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なんか人狼出たから集まれってよ。
薔薇園芸家 ローゼンハイム がきたらしいよ(1人目……だったかなあ?)。
薔薇園芸家 ローゼンハイム は ただの人 になれるよう、天に祈った。
【あらすじ】
世界でも有数の軍事力と経済力を誇る「ローズアンドリリー王国」。
他国を圧倒する軍事力で平和を維持しているその国には、しかし世界一の嫌われ者・アーヴァインさんという厄介な人がいました。
「憎まれっ子世に憚る」を地で行くアーヴァインさんは、年齢=恋人いない暦な寂しいひとでした。
その恋人いない暦が更新される40歳の誕生日を目前に、アーヴァインさんは一大決心をします。
『今年こそ結婚する!』
『つーことで、お前らワシの結婚相手見繕ってこいやー!!』
そんな訳で、アーヴァインさんの率いる自警団のメンバーや、弱みを握られていて逆らえないお偉いさんなどが、お見合い要員 いけにえを探し始めます。
自警団員たちは皆、アーヴァインさんに借金があったり弱みを握られていたり、年老いた両親や幼い子供を抱えて路頭に迷えない立場だったりするので、上司のアーヴァインさんに逆らえません。
国や軍、村の有力者たちも、世界でも指折りの大金持ちで、その資産は王国の国家予算を遥かに上回るといわれる、資産家のジェーンさんににらまれるのが怖い為、ジェーンさんの息子であるアーヴァインさんの依頼にしぶしぶ応じます。
そんな自警団員やお偉いさんたちから、いけにえとして会場に放り込まれたのは。
運悪くまだ独身だった近隣の住人や、たまたま会場のある村を訪れていた旅人や湯治客たち。
無実の罪を着せられたり、借金や弱みをネタに脅されたりして、強制連行される人。
顔見知りの自警団員や、昔世話になった恩人などから頼まれて断りきれず、しぶしぶ会場に向かう人。
中には、アーヴァインさんとの見合い話など何も知らされず、
『秋の味覚イベントに向けての創作料理試食会』だの『カニ食べ放題の親睦会』だのというような、適当な嘘で呼び出された人もいるかもしれません。
そんな訳で、独身者の『あなた』たちは、モモット県ユケム村のはずれにある、崖の上の集会場へと集められました。
アーヴァインさんの守備範囲は10歳児〜80歳くらいまで老若男女問わないという幅広いものですが、今回の目的は『今年中の結婚』というものなので、16歳未満や高齢すぎて挙式前にぽっくり逝く恐れのある人などはいないはずです。
……何の手違いもなければ、ですが。
『これだけ人数がいれば、自分が選ばれる危険性は少ない』だとか、『男同士なんだし、嫁にされるとかありえない』なんて油断は禁物です。
なぜなら、この国はもう1世紀ほど前から、先々代アーヴァインさんが同じことを企画した際に法律を改悪させたまま放置されているため、
『重婚』『同性婚』どちらもオッケーな国となっているのですから。
歴代のアーヴァインさんたちも同じようなお見合いパーティを何度も実施しているため、近隣諸国から『またか』『何代目になってもこりねーな』といわれているくらいです。
そんな訳で、会場に何人集められようと、男同士だろうと、楽観視はできません。
「死神にまで嫌われていて、迎えが来ないから死ねない」
「みじん切りにされても灰になっても、何故か復活する」
などという噂もあるアーヴァインさん。
Gキブリや長虫などのように、男女問わず生理的に嫌いという人々も多いアーヴァインさん。
そんな、人外にまで及ぶ遺伝子単位での究極の嫌われ者・アーヴィンさんですが、彼には彼なりのルールがあります。
それは、『恋人や伴侶がいる者には、その相手の許可なしには手出しはしない』というもの。
バカ正直に「ダンナ一晩貸して?」などと訊いては速攻却下されてしょんぼりしたり、
目前においしそうなお尻がったからついうっかり公式の場で、自国の王女(当時12歳)のスカートをめくったり、隣国の国家元首(当時73歳)のお尻を撫でたり、別の隣国から大使としてやってきた王族のストーカーをやって紛争の引き金となったりするようなアホっぷりですが。
まあ、そんな訳で。
アーヴァインさんの魔の手から確実に逃げるには、この会場内で恋人を作るのが一番確実な手段です。
さあ、皆さんがんばって恋人を作り、アーヴァインさんに見せ付ける勢いで全力で桃りましょう!!
■□■□■ 大まかな流れ ■□■□■
●プロローグ
※開始…朝〜 4日…昼〜 7日…夕方〜
プロローグ全体で「キャラ視点1日」になります。
(人数集めの都合で延長した場合は、夕方〜夜が長いと思っておいてくだs)
※集会場にやってくる以前の回想としての「前日までの描写」は構いませんが、前日はまだ集会場は開いていないので、プロローグ時点で「集会場に宿泊済み」はできません。(朝到着して昼過ぎまで寝てた位はOK)
※集会場からは出られません。
必要なものがあれば自警団員に頼めば何でも用意してくれます。
※アーヴァインさんに十年ほど前からストーキングされて嫁候補ナンバーワンと見られているローゼンハイムさんは、食料抱えて個室で引き篭もってます。ほっといてあげましょう。
※『恋人が出来ればアーヴァインから逃げられる』という情報は、誰が知っていても構いません。知らない人には教えてあげてください。
●1日目 (48h進行/キャラ視点では丸一日)
更新直後(=プロと同じ日の夜)、アーヴァインさん事故のお知らせが自警団員(天声)から届きます。
同時に、翌日から毎日朝と夕方に1〜2人ずつ、見舞い客として病院に強制連行される旨の連絡も入ります。
※ 最初の指名は、アーヴァインさんに約10年間ずっと気に入られてる、気の毒なローゼンハイムさんです。
●2日目(48h進行/キャラ視点では丸一日)
更新直後、ローゼンハイムさんが病院に強制連行されます。
その姿は見ていても見ていなくても全く構いません。
ローゼンハイムさんは、ちょーっと病院で自殺騒ぎ起こしたりなんかして、病院がごたついているので、丸一日見合い客が呼ばれることはありません。
但し、翌日の見舞い客の指名は入ります。
●3日目以降(24h進行/キャラ視点では半日)
奇数日(3・5日目)は朝〜昼過ぎ、偶数日(4・6日目)は夕方〜夜の時間軸。
毎日朝と夕方に、アーヴァインさんの見舞いに誰かが呼び出されます。
尚、「見舞い品の準備や心の準備があるだろ」という理由で、見舞い客が連れて行かれた直後には、次の見舞い客の指名が聞かされるようです。
強制連行された人たちは、アーヴァインさんの居る『ケルベロス医院 別館』で、全員が呼び出されて落ち着くまで、集会場同様に逗留する事になります。
※ベッドから動けないアーヴァインさんに対して、殴る蹴る魔法攻撃ぶちかます等はご自由にどうぞ。
※但し、異常なまでに生命力が強いので、たとえ灰になっても何故か復活します。
※「次の見舞い客の指名」については、広間で聞いても、個室で聞いても、何故か温泉に乱入してきた自警団員から聞いても、お好きなように。
■□■□■ 会場のご案内 ■□■□■
第1会場である集会場も、第2会場となるケルベロス医院の別館も、どちらも元は温泉宿だった建物を改築した施設なので、基本的な設備はそれほど変わりません。
露天風呂もある敷地は、覗き防止の為に崖に面した落下防止柵以外は(お風呂以外も)高い塀に囲まれています。
また、全ての出入り口は自警団員によって封鎖されているので、逃走はできません。
尚、アーヴァインさんは様々な悪趣味な嗜好がありますが、『盗撮』や『盗聴』の趣味だけはありません。
広間や廊下など、公共の場所の様子を見ることができるカメラは設置されていますが、個室や温泉などには隠しカメラの類は一切仕掛けられていません。
●広間(病院ではロビー)
皆が集まる場所で、食堂・遊戯室も兼ねてます。
誰の趣味によるものか、卓球台やビリヤード台、ルーレット、トランプ(何故か4〜5セットくらい混ざってる)などの各種遊戯道具も揃ってます。
また、ピアノやバイオリンなどの楽器類も好きにさわれる状態で放置されてます。
※病院ロビーには、集会場広間の様子が映し出されているモニターがあります。ガラス壁で仕切られた食堂もあります。
●温泉
露天の岩風呂(混浴)、壁も床も浴槽も全て檜の室内風呂(男湯・女湯)があります。
集会場も病院の別館も高台にあるので、露天風呂からの眺めは絶景です。
但し、落下防止柵の向こうは高さ約50m、角度110度ほどの絶壁なので、ここからの逃亡は命と引き換えになります。
※覗き防止の為、崖に面した箇所以外は全て高さ5mほどの塀で囲まれています。
※ユケムの村の温泉の効能は、神経痛・リウマチ・関節痛・筋肉痛・腰痛・肩こり・五十肩・打ち身・ねんざ・アトピー・皮膚病・美肌効果・肌荒れ・胃腸病・糖尿病・肝臓病・婦人病・冷え性・疲労回復・運動障害という幅広いものらしいです。
●玄関・裏口など
自警団員が封鎖している為、外に出る事はできません。
足りない物(食材、着替えなど)があれば、ここにいる自警団員に頼めば、彼らの経費で調達してくれます。
●厨房
元は温泉宿のそれなので、大概の機材はあります。
食材は全て自警団の経費とアーヴァインさんの財布から出ていますので、好きな食材を好きなように使って、足りない物は自警団員に調達させてください。
●その他
四季の木々や草花が生える中庭、個性溢れすぎる謎の部屋、洗濯室やマッサージチェアなど、ホテルや旅館などにあって当然のものから「なんでこんなものが」というものまで、色々揃ってるようです。
※集会場はアーヴァインさんがよく私物化していますが、一応村の公共施設です。管理は村役場が行っており、特に会議やイベントなどの予約が入っていない時は、村人なら自由に入浴などに利用できます。
●ケルベロス医院(=墓下)
1日目に事故(テロ?)にあったアーヴァインさんが急遽入院する、モモット県では唯一の大病院です。
院長やそのお友達、病院の職員などが稀にNPCとして出没するかもしれませんが、全てタダのネタキャラです。
過去村を熟読する必要はありません。
※院長は百年以上も前から院長をやってますが、何故か全く年を食ってません。体質なので気にしないで下さい。
※モモット県には小さな個人病院はいくつかありますが、大きな病院は他にありません。
この病院のスタッフは、モモット県内で行われる健康診断に出張したり、他県の勉強会に参加もしているので、この村在住ではなくとも顔見知りのスタッフがいても構いません。
●ケルベロス医院・最上階 特別室
アーヴァインさんは両手足骨折している上に、病院関係者によって両手足のギブスに合計1t分の重石を仕込まれている為、ベッドから動けません。
ベッドから見える位置に、集会場の様子が見えるモニターがあります。
ここのモニターは、広間だけではなく、廊下や厨房などの様子も映し出しています。
■□■□■ アンケート ■□■□■
集会場に集められた人たちには、自警団員が下記のような書式を渡して記入を求めます。
記入された用紙は写真を添えて、広間の隅に作られた『お見合い参加者名簿』という掲示板に貼り出されます。
■名前: (年齢・性別)
■職業:
□自己紹介:
≪以下はメモにて≫
□縁故:
□接続:
□現在地:
□NG:
■□■□■ 追記事項 ■□■□■
この村は、あくまでも『恋愛』がメインです。
病院(=墓下)に行ってアーヴァインさんを殴る蹴る斬る刺す叩き潰す捻じ切るなどして、最後に攻撃魔法や召喚魔法でトドメをさす事を目的としていても構いませんが、メインは一応恋愛RPの村です。
(トドメをさそうとしても、アーヴァインさんは何故か死にません)
恋愛は『ノーマル・薔薇・百合』どれでもかまいません。
但し、自分が同性相手は無理、逆に同性相手じゃないとダメ、という方は、メモにて「NG」にその旨かいてアピールしといてください。
また、大まかな流れとして時系列について触れましたが、場の流れが停滞していたり逆にハイペースだったりするようなら、てきとーに状況に合わせて調節いただいても構いません。
■□■□■ 軍関連の補足 ■□■□■
この世界での軍部設定については、
シリーズ番外編の軍服まつり
http://oldrose.lunare.org/sow/sow.cgi?vid=240&cmd=vinfo
のプロローグ#10〜#16をご参照ください。
■□■□■ 早期終了対策について ■□■□■
首無騎士が早期に連続で病院送りになると短い期間で終了してしまう為、首無騎士が残り1人になった場合、次の2つのどちらかの条件を満たすまでは、残り1人はランダムにあたった場合も吊り免除となり、その分の枠はランダム振りなおしとなります。
☆残り人数がラス狼含めて半分以下になった場合
☆地上組の全員が恋愛的になんらかの決着がついた場合
(恋愛成就、告白して振られた、告白してないけど片想い相手が他とくっついた、告白してないけど想い人が既に墓下入りしててエピ入りするか墓入りするかしないと進展できない など)
なお、PC視点では「このままだと、あのアーヴァインの嫁にされるかも!」という危機的状況の村ですが、前述の通り最終的には恋人ができないままでも「嫁にされるエンド」はありません。
ただし、「ネタでアーヴァインとくっついておきたい」というプレイヤーさんが居る場合は、とめませんw
ではでは、説明が長くなりましたが、皆さんどうぞ楽しい桃色空間やネタを繰り広げてくださいませ。
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
2人目、医師 ヴェルザンディ がやってきました。
医師 ヴェルザンディは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
医師 ヴェルザンディが村を出て行きました。
2人目、医師 ヴェルザンディ がやってきました。
医師 ヴェルザンディは、首無騎士 を希望しました(他の人には見えません)。
― 6(6x1)ヶ月前 ―
結婚?
それは嬉しい話だけれど………私は、仕事を辞めるつもりはないわよ?
[今年で38(9x1)才になる女医は、これまでに男性と付き合った事が無いわけでも、結婚の申し込みがまったく無かった訳でもないし、結婚願望も人並みにはある。
ただし、付き合って結婚を考えるようになると、いずれも相手が『女性は仕事を辞めて主婦になるべき』という思想を押し付けるタイプばかりだったので、毎回断ってきた。
今回も、8(6x2)ヶ月付き合った、職場の取引先の男性から結婚の申し出を受けたが。
仕事を辞めるつもりはないと言えば、どうしてかと問われた]
私は、自分の仕事に誇りを持って当たっているし、これからも続けるつもりよ。
貴方もそれを理解してくれないのね。
[そして、また女医は『交際相手なし』となった]
3人目、画家 マリエッタ がやってきました。
画家 マリエッタは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[マリエッタは画家である。
以前、旅行で訪れたこの村の景色が気に入って、昨日こちらに引っ越してきた。
一夜明けた今日、引越し蕎麦を持って、ご近所に挨拶に伺おうと思ったのだが――]
……ここ、どこですか?
[右を見て、左を見て。ご近所に挨拶……のはずが、家が見当たらない。
後ろを振り返る。……自分の家も見当たらない。
もしかしなくても、迷子である。
そう、マリエッタはとても方向音痴なのだ]
[手元に視線を落として、しょんぼりと呟く]
お蕎麦が、伸びてしまいます。
[そういう問題じゃない]
……あ、でも、遭難しても、お蕎麦を食べればいいんですよね。
[そういう問題でもない]
[蕎麦を抱えて、歩くこと86分、目の前に大きな建物が現れた。ぱっとマリエッタは顔を輝かせる]
ああ、お隣さんがありました!
[絶対お隣さんじゃない。
蕎麦を抱えて、とてとてとマリエッタは走っていく。
大きな建物の入り口には、制服を着た人物がまるで見張りのように立っていた]
大きなお屋敷みたいですし……警備員の方でしょうか。
[そう呟くと、歩み寄ったマリエッタは蕎麦を抱えたまま丁寧に一礼する]
おはようございます。
隣りに引っ越してきました、マリエッタ・フルールと申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
こちらはお近づきのしるしです。よろしかったら皆さんで召し上がってください。
[挨拶をして引越し蕎麦を差し出すと、警備員らしき人物は中へ入るように促してきた]
え?
いいんですか?
[ぱちぱちと瞬いて、首を傾げつつ、家主に直接挨拶できるなら、それに越したことはないだろうと、マリエッタは恐る恐る足を踏み入れる]
……はい?
[アンケート用紙を手渡されて、ぱちくりとまた瞬き]
やっぱり、身元をきちんと明らかにしないと、面会していただけないんでしょうか。
[お金持ちは一味違う。感心しながら、素直にアンケート用紙を埋めた]
■名前:マリエッタ・フルール(24歳・女性)
■職業:画家
□自己紹介:昨日お隣に引っ越してきました。
よろしくお願いいたします。
[マリエッタは知らない。
ここが、全然お隣なんかではなく、自宅から徒歩にして10+16(30x1)分かかる場所であることも。
ここが、お金持ちの家なんかではなく、集会場であることも。
警備員に見えたのが、自警団員であることも。
今日ここで行われるのが、アーヴァインのお見合いであることも。
そして、たった今、自分もその参加者の一人になってしまったことも**]
― 前日・ケルベロス医院 本館 ―
失礼します。私に御用と伺いましたが、今回はどのような?
[お付き合いする相手もいなくなり、女医が仕事に専念していたある日のこと。
働いている病院の院長でもある曽祖父から呼び出され、ユケム村中央のケルベロス医院本館にある院長室を訪れていた。
院長に用件を告げずに呼び出された場合は、面倒ごとを押し付けられる事が多い。
今回は一体どんな面倒な話だろうか、と思うと今から憂鬱である]
『急に呼び出してすまんな。
実は今度、またアーヴァインが例のパーティを行うと言い出しているようでな。
今回は、うちの病院からも最低1名は参加させるように、という通達が来ているんだが、参加して貰えるな?』
[女医自身も実年齢よりは若く見られる性質だが、その曽祖父はさらに年齢不詳で、女医の曽祖父でありながら女医とたいして代わらない年齢に見えるから不思議だ。
そんな院長から、パーティの招待状を押し付けられて、女医は頬を引きつらせた]
院長。確認するようにおっしゃってますが。 私に拒否権はあるんですか?
『そんなもの、ある訳がないだろう』
[ダメもとで尋ねれば、笑顔で即答されて。女医は大きくため息を吐く]
………分かりました、参加はしますが。私は銃も白兵も苦手なんですから、そちらの戦力には入れないくださいね。
『わかっている。実行部隊と、奴を入院させる期間の別館勤務に戦力を回す手配はしてある。軍からも数名回してもらえる予定だ』
[そっちの手配をするより先に、こちらの都合も聞いてください――と言いたいが、何を言っても無駄だとわかっているので、諦めのため息を零した]
それで、そのパーティというのはいつから……………って、明日!? 私、明日当直の予定なんですけど!!??
[曽祖父からの拒否権の与えられていない指示。勤め先の院長でもあるその人が、勤務シフトのことを計算に入れていないはずもなく]
『それも問題ない。既に他の医師でヴェルの特別休暇期間中の穴埋めは根回しが済んでいる。
仕事の心配をせず、ゆっくり温泉にでも浸かってくるといい』
[と、問答無用で翌日からのアーヴァイン主催のパーティへと追い出されるのであった]
/*
というわけで、前回に引き続き、出オチネタが浮かんだので、お邪魔しちゃいましたよ!よ!
よろしくお願いいたしますー。
そしておやすみなさい!
― そして当日・集会場入り口 ―
おはようございます、皆さんお疲れ様。
ええと…これに必要事項を書けば良いんですか?
[コレと決めたら覆さない人からの命令。
職場や村の外に逃げたところでどうせ捕まって強制連行されるのだろうし、気乗りはしないが諦めて会場へとやってくれば。
玄関先で受付員をやっている自警団員から、アンケート用紙を差し出された。
胸ポケットから取り出した万年筆で、その用紙に記入して渡した後は、一度荷物を置きに、当面宿泊する事になるだろう部屋へと向かう**]
■名前:ヴェルザンディ・ヴァレンタイン(38・女)
■職業:医者
□自己紹介:ケルベロス医院に勤務する外科医。
15年ほどまえに、3年間軍医として出向し勉強もしてきました。
休日や夜間の救急受付の日は、内科や小児科もまとめて診るので、見知った方もいるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
名前は呼びづらければ「ヴェル」と呼んでください。
4人目、末っ子 ジェフロイ がやってきました。
末っ子 ジェフロイは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
― 数年前 ―
[ アーヴァインの見合いから帰ってきた兄は、とても幸せそうな顔をしていた。
恋人が出来たらしい。可愛い恋人が。
兄があの人を忘れることが出来るなんて思っていなかったけれど、それでも嬉しそうだったから、幸せそうだったから僕は口を噤んだ。 ]
ディーク兄ちゃん……。
[ あんなに幸せになれるなら、僕が行けばよかった。そんなことを口走ったせいで酷い目に合うとは知らずに………。 ]
― 数ヶ月前 ―
[ ある日、一番上の兄が声をかけてきた。
この自警団員なのだけれど、嫌な予感しかしない。 ]
どうかした…?
──実はな、お前に見合いに行って欲しくて。
[ なに、この人。まだ借金返してなかったわけ?などとズレたことを考えながら一番上の兄を非難する目で見つめる。 ]
──お前、自分が行けばよかったって言ってただろ?
[ そういえば、言った。
もの凄く数年前の自分を殴りたくなりながら、目一杯に息を吸い込んで口を開く。 ]
こんっっの、クソ兄貴ィィィイイイイッ!!
[ 恨みをストレートにぶつけた絶叫が広い屋敷(自宅)に響き渡った。 ]
― 当日 ―
ありがとう、ディーク兄ちゃん。
ここまででいいよ。
[ 五つ違いの二番目の兄は、気性が荒いもののいつでも優しい。
だから、ここまで着いてきてくれたのだろう。
心配そうに此方を見つめる兄ちゃんに苦笑して手を振ると、心配そうながらも笑顔を浮かべて手を振り返してくれる。
ほくほくした感情になりながらも会場の入り口を入った。 ]
これに記入すればいいんだね、兄貴。
[ 一番上の兄は兄貴と呼ぶ。だって名前とか…別に呼びたくないわけじゃないのだけれど。呼びたいわけじゃない。 ]
■名前:ジェフロイ・ドラコニス(27・男)
■職業:自宅警備員(元軍人)
□自己紹介:兄貴に強制されて。元々はディーク兄ちゃんと一緒に郷国で軍人をしてたよ。
[ そこまで書くと、兄に紙を押し付けて広間へと走って行った。** ]
5人目、旅芸人 クレメンス がやってきました。
旅芸人 クレメンスは、キューピッド を希望しました(他の人には見えません)。
ーモモット県のとある村ー
[旅芸人一座が久しぶりにローズアンドリリー王国へ戻り、大きなテントを立て観客達に夢と希望を与えていた。自分もまたその一人だ。
今日の公演を終え、片付けを手伝っていた時に自分に来客が来てると、旅芸人仲間が教えてくれたので、面会してみれば、かつての同僚がやって来たのだ。
まさか今更になって前職の仲間が会いに来たのにも驚いたのだが、彼が話す事にも驚きは隠せなかった。]
はぁ……何でじゃ、軍を抜けたうちに声が掛かるさかいしょうか?
しかも、一介ん旅芸人でおますんどすけど、こん国ん軍に身を置いとったうちを頼りたい、ちゅうんは分かるちゅう訳やがねぇ……。
[独特な訛と共に吐き出すは憂鬱の言葉。
それも無理がない、「あの嫌われ者がまたお見合い」をするということ、軍人から最低一人を寄越さなければならないということ、軍人だったら現職でも退職問わず行くようにとのお達しだったこと。
もし行かなければ、今後公演禁止となるとまで脅されていたのだ。これを聞いて溜め息を漏らさないなんて出来そうになかった。
煙管をくわえ、紫煙を肺に吸い込み、憂いを煙に乗せ全てを吐き出して。]
……分かったんや、うちん身勝手でお世話になってる皆はんにごやくたいをお掛けしはるんも忍び有りまへんから。
[乗り気などは全く無い。されど、自分の身勝手で一座に被害が及ぶ事は避けたい。
そもそも自分には、旅一座に身を置いていれど、根無し草だ。断る理由は無い。]
/*
初オッサンきゃら!
京都弁を話すオッサンで、煙管を使う方向で考えてます。
煙管を使って幻を見せたりする魔法を使ったりしてますです。敵や動物を惑わせて部隊を安全に仕事を出来るようにサポートするのがお仕事でした。
とある山崩れが起きてしまい、1部隊は全滅。その際、自分の左肩より先を失ってしまった設定で考えてる。
が眠いぜ相棒。
―翌日:会場にて―
今日は冷え込みが強い、どすなぁ。
[座長に事情を話し、数日間程席を空ける旨を伝えた次の朝、段々冷え込みが強くなっていく季節に入ったのだろう。
左肩にそっと手を触れた後、会場入り口に辿り着いたら、案内の自警団員が来ていて、何かの紙と筆記用具を此方に渡してくる。]
はぁ、こんアンケートに必要事項を書くんどすか?
結構難儀な事で……これでどもないどすかね。
あとは、好きでええんですやろ?
[必要な欄に書き込みをして自警団員に渡せば、煙管をふかしながら会場内を彷徨こうか。
ちなみに、煙管から出る煙は魔法であり、煙から淡い光を放つ蝶を生み出しては儚く消えていく。]
[提出された用紙には以下の事を書いてあった。]
『■名前:クレメンス・ハッキネン(男:36歳)
■職業:旅芸人
□自己紹介:よく煙管をふかせてますが、そこから出る煙は身体に無害ですよ。』
[自己紹介を兼ねたアンケートにはそう書かれているが、詳しく自分を紹介する気はあまり無く、煙管に関しての事の釈明をするまでに止めておいた。
自分が元軍人だった事には触れないが隠すつもりもなかった。
大佐まで出世していたのは、今の自分にとっては過去の話でしか無いのだから**]
6人目、落ちこぼれ巫女 ユーリエ がやってきました。
落ちこぼれ巫女 ユーリエは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
[ユーリエは古くより続く巫女の家に生まれた。
生まれたといっても、正式な跡取りは既に存在する。
妾の子として、しかしその見た目の愛らしさからか父を除く一族の者に溺愛されていた。
故に世間知らずで箱入りで、おまけに巫女としては落ちこぼれそのものなのだ。]
え?
巫女修行……ですか?
[ことごとく巫女としての仕事を失敗させてしまう中、ある日父に呼び出される。
話の内容はこうであった。]
「ユーリエ、君は巫女としてやっていくにはあまりに力がなさすぎる。
なので、私が特別に修行に行かせてあげよう。……というか、行け」
[早い話が落ちこぼれで邪魔な妾の子排除作戦であった]
―現在 集会所にて―
お父様……。
あの、せめてお姉さまにお言付けを……
[集会所前で父にそう願うも、父は首を縦には振らなかった。
しょぼん、と肩を落とす。
促され後ろ髪引かれる思いで中に入れば、案内の自警団員が紙とペンを差し出してきた]
…アンケート?
修行にこんなものが必要なんでしょうか……
[困惑しながらも、用紙にペンを走らせる。
女子らしいというよりは達筆な字。時折悩むそぶりを見せながらも、用紙は以下のように書かれ完成した]
■名前:ユーリエ・エルトリオ (女・22)
■職業:巫女
□自己紹介:まだまだ未熟な巫女をやっております。
不甲斐ないですが、よろしくお願いします。
[提出してふと後ろを見れば、もう父の姿はなく。
ユーリエは己が罠に嵌ったことなど気付くこともなく、きょろきょろ周囲を見渡しながら広間へと向かう**]
―広間―
ここで待っていたらいいんでしょうか。
[通された広間の入り口で、きょろきょろとあたりを見回す。一番近くにあったソファに、おっかなびっくり座った]
どれくらい待っていたらいいんでしょうか。
お蕎麦、伸びちゃいそうなんですけど。
[伸びちゃいそうも何も、86分もさまよっていたので、蕎麦はとっくに伸びていた]
― →広間 ―
[荷物を置いたついでに、着替えも済ませて広間へ向かう。
ワインレッドのシャツにダークグリーンのカーディガン、ベージュのマキシスカートという服装は、6(9x1)の胸をどう見せるだろう。
1.見るも無残な AA
2.真平らじゃないもん A
3.一応少しはあるよ! B
4.まあ標準くらいは… C
5.いまどきの標準か? D
6.それなりにあるよ E
7.ふぁんたすてぃっく F
8.ぐーれいと G
9.はいぱーな H]
確か、食事や飲み物はセルフサービス、ただし材料は好きに使っていいというお話でしたね。
[シナモンやカルダモンなどをたっぷり入れたチャイでも作ろうかしら、と厨房でごそごそ]
あのう……どれくらい待てばいいんでしょうか。
[もじもじとソファに座って待っていても、家主が来る様子はない。
マリエッタを広間まで案内した警備員とは別の警備員(とマリエッタが思い込んでいる、自警団員)が通りかかったのを目に留めて、おずおずと尋ねてみた。
マリエッタがここにくることになったいきさつを知らない警備員自警団員は、正直にここがどこなのかを告げる]
……え。
えええっ!?
[ここはお隣さんではなかった。というか、そもそも家ではなかった。
ここは集会場だった。そしてお見合い会場だった。
警備員だと思っていたのは、自警団員だった。
そしてマリエッタは、いつの間にかお見合い参加者にされていた]
そ、そんな。困ります。
私、帰ります!
[慌ててソファから立ち上がろうとするも、逃走は不可能らしい。
そもそも、マリエッタには帰り道がわからないわけだが]
でも私、お見合いなんてしたくないです。
私、恋愛結婚するって決めてるんです!
[相手は今のところいませんけど、とごにょごにょ]
[シナモン、スターアニス、カルダモン、クローブ、胡椒、生姜などを紅茶と一緒に煮出し、そこにたっぷりの牛乳を注いだマサーラー・チャイを大きなポットに入れて、ティーカップと一緒に広間へ持っていけば、マリエッタ以外にも誰かいただろうか]
良かったら、温かいミルクティーをどうぞ。
香辛料たっぷりなので、苦手だったら申し訳ないですけど。
貴方も、お見合いに呼び出されたんですか?
[時々、何も知らされずに騙されて連れて来られる被害者もいるという噂は知っていたので。
チャイを勧めながら、おそるおそるそう尋ねてみる]
―何処かの廊下―
ここん温泉に来はるんは……2年? いや、3年振りやったかな。
怪我をしいや以来、やったか。
[見覚えがある廊下を歩きながら、最後に来たのは何時だったか、記憶の糸を手繰り寄せている。
そう、かつてはこの温泉宿に湯治をしに来た事があったのだ。その時は、お見合いなどやってはいなかったが。]
そない言うたら、ケルベロス病院が近かった筈。
機会があれば、あのセンセに挨拶出来やはったらええな。
[思い出しついでに、当時怪我を負った時に世話になった病院の事を思い出し、担当医に挨拶でも出来たら、と思ってみる。
まさか、今、その先生がこのお見合い会場に来ているとは、この時は知る事も無くて。]
今日は、なんやか傷が疼くな。冷えんせいやろうか……。
温泉に入って温まるとしよけ。
[古傷がある左の肩が先程から疼いて痛む。
痛みを誤魔化すつもりで右手で患部を押さえる。
今温泉宿に来ているのだから、温泉にでも入れば痛みが和らぐだろう、と思い、露天風呂へと向かって行くつもりだ。]
………あ、やっぱり今回も騙されたクチはいるのね。
[マリエッタと自警団員のやり取りを遠めに眺めてぽつり]
[それなら話は早い、なんて自警団員は言う。
お見合い会場……つまりここには、マリエッタ以外にもたくさんの人が集められるらしい。
そして、恋人を作ればお見合いは免れるのだとか。
つり橋効果できっと恋人ができますよ!なんて無責任なことを言われた]
でもここには、仕事道具もありませんし。
それに、お見合いって、どれくらいかかるんですか?
温泉もあると言われましても、着替えも持ってきてません。
[必死でお見合い回避を図るも、ことごとく潰された。
仕事道具も、着替えも、なにもかも用意してもらえるらしい]
……ええっと……。
[他になにかないか、と考えたけれど、言い訳は尽きた。なにより、どんどん説得する自警団員の様子が必死さを帯びてきて、なんだか気の毒になってきた]
…………とりあえず、着替えと、スケッチブックと、鉛筆を用意してもらえますか。
[そして、マリエッタは、諦めた]
……はああ。
[深い深い溜息をついて、再びソファに沈み込む。と、やってきた女性に声をかけられた>>26]
あ、ありがとうございます。
[お礼を言って、ミルクティーを受け取った。猫舌なので、ふーふーと吹きながら、首を傾げる]
貴方も、ということは、お見合い参加者の方ですか?
私は、呼び出されたわけではないんですが……。
[ず、と一口すすって]
……騙されたみたいです。
私、お隣さんだと思って、引越しのご挨拶に……。
引越し蕎麦、持って来ましたのに。
[横に置いた蕎麦に目を落とす。これはどうしたらいいんだろう]
お蕎麦とミルクティーって、食べ合わせ的にどうなんでしょうか……。
ええ、仕事関係で断れない筋から言われて。
[参加者の方ですか、という問いには苦笑交じりに答える。
流石に曽祖父からの命令でとは言いにくかったが。一応、雇い主でもあるのだから嘘ではない。
お隣さんだと思って、という言葉を聞けば。
この集会場の近くに、新しく誰か引っ越してきたという話は聞かないけれど…と首をかしげた]
お蕎麦と、ミルクティー……は、どうなのかしら。
生姜とか胡椒とか、和食にも使う香辛料も使っているけれど。
それはお気の毒です。
[騙されてというのも酷い話だが、断れない話というのも気の毒だと眉を下げた。
まさか身内の犯行(?)だとは思いも寄らないが]
あ、私はマリエッタ・フルールといいます。
昨日この近く(正確には徒歩で20分強)に引っ越してきました。
よかったらどうぞ。
[自己紹介をして、なんとなく引越し蕎麦を差し出してみた。
伸びきっているけれど、悪気はない]
まあ、私は心の準備をする期間があった分、騙されるよりはマシだったと思うけど。
何も知らない内に参加者にされていた方が、心労は大きそうだわ。
[お気の毒、と言われて苦笑する。
自己紹介を聞けば、あらそう言えば名乗ってなかったわ、といまさらながらに気付いて]
私はヴェルザンディ・ヴァレンタイン。
この村にあるケルベロス医院で医者をやっています。
よろしく……と言っても、病院になんて縁が無い方が良いけど。
[差し出された引越し蕎麦は、ありがたく受け取った。
伸びきっている事には気付いていない]
― →広間 ―
えぇっと、広間はここ…だよね?
…間違ってなければだけど。
[ 恐る恐る広間を覗き込めば、広々とした部屋のソファ談笑する女性が2人。
なかなかの美人2人にぽっと頬を赤らめる。
もしかして間違えたのかな。兄貴を引きずって道案内にすればよかった。などと考えながらどうしようかと首を捻る。
ここの兄弟、一番上は無責任、二番目は気性が荒いのに臆病、そして末っ子は3(6x1)(偶数:人見知り/奇数:内気) ]
わあ、お医者様なんですか。
[女医さんなんてかっこいい、と尊敬のまなざしを向けて]
そうだ、方向音痴って、どうやったら治りますか?
[大真面目に尋ねた。一応自覚はあるらしい]
―露天風呂―
……はぁ、 極楽や。
[3年振りに入るココット村の温泉に浸かった瞬間、嫌な事を忘れられ、ほっと一息漏らして心地の良い湯を堪能している。]
こん温泉は傷によお効いとったな、そない言うたら。
お陰で、傷ん治りは早かったさんな……。
[そう呟き左の肩を撫でるが、肩から先は何も無く、あるのは右側の腕一本だけ。
普段は義手を使っているので、パッと見た感じでは腕を失っているのは分からないだろう。
風呂に入る時や睡眠を取る時は義手を外しているので、その時に見掛ければ片腕を無くしているのは分かると。]
あの時は、色々と苦労どしたな。色々と。
そらほして楽しかった事もおしたが……。
無くどしたモンはよう、 ……戻れへん。
[職務中の事故により、左腕は切り落とし失った。だけど、失ったのは己の腕だけでは無く、色々と無くしたものはある。
それを求めたとしても、もう二度と戻りはしない。
男はそれを悟って理解しているし、納得もした筈。だけども、肩の傷の疼きとは違う痛みは、湯の力を以てしても消え去る事は無かった。]
あら、貴方も参加者の方?
[スパイスの香りを周囲に撒き散らすミルクティーを手に、広間に新たにやってきた顔>>34に会釈をする]
ヴェルザンディ・ヴァレンタインです。よろしく。
[簡単に名乗ったところで、マリエッタ>>35の質問を受けたら少し考え込む]
ええっと……方向音痴は、病気じゃないから難しいわね。
季節が変わったり時間が経っても変化しないものを目印にして歩くとか、ハンディGPSを携帯するくらいしか思いつかないわ。
あああ、合ってる、よね…!!
[ 意を決して部屋に入る。
2人の邪魔になってしまわないようにコソコソと部屋の隅に移動する。
そして居心地が悪そうに視線をキョロキョロ。
やっぱり来るんじゃなかった!
そう思っても、もう遅い。兄貴は何処かでうろうろしているし、大好きなディーク兄ちゃんは彼女と楽しくリア充中だろう。 ]
/*
>>38
そーか、フレデリカさんはディークさんと楽しくリア充してるのかwwwwwwwwwww
あ…もしかして、スパイスの香り苦手だったかしら。
ごめんなさい、気がつかなくて。
[居心地が悪そうな様子>>38に、シナモンその他諸々のスパイスの香りを撒き散らしている事を思い出して勘違いした。
厨房に片付けてきた方が良いかしら]
ジュフロイさん、ですね。よろしくおねがいします。
あ、私はヴェルで良いですよ。
いつもそう呼ばれてますから。
[名前を呼ぼうとして噛む人は少なくないので、いつも略称で呼ばれている。
まさか相手>>40が自分の名前まで噛んでいるとは思わない]
景色に対する記憶力、ですか。
お仕事はなにを?
私の友人にも方向音痴の方がいますが。
その方は、木々や花など、季節や時間経過で見た目の変わるものを目印にしてしまっているから道が覚えられないようですけど……
[仕事柄、という言葉>>39を聞けばそう助言をしてみる。まさかくるっと回ったくらいで方向が分からなくなるレベルとは思っていない]
マリエッタさんですね、よろしくお願いします。
[ えへへ、となんとなく笑う。
笑ったら全部誤魔化せるような気さえしていて。
気性が荒いのに、ディーク兄ちゃんはよく彼女なんてゲット出来たな、と思っていた。だけど、気づいてしまった。
彼の気性は確かに荒くて警戒心も強いけれど、なんとなく紳士的だし、自分のように恥ずかしがりでも何でもない。寧ろ、堂々としている。
ディーク兄ちゃんに出来たなら、と甘く考え、大好きな二番目の兄を知らない間に見下していたが、それが大きな間違いだったことに部屋の隅で、ようやく気が付く。 ]
/*
>>43 方向音痴の友人は、
「コーセルテルの竜術士」シリーズの火竜術士一家のイメージで。
あ、いえ違います…!!
[ ディーク兄ちゃんの部屋はトルコの香水の匂いがする。
それはもの凄く臭いもので、それに比べればスパイスなんて可愛いものだ。というか、香ばしくていい匂いな気がしてくる。 ]
あ…ジ、ジェフロイです…!
[ 自分で自分の名前を間違えたことに気づいて顔を真っ赤にしながら訂正を入れる。ごめんなさい、は言えなくて心の奥底。 ]
ヴェルさんですね。失礼しました。
[ こういう謝罪はあっさり言えるのに。と心の中でぐるぐる。 ]
あら、聞き間違えたのかしら。
ごめんなさい、ジェフロイさん。
スパイスが苦手じゃないのでしたら、インド式のミルクティーはいかが?
[名前を訂正するジェフロイ>>45に、大きなティーポットといくつか用意してあるカップを指して尋ねる。
マリエッタが絵を描いている>>46と聞けば、目を輝かせて]
画家さんなのね、素敵。
私は絵心がないから、羨ましいわ。
[患者さんに病状の説明をする為に描く内臓や骨格だけは上手に描けるのに、普通に景色や人物などを描こうとすると、幼稚園児のお絵かきレベルになる不思議。
思えば子供の頃から美術の成績は悪かった]
[スケッチブックの感触を確かめるように、早速鉛筆を走らせながら、考える]
見た目の変わるものを目印に……。
[そうなんだろうか、と首を傾げた]
大体、気がついたら見たことのない場所にいるみたいなんです。
[病気ではないらしいが、マリエッタの方向音痴は病気レベルである。それも、かなり重病の]
素敵ですか? ありがとうございます。
でも、そうでもないんですよ。
油絵の具は汚れますし、臭いますし。
[さすがにここに油絵を持ち込むつもりはないが。
さらさらと鉛筆を走らせながら、そう言って。
チャイに脅えている?ようなジェフロイには]
美味しいですよ。
[やっぱりのんびりとそんなことを言った]
ええ、自然の景色は、山の位置とかはともかく、木の枝ぶりや花の数、緑の色なんかも時間とともに変化するし。
星や太陽の位置だって北極星以外は時間が経てば動いていくのに、それを目印にするからいつも道に迷うみたい。
あくまでもその友人の話だから、マリエッタさんはどうなのかわからないけれど。
……気がついたら見たことのない場所、というのは。その友人よりも重症かもしれないわね。
[首を傾げる様子に、こちらも首をかしげた。
友人にはそういう物ではなく、建物や道標を目印にするように言っているけれど。
マリエッタのレベルだと、携帯用のハンディGPSがあっても効果があるのかどうか……]
ええと、お砂糖も少し多めに入っているから、スパイスの風味や甘いものが苦手じゃなければ、はじめて飲む人にも甘くて飲みやすいと思うけど。
好みもあるから、ぜったいとは言えないわね。
[ビクビクしている様子に、無理に進めようとはせずに、気が向いたらどうぞ、程度に言葉を添えておく]
―→広間―
[温泉から出れば、義手は填めていた。
この義手は、魔力を込めれば、普通の腕と同じ様に自由自在に動かす事は可能だし、見た目も全く普通のものと同じ様に見えるだろう。
ただ、所詮は義手。触れたら温もりなど無く、肉の柔らかさとは程遠い固さを感じると思われる。
そんな偽りの腕を取り付け、服を纏い、荷物を部屋へ起き、愛用の煙管を懐のポケットに忍ばせ、広間の扉を押し広げたら、既に数名の人が談笑していて。]
蜘蛛ん巣に掛かったんは、うち以外かておったんか……。
[お見合いを蜘蛛の巣と揶揄し、ポツリと呟き、腕を組み手を口許に当てれば、談笑している輪の中に見覚えのある人が居て。
あれから年月が幾分か経っていたので、思い出すのに少しだけ時間が経ったが。
首を傾げながら、薄茶色の瞳は、かつての主治医の姿を捕らえている。]
今朝、家を出た時は……。
[どうだっただろうか。ヴェルザンディの言葉に、その時の様子を思い返す]
お隣に挨拶に行こうと思って。
家の窓から見えた、ほんのご近所だったんですが。
気がついたら、ここにいたんですよね。
[そしてここは、断じて家から確認したお隣ではない]
あら……クレメンス、さん?
[広間の扉がまた開いたのが視界の隅に入ったので、そちらへ目を向ければ。
以前担当した事のある患者さんの姿があった]
お久しぶりですね。まさかこんな所で会うとは思いませんでしたが。
……腕の調子は、いかがです?
そ、そうですか…。
[ 自分は何が知りたかったんだろうか、と自分で自分を不思議に思いながらもマリエッタ>>50とヴェル>>51になんとなく曖昧に返す。
なんというか、チャイとかを見ているとどうしてもトルコ人みたいなディーク兄ちゃんを思い出す。そうなると、急に臭すぎるトルコの香水が懐かしくなって泣きそうになる。
トルコのチャイが飲みたい。それも、ディーク兄ちゃんが淹れたやつがいい。
水煙草をディーク兄ちゃんと交互に吸いたい。
そう自分が思っていることに気付くと、自分がブラコン過ぎることに心の中で自嘲する。 ]
マ、マリエッタさんはのんびり屋さん…なん、ですか…?
[ なんとなしにそんなことを尋ねる。
対話は苦手だけど、対話したい訳の分からない思考が必死に紡いだ言葉がこれだった。 ]
[そんな話をしているうちに、スケッチは完成した]
人物画は専門ではないんですけど。
よかったら、どうぞ。
お近づきのしるしに。
[そう言って、スケッチブックをぴりりと一枚破りとる。差し出したのはヴェルザンディのクロッキー。
受け取られなかったとしても、あまり気にはしない]
あら。
[そんなところに、ジェフロイに声をかけられる>>55と、不思議そうに目を瞠った]
自分ではそんなつもりはないのですが。
よく言われます。
私、のんびり屋さんなんでしょうか。
[そんなこと聞かれても、ジェフロイは困るだろう。
マリエッタは自覚のないのんびり屋だった]
[そしてマリエッタがたどり着いたのは、
1.用意してもらった部屋
2.広間に逆戻り
3.厨房
4.女性浴室
5.<<末っ子 ジェフロイ>>の部屋
6.中庭
7.屋根の上
2(7x1)なのだった**]
あら、良いんですか?
ありがとう、でも私こんなに美人じゃないわよ?
[マリエッタが描いてくれた自分の絵>>57を受け取る。
他から見たらどうなのかは分からないが。自分で見る限りでは、8(10x2)割増しくらい美人に描かれているように感じた]
いってらっしゃい。
迷わないように気をつけてね?
[荷物を置いてくるというマリエッタを、冗談交じりにそう言って見送るが。
まさか99分後に、荷物を持ったままの彼女が広間に戻ってくるとは。この時点では予想もしていなかった**]
あぁ、センセお久し振りどす。
[どうやらかつての主治医は自分の事を覚えてくれてたみたいだ>>54。
軽く会釈をしたら、腕の調子を聞かれたので、社交辞令の様に答えておく。]
うちんはまずまずや、寒い日や天候が悪かったりしはると疼きまっけど。
ほんでも、まぁなんとかやっていけますよ。
[腕の話が終われば、ヴェル以外の参加者を見て苦笑を溢してしまう。
お見合いの事は分かってはいたが、年が近いヴェルの他に、一回り位若い人までこの場に居る事に対して、例の人に呆れの色は隠せそうにも無かった。]
トコで、センセも参加させられたクチで?
若いにーさんやねーさんまでとは……節操があらへんちゅうか。
[やれやれ、と肩を竦め懐から煙管を取り出してすぐ煙を出していた。
魔法の煙なので火を付ける動作は必要無い。]
─広間─
[中に入れば、既に幾名が談笑していた。
本当にここは修行場なのだろうか。
問いかけたくてもいきなり話に割り込むなんてこと、ユーリエには出来るはずがない。]
……あうう。
[情けない声が一つ、小さく空気に飲み込まれる**]
─広間、そしてまた広間─
[のんびり屋が素敵と評されたことには目を丸くした。
のんびり屋だと言われたことは数あれど、それを素敵と言われたことはなかった。
ちなみに、学生時代はぐーれいとなサイズの胸元を、男子生徒たちに陰で素敵とよく評されていたことは知らない。のんびり屋なので]
この建物、すごく広いんですね。
[なかなか部屋にたどり着かない。何度も同じところをうろうろしていることにはやっぱり気づくわけもなく、一時間半以上もさまよって、到着した部屋の扉を開けると]
あら?
[残念、そこは振り出しでした。しかしこんなのはよくあることなので、マリエッタはあまり気にしない]
こんにちはー。
[増えていた参加者の女性に、のんびりと挨拶をするのだった]
[出て行った時と同じ荷物を抱えているので、部屋にたどり着けなかったことはすぐに悟られる。
ジェフロイが自警団員に案内を申し付けるのを見ると、目を丸くした]
なんだか申し訳ないです。
私は大丈夫です……と言えたらいいんですが。
[どう考えても大丈夫じゃない]
すみません。お世話になります。
[ ぺこぺこ]
すみません。ありがとうございました。
[案内してくれた自警団員がジェフロイの兄であることは知ったか知らなかったか。
丁寧に頭を下げて、今度こそマリエッタに用意された部屋の扉を開ける]
わ。
[果たしてその部屋は、
1.アトリエ風の部屋
2.少女趣味な部屋
3.ごく普通の洋室
4.ゴシック調の部屋
5.和室
6.子供部屋
5(6x1)だった]
和室……ですか。
確か、靴を脱ぐんでしたっけ。
[物珍しそうにきょろきょろしながら、靴を脱ぎ、畳に足を乗せた。
ちゃぶ台に座椅子が置かれた部屋だ。押入れには布団が入っている。
ちゃぶ台の上には急須と湯飲みが置かれていた。とても旅館っぽい]
そういえば、着替えはどんなものを用意してくださったんでしょうか。
[ちゃぶ台の上にスケッチブックを置いて、袋の中身を改める。
大きな袋に入っていたのは、数日分の着替え。数日ここにいなければいけないのだろうか。
ちなみに、
1.ごく普通のブラウスやスカート
2.和服
3.ドレス
4. 西洋鎧
5.ゴスロリ
6.コスプレ衣装
2(6x1)だった]
和服……!
[袋の中身は、和服だった。和室に和服。間違ってはいない。間違ってはいないが]
私に似合うでしょうか。
[考えるところはそこなのか。
ちなみに着付けは、奇数.できる 偶数.できない2(2x1)]
着付けできませんし。
絵を描きにくそうですね……。
[豪華な振袖を手に、少し困った顔をした。
申し訳ないが、別の着替えにしてもらえないか聞いてみよう。そう結論すると、袋に戻す。
結局、着替えの入った袋に、スケッチブック。来た時と同じ荷物を抱えて部屋を出た。
とりあえず広間に戻ろうとして、
1.広間
2.厨房
3.中庭
4.女性浴場
5.和室に逆戻り
6.露天風呂
5(6x1)にたどり着くことになる]
なんだぁ、元軍人さんか。
[ 男性の答え>>63にふわっと笑う。
それから、僕とディーク兄ちゃんと一緒だね、なんて言う。 ]
旅芸人さん!いろんな芸が出来るんでしょうね。いいなぁ…。
[ 男性に羨望の眼差しを向ける。
一番目の兄はよく中国ゴマで遊んでいる。
二番目の兄はベリーダンサーだし(見てて恥ずかしい)。
自分は何もできない。
さらには形を変える煙管の煙に目を輝かせる。 ]
すごい!!本当にいろんな国に行ったんですね。
僕も色んなとこに行ったかな。侵略のためだったけど。
[ 眉尻を下げて、どこか寂しそうに笑う。
うっかり敵国で恋人を作った時にディーク兄ちゃんから思い切り蹴飛ばされて地面を滑ったのはいい思い出だ。 ]
[此方の身分を明かしたら、どうやら緊張が解けた様>>71。
自分と兄と同じだと言う青年もまた、同じ狢か、と察する。
が、見覚えの無い彼はかつての部下や同僚とは思えず、此方が所属していた中央総司令部とは違う部署に居たのだろうか、と思考を巡らす。]
いや、うちは幻を使こうて魅せる魔法しか使えへんどすし、数ぎょうさんの芸はえらいしんどい……。
うちは旅芸人ん仲間と一緒にサーカスを開いて、出番を貰ってお仕事しいやますよ。
[描いた幻は幾つかの蝶へと姿を変えて、ヒラリヒラリと宙を舞いながら、人の輪に馴染めずにいる別の若いねーさん>>61へと飛んでいく。
若いねーさんの髪の色に合わせた小さな蝶は、輪の中へ誘おうと彼女の前をひらひらと。]
うちも仕事で色々な国に行きたんやよ。
やて、観光をどしたりは出来おへんどしたんどすけどね。
[旅芸人としても、公演があって観光地巡りは出来なかった。
軍人としても、援軍や災害救助の為に他国へ派遣されていたのだが、やはりゆっくり遊んだ記憶は無い。
眉尻を下げ小さく笑う青年が、侵略と言葉を発した時に首を傾げた。
ローズアンドリリー国の軍は侵略を任務とする司令部は無かった筈。
他国と戦うのは、西方司令部だが、そこは砂漠の水源確保が主な任務だったのだが、生憎違う部署に所属していた自分には把握しきれない部分が大きい。
もしかしたら、他国の軍人かも知れないとは思うが、もう軍を退いた身であるので、彼の所属に関しては無下に触れるつもりは無い。]
まぁ、今は昔とはちゃうにゃから、色々と話をしいや楽しんやてええと思うてよ。
それに、にーさんはまだまだ若いどすえ。
[これからきっと楽しい事もおますやろ、と話し、煙管をふかしながら若い青年を見守ろうと。]
さっきから私、振り出しに戻ってばっかりですね。
[見覚えのある和室に苦笑する。さてどうしよう、と考えて、ぽんと手を打った]
ここからは出られないんですよね。
だったら。
[おもむろに近くの窓をガラリと開ける。足をかけて乗り越えようとしたら、案の定自警団員が飛んできた]
あ、やっぱり。
[にっこりと微笑んで、マリエッタは窓枠から足を下ろす]
こうやったら、見つけてもらえるかと思いまして。
すみません、私和装の着付けはできないので、着替えを交換してもらえますか。
それと、広間に戻れないので、案内をお願いします。
[人を使うということを覚えたマリエッタは、にこにことそう言って、駆けつけた自警団員に和装の入っている袋を返却した**]
こ、こんにちは!
[挨拶をされ>>65、ぺこっと頭を下げて挨拶を返す。
慣れない環境のせいでどもってしまったが、基本的にユーリエは人見知りはしない性格だ。]
……蝶?
わ、綺麗…。
[白い小さな楪がひらひら、自分の前を舞う>>71。
微かに聞こえていた会話内容からして、あの男の人の魔法だろうか。
こんなところに野生の蝶がいるわけもないし、そう考えておずおずと彼らに近付く]
あの、初めまして。
…ちょっと聞きたいんですけど、ここって本当に修行場でしょうか……?
[まさかお見合いパーティーだということはまだ知らない為、困惑した顔で尋ねる。]
[どこか不安げな雰囲気を感じさせる様な困惑した面持ちで此方に近付くお嬢さん>>75。
普段と変わらぬおっとりとした訛り混じりの口調で彼女の応対をしようと。]
初めましいや、かいらしいお嬢さん。
……修行場?
ここは、訓練どしたりしはる所おへんんどすけど……。
[可愛らしいお嬢さん、と社交辞令の挨拶をした後、ふむり、と思いに耽れば、彼女の様子から騙されてか強制的に連れて来られたのだろうと予測してみれば、正直に教えた方が良さそうと判断して。]
ここは、「アーなんとか」ってゆー人とお見合いしはる会場や。
やて、連れて来られた人同士ともお見合いしはる会場やてありますえ。
例んあの人に会ったり結婚しはるんは嫌でっしゃろが、それを回避しはる手段もおますから……まぁ、気楽にしまひょ。
[身体の力を抜く様に煙を吐けば、それは儚く消えていく。]
[どこか不安げな雰囲気を感じさせる様な困惑した面持ちで此方に近付くお嬢さん>>75。
普段と変わらぬおっとりとした訛り混じりの口調で彼女の応対をしようと。]
初めましいや、かいらしいお嬢さん。
……修行場?
ここは、訓練どしたりしはる所おへんどすけど……。
[可愛らしいお嬢さん、と社交辞令の挨拶をした後、ふむり、と思いに耽れば、彼女の様子から騙されてか強制的に連れて来られたのだろうと予測してみれば、正直に教えた方が良さそうと判断して。]
ここは、「アーなんとか」ってゆー人とお見合いしはる会場や。
やて、連れて来られた人同士ともお見合いしはる会場やてありますえ。
例んあの人に会ったり結婚しはるんは嫌でっしゃろが、それを回避しはる手段もおますから……まぁ、気楽にしまひょ。
[身体の力を抜く様に煙を吐けば、それは儚く消えていく。]
可愛らしい、ですか?
ありがとうございます。
[きっと社交辞令だろう、独特の訛りが入った言葉を話す男性に微笑んでお礼を返す>>76。]
え、やっぱり違うんですか……?
[違うと否定され、微笑みはまた困惑したものに変わる。ならば父の言ったことは嘘ということだ。
決して敏くないユーリエは、どうしてかと困惑することしかできない。]
お、お見合い!? しかもあの人との……!
[散々母や姉からあの人について教えられてきたので、ユーリエは悪いイメージしか持っていなかった。
イメージだけで決めつけるのは良くないだろうが、嫌なものは嫌なのである。]
回避できる手段があるんですか?
……お願いします、教えてくださいっ!
[何も知らないよりいいだろうと、懇願するように彼に頼んで、儚く消えていく煙に僅かに視線が逸れた。
先ほどの蝶も彼のものだろうかと、そんな疑問が胸に芽生える。]
まずまず、ですか。
あまり酷く疼くようでしたら、また時間の取れる時に受診してくださいね。
[寒い日や天候が悪かったりしはると、というクレメンス>>62についお仕事モードで話をしてしまうが。
見合いの件に話が変わればこちらも苦笑を返す]
ええ、病院の関係で断れずに。
クレメンスさんは……軍のお付き合いとか、ですか?
[元患者が軍を辞めた事は知っていても、旅芸人になっていることまでは知っていたかどうか。
ただ、自分より少しばかり年下の彼が中央総司令部勤めだった事は知っているし。
曽祖父と組んでアーヴァインの勢力を弱めるべく今回の件に絡んでいる人物が、そこのトップにいる事も知っているので、そう推測した]
ああ、マサーラー・チャイを淹れたんです。
苦手でなければ、よろしかったらどうぞ。
[スパイスの香りに首を傾げる>>63様子に、にっこり笑顔で保温中のティーポットとカップを示す。
元軍人同士の会話には口を挟まず、まだ熱いくらいのチャイをお代わりして飲んでいたが。
新たにやってきた若い女性>>64に気付けば、会釈をひとつ]
修行場……?
[新たにやってきた女性>>75の問いかけにキョトリと瞬いていれば、クレメンス>>76が返答していて]
ああ……騙されてやってきたクチ、ですね。
毎回そういう方たちがいらっしゃるようですから……ご愁傷様です。
[曾祖父からの命令で強制的に参加させられたとはいえ、自分は裏で曾祖父や軍上層部が色々動いている事を(決して他言は出来ないが)知っている。
あのアーヴァインとの見合い、などという話を唐突に突きつけられたら、そのショックは如何程か…と、同情するが。
それでも裏情報は決して流してはいけない。
うっかりそんな情報を漏らしたら、曾祖父が怖い。
あのアーヴァインと結婚させられるよりも、曾祖父を本気で怒らせる方が怖いと思うのは、身内故だろう]
こ、い…?
[彼の返答>>79に、きょとっと瞬きを数回。
こい。池によくいる鯉ではなく、恋愛の方だろうか。
否、それしかないだろう。
彼が教えてくれた回避方法は難易度がとても高いのではないかとがっくり項垂れた。]
…教えてくださってありがとうございます。
あ、名乗るのが遅れてしまいましたね……私、ユーリエといいます。
とある神社で巫女をやってます。…落ちこぼれですけど。
[ぺこりと会釈をして、その場にいる数名に名前を名乗った。
ご愁傷様という言葉>>80には、苦笑いを返し]
毎回ですか……。
他に騙された方がいないといいんですけど。
[最後の言葉はどこか独り言のように。]
ユーリエさん、ですね。
ケルベロス医院で医者をしている、ヴェルザンディ・ヴァレンタインです。よろしく。
ヴェルと呼んでください。
[巫女だという彼女>>81に、こちらも簡単に自己紹介をして]
良かったら、温かいミルクティーでも飲んで落ち着いて下さいね。
[と、保温中のポットと(略)]
ヴェルさんですね、よろしくお願いします。
[ある程度環境に慣れたのか、ふわりと微笑んでヴェル>>82に再度頭を下げた。]
ありがとうございます。
では、後で頂きますね。
[にこりと笑ってポットを見た後そう答えた。
ミルクティーは好きだが、今はまだ見合い相手への不快感が拭えないのだ。]
軍のお付き合いでっしゃろか……もしそないならば、平和なんでっしゃろね。
[軍関係で此処に来たのか、と問われたら>>78、煙に巻く様に曖昧に答えておく。
中央司令部に居た事を知ってる彼女なら、この意味は分かるだろうか。分からない。
どちらにしても、色々と面倒と思っているので、問われたら飄々としながら真実を箱の中にしまい続けるつもり。]
ほう、そないゆーお茶がおしたんどすか。
お言葉に甘えて一口……。
[勧められたチャイを受け取れば、カップから広間に入った時に感じた匂いが嗅覚を刺激してる。
一口飲めば、様々なスパイスを感じて、身体が温まる。
温泉で温まった身体には、湯冷めしない為には丁度良いかも知れない。
ただ、としたスパイスミルクティーは、何処かしら物足りなさを覚えたのはまた事実。
若い人には丁度良いかも知れない、とぼんやりと思うが、そこは笑みを作って礼を言うのは忘れない。]
[チャイを飲みながら、巫女さんの自己紹介>>81を受ければ、自分はまだちゃんと挨拶してなかった事に気付けば、苦笑いを禁じ得ない。]
うちん名乗りをしいやおへんどしたね、失礼。
うちは、クレメンスと申しますえ。
多分聞こえたかも知れへんやけど、元々は軍におったやけど、今は色々な所に行っては芸を売ってるモンや。
[お近づきの印として、また煙管を一振り。
煙から蝶や花を出しては小さく華やかな空間を描くが、最後は線香花火の様に静かにその姿を消していく。]
こないなさんなモンを見せる事しか出来ーひん芸人どすけど、ぼちぼちと稼がせて貰ってますよ。
[完全に煙が消えた後、黙って残りのチャイを啜って全て飲み干した。]
すごいなぁ…。
[ 魔法>>72、と聞くとさらに目を輝かせる。
何も出来ないわけじゃないのだ。それだけで羨ましい。でも、本当は本人が気づいていないだけで6(6x1)(偶数:弓の名手/奇数:槍の名人)なのだけれど。 ]
サーカスかぁ…。
[ そこでふと気が付く。国が同じとは限らないので、実は話が噛み合ってないんじゃないだろうか、と。そう思うと行動は早かった。 ]
あ、僕この国の出身じゃないんです。
郷国は滅んでしまって。軍国だったんですけどね。侵略ばかりだけど、いい国でした。
[ どこか悲しげににっこりと笑う。若い、と言われれば>>73 ]
うん、そうだね。僕も若い。
それは貴方もだね。余生はまだ有り余ってるや。
[ 今度は嬉しそうに笑う。
これが百面相というやつだろうか ]
まあ、いずれにせよ。
ここに来た以上は、道は二つ…ですよね。
[煙に巻くような曖昧な返答>>84を返すクレメンスに、深く尋ねるようなことはせず。
そう苦笑しながら、お茶をカップに注いで差し出す。
ユーリエには後で頂きます>>83と言われたので、そちらにはひとつ頷いておいた]
少し甘すぎたかしら。
それとも、もっとスパイスが強い方がお好みかしら。
[笑みを作って礼を言いながらも、クレメンス>>84がどこか物足りなさそうな様子だったので、くすりと小さく笑って小首を傾げる]
/*
侵略戦争ばかりしてるのに良い国……ってどんなだろう。
真っ先に思い浮かんだのは、某ちょび髭のちびオヤジが率いた欧州の某国。
でもあれは絶対「良い国」じゃねぇ、ということで次に思い浮かんだのは、
某フェイトのゼロに出てくるイスカンダルでした。
両極端なイメージすぎて。
―広間―
[自警団員に案内してもらい、無事に広間までたどり着く]
ありがとうございました。
新しい着替え、よろしくお願いします。
[にこりと笑って礼を言い、スケッチブックを抱えて広間の扉を開けた]
ただいま戻りました。
[広間の面々に挨拶をすると、ユーリエに改めて一礼する]
さっきは慌しくてごめんなさい。
マリエッタ・フルールといいます。
よろしくお願いします。
[挨拶をすると、ソファにちょこんと腰掛けた。窓の外に目を向けるとスケッチを始める]
[さらさらと鉛筆を走らせること50分、スケッチに没頭していたマリエッタのもとに、新しい着替えが届けられる。
部屋で確認してまた着られない服だと判明すると手間なので、一旦スケッチの手を止めて中を改めることにした]
ありがとうございます。
確認させてもらいますね。
[スケッチブックを脇に置いて、ひざの上に着替えを広げる。
果たして、届けられた新しい着替えは、
1.今度こそ無難なブラウスとスカート
2.ゴスロリ
3.ドレス
4.ジャージ
5. カクテルドレス
6.いかにも旅館っぽい浴衣
3(6x1)だった]
村の設定が変更されました。
あ、ご、ごめんなさい。驚かせてしまいました?
[自分が声をかけた後、驚いたような声を出した青年>>87に申し訳なさそうに眉を下げた。]
旅芸人さん、ですか。
色んな所に行けるなんて羨ましいなぁ……。
[クレメンスの自己紹介>>85を受けて、少し羨ましくなる。
何せ外にはあまり出してもらえたことがないのだ。
彼が煙管を一振りすれば、煙から蝶や花などが出てきて華やかな空間をそこに作り出す。]
わぁ……!
あ、さっきの蝶もクレメンスさんが…?
[静かにその姿を消してしまった蝶や花に残念そうにした後、先ほどの蝶を思い出しそう尋ねた]
ジェフロイさんですね、よろしくお願いします。
……綺麗…ですか?
[聞こえた言葉に、目をぱちぱちっと瞬かせる。
綺麗だと褒められ慣れていないのだ。
同じ巫女である姉の方がもっと綺麗なのではないかと一人でに首を傾げ、しかしそれは口に出さず]
ふふ、ありがとうございます。
[お礼を言うその笑顔は先ほどと同じものだが、頬はほんの少し赤かった**]
―広間―
[ドレスを手に、しばし思案して]
まあ……ドレスは自分で着られますし。
あまり贅沢も言ってられませんよね。
[これ以上の着替えの交換は諦めた。まあ、ある意味、これ以上の贅沢はないような気もする。全然好みではないが。
取り出したドレスを袋にしまい、スケッチブックを開いて、先程50分かけて描いたスケッチを眺めた]
……気に入りません。
[む、と唇をへの字に曲げる。
出来栄えもだが、そもそも窓越しに眺める風景ということが気に入らなかった。
そうとなれば、話は早い。すっくと立ち上がる]
私、スケッチしてきますね。
[時間があれば何か描いていないと落ち着かないのは画家のサガだ。
広間の面々に一礼すると、広間を後にした]
[目的地がある場合、そこにたどり着けなければそれは迷子だ。
けれど今のマリエッタに、決まった目的地などない。
ふらふらと集会場内を、景色のいい場所を探し求めること49分、マリエッタがたどり着いたのは、
1.中庭
2.露天風呂
3.屋根の上
1(3x1)だった]
―中庭―
あら、なかなかいい眺めではないですか。
[意外なことに、まともな場所にたどり着いた。時間がかかりすぎていることは気にしてはいけない。
ベンチに腰掛けると、ご機嫌でスケッチブックを開く]
まだ紅葉には早いですが。
緑も良いものです。
[鼻歌を歌いながら、鉛筆を走らせて]
[クレメンスの出す蝶や花などを眺めながらお茶をしていれば、マリエッタがスケッチをしてくると言って立ち上がった]
いってらっしゃい。
……迷子には気をつけて、本当に。
[99分かけて荷物を持ったまま広間に戻ってきたのを見ていたので、心底心配そうに見送った。
案内とかいなくて大丈夫だろうか、とも思ったが。
子供ではないのだから、いざとなれば先ほどのように自警団員に案内をして貰うのだろう、と声を掛けるだけ]
7人目、細工師 オズワルド がやってきました。
細工師 オズワルドは、首無騎士 を希望しました(他の人には見えません)。
―工房 ―
[親方に自警団員がお見合いの開催と工房から強制で一名の参加を伝え]
いや、うちの工房は妻帯者と連れが居るやつばっかりなんで無理だ。
そこを何とかと言われてもな。
[押し問答を続けていると見かねて兄弟子の一人が]
親方、あいつが独り身ですぜ? もっともあのパーティでも相手を見つけられるかは微妙なやつですが。
[本人の意向はまったく無視で参加が決められると哀れな生贄は拒否権も持たずに送り出される事だろう]
― 集会場入り口 ―
[もっさりとした、大柄な男が扉の前に立てば自警団員が顔を出し、男の差し出した招待状を受け取る]
じゃぁこれに記入して。
[もっさりとした男は見た目に似合わず繊細な文字で]
名前 オズワルド アーベリー 28歳
職業 銀細工師
□自己紹介 村の工房で働いている細工師。2m近い大柄で非常に無口で無愛想ではあるが、細工師としての腕は確か。
兄弟子に「とにかく人の傍に居ろ」と言われてパーティに参加している。
そいえば、このねーさん身長ランダム今回やってねーや。
そーい!
150+16(10x3)cm
[及第点な鼻歌を歌いながら、ご機嫌でスケッチブックに鉛筆を走らせるマリエッタは、自分の置かれた危機的な状況を割と忘れている。
絵を描いていられれば、割と幸せなのだ。加えて、お見合いの話にあまり現実味がないということもある]
アーなんとかさんは、いつ頃来られるんでしょう。
ずっと来られなくていいのですが。
[鼻歌の合間にそんなことを呟きながら、描きあがったスケッチの隅にマリエッタとサインを入れた]
/*
はっ Dollです、薔薇国はお初になります。ぺこり。
どきどき……
身長:150+7(9x1)
ばすと:4(7x1)
[記帳を済ませればどうしたものかとあたりを見渡す、自警団員が]
あ、参加者は広間に集まってるから!
[ぺこりと頭を下げると兄弟子の指示に従い人の居る広間へと移動、力を加減してそっと広間の扉をノックすれば一礼して中へと]
あら。確か工房の……?
[新たに広間にやってきた顔>>100を見れば、きょとりと瞬いた。
顔に見覚えはあるが、名前を聞いたことはあっただろうか]
貴方もお見合いに?
それとも騙されてきたクチなのかしら……
[スパイス入りのミルクティーはいかが、などと勧めつつ声を掛けてみる]
あ……こんにちは。
[新しくやってきた男性>>100に小さく頭を下げた。
数回ほど顔を合わせたことがあり、顔は知っている。
名前までは知らないが、それは相手も同じだろう。]
前に何度かお会いしましたよね?
こんなところで会うなんて奇遇ですね。
[彼もお見合いだと知らずに来たのだろうかと考えたが、それは既にヴェルが問いかけていた>>101ので言葉を飲み込んだ。]
[サインを入れて満足気に頷けば、ぐぅとおなかが鳴った]
そういえば、おなかが空きましたねえ。
[そろそろお昼時だ。おなかを押さえて呟くと、スケッチブックを閉じて立ち上がる]
お昼ごはんは用意してもらえるんでしょうか。
[それとも自分で用意しなければならないのだろうか。
思案しながら中庭を後にして目指すのは厨房。
そしてたどり着くのは、
1.厨房
2.自室
3.広間
4.露天風呂
5.中庭
6.<<画家 マリエッタ>>の部屋
6(6x1)なのだった]
[言葉少なな返事>>104を特に気にした様子もなく、怪訝そうな様子に此方も首を傾げ]
貴方も、あのアーなんとかさんのお見合いに来たんですよね?
[お互い大変ですね、と苦笑いと共に発された言葉は彼だけでなくその場にいた幾名かにも向けられたもの。
これからを思うと若干どころかものすごく憂鬱になってしまう。]
…………あら。
[たどり着いたのは厨房……ではなく、既になんだか見慣れてしまった気がする和室だった]
こういうのも帰巣本能って言うんでしょうか。
[のんきに呟くが多分違う。
ついでなので、ドレスの入った袋を置いていくことにした]
兄弟子さん……に、言われて来たの?
お見合いだと言うことは知っているみたいね。
[こちらが口にした「見合い」という単語に疑問を持たなかったようなので、騙された訳ではないようだ、と。
言葉の少ない患者さんを診察する事もあるので、そんな反応から推測して。
けれど他の人たちにもわかるように、と確認するように言葉を掛ける]
ああ、でも駄目ですね。お茶ではおなかはふくれません。
[たくさん飲めばちゃぷちゃぷするが、やっぱりそれは、食事をしておなかが膨れる状態とは違うのだ。
一杯のほうじ茶にほっこりしたあと、そんな現実に立ち返る]
お昼ごはんを食べなくては。
[使った急須と湯飲みを洗うと、スケッチブックを抱えてまたふらふらと廊下にさまよい出た]
[問い返してくれた>>110ことにちょっとだけ目を瞬かせた後、にっこり笑って頷いた。
決して見合いが嬉しいわけではなく、単に返してくれたのが嬉しかったから。
こういった場所は、誰かと話せるいい機会になるのだ。]
私もお見合いに……父に騙されて来たんですけどね。
酷いと思いません?
[無口なようだから、少しでも話しやすくなるようにと言葉を投げかける]
あ、私はユーリエっていいます。
お名前を聞いてもいいですか?
そう。工房でも色々とお付き合いがあるんでしょうね。
[無言のまま頷く青年>>111に、そう零した]
……………そういえば、そろそろおなかが空いてきたわね。
何か作ろうかしら。
[ミルクティーを飲んで誤魔化していたが、そろそろ空腹が気になる時間。
厨房に向かおうとするが、料理の腕は3(6x1)だった。
1:完成品はとても美味だが、なぜか調理器具や材料が調理過程で大爆発する
2:プロ並み
3:熟練主婦レベル
4:ひとり暮らしでなんとか自炊ができる程度のレベル
5:見た目は微妙だが味は良い
6:飲み物以外は何を造っても消し炭になる]
―厨房―
心配しなくても、本気で逃げようなんて思ってないです。
あ、でも、見つけてもらえなかったら逃げるので、ちゃんと見つけてくださいね。
案内ありがとうございました。
[窓枠を乗り越えようとしたら、案の定自警団員がすっとんできたので、厨房まで案内してもらった。
礼を言いながら、本気で逃げるつもりはないと説明しつつ、そういうことならと見つけてもらえなくなるのも困るので、釘を刺しておく]
さて。
[冷蔵庫を開けながら、何を作ろうかと思案した。
ちなみに料理の腕は39点]
― →厨房 ―
[結婚願望のある独身38歳は、花嫁修業も欠かしていなかったようだ]
パスタを茹でて、何種類かの味を用意しておけば、それぞれに選んで食べられるわよね。
[ひょいひょいっと麺を茹で、ミートソースなどを準備するつもりで厨房に向かえば、先客のマリエッタが居た。
用意するつもりの味は、9種類。
1:ミートソース
2:カツカレー
3:納豆
4:たらこ
5:ナポリタン
6:ボンゴレ
7:ペペロンチーノ
8:ツナクリーム
9:カルボナーラ]
あら、マリエッタさんもお昼ご飯?
パスタを作ろうかと思うんだけど、一緒にどうかしら。
[厨房で冷蔵庫を開けているマリエッタを見て、そう尋ねる。
相手の料理の腕なんて知りません。
ちなみにマリエッタから貰ったおそばは、延びてしまっていた事に気付いたので、あとでから揚げにしておやつにするつもりである]
[羨む視線には>>86軽く頭を下げて。]
おおきにどす。
何かえぇとこはおあしますえ、誰にも。
[目の前に居る彼が弓の名手だとは知らないが、きっと何か良い所があると思って。
と、堂々と自分の出身に関して話してる事に薄茶は驚き大きく開いてしまう。
かつてあった侵略国家の事は職務上知ってはいた。
彼がそこの国に身を置いていた事に驚きはしたが、その国を良い国という事に驚愕したのだ。
されど、青年にとってはその国の良さを見付けているのだろう、と思えば、それはそれで微笑ましい事なので、咎める事はしなかった。]
……こりゃ、一本取られましたえ。
[自分も若く余生が有り余ってる、と言われたら、穏やかにクスリと笑ってしまう。
嬉しそうに言う彼につられてしまったのはあるかも知れない。]
[驚いたような様子>>115に苦笑しながら頷いた。
自分の巫女能力が低いせいだとユーリエは思っているが、さて真意に気付く日はくるのか。]
ええ、父に。
巫女修行だって聞いて……えへへ、見事に騙されちゃいましたよ。
[恥ずかしそうに笑って、名前を反芻する。]
オズワルドさん…ですね。
よろしくお願いします。
[疲れさせてしまっただろうかと、少し首を傾げ。]
[絵と鼻歌の才能はあるらしいマリエッタは、料理の才能はなかった。
ゆで卵くらいならなんとかなるので、卵のサンドイッチ……?なんて考えていたところ]
あら。ヴェルザンディさん。
[厨房にやってきたヴェルザンディの姿に笑みを浮かべた。
マリエッタと違ってヴェルザンディは料理が得意な様子。対抗なんてするわけがない]
お上手なんですね。うらやましいです。
[素直に賞賛しながら、せめてサラダでも作ろうと、レタスをちぎった]
[パスタや色々な味付けの用意をしていると、上手なんですね、と言われてちょっと照れる]
まあ、それなりには。
この年で、もし結婚して料理ができなかったら、相手にも周りにも笑われそうだから、ちょっとは勉強したもの。
[しかしその努力が実った事は、寂しい事にないのだが]
……!?
[勢いのいい綺麗なお辞儀>>121に目を見開いた後、慌てて同じようにお辞儀をした。
どうやら意図は伝わったらしい。
ユーリエの中でオズワルドは「おもしろい人」というカテゴリに分類されたようだ。]
もしかして、喋るのとか苦手……ですか?
[ならやたらと話しかけてはお邪魔かもしれないと考え、眉を下げて尋ねた。]
やっぱり料理ができないと、まずいでしょうか。
[照れるヴェルザンディと対照的に、マリエッタは渋い顔になる。料理の腕は及第点には程遠い]
でも、ヴェルザンディさんはお医者様ですし。
相手の方が主夫になるというのも一つの選択肢ではありませんか。
[細々な画家のマリエッタは、自分ひとりを養うことで精一杯だけれど、ヴェルザンディならそれも可能なのではと問いを投げてみる]
もちろん、料理ができるに越したことはないですが。
[少し平気>>125ということは、変わらず喋りかけてもいいということだろうか。
思案して、小さく畏まるオズワルドを見つめ。
やがて「よし、喋ろう」という結論を出した]
なら良かったです。
あ、でも私がうるさかったら遠慮なく言ってくださいね。
[そう笑いかけ、彼の様子がなんだか可愛らしく見えてクスリと小さな笑みを零した**]
若い内は、料理は出来なくても大丈夫だとは思うわ。
それも個性だもの。
[料理の腕に自信がないのか、渋い顔をするマリエッタにそう答える]
………でもね、40近くなっても独身で、料理ができないとね。
周りから『だから結婚できないのね』なんて、当然のように言われるのよ……。
[それが料理の勉強をしたきっかけだったようだ]
それに、私はもし結婚しても仕事をやめるつもりはないの。
私がそのつもりなのに、相手に仕事を辞めて主夫になってください、なんて言えないでしょう?
相手も仕事をしていたら、家事は分担しないといけないもの。覚えておいて損はないわ。
[差し出されたチャイの味を気にしてる様子>>88に、静かに首を振って。]
いえ、若いお味が出ていて美味しかったや、ごっそうさまどした。
[建前と本音の使い分けはそれなりに慣れているつもりだが、職業柄人を観察する事に慣れている彼女に対して何処まで通用するか。
もし看破されたら、苦笑いするしか無さそうだ。
そして、色々と旅を出来る事を羨む巫女さん>>91。
彼女のお役目上、中々自分が行きたい場所に行けないのだろうな、と理解する。
こうして人と話をして色々と察知してしまうのは、年の功か職業柄か。]
ユーリエはんも、機会が有れば色々と触れてみるんも楽しいと思うてよ。
[蝶の事に触れられたら、静かに笑みを浮かべ、こくりと一つ頷いた。]
喜んで貰えたなら、そら良かった。
[不安を取り除こうとして蝶を飛ばしたのだが、変にユーリエに気を使った事を言うのも気が引けたので、それはそっと胸の中に忍ばせておく。]
若いって、具体的に何歳くらいまでを言うんでしょうか……。
[24歳。まだまだ若いつもりだ。不本意ながらお見合いをさせられてしまうらしいが、結婚なんてまだまだだと思っている。
けれど、既に結婚済みの同級生もいて、そんな話を聞くたびに、自分が思っているほど結婚はまだまだ関係ない話、というわけではないのかもしれない、とも思うのだ]
……ああ、確かにそれは。
[後半の話には納得して頷く。マリエッタには誰かを養う甲斐性なんてないが、それでも当然のように仕事はやめて主婦になれなんて言われたらイラッとするだろう]
― 少し前・広間 ―
………若い味、ですか。
つまり渋み、苦味が足りなかった、というところかしら。
[フルメイクで病院にくる患者、仮病や症状を大袈裟にいう患者、逆に強がって大したことないなどという患者など、様々な相手の問診をしていれば、本音と建前などを見抜こうとする癖がついてしまうもので。
クレメンス>>128の反応に、ついそんな癖が出てしまう]
次はクレメンスさんにも満足して貰えるようにしてみるわ。
[負けず嫌いな性質が出てしまった]
― 厨房 ―
そうねぇ。30くらいまでなら周りもあまり言わないんじゃないかしら。
30代半ばになってくると、周りが『相手はまだいないのか』なんて言ってくるようになるわよ、きっと。
周りに年上の主婦が多いと、なおさらに。
[若いっていくつくらい、というマリエッタには実体験からの返答を。
主婦なナースさんたちに日頃いろいろ言われているようだ。
後半に納得した様子には]
まあ、料理ができなくても、相手に料理を任せて、自分は掃除や洗濯を引き受けるという選択肢もあるわよ。
若い内はまだまだ覚えてるチャンスもあるし、焦らなくても大丈夫。
なるほど。勉強になります。
[実体験に基づく発言は、やはり重みがある。あと6年くらいは何とか大丈夫らしい、と胸に刻んだ]
覚えるチャンス……例えば、今とか?
[そう言って、ヴェルザンディの手元を覗き込む。
焦らなくて大丈夫。それは確かにそうかもしれないが、できるに越したことはない。
ヴェルザンディは料理が得意なようだし、またとない機会だろう。
ここにいる間努力すれば、39+17点くらいにはなれるかもしれない]
ふふっ、そうね。
私に教えてあげられることなら。
[覚えるチャンスの話で、手元を覗き込むマリエッタには、ミートソースの作り方やパスタのゆで加減などを教えただろうか。
準備ができれば、大きなザルに茹でて塩コショウして軽く炒めただけでスパゲッティと、
9種類のソース類>>116の入った器と、取り皿。
それと、マリエッタが作ってくれたサラダを広間に運ぼうと**]
なるほど、勉強になりました。
あ、私運びます。
[色々教わりつつ、ヴェルザンディのパスタができあがれば、どうやって運ぼうかと思案して、カートを見つけた。
小脇にスケッチブックを挟んでカートを押すことにする]
パスタに、サラダに、あとは……飲み物もいりますね。
[温かい飲み物は食後がいいかと、グラスと冷たい飲み物も用意した。
1.レモン水
2.オレンジジュース
3.アイスティー
4.アイスコーヒー
5.ワイン
6.ウーロン茶
ごろごろとカートを押して、ヴェルザンディと連れ立って広間へと戻る]
―広間―
お昼ごはんですよー。用意してくださったのは、ヴェルザンディさんです。
[何度かとんでもない方向に行きそうになって、ヴェルザンディに止めてもらったりしつつ、広間へとたどり着くとそんな声を上げる。
新たな犠牲者>>100の姿に気づくと]
こんにちはー。
[にっこりと笑い、危機感に欠ける声でのんびりと挨拶をした]
ああ、おなかが空きました。
[パスタや飲み物をテーブルに並べると、率先して席につく。
パスタは>>1165(9x1)、飲み物は>>1351(6x1)を選ぶと]
お野菜から食べるのが健康にいいそうですよ。
いただきます。
[誰に言うともなくそう言うと、サラダからぱくつき始めた**]
―少し前:広間―
……多分、年のせいでっしゃろ。
年は取りたくへんモンどすなぁ、難儀どすわぁ。
[やはり見抜いたか、と苦笑を浮かべてしまう。
此方もまた色々な部下や上司を見てきたので、ある程度の人となりは話をしていれば見えてくる。
そもそも、左腕を無くしヴェルザンディの治療を受けた時にも話をしてたので分かる部分はあったりするのだが。
取り合えず、曖昧にではあるが渋みや苦味を感じなかった事を肯定しておくが、それは自分のせいにしておけば、彼女の失敗にはならないだろう、と思って。]
……機会が有れば、そん時はやくろしくたのんまっせ。
[自分が満足するように努力する、と言うヴェルザンディ。彼女の気持ちを汲み取り、感謝をするように微笑を浮かべ頭を下げる。
空になったカップを返してあげたら、くるりと身を翻して広間から出ようと。]
お茶、ごっそうさまどした。
ちょい、気晴らしに散歩にやて行ってきますわ。
[今この場に居るメンツに散歩しに行く旨を伝えたら、煙を纏わせながら広間から立ち去って**]
―????―
[広間で談笑に加わったが、それでも時間は余ってる。
どうやって持て余してる時間を潰そうかと考える事1(10x1)分。
一人の自警団員がやってきて、穏やかな笑顔で手招きをしながら呼び止めて。]
ちょいお願いどしたいんせやかて……。
[そっと耳打ちしたあと、自警団員は了承の頷きをし、一旦この場を離れていくが、そう時間が掛からない内に戻って来た。
自警団員は何やら袋を抱えているようで。]
こないなにたんと……おおきに
[袋を受け取ったら、自警団員は持ち場へ戻って行けば、おもむろに袋の中にある物を一つ取り出したら、窓枠にそれを置いて。
煙管を一振りすれば、置いてあった物が小さな動物の姿に変わり、置物の様にその場に止まってる。
そして動物の幻に触れたなら、幻像が弾けて元の姿に戻った。]
ちょいどしたお遊びになるかも知れへんな。
[再び窓枠に置いた物に魔法を掛けて姿を変えさせれば、会場内を色々と散策しながら袋の中にある物を置いては魔法を掛けていく。]
[どれ位物を置いては魔法掛けていったのだろうか。
置いた物を蝶や花、小動物や妖精などの姿に変えさせ、次々と物を置いては魔法を変えさせていく。
見付けやすい場所には、分かりやすく目立つ様な姿に、見付けにくい場所にはさりげ無く目立たない姿に変えてから、袋の中身を置いて行けば、それなりに時間は潰せたのだろう。]
宝探しはええ時間潰しになるでっしゃろ。
どないなモンを置おいやしたんかは、触れて見てからんお楽しみって訳どすなぁ。
[お菓子やぬいぐるみ等様々な物を隠しているのだが、それは箱を開けてみる楽しみ、と思い、それを見付けた時の表情を楽しみにしておく。
そして、手の中に綺麗な石数個をポケットに忍ばせてから、厨房へ向かい何か軽い食事を作ろう**]
― 厨房→広間 ―
ちょっと、マリエッタさん!?
そこは広間じゃなくておトイレよ。
[カートを用意してくれたので、そこにパスタやそのほか諸々を乗せて。
広間に向かう途中、ぜんぜん違う方向へ向かおうとするマリエッタ>>136を広間の方へ方向転換させること2(10x1)回。
なんとか広間にたどり着けば、自分も>>1166(9x1)のパスタと>>1353(6x1)の飲み物と、サラダを頂くことにするのだが]
あら、何かしらこれ?
[広間に戻ってくる途中。
廊下の窓辺に手乗りサイズの6(6x1)(1:赤い服を着た黄色い熊 2:服を着て二足歩行をする、おなかに肉球形の模様がある猫 3:柴犬 4:ウサギ 5:ペルシャ猫 6:ペンギン)を見つけて、きょとりと瞬いた。
つんつんと突付いてみれば、ポンッと音を立てて煙を撒き散らしながら、それはぬいぐるみへと変化しただろう]
あら。これもクレメンスさんの魔法、なのかしら?
[手乗りサイズのペンギンさんをつついたら、2(3x1)(1:手乗りサイズのペンギン 2:等身大キングペンギン抱き枕サイズのペンギン 3:等身大エンペラーペンギン)のぬいぐるみに化けました。
クレメンスさんの私物なら、あとで返さなきゃ――と思いながら。
それを抱えて広間に戻り、ボンゴレパスタとアイスティーとサラダでお昼ご飯**]
──ジェフロイ、ちょっといいか?
………兄貴?
[兄に呼ばれて振り返る。なにやら神妙な面持ちだ。]
──悪いが、俺の代わりにディークの使いを頼まれてくれないか。
はあ!?待ってよ、一回入ったら出れないって……。
──それがだな、なんとか出る許可を貰ったんだ。早く行け。
[どんっと背中を押される。
まだまだみんなと話していたいけれど、致し方あるまい。
後ろ髪を引かれる思いで、しぶしぶ会場を後にした。**]
末っ子 ジェフロイが村を出て行きました。
―少し前―
あら? そうでしたっけ。
[開けようとした扉はトイレだったらしい。食べ物のカートを押してトイレに突撃はいただけない。危ないところだった]
本当ですね。そんなのさっきありましたっけ。
[ヴェルザンディの発見したペンギンには、一緒になって首を傾げる。
といってもマリエッタはさっき通った廊下とか全然覚えていないので、見かけなかったけど、そもそもここ通るの初めて? という疑惑が付きまとう]
わ。
[カートを押しているマリエッタは手は出せない。ヴェルザンディが手を伸ばすのを見守っていると、ポンッと音を立てながら煙を出すのに目を瞠る]
これ「も」?
クレメンスさんの魔法?
[なんと、魔法使いがいたらしい。マリエッタには初耳のその情報に目を丸くしながら、無事広間へとたどり着いた]
?
[返ってきた答えは短かった。>>146
マリエッタはあまり聡い方ではない。というか、のんびりで鈍い。
ぜんしゅ? ぜんしゅというのは、全種?]
え、私はそんなに食べませんよ。
[何を勘違いしたか、全種類食べるつもりかと聞かれたと思ってそんな返事をして、それからさすがにそれはないと思い直した]
えっと、全種類食べなきゃ駄目とも言いません。
……けど。
[無理強いしているように聞こえただろうかと、そんなフォローを入れてから、ようやく「全種類食べてもいいか」と聞かれた可能性に思い至る]
あ、お好きなだけ食べていいと思いますよ。
[大柄ですもんね、と40cm近い身長差の体躯に目を走らせた]
[やはり通じない様子に肩を落とすも、続いて全種OKの言葉を貰えばにこっと微笑んで ]
頂きます。
[きっちりと挨拶をすれば端から一種一皿にこんもりと…自己基準少な目、盛分けると美味しそうに食べ始めた]
美味しいですよね。
私ももう一種類くらい、味見しようかな……。
[なんだか少し羨ましくなってきた。3(9x1)も美味しそう……と物欲しそうな顔になる。
それから、あ、と声を上げて]
そういえば、自己紹介がまだでしたね。
私は絵描きで、マリエッタ・フルールといいます。
この村には、昨日引っ越してきました。よろしくお願いします。
[にこりと愛想良い笑みを浮かべて、のんびりと挨拶をした]
[瞬く間に二皿目に突入する様子に目を瞠る。マリエッタはまだナポリタンを食べ終わっていない。――それなのに納豆に思いを馳せるあたり、食いしん坊だが]
オズワルドさん、ですね。
[忘れないように鸚鵡返しして、お辞儀を返した]
お互い災難ですけど、なんとかなるといいですねえ。
[というか、なんとかならなければアーヴァインのお嫁さんにされてしまうわけで、それは非常に困るのだが。
のんびりなマリエッタの口調には、危機感がなかった]
ほえ?
[直球の質問にいささか面食らうも、マリエッタはそういうことを気にする性格ではなかった。
あはは、と照れ笑いを浮かべる]
そうですねえ。
残念ながら、これまでいいご縁はありませんでしたね。
[ちなみにマリエッタは、胸のサイズのこともあり、学生時代にはそれなりにモテた。
しかしいかんせんのんびり屋で鈍かったので、59人ほどの遠まわしな好意には、全然全くちっともさっぱり気づくことはなかった。
そして彼氏いない暦=年齢で現在に至る]
[9種目のパスタに手を伸ばしつつ、言い方が悪かったのかなと思い当たるとぺこんっと頭を下げてから]
すまない。
[縁が無いと言われればじーっとマリエッタを見つめて]
嘘、良くない。
[縁が無いと言う事を信じられないので、独りうんうんと頷いて嘘だろうと思っている]
? いいえ?
[なにを謝られたのかよくわからなかったので、不思議そうに首を傾げる。
じーっと見つめられると、ますます不思議そうな顔になった]
えっ?
嘘なんかついてませんよ?
[そもそも、今の話の流れで何が嘘だと思われたのかわからない。
面食らって、弁解するようにぱたぱたと両手を振ってみせた]
[やっぱり巧く伝わらないので、頬の筋肉を両手でぐりぐりと揉んでから]
縁遠く無い。
[物凄く間があってから]
…可愛い。
[要約すれば、可愛いから縁遠くないでしょ?と言いたいらしいが無口なオズワルドにはこれが限界かも?]
[嘘認定にわたわたしていると、説明が加えられた。合点がいくと同時に苦笑する]
謙遜だったらよかったんですが。
生憎、事実ですよ。
お付き合いしたこともありませんし。
[マリエッタ視点これが事実なのだから仕方ない。
なんの自慢にもなりませんけどね、なんて笑っていたら]
えっ。
[言葉は少なかったが、直球のその言葉の衝撃は大きかった。何しろそんなこと、面と向かって言われたことがない]
そんなこと言ってもらっても、なにも出ませんよ?
ええと、ありがとうございます。
[赤くなりながらお礼を言いつつ、この話題は心臓によろしくないと話題の転換を試みる。
反撃に出た]
そ、そういうオズワルドさんはどうなんですか?
[嘘は吐いていない様子に再度マリエッタをじーっと見つめては首を傾げて]
んー?
[納得がいかないのか腕を組んで考え込み始めた。
そう言えば、Drもユーリエも相手に不自由はしそうも無い。聞き慣れない話し方の男もそつが無さそうで、ここに居るのが不思議に思えた。]
なぜ?
[集められたのがますます分からなくなり、頬を両手でぐりぐりとハムスターのように揉みつつ思案している]
[悩んでいれば反撃が来た]
居ません。
[これはもうきっぱりと言い切った。これだけ無口で無愛想なら恋人どころか友人すら居るのか怪しいぐらいで、幼馴染たちが心配しているとかいないとか]
なぜでしょう。
ご縁がなかった、ってことじゃないでしょうか。
[悩んでいる姿は、ちょっと大型犬っぽい。
年上の男の人に、可愛いなんて失礼なこと口に出しては言えないが、バーニーズマウンテンドッグとかそのへんを連想して、ちょっと可愛いと思う。
なんて考えていたら、あっさりと即答された]
あら。
オズワルドさんこそ、モテそうなのに。
[不思議そうに瞬きした。
昔から、高身長はモテる条件だし。
美味しそうにご飯を食べてくれる姿は、作り手冥利に尽きると思う。マリエッタは料理は下手だけど。
大型犬っぽくて可愛い……というのはとても本人には言えないが]
はぁ?
[自分の耳はおかしくなったのだろうか。モテそう?もて?
あー荷物が持てる?いや、モテって言ったよな。
なんだか耳までぐりぐりと揉み出しながら悩んでから]
…ここ、居る。
[工房の兄弟子たちはモテルのでモテない自分がここに居ると言う話なのだが、単語2個程度の会話では通じる事も少なくて、相手に負担を掛けている事は流石に分かるので、兄弟子の教えを思い出して]
手間で、すまない。
[ぺこっと頭を下げた]
あら、そんなに意外ですか?
[面食らったような声に眉を上げてみせる。
先程の可愛い発言で、こちらも面食らったのでお互い様だということにしておく]
あら、それは私も一緒ですよ。
[ここにいるという発言に、さすがに兄弟子うんぬんを推察することはできないが、ここにいるのだから自分はモテないという主張なのだろうと解釈して、それならマリエッタだって同じだと]
では、どちらも縁遠い仲間だということで。
[そんな残念な結論に至ったところで謝罪されると、不思議そうに首を傾げた]
手間?
いいえ、こちらこそ相手をしてくださって、ありがとうございます。
[にこりと笑ってマリエッタも頭を下げる]
[仲間と言う言葉に大きな手をぽむりと打てば]
納得。
[ここに集まった時点でもてない、縁が無いと言うことなのだと納得して頷いた。
いつもと比べればとてもたくさん話したので喉が渇いた。
ウーロン茶に手を伸ばしてからはたと気がつく。
ここは勧めるべきなのだろうか?どう言えばいいのだろうか?
悩んだ挙句に出た言葉は]
どぞ
[ウーロン茶のボトルをもつとマリエッタに差し出してみた]
― 少し前 ―
[手乗りサイズの小さなペンギンが、ぴこぴことフリッパー(翼)を動かして、窓辺で自己主張していた。
それを突付けば、手乗りサイズだったペンギンは、煙の中で巨大化し。体長90センチほどの大きなぬいぐるみに変化した。
抱き枕にちょうどよさそうなサイズだ。
魔法、という言葉に反応したマリエッタ>>144に]
ええ、煙を蝶などに変化させる綺麗な魔法を、さっき広間で見せてもらったの。
多分これも、その魔法で変化していたんだと思うんだけど。
もしかしたら、このペンギン以外にも、あちこちに何かあったりするのかしら。
[大きなぬいぐるみを抱えて広間に戻る途中、くすくすと楽しそうに笑っていた]
― 広間 ―
[隣の椅子に、でっかいペンギンぬいぐるみを鎮座させて。
ボンゴレとアイスティーとサラダを頂いていれば、パスタを前に悩んでいる様子の青年の姿]
全種類食べてもらえるなら、色々作った甲斐があって嬉しいわ。
お口に合うといいけれど。
[若い男の人はいっぱい食べるわねー、と微笑ましく眺めていた。
縁遠い云々という話には、食後に無言でアイスティーを頂きながら聞いている。
結婚までこぎつける事がなかったという意味では、自分も縁遠い部類だが。
一応、お付き合い経験が皆無だった訳ではないので、沈黙で誤魔化すつもり]
[納得した様子にうんうんと頷いて]
お仲間同士、この災難をなんとか乗り切れるように、お互い頑張りましょうね。
[なにをどう頑張ったらいいのかよくわからないが、にっこり笑う。
と、ウーロン茶のボトルを差し出された]
あ、ありがとうございます。
[レモン水はとっくに飲み干していた。空になっていたグラスをとって、注いでもらえるのかな?とオズワルドに差し出してみる]
[頑張ろうと思う姿勢が大事です。多分。
もっとも、マリエッタは「何か頑張ろう」とは思っていても「頑張って恋人を作らねば」とは欠片も思っていないわけだが]
ありがとうございます。
[ウーロン茶を注いでもらうとにっこり笑って、いただきます……と飲もうとして、ハタと手を止める。
年上の男の人に注いでもらっておいて、こちらは何もしないというのはいかがなものか]
あ、お注ぎしましょうか。
オズワルドさんもウーロン茶でいいですか?
[一旦グラスを置いて、ペットボトルを受け取ろうと手を伸ばした。
黙ってこちらのやり取りを聞いている様子のヴェルザンディには、過去のお付き合い云々の女の歴史はわからずとも、年上の余裕のようなオーラを感じられた。
料理の師匠だけでなく、人生の師匠っぽい。姐さんと呼ぶべきか]
はい、どうぞ。
[ボトルを受け取ると、差し出されたグラスにウーロン茶を注いだ。
まさか今の一連のやり取りのせいで、オズワルドの舌や頬がダメージを受けているとは思いもよらず、ボトルをテーブルに戻すと、マリエッタものんびりとウーロン茶を飲むのだった**]
―広間―
ごちそうさまでした。
[結局、ナポリタンでおなかが一杯になってしまった。納豆パスタは諦めた。
ヴェルザンディに顔を向けて、ぺこりと頭を下げる]
美味しかったです。
[パスタの感想を言いながら、使った食器をカートに載せた]
あ、一緒に洗っちゃいますね。
[9種類制覇した>>154オズワルドの食器も引き取って、ヴェルザンディが食べ終わっていたなら、その食器も受け取っただろう]
あったかい飲み物用意してきますね。
[にこにことそう言って、カートを押して広間を出る。
マリエッタは厨房へ行って、温かな飲み物を用意して戻る気満々だが、そもそも厨房へたどり着けるのだろうか?]
7人目、船員見習 シュテルン がやってきました。
船員見習 シュテルンは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
― 集会所付近 ―
えーと……地図によればこの近くなのかな……?
[きょろきょろと、あたりを見回し、近くにいた自警団に声をかけた]
すみません、この近くに「操錨・係留協会」という建物はありますか?
え? 少し道が複雑だから案内してくださるんですか?
えと、わざわざどうもありがとうございます……
[地図とは違う方向に案内し始める自警団員を訝しがりながらも、道案内をしてもらっている手前、指摘する気が引けてしまう]
ええと、ここ、ですか?
でも、明らかに写真の建物と形が違……えっ、ちょっと? なんで背中を押してくるんですか!?
[まあまあ細かいことはいいから、と自警団に強引に背中を押され、建物の中に押し込まれてしまう]
へぶっ。
もう、乱暴だなぁ……
[腰をさすりながら振り返るが、当の自警団員はどこかへ姿を消してしまった]
いたた……それにしても、ここ、どこなんだろう……。
[雰囲気からして、周りの人間も船員っぽくないし、そもそも海に面してすらいない。不思議そうに首をひねっていると、アンケート用紙を手渡された]
あら?
[ガラガラとカートを押しながら、集会場内をさまようこと68分、厨房にたどり着けないマリエッタは、その代わり新たな犠牲者らしき人物を見つけた]
こんにちはー。
[のほほんと声をかける]
え、でも僕は多分ここの参加者じゃ……
[強引に自警団にアンケートを書くように促され、仕方なく簡単な自己紹介を書く]
……はぁ、これでいいのかな。
■名前:シュテルン・ドルフィン(16)
■職業:船員見習
□自己紹介:船舶の係留に関する訓練を受けるためにやってきました。
よろしくお願いします。
[アンケートを提出した後、しばらく呆然としていると後ろから声をかけられる>>175]
ん……あれ?
[振り返ると、なんだかのんびりとした雰囲気の女性が佇んでいた。服装は、何となく船員に見えないこともないが……]
ええと、はじめまして。
僕は、シュテルン・ドルフィンといいます。
[ぺこりと頭を下げ]
ええと、操錨・係留講習会を受けに来たんですけど……会場って、ここで合ってるんでしょうか……?
[何となく、というか恐らく違う気がするが、一応尋ねてみた]
はい、はじめまして。私はマリエッタ・フルールといいます。
[自己紹介に自己紹介を返し、マリエッタもぺこりと頭を下げる。それからにこやかに]
いいえ、全然違いますよ。
[さらっと酷いことを言ってから、気の毒そうな顔になった]
シュテルンさんも騙されたんですね。
私も、お隣さんだと思って引越しの挨拶に伺ったらこんなことに。
でもシュテルンさん、まだ若そうなのに、お気の毒です。
[明らかに自分より年下に見えるシュテルンの姿に、眉を下げる]
ここはこの村の集会場だそうですよ。
そして今は、アーなんとかさんのお見合い会場として使われているみたいです。
[それだけできっとシュテルンは察するだろうが、念のために付け加えた]
私もシュテルンさんも、その当事者ということですね。
ぜ、全然違いますか……
[予想はしていたが、身も蓋もない物言いにちょっと項垂れ]
あ、はい。僕は、今年で16です。
でも、マリエッタさんも同じくらいに見えますよ。
[素直な感想を述べる]
[そして、マリエッタから事の次第を教えられ、自分が騙されたと知る]
そんな……アーヴァインさんの……?
だったら、そんなにのんびりしてる場合じゃないですよ! 一刻も早く逃げなきゃ……!
[慌てて出口のほうを見遣るが、自警団によって厳重に固められている]
ええっ。
[同じくらいに見えるという発言にちょっとのけぞった。ちょっと童顔な自覚はあったがそこまでとは思っていなかった]
いえ、私は24歳ですから、大分年上なんです。
[8つ年上なことを白状して、状況を把握して慌てるシュテルンをやっぱり気の毒そうに見つめた。いや、全然他人事ではないのだが]
逃げたいのは山々なんですけどねえ。
どうやら無理そうですよ。
私も何度か、窓から逃げようとしたんですけどねえ。
[あまり「逃げたいのは山々」という感じのしないのんびりとした口調で言う。
窓からの脱出を試みたのは事実だが、どちらかというとあれは、発見されて道案内させようという意図が色濃いのは言わぬが花だ]
―広間 ―
[のんびりとウーロン茶を飲んでいると食器を手際よく下げているマリエッタに気がついた]
ぁ…
[手伝いましょうとか気の利いたことも言えずにただぺこりと頭を下げれば見送り、広間のソファで地金を磨きだした**]
え、ええっ!
[8歳も上だと知ってこっちが慌てた]
す、すみません! そんな風に見えなかったもので……
でも、落ち着いていて大人っぽいと思ってました!
[必死でフォローを入れた]
やっぱり、窓からも逃げられないようになってるんですね……。
[スカート姿で窓から脱出しようと試みてばたばたしているマリエッタの姿を思い描き、思わず顔を赤らめた]
そ、その、あんまり危ない真似はしないで下さいね!
[想像してしまった光景を悟られないように、恥ずかしそうに少し目を逸らした]
いえ、別に気を悪くしたわけではありませんから、大丈夫ですよ。
[慌てた様子のシュテルンに、気にしてないというようにひらひらと手を振ってみせて]
ああ、大丈夫ですよ。
[掛けられた案ずる言葉に、にっこり笑った]
用意していただいた着替えがドレスでしたので。
さすがにドレスではそんなことできませんし。
[多分そういう問題ではない。
そして窓を乗り越えようとはしなくても、気づけば屋根の上にいたりはするのだ。
方向音痴だから。
目をそらされたことにはのんびりで鈍感なマリエッタが気づくわけなかった]
[大丈夫ですよ、との返答に]
うぅ、そりゃそうなんですけど……
[ちょっと恥ずかしそうにマリエッタを見遣る。
方向音痴だということまでは分からないが、落ち着いた口調通りというべきか、反してというべきか、危なっかしい印象を受ける]
と、とりあえず荒っぽいこととかは僕に任せてくださいね!
こう見えても僕、船乗りの見習なので!
[なんとなく、マリエッタを放っておくわけにはいかない。年上の相手にこんなことを考えるのも失礼だが……]
?
[シュテルンの視線の意味はよくわからない。にこにこと笑って、首を傾げた。なんとなく危なっかしいというシュテルンの印象は、残念なことに非常に正しい]
あら、頼もしいですね。
荒っぽいことがあるかはわかりませんが、この難局を乗り越えられるように、お互い頑張りましょうね。
[にこにこふわふわ笑う。
難局というわりに、やっぱり全然危機感がなかった]
はぁ……
[この人、よくこの性格で生きてこれたなー、なんて思いながら小さくため息をついた]
ええ、僕なんかでよければいくらでも頼ってください。
お互いこの難局を乗り越えるために、マリエッタさんの力になりますよ……。
……。
[そういえば、とアーヴァインに関して頭をめぐらせる。
アーヴァインは恋人持ちにだけは手を出さないというのは周知の事実なわけで。
つまり、このお見合いパーティを無事に「乗り越える」ということは、「そういう相手」を見つけるということで……。]
……!?
[今、割と自分はとんでもない意味のことを口にしてしまったような気がしてきた。
いや、もちろん本人の考えすぎというやつだが。]
[己の言動がシュテルンを疲れさせているなんて自覚は、やっぱりこれっぽっちもなく。
溜息をつくシュテルンを、この状況じゃ無理もありませんね、なんて思いながら見つめて]
ありがとうございます。
よろしくお願いしますね。
[なにがありがとうで、どうよろしくお願いするのか全く考えず、にこにこ。
シュテルンが考えすぎなら、マリエッタは考えなさすぎだった]
ああ、そうでした。広間にお昼ご飯がありますよ。
まだなら、是非食べてくださいね。
私が作ったわけじゃありませんけど。
[ずっと立ち話させてしまっていたことにようやく思い至り、そう勧めて]
案内できたらいいんですけど、私は厨房へ行かなくちゃいけなくて。
[厨房へ行く必要がなくても、マリエッタに案内なんかできるはずがないことは棚に上げた。
そもそも、厨房へたどり着くことができるのか]
うん……ありがとう、マリエッタさん。
[さすがに考えすぎか……と小さく頭を振って]
そうですね、ちょうどお腹も空いてたし、広間に行ってきますね。
マリエッタさんも気をつけて。
[マリエッタが方向音痴だなどとは知るはずもなく、厨房の方向(と本人は思っている)へと足を運ぶマリエッタを見送った]
広間か……誰かいるのかな?
[閉じ込められたことは嘆いても仕方がない。とりあえずこれからのことを考えようと、広間に足を運んだ]
洗い物を済ませたら、あったかい飲み物を用意して、私も広間へ行きますね。
ではのちほど。
[シュテルンににっこり笑ってそう言うと、マリエッタはガラガラとまたカートを押して歩き始める。
本人はもちろん厨房に向かっているつもりだが、その先にあるのは、
1.厨房
2.自室
3.中庭
4.温泉
1(4x1)だ]
―厨房―
……さて、どうしましょうねえ。
[洗い物を済ませると、飲み物の支度をする。
1.紅茶
2.コーヒー
3.ホットミルク
4.緑茶
5.ココア
6.コンポタ
などの用意をして、マリエッタは考え込んだ]
あったかい飲み物を用意するのはいいんですが、私、あったかいうちに広間にたどり着けるんでしょうか。
[うろうろとさまよい歩くのは全く苦にならない。それがマリエッタのデフォルトだからだ。けれど今回の場合、それはまずい]
困りましたねえ。
[呟くマリエッタは、しかし全く困っているようには見えないのだった]
ひよこさんはどうしたらいいと思います?
って、ひよこさん?
[何気なく目の前にあったひよこに話しかけて、瞬いた。
つぶらな瞳の黄色いひよこがオーブンの横からマリエッタを見ている]
ああ、もしかしてこの子も、クレメンスさんの魔法でしょうか。
[指先でそっとつつくと、やっぱりそれは、ぽんっと煙に包まれる。
煙が消えた後そこにあったのは、お風呂でよく見る黄色いアヒルのおもちゃだった]
あら。
ひよこさんじゃなくて、アヒルさんでしたか。
[のんびりそんな感想を述べながら、マリエッタはアヒルさんを回収し、飲み物の用意と一緒にカートに乗せた]
―厨房―
[色々な魔法を掛けた後、なんか少し疲れたのか、肩を鳴らし、日本酒と何かつまみになりそうなものを取り繕うと厨房へやって来たら。
先客が来ていて、アヒルさんをカートの上に置いていて>>191。]
おや? それをどこぞへ?
[まさか目の前に居るマリエッタが極度の方向音痴だとは知らず、運ばれるカートは広間に向かうだろうか、とぼんやり思いながら。
一先ず、冷蔵庫から冷凍されたロールキャベツを取り出し、鍋に白だしの元を入れてぐつぐつと。
その間に、日本酒を燗の中に注ぎ別の鍋に湯を入れて酒も温める。]
そん、アヒルはん、かいらしいモンどすなぁ。
[自分が厨房にアヒルさんを置物を置いて魔法で変えた事を棚に上げながら、にこやかにそれを見ていて。]
[マリエッタが残っていたのか、先に行ってしまったのか。
鍋に入れたロールキャベツが良い具合に煮えて来たら、それを皿に乗せ柚子胡椒を添えれば、一人分の簡単な料理は何とか出来る。
適当に材料を乗せて煮る位ならば、この男は出来る様だ。
燗も暖めれば、それを取り出し、盆の上に乗せれば、熱燗を飲みながらロールキャベツをつまみにすれば、それなりに空腹を満たされるだろう。]
さて、広間に戻るんやか。
旅芸人 クレメンスが村を出て行きました。
7人目、旅芸人 クレメンス がやってきました。
旅芸人 クレメンスは、首無騎士 を希望しました(他の人には見えません)。
―→広間―
賑やかにやったんどすえー。
[散歩から戻り、ロールキャベツと熱燗を乗せた盆を持って広間にやって来たら、新たに来た人に会釈をしようと。
180足らずの自分より背の高い青年には、一瞬目を開くが、それでも笑顔は絶さず、一同から離れた場所に座り、まず煙管を取り出し、煙をくもらせて。]
あ、アヒルさん。
[カートの上のアヒルのことを指摘されるとにっこり笑って]
ええ、とっても可愛いです。
クレメンスさんの魔法だって、ヴェルザンディさんが仰ってましたけど、違うんですか?
[他人事のようなクレメンスの口調に首を傾げた]
この子も広間に連れて行って、構いませんよね?
[そう言うと、お先に失礼しますね、と厨房を後にする]
/*
すみません、昨日一昨日は体調悪かったし、精神がどん底に落ちてて泣いてばかりだったとか、そんなばかりで話出来る状況では無かったですorz
―広間―
お待たせしました、食後のお茶です。
[結局、食器を片付けると言って広間を後にしてから、戻ってくるまでにトータルで2時間以上かかってしまった。お待たせしすぎだ。
食後のお茶というより、おやつの時間である。
広間に戻ってくるまでに、
1.自室 2.温泉 3.中庭 4.トイレ 5.洗濯室
3(5x1)や2(5x1)に行ってしまったことは秘密だ]
ちょっぴり冷めちゃいましたけど、まだ大丈夫だと思います。
[お先に失礼しますとか言ったけど、きっとクレメンスもとっくに広間にいただろう。
そんなことを全く気にした様子もなく、にこやかに飲み物>>190をみんなに勧めた]
[ホットミルクを飲むことにして、マグカップに注いだ。他の人たちから飲み物のリクエストがあれば、それに応じて。
一段落してソファに座ると、スケッチブックを開く。
視線の先にあるのは、黄色いアヒルのおもちゃ]
いつもは大体風景画なんですが。
たまにはいいですよね。
[お遊びですし、なんて呟きながら、スケッチブックに鉛筆を走らせた。
時折、マグカップのホットミルクを口元に運ぶ]
/*
ちなみに中身予想は、
ヴェルザンディさんはみつなるさん(決め打ち)
クレメンスさんはいこまさん(割と自信ある)
オズワルドさんがたびぃさんかなあと。
ユーリエさんとシュテルンさんはわからない…
[さらさらとスケッチブックに描くのは、カートの上の黄色いアヒルとティーセット。
そういえば、広間に戻ろうとさまよっている時に、温泉に迷い込んだことを思い出す]
後でアヒルさんと一緒に温泉に行くのもいいですねえ。
[にこにことそんなことを呟きながら鉛筆を走らせるマリエッタは、露天風呂が混浴であることを
1.知っている 2.知らない 2(2x1)]
― 広間 ―
[90分程後、無事に広間へと足を踏み入れた]
えっと、おじゃましますー……と。
[きょろきょろと辺りを見回し、周囲に誰かいたのならば自己紹介をしたことだろう]
/*
Σ 90分
洗い物の時間を入れたら、ほぼ同着くらい…?
というかシュテルンさん、マリエッタに負けない方向音痴っぷり…!(戦慄
―少し前・広間―
[厨房で洗い物とお茶の支度をした後、76分かけて広間に戻ってきたマリエッタと、90分かけて広間にやってきたシュテルン。
トータルの所要時間はほぼ同じだったんじゃないだろうか。
というわけで、多分シュテルンが広間へとやってきたのは、マリエッタがマグカップに自分の分のホットミルクを注いでいた頃]
あら、シュテルンさん。
さっき振りですね。
[何か飲まれますか?と自分の分のマグカップを持ち上げて見せて首を傾げた]
[ふと、聞きなれた声をかけられて振り向くと]
あ……マリエッタさん!
[知った姿を見つけて、笑顔で駆け寄った]
すみません、すぐに広間に来るつもりだったんですけど、あたりをうろうろしているうちにこんな時間になってしまって。
[ここに来るまでに3(6x1)とか4(6x1)にも立ち寄っていたため、思わぬ時間がかかってしまった
1.客室
2.温泉
3.遊戯室
4.中庭
5.厨房
6.ボイラー室]
ありがとうございます!
じゃあ、頂きますね。
[嬉しそうに微笑んで>>190の2(6x1)を取った]
いえ、私も今来たばかりです。
[まさかシュテルンが方向音痴仲間だとは思いもよらず、集会場内を把握しようと色々見てまわっていたんだろうと思っている]
どうぞ。
あまり冷めていなかったらいいんですけど。
[コーヒーはやっぱり入れたてが一番。ポットのお湯で作るそれは、沸かしたてのお湯で作るそれにはとても敵わない。
ちょっと申し訳なさそうな顔をした]
[コーヒーを受け取って一口すすり]
……おいしい!
ありがとう、マリエッタさん。僕、コーヒー好きなんですよ。
「白鯨」って小説、知ってますか?
その小説に登場する航海士スターバックさんが大のコーヒー好きなんですけど、僕、そのスターバックさんに憧れて船乗りを目指すようになったんですよ。
こんな場所に連れて来られたのは災難でしたけど、おいしいコーヒーが飲めて良かったって思います。
[ふと、マリエッタの抱えているアヒルのおもちゃに目を留める。弁護士でなくとも、それがお風呂で浮かべるためのものだということは分かる]
あれ、マリエッタさん、変わったものを抱えてるんですね。
[広間にはあまり似つかわしくないそれに対して、少し不思議そうに尋ねた]
それ……お風呂とかで浮かべるやつですか?
[ふと、マリエッタの抱えているアヒルのおもちゃに目を留める。弁護人でなくとも、それがお風呂で浮かべるためのものだということは分かる]
あれ、マリエッタさん、変わったものを抱えてるんですね。
[広間にはあまり似つかわしくないそれに対して、少し不思議そうに尋ねた]
それ……お風呂とかで浮かべるやつですか?
そうですか?
それならよかったです。
[シュテルンの様子は、こちらに気を使ってのお世辞という風でもなかったので、ほっと胸を撫で下ろす。
ソファに座ってスケッチブックを開きながら、シュテルンの話に耳を傾けた]
「白鯨」ですか?
タイトルと、あらすじは聞いたことはありますけど、ちゃんと読んだことはありませんね。
でも、そうですか。シュテルンさんの目標になるようなお話なら、読んでみたくなりました。
[マリエッタはというと、小さい頃からお絵かきが好きで、そのまま絵描きになってしまった。
そのことに全く不満はないけれど、人生の目標にしたいと思えるようなものに出会う衝撃は、ちょっと味わってみたい気がする]
はい! 是非おすすめしますよ。
[自分の好きな小説だけに、読んでみたいといわれるのは悪い気はしない]
[しかし、なんでこんな場所にお風呂に浮かべるアヒルが……と頭をめぐらせて]
この集会所って、お風呂とかあるんですか?
[アヒルがあるということは、多分そういうことなんだろう、と結論付けた。
海の上ではお風呂は入れないため、あるのなら後で入りに行こうかな、などと考えている]
[おすすめと言って笑うシュテルンに、マリエッタも笑みを返して頷いた。
お風呂の話になると、さっきこの目で見たこともあり、また大きく頷いて]
ええ、温泉が。
着替えも自警団にお願いしたら、用意してもらえますよ。
……どんな着替えかは保証できませんけど。
[和服、そしてドレス。用意してもらった着替えを思い浮かべてちょっと遠い目をした]
―広間:少し離れた所にて―
[よく煮たロールキャベツは少し熱かったのか、すぐには手を付けず煙管をふかしていて。
食べ頃まで冷えてくれるのを待っていたら、見慣れない少年>>201と、先に見送った筈のマリエッタ>>202が広間にやって来た様だ。
少年の方は兎も角、マリエッタの方はさっき自分と厨房で会ったばかりだし、何故彼女が後に来たのか、という疑問はあるが、深く詮索するつもりは無いので会釈をしておく。
勿論、まだ知らぬ人が居れば、そちらにも微笑を浮かべた挨拶は忘れない。]
……そろそろ、でっしゃろか。
[ロールキャベツに箸を突き刺し中身を広げた後、添えてた柚子胡椒を付けてから一口。
最初に柚子の香りが口の中に広がり、塩辛さがロールキャベツの甘さを引き立て、青唐辛子が舌を刺激してくれる。美味。]
温泉!
うわー、本当ですか!
[その単語を聞くと満面の笑みを浮かべた。何せ温泉と行ったら海の上では絶対に見つけられないもののうち一つだ]
よかった! 僕温泉大好きなんです!
後で入りに行こうっと!
[もちろん、混浴などとは知る由もなく、わくわくしている]
そ、そうなんですか……
[遠い目をしているマリエッタの様子を見て、よほど変な着替えなのかと考えるが、ふとドレスが着替えだと言われたのを思い出し]
で、でもマリエッタさんには似合うと思いますよ。ドレス。
[さすがにドレスを渡されても自分には似合わないと思うが……]
/*
柚子胡椒はな、胡椒使ってないんだよ!青唐辛子なんだよ!
あれとロールキャベツの組み合わせはうまし。
ええ、室内風呂も、露天風呂も揃っていましたよ。
[テンションが上がった様子のシュテルンににっこり笑う。
露天風呂が混浴なことはマリエッタも知らないので、その情報はシュテルンにはもたらされないままだった]
ええ、あとお部屋も用意していただけましたよ。
いえ、宿泊なんかせずに早く帰れたら、それが一番嬉しいんですけどね。
[部屋のことも伝え、ドレスが似合うといわれれば、少し目を丸くして、それから苦笑した]
ありがとうございます。
贅沢だとは思うんですけどね。
[服装は動きやすいのが一番だと思っている。
何しろマリエッタは、気がつけば屋根の上にいたりするからだ]
露天風呂……!
広いお風呂、是非とも入ってみますね!
楽しみだな……!
[わくわくと胸を躍らせ]
お部屋ですか……
残念ですけど……個室が与えられているだけ幸運だと思ったほうがいいのかもしれませんね。
[そうして話に花を咲かせていると、広間で煙草をふかしている男性の姿が目に入る。彼も、自分達と同じ参加者だろうか]
あ……!
こんにちは、僕、シュテルン・ドルフィンって言います。
その……船員の見習いで、だまされて連れて来られちゃったんですけど……
ここにいる間、よろしくお願いします。
[少し悲しそうな表情を見せ]
[散歩の程好い疲労感と、柚子胡椒の辛さが食欲を刺激してくれて、ロールキャベツはあっという間に完食をしてしまう。]
ごっそうさまどした。
[両手を合わせて挨拶を終えたら、熱燗からぬる燗となった酒に手を伸ばし、徳利に酒を注ぎ、静かに傾け人肌位のぬるめの酒を喉へと流し込んで。
ふぅ、と身体の力を抜くように息を吐いたら、白鯨の話>>205が耳に飛び込んで来た。
視線だけその話をする方へ向ければ、煙管をくわえ、煙を肺に溜める様に吸い込んで。
次に吐き出したら、そこには大きな白い鯨が多くの船をくわえ煙で出来た海へと消えていく。
完全に鯨が沈んだそこは、始めからなにも無かった様に、煙は空気に溶け込み消えていた。]
[突然男性が吐き出した煙が白い鯨へと姿を変えて消えていくのを目の当たりにし]
え……!?
[目を丸くして短い声を上げた。一瞬呆然としていたが]
すごい……!
今の、おじさんが作ったんですか……!?
[感嘆の溜息をついて目の前の男性を眺めた]
― ??? ―
[マリエッタを見送ったあと、彼女や他の面々がやって来るまでの間、
3(4x1)
1:ずっと広間でお茶をしていた
2:お風呂に入ったりしてた
3:ふらふらと集会場内を散策していた
4:広間でうとうとしていた
ようだ]
―広間 壁際のソファ ―
[いつの間にか一心不乱に鑢をかけていて、気がつけば人が増えていた]
ぁ…
[ぺこりと頭を下げるソファに置かれた見慣れない物体に視線が止まる]
…?
[丁度白鯨伝説の話をしていた本人が話し掛けて来てくれて>>214。
緊張を感じさせる様な挨拶を受けたら、ふっと口端を上げて、薄茶色の瞳を細めてゆっくりと返事をしようと。]
初めましいや、シュテルンはんどすなぁ?
うちはクレメンスと申します。
しがへん旅芸人をしたはるやけで、のらりくらりしたはる内に、ここ着いてしもたんえよ。
かいらしい妖精はんが、連れ来させられたモンでっしゃろね?
[何処か悲しそうにしているので、少しだけユーモアを交えた自己紹介をしてみようと。
その後に、鯨の幻>>215を見て驚いてる>>216ので、それを見れて嬉しそうに薄茶を細めた。]
ちょいどした魔法どすぇ?
[おじさん、と言われて苦笑をしてしまうが、若い時に子供が出来ていたら、シュテルンと同じ位の子になりそうだな、と思うと仕方がない、と思うのであった。]
はぇぇ、旅芸人さんなんですか……
[なんだか、聞きなれない訛りのある話し方にちょっと面食らいながら話を聞いていた]
ふふ、妖精さん……
いたら、いいですよね。
[この状況にあっても周囲を楽しませようとしているその様子に、思わず笑みがこぼれた]
僕も、落ち込んでばかりいられないな……
[おじさんと呼ばれて気にしているのも知らず、自分に言い聞かせるように呟いた]
[円らな瞳で見上げる緑の物体X
ソファの上には不釣合いだがどこか草の上に居るならば普通の……いや、1(6x1)倍は大きな蛙に見上げられれば流石に疑問に感じて ]
…。
[そっと手を伸ばすとぽんっと軽い音がして深緑色のクッションへと変化した]
????????????
― 集会場の屋上 ―
あら、ここにはカラスさん。
卵か銃があったら、投げつけたり撃ったりするのに。
[それはゾンビが出てくるゲームのシリーズでゾンビが出てこない回の話だ。世界が違う。
2(3x1)(1:手のひらサイズ 2:等身大 3:体長1メートル)のカラスをつついてみれば、ぽむっと煙をあげて、2(6x1)(1:白鳥のボート 2:きらきら光る石 3:手榴弾 4:ハンドガンの弾丸 5:白鳥の羽が一枚 6:お風呂に浮かべるひよこさん)に変化した]
[円らな瞳で見上げる緑の物体X
ソファの上には不釣合いだがどこか草の上に居るならば普通の……
いや、35倍は大きな蛙に見上げられれば流石に疑問に感じて ]
…。
[そっと手を伸ばすとぽんっと軽い音がして深緑色のクッションへと変化した]
????????????
マントの中に銃器いっぱい持ってる商人さんが実在したら、買い取ってくれそうな石ねー。
[等身大ペンギンさんぬいぐるみを抱えて、きらきら光る石を拾ってひとり笑う38歳。
ポケットの中には同じような石が7(5x2)個既に入っていた]
[チラリと横目で見たら、マリエッタが驚いて目をぱちくりさせている>>220のを見て機嫌が良くなっていた時に、妖精さんが居たら良いな、という淡い希望>>221を感じとれば、にっこりと微笑んで。]
……妖精はん?
よう、そこら辺にいてるんではおまへんどすかねぇ。
[もう妖精がすぐ側に居る様な振る舞えでホラを言ったら、本当に妖精が悪戯をした様な出来事が起きた>>223。
実際は自分が魔法掛けてやったちょっとした余興であり悪戯ではあるが、タイミングがタイミングだったので、妖精の仕業にしてみよう。]
ほんまに、妖精はんは悪さが好きみたいやわ。
シュテルンはんも気を付けた方がええどすぇ?
[いけしゃあしゃあと言いながらも、元気を取り戻したシュテルンを温かく見守るおじさん。]
― → 広間 ―
[その後。空とぶ金魚をつついたら招き猫に変身したり、空飛ぶにゃんこをつついたら生きてるヒヨコさんに変身したり、というのを確認したところで、それらを抱えて広間に戻ってくる。
等身大ペンギンぬいぐるみと、陶器の招き猫を両手に抱えて、頭の上でヒヨコさんがピヨピヨ言ってるシュールな姿]
あら……また新しい被害者の方が?
この村で医者をやっている、ヴェルザンディ・ヴァレンタインです。よろしく。
[シュテルンの姿に気付けば、そんな格好のままでぺこりと頭を下げた。
頭の上のヒヨコさんが落ちそうになってじたばたしている]
[近くで何かをしていたお兄さんの目の前で突然蛙がクッションに変化して]
うわわっ!?
こ、これも妖精さんの仕業なんですか?
[クレメンスの悪戯っぽい笑みを驚いて見遣った]
僕の前にも、現れるのかな……?
[不思議そうに呟く]
ヴェルザンディさん、おかえりなさい。
[スケッチブックを閉じると、帰ってきた女医ににこやかに声を掛けた]
あったかい飲み物がありますよ。
[シュールな格好は全く気にしていなかった]
あ……
[そうこうしているうちに新たな女性が現れた]
Welcome!
[女性が名を名乗ると、こちらもぺこりとお辞儀をして]
初めまして……僕は船乗り見習いの、シュテルン・ドルフィンといいます。
お姉さんも、ここに騙されて連れて来られたんですね……?
本当に、大変ですね……。
[これだけ多くの人間がここに連れて来られていたことを知って溜息をついた]
シュテルンさんは、騙されてきたクチなのね……ご愁傷様。
私は騙されたんじゃなく、断れない筋から言われて、知ってて来たから、着替えなんかも用意してきているけど。
騙された人たちはそういう準備もできてないでしょうし、大変よね。
あら、温かい飲み物があるならいただこうかしら。
庭や屋上も散歩してきたから、ちょっと身体が冷えちゃったわ。
[マリエッタ>>234の言葉に、ありがたく>>1904(6x1)をいただくことに]
[妖精は居るのか、と聞かれたら>>233、くすと穏やかな笑みを浮かべ。
サンタ、ネタという話>>235も聞いて。
寡黙な彼が言う事は理解しきれてはいないのだが……。]
妖精もサンタも天使も悪魔もいてるかも知れへんし、いーひんかも知れへ ん。
せやかて、いてると信じたら……おもろいな、と思うかいな、うちは。
[ちょっと見当違いな事を言って意味深な笑みを浮かべていたら、ヴェルザンディが帰ってきた様だ>>230。
抱き枕的なぬいぐるみに、招き猫、頭に生きてるヒヨコを乗せてる姿に思わず吹き出しそうに。]
……センセ、一体何してはるんですか。
[取り合えず、頭から落ちそうなヒヨコを何とかしないのか、と思ってるが手は出さない。]
[その見た目からは想像できない器用さで繊細な細工を施された柊を差し出されれば軽く頭を下げて]
色々 ある
[ポケットの中には仕上げるばかりになっているブローチや指輪などプレゼント用の作品が色々入っていて]
見る?
どこかの魔法使いさんかイタズラ好きの妖精さんか知りませんけど、あちこちに色々な生き物や置物が増えてたので突付いたら、光る石やこの子たちに変身したものだから。
魔法使いさんのペットたちかと思ってつれて来ちゃったんだけれど、元の場所に戻してきた方が良いのかしら?
[落ちそうになっているひよこさんを頭の上に戻しながら。
吹き出しそうになったクレメンスに、にこやか笑顔で応じた]
[工房に篭って作品を作っているので顧客の反応を知りたいと常々思っていたので、胸ポケットや内ポケットまで丁寧に探しては、銀細工のアクセサリー各種を取り出しテーブルに98個並べた。
どれも繊細な細工物で見た目とのギャップがあるかも知れない。]
どう?
[時節柄、リースを模ったブローチやストールピン、豪奢なバレッタなどがどこに仕舞われていたのか不思議なほどテーブルに並んだ]
/*
うーん。
あと約24時間で開始予定なんだけど。
ユーリエさんが3日ほど顔出していないのが気になる。
明日ほんとに開始しちゃって大丈夫なのかしら………
わ。
わわ。
[どこにこんなに入っていたのか。100近く並べられた作品の数々に目を瞠る。
大柄というのは得かもしれない、なんて見当違いなことを考えた。服が大きい分ポケットも大きいから、一杯入ったんだろうか?]
えっと。
手にとって見てもいいですか?
[そわそわとそう尋ねて、許可が得られたなら一つずつ手にとって眺める。
一般的な女性顧客の反応を期待されていたなら、当てが外れるかもしれないが……]
わあ、このブローチは、すごく細工が細かいですね!
同じ人間の作ったものとは思えない……。
ああ、このバレッタは、透かしの角度が絶妙で、すごく光を反射してきらきらするんですね!
綺麗……。
……えーと。
[うずうずうずうず。言うか言うまいか、しばらく迷っていたが、結局我慢し切れなかった。
スケッチブックを持ち上げて、尋ねる]
……スケッチしても、いいですか?
[100個近い作品はまだ仕上げ途中のものも多々あったが、手にとっても問題ないので大きく頷いた。
マリエッタの反応にふんふんと頷きつつ ]
工夫 した。
[苦労した部分を認められれば嬉しそうに笑いかけて]
大丈夫
[スケッチを快く許可した]
あぁ、センセは欲張りですなー。
いっぺん触れば十分なんに、こないな抱えてまぁ……。
[呆れる様に肩を竦めれば、魔法使いのペットと言われたら、すっと視線を反らし酒を煽る。]
えんばんと、使い魔を操る魔法は知りまへんで、センセ。
それに、拾ったもんは届けるなって、猫ババしはるモンとちゃいますか?
[自分の私物ではないので、突き返されても困ってしまう。
ヒヨコは安全な所へ戻されたが、頭の上に居たら落ち着かないだろうし、髪が乱れるのにな、とぼんやりと思うが口には出さない。]
……取り合えず、荷物を置おいやしたらどうどすやろかね?
[自分が座っているソファの近くは、幾分かのスペースは有り、荷物を置く位の余裕はあるので、まずはヴェルザンディの荷物を置く様に勧めてみた。]
ありがとうございます!
[許可が得られると、ぱっと顔を輝かせた。
いそいそとスケッチブックを開く。
職人の世界は頑固な職人気質の人も多い。デザインを盗む気か!なんて疑われる可能性だってゼロではなかった。もちろんマリエッタにそんなつもりはさらさらないのだが]
えへへ。
[早速鉛筆を走らせながら、締まりがない顔で笑う]
みんな細かくて、繊細なデザインなので、スケッチするのも難しいです。
腕がなります。
[作品と、スケッチブックと。忙しく視線を移しながら、声を漏らした]
描くのも難しいのに、作っちゃうなんて。職人さんは本当にすごいです。
尊敬します。
[断れずに連れて来られた、とのヴェルザンディの告白を聞いて思わず声を荒げ]
ええっ、そんな……知っててこんな場所にヴェルザンディさんを連れてくるなんて、酷すぎます!
ここがどういう場所なのか、分かってる筈なのに……!
[ヴェルザンディに同情して憤慨している]
[自分の技術は真似されないレベルだと自負しているので見られる事は気にせず、描かれていくのを興味深く覗き込んでいたが、スケッチブックを覗き込んで感心したように ]
器用
[こんな風に描ければ親方に説明するのもラクだろうなぁと思いつつ]
図面 難題
そうかもしれないわね。
でも……私が知ってても断れなかったように、私にその話を持ってきた人も、知っていても拒否できなかったんじゃないかしら。
色々と、付き合いと言うものもあることだし。
[自分にその話を振ってきた人は、断れなかったというより、断る気がなかったのだろうけれど。
その人はともかく、他に知っていて来ている人たちに話を振ってきた人たちは、きっとそうなのだろうと思って。
憤慨しているシュテルン>>250に、苦笑交じりに応える]
シュテルンさんは船乗りの見習いさんだったわよね。
例えば、商船で急ぎの荷物を抱えているのに、船員のなかから最低でも1人はこのパーティに参加させないと出港を許可しない、ってあのゴk……アーヴァインさんから脅されたりとか。
あのg…アーヴァインさんならやりかねないもの。
えへへ。そうですか?
一応、これがお仕事なので。
[器用という感想に照れ笑いを浮かべるも、スケッチの手は止まらない。
難題という言葉には首を傾げた]
ええっ、描くより作る方が、よっぽど難しくないですか?
[マリエッタ視点ではそうなのだが、ああでも、と少し考える]
その理屈だと、職人さんはみんな絵描きにもなれちゃいますよね。
作るのと、描くのは、全然分野が違うってことでしょうか……。
[ううーんと唸りつつ、手は動き続ける。
何しろ作品の数は100に近い。夕食の声がかかるまで、きっとその手が止まることはないのだろう**]
画家 マリエッタが村を出て行きました。
7人目、画家 マリエッタ がやってきました。
画家 マリエッタは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
欲張り、かしら。
でも空飛ぶ金魚とか空飛ぶ猫とか見たら、触ってみたくなるのは人情でしょう?
あと、カラスを見つけたら銃で撃つかタマゴをぶつけるかしたくなるのも。
[呆れるように肩をすくめるクレメンス>>248に、くすくす笑って応える。
ペットという言葉に視線をそらす様子には、あらー? っと首をかしげた。
今度はヒヨコが落ちないように、片手で支えているが]
あら、魔法使いさんのペットじゃなかったのかしら。
じゃあ誰のペットなのかしらね、ヒヨちゃん。
[頭の上のヒヨコをひょいっと手のひらに載せて話しかけるが、ヒヨコに分かるはずがなく、こてっと首を傾げている]
そうね、流石にペンギンさんはともかく、招き猫はちょっと重いかも。
[荷物を置くよう勧められたら、テーブルの上に招き猫を。ソファの上に等身大ペンギンさんを座らせる**]
うう、でも……
[やっぱり、生贄として捧げられているみたいで気分は良くない]
そんな世の中、間違ってますっ……!
僕は絶対に、そんなやり方、認めない!
[悔しそうに机を叩いた。
しかし悲しいことに今の自分には抗えない力が働いているのは否定しようのない事実だ。
その現実に、自分の無力さを否応なしに実感する]
僕は……子供なのかな……
[小さく呟いた。しかし、理不尽な現実を受け入れることが大人だというのなら、大人になどなりたくない、とすら思う]
/*
今日開始の予定ですよね。ユーリエさん大丈夫かな…
それとも集まりがいまひとつだから、開始日延期するのかな…
個人的には、プロが長い=人が集まるというものではないと思っています。
プロが長くてログが長いと、
・読むのが大変
・既にある程度人間関係が構築されていそうで、飛び込みづらい
と、入村をためらいそうな気がして。
じゃあ、ログが短ければいいのかというと、プロが長いのにログが短い=盛り上がってない、とみなされて、それはそれで楽しくなさそう…?と判断されそうな気がするんですよね。
一応私は、前者後者のメリットデメリットを鑑みた上で、在席してるよ!飛び込んでくれたら絡みに行くよ!アピールとして、あっちこっちうろうろしてみてるつもりなんですが。
一人でログ伸ばしてるよね…村出る前の発言回数を見てちょっとめまいが。
なんかすみません(遠い目
―夕食時・広間―
…………あ、もうこんな時間ですね。
[それは何のきっかけだったか。誰かが夕食の支度に厨房に向かおうとしたのかもしれないし、マリエッタのおなかが鳴ったのかもしれない。
ともあれ、スケッチに没頭していたマリエッタは、ハタと我に返った。
見せてもらった数々の銀細工。スケッチが済んだのは4(10x1)割くらい]
ありがとうございました。
よかったら、また続きのスケッチもさせてくださいね。
[もっと描いていたいが、夕食の支度も手伝わなくてはならない。
名残惜しげにスケッチブックを閉じて、オズワルドにお礼を言った。
オズワルドがポケットに回収するなら手伝って]
私は、これが一番気に入ったかもしれません。
[そんなことを言いながら触れたのは、繊細な細工が施されているものの、落ち着いたデザインの、普段使いできそうなペンダントだった]
特別な日のとっておきも、素敵ですけど。
やっぱり素敵なものは、いつでも身につけていられる方が、私は嬉しいです。
[その言葉だけは、物作りを生業とする者目線ではなく、女性顧客目線で。
もっとも、マリエッタが一般的な女性と同じ価値観かどうかは定かではない]
夕ご飯の支度、お手伝いしますね。
[ホットミルクを飲んだマグカップや、使用済みのカップを回収すると、またカートに載せる。
料理陣営が厨房へ向かうようなら、くっついていって無事にたどり着いただろうが、マリエッタ一人だったなら、厨房にたどり着けるかどうか怪しい。
カートを押して広間を後にするマリエッタの運命やいかに?**]
落ちこぼれ巫女 ユーリエが村を出て行きました。
空を飛ぶきんととや猫ならまやしも……。
カラスに卵か狙撃しはるとは……せめて、金んタマゴにどしたらどうえね?
[かなり呆れながら溜め息を漏らしていても、金のタマゴを当てろと言っても説得は無いだろう。多分。]
ペットちゅうか卵やったはず……ヒヨちゃんって、センセはそんヒヨコ飼うのどす?
[早速名前を付けているように見えるセンセは、その雰囲気がまるで飼い主の様で。
最初置いた時はただの卵だったのになとか、いつの間に孵ったのだろうかとか色々と考えはするが、様になってるみたいなので口は出さなかった。
ヴェルザンディが持ってる招き猫だけは、テーブルの上に乗せるのは手伝うが。
心の中でこんな重いものよく運んだものだとか、用意した自分がいうのもアレだが、何でこんなものまであるのかとか思ってはいる。が、口には出さない。]
[世の中間違っていると、そんなやり方は認めない、と苦虫を噛んだ様な面持ちで机を叩く少年>>256。
そんな彼の様子は、よく見てきたものと被さる。若い部下が上層部のやり方に納得できない、と言って抗議している時と同じなのだ。
そして決まっての一言「上からの命令だ」と言って部下を宥めていた。
そう、嘗て自分もまたそんな人間の一人だった。
温泉に入り治まっていた疼きがまた始まり、軽く両肩を回したり首を左右に傾けて、左肩の違和感を取り除こうと。]
そうどすなぁー、直接拒否の態度を取ったとしいやも、逃れることはややこしいでっしゃろね。
されど、闇雲に抗うやけが奴から逃れる方法とは限れへんかもな。
[アーなんとかからの見合いや結婚を逃れる方法は様々あるかも知れない。
ただ、それが成功する保障は無いし、仮に実行した場合でも時間が掛かる可能性を考えると、今それを口にすることは出来そうにない。
それに、子供と大人の狭間で揺れ動くシュテルンには、自分自身で考え、自らの力で答えを見つけ出させる方が良いかも知れない、と思って敢えて黙った、というのもある。]
/*
あらら、ユーリエさん退出………?
今夜開始予定でしたが、最低人数に足りなくなっちゃいましたので、あと一人参加してくれるの待っていいですか?
おじさん……
[クレメンスの呟きは諦観か、それとも希望か。
まだ若い自分には判断がつかないことだった]
……少し、頭を冷やしてきますね。
僕が今、何をすべきなのか、考えてみます。
[俯いて呟くと、広間の出口へ向かった。
現状を嘆いたところで現実は変わらない。
ならば、それを受け入れるか、それとも最後まで抗うか……]
[広間を出ると2(2x1)
1.マリエッタを見つけた
2.残念ながら見つけられなかった]
/*
皆さん延長でもOKなようですので、あと2日(10日の25時、11日午前1時まで)プロ延長しますね。
それであつまらなかったら、あきらめて人数少ないまま開始する方向で。
―広間 ―
[ふとテーブルの上に視線を向けると小さなティースプーンがひとつ]
ぁ…
[そっと拾い上げるとマリエッタの後を追う。ドアを開ければ厨房と別方向に向かうマリエッタの姿が]
えーと…………マ リエッ タさん
[切れ切れに声を掛ければマリエッタに気がつかれるだろうか?]
あら?
[物陰から、何かがこちらを窺っている。
カートを押す手を止めて、立ち止まって首を傾げると、それは長靴を履いた二足歩行の猫だった]
あらあら。
猫さん。
[カートをガラガラ押して近づくと、猫は物陰から飛び出してきた。
両手を広げて通せんぼ]
?
この先は行っちゃいけないんですか?
[尋ねると、うんうんと猫は頷く。
ちなみにこの先は玄関だ。猫はどうやら玄関を封鎖している自警団員の真似っ子をしているらしい]
― 広間 ―
金の卵なら、ぶつけずにアタッシュケースいっぱいになるまで集めるわ。
………で。この子まだ孵ったばかりだったの?
あぶなかったわ。卵のままだったら、カラスにぶつけていたかも。
[卵やったはず、というクレメンスに、手の上のひよこを見る。
刷り込みで親だと思われているのか、ずいぶんなついていた]
そうね、飼い主がいないなら、それもいいかしら。
メスなら、大きくなったら美味しい卵が食べられそうだし、オスでも美味しいフライドチキンになりそうだし。
[ヒヨコだからヒヨちゃん、と安直に呼んでいただけだが。
飼うのどす?という問いかけには、にっこりと頷く]
あら。でも厨房に行かなくちゃいけないのに、困りましたねえ。
[この先は厨房じゃなくて玄関だ。しかしマリエッタは厨房だと思い込んでいる。
相変わらず、全然困っているようには聞こえない口調で呟いて、とりあえず猫を撫でようと手を伸ばすと]
あらあら。
[ぼふっと音を立てて、猫は煙に包まれる。当然といえば当然だ。本物の猫が二足歩行するわけがない。
煙が消えたその後に、残ったものは猫缶だった]
猫缶……。さすがにこれは夕ご飯にはなりませんね。
[情緒の欠片もないことを言いながら、猫缶を拾い上げてカートに載せた時、名前を呼ばれたような気がした>>264]
はい? ……あら、オズワルドさん。
[首を傾げて振り向いて、オズワルドだと分かると笑みを浮かべた。手にティースプーンを持っているのを認めると]
あら、すみません。
届けてくださったんですか?
[怒りを露にしていたシュテルンには、首を微かに傾げて]
そもそも、主犯のゴキb…アーヴァインさんさえ、こんな事を言い出さなければ誰も被害を受けなかったんだもの。
怒るなら、あのア……ゴキブリを懲らしめる方向で考えた方が効率的よ?
[最後に本音と建前の呼び方が逆になってしまったのはご愛敬。
クレメンスの言葉もあって、広間を出ていく姿を、緑茶をいただきながら見送った]
若いっていいわねー。
[なんとか声は届いたようだ、ほっとしたようにカートにティースプーンを乗せて ]
押す
[カートに手を掛けると交代を申し出た]
厨房
[視線で厨房を示してカーとを押そうと]
……。
[さて、広間から外に出たのはいいが、外には誰もいなかった。
その方が頭を冷やすにはちょうどいいとも言えるが。]
みんな、大人なんだな……
[というか、年齢的にも自分が圧倒的に子供なのかもしれない。大人の世界には、自分には分からない色々なことがあるのだろう]
……。
[特に、行く当てもない。
あてもなく彷徨い、たどり着いた場所は
1.客室
2.玄関
3.厨房
4.広間
5.中庭
6.温泉]
……。
[さて、広間から外に出たのはいいが、外には誰もいなかった。
その方が頭を冷やすにはちょうどいいとも言えるが。]
みんな、大人なんだな……
[というか、年齢的にも自分が圧倒的に子供なのかもしれない。大人の世界には、自分には分からない色々なことがあるのだろう]
……。
[特に、行く当てもない。
あてもなく彷徨い、たどり着いた場所は3(6x1)
1.客室
2.玄関
3.厨房
4.広間
5.中庭
6.温泉]
いいんですか?
[届けてくれただけだと思ったのに、オズワルドは厨房までカートを押してくれるようで]
ありがとうございます。
[笑顔でお礼を言うと、素直にカートから手を離した。
一人では心配だったのだ。厨房にたどり着けるだろうか的な意味で]
あれ? 厨房ってそっちでしたか?
[オズワルドが向かおうとする方向は、案の定というかなんというか、マリエッタが目指していた方向とは違っている。ぱちぱちと瞬きをしてから、慌ててついていった]
そういえば、オズワルドさんは、料理とか、されるんですか?
[夕ご飯を作るつもりではいるが、マリエッタの料理の腕は39点だ]
[カートを押しながらマリエッタは方向音痴としっかりと記憶し、厨房に視線を向けつつ頷いた ]
ん
[料理の腕前を聞かれれば]
兄弟子 残さない
[工房で新入り時代、親方の分から作って残された事はないので、まぁまぁなのかも知れない。
もっとも空腹は最高の調味料と言うらいしので
偶数 プロ並み 奇数 なんとか食べれる程度 6(6x1) ]
[金の卵なら、アタッシュケースいっぱいにする、と純真そうに話す女医。
そこの部分をツッコミ入れてしまったらマズい、と本能が告げてるので、そっと蓋を閉めておく。心の中で。]
センセ、医食なんちゃらってある位やし、卵は投げたらあきまへんえ。
[卵だったら投げるとこだったというのは、遠回しに食べ物粗末にするな、と暗に含ませたが、果たして彼女に伝わってるか。
ともあれ、無事この世に誕生した小さなヒナを見て良かったな、と安心したが、飼う方向性が違う事に、家畜動物だから仕方がないのか、と心なしか遠い目をしておく。]
[方向音痴情報がしっかりオズワルドにインプットされたことなど知る由もなく、先導されるままついていく。
マリエッタが一人だと一時間以上かかる道のりが、誰かと一緒だとなぜこんなに短くて済むのだろう]
ああ、職人仲間の方に振舞われたりされるんですね。
私、一人暮らしなのにへたっぴで……。
[食べられないこともないが、果てしなく残念な出来になる。マリエッタの手は絵を描くことにのみ特化しているらしい]
自分の分だけなら我慢すればいいんですが。
他の人も食べるとなると、そうもいきませんよねえ……。
[そういえばクレメンスも美味しそうな料理を食べていた。こと料理の腕前においては底辺かもしれない、と溜息]
― 厨房 ―
[順調に厨房に辿り着けば、手際よく食器を洗い出し]
振る舞い?
賄い
[なんだかお洒落な生活を想像できる言葉に首を傾げてから、共同生活のむさ苦しい食事を言葉少なく説明?したつもり。
本人的にはとっても説明している気分だが伝わる事はとても少ないだろう。]
なに 作る?
[夕食のメニューの好みを聞いている。自分で献立を組み立てるほど器用では絶対無い]
[少し血の気が引いたのだろうか、幾分か冷静さを取り戻したシュテルン>>262は、広間から離れる様で。]
一人で悩み過ぎるんも、難儀や。
[一度突き放してしまったみたいな気持ちでシュテルンを見守ってはいたが、つい老婆心で小言を挟んでしまったりしてしまう。
背が大きい兄さん>>261は、中々自分から声を掛けられなくて、はて一体どうしたものか、と心配したが、彼は頑張って声を掛け自ら動いた様>>264>>269なので此方からは見守るだけに止めるつもり。
ちなみに、建前と本音がアベコベになってる事>>268はそっとしておく。
これもまた大人の処世術かも知れない?]
[金の卵云々のところで本能的にツッコミを回避されているとは思わず、ツッコミがないことに内心首をかしげるが。
医食同源の話には]
そうねぇ。
ちょっと昨夜、現実逃避にゲームしすぎたかしら。
……さすがにフライドチキンは冗談よ?
[遠い目をしている様子に、ねぇヒヨちゃん、とあどけない雛鳥と目線をあわせてみる]
―厨房―
あら、シュテルンさん。
[厨房にはシュテルンもいた。にっこり笑って挨拶をして、洗い物をしようとしたら、すでに手際よくオズワルドがしていた。洗い物の手際も負けた気がする。
とりあえず、邪魔をしないように洗われた食器を拭いた]
賄い。
ああ、職人さんの世界では、新入りさんがお料理もされたりするんでしたっけ。
お洗濯とかも。
[訂正の言葉に、下積み時代の話かなと想像する。
マリエッタの仕事はそういう世界でなくてよかったと思う。39点の料理を食べさせられる側もたまったものじゃないと思うからだ。
料理の献立を聞かれると、ふむ、と考えて]
そうですね……シュテルンさんは何がいいと思います?
カレーとか、シチューとか、各自で食べる量を調整できるものがいいかもしれませんね。
[オズワルドがパスタを全種類制覇していたことを思い出せば、そんな提案をしてみた]
ああ、それから、
[拭いた食器を食器戸棚に戻しながら、オズワルドとシュテルンに向けて、にっこりした]
私の名前が呼びにくければ、略してもらって構いませんよ。
マリでも、エッタでも。
お好きなように呼んでくださいね。
[先程、オズワルドに名前を呼ばれた時、なんだかとても切れ切れだったことを思い出して。
言いにくかったのかなと思えば、呼ばれ方は気にしない旨を伝えておくことにする]
[冗談というヴェルザンディ>>277。
そう言えば、入院していた時もこんな感じだったのだろうか。
あの時から時間も経ってるだろうし、今みたいに話せる機会は無かったような気もするので、自分の記憶違いだろう、と結論付けておく。]
この際やから、今の内に現実逃避しとった方がえぇとちゃいます?
[先程、冷凍ロールキャベツをダシの元(既成の液体のもの)を水で薄めた物を煮て柚子胡椒を付けて食べたのだが、まだ物足りなかったのか小腹が空いてきた。
話しながらちびりちびり飲んでいたぬる燗も空っぽになってしまい、手持ち無沙汰になったのか、ぷかぷかと煙管から煙を出していたりしている。]
やっぱり上下関係が厳しいんですね。
大変そうです。
[全てという話にやっぱり職人の世界は大変なのだなと改めて思う。
マリエッタは一人暮らしなので気楽なものだ。生活苦しいけど]
あら、2種類ですか?
それは楽しみです。
……あっ、もちろんお手伝いはしますからね。
[どちらか片方のつもりで提案したのだが、オズワルドは両方作るつもりの様子。
端的過ぎる説明は、正直よくわからないけれど、それはそれで楽しみだ]
ああ、やっぱりそっちの方が呼びやすそうですね。
[笑顔で名前を呼ばれると、ちょっと照れくさい。照れ隠しのようにそんなことを言って、こっくり頷いた。
やっぱりちょっと大型犬っぽいと思ったのは秘密だ]
― 厨房 ―
[うろうろしているうちに厨房にたどり着いたようだ。先ほどマリエッタが向かっていたという方向からは離れている気がするが、特に気に留めない]
すごい……世界中の食材がいっぱい……
[海外で見かける野菜、加工肉、チーズ等の食材がずらりと並んでいる。恐らく冷蔵庫の中には新鮮な食材もあることだろう。ちなみに彼の腕前は58点くらいだ。
しばらく眺めているとオズワルドとマリエッタが入ってきたようだ]
あ……
マリエッタさん、オズワルドさん。
[二人にぺこりと一礼した]
[ちょっと困ったように考えてから ]
どっち?
[大鍋一個を掲げて見せて]
まり すき?
[多量に作る予定なので一鍋で済ませたいようでマリエッタの好みを聞いた]
お二人は、ここにお料理に来たんですか?
[彼自身の腕前は中の上。まあ、船員としてそれなりに作ることはできるようだ]
ここの食材って、勝手に料理とかに使っても、構わないんでしょうか……
[恐らくこの厨房なら大抵の料理は作れそうだ。機会があったら作って見たいなとか考えつつ]
あっ……僕も、手伝いますね!
一応、一通りのお手伝いはできると思います!
[オズワルドとマリエッタが料理を作り始めたのを見て、自分も加わる。]
あっ、二択でしたか。
えーと……。
[両方作るというのはマリエッタの勘違いだった模様。
オズワルドの説明不足というより、マリエッタが食いしん坊なのが原因じゃないだろうか]
どちらも美味しそうですけど、お昼に赤いのを食べたので、今度は白でしょうか。
[お昼ご飯はナポリタンだった。赤いパスタを思い出し、そう呟いてから、シュテルンの方へ顔を向ける]
シュテルンさんはどっちがいいですか?
ええ、夕ご飯の支度ですよ。
[シュテルンの質問に頷いて、食材について聞かれると、もう一度頷く]
好きにしていいみたいです。
まあ、閉じ込められてるんですから、それくらいいいんじゃないでしょうか。
お昼ごはんも作りましたし。
[もっとも、作ったのはマリエッタじゃなくてヴェルザンディだが]
一通り……。
シュテルンさんも、お料理できるんですね……。
[39点ではそんな自信満々な発言は出来ない。
ちょっとずーんと落ち込んだ。
ヴェルザンディに教われば、加点されるようだが、加点されても17点アップ。
56点なので、やっぱりシュテルンにも敵わない]
/*
あぁ、疲れた身体に酸味が欲しかった(しょもり)
それに茄子とパプリカ加えて、モッツァレラ乗っけて焼くと上手そう(じゅるり)
赤いカレーと、白いシチューですか……
[レッドカレーと、ホワイトシチュー?
多分そう考えておけばあまり間違っていないだろう。
正直自分としてはどちらでも構わなかったため]
じゃあ、シチュー作るの、お手伝いしますね!
[二人ともシチュー希望と頷いて。
マッシュルームとエリンギ、玉ねぎにカリフラワー、鶏肉蕪と白い食材を揃えて]
ん
[それぞれに皮を剥いたりの下拵えを期待して]
下茹で
[カリフラワーは煮崩れるので下茹でして後から加える予定のようだ]
はわ。
[頭を叩かれると、ちょっと変な声が出た。
慰められてる? 励まされてる?
どちらかはよくわからないが、ちょっと決まり悪そうに照れ笑い]
えへへ。
へたっぴですけど、がんばってお手伝いするので、教えてください。
[食材が揃えられたら、皮むきのお手伝い。
手際が悪いので、シュテルンの倍くらい時間はかかってしまうかもしれないが。
42(50x1)点くらい進歩できたらいいなあ]
じゃあ、お手伝いしますね!
えっと、僕が皮を剥いていくので、マリエッタさんは食器とかをお願いしていいですか?
[余計なお世話かもしれないが、マリエッタが刃物を扱えるかどうか不安だったため、自分が包丁を握ることにしたようだ]
皮を剥いて切った食材はボウルに入れておきますね。
[食材を切りそろえ、ボウルに入れてオズワルドに渡していく]
あら、どうかしました?
[どこか不思議そうな様子に、笑顔で小首をかしげる。
ちなみに病院での仕事中は1(2x1)(1:猫を被っているが、あの院長の曾孫ということでスタッフたちには見破られている 2:変わらずこの調子だった)ようだ]
[5人前作れば良い筈なのだが、揃えた材料はどう見ても5×12(6x3)前はありそうで]
すぐ 慣れる
[これだけの量を下準備すれば腕前も飛躍的にアップする事だろう]
ちょ、ちょっとだけ!
ちょっとだけ皮むきもやらせてください。
[料理スキルの残念っぷりはシュテルンにも見透かされていて、皮むき担当を申し出られてしまうが、ちょっとは練習しないと進歩もしない。
わがままを言って、ちょっとだけ皮むきをさせてもらった後は、おとなしく食器を並べる]
[シュテルンからカット済みの食材を渡されればもくもくと炒めて、香草を束ねてぽいっと鍋へ]
ん
[独りで作るより作業が格段に早いなぁとか、シュテルンの手際がいいなーとか、色々考えてはいるが、顔は相変わらず無表情で]
っと、やっぱり二人で皮むきしたほうが早いですね。
[……てきぱきと皮を剥いているマリエッタを見て余計な心配だったと反省した]
……ぁ。
[頭をぽんぽんされて声を上げるマリエッタの姿が目に入り、こちらも思わず小さな声を上げ
一瞬余所見をして2(2x1)
1.指先をちょっとだけ切った
2.なんとか無事に皮むきを終えた]
……っと、いけない、集中集中……
[何故か一瞬目を奪われてしまったが、余所見をしていると怪我に繋がると思い、慌てて食材に目を落として皮むきを終えた]
[そして、気づけば材料が60人分。この会場には一体自分の見ていない参加者が何人いるのだろう]
……同じようにしてるつもりなのに、何が違うんでしょうか。
[てきぱきこなしているようにシュテルンには見えていたかもしれないが、比較をすれば、ずいぶん皮は分厚いし、切った形も不揃いだ。
騙されて集会場に拉致されても、大して困っているようには見えなかったマリエッタが、今、口をへの字にしている]
ん?
[マリエッタの表情に気がつくと蕪をひとつ手にとって]
見て?
[ゆっくりと包丁を動かし右手と左手の連動性を大げさにやって]
ね?
この際に現実逃避を、ですか?
そうね、じゃあ手始めに、露天風呂にでも行こうかしら。
[手持ち無沙汰な様子で煙管でぷかぷかしているクレメンスの言葉に、そう言って]
一緒に入ります?
[などと悪戯っぽく笑って見せる。
それからヒヨコを見て]
………ヒヨコって温泉入れるのかしら。
猿や鹿なんかは、たまに自然に湧いてる温泉に入ってるのを見かけるらしいけど。
[マリエッタが不機嫌そうに野菜を眺めているのを見て]
そんなことないですよ。
僕は先輩達の下ごしらえの手伝いとかで慣れてるから、うまいように見えているだけで、初めの頃はひどかったですから!
マリ…エッタさんも、慣れればすぐに上達すると思います!
[どうやら、呼び方は「マリエッタさん」のままにしておくことにしたようだ。一瞬、オズワルドのように呼び捨てにしようかとも少し考えたが、何だかかなり恥ずかしかった]
はああ……!
[オズワルドのお手本に感嘆のため息を漏らす。覗き込みすぎてちょっと危ない]
オズワルドさんもシュテルンさんも、なんというか「皮むき」って感じですよねえ。
私のは、なんというか「切り離してる」って感じなんですよねえ……。
[ううーんと、自分が向いたものと見比べる]
よし、もう一回チャレンジです。
[新しい蕪と格闘しながら、シュテルンに]
そうは言っても、私だって一人暮らし暦1(6x1)年なんです。自炊してるんです。
とっくに慣れててもいいと思うんです。
[と言いつつ、先程よりは10(10x1)割マシな手つきでむいていく。
必死だったので、名前を呼ばれた時の不自然な間には気づかなかった]
あ……
[マリエッタが皮を剥き始めたのを見て、危険そうなものをどけて近くで待機。
一応、怪我とかをしないか注意している]
ええ、頑張ってください!
コツは、野菜の軸を意識して、あまり右手は動かさずに軸の周りを回転させるように野菜を動かしていけば、自然に剥けると思います……
[しっかりと炒めた具材に白ワインと水を加えてゆっくりと煮込み、仕上げに生クリームを投入すれば白いシチュー(人参抜き)は、完成し3名で広間へと運ぶ事だろう**]
[そうこう言っているうちに、綺麗に皮むきができていた]
すごいです!
やっぱりマリエッタさん、上手ですよ!
[笑顔で祝福した]
[シュテルンの声援のようなアドバイスもあり、マリエッタは皮むきを習得したようだ。
脳内で某ゲームのレベルアップの音楽が鳴り響く]
わあ。
オズワルドさん、シュテルンさん、ありがとうございます!
[満面の笑みでお礼を言って]
今なら私、いくらでも皮むきできるような気がします!
[なんて言ったが、多分もうむくものはなかった]
[シチューが完成すれば、サラダや飲み物、グラスなども用意して、広間へ。
3人なら、迷子になることもない]
えへへ。
やっぱり自分で作ったご飯は、格別ですねえ。
……いつもはあんまり美味しくありませんでしたけど。
[そんなことを言いながら、ご機嫌で夕食を食べるのだった**]
そんな、お礼を言われるほどのことはしてませんよ!
[と言いつつも嬉しそうなのは隠せない]
ふふ。
いっぱい作っちゃいましたね!
ええ、みんなで一緒に食べましょう!
[満面の笑みを浮かべながら三人で広間に戻っていった**]
[現実逃避で露天風呂に行くなら、それは頷くだろう。
もうヴェルザンディは成人となってるのだから、自分の許可など必要無いだろうし、止める理由など始めから無いのだから。]
センセもせわしないでっしゃろから、温泉に浸かって日頃の疲れを取るとええでっしゃろ。
[当たり障りの無い返答すれば、一緒に入らないか、と問われたら、うっかり煙管を落としそうになって。
煙管は何とか落とさずに済んだのだが、怪訝そうに眉間の皺を寄せてしまうが。
本人も悪戯っぽく笑ってるので本気で言っては無さそうだと思っておく。]
うちはおさきに入ったさかい、遠慮なく。
さみしーなら、あの絵描きんのねーさんと一緒に入るとええんではおまへんどすか?
おなご同士なら、気兼ね無くぶちこむやろうし。
[年が近いとは言え、女性と見てるヴェルザンディと一緒に入る事はしっかりと断りは入れて置いてから、ふぅ、と紫煙を吐いたら。
どうやら夕食が出来た様で、良い匂いが鼻を擽った**]
[現実逃避で露天風呂に行くなら、それは頷くだろう。
もうヴェルザンディは成人となってるのだから、自分の許可など必要無いだろうし、止める理由など始めから無いのだから。]
センセもせわしないでっしゃろから、温泉に浸かって日頃の疲れを取るとええでっしゃろ。
[当たり障りの無い返答すれば、一緒に入らないか、と問われたら、うっかり煙管を落としそうになって。
煙管は何とか落とさずに済んだのだが、怪訝そうに眉間の皺を寄せてしまうが。
本人も悪戯っぽく笑ってるので本気で言っては無さそうだと思っておく。]
うちはおさきに入ったさかい、遠慮なく。
さみしーなら、あの絵描きんのねーさんと一緒に入るとええんではおまへんどすか?
おなご同士なら、気兼ね無くぶちこむやろうし。
[年が近いとは言え、女性と見てるヴェルザンディと一緒に入る事はしっかりと断りは入れて置いてから、ふぅ、と紫煙を吐いたら。
どうやら夕食が出来た様で、良い匂いが鼻を擽った**]
/*
http://monjiro.net/
で『気兼ね無く入れる』と変換したら、すごいもんが(がくがく)
せっかく温泉街に住んでいても、なかなかゆっくりとは入れないから。
ゴk…アーヴァインさん絡みでなければ、良い機会なんだけれど。
[せわしないでっしゃろから、という言葉には苦笑交じりに頷く。
村には、村民なら自由に使える公共の温泉もあるが、いつ呼び出しを受けるか分からない身なので、なかなかゆっくりしていられない事が多い]
心配しなくても、冗談ですよ?
本気で言ってるなら、疑問系じゃなく命令形で言ってます。
[一緒に入ります? という言葉を聞いたクレメンス>>311が驚き怪訝そうにしているのを見て、くすくすと笑う]
そうね、マリエッタさんをお誘いしましょうか。
……でも、その前に晩御飯、かしら?
[おなご同士なら、というクレメンスの言葉に応じていれば、若い3人が作ってくれていたらしい夕食の良い匂いが広間まで漂ってきて。
戻ってきた3人に、お疲れ様――と声を掛けてから、シチューをありがたく頂くことにする]
………お昼のパスタの残りに掛けても美味しそうよね。
[いくら自警団の経費とはいえ、食材を無駄にするのも勿体無いから、シチュースパにして食べようかなーっと**]
7人目、失声症 ローレル がやってきました。
失声症 ローレルは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 自室 ―
[ローレル、と自身の名を呼ぶ声が聞こえ、少女は振り返る。]
「あんた、ここに行ってきなさい」
[差し出された地図に不思議そうな表情を浮かべるも、義理の母親は既に部屋を出た後だった。
粗末なベッドと小さなテーブル、それだけでいっぱいになる部屋がローレルの世界だ。ここから出ることはあまり許されていない。]
……?
[意図が分からず首を傾げるけれど、育ててくれている義理の両親の言うことは絶対だ。
ノートとペンを持って、久々に広い世界へ飛び出した。]
― 受付 ―
[目的地はあまり遠い場所ではなかった。お金を持たされていないため、遠くまで歩くことにならなくて良かったと胸を撫で下ろす。
見知らぬ制服を着た人物が集まる場所へ近づくと、紙を渡された。首を傾げると、記入をして欲しいとのこと。]
……?
[よく分からないが、書いて中に入ればいいのだろう。
ペンを手に取って、紙に走らせる。]
■名前:ローレル・ハスティ(23・女)
■職業:なし
□自己紹介:声が出ません。
ノートに文字を書くので、少しお時間をいただけると嬉しいです。
[整った文字が綴られ、ふわりと微笑みながら紙を提出した。
憐れむような視線に首を傾げ、室内へと入る。]
― 広間 ―
[広い部屋に入ると、何人かの人影がある。
にこにこ微笑みながらソファに腰かけると、何をしているんだろうと周囲を観察していた**]
―広間―
あら。
[夕食をと共に帰還した広間には、新たな被害者仲間がいた。
マリエッタは変わらぬのんびりした口調で挨拶する]
こんばんはー。
ちょうど夕ご飯ができたところですよ。
一緒にいかがですか?
[なにしろ出来上がったシチューの量は60人分なのだ**]
― 広間 ―
[3人でカートを運びながら広間に戻った]
……あれ?
[マリエッタの声で、新しく人が来たことを知って]
こんばんは。
お姉さんもここに連れてこられてしまったんですね……。
[先ほどのヴェルサンディのこともあり、あまりそのあたりの事情は突っつかないようにしなければ、と思い直し]
あ、暖かいうちにみんなで晩ご飯食べましょう!
[夕食を一緒に誘った]
!
[ノートにペンで書いているのを見て目を丸くして]
字、綺麗なんですね……。
[それもそうだが、様子を見る限り喋れないようだということを悟って]
えっと。
[何処から何処まで説明すべきか悩み]
ここは、アーヴァインさんのお見合いパーティです。
僕たちは集められた理由はばらばらですが、パーティが終わるまでは誰もここを出られないみたいです……。
[とりあえず、アーヴァインの存在は国民なら誰でも知っているだろうということで説明を端折った]
ああ、パスタにかけるのも美味しいですよね。
ご飯にかけて、チーズを振ってオーブンで焼くのも好きです。
[ヴェルザンディ>>312にそう返事しながら、テーブルにお皿やグラスを並べる。シチューは大量にあるので、明日残った分をアレンジして食べるのもいいかもしれない。
新たな被害者の様子>>319に、どうやら話すことができないこと、騙されてここに来たクチだということを察するが、シュテルンが説明をしてくれた>>320ので、余計な口は挟まなかった]
お互い災難ですけど、被害者同士仲良くしてくださいね。
私はマリエッタ・フルールと言います。
よろしくお願いします。
[どうやら聞くことは問題なさそうなので、シュテルンの説明に事態を把握した頃を見計らって、自己紹介する。
そして]
とりあえず、ご飯食べませんか?
腹が減っては戦はできないと言いますよ。
[テーブルについて、一緒に夕食を食べようと促した]
[字について褒められれば、にこにこと微笑む。
ここに集められた理由を聞けば、驚いた表情を浮かべた。]
『教えてくださってありがとうございます。』
[笑みは絶やしていないが、少し悲しそうに眉根を下げる。]
っと……
[マリエッタの発言に、そういえばまだ自己紹介をしていなかったことを思いだし]
僕は、シュテルン・ドルフィン。
近くの港で船乗りの見習いをやってます。
よろしくお願いしますね。
[マリエッタや他の参加者とともに夕食の席についた]
ローレルさん。
名前も可愛いですね。
[同い年くらいでしょうか、と見当をつける。なにしろマリエッタは昨日この村に引っ越してきたばかりで、友人らしい友人がいない。
仲良くなれたらいいなと思いつつ、できれば別の形で知り合いたかったとも思う。
シチューをよそって、席について]
いただきまーす。
[と言って、マリエッタはシチューが冷めるのを待った。
猫舌なので]
[こちらもシチューをよそって]
あ、僕飲み物持ってきますね。
[冷蔵庫に向かって、ピッチャーに飲み物を注いだ。
1.水
2.牛乳
3.オレンジジュース
4.炭酸水
5.コーラ
6.水…だと思って注いだらお酒だった]
お待たせしました!
好きなものを飲んでくださいね。
[カートにピッチャーを乗せてテーブルまで運んだ]
あむあむ……おいしい!
[もぐもぐとシチューを平らげている]
ここは、本当にいいところですね。
料理はおいしいし、旅館は綺麗だし、いい人たちばかりだし……
[こんな状況じゃなければどんなに良かったか、とひとりごちた]
[サラダを食べて、牛乳を飲んでいれば、シチューの温度も食べ頃に]
美味しいですねー。
[頬を緩めて、締まりのない笑顔で食べながら、シュテルンの言葉に同意するように頷く]
そうですね。
私も、皆さんとは、もっと別の形で知り合えたらよかったのにって思いますよ。
でも、同じ被害者仲間、という意識が、結束を強めているのかもしれませんね。
みなさんとこんな形で知り合いになってしまうのも、皮肉な話ですね……
[マリエッタの発言に小さくうなずき]
もしも、みんなでこのお見合いから無事に抜け出すことができたら……
また、改めてこの集会所でこうやってテーブルを囲みましょう。
今度は、お祝いパーティとして。
ああでも、夕ご飯が美味しいのは、オズワルドさんとシュテルンさんのお陰ですよ。
私一人だったら、きっととんでもないご飯になっていました。
[ありがとうございます、助かりましたとマリエッタは二人に頭を下げる。
ホワイトシチューを作ろうとして、出来上がったシチューはブラウンだった、そんな思い出]
それは素敵ですね。
お祝いパーティー、やりたいです。
[シュテルンの提案には、満面の笑みで頷いた。
打開策はまだ全くないわけだけど。
そうして夕食を食べ終われば、後片付けの後、アヒルさんと一緒に温泉に行こうかな**]
そんなことないですよ!
皮だってすごくよく剥けていたし、自信を持っていいと思いますよ。
[そうこうしているうちに食べ終わり]
ごちそうさまでした。
[後かたづけをした]
そりゃあ、お仕事でしゃろうからね。
[医者の忙しさは理解してるので共感の色を示したら、本気なら命令形で言うヴェルザンディ。]
センセ、確かそないな事言うてたんやな。
[入院してた時に、医者として無理してた自分に色々と命令形で言っていた事を思い出してしまい、思わず苦笑してしまう。
と、食事を運ばれたみたいだが、どうやら60人前>>317だったらしく、その多さに薄茶は大きく開いてしまい。]
ぎょうさん作りはったなぁ……これ全部うちらで食べるのは難儀やで。
[うちらというのは参加者という意味で言っているのだが。
さて、全部食べるのは難しいし、かと言って残ったのを捨てるのも勿体無い。
ふぅ、と息を吐いて思考に葺けていたら、ヴェルザンディが料理を作る様だ。
彼女の手には、生まれたばかりのヒヨコがそこに居て。]
センセ、そのヒヨコ、厨房に連れて行くんかいな?
しゃーないから、置いて行きなはれ。
[これから食事が始まるので、ヒヨコを誰かに押し付けて預けるのも気が引けるので、仕方がなく自分が預かろうと。
溜め息混じりに手を差し伸べたら、生まれたばかりの雛を乗せてくれるのだろうか。]
[新たな参加者が来て>>316、筆談している様子>>319に、彼女は何らかの事情で話す事は出来ないのだろうと察する。
受け答えは出来る様子>>322>>323から此方からの声掛ける事は出来るようなので、ふっと力を抜き穏やかな口調で声を掛ける。]
初めましいや、うちはクレメンスと申します。
みんな、何やん事情でここにいてるやけど……取って食べる事はせんから。
今はゆっくり食事をしてええと思うてよ。
[自己紹介を兼ねて、ローレルに食事を勧めてみる。
さて、手の中にヒヨコは居るのだろうか。
ヴェルザンディの返答を貰ったら、食事をせず一旦席を外そうか、と考え始める。]
ふふっ、ちょっとはしゃいで作りすぎちゃいました。
[ずいぶん作ったとの指摘に苦笑しながら]
とはいえ、先は長いでしょうし……
余った分は明日の晩にでも回しますね。
[シチューなら、工夫すればクリームコロッケとかグラタンに作り替えることも可能だ。
余ったぶんがあったら、ラップでくるんで保存しておくことだろう]
―広間―
[本当のことを言うと、ローレルの言い回し>>336が少し気になった。
ご飯にわざわざ「あたたかい」という形容詞をつけたこと。
ここのところ、サンドイッチやパンなど、温度のないものばかり食べていたというなら、納得もいくのだが……。
けれど、知り合ったばかりであまりつっこんだことも聞けず]
ご飯はそこのお二人が作ってくださったんですよ。
私もちょっぴりお手伝いしましたけど。
[オズワルドとシュテルンを示してそう言うに留めた。
シチューの量に関しては、お昼にオズワルドの食べた量を考えれば、マリエッタとしては納得がいく。
兄弟子、という人たちもオズワルドと変わらない量を食べるのだとしたら、オズワルドの考える一人分はずいぶんと多いはずだ。
……加えて、皮むきのコツをつかんで調子に乗ったマリエッタが、ちょっと皮をむきすぎたかもしれない]
皮むきは上達しましたけど、皮をむくだけがお料理じゃありませんからねえ。
[シュテルンのフォロー>>331にはそう言って苦笑する。
料理の道は険しいのだ]
……さて。
[夕食の後片付けも済んだ後、スケッチブックを抱えてマリエッタは立ち上がる]
私、お風呂に行ってきますね。
誰か行かれますか?
[にこにことヴェルザンディとローレルに顔を向けて首を傾げる。
誰も行かないなら、一人で行くつもりだが、一人でたどり着けるのか。
1.まあなんとか 2.73分さまよった末にたどり着く 1(2x1)]
[なぜか大量に残ったシチューに首を傾げているとマリエッタが風呂に行くようだ。
方向音痴なのはしっかりと記憶していて、案内が必要だと思ったが行き先が風呂]
あ…… まり
[心配そうに見送るに止まった]
― 広間 ―
本当、ずいぶん沢山作ったのねぇ。
自警団の人たちの分も作ったのかしら。
[60人前という大量のシチューに、少し驚いたが。
昼の残りのパスタが大皿に残っていたので、それをシチュー皿に盛りつけて、シチューを絡めていただこうと]
え。厨房にはまだ行かないわよ?
食後にでもお茶を入れに行く事はあるかもしれないから、その時にはお願いしようかしら。
[厨房にヒヨコを連れていくんかいな? というクレメンス>>333に、首をかしげた]
……そういえば、このこ何食べるかしら。
パスタとかシチューとか与えても大丈夫?
[人間の医者なので、動物は専門外である。
せいぜい、猫や犬に玉ねぎは与えちゃダメらしい、という程度しか知らない。
誰かそういう事を知っている人はいないかなー、っとあたりを見回す]
………あら。
もしかして、ローレルさん?
[新たにやってきた参加者を見て、首をかしげる。
まだ子供と言える年齢の頃には、時々転んだ怪我の手当や、救急で風邪の診察などをしたような覚えがあるが。
彼女の両親が亡くなった頃から病院を訪れる事がなくなったので、引っ越しでもしたのかしら――と思っていたのだが]
ケルベロス医院のヴェルザンディ・ヴァレンタインよ。
覚えているかしら?
[村には長く住んでいるが、病院の外の情報にはあまり詳しくない。
この集会場やケルベロス医院別館の近隣については、アーヴァインの騒動が起きた時に迷惑をかけるかもしれない為、それなりには把握しているが。
その為、ローレルが養父母に軟禁されている事も知らずにいた]
[自室に行くのに12(30x1)分、そこから温泉まで18(30x1)分、マリエッタにしては驚異的なスピードだった]
方向音痴もコツをつかんだんでしょうか。
[たまたまだ。
アヒルを持って向かうその途中、犬のおまわりさんに立ちはだかられた。
触れて魔法が解けたその後、残されたのは水鉄砲。
新たなお風呂グッズ(?)を手に入れて、マリエッタは温泉に到着した。
1.室内風呂 2.露天風呂 2(2x1)に行くつもり]
あら、マリエッタさんお風呂に行くの?
それなら私も一緒していいかしら。
ここの露天風呂、景色も良いのよね。
ローレルさんも一緒に、どう?
[食後にマリエッタがお風呂に行くという>>338のを聞けば、そう声をかける。
断られなければ、一緒に部屋に着替えをとりに行ってから、お風呂に向かうだろう。
もちろん、ヒヨコのヒヨちゃんも一緒に連れていくつもりだ]
―露天風呂―
[結局、露天風呂が混浴なことは知らぬまま、アヒルと水鉄砲を持っていそいそと露天風呂へ。
ヴェルザンディとは現地集合だった模様]
あー、いいお湯ですねえ。
[なんとなくお約束のような気がして、頭の上にタオルを乗せて、ご満悦]
ひよこさん、茹っちゃいませんか?
[そんな心配をしつつ、アヒルをぷかぷかと浮かべた]
/*
ローレルさん参加ありがとうございます!
最低人数には届きましたが、昨夜、あちこちに10日まで開始延長と宣伝書いてきちゃいました…
なので、開始は明日の夜25時の方向で良いでしょうか?
― 広間 ―
まだ?
まだシチューやパスタは食べさせちゃダメかしら。
[オズワルド>>346の短い言葉から、そう確認して]
パンくずや青菜、ね。ありがとう。
じゃあ厨房に探しに行こうかしら。
………ええと、クレメンスさん。
少しの間この子預かってもらってもいいかしら?
[先ほど預かってくれるようなことを言っていたクレメンスに、そう尋ねてみて。
預かってもらえるようなら、お願いして厨房に野菜くずを探しに行こうとする。
ついでに、自警団員に鳥かごの手配もお願いしておこう。
寝てる間とか野放しは、うっかり寝ぼけてふんでしまったりしそうで怖いから]
―少し前・広間―
[様子を窺っていたが、なんだか先行きが心配になって口を挟んだ]
……ええっと……。
多分「まだ」という問題じゃなくて、どの段階でも、ひよこさんがシチューを食べることはないんじゃないでしょうか。
[一人暮らしを始める前は、猫を飼っていた。
ひよこのことはわからなくても、動物に人間の食べ物はご法度だというのは多分どの動物も共通だと思う]
― 露天風呂 ―
本当に、いいお湯ねぇ。
いつ来てもここは景色も良いし。
あのゴキブリ絡みじゃなければ最高なのにね。
[もう言い直すのが面倒になったので、本音のままでさらっと。
さすがにヒヨコはそのまま湯船に入れると溺れそうなので、木の手桶にお湯を少し入れ、その中にヒヨコを入れたうえで、温泉の手の届く場所に浮かべている]
……茹るほどあつくもないと思うけど。どうかしら。
[マリエッタの指摘に、手桶のなかのヒヨコを覗き込む。
そもそも水を初めて見るヒヨコは最初はびくびく警戒している様子だったが、今は慣れたようで寛いでいた]
― 少し前の広間 ―
ああ、そもそもシチューはダメなのね。
[マリエッタの指摘>>349に、こくこくうなずいた]
そういえば鶏肉とか、トリ以外でもお肉入ってたりするものね。
共食いはダメだわ。
今度ペットショップで、とりにあげるごはんとかについて教わって来る事にするわね。
教えてくれてありがとう、マリエッタさん。
―露天風呂―
夜なのが少し残念ですね。
今度は明るいうちに来たいです。
[ヴェルザンディに同意しつつ、景色には、絵描き魂が少しうずく]
さすがに、露天風呂をスケッチするのはまずいですよね……。
[ゴキブリ発言は華麗にスルーしておいた。物柔らかな雰囲気なのに、結構言うことはきついなあと思ったがこれも口には出さない]
温泉と言えばお猿さんだと思ったんですけど、ひよこさんも入るんですねえ。
[しげしげと物珍しげに手桶の中のひよこを覗き込む]
―少し前・広間―
共食いという以前の問題のような……。
[なんと説明したものか悩む。助けを求めるようにオズワルドの方を見たりしたが、口数の少ないオズワルドに納得のいく説明を求めるのも無理がある。
ペットショップという言葉を聞いて、ほっと胸を撫で下ろした。うんうんと頷く]
ええ、それがいいと思います。
ペットショップが駄目なら、動物病院でも。
[大量にあるシチュー。次の日に回してアレンジするのも良いのだが、それでも余り処分してしまう可能性を考えたら、凄く勿体無い気がして。]
今の内に自警団員にたんと食べて貰えるとええかも知れへん。
[自警団員に大量のシチューを食べて貰ってやっつけておけば、余って捨てる事は無くなりそうだし、恩を売ればそれはそれで都合が良い、と腹黒い考えが浮かぶが、口には出さず、少し控えめにシチューを器に盛り付け、自分の分をキープしておく。]
行かへんなら、それはそれで構わへんえ。
[どうやら預けるつもりは無い様なので、パンを手に取り、小腹を満たそうとシチューを食べて。]
―露天風呂―
[せっかく持ってきたのだし、と水鉄砲を温泉の中に沈める。お湯で満たすと、ぱしゅぱしゅと明後日の方向に向かって撃ってみた]
アーなんとかさんはいつここに来るんでしょうか。
熱湯水鉄砲でお出迎えというのもアリですかねえ。
[のほほんと物騒なことを言った。
せっかく手に入れたアイテム、有効活用しなければ勿体ない気がする]
―少し前・広間―
大丈夫じゃないですか?
火を入れれば、日持ちもしますし。
[クレメンス>>354にはそんな言葉をかけた。
マリエッタはご飯にかけてドリア風、くらいのアレンジしか思いつかないが、シュテルンによるとグラタン風にもクリームコロッケにもなるそうだし、なによりオズワルドのあの食欲、なんとかなるんじゃないかと思う。
と、オズワルドの声>>355が耳に入って]
オズワルドさん……人参が入っていないのはそのせいだったんですね……。
[ぼそりと呟いた。
なにしろお手伝いに徹していたので、言われるままに手伝って、人参が入っていないことにもなにかわけがあるというか、これはそういう料理なんだと思い込んでいたわけだが、そんな深い理由はなかったらしい]
[ヒヨコのエサに対してついてツッコミ処が満載過ぎる事を言う女医に呆れオーラむんむんさせた上に冷たい視線を投げておく。
マリエッタが指摘に全力で同意すれば、ヴェルザンディが預かって欲しいと>>348。]
へーへー 、センセに完全に任せてーなたら、ヒヨコは早死にしそや。
[ヴェルザンディからヒヨコを受け取れば、皮肉を言ってしまって。
そして、ヒヨコは親とみた女医が居なくなって鳴いてしまい、戸惑いの色を見せて頭を抱えそうに。]
ちょい待つんや、あんたの親はすぐに戻って来はるから。
ほら、これやて食べておくんやで。
[取り合えず、持ってたパンを千切ってヒヨコに与えてみたら、ヒヨコは恐る恐る出されたパンを啄んでみれば、少しずつ食べ始めて。
何とか餌付けに成功したら、ホッと胸を撫で下ろした。
ヴェルザンディが戻ったら、ヒヨコは恐らく彼女の元へ駆け寄るだろう。
その様子を見れたら、やっと肩の荷が下りたと言わんばかりに溜め息を漏らして。]
―少し前・広間―
私、てっきりそういうお料理があるんだと思いました。
[「だから」と説明されて納得すると同時に無性におかしくて笑ってしまった。料理名ではなくて、逃げだったとは]
徹底してますねえ。
[赤いカレーにも人参は入らなかったらしい。トマトと唐辛子って、まるでピリ辛のパスタのトマトソースみたいですねえ、なんて感想を漏らして]
小さい子供なら、「大きくなれませんよ」って言うところなんですけど、オズワルドさんは十分大きいですもんねえ……。
[大柄な体躯を一瞥すると、困った顔をした]
[何やら心配そうな視線を感じた>>355。
言葉少ない彼の言葉を理解するには、少し時間が掛かってしまい。
何処かしら顔色を伺う様な雰囲気と話で、彼が言いたい事を概ね察すれば、苦笑を浮かべた。]
あぁ、好き嫌いではおまへんのや。
さいぜん、ロールキャベツ食べたから、そこまでお腹減ってはあらへんやけ。
[元々大食いでは無い上に、先程の食事をしたのだから、当然食事の量も多くは無かった。
あとは、年の影響も無きにしも非ずだろうか。
ともあれ、好き嫌いや料理の味を気にしている訳では無い事を、シチューを作ってくれたオズワルドに伝えて。]
―露天風呂―
[水鉄砲であちこちをぱしゅぱしゅ撃ちながら、温泉でぬくぬくご機嫌だ]
あー、なんだかアイスクリームが食べたいです。
冷たいバニラアイスなんかいいですねえ。
冷凍庫にあるでしょうか。
[少し長湯過ぎたのか、喉が渇けばそんなことを言った。
お風呂上りに冷凍庫を探してみようと思う。
ちなみに冷凍庫にアイスクリームは、
1.ある 2.ない 2(2x1)]
[>>336「温かい」という表現の裏に込められた意味には気づかず]
よかった。
いっぱいあるから好きなだけ食べてね。
あ、余ったら、明日とかに使い回すから大丈夫。
[自警団にも、というクレメンスの意見にも頷く]
ええ、そうですね……!
さすがにたくさん余らせるのももったいないですし。
[自警団の分も取り分けておく。
ヴェルザンディとマリエッタは温泉に行くようだ]
[ローレルが困っている様子を見て]
あ、着替えとか、日用品に関しては大丈夫みたい。
この建物から外に出る以外のことだったら、自警団さんに頼めば用意してもらえるらしいですよ。
着替えとかは自分で指定しないと変なものが用意されることもあるみたいですけど。
……逆に言えば、それだけ長い間この中から出られない、っていう意味だと思いますけどね……。
[少なくとも、この中にいる間は衣食住に困ることはなさそうだと説明する]
― 少し前・広間 ―
動物病院。
そういえば、獣医の資格も持ってる同僚がいたわ。
[ペットショップがダメなら、というマリエッタにぽんっと手を叩いた。
その膝の上で、手のひらサイズのヒヨコがきょとりと首をかしげていたが、クレメンス>>358に預けると寂しそうにピューピューと鳴きだした。
厨房で菜くずを包丁でみじん切りして戻ってくれば、パンくずをクレメンスから貰っていたが、親だと思っている女医の顔を見れば小さな羽をパタパタさせている]
小動物って可愛いわー。
クレメンスさん、ありがとうございます。
[ため息を漏らすクレメンスにお礼を言ってから、ほうれん草や白菜などを細切れにしたものを与えれば、もりもりと勢いよく食べ始める]
ローレルさんも、元気そうで良かった。
私も、また会えて嬉しいわ。
[覚えていてくれた事に、こちらも目を細めて笑顔を返す。
彼女の失語症の事も以前聞いた事があったので、特にその点では驚かない。
治っていなかった事は残念だが、そう簡単に治る種類のものではないから仕方ないだろう]
あら、着替えが無いの?
そうね…何日か泊りがけになるという話だから、私は1週間分の着替えは持ってきているけれど。
自警団員に言えば、着替えくらいは用意してくれる筈よ。
― 露天風呂 ―
そうねぇ。来なければ一番良いんだけど。
熱湯水鉄砲も良いけど、唐辛子水鉄砲とか、ハバネロ水鉄砲とか、デスソース水鉄砲とかどうかしら。
[アーヴァインの出迎えについて言うマリエッタ>>356に、にっこにこと笑顔で言う]
アイスクリームは良いわね。
寒くなってきた季節に、温泉であったまった身体で、暖房の効いてる部屋で食べるアイスクリームは最高だわ。
冷凍庫に無ければ、自警団員に買ってこさせるか、作るかすればいいのよ?
[ちなみに真夏には、冷房の効いている部屋で、熱いキムチ鍋を食べるのが最高だと思っている]
― お風呂上り ―
あらあら、これだけ色々な食材や食品があるのに、アイスクリームが無いとか、手抜かりもいいところねぇ。
[露天風呂でゆっくり温まった後。
いかにも温泉旅館といった感じの浴衣を着て、マリエッタと一緒に厨房の冷蔵庫を覗いてみれば、料理ができない人向けの冷凍食品などはあるのに、アイスクリームはないようで]
『すいません、この季節だから要らないかと思ってました…
今すぐ買ってきます!!』
ええ、よろしくお願いしますね。
あ、私はダーゲンハッツのラムレーズンで。
[片手サイズのヒヨコを抱えて、慌てて買い物に走ろうとする自警団員にそんな注文をつけておく]
さて、後はアイスクリームが届くのを、広間ででも待ちましょうか。
[走っていく自警団員を見送ったら、マリエッタと一緒に広間に行くだろうか。
それとも、マリエッタとは別行動になっただろうか**]
―露天風呂―
え……ええと。
[ヴェルザンディの発言>>374が、どんどん過激さを増していく。なまじ物腰が柔らかいので異様な迫力があって、怖い。
先程のゴキブリ云々はスルーできたが、今度の話題はそもそも振ったのがマリエッタということもあり、スルーすることも出来ない]
食べ物は粗末にしない方がいいんじゃないでしょうか。
[あはは、なんて乾いた笑い声を響かせる。
けれど話題がアイスクリームになると]
ああ、なるほど。
着替えだって用意していただけたんですから、アイスクリームだって用意していただけますよね。
[ちゃっかり便乗した。着替えを頼んで振袖やドレスを用意するなんて余計な出費をするくらいなら、食べ物をもっと充実させてもらいたいところである]
―お風呂上り―
[いそいそと、向かった(というか、連れて行ってもらった)厨房の冷凍庫を覗くと、アイスクリームは入っていなかった。
ちなみにヴェルザンディがくつろいだ浴衣なのに対し、マリエッタは■lightseagreen色のドレスである。だって着替え、ドレスしか用意してもらえなかったし]
ありませんね……。
[しょぼーんとしているマリエッタの背後で、ヴェルザンディの笑顔の圧力に自警団員が脅えている。
慌てて買いに走る様子に]
あ、私はバニラ!
バニラがいいです!
[自分のリクエストを主張しておいた。ローレルも一緒だったなら、「ローレルさんは何がいいですか?」と尋ねて、書かれた文字を大声で読み上げただろう]
そうですね。
ああ、アイスクリーム、楽しみです。
[ヴェルザンディに促されると、にっこり笑って冷凍庫の扉を閉めて、広間へと向かった**]
― 露天風呂 ―
[男性に断られた場合もシチューを何とかしただろう。
自警団員に場所を聞きながら露天風呂へと向かう。]
……!
[綺麗な景色、大きなお風呂。
初めて見るそれに大きく目を見開き、素晴らしいプロポーションを持つふたりへにこにこと微笑みかけた。
尚、胸の大きさは5(6x1)くらいだとか。測ったことがないため、はっきりしたことは分からない。
1.AA 2.A 3.B 4.C 5.D 6.E]
[お風呂に入っている間はノートを持ち込めないため、ふたりの話をにこにこ聞いているだけだった。
露天風呂に向かう際にお願いしていた着替えは ワンピース 辺りが持って来られたようだった。]
[普通の服だったことに安心して、ワンピースに着替える。
アイスというものを食べようと言うふたりについて行き、再び広間に戻ったのだったか。]
―お風呂上り―
ローレルさんは、お好きなアイスのリクエストはありませんか?
[にこにこしているローレルに尋ねる。
まさかローレルがアイスがどういうものかわからないとは思いもよらない。
遠慮してるのかな?と解釈して]
私はバニラが好きですけど、クッキー&クリームもオススメですよ!
[なんて言ってみたり]
[程なくした頃ヒヨコの親代わりであるヴェルザンディ>>372。
ヒヨコは安心出来る存在が帰って来て嬉しいのか小さな翼を羽ばたかせ彼女の元へ戻れば、ふぅと息を吐いた。]
可愛いかぁ……。
うちには、そういうのは分からへんえ。
[自分にとっては世話で精一杯だったので、可愛いとは思えなくて苦笑をしてしまう。
そういうのは女性の本能なのか、とは思うのだが、今の自分にはまだ理解出来てなかったみたいだ。]
それにしても……食べ過ぎではおまへん? こんヒヨコは。
[パンを食べた後に、ほうれん草や白菜などの野菜をモリモリと食べる雛。
その食欲の旺盛さに驚き、心配そうに眺めていたが口には出さず。
その内ヴェルザンディはヒヨコとマリエッタとローレルと共に温泉に行くみたいなので、静かにそれを見送ってから煙管を吹かし、窓の景色を眺めてた。]
― 厨房→広間 ―
ローレルさんは、何が食べたいとか選べないのかしら?
じゃあ、いっそ他の人たちの分もってことで、全種類買ってきて貰えばいいわよね。
[ローレルがアイスを食べたことないとは思ってないが、選びきれないなら何種類も食べればいいじゃないの、と問答無用で自警団員を送り出すつもり]
じゃあ、あとは広間で待ちましょうね。
[ワンピースとドレスと浴衣という不思議な組み合わせで、また広間へ戻る頃には、男性陣はどうしていただろうか]
―広間 ―
[アイスを買出しに行く自警団員を見送るとウーロン茶を飲んで ]
ん
[やはり多量に残ったシチューをどうしたものかと考え中。工房では足りない事はあっても残ることは皆無なのでアレンジレシピなどは無い。
温めて食べればいいかなぁとかぼんやりと考えて]
[女性陣が温泉に向かってどれぐらいの時間が経ったのだろうか。
時計を見ていないので、正確な時間は分かりかねるが、太陽が沈み月が顔を出す時間帯、というのは分かる。
煙を吐いてから、一旦煙を止めると、重い腰を上げるようにゆっくりと立ち上がれば、ふらりと広間の扉へ向かえば。]
散歩がてら、自警団員達に食事の事教えておくさかい。
[広間に残ってる人達にはそう言伝を残し、扉を開き、広間から立ち去った。
そして、広間から出てすぐに自警団員に出会い、食事が大量に余ったから、是非食べて貰いたい旨を伝えても、すぐ広間には戻らず、たゆたう蝶の様にさ迷う様に歩を進めたら、行き着く場所は中庭だ。]
―広間―
ただいま戻りましたー。
[ほこほこしながら帰ってくると、ソファに座る]
今自警団の方がアイスクリームを買いに行ってくださってますよー。
[買いに行かせたとは言わない]
いいお湯でしたよ。
景色もとっても素敵でした!
今度は明るいうちに入りたいです。
[男性陣にそう報告すると、ですよねー?とローレルとヴェルザンディに同意を求めた]
でも、気持ちよすぎてちょっと長湯しすぎたかもです。
はー、暑い。
早くアイスが食べたいですね……。
[ほわほわとアイスクリームに思いを馳せた。
甘いものは別腹です]
[ローレルはワンピースがよく似合っていた。その様子を、少し羨ましげに見つめる。なぜマリエッタはドレスだったんだろう]
あっ、アイスクリーム!
ありがとうございます!
[やがて買出しに行った自警団員が戻ってくる。
ヴェルザンディの脅しに効果はあったのかなかったのか。
届けられたアイスクリームは52種類くらい?]
ー中庭ー
[明るく賑やかそうな雰囲気を持っていた広間とは違い、ここは静かで落ち着く空気を纏っていた。
若い人達の輝く様な、純粋さ。今の自分にはそれが眩しく見えていて仕方がなかった。
つい逃げるように此処に来てしまったのだが、当然誰も居る訳もなく。]
ーー……。
むしろ、どなたはんもいーひん方がええかも知れへん、な。
[そう独りで呟きながら、煙管を手に取り、煙を出させたら、幾つかの幻の蝶が空を舞う。
幻想的な光景、見慣れたそれに己の想いを乗せていく。死者の魂を運ぶとされる、と言われている蝶に自分の胸に秘めた気持ちを一緒に運んでくれる事を願って。]
そっちの方はどうなん? 楽しいかえ? 苦しくはあらへんか?
うちのせいで、向こうに逝かせてしもうたからなぁ……。
[今でも脳裏にこびり付くように残ってる記憶。それは、崩れた岩の下に埋められ、命を落としてしまった若い部下達。
岩の隙間から流れる赤い血、悲痛な部下達の慟哭ーー3年経った今でも忘れる事は出来なかった。いや、忘れてはいけないのだ。
例え片腕を失ったとしても、疼く傷みが一生続いたとしても、背負い続けなければならない。
自分がこの大惨事を引き起こし、多くの若い命を失わせてしまった罪は、消えはしないのだから。]
ーー……っ。
[疼きが傷みに変わってしまったら、蝶は霧散し、始めから何も無かったかの様に消え去った。
先程来た時と変わらぬ風景を、ただただ静かに眺めた後、黙って背を向け中庭かた立ち去ろうと。]
おおっと!
[ローレルの取り落としたそれを、慌てて受け止めようとして、
1.バッチリキャッチ 2.……することはできなかった 1(2x1)]
[素早くマリエッタがキャッチしてくれたのを見て、ほっと胸を撫で下ろす。
ノートを開き、素早くペンを走らせた。]
『マリエッタさん、ありがとうございます。』
[にこにこと微笑んでいる。]
ー広間ー
[腕、と言うより肩と言った方が良いか、ともあれ古傷が疼き傷むので、出来るだけ左腕を動かさずに右腕だけで広間の扉を開けたら、ドレス姿に、ワンピース、浴衣と、統一感が無い女性陣の姿に驚き、目を開いていたら、52種類もあるアイスがテーブルの上に並べられてるのを見て、状況が飲み込めずぽかーんと口を開けてしまった。]
……一体、何が、どうして、こうなったん?
[肩の疼きを忘れて、適当に置かれたアイスを手に取れば、それはイカソーメン味とか奇妙な物。
眉間に皺を寄せ、手に持ったアイスを眺めた後、そっと元の場所へ戻した。]
いえいえ。
私がこんなに素早いのは、食べ物が絡んだ時だけですよ。
[えへへ、と照れ笑いを浮かべる。
食いしん坊なので、食べ物は大事にする主義だ。その割りに時々食べられないもの作るけど]
それにしても、アイスクリームってこんな色んな種類があるんですね。
[52種類のアイスクリームが並ぶ様子はなかなか壮観である。
リクエストしていたバニラを選んでご満悦]
ああでも、ストロベリーも美味しそうです……。
[ゆるぎない食いしん坊]
村の設定が変更されました。
あ、ローレルさんはそれですか。
[バニラの蓋をぱかっと開けながら、覗き込んで、にこにこ]
抹茶味でしょうか。それともメロン?
大穴でキウイという可能性も……。
[食いしん坊の虫がうずうずした]
あの、一口ずつ交換しませんか?
[そして誘惑に負けて、提案してみた]
あらあらあら。
確かに全種類とは言ったけど、これはいったい何日分なのかしらねー?
[52種類ものアイスクリームを前に、のほほーんとした口調で首をかしげる。
もちろん、真っ先に手を伸ばすのはラムレーズンだが、ちょっとだけ抹茶にも心惹かれている]
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