣は、確かに他者を害する武器だけど、
 綺羅綺羅と輝き、血なまぐささとは無縁に見えた。
 斬る、と言われてもどこか現実感がなくて。 ]

(-48) 2014/02/19(Wed) 22:22:07

【独】 野茨公 ギィ

/*
ランダム振ってくれてる…!(嬉)

(-49) 2014/02/19(Wed) 22:23:49

変わり者 アレクシス、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 22:25:20

【赤】 野茨公 ギィ


 ヴァンスは素直だな。

[さわり、と意識の手を伸ばす。]


 今すぐにも飛んで帰ってきてほしいと言えば、
 そうするかもしれないよ?

[触れて、抱きしめる気配。]

(*12) 2014/02/19(Wed) 22:26:39

【独】 変わり者 アレクシス

/*
24h更新久々で、もう2dに行くのか……!という感覚。
文章はしっかり、でも気持ちは巻き気味な感じで行った方がいいのかも。
もうちょっとリエヴルさんとも遊びたいのだけれど、我慢も大事(`・ω・´)

オズワルドさんは大丈夫でしょうか。あと1時間なのでちょっと心配(´・ω・`)

(-50) 2014/02/19(Wed) 22:27:51

野茨公 ギィ、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 22:29:54

聖将軍 ソマリ

[脇を抜けても後ろから斬りかからなかったのは、
同士が抱く清廉なる騎士道からではない。
狡猾な男の打算であり、彼女を喪う危険を回避したが故だ。]

 ―――御心のままに。ユーリエ。

[ほんの一時、彼女の表情に年相応のものを見た。>>188
だが、彼女と己は持つ者。聖の名を背負う間柄。

彼女の声に、子供を愛でるように頭を撫でるべき手は持たない。
今は、眼前の魔に向かう志を重ね、
剣に意識を添わせて銀の魔物を見た。]

 このレディを誘われては困るんだ。
 聖女への不埒は手討ちと捨てさせて貰う。

(193) 2014/02/19(Wed) 22:30:06

騎士 ジークムント

―回想/サロン―

[重ねられた細くたおやかなアプサラスの手の甲に
男は、そっとくちびるを寄せた。]

 斯様に麗しき姫君に
 紳士と思って頂けたなら嬉しく思います。

[顔は伏したまま、彼女を上目に見詰め微笑した。
壊れ物を扱うかのようにその手を柔く包む男の無骨な指先。]

 ――…喜んで。
 けれど、私に敬称は必要ありません。
 ジークムント、と呼んで頂ければ。

[す、と立ち上がり、彼女の身分を思いそう付け加え
道中も彼女を退屈させぬよう不器用ながらもぽつぽつと話し掛け
時折後方を歩むシメオンにも視線を向け、その姿を確認した。]

(194) 2014/02/19(Wed) 22:30:26

公弟 ヴィンセント

[命令する先を正しく変えた「聖女」に、静かな笑みを向ける。]

 
 その威光を示せなかった場合、力が足りないのは彼か、君か── 神ではなかろう。

 そんな証明に付き合う気はないが、賊徒君たちには裁きが妥当だ。
 

(195) 2014/02/19(Wed) 22:31:07

騎士 ジークムント

―回想/西の塔―

[悪戯な妖精の如きアプサラス>>134の応えと笑みに
不意打たれたように目を瞠る。]

 そう言って頂けると光栄ですね。
 私にとっても、あっという間でした。
 愉しい時間は瞬く間というのは、本当だったのだと
 アプサラス嬢のお蔭で知る事が出来た。

[包まれる感触が手に伝う。
ねぎらいの心遣いと思いながらも眼差しは一層柔らかなものとなる。
武運を祈る声に確かな頷きを向け]

 幸運の女神の祈りとは心強い。
 彼の君にも、届いている事でしょう。

[感謝を心に声紡ぎ、見送る視線を背に受け戦場へと赴いた。*]

(196) 2014/02/19(Wed) 22:31:28

純血種 アプサラス

― 西の塔 ―

[血子に視線は向けたまま、遣いに出した黒蝶へと僅かに気を注ぎ、同調を試みる。
蝶が差し掛かるは城内の廊下、風を右腕に纏う男の頭上。
ふらりと風に惑うように、一度だけ弧を描いて、音もなく行き過ぎる]



 ………、……?


[円舞に翅を翻す蝶が伝えた、微かな違和感。
警鐘よりも呼応に近い感覚は、余計に引っ掛かる。

自分が呪を授けたのは、眼前の息子だけだ。
厄介事を呼び込まぬよう、人里に降りる時も、双眸に宿す力は必ず抑えて――


――いた、と断じるを阻む記憶が、唯一つだけあった]

(197) 2014/02/19(Wed) 22:31:45

【赤】 公弟 ヴィンセント


 今──言う機会を逸したようだ。


 …こちらに「聖女」と「騎士」がいる。
  
 話は長引かずに済みそうだけれど。
 
 

(*13) 2014/02/19(Wed) 22:32:46

吸血鬼 シメオン

[>>180すいと視線を流して紡がれた血親の言葉。
問うたのは‘彼女が’これからどうするかであるのだが、自身については語らぬそれは男がどうするかは任せる、という事か。]

……ふん。

[忌々しげに鼻を鳴らし、唇を噛み締める。
血親に逆らい、脱走を試みた時に一方的に結ばれた呪は今も健在だ。
その際に設けられた制約を破らぬ限りは害はないが、だからといって何も思わないわけではない。
意に添わぬ拘束に反感を抱き、何度か破ろうと試みる度に挙動を制限され、まるで首輪に繋がれているようなものだと更に怒りを募らせた。

――そこまで思い出した頃、>>132部屋が強い外からの力によって揺れ、現実に引き戻される。]

…は、此処まで手が伸びるか。
用意して貰って何だが、この塔も決して安全という訳ではないみたいだな。

(198) 2014/02/19(Wed) 22:33:17

【独】 聖将軍 ソマリ > 【秘】 聖光の ユーリエ

 俺が呼んだら飛び込んでおいで。
 アレはこの場で仕留める。

[示唆するのは銀色の魔。
彼女に課す責は重い。

彼女もまた、高貴なる血が流れている。
呪われし、祝われし、―――救世主たらん血が。]

(-51) 2014/02/19(Wed) 22:33:23

【赤】 野茨公 ギィ

 「聖女」と「騎士」か。
 教会はまた大層なものを準備してきたようだね。


  ああ―――。呼んでくれるまでおとなしく待っているよ。
 手に負えないなら、その時も呼んでおくれ。

 おまえが私の元に泣きついてくるのもそそるけれど。

(*14) 2014/02/19(Wed) 22:37:55

公弟 ヴィンセント

[互いの認識交換はなったといってよいのだろう。

禍々しいともいえる輪郭のアイスソードを一振りし、礼に代えた。]

(199) 2014/02/19(Wed) 22:38:14

聖将軍 ソマリ

 生憎だ、威光は振りかざすものじゃない。
 示した暁に、結果、そう呼ばれるだけのものだ。

[ヴィンセントへ言葉遊びめく軽口を返せば、>>195
体勢を低く落とし、上体を倒して床を蹴る。
飛ぶように迫る聖将が、左に携えた剣を五指で握りこみ力を掛けて。

彼の眼前で右足軸に急止を掛けると同時に、
相手の首筋を外から一閃。
勢いに乗る剣先が、一撃目から急所を狙う。

空気を冷たく斬る音に、靡く金色の髪。]

(200) 2014/02/19(Wed) 22:39:23

聖光の ユーリエ

[ 立ち上がり、ロングスカートの裾を直した。
 純白だった服には、汚れがいくつかついてしまった。
 しかし、それでもなお、夜の中で白い。
 
 掴まれていた手首は、赤く、痕になっていた。
 しかし、あの棘だらけの手を握っていたら、もっと酷い事になっていただろうと思うと、
 そうならなくてほっとした。 ]

 ……。

[ ソマリの背>>193から、魔物>>195を見る。
 神と神の使徒を愚弄するその言葉は、耳を通過しただけだった。

 ただ、
 なぜこの魔物は、逃げるでもなく怒るでもなく、
 こんなに物静かなのだろう?とは不思議に思った。 ]

(201) 2014/02/19(Wed) 22:40:42

聖光の ユーリエ

[ ソマリの囁きには、是、と返して。 ]

(202) 2014/02/19(Wed) 22:41:50

修道騎士 バルタザール

[体勢は崩したが、察知された。
あわよくば転ばせようとした蹴りは外れ、青年は反動で後ろへ下がろうとしている。]


 シッ!

[鋭い吐気とともに、蹴りを転じて前に踏み進める足へと。
それを基点に、更に回転でフェイントを加えた回し蹴りで側面から襲い掛かる。]

(203) 2014/02/19(Wed) 22:42:39

使徒 リエヴル

 その大抵の存在と比べて俺がどう見えるかは知らないが、今のところ神にあったことも、救いをもらったこともないんだ。血を飲まずに人間と共存できる吸血鬼と同じぐらい信じられないな。

[どちらも夢みたいなものだ。肩を竦む動作こそしなかったが、平常時ならばそうおどけてみせるぐらいに、信じてないという言葉>>191を返すことにためらいはない]

(204) 2014/02/19(Wed) 22:43:00

純血種 アプサラス

― 西の塔 ―


 ――…でも、そんな訳は……

[自ら固く封じた筈の記憶を已む無く手繰り、状況を思い返す。
もし無意識に魔力を迸らせたにしても、血を与えた訳ではない。
あの男と瞳を見合わせた時に、呪句を唱えた覚えも――]


 ……………、

[ない、と言い切れる程、あの時自制心が残っていただろうか]

(205) 2014/02/19(Wed) 22:43:33

修道騎士 バルタザール、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 22:44:10

使徒 リエヴル

[負った傷から血は止まり、徐々に回復をしていく。もうあちらに割り込むか。と思ったところで待ったがかかる。剣を離さずさりとて攻撃をするでもない問いかけ。よければ。などといっているが、聞き出す気しかないのはなんとなく今までのやり取りでわかる。
とはいえ長々と語る気もない。少しだけ思考をめぐらした後]

 そんなの普通なことだろ。

[意味は数多にあるが、大雑把にそれをまとめていう。不親切とはいえ偽りない答え。それをどうとるかまで配慮はしないまま、浮いたままの剣の柄を握り、髪の拘束を引きちぎって、己の手元に戻した]

(206) 2014/02/19(Wed) 22:44:16

【独】 聖光の ユーリエ > 【秘】 聖将軍 ソマリ

[ 人型をした、魔物。
 ここで斃せば、使命の達成に確かな一歩となろう。 ]

 いつでもいいわ。

(-52) 2014/02/19(Wed) 22:44:24

野茨公 ギィ、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 22:47:56

聖将軍 ソマリ

[少女を護りながらの戦は慣れていない上、分が悪い。
だが、背後に居るのは護られるだけの弱き幼子ではなかった。
その血に神聖を宿し、聖女になるべく育てられた使徒だ。>>201

彼女が御使いと至るまでに、どれ程の痛苦を超えたかなど。
咎を背負う教会と通じる己は、良く知っていた。

それでも、聖女を“使う”ことにすら、
躊躇い持たぬ冷徹な男だった。

静かに、或いは当然のように頷く彼女もまた、
自らの身を使うを躊躇わぬ、強き使徒であった。>>202]

(207) 2014/02/19(Wed) 22:48:19

神子 アデル

はいクレスさん!

[>>187早く走り出したくて堪らないというような、何かを我慢しているようなクレステッドの向く方向へ走り出す。
進行の妨げに伸びる茨を魔法の火で焼き払いながら、向かうのは大広間へ方角だったか。]

(208) 2014/02/19(Wed) 22:50:26

【独】 聖将軍 ソマリ

/*
オズさん無事かな…?
あと更新まで40分だけど、お忙しいのだろうか。
リアルで大事があったとかじゃないと良いのだけど。

(-53) 2014/02/19(Wed) 22:51:15

騎士 ジークムント

―バルコニー―

[ギリギリの所で躱した修道騎士の足払い。
タッ、と飛び退けば二歩分の距離が開いた。
気迫を感じる騎士の声>>203に目を瞠った男の動きは僅かに遅れる。
側面からの攻撃に、足を強かに打ち]

 ――く、ぅッ、

[反応しきれぬのを悔しむ音が零れるが
押されてばかりはいられぬと
傾ぐ不安定な姿勢のまま修道騎士にいる方へと剣を薙ぐ。]

(209) 2014/02/19(Wed) 22:55:29

野茨公 ギィ

― 城内 ―

[同じ血の半身と共鳴し、その気配をたどって城主の気が茨を伝う。
ただひとえに「聖女」とやらを見てみたいという興味で、
まさに戦いが始まったばかりの、部屋の片隅に、
そっと自分の欠片を送り込んだ。

"視る"ためだけの力は細い茨を動かし、
小さな体と長い尾を持った動物の姿を編む。

暗がりの中、一匹のリスが3者の戦いを見つめていた。]

(210) 2014/02/19(Wed) 22:55:41

【独】 神子 アデル

/* オズさん突然死しないか、とても心配…。*/

(-54) 2014/02/19(Wed) 22:55:53

修道騎士 バルタザール

[騎士のセオリーにない攻撃を選ぶのは、相手から気力と精神的な余裕を殺ぐためだが。]

 貴様が神子の何を知っていようが知らん!
 興味もない!
 死者の穢れた口で神子の名を語るな!!
 

(211) 2014/02/19(Wed) 22:56:33

【独】 聖光の ユーリエ

>>210
ナイスタイミング。

(-55) 2014/02/19(Wed) 22:58:37

純血種 アプサラス

― 西の塔 ―

[息子の指摘に、ゆるりと首を傾げて>>198]

そうね……、思うのだけど。
大事なのは、私達が『無事に此処に送り届けられた』って事よね?

つまり、ギィ様達にとって『お客様は安全な場所にいる』ってこと。

[それなら城主達が敵に注ぐべき意識は、客人である自分達には殺がれまい。実際に、何処にいるかに関わらず。
それさえ城主の茨が感知するようなら――
その時は、後で彼に謝ろうかと]


 ……貴方は、どうしたいの?シメオン。

(212) 2014/02/19(Wed) 22:59:37

吸血鬼 シメオン

[血の親は何処か他に意識を移しているようだ。
いつにない様子に違和を覚えたが、彼女が蝶を通じて何を見たのかは男には分からない。]

……。

[男は自らの手の甲に牙を立て皮膚と肉を割き、疵を作る。
疵口から溢れ、零れ落ちた血を前にして男は口の中で呪を唱え。]

――……。

[吸血鬼となった男の手には愛用の武器はなかった。
行方を捜索に出た教会に回収されたのか、それとも誰かに拾われて売りにでも出されたか。
どちらにせよ、男がその地に赴いた時には戦斧はなく。

――だから男は新しく武器を作る事にした。]

(213) 2014/02/19(Wed) 22:59:46

公弟 ヴィンセント

[「騎士」の頭上を黒蝶が舞う。>>197

それを認めた瞬間、「騎士」の姿が沈んだ。
前傾姿勢から勢いを乗せた曲刀が首の高さを薙ぎに来た。]


  ──…。


[足を踏み替えた様子すら見せないまま、ヴィンセントは後方へと10歩ほども動いている。
シャドウ・ウォークと称される高速移動だ。]

(214) 2014/02/19(Wed) 22:59:56

志願兵 オズワルド、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 23:00:11

奴隷騎士 クレステッド

[気になる方向へと進む。]

広間か、魔の眷属と棲家とはいえたいした物だ。
しかし肝心の眷属達は何処だ!?

[向かった先に眷属の姿は見えず。
己の敵はいまだ見つからなかった。]

(215) 2014/02/19(Wed) 23:01:10

吸血鬼 シメオン

[材料は自らの血液。

古代文字で紡がれた呪文の詠唱によって男の目の前に現れたのは、
鉱石の如く固い物質で出来た黒い柄に刃渡りが三尺程もある巨大な三日月状の斧刃が取り付けられた戦斧クレセント・アックス

刃の色はその材料を示すが如く、薄らと真紅を帯びていた。]

(216) 2014/02/19(Wed) 23:02:06

公弟 ヴィンセント

 
 君の剣技は人としては稀に見る能力だと思うけれど──それでは届かない。


[事実の宣告に見せかけた挑発。
そして、その場に留まったまま、「騎士」の次の攻撃を待った。
誘い込もうとするごとく。

実際、ここよりは有利な戦場へ移動したいのだ。]

(217) 2014/02/19(Wed) 23:02:24

【独】 奴隷騎士 クレステッド

/*
アデル、ランダム振ってつれまわした上に大失敗でごめんなさいorz

(-56) 2014/02/19(Wed) 23:02:26

野茨公 ギィ

― バルコニー ―

 「聖女」に「騎士」に「修道騎士」に、
 もうひとつ「神子」、か。

 あとはなにが出てくるんだろうね。

[バルコニーで行われている戦いに、未だ手を出す心算はない。

ゆらりと揺れ動く蔓は騎士の動きに追随するも、
指揮者の指が振られるのを待っていた。]

(218) 2014/02/19(Wed) 23:02:53

騎士 ジークムント

[修道騎士の反応>>211に密やかに安堵する。
近況は知れぬながらも彼が息災であればこその言葉だろう、と。]


 嗚呼、十分だ。


[神子に穢れを移す心算などなく
語るなと言われずとも口を噤む心算だった。]

(219) 2014/02/19(Wed) 23:02:58

聖光の ユーリエ

[ 胸の前で聖光ロザリオを両手で包み、静かに祈った。
 場を清め、使徒が彼本来の力で戦えるように。
 ……野茨を押しのけて、石を割って、蒲公英がぽつり、ぽつりと咲いた。  ]

[ ユーリエは知らないが、しかし、感じてはいる。
 使徒であるこのソマリは、ユーリエを供物と考えていることを。 ]

(220) 2014/02/19(Wed) 23:03:02

吸血鬼 シメオン

[自分の血液で出来たそれは、男の手によく馴染む。
戦斧の柄を握り、滲む血液を舌で舐め取った頃には、疵は殆ど塞がっていた。

――教会に属していた頃、人体実験による効果で得た再生能力よりも遥かに早い速度に男は眉間に皺を寄せた。]

(221) 2014/02/19(Wed) 23:03:25

修道騎士 バルタザール

[薙ぎ払う剣先を、敢えて硬い板金部分で受け。
金属を叩き、弾き返す打音、切っ先が表面を引っ掻いていく叫声が連続して一音となる。

不安定な体勢からの一撃は、鎧を切り裂くには至らず、打撲を与えるのみ。
確かに耐え切れぬものではないが、それでもきつい振動は伝わる。]

(222) 2014/02/19(Wed) 23:04:24

【独】 野茨公 ギィ

/*
>>212
サラの行動を見張るような無粋な真似、私がするはずはないだろう?

(みないふりー)

(-57) 2014/02/19(Wed) 23:04:29

【独】 野茨公 ギィ

/*
あっ。オズきた!?(嬉)(嬉)

(-58) 2014/02/19(Wed) 23:04:59

純血種 アプサラス



 ――…『どうしたい』が、なければ。

 どうすべきか、でも。構わないのだけど。

[首を緩く傾げたまま、褐色の奥を覗き込む]

(223) 2014/02/19(Wed) 23:05:15

聖将軍 ソマリ、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 23:05:16

聖光の ユーリエ

[ そして、それを受け入れている。>>220
 自己犠牲は、聖女のなすべき奇跡だからだ。 ]

 見られている。

[ 覗き見の気配を察して、ソマリへ警告を伝える。
 見られるだけならば、ユーリエには何も出来ない。
 攻撃されぬ限り、カウンターは出せないのだ。 ]

(224) 2014/02/19(Wed) 23:06:43

【独】 聖光の ユーリエ

ほんとだ!
オズオズいるなら、はやくしないと突然死ー!!

(-59) 2014/02/19(Wed) 23:08:04

志願兵 オズワルド

― 前庭へと ―

[身体が冷えてゆく感覚。
神経は研ぎ澄まされ、頭の中に入ってくる情報量が徐々に増大してゆく。]

(225) 2014/02/19(Wed) 23:09:00

志願兵 オズワルド、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 23:09:54

【独】 聖光の ユーリエ

はっ、
祈りの副作用で広範囲浄化してまえー、
と思ったけど、カウンターメインっていう能力が薄れちゃうじゃん!

あっぶなーい。
リス出てきたから、一度書き直して、一度消して、
そのおかげだわ……。

(-60) 2014/02/19(Wed) 23:10:11

野茨公 ギィ、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 23:10:47

変わり者 アレクシス

 まぁ、それはそうですねぇ。
 私も人里近くに住んでいたことはありましたが、この身を保つための糧は頂いていましたし。

[目の前の男>>204へ同意するように頷き、どこか楽しそうに笑う。]

 教会の人間は、神を盲信する愚か者ばかりだと思っておりました。
 貴方とならいい酒が酌み交わせそうです。

[それが実現しないことを知っていながら、夢を見るようでもなく、ただ感じたことをそのまま零した。
そこに先程までの敵意はなく、すでに戦闘する意思のないことを示している。]

(226) 2014/02/19(Wed) 23:13:48

聖光の ユーリエ、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 23:14:00

変わり者 アレクシス

 貴方には、誰か大切だと思う方がいますか?
 友人や家族、恋人、誰でも構いません。

[普通だと答えた男>>206に最後の問いを投げかける。
引き千切られた髪は力を失ったように地へ落ち、そのまま風に攫われていく。]

 吸血鬼にだって、そういった思いを抱く者はおります。
 だから私は、人間と吸血鬼の差なんて、大したことではないとも思うのです。

 その感覚は、私には分かりませんが。

[同胞について語るにしては、どこか遠い響きを持った音が響く。
男にとっては人間も吸血鬼も、害を成す存在であることに変わりはないのだ。
そこにあるのはただ、無関心に近い嫌悪である。
肩を竦める動作には、侮蔑と自嘲の色が混じっていた。]

(227) 2014/02/19(Wed) 23:14:02

修道騎士 バルタザール

[初撃はほぼ痛み分けに近い。
どちらもこの程度の打撲傷で動きに影響が出る身体はしていない筈だ。

寛ぐ城主が気になるが、この状態では如何ともしがたい。]

(228) 2014/02/19(Wed) 23:14:13

変わり者 アレクシス

[悪戯のようにたった一本残った髪が、彼の剣の付け根に巻きつく。
魔の気配を宿したそれのせいで、剣へ纏う聖の力は弱められているだろう。]

 貴方が約束を守ってくれること、期待しておりますよ。
 ではまた、生きてお会いできることを楽しみに。

[勝手に約束だと言い表し、緩やかに目を閉じる。
戦った男の名を聞くこともなく、顔を見るために振り返ることもなく、己が血の落ちた地面を踏みしめ歩き出した。]

(229) 2014/02/19(Wed) 23:14:37

神子 アデル、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 23:15:47

野茨公 ギィ

― 観戦中 ―

[茨のリスは、ひらと舞う黒蝶に首を傾げて、髭そよがせる。
風纏う騎士が城主の弟に切りかかるのは黙ってみていたけれど、
足元の茨を押しのけて芽吹いた蒲公英には驚いて、
小さく飛び上がり、より濃い暗がりへと逃げ込んだ。]

(230) 2014/02/19(Wed) 23:17:30

聖将軍 ソマリ

[己の刃が断ったのは空であった。>>214
一歩大きく踏み込むように両足を下ろせば、
僅かな風の流れを耳で聞いた。

実態を夜霧に溶かしているのではない、
彼は間違いなく“移動”したのだ。

なるほど、と口腔で呟いてから、
視線を刹那、聖女へと向けた。>>224]

(231) 2014/02/19(Wed) 23:17:56

【独】 聖将軍 ソマリ > 【秘】 聖光の ユーリエ

 ユーリエ、君、あの男の後ろに出れるかい?
 気は俺が引き付ける。

[届かぬ剣なら、不足を頭で補う。
体力の足りない彼女に告げるには聊か荷が重いが、
小柄な分、回りこめると考えて発した。]

(-61) 2014/02/19(Wed) 23:18:45

【独】 聖光の ユーリエ

>>230
あぁん、可愛いよおー!

(-62) 2014/02/19(Wed) 23:20:07

聖将軍 ソマリ

 ほう、魔物の君らでも傷付くのが恐いか。

[彼の興に乗って返す安い挑発。>>217
逃げを幾ら打とうとも、此方は結界がある。

腕の不足は頭で補えば良い、聖女を布石として、
何事か囁けば、己は彼に向かい、更に瞬走。

曲刀が軌跡を描き、踊るように身を捻り、
彼の眼前を左右に薙ぎながら、エスコートを受けようか。

男のエスコートなど、冗談ではなかったが、
舞踊とは久しく無縁だ、仕方が無い。]

(232) 2014/02/19(Wed) 23:20:11

【独】 変わり者 アレクシス

/*
オズワルドさんに情報提供しようかとも思ったけど、皆から一気に言われると混乱しちゃうかな。
ちょっと黙ってみる(・x・)

(-63) 2014/02/19(Wed) 23:20:24

【独】 吸血鬼 シメオン

/*
あっ、齟齬りそ…すみません。

(-64) 2014/02/19(Wed) 23:20:33

志願兵 オズワルド

……






[続々と仲間が前庭へ、城内へと向かっていく中でオズワルドはひとり、そこに立っていた。

声。足音。ぶつかる金属音。
風が運ぶ、僅かな鉄の匂い。]

(233) 2014/02/19(Wed) 23:21:01

騎士 ジークムント

[鈍い感触が薙いだ剣から伝う。
修道騎士は躱すでなく受けたのだと視界の片隅でその動きが見えた。
無理な攻撃をしたせいで体勢は立て直せぬまま
男は膝をつき剣持たぬ手を地につけ支えとするも、
勢いでついた掌は擦れ、血が滲む。]

 は、……傷一つ負わせられぬとは、な。

[己の無様さに自嘲が漏れる。
野茨公の為の余興にもなれないか。
男にとっては敵を倒すよりもそちらの方が重要な問題だった。]

 我が君、申し訳ありません。

[漸く主とする者>>218に視線を向け、謝罪の言葉を紡いだ。]

(234) 2014/02/19(Wed) 23:21:37

吸血鬼 シメオン

[>>212>>223アプサラスに声を掛けられたのは、戦斧が男の手の中に収まった後か。
その内容を吟味した後、考えている事をそこから読み取ろうとするかのように自分の褐色の奥を覗き込む彼女の視線に気付き。

それに対する男の答えは。]

――少し偵察に行ってくる。

[使い魔を使う事は出来るが、間接的な方法を男は好まない。
自分の居場所は血親たる彼女になら手に取るように分かるだろう。血によって結ばれた縁は人間には出来ぬ事も可能にさせる。

何かあれば呼べ、とは言わない。
彼女が自分に遠慮する事などないだろうと思うから。

サロンにいた頃に感じた七つの気配を導にして、血親に留められなくば男は塔を後にしようと。]

(235) 2014/02/19(Wed) 23:23:43

神子 アデル

―城内―

[行く手に立ちふさがるのは吸血鬼でもなく、その血子でもなく、散るのは蔓と紅い――野茨の花弁。]

…――

[赤――、朱――、紅――。

焼けて灰の粉となり、散っていくその色に、何かが呼び起こされる。
星々を映し出す鏡のような湖面、沢山舞う小さな灯り、そして薔薇のような深紅の髪の――]

(236) 2014/02/19(Wed) 23:24:00

【独】 吸血鬼 シメオン

/*
クレスさんとかに会えないかなって。

(-65) 2014/02/19(Wed) 23:24:15

志願兵 オズワルド

―――…


[首を傾げ、そのまま首を鳴らした。
目当ての声がどれなのか、はっきりとわからない。

それならば、]

(237) 2014/02/19(Wed) 23:24:39

神子 アデル

薔薇の…精――?

[そんな言葉が自分の口から出たことに驚いて、気が付けば少しクレステッドとの距離が開いていたか。]

(238) 2014/02/19(Wed) 23:24:44

聖光の ユーリエ

[ 小動物>>230が姿を見せていれば、その仕草に気が取られたかもしれない。
 蒲公英は場を清める副作用だったが、今回は良い方へ働いたようだった。

 ソマリの視線に、唇は一度驚きを作ったが、
 多くは語らず、頷いた。 ]

(239) 2014/02/19(Wed) 23:24:57

神子 アデル

本当に誰も出てきませんね…。
みんな陽動の方に向かったのでしょうか?

[城入り口で別れた騎士達の姿を思い浮かべる]

(240) 2014/02/19(Wed) 23:25:12

志願兵 オズワルド、闇に紛れるように姿を消した。

2014/02/19(Wed) 23:26:29

聖光の ユーリエ

[ 逃走するらしき魔物を追い、ソマリが疾る。>>232
 それと着かず離れず、ユーリエは壁づたいに進んだ。

 ちら、ちらとソマリを窺うのは、
 少女には不慣れな指示>>232を、それでも実行しようとしているため。 ]

(241) 2014/02/19(Wed) 23:29:07

野茨公 ギィ

― バルコニー ―

 謝ることはないよ。
 おまえはよくやった。

[謝罪を紡ぐ我が子に言葉を掛け、立ちあがる。]


 おまえが尽力してくれたおかげで、
 私もずいぶんと楽になった。

 ―――ふふ。あとで一緒に稽古をしよう。
 おまえと剣を交えるのも、きっと楽しい。

[神の使徒らを退けた後のことを当然のものとして口にする。]

(242) 2014/02/19(Wed) 23:29:32

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33回 残11508pt(6)
城内
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18回 残13260pt(6)
廊下/アデルとオフ
ジークムント
19回 残12112pt(6)
サロン

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0回 残15000pt(6)
オズワルド(4d)
2回 残14631pt(6)
アレクシス(5d)
54回 残7303pt(6)
城内
リエヴル(5d)
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クレステッド(6d)
7回 残12922pt(6)
城内
ソマリ(7d)
47回 残9543pt(6)
ユーリエ(7d)
63回 残8072pt(6)
どこか

処刑者 (3)

シメオン(5d)
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地下礼拝堂オフ
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22回 残9876pt(6)
城内
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