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人里に身を潜めながら、夜毎人を喰らうという恐ろしい人狼。
幾つもの村を滅ぼしてきた狡猾な化け物の噂が、遂にこの地にも訪れた。
震え上がる者、馬鹿馬鹿しいと一笑に付す者、そして…。
様々な思惑を余所に、人々は話し合いのため集うのだった。
1人目、学芸員 フレデリカ が参加しました。
学芸員 フレデリカは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
村の設定が変更されました。
2人目、語り手 が参加しました。
語り手 は、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
大きな4つの星が夜空を流れ、地に落ちたのは15年前。
空に尾を引く不気味な光を目にした者は多く、凶事の前触れではないかと人々は不安に駆られ、様々な噂が世を騒がせました。
しかし、これといった災いは起こらないまま月日は流れ、いつしか妖しい流星のことは忘れ去られていきました。
けれど本当は、その4つの星の正体は、世界に撒かれた魔の種だったのです。
誰もそのことに気付かないままに時は過ぎ、再び空に禍々しい光が現れます。
今度は1つだけでしたが、かつての4つの星を合わせたよりもずっと大きいものでした。
それは目にした者の命を奪い、あるいは正気を失わせ、あるいは病を植え付け、そして深い谷の底へと落ちてゆきました。
妖星を追って谷へ向かった者もいましたが、良い結果が得られることはありませんでした。
谷からは、おそらくは谷底の妖星からは、絶えず瘴気が流れ出していたのです。
ある者はその瘴気に冒され、ある者は瘴気によって凶暴化した獣に襲われ、ほとんどが命を落としてしまいました。
生き延びた者も、何もできないままに逃げ帰るのが精一杯でした。
谷からの瘴気はとどまることなく溢れ続け、遠く離れた町や村をも汚染してゆきます。
植物は枯れ果てこそしないものの実りを減らし、水や空気はどんよりと濁って病をもたらし、獣は狂って人々に牙をむくのです。
しかし、人々の中から、瘴気の影響を受けない者がみつかり始めました。
彼らは互いの存在を知り、手を携えて、諸悪の根源であろう妖星の谷へと向かいます。
幾多の困難を乗り越え、時には仲間の数を減らしながらも、彼らは人々を救うために進んでゆきます。
しかし、人々の中から、瘴気の影響を受けない者がみつかり始めました。
彼らは互いの存在を知り、手を携えて、諸悪の根源であろう妖星の谷へと向かいます。
幾多の困難を乗り越え、時には仲間の数を減らしながらも、彼らは人々を救うために進んでゆきます。
その中には、15年前に地へ降りた4つの「種」も混じっていました。
15年前、彼らは子供あるいは赤子の姿で発見され、人として育てられてきたのです。
自らの使命を封印されたまま、自分でもそうと気付かないまま。
語り手 が村を出ました。
2人目、語り手 が参加しました。
語り手 は、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
村の設定が変更されました。
語り手 が村を出ました。
2人目、魔力付与者 タチアナ が参加しました。
魔力付与者 タチアナは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
―谷への道―
[ごつごつとした石を踏みながら歩く。
影響を受けない身にも、瘴気が一段と濃くなっているのが感じられる。
迷宮への入り口、と伝え聞いている場所へは、もうだいぶ近づいているのだろう]
はあ……。
[旅姿の少女のため息の原因は、しかし妖星へ近づくことの不安でも、危機に瀕した世界への憂いでもなかった]
セル様、ご無事でしょうか……。
[口にするのは、瘴気に苛まれる世界を救うべく、共に旅をしている仲間のひとりの名]
こんな時にお一人で別行動をされるだなんて、いえ、セル様のことですもの、きっと深いお考えがあってのことなのでしょうけれど。
心配です……。
[またひとつ、深い息を吐く]
武器にもお召し物にも、できるだけの術をかけておきましたから、いくらかでも足しになると……いいえ、そんなものが役に立つのは危ないときでしょうから。何事もなく戻って来られるのが一番ですわ。
[そう言って、ぼんやりと辺りを見回した]
セル様別行動、だけ書いておきたかったので速攻入村してしまいました。
村建てとか久しぶりすぎて忘れてるYO!
皆様よろしくお願い致します。
3人目、修道騎士 バルタザール が参加しました。
修道騎士 バルタザールは、呪狼 を希望しました(他の人には見えません)。
― 谷への道 ―
[谷へと下る道の途上、先頭付近を歩いていた長身の青年は、一旦足を止めて周囲をぐるりと見渡した。]
気配が変わってきたな…
いよいよ、本拠地に近づいてきたということか。
[外套の下は修道騎士団の白い鎧姿。腰に下げた大振りの大剣に手を添える。]
>>7
タチアナ、大丈夫か?
か弱い女性にこの道を歩かせるのは気が進まないのだが、瘴気が濃くて馬を連れてくるのは難しかったからな。
きつくなるようだったら、休憩を取るからすぐに教えてくれ。
それと……
あいつ…セルウィンは、ちょっとやそっとの魔物に倒されるような可愛げのある奴じゃないさ。
つきあいの長い私が保証する。
戻って来たら、笑顔で盛大にで労ってやるといい。
[タチアナに、そう声をかけながら、道の先に視線を向けた。
空は曇天。通常の人間なら昏倒しそうな濃い瘴気に満ちてきた世界に、眉を*顰めた*]
4人目、物見 イェンス が参加しました。
物見 イェンスは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
―谷への道―
兄さん?
兄さーん!
[一行から少し離れて歩く少年が、周囲に向けて声をかける。
共に谷に向かって坂を下っていたはずの兄の姿が、いつの間にか見えなくなっていた]
5人目、剣を背負った少年 フィオン が参加しました。
剣を背負った少年 フィオンは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
[少年と青年の間ほどの背格好。
剣を背負ったその人影は、頭に小さな生き物を載せたまま聞こえた言葉に頷いた]
そうだよ。
セルウィンさん、ものすっごく強いから。
[のんびりとした口調で修道騎士に同意するのは、彼の様に長い時間の裏打ちがあるわけではないけれど]
こーんなに大きな魔物でもばさーって一撃だから。
[ばさー、を体現するのは、架空の剣で目の前を一刀両断の動き]
[それはかつて、自分を助けてくれたセルウィンの動きを真似たものであったけれど]
うわ、お、と。
[斜め掛けした鞄の重さと、自分の動きに振り回されてよろけるのは、完全に少年のオリジナルである**]
[>>10>>11声を掛けてくれる修道騎士を見上げる]
お気遣いありがとうございます、バルタさん。
私は大丈夫ですわ。
……あら、可愛げがないだなんて。
[暖かい励ましの言葉に、ぷうと頬を膨らませた]
セル様、確かにお強くて聡明でいらっしゃいますけど、
とてもお可愛らしいところもあると思いますわ。
あの澄んだ眼差し、麗しい笑顔……
[視線はうっとりと天を仰ぐ]
そう、そうですわよね!
[ばっ、と音がしそうな勢いでフィオンを振り返る>>13]
とっても勇敢でお強くていらっしゃるの!
ばさーって!
[自分の持ち物である木の杖を振りかぶる。
軽い杖に少女が振り回されることは無い]
参ったな……どこに行っちゃったんだろ。
[かり、と指ぬきの皮手袋に包まれた手で頭を掻く。
何かあればすぐに分かるだろうけれど、何かあってからでは遅いのが、あの兄だ。
少年の装備は、前を歩くバルタザール>>9に比べれば、遥かに軽い。体つきも小さく、本拠地に乗り込むにはあまりにも頼りなく見える。
それもその筈で、少年が得意とするのは直接的な戦闘ではなく、身軽な体躯を生かしての潜入と諜報だった]
……セルウィンさんと違って、放っておく訳にもいかないしなあ。
[バルタザールらのやり取りを聞いて>>11>>13>>15、はあ、とため息ひとつ]
/*
ダンジョン内部どうしようかな。
深い森の奥、のようなダンジョン。
木の根が絡まりあったような外壁。
毒の沼と毒霧が噴出すトラップ。
モンスターは植物型。
とりあえずこんなかんじ。
6人目、戦闘機械 ヴェルナー が参加しました。
戦闘機械 ヴェルナーは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
― わき道に逸れて ―
[一行から逸れたところに、ただ1機ある。
生き物らしき気配は希薄。ただ、動くものがある]
『目視にて妖星のカケラの付着を確認。
狂魔物と判定』
[そして対峙するのは、水晶のような石が埋め込まれている魔物たち]
[男は口を開かない。ただ、肩に置かれた水晶玉のようなものが無機質な音声案内を行う]
『距離、3、2、1、ファイアー』
[遠く。
谷を目指す一行らも、後ろの方でわりといつもの炸裂音が轟くのが聞こえただろう]
『マスター・フレデリカの任務完了。
星の欠片を採取』
[魔物らが倒れた後に残った石の欠片をぎこちない動作で拾う]
『エネルギーポットに装填。抽出開始』
[そしてそれを全て腰につけた袋に入れる]
[魔物を倒すために使用したビーム兵器などは、全て星の欠片がなければ動かすことができない。
妖星の災いを祓うために、妖星の欠片の力がなければ動かぬ矛盾。
それが、戦闘機械ヴェルナーの存在であった]
『合流する』
[靴が浮かび、車輪が生える。
眉一つ動かさず、馬要らずの速度で、一行に追いつくのであった]
[踵を返して間もなく、向こう側からやってくる兄の姿が見えた>>21。
安堵と呆れ、そして哀しさの入り混じった表情で、追いつくなり詰め寄る]
兄さん!
皆もだいぶ慣れたと思うけど、勝手に離れちゃ駄目だよ。
この辺りの魔物程度にどうにかなるとは思ってないけど、本拠地も近いのに……
[戦闘機械でもある兄が、ひとりはぐれた所で倒れるとは思っていない。
自分の言葉がどこまで届いているのかも、わからない。
それでもクドクドと小言を言ってしまうのは、不安と負い目の裏返し。
まだまともに人間だった頃の、最後の姿を思い出して、左腕の古傷が、引き攣るように痛んだ]
― そして合流 ―
[あちこちに枯れた枝などをつけつつ、しれっと最後尾に合流してきた]
[真っ先に金色の眸が探すのは、おそらく一番心配していただろう弟のイェンスではなく、フレデリカの姿である]
『マスター・フレデリカ。
接近していた魔物を祓いました』
[表情も口も動かず、肩に乗せていただいた水晶玉がそんな音を出す。
もう、肉声を出さなくなって久しい。
そう、それは――生死を分かつ怪我を負った日から。
ヴェルナーという名前の何かは残ったが、それはヴェルナーという名の傭兵の死でもあったのかもしれない。
あれから眉一つ動かさず。ただ、マスターと認めたものの命令を聞く、妖星の脅威を払うためだけの兵器となった。
幸い、フレデリカが道理を弁えたものだからこそ、調和やら何やらを学習、するようにはなったが。
それでも生前の魔物駆逐を掲げていた血気盛んな青年よりも、人間とのコミュニケーションがずっと困難になったのはいうまでもない]
……まぁ、いいや。
ほら、皆と合流しよ。
[兄の腕を取り、合流を促す。
服の下に隠されている体は、硬く、冷たい――機械のそれ**]
[それから、兄さんと呼ぶイェンスにギギギと首を向ける]
『損害なし。エネルギー微量回復。
パーティの効率の為に必要行為であったと提言する』
[しかし口は開かず。無機質な音声ばかりが肩にのっかっている水晶玉から出た。
そこに人の温かさはなく、心配、という人の心の理解に到達に至っているのかは謎であった。
しかし、これでも随分マシになったのである。
魔物もろとも人間も攻撃しかねん一時よりは。]
……そう、だね。
ありがとう、兄さん。
[目を伏せ、兄の提言に小さく頷いて応えた。
それでも、いつか。
あの頃の兄が戻って来る奇跡を、少年は祈り続ける。
この姿になった頃に比べれば、随分ましになったのだから**]
[改造前であるならば。
やはり団体行動は苦手だったから、さくっと気になるものがあったのならさくっと槍一本もって片付けてきて。
まずイェンスに怪我がないかどうかを確かめてから、自分について追求する連中に、それから別に五体満足怪我もなくもどってきたから問題ねーだろ、とぶっきらぼうにいっただろうか。
首から上は生前のまま。理論上は、言葉も話せるはず、と。ヴェルナーにまだ生きるチャンスを与えた学者はそうはいったが。
だが、最後の口に出した言葉は。
『おれに構うな! 逃げろ、イェンス!』
地元勇士と傭兵とで組んだ、魔物退治パーティ。
はじめて見た、凶悪な魔物。次々と死んでゆくメンバー。そして死してなお立ち上がる、"新たなる"魔物。
――決着は、ヴェルナーが特攻し、自爆したことによってついた**]
/*
これからのことを思うといろいろあれそれで私好みなんだが
早いとこわるもんに乗っ取られてヒャッハーしたいという欲求も。
22日の朝1dという事は、本拠地に近づいて覚醒するのは21日かな。
20日夜〜21日朝あたりには食われておいた方がよさげ。
7人目、ナイフ使い カーク が参加しました。
ナイフ使い カークは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
よろしくおねがいします。
劣等感丸出し野郎で行きたいとおもいます。がんばります。
カークってCVすわべさんみたいな感じあるよね〜〜(うっとり)
8人目、魔法剣士 セルウィン が参加しました。
魔法剣士 セルウィンは、首無騎士 を希望しました(他の人には見えません)。
― とある村の廃墟 ―
……ようやく静かになったか。
[襲いかかってきた魔物に止めの一撃を下し。
バルタザール曰く可愛げのない青年は、戦闘中もやられたふりをするなどという可愛げもなく、魔物の体に足をかけて剣を引き抜いた。]
[剣を振って魔の血を払い、布で清めると鞘へと仕舞った。]
しかし……
見事なまでに生き物の気配がない、な……
何か手がかりがないかと思ったが。
[青年が立っていたのは、谷底からかなり近い場所にあった村の廃墟だった。妖星が堕ちてきた直後に次々に人が死に、かろうじて生き残った者もとっくにその場所から逃げており、廃墟と化したという村。人もおらず、目的地に向かうには遠回りになるこの場所に、仲間と別行動を取ってまで立ち寄った理由とは。]
…………。
9人目、四季の人形遣い ゾフィヤ が参加しました。
四季の人形遣い ゾフィヤは、狙撃手 を希望しました(他の人には見えません)。
―一行のやや後方―
[少女の周囲に浮かぶは、見た目華やかな妖精…いや、人形達。
豪華なドレスに身を包み、常に少女の傍に付き従っていた。]
[それはまるで、生きているかのように。]
………。
[――青年には、過去の記憶がない。
正確には、8歳より前の記憶。
15年前、4つの星が落ちた夜。
焼けた村の中で気を失って倒れていた所を、知らぬ男――のちに義父となる男に揺り起こされ、何があったのかと尋ねられても、 8歳の自分は、名前と年齢以外は何も覚えていなかった。家族も、村にいただろう他の者のことも。村のあったその場所にいた生存者は、たった一人だけだった。
4つの星のうち、ひとつが落ちた方角に自分のの村があったとは、後から知ったこと。青年は、妖星が堕ちた後に滅んだこの村と、自分がいた村に何らかの関連があるのかもしれない、と考えた。単に火事や事故だったのかもしれないが、そうではない気がしていた。根拠はないが。
あの夜の真実を知れば、失われた自分の過去が取り戻せるかもしれない――と15年経った今でも考えるのだ。]
[その肝心の少女は皆の会話>>13>>16に耳は傾けているが、
時折何かしらに同意するような小さな頷きはするものの
積極的にそれぞれの会話の中には入ろうとしなかった。]
……っ。
[その代わりに…薄桃色の花で飾られたドレスを着た人形が
決して変わらない、穏やかな笑みを浮かべて
大仰に頷いて見せるのだ。
他の人形達もまたそれぞれに笑顔を見せたまま、
フィオンの真似>>14をしていた。
これが、少女なりのコミュニケーションの取り方である。
言葉のやりとりは怖いから、人形達を操る術を得た頃から
ずっとずっとこの形で過ごして来たのだ。**]
[しかし、廃墟の村では目ぼしい物はなく。]
……無駄足か。
まったく。
俺としたことが、何をしているのだか……
[過去の記憶にいつまでも拘るなど。
自分のルーツが気になるなど、女々しく思えて、自嘲気味に笑う。
だが、時々内側から声がざわつくのを感じるのだ。
――己の真の姿を思い出せ、と。]
……あいつらはどこまで行ったんだろうな。
しかし、タチアナの魔法とやらは今回も全く効かなかったな……
[踵を返し、気持ち早めに、先に行った一行を追っていく**]
/*
あといない間に構ってくれてありがとー
早く遊びたいねえ
しかしヴェルナー、お前は表情差分一切考えなくていいの楽そうだなwwwww
[>>16振り返る少女の勢いにたじろぐ……暇はない。
よろけた拍子にごつごつと転がる石につまずいてたたらを踏んで――
最後の一歩、転ばずにすんだのは、>>30ぐいと何かに襟首を引き戻されたおかげ。
>>17おかげで憮然としたタチアナの顔を近くで見る羽目になった]
……はぃ。
[ごめんなさい。と続ける声は尻つぼみ]
[>>30自分の首根っこを掴まえる手を振り返る]
あ、ありがと。
[見えた幼なじみの姿に、明らかにほっとした顔になった。
彼は、兄弟のない少年にとって頼れる兄とも言える存在。
しっかりしろ、と胸を叩かれると少し眉を下げるのだけれど、]
でも大丈夫。カーク一緒だもん。
[勇者と呼ばれる存在も自分一人ではない、と。
自分の胸を手で押さえて、すぐに満面の笑みを向けるのだった]
戦闘機械 ヴェルナー が村を出ました。
9人目、戦闘機械 ヴェルナー が参加しました。
戦闘機械 ヴェルナーは、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
― 谷の入り口 ―
[一行は進み。
瘴気に枯れた山林が途切れ、何か巨大なものが引っ掻いたかのような谷の入り口が姿を見せた]
『妖星エネルギー察知。
瘴気濃度、人間の生命活動限界以上』
――――わ!
[>>19わりといつもの炸裂音だが、わりといつもびくりとする。
それが危険なものでないと知れるのは、イェンスからかけられる声のおかげもあるのだが。>>20]
あ、駄目だよエマ。お前は飛べないんだから。
[視線を巡らせると、にわかにそわそわし出すのは頭の上に居るリス模様のねずみ。
>>35後ろの方を歩く少女、その周りに浮かぶ人形を気に入ったのか、ねずみはちょくちょく其方に向かっていこうとするし、少女を驚かせたことも一度や二度じゃない]
ほら、もう、駄目だったら。
[>>37幸い、彼女の扱う華やかな人形たちが、自分のまねをしていたことには気づかなかった少年である**]
[兄の少し後ろを歩きながら、思いを巡らす。
両親の事は、あまり覚えていない。他のきょうだいの事も。
妖星の脅威によって、皆死んだと聞かされたのは何時のことだったか――。
何れにせよ、気がついた時には、家族と呼べる存在はヴェルナーひとりだけになっていた]
[子供の頃から傭兵として働き、自分を養ってくれた兄に酬いるため、後を追うように少年もその道に進んだ。
そうは言っても自分はまだ子供で、戦場に出るには体つきにも恵まれていなかったから、 物資の調達や情報収集が主な役割ではあったが、それでも兄の役に立てることが嬉しかった。
――そう、あの日までは]
[魔物退治。
妖星の脅威に晒されるようになってから、度々入ってくる『よくある依頼』。
今回も、その類だと思っていた。
だから、兄と、顔馴染みになった傭兵仲間、そして地元の勇士たちに囲まれてその日は戦場に出た。
弓や短刀の扱いも覚えて、多少の自衛も出来るようになっていた]
[兄の戦い方は知っている。
端から見たら無謀とも言える、単騎突入。魔物の群れの中心で、鬼気迫る勢いで次々とねじ伏せ、斬り伏せていく。――それはまるで、恨みの全てを魔物に叩きつけるようで。
そんな兄を、傭兵仲間が後方から支援し、討ち漏らした魔物に留めを刺すのが常だった。
結果、大きな傷を負うことなく兄は生還してきたし、犠牲が出ることもなかった]
――ッ!?
[しかし、今回の魔物の動きは違った。
突入してくる兄を数匹の魔物が抑えるのみで、他は四散。後方に控えている仲間へと襲い掛かっていく
見たこともない魔物たちの前に、傭兵も有志も無力だった。
少年も例外ではなく、左腕を焼かれて身動きが取れずにいた。
兄が斬り伏せた筈の魔物も死なずに立ち上がり、疲労と焦りの色が見える兄へと次々と襲いかかっていく――]
にいちゃん!
『おれに構うな! 逃げろ、イェンス!』
[それが、兄と交わした最後の言葉]
――ッ!?
[しかし、今回の魔物の動きは違った。
突入してくる兄を数匹の魔物が抑えるのみで、他は四散。後方に控えている仲間へと襲い掛かる。
見たこともない魔物たちの前に、傭兵も有志も無力だった。
少年も例外ではなく、左腕を焼かれて、一行と少し離れた所でうずくまったまま身動きが取れずにいた。
兄が斬り伏せた筈の魔物も死なずに立ち上がり、疲労と焦りの色が見える兄へと次々と襲いかかっていく――]
にいちゃん!
『おれに構うな! 逃げろ、イェンス!』
[それが、兄と交わした最後の言葉]
/*
このちょっとボールを投げただけでこの膨らませ方wwwwwwwwwww
さすがすぎるぞまゆねこさんwwwwwwwww
[気がついた時、少年はどこかのベッドの中にいた。
兄と共に助け出され、怪我の治療を施されたのだという。
しかし、果たして兄は『生きていた』と言えたか。
目の前で自爆した兄の体のうち、首から下は機械化されていた。
目を開けてはいるものの、そこには人の意志も温もりもなく――]
……!
ゥ、……グ、……か、はっ
[突然延びてきた兄の腕によって、首を絞められた。
呼吸が止まる。
首の骨が軋む。
目の前がチカチカと瞬いて――
傍にいた学者に止められなければ、あの時、兄に殺されていただろう*]
「ばさー」…か。確かにそんな感じだな。
もう少し動きに無駄はないが…
おいおい、皆総出で――ぷっ…はは。
本物と一緒に全員並んだら楽しそうだ。
[>>13フィオンと>>16タチアナがセルウィンを模した動きを、笑いを噛み殺しながら見ていた。
…が、ゾフィヤの人形達までひらひら衣装を翻し、愛らしい仕草で真似を始めた>>37のが見えてしまうと、耐えきれずに吹き出した。
飄々と落ち着いた様子の親友が仲間から英雄や王子様のような目で見られている様子はいつ見ても面白い。
後で絶好のからかいネタになりそうだ、と小声でつぶやく]
――おい、危な…
[「ばさー」に続いてフィオンがバランスを崩す。>>14
すぐに、カークの助けが入ったので安心しつつ、苦笑。]
―――!?
今の音は……
ヴェルナーか。
[>>19 後方から聞こえる炸裂音に剣を握りなおす。
周囲の様子を伺うが、暫く後にヴェルナーとイェンスが後方のフレデリカと合流>>23した様子を見て、*構えを解いた。*]
― 谷への道 ―
[仲間同士の軽いやりとりから数刻が経過した後。
一行は谷に向けて歩みを再開した。
ざく、ざく、ざく…枯葉を砕くような音を立てながら、思いのほか柔らかい山道を延々と歩く。
歩む道の脇には立ち枯れた樹が延々と連なり、時を止めたかのようにひっそりと佇んでいた。
かつては緑豊かな森に囲まれていたと思われる山道。
今は、褪せた白と煤けた黒、後は延々と続く灰色の土に覆われた色を無くしたかのような世界。]
まるで…林の骸だな。
どんな厄災を落とせば、こんな風景を作ることができるのか。
神の祝福を失った地を、目の当たりにしている気分だ。
…いや、実際そうなのか。
[周囲に気を張りながらも、憂鬱そうに溜息。
生物も魔物も消えうせたようなその道を暫く歩き続けると、徐々に倒木が増えてくる。
全て、何か巨大な存在に撫で降ろされたように同じ方向…進行方向に根を向けた形をとっている。
そして陰鬱な山道は突然、不自然な形で途切れた]
― 谷の入り口 ―
ヴェルナー、何かわかることは。
[自分と同じく先頭付近を歩いている青年に声をかける。
すぐに、無機質な音で現在の様子が報告される。>>41]
「人間の」生命活動限界以上
……か。
我々も人間ではあるが…まぁ、そうなんだろうな。
[眉を顰め、目の前に広がる谷の中心を*睨みつけた。*]
― 谷の入り口 ―
『マスターをはじめ、ここにいる全員は、基準値以上の瘴気に対する適正を保持している。
しかし、問題がないわけではない』
[けほん、と咳き込むフレデリカの背をやさしくさすって差し上げる。
フレデリカが似たように咳き込んだとき、どうすればいいのかと命令を問うた時、そばにいたイェンスの言葉を素直に実行しているに過ぎない]
『適応力が弱いものもじきになれる。
少々時間は必要である』
[他にもフレデリカと同じく気持ち悪くなっているものがいないかと無表情の首を360度まわした。
フレデリカの父親でもあるマッドなおひとは「死角なきシステム」と豪語した視野システムである]
…………。
僕、少し先を見てきます。
[フードを目深に被り、ぽそりと低く告げて、ひとり、降りていく。
……大丈夫。ひとりでの隠密行動には慣れている。
腰には、毒を塗った短剣を。背負った矢筒には毒矢を。その他にも、あちこちに毒を仕込んでいる。
それは、戦闘力の低さを補う、武器でもあった**]
[先に行くイェンスは一瞥するのみ。
これが今生の別れなのか。
それとももはや今生の別れは済ませてすまっていたのか。
それは今は神ですらもわからない]
― マスターとの出会い ―
[目につくものは全て攻撃し、殲滅する。
そう刷り込まれた目覚めは、血の濃さをも凌駕した。
目覚めて最初に目についたイェンスに手を出した。
しかし本当の意味で取り返しが付かなくなる前に、ヴェルナーを改造した学者の娘フレデリカの叫びが、イェンスを危機から救った。
ベースとなった古代兵器の制御音声とうんたらかんたらー、や、フレデリカもまた特別な才能のある少女だから、やら。いろいろ理由はあっただろうが]
『ヴェルナー、イェンスには絶対に攻撃しないこと。
イェンスはヴェルナーや私に何があっても攻撃なんてしないんだから』
[そう命令され、イェンスには無遠慮な視線を投げるのみとなった。
今の思考回路で、兄弟だの何だのという概念が理解できているのか、表面には現れない**]
―谷への道―
おわかり頂ければよろしいのです。
[>>39もとより、それほど怒っているわけでもない。
目の前でフィオンが転ばずにすんだのも確かめて、笑顔になった。
>>31カークの問いには目をぱちくりとさせ]
セル様のどこが……って。
もちろん、全てですわ!
[きらきら全開で答えるのだった。
恋人候補、のお世辞は頭に入らないようだ]
ところで……セル様も心配ですけれど、だいぶ禍々しい気配が強くなってきましたわね。
皆さん大丈夫でしょうか?
ゾフィさんも、お人形さんたちも。
[周囲の仲間たちを振り返る。そちらへ注意を移したから、カークの表情が陰を帯びたのには気付かない>>32]
エマちゃんも……!?
[フィオンの小さな友達に声をかけようとしたとき、背後で物騒な音がした>>19]
あ、ああ……ヴェルさん、ですのね。
いつも驚きますわ……。
[炸裂音の原因となった事象は、既にヴェルナーの手で排除されたようだった。
イェンス、フレデリカと合流する彼の姿を遠くから見る>>23>>24]
魔法……とは、違うものなのでしょうか。
[彼が何者なのか、今ひとつよくわかっていない。
自分が始めて出会った時には、もう今のヴェルナーであったから**]
[誰かが居ない、>>18後方を歩いていた少女は知っている。
でも言わない、言えない。
だからヒイラギで飾った冬のドレスを身にまとう人形が
前後左右と辺りを見渡す。
大体その本人が居なくなる理由にも当たりを付けてみる。]
……ジマ。
[そうして割といつもの炸裂音が轟けば>>19きっとイェンスが
駆けつけるのだろう事もなんとなしにわかっているから、
ジマ(冬)をさり気なく彼の後を追うように浮かばせた。]
[と、思ったが。
すぐに二人の声が近くに寄って来るのを確認すると、>>22
ジマを再び自分の傍に置いた。
フレデリカを間に置いたこの二人のやりとりに、
少女は複雑な気持ちを抱く。
本来ならば人らしい会話が成されるはずだろうに、片方からは
言葉の暴投が続いているような感触を覚えるのだから。]
(まるで、人形みたい)
[でも、言わない。]
[ヴェルナー達の会話に僅かに落ちた視線。
その事に気が付いて顔を上げると、フィオンのネズミが
こちらの様子を伺っているかのように見えた。>>43]
(またあのネズミさん。本当はとっても可愛いって知ってる。)
[その気持ちを代弁するように、今度はヒマワリを頭の両側に飾り
抜けるような青空色のドレスを身に纏った人形が、ネズミの近くまで
寄っては手を振って再び戻る。]
10人目、酔いどれ聖職者 ゲオルグ が参加しました。
酔いどれ聖職者 ゲオルグは、洗礼者 を希望しました(他の人には見えません)。
― 谷への道 ―
[会話を交わす一行の後方で、煤けた白いローブを纏った中年の男は周囲の様子を見渡し大きな欠伸をひとつ。]
ふぁ……ああ……
まったく、景気の悪ィ所だぜ
[言いながら、ローブの内ポケットに隠し持っていたスキットルに口を付け、命の水を一口含む。
中身は立ち寄る街で補充していたが、この先補充は見込めない。]
ちびちびやるのは性に合わねーんだけどな……
勿体ねぇからしゃあねえな……
[熱い水で喉を潤し、スキットルを仕舞う。
ヒゲ面に似合わない華奢なチェーンの先で、洗礼者の証である金貨がチカリと瞬いた。]
[未だにフィオンの真似を続けていた、様々な果実を飾った
黄色いドレスの人形がようやくその仕草を止める頃。
不意に差し出されたイェンスの左手に>>52少女は明らかに怯む。
彼の言う通り、離れすぎると危険だ。
足手まといになるな、と思われたのかも知れないと考えて]
……オーセ。
[呼ばれたオーセ(秋)が彼を小さな両手を掴み、
少女自身はその袖口を、くぃと掴んで歩き出した。]
(…火傷。)
[時折、袖口から覗く火傷痕。
基本は他人の事に一切首を突っ込まない性格だが、
気がかりなものは気がかりなのだ。
オーセにその火傷痕を撫でるようにと動かそうとするのだが、
その動作は拒否されたかどうか。]
/*
表では絶対ににぱー☆なんて笑う事はないので、
灰でめっさ笑わせる!
そして初めての演劇村、声を掛けて頂いた事に
感謝して、めいっぱい演じます!
さぁてさぁて、縁故は元々お願いするのが苦手なので
人が苦手設定でカバーして逃げておりましたよ!
でも案外なんとかなるかも知れない不思議。
ある意味孤独なこの娘が、どうしてゲオルグさんを
庇おうとするのかを初日で固めていかなくちゃー。
つっても、結構兄弟や親しい人を間近で見ているし、
その辺りから考えてみても良いかもしんない。
―谷への道―
[イェンスの袖口を掴んで歩く道程、その間に手は離れて
しまったかも知れない。
でも、今度は皆から離れて歩く事はしない。]
……。
[足元に鳴る枯枝の踏みしめるような音に加え、生の気配が
すっかり失われてしまった森の様相を見上げて、少女は眉間に
小さな皺を寄せた。]
[瘴気にやられた訳ではない。
一度に4体の人形を操る人形遣いであるから、それを抑え込む
だけの精神修養は重ねているつもりだからだ。**]
…………。
ああ、これ?……うん、何年か前にね。
[左の袖口から覗く火傷跡。それを撫でる人形に気づいて、ぽつりと呟くように言った。
ふ、と視線は一瞬、先を行く兄の背中に向いて。しかし直ぐに、人形とゾフィヤの元に戻る]
……ありがとう。
[優しい子だね。
言葉には乗せず、穏やかに笑んでゾフィヤを見た]
ぜ〜〜〜〜ったいにやらねー!
[>>77 案の定、返すのはきっぱりと否定の言葉。]
これはオレみたいなダンディな大人の男が飲むからいいんだ。
ガキはガキらしく飴でも舐めてろ!……ほれ。
[大人気なく言い放つと、懐からミルクキャンディを取り出し、カークの鼻先につきだした。]
チェッ ちょっとくらいいいだろーケチ!!!
大体、ダンディな大人の男は自分のことダンディな大人の男って言わないんじゃないの〜?
[ぶーぶーと不平を訴えるが、突き出された飴は大人しく頂き、口にポイッと放り込む]
これはこれで甘くて美味いけど。ってかなんでおっさん飴なんて持ってんの?
[ころころ]
―少し前・谷へと続く道―
澄んだ……眼差し?
麗しい笑…顔……か。
[頬を膨らませる少女の発言>>15に、思わず瞬き。
「聡明」で「可愛らしく」「澄んだ目」で「麗しい笑顔」のセルウィンを想像してみた。
何か、友とは違う平行世界のセルウィンが浮かび、軽く頭を振って打ち消す。]
いわゆる、母性本能を擽るといった状態なのだろうか。
私は同性だから理解はできないが…女性ならではの視点の違いが存在するのだろうな。
セルウィン本人に伝えてやるといいかもしれない。
自分の新たな魅力を教えてもらえて喜ぶかもしれないよ。
[少し冗談交じりにそんな言葉を付け加えたりもしていた。]
オレは自他共に認める超ダンディ男だからいーんだよ。
……っかー、効くねぇ!
[>>79 不平を訴えるカークへ当てつけるように、ウィスキーを一口含んでこれ見よがしに飲んでみせた。]
んあ?飴か?
前の街の教会からパクって来た。
[教会は場所柄、身寄りの無い子を預かる事も多い為、子供達の為にキャンディ等の菓子類を用意してある事がある。
それを無断で拝借してきた――敬虔な信者であれば眉を顰めそうな聖職者に在るまじき行為を、この男は平静と言ってのけた。]
― 少し前・谷への道 ―
[前を注視しながら歩いていると、自分の声に応える形でイェンスの声が聞こえてきた。
振り返り、苦笑する。]
イェンスは、気分が悪くなったりすることはないか?
急に瘴気の濃さが変わると、慣れているものでもきつい場合があると聞く。
「エル」も、そうだったしな。
[最後の道へ進む直前、体調不良で離脱し、街に留まった少年を思い出す。
最初はもっと多くの戦死達が集まっていたこの集団も、仲間たちが一人、また一人と減り今はこの人数だ。]
こんな風景を広げないためにも、私たちが、瘴気の源を何とかしなければいけない。
気の流れが元のように戻れば、きっと、彼…
[斜め前を歩むヴェルナーにちらりと視線を向ける。]
…が戦う必要もなくなるだろう。
治療に必要な事があれば、私やゲオルグの親父さんが教会の関係者に口利きもするよ。
ヴェルナーは、私たちが出会った当初より語彙も表現方法も増えている。
長期戦になっても、きっと…なんとかなるさ。
[勝手にゲオルグの分まで含めた約束を伝えながら、常に兄を思いやるイェンスに、気遣うような笑顔を向けた。]
― 現在・谷の入り口 ―
フレデリカの具合が、良くなさそうだな。
ここで一旦休憩にしないか?
セルウィンの合流も待って、万全の状態で赴いたほうが良いと思う。
[ヴェルナーが背中をさすり、介抱する様子>>56に気がかりそうな顔を向ける。
他に不調な者が出ないかとその場に揃った仲間たちの様子を見る。]
― 谷への道 ―
子守ってそこまで!?
[>>75幼なじみから返ってくるのは苦笑とまるきし子供をあしらうような言葉で、目をまん丸にしたあと少しむくれるが]
わあ。
[されるままにぼさぼさにされる]
にこいちって、なんかやっすい感じだけど……
はぁい。気をつけます。
[撫でる手があれば、ふくれ面はひっこんで、素直に頷いた]
― 谷への道 ―
子守ってそこまで!?
[>>75幼なじみから返ってくるのは苦笑とまるきし子供をあしらうような言葉で、目をまん丸にしたあと少しむくれるが]
わあ。
[されるままにぼさぼさにされる]
にこいちって、なんかやっすい感じだけど……
はぁい。気をつけます。
[撫でる手があれば、ふくれ面はひっこんで、素直に頷いた]
[>>76セルウィンいじめるとか声がする。
普段だったらタチアナの反応におろおろするところだが]
あ、エマ!
[>>68あいきゃんふらーい、とねずみが飛び出すのは、頭に夏の花を飾った人形が近づいてきたから。
もちろんねずみは空を飛べないし、人形は手を振って戻っていくから、エマはぺしょりと地面に落ちたのだけれど。
人形の持ち主を見る、視線は合ったかわからないけど、照れ笑いを返しておいた]
全ッ然理屈になってないし…。ってか当てこすりやがってムカつく…。
[半目で恨みがましく睨みつける]
パクってきたのかよ!!
うわあー、子供たちのためのお菓子を…おっさん最低ー外道ー生臭坊主ー
[わざとらしく後ずさって非難を浴びせている]
― 谷への入り口 ―
>>60
イェンス、斥候か?
ここは瘴気の源付近。
いつ、予想外の魔物が出現するとも知れない。
…気をつけろよ。
何か出たら、手を出さずに撤退するんだぞ。
[黒髪に白い鎧。長身な自分は目印になりすぎて斥候には全く向かない。
イェンスが様子を見て、仲間が進むのは常日頃の事だったので、この時も普段どおりに見送った。]
/* >>82
酷い誤植を発見した…戦死…戦士だろう……
すま…すまぬ……自分で書いたくせに腹筋死んだ… */
/*
皆の呼び名を考える
タチアナ
バルタザール
イェンス
フィオン様
カーク様
セル様
ゾフィヤ
ダンディー
これでいいかな…
― 谷への道 ―
聞いたとおり、だね。
[谷へ降りる道を進めば進むほど、生き物の立てる音が無くなっていく。
いくら耳をそばだてても、鳥の羽音ひとつない]
みんな瘴気にあてられて……
[倒れたか、狂ったか。
そうした生き物に襲われたことも、数え切れない]
言っとくが、お前もそれ食ったから同罪だぞ?
[>>87 カークの非難も何処吹く風。
飄々と笑みを浮かべて、自分もミルクキャンディを口に放り込んだ。]
それに、オレも元々あそこにいたクチだからいーんだよ。
[理由になっていない理由を述べると一行の行く先に顎で示し]
ほれ、他の奴らはもう谷への入り口に着いたみてーだぜ。
遅れをとっちゃなんねーだろ、ゆ・う・しゃ・さ・ま?
[ほれ行け、とばかりに手をひらひらと振った。]
『バルサダール。イェンスの探索能力に問題はない。
対瘴気耐性については、幼少のストレステストのデータからもこの中で勇者とセル様を除いた中でも特に優れているものと判断する』
[気をつけろと念を押すバルタザールに、イェンスがいってしまった後に、肩の水晶玉がそんなことをいう]
[イェンスにとってはまだ幼い頃。瘴気の毒と狂った魔物らの災害から生還した理由の一つは、その瘴気への耐性があった。もちろんそれは兄も、である。
故に、瘴気を以って瘴気を払う古代機械文明の遺産が、こういう風に転用されてあれやそれやなのであるが]
[セルウィンのことをセル様、と呼ぶのは最初にインプットした名前から本人の訂正が入らないからである。
タチアナからの呼称でそうインプットされてしまっているのはいうまでもない]
[>>82エルも、と声がすれば騎士を見上げる。
>>49先ほどは堪えきれないという風に笑った顔も、今は僅かに苦笑の形]
エル、大丈夫かな。
[バルタザールの言葉を聞くともなしに聞きながら、視線をやるのは遙か後方。
別れ際の様子を思い出して繭を下げた]
― 谷の入り口 ―
>>91
瘴気に関しては確かに問題はないだろうな。
私が心配しているのは、瘴気に当てられた魔物が出てこないか、ということだ。
それに、不測の突発事態は、どれだけ準備していても、誰にでも起こりうること。
だから、心配しすぎることはない。
それにしても…セル様………
[通常会話に不意に紛れ込むと、真面目な顔をしようとしてもつい、緊張の糸が途切れて吹き出しそうになる。
勿論、タチアナの呼ぶ「セル様」由来なのは百も承知。
そして、そう呼ばれるセルウィンが嫌そうな顔をして思えるので、あえて全く訂正をいれるつもりはなかった。]
……この辺りは、開けているから突然魔物が出てくるということもなさそうか。
[手近な岩に腰をかけ、改めて谷の様子を見渡した。]
それにしてもこの風景……この気配……
何かを、思い出しそうになるな。
[呟き、眠りはしないが追憶に浸るように目を伏せた。]
[樹木も下生えも関係なく、不自然に枯れ落ちている植物。
同じ方角に向かいなぎ倒された木々。
岩に囲まれ、瘴気に満ち溢れた禍々しい景色]
俺は…この風景を、見たことが……ある?
[無意識に呟き、その声に自分で驚く。]
[ 少なくとも、バルタザールが「その名前で生きていた」15年間に、そんな風景を見る機会など全く無かった。
記憶喪失のまま、教会で保護された少年は、そのまま教会付属の孤児院で育ち、剣を習い…
癒しの力を持つことはできなかったが、教会を守る修道騎士として、今、この場に赴いている。
後悔はない。恐れもない。
瘴気に対する耐性の強さで、人々の盾となる道ができた事を誇りに思っている。
それでも、目の前に広がる寂寥とした風景は、心の奥底から魂の揺さぶられるような、不思議な気持ちを呼び起こさせた。]
―少し前・谷への道―
[自分の声が聞こえたのか、前を行くバルタザールが振り返る>>82。
瘴気に当てられていないかと、気を使われるのが嬉しくも心地良く、同時にむず痒い。そしてそこに、少しの寂しさも入り混じる。
きっと、兄が兄のままであったなら、同じ事を聞いただろうから]
あ……はい、僕は大丈夫です。
[ほんの少しの耳鳴りと眩暈はあるが、街に留まったエルの様子を思えば、このくらい影響を受けているうちには入るまい。
エル。エレオノーレ。自分より少し年下の少年を気遣う、彼の兄の呟き>>93が聞こえた]
……フィオン。
エレオノーレは大丈夫だよ、きっと。
だから早く、瘴気を止めよう。
どういう経緯辿ってきても飴は飴だから関係ないよーだ。心優しい聖職者様からの施し貰っただけだよ、俺は。
[掌を返して飄々と返すと]
へーへー。おっさんもさっさと来いよな。
酔っ払って転げ落ちても知らないからなー。
[ふん、と鼻を鳴らし、腕を後ろ頭に組みながらざくざくと石を踏み鳴らして歩いて行く]
― 谷の入り口 ―
……何だ、お前たち。
まだこんな所に居たのか。
追いついてしまったぞ。
[不意に、パーティの背後よりかかる声。]
>>96
『懐疑提言。
バルタザールは、出発前に谷に来るのは初めてだといっていた』
[それは出自やら何やらが何もかもが違う一行が出会った頃の話。
この谷が原因だと、瘴気に強いものらが向かうこととなり、当然谷について誰か何かしっている話をすることとなったのだが――
記憶容量の中には、そのようなバルタザールの提言を見出すことができなかった]
― 谷への道 ―
[エル――エレオノーレ。
兄弟のいない自分の、唯一の弟分。
彼に対して時折冷たくも見えるカークより、自分の方が兄弟に見られることも、無いことではないし、それを嬉しく感じる自分がいる。
>>98掛けられる声に顔を上げる]
……。
うん、少しでも早く。止めよう。
それで平和になって、もう誰も戦ったりしなくて良い世界にしよう。
[大丈夫の理由なんていらない。
自分が前を向く理由をくれたイェンスに、頷いた]
― 谷の入り口 ―
[>>41ヴェルナーの声に足を止める]
活動限界……
[呟いて、目の前に翳した自分の手を見た。
フレデリカや、前の街で別れたエルのように、不調を訴えることはない]
慣れればエルも元気になるかな……
[>>56告げられる言葉にしんみりと呟くのだけど。
ぐるり、と一周回るヴェルナーの首に、零れるほど目を見開いて]
……瘴気って幻覚も見えるの?
[目をこすこす]
フフン。ありがてえだろ?
拝んでもいいんだぜ。
まー、世界平和は若い連中に任せてオレはてきとーに行くから心配すんなー
[>>99 自慢気に笑うと、谷の入り口の方へと歩いて行くカークに向かって手を振り、それから瘴気漂う空を見上げ、眉をしかめた。]
― 谷の入り口 ―
>>102
[ヴェルナーの無機質な音声に、はっと覚醒したような表情で顔を上げた。]
…あ…あぁ。そうだ。その通りだ。
勿論、今までにここへ赴いた事も、そうする可能性も全くない。
どこかでこんな風景を見た気がしたのだが、現実ではなく、夢や書物の中の記憶が混ざりこんでしまったのかもしれない。
ったく、んっとに景気悪ぃ……
[不機嫌そうに呟くと、のんびりと一行の後を追う。
谷の入り口にセルウィンの姿を見た時は一瞬ぎくりと表情が強張った**]
げ、お前もう着いてたのかよ……
>>104
『フィオン様。
瘴気は単独で幻影を見せる効果はない』
[フィオンとカークは世界をお救いする聖痕の勇者なのだから、と、これはフレデリカから実に念を押されて「様」付けをしている。
マスターの命令なのでマスターが納得するまで解除はできない]
― 谷の入り口 ―
>>100
セルウィン…思ったより、早かったな。
[声をききつけ、上体を捻り顔を確認する。]
追いついてしまった、じゃない。
追いつくのを待っていた。
ここから先、できるだけ纏まって行動した方が安全だろう?
さっき、イェンスが斥候に出てくれた。
後続…特に女性陣が移動の疲れを癒せた頃合で、進みたいと思っている。
村の設定が変更されました。
11人目、風使い ドロシー が参加しました。
風使い ドロシーは、賢者 を希望しました(他の人には見えません)。
[そしてイェンスがいった先を見ていたが、セルウィンが戻ってきたので、再びボディは前をみつつも首は後ろを見ているという人類を超えた現象が起こる]
『セル様。
目立った損傷なし、瘴毒の影響もなし』
[だが本当に内側から瘴気に毒されてしまっている場合。
ヴェルナーの中途半端にポンコツな機能では、解体するまでソレを感じるには至らない。]
近道をしてきたからな。
[さらっと養父に答えた。>>107
近い分だけ道が険しかったが、それはさておき。]
だが俺が追いつく頃には、既に現場まで着いているものだと思っていたぞ。大方、酒を飲みすぎた中年が千鳥足で歩くせいで、速く進めなかったんだろう。
[ちくりとトゲを刺しておく。
幼い自分を助け、養ってくれた父親…とはいえ、
その口調に一切の容赦はなかった。>>36]
[>>108様付けで呼ばれると、ぞくりと身を震わせる。
何度かその様付けをやめて欲しいと訴えたが、立て板に水である……じゃなかった、暖簾に腕押しか、なんかそんな感じだ]
じゃあ何かと一緒に幻をみせたりするのか。
うん? あれ、じゃあ今の本当?
[え、え? とヴェルナーの首のあたりを凝視]
いけませんわ!
セル様をいじめるだなんて許しません!
[>>76カークへ大まじめに釘をさす。無論軽口だとわかっているけれど]
何でも……そうですわね。
心強い、仲間です。
[ヴェルナーへの見解には、頷いた。
やがてゲオルグと戯れ始めるのを見送ると、苦笑する]
……お二人とも、相変わらずですわね。
あ、セル様!
……じゃなかった、セルウィンさん。
[>>100ついその呼称で呼んでしまったのは、>>91やっぱりヴェルナーが呼ぶインパクトが強かったせいだ。
説明しようと口を開くが、バルタザールが的確に状況を伝えてくれる]
セルウィンさんはだいじょうぶ……だよね。
[少しだけ駆け寄ると、聞いた途端に少し困ったように笑った。
>>112いつもと変わらぬ口調はどう見ても大丈夫である。
ちなみにセルウィンの方を向いているから、ヴェルナーの超常現象>>111はまだ見てない]
バルタザール。そうか。
待たずに、さっさと現場を制圧してくれていれば、
俺の仕事もないだろうに。
[冗談も含まれているが、若干やる気がないのは
血の繋がっていない養父譲りなのかもしれない。
休憩の言葉を聞いて、岩の一つに腰を下ろす。>>109]
……ああ、無事だ、無事。
だから前を向け、ヴェルナー。
[ちょっとしたホラーを感じさせるヴェルナーに、
野良猫を追い払うように手を振った。
なお、名前の呼ばれ方は、残念ながらタチアナに呼ばれまくって慣れてしまったせいで面倒になって訂正していない。>>111]
森か……
今はもう、森ではないわね。
[ 葉を落とした灰色の木々が、荒野と化したあたりにぽつんぽつんと立ち尽くしている。その間をねっとりと重い霧のような瘴気が渦を巻いていた。 ]
飛べないのは、少し困るわ。
―谷の入り口―
[谷の入り口へとさしかかったところで、
>>84バルタザールの呼びかけに賛同して足を止める]
そうですわね。
皆様もお疲れでしょうし、一旦休むのがいいと思いますわ。
……イェンスさん、お気をつけて。
[>>60いつも通りに斥候に出る少年に、声を掛けた]
ああ、はいはい、セル様だ。
特筆するような怪我はしていない。
面白い物も見つけられなかったがな。
心配は無用だ。
[やはりフィオン相手にも訂正が面倒になっているらしい。
一瞬眉が動いて嫌そーな顔をしたが、素知らぬふりを演じている。
淡々と告げる言葉に、悪気はない。
しかし、愛想もなかった。>>115]
自分の足で歩くなんて、どれぐらいぶりかしら……。
もう忘れてしまったわ。
まあ、仕方ないわね。
[ 苦笑して、梢の彼方から視線を前方の一行に戻し、またのろのろと歩き出す。* ]
[瘴気が濃い。
ヴェルナーが「活動限界以上」と感知した通り、
耐性を持たない人間ならば近づくことすら危険だろう。
けれど、自分たちはここで休息を取ることができる]
他に具合の悪い方は、いらっしゃいませんか?
[フレデリカのことはヴェルナーに任せ、自分は皆の様子を窺う。癒やしの力は特に持たないから、何かあっても普通に頭を冷やしたり、水を飲ませたりすることしかできないが]
>>113
『事実である』
[水晶玉の機械ボイスは無情である。
それから、セルウィンの言葉をガン無視するも。
フレデリカが「みんなあまり慣れていないから、首を180度のところで止めてはだめ」と、命令を出す。
実にスムーズに、頭ではなく、体のほうが180度回転し、超常現象は終わった]
― 谷の入り口 ―
>>111
見慣れてはいるが…器用だな。
[どうみても怪奇現象なヴェルナーの首回転は、いつもの事とさらりと流す。
最初はかなり驚いたものの、共に先頭を歩くことが多いために、すっかり馴染んでいた。]
>>115
フィオンもセル様陣営に…
皆、染まってきたな(ぼそり)
>>116
残念ながら、サボりは認められないぞ。
喜べ。たっぷり仕事は残しておいてやった。
皆にセル様の活躍を見せてやるといい。
[軽口を叩きながら、剣の手入れをしている。]
…………。
[聞こえてきた声に、ぴくりと耳をそばだてる]
……セル様!
おかえりなさいませ!
[人間の生命活動限界を越えた瘴気の中、軽やかな足取りで駆け寄った]
お怪我はありませんか?術は切れていませんか?
[さすがに抱きつきはしないが、彼の周りをくるくる回りながら無事を確かめている**]
…………。
[絶対に首から上を動かした方がエネルギーの消費も少ないだろう、と思うのだが、ヴェルナー相手に議論をするのも疲れそうなのでやめておいた。>>122]
おっさんめ。子供扱いしやがって…。
[ぶつぶつと呟きながら、歩いている。]
大体なぁ、俺は勇者なんてガラじゃねーんだよっ。そんなもんは全部、フィーがやればいいんだ…、
――……
[右掌に刻まれた痣を見つめ、ぎゅっと握り締める]
くそっ…!
[毒づき、足元の石ころを思い切り蹴飛ばした。]
……………………。
[さすがに、からかいの意図が含まれる友人のセル様呼びには「やめろ」と目で語っている。>>123]
……タチアナ、まだ無事だったのか。
本格的に危険になる前にそろそろ帰った方が良いぞ。
[割りとストレートに帰れと告げ。>>124]
怪我はない、見ての通りだ。
お前の術とやらはいつも通り、空気のようだった。
[タチアナの心配に礼も言わずに、事実を述べていた。]
―少し前のお話>>72>>74―
[何故だろうか、イェンスが謝っている。
彼の言う事(思い込みによるものだが)は至極尤もで、
何一つ非はない筈だろうに。
少女は小さく首を横に振る事で自分の意思表示とし、
最後には彼の目を見てもう一度、首を横に振るのだった。]
[彼の火傷の痕を撫でようとする動きは阻まれず、
小さく固い人形の手が何度もその上を撫でて行く。]
……オーセが、きっと実りの加護をくれるから。
[癒しの力は無いけれど、実りの秋を示すこの人形で撫でた事が
せめてもの気持ちの浮上になればと、思うのだ。
だからこそ、ほんの少しだけ口を開いた。*]
─谷底近く─
……う
[そろそろ谷底も近いだろうか。一歩進む毎に瘴気は濃くなり、思わず顔をしかめる。
ここまで、魔物の類に会わずに来たのもいけなかった。自然と歩みも速くなり、結果、急激な瘴気の濃度変化に耳鳴りが収まらない。
瘴気への耐性がある少年ですらこうなのだから、他の皆には殊更ゆっくりと進むよう提言した方が良さそうだ]
……ん、あれは……?
[そろそろ戻ろうか。そう後ろを振り返った時、切り立った岩の陰に不自然に積み重なった大小さまざまな石の山が見えた]
なんだろう。
光ってる……?
[身を低くして、一歩一歩、慎重に近づいていく。
片手には短刀を構えて]
―再び少し前のお話>>86―
―――――!!
[少女が見たのは、まさにあいきゃんふらーいの現場。
リェータ(夏)に捕まえさせようとしても、咄嗟の動作は
本人が落ち着いていないと難しい。
よって、悲しくもネズミは地面へと落ちて行く。
人形でちょっかいを出したせいだと、フィオンを見上げれば
怒っても良い所だろうに、彼は照れ笑いを浮かべている。]
……。
[そんな彼に、ごめんなさいが言いたいのにどんな風に言えば
いいのかと迷っている間に、その機会を完全に失った。*]
[>>119投げやりに呼び名を受け入れられる。
>>123騎士のぼそりとした呟きが聞こえていれば、真っ赤になって訂正するところだが、今はこれ以上は間違えなければ呼ぶ気がないから、あははと笑うだけ――一瞬動いた眉の意味に気づくほどの聡さは持ち合わせていない少年である]
そうか。
この辺りはみんな、こんな感じなのかな。
[何をしに別行動をしたのかなどと根掘り葉掘りは聞けないが、あまり芳しくなかったようだ、とは思う。
愛想がないのは、命を助けてもらったときから、知っているから動揺はしない]
>>127
……………
[目で訴える友の様子に、わかっていると言いたげにうんうんと頷く。
尤も、からかうことに成功したことが、わかっている、なのは表情から明らかだったが。]
そういえば、後方から来ている皆は全員…ついたのか?
[視線を今まで歩いていた残骸の森に向ける。]
[ぞるぞる……ぞるぞる……。
植物の蔦のようなものが、地面を這うようにして、少年の足元に迫っていることには――気づいていない]
『懐疑提言。
何故タチアナは無事なのか』
[もはやセルウィンしか眼中にない彼女の頭に焦点があったとき、思考をもらす水晶玉。
フレデリカは、ただ、短く
「恋の力ね」
とだけいった。**]
―現在・谷の入り口―
[いよいよに瘴気が色濃くなったのは、周囲の様子や
纏わり付くような気配で解る。
バルタザールの声掛けにも迷う事無く一つ頷き、人形達も全て
同様に大きく頷いた。]
おいで。
[小さく指示を出すと、浮遊していた4体の人形達が皆
少女の元へと集まり、適当な岩の上に腰掛けたその膝の上に
降り立った。
その後は黙々と人形達の手入れをしていた。
内蔵してある武器の確認、手足の関節が目詰まりしていないか。]
[>>122後ろから真実の声が向けられる。
振り返ると、なんか不思議な事が起こっていたように見えた]
…………。
今度一度、よくみせてもらってもいいかな?
[混乱した頭を傾げる。
つい見てしまうのは、先行したイェンスが居るだろう、谷の中心]
大丈夫かな。
[イェンスのことは彼の兄が自信をもって保証している>>91
きっと兄弟だからこその信頼なのだろうと思えば、眉が下がるのは堪えられなかった]
………。
[非常に何か言いたげな顔になったが、
ふっとバルタザールから視線を外し。>>134
休める間に存分に体を休める為に、岩の上でじっと座っている。**]
…ドロシー様やカーク、親父さんがまだ見当たらない?
ドロシー様は大抵術で移動をしているはずなのだが…何か不具合でもあったのだろうか。
あまり遅いようなら様子を…
[ 未だ入り口に到着していない少女の姿の風使いは、その外見とは裏腹に強大な力と知識を備えた尊敬する存在。
魔物に襲われて負ける事を心配していなかったが、到着が遅いことは気になっていた。]
おや、うわさをすれば影というか。>>141
私たちは休憩中だ。
今、イェンスが斥候に出ている。
[カークに向かい、大きく手を振った。]
ん。少し寒いな。
エマは、大丈夫?
[頭の上を動き回るねずみは、いつもと変わらずそわそわしている。きっとまた夏の花を飾った人形をまっているのだろう。
瘴気に当てられた様子も、凶暴化する様子もないのに少しほっとする]
ええと。
[>>134聞こえた声に、その場に居た人数を数え始めた。
いーち、にーい、さーん……**]
/*
エンシェントマウス エマ
「うむ。バルタザールとの会話を上手く拾えてない!(じめんとなかよしになった)」
>>141
そうだな。早く終わらせて、瘴気の出るのを解決して、部屋のベッドで大の字になって眠りたいものさ。
[カークの軽口に、そう声をかけ、ベッドの代わりに岩の上で背伸びをするように*両手を伸ばした。*]
……。
[新たに加わった声に顔を上げ、更にその人物の名を呼ぶ
タチアナの明るい声>>124に「また始まった」と内心で思う。
顔には出なくとも、無意識に調整の終わった人形達が
肩を竦めているので、注意深く見た者がいたとすれば
バレるのも時間の問題だろう。**]
[タチアナとセルウィンの、感動的?な再開。
友が仲間から離れて行動する度に発生するそれに、カークがつっこみを入れている>>142様子を眺めて苦笑。
視線を外すと、ゾフィヤの人形が揃って肩を竦めたようなポーズを取っている。
少女は沈黙を保っているが、思っていることが非常にわかりやすい。]
毎度恒例の風景…だが、この地に来ても普段道理、だな。
あれはあれで、緊張感が適度に解れていいのかもしれんよ。
何より、セルウィンの対人関係に革命は起こしてくれそうだしな。
[人形のポーズをまねて肩を竦めた。]
>>147
[カークが現れてからすぐ、風が吹き、瘴気が微かに薄くなる。
風使いの少女が現れたことに気づき、安心したように微笑んだ。]
ドロシー様、ご無事でしたか。
普段より到着が遅い気がしたので、迎えに行こうか迷っていました。
……足で歩いてきたのですか?珍しい。
何か、不都合でも発生したと。
今は皆、休憩をとっております。
ドロシー様も、歩いてこられたのならお疲れでしょう。
暫く、休んでいきましょう。
[そう声をかけ、皆が休憩をとっている様子を*指し示した*]
─谷底・遺跡前─
これは……何だ?
遺跡?
[眉を寄せ、それに近づく。
石の下に見えるのは、何かの入り口だろうか。積み重なる石は、まるで入口を隠すかのようで――
光る石は、何かを呼んでいるようにも見えた]
……綺麗、だけど。
なんだろう、この、すごく嫌な感じ。
[きぃん、耳鳴りが酷くなる。
こく、と唾を飲み、恐る恐る光る石に手を伸ばしかけた、その時だった]
――ッ!!
[足に、何かが絡みついた――と思ったのは、一瞬のこと]
ま、魔物ッ!?
[植物型の魔物だろうか。足に絡みついているのは、不気味に動く蔦のようなモノ]
……くっ
[慌てて手にした短刀で切り裂く。切った箇所が毒によって変色し、枯れるが、間に合わない。次々と延びては巻き付いてくる蔦の動きの方が早い。
耳鳴りで勘が鈍っていた。こんなに接近されていても気づかなかったなんて]
……う、ぐ
[蔦が体に巻きつき、ギリギリと締め上げられていく。
短刀が地面に落ち、からん、と石に当たって高い音がした]
にい、さ……ムグ
[顔まで伸びてきた蔦に、口が塞がれた。
嫌だ。
嫌だ。
怖い。
怖い。
死にたくない!!!]
[ ぼ き り ]
………、ッ
[ べき……ばき……
ごり……ずり…… ]
[何かをへし折ったあと。
砕くような、すりつぶすような、いやな音が
――谷底の静寂の中、不気味に響く**]
>>139
『善処する』
[そう短く返す。
フレデリカから、「勇者様のお願いはなるべく聞いてね」、とはいわれているが故の返答である]
[その根拠は、勇者は間違いを犯さない。
フレデリカが勇者によせる信からの言葉であった]
[後ろからドロシーが姿を見せたことで、フレデリカの悪かった顔色がいくぶんかマシになった。
>>147 つむじ風の恩恵のおかげだろう]
「ドロシー様、ありがとうございます」
[そう御礼申し上げる]
『風による瘴気祓いはこの状況に有効である』
[肩の水晶玉は少し思考し…]
『マスター。今からこの場で爆風を上げることによって、マスターの害悪を取り除くことが可能である。
実行命令を』
[だめだ、とフレデリカに念を押されたのはいうまでもない]
[そして、何とはなしに、谷の方を見た。
イェンスがいってどのくらい時間が経過しただろうか。
誰かが、遅すぎるのではないか。
そう言いだすまで、じっと谷の方を見ていた]
物見 イェンス が村を出ました。
11人目、白虚星 アプサラス が参加しました。
白虚星 アプサラスは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
─谷底・遺跡前─
…………。
[惨劇の音が止み、しばらくして、蔦の魔物がその姿を見せる。
一見すると、それはまだ、若い女だが]
[ぺろり。
手に付いた血を、赤い舌で舐めとる]
成程、ね。
[形のいい唇が、赤い三日月を作った]
この間『食べた』植物使いの術師、術も格好も都合が良くて長い事この姿でいたけれど。
……へぇ、瘴気の影響を受けない、勇者サマの一行ね。
[目を細め、谷の入口を見やり。
喉の奥で、くっと笑う]
――これは内部に潜り込んだ方が、利口かしら。丁度、さっき食べたコは斥候役みたいだし、誘導もしやすそう。
それにもしかしたら、『お仲間』もいるかもしれないし?
[くすくすと笑う女の姿が、とろりと水のように溶けた]
白虚星 アプサラス が村を出ました。
11人目、白虚星 イェンス が参加しました。
白虚星 イェンスは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[やがて女の代わりに現れたのは。
つい先程、蔦の魔物に襲われてい黒髪の少年。
落ちていた短刀を拾いあげ、刃に塗られている毒を舐める]
……身体能力は低いけれど、知識と人脈にはそれ以上の価値がありそうだね。
ああ、良い拾いモノをした。
[くすりと笑い、『兄』と『仲間』の元へと戻る。
何事もなかったかのように、イェンスの貌をして**]
村の設定が変更されました。
/*
ううう、イェンスさんがなんてことに…
そういう経緯で敵対するんだな…。
よし、昨日の分しっかり動くぞー!
なんとか体力は回復しました、ゐゑ〜ゐ。
まあ、私をご心配下さいますの!?
ありがとうございます、でも大丈夫ですわ。
微力ながら、皆様と共に世界を救う力になると決めたのですもの。
[>>127愛しい人の言葉が脳に到達するまでに、なかなか強力なフィルターを通過しているようだ]
ええ、ええ、お怪我が無ければ何よりです。
私の術は空気のように、セル様の動きを妨げぬようにお守りするのですわ。
[効かなかったと言われているのに気付かない]
[>>142カークの非難に首を振り]
あら、カークさん。
セル様ちゃんと、私が無事だったのかとご心配下さってますわ。
それに……このクールなところがセル様の魅力ですもの。
[杖を持っていない方の手を頬に当て、うっとり語る。
その様子に肩を竦めている者の存在は目に入らない>>148]
/*
帰宅直後に読み読みたいむしているのだが…
イェンスうわー…怖い怖い…これは…(T△T)(ぷるぷる)
って、俺はさらに経験値高そうな中ボスしなきゃではあるのだが。
がんばれ俺の中身!*/
[さて、一方ではヴェルナーの奇想天外な芸(?)>>122が
繰り広げられていたのだが、それを見ても少女は変わらず。
元は人だと解っていても、その仕草は人形のものだと思うから。
肩を竦めながら、グルグルと首を回し出した春(ヴェスナー)
は「大丈夫、怖くないよ」という少女の気持ちの表れだが、
果たしてそれがきちんと通じるかどうかは謎である。]
……。
[出来れば、その仕草は様子を見に行っているイェンスにも
見せてやりたいと思う。
あまりにも優しい、兄思いの彼に。]
ヴェス、戻って。
[人形達の調整が終わった頃、辺りに心地良い風の気配を感じて
目を細めて空を見上げた。
気配の主を見なくても、少女にはドロシーの恩恵>>147に
よるものだと理解出来ているから。]
……気持ち良い。
[純粋に風の通り抜ける感触に対する言葉だが、
平気とはいえ瘴気が払われた事への感謝の言葉でもあった。
人形達も風に乗って宙を舞う。]
/*
春:ヴェスナー
夏:リェータ
秋:オーセ(ニ)
冬:ジマ(ー)
なのだけれど、ようよう考えたらヴェルナーさんと
めっちゃ被りますよね…という事で、春子の場合
基本はヴェス呼び。
12人目、夢語り エレオノーレ が参加しました。
夢語り エレオノーレは、瘴狼 を希望しました(他の人には見えません)。
…待って、下さい!!
[その声が聞こえたのは、フィオンが人数を数え終えた頃の事。>>144
声の先には、額に汗をかきながら肩で息をする少年の姿が。]
はぁ…はぁ…っ、やっと、追いついた…
[少年は一行の姿を確認すると、安心したように力ない笑みを浮かべた。]
ゼロがプラスされても微力にはならないと思うが……
警告はしたからな。
[それでも帰らないなら後は自己責任だと。
お人好しの誰かが助けるだろうと放置する方向。>>165
カークの非難には。>>142]
……事実をねじ曲げて伝えてもメリットはないだろう。
羨ましいならお前が引き取ってくれ。
[タチアナを押し付けようとする声色は本気っぽかった。]
/*
ひいひい、把握でもういっぱい!(既に
そして魔物追いかけられ入村やろうとしていたら既出でふきだした
イェンスの人とは傾向が似ているのかもしれない(
そして色々機能ありすぎてなんやこれ…!
/*
で、どうしようかな(ノープラン
実はあんまり位置を把握できていないぞ…☆
そして背景気が散るのでどうにか変えたい
………?
[エレオノーレの姿に、やや目を丸く。>>169
体調が悪いからと残った少年が、何故ここにいるのか。
どういうことかと、ちらりとカークを見やる。]
……?
[フィオンのネズミに、またもや夏(リェータ)をけしかけようと
思った、丁度人数の確認が行われていた頃のこと。
この列には加わらないらしいと覚えていた少年の
呼び止める声>>169に目を瞬かせ、人形達と共に顔を
そちらへと向けた。
何故後を追って来たのか?セルウィンの視線と合わせて
続けてカークへと首は動く。]
――ありがとう。
[>>157短い返事に笑みを向ける。
本当は、今すぐ見せてやるとか言われなくて良かったなと思っているくらいなのは内緒だ。慌てるのは目に見えている。
ヴェルナーは、よくフレデリカと話をしている。
ヴェルナーは彼女の従者のようでもあり、フレデリカは彼の指導者の様でもある]
[自分を一番勇者と呼ぶのはフレデリカだろう。
時折思い詰めたような顔をしたり、なにかの記録をとったり、古めかしい書き付けを読んだりしている彼女は、こちらが名前で呼んで欲しいと申し入れても、なかなかそうしてくれない]
……無理、しないでね。
[言ってフレデリカを見れば、時折咳をしながらも、にこりと笑われた]
[寒気を感じて>>144袖の上から自分の腕を撫でる]
普通に、見えるけど……
普通の人は、生きてはいけないんだね。
[谷の入り口を見回す。
共にあった仲間達、少しずつ欠けていった。
残っている者達にもそれぞれ思うところはあるだろうが、常と変わらぬように過ごしている]
頑張らないと、いけないね。
[答えるように、頭の上のねずみが足踏みをする]
へいへい、オレもちゃんと着いてますよっと
[>>144 人数を数えるフィオンに手を振ってアピールしてみせる。]
あん?
オレのせいで遅くなったわけじゃねーぞ
むしろオレは最後尾でパーティの護りを固めていてだな……
なあ、バルタザール?
[>>112 セルウィンの言葉を受け流し、バルタザールへ投げた。]
/*
ところで。
最初は虹色の人形遣いということで7体の人形を
扱う予定だったのですが、よう考えたらそれって
東方のアリスみたいですよね…彼女確か七色の人形遣いとか
言われていたはず。
そんなこんなで四季に変更したのですが、これくらいが
丁度良い数ですね!残り3体とかめんどくs
僕が幼い頃、「妖星を調べに行く。」と、
言葉を残して父は家を出て行った。
あれから何年過ぎたろう。
もう片手で数えられる年数はすぎて、
もうすぐ両手でも足らなくなる。
あれ以来、帰ってくるどころか、
手紙のひとつもない。
きっと村の人の言うことが本当なのだろうと、
そうだね、なんて言ったことはないけれど、
そうなんだろうと思う。
父はきっと、もうこの世にはいないのだ。
父はきっと、普通の人で。
普通の人は生きていけない場所で、
――生きていけなかったのだ。
[>>169 苦しげな声にちらりと振り向くと、不機嫌そうにチッと舌打ちをした。]
何だ、追っかけて来ちまったのか。
またガキが増えちまうな。
[弱々しく笑みを浮かべた少年に、苦々しい表情で呟いた。]
わかっていますわ、ゼロでは何にもなりませんもの。
少しでもお力になれるよう、頑張ります!
[>>170「警告」も前向きにとらえ、きらきらの眼差しで応える]
[実のところは「ゼロ」だ。
少女がセルウィンの剣や防具にかけたつもりの、強化の術。
それは正しく彼の言う通り、空気に過ぎない(>>127)。
何の力もありはしないのだ]
皆さん、無事で良かった…。
[ふぅ、と地面に向けて大きな息を吐いて。
向けられた視線に気づくとハッとして、幾人かの視線がカークの方へ流れると慌てたように口を開いた。]
あ、あのっ…!
その…嫌な、夢を、見たんです…。
いつもの夢と違って、はっきりとしたものじゃなかったんだけど…じわじわと世界が黒く染まっていくような、そんな夢を…。
僕、もしかしたら皆さんに何かあったんじゃないかって、いてもたってもいられなくなって…それで…。
[言い終えると少年は、申し訳なさそうな顔で俯いた。]
あ、ゲオルグさんちゃんといた!
じゃあ、いーち。
[>>178手を振る男に笑って手を振り返す。
人数を数える内に、感じる寒気が無くなった。
肌にまとわりつく瘴気が薄くなったのだ。
>>147>>150最後尾から現れたドロシーと、それをねぎらうバルタザールの姿を見れば、瘴気が薄れた理由は明らかだったのだが]
エル!?
[つれないセルウィンとその周りをくるくる回るタチアナ、それからからかうカーク、と数えるその間に、>>169残していたはずの少年の姿が見えて、目を見開いた]
ええと……皆さん、ちゃんといらしてますでしょうか?
[>>144人数を数えるフィオンの手元をちら、と見やる]
ゲオルグさん、いつもありがとうございます。
後ろを護って頂いていて、いつも心強いですわ。
[>>178セルウィンが「酒を飲み過ぎた中年」呼ばわりする彼の父親へ、笑顔でぺこりと頭を下げた]
……瘴気は病に障るだろうに。
[文句や説教はカークに任せる所存。
谷の中へと近づく度に瘴気は濃くなってきているという。
もっとも、不思議なくらい青年は影響を感じていないが。]
しかし……
連れていく……のか?
[タチアナがひょこひょこと付いてきているのだから、エレオノーレの一人や二人が増えても平気な気はしていた。]
……?
[近づいてくる誰かの声が聞こえた気がした。
>>179ゲオルグが振り向く方へ視線を向けて、首を傾げる]
エルさん?
大丈夫なのですか?
[>>169体調を崩して残った筈の少年が、息せき切って駆けてくるのが見えた]
[>>181うつむく少年に駆け寄る]
大丈夫、なの……?
[夢を見た、と。
とぎれとぎれの声に眉尻を下げる]
そんな心配……
みんな、大丈夫だよぉ
[ セルウィンとタチアナのいつものやり取りが聞こえてきて、そちらに首を巡らせる。 ]
あの二人はいつでもどこでも変わらないわね。
あら?
[ 最後尾と思っていた自分の背後から現われた、体調を崩して一行には加わらなかった筈の少年の姿を認めて眼を瞬かせる。 ]
エレオノーレ、大丈夫なの?
……あ…。
[呟きが聞こえたのか、それとも人形達が舞う姿が目に付いたか。
ドロシーの姿が近付いて来るのに、一瞬小さく身を震わせたが]
…は、ぃ。
[優しく諭すような温かい言葉>>187は胸に沁み渡り、身体の力は
程よく抜けた。
だから精一杯の返事をと思うが、上手く紡げない。]
[結局は、人形達に大きくお辞儀をさせるに留まった。]
>>171
飛べなく…ですか?
それはちょっと、で…
いえ、なんでもありません。
[ちょっと、で済む問題ではないのでは…と心配そうな表情が浮かぶが、現状を思い出し言葉を飲み込む]
確かに、この谷の瘴気だと、風も避けて進んでしまいそうですね。
空気が重い。
私が前衛でなければ、ドロシー様を抱えて移動できるのですが…申し訳ない。
さすがに、今の編成を考えると私、セルウィン、ヴェルナーで前衛を担う方が安全かと思われます。
勇者達を前に出すわけにはいきませんから。
[少年は時折不思議な夢を見る。
それは予知夢と呼ばれる類の夢。
これから起こるであろう出来事を、夢に見るのだ。
欠点として、その夢を自分の意思で見る事は出来ないのだけれど、旅の道中に少年――エレオノーレの見た夢によって危険を回避出来た事は幾度かあった。
勿論、それを偶然だと片付ける者も居たかもしれないが。
向けられる視線と言葉に眉を下げたが、エレオノーレはぎゅっと拳を握って顔を上げた。]
折角街に残らせて貰ったのに、本当にすみません…。
少し休んで、体の方は大分良くなったと…思います。
…あ、足手まといなのは、わかってます!
体力もないし、戦力にだってならないけど…囮や、きっと盾位には、なれます!
だから、僕も…一緒に行かせて下さい…お願いします!
>>178
あぁ、親父さんも無事に到着して……
[ゲオルグの姿も確認し表情を和らげるが、続く言葉にうぇ…と微妙な表情]
最後尾?親父さんが?
何か言ったか?"セル様"?
[>>177 ぼそりと呟かれた声を睨みつけ>>183 タチアナに向かってわざとらしく満面の笑顔を浮かべた。]
………貴重な聖職者が、危険位置に入ってどうするんですか。
決して、決して親父さんの実力を軽く見ているわけではないが…昔は散々訓練でボコらたし。
寧ろ評価している方ではあるが…
せめて、中衛にいてください。
多少の酔拳は目を瞑るので、いざというとき急襲を受けない位置。
主回復役が脱落したら、あそこへ向かう前に詰んでしまいますって。
………貴重な聖職者が、危険位置に入ってどうするんですか。
決して、決して親父さんの実力を軽く見ているわけではないが…昔は散々訓練でボコられましたし。
寧ろ評価している方ではあるが…
せめて、中衛にいてください。
多少の酔拳は目を瞑るので、いざというとき急襲を受けない位置。
主回復役が脱落したら、あそこへ向かう前に詰んでしまいますって。
/*
あれやこれや ソイヤッ ソイヤッ
カークの描写するかで大分悩んでしまった
申し訳ない
もっとレスポンスの早い頭がホスィ…
…おや、まだ後ろに誰か来て……
……………エル??
[街に残ったカークの弟が、最後尾から出現>>169したのを目の当たりにして驚きの表情で固まる。]
残ったはず……だったよな。
[周囲を見ながら現状を把握しようとしている。]
そうは言うがな、バルタザール……
[>>196 バルタザールの言葉に煩そうに眉を寄せ、耳に小指を突っ込む。]
おめーとセルウィン、ヴェルナーが前衛だろ?
勇者やら賢者やら女の子を後衛にするわけにもいかんだろーが。
イェンスだってそんな戦闘が得意っつーわけじゃねーし……って、そういえばイェンスの姿が見えねーが、偵察にでも行ってんのか?
[辺りを見回した。]
/*
ちょっと時系列がズレちゃった艦(一発変換)
エレオノーレさんが来る前に、ゲオルグさん達の漫才が
始まっているのね。
んじゃ次は現在軸で回したほうがよさげやね。
あ、あら、そんな、そうなったら嬉しいですけれど、まだ早いですわ。
[>>198ゲオルグの軽口に顔を赤らめる。
どちらかと言えば息子への嫌がらせであろうそれに気付かないままもじもじと身をくねらせ、無意識にセル様を苛立たせているわけだが]
そ…そういわれると、確かに誰も殿に置きたくない人選ではある…が……
[>>203 正論ではあるので暫し言葉に詰まる。]
親父さんしか専門の聖職者が残らなかったのだから仕方ないじゃないですか。
敬老精神ではなく、回復の担い手として心配になりますから、もう少し自分を大事にして行動してください。
…イェンス。
[気づいたように少年が斥候に出た方角に視線を向ける。]
そういえば、遅いな。
俺達がついてからすぐ、様子を見に行ったのだが。
ああ、イェンスさんでしたら、この先の様子を見に行かれましたわ。
……そういえば、少しお戻りが遅いような。
大丈夫でしょうか……。
[>>203ゲオルグに答えながら、イェンスの向かった方向へ視線を向けた]
[エレオノーレとカークとの再会を驚くやら喜ぶやら
どうしたら良いのかを迷う間。]
……。
…。
[その手前から始まっていた
ゲオルグとセルウィンの間に起こりつつある静かな
何か>>199>>201を感じて少女の目は右に左にうろうろ。
人形達の首も右に左にうろうろ。]
おつかれさまです。全員の入村を確認しました。
明日(10/22)朝6時に1dが自動開始します。
皆様、役職希望のご確認をお願い致します。
うん…もう大丈夫だよ、心配かけてごめんねフィオン。
[駆け寄るフィオン>>186と、詰め寄る兄の姿にエレオノーレは一層申し訳なさそうな表情を浮かべる。
そして、向けられた兄の冷ややかな視線と言葉>>202に鼓動が早まり、唇が微かに震えた。]
兄さん…、か、勝手な事して…ごめんなさい…。
でも僕、どうしても、行かなきゃいけない気がして…。
[兄の言葉はどれもその通りだ。
けれど―――。]
…ぼ、僕は…戻りたく、ない。
[震える声で、振り絞るように紡いだ。]
……おい。
もう休憩もいいだろう。
先に進むぞ。
[バルタザールの追撃を避けるように、立ち上がる。>>208]
イェンスが遅いなら、見に行けばいいだろう?
[衣服についた砂埃を軽く払って。]
>>202
兄弟で揉めている所に入って悪いが…
もう、ここまで来た以上は戻らせるほうが危険じゃないか?カーク。
タチアナに対するセルウィンにもまぁ、同じことが言えるが。
ここへ来るまでにも、ある程度の魔物が存在していた。
大抵はヴェルナーが先んじて排除していたが…今の我々に戻るための護衛を割く余裕はない。
纏まって移動するほうが却って安全かもしれないと思うのだが…どうだろう。
>>209
[エレオノーレの目線に合わせて少し屈む。]
エルは、危険な中で告げにきてくれてありがとう。
しかし、単独で追跡するのは危険だから…今回だけにするんだぞ?
>>173
[嘗て。ヴェルナーは同じ台詞をかけられたことがあった。
『ヴェルナーはちゃんとイェンスを護ってあげるのよ。
もちろん、護るためだからといって無茶はしないでね』
「あったりめーだ! 俺はにいちゃんだからな!」
そう力強く返したやんちゃな少年は、今は見る影もない]
『その提言は受け入れられない。
当方は、マスター・フレデリカの手によって起動した対魔物用戦闘兵器。マスターの命の為ならば――』
[フレデリカにどんと腹に一発いれられて黙った]
『マスター、手甲に微損傷。
冷却の許可を』
[間を読む能力は学習されなかったようだった]
[合流してきたエレオノーレに、水晶玉は反応する]
『懐疑提言。
瘴気適応能力に問題があり休息していたはずのエレオノーレがここにいるのは不自然である』
[何だって疑ってかからないで、お話を聞きましょう、というフレデリカの言葉で沈黙するが。
実に無遠慮な視線を小さな少年に向けるのであった >>181]
『懐疑提言。
エレオノーレに盾としての能力は不十分である。
盾として使用すれば逆に盾として使用される可能性がある。エレオノーレの盾としての使用は――』
[誰もそんなことしません、とぴしゃりとフレデリカに言われて水晶玉は黙った]
『懐疑提言。
エレオノーレの同行は、一行にとっての利点を見出すことができない。
タチアナ、エレオノーレの両名を庇っての戦闘行為は危険性が増す。必要であれば両名とも戦闘により排除――』
[むやみに人間を攻撃しちゃだめ、とぴしゃりとフレデリカに言われて水晶玉は黙った]
俺は死なんぞ。
[さらっとそこは否定しておき。>>215
ゴタゴタがすぐには終わりそうにないと判断して、
肩を竦めて。]
……先の様子を見てくる。
[一人、歩き出した。]
>>215
何故そこで、私じゃなくてセルウィンが例にでるのかはわからんが…
それくらいで、あいつが死ぬわけないだろう?
私にしても同じ事。守る対象は、この一団全員。
一人や二人多かろうと、問題ない。
それに、非力でもアイテムを持つ手は多いほうが役立つしな。
[タチアナをちらりと見る。
彼女の魔法は自分の装備とは相性が悪く恩恵を受けることはできなかったが、それでも他の仲間へのエンチャントと、アイテム要員として参加してくれるなら助かると思っていた。]
……エルさん。
[>>181エレオノーレが語る夢の話に耳を傾け、思案する]
世界が黒く……ですか。
まさに瘴気に蝕まれつつある今の世界、ですけれど。
エルさんがご覧になるのはいつも未来の夢……。
[>>192一緒に行く、と主張する彼と、戻れという彼の兄の顔を、交互に見た>>202]
あの……
ここから先は、とても危険です。
でも、ここからお一人で戻るのはもっと……
[あくまでも自分は前進する前提で言いかけて、バルタザールの声に口を閉じた。
>>211続く言葉にこくこくと頷いている]
……え?
[>>218目を丸くしてヴェルナーを見る]
エルさんと私に残れとおっしゃるのですか?
……排除???
[フレデリカによって遮られた物騒な単語に、身を強張らせた]
[>>223
フレデリカはぶんぶんぶんぶんと首を横に振る。
ヴェルナーはわかってくれないけれど、タチアナちゃんだって、エレくんだって、きっとできることがある、と。
一方、表情のないヴェルナーは、漠然と兄弟げんかを眺めていた]
―――…っ
[自分のせいで、誰かが死ぬかもしれない。
兄の声>>214に、表情が強張る。]
ちがう…っ、僕は!…僕は…
[否定をしようにもその先は続けられず、沈黙と共に目線は兄から地へと落ちる。
仲裁に入ったバルタザール>>211に、落としていた視線漸く上げ。]
バルタザールさん…、ごめんなさい…。
[目線を合わせてくれた彼に頷き、謝罪の言葉を述べた。
しかし、その彼に兄が言葉を向けるとまた表情が曇り出す。
そこへ「排除」>>218と聞こえて、エレオノーレはびくりと肩を揺らした。]
わ……私は、ここまで来て退いたりいたしません!
この先何があろうとも、皆さんと共に立ち向かうと決めたんですもの!
私自身が剣を振るうことはできませんが、せめて術の力で……
エルさんだって、今まで何度も危機を未然に防いで下さいましたし、結界の術に優れておられます!
[>>221バルタザールの言葉にまた深く頷く]
ええ、ええ!私でよければ、荷物持ちでも料理番でも致します。
頑張れば見張りも……
[>>220不意に歩き出すセルウィンの姿に、「置いて行かれる」との気持ちが強くなり]
……あ、お待ち下さい、セル様!
[咄嗟に後を追っていた]
………っと。
イェンス?
[一団から少し離れた所で、丁度こちらに
戻りかけていたイェンスと遭遇する。>>164]
なんだ、遅いからと皆が心配していたぞ。
変わったことはなかったか?
[本物の彼の身に何があったのか、知る由もなく。
彼の変化にも気づくことはない。
ただ、何故か。懐かしいような感覚を一瞬、覚えて。]
…………?
[今まで共に過ごしてきた間には全く感じなかったそれに、
訝しげにイェンスの顔を見た。]
…タチアナ、なくてはならない人だから。
[ふと視界に入ったフレデリカの激しい首の動き>>224に
合わせて、しばらく右に左に首を振っていた人形達の動きも
激しくなる。
そうして彼女の言い分をフォローするかのように、
少女自身の短い言葉を乗せて、再び押し黙った。]
大丈夫。
[彼はきっとそんな事はしないと、信じているから。]
まー、幸か不幸かオレってば神に愛されちゃってるからな。
そう簡単には死ねんよ。全ては神の思し召しってヤツだ。
[>>204 身をくねらせるタチアナは無視して、バルタザール>>205に肩をすくめた。]
ああ、気をつけてな。
[ゴタゴタした空気が流れる中、歩き出すセルウィンに手を振って、我関せずとばかりスキットルを取り出して一口飲んだ。]
/*
最初はカークさんに突っかかろうとしたけれど(人形が)
口出し出来る立場ではないなと判断して、ちょっと
黙っていた夜。
縁故方面ではやり易いけれど、言葉出せないのが
ちょっと辛いな!
肝心要な所でしか喋らない予定なので、人形達に
めいっぱい頑張ってもらわなければ。
荷物持ちでも、何でもいいです!
それに、防護結界ぐらいなら僕にも張れるから自分の身は自分で守りますし…タチアナさんを一緒に守る位なら出来ます!
だから…
[タチアナ>>226に続き自分に出来る事を述べ、最後に懇願するように兄へと視線を向けた。]
[>>229言葉を途切れさせるカークに、ふるふると首を振る]
そんなことないよ。
[言って、もう一度首を振る]
カーク、優しいんだもん。
……僕にも、
[優しかったから。
小さな声で付け足す。
思い出すのは幼い頃の思い出。
勇者なんて肩書きが、子供の遊び道具でしか無かった頃のこと。
転んでは泣き、迷子になっては泣き、暗いところが恐いと言っては泣き、そんな自分を見放さずに、ずっと一緒にいてくれた]
[>>232
一方カークの剣呑な眼差しを受け止める表情に色はない]
『必要を認めない。
イェンスが偵察に出かけてからの経過時間は、今までの平均偵察時間から推察するに、異変が起きた可能性は低い。
じきに戻るであろう』
[ちょうどその頃、セルウィンがイェンスと出くわしただろうか]
>>220
セルウィン、気をつけろ。
イェンスと入れ違いにならんようにな。
[単独行動は推奨しないが、状況を考えるとイェンスを見つける方が先だと判断。セルウィンを見送る。]
…あ。タチアナは待機を……
……………。セルウィンと私達の間にいるなら、なんとかなるか。
……いや、何でもない。
変わったものとは?
[ふるりと首を振って、正体のわからない感覚を追い出した。
改めて、イェンスに尋ねて。>>233
背後より追ってくる気配には。>>226]
おい、足音がうるさい。
[ドタドタした足音で正体がわかってしまった。]
>>232
私に…?
[カークの提案に瞬きをし、改めて気づいたように顔を上げた。]
――――そうか、エルの専門は結界。
私が戦闘に入り、盾としての役目を負えない状況の際、確かに役に立つ。
後衛での補助作業が向いていると思っていたが、そういう活かし方もある…か。
>>236
『バルタザールに提言。
タチアナはもうすでにいってしまった』
[ほらもういない、とばかりにその姿はセル様一直線だった]
さすがカーク。
弟の傾向を、よく理解しているんだな。
わかった。
エルは私に任せてくれ。
エル、今回の移動では基本は中衛。私の後ろ。
戦闘が始まった際はタチアナと術者を中心に結界を張ってもらう事になる。
精神力を消耗した場合に備えて、タチアナにアイテムを持たせれば、時間差なく回復もできるだろう。
…と、タチアナはセルウィンを追っていったのだな。
後で作戦を伝えることにしよう。
[大慌てでセルウィンの後を追い掛けて行くタチアナ>>226の
小さくなって行く姿を見送りながら、思う。
あれだけ敬遠されていても、折れないめげない心というものは
どんな場面に於いても大切なものだと。
…例えそれが何か違った解釈の仕方であるとしても。]
(出来れば、仲良くなれたらいいのにな。)
[未だに激しく首を横に振っている人形達はさておいて、
胸の内では密かにタチアナを応援するのだ。]
>>239
…早い、よな。
ヴェルナーの見ている方角か。
まるで足にエンチャントを掛けたような身軽さ。
あれがタチアナの真の能力ということなのだろうか。
[タチアナが無能力者だとは思っていないため、そんな感想になった。]
まー、足手まといも困るがここに残して死なれるのも目覚め悪ぃしなあ
[げぷ、と酒臭い息を吐いてヘラヘラと笑みを浮かべた。]
まー、死なねぇ程度の怪我なら何とかしてやっから安心しろ。
即死だけは勘弁な。
>>243
『タチアナの能力は解析不能である』
[計器によれば何も反応しないのに行動力がどこから出ているのか、水晶玉には理解できないようであった]
[セルウィンに問われ、はい、と頷く。
くるりと来た方を向き直り、谷底を指差した]
この先――、
坂を下りきった場所に、なにか入り口のようなものがありました。そしてそれを塞ぐようにして、大小さまざまな石が。
積まれている石の一部は何故だか光っていて……不用意に触れるのは危険と判断して、そのままにしています。
それに、その……石が、何かを誘っているようにも……。
あ、いえ、なんでもありません。
[『少年』が見て感じたものをそのままに、伝える]
だから、もぅ
[>>232言いたいことを捜しているうちに、カークはエルをバルタザールに預けてしまうことにしたようだ。
ため息を漏らす。
>>238>>240任されたバルタザールといえば、
あっという間に妙案を思いついて指示をだしていく]
さすがバルタザールさん。
[ぽかーんと尊敬の眼差し込みで見上げてみた]
…兄さん…、…ごめんなさい。
迷惑…かけないようにするから。
[同行は許して貰えたようだが、快く思っていない様が見て取れ、そんな言葉しか出てこなかった。
それからバルタザール、フィオンへ感謝を述べようとして。]
……―――!
[エレオノーレはハッとした顔である方向を見た。
それはセルウィンが先を行った道の方。]
……、…?
[その行動は、自分自身でもよくわからず、瞬く。
見つめる先には、セルウィンを追いかけるタチアナの姿があるのみ。
別に彼女を見たかった訳ではない。]
入り口らしき物に、光る石……か。
もしかしたら、そこが最終目的地かもしれないな。
[イェンスに示された谷底を眺めて。>>247]
誘っている、か。
大方、俺らの命を狙っているんだろうな。
[そう解釈しながらも、やっと終着点の始まりに来たか、と若干表情が明るくなった。]
……イェンスは報告を兼ねて顔を見せてきたらどうだ。
さっきも言ったが、あいつら、お前の無事を確認したがっていたようだからな。
[そう告げて、返事も聞かずに谷底へと足を向ける。]
わ。
[>>241わしゃわしゃと頭を撫でられる。
通常の1.5倍ぼさぼさにされた]
ええ、なんで!?
[頭を押さえてカークを見る。
なんかよくわからないけど納得いってなさそうな顔が見えた]
それから、この先は瘴気がとても濃くなっています。
僕もひどい耳鳴りに悩まされたので、進むときは慎重すぎるくらいで丁度いいかもしれません。
幸い、魔物の数は少ないのか、遭遇せずに済みましたが……
逆にそのせいで、進みも速くなりがちです。
[後ろからタチアナが降りてくるのが見えて、軽く手を上げて挨拶した。そして彼女にも聞こえるよう、少し声のトーンを上げて]
少しでも異変を感じたら、無理をせずに休んだほうがいいかもしれません。
……タチアナも、分かった?
[『記憶』によれば、この少女はセルウィンの為ならば無理を圧してしまいがちで。
そして『少年』は、そんな仲間を気遣う事が多かったから、きっとこう言うのだろうと]
>>249
[フィオンの視線に気づき、軽く頭をかく。]
いや、本来なら、もっと早くこの方法を思い浮かべてもよかったかもしれないな。
私もつい、エルを守る対象として見がちだったことに気づかされたよ。
それぞれが、それに相応しい能力を活かす場を作らなければな。
あ、しかし勇者である君達は、最後の切り札なのだから申し訳ないがあまり前には出てくれるなよ。
何かあったら取り返しがつかないからな。
……了解。
[忠告はありがたく受け取ることにした。>>253
ありがたいと思ってもろくに礼も言わないのがデフォだが、
それも『少年』の記憶にはあるだろう。
足元に注意を向けながら、慎重に坂を降りていく。
別にタチアナを待っているわけではないのだが、
歩幅を合わせるようにゆっくりになってしまった。]
…え?あっ、は、はい!
[少しそのまま呆けていたが、バルタザールから指示>>240が飛べばそちらへ向き直り、ぺこりと頭を下げる。]
本当に、すみません…宜しく、お願いします!
僕は、僕に出来る限りを、精一杯頑張ります!
[顔を上げたエレオノーレには、少しだけ明るさが戻っていた。]
[やがて戻ってくるイェンスの気配に気付き、谷側へと顔を向け]
『イェンスの帰還を確認。
偵察御苦労』
[外観観察ではその異変を察知することができず]
[そばにいるフレデリカも、安堵の表情を浮かべてイェンスに無事でよかった、と話しかけるのであった]
>>255
お人よしか…言われると嬉しいのだが、あまりそんな評価は受けたことがなかったな。
そうか…カークには私がお人よしに見えるのか。
[なぜか楽しそうに笑う。]
痛い目を見る可能性が高ければ、先取先制で手を打つ方なんだけどな。
[カークの言葉にはさらりとそう返した。]
>>250
……? 何か、見えたのか?
[エレオノーレの様子に首を傾げ、視線の方角…イェンスとセルウィン達が出会った辺りをじっと見る。]
[しかし。
イェンスから聞いていた「入り口」が見えてくれば。]
……あれ、が……。
…………。
[慎重さはどこかへと消えて、入り口へと近づいていく。
旅で浮かべたことのない、ぼんやりとした表情で。
タチアナのことなど、普段以上に気にしていなかった。]
でも今思いついたんだから、きっと間に合ってます。
[>>254頭を掻く騎士の姿に小さく笑う。
エルを失わないうちに気づいたのだから、多分それは良いことだ]
――はい。
でも、エルが頑張ってるんだから、僕も頑張らないと。
[頷いて、はたと気づいたように表情を固めて]
あ、無茶はしません。
けど、自分のことは自分で出来ます、から!
[大丈夫! と、こくこくと頷いた]
>>258
[頭を下げる様子を目を細めて笑いながら眺め、手を差し出した。断られなければ握手をするつもりで。]
こちらこそ、宜しく頼む。
私自身は術関係は全く使えないので、エルが防御特化の補助に入ってくれるのは心強い。
あと少しで、災いの中心地。
ここを乗り切れば、私達の……勝利だ。
/*
でも自分だけ色合いが違うのは、それはそれで四天王になった経緯が違うという複線にもなってるんじゃないかなとかとか。
今更ついでに、六花で一緒だった人たちには
まゆねこ=毒のイメージがついてそう。
―谷底への道―
お待ちになって、セル様……。
[聞こえているのかいないのか、振り向くそぶりも見せずに歩いてゆくセルウィンの後を追う。
石の転がる足場の悪い道を、恋する乙女の一念で突き進む]
……あ。
[しばらく行ったところでセルウィンの足が止まり、その向こうにイェンスの姿が見えた>>227]
イェンスさん、よかった、ご無事で。
……ごめんなさい。お話の邪魔はしませんわ。
[>>237セルウィンに足音を咎められ、それ以上は距離を詰めずに様子を見ている。
>>247イェンスが語る谷底の様子に、耳を傾けた。
>>253自分への呼びかけには、素直に頷く]
わかりましたわ。
ここから先は、一層慎重に進まなければなりませんわね。
[無計画に駆けだしてきたことは棚に上げる]
へ、変なこと?
[>>261直しかけた傍から、もしゃっとされた]
あああひどい!
じゃなくてエマの住み処はここじゃない……
じゃなくてやっぱりひどいだ!
[カークに髪をもさもさされるとき、ねずみは大概肩の上にいて、もさもさになっていく髪の毛を見ている。
今も肩の上でカークの手の動きを見ていた]
に、兄さん……
[バルタザールへため息交じりに呟いた兄>>255へ、つい困ったような声を上げてしまった。
でもやはりそれ以上何かを続ける事は出来なくて。]
…あの、…ごめんなさい。
[代わりにバルタザールへ謝罪を述べる形となった。
何か見えたのかと問われると、あ。という顔をして。>>260]
いえ、…僕もよくわからないんですが、何か、あっちの方が気になって…。
……なんだか、懐かしいような、嫌な感じのような…すみません、はっきり言い表せなくて…。
[250小さくなっているエレオノーレに、大丈夫だよ、と声をかけようとするが]
…………?
[ふと、その瞳が谷の中心へと向けられる]
ああ。
あんまり離れたら、まずいよね。
[ぽつりとこぼすのは、そんなこと]
[カークとエレオノーレとの問題は解決したようだ。
おろおろするにはしていたが、人の言葉が怖いから
決して口を挟むことはしない。
特にカークの言葉の鋭さ、強さには他の皆以上に
警戒心を持っている。
団結しなければならない場である事は理解しているものの、
恐怖心には勝てず皆以上に距離を置いているのである。]
……。
[また、もうひとり理解し難いといえば
先ほどセルウィンと何かがあるかも知れない予感がした
ゲオルグで。
もっと真面目にして下さい、と時折人形が無言で
視線を送ることがある。]
[……丁度今行っているように、4体揃って。]
……これ、は。
[石の積まれた門。
間近で見れば、想像以上に大きかった。
光る石は、わかる者が見れば禍々しい気配を放っていたが、
意に介さずに、手を伸ばして。]
―――――。
[掌全体で、石に触れる。]
>>263
そうか。ある意味、最終決戦の前のような状態だしな。今は。
[間に合った、という言葉に改めて笑顔を向ける。]
ははは。わかっているよ。
気合十分、って意味だろう?
勿論、フィオンが自分の身を守れる技量を兼ね備えていることも知っている。
……そういえば、お互い、同じ大剣使い同士だな。
また…この旅が終わり瘴気のない世界になったら、一度手合わせしてみたいものだ。
[ 青い髪を気に入ったから、子供の体を奪って ]
[ 長旅で少々疲れていたのと、]
[ 怪しまれぬように元の子供の真似をするのが面倒だったから、]
[ 子供の居た村の住人を、
全員殺して、
喰らったんだった。 ]
[>>256皆の元へ戻るらしきイェンスが近づいてくれば、その姿を確かめる]
お怪我は無いようですわね。よかった。
[何も変わった様子は見られなかった。
何も。
兄思いで仲間思いの少年は、今回も無事に斥候の役目を終えて戻って来てくれたのだと思う]
魔法剣士 セルウィン が村を出ました。
>>269
[戻ってきたイェンスに気づき、声をかける。]
イェンス、無事に戻ったのだな…良かった。
さっきセルウィンとタチアナが、お前を追いかけていったのだが…会わなかったか?
見通しも悪くないし、すれ違いはないと思っていたのだが。
[イェンスの後ろを見ても、二人の姿は見えない。
あいつら何をしてるんだ…と呟いた。]
……あ。
セル様……!
[>>257セルウィンが谷底へ向かって進んで行くのに気付き、心なしかゆっくりと歩く彼の後を追う]
そ、そんな…僕に出来る事なんて本当にそれぐらいで…。
あっ…、えと…
[差し出された手>>264に一瞬戸惑ったが、そろりと手を差し出すとぎゅっと握手を交わした。]
あと少し、頑張りましょう…!
えへへ…フィオンも前衛頑張ってね。
僕、後ろからだけど、応援してるから!
[頑張ってる、と評価してくれたフィオン>>263へ、エレオノーレは柔らかく微笑んだ。]
12人目、蒼禍星 セルウィン が参加しました。
蒼禍星 セルウィンは、首無騎士 を希望しました(他の人には見えません)。
>>270
あちらの方角は…アレの、中心地だな。
[エレオノーレの言葉に、この谷に入ったときの不可思議な気持ちがよみがえる。]
あぁ…私も……なんとなく、わかるような…気がする。
何かとても懐かしいような、不安な気持ちを掻き立てられるような…
―何かの入り口―
[坂を下りきった場所には、いくつもの石が門のように積み重なっていた。
イェンスが語った通りの――いや、その話を聞いて想像していたよりも、もっとずっと禍々しい光景]
……セル様?
[セルウィンは躊躇う様子もなく、そこへ近づいてゆく>>262]
……いけない、それに触れては……!
[術者を名乗る割に、気やら魔やらには疎い少女である。
>>274けれど、セルウィンが手を伸ばす先、その石の光はあまりにも不吉に見えて]
セル様!!
[呼びかけても、駆け寄っても、遅かった]
オレは死なねぇよ。
だーれが死んでやるもんかよ。
[カークの言葉に冗談とも本気ともつかない口調で応える。それはカークへ向けてというより虚空へ吐き捨てるようでもあった。
四体の人形がじっとりした眼差しで見つめている事に気づいてゾフィアと視線を合わせる]
ん…?どーしたゾフィア?
オレがかっこよすぎて見惚れてんのかあ?
[人形遣いの少女の顔を覗きこみ、わしゃわしゃと髪をかき混ぜた]
……おい、いつまで遊んでいる。
早く来ないと石ぶつけんぞ。
[掌の中の石に口づけて。]
――――、――――。
[未だ目覚めぬ仲間たち。
災厄の星の名を囁いた。]
きっとみんな無事で、帰りましょう。
[>>275最終決戦。
言葉と共に向けられる笑みに、表情を引き締めると深く頷いた。
笑い声が上がれば、こちらは頬に朱が上る。
技量を兼ね備える、など言われ慣れて無くてこそばゆい]
バルタザールさんと、ですか。
――は、はい、是非。
[戦う姿を見てきた。
体格も良く、剣筋も重い。打ち合ったら力負けするのは目に見えているが。
ひとつ瞬きしたあとに、指を揃えた手を額に持ってくる。
光栄です、と言わんばかりの動作は、しかし神殿式ではないようだ]
『有意提言。
イェンスが偵察から戻った以上、一刻も早くセル様とタチアナと合流すべきである』
[ドロシーのおかげでフレデリカも運動するのには大丈夫な程度に体力が戻ってきており。
この提言にはようやくの肯定として頷いた]
>>285
すぐそこで?…なんだ、会っていたのか。
………って、一人、いや二人か。先に、行った?
――何をやってるんだあいつは。
[イェンスの言葉に眉を顰める。]
イェンス、進んだ先にセルウィンが興味をひかれるような何かがあったか?
周囲に瘴気にやられた魔物の存在は感知できたか?
[>>282>>289邪悪な光を放つ石の欠片を、楽しげに弄ぶ姿が目の前にある]
……セル……様?
[何かが起こっている、そう思う。
思うだけで、動けない。
それが何かはわからないまま、逃げることも、近づくこともできないまま**]
……あ?
まだ居たのか、ゴミ虫。
[持っていた光る石をタチアナに向かって投げた。
いくら冷たく接してきたとはいえ、さすがに攻撃したことはなかったにも関わらず。ちなみに、虫呼ばわりも今回が初めてのことである。]
[和やかな会話も束の間の事。
戻ってきたイェンス>>269の姿を見止めるなり、エレオノーレはびくりと肩を揺らした。
合ったままの目が逸らせず暫く見つめる形となったが、名を呼ばれてハッとしたように瞬いた。]
…あ、…イェンスさ、ん…?
[其処に居るのは見知った姿であるはずなのに、妙な違和感を覚えて問いかける形になってしまった。
その違和感がなんなのか、思考を巡らせようとしたその瞬間。]
っ、―――…ぁぁあっ!!?
[頭に鈍い痛みを感じ、エレオノーレはその場へ蹲った。]
あまり戦力を分断させるのは好まない。
しかし…むやみに前進しては…
[言いかけて、顔を上げる。
何かに>>289、呼ばれたような気がした。]
……ヴェルナーの、提言>>291に賛成だ。
一刻も早く合流して………あぁ、合流して体制を立て直さないと、な。
〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!?
[他人に近付く事も稀である、それが警戒している人物が
至近距離から頭を撫でて来る。>>288
ああ、整えた髪があちらこちらへと飛んでいる。]
ち、ちがっ、ちが…!!
[セルウィンがまだ戻らないのだし、親であるならば
せめて後を追うくらいしたらどうだと言いたいのだが、
案の定この調子である。
慌てて離れようともがいて、一定の距離を空ける。
人形達が再び首を横に振って見せるは明確な少女の意思。
ついでに少女の頬も少しばかり膨らんだ。]
きゃ……っ!
[>>294無造作に投げつけられたそれは、咄嗟に顔を庇った手の甲を打った。
――手で防がなければ、顔に当たっていた]
……え、どうし……え?
[何かが起こっている、良くない何かが。
混乱したまま、足元に転がる光る石を拾おうと手を伸ばす。
震える手の甲に、血が滲んでいた**]
おい、どうした?
[蹲るエレオノーレに近寄ると、胸元の金貨に触れ回復の術をかける。
神の洗礼を受けた能力は怪我以外に病にも効果があったはずだ。
だが、いつものように術が効いた手応えがない。
訝しげに、再度少年の名を呼んだ**]
>>295
[悲鳴を上げるエレオノーレ。
何かの以上かと問うフレデリカに、水晶玉は言葉を返す]
『瘴気濃度の上昇を確認。谷の奥からである。
それがエレオノーレの体調に何らかの影響を与えていると当方は推測する』
「入り口」か。
怪異の源へと続く可能性が高いな。
魔物が出現しなさそうなのは、いい情報だ。勿論油断はできないが…まずは一旦、そこに辿り着いたほうが良いだろう。
慎重に進んだのでは…遅い。
[心がざわめく。不可思議な焦燥感に駆られ、イェンスの言う方角を睨みつける。
どうしても、急がなければいけなかった。
何故急ぐのか、理由もわからなかったが。
剣の柄を強く握りしめる。]
…な、に?!
[何かが頭の中に響いた。>>289
しかし、それが何であるか。
もやのようなものがかかっていて、答えは見えない。
ただズキズキと頭が痛むだけ。
そこへ兄が駆け寄ると、片手で頭を押さえながらゆっくりと身を起こす。]
何かが、頭に響いて…
…あっちの方から、すごく…嫌な感じが、する…!
[青い顔で指をさすのは、セルウィン達が向かった方向。]
/*
ごめんwwww
僕が蹲ったばかりにバルタザールさんの進行阻んでしまった…(
ウォオオそろそろなんとかせにゃと思いつつどうすっかな
『有意提言。マスター・フレデリカ。
エレオノーレを保護する為には、谷の奥の瘴気を断つ必要があると当方は判断する。
一時戦力の分断を招くが、おっさんとドロシー様にエレオノーレを任せ、セル様と合流し、迅速に行動に出るべきである』
[ゲオルグの名前は、おっさん、として覚えられてしまっていた]
[異変が起きるすこし前。
ゾフィアが慌てて距離を置く様を意地の悪い笑みで見送った]
ん?違うのか?
物言いだけな瞳でジッと見つめてくるからオレはてっきり。
[首を横に振る人形の頬を小突きからかうように笑うが、それ以上距離を詰めずに適当な場所で休もうとした。
異変が起きたのはそのすぐ後**]
顔に、って。
え、僕今は何も考えてないよ!?
[>>283頭を押さえていた手が、自分の頬を押さえる。
感、とか、嘘だ、と思うが、既に慌てた言葉が墓穴を掘っていることには気づいていない]
だから、もう……
[ねずみが差し出される指をふんふんと匂いを嗅いで、飯くれ、とばかりに両手で掴んでいたから、相変わらずの巣扱いも、諦めて、苦笑することにした]
>>304
エル、大丈夫か!?
一体何が…起きている状態で、夢見が降りたとでもいうのか!?
[エレオノーレのただならぬ様子に、ますます焦りが募る。
ヴェルナーの「提言」に、大きく頷いた。]
すまない、私は先に様子を見に行く。
フレデリカ、前衛が二人突出することになる。
進ませるか、守りに入るか…ヴェルナーの行動は任せた!
[言い残し、足早に荒れた地を駆けていった。]
[>>302フレデリカの問いと、ヴェルナーの答えは、こちらにも届いていて]
瘴気が、濃く?
[谷の奥、と示される場所は]
――セルウィンさんとタチアナさんが先に……
[一旦飛び退ったは良いものの、その場の空気は
イェンスの帰還の後に一変したように思えた。
彼が無事に戻って来たことで、少しは表情も和らいだのだが]
……。
[突如上がった叫び声に人形達を呼び寄せ、警戒に当たる。
何者かの襲撃を受けたのかと思ったのだ。
その実は違ったがゲオルグの魔法も効き目が無いようで、>>301
何か他の影響を強く受けているのだろうかと、その辺りに
詳しそうな人々へと視線を向けた。]
[――ああ。
くつ、と喉の奥で笑う。
本当だ。
この気配は、自分よりも遥かに強大な瘴気は。
間違えようもない。
目覚めたのだ。
もうひとり、仲間が]
>>314
『当方、瘴気濃度の定量分析に関してはその測定精度と時間ともに世界一であると自負するものである』
[つまり、超おりこうさんであるといっている]
[しばし、どうするかと考えていたフレデリカだが――]
[走り出すバルタザール。ヴェルナーに、ついていくように指示を出す]
>>315
[しかし、一方で内側に巣食うものに関しては超鈍すぎる瘴気測定器であった]
『イェンス、案内を』
[いろいろ資料やら何やらと大きなリュックを背負うフレデリカを軽々と肩腕で抱え上げ。
セルウィンがどちらへいったのか、尤も効率よく索敵できる方法――「尋ねる」というコマンドを使用した]
/*
んむんむ、どう動いた方がいいかな。
PT分散の方向なら、ゾフィヤは多分残るかな。
積極的に動くって事をしないっぽい。
それにしても、ヴェルナーさんの表情って
変更しなくて良いから楽そうだ…表情選ぶのって
結構悩むんですよね、あれがいいかなこれがいいかな?と。
う…、ありがとう、ゲオルグさん…。
[齎される暖かな癒しの光。>>307
これまで何度も傷を癒してもらった光のはずなのに、今は癒されるどころか頭の痛みが酷くなったような気がして、エレオノーレは苦しげに呻くのみ。]
―――…うう…ううう
[呻きながら見遣るのは、指をさした―――バルタザールの駆けて行った方向。]
…行か、なきゃ……
[言い知れぬ焦燥感に駆られ、バルタザールの後を追おうとよろついたまま立ち上がる。]
バルタザールさん!
[>>310駆けていく男の名は呼べても、止める手だてなど無い]
夢見……なの?
[騎士の残していった言葉を反芻して、エレオノーレの方を見るが、指を指しているのは谷の奥の方。
>>316瘴気のせいだと告げたヴェルナーはフレデリカを抱えあげて前を追う姿勢だ]
『当方は殲滅能力に関しては、三度のめしよりも上手であると自負している』
[先に行くイェンスの後を、フレデリカを担いだまま追ってゆく。
その先に――この一行が致命的にまで決裂する出来事があるとは知らず**]
だ――
[>>318駄目だよ無理したら、とうめき声を漏らしながらも先を目指すエレオノーレを止めようとして口をつぐむ。
彼の夢見の能力で助けられたことは一度や二度ではない。行動を妨げて良いものかどうか、ただおろおろとしてエルを見てしまう]
― 谷底の入り口 ―
……ここは…
[走って走って走りぬけた。息が切れるのも気づかない位に足を止めまいと走り続けた。
そして漸く、我に返ったように足を止め、自分の居る位置を確認する。
目の前には、石積みの門。大小様々な石が乱雑に積まれている。
イェンスが>>151、セルウィンが>>274見たのと同じ場所。]
光る…石……
ここは…一体……
酷く…懐かしい気がする……
[普段なら、警戒して然るべき場所。
何の疑いもなく、無防備に手を伸ばした。
指先が、ゆっくりと石に触れて―――]
修道騎士 バルタザール が村を出ました。
12人目、藍骸星 バルタザール が参加しました。
藍骸星 バルタザールは、呪狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[皆の声をまとめると、谷の奥に何かがあるようだ。]
[先に駆けたバルタザール、高く抱き上げられて見上げる
フレデリカ。抱えるヴェルナーと、次々に移動の体勢を
取っている。
少女もまた後を追おうとしたものの、エレオノーレの容態も
気がかりで。
無理をおして歩もうとする姿に首を横に振ろうとしたのだが。]
―――…。
[カークが彼の手を掴む>>327のを見ると、振りかけた首は
それ以上動かすことが出来なかった。]
[一番最初の記憶は、乾いた大地。
白くひび割れた土の上に、立ち枯れた樹が、自分に根を向け幾重にも折り重なって倒れている。
ざく、ざく、ざく…歩を進める度に、軽い音を立てて足元の土が崩れ去る。
二本の足で歩くのは大変面倒だ。
自分は何故、この姿に「造られた」のか。
傍らを歩く相棒が、空気を震わせながら「くぅ」と鳴いた。
真っ白で固い四足は道を歩くのに便利そうだ。羨ましい。
頭蓋の空洞に嵌められた藍玉の「眼」が、真っ直ぐにこちらを見上げていた。
いや、見上げているように自分が動かした。]
[二番目の記憶は、湿った森の中。
目覚めると、多くの人間に囲まれていた。
傍らには、砂になった相棒。
残るのは藍色の眼であった固い宝石。
掌に握りこむ。
15年前の怪異の夜、ある森の中で、魔物に攫われたらしい子供が救出された。
骨で出来た狼の魔物は、大変邪悪な瘴気を孕んでいたらしく、居合わせた人々の大半はその後、体調不良で寝込んだり命を落としたといわれている。
生き残った子供のその後は…―――]
[>>325幼なじみの声にはっとする。
それから、彼がやるより乱暴に頭を掻いた]
うん、行こう!
[胸を張って笑う幼なじみに、大きく頷いてみせる。
エルをお願い、と頼むより早く、カークは弟の手を引いている]
ゾフィアさんは、大丈夫だよね?
ドロシーさんは、動けますか?
[4体の人形を操る少女が瘴気にやられた様子は見たことがないけれど、こんな状態だから不安そうな顔は隠せない。
外見の幼い風使いの少女と二人を見て、問う]
…………。
[門の見える位置に、気配を消すようにして、
青い髪の青年が足を組んで座っているが。
タチアナが動く素振りを見せれば。]
おい、大人しく見学していろ。
滅多に見れない物だぞ。
[人差し指の先に青い炎をチラつかせて、
「彼ら」の邪魔をさせぬように牽制していた。]
……少し…寝すぎた、か?
まぁ、いい。
多少の時間差など、些細なものだ。
[石から手を離し、剣の柄に手を添える。
柄の先端部分は横を向いた狼の象嵌で飾られ、眼に当たる部分には藍色の宝石が嵌められていた。]
[多分ゲオルグには問う必要は無いだろうと思う。
この飄々とした人が二日酔い以外で倒れるところは想像できないし、二日酔いで寝込むところも見たことがない。
カークは頼む、と言うけれど、三人が動けるならば共にありたいという思いが後ろを向かせる]
動けるなら、行きましょう。
[手を伸ばす。
カークは先に行くだろう。
勇者の使命、は、わかっているつもりだから、動けないと言われれば先に行く選択しか残っていないのだが*]
/*
エンシェントマウス エマ
「今、にこいち勇者って書こうとしたのは内緒である」
僕待ちなのかなもしかして!(遅い
ごめんなさい!
[振り返ると、真っ直ぐ…迷うことなく気配を消しているはずのセルウィン>>335の前まで歩を進める。]
藍骸星バルタザール、只今目覚めました。
……石をぶつけられると、困るしな。
[覚醒前に聞いていた言葉を覚えていたのか、そんな挨拶をしながら、セルウィンの目の前で膝を折り、臣下の礼を取った。]
……娘。
喰われずに残って居たのか。
餌か?玩具か?
[その場に留まるタチアナに気づくと目を細め、冷たい表情で検分するように眺めた。]
気配が足りない…
俺が最後というわけでも、なかったのだな。
[傍で強大な力を放つセルウィン、そしてかなり弱いが明らかに仲間と見えるイェンスの気配は察知できたが、もう一人分の気配がわからない。
膝をついた姿勢のまま、思案するように自分の上に立つ存在…セルウィンの様子を*見た。*]
――行け。
そして、目覚めさせてやれ。
[光を放つ石に囁くと、最後の災いの居る方へ振りかぶって投げる。
すると石は、まるで生き物のように、速度を上げて飛んだ。
叩き落すことなど、誰が出来ようか。
石は、病弱だという少年に真っ直ぐに狙いを定めていて、
やがて、彼の手の甲へと当たるだろう。]
[先に行った人たちに追いついたのはいつ頃か。
声をかけたゾフィヤやドロシー、ゲオルグがどの判断を下にせよ、多分、自分はカークとあまり間をおかずに走っていたのではないかと思う]
瘴気……
[ドロシーの風によって払われたそれは、また濃く肌にまとわりついて熱を奪うよう。
見えてくる石積みの門の前、そこに一行は留まっているようだ]
[>>340 声を掛けられ、ゆっくりと長身を起こす。]
申し訳ない…器がのんびりしすぎていた。
その分、働かせてもらおう。
[謝罪の言葉を口にしながら、石を掴むセルウィンの動きをじっと眺める。]
「声」に…反応した者が居た。
恐らくは、それが―――かと。
[器の記憶する「エルの不調」
それを、覚醒の影響と見てセルウィンに伝える。]
>>340
嗜好品の類、だろうな。
熟成させると、調理法も変わってくるかもしれん。
今は食指も伸びぬ雛だが。
[タチアナに対しては、人間を評しているとは思えない感想を述べた。]
[エレオノーレも行くとなれば、共に行かない訳がない。
人形の警戒態勢を解き、自身の周囲に浮かべる。
フィオンからの問い掛け>>334には即座に首を縦に振って答えた。
恐らくは、戦力の目で見れば然程高くない位置に在るだろうが
決して足手まといにはなるまいと]
―――…行きます。
[決意新たに、声に出して告げた。]
[ドロシーの返答は如何なものか。
それでも温かな言葉を紡ぐ彼女の近くに居られるようにと、
付かず離れずで居るつもり。
同様にゲオルグに対しては、流石に今は空気を読まない指摘は
せずにとにかく彼の行動全てを良しとする事にした。]
……。
[…本当は]
[肝心な時には、先のエレオノーレへの魔法のように
きちんと対応する、責任感のある聖職者だと解っている。
それがずっと続けられたら良いのになと思うだけ。]
―――にとっては、きつい目覚めになるかもしれんな。
俺も間一髪だ。
間に合って本当に良かった。
[>>341 速度を上げて進んでいく石を見ながら、
喉の奥でくくっと笑い声を立てる。
セルウィンの横で腕を組んで立ち、新たな星の覚醒を*待っていた*]
[>>345はっきりと意志を示した少女に頷いて、共に走る]
……え、なに?
[呆然とした呟き。
反して身構えるのは早い。ぞくりと寒気を感じて、反射的に背中にある剣に手を伸ばす。
見えたのは、光だ。
小さな、固まり]
…………?
[叩き落とす、には距離がある。
第一それは、自分を狙ったものではない]
(ああ…やっと終わるのか…)
[谷底に向かうにつれ、瘴気は濃くなってゆく。最終決戦に昂ぶる筈の心は、何故か酷く落ち着いていた。もうすぐ達成される目的。焦がれていた旅の終わりに、安堵している自分が居た]
(これでもう、解放される。勇者の使命から…、あいつと…比べられる人生から…)
(子供の頃から、全て比べられてきた…勉強も、剣技も、勇者としての振る舞いも何もかも…。嫌だったわけじゃない。一緒に励ましあえるライバルがいて、楽しかった時期だってあった。
でも…俺は分かってしまった。あいつには、絶対に敵わないことに。
「勇者」に相応しいのはフィオンで、俺は、ただのオマケなんだってことに……。)
っ…、
[右の掌が、チリリと痛む。昔から、自分の使命を否定すると諌めるように右手の痣が痛むのだった]
(分かってるよ。だから、ここまで頑張ってやったんだろ? あいつがちゃんと「勇者」としていられるように、サポートしてきてやったんじゃねーかよ)
[ぎり、と掌に爪を立てるように右手を握りこむ]
(この闘いが終わったら、こんな痣焼き消して…俺は自由になるんだ。自由に、独りで生きてやる…!)
[戦いの前にはおよそ相応しくない笑みを、知らず零していた**]
[ただ人形の遠隔操作が出来る、危険な場所での繊細な作業も
可能とする。そんな理由からこの旅に加わったが]
[その一方で、皆と共に並び進んで行けるようにとも
願っている少女だった。]
行くよ、ヴェス。
[そんな胸の内を明かす事無く、少女はその一歩を
踏み出した。**]
え……?
[生き物の様に加速する光の軌跡を、逆さに辿るように視線を遠ざける。
見えたのは、石を積み上げた門。
遺跡の入り口のようなそこに見えたのは、
玉座に座るよう石に座るセルウィンと、
傍らに立つバルタザール、
それからタチアナの、姿]
……セルウィン、さん?
[呆けた顔そのままの声音で、名を*呼んだ*]
[ 大きななりをして悪戯っ子のように笑うカークの麦の穂を思わせる髪の色をぼんやりと見つめる。
エレオノーレとのやりとり。
兄さん。
……弟。 ]
長い長い旅路の向こうに置き去って来た面影を、想う。
小さなこの身体の私よりも、もっと小さかった弟。
どろしーちゃん、ドロシーちゃん、と舌ったらずな声で私を呼んで、いつも後を付いてきた三つ下の弟。
……七歳で風の力に目覚めた私は、力を制御しきれずに彼に怪我を負わせた。
鋭い刃となった風が彼の頬に刻んだ傷を、噴き出した血の色を、どれだけ月日が経とうともわたしは決して忘れることが出来ない。
風の窟と呼ばれる洞穴に住まう術師たちの元へ身を寄せたのも、もう二度と誰かを傷つけたくなかったからだった。
力を持たない弟を守るために。
………私自身の力から。
そうして、どれだけの月日が経ったのか。
風の力を完全に操る事が出来るようになったわたしは、人の手足では這い登ることは出来ない深い縦穴を風に乗って出て、家族のいる村へと戻った。
そこにいた弟は、もう小さな弟ではなかった。
かつての私と弟自身そのままのような子供を持つ父親になっていた。
見上げる程の背丈の彼の頬には、風の刃が刻んだ傷が一筋残っていた。
あれからまたどれほどの時間が経ったのか。
もう、定かではない。
人の一生は、瞬きの中、風に乗って流れる時の旅路のようなもの。
家族。
友達。
愛する誰か。
寄り添って共に旅する道連れがどれだけ愛おしく大事なものか。
……みんな仲良くね。
力を合わせれば、きっと、大丈夫なんだから。
[ 言えるのはただそれだけだった。
一行を見回して、微笑み、先行がまた前進すると聞いて立ち上がる。** ]
あっ…、…
[追いかけたいのに足元が覚束無くてもたついていると、不意に兄に腕を引かれた。>>327
その所作こそは乱暴だが、かけられた言葉は突き放すようなものではなくて、エレオノーレは僅かに顔を綻ばせた。]
…ごめんなさい、…兄さん…ありがとう
[こうして手を引いて貰うのはいつぶりだろう。
バルタザールの後を追う道中、ふとそんな事が頭をよぎったが。]
―――…!? 兄さん、危ない!!
[前方から迫り来る光。>>341
自分より先を行く兄がそれに気付いている様子>>353がなくて、エレオノーレは咄嗟に兄を突き飛ばして光の礫をその身に受けた。
…元より、それはエレオノーレに向けて放たれたものだったのだが。]
っ…う……
[光の礫はエレオノーレの右手の甲にぶつかると、ころころと地面へと転がった。]
……これ、…は…
あ、…ああぁあ……
[エレオノーレは転がった光石をそっと手にすると、それを胸元に握り締めて膝をついた。]
夢語り エレオノーレ が村を出ました。
12人目、紫忌星 エレオノーレ が参加しました。
紫忌星 エレオノーレは、瘴狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[ 15年前のあの日。
空を流れて僕はこの地へと降り立った。
僕はとてもとても疲れていて。
何かを模る事も出来ず、紫色の煌く石となって野に転がっていた。
このまま朽ちてしまうのかな。
そんな事を思っていた時、僕を包む暖かなものがあった。
それが、人間の女の手だと気付くまでには、少し時間がかかった。]
[ 人間の女は、僕を手にとって物珍しそうに眺めた。
僕にとっては、絶好のチャンスだった。
最後の力を振り絞り、なんとか女の体内へと入り込む事が出来た。
でも、この女を食らう力は今の僕にはない。
だが幸運な事に、女の体内には小さな命がもうひとつ宿っていた。
恐らく女も気付いていないであろう小さな命。
僕はその命を食らい、そして回復を待つ間その命の代わりをする事にした。]
[ 女の腹の中で、命の真似事をする。
それは中々に悪くなくて、もう少しだけ此処に居ようと思うようになった。
僕は使命を忘れないように記憶を夢の中へ閉じ込めて。
女の腹の中でいくつもの朝と夜を迎えた。]
[ ヘマをしたのは、十の月を数えた頃だっただろうか。
その頃には僕はすっかり命になりきっていて。
こうして腹の中で眠る僕と、たまに見る夢の中の僕。
どちらが本当なのかわからなくなってきていた。
しかし、育ちすぎた僕の体は女から送られる養分だけでは足りなくなっていて。
つい勢い余って、僕は女を中から食い破ってしまった。
急に外に放り出される事になった命の真似事をしていた僕は訳もわからず。
腹を何かに食い破られた女の隣で泣き叫び続けた。]
[ 女の家は辺鄙な場所にあり、泣き叫び続けても誰かがやってくる気配は無かった。
もう声も枯れ、泣き叫ぶ力も残っていないと感じたその時。
そっと身を包む暖かなものを感じた。
それはあの日の暖かさと同じ。
けど、あの日と少し違ってゴツゴツしたそれは、人間の男の手だった。
男は旅の途中で此処に辿りついたのだろう、沢山の荷物を抱えていた。
そして男が僕を抱き上げてから暫くして。
男は悩んだ末に庭に穴を掘って、女を埋め。
僕を抱いてその家を後にした。]
[ 命の振りをしていた僕には何がなんだかよくわからなかったけど。
物心がついた頃には、兄が一人、出来ていた。
そしてその頃にはすっかり夢と現が入れ替わって。
僕は――――… ]
………。
[エレオノーレは俯いたまま、ゆらりと立ち上がる。
その傍らには心配そうな兄の姿が在っただろうか。
物憂げに伏せた瞳を一度だけそちらへ向ける。
が、その瞬間。
エレオノーレの体は端からどろりと黒紫色のものへと溶けて。
そのどろどろは一箇所に集まると尾羽の長い鳥のような形を模った。
黒紫色の鳥は石の玉座に座すセルウィンの元へと翼をはためかせ、優雅に彼の腕へと**]
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