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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が4名、人狼が2名、占い師が1名、聖痕者が1名いるようだ。
薔薇園芸家 ローゼンハイムが「時間を進める」を選択しました。
―呉基地 港―
いやいや、こっち突っ込んだだけだしー!!
無事だったなら良いんだー!
あ。
俺、Rainbow Arch社のバルタザール!!
よろしく!!
[両掌でで輪を作り、口の前に持って来て
負けじと大声を張り上げて紗々>>0:393に応える。]
んで、何か手伝う事あるかー!?
[それから、ついでにヒマである事も告げておいた。]
― 呉ベース ―
敵が到達するのも時間の問題か。
[轟音と共にベース上空を通過する爆撃機編隊。
数分の間を置いて猛烈な爆音がベースにまで届き
黒蟻達の進攻が一時停止した隙にレッドドッグスが組織的撤退を開始した事が見て取れる。]
/*
うぅーん…リエヴルさんとシュテルンくんどうしたのかなぁ…
リエヴルさんは、プロローグの間も結構この辺の時間帯にいないことあったけど…シュテルンくんはいてくれる頻度が高かった分だけちょっと心配。
急に寒さが戻ったし、体調崩したりしてなければいいけど…
/*
中身発言で失礼。私が赤仲間(?)です。
宜しくお願いします。
これからの展開に関しては、ある程度すりあわせた方がいいですか?
それとも、村の雰囲気に合わせて出たとこ勝負でいきますか?
/*
そういや、ちょくちょく出てるミュルミドンてなんだろう。
怪獣はジャコビニだし。
そして動きは浮かばずねむい。
どうしたもんか。
?
私が言うのか。
雑用係までやらされるとは。
呉基地へ停泊中の民間船舶に次ぐ。
戦線の縮小により、呉基地は早々に戦場となる。
戦闘参加の意思がなければ即座に出港されたし。
[クライナー・テナー及び快速工廠艦せとを筆頭とした船舶へ
簡素な呼びかけが行われる。]
?
私が言うのか。
雑用係までやらされるとは。
呉基地へ停泊中の民間船舶に告ぐ。
戦線の縮小により、呉基地は早々に戦場となる。
戦闘参加の意思がなければ即座に出港されたし。
[クライナー・テナー及び快速工廠艦せとを筆頭とした船舶へ
簡素な呼びかけが行われる。]
あら、そっち入っちゃっていいの。
…分かった!!白騎士で手伝いに入るから、ちょっと待っててな!
[言うが早いか、格納庫へと駆け戻り
白騎士を起動させて再び作業の場へとやって来る。
その途中、まだシュテルンが戻っていないかと
ビルトラプターの周りをぐるぐると回ってみたが、
やはり艦内を移動中なのだろうか、気配は無かった。]
こっちのメカ長も来るって言うから
思う存分手伝いが出来る。有難いねえ。
[まさか紗々手伝い報酬が計算されている事なんて知らず。>>3
蟻一匹分なんて貰ったら卒倒するに違いない。]
─ ヒロシマシティ・南東部 ─
[レッドドッグスの背中が見えると同時に背中に背負ったバーニアを切り離す。
慣性を殺さぬよう着地するとそのまま全速での走行に入り後退する編隊を交わして前線へと躍り出た。]
こちら、ストーンズのアンデッド、レッドワン応答せよ。
《こちらレッドワン。ようリエヴル。新しい機体か?なかなか似合ってるぜ》
サンクス。
今から最後っ屁をかます気なんだろ?
爆撃が止むと同時に突っ込むから構わず撃て。
《正気かよ、こっちは手加減しねぇぞ》
望むところだ。糞虫どもを吹き飛ばしてやれ。
[前線へと到着するまでに機体の概要は概ね掴めた。
BMIっていうのは便利なもので馴染めばデータを直接頭の中に叩き込んでくれるらしい。
細かな作業はまだ難しいだろうが、姿勢制御などは大体慣れてきた。]
感覚的には自分の身体みたいに思えればいいってわけだろ。
[各機能を意識せず、全体としての制御を思い描くことであとはBMIがそれを汲んで機体の制御をかけてくれる。練度を積めば本当に自分の手足のように動かすことができるようになるだろう]
……面白い。
/*
こちらこそよろしくお願いしますー。
どちらがいいでしょうかね。
村の雰囲気を尊重しつつ、すり合わせるとすると、情報操作とかRPで負けそうな時に互いに助太刀入れて相手撃墜とか?
どっちにしても基本、NPC戦なので細かく設定しなくてもいいんじゃないかなっていうのが私の結論ですねー。
/*
赤が始めてなので何か不手際もあるかもしれませんが、ご容赦を。
>>情報操作とか〜
そうですね。
現状、双方に面識はないですが、意図的に作ろうと思わなくても直に遭遇しそうですし、その後もあまり細かい設定はいらなそうですね。
その声、もしかして飛行機のお姉さんですか?
その節はどうもありがとうございました。
[聞き覚えのある声に、そう付け足しておく。
ドリームランドでの救助の申し出は、厚意によるものだと思っていたから]
ええ、この港湾部周辺は資材の搬入とかで利用することもありますし、民間機でもだいじょうぶですよ。
ひとまず一箇所にまとめて集積しちゃうので、私の機体についてきてくださいね。
…なんだか戦闘間近みたいですし、急がなくちゃ。
[この手の作業はあんまり慣れていないのだろうバルタザールの言葉に、今度は機体を介した通信でちょっと説明を加えておく。
戦闘が始まるまでには作業を終わらせないと。
せと は防御能力がないから、蟻に取り付かれたらちょっと困ったことになる]
つまり……こういう事も可能ってわけだ!
[視界は前方に向けたまま後方のモニタリングデータをBMIより受け取るする。元々三次元的な立体空間の把握能力に優れたリエヴルにとってそれは自動車を運転するときのバックミラーの確認程度のことに過ぎなかったが、同時にその効果は絶大な威力を発揮した。]
《いくぜアンデッド!避けろよ!》
[徹甲弾を中心としたレッドドッグスの置き土産がXA023の後方より迫るが、その全てコースを捉えた上で機体をフリースペースへと潜り込ませる。
その上で砲撃で仕留めきれなかったソルジャー級を未だ弾丸降り注ぐ中で一体ずつ狩っていく]
なるほど、発射のタイミングさえ掴めれば単純な砲撃を受けることはない、ってわけか。
[そうしてわずか1分強の砲撃の中、ソルジャー級4体を沈め、リエヴルの駆るガルムは虫どもの死骸の上に無傷で立っていた]
《化け物め……レッドドッグスは補給と防衛線構築の為に後退する》
了解だ、俺も防衛ラインまで下がろう。
[だが所詮ギア一機では多大な戦力を有するミュルミドンの群れに抗うことなどできはしない。ジンロボやこの国の謎の機兵でもあれば話は別なのだろうが]
援護座標を確認。
[返答をしながらも、戦術データリンクで目標を指定。
ロケットランチャーから次々とロケット弾が射出されていく。
数十秒前までガルムが交戦していた地点へロケットの雨が降り注ぎ
前進を開始した黒蟻前衛を吹き飛ばして気勢を削ぐ。]
/*
ですね。
恐らくこの感じだと実剣のパトロンの一つが財団……くらいの繋がりでいいんじゃないかなと。
それに性格上友軍の情報口にしなさそうなので、BPPが襲い掛かるかもしれませんが(
そちらに流れてるBPPの情報に関してはお任せしますー。
────ッつ。
[こめかみの辺りから首の裏側にかけてズキリとした痛みが走る。
BMIを使用するということは脳に負荷をかけ続けたまま戦闘行為を行うということ。それは第二世代のギアを操縦に加えさらに大きな負担をかけることになる]
機体の戦闘継続可能時間が8時間って聞いたときは驚いたが、こりゃ乗ってるこっちの身が持たないな。
[可能であることと、実行することは違う。恐らく今の様な高度な情報処理を伴う戦闘を続けていけば、操縦者である自分のほうがあっという間に戦えなくなるだろう。
できるからとどこか浮かれていたことを強く反省する。]
こちらアンデッド、ストーンヘッド応答しろ。
一度、第二次防衛線まで下がる。
《こちらストーンヘッド、先走りすぎて死んだかと思ったぜ?
まあいい、こっちも使える人員と機体で何とか編成を済ませた。現地で落ち合おう》
了解。
/*
そうですね。そうしておきましょう。
優越性を世界に示す為に襲ってくるなら財団も本望でしょう。
ばっちこーいです。
あと、こっちの機体(ジンロボではない方)はリアルロボットの皮を被ったファンタジーロボなので、襲いかかるなら全力でOKです。
《WARNING!飛翔体多数接近!》
チッ、一体なんだっていうんだ!
[憎まれ口を叩きつつ即座に飛翔体─ロケット弾の弾道を計算し回避運動に入る。
幸い、数は大したことがなく、そもそも黒蟻どもの前隊列を狙ったものだったのか、回避は容易であり先ほどの戦闘のほど頭に負荷のかかるものではなかった・・・が。]
おい!今の砲撃はどこのバカだ!
[それはそれとして決して安全な砲撃ではない。
機体を反転させ弾道の元へとスコープを合わせると砂漠戦仕様のジンロボを視界に収める。]
中東の……ジンか?
/*
>優越性を世界に示す為に襲ってくるなら財団も本望で
なるほど。実剣さんと同じ考えですね。それなら戦闘行為になっても止めなさそうですね(
>リアルロボットの皮を被ったファンタジーロボ
大丈夫です。こっちも精神の力でパワーアップとかのファンタジー小隊なので、どんな設定でも受けて経ちますよー!
[さきほど出会った女、やはりアレは油断ならない相手らしいとリエヴルは機体を走らせながらウルズと名乗ったアナリストを思い返す。]
どうやら……予感は的中していたようだな。
[こちらが回避できると踏んでの砲撃か、それともこちらごと殲滅しようという心づもりだったのか。どちらの可能性もありえる。もし前者なら迷惑な話だが、後者なら今後の戦闘は背中に気を付けながらになると、そんな風に考えながら第二次防衛ラインへと後退していった**]
[さきほど出会った女、やはりアレは油断ならない相手らしいとリエヴルは機体を走らせながらウルズと名乗ったアナリストを思い返す。]
どうやら……予感は的中していたようだな。
[こちらが回避できると踏んでの砲撃か、それともこちらごと殲滅しようという心づもりだったのか。どちらの可能性もありえるが、もし前者なら迷惑な話だし、後者なら今後の戦闘は背中に気を付けながらになると、そんな風に考えながら第二次防衛ラインへと後退していった**]
えっ…せ、戦闘!?
呉基地って此処じゃ。
[紗々の後を付いてゆく傍らで、呼びかけ>>4を聞いて出港する船を
チラと見遣り、何をこの姉さんは暢気な事を言っているのかと
逆にバルの方が焦って]
と、とにかく言う通りだ。
急いで片付けてしまおうか!
[視界にはまだ何も周辺の景色に変化は見られない。
彼女のあとを付いて行く間は、そちらへも注意の先を
向けていた。]
あ…えっと、そちらももう戦闘始まっちゃってるんですか?
ごめんなさい、お邪魔しちゃったみたいで…
それでは、これで失礼しますね。
[通信越しに響く炸薬の音に音に眉を顰めて告げて、通信を一区切りにした]
はい、こっちです。
えっと、バルタザール…さん?って呼べばいいですか?
バルタザールさんは、この後どうするかとか決まってますか?
[広島から呉にかけての防衛に参加するのかとか、作戦に参加するにしろしないにしろ、大阪に向かうクライナー・テラーに同乗するのか、とか、そういったことを尋ねておく。
もしかしたら協力をお願いすることになるかもしれないし、ここでお別れになるかもしれなかったから**]
「さて……」
[無事シェルズとの戦闘から戻ってきたばかりのBPPを、実剣は格納庫で出迎えた。
基本自室か研究室の往復しかしていない彼のそれは、ローレルらを大変驚かせた]
「こんなところまでどうしましたか?」
[こういう場合、本来はリーダーであり、最年長であるローレルが真っ先に気を整えるべきなのだろうが、先に整えたのは白英だった。
それに弾かれるように残りの三人は気づくと、普段とは違うバタバタとした足取りで白英の隣に並んだ]
(う〜ごめんね。白英ちゃん)
[そんな思いをこめて、最年少の彼女をちらりと見ると、白英も気づいたのか口元に薄らと笑みを作った。
そんな笑顔に心をぽかぽかと暖かくなる思いをしていると、実剣が口を開いた]
「実は次のターゲットが決まりました」
[ああ、なるほどと思うと同時に、それ以外に用事なんてないよね。と思う。
何せ軍に自分達を売り込んでいる最中だ。新薬研究でいうならば臨床実験中だ。次々と結果を出していかないと失敗へまっしぐらになってしまう。
それでもお休みくらい欲しいなぁ。と心の中でごちる]
「どこのどの小隊っすか?」
「小隊……という訳ではないですね」
「ならば民間の?」
「ええ。相手は二機。コンビネーションで言えば、もしかしたら貴方達以上かもしれません」
[全員が驚いた。
あの自信家の実剣が相手を褒めるなど、遺伝子操作で強制的に成長させられてこの世に生まれてから僅か一年だが、聞いた事がない]
そんなに凄い相手なんですか?
「はい。彼らにはかなり初期から目をつけていました。そして監視をしている間にもメキメキと実力をつけ、ようやく摘み取るべき花となった見事な実験材料です!」
[自己陶酔している実剣を余所に、ローレルは思う。
そんな相手を前に、自分達は生きて帰れるんだろうか? と。
確かに機体数ではBPPが有利だが、数の有利は圧倒的な質の前には役に立たないのをクラウズとシェルズとの戦闘で理解している。
だから]
(今度は殺しちゃわないといけないかもしれない……)
[ぐっと手を握り締める。
それがおねーちゃんの役目だから……!]
それで……相手は?
「と、そうでした。次なる相手は……」
[わざとらしくためを作り、四人の顔を見渡してから]
「相手はグローセンハンク・メカニカルのビルドラプターとビルドファルケン」
[にやりと獲物を見つけた蛇のような目つきで、可哀想な標的の名を口にしたのだった**]
/*
ウルズさんお疲れ様でしたー。
ちなみに、初戦のビルド二機は、独り言でダイス振って決めました(
まぁ初日なので墓下行きはないので、二日目以降は、もし希望があればそれにすり合わせるようにしましょー。
(勢いでいくならそれでもOK)
では私もおやすみなさいー。
暢気にやってる場合かって、早く行こうぜ早くっ!
……え?あぁ、呼び方?なんでもいいよ。
バルタザールが長ければバルでも良いし、
ラストネームのアネーリオでもオッケーよ。
[呼び方について>>25はいくつかの選択肢。
そういえば、シュテルンには呼び方について話して
いなかったなと頭の片隅で少し思う。]
ま、後で言えばいっか。
んで、これからどうするかって?
いいや、これといって特に決まってないな。
とりあえずクライナー・テラーの行き先に便乗して大阪に行って…
そこから考えようかと思ってた所。
[そこで一旦言葉を切り、そうだと付け加えるように]
でも、襲撃に遭いそうなら護衛・掃討を手伝うつもりだ。
そう車長に言ってある。
……陸戦の近接攻撃なら慣れてる。
ただし、水上・水中戦だけは無理って事だけ足しておこうかな。
[ここで初めて白騎士、もとい自分自身に関する欠点を口にした。
性能か否かと問われるならば今は、性能だと誤魔化すつもり。**]
騎士操縦者 バルタザールは、町工場の サシャ を能力(占う)の対象に選びました。
/*
風邪薬の力は偉大ですね、眠気の意味で。
おはようございます、さて今後どう動こうか。
また、占い師のなんやかやはややこしくならない程度に
設定にぺたんとくっつけて行けるように、今日一日
考えて行きたいと思います。
では、お仕事ゴー!
ん?
《どうかしたか中尉》
何か嫌な感じがしたんだが……気のせいだろう。
[リエヴルは兵士だった。騎士でも、そして戦士ですらもなく、ただただ陸戦の兵士だった。数百数千の殺気渦巻く戦場で必要な嗅覚はその身に降りかかる危機に対してであり、それ故に無数に向けられる殺気にはむしろ鈍感であるのかもしれない。]
センサーにも異常はないな。
[よって、今は友軍であるはずの彼女の不穏な気配には気づくはずも無かった]
実はシュテラの動かしNOだったのは、すでに彼女が死んでるからなのだよね。
シュテラ(ファルケン)の動かしNOにすべきだったかな。
省エネしすぎてごめんね。
1)ビルトコンビはもう1セットあった
→キーイベント「ファルケンは他の人も乗れるけど、ラプターに乗れるのはシュテルンしかいない」が薄れてしまう
2)別の人がファルケンに乗っている
→シュテラどうしたの?ってさすがのシュテルンでも気づく
3)シュテラ生きてた
→シュテラがすでに死んでることに気づいた上で、果断な決意で、確定にきたのなら対応する気だったけど、これはどうだろう?
4)実はファルケンじゃない別の戦闘機
ウルズの情報収集能力を、低く確定してしまわないだろうか?
2)は、企業説明会イベントのあとだったら、むしろおいしかったか。
これは昨日来れなかった僕の失敗だなあ。
4)が妥当なとこかな?
……ふむ。
[何かに納得をした様子で呟きを漏らせば
不穏な気配の放出は消え、アサルトライフルの銃口がアリの前衛に向けば、的確な単発射撃で蟻の頭部を吹き飛ばしてゆく。
ジンロボが持つ銃器は黒蟻からして見れば桁違いの威力を持っており、生身の体に重機関銃弾を受けるに等しく、柘榴が弾けるかの如く頭部を喪失した蟻の山が連なってゆく。]
……キリがないな。
弾倉を交換する!
[それでも味方の数が不足しており、蟻の行隊列は止まらない。
空弾倉と空薬莢が周囲へと積み重なる。
取り付いたまま攻めあぐねているギアを乗せたまま、機甲級が地雷原に突っ込み、派手に爆散するのが視界に入る。
呉基地からも見える程の噴煙が立ち上った。]
ブロークンアロー! ブロークンアロー!
[女が宣言したのは、前線部隊の損害を考慮しない全面航空攻撃を要請するコールサイン。
それは同時に前線の維持が困難な程に前衛部隊が壊滅的な損害を被り前線指揮官が戦死した事を意味する。
実際はそれほどの損害は出ていないが、いまだ呉基地で補給整備活動を続ける後方要員は、これをどうとらえるだろうか。
緊急時のミスを装いオープンチャンネルで全方位へと発信されるそれは、恐慌状態を招くかもしれない**]
― 少し前: クライナー・テラー船内 ―
[ 教えてもらった食堂は、混雑していたけど、
イカツイおじさん乗務員が隣を空けてくれた。
やたらと親切にしてくれたけど、まさか女性だと勘違いされていないと思いたい。
ざっとメニューを見たけれど、噂のキワモノは見当たらなかった。
残念に思いながらサンドイッチを注文。頬張りながら、携帯端末を操作する。
ちょっとお行儀が悪いけれど、本社が戦闘中>>0:319なので勘弁して貰いたい。
……とはいえ、戦況は有利なようだ。
グローセンハンク社内ネットワーク(G・SNS)で確認していても、
被撃墜情報は入らず、逆に撃墜数が順調に伸びている。 ]
本当にザコばかりだったみたいだ。
良かった……。
[ 逆に、他の地域の戦況は厳しいようで、クラウズ部隊の謎の消失>>0:333など、
暗いニュースが入ってきている。
僕は首を振り、サンドイッチの残りを水で飲み込んだ。
航空機でだって、全部の戦場を回ることは不可能だ。地上戦機ならなおさら。
僕は、ごちそうさまを言って立ち上がった。
イカツイおじさん乗務員が残念そうにゆっくりして行ってね!と言うけど、
本当になにか勘違いされてないだろうか。
食堂を出て少し迷ったところで、見覚えのある人影>>21を見つけた。 ]
アリーセ車長!
呉にはあとどのくらいで到着しますか?
>僕のメモ
ファルケンに別の人が乗って駆け付けるパターンなども考えてみたのですけど(これは可能です)、
↑不穏だね。
まあ、鋭い人なら、>>0:322で何か感づいてると思うけれど。
[ そこで初めて、呉基地の状況を聞いて、僕は驚いた。
いくら大阪が気になっていたからと言っても、
これから行く予定の情勢が耳に入っていなかったなんて。
ちょっと僕は腑抜けていたようだ。 ]
……大丈夫。
大阪の戦闘機乗りは優秀ですから、僕一人が居なかったからといって、どうということはありません。
それより、目の前で襲われてる人がいるのに、
放って帰って来たって言う方が怒られます。
……それに、呉で買い物もしなきゃいけませんしね。
リントナーさんは要請通りに。
僕も、援護に出ます。
[ 携帯端末で呉への参戦を本社に告げると、
大阪からは「こっちはほぼ片付いた」という報告が返ってきた。
アリーセに対して大口は叩いたものの、本心では不安だったので、ほっとする。 ]
大阪の戦況は終結間際のようです。
大物が出てこない限り、大丈夫だと思いますよ。
[ 戦果確認をすると、特にアヴェ先輩の活躍が目覚ましかった。
逆にシュテラの戦果はゼロだ。
彼女なら、ヴィルト>>0:94に乗り替えてでも出撃しそうなものだけど……。
ああ、たぶん、あの規定だ。
戦闘機に1年以上乗っていない場合は、実戦出撃を認めないっていう。
シュテラはずっとファルケンに乗っているけど、ヴィルトにはずいぶん乗っていない。そこの規定を過大解釈して、課長か誰かがシュテラの出撃を止めたのだろう。
課長GJ! ]
[ 倉庫のラプターへ戻りながら、詳細戦況を確認する。
パイロットではない整備員に、共同撃墜数1がついていてドキリとした。
戦闘機乗りは、空中で流星獣どもを撃ち落とすけども、
岩石に似た殻を持つ彼らは、地上に落ちてもまだ生きていることがある。
ラプターが実戦投入される前、それらは戦闘機の地上掃射か、
地上戦員の近接攻撃で倒すしかなかった。
爆撃機ならピンポイントに下方攻撃出来るけども、
足が遅すぎて、別な流星獣からの良いターゲットになるのだ。
しかし、地上でも機敏に動きまわる彼らに、これらは想像以上に危険な作業だった。 ]
僕が居たら……。
[ 整備員に戦闘なんてさせなかったのに。
苦い思いがしたが、「もしも」はそれ以上考えないことにした。 ]
[ そんな僕の累計戦績は、単騎撃墜数は少ないのに、共同撃墜数はやたらと多い、妙なものになっている。
代わりにシュテラの撃墜数は、単騎・共同合わせて、アヴェ先輩のようなエースパイロットのランクにまもなく追い付きそうだ。
一見、まだまだに見えるけど、実は他のエースパイロットは10年、20年と努めた大先輩たちだ。
僕らは入社数年の新米。
最初の2年は練習機での基礎訓練に費やし、その後半年は新型機の開発と並行した、その専門訓練に明け暮れた。
だから、実質は1年近くで先輩たちに追い付こうとしていることになる。
もちろん、侵略者たちの攻勢が近年増加していることもあるだろう。
先輩たちが戦闘機に乗り始めた頃は、こうではなかったのだ。
だが、それを見越してもこの戦績は注目に値する。
他の企業でも、目ざといところはすでに新型機とそのパイロットにチェックを入れているらしい。
シュテラはともかく、僕まで注目株になってるのは、
なんとなく面映ゆいような、居心地悪いような感じがするけれど。 ]
指摘するほどでもないんだけど、
メモにアンカーを連続で貼ると、レイアウトが崩れるので、ローレルさんはちょっと改行をいれてみるといいんだよ。
─ 呉:呉基地港 ─
[ ぐ、と身をたわめ、ジャンプをした。
港へ前足から着地する。揺れない地面に、僕は一息ついた。 ]
戦闘の中心戦力は……軍?
民間企業をバカにする軍人がたまにいるから、あまり嬉しくないなぁ。
[ 通信回線を、最も使用されているものにチャンネルして、戦況を確認する。
そんな時に1:1通信が入って、 ]
『 よお、シュテルン君!
遅かったじゃないか! 』
……?!
アヴェ先輩!
[ 聞きなれた声とエンジン音に、慌てて視界を広げた。 ]
[ ごうっと風を裂いて頭上を通り過ぎるのは、ビルトファルケンそっくりな真っ赤な機体……。
アヴェ専用戦闘機ヴィルト565だ。
通常のヴィルトシリーズは、青ボディに銀ペイントなのだけど、これだけは先輩たっての希望で、色を変えてあるのだという。
ファルケンは、このヴィルトシリーズの後継機(正確には斜め上の進化をしたので、子機や孫機というより従妹機や姪機と呼ぶべき?)なので、色が同じになるとぱっと見には、慣れた僕でも間違えそうになってしまう。
そういえば、以前、
「赤くて専用だと三倍速い」とアヴェ先輩が言っていて、
「?」という顔をしていたら、
「これがジェネレーションギャップか!!」と盛大に嘆かれたことを思い出した。
あの意味はいまだに分らない。 ]
先輩、大阪に居たんじゃ……。
[ そう。間違いなく居たはずだ。だって、撃墜数がついている。 ]
>>43
>赤くて専用だと三倍速い
シャア専用ザク。
見てない僕でも知ってるので、ロボアニメ界では常識だと思うのだけど、一応。
『 あんまりに戦場が退屈なのでな。
ついカッ飛ばしたら広島にいた! よくあることだ!
そうしたら、蟲が沸いてるじゃないか。来たついでに掃討して行くので、君も私を援護したまえ。 』
[ そのおどけた言い方に、僕はつい笑ってしまう。 ]
大阪からここまで?
ずいぶん派手にカッ飛ばしましたね。
あれだけ戦果をあげた後では、燃料も残り少なかったでしょうに。
『 はっはっは!
燃料のことは気にしなくていい!
君のことを心配して来た訳ではないし、君と無理にコンビを組もうと言うわけでもない。>>0:320
ただ、たまたま同じ戦場で背中合わせになるだけだ。
よくあることだろう? 』
[ 先輩のいい男っぷりにちょっとうるっとしながら、
僕は頷いた。 ]
大阪から呉まで直線距離だと200kmくらい?
時速200kmで飛ばして一時間か。
戦闘機の速度はマッハ1以上3以下らしい。
マッハ1が時速1200kmということで……
ええと……(さんすうの時点でつまづいた人)
10分?!
こちらはグローセンハンク・メカニカルのシュテルン・ディーツゲン!
戦闘機1機、地上戦機1機のセットで参戦します!
[ オープンチャンネルで呼び掛ける。
指揮系統がまだ生きていたようで、すぐに返事が返ってきた。
コードはと聞かれたので、
「要らないけど、つけるならラプターで」
と答えておいた。
もうすぐ企業説明会だし、名前を売っておいて損はしないだろう。
戦況は、一次防衛隊が撤退し、二次防衛ラインへ切り替える途中の模様。
ヴィルトと交信しつつ、最適な場所を探す。
まずは戦場の側面、丘陵地帯へ移動する。空を行くヴィルトと足並みをそろえるために、
僕はほぼ揺れのない並足から、馬でいうギャロップの走り方に切り替えた。
それでも、可能な限り足音をさせないしなやかな動きを、僕は心がける。 ]
撤退援護します!
[ まずは、敵陣へミサイルをぶちこんだ!>>26 ]
じゃ、バルさんで!
…バルさん…ばるさん…ごめんなさい、バルタさんって呼ばせてもらいますね。
[なんだか別のものを思い浮かべてしまうから。
しかしなんというか蟲に強そうな名前だなって思った。陸戦は得意だっていう話だし>>31>>32]
あ、えと、はい、こっちですっ!
[ぱたたっとパネルを叩いて早足モード。確かに少し、暢気にしすぎた。
なんだかんだ言って蟻は蟻だし、軍人さんたちならきっと上手く損害をいなして、多少の損傷はあっても犠牲なく撃退するだろうって、そんな風に思ってたから]
今後の予定、特に決まってないってことなら…
[こちらの護衛も頼めないだろうか。貨物の集積所に荷を下ろしながら、そんな提案をしようと口を開きかかったのだけれど]
《嘘言ってどーするよ。
分かったらさっさと引き上げて来い。
巻き込まれねぇうちに沖合いにずらかるぞ。
広島の仕事はそれからだ》
なに言ってんのおじぃ!?
やべぇって、味方ごと撃つって言ったのおじぃでしょ!?
《…おいバカ、紗々お前。やめとけ。軍人の仕事は軍人の仕事だ》
だったら!機械を作ったり直したりは私たちの仕事でしょ!?
壊れるって分かってるのにほっとくなんて!
《だから、きちっと直すために俺らは無事でいなきゃならねぇだろうが、こんのバカ孫っ!》
人は、死んだら直せないんだよっ!?
《―――ッ!!》
それに、いつもおじぃが言ってんだからね!
できることをやれって!
だから!私!できることしてくるっ!!
《オイ!待てっ!待てってんだろ紗々ッ!!》
バルタさん、私、行きますから!
…あのっ!クライナー・テラーと…よかったら、ウチの船のこと、お願いしますっ!
[そう言い残して。ジェットに火を入れる。
その音の高まりももどかしく、駆け足で屋外まで飛び出し、そこから文字通りジェットを噴かして飛び出して行った]
[バースト射撃を受け大穴を胴体に開ける戦闘を尻目に
突貫してくる事を確認すれば腰のハンドアックスを抜き正面に構える。
刃が発する高周波振動の不快な音を周囲に響かせ2体目をつま先で蹴り飛ばし、3体目を頭から叩き割る。
ソルジャー級とは言え、初戦は10mに達しない黒蟻では砂ジンの敵にはならない。 大人と子供のい戦闘だ。**]
[ぱたたたたっ たんっ
呼び出すのは、『小惑星帯航行モード』と名づけられた機動制御ファイル。
たたたたんっ たっ たっ
小惑星を自動で察知して回避、回避し切れなかった場合の衝突に備えて装甲板と同じ高張力セラミックの盾を構えようとするところを、マニュアル操作で短刀とグルーガンに持ち替える。
たっ たっ たたたんっ
短刀を持った手の操作を、独立して宇宙ゴミを切り離す自動モードに変更
たんっ たんっ たたんっ
最後にグルーガンの操作を手動に設定して、前方を見据える]
う…わ…
[ひどい。蟻が暴れているところは数え切れないほど見たことがあるし、連合軍の軍人さんが戦っているところもたびたび見たことはあるけど。
目の前の光景は、そのどれよりも、酷かった。
だって。
人の作ったモノが、人を撃つなんて。
ニュースの向こう側の話だと思ってた。
目の前で見ることになるなんて、思わなかった。
今はまだ、ブロークンアローのコールを受けて、恐慌に駆られた一部と、蟻もろとも地雷に巻き込まれた一部だけ、だけれど…]
やめっ…!!
[だから。気がついたら叫んでいた]
やめてくださいっ!ひとですっ!人がいるんですよっ!?
[叫んだその反響みたいに、耳の奥で、おじぃの言葉が脳裏に響いた。―――軍人の仕事は、軍人の仕事。…これが?]
―――っ!
[納得なんてできないまま。蟻の群れに突っ込んでいく。
無数に群がる蟻たちを、障害物と認識した糸川くんが自動でかわし、かわしきれずに接触しそうになれば、切り払う。
その合間。
蟻と蟻との合間に、人が見えた。人が乗っているはずの、特装の姿が]
…動かないでくださいねっ!
[ぱすぱすぱすっ
特装のその周囲に向かって、グルーガンを続けざまに撃ち込む。
群がってこようとしていた蟻たちが接着剤を踏みつけ、その場に縫い付けられる。
飛び去り際に、もう一度。 蟻同士の体が接着されて、壁になる]
うぇっ…うぅぅぅ…
[無理やりに軌道を捻じ曲げる『小惑星帯航行モード』だから、上下左右のゆさぶりがひどい。
ちょっとの贅沢と中尉さんの厚意で食べたクラブハウスサンドが帰ってきそう。
もういっそ吐いちゃおうか。否、今はとにかく操作に集中して―――!]
まだっ…もう、いっかいっ…!!
[ぱたたたたんっ!
蟻の群れから抜けそうになったら手動でジェットを操作して、ぐるり反転。Uターンして、もう一回]
[きんっ! ききんっ!
反転したことで、響く音に甲高い金属音が混じるようになった。
連合軍からの銃弾も切り払っているってことなのだろう。
いかに超音速弾って言っても、宇宙で遭遇することを想定した、宇宙ゴミの相対速度に比べたら、まだ、遅い**]
― 戦場 ―
こちらはビルトラプター!
地上戦機!
戦闘方法は、中距離ミサイル攻撃と……近接格闘!
[ 右手はレバー。左手はコンソール。
マメが出来る程反復練習を繰り返した動作を、連続で叩きこむ。
ラプターはいい子だ。指示どおりに蟲の群れへ突っ込む。
変形機構に、現状では使えないジンロボ装備と、無駄なものを詰め込んだラプターは、見た目以上に重い。しかし、重さはそれそのものが武器でもある。
ヴィルトに乗ったアヴェがレーザー砲撃で先制攻撃を加える。
そこへ飛び込んだラプターは太い前足で蟲を砕き、体重で押しつぶし、振動ブレードを仕込んだ歯で噛み砕き、喉奥からの副砲ミサイルでとどめをさし、尾で薙ぎ払う。 ]
やっと! 本来の戦い方をさせてあげられる!
[ 極度の集中に、ヘルメットの内側に汗が伝うけども、前の海戦のようなもどかしい思いはせずにすんだ。
ヴィルトと連動させた視界は良好。
シュテラのファルケンほどのコンビネーションは期待できないものの、
アヴェ先輩となら何度も一緒に戦ったことがある。 ]
問題は……数か!
[ 顔をしかめた時、オープンチャンネルで響くのは、非常事態宣言>>35 ]
……?!
なに……そこまでの状況には見えないけど?!
[ 空中のヴィルトの視界からは、戦場が将棋盤のように見える。
戦況は不利ではあっても、けして壊滅的ではないはずだ。 ]
アヴェ先輩!
どういうことでしょう?!
[ 背後からは、めくら滅法な砲撃が飛んできはじめている。>>52
僕は慌てて戦線を引いた。
それで良かった。蟻と接触した地雷が、爆風を巻き上げたから。 ]
……ッチ。
[勢い余って道路にめり込んだ手斧を引き抜きながら
無造作に横へ振れば、蟻の体液が周囲へと撒き散らされた。
その時、超高速で突入してくる機体を砂ジンのセンサーがオートフォーカスで捉える。
戦場で久方ぶりに聞いた人間らしい――非戦闘員らしい、もっともな感情のこもった悲痛な叫び声に、思わず声を返していた。]
人が居る――人が居るからだ。
後方に数万数十万数百万の人間が居る。
ここで食い止めなければいけない。
大を活かすために小を殺す――。
軍人は効率よく敵を殺し、効率よく使い潰されるのが役割だ。
そういうコマなんだよ、我々は。
呉本。私達は「ひと」である前に軍人だ。
[>>53 >>54奮闘する機体に返される抑揚のない声。
まるで合成音声のように聞こえたかもしれない。]
[コクピットに響き渡る後方警戒警報。
機甲級の巨体がこちらへ突撃する姿を後部センサーが捉える。
イレギュラーに気を取られ、注意が散漫になっていた事は否めない。
アサルトライフルのトリガーを引き絞りフルオートで弾を叩き込むが、タンク級の堅強な頭部を貫徹できずに嫌な音を立て全弾が跳弾。
視界一杯に広がる機甲級の姿に慌てる事無く
脚部ホバーを吹かし、闘牛士の如くすれ違うように突撃を回避すれば、機甲級左側面部の脚を手斧で切り飛ばす。
そのままの勢いで頭から道路に突っ込んだ機甲級は火花をまき散らし、後方のギアを巻き込みながらビルへと突っ込み、姿を消した。]
[コクピットに響き渡る後方警戒警報。
機甲級の巨体がこちらへ突撃する姿を後部センサーが捉える。
イレギュラーに気を取られ、注意が散漫になっていた事は否めない。
アサルトライフルのトリガーを引き絞りフルオートで弾を叩き込むが、タンク級の堅強な頭部を貫徹できずに嫌な音を立て全弾が跳弾。
視界一杯に広がる機甲級の姿に慌てる事無く
脚部ホバーを吹かし、闘牛士の如くすれ違うように突撃を回避すれば、機甲級左側面部の脚を手斧で切り飛ばす。
そのままの勢いで走行を続ける機甲級はやがてバランスを崩し、
高速で胴体と道路が接地する事で火花をまき散らす。
勢いそのままに、進路上のギア巻き込みながらビルへと突っ込み、姿を消した。]
[コクピットに響き渡る後方警戒警報。
機甲級の巨体がこちらへ突撃する姿を後部センサーが捉える。
イレギュラーに気を取られ、注意が散漫になっていた事は否めない。
アサルトライフルのトリガーを引き絞りフルオートで弾を叩き込むが、タンク級の堅強な頭部を貫徹できずに嫌な音を立て全弾が跳弾。
視界一杯に広がる機甲級の姿に慌てる事無く
脚部ホバーを吹かし、闘牛士の如くすれ違うように突撃を回避すれば、機甲級左側面部の脚を手斧で切り飛ばす。
そのままの勢いで走行を続ける機甲級はやがてバランスを崩し、
高速で胴体と道路が接地する事で火花をまき散らす。
進路上のギア巻き込みながらビルへと突っ込み、姿を消した。]
馬鹿が!
[ブロークンアローをコールした奴も馬鹿なら、それを間に受けた司令部の能無しどもにも頭に来る。]
こちらアンデッド!司令部の馬鹿どもに伝えろ!
次も同じように乗せられたら蟻の餌にしてやるとな!
[ストーンヘッドの応答は無視し最前線へと躍り出る]
中東の狂信者め……
[無数の死骸と、友軍の残骸。結果として蟻どもを大幅に減らしはしたのだろう。正面からぶつかった場合、同じ損害でこれほどの打撃を与えられたかと問われれば難しいと答えるだろう。
それでも、この惨劇を人がその手で引き起こしたことが許せそうにも無かった。]
ウルズ……蟻どもを片付けたらこの落とし前は必ずつけさせてやるぞ。
うーっ…うぅーっ……うぎぎぎぎっ……
[揺さぶられ続けて、お昼ご飯どころか内臓とか魂とか大事なものまで吐き出しちゃいそうな口を思いっきり食いしばって、それでもまだ、糸川くんを止めることはない。
まだ、動かせる。まだ、やれる。まだ、できることがある。
だから、やる。
現実逃避したがる脳の端っこが、これ、絶対女の子がしちゃダメな顔になってる!って叫んでるけど、構うもんか。
見る人だって、いない…はずだし]
『 おい、シュテルン君!
大丈夫か?! 』
[ 爆風を突き抜け、僕は身をたてなおした。 ]
大丈夫……です!
[ 機体の状況チェックをしたが、問題なし。
でも、ヴィルトから見えるラプターの機体は、青の虎柄ペイントがところどころ煤けていた。
ちょっと残念に思う。その虎柄がかっこいいところなのに。 ]
……。
[ ウルズの通信>>61に耳を傾ける。
そうだ。僕は軍人ではなく、民間人。
給料のために働く企業戦士だ。 ]
……でも。
それでも人類救済計画の一翼を担う者です!
……絨毯爆撃ほど軍資金の無駄で、無意味な戦い方はありません。
それよりちょっと気付いたことがあるんですが、
聞いて、くれませんか!
[ 僕はオープンチャンネルで全軍へ向けて叫ぶ。 ]
僕は、蟲たちにそんなに詳しくはありませんが、
普通の蟻の巣移動なら、見たことがあります。
蟻は、ある巣が頭数上限に達したら、
若く新しい女王蟻が兵士を引き連れて、別な場所に巣を探しに行くんです。
この蟲たちも一緒だとしたら……、
この群れのどこかに、女王蟻が居るんじゃないでしょうか?!
僕には女王がどれなのか、判別する知識がありませんが……!
誰か知ってる人は……?!
居るんじゃないんでしょうか……か。
希望的観測で実行される作戦には参加したくないものだな。
[知識はあるが、自身が答えを返す事は無い。
時間の浪費が損耗率を上げる事を理解しているからだ。
更に不和を撒くような言葉を重ねる事を忘れない。
立案者では無く、周囲に向けて心理戦を仕掛ける。]
どうしてこんなことになってるかなぁっ!?
[よりにもよってブロークンアローとか。
蟲相手の砲撃は基本的に散弾だから、
下手をすると航空機に当たりかねない。]
『此方リントナー傭兵団!
榴散弾による面制圧を行う!
砲撃座標周辺の機体は直ちに退避するか遮蔽を取れ!』
[座標を宣言しての、対軟目標用砲弾での面制圧。
ある程度装甲の厚い機体ならば防げる程度の威力しか無いそれは、
兵士階級ならともかく機甲階級には通用しない。
それでも、迂闊に友軍を巻き込むわけにはいかなくて…]
『次弾、発射まで2分!着弾予定座標…』
[せめて接敵前に、もしくは航空機出撃前に撃ち込めていれば。
ナパームやクラスター弾と言った高火力の砲弾を使うわけにもいかず、
友軍機の少ない座標をIFFとレーダーで判別しながら砲撃を続ける。]
こちら連合軍第12機甲大隊アンデッドだ。
そこのすっとぼけた奴、クイーンがどれかだって?
そんなもんは一番奥の一番密集してるとこにいるドデカイ奴に決まってるだろ!
[幾度も黒蟻と戦闘を続けてきたから知っていることなのか、連合軍以外では知られていないことなのか。
そんな疑問も浮かばないわけではなかったがリエヴルは昂ぶるイラつきを隠そうともせずシュテルンの通信へと割り込む]
……ぁ
[意識を前方に戻したとき。不意にその目に飛び込んできたのは、特装の軍用塗装色。
手前の蟻を避けたら、ぶつかっちゃう位置だ。
いけない。だめ。避けて。
そこにいたら、斬ってしまうから。
…無理だ。それができるなら、こんなところに取り残されていない]
…いとかわくん、おじぃ、ごめんっ!
[だったら、こっちが避ける。
決めたら迷わなかった。
否、迷うことができるだけの余裕がなかったって言うべきか。
自分の口が何を口走っているかも分からないままに、手は確かにパネルを操作する。
グルーガンは、これまでどおり、蟻で特装の周りに壁を作る。
でも、それだけじゃダメだ。ぶつかっていったら、斬ってしまうのは変わりない。
ぐいっと、ジェットが手動で上を向く。
ジェットが上を向けば、機体は下に。
地雷原に突っ込んで。
そのまま爆風で吹き飛ばされる。
周囲の蟻を巻き添えに。
そうして吹き飛ばされたおかげで、軌道が逸れた。
これで、だいじょうぶ。
ぶつからないし、斬らずに済んだ]
(よかった…)
[吹き飛んでいく機体の中で浮遊感を感じながら。
そう思うのが、限界だった。
意識がふっと抜けていく。
ただ。そう思えたってことは、体まで吹き飛んだわけじゃないってことなのだろう。そのことに、どこか安心しながら。ふっつりと、意識はそこで途切れた]
……。
爆撃をすること自体が目的なのですか?>>68
[ 企業や軍によっては、資金が決められていて、
使い切らないと次が補給されないなんていうところもあると聞いたことがある。
絨毯爆撃が下策>>65と、心から思っていたがために、そういう発想になって。 ]
……!
蟲もやはり女王は大きいのですね。>>70
[ 割り込んで来たアンデッドなる男の声に、納得のうなづきをする。
本名じゃなさそうだから、コードという奴だろう。 ]
そいつを倒したら、こいつら引くか、弱体化するかなりしませんか?!
/*
Σそんな!
喉使いすぎたから戦線離脱の意味も込めて意識喪失したんだから、わたしのことは気にせずもっとのど飴を有効に使うんだっ!
>>76
その問いの意味が解らないな。
私としては弱気な前線統括官に代わり、有効な策を提示しただけだ。
君は何かしらの偏見を持っているように思えるのは気のせいか。
「多少の損害」が出るのは仕方ないだろう。
[躊躇なく言い切れば、弾倉の交換を行う。
上空を見上げれば爆風と共に空を昇る機体を>>74センサーが捉える]
……何をしているんだ。
[ホバー移動で落下位置に滑り込めば、球形機体を受け止める。
20m級のジンロボだからこそできる芸当だ。]
私はこの民間人を非戦闘地域まで運んでいく。
後は、「クイーンスレイヤー」達に任せよう。
[あっさりと言い切れば、呉港湾部へと機体を滑らせて行く**]
[ アリーセの通信>>69にはっとするが、
座標が遠いのでその場を動かずに。
輪を出てこちらに向かってくる蟲のみ、打ち倒す。 ]
今のこの複合軍は、統率がとれていない……。
爆撃をしたって、無駄に終わるんじゃないか?
僕はそれを危惧しているんです……。
―少し前の話>>46―
え、あー……そうね、うん。
じゃあそれでな。
そういやバルさんって呼ばれた事ないから、なんか違和感が
あるなーって思ってたんだわ。
[軽快な足取りでサシャの後に付いて作業を始める白騎士。
名前については、北の大地ではあまりみかけない奴に関連する
物体を思い起こし、大いに頷いておいた。]
そ、旅して来いって言われ……
[て。
続きの言葉は爆発音が被さった事で掻き消えた。>>34
この位置からでもはっきりと確認出来る噴煙に慌てて姿勢を正し
戦闘体勢に入ろうと視界を広げる。
更に、直後白騎士にも届いたコールサインは……>>35]
ブロークンアロー!!?
[サシャはその間、少しばかり動作が鈍っていたようにみえる。
恐らくは基地側と通信を行っているのだろう。
それよりも、だ。
なけなしの知識を引きずり出し、ブロークンアローの意味を
何度も反芻すれば、担いでいた黒蟻の死骸を所定の位置に放り]
おい!!!ちょっと待て!!
一人で飛び出すな!!って……あーもう!
[先に行く、と言おうとしたら先に行かれた。>>50]
……?
[ >>77「何かしらの偏見」の意味がわからずに、
僕はヘルメットの中で瞬きする。
「絨毯爆撃は下策」のことについてだろうか。 ]
クイーンスレイヤー?
そういう名称があるってことは、有効な方法ではあるのですね。
[ やるならば、爆撃が始まる前に行って帰ってくる機動力が必要か。
僕は唾を飲み込んだ。
「民間人」については、上空のアヴェから「丸くて見たこともないような機体」と聞いてハッとした。 ]
クレモトさん……。
るって言っても、ただ手をこまねいてるだけじゃあ
なんにもならないだろ!
[ジェットの加速力であっという間に小さくなった機体の
向かう先を補足し、白騎士もまたバーニアを噴かせて
船から飛び出して行く。]
あ〜〜〜〜、変に小回りの効く奴なんだからなあもう。
あいつのってそんな戦闘型に見えなかったんだけど、
大丈夫かよ!?
[言われた船の護衛も忘れてはいないが、
パパッと飛び出した彼女の方が危ないと判断したわけだ。]
ボケてるのか冴えてるかわからん奴だな。
[シュテルンとウルズのやり取りに半ば呆れながら]
アリス、聞こえているか?
今から送るデータに寸分違わず着弾させろ?
IFFは無視していい。
できない? できない奴には最初から頼んでない。
[対話にもならないような通信を一方的に告げる]
こちらアンデッド、ストーンヘッド応答しろ。
《ヘイボーイ、今度は何だ?》
今からクイーンを落とす。 前線を3kmを後退させろ、今すぐにだ。
[こちらもやはり一方的な通信を送ると、すぐさまアリーセに向けて衛星写真に着弾座標の指定位置を乗せたデータを送り付ける]
[なぜか?それはわからない。自分は一介の兵士で階級もたかだか中尉にすぎない只のギア乗りで。
だけど大事なのは今この機体には自分が乗っているという現実、それこそが最も大事なこと]
…できることとやるべきことは違う
[軍人としての一歩を踏み出したとき、最初の上官が若造に過ぎない自分に向けて言った言葉。それはリエヴルにとってそれは行動の指標でもあり守るべき戒律だった]
だが……できるなら、今はそれがやるべきことだ。
総員、対衝撃防御!叩き込むよっ!
[アンカーを撃ち込んでいて尚、艦体が揺れかける。
指定された座標目がけて、大口径の榴弾が飛んでいく。]
っ…
やっぱ、響くわ…
[耳を塞いで尚鼓膜の奥に響く衝撃に、
微かな手ごたえを感じ小さく拳を握りしめた。]
相変わらず素直でいい女だな。
[アリーセに送ったポイントはクイーンの手前、女王を護る堅牢なる装甲級─タンククラスの群れ。いくらクライナー・テラーの一撃でもダイアモンドに勝ると言われる女王の甲殻は破れないだろう。]
《サンキューアリス》
[恐らく勘違いしているであろうアリーセへと通信回線ではなく短い電文を送る。]
これで道が……拓ける!。
[クライナー・テラーの榴弾発射を合図に黒蟻の群れへと突っ込む。
勝負は時間、アリスの一撃で開けた穴を抜けて女王に接近できるかどうかが勝負の決め手となる]
/*
…勘違いだったーっ!?(がーん)
いや、確かにそっちのが燃えるけどっ!
めっさ燃えるけどっ!
ちくしょー、かっこいいぞーっ!(どっちだ)
[それからすぐ後の面制圧による退避及び遮蔽を取る指示に>>69
座標から外れていた区域の為、一時停止。
元々振動を起こす武器を扱う機体の為、装甲は厚い。
多少の砲撃ならそのまま突っ込んでしまう所ではあるが
ダメージを受ける事は避けておいた方が良い。]
……あれ。あれ?
[クライナー・テラーより砲撃が行われた後。
サシャの向かった方角に再び進路を取ろうとした所、
丁度捜していた機体を抱えてこちらに向かって来る姿が見えた。
>>77]
ちょっ……サシャ!
何、向こうでなんかに巻き込まれたのか…?
[蟻にやられたというよりも、何かに巻き込まれたかのように
見えるその状態に、思わずその丸い機体を抱える方へと
駆け寄った。]
/*
バトル村なのに戦っていない奴一匹。
だ、だいじょうぶだよ、たたかうよ…。
ひとまず、言われた船を護るという事とサシャ心配、を
一つにまとめて進めてみようと思います。
増えた敵さんのデータとかもコピペしておかなくちゃ。
ヤマト級といわれると、まず先に艦娘の方が出て来る
中の人でした。
それにしても敵さん強い、硬い。そして怖い…!
[こちらへと開いた回線から届く声には聞き覚えがある。>>91
そうだ、ガレー級に突撃する時に聞いた…]
あんた、ガレー級の時に声掛けてくれた人か?
あ、あぁ、サシャは知り合いだよ。
俺は…バルタザール・アネーリオ、所属知っててくれて嬉しいよ。
……って、何やったんだ…。
それで助けてくれたんだな、ありがと。
[ついさっき一言二言話した程度で、果たして知り合いと
呼んでもいいものかどうかは悩むものの、互いの名を
知っているのなら良しとした。]
退避?まさか。
ひとりで突っ込んでいくサシャを放って、安全な所で
日和りたくないし。
蟻がこっちに来るっていうのなら、先に叩くべきだとも
思っていたし。
[退避の考えは無く、それでも無鉄砲に進もうとしていた事を
隠さずに告げる。]
ああ――そうだ。
輸送機から降下したパイロットだな。
私は、ウルズ。
有望な企業に対する資金提供を行っているので
興味を惹かれれば優先的に調査を行っている。
それで、呉本は此処に居るがどうする?
展開している部隊はグローセンハンク・メカニカル所属パイロットの発案でクイーンを仕留める為に攻勢に出るようだが?
[呉本機を託すような事はせず、問いを重ねる]
[とある学者は言った。
最も身近な量子コンピュータは人間の脳だと。
ならば人間の脳と機械をつなげてしまえうのが最も簡単で効率的だと。
それが今日のBMIに繋がる。
…だが。
今のBMIは脳の思考を信号に変えて機械を操っているだけにすぎない。
だが本来の理論から言えば脳が機械の中枢ユニットとして機能すべきということになる。]
なら……頭の一つや二つくれてやるさ。
それでようやくお前の力を引き出せるのだろう。
[とある学者は言った。
最も身近な量子コンピュータは人間の脳だと。
ならば人間の脳と機械をつなげてしまうのが最も簡単で効率的だと。
それが今日のBMIに繋がる。
…だが。
今のBMIは脳の思考を信号に変えて機械を操っているだけにすぎない。
だが本来の理論から言えば脳が機械の中枢ユニットとして機能すべきということになる。]
なら……頭の一つや二つくれてやるさ。
それでようやくお前の力を引き出せるのだろう。
正解。あの時の輸送機への声掛けありがと。
それで…サシャも呉の方まで連れてってくれるのかな。
[サシャをこちらに託す素振りを見せないのは、>>94
自らが搬送するとの意思の表れだと捉え]
助けてくれた人が運んだ方が、向こうへの状況の説明はし易いと
思うんだ、だからもしもそのつもりなのなら助かる。
……頼める?
出来るだけ、早く。
俺はシュテルンの方を手伝ってくる。
なにが出来るのかわかんないけど、やれるだけやって護りたいし。
[そう続けて語り、つい今しがたウルズがやって来た方角へと
機体の向きを変える。]
了解した。
元よりその予定だったからな。
武運を祈る。
[男が機体を戦場の方へ向けるのを確認すれば
船が停泊している埠頭へ向けホバー移動を開始した。]
[ブロークンアローが作り出した焼野原を抜ける。嫌悪を抱きつつもあれがなければ開かなかったこの道を今は気持ちを殺して前へと進む。そうしてアリーセが開けた大穴へと至る。
僅か100と数mの周囲にはソルジャー級や無数のワーカー級がこちらへ至ろうと仲間の死骸を踏み越えようとする中、眼前には一際大きい蟻の女王の姿。]
プロテクション解除。
コード発令───オーディン
[XA923"オーディン"─ガルムとベースを同じくしたオンオフ機。なぜそれがこの手にあるのかはわからない。司令部が何を期待しているのかも関係ない。只、いまはこの虫の女王を倒すことだけが成すべきこと。]
[まるで別の誰かが自分の頭の中を引っ掻き回すような感覚。
表現しがたいおぞましさに胃液が逆流しかけるがそれを必死にこらえる。
そして今、リエヴルの視界ははるか上空、大気圏の外ににある衛星兵器のそれにと同期している。
遥か彼方、神の座より俯瞰するその目はクイーンの姿をはっきりと捉えていて]
《connected ... Satellite in Orbital Laser-weapon》
───レーヴァテイン!!!!!
[まるで別の誰かが自分の頭の中を引っ掻き回すような感覚。表現しがたいおぞましさに胃液が逆流しかけるがそれを何とか押しとどめてこらえる。
そして今、リエヴルの視界ははるか上空、大気圏の外ににある衛星兵器のそれと同期していて、遥か彼方…神の座より俯瞰するその瞳はクイーンの姿をはっきりと捉えていた]
《connected ... Satellite Orbital Laser-sword》
───レーヴァテイン!!!!!
/*
穴はどんぐらいの大きさなんじゃろか。
大穴というぐらいだから後追いかけてもいけるんかな。
うん、ちょっとこういう所で描写したらまたあの時みたいに
怒られそうなのと、必殺技が出たので待機中。
[音もなく地表へと到達する一筋の光。
リエヴルの僅か10m先、衛星軌道上から放たれたレーザーが地表を焦がすと、真っ直ぐクイーンへと向けてその刃を走らせる。
直径わずか3mに集束された光の剣はダイヤモンドより固いと言われたクイーンの甲殻をも容易に焼き切ると、一瞬にしてその身を真っ二つに引裂いた。]
−呉基地・埠頭−
《――――!》
[…うっさい。それが、最初の感想だった。
自分が誰かとか、ここがどこかとか、どうなってるのかとか、そんないろいろはさておいて、うるさいって思った。誰の声だろう…?]
《――――ぉい!》
ぅ゛ー…
[ちょっとずつ意識が覚醒に向かってくるのが分かった。
次の感覚は、痛いのと気持ち悪いのだった。
頭が腹痛で、頭痛のせいで胃がきりきり言ってるみたいな、ちぐはぐでめちゃくちゃな苦痛。自分の体がそっくりそのまま“痛み”っていう物質と置き換えられたみたいな気分]
《おい!起きろってんだよバカ孫!!》
………き゛も゛ち゛わ゛る゛い゛…
[だっていうのに、おじぃはまったく容赦してくれない声で怒鳴るのだ]
─ 戦場 ─
い、一応勉強は出来る方ですよ……?
[ 連合軍を名乗る男の声>>84に、小さく抗議する。
が、着弾場所変更の言葉を漏れ聞いて ]
……?!
ちょ、どこに変更するんですか、どこに!
[ 巻き込まれる可能性がなかったので、待機していたが、
変更となれば事情が違う。 ]
『 あの船から艦爆するのかい?
砲台の向いてる方向は……>>86 』
[ 上空のアヴェの報告を聞く。
それなら巻き込まれることはないが、爆風くらいはきそうだ。
僕はその場でラプターを防御姿勢にさせ、榴弾の着弾に備えた。 ]
……!
状況は?!
[ ヴィルトからの視界で、状況を把握する。
友軍前衛ごと「きれいに」なった空白地帯。
今の爆撃で空いた穴。
その中心にそびえる巨大な蟲と、弾丸のように突き進む青い機体>>98 ]
あれは誰です?!
なん、て無茶を……?!
/*
Satellite Orbital Laser-sword
剣のSOL「レーヴァテイン」、薙ぎ払い切り裂く衛星レーザーの刃。
Satellite Orbital Laser-spear
槍のSOL「グングニル」、貫き穿つ衛星レーザーの切っ先。
――――ありがとう!
[それは、サシャを送ってくれる事に向けたものでもあり
見送りの言葉>>97に向けたものでもある。
白騎士は一歩遅れで、クライナー・テラーによる榴弾発射後の
突撃の補助に入る為、バーニアの出力を一気に上げた。]
シュテルン、聞こえるか?
こちらRainbow Arch社所属、白騎士「SILHOUETTE」。
一足遅れたけど手伝い……
うわっ…何、あれすげ…。
[回線のチャンネルをこうだったかとラプター宛に合わせて
告げようとした所、遥か上空から降りる一筋の光。>>100]
あれはなんだ……!!
攻城兵器?!
[ 天から落ちる光。
美しくて恐ろしくて、コンソールに置く手が震えた。 しかし、僕は防御姿勢を解き、4本足で立ち上がる。
即座に最速姿勢で走り出して。 ]
『 おいおい、
行くつもりなのかい? 』
ジンロボならどうしようもないけれど……。
ギアならば、ラプターの背に乗れる!
あんな大技、尋常じゃない。
帰ってくる方法がないかもしれません。
だとしたら、放っておけない……!!
《…起きたか。おい。起きたんなら連れてきてくれた軍人さんに礼言って下ろしてもらえ》
…ぇ? あぇ…?
ぁ…そか、私…
[さっきまで、飛び回ってて。地雷にぶつかって。…なんでそんなことになったんだっけ?]
…私!いかなっ…痛゛ぁっ!
[跳ね起きようとして。でも無理だった。体がぜんぜん言うこと聞いてくれない]
……すみません…ここ…まで…ありがとう、ございました…
[だから、せめて、おじぃの言ってたように。ここまで連れてきてくれたおねえさんに、連れてきてくれたお礼を言って、起きたことを知らせようと思う]
私、もう、だいじょうぶ、ですから…起きましたから。
ここまでで、だいじょうぶ、ですから…。
[だから。
…だから、どう言えばいいんだろう?『戦いに、行ってください?』
おねえさんは、自分を含めて軍人だって。コマだって、言ってたのに。
戦いに、行ったら、どうなるんだろう。
…頼んで、いいんだろうか。
いつか、死にに行っちゃうんじゃないだろうか]
…だから。おねえさんの、できることを、しにいってください。
[そう言うのが、精一杯だった。答えを出すには、知らなすぎたから]
[ 聞こえた声>>104にハッとする。 ]
アネーリオさん!
すみません、それでは退路確保をお願いします!
女王に直接攻撃を仕掛けた人が居るんです!
僕はその人の安否確認に行きます。
女王がうまく倒せていたら、恐らく蟲は引き上げて行くと思いますが……。
そうじゃないのもいるかもしれない!
"アンデッド" リエヴルが「時間を進める」を選択しました。
パイロット シュテルンが「時間を進める」を選択しました。
特務曹長 ウルズが「時間を進める」を選択しました。
《…説教は後にしておいてやる。それとな。
我らが糸川くんナメんな。
あの程度で壊れやしねぇよ》
…ぇ?
《その話も後だ。ほれ、水もらえ。呑め。せっかくくれてんのに軍人さんに悪いだろうが》
…ぇ。ぁ。はい…。
[それからようやく気がついて、水を受け取って、口にした。
冷たい。 …またちょっと、痛んで、口を離した]
ちょっと待て、たった一人でか!?
じゃあ今のアレもそいつが……
了解、綺麗に片付けておくから任せてくれ。
そっちも親玉の居る場所なんだから、気をつけて。
[この業界、いろんな型の機体がある。
しかし今のような大掛かりな攻撃を行うようなものは
聞いた事が無い。
これは社長が言ったように、しばらく帰らずに
見聞を広める必要があると、強く強く感じた。
シュテルンとの通信>>109は以上とし、ラプターが駆けて行く
姿を認めると]
[ 蟻たちは、先ほどまでとは違い、明らかに統率を欠いているようだった。
引き上げる者、右往左往する者、それでも進む者。
ずいぶん狭くなりつつある「穴」を、ラプターは虎柄の矢になって駆ける。
真っ二つになって湯気をあげている女王の傍に、
動かない機体が見えて>>110 ]
機体名称確認を要求!
……アンデッド?
あの人がさっきの通話の人なんですか!
[ 果断だけど、無茶な人だ。
僕はラプターの速度を一段と上げる。かなりの揺れがコクピットを襲うが、構うもんか! ]
おおぉぉぉ!!
[ 通り道にあるし、とりあえずこのギアを踏んでおこうか、
という感じに動かない機体へ進む蟲へ、僕はタックルを仕掛けた。
背部のミサイル砲門がぎしいと嫌な音をたてたが、知るもんか。
危険を顧みずに呉基地を救った英雄に、こんなくだらない死に方をさせるわけにいかない。 ]
大丈夫ですか?!
機体エラーですか?!
燃料切れですか?!
[ 質問をたたみかけるが、返答がない。 ]
くっ!
/*
民間ではなく軍であることの強みを考えた結果。
軍事衛星の利用という大規模なシステムでのみ可能な必殺技、それがSOL。
もちろん元ネタはAK○RAのSOL
略称は一緒だけど構成している単語が若干違うからセーフ?w
セーフっていうほど違わないけどw
よーし。
往生際の悪い蟲はいるかぁぁぁぁ!!
[若干、先の蟻の動きから何かが欠けたような気がするものの内、
それでも尚こちらへと向かおうとするものへ槍を突き立てる。
完全に粉砕しては稼ぎにならないかと、出来る限り
形を留めるよう節を狙い、高速振動で内側を破壊する。
数が多くなってくれば、振り払うように槍を回転させて
触れた箇所を大きく抉り取った。
こちらに襲い掛かる素振りを見せないものはそのまま放置だ。
この事から、先の光は女王を討ち取ったのだと解るものだが
なかなか気付く事は無く。
シュテルンからの報告があるまでは、一見すると見た目綺麗なまま
の蟻の山を大穴の傍らに作っていた。]
/*
もうすこしゆったりと強くなっていっても良かったけど、初回で欧州にいくには駆け足になってしまった。
今日も含めて微妙に時間が取れない感じなんでね。
町工場の サシャが「時間を進める」を選択しました。
アヴェ先輩!
報告と爆撃中止要請をお願いします!
[ しかし、
全く動かない機体を、はたして落とさずに運べるものか?
……迷ったが、立ち止っている暇はない。
僕は背部砲門を収納すると、
動かないギアの下に、ラプターの頭部を潜り込ませるようにして、
洗濯物を干すような形で背に乗せる。
申し訳程度に、固定ベルトを射出して巻きつけた。 ]
揺れますよ……!
[ 早めの常足で、蟲の間を縫うようにして進む。
まずはバルタザールと合流だ! ]
支援屋 アリーセが「時間を進める」を選択しました。
………え?
[糸川くんを、ゆずる。ほかの誰かが操縦する。考えたこともなかった。
そのほうが、いいのかもしれないって思った。
でもそのもっと奥の方で、絶対やだ!って言ってる自分がいた。
それを言葉に出来なくて、言葉を探しているうちに、質問がおじぃのほうに投げかけられる]
《あァ?コンセプト?》
[おじぃの返事は、ぞんざいだ。孫の身ながら、お客さん相手にはもっとちゃんとしてほしいと思う]
《外宇宙だ。外宇宙目指して作った。 …てのがコンセプトっていやぁコンセプトだが、まぁお題目だな。
目標があれば、技術を磨く気も起きるだろ?
だから、ありゃあ半分が腕試しで半分が趣味みてぇなもんだ。
金稼ぎが目的じゃねぇんでな。
カネが払いたいなら余所当たってくれ》
……。
[心の内を見透かすように、その瞳をまっすぐに見据えるが
直ぐに視線は其れて彼女の祖父へと戻る。]
外宇宙……?
このご時世に、ますます面白い……。
今、外宇宙に目を向け機体を作り上げる。
金稼ぎだと思われるのも心外だな。
その趣味につきあいたい。
どこまでたどり着けるのが見てみたい。
そんな人間が財団のトップに居る。
私は、そこまで酔狂じゃないがな。
[十分に予想できた反応故に、更に言葉を重ねて説得を続ける。)
[ バルタザールとは無事合流できれば、その後は基地をひたすら目指すだけで。
上空のアヴェからの視覚を頼りに、最適ルートを取って進む。
そうして考えるのは、さっきの光のこと。 ]
……。
[ あれは何かとんでもないものじゃないだろうか。
威力から推測して、恐らく攻城兵器……。
だとしたら、一個人が持っていい兵装の領域を超えている。
艦船や、固定砲台のレベルだ。
……アンデッドとは無関係だ、という可能性も一応はある。
だが、「クイーンハント」の作戦を聞き、女王の位置を割り出した彼が、傍に到着したと推測されるタイミングと、あの光の発動がほぼ同時。
全くの無関係とも思えない。
遠隔攻撃のようだったが、巻き込まれかねないほど近くにいたのは、恐らく発動条件。
安全装置の類だろう……。 ]
[ 結論は出ず、僕は結局首をゆるく振った。
彼は軍人だ。
ならば、あれは軍の秘密兵器か何かだったのだろう。
彼は人類の味方だ。
その事実さえあれば、他のことは追及すまい……。 ]
呉についたら、一休みの時間があるといいですね。
[ バルタザールには、そんな風に話しかけた。 ]
《あぁ、そりゃ侮っちまって悪かった。けどな。糸川くんは“俺たちの夢”だ。
後から来たやつに興味本位でほいほい手出し口出しされたんじゃたまんねぇや》
ちょっとおじぃ!そんな言い方!
《うっせぇ!バカ孫は黙ってろっ!!》
…っ!
《加えて言うならな。カネが足りねぇからいい。暇がねぇからいい。
設備だってたいしたことねぇからいい。
やりがいがある。工夫のしがいがある。
ウチの連中はどいつもこいつもそんなろくでなしばっかりでよ。悪いな。頼れるとこが見当たらねぇんだ》
[…その辺はまぁ、分かる。ウチの工場の人たちも、ほかの工場の人たちも、組合のヒトたちはみんなそんな感じだ]
《まぁ、酔狂じゃねぇならいいじゃねぇか。ほっときゃ済む話だ。
そんでもどうしてもってんなら、財団のトップってヤツ連れて来な。
俺たちの糸川くんが外宇宙にたどり着くとこくらいは見せてやらぁ》
シュテルン、女王は……って。
その分じゃ無事掃討完了かな。パイロットから返答は?
ない、か。
[四足の獣の気配が近くなれば回線を開き、まずはシュテルンへ。]
……でも、親玉相手に一人でやりあったんじゃ
それも仕方ないか…軽くいえたもんじゃないけど、
今の内に言っておこう。
お疲れさまです、ってな。
[ラプターと合流した白騎士は、共に基地への帰路を辿る。
黒蟻の死骸は回収の必要があるなら、また後で手伝おうと
頭の片隅で思いながら。]
一休みなあ……色々、大変そう。
サシャも巻き込まれて気絶してたみたいだし…大丈夫かな。
巻き込まれた連中の確認もあるだろうし、しばらくは
手伝いに事欠かなさそうだ。
[シュテルンとの対話>>125はこのように続けられた。
開くもう一つの回線で、青い機体の回収と帰還を
クライナー・テラーへと入れておき、やがて見えて来た基地に
どこか安堵するような溜息を付いた。]
……ハハハ。
金に靡かない人間は見ていて心地良いな。
そこまで言われると私としては手の出しようが無い。
財団のトップにはそう伝えておく。
悲しみはするだろうが、見れるなら満足するだろう。
幸運を祈る。
[どこか嬉しげに言葉を紡ぎ、自身に腰に手を重ねれば
心底そう思っている様子で応援の言葉を返した。]
ところで、呉に留まるようには見えないが
今後の予定を尋ねても大丈夫かな?
[彼らの船に視線を向け、艦上で動く面々を眺めながめ始める]
女王は真っ二つになってました。
さすがに倒した証拠は持ってこれなかったので、
視覚映像を記録したのを、基地に渡して証拠としましょう。
ギアのパイロットからの応答はありません。
ここで無理やり開ける訳にもいかないし……、
生きてることを祈って、基地まで運ぶしかありませんね。
[ でも応答がなくて良かったかもしれない。
気絶しているか……さいあく死んでいるかわからないけれど。
もし意識があれば、普段はないような方向からの振動や、
装甲同士がぶつかりあってガチガチ鳴る不協和音に、
きっと気持ちが悪くなっていただろうから。 ]
大阪にいつ戻れるかな……。
企業説明会に間に合うといいけれど。
[ ぽつんと落としたつぶやきに、意外なところから返事があった。 ]
『 ああ、まだ連絡が行っていなかったのかね。
君は次の企業説明会には出なくてよろしい。 』
[ アヴェからの通信に、僕はびっくりする。 ]
出なくていいって……。
でも、次はファルケンとラプターの売り込みを兼ねてるんでしょ?
販売予約が入らないと、次が作れないって。
……も、もしかして。
元の仕様が見る影もないほど、ファルケンが魔改造されてるんですか?!
シュテラったら……もう。仕様変更書を出してから改造しろと、あれほど……。
[ 微妙な沈黙があった。 ]
『 とにかく、心配は要らないから。 』
……はあ。
分りました。
では、民間戦報告と、報酬分配を終えてから帰還します。
『 うむ、それでよろしい。
私は一足先に帰還しよう。 』
[ 赤い戦闘機は、空中で鮮やかに一回転すると、西を目指して飛んで行った。 ]
えっと…さっきのアリたちに最初に襲撃された広島に向かって、損傷した機体の回収と整備、それに欠損パーツの供給をして、それから襲撃のあった大阪に。
そのあと小笠原沖で襲撃を受けた艦隊の修復に向かって、そこから太平洋を北上して北海道に。
北海道までは到着に時間がかかると思うので修復整備は終わってるかもしれないですけど、戦車部隊がずいぶん手ひどくやられたって話ですから部品の供給を…そしたら大連で壊滅したっていう大隊の面倒見に行くとか、おじぃは言ってるんですけど、こっちは情報がはっきりしないとこが多くて…
途中予定変更はあるかもですけど、今のところはそんなとこですね。
この基地でも、もうちょっと仕事していくことになるかもしれませんし…
[あれだけの戦闘の後だ。いかに腕のいい整備士がいるって言っても、部品が足りなくなったらどうしようもないだろうし、もしそうなったら我ら工場組合の出番だ。
どれだけ仕事があるかは、交渉して見積もりしてみないことには分からないけれど]
……。
艦の予定航路の話を聞いている……。
[返答に対しては鼻で笑うが。嫌悪らしき気持ちは見られない。
が、続く言葉には流石に困った様子で改めて問い直す。]
随分と予定が詰まっているな。
自力で外宇宙機を作れるのだから
その技術を信頼している者が多いのは納得だが。
了解した。
忙しい所を長話に付きあわせてしまい申し訳ない。
[簡素な礼を別れの挨拶にして視線を彼の孫娘に向ける。]
戦場では、明確に向き不向きの適正が出る。
孫娘が可愛いのなら、もう戦場には出さない事だな。
次はないように見えるぞ。
[そんな言葉を残して女は砂ジンへ乗り込む。]
[空を西へと飛び行く、赤い戦闘機。>>133
あれはシュテルンのメイン機だろうか?]
シュテルン、あの赤いのって…メイン機?
[しかし、片方を置いて去ってしまったところを見ると
違うのだろうか、何か複雑な事情でもあったりするのか。
余計な事を考えながら、こちらはこちらで社長への回線を開く。]
こちら白騎士、凄いものを見たので
また後で画像を送る。
そっちでも把握出来た情報があったら送ってくれ。
俺は何も知らなさ過ぎる。
[まずは、機体とパイロットの関係などなどを知りたい。
ラプターの背に眠る青い機体の主とも、いずれは対話が
出来る機会があれば良いと、強く思う。**]
/*
ちょい忙しいので顔だけ出してみたけど、ウルズだけでしかいなくてちょっと可哀想になった……。
どっちにしても書くのに時間かかるし、明日本番かな……。
ウルズさん、ごめん><
《おう、技術屋は仕事してなんぼだからな。
まー、忙しいのは間違いねぇが。そんでも孫の恩人だ。アンタが詫びるこっちゃねぇよ》
うん…、それにこっちこそ、おじぃがいろいろ失礼を言ってすみませんでした!
《…紗々てめぇ》
[おじぃがすごんでるけど、ダメだ。その件に関してはおじぃが悪い]
《…あー、まぁ、な。アンタの言うことにも一理あr》
私!糸川くんに乗るの止めませんからっ!
[おじぃがなんか言いかかってるけど。
そうだ。答えは、さっきの会話の中にあった]
糸川くんは、『私』たちの、夢ですから!
足りないとこがあったら、工夫して、がんばって…それでなんとかしますから!
《…だとよ。まぁ、後で説教だな》
[なんかこわいこと言ってるけど、決めたことは決めたことだ。おじぃごときに屈するものか。
そう心に決めて、ジンロボに乗り込むおねえさんを見送る**]
本当にありがとうございました!
…あの!上手く言えないですけど!命は大事にしてくださいねっ!
《武運くらいは祈っとくわ。達者でな》
― 帰還中 ―
[ バルタザールの質問>>138に、 ]
はい。
わが社の主力機<メイン>です。
エースパイロットですよ。
[ 僕は意味を誤認していると知らないままに答えた。
彼がそれをどう受け取ったかは彼次第である。 ]
― 呉基地 ―
[ 背に乗せた荷物は、なんとか落とさずに帰りついた。
医療設備を探し、ギアを乗せたままガシャガシャと歩いていたら、
軍属らしい一団に、向こうから話しかけられた。
僕は少し考えてから聞く。 ]
僕は、女王蟻の判別方法を知らなかったんです。
そんな僕に彼がまず言ったのは?
[ 「バカ」だろうとか、「まぬけ」じゃないかとか、「ボケ」かもしれん、
とか言う答えがあったので、僕は彼らを信頼することにした。
少なくとも、人となりを知ってることは間違いない。 ]
これが女王蟻の退治の証拠です。
[ コクピットを開き、ラプターの視界を記録したデータを焼きつけたチップを手渡す。
アンデッドの手柄だ。軍人の報酬分配がどうなってるかは知らないが、
これは彼の味方が持っているべきだろう。 ]
BPPリーダー ローレルが「時間を進める」を選択しました。
命を大事にはこちらの台詞だ。
民間人は無理に戦場にでなくていいものを。
……夢か。
[首輪付きには縁遠いものだ。
祖父と孫娘にジンロボが巨大な手を振り、背を向ければ
呉基地司令部へ向けて歩み始めた。]
[ ラプターを伏せさせ、手伝ってもらってギアを下した。
彼の後の処遇は彼らを信じて任せよう。 ]
グローセンハンク・メカニカルのシュテルン・ディーツゲンです。
これから大阪に戻る予定ですが、それまでに彼に面会出来ればいいのですが。
[ ギアの中の生死がどうであっても。 ]
僕は、リントナー傭兵団の、クライナー・テラーに乗っているので、何かあればそちらへお願いします。
これ、名刺です。
[ ラプター内に戻りかけ、そういえば、生身をバルタザールに見せるのは初めてだった、と気づく。
このジンロボ世代にはよくあることだけど。
せっかくなので、ヘルメットのバイザーをあげ、
白騎士へ向けて笑顔を向けて手を振ってから戻った。 ]
あとは……と。
[ 司令部へ民間戦闘報告をすませ、その駐ロボ場にラプターを置くと、
僕は急いで街へ買い出しに出た。
バルタザールも何か買い物があるならば誘って行こう。 ]**
― 呉基地:司令部 ―
ブロークンアロー発令に関して、ですか。
私としては最適手を取ったつもりですが。
臨時編成として曹長待遇で作戦参加を行いながら
権限以上の事を行い、命令系統を無視した事についての責任はあると理解しています。
は現場に留まり最後まで戦うつもりであった大佐殿の決意に泥を塗つてしまった事も……。
[そんな表面上のいやりとりの末
『財団へ厳重注意処分』といった所で話の落ちどころが纏まれば慇懃な無礼な態度と共に司令部から退出する。]
騎士操縦者 バルタザールは、パイロット シュテルン を能力(占う)の対象に選びました。
騎士操縦者 バルタザールが「時間を進める」を選択しました。
騎士操縦者 バルタザールが「時間を進める」を取り消しました。
[ 初めて見る女性だったが、その声には聞き覚えがあった。>>147
あの手厳しいことを言った人と、同一人物と思えないような、
柔らかな様子にびっくりはしたけども。 ]
……いいえ、僕は何もしていません。
すべては、アンデッドさんの手柄です。
[ そう。
僕は結局いつも、大事な場面では何もしていないんだ。 ]**
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明日メモ貼り。
騎士操縦者 バルタザールが「時間を進める」を選択しました。
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