565 【SF＆BBS風人狼騒動RP村】Sleeping Silver Sheep ④ ～ 銀色羊は＂狼月の村”の夢を見るか ～
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人里に身を潜めながら、夜毎人を喰らうという恐ろしい人狼。
幾つもの村を滅ぼしてきた狡猾な化け物の噂が、遂にこの地にも訪れた。
震え上がる者、馬鹿馬鹿しいと一笑に付す者、そして…。
様々な思惑を余所に、人々は話し合いのため集うのだった。
1人目、語り手 が参加しました。
語り手 は、村人 を希望しました（他の人には見えません）。
天のお告げ（村建て人）
宇宙連邦歴 37510年。
―――時は、宇宙開拓盛んなスペース・フロンティア時代。
ファーストコンタクトや血みどろの擾乱の果てに、
宇宙連邦に加盟し、交流している。
ここは、地球人類発祥の惑星
”マザー・テラ”（地球）のセントラル宙港。
君たちは、子羊のようなフォルムのコロンと可愛らしい航宙船、
”Silver Mary号”に乗り込んだところだ。
天のお告げ（村建て人）
『 おめでとうございます！
貴方は、地球星系発祥の最新のホログラム・ゲーム
【BBS風人狼騒動HRPG ～狼月の村～】 』の
β版テストプレイヤーに当選しました。
参加者には、宇宙連邦通貨で100万クレジットの謝礼と、
惑星国家”ル・ウルタール”への豪華旅行をプレゼント！
航宙船シルバー・メリー号での航行中に、
フライト・スリープ状態でテストプレイを遊んでいただけます。
古代地球星の歴史的生活をエンジョイしながら
人狼騒動ならではのスリルとサスペンス、
そして、葛藤や愛憎の物語をお楽しみください。 』
天のお告げ（村建て人）
惑星国家”ル・ウルタール”へ向けて、
銀色の羊は、星々の輝く暗闇を軽やかに飛び跳ねる。
その足元で
蠢く、誰かの悲願にも。
忍び寄る、災厄の気配にも。
追憶に捧ぐ、最後の祈りにも。
憐れな子羊は 未だ気づけぬかのように―――…。
天のお告げ（村建て人）
――――――――― だから、ほら
銀色の羊は微睡み、茶色の兎は飛び跳ね、白い猫は泣き笑う
* What’s the Only Neat Thing to Do ? *
村の設定が変更されました。
2人目、【キャプテン】 めりー が参加しました。
【キャプテン】 めりーは、おまかせ を希望しました（他の人には見えません）。
【キャプテン】 めりー
―― シルバー・メリー号 艦内 ――
[シルバー・メリー号のメイン・航行システム
『キャプテン・メリー』は、
いつだって歌い出しそうな陽気な声音で、
乗客や乗員を迎えてくれます。］
”シルバー・メリー号へようこそ メェー ！”
”シルバー・メリー号におかえりなさい メェ― ！”
[この時代は、体感ホログラムが生活に根付き、
無しでは生きていけないほどの必需技術となっています。
宇宙連邦の加盟星では、出生時に、
全ての人がナノ送受信機を脳内に摂取済みです。
ですから、貴方も
シルバメリー号、通称『銀羊号』に乗ったなら。
実体と見紛う体感ホログラムの
船長服の上着と帽子を身に着けたモフモフの銀毛の羊が
ニコニコ嬉し気に笑うのが視えるでしょう。
触感ばっちりの握手だって、出来ちゃいますよ？］
【キャプテン】 めりー
迷子になったら、
コンパニオン・ガイドシステム
『ラヴィ』がいます、メェ―！
あやしい人や物を見かけたら、
ガーディアン・システム
『スノウ』にお知らせくださいメェ―！
何か分からないことがあれば、
船内パンフレット『wikiwiki』か、
乗員にお尋ねくださいメェ―！
[説明を終えたキャプテン・メリーは、
船長帽をひょい、と脱いで。］
【キャプテン】 めりー
” シルバー・メリー号は、
貴方を心から歓迎しますメェー！ ”
” Bon Voyage！ ”
［にっこり、とても嬉しそうな笑顔で一礼し。
ふわりと消えるのです。**]
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
【キャプテン】 めりーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(【キャプテン】 めりーは村を出ました)
天のお告げ（村建て人）
シルバー・メリー号へのご乗船、誠にありがとうございます。
プロローグの間のスケジュールは、以下の通りです。
■プロ１日目（10/04日11：00～10/05日10：59）
①SF設定のPC①でご入村ください。
②入村後、PC①の設定及び必要事項のメモをお貼りください。
③PCはまず、ドロイドによって客室へ案内されます。
その後は、船内を探索したり、誰かと話したり、
のんびりしたりなど、ご自由にどうぞ。
④暫くすると、船内の『メイン・サロン』にて、
『狼月の村』のβ版テストプレイ開始の祝賀パーティが始まります。
可能な方は、ご参加いただければと思います。
■プロ２日目～４日目（10/05日11：00～10/08日10：59）
①村人設定のPC②でのRPを開始してください。
『狼月の村』のゲームにログ・インします。
②プロ２日～４日の３日間を通して、『狼月の村』の1日です。
『狼月の村』では、『狼月祭』と呼ばれる祝祭日です。
本参加者さんも、見物人さんも、祭りや会話に参加したり
名物の温泉できゃきゃうふふしたりなど、
縁故作りや村を楽しみながら、ご自由にお過ごしください。
②プロ４日目の最後に、
見物人のPCは、街へ冬ごもりの買い出しに出かけます。
本参加者のPCは、村に残って祭りの最後の儀式に参加します。
天のお告げ（村建て人）
★＜入村時の注意事項＞★
①ご入村前に、村ウィキを再度ご確認ください。
ウィキ建て後の追記や変更事項などもあります
（【更新履歴】欄に、追記や変更事項をまとめてあります。）
②本参加者様は、
BBSセットの肩書と名前は変えずに、ご入村ください。
③見物人様は、肩書の前に【見】と入れて、ご入村ください。
本参加者との識別がしやすいようにです。
肩書や名前も変えてかまいません。
入村後の肩書や役職の変更には、
一旦村を出て入り直す必要があります。
④今回の村では、本参加者様・見物人様共に、
２PCをキャラメイクいただくことになっております。
PC①：宇宙連邦歴 37510年（村中の現在）に生きるSF設定PC
PC②：PC①がメイクした中世ヨーロッパ『狼月の村』のゲーム内PC
プロ１日目に入村の際は、SF設定のPC①でお入りください。
プロ２日目以降は、PC②としてRPしてください。
ご入村がプロ２日目以降になる場合は、
SF設定のPC①の時間軸はとばして、
ゲーム内の『狼月の村』に、村人PC②でログインして大丈夫です。
天のお告げ（村建て人）
★入村後の注意事項★
①プロ４日目の18時（10/07日の18時）に、
飛び入りさん含め、入村を締め切って編成の決定を出します。
その時までにはご入村くださるよう、お願い申し上げます。
②【秘話】と【秘匿メモ】の事前お試し
今回の村では、投票のための【秘話】や、
PCが不明な状態で村に伝達できる【秘話メモ】を使用します。
使い方が不明だったり、うっかりミスや誤爆の予防に、
プロ中にお試しいただくと、安心かと思います。
■【秘匿メモ】の使い方
１．発言文入力欄下の、［メモ/メモ履歴］のメモを開く。
２．メモ入力欄の下の黒赤字の【匿名にする】の
チェックボックスにチェックを入れて、貼ります。
３．匿名メモは、村進行中は匿名状態で記入者が不明ですが、
エピ入り後は、貼った人が分かるので、ご注意ください。
［■【秘話】の送り方
１．地上での秘話先は、スノウだけにしてください。
２．発言文入力欄の下の【発言先】の右選択肢から、
秘話の送り先を選びます。
３．その下の【独り言あと3000pt /秘話あと5000ptの
左チェックボックス欄に、チェックを入れます。
４．送信ボタンを押して、プレヴュー画面の発言欄に、
『【秘】 自ＰＣ > 送り先ＰＣ』と表記があればＯＫです。］
【ガーディアン】 スノウ が参加しました。
【ガーディアン】 スノウは、妖魔 を希望しました（他の人には見えません）。
【ガーディアン】 スノウ
にゃんにゃん～！
進行中の地上で、秘話の宛先にして良いのは、
スノウだけにゃん。
参加者同士の秘話は、送らないように気をつけてにゃ。
お試し秘話も
スノウを宛先にして送ってくださいにゃん！
天のお告げ（村建て人）
★PCのシルバー・メリー号への乗船後★
［シルバー・メリー号に乗船した貴方は、まず、
制服を纏った礼儀正しい客室係のドロイドによって
客室へ案内されることになる（本参加・見物人とも共通）。
等級にもよるが、
最新鋭の航宙船らしく洗練された雰囲気の客室だ。
インテリアの様式や色彩には、
予約の段階で貴方の好みが反映されている。
荷物を運ぶドロイドと共に、客室に足を踏み入れると。
船が揺れでもしたか―――…ぐらり。
貴方は微かな眩暈がして
一瞬だけ、意識が遠のくような感覚に襲われる。
その後は、特に船が揺れる様子もなく、
ドロイドの案内を受けられるだろう。］
天のお告げ（村建て人）
［客室係のドロイドは、一通り部屋を案内し終えると、
貴方の好みを尋ねて飲み物を淹れ、
ウェルカムスイーツと共に、サーヴしてくれるだろう。
それから、乗船データの入力を求められるが、
内容は、以下のようなものだ。］
天のお告げ（村建て人）
乗船データ（入村メモのテンプレート）
※よろしければお使いください
■PC①名：
■年齢・外見等：
■設定：
■NG等：
■縁故等：
◆コアタイムと次のオン予定：
◆接続：
◆現在地：
/*
天のお告げ（村建て人）
乗船時に貴方の脳内のナノマシーン経由で受信した、
体感ホログラムの船内パンフレット【wikiwiki】を参照しつつ、
船内マップを広げると、船内の様子が分かりやすいでしょう。
テストプレイとゲームのお披露目のレセプション会場でもある、
中央のメイン・サロンを中心に、
第１～第４の４つのエリアに分かれています。
※船内の詳細は、村ウィキをご参照ください。
※今回の惑星国家”ル・ウルタール”への往路の旅は、
ゼラト・ゲームズ社によってシルバー・メリー号が
貸し切りとなっいるため、関係者以外の乗客はいません。
※テスト・プレイや、
ゲームのお披露目も兼ねたレセプションは、
船のメイン・サロンのイベントコーナーの一角にある、
特設会場で行われます。
乗船から暫くすると、
準備をするスタッフや、会場を見て回ったり、
挨拶や歓談する人も増えてくることでしょう。
レセプション・パーティ後に、テストプレイが開始されます。
天のお告げ（村建て人）
★【見学者様へ】
>>#5で、入村時の肩書に【見】の記入をと記載しましたが、
見学者の場合は自動的に【見】と肩書に入るので、
手動での記入は無しで大丈夫でした。
たいへん申し訳ありません。
※入村解禁は、11：00～です。
各自のDMに入村パスをお配りしております。
ご確認の上、入村まで今しばらくお待ちください。**
【ガーディアン】 スノウがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(【ガーディアン】 スノウは村を出ました)
【ガーディアン】 スノウ が参加しました。
【ガーディアン】 スノウは、妖魔 を希望しました（他の人には見えません）。
【ガーディアン】 スノウ
―シルバー・メリー号内 メイン・サロン―
[メイン・サロンのテーブルの上]
[陶器の丸い容器の中で]
[ふわふわの白い毛玉が] [くるりん。］
ふにゃぁ～、極楽ごくらく。
久しぶりに使ってみたけど
このまあるいカーブのジャストフィット感といい、
窮屈寸前のホールド感といい、
やっぱり、猫心をそそるキャット・ベッドにゃ！
[つるりんの器の中に］[入った猫は］
［【猫鍋】と呼ばれるらしい］
［それでも］［久しぶりに使ってみたのは］
［猫鍋を教えてくれたニンゲンのことが］
［懐かしくなったからか、にゃあ……］
【ガーディアン】 スノウ
[ゲーム会社に貸し切られた船内は]
[常にもまして、賑やかで]
[白い猫も警戒をしていたけれど]
[新しい乗客や乗員との出会いは勿論]
[以前の乗客たちや]
［もう二度と、乗船することのないだろう」
［大好きだったニンゲン達のことも］
[忘れては、いない]
【ガーディアン】 スノウ
そろそろ、艦内パトロールの時間にゃね。
[お鍋から出た白い猫は] [ふわぁとあくびをひとつ]
[ぎゅうううっと背中を伸ばしてから]
[艦内の通路をトコトコ歩き出す]
にゃあにゃあ！
あやしいヤツは、いないかにゃーん？
美味しい物は、ないかにゃーん？
[微睡みを楽しんだ] [ホログラムの真白の猫は]
[ふわふわの尻尾をご機嫌に揺らして]
[大きな碧い瞳で周囲を見回しながら]
［パトロール中にゃん！］**
神父 ジムゾン が参加しました。
神父 ジムゾンは、守護者 を希望しました（他の人には見えません）。
神父 ジムゾン
―― カフェにて ――
[ガラス張りのカフェの窓から見える船内は、
広々として居心地のよいものだった。
上を見上げればそこにあるのは、
船と宇宙空間を隔てる壁面であるのだが、
不思議なほどに圧迫感の感じられない、
ゆとりのある設計だ。
ホログラムを使って天井を空に塗り替えたなら、
町の一画と見紛うこともあるだろうか。
まあ、過度な開放感は、
宇宙の旅では逆に不安を煽るものであるし、
乗客の目線や快適さも考えた設計が成されている、
ということだろう。]
神父 ジムゾン
[商業エリアにはカフェやレストラン、
ショッピングエリアと、
楽しめる場所も豊富である。
乗客としては真っ先にチェックしておきたい場所だ。
『用事』が始まる前に、
四つのエリアは一回りしたいと思っているけれど、]
うん、まずは腹ごしらえだよねえ。
腹が減っては戦は出来ぬ、って言うし。
[そういうわけで、ドロイドに案内されて
客室に荷物を置いた後は、
早々にカフェに繰り出したというわけである。]
神父 ジムゾン
（ただ、まあ――…
自動航行システム、大丈夫かね？
まだワープ宙域には入っていないと思うんだけど）
[部屋に案内されたときに感じた、
眩暈のような感覚を思い出す。
結構長く現役の船だと聞くし、ガタが来てるとか。
まあ、逆に考えるなら、
安全な船であるからこそ歴史もあるし、
今回このようなイベントも行われるということだろう。
もし揺れがあるとしても、
自分の客室には、最低限のベッドと机以外
物は置かれていないから、
頭の上に何か落ちてくるような心配もいらない。
（そういう風に前もって好みを告げておいたので）
物が少ないなりに、
洗練された雰囲気が醸し出されているのは、
あれはあれで流石だった。]
神父 ジムゾン
[乗船に当たって、下調べはばっちりだ。
ネットの評判やら、客の口コミやら、
どこの店で何を頼めば美味いかについては
頭に叩き込まれている。
船内パンフレットのwikiwikiに従って店に辿り着き、
最初のページに載っているセットメニューを指差した。]
こちらのモーニングセットお願いしま～す。
あ、折角だから大盛りでね！
[店員は驚いたような顔をしている。何故だろう。
兎も角、注文を済ませ、窓の外へと視線を向けた。]
神父 ジムゾン
[扨、この青年が外からどう見えるかというと、
人懐っこそうで張りつめたところがなく、
道に迷ったときにこういう顔の奴が
向こうから歩いてきたら、
まあ話しかけやすいだろうな――みたいな、
ゆるい空気を身に纏っている。
近くの席に乗客が居合わせたなら、
会話が始まるようなこともあったかもしれない。
そういう時は、この後のメインイベントである
『狼月の村』の話が出ることもあるだろうし、
自分がβ版のテストプレイヤーであるということも
話すのだ。
そうして、辺りを窺うような顔をして、
しぃ、と人差し指を口元に当て、
悪戯っぽく目を細めて見せる。]
神父 ジムゾン
――でも、実はこの船に乗ったのには、
別の目的もあるんだよ。
俺にはヒトには知られていない本当の顔があってね。
実は、とある犯罪を企んで船に乗ったのさ。
そう、俺の正体は、
[充分に勿体ぶって、口を開き――]
産業スパイ！
[そう、ドヤ顔で胸を張った。]
神父 ジムゾン
君知ってるかい？ この船にはホログラムの船長と乗員たちの羊とウサギと猫がいて、それはもうとびっきりもっふもふでもふーっとした至高の毛並みの持ち主だとか！
ああ、そういえば船長は最初に挨拶してくれたっけかね。
そりゃもうぶんぶんと握手もしたものだった！
ここの羊と猫とウサギはとてもホログラムとは思えないくらいのもふもふの毛並みが素晴らしい！
そう！ 俺はその秘密を盗みに来たもふもふ泥棒なのさ！！
折角なら猫とウサギの方も、滞在期間中にひともふお願いしたいものだなあ。
猫はいいぞー、気儘に走り回ったり飛び回ってるときのしなやかな動き方だとか、さわると指通りなめらかな毛並みの奥にやわらかさとかたさが一緒に感じられるあったかい温度。足の上とか毛布の上に乗って来ると完全に文鎮になって動かせなくなっちゃうところとか、あれは完全に人間を操る方法を知っていてやってるやつだね！ 忙しい時でも上目遣いににゃあ（はーと）とか言って見上げられると全ての作業を放り投げてしまう！！ くるんと猫鍋に入ってニャンモナイトしてる姿も最高だ！
あ、職場にねこがいるものだから、どうもねこの話の方だけ解像度が高くなってしまって申し訳ないね。
どこかにウサギ派がいてウサギのことも熱く語ってくれるなら、それは大歓迎だ！
そういうわけで、産業スパイであるところの俺は、彼らのもふもふの秘密を盗み、しかるのち全宇宙にもふーっとした技術を広め、そうして宇宙はもふっとした生き物に支配され、カワイスギなクライシスを起こし、全てはもふもふの毛並みに呑み込まれるという寸法だ、すごいだろう！
神父 ジムゾン
[――実際の所、自分が何者であるかは、
知っている者が乗り合わせていることがあるかもしれない。
何せ顔が広いのだ。
宇宙船の探偵事務所で彼方此方を飛び回り、
星々を尋ね、旅をしている。
見習いとして乗船したのは五年くらい前のこと。
それ以降に出会った誰かと、
この船で顔を合わせるようなことも、
あったとしたら面白いのだけれど。
ここに乗り込んだのは、半分はその『仕事』のためだ。
いずれ公にすることもあるかもしれないけれど、
カフェの皿にぶちまけるのは、やや尚早というものだ。
乗り込んだ理由のもう半分は、
言わずと知れたゲームのテストプレイのため。
その二つの用事は、
根っこのところで繋がっていると踏んでいる。
――そんな内情はさておいて、]
神父 ジムゾン
『モーニングセット、ラージサイズです』
[店員がやってきて、
テーブルの上にセットメニューを並べてくれる。
プレートに盛りつけられたパンとサラダ、スープ、
チーズや茹で卵。
一見どこのカフェにもあるようなメニューだが、
ふかふかのパンは焼きたてで、
サラダの野菜も新鮮そのもの。
つるんとした卵の茹で具合に至るまで、
完璧というより他にない。
――のだが、]
神父 ジムゾン
で か っ
[遠近法間違えてませんかね？？？ と言いたくなる程の、
余りにもどかーん！と盛りつけられたモーニングセットは、
食欲中枢を貫通して胃腸に直撃すること間違いなしの
ボリュームだ。]
神父 ジムゾン
あはは、『美味しいもの』は下調べしてきたけど、
ボリュームまでは考えてなかったなー！
うん、よーし食べるぞー！！
[半分以上やけっぱちみたいな声を上げながら、
まずはスープを一口、掬う。
味はたいへんに美味しい。申し分ない。味は。
――ゲームが始まる前に脱落するか、
近々医務室のお世話になるかもしれません。]
神父 ジムゾン
[目を細める。
蝶がいる。
きらきらと、欠片のような鱗粉を零し、
己の形を崩しながら、羽ばたくことを辞められずにいた。
手を伸ばしても届かない、
手で触れたなら形を失う、ひとときの脆い幻だ。
瞼の裏に焼き付いて離れない、光りの残像のように。
――ああ、まるで、これは夢だ。
握り潰すように、瞼の上から目をこすることを、
いまは少しだけ躊躇った。
また、目覚める。
目覚めるなら朝が来る。
それは本物の朝なのかい？
今時口にするには、あまりにも手垢のついた問答は、
それでもこの身体に刻み込まれて離れないものだった。]
神父 ジムゾン
[――…そうだな、
それなら次は、故郷を目指して歩いた男の話をしようか。
どこまでも、どこまでも歩き続ける。
その先に何が起こるのかを知る由もなく。
男が思うことはただ一つ、そう、『故郷に帰りたい！』
それとも、ゲームをしていた子どもの話が良い？
ゲームだと思いながら、
本当はもっと別のことをしていた子どもの話。
それはどちらも、地球星系の、古い古い物語だ。
人類が宇宙の中でよちよち歩きを始めた頃、
空想の翼は既に遠くまで羽ばたいて、
広大な宇宙を縦横無尽に駆けまわっていたのだと、
物語たちは教えてくれる。]
神父 ジムゾン
[脈絡がないように思えるかな？
でも、これは全部、一つの話だ。
瞼の光を握り潰すように力を込めた手は、
拳のかたちに握り込まれていて、
ふとその拳に注意を向けるなら、
寸法が合っていない手袋に無理矢理通した手のように、
指先は居心地の悪さを訴える。
きらきらと、流れ落ちる光の雫を思う。
あれはどこまでが『ほんもの』だったのだろう？
――起こることすらなかったすべては、
夢と名付けられ、摺りつぶされて、
星の流れの中に溶けて消えて、どこにゆくのか。]
神父 ジムゾン
[だから、そう。
自分はどうあっても、
『このゲームに参加しなければならない』。
そう思った直感は、きっと理由があるものだ。
仕事半分というのは嘘ではない、
テストプレイがその仕事に関わっているというのも
本当のこと。
けれど、それはただの『理由』に過ぎない。]
―― ただいま、
[すべてが始まったなら、きっと自分は、
偽物の目をこじ開けて、そう呟く。]**
羊飼い カタリナ が参加しました。
羊飼い カタリナは、霊能者 を希望しました（他の人には見えません）。
羊飼い カタリナ
── 機械技師は後ろの夢を見るか？ ──
ヒトは夢を見る生き物だ
いや、ヒトに限らず動物……そう
猫だって羊だって兎だってきっと見るのだろう
もしかしたら植物や昆虫も見るのかもしれない
果たして各々が本当に夢をみるのか
どのような夢を見るのかは私にはわからない
確かなのは私だって夢を見るということだ
ただ、私が見る夢はいつだって同じ
寸分違わぬ夢を見続ける
羊飼い カタリナ
古く汚い工場の中
錆びた鉄に纏わりつくような油の匂いに
切れかかかり点滅する薄暗い電灯の光
耳を劈くようにけたたましく喚く金属の悲鳴
そんな窮屈な空間の先に眩い光が見える
彼方に開け放たれた出口の向こう
西日は世界を蒼から黄金郷へとに塗り変える
風にそよぐ薄の穂はさながら光の絨毯となって
地平線へと伸びていた
手を伸ばしても、届くどころか近づくこともできない
過ぎ去りし夢
そう これは夢
私の記憶に残る最古の残滓
振り返らなければ見えない
〝後ろ〟にしかない夢───
羊飼い カタリナ
― シルバー・メリー号 乗船 ―
あふぅ…
［ 目的地に向かう最中、
どうやら少しうたた寝をしていたようだ。
漏れかけたあくびをぎゅっと口の中に閉じ込めて、
小さく伸びをしながら無人送迎車を降りれば
足早にエントランスを通り過ぎた。 ］
羊飼い カタリナ
おー こりゃ塑像以上にひつじだねぇ
［ 搭乗口に向かいつつふと見上げれば、聳える大きな影。
名は体を表すを体現したような可愛らしい風体の羊が
銀色に煌めきながら、愛らしくもふてぶてしく
訪れる者をを見下ろしていた。
その造形に軽く感動して、感嘆の声をあげながら歩く。
ただ当然のながらよそ見して歩けば前など見えず… ］
羊飼い カタリナ
わふっ！
［ もこもこな船長に激突することになるわけだ、>>1
とはいえそこはホログラム。
触感はあれど痛みなどあろうはずもない。
蹌踉めきながらも、見た目通りのもこもこに抱かれる。
ぶつかった拍子に懐から携帯端末が転がり落ちたが、
それを拾い上げるより先に、まずは目の前の癒やしだ。
暫し柔らかな感触を確かめるようにハグしたり、
その小さな蹄をにぎにぎもして至福の時を過ごしたか。
床に投げ出された端末
その画面には寝入るまで眺めていたSMSの一端
『君の携わった狼月の村 受かったよ（ぶい）』
と、友人宛に自身が送ったメッセージを最後に
いつまでも既読のつかない様が映っていた ]**
楽天家 ゲルト が見物人として参加しました。
楽天家 ゲルトは、見物人 を希望しました（他の人には見えません）。
スタッフ シルキー が見物人として参加しました。
スタッフ シルキーは、見物人 を希望しました（他の人には見えません）。
【見】 【削除】 楽天家 ゲルト
―どこかのアトリエ―
はあ……。
やっぱり描けないや。
[絵画の為のイーゼルの前で大きな溜め息を一つ。]
いや、そう決めつけるにはまだ早い。
僕なら出来る、僕なら出来る、僕なら出来る……。
[深く、それはもうとても深く、
これから長時間の素潜りに挑むのではないかというぐらいに深呼吸をしてから、
折れかかった自身の心を何とか立ち上がらせて筆を持つ。
それは自分を鼓舞するための言葉というより、
そうだと思い込むための暗示
……と言った方が正しいのかもしれない。
或いは、そうでなければいけないと自身に課した呪縛か。
男は苦悶の表情を浮かべ、
時折呻き声を漏らしながらイーゼルと向き合い続けて
かれこれ十数時間が経過していた。]
【見】 スタッフ シルキー
メイン・サロン ― 展望ラウンジ ー
はあ……
いよいよテストプレイ開始かあ………緊張するなあ……
[光り輝くパノラマをぼんやりと見上げながら
シルキーはぽつりと呟いた。
ゼラト・ゲームズ。
弊社が社運をかけ、日夜開発に心血を注いだ新作ゲームの
β版お披露目イベントがいよいよやってくる。
入念にチェックを行ったとはいえ
何かトラブルが起こらないとも限らない。
どうしても緊張してしまうのは致し方ないと言えよう。]
【見】 スタッフ シルキー
[どうしても不安になってしまうのは、
ここまでこぎつけた経緯にも理由があった。
同僚や上司が何人も続けざまに
行方不明になったり、亡くなったり。]
（このゲームは呪われてるんじゃないか、なんて……）
[そう、誰が言い出したのか。
そんな噂までまことしやかに流れた。
それでも皆開発の手を止めなかったのは、
流石「熱狂させる」と名を掲げているだけあるかもしれない。
何も起こらなければいいのだけれど。
胸に一抹の杞憂を抱えながら暫し、何をするでもなく外を見つめている。**]
少女 リーザ が参加しました。
少女 リーザは、人狼 を希望しました（他の人には見えません）。
【削除】 少女 リーザ
── ピアノ・スペース ──
［ここはシルバー・メリー号メイン・サロンの一角、
ピアノ・スペース。
小柄で童顔、白のワンピースに2つ結びの髪も相俟って
一見すると中学生とも見える女が1人、
ピアノの椅子に座っていた。
女の名はリザヴェータ・トムトソフ。
今年26歳になる、立派な"レディ"である。
女の右腕には腕時計ほどの機械が巻かれており、
知っている者ならそれが声を出せない人々が使う
コミュニケーションツールであることがわかるだろう。
女が持っているのは地球製・旧型で、使用者の意思を
小さなホログラムスクリーンに文字で映し出すタイプだ。
もちろんその文字はさまざまな言語に対応しており、
相手が理解できる言語へと変換される。
女はピアノを前にして演奏するでもなく、
ただ静かに鍵盤を撫でていた。
今にも泣き出しそうな微笑みを浮かべて。］*
産業医/御用聞き レト が見物人として参加しました。
産業医/御用聞き レトは、見物人 を希望しました（他の人には見えません）。
産業医/御用聞き レトがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(産業医/御用聞き レトは村を出ました)
医師/御用聞き レト が見物人として参加しました。
医師/御用聞き レトは、見物人 を希望しました（他の人には見えません）。
【見】 医師/御用聞き レト
（ゼラト・ゲームズの人間。ル・ウルタールの女王。
『人狼研究所』の特別研究員。テスト・プレイヤー達。
何を考え、行動しようとするのか。
目的は何だ。胸中は何だ。
──上官、貴方はガルー種による悲劇の根絶・終止符を）
少女 リーザ
── ピアノ・スペース ──
［ここはシルバー・メリー号メイン・サロンの一角、
ピアノ・スペース。
小柄で童顔、白のワンピースに2つ結びの髪も相俟って
一見すると中学生とも見える女が1人、
ピアノの椅子に座っていた。
女の名はリザヴェータ・トムトソフ。
今年26歳になる、立派な"レディ"である。
女の右腕には腕時計ほどの機械が巻かれており、
知っている者ならそれが声を出せない人々が使う
コミュニケーションツールであることがわかるだろう。
女が持っているのは地球製・旧型で、使用者の意思を
小さなホログラムスクリーンに文字で映し出すタイプだ。
もちろんその文字はさまざまな言語に対応しており、
相手が理解できる言語へと変換される。
女はピアノを前にして演奏するでもなく、
ただ静かに鍵盤を撫でていた。］
少女 リーザ
── 回想:6年前と5年前 ──
［────突如地上に降り立った天使
そんな呼ばれ方をしていた頃が懐かしい。
とある人気曲のカバーとダンス動画を発信した私は
幸運なことに多くの人の目に留まり、
一晩のうちに無名から一転、有名人となった。
動画投稿から1ヶ月。
初のオリジナル曲は「天使の気まぐれ」。
衣装はタイトルの通り、真っ白な天使だった。
その曲が2週間で1000万回聞かれる間、
目が回るような忙しさになっていた。］
少女 リーザ
［そうして1年が経ったある日。
目が覚めた私は声が出せないことに気がついた。
その日以降予定していた仕事は全てキャンセル。
病院へ行っても精神科に行っても原因の特定には至らず
ついに私は、音楽の仕事を失った。
最初こそ"突然声を失った憐れな天使"とか
"全ての人に幸せを届けきった"とか
"歌声を妬まれて魔女に奪われた"とか
マーメイドプリンセスのような言われ方をしたけれど
それもすぐに飽きられて誰も私に注目しなくなった。］
【見】 【独】 スタッフ シルキー
/*
薔薇下使うの久々すぎてちょっと使い方忘れてる（
よろしくお願いしまーす！
元々は本参加予定だったんだけど、夜コア安定してとれなさ過ぎて状況ガンガン動くであろう村に入るのちょっとひよったんだな…！
皆さんのロールを眺めながらのんびり遊ぶ予定。へへ、人狼騒動好き！
少女 リーザ
［そりゃそうだよ。当たり前だ。
歌が歌えない私には何の価値もない。
外見だってそんなに良くないし
天使を纏っていなかったら気づかれないくらいだもん。
わかっているつもりでも涙が止まらなかった。
1人世界から弾き出されたような感覚。
一度は認めてくれた世界が手のひらを返し
"用済み"の烙印を押して離れていった。］
【見】 【独】 スタッフ シルキー
/*
あとなんっも難しい設定考えてないけど
一人くらいそういう奴がいてもいいよねって思うので
わたしは一般人スタッフAポジションで行くぞ！
少女 リーザ
［いつかまた歌を歌いたい。
歌って、踊って、その時にまた
世界中の人々を魅了できなくても努力したい。
その気持ちを胸に5年間、自分の喉と向き合ってきた。
けれど何一つとして成果は得られなかった。
……最近は、少し諦めている。
皮肉にもそのおかげで周りのことが見えてきた。
ずっと近くで応援してくれている家族や友人。
みんながいたからこそ
私は今日まで死なずに生きてこれたのだ、と。
ならば、せめて私は誰かの天使でいたい。
歌が歌えなくても、周りの人を幸せにできるように。
お金がなくて新しい機械も買えないけれど
弱音を吐かないことはできる。
笑顔でいることはできる。
ゲームのテストプレイへ応募したのだって
とてつもなく惹かれたこととは別に、
これに当選すればお金がもらえるからだ。］
パン屋 オットー が参加しました。
パン屋 オットーは、人狼 を希望しました（他の人には見えません）。
【見】 楽天家 ゲルト
―どこかのアトリエ―
はあ……。
やっぱり描けないや。
[絵画の為のイーゼルの前で大きな溜め息を一つ。]
いや、そう決めつけるにはまだ早い。
僕なら出来る、僕なら出来る、僕なら出来る……。
[深く、それはもうとても深く、
これから長時間の素潜りに挑むのではないか
というぐらいに深呼吸をしてから、
折れかかった自身の心を何とか立ち上がらせて筆を持つ。
それは自分を鼓舞するための言葉というより、
そうだと思い込むための暗示
……と言った方が正しいのかもしれない。
或いは、そうでなければいけないと自身に課した呪縛か。
男は苦悶の表情を浮かべ、
時折呻き声を漏らしながらイーゼルと向き合い続けて
かれこれ十数時間が経過していた。]
【見】 楽天家 ゲルト
こんなのでは駄目だ。
これは僕の思い描いた世界を表現しきれていない……。
それともこれが僕の限界なのか……？
[一応の完成を見た作品を前に頭を抱える。
言い様のない淋しさ、
そして悔しさが胸の奥からじわじわと込み上げてくる。
所詮自分なんてその程度の人間なのだと認めてしまえば、
認めることが出来ればどんなに楽だっただろう。
一度コンテストで受賞し、
抽象画界の期待の新星と少しの間、持て囃された―――
―――たった、それだけのちっぽけな成功体験。
それがこの男の唯一の心の拠り所であり、
男を苦しみの渦に繋ぎとめる楔でもあった。
【見】 楽天家 ゲルト
[それでも、
この受賞を境に
絵を描いてほしいという依頼が来るようになり、
画で生計を立てられるようになった以上、
この成功体験だけは絶対に手放すことが出来なかった。]
【見】 楽天家 ゲルト
―シルバーメリー号―搭乗受付―
[もういっそ、自分以外の誰かになりたい。
このスランプを脱するには
一度自分の想像力が及ばないような、
別の視点、別の人生、別の世界を見るしかないのだ。
そう僕は考えた。
そんな矢先にゼラト・ゲームズ社の
テストプレイヤー募集のホログラムが目に入ったら、
運命だと感じてしまっても仕方ないだろ？
そうさ、僕は悪くない。
当選の連絡を受け、うきうきで荷造りを済ませ、
こうして搭乗受付に並んでいるってわけだ。
さっきまで苦しんでいた男の独白に見えないって？
芸術家なんてそんなものさ。]
【見】 楽天家 ゲルト
[満足いく作品が描けなければ
この世の終わりかってぐらいに悩み苦しむけど、
今の僕はこれからスランプから脱せる事が決まった身、
気分だって明るくなる。
何ならもう、
スランプから脱し始めてきたような気さえする。
楽観しているわけじゃない。
そう確信しているのだ。]
青年 ヨアヒム が参加しました。
青年 ヨアヒムは、村人 を希望しました（他の人には見えません）。
青年 ヨアヒム
>>#7俺は、その目眩には気付けなかった。
ゲーム好きで碌に仕事もしない俺。
レトロゲームの実況プレイ配信をして小銭を稼いでるけど、食べるにも困らない環境だからとのびのび暮らしてた。
>>#1そんな俺が、寝ながらゲームをして謝礼金までもらえる案件に飛び付かないはずがない！
あたりを見渡しながら。
>>1メリーにばっちり握手を決めて。
>>2案内されるままにラヴィとスノウの姿を視線で探し。
>>#4そのままドロイドに室内に案内されて…。
目眩？ いやーわからんかったね！
だって俺好みに調整された部屋だったから、荷物を放り出すとともに倒れ込んだから！
倒れ込んだ俺を受け止めるのは所謂"人をだめにするソファ"巨大版。
青年 ヨアヒム
「いや〜〜〜〜〜、
楽してゲットできるお金サイコ〜！！！
タダメシウマーイ！！！」
こんな風にニコニコご機嫌だったからさ。
うん。
目眩？そんなん関係ないね。**
パン屋 オットー
『拝啓 カーク・シェルダン殿
お久しぶりです。または初めまして。
いつもの如く君が忘れていたときのため、君に会った瞬間に寝落ちたときのために手紙を認めています。
今まで放置されたことはなかったはずなので、今回も大丈夫だと思っていますが、初対面の状態で声を掛けられたのに目の前で寝落ちられたら、困惑以外の何ものでもないと思うので、簡単な自己紹介も兼ねて書いてます。
改めまして。
そろそろ数百年単位の付き合いになってきた、“長命の一族”ソメイユという者です。
ちょっと前に気分転換を兼ねて名前を変えたので、世名は“オットー・アサネイジャ”と名乗っています。
もしかしたら、ピンとくる名前かもしれませんね。
関係性とかの話は始めると長くなるのと、とりあえず名前だけ知っていれば問題ないと思うので、何も思い出せないようなら後で直接質問でもしてください。
本格的に時間取れるのは数日後になるとは思いますが。今回を逃した場合はまた次にでもお願いします。』
【見】 楽天家 ゲルト
―シルバーメリー号―
さてと……。
[登場受付を済ませ、客室を確認して一息をついてから、
マップデータをホログラムで表示し、
船内施設をざっと確認する。]
まずは第四エリアのファームパークに行ってみよう。
自然公園や農園は行ったことがあるけど、
宇宙船の中なきっと僕が知るそれとは違うだろうし。
[何か創作意欲が刺激されるかもしれない。
そんな淡い期待を胸に
小さなキャンバスを手にファームパークへ向かう。]
誰かがいたら軽く挨拶を交わし、
話しを聞いてみるのもいいな。
誰もいないなら一通りファームパークを見て回った後、
そこで抽象画を描き始めようかな。**
パン屋 オットー
『さて、今回君に会いに来たのは、君が情報アドバイザーとして支援した、ゼラト・ゲームズ社の『BBS風人狼騒動RPG”狼月の村”』にプレイヤーとして参加することになったからです。
短命種の生活の営みに興味が湧いたからという理由を付けて応募したら当選してしまいました。
生き急ぐ短命種の娯楽の為に、応募しない方が良かったのでは？ と今更ながら後悔しています。
しかしせっかく当たったことと、友人である君がアドバイスしているとのことなので、僕の生まれる前の世界といものがどのような景色も含めて、楽しんでこようと思います。
この手紙がどのタイミングで渡されるかわかりませんが、後程近況報告がてらゲームの感想も話せるといいなと思っています。
この手紙を渡すのは間違いなくゲーム終了後になることが確定しましたが、まあ些細な問題です。
再会したときに感想を伝えられればなと思います。
親愛なる友との再会を祝し、全ての旅人へ祈りを込めて。
君の長の旅路に終止符が打たれることを願って。
敬具 ソメイユ』
パン屋 オットー
ーーマザー・テラ Silver Mary号乗船口ーー
…………。
[ぼんやりとした顔で修正した手紙を読み返す。
誤字、脱字ーーチェック。
書き忘れーーたぶんなし。
乱文乱筆はーーこのぐらいなら許してくれるはず？
まあそもそも、自分の眠気が限界だったとき用に書いているだけなので、覚えているなら渡す必要もないし、足りなかったら口で説明すればいい。
たぶん大丈夫。と判断すれば、丁寧に折り畳んで封筒に入れた。
このご時世にわざわざ手書きなのは、筆跡から本人だと判断してもらうため。
アナログはデジタルを上回る、優れたセキュリティなのだ。
ーー等と講釈垂れる程考えて行動してはいない。
単に紙にペンを走らせる感覚が好きなだけである。
物として渡す為、もしかしたら相手には迷惑をかけているかもしれないが、そこはご愛嬌だ。]
パン屋 オットー
〜♪
[友人と会えるかもしれないことに機嫌を良くした彼は、鼻唄を口遊んでしまう。
最後に会ったのはごく最近（数十年前）だから、まだそれ程時間は経ってはいない。
でも短命種換算だとかなり色々変化することも理解しているので、再び会えるかもしれないのは大変喜ばしいことである。]
パン屋 オットー
[いつも友人と会うときに認めている手紙を懐に仕舞えば、アンティークーー彼にとっては現役だーーの懐中時計を取り出す。
予定日時であることを確認すれば、可愛らしいフォルムの船へ足を向ける。
だいぶ短命種の時間間隔に慣れては来たが、うっかりすると集合時間を過ぎてしまうことも多い。
遅刻対策のために2〜3週間前と少し早めにマザー・テラへと足を運び、今に至る。
短命種の律儀で正確なところは非常に素晴らしいと思う反面、面倒くさいと思ってしまう。
参加できなかったイベント等数知れず。気を張ってないとまた参加する前に終わってしまう。
せめて誤差2〜3日ぐらいは許してほしいというのが切実な願いだ。
同時に、叶わない願いだろうと言うことも重々承知しているので、口にすることもない。]
シスター フリーデル が参加しました。
シスター フリーデルは、村人 を希望しました（他の人には見えません）。
シスター フリーデル
[ Ave Maria, gratia plena,
Dominus tecum,
benedicta tu in mulieribus,
et benedictus fructus ventris tui Jesus. ]
シスター フリーデル
［ コツ、コツ……コトン ］
［最新鋭の航宙船の通路に、
地球星系の修道女服に身を包んだ女が一人。
胸元に、大きな十字架つきのロザリオを下げ、
指には、小さな指環をひとつ嵌めている。］
シスター フリーデル
［淑やかに被られたウィンプルからは、
儚げな面差しと、溺れそうに深い水底の瞳が覗く。
右瞼の上から先には、
皮膚の引き連れた傷痕があるようだったが、
被り布に隠れるおかげで、目立つほどではない。］
シスター フリーデル
［右脚を庇う杖と共に歩む、足音は。
布に隠れた太腿の革ベルトなどないかのように、
奥ゆかしく、微かなもので。
華奢な踝をくすぐるトゥニカの裾と、
通りすがるなら。
薬匂と混ざり合う花樹の甘やかな
ふわりと透明な波紋を散らすように揺蕩い……
人工的な船内の空気に、融けてゆく。
さながら、無言の祈歌のように。］
シスター フリーデル
――― カフェ近くの通路―――
[船内を漂うように歩きながら、
女は、乗船時に羊船長に激突した女の子のことを>>28
ふと思い出していた。］
シスター フリーデル
『………。 落ちましたわ、どうぞ。
壊れていたりしないと、よいのですけれど…
あのう……ぶつかったところ、
痛くありませんこと？ 』
［彼女の手から床に落ちた端末を、思わず拾い上げ、
差し出そうとしてしまったのは。
ちらと見えた端末の画面の文章>>29のせいだろうか。
彼女も知り合いが、
”狼月の村”のゲームに携わっているらしい。
”受かったよ”ということは、
彼女も、テストプレイに参加する側なのだろう。
けれど―――…既読のつかない様子に。
一瞬だけ。
記憶に閉じ込めた誰かの姿が、
重なるような気がしたから。］
【削除】 青年 ヨアヒム > 【ガーディアン】 スノウ
/*
秘話テストです。
中身が透け透けになりますが、子供が濃厚接触者解除されたので学校に行ったのに38度超えで帰宅してきました。
無理せず楽しめたらと思います。
いざとなったらバファリン吊りをお願いするかもしれませんが、その時にはよろしくお願いします。
シスター フリーデル
［そのせいか、
手持ちの薬に打撲に効くものがあったかしら、
などと思い浮かべてから、やっと。
ホログラムにぶつかって痛い筈などないことに、
気づけたのだった。
彼女は、すぐに別れたか、
それとも、幾らか言葉を交わしたか。］
『わたくしは、フリーデルと申します。
テストプレイの参加者同士のようですから、
またお会いできたら、嬉しいですわ。』
［いずれにしても、離れ際にはそう微笑んで。］*
【秘】 青年 ヨアヒム > 【ガーディアン】 スノウ
/*
秘話テストです。
中身が透け透けになりますが、子供が濃厚接触者解除されたので学校に行ったのに38度超えで帰宅してきました。
無理せず楽しめたらと思います。
いざとなったらバファリン吊りをお願いするかもしれませんが、その時にはよろしくお願いします。
【見】 医師/御用聞き レト
─乗船─
……っと。何だこれ。
ル・ウルタール行きの筈だよな？この船。
[覚えがある浮遊感に思わずドロイドへ話し掛ける。>>#7>>#8
母星グラープマールは大気圏突入前の
複雑に入混じる周波数と重力の影響で、
冷凍睡眠装置無しにすると激しい頭痛や吐き気に目眩、
肺水腫や意識昏迷を引き起こし最悪死に至ることもある。
その為グラープマールへの航宙は、該当域に突入する際
渡星用の冷凍睡眠装置に入って宙港へ向かうのだ。
一瞬意識が遠のくような感覚と目眩は該当域に近づき、
冷凍睡眠装置に入る目安でもある。]
【見】 医師/御用聞き レト
[母星グラープマールは先の特徴から
流刑地や逃げ延びた民の終着地、
嘗て墓標の星とも呼ばれていた。
冷凍睡眠技術が確立されてからは
美しい大自然と絵本のような街並み、ホスピスが注目され
穏やかな最期を望む人々が訪れるようになる。
流れ着いた多民族による混血や突然変異、先祖返りで
効くはずの薬や治療が効かずに死んだ民がいた時代。
体質変化による拒否反応と判明しなかった頃は
死が身近だったこともあり訪れた人々を温かく迎え入れた。
死へ向かう者の心を少しでも癒そうと、
魂を少しでも安らかに送ろうと砕かれた心は
多くの音楽と演奏、そして音楽家を生み出した。
今でもグラープマールは楽器や音楽を嗜むものが多い。]
【見】 医師/御用聞き レト
[だが、見送る民ばかりでは無い。
突然変異や先祖返りが多いこの星の特異に着目し、
乗り越えようと医学での解明に乗り出す民も出始める。
今では宇宙連邦加盟星有数の医学最先端。
“医療の星”として難病指定患者や重症患者を
出身星や身分問わず平等に受け入れ、
治療を施すまでに至った。
それでも、グラープマールの民はきっと
生と死に向き合い続けていくのだろう。]
【独】 パン屋 オットー
/*
初っ端からガーディアンシステム起動してませんかねぇ…
というわけで村建てお疲れさまです&ありがとうございます
久々の村で目が滑りまくってますが、何とかいきていきたいとおもいます。
ならず者 ディーター が参加しました。
ならず者 ディーターは、村人 を希望しました（他の人には見えません）。
ならず者 ディーター
─ ？？？ ─
［──ディーター。神様ってのはな、いないんだよ。］
［臭いタイル路地の上で、膝を抱えて蹲るように座りながら、隣の男が囁くような細いしゃがれ声で言った。
神様なんていない。こんな場所で雨風の一つも防げずに丸まっていたら、そりゃそうだろう。きっともう骨と皮しかない細い手足は、少し握れば折れてしまいそうだ。］
──とうさん。
［────。風で赤い髪がはらはらと靡く。
今日までどう生きてきて、どうしてこんな状態になっていたのか、よく思い出せない。
記憶の端に微かに引っかかった父の記憶も、本当に朧に霞んでいて、いつ死んだのかも──そもそも本当に死んだのかも分からない。］
ならず者 ディーター
［ただ、今。この瞬間。
それだけの為に生きてきて、誰が隣にいて誰が隣から消えたのかも覚えていない。
野盗紛いのことを──いや、野盗をして他人の金と飯を貪って生きてきた。その隣にいた誰かは、明日にはいなくなっていることが当たり前だったから、本当に覚えていない。──あるいは、忘れるようにしていたのかも。］
……神様はね、いるよ。
［───臭い路地に響いた足音は、よく磨かれた綺麗な革靴が汚い石畳を叩く音だった。］
ならず者 ディーター
［足音の主はやがて“オレ”の前で足を止めた。太陽の苛烈な光を背負ってこちらを見下ろす表情は見えない。
ただ、その眼光だけが不自然に、冷ややかに。ギラリと光っているように見えた。
でも、確かにその時の“オレ”には、それが神様に見えたのだ。
“オレ”を掬う神なのか、それとも“オレ”を助ける神なのかは、その瞬間にはわからなかったけれど。］
［差し出された硬い掌を握ったら、私の身なりは綺麗に整えられて、暖かな食事と柔らかな寝床と、やりがいのありすぎる仕事が与えられた。──故に、思う。］
［やはり、神様というやつはいるのだと。］
【独】 青年 ヨアヒム
/*
だから、感染者と接触してから五日間で解除は早すぎなんじゃと思うんだぜ？？？？？
朝も確認したけど陰性だったからな〜。
ただの風邪だと良いけど。
お迎えきてください〜いやいけねー！ってなって本当すいません…(近所に住む義母は腰の手術直後だし後期高齢者だから今は接触できない(ので、教員の方が連れてきてくれましたマジすいません
ならず者 ディーター
─ 現在・シルバー・メリー号 ─
［『ご当選おめでとうございます！』とデカデカと記されたメッセージの宛先は”ディーター様”。
だけど、我らが愛すべき国王陛下がこれを私に持ってきたときの一言は「なんか応募したら当たっちゃったからあげるね」だ。
いや、絶対オレの名前で応募したやん、お前。
ていうか、本当に応募した？金と権力振り回してない？大丈夫？
その言葉を上手に飲み込めたことをどうか褒めてほしい。あ～～えらいえらい。］
ならず者 ディーター
［毎日毎日、お幾つになっても即位して何年経っても、放蕩癖の抜けない自由気ままな国王陛下が執務室に残していく、有り難い書類の枚数を数えていたら、そりゃもう自分を褒めるのが上手くなるに決まっている。
ジッとしてられない？五歳児か。ジッとして机と向き合え。
執務室の立派な椅子が泣いてんぞ。──と、いつも心の中で思ってはいるけれど。
口に出したら、えんえん、と嘘泣きを始めるのが目に見えているので、黙って仕事をする。
少し古典的だが、会議室のお前の椅子にブーブークッション仕掛けんぞ。と思ったことがあるのは一度や二度じゃない。］
ならず者 ディーター
［…まあ、なにはともあれ、だ。
神様は私にお優しい。ええ、それはもう大変お優しい。
国王陛下としての公務を真面目にこなしてくだされば、もっとお優しいのだけれど。
私はこのテストプレイに絶対応募したかったし、絶対当選したかったのだけれど──理由？いや知らないけど…まあ、ゲーマーは面白そうなゲームには飛びつくでしょう。
開発中に謎の死人が出ているらしい。絶対面白いじゃん。口が裂けてもそんな感想は他人には言えないけれど。］
ならず者 ディーター
［まあ、それは置いておこう。
とにかくだ。ぜっっっったいに応募したかったのに、我らが愛らしい国王陛下はご自分のお部屋で連日連夜私だってやりたいのに楽しくゲームをなさっていたので、公務を肩代わりした私はきっちり応募期限を過ぎたのだ。
ふふん。もう、うんと遠くに行きたい。その時は本当にそう思った。
それを知ってか知らずか。
「普段、働かせまくっているから」と。「過労死する前に休暇ついでに」と。
いや、お前が働いたらええんやがな？という言葉は飲み込んで、「ありがとうございます、嬉しいです！」と笑顔で返しておいた。
いや、嬉しいのは嘘じゃない。でも、できれば自分で応募して、結果通知をドキドキしながら開けて、当選の文字に小躍りとかしたかった。オレに謝ってよ、陛下。］
ならず者 ディーター
［そんなことを思いながら、ドロイドに案内された部屋の扉をプシュッと開けたら、自分の部屋が広がっていた。
あ～～～うん、これはオレの部屋。あらあら、まだ乗船できてなかったかな？そう思って、一回扉を閉めかけた。いかんいかん。
なるほどね？好みを丁寧に回答したらこうなっちゃうんだ？
いやまあ、家具の位置とか、めちゃくちゃ神経質に指定しましたけども。
そのせいかな？いや、絶対そのせいだな。
昔はもう少し、殺伐としたことに頭を回していたような気がするけれど、今ではこの通り。陛下のおかげで愉快な頭の中に進化した。キャンセルボタンは実装されておりません。
そんなことを考えながら、一歩、客室に足を踏み入れた。］
【独】 青年 ヨアヒム
/*
あと最初は眼鏡っ子可愛いなと司書クララ選んでましたが、直前で陽性反応出したので家族に感染するルートも頭をよぎったのと、長文読めねえ！ってなってたので文献探すロールとかやりそうな司書から影の薄い何もして無さそうな青年という肩書きに飛びつきましたごめん青年。
男というだけで「こんなこと女ができるわけない」とか言われて吊られるが良い()
本人は回復傾向にあります。
夜に咳で眠れなくなるくらい。
▼しかし娘が倒れた！
▼夫は長めの出張中だ！**
ならず者 ディーター
［眩暈。一瞬だけ、意識が遠のくような感覚に襲われる。］
［とうさん、こえがきこえる］
［なんの声？なんて言ってる？］
［……わからない…。］
［倒れる前にハッとして、なんとか踏ん張る。
おっとと、なんてたたらを踏むこともなく、ただ「ああ、疲れてるのかな」なんて思って。
深く考えることもなく、そのままドロイドの案内を受ける。
それが一通り終わったら、飲み物がウェルカムスイーツと共にサーヴされる。それを片手に、乗船データの入力が済んだら、おおよそあとは自由だ。］
ならず者 ディーター
［いいな！王室じゃないっていいな！
背筋を伸ばさずに背を丸めて迎え食いしても誰も怒らないし、手で食べ物をひょいと掴んでも平気だし、何よりお上品なフリをしなくていい！
──いや、最後のは誤りがある。
この部屋の中で一人きりなら、だ。客室から出たら、一応背筋を伸ばして、お上品にしておかなければならない。………はーーーーー…だる…。
そこまで一旦考えたところで、頭の中で繰り広げられる愉快な一人芝居を閉幕にする。部屋の全身鏡で身なりを少し整えると、船内の探索も兼ねて部屋を後にした。**］
シスター フリーデル
［メイン・サロンを通りかかる時。
ピアノの鍵盤を、撫でている小柄な女性の姿が、
視界の端を掠めて。>>35
少しだけ立ち止まってしまって、
じいっと見つめてしまったのは。
かつて見た、”天使”と呼ばれていた動画の中の少女と、
どことなく似ているような気が、したからだが>>38。
腕に巻かれた機器が、音声を出せない知り合いが、
昔使っていたツールと同種のようだったから>>35
歌っていたあの女性ではないのかしらね、と。］
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
あーっ！また自分が年上組の予感！！
※長命種の方々を除きます
お願い、長命種以外で誰か自分より年上来てー！
シスター フリーデル
―― カフェ ――
［やがて辿り着いたのは、
ゲーム会社に貸し切られ賑わう船内の、カフェの一角。
女は、数名の仲間と談笑しつつ席を立った男を
ちらりと見遣ると、そちらに向かっていく。］
――――……っ。
［男とすれ違いざま、
端からは、肩がぶつかったように見えただろうか。
先ほど客室に案内された時に、
少し揺れと眩暈を感じた気がした時でさえ>>＃7
微動だにしなかった杖先がふらつき、
華奢な身体がよろめいた。
その拍子に、近くの客のテーブルにも杖が軽く当たり、
並んだカトラリーが無作法を咎めるように、
カチャカチャと鳴く。］
仕立て屋 エルナ が参加しました。
仕立て屋 エルナは、ランダム を希望しました（他の人には見えません）。
仕立て屋 エルナ
―いざ乗船―
ふーん、これが宇宙船ってやつか。
思ってたより、非日常感がないだべなぁ！
他の部屋もこんな感じだべか？？？
[男が案内された客室は、
壁中竹に囲まれていた。]
シスター フリーデル
―――…わたくしの不注意で、
たいへん申し訳ございません…。
［咄嗟に腕を伸ばして支えてくれた男に、
柳眉を柔らかく下げて微笑み、謝罪を口にする。
ぼうっと見惚れたように、頷いた男は。
だから、気づきもしなかっただろう。
女の手が、彼の腕時計型の情報端末に、触れた一瞬。
白い指先に嵌る指輪が、少しだけ光ったことには。］
仕立て屋 エルナがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(仕立て屋 エルナは村を出ました)
シスター フリーデル
［大丈夫かとか、医務室へとか、とかとか。
心配そうに言い募る男と。
何かあった時のためにという口実で、
連絡先まで交換して。
―――……首尾は上々。
内心のほくそ笑みに反して、顔に浮かぶのは、
心から申しわけなさ気な、清らの微笑。
そのまま、謝罪すべきだろうもう一方、
杖がテーブルにぶつかった客の方を、
ふんわりと、淑やかに振り向いた女は。 ］
仕立て屋 エルナ が参加しました。
仕立て屋 エルナは、村人 を希望しました（他の人には見えません）。
【独】 仕立て屋 エルナ
エルナは
農林業作業者 です。
#shindanmaker
https://shindanmaker.com/516984
STR:10 CON:15 POW:14 DEX:12 APP:8 SIZ:12 INT:11 EDU:9 SAN:70 幸運:70 IDA:55 知識:45 耐久:14 MP:14 職P:180 趣P:110 DB:0
シスター フリーデル
［どこの育ち盛りのお子様かというような、
山盛りモーニングセットの前に、
座る男の顔を見て>>19
不覚にも―――……
ギョっと、顔を顰めそうになった。］
仕立て屋 エルナ
[世は空前のタケノコブーム。
中学を卒業以降、日々タケノコ掘りを生業にしているこの男は今では年収2000万円の富豪である。
しかしながら、最近少しばかり悩みがある。
日常に飽きてきたのだ。
朝早く起きて、そこら中の竹藪を回っては
黙々とタケノコを掘り続ける。
昼からは、家族のお手伝い。
デカい虫に遭遇してビックリすることはあっても、それ以外のシゲキは何もない。
SNSを見ると、都会へ出た友達は
キラキラした20代を過ごしているのだ。
そんなある日、どこからかやってきた
ゲームのテストプレイ募集の広告。
おら知ってるだ、人狼ゲームってあの、
合法的に人を殺めることができるゲームだべ？
こんなの参加するしかないだ。
きっとシゲキがいっぱいで楽しいだ。]
シスター フリーデル
［知り合いが乗り合わせているかもしれない、等と。
男自身も考えていたとは、つゆ知らず>>16
喉まで出かかった悲鳴めいた言葉を、
唇をぐっと噛んで、押し殺す。］
シスター フリーデル
［ いやいや、他人の空似かもしれないでしょ？
広い宇宙には、
そっくりさんが３人はいるっていうじゃない！
この顔とそっくりの男に、知り合ったあの頃。
調査員だったり、探偵だったりと名乗っていたのは、
単に、聴こえと都合が良いからで。
その実は、殆ど裏稼業のようなものだったけれど。］
シスター フリーデル
［いくら瀕死の重傷で、死にかけていたからといって。
逃げこんだ知り合いのような探偵事務所に、
たしかその時、こいつしかいなかったからといって。
助けを求めたなんて、
とんでも黒歴史は、可及的速やかに……
葬り去ってしまいたい。］
仕立て屋 エルナ
―ファーム・パーク―
せっかく仕事から解放されたのに、
なぜオラはまたこんな田舎くさいところに
来てしまっただ？？
[気がつくと男はファーム・パークへ来ていた。別にこんな畑みたいなところ、普段から嫌というほど見ているのに。
それにしても、ここは船内とは思えぬ充実っぷりだ。おそらく他星の植物もあるのだろう。見たことのない形をした植物も散見される。
きっと、そこら辺の竹藪を伐採してここから持ち帰った果実を植えたらもっと儲かるだ。
テキトーに植物を眺めながら、目的もなく散策していたら、ちょうど誰かと遭遇したかもしれない。>>51]*
【独】 ならず者 ディーター
/*
陛下のお言葉は全て意訳でお送りしております。
いやこんなめちゃくちゃ明るい会話(笑)してるけど、この人達王位継承の話でバチボコに揉めている
村中では出すつもりが全くないんだが、裏設定的なアレでディーターくんは陛下の側近として拾われたのではなく、養子として拾われました。昔の自分に似ていたのかもしれませんね。
シスター フリーデル
……お食事の邪魔をしてしまい、
たいへん申し訳ありませんわ……ねえ？
［ 忘れてる筈、忘れてて、忘れていなさいってば！
杖を持たない方の手が、無意識に
修道女服のスカート越しの太腿に伸びる。
この女の、一番得意な武器がそこにあることを、
もしも彼が覚えていたなら。
にっこりの微笑みを浮かべた顔には、
こう書いてあるように見えたかもしれない。］
少女 リーザ > 【ガーディアン】 スノウ
『こんにちは、スノウさん。
もふもふな毛並みが素敵ですね。
私はリザヴェータ。リーザと呼んでくださいね。』
［自室から出た私は可愛らしいもふもふの元へ。
ご挨拶はどこへいっても大切だから。
体感ホログラムにホログラムスクリーンを見せるのは
どうかともおもったけれど仕方ない。
私はこれを使ってでしか意思疎通ができないのだから。
視線を合わせるようにしゃがみ込んで微笑みを浮かべ
手を伸ばせば柔らかな感触がある。
満足するまでなでなでした後、
軽く会釈をしてその場を離れた。］*
【秘】 仕立て屋 エルナ > 【ガーディアン】 スノウ
―道中―
なんだこの生き物は！？
虫……にしては足が少ないべ。
[白い毛むくじゃらの生き物は、ふわふわの尻尾を揺らしながら、船内をご機嫌に歩いている。
彼(？)が実体のないホログラムであることはつゆ知らず。こちらの興味に、意図を汲み取ったかのように立ち止まった生き物は、明らかに自我を持っており、こちらを意識している表情だ。]
なんだおめぇ、人の言葉が喋れるのか？
[雪のような白くて柔らかい身体に、誘われるように撫でながら話しかける。]*
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
グラープマールとリーザさんの回想が
狙ってるんかというぐらい需要と供給噛み合いそうだけど
ごめんなさい偶然です（目逸らし）
パン屋 オットー
[人の歴史とは何か。
それはそう、食の文化の歴史であると彼は考える。
古代の地球星系のとある国では、
“机と椅子以外の四つ足なら食べられる”
そう豪語していたそうだ。
何故、羊肉や兎肉、狗肉すらあるのに、猫肉はないのか。
それは愛くるしい姿に人々が皆魅了されたからか。
ともすれば猫は我々人類を支配するためにこの世へ君臨した、
人と並べることすら烏滸がましい程、崇高なる（以下略）]
羊飼い カタリナ
［ 羊との戯れの最中>>29、風の薫が聴こえる。
勿論気のせいなのだけれど、電脳と機械に満たされた
この空間が一瞬だけ
仄かに鼻孔をくすぐり、五感を駆け巡りながら
辺りを草原へと変えた……気がした。
ホログラムの羊毛に顔を埋めながら
胸いっぱいに息を吸い込み、少しの間瞳を閉ざす。
それからゆっくりと届いた声に振り返った。>>63
湖が如き深い水面の輝きに目を細める。
それから、今日日珍しくも映る聖職者の証、
それから足を悪くしている様子をちらりと留める。
僅かに覗かせた傷跡を見つけたときは
無意識に手が己の首のスカーフに伸びただろう。 ］
【削除】 パン屋 オットー
[声をかけられている様子があるなら>>94、割り込むのも野暮だろうとその場を離れることにした。
人が集まっている＝間違ってないということだろう。
思ったより人数多そうだなあ、等とぼんやりしながら通過。
散策している人達を横目に通過>>51>>93。
個室から出てきた、崩しているとはいえ堅苦しい服装をした人物は、物珍しさから視線で追って>>79。
悩む素振りを見せる。
このまま自室へ戻っても良いのだが、のんびりし過ぎて開始時刻を過ぎてしまう気がする。
食事するにも短命種と比べて量を食べることもあり、時間がかかるんだよな。とぼんやり。
散策しつつ、他の人物と合流しつつ、適当に時間を潰したほうがいいだろうか。
そう思い直した彼は、とっくのとうに見えなくなっているドロイドの後を追うことはせず、踵を返す。
どこか適当に時間が潰せそうな場所があることを願いながら。*]
パン屋 オットー
[声をかけられている様子があるなら>>94、割り込むのも野暮だろうとその場を離れることにした。
人が集まっている＝間違ってないということだろう。
思ったより人数多そうだなあ、等とぼんやりしながら通過。
散策している人達を横目に通過>>51>>93。
個室から出てきた、崩しているとはいえ堅苦しい服装をした人物は、物珍しさから視線で追って>>79。
悩む素振りを見せる。
このまま自室へ戻っても良いのだが、のんびりし過ぎて開始時刻を過ぎてしまう気がする。
食事するにも短命種と比べて量を食べることもあり、時間がかかるんだよな。とぼんやり。
散策しつつ、他の人物と合流しつつ、適当に時間を潰したほうがいいだろうか。
そう思い直した彼は、とっくのとうに見えなくなっているドロイドの後を追うことはせず、踵を返す。
どこか適当に時間が潰せそうな場所があることを願う。*]
羊飼い カタリナ
修道服って久しぶりに見ました。
それって確か地球星系の…
あれ？ 違ったかな？
［ 思い出そうと額に指を当てて小首をかしげる。
かつてどこかで見た気はするのだけど、
宗教に聡いわけではないので、
合っているかはわからない。 ］
羊飼い カタリナ
あら、貴女も？
［ 名を告げられれば『カタリナです』と
と、こちらも告げてしゃなりとお辞儀。
それからそのまま船に向かうようならば ］
よければ部屋の方までご一緒に？
［ とにこやかに手を差し出したことだろう。
脚を慮ってのことだが、
彼女がその手を取ろうが取るまいが
それで気を悪くさせたりしない限りは
部屋までの短い間寄り添うように歩きながら… ］
ゲーム、興味あるのですか？
ああ、似合わないとかそういうことではなくて
フリーデルさんのようなお淑やかーなヒトも
参加するんだなって。
ちょっと新鮮に思ったわけなのですよー
［ そこで少しばかり話も弾んだかもしれない。 ］*
羊飼い カタリナ
― その後 展望ラウンジ ―
だめだだめだ
このままではまた寝ちゃうわこれ
［ ぶつぶつつぶやきながら船内を闊歩する。
いや、着いて早々ウロウロするのも品がなかろうと、
はじめは案内された客室で大人しくしていたのだ>>#7
ウエルカムドリンクでに頂いた
薄紅に彩られた桃のカクテルを片手に>>#8
小さな窓から外を眺めれば、宛ら航海を見送るように
じっと佇み絶え間なく瞬きつづける星々の群。
このご時世、星など見慣れてないわけではないけれど、
やはり見る場所が変われば新鮮味もああったわけで
少しの間新鮮な気分で天体観測に勤しむことができた。
だが初めこそ見入るような美しさを覚えた天体も、
流石に小一時間代わり映えもしなければ飽きてくる。
すると押し寄せてくるのは眠気
そういえば先程目眩を覚えふらついたりもした>>#7
疲れが残っているのだろうか？
思い当たるフシはないわけではないけれど、
原因をたどる思考は睡魔の誘惑に邪魔される。
これではだめだと部屋を飛び出したのが
つい先程のことだった。 ］
羊飼い カタリナ
ゲーム始まる前に探しておかなくちゃ
ゲームの開発関係なんだから流石に乗ってるでしょ？
［ 端末を取り出して目を落とせば、
相変わらず変わらぬ画面が映っていた。>>29
返信もなければ既読もつかない画面を睨みつけて、
何度も首を傾げる。
『スシ・レッドスター』
私の友人でゼラト・ゲームズの社員。
『狼月の村』にも関わっていたと聞いている。
そもそも私がこのゲームを知ったのは、
彼女から教えてもらったからだ。
普段この手の話には興味を覚えないはずなのに
今回だけは妙に乗り気になって応募したのは
きっと彼女の直向きな取り組みを見聞きした
からでもあっただろう。 ］
【見】 【独】 スタッフ シルキー
/*
プロ中見物人ってどこまで本参加者に絡みに行っていいか迷うんですけど（やっぱ本参加者同士で優先的に縁故作りたいんでは？って気がして）ちょこちょこ女の子たちが触りに来てくれてうれしみ
【独】 羊飼い カタリナ
/*
当初の予定だともうちょっと奥手なキャラにするつもりだったんだけど、こう絡みに行くなら自然とアクティブなキャラになっちゃうかねぇ…
てか私にカタリナ御せるのだろうか？
なんとかプロの間に馴染ませておきたいのだわ
少女 リーザ
［ぼんやりとしていたら結構人が増えてきたようだ。
スタッフさんはもちろん、
この中には私と同じゲームの参加者もいるのだと思うと
余計に緊張してくる。
そうだ、と私は思い付いた。
今まで撫でるだけだった鍵盤を押し込み
ドビュッシー"月の光"を演奏し始めたのだ。
今は壁が降りていない為、
ピアノの音はメイン・サロン内であれば届くだろう。］*
少女 リーザ
［ピアノを弾きながら
先程こちらを見ていた修道服の女性のことを考える。>>80
視線を感じ、反射的にそちらへ顔を向けたが
人見知りが発動してしまって声をかけるに至らず
オドオドと会釈だけにとどめてしまった。
とても穏やかそうな女性だった。
杖をついていたが、一体何が彼女を襲ったのだろう。
スタッフさん…には見えないし、参加者だろうか。
もっと私がフレンドリーで明るい女の子なら
話しかけることは叶っただろうか。
そんな彼女が今、怪物級の朝食と対戦している男に>>19
穏やかではない圧をかけているとは思いもしない>>95］*
少女 リーザ
［月の光の次はエルガーの"愛の挨拶"。
弾いているうちに緊張がほぐれ、楽しくなってきた。
…と、その前に。
右腕の機械を操作して外し、ピアノの上に置く。
機械が映し出すスクリーンには］
『勝手にピアノお借りしています。
すみません。
曲リクエスト受け付けています。』
［そんな文字が映し出されていた。］*
【見】 スタッフ シルキー
[シルキーは地球星系にある小さな星の出身だ。
テクノロジーが発達しており、
人々はAIと密接に関わり合いながら生きてきた。
特徴のひとつとして故郷では皆、
生まれて5歳の時に検査を受け、
AIがその人の「適正検査」をする。
性格、体質、家系や遺伝子をすべて洗い出し
その人が尤も「幸福」になれると予測される人生設計が
幼少期の頃に割り出される。
むろん強い強制力があるわけではないが―――……
大方の人間はそのに沿って人生を歩む。
一部の才能ある人々以外は
下請けのような平凡な職に就き、
マッチングされた異性と結婚し、次世代に繋ぐ。
そういう人生が一般的な星だった。]
【見】 スタッフ シルキー
[シルキーは「一部の才能ある人間」ではなかったけれど、
ゲームが好きな子供だった。
ある日抽選で当たったゲームイベントに参加し
その楽しさに心躍らせたのをきっかけに
自分もそれを創る側になりたいと願うようになった。
親は子供の頃はまだよくても
大人になるにつれ良い顔をしなくなり。
さっさと結婚したら？と言うようになって。
それを無視して故郷を出て、
ゼラト・ゲームズの入社試験を受け、
晴れてゲームプランナー志望として
社員になったのが数年前の話である。]
【見】 スタッフ シルキー
[……とはいえまだまだ下っ端、見習いの立場である。
先輩の後をついていくだけで精いっぱいだ。
徹夜で企画書を書いて全没になったり。
締め切り間際で逃げた人材の穴埋めの為に
あちこち部署を（ホログラム上で）駆け回ったり。
体調を崩して仕事中に倒れたりして、
会社の産業医であるレトには
世話になったこともあったかもしれない。
上司のグリーンアイ氏には
ちょっとしたミスでしょっちゅう怒鳴られて
腫れた目で深夜まで残業をしていたこともあった。
……正直怒りっぽくてちょっと苦手な上司だったけれど、
ゲームに駆ける情熱は本物だった。
何も死ぬことはなかったのに。]
村の設定が変更されました。
旅人 ニコラス が参加しました。
旅人 ニコラスは、占い師 を希望しました（他の人には見えません）。
旅人 ニコラス
― 客室 ―
カツコツカツコツ。
[規則正しい靴音と共に客室係のドロイドが、最低限の着替えのみを詰め込んだ小さなスーツを指定の部屋へと運び入れた。]
…………。
[その約２メートルほど後より、半分寝ているような顔をした青年が、雲の上を歩くが如きおぼつかない足取りでゆっくりとついていく。]
旅人 ニコラス
……ありがとう。
[飲み物とウェルカムスイーツをサーヴしてから、丁寧に頭を下げて辞去するドロイドへお礼を告げる。
インテリアは端的に表現して、シンプル・オブ・シンプル。
茶色で統一された室内には、天蓋付きのベッドと椅子一脚がついた簡素なテーブルしかない。
しかしその分寝具の品質は最高級のものが用意されており、窓がないその部屋で消灯すれば、完全な闇が出現する。]
旅人 ニコラス
ぽふぽふ。
[マットレスや枕などを触って確認した青年は、満足そうな笑みでひとつ頷いた。
予約した際に伝えた、こだわりのポイントが完全に反映されていることが非常に嬉しい。]
『NPC』医師 カーク が見物人として参加しました。
『NPC』医師 カークは、見物人 を希望しました（他の人には見えません）。
【見】 【削除】 『NPC』医師 カーク
―― メイン・サロン ―――
やほー、皆がんばってるかい？
テストプレイが成功したら、
皆で祝杯をあげような！
あ、何ならパーティで
前祝いしても、いいけどさぁ。
［ テストプレイやレセプション・パーティの
準備にざわつくメイン・サロン。
のほほんとした男の声が、陽気に響く。
ガルー種の情報アドバイザーとして参加している、
ゼラト・ゲームズ社のホログラム会議の時と、全く同様に。 ］
旅人 ニコラス
[とある辺境の惑星出身の齧歯目種族である青年は、同種の中では長寿であり、病気にもかかりにくい。
ただし寒冷な故郷に適応して生きていくために、住民は約半年ほど冬眠する。
短い夏に得た収穫物でためこんだ脂肪を消費するので、その間は一切食事を取らずに過ごすのだ。
長い間他の惑星との交易はもちろん、行き来する機会も乏しかった故郷へ、画期的な寝具を持ち込んだのが、青年の母方の祖父であった。
長期間の使用に耐えるほど丈夫で絶妙に体を受け止めるマットレスと、頭を無理なく支える枕に、たちまち住民は熱狂した。]
旅人 ニコラス
『あなたがたの特性を生かす手がありますぞ！』
[祖父は住民へ、故郷の外へ出稼ぎに出る術も伝達した。
周囲の気温が一定以上低下すると、体温・呼吸数・心拍数を低下させて仮死状態となる体質を生かして、冬眠しながら遠距離の惑星へ行く。
そこで発見した珍しい物品をを積み込んで戻り、再び冬眠で旅をしながら販路を開拓する。
これを繰り返すことにより、いち辺境の田舎に過ぎなかった惑星は、驚くほどの発展を遂げた。
そのおかげで、およそ120年ほど前に『宇宙連邦』への加入をも果たす。]
【見】 スタッフ シルキー
そうですそうです。
何かお困りですか…？
[恐らくテストプレイヤーの一人なのだろう女性。
何かゲーム関係の質問だろうかと首を傾げれば
一枚の写真を見せられ―――
一瞬だけ息を詰まらせた。
ホログラム上ではあるが見覚えのある顔。
スシ・レッドスターと言う名にも。]
…スシさんのご友人ですか？
[明るく気さくな彼女は社内の人気者だった。
自分も年が近かったこともありよく励まされていたものだ。なのに――
つい表情が暗くなってしまう。]
少女 リーザ
────。
［いけない。
今は機械を外してしまっているのだった。
はっとした表情を浮かべ、すぐに演奏を止める。
こくこくと全力で頷き、
焦った様子で機械をつけること数秒、沈黙。
声をかけてくれたその人は、一体どう感じただろう。
………失礼なことをしてしまった。
文字を見せながら肩をすくめ、頭を下げる。］
『失礼いたしました、声が出せないもので。
この機械がないと会話もできないのです。』
［スクリーンには細かな感情は反映されない。
無機質な文字を浮かべるだけだ。
だからできる限り表情で伝える。］
【見】 スタッフ シルキー
ええと……その………何もご存じない…？
[己が無暗に話してもいい話だろうか、と一瞬迷う。
なんせ色んな憶測が飛び交っているのもあって。
が、別に社外秘と言うわけではないだろうし。
友人であれば当然安否が気にかかる所だろう。
少し迷った後にやや声を潜め、口を開く。]
あの…実はスシさん、少し前に体調不良で
病院に検査入院されたんですよね。
それで、その後すぐに全く連絡がつかなくなって。
何でも消息不明だとか……
[自分もそれ以上のことは知らない。
完成間際で忙しかったこともあって深く追求する暇もなかった。
彼女の反応は同だろうか。一旦言葉を区切り、反応を窺う。**]
少女 リーザ
『曲のお話でしたね。
切ない曲や綺麗な曲は好きです。
今弾いていたのは自分の緊張を和らげるためで
このような曲選になりました。』
［表示される文字に合わせて頭を上げ、
緊張とそれがほぐれた様子を
左手を胸の真ん中で握ったり、
大きく息をつくことによって表現した。
同時に、相手の表情を確認する。
どうか機嫌損ねていませんように。
そう願いを込めて。］*
旅人 ニコラス
[青年も祖父の勧めにより、成人して故郷を離れたあとは、旅から旅への生活を送っている。
主な目的は、まだ誰にも知られていない珍品を探し出すと同時に、その販路を開拓すること。
因みに去年発見した灰色の岩石は、三センチ四方の欠片を恒温動物が手の中などで１分ほど温めると、熱エネルギーを光エネルギーに転換し、周囲１メートルを２時間ほど黄色ががった白い光で照らしてくれる性質がある。]
…………。
[せっかく良い寝具があるから、このまま寝てしまおうか。
しばし名残惜し気にベッドを撫でていたが、己と同じくテストプレイに参加するであろう人々へ、さりげなく売り込みにいくのも悪くないかもしれない。
そんな思いつきが浮かんで、眠気覚ましのため少し濃いめに入れてもらった苦いドリンクを一気飲みすると、客室を後にした。*]
【見】 『NPC』医師 カーク
―― メイン・サロン ―――
やほー、皆がんばってるかい？
テストプレイが成功したら、皆で祝杯をあげような！
あ、何なら今日のパーティで前祝いしても、
いいけどさぁ。
［ テストプレイやレセプション・パーティの
準備にざわつくメイン・サロン。
場違いな程、のほほんとした男の声が響く。
『狼月の村』のゲーム開発のホログラム会議に、
ガルー種の情報アドバイザーで参加する時と、
全く同様に。 ］
【見】 【削除】 『NPC』医師 カーク
［ 悪く言えば、
責任感とか苦労とは、まるっと無縁そう。
良く言えば、おおらかで
気さくな性格に見えなくもない……からか。
ホログラム上で、或いは実際に、
言葉を交わしたことのある者も、少なくないだろう。
女性と子どもには非常に親身だが。
野郎の場合は、大体において何故か、
酒が全てを解決していることが多いという噂だ。 ］
【見】 『NPC』医師 カーク
［ 悪く言えば、ちゃらんとしていて
責任感とか苦労等とは、無縁そうに。
良く言えば、おおらかで
気さくな性格に見えなくもない……からか。
ホログラム上で、或いは実際に、
言葉を交わしたことのある者も、少なくないだろう。
女性と子どもには非常に親身だが。
野郎の場合は、大体において何故か、
酒が全てを解決していることが多いという噂だ。 ］
【見】 『NPC』医師 カーク
［ 中には、つい一緒に飲みにいったり、遊んだり、
心身の不調を診てもらったり。
何だかんだ、うっかり相談事をしてしまった者も、
いるかもしれない……
やだなあ、
そんなに心配しなくっても大丈夫だってば！ ］
【見】 『NPC』医師 カーク
［ かつてのシルバー・メリー号の船医時代も。
貴方、本当に医者なんですか！？ と
主に野郎の患者にしょっちゅう疑われた男だが。
一応、燻らせる薬草煙草は、
人体や動物に害がないものだ。
壊れかけた地球産のライターで火を燈すと、
微かな清涼感とウッディな深みのある、
独特の甘くあたたかな香りが周囲に漂う。
それからしばらくは、周囲の知り合いや
ゼラト・ゲームズ社のスタッフ達と。
一人一人の名を呼びながら、
調子を見るように話しかけたり。
声をかけられたり、していただろう。 *］
【見】 【独】 『NPC』医師 カーク
/*
カークさんが、とってもあやしいNPC化しておりますが、
カークさんのこの相手に警戒させないちゃらんさや、
一見ののほほんさは、
彼の仕事柄、相手への武器や
自分の心の鎧のようなものでもあるので。
一応、ウィキに書いたように、
ゼラト・ゲームス社の行方不明者や死者の３人は、
全員カークさんに相談したり、
一緒にお酒のんだり、ドライブしたりしているので。
そのあたりの、布石的なRPちょこっと置きつつ、
という。
カークさん動かすの久し振りすぎて、
不安しかないのです……だ、大丈夫かしら＞＜。
がんばります、す！
【見】 医師/御用聞き レト
─客室→メインサロン─
[病院の宿直室に似た客室のベッドに腰掛け、
（まさかのストレッチャーまで設置済みだった）
ウェルカムドリンクのヤギミルクを飲み干し
去ったドロイドを見送り自分も白衣に着替える。
表向きはゼラト・ゲームズの産業医の1人であり、
医療スタッフの一員でもあるのだから。]
パン屋 オットー
[返事がないならないで、別に構わなかったのだけれど。
酷く慌てた様子で頷き、機械をつける動作に>>127、「慌てなくていいよ」という意味を含めて手をひらひらさせるが、果たして伝わったかどうか。
うっかり遅刻してイベントを逃すぐらいなのだ。
短命種に比べてかなり気は長い。らしい。
浮かび上がった文字を、さして表情を変えることなく眺めれば、ああ。と納得したような声を漏らした。]
それは不意打ちで失礼なことをしたね。
[文字の代わりに表情を変える子とは対象的に、表情を変えることなく淡々と声で伝えていく。
だからと言って機嫌が悪い訳では無い。少々のんびりしているだけだ。]
【見】 医師/御用聞き レト
─回想/セラト・ゲームズ社での自分─
すみません！そこ通してください！
私は医者です！
[普段は社内の医務室に訪れた社員の問診や相談
端末や脳内ホログラム通信間アクセスでの呼び出しが主だったのだが、
この日は倒れた社員がいると連絡を受け、至急現場へと駆けつけた。>>115]
パン屋 オットー
緊張、ね>>129。
随分と滑らかに弾いていたように聴こえたけれど。
それとも聴く人によっては固く聴こえるのかな？
[音楽に関しては門外漢であるが故、詳しい蘊蓄や聴き取れる耳は持っていない。
それでもそれを綺麗だと思える感性ぐらいは持っているようだ。]
いいよね、音楽。
大人しい曲やきれいな曲は僕も好きだよ。
と言っても、あまりクラシックは聴かないし、
弾ける曲も一曲だけなんだけどね。
[聴いた気もするが、興味を持たなかったからか。名前やら曲調やらは忘れてしまう。
懐中時計を見比べる。時間潰しとするならば、このぐらいがちょうどいいか。]
【見】 医師/御用聞き レト
大丈夫ですか？
頭痛や目眩とか、胸の痛みはありますか？
手足のしびれや怠さは？
[意識の有無、応答の可否は当時どうだったろうか。
脳卒中や脳溢血等の危険が無いかも確かめたのち
本人が望むか、意識がないような時は人手を借りて
医務室まで運びもしただろう。
他に本人からの希望や何かしらの事情があるならば
命の危険にある場合を除けば勿論尊重して。
一刻を争う事態であれば医療機関への紹介状を書き
同所へ連絡を入れて直ちに搬送の手配もしたことだろう。
設備の関係上社内で出来る医療行為は限られていたのも相俟って。]
パン屋 オットー
まだほんの少しだけ時間があるね。
良かったら君の好きな曲を聴かせてよ。
僕は詳しくないからさ。
[ピアノを弾く子の心境など知らない彼は、薄っすらと微笑む。*]
【見】 医師/御用聞き レト
[とはいえ一度倒れた人間を放っておける筈も無い。
回復後「どうですか？体調は」と話しかけに行った時]
シルキーさん、頑張ること自体はね、立派ですけど
それで体壊したら元も子も無いでしょう？
ゲームと違って残機0からの復活は出来ないんですよ。
倒れるまで無理するなんて……
……何か急ぎのお仕事だったんですか？
それとも楽しくてつい夢中になってたら……とか？
[もし過労での突然死に
繋がったらと思うと心配反面、>>115
彼女ことシルキーがここまで頑張る理由は何なのか。
ゲームを作る人間が
何故このゲームに関わろうと思ったか。
どのような気持ちで作るのか、
その心が気になったものだから。
とはいえ自分は一介の医師、
返事は無かったかもしれないが。]
【見】 【削除】 医師/御用聞き レト
[スシ・レッドスター行方不明後に
産業医として雇用された自分。
健康管理や指導に相談、衛生管理だけでなく
動作確認時、希望者がいれば現場に立ち会い
バイタルチェックも施すようになった。
他にも体調不良時の問診や医療機関への紹介状や提携。
加盟星主要言語やその他言語での翻訳や通訳、
山猫種族の特性上、猫科動物の言葉は分かるので
社員の飼い猫とホログラム間で通訳etc……
そんなこんなで他スタッフの中にも
顔見知りは幾らか居たかもしれない。
髪の撫で心地が猫そっくりだと
懲りずに撫でる人物も中にはいたが、
果たして乗船していただろうか。]
【見】 医師/御用聞き レト
[本来の自分について伏せたまま
産業医として雇用された自分。
健康管理や指導に相談、衛生管理だけでなく
動作確認時、希望者がいれば現場に立ち会い
バイタルチェックも施すようになった。
他にも体調不良時の問診や医療機関への紹介状や提携。
加盟星主要言語やその他言語での翻訳や通訳、
山猫種族の特性上、猫科動物の言葉は分かるので
社員の飼い猫とホログラム間で通訳etc……
そんなこんなで他スタッフの中にも
顔見知りは幾らか居たかもしれない。
髪の撫で心地が猫そっくりだと
懲りずに撫でる人物も中にはいたが、
果たして乗船していただろうか。]
【見】 【独】 『NPC』医師 カーク
/*
レトさんの医師RPやPC設定、素敵ですねえ。
こう、若い頃のカークさんも、
こんな感じで、目の前の命を救うために
一生懸命だったはずなんですけどね……
人を救うための手が、いつのまにか血塗れに（涙
お互いに［医師］というアイデンティティが
あることもあり、此方は良い意味で、
複雑な気持ちを懐けそうだなぁ。
もしエンカ出来る時があればですが、
自分のようにはなってほしくない感が凄そう。
【コンパニオン】 ラヴィ が参加しました。
【コンパニオン】 ラヴィは、妖魔 を希望しました（他の人には見えません）。
【コンパニオン】 ラヴィ
ー シルバー・メリー号内 メイン・サロン ー
［ぺちぺち、ぺちぺち
エリア内に響く気の抜ける足音。
人によっては馴染み深く
初めて耳にするでも警戒なく和んでしまうかも
そんな存在感を放つ、茶色い毛玉が1匹。］
迷子さんはいないのぜ？
もし迷ったら私に言うのぜ！
"ふしんしゃ"がいた時はスノウに言うのぜ！
ゆっくり船旅を楽しむのぜ！
［茶色い毛玉は本日も平常運転。
いつもの案内台詞
いつもの不審感発見時の呼びかけ
のぜのぜ、きゅうきゅうとそれらを伝える。］
【コンパニオン】 ラヴィ
皆で楽しく、仲良しでいる
人間はそれが一番なのぜ
［非力なコンパニオンではあるものの
様々な人間、様々な事象
白い猫と共に見守ってきた。
茶色い毛玉のデータにも残っている
あれも、これも、忘れていない。］
何があっても
それでも私は、人間が好きなのぜ
［今日も変わらず、コンパニオンとして
茶色い毛玉は様々なエリアにて
ぺちぺち、呼ばれればどこにでも現れるだろう。
ただの戯れやお触りも、基本的には受け入れるはず。
虐められなんてしたら、白い猫に泣きつきます。
やっぱり茶色い毛玉はいつも通りなのでした。］**
【独】 【コンパニオン】 ラヴィ
/*
死ぬほど眠くて頭が働かないけど一先ずラヴィを先に
今回皆さん入村早くないすか？？？
いやこんなもんだったかもだけど、感覚なんかちょっと揃うの早ry
青年 ヨアヒム
自室にて。
相変わらず俺は巨大な人をだめにするクッションに埋もれてダメになっている。
仕方がない。
これは人をダメにするクッションなのだ。
それに、こういうところに来たって俺のやることは決まってる。
寝る！ 食う！ 遊ぶ！
なので今は自室でゴロンしながら携帯ゲーム機をいじっていたりするのである。
そんな俺だが、ある種究極レトロなカードゲームだって好きだ。
人狼ゲームも元はカードゲームだったとか？違う？
まあそんな訳で、俺の荷物はカードやら駒やらダイスやら色々入ってるけど、一人でぼんやりやるには携帯機が一番良い。
扉は開けたまんまだったからもしかしたら周りから見えたり周りの音が聞こえたりしたかもな。*
【独】 【コンパニオン】 ラヴィ
/*
カークだー(手ふりふり
としつつ
今夜中に本参加PCの方も参加させたい
でも焦ったらツナは滅ぶ
焦りは禁物…( ˘ω˘)
デザイナー ラートリー が見物人として参加しました。
デザイナー ラートリーは、見物人 を希望しました（他の人には見えません）。
【見】 デザイナー ラートリー
[デザイナーとしてゼラト・ゲーム社に転職して数年。
仕事の何たるかを漸く理解し始めた頃、
社運を賭けて開発中のゲームに着手が始まった。
この日を境に業務量は増し、
満足に眠れず休めずの日々が続くようになる。
元々、ホログラムデザイナーとして入社する予定は
無かったのだ。
人員不足の為、「どうしてもここに来てくれ！」と
頼み込まれ、しぶしぶと承諾した結果。
絵心、技術が無いといえば嘘にはなるが、
あくまで趣味程度。
知人は「あの部署は超絶ブラックだから止めておく方がいい」と言い
数多の先人は「趣味を仕事にすると嫌いになるから止めておけ、後悔する」と云った。
渋り続けたものの、重役らに幾度も頼み込まれ
結果私の方が折れ、デザイン部門に配属
アルス・ブラックメアの部下となった。]
【見】 スタッフ シルキー
― 回想 ―
[普段はホログラムオフィスで仕事をしている為
社員たちと顔を合わせることもほぼないのだが
その日は終業後、皆で飲みに行こうと言う話があったため社内に居た。
ここ暫く新作のリリース直後で何かと慌ただしく、
何日か碌に寝ていなかったのがいけなかったのか、
朝から食事を摂っていなかったのが悪かったのか。
くらりと視界が歪み、身体が力が入らなくなって、
あ、これまずい―――と思った瞬間にその場で転倒した。
驚く声、人を呼ぶ声。
誰か……医者らしき人物が
こちらに話しかけているのをぼんやり聞きながら>>139]
……だ、だい、 じょ……です………
[大丈夫です、と言いたかったのだが碌に言葉にならず
（言えたとしても青い顔であまり信憑性はなかっただろうが）
そのまま医務室に連行されることになる。]
【見】 スタッフ シルキー
[彼の様子を窺いつつ、二択に少し考えた。
忙しかったのは事実だし、楽しいのも事実だけれど。]
え、えーと、その、……
最近同期の子が新しく大きなプロジェクト任されたり、
独立目指して人脈広げてたりしてて、
わ、私も頑張らなきゃな～、って思って……
[入社して同じくらいでも、
才覚のある子はもう結果を出していたりする。
自分には周囲があっと驚く斬新な発想も、
論理的な観点からヒット作を生み出すスキルもないから仕方がないけれど、
その分たくさん努力しなければ、
そう思ってつい根を詰めすぎてしまったのだった。]
【見】 デザイナー ラートリー
[ブラックメア氏──アルスは、気弱でおどおどしているが、
ホログラムデザイナーとしての腕は、
並の社員の頭二つ三つ抜けていた。
同時に教えるのも上手く、彼の指揮下にて様々な技術を学び、
経験を積めたことは私にとってこの上無い幸運だった。
私はこの頃から、最初は渋々だった仕事を
徐々に楽しめるようになってきた。
酒好きの彼に連れられ、共に飲みに行ったことも数度あった。
普段はあまり飲む方では無いけれど、
仕事で世話になっている身。社員同士直接会うのも
偶には良いか、と承諾していた。
いざ飲んでみれば、飲むごとに陽気になるものだから
「普段からそうしておけばいいのに」と言ったこともあった。
とはいえ、彼との仕事や一杯は楽しかったのは事実で
大量の残業や仕事にも楽しさや、やりがいを見出せるようになった。
そして遂に『狼月の村』のβ版が完成し、
漸く休める、休んでと話をしていた。
それが、生きている彼を見た最後。]
【見】 スタッフ シルキー
……皆がワクワクする、
最高に「幸せ」な体験が出来る
ゲームを作るのが私の夢なので……
こんな自分じゃまだまだ足りないなって。
[ついつい口にしてしまった後にはっとする。
聞かれてもないのに何を語っているのだ己は。
（しかも倒れて迷惑をかけた人相手に！）
かああ、と顔を赤くして俯いた。]
……ってなんか恥ずかしいこと言ってますね私！？
あの、ご迷惑おかけしました！
倒れないよう今後は気を付けます！
[ぺこぺこと頭を下げ。]
【見】 スタッフ シルキー
あ、……ちなみに、なんですけど……
お医者様的には………
人間ってどれくらいなら寝ずに働いても大丈夫ですか…？
[なんて質問をしてしまうあたり、
あまり凝りていないかもしれないが。**]
【見】 デザイナー ラートリー
[β版完成前にはグリーンアイ氏が死亡し、
後輩のスシも行方不明になっている。
会社内で良くない出来事が立て続けに起こり、
噂は日に日に拡声器を使用したように広がっていく。
或る者は呪いと囁き、また或る者は退職した。
呪いなんてこんな時代にある訳が。
馬鹿馬鹿しい。]
[ …………。]
【見】 デザイナー ラートリー
[ 私が今回のテストプレイに参加することになったのは
アルスの後任という名目だ。
実際、後任とは名ばかり。
私では彼の足元にも及ばないのは百も承知。
それに…………。
こんな状況で気分が乗る訳が無い。
楽しくテストプレイなんて出来る気分じゃない。
まだ完成版への途中経過でしかないのだから
気を抜いてはいけない。
今回のテストプレイも大事な仕事。
ふたつの思いがぐらぐらと天秤に揺れたまま
シルバー・メリー号へと足を踏み入れた。]
少女 リーザ
［焦る私に、振られた手は目に入らず>>136
表情を伺った先の人物は
顔色も声色も変わっていないように見える。
どうやら怒らせた様子はない。
そのことに内心ほっと胸を撫で下ろす。
滑らかに、と言われれば嬉しそうに微笑んだ。>>138］
『いくら緊張していても
弾きはじめれば音の世界に入ってしまって
緊張も忘れてしまうのです。』
［歌を歌えた時は趣味程度だったピアノは
声を失ってから唯一癒しを与えてくれるものとなった。
ピアノを弾いているとき、
自分の心はどこかに置き去りになる。
だから音に緊張が表れなかったのかもしれない。］
少女 リーザ
『私も実は、クラシックは普段聞かないのです。
ただ弾けるというだけで。
あと、この船に似合いそうでしたし。』
［目の前の人物がまさか
自分より遥か多くの時を過ごしてきたとは知らず
少し年上のお兄さんだと思って微笑みかける。
その落ち着きぶりや淡々と紡がれる言葉は
ミステリアスだなぁ、大人だなぁと思うくらい。］
【見】 デザイナー ラートリー
─シルバー・メリー号─
[噂には聞いていたシルバー・メリー号に乗るのは
実は初体験。
成程、噂通りの乗り心地に、充実した設備。
入った傍から、鬱蒼とした気分を吹き飛ばすような
素っ頓狂な声が響き渡る>>1>>2>>3
愛くるしい羊の体感ホログラム。
二十年以上前に出会っていれば
全力で抱き着きに行ったのに、と思いながらも
あまりにも明るい笑顔を向けるのだから
自然と手を差し伸べていた。
羊の笑顔につられ、僅かに微笑みを返し先に進んでいく。]
少女 リーザ
『それで、あの。
お時間があればあなたの音色も聞かせてください。』
［先程1曲だけ弾けると言っていたから
そんなお願いをしてみる。
何か時計のようなものを見るそぶりも見ていたから
ダメ元の申し出だ。］*
【見】 デザイナー ラートリー
[客室係のドロイドに案内され、部屋に足を踏み入れると一瞬、
眩暈、意識が遠のくような感覚に襲われたが>>#7
ラベンダー色のインテリアを主にした客室へ通されれば
ソファに腰掛け、乗船データの入力を済ませる。>>#8]
【見】 デザイナー ラートリー
[ある程度休憩を済ませた後、資料になるかと
廊下や通路を撮影しながら歩いていると
通路で一匹の白い猫とすれ違い>>7
愛らしく喋るものだから、つい微笑が漏れてしまった。]
あらあら、猫ちゃん見回りご立派ね。
美味しいものならレストランにあるわよ。
[猫は嫌いでは無い。むしろ幼い頃は飼っていた程だ。
あの時の猫も真っ白だったわね、と少女時代を思い出し、頭をそっと撫でてみた。**]
神父 ジムゾン
―― 回想 / 探偵事務所にて ――
[その探偵事務所は宇宙を旅する船の形をしている。
乗務員は時々増えたり減ったりもするが、
大体はいつも二、三名と一匹。
宙港に停泊して客を募ることもあるし、
お呼びがかかれば宇宙を馳せ参じて、
船に直接ドッキングして依頼を受けることもある。
そのときは、確かどこかの星の宙港にいたのだったか。
探偵であるところの所長は仕事に出ていて留守で、
見習いの自分は留守番だった。
留守番というのは家事を預かるということだ。
料理は自動調理器に任せておけば良いのだけれど、
ごく普通の生活のいろはは覚えておいたほうがいいと
言われているので、
その日は挽肉に向かい合っていたところである。]
神父 ジムゾン
[向こうが何か言うのが先だったか、
あるいはこちらが手を伸ばすのが先だったか。
その死にかけでずたぼろの女性を、
造作もなく両手で担ぎ上げた。]
はいはい暴れないでおとなしくしてねー
別に袋に詰めて爪切るってわけじゃないんだから。
落としたらうっかり死にそうだし。
[もしかしたら抵抗の一つもされたかもしれないけれど、
いくらまだ動くことに『慣れていない』からといって、
怪我人に遅れを取るような鍛え方はしていない。]
神父 ジムゾン
はーい、荷物一丁受け取りです。
サインは勘弁してね。
手がふさがってるから。
ああ、クロイの手が空いてるかな？
君がサインでもしてあげて、肉球で。
[足元をうろうろしていた黒い猫は、
もし女が持っていた荷物でもあったなら、
ぺたんと前足を押しただろう。
そうして事務所の中に運び、
機材の整った医務室に放り込み、手当てをした。]
【見】 楽天家 ゲルト
[ファーム・パークを見て得た着想を脳内で組み立てる]
コンセプトは……
一見混沌のように見えて規則性がある、
そう、遥か昔に幾何学的アプローチで抽象画を描いた
画家モンドリアンの作品みたいな……!
って、先駆者がいたらオリジナリティがないか。
やめやめ。
[湧いたイメージを白紙に戻し、
作品の構想を練り直していると
同じく散策に来たらしい青年の姿が見えた。>>93
咲いている植物へと次々と目線を移しては
何かを考えているように見えるので
きっとスタッフではなく自身と同じテスターなのだろうとあたりをつける。
まさかお金儲けについて考えているとは露ほども思わず]
こんにちは。貴方もテスターですか？
今回のβ版テスト、
宇宙中から応募があって倍率凄かったらしいですね。
当選するとはお互い運が良いですね。
僕は画家なので推理とか話し合いは自信無いのですが、
精一杯頑張るのでよろしくお願いします。
[そう声を掛けてみるがキャンバス越しだったので
この声は届いただろうか]
神父 ジムゾン
[さて、彼女に意識はあったか。
あるいは後で目覚めることになったか。
その時ベッドサイドに腰かけた自分は、
虚空に呼び出したスクリーンに、
『お留守番用フローチャート』を呼び出して、
考え事の真っ最中だった。]
えーと。
駆けこんできたのは依頼人？ 不明。
怪我はある？ はい。
武器は持っている？ はい。
ふむ、
『大体後ろ暗い奴か知り合いだと思うから、
応急処置が終わったら、
闇が付く方の医者を呼んでくること』
――じゃあ医者、呼ぼうかな。
神父 ジムゾン
[そうして寝台の方に視線を向けて、ようやく気付いた。
ニンゲンに添い寝すれば喜んで元気になってもらえる！
ということをよく知っている黒猫は、
そのモップの様な長毛を存分にもふもふさせながら、
その女性の顔に腹を乗せていた。]
あ、いっけね、猫死するわこれ。
[死因：猫で窒息死。
クロイをひょいっと横によけて、声をかける。]
旅人 ニコラス
[巷で”げぇむ”と呼ばれる遊興の存在を知ったのは、故郷の惑星を離れてからだ。
いくら文化が発展しようとも、住民の最優先事項は睡眠及び冬眠。
である以上、強い光や賑やかな音楽を奏でるものは、他の地域に比べると、どうしても浸透しずらいものがあるのだ。
しかも青年がげぇむを堪能するには非常にやっかいな問題がひとつ存在していて――。]
神父 ジムゾン
所長の知り合いかなあ。
ま、ゆっくりしていきなよ。
生きてる？
さっきハンバーグ作りすぎたところだけど、食う？
死人とハンバーグご一緒するのも興味はあるけど、
どちらかって言うと、生きてる方がいいね。
[そんな風に軽口を叩きながら、
傷の経緯だとかそういうものは、特に尋ねようとはせず。
ただ、もし意識があると確認出来たなら、
そのときは表情だけが、
ふっと安堵するように淡く緩んだことだろう。
それまでの、まるで誰かの真似でもしているような、
まだ板についていない笑顔とは、少し違う表情で。]
ようこそ。
[そう、言ったのだ。]*
【見】 『NPC』医師 カーク
――― メイン・サロン ――
……そういや、アイツどうしてるかねぇ。
［ 誰と話していた時だったか。
ふと脳裏を過ったのは、
そろそろ数百年の付き合いになる、
とっておきの、”美人さん”の顔だ>>50
数十年前に最後に会った時と、
世名が変わっているような、気はしたが。
テストプレイ参加者全員の情報と顔は
確認済みなので、間違えようがない。 ］
【見】 『NPC』医師 カーク
［ いやあ、聞いてくれよ。
だって初対面が、たしか仄暗いバーでさ？
てっきり、横顔美人なオネエサンが
隣の席の野郎に言い寄られて困ってるのかと。
だからつい、横からナンパするみたいにして、
店から連れ出そうとしたところで、
少なくとも、オネエサンじゃないよね？？？
と、気付いたというね……。
俺としたことが、
痛恨のミスその何度目か、である。 ］
【見】 『NPC』医師 カーク
［ 俺はつくづく、
薄暗かりの綺麗な横顔に弱いよなぁ。
まあ、理由は子ども時代にあるのが
自分でも解ってるけどさ。
内心でぼやきつつ、ちらりと記憶を擽るのは。
それとは別の、
比較的最近の記憶の中で、揺れる長い銀髪と
懐かしい紅瞳の青年の面影。
月色を眇め、
悔恨の滲む自嘲めいた苦笑を零して。 ］
【見】 『NPC』医師 カーク
［ 俺と同じくらい長い時を生きてるくせに、
どこか、擦れていないというか。
種族性の違いというだけではなく。
あちらからしたら不本意かもしれないが、
俺からしたら、色んな意味で
”綺麗”だと、感じてしまう相手だからこそ。 ］
旅人 ニコラス
[とにかく寝落ちる。
ちょっと気を抜いただけで、意識が簡単にすっ飛んでしまう。]
……ああっ！
またやってしまった――。
[もちろん楽しく遊んでいるし、憧れてた超高品質画像のげぇむ機も頑張って入手したりもした。
が、オープニングの音楽を子守歌に、スタートボタンを一度も押さずに夢の中をさまよってしまったことも数えきれない。]
【見】 『NPC』医師 カーク
（ アイツだけは、俺の” 仕事 ”に、
巻き込みたくなかったんだけどねえ…… ）
［ 内心の呟きと共に吐いた、
薬草煙草の紫煙が。
やけに甘苦く感じられて、ならなかった。 ］**
旅人 ニコラス
……もしかしておれ、げぇむに向いてない体質？
[お医者さんに相談すべきなのだろうかと悩みに悩んで幾星霜。
そんな青年に、かつてない朗報がもたらされる。]
【見】 【独】 デザイナー ラートリー
/*
村建てお疲れ様でした！
ひさびさのSSSに薔薇下……あまりにも浦島過ぎて
文字に色付ける面倒さと独り言を探したのと色々大変でした……（これからスクリプト入れる）
おかしいなこんな設定全く考えてなかったのに
村建ってから全然知らない方向に舵切ってる なぜ
旅人 ニコラス
[なななんと！
フライト・スリープ状態でテストプレイできる画期的なげぇむが開発されたという。]
こここれこそ、おれのために作られたようなもんじゃないか！
[是非是非応募せねば！ そして当選をもぎとろう！
そんな決意のもと、ありったけの念を込めて応募した結果。
見事当選を果たした日は、嬉しさの余り全く眠れなくなり、とうとう人生初の貫徹を実行したほど。
なお、そのあと反動で30時間ほど熟睡してしまったとも追記しておこう。]
【見】 【独】 デザイナー ラートリー
/*
やべええええほんと独り言タブを探す癖が抜けない
というか皆さん入村早過ぎません？？？平日ですよね？？？
平日日中にログが伸びる村は死ぬ 見物で良かった……
あとやっぱ10月は仕事の方が忙しかった だめだ
ラートリーはずっとずっと使いたかったPCだったのでようやく使えた！！！ 美しくも可愛い！！！！！
でも大人のクール美女やっぱ難しい……大丈夫なんだろうかもつんだろうか……
少女 リーザ
── 天使の気まぐれ ──
［リザヴェータ・トムトソフのデビュー曲。
透き通った彼女の声を最大限に生かすため
1番の天使が目覚めるシーンは
バラード調のピアノ演奏のみで構成されている。
2番からは曲調が一転、ポップなものへと変化し
仕事をしつつ、少し茶目っ気のある天使が描かれる。
Cメロでは初めて壁にぶつかって落ち込む様子が、
最後のサビにでは前向きに、
がむしゃらに頑張る様子が描かれている。
ストーリー性がある歌詞と
リザヴェータの表現力が多くの人々を魅了したという。］*
神父 ジムゾン
―― 現在 / カフェにて ――
[通りすがる客がぶつかったりよろめいたりというトラブルは、
途中までは目に入ってはいなかった。>>82
テーブルに当った杖には気が付いて、
そこで漸く視界に入りはしたけれど。
（いや、何せそれまで視界の八割方を、
暴力的を通り越して冒涜的なモーニングメニューが
占有していたものだから）
そして、顔を上げた時視界に入って来たその姿に、]
――…。
[流石に今は板について自分のものになっている表情を、
その時は手放して、一瞬だけ、
ぽかんとした顔にもなってしまうというものだ。
ぽかん、のその先の感情を、
表情に乗せずに済んだことは、
我ながら大したものだと思う。]
【見】イベントコンシェルジュ ルージュ が見物人として参加しました。
【見】イベントコンシェルジュ ルージュは、見物人 を希望しました（他の人には見えません）。
【見】 【見】イベントコンシェルジュ ルージュ
[
>>#7
…………何、かしら。
眩暈？ 立ち眩み？
何か体調に異変が？
これから大事なお仕事だというのに……。
それとも、この大きなお仕事に緊張してる？
ふふ、だとしたら案外自分も可愛いものだ。
大丈夫、このイベントは大成功を迎える。
自分はそれにささやかな力添えをするだけ。
主役はこのゲームを作った皆さまと、
お集まりいただいたテストプレイヤーのみなさんなのだから……。
]
神父 ジムゾン
[スカートに伸びた指先とその先にあるもの、
にっこりと浮かべた微笑みと口調、
言いたいことは十分によく分かったので。]
例のゲームのテストプレイヤーっていうので
船に乗ることになったんだけれどね。
君みたいな可愛らしいお嬢さんと会えたのなら、
始まる前から過分の幸運に
巡り合えたっていうことかな。
こんなに魅力的な女性は『初めて』だねえ。
――ところで、
[にこやかに、尋ねる。]
神父 ジムゾン
顔の上にお腹乗せて寝る猫、
可愛いと思わない？
[できるもんならやってみやがれ。
準備運動がてらに暴れるのも
腹ごなしになっていいかもな？]
【見】 【独】 【見】イベントコンシェルジュ ルージュ
[
そう。
これからが仕事の『本番』なのだ。
自分の本業は今日に向けての仕込み。
その意味では自分の仕事は済んでいると言える。
が、その仕込みが有効に働き、望んだ結果を生むか……
その『本番』を見届けるのも、最後の仕事。
そして、そのとおり、私の仕事は、ささやかな力添えに過ぎない。
舞台の裏で動く機械仕掛けの装置の仕込み。
舞台で踊るのはプレイヤーたち。
そして、舞台の主役、我らが主は、自らの本当の役を、まだ知らない……。
すべては……様の意思のままに。
]
【見】イベントコンシェルジュ ルージュがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(【見】イベントコンシェルジュ ルージュは村を出ました)
イベントコンシェルジュ ルージュ が見物人として参加しました。
イベントコンシェルジュ ルージュは、見物人 を希望しました（他の人には見えません）。
【見】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
>>#7
…………何、かしら。
眩暈？ 立ち眩み？
何か体調に異変が？
これから大事なお仕事だというのに……。
それとも、この大きなお仕事に緊張してる？
ふふ、だとしたら案外自分も可愛いものだ。
大丈夫、このイベントは大成功を迎える。
自分はそれにささやかな力添えをするだけ。
主役はこのゲームを作った皆さまと、
お集まりいただいたテストプレイヤーのみなさんなのだから……。
]
【見】 【独】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
そう。
これからが仕事の『本番』なのだ。
自分の本業は今日に向けての仕込み。
その意味では自分の仕事は済んでいると言える。
が、その仕込みが有効に働き、望んだ結果を生むか……
その『本番』を見届けるのも、最後の仕事。
そして、そのとおり、私の仕事は、ささやかな力添えに過ぎない。
舞台の裏で動く機械仕掛けの装置の仕込み。
舞台で踊るのはプレイヤーたち。
そして、舞台の主役、我らが主は、自らの本当の役を、まだ知らない……。
すべては……様の意思のままに。
]
【見】 【独】 『NPC』医師 カーク
/*
>>192 ジムゾンさんｗｗｗ
素敵な回想縁故と、色々乗ってくださって、
感謝感謝です！
>>179 は、SSS①のLWのシメオンさんのことです。
比較的最近の記憶の中で、揺れる長い銀髪と
懐かしい紅瞳の青年の面影。
シメオンさんも、バーでナンパしたというね……
素敵すぎたんだもん、とPCが言っております。
羊飼い カタリナ
いやぁご友人かと言われると少し自信がないというか
少なくとも私的にはお友達認定してたんだけど
スーちゃんにそんな気があったかは
聞いてみないとわからいわけで…
［ スタッフの子に面と向かって尋ねられれば>>125
少し自信なさげに頬を掻く。
諸々の事情で私のご交誼とやらは実に薄っぺらい。
スシとの関係も客観的に見れば知人以上友人未満
それくらいの距離感だ。
もっとも私にしては、
珍しく踏み込んだ間柄であったとも思う。
とにかくそうやって返答に困っていたが
それに対して追求されることもなく
代わりに沈んだ表情を浮かべられる。
ん？ と微笑みながらも不思議そうに覗き込むと
躊躇いがちに現状を告げられる。>>128 ］
羊飼い カタリナ
……
…………え？
［ 笑みの表情のまま固まって
ワンテンポどころかツーテンポくらい遅れてから
驚いたように目を見開いた。 ］
根を詰めることは多かったし
割りと無茶してるなぁって思うことも多かったけど…
［ 散漫とも取れる反応を、彼女がどう捉えたかは
私の知るところではなかったけれど…
それから目を瞬き、困ったように虚空を見つめる。］
羊飼い カタリナ
楽しみにしててと言ってたから
楽しみにしてやってきたのだけど…
心配ですね。
［ 彼女の様子を見れば、多くを知る立場ではない
ことはわかる。
それ以上根掘り葉掘りは聞くことはなかった。
一度残念そうに眉を下げて、
それから何か思いついたように手をついて
もう一度彼女の顔を覗き込んだ。 ］
心配なのは間違いないけれど、
それで楽しむことをやめちゃうと
スーちゃんにも悪いですね。
一生懸命作ったゲームなのでしょう？
スーちゃんも貴女も、社員みなさんも。
どうです？ 自信ありありですか？
羊飼い カタリナ
［ そこには疲労や苦労に混ざり
〝何か〟があっただろうか？
それを推し量るようにじぃっと見つめながら
にぃっと唇の端を持ち上げるように笑う ］
それにドラマとかならば、こういうときゲームの中に
謎が隠されてるとかありますよね。
捜索は次の作戦として
まずはゲームに挑みましょうか？ **
パン屋 オットー
普段聴かないものを弾けるだけでもすごいよ。
僕なんかやっとこの間、通しで一曲弾けるようになったぐらいだし。
[累計百年弱練習したそれも、やっと体が覚えてきたところだ。
もう忘れてるかもしれない。]
天使のきまぐれ？ ……ああ。
[流れ出した旋律に聞き覚えを感じた彼は、歌詞を思い出そうとしたが思い出せなかった。
それが、暇潰しが暇潰したる所以なのだろうが。]
パン屋 オットー
流行ってる曲か。いい曲だよね。
[赤らめられた顔には特に指摘することはないまま、感想を述べて指で下手な拍子を取っていく。
ピアノを弾く子にとってはおかしな話に聞こえたかもしれないが、彼は至極真面目だ。
彼にとって“5年前”は“数日前”と同じ感覚なのだから。]
パン屋 オットー
時間……時間ねぇ。
僕は一向に構わないんだけど、
遅刻するとゲームに
参加できなくなるかもしれないからね。
短命種って時間に厳しいから……。
[普段なら即座に色好い返事を返すのだが、今回は制限時間が設けられている。
それも“同じゲームに参加します”といえば一発クリアかもしれない事実は全く気付いていない。
性格同様、思考ものんびりだ。]
パン屋 オットー
とはいえ、せっかくリクエストに答えてもらったのに、
チップもないのは失礼に当たるよね。
いいよ。あまり上手くはないし、
人様に聴かせるようなものではないけれど。
[席を譲ってもらえるなら、ところどころ音を外す音色を奏で始めるのだろう。
古代の映画で使われた曲を。
百年弱練習して、ようやく通しで弾けるようになった曲を。*]
【見】 【独】 『NPC』医師 カーク
/*
天声＃７の、眩暈と意識失う箇所を、
拾ってくださっていたり触れてくださっていたり、
皆さん、ありがとうございます。
はい、今回は、１ｄ開始前後じゃないという……
理由はおいおい明らかになる、はず！
行方不明や亡くなった社員たちのことも、
言及してくださったり、縁故結んでくださった方達、
村の設定を活かしてくださり、感謝感謝です。
３人の事件に関わってるカークさんは……
エピで土下座案件ですね＞＜。
神父 ジムゾン
―― 回想 / とある運び屋と ――
[宇宙をあちこち飛び回って依頼をこなす探偵は、
仕事の内容としては何でも屋に近く、
知り合いも多い。
そして知り合いだと思って声をかけたとしても、
遠い種族の場合は似てるけど別人でーす、
なんていうことも、まあ、起こり得る。
ことほど左様に宇宙は広い。
それでも忘れがたい相手というのはいるもので、
例えばその男は、その一人だった。]
神父 ジムゾン
[そのとき依頼した仕事は、
『自分自身と荷物』を運んでもらうというものだった。
言い換えれば、道案内といってもいいだろうか。
何せこの宇宙、あるいは星によっては、
正規ルートで行こうとすればやたら回り道になったり、
道によっては危険があることも珍しくないものだから。
ただ、同道している間は、]
おー、蜥蜴だなあ。
あれ、捌いて食うと美味いんだよね。
[なんて、ゆるいのか酷いのかよく分からない話を、
ぽやぽやと振ったりも、したものだった。>>98
いや、何せ自分で料理するときは、
台所に立つとたいへんに酷いものが出来る体質なもので。
当時は食の探究に余念がなかったというか。
それでも猫を鍋に入れて食べる話は、
確かにしなかったな、うん。>>99]
神父 ジムゾン
[時間の感覚が違うらしい、ということは、
初手から分かったけれど。
星が違えば、たまに聞くこともある話だ。
特に気にはならなかった。
そのとき届けたものは、『遺品』だった。
依頼人が探していた、消息不明の古い友人を探し当て、
その友人が残した遺品を、依頼人のもとに持っていく。
依頼人は若い女性だった。
友人は、依頼人よりも寿命が短い種族だった。
友人が遺した、自作のブローチと、手紙。
そこに何が書かれていたのか、
二人の間に嘗てどんなやり取りがあったのは、
分からない。
けれど、届けた荷物を抱きしめて泣いた依頼人の姿に、
その家を出てから、ぽつりと呟いた記憶がある。]
【独】 青年 ヨアヒム
/*
すまねえ…すまねえ…
もうメモでコロナ進行率書いてるだけになっとる
しかしまだ息子が生き残ってるんだ…
やつだけ元気で休みになったから廊下で小躍りしてる…
うつらないでくれよ…！
神父 ジムゾン
友人ってのは、いいね。
――… ニンゲンの一生ってのは、
長いのかな、短いのかな。
[相手がまさに、自分たちとは時間の流れが違う
“長命の一族”であるということは知らずに。
ただ、分からないものを前にして零れ落ちたような、
ひどく素朴な吐露だった。]*
【独】 羊飼い カタリナ
/*
実はほぼ全身義体化して永年を生きていた…
という設定があって、長寿ネタをオットーさんに振りたかったんだけど、あちら大人気で挟める余裕なさそうね。
明日にはゲーム内設定だからちょっと厳しいかな。
ちなみにカークさんには振れないの。
あの人の面を拝むっていうのが私の隠れ最終目標だから
【見】 医師/御用聞き レト
─現在/メイン・サロン─
幾ら何でも気が早すぎますよ、Dr.シェルダン。
[ガルー種の情報アドバイザー>>131兼
ネオ・カナンの『人狼研究所』副署長兼上官。
一介の産業医兼研修研究員兼
宇宙連邦軍軍属の自分にとっては上司も上司。]
【見】 医師/御用聞き レト
[軍からネオ・カナンの『人狼研究所』
研修研究員として表向きとして配属されたのが2年前。
人狼研究所設立を目指す母星グラープマールの思惑もあり
母星の研究員候補としての配属だったようだ。
11年前に軍医を養成する防衛医学校を卒業。
研修医として研修を終えた後は9年前から
軍の災害医療派遣や難民の現地治療、
専属医派遣に医療施設等への潜入調査と
様々な任務で連邦中を飛び回っていた。
その任務中に人狼と遭遇し、死闘の末に
冷凍睡眠のコクーンをネオ・カナンや
ル・ウルタールの研究所へと何度も送った。
間を空けず次々と研究所へ、
生後10日の乳児が眠るコクーンを送ったりしたので
もしかしたら上官には迷惑だったかもしれない。
そうであれば申し訳ない。]
【見】 スタッフ シルキー
そうなんですよね…。
と言っても私も彼女のプライベートを
そこまで詳しく知ってるわけじゃないですし、
心当たりとかもなくて。
お力になれず申し訳ないです。
[こちらがそれ以上を知らないのだと察したのか、
困ったような顔の彼女はそれ以上追及しては来なかった。
他にも社内で亡くなった人がいる――ーということは
態々言う必要がないだろうと伏せたが。]
【見】 医師/御用聞き レト
[ちなみに今でこそ慣れたものの、
配属当時は上官の雰囲気に戸惑っていたとは>>132
口が裂けても言えやしない、いやバレてたかもしれないが。
ホログラムはおろか実際に言葉を交わせる立場でも
距離感が掴めず戸惑っていた時
「酒に誘え」と助言を貰い、
他の誰かも誘ったり誘われたりの記憶はあるけれど……。
近くの客のカバンから偶然落ちたきゅうりに驚き
ビョン！！と反射で飛び跳ねた瞬間、
天井近くの空いてた小窓から外の坂へと着地し
そのまま何事も無かったかのように扉を開けて
マタタビ酒呷った記憶はある。
お願いですから忘れてくださいと
懇願した記憶もある。
──思えばこれを機に開き直ったおかげで
上官へもきちんと向き合え……た……ような？>>1331>>134]
負傷兵 シモン が参加しました。
負傷兵 シモンは、村人 を希望しました（他の人には見えません）。
【見】 医師/御用聞き レト
─現在/メイン・サロン─
[薬草煙草の煙を目で追い、>>134
地球星系で効きやすい鼻が独特の香りを拾う。]
じょ……Dr.シェルダン。
どのような結果を得られれば
“ゲームの成功”と言えますか？
[上官と言いかけた口を紡ぎ、目を伏せる。
本当に聞きたかった問いは、
流石にこの場では言えなかった。
両親、教官や同期は人狼に殺された。
生涯の友だと思った人がガルーの寄生に苦しんだ
人と獣の間にある慟哭を未だ忘れられない。
ガルーと人狼が齎す痛みと苦しみ、悲しみは
娯楽にされる程軽く安いものなのだろうか。
そう頭が考えてしまえば疑念は深まってしまった。
真意は違うのかもしれない、
けれど協力する理由が、自分には分からなくて。]
【見】 スタッフ シルキー
……え？
[おもむろに、彼女がこちらを覗き込んでくる。
虚をつかれたように目を丸くして。
残念そうにしていたかと思えば
今度は挑戦的に笑みを浮かべている。
くるくると表情の変わる掴めない様は
何だかまるで無邪気な子供のようで、
けれど、問われた言葉には真顔になり、
勢いよく頷いた。]
そ、…それは、もちろんです！
弊社ゼラト・ゲームズが
社運を賭けて送り出す自信作ですから！
[そう。社員達の安否はともかく。
色々なトラブルを乗り越えてここまで漕ぎつけたのだ。
自分の不安や緊張を脇に置いて
ユーザーには全力で楽しんで頂きたい。
そういう思いがあるのもまた事実。]
【見】 医師/御用聞き レト
[ゼラト・ゲームズの人間。ル・ウルタールの女王。
『人狼研究所』の特別研究員。テスト・プレイヤー達。
何を考え、行動しようとするのか。
目的は何だ。胸中は何だ。
──上官、貴方はガルー種による悲劇の根絶・終止符を]
【見】 スタッフ シルキー
是非。せっかくこの場に来たんです。
ゲームを楽しんで行ってください。
スシさんもそれを望んでいると思います。
勿論、私も。
[微笑み、彼女の目を見て告げた。**]
パン屋 オットー
ーー
[男に絡まれながら、参ったなぁ。とぼんやり考えていた。
無性別であることが祟ってなのか、美人と思われる顔のせいで女に間違われることが多々あるのでそこは別に気にしていない。
条件を踏めば性分化することを踏まえれば、半分正しいとも言えるだけに何と言えばいいのか難しいところだった。
……という純粋な理由ではなく、酔っ払いは無性別だと伝えても絡んでくるときは絡んでくるので、どう断るかで悩んでいただけだ。
酔っ払いって下手に断ると却って面倒になることは既に学習済みだったので、いい断り文句を考えていたわけだ。
その時に横からナンパされて救出されたのが出会いだった>>178。
後日、オネエサンだと思って連れ出されたと聞かされたなら、
こ い つ も か
間違いなくそう思っただろうことは彼だけの秘密である。
それが申し訳なく思えて、酒を奢ったことが始まりだったかもしれない。]
パン屋 オットー
[それからは色々あった。
カークの脳に共生する“メトセラ”のことを知ったり。
うっかり忘れ去られたが>>180、
慣れているのでそこまで精神的ダメージを受けないどころか、
“また1から始めればいいよね”と夜通しの語らいに洒落込んだり。
限界ギリギリで夜中に着いた途端に寝落ちたり。
（余談だが、この事故のせいで手紙を認めることにした）
そんなことがあっても
兄姉たちは皆、400歳だというのに子供扱いしてくるものだし、
短命種は実年齢を聞くと年上として扱ってくる者が殆なので、
本当の意味で対等に扱ってくる人物の方が珍しいのだ。
もしかしたら、兄といるところに出会して、
“弟の友達”として一緒に子供扱いされたことがあるかもしれない。
残念ながらナンパされて靡くような心は持っていないが気に入ってはいる。]
パン屋 オットー
[その相手がアドバイザーとして手助けしたと聞いたなら、興味を持たない訳がない。
本当はそれだけではないし、手紙にも記さなかった理由もある。
長く生きる種族だ。ある程度は清濁併せ呑むこともできるし、
そもそも仕事が合法違法問わずものを運ぶ運び屋だ。
多少の“汚れ”も知っている。
それなのに、“綺麗”だと思われているとしたら。]
パン屋 オットー
[懸命に生きる、君の方がずっとずっと、美しいと思う。
終への旅路を願わずにはいられない程に。
……何てことは口には出さずに。]
負傷兵 シモン
［SNSに投稿してしばらくすると、仲間内からの返信がポコポコと。］
"＞は？（半ギレ）"
"＞裏山 "
"＞なんそれ "
"＞おみやげplz "
"＞＞むしろ現金をくれ"
"＞なんのゲーム？ "
［流れてくる文字列に返事を返す］
"最新のホログラムゲームのテストプレイに当たった。
夢の中でリアル人狼だぜ！"
負傷兵 シモン
［返した投稿にまた返事が付く］
"＞また人狼か "
"＞関さんこないだ対面会やったでしょ"
"＞チェーン乙 "
"＞ひょっとして狼月の村？"
"＞まじで？開発者何人か消えてるらしいじゃん"
"＞＞なんそれ、発売前から呪われゲー？ｗ"
おいおい～変なこと言うなよ～～
ゲームするのは俺なんだから、あんまりビビらせるなよ～～
［端末の中のやり取りに思わず笑い声。］
まあ見とけ。みんなを代表してこの俺がリアル人狼を体験してきてやるよ。
少女 リーザ
［自身のオリジナル曲の名前を出したとき、
知っていてほしいと願わなかったわけではない。
知っていたらそれはそれで恥ずかしかったが
曲名を口にしてピンときていない様子に
少しだけ落ち込んだのは事実だ。
6年
…だから、弾き終えた後の言葉には目を見開いた。>>201
知っているの…？と表情が語る。
しかも流行っていると？
つまりこの人は、最近この曲を聴いてくれたのだ。
ただの勘違いなのだけど
自覚した次の瞬間、
熱いものが込み上げてくるのを感じた。
抑えるように目を閉じ俯いて
ホログラムスクリーンを相手に向ける。］
少女 リーザ
［曲が始まる。
すぐに聞いたことない曲だとわかった。
だから音を外したのにも気付かない。
この曲の習得に約100年かかったことも知らぬまま。
一体どこの星の曲なんだろう？
そんなことも考えたが、
次の瞬間には曲の世界へと誘われていた。
幕引きにはまた笑顔で拍手を。］
少女 リーザ
『ありがとうございました。
すごく楽しかったです。
あの、ところで。ゲームというのは
テストプレイのアレですよね？
私もプレイヤーなんです。』
［リザヴェータの名前を出しそうになってつっかえる。
先程自身の曲を弾いた手前、名乗るのが怖くなった。
だってほら。
名乗ったら自分の曲めちゃくちゃ推してる系女子って
バレちゃうかもしれないんだもん。
それだけは勘弁してほしい。］
少女 リーザ
『私はリーザといいます。
よろしくお願いします。』
［白いワンピースの裾を広げ、ふわりとお辞儀する。
え？この船内でゲームっていったらひとつだよね？
私勘違いしてないよね？］*
旅人 ニコラス
[若者が返事をしてくれたら、二、三言葉を交わしただろう。
その場合、別れ際に]
……お時間取ってすいません。失礼します。
[声をかけたあと、その場を立ち去る。*]
旅人 ニコラス
― シルバー・メリー号 乗船直後 ―
！！！
[銀毛の羊からモフモフと――もとい、ニコニコと笑いかけられた青年は、その場で見事にフリーズした。]
【独】 少女 リーザ
/*
やっべぇ、縁故結びにくいんかこの設定。
5年より前の縁故NGが多くてお友達できない！！！
3年前とかにするべきだったかもしれないネ？！
とりあえずもう一回メモとログ読んでこようネ？！
神父 ジムゾン
―― 音楽の話 ――
[音楽というものを聞き始めたのは、五年前のことだ。
知らなかった、というわけではないけれど、
じっくり触れるような環境ではなかったものだから。
音楽というのは地球星系由来の文化であるのか、
はたまた他の星系にも音楽はあるのか。
そういったことすら知らなかったけれど、
遥か昔、宇宙へと旅をさせたメッセージ船に、
芸術や数式や音楽が積み込まれたという話は、
聞いたことがある。
そして今は、家に居ながらにして
世界中の音楽が聞ける、というわけだ。]
神父 ジムゾン
……いや、この歌手流石に死んでるのでは？
もう何百年も前の――長命種？
いや、それにしてもなんか…
[画面の中で高らかに歌い、楽器を奏で、
時に視聴者とのやり取りに興じる男性歌手が何者か。
調べてみれば、それは直ぐに分かった。
本人のデータから復元されたAIだ。
芸術に秀でた者の芸を、最盛期の姿のまま
保存しようという試み――
それは倫理的、感情的な抵抗も巻き起こしたものの、
一定の法規制の元、研究を兼ねて、
一部で行われているもののようだった。]
神父 ジムゾン
[画面の中では、白い衣装の女性が、
透き通ったのびやかな歌声を上げている。
曲の良しあしが分かるほど他の曲を知らないし、
『天使』というものが、ピアノの音色や、
曲調を変えながら物語を綴る歌声とどう繋がるのかも、
理解するのは最初は難しいものだった。
ただ、これは『歌』なのだということ、
それから、『本当』なのだということは、
考えるまでもなく、腑に落ちていたように思う。
曲を聞き終えたとき、
自然ともう一度、再生を繰り返している自分がいた。]
旅人 ニコラス
……ずさあああっ。
[ふらふらと移動している最中。
艦内パトロールに励む真っ白いふわふわな猫を目にした青年は、たちまち血の気が引いた顔で後ずさり、壁にべったりと張り付いた。
心臓がばくばくする。
決して怖い訳ではない――のだが、祖先から受け継がれし二重らせんの記憶が、本能に強い警戒を呼び掛ける。
”すぐにこの場から逃げられる準備を整えよ”と。]
【秘】 旅人 ニコラス > 【ガーディアン】 スノウ
……ご、あんし、ん くだ、さい。
あやし ぃ やつ は、みかけません……。
[本人的には精一杯の微笑み―実際は筋肉をぴくぴく痙攣させる顔芸―を披露しつつ、首をふるふると横に振る。
見方によっては、”お前の方がよっぽど不審者だからな？！”というあれである。]
旅人 ニコラス
[すーはーすーはー。
深呼吸で気持ちを落ち着かせたあと、腹に力を込めて一言。]
……なにかありましたら、かならずれんらくするとおやくそく、します。
[”だからおれは不審者として通報しないでくださいね？”
翡翠色の目に力いっぱいの祈りを湛えた青年は、ドロイドよりもぎこちない動きでその場を後にした。**]
負傷兵 シモン
宇宙そばか…… いいね～
さっぱりでいこう。
［そうと決まれば早速足は目的地へ。
展望ラウンジでなにやら話し込んでる女性二人>>220の横を通り過ぎ、メインサロン入ったところで女の子がピアノを弾いてるのを見た>>162］
（うわなっつ……久しぶりに聞いたわぁ）
［歌ってた子なんていうんだったっけ？なんて事を思いながら、そばに居た背の高い人がピアノを代わる>>203ころには、メインエリアを出て第一エリアへ行くところ。
第一エリアに入り、蕎麦屋の通り道のカフェを覗き込むと、一つのテーブルではクソデカボリュームのモーニングと思しきものを囲んで男女が話をしている>>193。
――分け合うのかな。あんなに多いんだからきっと二人分だろうな。］
【秘】 【ガーディアン】 スノウ > 青年 ヨアヒム
＞ヨアヒムさん秘話2022/10/04(Tue) 13:44:06
秘話ありがとうございますにゃ。
体調と、お子さんの具合のこと、了解です。
本当にご無理なくで大丈夫ですからね。
この村は秘話投票制ですし、
ヨアヒムさんも仰ってくださっているように、
バファリン吊りの場合も、メモではなく
秘話投票の時にお伝えいただければ、
通常の立候補票として扱います。
村からは通常の立候補吊りに見えるだろう形での
措置が可能ですので。
ヨアヒムさんやお子さんの体調がなるべく
良くなられるように、心から祈っておりますね。
なにかあれば、ご遠慮なくこちらかDMでお伝えください。
負傷兵 シモン
［ひょっとしたら途中もっといろんな人とすれ違ったかもしれない。
ともかくすれ違う人をチラチラ観察して気づいたのが、どうもこの船に乗っているのは自分みたいな一般人だけじゃないな？という事。そりゃ当然である。
多分、一般ぽい人以外は全員ゲームの関係者なんだろう。
そうこうしてる間に蕎麦屋に着いた。］
すいません、もりそば一つ。
［やってきたもりそばをうひゃ～待ってましたと迎え、濃口のつゆにそばを浸けて、一気にすする。］
う～～ん、うまい！！*
パン屋 オットー
[そんなある種最悪なファースト・コンタクトだったわけだが、
長く生きている影響で色々な“裏道”や“近道”を知っている者としては、
“探偵の子とその荷物”を運ぶお仕事は比較的簡単だったし、道中賑やかだったので楽しかった。
道中、隕石が通過して舟にぶつかりそうになった危険とやらは、多少のスパイスだ。]
蜥蜴かぁ……。
蛇や蛙なら食べたことあるけど、蜥蜴は食べたことないなぁ。
あれぐらいならミンチにして肉団子にすると美味しそうだよね。
[出汁は何が合うかなぁ。等という気の抜けた、ツッコミ不在の旅路であった。
真面目に白湯スープかコンソメスープかで議論を始めようとした辺り、それなりに気があったかもしれない。]
パン屋 オットー
[まあそれでも、わかり合えないことは色々と出てくるわけである。
時間間隔然り。“死”への考え方然り。
だから問いかけの意味は推し量ることができず>>208、“普通”がわからず、そもそもその疑問を持つこともない故、迷った末に自分の考えを述べる。]
……それを僕に聞かれても答えられないけど。
人間の一生って長さで比べるものじゃない……と思う。
短命種の人生が僕らに劣っているとは、思えない。
逆に僕らの人生が短命種より勝っているとも、思えない。
[何せ2日も遅刻しても平然としているような人種なのだ。
長く生きているから充実しているわけではない。
彼等が短命種の何百倍も濃厚で充実した日々を送るというのなら、疲れるだけだから不老不死なんてない方がいい。
そう考えるのは“死”を神聖視し、同種の“死”を、別れを哀しむのではなく、終焉を祝う種族だからこそなのか。]
パン屋 オットー
[ーー
探してくれる人がいることは、とても幸せなことだ。
“せめてあの事件を、彼等のことを覚えてやってくれ”
そう言って終を迎えた影がひとつ。]
パン屋 オットー
……なんて、偉そうなこと言っても所詮生者への慰めなんだけどね。
[等と冗談に隠すように伝えれば彼から何か返ってくるものはあるだろうか。*]
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
何処見てもRP上手い方ばかりで、
あわわわわとなっている僕だよ。
感情表現が上手い方に、
情景描写が巧みな方、
他の人の描写を拾い接点を作るのが上手い方、
本当にみんなすごいなあ。
とても勉強になる。
ようやく箱前に着いたし、僕も頑張らないとね。
*/
羊飼い カタリナ
─ 船内・通路 ─
行方不明…君らしくないよスーちゃん。
そういうのは私がやるもんだ。
［ スタッフの女性と別れ、ふらりと歩きながら
独りごちる。
本当にらしくない。そう思えてならない。
スシの周りにはいつも多くの仲間や友人がいた。
その環の中に私がいたかどうかは一先ず横において、
彼女は行方不明などという
そんないい加減な消え方から程遠い存在のはずだ ］
羊飼い カタリナ
60…いや、もっと前だったかな？
ふぅん…初めて通して聞いたけどこんな曲だったんだ
［ 確かその頃の私は興味本位で楽器の修理なんかに
手を出していたのだったか？
結局仕事自体は側が直せても調律が上手くできず
すぐに投げ出したのだけれど、
一度運んできた見知りの運送屋に
『弾いてみてよ』と無茶を振ったのだった。
あれから今に至るまでご無沙汰ではあるのだけど
きっと変わっていないのだろう
彼も…そして私も
そう、事情も境遇も異なってはいたし
あちらはがどうなのかなど聞いてもいない。
なにより微かな接点しかなかったのだけれど
彼は同じ永きを生きるもので
おそらく古くからの私を知る唯一の人物だ。
それを望んだわけではないのだけれど
流転する中で幾度か顔を合わせれば
もはや神の戯れと思わざるを得ない。 ］
羊飼い カタリナ
ふぅん…でもあのヒト以外にも
今日日こんな曲を弾くヒトいるんだ
［ 結局サロンを覗いてはいなかったので
その弾き手が知った彼なのか
それとも赤の他人なのかはわからずに
今はただ少しだけ昔を懐かしむ余韻を
そっと愉しんでいた ］**
少女 リーザ
── 私のお守り ──
［デビュー後、爆発的に増えたファンとアンチ。
見ない方がいいのでは？と心配する家族をよそに
忙しい仕事の合間を使って、全てのコメントや
ファンレターに目を通していた。
残念ながら個包装されていない食べ物や
手作りの差し入れは事前に止められてしまっていたが
ある時、事件がおきた。］
【見】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
メイン・サロンの一角のイベント・スペース。
今回の『狼月の村』のβ版テストプレイの会場でもあるこのスペースには、ゲーム内の様子が観戦できる巨大なホログラム・スクリーンや、狼月の村に関する展示コーナー、立食式の飲食コーナーや、運営スタッフ専用ルームも設営されている。
…………と、このあたりがパンプレットの【wikiwiki】の記述になる。
メイン・サロンで此度のテストプレイ開始の祝賀パーティが催されるのはまだ少し先のことだが、これらのスクリーンのデモを眺めたり、
（事前告知などでネットワークに公開したものとは別バージョンの、会場特設のデモ動画などを繰り返し上映。テストプレイがいよいよ、という雰囲気をより強調したものだ）
『狼月の村』の展示など、古代地球の歴史方面にも関心がありそうな雰囲気で閲覧をしていたり、
そんな人たちの案内を、必要に応じて、押しつけがましくない程度に行っていく。
パーティが始まれば、より派手な衣装と振る舞いのコンパニオン嬢（そちらはホログラムやドロイドが大半だ）なども姿を見せる。
けれど、私の仕事はデザインされた正装に身を包み、ある意味でドロイドのような立ち振る舞いを見せる、古典的な役目だった。
それもまた、あえて地球の中世を舞台としたゲームのコンシェルジュとして、相応しいものなのかもしれない。
]
少女 リーザ
［ナマモノで個包装もないようなものなので
内々に処理をされてしまってもおかしくないのだが
一緒についてきたという手紙と筍を見て
私が捨てたくないとお願いをした。
全ての情報を鵜呑みにしてはいけないとは言え
"初めて"の"音楽"が本当に私のものであったなら。
そしてそれが、
その人の人生を少しでも彩ることができたのなら。
これほど嬉しいことはない。］
少女 リーザ
［あの時の手紙は今、劣化しないように処理をして
肩掛けカバンの中に入っている。
誰にも見せたことがない
私の大切な、秘密のお守り。］*
【見】 イベントコンシェルジュ ルージュ
……はい、はい。
そうですね、カルデラ湖と温泉とがありまして、
『月狼祭』というお祭りもございます。
観光地としての村をお楽しみいただくテストプレイも可能かと存します。
はい、ええ。
当社では詳細なリサーチにより、地球に存在したとされる『狼月の村』を再現して、ゲームの舞台としております。
ですが、そうですね……観光的な側面に関しましては、ゲームとしての要素を重視して多少の脚色も含まれているかと存じますが……
[
観光案内のガイド、というわけではないが、
こうした解説も仕事のうちだ。
技術的な側面の質問などについては、同伴している開発スタッフにもサポートをいただいたりする。
『コクーン』でのフライトスリープの具合を試したい、とテストプレイ用とは別個に用意したシミュレーターによる事前体験などを案内するのも役目の一つだ。
コンシェルジュと言えど、高級百貨店のそれというよりはホテルのそれに近い。実際のテストプレイに関してのさまざまな御用聞きとしての立ち振る舞いを要求される。
]
【見】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
（想定内だけど……やはり大変だ。
あの妙な眩暈>>194のようなものが、ホントに一時的なものか、
『シルバー・メリー号』の巡航中の瞬間的ななにか、衝撃のようなものの影響くらいであればいいのだけれど……）
若干の心配を意識の隅に起きつつも、
柔らかい表情と物腰は常に崩さない**
]
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
僕の本体はポンコツなので各エリアとそこにいるキャラを書き出して位置関係等々を整理していたよ。
シルバー・メリー号
第一エリアと第二エリアが同じ宿泊・商業エリアなのは、
前作のSSS3で第一エリアがブリッジだったのがブリッジが封鎖？されて商業エリアに置き換わった関係かな？
各PCの部屋は第一と第二に分散しているのだろうけど、自室やその付近にいる人たちは第一と第二どちらにいると見做せばいいかな。
ぼかして会いに行けばいいか。
緊張する、頑張ろう。喋ろう僕。
*/
【見】 【独】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
もちろん、外部からの干渉も想定はしている。
それは私だけでなく、……様の権限において様々なルートでの
予防線が敷かれ、公には全宇宙にアナウンスしたこのテストプレイだが、実際にこの場に集うことができた人間は、みな、……様のコントロール下にある人物だけになっているはず。
私ができることとしても、巧妙に存在を秘匿し、『本番』を迎えるまでは存在すらしない『仕掛け』にしてある。
コアのエンジンが利用するオープンソースのライブラリが使用する通信プロトコルの穴をバックドアとし、テストプレイが始まるまではゲーム全体のアーキテクチャー上のどこにもその『仕掛け』は存在しない。
だがひとたび『仕掛け』がゲームに侵入すると、
存在しないルールがゲームを支配し、
存在しない伝説の怪物がゲームの主役となる……。
まさに、平和だった村を突如覆う、人狼の影と不可解な処刑ゲームの再現……。
これこそが、真の『狼月の村』の再現プログラムなのだ。
]
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
第四エリアにいるのは僕とエルナさんの二人だけ。
第一エリアはジムゾンさん、フリーデルさん、シモンさん
第二エリアは0?
自室付近のヨアヒムさんとニコラスさんをカウントするなら二人。
第三エリアは倉庫エリアなので0人
他はメイン・サロンの展望ラウンジとメインホールと通路に分散。
第四エリアにいる限り、絡める人を増やすことは出来なさそうだね……。
*/
神父 ジムゾン
・・・・・
―― しばらく前の話 ――
[猫の寿命は昔に比べて伸びた。
人間の寿命も昔に比べて伸びた。
それでも寿命の違いというものはあるから、
人間の一日は猫の四日分、と聞いたこともある。
猫の時間の流れは早いのだろうか。
それとも、体感としてはあまり変わらないのか。
猫はよく寝るから寝子とはよく言ったものだけれど、
奴らは案外気ままな時間に起き出して、
熟睡しているニンゲンを踏んでいく。
もしかしたらあれは、
生活リズムが違うニンゲンよりも小刻みに寝て起きて、
ゆったりと寝ているニンゲンを踏んでゆくのだろうか。
そんなたとえ話を考えてみるならば、
宇宙は広いのだから、時間の流れの感覚が違う種族も、
それはいることだろうし、
『ちょっと』の感覚が違うのも、さもありなん。
せめて出来ることとしては猫のように踏んでいくこと――
いや、踏まないけどな！]
【見】 【独】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
この企み……
私と、我らと、魂の主の企てを阻止しようとするなら。
そもそも、この企てのすべてを、
舞台の表から裏まで、劇場も脚本もすべてを予め知っているくらいのことがなければ、不可能だろう。
この途方もない時と種のいたずらを……
すべて手のひらに収めるものが……
いや。
そんなことができるのは……様だけ。
この途方もなく広大無辺の宇宙（そら）の星々と時空の中で。
私と、……様だけ。
]
神父 ジムゾン
[荷物と一緒に自分自身も届けてもらう仕事を依頼した。
つまりは、目的地まで同行することとなる。
探偵見習いの仕事を始めるまでは、
宇宙を旅する経験はなかったものだから、
いかにも経験豊富な様子の運び屋の目から見て、
なんかもう『はじめてのおつかい』状態で
あったかもしれない。
もし対人で戦闘が必要な状況があったなら、
役に立てるという自負はある。
そういうときは任せておいてほしい――
とは事前に言ったが]
さすがに隕石は対象外だな！！？？？
[スパイスというにはあまりに激辛な道中の出来事に、
流石に叫んだりもした。]
神父 ジムゾン
[探偵事務所の船で航海をするときとはまた違う、
仕事の途中ではあったが、
振り返ってみれば『楽しい』と、
そう言えるような道中だった。]
ああ、蛙も結構食いであるよな。
ちょっと鶏肉に似てるし。
肉団子はいいな。
出汁か、そうなあ――
白湯もコンソメも美味いけど、
ここは魔法の粉ということで、
カレー粉を推しておこう。
とりあえず、あれ入れれば大体なんとかなった！
[いや、台所に立ってまじめに料理するときは、
なんともならない惨状になるわけですが。
ともあれ、楽しい道中ではありながら、
どう考えてもツッコミ不在だった。]
パン屋 オットー
[遥か昔のマザー・テラで流行ったらしいその曲を、覚えたいと思った理由は曲調が気に入ったからと、タイトルが面白いから。ただそれだけの理由だった。
人が安らかに死に逝くことを願い、
旅の終焉までの生が楽しいことを希う一族。
それでいて、置いていかれることを哀しいと。
寂しいと思うことができない。
それが当たり前であり、世の理だから。
覆せないものは口にすることができない。
真実寂しい、切ないのに、言葉としては真逆の事しか言えない。
それが我が一族にどうしようもなく重なった、等ということはない。]
神父 ジムゾン
長さで比べるものじゃない――か。
旅のおわりに、笑っていられれば。
[ゆっくりと、繰り返す。
実際のところ、今の自分にそれを理解するのは難しい。
死は、あまりにも多く見た。
酷く凄惨な死に顔ばかりが頭に浮かぶ。
笑っている者など、いただろうか？
そもそもあれは、『死だったのか』。
そうして、その上で、
・・・・・・・・・・・・ ・・・・・
いま自分が生きているのか、わからない。
ただ、聞かせてくれたその考え方は、
自分にとって、大切に覚えておくべきことだと、
そう感じた。]
パン屋 オットー
ーー現在：メイン・サロンにてーー
[“運も才能の内”という言葉がある通りだとは思うのだが、
得てしてヒトというものはそれを素直に受け取ることはできない。
特に、努力して得たものでなければ尚の事だ。
ピアノの子も例外ではないようだが>>228、嬉しそうにはにかむ辺り、素直な方だと言えようか。
実際、“才能”はある方だと思う。
ストーリー性のある歌詞>>187。
曲調の違う構成を一曲としてまとめ上げる技術。
全く知識のない者の記憶に残すぐらいの表現力。
どれをとっても努力も当然ながら、それなりに天性のものを持っていなければできることではない。
そう思うのは素人考えなのだろうか。わからない。
だが、例え時間間隔がズレていたとしても、知っていることには変わりなく、
初めて聞いたときにいい曲だと感じたことは事実である。]
パン屋 オットー
聴いていて飽きないし、ストーリーもあって面白い。
ひたすら前向きに進む天使の生き様が、よく描かれている。
人生って感じでさ。いい曲だよ。
[残念ながら作曲者の名前は覚えていないので、そのことには触れずに。
だから涙ぐむような表情の意味も察することができないまま。
ーー出来ないからこそ、素直な感想を述べる。]
そっか。一番好きな曲なら弾けるよね。
人気なのは、うん。知ってる。
[淡々と映される文字の真意に気付くことはなく、
作曲者だと名乗りを上げないのなら、リクエストした人物として会話するだけだ。]
パン屋 オットー
[拍手で始まり、拍手で終わった演奏に変わらない表情の裏で少しだけ気恥ずかしさがあったが、楽しかったと言われれば>>235、良かったかな。とは思う。
それはそれとして、ゲームの方に話を変えられたのであれば相槌を打つ。]
ああ、君もなのか。
そう、“狼月の村”のテストプレイヤーだよ。
開始前に会えたのはツイてる。
[同士を得られたのであれば、一先ず時間については大丈夫だろうか、と口では言わないが開始時刻通知を任せる気でいる。
勘違いという心配は全くしていない。何故ならゲームのタイトルの違い等、非常に重要な問題であるはずのそれは、彼にとっては些細な問題でしかないからだ。]
リーザか。僕はオットー・アサネイジャ。
よろしくね。
[ワンピースの裾を持ってお辞儀をされるなら、こちらも立って紳士然としたお辞儀を返す。
今は男性名、男装をしているのでそちらが“普通”のはずである。
男と思っているらしいとある男>>204を考えてもそうであるはずだ。]
パン屋 オットー
本当はエスコートした方がいいんだろうけど。
残念ながら僕は時間にかなり疎くてね。
もう少し君と一緒にいてもいいだろうか？
[無性別は紳士ではないので、紳士たるものという考えは持ってない。
勿論、断られるようなら引き下がるつもりだ。*]
神父 ジムゾン
――確かに。
一日で一年分位疲れるような、
しっちゃかめっちゃかに濃い日の記憶もあるよな。
例えば隕石飛んできたりだとか！
全力で駆け抜けても、
ゆっくり歩いても同じ距離の道。
生きる時間が違っても、
あの依頼人と友人は、
きっと『同じ』時間を過ごした。
そういう、時間のことだ。
最期に笑っていられれば勝ちなら、
最期に泣いてくれる相手がいるのも、勝ち。
長短だけで測るものじゃない、か。
[そんな風に、取り留めもないことを話す。]
神父 ジムゾン
生者への慰め――それでいいんじゃないかな。
死んだ相手に何かが届くかは分からない、
生きている相手としか言葉は交わせない。
ただ、そういう言葉はきっと、
死んだ相手のことも考えて、
想っていなければ出てこないようにも、
聞こえたからさ。
――なんて、な。
知ったようなこと言って悪いし、
本当は、何も分からないんだ。
だから探してる。
話を聞かせてくれてありがとう。
神父 ジムゾン
で、旅のさいごに笑ってられればいいなら――
今回運んでもらったの、
俺は結構楽しかったけどなー。
ま、もしどっかで探偵が要りようなことがあったら、
お得な割引にしておくから、
そんときは声かけてもらえたら。
あ、得意なのは猫探しな！
[“さいご”の意味は違うけれど。
蜥蜴の調味料を何にするかとゆるゆる議論をしたり、
見たこともない知らない宙の航路を行くのは、
自分にとって楽しかったものだから。
その話をするときは、笑っていたものだった。]**
情報屋 アリスバック が見物人として参加しました。
情報屋 アリスバックは、見物人 を希望しました（他の人には見えません）。
【見】 【削除】 情報屋 アリスバック
[夢を、見ていた。
蝶の羽ばたきがめぐりめぐって嵐を起こすように、
誰かの言葉がめぐりめぐって世界を変える、ただそれだけの]
【見】 情報屋 アリスバック
―― 航宙船シルバー・メリー号/とある客室 ――
はっ……
[瞼を開けば、さっき入ったばかりの部屋の光景が見える。
礼儀正しい制服姿のドロイドにここまで案内してもらったのだから、>>#7
決して見知らぬ壁だとか、天井だとかは言えないはずだ。
横向きに倒れているこの身を受け止めているのは、ちょっと値が張ってるベッド。
あらゆる星系の人々をダメにしそうな質感に触れながら、しかし、
ベッドに横たわる人物は、数秒後、己が立場を思い出した]
【見】 情報屋 アリスバック
う、うわーーーー！
私ったら何寝てるんだよ！
[そう、寝ている場合ではないのだ。
なにせのんびり旅行するためにシルバー・メリー号に乗ったわけではない。
確かにここ最近ろくに寝れてなかったけどね？
だから、客室に足を踏み入れた直後の眩暈にほぼ身を任せるようにして、
ちょっとベッドに横になっちゃったんだけどね？
いやその前にちょっと軽くウェルカムスイーツと飲み物のセット>>#8をつまんだ記憶はあるけどね？]
【見】 情報屋 アリスバック
[早速枕もとの端末で現在時刻（宇宙連邦基準の）を確かめてしばし、]
あーよかった、
まだ慌てるような時間じゃないや……。
[テストプレイ、あるいはゲームのお披露目も兼ねたレセプションの時間は未だ先。>>#10
しかし当然ながら寝なおすのは気が引ける。
よっこらしょ、とかけ声付きで立ち上がる。
伸びをしようと両手を上げれば、左腕が、やや遅れて右腕が持ち上がる]
【見】 情報屋 アリスバック
[薄手の長袖の先から伸びる左手が肌色をしているのに対して、
右手は完全に機械の質感を持っている。
かつて失った右腕を機械の腕に置き換えているからだ。
別に深刻な事故に巻き込まれたわけではない。
彼女の生まれた星においては、大流行とは言えないが、
決して少なくないことなのだ。
身体の一部が結晶と化してしまうため、そうなった一部を取り払って、
代わりとなる機械を取り付けるというのは。
そのような“風土病”が存在しているわけだ]
神父 ジムゾン > 【ガーディアン】 スノウ
/*
こんにちは、役職について確認です。
Wikiや国トップの「遊び方」の役職説明では狩人は狩人と表記してありますが、
編成では守護者となっています。
これは同じ役職と考えて大丈夫でしょうか？
（情報を自分で探しきれずにすみません）
村の設定が変更されました。
【見】 情報屋 アリスバック
[そんな彼女がシルバー・メリー号に乗り込んでいるのは、
己がたまたま『狼月の村』を開発したゼラト・ゲームズの出資者のひとりの血縁であったことを、
うまいこと利用したからであった。
そこまでして何を求めているかといえば、情報に他ならない。
『狼月の村』の開発プロジェクトは、本当に呪われているのか否か……]
呪いだって？ くだらないねぇまったく。
[一通り伸びをして身体をほぐした後辺りを見回した。
客室についての感想はこうだ。「ずっとここに住んでいたい」]
【秘】 【ガーディアン】 スノウ > 神父 ジムゾン
/*
こんばんは。
守護者の件、ご心配くださって、
ありがとうございますにゃ。
他の方からも見える感じだったので、
ご心配おかけしないよう、メモの方で全員に分かるように
お答えして、すみません。
たぶん、秘話でくださったかなと思うのですが、
>>#6の秘話の送り方で、
もう一度送ってみていただけませんでしょうか？
秘話の場合は、プレヴュー画面の段階で、
一番左上に【秘】と入っていれば成功です。
【秘】 神父 ジムゾン > 【ガーディアン】 スノウ
/*
操作ミス大変失礼しました、チェックが抜けていました……本当に申し訳ない…
ご対応ありがとうございます！
【見】 情報屋 アリスバック
[彼女の上に立つものはきな臭い案件を期待しているようだが、
彼女自身はちょっと長い休暇をもらったつもりで、
この案件に望みたいな～と思っている。
もちろん、何も起こらなければの話だが。
良いめぐりあわせが存在する可能性があるように、
悪いめぐりあわせも存在する可能性もあるわけで]
少女 リーザ
── 現在:メイン・サロンのピアノ前 ──
［ ﾎﾒｽｷﾞﾃﾞｽ、ﾓｳﾔﾒﾃ、ｼﾝｼﾞｬｳ
…とは、流石に言えるわけがなかった。>>281
"才能がある"と思ってもらっていることは知れずとも>>280
発された言葉だけで十分恥ずか死に値する。
文字を通してお褒めの言葉を頂くことはあっても
面と向かって感想をもらえる機会はほとんどないため
全く免疫がないのだ。
とりあえず同意の頷きはするものの
段々と顔が熱くなるのを感じて
右手で右頬を覆って目線を逸らした。
表情の変化があるのに対し
スクリーンの文字が変わらないことに
違和感を感じられないといいのだけれど。］
少女 リーザ
［ありがたく感じると同時に欲が生まれてしまう。
"もっと人々の記憶に残る歌を"
"私の歌で勇気や希望を"
それはもう、叶わない願いとわかっていても
夢を見てしまうのが人間というもので────］
少女 リーザ
『そんな、エスコートだなんて。
どうかお気遣いなく。
もちろん、
私でよければご一緒させてください。
どこか行きたいところはありますか？』
［特になければ少し考えた後、
第1エリアから第4エリアまで
順に回ってみみませんか？と提案するだろうが
答えはどうだっただろうか。］**
【見】 楽天家 ゲルト
[あれ>>172 から幾つか言葉を交わせたかもしれないし、
声は届かなかったかもしれない。
それから暫しの間、
ファーム・パークに留まって
キャンバスに今の心情を表現するべく構想を練った。
アトリエで苦しんでいた時よりも想像力が働くことに
たしかな手応えを感じている時にふと疑問が浮かぶ]
船は貸し切りだからこの第四エリアの人が少ないことにも特に疑問は感じていなかったし、
おかげで構想を練るのにも集中できたけど、
テスターやスタッフも沢山いるはずだよね？
皆何処にいるのだろう。
もし他所のエリアで交流が行われているなら参加したいな。
[けど何処に行けばいいかなんて見当つかないしな……
と心の中で付け加えたところで、
乗船時の案内を思い出す>>2]
えーっと、こういう時はコンパニオン・ラヴィかな。
あー、あー、ラヴィ、おいで。
【見】 楽天家 ゲルト
[呼び出しに応じて飛び出てきたラヴィの
もふもふをひとしきり堪能する。
人目もないことだし、
このままずっともふっていようかと
よからぬことを考え始めたところで
こちらを見つめるラヴィの視線に気が付く。]
あっ、ごめん。別に迷子ではないのだけど……
いや、迷子とも言えるのかな。
この第四エリアって人少ないよね。
テスターが多くいるエリアまで案内してくれるかな。
[迷子だと口にしてしまったのがまずかったのか、
ラヴィは人が一番集中しているメイン・サロンへと
急いでぴょんぴょんと跳ねていく。
元気に飛び跳ねるウサギの後ろを、
画材を持って必死に走って追いかける様は
傍から見れば少し滑稽な光景かもしれないが、
今はそんなことは気にしていられない。]
【見】 【独】 情報屋 アリスバック
/*
こ、こんな猛者だらけのところにいられるか！
私はとりあえずダイスを振る！
150＋17(20x1)cm
【秘】 【ガーディアン】 スノウ > 神父 ジムゾン
/*
秘話や秘匿メモのうっかりは、
誰でもあるあるじゃないかと……！
（スノウも自分のうっかり回数を振り返って……遠い目に
ログに残るとかも含め、
どうか、お気になさらず大丈夫ですよ。
チェックボックス指さし確認しつつ
プロ中でよかった！と良い方に考えましょうにゃん。
【秘】 【ガーディアン】 スノウ > 少女 リーザ
/*
秘話テスト、ありがとうございます。
お気になさらず、大丈夫にゃん。
秘話チェックボックスを指さし確認しつつ、
プロで良かった！と、ポジティヴに考えましょうにゃ
【見】 楽天家 ゲルト
―メイン・サロンへと続く通路―
はあ、はあ……ラヴィ、待っ……
[日頃の運動不足が祟って、
走りながら最後まで声を発することが出来ない。
待ってと言い切れていないせいで、
ラヴィは止まらない。
エリアまで案内してではなくて、
エリアを教えてと言うべきだったと後悔しても後の祭り。
そのままどたばたとラヴィを追いかける。
道中にもし誰かとすれ違ったら
事情を説明するかもしれないし、
人に会えたことに安堵して話しかけるかもしれない。
或いはラヴィを追うのに必死過ぎて
誰かいても気が付かないかもしれない。] *
【見】 情報屋 アリスバック
―― とある客室→通路 ――
[ところで、先程「寝てる場合じゃない」と叫んだのは、
出資者の代理として、スタッフにある程度挨拶をしなければならないという、
表向きの任務を思い出したからだった。
パーティー開始の直前にぱーっとやりたいのが本音だが。
そういうわけで鏡の前で身だしなみを整えてから客室の外へ。
メインサロンはこっちだったか、と、
案内に頼らず（一度見た地図は覚えておける程度の記憶力はある）歩いていると、
兎を追いかける成人男性という構図>>300>>301に出くわした]
パン屋 オットー
ーー体感やっぱりごく最近の話ーー
ははっ。君面白い表現するねぇ。
インスタントラーメンの溺死体は見てみたいかも。
[余談だが、彼はインスタントラーメンをあまり食べない。
放置しすぎて汁がなくなった、ふやけて嵩が増し過ぎたものを食べる羽目になるからだ。
ーー毎回
兎も角悪気がないことが伝わり、お猫様のように踏まないのであればこちらとしては万事解決である。
とはいえ、流石に悪いと思ったので依頼を受けるときは『待ち合わせ時間は正確な日時指定するように』と依頼主に頼むようになった。
遺品だから、また搭乗者が蒸し返さない性格だったから良かったものの、他の依頼だったらトラブルに繋がっていたことは想像に難くない。
それは理解していた。]
パン屋 オットー
あっはっはっ
君、本当に初々しい、いい反応するねぇ。
大丈夫大丈夫。これでも慣れてるから。
[聞きようによっては語弊のある言葉を、彼にしては珍しく、声を上げて楽しそうに笑って事も無げに返した訳だ。
ーーおしりと頭に卵の殻をつけた雛を、荒波で揉むという洗礼をしたかったわけではない。
そのために航路を選んだわけではない。少なくとも1割は。
彼のツッコミを楽しんだわけでもない。]
パン屋 オットー
[かと思いきや料理の話になればそれはそれで真面目な声音で。]
さっぱりしていると言えば鰐も美味しいよ。
なかなか食べられないけど。
カレー粉か。あれもいいよね。
だいたい全てを誤魔化してくれる。
肉団子カレーなんて美味しそうじゃないか。
[ツッコミがいたら過労死しそうな会話群は
パン屋 オットー
[永く生きる我が一族は、寿命の概念がない。
だから“後何年か”と数えることはしない。
事故か、事件かに巻き込まれない限りは死ぬことはない。
気が長すぎるせいで自ら生命を断つこともしない。
だから我が一族にとって、“死”とは。
周りにはよくあるのに手に入れることが叶わない、ある日突然降ってくる“奇跡”なのだ。
だから我々は必要以上の戦闘技術を覚えない。“奇跡”の享受から遠退くから。
だから我々は死する同種を祝う。“奇跡”を得られたその幸運を羨みながら。
だから我々は“それ”について悩まない。
生きること、目覚めること、朝を迎えることは旅半ばであるから。
それが“本物の”朝かどうかは関係なかった。]
パン屋 オットー
そうそう。
隕石に慌てふためく子の様子を楽しんだり、
たった1日を切り取っても濃さなんか変わるんだから>>284。
少なくとも、重なった時間を覚えてもらえているのなら、
それを繰り返し思い出してくれる人がいるなら、
君たちにとっては最大限の勝ちなんじゃないかな。
少なくとも、僕から見れば君たちすぐ死んじゃうんだから。
如何に周囲に影響を残せたか、で測るべきだと思うよ。
君たちの価値感なんかわからないけどさ。
[そこは大きな壁だから、越えようにもなかなか越えることのできないものである。
死んだ相手のことを考えて、想っているかはわからない。
恐らく想っていても、短命種とは違う想い方なのだろうことは容易に想像がつくから口には出さない。]
【見】 情報屋 アリスバック
あら、大丈夫ですか？
「待ってー」と言いきれてないですよ。
せっかくあの兎、待てと言われて待つかもしれませんのに。
[その男性の日頃の体力不足だとかを知らないため、
その画材が重いのが息切れの原因では？ などと思いつつも、
のんびりと声をかける。
果たして男性は気付いただろうか。
あるいは止まらない兎と男性を追って、こちらもちょこちょこと走ることになっただろうか**]
パン屋 オットー
ついでにフルネーム教えてよ。
もしかしたら子々孫々までお世話になるかもしれないし。
ないならないで全く構わないけど。
[子孫繁栄を見守ろうかなと思う程度には、この旅は楽しかった。
だから最後の別れ際も、気に入った相手にしか告げない祈りを告げる。]
【独】 パン屋 オットー
/*
……うん。
他の縁故どうしよう。
フリーデルなら投げやすそうだけど、正直今いっぱいいっぱいで追える気がしない。
まあそもそもPC①の縁故組んでもPC②に反映できるか怪しいし、な……（ジムゾンとの縁故から目を逸らしながら）
ならず者 ディーター
─ 現在・→第一エリア ─
［うわ！人間がいっぱいいる！当たり前すぎる感想を抱きながら、船内を歩く。
わざわざ、メインサロンを通る必要はないのだけれど、せっかくだからわざわざ経由して、いろんなエリアを見て回る。
その最中、ピアノを弾く音>>109>>162>>203をぶつ切りに聞いて。
なんの曲だ？と考えて仏頂面の男が何度かメインサロンを通り過ぎて行ったかもしれない。尤も、気付かれなかったかもしれないけれど(狭いところじゃないしね)。
何度目かにメインサロンから通路へ出て、幾らか歩いた頃。
ねえねえ、お腹空かない？なんて頭の中の国王が話し掛けてきたのと、自分の腹が小さく空腹を訴えるように鳴いたのはたぶん同時だった。
頭の中が騒がしい？そりゃ結構。誰だって自分の中に何か飼っているはずだ。
私は、それがたまたま国王陛下っていう神様だっただけ。］
ならず者 ディーター
［そんなことより、くぅ、なんて可愛らしい腹の音が鳴ったが、逆に恥ずかしいので誰も周囲に居なかったことを願う。
なにはともあれ、別に空腹でいることはない。
なぜなら、今の自分は好きな時に食事をすることができるから。
海賊じみたことをしなくても良い。というか、実質海賊では？
無賃乗船とかしたことある。…あ、これは犯罪か…いや、海賊も犯罪だな？
空腹のせいかいや元からでは、一切まとまりのない思考を放置して、目についた蕎麦屋>>250に入った。］
ならず者 ディーター
［どうやら先客>>250がいたらしい。彼がこちらを見るようなら、お辞儀をして、席に座っただろう。］
えっと……。
［物珍しさで入ったはいいが、どれがどういいのかわからない。
頭の中の国王は「蕎麦はすすって食べるんだよ」とマナーを伝授してくれている。
今はいらんわ、それ。何がいいのか教えてくれよ。
数秒、メニューとにらめっこして。］
……食事中にすまない。
オススメのメニューとかあるだろうか。
［困った末に、先客へとそう問いかけてみた。*］
【見】 楽天家 ゲルト
大慌てで追いかけていましたが、
こうして人に出会えたということは、
どうやら正しく導かれたようです。
兎を追いかけた先が不思議の国ではなくて一安心ですよ。
[――と口にしてから、
不思議の国のアリスの宇宙における知名度は
一体どれぐらいのものなのだろうと疑問が浮かぶ。
絵画においては
時折題材として取り上げられることもあり、
抽象画を描く者としても
非日常的な世界を描いた作品として好きだけど、
たしか今回のゲームと同じ古代地球の作品だった筈だ。
不思議そうな表情が浮かんだのなら説明しよう。
知っているようなら、
伝わったことを喜び、貴方も好きなのですかと尋ねよう。
と、そんなことを考えながら
注意深く相手の様子を観察する。]
【見】 楽天家 ゲルト
―回想：シルバー・メリー号への乗船直後の客室―
うわあ……。
[案内された客室に入って、思わずそんな声が漏れた。
部屋の内装について細かく希望を出せると知り、
思わず、遠い昔の画家、
サルヴァドール・ダリの記憶の固執のような
あらゆるものが歪んだ、
何一つシンメトリーなものがない歪んだ内装を―――
―――なんて注文したことを忘れていた。
芸術が何たるかを理解していないクライアントの
「1枚のキャンバスに拘るよりも、
体感ホログラムを利用した立体空間のデザインに
手を出した方が建設的では？」
なんて言葉に憤慨していて、
ホログラムで芸術を表現出来るのならやってみろと
八つ当たり的に内装を指定したのだっけ。
それを本当にホログラムで再現されてしまっては、
眩暈の一つぐらい覚えるので>>#7の眩暈もさして気にならなかった。]
ちくしょう、流石シルバー・メリー号、
体感ホログラムデザイナーまで一流か……。
【見】 楽天家 ゲルト
[実際、体感ホログラムを利用した立体空間デザインを
手掛ける芸術家は多い。
視覚だけではなく、
五感全てに作用する体感ホログラムの方が、
人々に強く印象を残せるし、
技術の発達とともに次々と目新しい表現方法が出てくる。
片やキャンバスに描くアナログな絵は
視覚にしか作用しない上に、
後からは微修正することすら難しい。
それに表現方法は新たに登場するかもしれないが、
技術としては既に頭打ちだ。
クライアントの言い分も理屈は分かる。
商業デザイナーとしてなら
体感ホログラムを取り入れるのが正解なのだろう。
それでも僕は商業デザイナーではなく、
一人のアーティストとして、
この一枚に今の僕の全てを、
心血を注いで作品を作り出すことを貫き通したいのだ。]
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
遅くなったけど挨拶をば。
RP村は今回が二回目のkage3526です。
(前回がSSS3の見学参加)
ありがたいことに、
うみねこさんに2月頃にゲルト役で参加してみませんかとお誘い頂き
こうして参加させて頂いた次第です。
今回はお告げをもらうゲルト役ということで、
村が建つ前から緊張でがちがちでしたが、
初心者なりに精一杯頑張らさせて頂きたいと思うので
よろしくお願いします。
*/
旅人 ニコラス
[廊下を歩いていればそのうちどこかに着くだろうと、当てのないままふらふらする。
やがてサロンからのピアノの音が届く通路で、静かに音楽を鑑賞する一人の女性を発見した。]
……こんにちは。素敵な演奏ですね。
[遠くから響いていた二つの曲は、乗客を歓迎するために誰かが弾いているのだろうと早とちりをして、そんな言い出しで話しかける。]
旅人 ニコラス
恥ずかしながら、おれは音楽に関して全くの門外漢……でして。
楽器が扱える人には、尊敬の念が――って、あれ？
[ごしごし。
緑色のマントで目をこする。
目の前の女性と同じ姿の人物が、記憶に存在する映像と重なったのだ。]
旅人 ニコラス
[二十年ほど前のこと。
同じ惑星出身の知人に頼まれて、電気を通すと虹色に光る性質を持つ液体の物質―ただし金属ではないらしい―を営業しに行った先で、彼女と遭遇した。
さすがに仕事であるので、当社比1.75倍熱心に売り込みをした。
普段の青年を知る人物が見たら、中身が入れ替わったのでは？ と怪しまれるほどボディーランゲージも交えて喋り倒した覚えがある。
ただし、そこでは残念ながら、”うちでは使い道がない。”とお断りされて、素直に引き下がった。]
（……もしかして、あのときお会いしたカタリナさんでは？）
[そう声をかけたかったのは山々だが、間違ってたら恥をかいてしまうとの思いが先に立った。
なお青年は、約85年前から服装を含めた外見がほぼ同じであるため、あのときのニコラス！ と見抜くのは比較的容易な方だ。]
旅人 ニコラス
……あ、えーっと。
そ、そろそろげぇむのテストプレイが始まるかもしれません。
案内……あるでしょうか？
[我ながらぎこちない振りだと呆れつつも、キョロキョロと辺りを見回した。
げぇむのログインをするにあたって移動が必要ならば、速やかにそこへ行くつもり。**]
【見】 医師/御用聞き レト
─ 回想/シルキー ─
[顔色は青いけど意識あり応答可の状況に
一瞬安堵>>149したものの、
言葉と顔色が矛盾しているようにしか見えなくて。
（ご想像の通り例え言えてたとしても医務室を選択した気がする。）
そんな余談はさておき。
後に様子を窺いに行けば>>150
顔色も声の張りも戻ったかのように見え
言葉に嘘もなさそうで。]
ああ、それならもう大丈夫そうですね。
[よかった、と無でを撫で下ろし
にこりと笑みをシルキーに向ける。
ひとまず回復の兆しが見られたのは本当に良かった。]
【見】 医師/御用聞き レト
[それでもつい老婆心は働いてしまうもので。
心配から語った言葉はどうやら>>141お説教じみてしまったらしい。
縮こまる様子に苦笑しながら]
いえいえ、とりあえず回復出来たようで
本当に良かったです。
点滴とか入院まで行くとね、
なかなか治りませんから。
[軍からの命令でこの仕事に関わるまで
無理を通したりオーバーワーク気味の人間が
想像よりも多くて驚いた記憶がある。
ゲームや会社の噂以前に労働環境面で純粋に心配するとは
当初想像だにしなかった。]
【見】 医師/御用聞き レト
[頑張る理由について聞いてみたら>>141>>151
どうやら同期の活躍が背景にあるらしい。]
あー……なるほど。
同期の方が……。
[確かに同期が自分より才覚を現したと思えば
焦りや奮発はありえそうだ。
勿論そのような思いでは無かったのかもしれないけれど。
シルキーが努力を重ねた末のこと。
発想もスキルも無いからその分と考えていたなどと
その時はまだ知り得ずに。]
【見】 医師/御用聞き レト
[だが、次の言葉に目を瞠った。>>153]
皆がワクワクする、
最高に「幸せ」な体験……。
[目を瞠ったまま、パチリと瞬きを落とす。
望みのような、本音のような言葉は
完全に“自ら望んで”向き合う側にしか見えなかった。
純粋さを帯びた言葉の力強さを感じて、一瞬。
飲み込まれてしまった自分が確かに存在する。]
【見】 医師/御用聞き レト
[けれど当人はハッとしたような反応の後>>153
顔を赤くし何故か頭を下げ始める。>>153]
え？いいいいやいや別に謝らなくても！？
[逆に赤面の理由も迷惑をかけた相手だと思われていたことも
胸中知らぬものだからこちらもつられて慌てた……]
【見】 医師/御用聞き レト
[矢先にまさかの質問。>>156]
────って、こらこらこらこら
そうやってギリギリを攻めようとしない！！
今は守りに入って！攻め時じゃ無いですから！
お願い！
限界は種族差や個人差もありますから！！
真っ先に睡眠時間削ろうとしないで！
[思わず素でツッコんでしまった辺り
自分も当時動揺していたのかもしれない。]
【見】 医師/御用聞き レト
～～～～ はぁーーーー ……。
[顔に手を当て、溜息という名の呼気を出す。
次第に面白くなってしまい、くっくっくっと
堪えきれぬ笑いが漏れ出る。]
でも……さっきの言葉、格好良かったですよ。
『皆がワクワクする、
最高に「幸せ」な体験が出来る
ゲームを作るのが私の夢』って部分。
[これは心からの本音。]
【見】 【削除】 医師/御用聞き レト
それに、私も人のこと言えないんですよねえ。
私がまだ研修医だった頃、
周囲に天才な人間ばかりいたせいか
自分だけ周囲に取り残されたような気がして……。
しかも大半は長命種でタイムリミットが沢山。
自分は種族の寿命で60年も生きられないから
もう余計に焦っちゃって。
睡眠2時間徹夜も当たり前な場所でしたけど、
鑑別疾患列挙出来るよう症例を振り返ったり
採血から手術の立ち会いに糸結び1日何百回、
大きめの時間が取れれば縫合の指導と
寝食金銭削りに削って生活してました。
[今思えば無茶もいいところだ。]
【見】 医師/御用聞き レト
それに、私も人のこと言えないんですよ。
昔、私がまだ研修医だった頃。
周囲に天才な人間ばかりいたせいか
自分だけ周囲に取り残されたような気がして……。
しかも大半は長命種でタイムリミットが沢山。
自分は種族の寿命で60年も生きられないから
もう余計に焦っちゃって。
睡眠2時間徹夜も当たり前な場所でしたけど、
鑑別疾患列挙出来るよう症例を振り返ったり
採血から手術の立ち会いに糸結び1日何百回、
大きめの時間が取れれば縫合の指導と
寝食金銭削りに削って生活してました。
[今思えば無茶もいいところだ。]
【見】 医師/御用聞き レト
種族としてタフだからと甘く見てたら
3ヶ月目のある日、パッタリ倒れたんですよ。
しかも倒れたことに気付けなかったんです。
膝の力が抜けたかと思ったら、床でした。
意識はハッキリしてる周囲の音も拾えるのに
体は砂袋みたいに重くて指すら動かない。
僅かに目線しか動かせなくて、ただただ怖かった。
首もダメでしたねー。
[自分の肉体と重力に唖然としたのが懐かしい。]
まあ当たり前ですけど指導医の先生に怒られ即入院。
元の感覚を取り戻すまで掛かった時間約1年。
【見】 医師/御用聞き レト
今でもね、時々考えるんですよ。
あの時倒れてた1年で何が出来たかと思うと、
やっぱりちょっと悔しいなって。
[結果、母星の医療技術でも50まで生きるかどうかだと
診察してくださった指導官に告げられてしまった。
彼女がどう生きるかは彼女の権利と分かっていても、
ついお節介。
そもそも焦り自体彼女と無縁だったかもしれないが。]
【見】 医師/御用聞き レト
シルキーさんには同じ思いして欲しく無いから
なかなか難しいこと言いますけど、
どうか無理しない程度に無茶してくださいね。
[自分の言葉自体が大分無茶な気もするけれど]
どこまでなら「出来る無茶」なのか、
大きな無理を重ねていくんじゃなくて
こまめで小さい無理をして、
同じくらいこまめで小さい休息をして
バランス取るのも1つの方法ですから。
【見】 【削除】 医師/御用聞き レト
<font color=gray> （惜しいな
</font>
無理して倒れるまで頑張りを注いだのが
このゲームでさえ無ければ
純粋に応援出来たのに）
【見】 医師/御用聞き レト
[ゼラト・ゲームズの社員達に恨みは無い。
シェルダン上官も元より、
配属後に至っては良き上官に恵まれたとすら思う。
軍属と上官の部下たる事実は隠した
研究所に配属された後は、誰かに問われたり
必要時以外は研修研究員であることも伏せていた。
（研究員については知られても
別に構わなかったというのもあるが）
上官には産業医に就いたこと、
その他目的含め全て見破られているのかもしれない。
どこまで知られているかまでは定かでないけれど。]
【見】 医師/御用聞き レト
[真の配属理由は、ゼラト・ゲームズの動向と
アドバイザーである上官の行動を危惧した
上層部の1人による命令。
人狼やガルー種による被害、ゲームの後遺症等
様々な懸念を想定してのこと。
任務はゼラト・ゲームズ社員とシェルダン上官、
ウルズ特別研究員、社員、テスター達の監視。
可能であれば開発及びテストプレイの阻止。
その他不審点の調査と報告。
上官や>>131社員達、>>158>>194>>216
ゲームを>>24望むで>>41>>42あろう>>46>>47
テスト>>48プレイヤー>>52達から>>58すれば>>72
恐らく>>87自分は>>106>>185>>226
───────裏切り者だ。]
【見】 医師/御用聞き レト
[余談だが、検査入院を勧めた
スシ・レッドスターの失踪。
話によく聞いていたルーポ・グリーンアイの死亡。
アルス・ブラックメア殺害疑惑を報告した際は
現地調査は可能か？との打診もあった。
とはいえ命令した上層部の階級は
シェルダン上官より低いので
優先されるのは上官からの命令。
今までの任務も上官の命令次第で
差し止め可能なばかりか、
2人して首を飛ばされても可笑しくない。
自身は軍法会議で処刑すら覚悟しているが。]
【見】 医師/御用聞き レト
[メインサロンと準備と上官が先に到着したこと。
結果として、開発の中止に並び
テストプレイの阻止は不可能と判断。
最終手段としてコクーンへの工作も考えたが
社員やテストプレイヤーの後遺症リスクを思うと
もう手を出す気は流石に無い。
そもそも工作員でない自分に任務を命じた時点で
阻止は重要な目的じゃ無かったのかもしれない。
この選択が吉と出るか凶と出るかは
未来の自分のみぞ知る、か。]
【見】 医師/御用聞き レト
[結局阻止に失敗したのは専門外もあるが、
行動に移す度シルキーの言葉が
不意に浮かんだのもまた事実。>>153
一つ確かなのは、もし億が一の確率で
ゲームの開発中止及びテストプレイの阻止に
成功してしまっていたら。
今ここに集う人々の出会いも、
行方が分からぬ1人の縁を通じて
>>216>>217
交わされた会話も存在しなかったかもしれない、と
いうことだ。]**
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
あかん、何が言いたいかさっぱりわかんねー！
※突貫工事の設定ド忘れしちゃった！！
今回諸事情の末設定を15回ぐらいボツったので
最初に何を考えたかすら覚えてません（）
少女 リーザ
── 何度も視界に映った男性の話 ──
［最初にその姿を見たのはいつのことだったか。>>315
鍵盤を撫でていた頃か、
あるいはピアノを弾きじめた頃か。
気品あるワインレッドの服は、着崩され、
いくらか堅苦しさが消えていたとしてもかなり目立つ。
それが比較的短時間に、何度も視界に現れれば
自然と目で追い覚えてしまうというもので。
最初にその姿を認めた時はぼんやりと
どこかの国の偉い方なのだろうかと考えた。
理由は2つ。
①視界の端でいつも難しい表情をしていたから。
②どこか近寄り難いオーラを放っていたから。
単なる偏見だが、それはそれ。
頭の中に小さな国王を飼っていたり
お腹の中に可愛く鳴く虫を飼っていたりすることは>>316
知る由もないため、私の中であの男性は
"ワインレッドの少し怖いお偉いさん"
と命名されたのだった。］*
羊飼い カタリナ
─ サロン付近の通路 ─
みんな…元気ねぇ
［ 通路の壁際で佇み音楽を楽しみながら周囲を見渡す。
サロンに入ることがなくとも
ここの通路が船の中心付近であるからだろう、
往来は活発で行き交う者を見ていても飽きが来ない。
クルーやゲームスタッフ以外にも
コンパニオン兎を追いかける金髪の青年>>301
何度も行ったり来たりしているいかついおっさん
>>315
サロンから出てきたやたら陽気そうな青年>>249
などなど十人十色千差万別だ。
おっさんに至っては怪しすぎて思わず警備猫>>7に
通報しようと端末に手を伸ばしかけたが、
寸でのところで思い直して留まった。
あれだけ目立っても捕まってないのだから
きっと不審者ではないのだろう。多分 …maybe
それにあの顔はどこかで見た覚えがあった。
最近まで住んでた星な気がしないでもないけれど、
はっきりとは思い出せないので
大きな関わりというわけではなさそうだが…
見た覚えといえばもうひとり ］
羊飼い カタリナ
お変わりなさそうですねー おにーさん。
どうですー？ お仕事もうかってますかー？
［ ずずいと近寄って前から横から変わらない様を見て、
それから身長差的に必然なのだけど
上目遣って笑いかける。 ］
それにしても奇遇ですね。こんなところで会うなんて。
あれ？ テストプレイってことは
おにーさんも参加ですか？ それとも営業？
あ、営業といえばおにーさん探してたんですよ。
あの後例のぴかぴかに使い道ができましてね。
なんでも椅子や情報端末の機械にに取り付けて
虹色に輝く環境でゲームがしたいんですって。
気分が高揚するとかなんとか…
正直何言ってるのかよくわかんないですけど
ま、お客さんがご所望なんで
あれってまだあります？
［ 彼を探していたのもそういう注文があったのも事実。
ただ、調べると冬眠がするとか長寿とか知ったので
そのうちその種族には会えるだろうくらいの
緩い気持ちで探してたら20年過ぎたのだった。
あと、いつの間にか名前を忘れたので
探しようがなかったというのも少し…
兎にも角にも永年を生きると
感覚がおざなりになるのだろう。いろいろと ］
【削除】 羊飼い カタリナ
いやぁ、ほんと変わらないんですね。
どこかの星では〝寝る子は育つ〟なんてことも
聞きましたけど？
ん？ よく寝るから長生きできるのかな？
<font color=gray>でも思ってた以上に長寿種って多いのねぇ…
あながち〝あの噂〟も本当なのかもしれないな…</font>
あ、心配しなくてもゲーム始まる前に
ちゃんとアナウンス入るはずですよ。
ほら、知らずに始まっちゃったらびっくりでしょ？
［ 一度視線が外れて無意識に独り言が溢れたが、
すぐに向き直りまた笑みを浮かべた］*
羊飼い カタリナ
いやぁ、ほんと変わらないんですね。
どこかの星では〝寝る子は育つ〟なんてことも
聞きましたけど？
ん？ よく寝るから長生きできるのかな？
でも思ってた以上に長寿種って多いのねぇ…
あながち〝あの噂〟も本当なのかもしれないな…
あ、心配しなくてもゲーム始まる前に
ちゃんとアナウンス入るはずですよ。
ほら、知らずに始まっちゃったらびっくりでしょ？
［ 一度視線が外れて無意識に独り言が溢れたが、
すぐに向き直り笑みを作った］*
【見】 医師/御用聞き レト
─現在/メイン・サロン─
[医療スタッフと他の産業医とも合流し、
通常時のチェックと有事の対応を再確認。
その後メインサロンの目立たぬ隅に移動し、
脳内ホログラムより社員・スタッフ・テストプレイヤーの
デバイス登録情報を改めて確認していたのだが……。]
────
[最初にデータを確認した時から
妙ーーーーな予感がした、1人のプレイヤー。>>123
山猫種族の勘がフル回転し始めるがそれはさておき。
出身星や種族の情報は果たして記載されていただろうか。]
【見】 医師/御用聞き レト
[今はまだ出会わぬ齧歯目種族の青年と>>123
同じく北方の大山猫族を祖とする山猫種族。>>142
果たして邂逅しても大丈夫なのだろうか？主に前者が。
此方は先祖返りとはいえ混血なので
普段の見目は地球星系の人間と変わらない。
地球星系の平均より大幅に夜目が効いたり、
聴覚と嗅覚が鋭く、柔軟と跳躍が高い程度。>>335
自ら調節可能な山猫と人間特性の切り替えれば、
聴覚と嗅覚は最大で地球星系の10倍。
闇夜をものともしない視覚に加え
強靭な身体機能と治癒力、寒耐性向上。
跳躍はビル３階分の高さなら余裕で飛び越せる。
ただし強い光に弱いこと、猫科にとって猛毒なものは
中毒症状を遥かに起こしやすいという欠点もある。]
【見】 医師/御用聞き レト
[更に言えば色までは変えられないが
丸い瞳孔たる山猫の瞳、
牙と爪は自由に出すことが出来る。
（上官には一応申告済み）
人狼と誤認される可能性を防ぐ為、
瞳以外は普段人前で見せることなど滅多に無いけれど。]
【見】 医師/御用聞き レト
[そもそも数もあまり多く無い山猫種族を
齧歯目種族が果たして知っているのか、どうか。何なら相手にとって天敵認識の可能性すら否定出来ない。
嗅覚が鋭ければ髪から僅かに猫の匂いがすること、
山猫種族であることは隠していないので、
それを知るスタッフから話をもし聞けたりと
何らかの方法で気づける可能性は十分にあるだろう。
齧歯目種族について見かけたことはあるが、
他の種族に比べ少し興味を惹かれる程度だった。
もし耳が見えてしまっていたなら、本能が疼き
耳に視線が釘付けとなっていたIFなぞ今は知らない。
畏怖があるかも定かでない。
願わくば双方にとって何事も無いのが一番だが──
結末は未だ、誰も知らずの宙ぶらりん。]**
天のお告げ（村建て人）
■シルバー・メリー号へのご乗船、誠にありがとうございます。
今後のプロローグ内の進行予定をお知らせします。
★プロローグ１日目（10/04日11：00～10/05日10：59）
プロローグ１日目終わりに、船内の『メイン・サロン』にて、
『狼月の村』のお披露目と、
β版テストプレイ開始のレセプション・パーティが始まります。
パーティは盛大なものですが、代表ゼラト氏本人は登場しません。
多忙につき、シルバー・メリー号へは
乗船していないと、説明があります。
①ゼラト・ゲームス社代表のゼラト氏の挨拶
（本人ではなく、スタッフが代理で読み上げる）
②協賛のル・ウルタール人狼研究所所長代理として、
アドバイザーでル・ウルタール人狼研究所の
研究員ロゼータ博士が挨拶。
③協賛のネオ・カナン人狼研究所所長代理として、
アドバイザーでネオ・カナン人狼研究所副所長の
カーク医師が挨拶。
④『狼月の村』の説明や開発秘話など。
⑤歓談・飲食のパーティタイム
⑥ゼラトゲームズ社のスタッフや関係者は
テストプレイの準備と案内を開始
挨拶の内容などには、特筆すべきこともなく。
ゲームの説明と賛美、華々しいテストプレイの報奨金や
豪華なル・ウルタール旅行などの話題が殆どです。
人狼・ガルー種のリスクの理解への啓蒙効果の説明も、
おまけ程度にありました。
天のお告げ（村建て人）
⑦テストプレイヤー（本参加者）と、
同行する一部のスタッフや関係者達（見物人）は、
挨拶や一言コメントを求められてから、
会場に人数分が設置済みの
銀色の大きな繭のような多目的スリープ装置、
通称：『コクーン』に入ります。
緩やかで快適な眠気に誘われるように、
フライト・スリープ状態で
『狼月の村』のゲームにログインできるでしょう。
※コアタイムが夜以降の参加者様や、
RPが途中の方もいらっしゃるので、
プロ２日目（10/05日の11時～10/06日の11時まで）は、
SF設定→狼月の村へのログインの以降日的な扱いとします。
『狼月の村』ゲームへのログインは、ご無理のない時間や
今なさっているRPを終えてからで、大丈夫です。
両方の時間軸が混ざっても構いませんが、
発言の冒頭には、把握しやすいように、船内/村内の区別と、
場所をなるべく含めるようにしてください。
例：—― 船内/メイン・サロン ―
―― 村内/レジーナの宿屋 ―
天のお告げ（村建て人）
■プロ２～４日目（10/05日11：00～10/08日10：59）
進行スケジュール
①村人設定のPC②でのRPを開始してください。
『狼月の村』のゲームにログ・インします。
ログイン後に、PC②としてのメモを貼ってください。
②プロ２日～４日の３日間を通して、『狼月の村』の1日です。
『狼月の村』では、『狼月祭』と呼ばれる祝祭日です。
村内や祭りの様子は、ウィキをご参照ください。
村の施設や、祭りのイベント追加は、ご自由に。
※ウィキの村内施設の折込に、
レジーナの宿屋の見取り図へのリンクを追記しております。
本参加者さんも、見物人さんも、祭りや会話に参加したり
名物の温泉できゃきゃうふふしたりなど、
村の平和な日常や、縁故を結んだりしながら、お楽しみください。
天のお告げ（村建て人）
②プロ４日目の最後（10/07日18時頃を予定）に、
飛び入りさん含め、入村を締め切って編成の決定を出します。
その時までにはご入村くださるよう、お願い申し上げます。
同天声内で、祭りの終わりのアナウンスもいたします。
★見物人さんは、街へ冬ごもりの買い出しに集団で出かけるＲＰで
ＰＣを村外に出してください。
★本参加者様のＰＣとゲルト役さんは、村に残ります。
祭りの最後の締めとして、村の北にある狼月山が見える祭壇へ
儀式を行いに向かってください。
ゲルトさんに天啓が下り、
人狼災禍の予言と役職人数のお知らせがあります。
天のお告げ（村建て人）
■ＰＣ②用メモのテンプレート
よろしければお使いください。
■PC②名
■年齢・外見等：
■設定：
■NG等：
■縁故等：
◆コアタイムと次のオン予定：
◆接続：
◆現在地：
/*
■それでは、村の開始まで
今しばらくプロローグをお楽しみくださいませ。
何かありましたら、ご遠慮なく、
メモや秘話や村建てへのＤＭで
ご質問・ご相談ください。**
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
シルキーさんの>>151>>153が好きすぎて。
うっかり言ってしまった言葉とかそういうの大好物です
ありがとうございます！
PCは元々ゲーム開発に否定的だったのですが
この台詞を聞いて無意識に阻止の手が緩んだという裏話。
よう軍属やって生き延びれたな？？
パン屋 オットー
ーー現在：メイン・サロンにてーー
[褒めるべきときはしっかり褒めろというのが、我が一族の教訓である。
褒めるときに褒めずにいると、知らないところで知識技術作品が断絶していく。
褒めても残らないときは残らないが、一回の褒めが残ることに繋がる可能性があるのだから、と兄姉たちに熱弁された。
彼は素直な
なので褒める。というある種の暴力行為を働いている訳だが、当然のことながら当事者は気付かない。
何故なら本人を目の前に褒めていると気付いていないからである。]
……？ どうかした？
[だから顔を赤らめ、そらされた視線の意味は理解できない。
自ら名乗ることのない配信者とリスナーとはこういうものだろう。知らないが。
とはいえ、“適正に褒めろ”ということも教訓としてあるため、過度に褒めることもしない。ついでにそこまでボキャブラリーがあるわけでもなかった。]
【見】 スタッフ シルキー
は、はいっ！！すみません！！！
で、でもほら、ゲームでも
体力ぎりぎりまで粘って一気に全快するのが
一番効率的じゃないですか！？
なので自分の限界を見極めればいけるかな～～……とか……
[勢いに押される形で再び謝った後
ぼそぼそと小声で言い訳じみた言葉を浮かべ。
ため息に更に呆れられただろうかとも思い、
ちらり様子を窺えば顔に手を当てて笑っていて。
こちらも何だかおかしくなってきてしまい、
釣られるようにして微笑みが零れる。
お医者さんって偉い人と言うか、
堅苦しいイメージがあったけれど、
こうしていると気さくそうな人だな。とか。]
【見】 【削除】 スタッフ シルキー
え、……あっ、 その……
あ、ありがとうございます…………
……な、なんか、照れますね
[そんな風に言われるとは思ってなかったので
正面から褒められて頭を掻いた。
かああ、と顔を赤くしたのは先程とは別の意味で。]
【見】 スタッフ シルキー
ああ～～…………そうか、
レト先生もそうだったんですね……
そりゃお医者さんだって多忙な環境ですもんね……
[そうして彼が続ける言葉には
目を丸くして頷きながら。>>334>>335>>336
彼もまた似たような気持ちを抱えて
頑張っていたことがあるのだなあと
語られる言葉に親近感を覚えてしまう。
と、同時に。
そうして人の体験談を聞くと、
無茶って怖いなあと思うもので、
客観性と言うのは大事だ。
自分に対して心配するのも、
医者だからという以外に
きっと経験則から来ているのだろう。>>337
実際に倒れた人間の言葉は説得力がある。]
【見】 スタッフ シルキー
……わ、わかりました。気を付けますっ。
先生の犠牲を無駄にはしませんっ。
[聞き終え、先ほどよりも神妙な顔で頷いてみせた。
あとに。]
……ちなみに、…… レト先生も、
やっぱり目指してるものっていうか
理想や目標があるから
そんな風に必死で頑張ってたんですか？
寿命が短い種族って仰ってましたけど、
焦りとか、周りに追いつきたい気持ちと、
どういうふうに折り合いつけたのかなーって。
[単純に一度倒れて
やり方を変えたというだけなのかもしれないけれど。
無茶して頑張っていた、と語る口調は
彼の中でどこか過去形であるように聞こえたので
参考までにそんな質問をしたけれど。
答えてくれたかどうかは分からない。]
【見】 スタッフ シルキー
― そして現在 ―
[そんなきっかけで一度世話になってから
時々体調や仕事に関して相談をしたり、
他の同僚も交えて飲みに行ったりと
日常で他愛ない交流をすることはあっただろう。
人と違う種族って言ってましたけど
見た目はそんなに変わらないんですね？>>350から始まって
もし猫系の混血だと教えて貰えたなら、他の猫ちゃんと喋ってる所が見たい！とお願いしてみたかもしれない。
けれどそれはあくまで、
「ゼラト・ゲームズの産業医のレト」と。
彼の本来の素性>>339も、想い>>338も、目的も>>340。
自分が何気なく零した言葉のひとつが
彼の行動に影響を及ぼしていたことも。>>343
それが吉と出るか凶と出るかも、シルキーは知らないままで。]
【見】 スタッフ シルキー
（……そう言えば先生も、このイベントに来てるんだっけ）
[そんなことをふと考えて。
少しだけ心が弾む自分が居たけれど。
もうすぐ始まるんだから気を引き締めばな、と
パーティの会場に向かうことにした。**]
神父 ジムゾン
―― しばらく前の旅の話 ――
[まさか相手が、
インスタントラーメンのあるべき姿が分からないほどに
毎回溺死させているとは思いもよらない。
そして思いもよらないが故に、
犠牲になったラーメンたちの冥福を祈るには
至らなかったのだけれど。
道中持ち込んだ非常食であるところのラーメンに
お湯を注いで三分待って、
『あ、腹減ってない？ 半分食う？』
と聞いてみたことがあったから、
溺死していないラーメンの在り方を伝えることは、
結果的に叶ったと思いたい。]
神父 ジムゾン
[それと同時に、夜の船内に
いい香りを漂わせることになってしまったけれど。
そう、時代が進み、技術がどれほど進んでも、
あの強烈な香りは不変なのである。
ちなみに非常食があっさりと夜食になったのは、
腹が減ったからだ。
腹が減るというのは非常事態であるからして、
非常食を食べるのは正しいことだ。
おやつは500クレジットまで！
そんなフレーズが過るような状況は、
はじめてのお使いというか、どうにも遠足じみていた。]
神父 ジムゾン
[――というわけで、
エピソードを思い出せば思い出すほど、
どんどん碌でもない思い出掘り返される気がするな！
ただまあ、向こうの方も、
スクリーン一杯に映し出された隕石を前にして、
楽しそうに笑っていたくらいだから、
そういうところの神経の作りはなかなかのものだった。]
えっ『安全な道』って隕石が飛んで来る道！？
それくらいなら、海賊とか盗賊が
団子になって飛んでくる方が
まだマシな気がするかな！！
[リスクを負うのも馬鹿らしいと言って選んだ道で
隕石が飛んで来たら、それはびっくりする。
けれど、やり過ごした後に考えてみるなら、
確かに『しっかりと回避した』わけだから、
慣れているという本人の言の通りなのだろう。
力量があり、回避できるなら、
それは危険ではあってもリスクではない。]
神父 ジムゾン
[ ―――… ]
[生きる形が違えば、生死への向き合い方はきっと違う。
寿命の長さが違うのだろう――と、
そのくらいの認識であった自分には、
彼がどのように生や死を認識しているかは分からなかった。
ただ、『違い』がそこにあることは分かった。
そして、違うからこそ、別の視点があることも。
一つの景色を別の角度から見たなら、違う絵が現れる。
自分にとって、『違う』というのはそういうことだった。
自分とは相当違う角度であったとしても、
――いや、だからこそ、
向き合って、そういった目線から答えてくれる言葉は、
有難かったのだと思う。]
神父 ジムゾン
隕石…
わあい、やっぱりあのとき楽しまれていたな！
[よし、次があったら今度はこっちが驚かしてやろう。
そんな風に密かに決意はしたものの、
それが叶う余地があるかは、どうだろう。
こちらはニンゲンいちねんせいというか、
ある意味では人間初めてまだ一、二年なものだから、
年季の差があまりにもえげつない。
――死んだ相手を想う、と言い表しはしたけれど、
恐らくその言葉では表しきれていないのだろうな、
という感覚もあった。
死を見る、何らかの形で想う、考えることがある…
そういった風に見えている、ということだ。
どうもこちらの感覚で言葉に出来るものではない。]
神父 ジムゾン
ま、いっか。
楽しまれてたにしても、楽しかったなら、
同じ時間が記憶に残った、ってことだからさ。
それが勝ちなら、
今回はお互いに一勝っていうことだ。
[向こうもなかなかに楽しんだらしいと分かれば、
笑顔にも芯からの喜色が混ざる。
教えられた連絡先を受け取り、こちらも連絡先を教えた。
普段は事務所の船であちこちを渡り歩いているから、
ひとところに留まりはしない。
（今回は所長が別件で船を使用しているから、
お使いとなったわけだけれど）
また何処かで会えることもあるかもしれないし、
そんな機会があればよいと思うくらいには、
この相手が気に入っていた。]
神父 ジムゾン
フルネーム？ ああ、苗字のことか。
ジムゾン・リゲル。
育った場所ではそういうの使ってなかったから、
この間までは、なかったんだけどね。
仕事するのにあったほうが良くて、作った。
そういうわけで、ぴかぴかの新品だぞう。
君のフルネームも聞いていいかな？
[いや苗字を作れと言われてもわからぬのだが？
タケノコにする？
と頭を抱えていたのは暫く前の事。
それなら星から選べばいい、と所長に言われたもので、
ホログラムの星座版から適当に選んだ。
ふふん、と胸を張り、フルネームを名乗る。
その時に、名乗っている名は聞けただろうか。>>50]
神父 ジムゾン
子々孫々か。
ああ、それなら申し送り事項として、
子孫が仕事頼みに行くときは
いいカレー粉持たせようかね。
ありがとう。
君も、いい旅を。
[“旅路に終止符が打たれる”こと。
それは、命が短く死を恐れる短命種の価値観からすると、
驚くような言い回しに聞こえるのかもしれない。>>314
ただ、そのときは。
『良い旅だったと笑えるように』と、聞こえたのだ。
だから、そういう意味で、自分も言葉を返した。
彼が終わりを迎えるのはどれほど先か、
迎えることはあるのか。
そういった立ち入った話は、分からないけれど。
今は旅をしているのなら、
どうかその旅が、良いものであるように――、と。]*
14人目、少年 ペーター が参加しました。
少年 ペーターは、瘴狼 を希望しました（他の人には見えません）。
少年 ペーター
[ ある日を境に、時間が止まった。
奇異の目で見られ
両親からも気味悪がられ
そこに居場所はなくなり
どこへ行くでも長居は不審の目の元になる
各地を放浪する生活余儀なくされた。 ]
【削除】 神父 ジムゾン
―― 『仕事』の話 ――
[さて、自分の立場を確認しておこう。
もうじきお披露目のレセプションが行われる。
自分はゲームのテストプレイヤーであり、
もふもふ泥棒の産業スパイであり（さっき考えた）、
探偵だ。
実際の所、探偵業務の方はゲームの開始前に
何かを調べるには時間が足りないだろうな――と
踏んでいる。
一先ず、開始前に様子見がてら、
船内を一周くらいはしておきたいけれど。]
少年 ペーター
[ 皆と同じように生きているだけ
皆と楽しく一緒にいたかっただけ
ただそれだけ、それだけだったのに
なぜ時間を止められてしまったんだろうか ]
神父 ジムゾン
―― 『仕事』の話 ――
[さて、自分の立場を確認しておこう。
もうじきお披露目のレセプションが行われる。
自分はゲームのテストプレイヤーであり、
もふもふ泥棒の産業スパイであり（さっき考えた）、
探偵だ。
実際の所、探偵業務の方はゲームの開始前に
何かを調べるには時間が足りないだろうな――と
踏んでいる。
一先ず、開始前に様子見がてら、
船内を一周くらいはしておきたいけれど。]
神父 ジムゾン
[“アルス・ブラックメア”
依頼人は、その人物の縁者だった。
ル・ウルタール星出身のホログラムデザイナーであり、
殺人事件の被害者だ。
性格は気弱だが酒好き、友人２名と飲みに出かけて、
友人１名と共に遺体として発見されたらしい。
事件は当然、警察の捜査の管轄にあるのだろうが、
それはそれとして、被害者の縁者としては、
何でも良いから情報が欲しいと、伝手を辿ったわけだ。
最初に依頼を受けたのは、知り合いの探偵事務所。
実際の所、事件や関係者の捜索については、
一般人が警察の捜査網の上を行く手掛かりを
掴める可能性は少ない。]
【見】 楽天家 ゲルト
―船内/コクーン―
さあ、いよいよだ。
[コクーンに入り、期待に胸を弾ませる。
これで一時的とはいえ、自分以外の別の人物になれる。
きっとこれからの数日間は、
これまでの人生では体験しえなかった
得難い貴重な経験となるだろう。
それはきっと、
今の行き詰ったスランプから僕を救い出し、
これからの芸術家としての活動に
光をもたらしてくれるに違いない。]
嗚呼、僕はなんて運が良いのだろう。
[多幸感に満たされながら
フライト・スリープ状態へと移った。]
神父 ジムゾン
[それでも、その筋から情報を探れば、
被害者が製作に携わっている『狼月の村』に関わる噂は
聞こえてくる。
他にも死亡者や行方不明者がいるらしい。
そして、彼らは皆、開発中の『狼月の村』に
何らかの形で関わっているらしい――
そういった噂だ。
そして、最初に依頼を受けた探偵は気付いたのだ。
あれ、そういやそのゲーム、
知り合いんところの助手が
テストプレイヤー当たったとか言ってなかったか？
ラッキー、と。
かくして伝手はころころと転がり、
依頼者はこちらの探偵事務所へと紹介され、
渦中のゲームに纏わる『ゼラト・ゲームズ』の
一連の噂の真相を探り、
“アルス・ブラックメア”の事件の手掛かりを得る――
という仕事が、
テストプレイヤーとしての参加に追加されたわけである。]
【見】 楽天家 ゲルト
―村内/レジーナの宿 談話室―
ふぁーあ……ねむいな……寝てていい？
[あまりの眠さに人目を憚ることすら忘れて、
大きな欠伸と一緒に思わずそう声が出た。
もしも誰かの耳に届いていたら、
まだ午前中なのにもう微睡んでいるのかと
思う人もいるかもしれないが
これには理由があるので許してほしい。]
【見】 楽天家 ゲルト
[一つ、僕は生まれつき病気だ。
感染する類のものではないからその点は安心してほしい。
人よりも疲れやすいし、立ち眩みも多いし、頭痛も多い。
中々眠れないことも多い。
詳しい理由は分からないけど、
甘いものを食べたり、運動をしたり、
体を温めるといいらしい。
それから大きな声では言えないけど、
動物の血を煮詰めた丸薬を処方してもらっている。
村の外へ買い出しに行く人や、
たまに村を訪れる商人に頼んで
ドライフルーツや蜂蜜の飴なんかを買って、
薬やハーブティーと一緒に定期的に摂るようにしている。]
【見】 楽天家 ゲルト
[二つ、村の周りを散歩して戻って来た直後だ。
朝は起きるのも辛いけど、
医者の言うことだからと頑張って起きて
体を動かしてきたのだから誰か褒めてほしい。
三つ、この談話室が快適な空間だからだ。
談話室は南向きの部屋で、
窓から差し込む日差しが心地良い。
一歩部屋の外に出れば温泉あるし、
村の内外問わずに人がよく集まるので、
ここに集った人達の会話を聞きながら、
時折 猫のスノウと兎のラヴィを愛でていれば
それだけで満たされ、楽しく過ごせる。
だから、ここで僕が眠くなるのは至極当然なのであって、
決してだらしないとかではなく……]
むにゃ、そうだ、起きたら薬を……ぐう……。
[談話室の椅子に腰かけ、
睡魔に誘われるままに眠りについた。]
神父 ジムゾン
[そういうわけで、参加の半分は『仕事』になった。
――仕事がある、というのは、悪くないことだ。
そういうものさえあれば、
『本当』は『こちら側』であるのだと、
自分自身を言いくるめる材料の一つくらいには、
きっと、なるだろうから。]*
天のお告げ（村建て人）
―――…すると、暫くて。
レジーナの宿屋で
すやあっと昼寝中のゲルトさんの脳裏に
不可思議な”聲 ”が響くのでした。
それはあたかも、天上の妙なる音楽のように。
或いは、地上の花園を吹き抜ける薫風のように。
”ゲルト”と名付けられた
”存在”と”魂”を、揺さぶろうとするでしょう。
天のお告げ（村建て人）
” 我は 超次元生命……と伝えても 其方には解かるまいな
其方達の呼ぶところの” 神 ”と似た存在だ
或る理由から 其方たちの村を観測しておる ”
天のお告げ（村建て人）
”始まりの死者たれと 定められし者よ
この世界線の其方には 与り知り得ぬことだろうが
別の何千何万という村の世界線で 其方は常に
”初日犠牲者”という宿命を負ってきた
村人達は 様式美的に其方の死を嘆く叫びをあげるのみ
誰も其方を 初日犠牲者という
無残な死体になる役割から救えぬままだ ”
天のお告げ（村建て人）
” 我は 其方を憐れもう
そこで この世界線の村のゲルトよ
其方に 村と自身を救えるかもしれぬ機会を与えよう
月狼祭が終われば ”人狼 ”の災厄が其方の村を襲う
これを”予言”と成して 村に伝えるがよい
"この世界線の村のゲルトよ
初日犠牲者"の運命を 己が手で―――…… ”
天のお告げ（村建て人）
ゲルトさんの意識が、
微睡みの夢の淵から醒めるにつれて、
不可思議な”聲 ”は消えてゆきます。
完全に目覚めた時、ゲルトさんが夢の内容を
どう受け取るかは、さておき。
天のお告げ（村建て人）
驚いたのは、『狼月の村』のゲーム開発スタッフでしょう。
テストプレイゲーム内の様子を、モニターしていた彼らは、
「あれ、こんな天の声のイベントあったか？」
「いえ、こんな変なゲルトへの介入は
予定されていないはずですが」
「そう、ですよね
ゲルトはただ初日犠牲者になる役割だから」
「バグ？ でもこんなちゃんとしたバグは……」
「もしかして、あの…いなくなった３人の誰かが
残したとか？」
「そんな筈ないだろ、あの３人のことがあってから、
やっぱりおかしいって、あれだけ入念にデバッグ作業をしたろ？
何か残ってる筈がないよ」
「……もう嫌っ、
このゲーム何でこんなに変なことばっかり起こるの！？」
あの３人のことだって……やっぱり、呪いが……」
「落ち着け、ただの見落としたバグだ。
そうだ、そうに決まってる……」
そんな、開発・運営スタッフ間の不穏なざわつきも知らず。
貴方達は、銀色の羊の夢の中で眠り続ける。 **
【独】 神父 ジムゾン
/*
事件に関係する設定も付けたのは、多分墓下で探索とかありそうな気がするな～、ということで、
そういうときにも積極的に参加したかったので！
設定的には、依頼を受ける→調査のためにテストプレイヤーに応募する、という方がしっくり来たのだけれど、
テストプレイヤー募集と死亡事件の時系列が違ったらいけないので、こういう形に。
【見】 楽天家 ゲルト
―村内/レジーナの宿 談話室―
今のは……夢？
[あまりに突然で、突拍子もない内容に
目が醒めると同時に
眠気がどこかへと飛び去るのを感じた。]
いや、ありえないでしょ、
敬虔深い信者ならともかく、
教会で礼拝中に居眠りをしてしまうこともある
この僕に神様が語り掛けてくるなんて。
【見】 楽天家 ゲルト
[これは僕の妄想だ、
僕は頭がおかしくなったのだ
……と言われた方がまだ納得出来る。]
それに人狼だって？あの御伽噺の？
この村の金狼やセイラ様ではなく？
いやだな、人狼なんているわけないじゃん。
大げさだなあ……。
[正直、理解が追い付かない。
世界線？初日犠牲者？
聞いたこともない言葉に加えて
お前は死ぬ宿命だなんて悪い冗談にも程がある。]
【見】 楽天家 ゲルト
……。
[僕が神様から村を救うお告げを受けるなんて
夢に決まっている。
それにしても僕は自分が思っているよりも
ずっと想像力豊かな人間だったらしい。
だけど、もし今のが夢ではなくて
本当に神様のお告げだとしたら。
僕が夢だと思い込んだのが原因で
この村が本当に滅んだら……。
そう考えると不安になってくる。]
【見】 楽天家 ゲルト
そういえば教会で、
神様から貰ったお告げを無視して逃げた結果、
逃避行の途中で嵐に遭って、
神様が遣わした巨大魚に食べられた人の話を
以前聞いたような気がする。
たしか……ヨナとかいう預言者の。
半分ぐらい寝ていたから
誰が話していたかは覚えていないけど、
あの話をしてくれたのは誰だったっけ。
[考え出すと不安がどんどんとせりあがってくる。
気を確かに持とうとしなければ、
今にも膝から崩れ落ちてしまうだろう
もとい、椅子から転がり落ちてしまうだろう。]
【見】 楽天家 ゲルト
どうしよう、誰かに相談した方がいいのかな……。
[不安げに談話室をせわしなく見渡す。]
[けど、神様からお告げを貰ったなんて
話したところで信じてもらえるのだろうか。
お前は異端者だと糾弾され、
村の錆びついた処刑台まで引き摺られやしないだろうか。
このレジーナの宿の様子は何一つ変わらないのに、
ぴりぴりと皮膚を刺すような異質の恐怖が其処には在り、
僕はこれからどうするか考えていた。] **
【見】 【独】 情報屋 アリスバック
あれ、こっちでよかったっけ……？
まあいいか！
[兎を追う男性と出くわす少し前。
客室のあるエリアからまっすぐにメインサロンを目指さず、
通路を気ままに曲がったりなんだりしている片腕義手の女性の姿があった。
地図を覚えておける記憶力があるといっても、
微妙にずれて覚えていたら意味がないという話である。
当人気にしている様子はないが]
【見】 情報屋 アリスバック
[男性がこちらの声に気付いて足を止めたので、>>318
兎を追う男性を追う片腕義手の女性……という構図が出来上がることはなかった]
成程。
それにしてはあの兎――コンパニオン・ラヴィでしたか、勢いが良すぎでしょう。
まるで貴方がお困りだから張り切ってたみたいですよ。
……なんて考えすぎかしらね。
[男性が、何かうしろめたさを抱えた人のように目を泳がせた様子なのを見逃さなかったが。
さてお困りの原因は何だろうなー、と深く考えることはしなかった。
男性の証言の中のある言葉に反応したからであった。それは、]
【見】 情報屋 アリスバック
私、あの物語好きなんですよ～。
マッドなティーパーティーを模した体感ホログラムを使ったイベントにも行ったことありますし、
何より、オリジナルの挿絵？ あれが好きで。
言葉の上にしかない未知の世界とか怪物、
よくもまああんなうまいこと表現できたと思いますよ。
[人間。好きなものの話になるとニッコニコ顔になりがちなのは、
裏事情があっても変わらないものだ。
とはいえ初対面の人の前でやたらと早口で喋ってしまったことに気付き、はっと顔を赤らめる。
観察されているかのような視線が突き刺さってる気が……]
【見】 情報屋 アリスバック
わ、わあ、
私ったらお恥ずかしい真似を……。
[目をそらす。ばつが悪いなあという思いを隠しもしないで。
このまま時間が止まってしまえばいいのに。いっそ永久にね！
そこに聞こえてきたアナウンス>>#12は、まさに救いの声と言ってよかった。
レセプション・パーティーがもうすぐ始まるという。
このことがどのような意味を持つか、
シルバー・メリー号に乗っていて分からないはずもない]
【見】 情報屋 アリスバック
ええ、ちょうどいい頃合いですし、メイン・サロンに行きましょう！
茶色兎のお導きのもとに！
[かくして場の流れを変えるべく張り切って、男性からの呼びかけ>>372に答えたわけだが。
ますます墓穴を掘った気がしなくもない。
ええいままよ]
ならず者 ディーター
─ 記録・とある星 ─
大変申し訳ありません。
本日、陛下は急に体調を崩されまして…。
［申し訳なさそうな様子など微塵もなく、どこか不遜な様子でそう仏頂面で話す男は、疲れ果てた社会人のようにも見えるだろう。
ワインレッドの格式張った軍服をきっちり第一ボタンまで閉じて、首を絞めているのか？とでも言わんばかりに神経質に上まで上げられたネクタイ。
伸ばされた背筋は僅かに大仰で、反り返ってしまっているため無理して伸ばしているような印象を受ける。
その頭の中が、怒りで煮えくり返っていることは、頭の中を覗く能力でもない限りはわかるまい。
ある意味、体調不良だと言える。持病の「今やりたいことしかやりたくない病」だ。
「ゲームしたいから体調不良って言っといて」なんてい出した時にはどうしてやろうかと思った。10年前にようやく宇宙連盟に加盟した小さな国の国王が、こんな仮病で学校を休むみたいなノリで休んでいいのか、と言われればそんなわけがない。
それでも男にとっては、国王様は”神様”なので。
胃がキリキリとして、自然に眉根に力が入ってしまうのも気が付かないふりをして「わかりました。」なんて笑って見せるのだ。］
ならず者 ディーター
［いやまあ、自由過ぎる国王陛下の話はいい。
周りがぶんぶん振り回されまくって、国民が「陛下の無邪気なところがかわいい」なんて言って呑気に笑っていても、やっぱり今はその話はいい。
そもそも、この国に来ているのは国王陛下が機械の造詣が深いため、じゃあ知恵を貸してくださいと、外交の一環で呼ばれたわけだ。このまま、同盟関係になるのも夢じゃない。だけど、我らが国王陛下は、そんなことよりゲームがしたいとおっしゃる。五歳児がよ。］
ですので、代わりに私が意見交流の方を務めさせていただきます。
陛下ほどではありませんが、譲り受けた知恵と技術はそれなりに持っているつもりです。
［丁寧に、目の前の責任者へお詫びを示して。
そうして案内されるままに、歩みを進める。いろいろな技師とすれ違う中にその顔>>345があったような気がする。］
ならず者 ディーター
［若々しく見えるその姿を思わず顔で追いかけて。自身の前を歩く責任者に］
彼女は？
［と声をかけたなら。外から来た機械技師だと教えてもらえただろうか。］
なるほど。
彼女さえ良ければ、後程はなしを伺いたいのですが。
［責任者はいいですよ、と返してくれただろうが、果たして彼女本人はどうだっただろうか。
一見して若く見えるが、どうだろう。若くして才能ある女性なのか、それとも若く見える長命種か。どちらにせよ、知識が得られそうだと思う。
陛下の知らない技術を持って帰れば、きっと重宝してくださるだろうし、褒めてもいただけるだろう。私を掬った”神様”のお役に立てるかもしれない。
なにより、国王陛下は義肢であるからして、その改善にもなるやもしれない。
そんなことを考えながら。］
ならず者 ディーター
［──もしも、彼女と話すことが叶ったならば。
根掘り葉掘り技術面を聞き出そうとしただろう。それが大きな関わりだったか、といえば人による、と言えるだろう。
実際、ディーターが船内で彼女を目にしたならば。
ぽんぽこ過去のことを忘れる癖が残っている男は、見覚えがあるけど誰だっけ、と首を傾げていただろうし。*］
ならず者 ディーター
─ ピアノを奏でる彼女のこと ─
［──さて。
ピアノを奏でていた少女──少女─？いや、たぶん推奨年齢的に少女か微妙だな。
ああ、でも18歳前後までは少女でいいのか。でも、そもそも星によって少女の定義も曖昧じゃないか？と陛下が教養に、と持ってきた「各星における単語の意味の違い」と題された辞書を頭の中でぱらぱらと引いてみたりする。
さっき言ったのは、地球星系あたりでの定義。
ちなみに、我が国では4歳までが少女。5歳から青年として扱われ、18歳で女性と形容される。
これは王室基準だと陛下に教わった。
王室では5歳から諸々の教育が始まるため、幼い子どもではなくなるそうだ。］
ならず者 ディーター
［いや、つい要らない話をしてしまった。
彼女がどこ出身だかわからないので、ここはひとつ、地球星系を基準にしておこうと思う(陛下曰く、私は地球出身らしいので。どうやって調べたんだ)。
聞いたことがあるのに、曲名はついぞ思い出せなかったし、途中で演奏者が代わったことが(見てもわかったが)演奏の癖でわかった。
「音楽も教養だよ」なんて言って、最近流行りの曲から、化石化した古代の曲まで聞かされたけれど、好きを共有したかっただけじゃん、このジジイ。と当時思ったのは内緒である。
ともあれ、少女(たぶん)の視界に自身がチラチラ映っていて覚えさせてしまったことも、”ワインレッドの少し怖いお偉いさん”と命名されたことも、知る由もなく。
もし、それを知ることがあったなら。
「え？」と片眉を上げて困惑を示したあと、「いや、今回のテストプレイ参加はプライベートなんだよ」と「ピアノ素敵だった」と感想と共に伝えただろうけれど。*］
ならず者 ディーター
─ 現在・第一エリア蕎麦屋 ─
［閑話休題。失礼、時間を元に戻すとしよう。
目の前の青年は、オススメを教えてくれたりしただろうか。
そうしたら、きっとディーターは礼を言って、言われたものを頼んだだろう。
もし、此方を不審がって教えてくれなかったとしても、それはそれで店主に「なんか看板メニュー」みたいな感じでメニューを完全に一任しただろうけれど。
すする…すする…と蕎麦をすすって、ゴフッ！？と嘔吐いて噎せてしまったのは、頼むから後世には語り継がないで欲しい。
それから、彼とは何か話をしただろうか。
もし、自分の事について聞かれることがあれば、］
ディーターだ。
今回のテストプレイに参加する予定でね。
［と軽く自己紹介をしただろう。］
ならず者 ディーター
［それから、どう過ごしたか。
一緒にいたかもしれないし、そうでなかったかもしれない。
ハッとして時間を確認し、うわ、と思った。顔にも出た。
そろそろ、メイン・サロンにてお披露目とテストプレイのレセプション・パーティが始まるはずだ。
青年はまだ共にいただろうか。いたら、「そろそろ始まるけど、一緒に行くかい？」と声をかけただろう。］
ならず者 ディーター
─ 現在・→メイン・サロン ─
［メイン・サロンの一角で、適当にプログラム>>#12のおおよそを聞き流して。
歓談・飲食タイムでは誰かと何か話したり、話さなかったりしたかもしれない。
少なくとも、社交パーティ等ではないので、飲み物を片手にほとんど壁の花に徹していただろうけれど。
テストプレイの案内が始まれば、そちらの方へ移動して。
コクーンと呼ばれる多目的スリープ装置へ入る前に、挨拶や一言コメントを求められる。］
あ？あー……
ゲーム好きとしては楽しみですね。
本当に私は運がよかった。このテストプレイ経て、製品として世に出ることを願っています。
［にこやかに──頬がたとえ微妙に引きつっていたとしても──、そうコメントして、さっさとコクーンの中に入った。*］
ならず者 ディーター
─ 村内・レジーナの宿 食堂 ─
［この村には有名な男がいる。
いつも酒と煙草の匂いが絶えなくて、大抵の話に信憑性がない男だ。
所謂、ならず者と呼ばれる男であった。
彼は、酒が飲めて煙草が吸えれば、村の大体どこにでもいる。
それは裏を返せば、見つけやすいけどちょっと骨が折れる、ということだ。］
───そうして、聖人セイラ様は神託の啓示を……うっぷ…無理……
［彼を知るもの曰く、酒を飲んでいない時間がない。
それはつまり、男が突然気持ち悪くならないこともない、ということ。］
ならず者 ディーター
［二日酔いを楽しく迎え酒して、気持ち悪くならないはずがない。
本人曰く、この村の伝承には造詣が深いといい、保管庫の本の位置も全て覚えていると言うけれど。
彼の語る伝承が最後まで語られたことは、ほとんどない。
彼の口から聞くならば、それよりも保管庫の書物を丁寧に読んだ方がよっぽど早い、というわけだ。
話の途中で机に突っ伏した男を見て、他の村人はこう言うだろう。「あーあ、まただよ」と。*］
15人目、【見】スタッフ エレオノーレ が参加しました。
【見】スタッフ エレオノーレは、ランダム を希望しました（他の人には見えません）。
【見】 【削除】 【見】スタッフ エレオノーレ
── 作業室 ──
ふわぁ。…もうこんな時間か。
[ 確か「少し」前に時計を確認した時には
時計の針は深夜０時頃を指していたはず。
もう少し…もう少し、と進めていたら
いつの間にやら人サマが今日の活動を始める時間だ
欠伸を噛み殺しつつ出勤してきた同僚に挨拶した
彼らの呆れたような顔も馴染みのものだ]
【見】スタッフ エレオノーレ が村を出ました。
【見】スタッフ エレオノーレ が見物人として参加しました。
【見】スタッフ エレオノーレは、見物人 を希望しました（他の人には見えません）。
【見】 【見】スタッフ エレオノーレ
── 作業室 ──
ふわぁ。…もうこんな時間か。
[ 確か「少し」前に時計を確認した時には
時計の針は深夜０時頃を指していたはず。
もう少し…もう少し、と進めていたら
いつの間にやら人サマが今日の活動を始める時間だ
欠伸を噛み殺しつつ出勤してきた同僚に挨拶した。
彼らの呆れたような顔も馴染みのものだ]
【見】 【見】スタッフ エレオノーレ
[ こうして作業室に泊まり込む事は決して推奨されたことではない。
というか上司に知られたら怒られる。
…が、機械をいじり始めると
どうしても止まらなくなってしまうのだ。
こう繋げたらもっと素早い動作が可能になるのでは！？
あの素材を使えば使い心地が上昇するのでは！？
このコードを使えばプログラムの安全性が保たれるのでは！？
この機械オタクぶりは入社した時から変わらなかった
語りだすと止まらないのだが、話しているといつの間にか
相手が居なくなっているのが難点だ！ ]
【見】 【見】スタッフ エレオノーレ
[ 顔のよく似た姉がいたが性格もまたよく似ていた。
姉の『スザンナ・へレウス』は腕の良い技師であり
技術の側面から今回のプロジェクトを支えていた
中心に近い地位の人物だ。
…が。
仕事から疲れて帰ってきた彼女はいつものように
眠りにつき…そして今も眠り続けている。
極めて発達した最先端の医療技術を持ってしてさえも
姉が眠り続けている理由は誰にも分らなかった ]
【見】 【見】スタッフ エレオノーレ
[
機械オタクだからこそ機械の知識は膨大にある。
「なぜ眠り続けているのか」
その答えは今は誰も分からないが
姉が開発に携わっていたコクーンに
もしかしたら関係があるかもしれない。
そう思えば私が開発に携わろうとするのは
至極当然の事だった。
…たとえ実際には何の関係も無かったとしても
私が納得するために必要な手順でもあった ]
【見】 【見】スタッフ エレオノーレ
[ と・は・い・え・だ！
人間夜通し起きていたならば眠たくなるし
夕飯と朝食を食べ損ねていたなら腹が減る
というわけで ]
レッツパーティー！
[ 良いにおいに誘われてメインサロンの方へ歩き出す
お偉い方々の挨拶にはあまり興味が無かったが
「狼月の村」制作秘話の話を聞くことや
そこで提供される料理や飲み物は魅力的だ
シルキーがいるのが見えたならば
遠くから手を振った>>363
以前、仕事に熱心な彼女が倒れたのを見た時は
心配したものだ。
今が何故かは分からないが少し楽しそうに見えたので
安堵したような表情を浮かべつつ ** ]
負傷兵 シモン
［――おっさんは多分、一般人ではない。
一般人でなければ、おそらくゲームの関係者に違いない>>250
よもやこの厳つい服を着たおっさんが無類のゲーム好きなどと看破出来る訳もなく。
ゲーム関係者であるならば、と。思い出したのはSNSで見た書き込み>>227］
そ言えば、今回のゲームが呪われてるってホントっすか？
あ、俺は合田シモンって言います。
［突拍子もない問いに相手はどんな顔をしただろうか。
ともかく、相手がゲーム関係者という誤解は一瞬で解かれたのであった>>402］
へ～、マジっすか！俺もっす！
じゃあ仲間、ってことっすかね。
なんか、これからよろしく、ッス。
［なんて言いながらフランクな握手の右手を差し出しただろうか。
呪いについては、まあ話の種程度のつもりだったので、相手が知ってても知らなくてもそんなもんかーで済ませてすぐ忘れただろう。
そのうち相手が"いけねっ"みたいな顔して声をかけてきたので、そのままメインサロンまで着いていく事にした。］*
【見】 【独】 【見】スタッフ エレオノーレ
/*
ちょっくら設定ダダ被り案件が起きたから軌道修正
すでに溺れてますどうしよう(見学さんの分しか読めてない)
【秘】 パン屋 オットー > 【ガーディアン】 スノウ
/*
村建て様へ
お疲れさまです。質問です。
PC②の初期位置はレジーナの宿固定でしょうか。
それとも各自好きな場所からでしょうか。
羊飼い カタリナ
─ かつて・いくつか目の居住星にて ─
［ 思えば他の星に比べれば長居をした星だっと思う。
機械工業にに発展した星だったから
少し懐かしさもあったのだろう。
実際肌に合う星だった。
私の人生は流転の人生。酸いも甘いも知る所だが
やはり留まらないのは酸いのほうが多くなる。
長寿種を偽ることは容易だったのだけれど
プライドがそれを許さなかった。
私はヒトだ。ヒトというものは成長し
やがて年を取り朽ちるものだ。
だから変われない私は一所にとどまれない。
ヒトとして生きて死ぬためにも…
それが己に課したルールだった。 ］
羊飼い カタリナ
なるほど…その理屈なら小型化もできそうですね。
貴重なお話です。なにしろここでは出力に秀でても
比例して大型化の一途を辿っていましたから。
［ 情報交換は男にとってひいては彼の国にとって
有意義なものになったと自負している。
人や時間に対してはルーズであっても
こと機械に関しては真摯であったからだ。 ］
そう。従来の理論ならそれも間違ってないのですけど
ネオ・カナン産の鉱物を用いれば伝達速度が飛躍的に…
［ 特に義体方面の話になれば語りに熱が入る。
もちろんかの国の王の事情など>>398、知らないので
完全に個人のこだわりだ。
それが後々どう役になったかも知るところではない。
ただ熱心に語って聞かせたことだけは覚えている。
そう話に夢中で相手の顔も忘れる位にには熱心に ］*
負傷兵 シモン
― 現在：メイン・サロン お披露目パーティ―
［役員方の挨拶は話半分に。視線と興味はすっかりテーブルの美食たちに釘付けである。
さっき蕎麦くっただろって？別腹だよ別腹。］
え、俺！？
［小振りなおかずを2,3皿取って、給仕のドロイドからスパークリングワインを貰ったところで、テストプレイヤーとしての挨拶を求められた>>#13］
あーあー、えっと、俺人狼がすっごく好きで！
仲間から人狼バカって言われてるんすけど。
でも人狼って楽しいので！
推理も楽しいし、RPも楽しいし、
あ、なんか俺RPん時めちゃくちゃキャラ変わるらしいんすけど。
んでそういうのがリアルに体験出来るってメチャクチャ楽しいと思うんで！
なんか、がんばります！！
［……なんだか支離滅裂になってしまったが、思いだけは伝わったと思いたい。］
［小皿を平らげ酒を飲み干し、誰かに話しかけられたなら「うぃっす」なんて言いながら談笑し。
一段落着いたなら、いよいよコクーンに入る時。
繭の中に体を埋めると、心地よい感触が体を包み込む。
心臓の高鳴りが聞こえる。いざ蓋が閉められたなら、その時から新しい冒険の始まりだ。］*
【見】 楽天家 ゲルト
貴女も御存じなのですね！
そうなのですよ、
あのふとしたことから迷い込んだ世界の描写や
数々のユニークな表現がとても秀逸で！
基は数学者が即興で語った話だというのも驚きですよね。
[彼女は顔を赤らめていたけど>>393>>394、
同じ作品を好きだという人に会えた嬉しさから
僕も彼女と同じぐらい早口で舞い上がっていたので
全く気にならなかった。]
そんな折に聞こえてきたアナウンス>>#12を受けて
会場に向かうことを提案し>>376
了承を得たので一緒に向かう>>395
茶色兎のお導きのもとに！と意気込む彼女に
不思議の国に迷い込まないように
注意しながら行きましょうか
―――なんて相槌を打ちながら*]
旅人 ニコラス
カタリナさんこそ、相変わらず可愛らしくて何よりです。
……ぼちぼちでんな？
[近寄って上目遣いで向けられる目>>347に嘘やお世辞など言えようか。
もちろん掛け値なしの本音ですと言外に示しつつ、こくりと首を傾げる。
早ければ15・6歳で結婚し子供を授かる惑星の出身でありながら、100前後でまだ独身という体たらくであっても、女性の笑顔を好ましいと思う感性はある。
付け加えた言葉は地球星系のとある地域で、出合い頭の挨拶の掛け合いとして使われる伝説があるものだが、祖父に言わせると単なる都市伝説らしい。
それでも何となく響きが面白くて、”お仕事もうかってますかー？”と言われると反射的に返答してしまう。]
旅人 ニコラス
……はいー、おれも参加者です。
だって寝たままげぇむできるとか……まさに！ おれ向きだと思いません？
[思い切り真顔で主張してみせた。
思い返せば20年前のあの日も、営業が終わってさて休憩となった直後。
売り込み先の会社が淹れてくれたお茶のカップを持ち上げて、唇に持っていくまでの間に、緊張と疲れの限界に達して、そのままぐーっと寝てしまった。
それをカタリナが覚えているかどうかは不明ではある、が。
しかし外気温が一定以下に下がると冬眠してしまうとか、ただでさえ睡眠時間が長い性質なのは、出身星が宇宙連邦に加入して以降、調べればすぐ分かるほど浸透している。]
青年 ヨアヒム
自室にて。
>>186ゲームに集中してたからだな。
俺はその視線に気づかなかった。
いやあ本当に申し訳ないね！
でもその呟きには気づいたから顔を上げる。
「ん？ いや〜いいだろ〜？
ってすまんすまん。ドア開けっぱだったわ。
あんたもゲーム好き？」
一時停止して起き上がる。
にこやかに笑いながらドアに向かって。でも。
「俺が今のやり終わったら貸しても良いけど。
俺ヨアヒム。よろしくな！
配信では"赤盾"名乗ってま〜す！」
なんて手を差し出して勝手に握手でもしようとした挙句、自分勝手にドアを閉めた。
俺は友好的コミュ障なのだ。
けどまあ、そんくらいでよかったと思う。
相手の名前が聞けたなら貸してやっても良いと思えるくらいにはさ！
旅人 ニコラス
……あーあーあー、あのときの謎液体！
あれどーしても使い道が思いつけなかったから、取り合えず惑星の地下に作った倉庫に押し込めたまま、まだ残っていたはず――です。
何せ……ほら、うちの故郷出身者は、呑気な性格の人ばかりでして。
最悪自分が生きている間に在庫がさばけたらいーや……くらいの考えでいますから。
[長寿と気の長さは比例するかどうか、研究したら面白い結果が出るかもしれない。
因みに青年の種族の寿命は、短くて二百数十年、長い人だと600年近くになる。割と個体差が激しい。]
テストプレイが終わったら、担当者宛に連絡取って、欲しいと言われた方がいると伝えます。
……あ、おれの名前はニコラス・リーベスヴィッセンです。
[せっかく入った注文を受け損ねたら大変と、名乗ると同時に連絡先を記入した小さな紙を差し出す。
もちろんこれを端末で読み取れば、わざわざ手入力せずともデータが自動的に取得できる。]
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
素敵なRPをされる方ばかりで本当にすごい。
アーティスト繋がりでリーザと絡んだり、
画材の運びをオットーに依頼していたことにしてみたいと企んでいたけど、
力と時間不足で心の中で企んだだけで終わってしまったよ。
前回の初RP村時もそうだったけど、
この人は今ここで誰と会話しているから、
この人に絡みに……
いや、けどそれだと時間軸が……
――みたいに一人あわあわしちゃうのをどうにかしなきゃだね。
誰かに話しかけるのに
とてつもなく勇気と時間が要る。
人見知り……なのかな。
*/
旅人 ニコラス
〝寝る子は育つ〟……聞いたことのある言葉です。
やはりどこでも睡眠は重要なのですね。
ほら、おれの故郷では……普通に生活していたら、人生の四分の一しか起きて活動しない訳ですから。
……年の取り方もその分遅いから、あなたが仰る通り長生きするのかもしれませんね？
[あの惑星の住人の寿命について調べる物好きは未だ出現していないので、真実は闇の中ではあるが、カタリナの仮説はいいところをついている予感はある。
視線が外れたときの台詞の一部、”長寿種が多い”あたりは耳に届いていたが、青年に向かって言われた言葉ではなさそうなので、言及せず。
”アナウンスされるなら安心です。”と頷くに留める。]
旅人 ニコラス
……では、俺はそろそろメイン・サロンに移動しようと思います。
パーティーが開催されると聞いていますし、遅れないうちに顔を出したいので。
カタリナさんはどうなさいます……？
[お互いの話題が一段落した頃合いを見計らって、そんな提案をした。
一緒に移動するかしないかは、カタリナの意思に任せるつもり。**]
【秘】 【ガーディアン】 スノウ > パン屋 オットー
/*
レジーナさんの宿に集まるのは、
人狼騒動が発生してからでいいので、
最初は自宅そのほか、お好きなところからどうぞ。
発生後も、お宿に泊まらない人がいてもよいですよ。
お宿の部屋は、泊まりたい人用なので。
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
僕への一回目へのお告げの為に
談話室で昼寝をするのは確定事項だったのだけど、
最初、談話室のソファーに深々と腰かけて――みたいに書いていたのだよね。
発言する10分前に、
中世ヨーロッパにソファーなんてないってようやく気が付いたよ。
危ない危ない。
談話室のイメージで描くあまりに、
中世ヨーロッパ風であることが抜けかけていたね。
中世ヨーロッパの医学事情って、ペストマスクの奥に薬草を詰めていたぐらいしか知らないのだけど、
低血圧自体は病名がついていたかはともかく、
症状としてはあっただろうし、
ハーブティーとかは存在していたので他の記述はたぶんセーフのはず。
宗教改革は15世紀末期だけど、異端審問は11世紀からあったし。
*/
青年 ヨアヒム
現実の俺は、レトロゲームの配信者である。
でもレトロゲームだけではなくてフリーゲームも網羅してたりする。
そう言うのは結構"実績"なんて項目がある。
極端な行動を取らないと取れない奴とかな。
ダメージ1しか与えられない武器で敵を倒したり。
只管変態行為をしたり。
やめろって言われてることばかりやったり。
そう言う実績を全て解除することも楽しかったりするし、それを目的として実況プレイしてたりする。
そんな俺の、村の中でのキャラメイクといえば…？
青年 ヨアヒム
ーー村内 りんごの木の下
「ふあ〜あ…、腹減ったなあ。」
りんごの木の下で寝転がり欠伸をする。
誰かの仕事の手伝いをする訳でもなく。
リンゴの木の下にいると言うのに、空腹を満たすためにリンゴの木に登る気すら起きはしない。
誰かに会ったら取ってもらおう。
もしくは気の良いやつなら奢ってくれるかも。
そんなことを日々考えながら怠惰な時間を過ごす。
青年と言う名の無職。
齧る脛があるなら齧って何が悪い。
好青年と書いてKUZUと読む。
きっと他プレイヤーは真面目に参加するんだろうから俺は真逆をいってなんかしら実績解除できねーかなー。
そんなゲーム好きから生じた村内青年が、今の
【独】 青年 ヨアヒム
/*
申し訳ないけど今を生きさせてください！
この量読み返すのは辛いわ…目がしょぼつく…
多分重要なところは読んだけど、俺素村だし流されて殺されていくからさあ…
ならず者 ディーター
─ 現実・第一エリア 蕎麦屋 ─
［話し掛けたタイミングが悪かったか。
すすりかけの蕎麦が口から垂れているまま、彼がこちらを観察するのを待つ。
王室だったら絶対怒られるやつだ、と思ったりしながら。
そして、口の中の物を飲み込んでから返ってきた回答>>412に、ふむ、と顎に手を当てて悩む。
もりそばか。もりそばってなんだろう。あ、彼が今食べているのかな。］
じゃあそれで。
［と言って、同じようにもりそばを頼み、青年の隣に失礼する。
もりそばが出されたら、いざ尋常に！>>402……はい、ご覧のとおりです。
蕎麦とか食ったことないからしょうがない。というか、音立てて食うのもわけわからんし。］
ならず者 ディーター
［ゲホゲホ言いながら食べる他なくなりそうなので、諦めてちまちま箸で蕎麦を掴んで口に運んでいたら、不意に例の噂話を振られる。
まさか、彼の中でおっさん、と呼称されている>>413とは露にも思わないので、食べる手を止めて、相手の顔を見ながらあー…と気のない声を出す。］
そうらしいな。
まあ、死人とかいろいろ出ているようだし…ふむ。
嘘だとも言い切れないんじゃないだろうか。
［そこまで言って、彼の自己紹介に自分も返して>>402。
彼の中で誤解が起きていたことは知る由もないまま、彼もテストプレイヤーの一人だと知る。］
ならず者 ディーター
そうだね、仲間ということかな。
ああ、よろしく。ゲーム、一緒に楽しもうな。
［右手を差し出されて>>413、特に迷うことなくその手を握り、笑みを浮かべる。
キュッと眉間にシワが寄りそうになったのを何とか押しとどめた──と、思いたい。
弁明しておくが、嫌で眉間にシワが寄ったわけではない。笑みがこぼれる代わりに眉間にシワが寄った。そんなことある？と思うかもしれないが、ある。
でも、そんなことは相手が知るわけもないので、そう、業務スマイルだ。
それが人間関係を円滑にします。これは本当。
それから、メイン・サロンへは共に移動をして、到着したら「またゲーム内でね」と言って別れただろう。*］
ならず者 ディーター
─ 現実/記録・とある星 ─
お時間をいただき、感謝いたします。
ディーターと申します。
［恭しく頭を垂れたカタリナ>>415に、此方もにこやかに返して頭を下げる。承諾してもらえた安堵で、きゅっと眉根にシワが寄る。
怒っているのかそうじゃないのかわからない、と国王に言われたことがあるけれど。
拾われる前まで過ごした場所があまりにこやかに過ごせる場所ではなかったので、「笑うな！」と自身に課して眉間にシワを寄せるうちに、うっかり癖になってしまった。
楽しいことがあっても、嬉しいことがあっても、不快なことがあっても。
反射的に出るのは眉根に皺を寄せる行為。だから、意識して表情を作るようにはしているが、それはそれで「嘘笑い丸出しじゃん」と。注文の多い国王陛下の完成である。
だから、ある意味、目の前の彼女は自分と真反対の表情で、同じような状態、と言えるのではないだろうか。尤も、ディーターがそれを知る由はなかったのだけれど。］
ならず者 ディーター
ええ。ただ、やはり小型化の問題は耐久性ですね。
本来なら比例して大きくなるものを小さくするわけですから。
そうすると、やはり現在と変わらず使用範囲が制限されて……。
［彼女の真摯さに引っ張られるように、ディーターの口からもするすると言葉が出る。
尤も、発言を引き出しましょう、と言うのならば、自分が饒舌になる他ないのだけれど。
おそらく、そうでなくても彼女は真摯に向き合ってくれたような気がする。いや、気がするだけなのだけれど。］
ならず者 ディーター
ほう、なるほど。
ネオ・カナン産の鉱物にこんなものが。
ちなみに、これは使い捨て？それとも再利用が可能ですか？
［国王陛下が公務を真面目にしない本当の理由。
機械は当然、経年劣化していくものでどうやってもどんどん型が落ちていく。
そうすると、義肢の動きはどんどん悪くなる。──そう。純粋に疲れるのだ。
陛下は義手を装着しておられるが、それはもう随分と古い。
しかし、挿げ替えるにも良い義手が見つからない。
探す間にもそれはどんどん劣化して、最近ではペンを握る行為のラグに苦しんでおられた。曰く、頭に文字通り手が追いつかない、と。］
ならず者 ディーター
［確かに、調子が悪いホログラム画面がシステム処理をするような妙な空白が増えたように思う。──え？ゲームしてるじゃないか？
それはボタンを押すときの時差を計算してされている。こわい、その熱量はどこから？
──ともあれ。
だから、彼女が熱を持って話してくれた内容>>416は、男にとって大変益があった。
他にも入手経路を聞いて、貿易ライン等を組み立てながら、義肢の構造についての話をしたりもしただろうか。
熱心に話す彼女の言葉を一言一句零さぬように聞いた。
それでもやっぱり、覚えていられなかったけれど──強いて言うなら、声は覚えた──、お互いに気が付かないならば、きっと失礼になることもないだろう。
忘れられて挙動不審故にスノウに通報されていたら、流石に泣いちゃったかもしれなかったが、彼女の記憶に引っかかってかそうじゃないか、されなかったのでヨシ！*］
【独】 ならず者 ディーター
/*
仄めかさない/仄めかしにならないように気を付けてるんだけど、どっか仄めかしになってしまってたりしたら申し訳ない……
天のお告げ（村建て人）
ご質問がありましたので、此方でもお知らせしておきます。
村にログイン後、レジーナさんの宿に集まるのは、
人狼騒動が発生してからでも大丈夫です。
最初は自宅や、職場関連の宿泊施設その他、
お好きなところからどうぞ。
発生後も、お宿に泊まらない人がいてもよいです。
お宿の部屋は、泊まりたい人用となっております。**
旅人 ニコラス
……はい、好きです。
残念ながら『下手の横好き』……レベルですが。
[苦笑を浮かべて腕前を馬鹿正直に白状する。
寝落ちする者に対してげぇむは無情だ。
意識を取り戻したら終わってたなんて、何度やらかしたか正確に覚えてないくらい。]
パン屋 オットー
ーー村内/パン屋『ハティ』にてーー
[ーー鼻孔を擽るのは小麦の焼ける香り。
その芳ばしい香りに焼き頃を悟った僕は、石竈からパンを取り出して味見用として1つを割ってみる。
立ち昇る湯気で焼き立てを知らせるパンは予想通り、丁度よい焼き加減だった。]
…………。
[そのまま口に頬張り、念のため味見をして出来を確認する。
満足のいくものができた瞬間は、どうしても口角が上がってしまうが、誰もいない……いないよね？ ならば特に気にすることもない。
誰かの口に入るものなのだ“美味しい”と思ってもらえるようなものを作りたい。そう願いながら、今日もパンを焼く。]
旅人 ニコラス
ヨアヒムさん、で赤盾さん？ もしかして実況プレイ配信を配信している？
あれを見るのは好きです、自分では絶対再現できないプレイに毎回驚いています。
あっ、おれはニコラス・リーベスヴィッセンと言います。
貸してくださるというそのお気持ちも、大変嬉しいです。
でもおれはこのあとテストプレイに参加するので、もしご厚意を受けられるなら、そのあとにしてもらえると助かります。
[しかも若者は貴重な携帯げぇむ機を貸しても良いと言ってくれた。
なんてことだ、あなたは神か？！ と非常に感激していたので、握手に応じている間に必要な挨拶を全て言い終えた。これは奇跡だ。]
旅人 ニコラス
……？？？
[だが青年の予想よりも早く閉じられたドアに、困惑気味の表情が浮かぶ。
しばし悩んだあと、きっとげぇむがクリア寸前だったから、早く再開させたかったのだろうと結論付け、その場から移動した。**]
【独】 青年 ヨアヒム
/*
ニコラスさんありがとうありがとう
ゲームやってる時の俺は結構素でこう(ゲーム優先しがち
だってゲームやってるんだもん！(
ならず者 ディーター
─ 村内・レジーナの宿・食堂 ─
［また？という声>>443が聞こえて、チラリと顔を上げると、オットーが立っていることを確認する。レジーナにパンを持ってきたところだろうか。
それを確認すると、またディーターの頭は木製のテーブルに吸い込まれていった。
『ハティ』のパンは美味い。あそこの焼きたてのバケットにデカいチーズをのせて食うのは本当に美味しい。少しずつチーズが溶けていって、食べ始めと食べ終わりでチーズの具合が違う。それから、酒にもよく合う。これは最も大事な部分だ。
ただ、あのガチガチに固まった表情筋はどうにかならないだろうか。
声音的に、此方に呆れているのだろうか。いやはや、それなら慣れたもんだ。
苦笑い──はわからなかったけれど、少なくともうんざりしているわけではないだろう。
現に、わざわざコップに水を汲んで、「ちゃんと飲んだ方が良い」と渡してくれるのだ。
──ただ──。］
ならず者 ディーター
………酒がいい…。
［突っ伏したまま、呻くようにそう溢した。
だけど、わざわざ水を汲んできてくれた人間が「わかりました。はい、どうぞ」なんて言って酒を渡してくれるわけがないことは、アルコールでグチャグチャの頭でもなんとなくわかる。］
…それか、ライムかレモン絞ってくれ……。
［続けて、呻くようにそう言う。
酔っているところに柑橘類の果汁を入れると、頭がすっきりする。
どういう原理なのかは、一切知らないが。だけどそうしたら、また気持ちよく酒が飲める、というわけだ。なので、そう要求してみたけれど。
まあでも、自分で絞って、と言われれば、それはそれでやる。
無論、水を汲んでくれたことには礼を言って。*］
【見】 スタッフ シルキー
[自分も大概社畜気質ではあるものの
エレオノーレはまた少し違っていて、
単純に好きで仕事にのめりこむタイプだ。>>408
色んな部門を行き来して調整する立場上、
エレオノーレとも交流がある。
プログラムの仕事をお願いしに行くと
大抵あれこれと話をしてくれるので
聞き役になることも多かった。
（正直専門的な部分はあまりよくわからなかったし
忙しい時は申し訳ないと思いつつ
喋りに夢中になっているうちに立ち去ることもあったが…）
けれど、仕事に誇りを持っているところは尊敬している。
デザイナー、プログラマー、音楽クリエイター、
どれも自分にはできないことで、
様々な分野の人の力を借りてゲームは作られるのだから。]
【見】 スタッフ シルキー
[以前自分が倒れた時は彼女にも心配をかけてしまったようで。
その節は申し訳ないと思いつつ、
以後は同じことがないよう気を配ってはいる。]
いよいよ始まりますね～……
何だかいざってなると緊張しちゃいます。
[エレさんもう何か食べました？
などと尋ねながら、代表挨拶を聞いている。**]
【独】 少年 ペーター
/*
毎度の事だから知ってたけどログの進みよ(真顔
まぁなんだ
出遅れた分どうにかとは思うけど
焦るのは禁物のたry(なので
今夜中にロル書いて落とすぞという低い目標で一先ずは生きる
教会への縁故ぶん投げる想定だけは頭に出来てる(そこ
パン屋 オットー
お酒も煙草もいいけどさ。
あまり飲み過ぎると体壊すよ。
耳にタコだろうけれど。
[毎回言ってるような気がする小言を溢しながらレモンを搾り、ペパーミントを飾って差し出す。]
いつも図書館行くぐらい真面目ならいいのに。
[なんて付け加えて。*]
旅人 ニコラス
[追記すると、スタッフに渡されるテストプレイヤー情報には、出身星はもちろん冬眠する齧歯目種族であることもしっかり記載されている。
何故なら、外気温が一定以下に下がると冬眠状態に移行してしまう体質故に、予めそれを周知徹底させてないと、最悪変なタイミングで多大な迷惑をかける可能性があるからだ。
とはいえパーティを妨害しないよう、ひたすら大人しく振舞っているため、例えばどこかの高速パラパラ漫画の猫と鼠のような追いかけっこ等は発生しないだろう。*]
旅人 ニコラス
[パーティでの青年の言動について詳しく描写する機会を得られるなら、別記するとして。
げぇむにログインするべく、設置済のコクーンに入った途端、穏やかな眠気が訪れた。
周囲を優しく包まれ何かに襲われない場所にいるという安心感は、何物にも代えがたい。]
”……げぇむの中で、おれはどんなおれになっているのだろうな――”
[そんなことを考えていると、意識が現実から非現実へ移行していく……。]
旅人 ニコラス
― 村内/船着き場 ―
[ 世界は 常に光で溢れ
そして光あるところは 神の愛で満たされている。
ほんの一瞬でも 神の存在を感じられぬ時があるならば
それは人が自ら 影を作り
天の恵みたる光を遮っているためではないか？ ]
今日この瞬間、懐かしき狼月の村へ、再び足を踏み入れた。
おかえりなさい、僕。
今回の訪問では、一体どんな僕に出会えるかな？ 今から楽しみで仕方がないよ。
[旅人が温泉目当てにこの村を定期的に訪れるようになってから、五年が経過しようとしている。
大きく伸びをして、空の青を堪能していたが、ふと眉間に皺を寄せた。
……船を待っていた間に見たときよりも、雲が多くなっているような気がして。]
[ でもそれは多分 秋空を彩る女神の戯れに違いない。
だって世界は こんなにも美しいのだから。 ]
少女 リーザ
── 船内観光 ──
［メイン・サロンを出たあたりで、
会話する2人の前を通り>>323,>>346
向かった第一エリアでは、殺人的な量の料理を前に>>18
素敵な笑顔を持って談笑する2人の姿を見て>>193,>>95
料理に驚き
蕎麦屋ではいかつめの男性2人を見つけ>>249,>>317
(そのうち1人はワインレッドの少し怖いお偉いさん)
思わず"あ！あの人！！"という表情をしたところを
オットーさんに見られ、こっそり説明をしたり、
第4エリアに向かうとき、
男性と>>318義手の女性>>391の横を通り過ぎたり、
ファームパークで農家さん？を見つけたり>>93
………なんてこともあったかもしれない。］
少女 リーザ
［そして、その時が来た。
1人、コクーンの前で目を閉じ深呼吸をする。
もう一度。
………もう一度。
人狼なんてものに対する知識は一般教養程度で
昔、母の兄弟が殺されたと聞いたけど
その話の真偽すら知らなかった。
聞こうとも思わなかった。
だってそれが本当なら、
辛い記憶を呼び覚ますことになるから。］
シスター フリーデル
―― 船内/カフェ ――
［ジムゾンの方が、
自分より先に気づいていたり>>188
指環を使う動きを見られていたり>>189したとは、
つゆ知らず。
けれど、もしも知れていたなら。
あいつが、死んだ筈の女の姿を目の当たりにして、
どんな顔をしたか―――……
ちょっとだけ、知りたかったかもしれないわね。
……言っとくけど。
本当のほんとうに、ほんのちょっぴり、よ？ ］
シスター フリーデル
[ 最初に話しかけた時。
此方は驚きにギョっとしかけた直後だというのに。
あの男ときたら、
憎ったらしいほど、イイ笑顔で答えるものだから。
こ、コイツ……私のことなんて、
すっかり忘れてがやるわね？
と、内心で拳を握っていたけれど。
続く会話が、どうもおかしい>>191 ］
シスター フリーデル
……そ、そうでしたか。
テストプレイヤ―の方でしたのね。
まあ、そんな……わたくしなどを。
過分なお言葉に与りまして、恐縮ですわ。
［ 可愛らしいだの、魅力的だのと。
上辺だけしか見せたことのない、
色々な男から、安く聞き飽きている筈の言葉なのに。
この男の口から聞くと、どうにも妙な感じがする。
その感覚から逃れようとしてか、
杖を持たない手が無意識に
太腿の武器へ伸ばされていたようだ。］
シスター フリーデル
此方こそ、こんなに寛大で
お優しい事を言ってくださる殿方は
『初め……
［ 忘れているのと、憶えているのだったら。
絶対に、忘れられている方が、良いのだから。
『初めて』と話を合わせるように言いかける口調が
普段より少しだけ、鈍った筈なんてないだろうに。
けれど、一瞬早く聴こえた爆弾発言に>>192。
焦げたハンバーグという名の肉塊と>>168
同じくらい真っ黒い歴史を、思い出してしまった。］
少女 リーザ
［何度も何度も深い呼吸を繰り返す。
これに参加すればお金がもらえる。
もしかしたら、ゲームの中で歌うことだって。
────よし。
両の手をぎゅっと握りコクーンへ乗り込んだ。
そして、ゲームの世界へと落ちていくのだった。］*
シスター フリーデル
［ あの日。>>91
瀕死の重傷を負ったのは、人生で何度目だったろう。
もう、忘れちゃったわ。
でも、おかげさまで、死にかけることに関しては、
プロフェッショナルの域に達していたので。
あ、コレは流石に死んじゃうかも……
そう悟った瞬間から後の記憶は、曖昧だ。 ］
シスター フリーデル
［何度経験しても慣れない、
気が狂いそうなほどの激痛のせいか。
失血で体感感覚すらなかった体のせいか、
役立たずの私の脳が、記憶を放棄しためか。
いずれにしても、気づいたら意識のほぼない状態で、
知り合いの所長の探偵事務所の船に、
転がりこんでいたらしい。>>168 ］
シスター フリーデル
［ そこまでして。
自分が生きようとしたと、生きたがったと。
後から聞かされても、
信じられないような気持ちだったけれど。
そういえば、朦朧とした意識の底で、
ずいぶんと、変な夢を見ていたっけ。 ］
シスター フリーデル
［ 妙に肉々しい、ハンバーグの匂いのする焚火が
煙を上げて赤々と燃え盛り>>16
その焔に照らされた巨大な黒猫めいた生物に、
じいいっと観察された挙句。
ズタズタに引き裂かれかけた血まみれの身体を、
ぱくっと担ぐように咥えられた>>169
暴れても、爪を立てても離してもらえず。
袋詰めにされて、爪を切られ。
高いところから落とされかけて、
巨大もふもふな前脚に、チョイチョイ擽られる
…というような。 ］
シスター フリーデル
［今になって思い返すと、
多分彼の言葉の単語だけ聞き取って、
正気度喪失が大きすぎて発狂したかのような、
酷い夢想をしていたようだ。 ］
……っ、やめて。私はお肉じゃ、ない…っ
お野菜、なの！
猫が食べても、美味しくない……ったら！
［死の危機と激痛に対処するために、
私の体に流れる半分の血が、
麻酔様の物質を多量に生成分泌したらしい。
それに酔ったような、自家中毒状態だったのだろう。
自分ではあまり覚えていないが、
おそらく血や体液から、花と草樹の混ざったような、
微かなウッディさのある酷く甘い匂いが。
濃厚に漂っていたかもしれない。 ］
シスター フリーデル
……はっ、それとも
まさかあなた、ベジタリアンなの？
や、やめときなさい。猫なのに。
栄養が偏っちゃう、でしょ……
お肉をお食べ？
腐っても鯛、切れても錦、焦げてもハンバーグよ…
［ このでっかくて、鍛えているみたいに頑丈な黒猫が、
ベジタリアンだったら、どうしよう…？
意識朦朧のとんでも連想から、すっ飛んだ思考回路で
譫言めいた呟きを零しながら。
可能なかぎり、暴れようとしていると。
あらまぁ、なんと。
巨大黒猫は、急に、地球発祥で宇宙に広がった、
黒猫マークの宅急便のオニイサンに早変わり！>>170
帽子の黒猫マークから勢いよく飛び出て来た黒猫が、
荷物に受取スタンプを前脚で押してくれ>>170
流石に、少しだけ、正気が戻った。 ］
シスター フリーデル
だ、ダメ……！
その、荷物は…大事なもの、なの…っ！
［ 運び屋を介してまで、届けられた荷物なのだ。
受け取る時にその運び屋の顔を見られていたなら、
その人もまた、綺麗な黒猫のようだったなと、
思い出したかもしれないが。
さて、どうだったろう。
その後も、何度か荷物を頼むうち、
言葉を交わしたことも、あったかしらね。
3年前に死んだことになってからは。
その人とも、
この船でニアミスしかける未来など>>94。
想定してはいなかったけれど。 ］
シスター フリーデル
［ その後、医務室に放り込まれ>>170
こういうことに慣れていそうな、
実践的な応急処置をしてもらった。>>171
仮に数値化するなら、
＜応急手当て＞の技能値は、
さしずめ、60くらいといったところか。
とはいえ、
治療にあたって、服をむかれそうになった時には。
医療行為と分かっていても、
さすがに抵抗しようとしたわよ？ ］
シスター フリーデル
［ 恥じらい？
ま、まあ多少は無くもないけれど。
恥じらいで治療を拒否するほど、莫迦じゃないわ。
問題は、太腿のサイ・ホルスターの特殊な武器や、
全身に残る、特殊な傷痕の方。
普通の刃物や銃火器傷と違うことは、
こういう手当になれていそうな彼には特に、
隠せないだろうなと、思ったから。 ］
シスター フリーデル
［ 大量の出血と、
治療を終えた安心感と疲労からか。
彼がベッドサイドで、
何かの問答をしているような様子を、
ぼんやりと眺めていれば>>173
虚空に浮かび上がる、
＜お留守番用フローチャート＞なるものは。
まるで、世間知らずの子ども用の、
訓練シートのようで。
知り合いである、
この探偵事務所の所長からの指示だろう、
最後の答えにたどり着いて、
やっと医者を呼ぼうする姿に。］
シスター フリーデル
［ そんなことを、ぼんやり思っていれば。
ふっと、視界が暗くなり。
先ほど、クロイと呼ばれていたような気のする>>170
黒いもふもふの長毛猫が、
顔の上にゴロン、と転がってきた>>174
喉を鳴らしながら、
すりすりしてくれる様子からすると、
おそらく、猫は添い寝してくれているつもりらしい。
解る、それは解るの……でもね、猫さん！
そのもふもふの毛に包まれた、
柔らかく温かい腹肉の大海原は、
見事に、私の呼吸器官を……
ああ、意識が遠のいて……］
シスター フリーデル
［ ”顔の上にお腹乗せて寝る猫、
可愛いと思わない？ ”
怪我のみならず、
まさかの猫死からも、助けられ>>174
彼には、黒歴史と言う名の借りが
二つもあるのを思い出せば。
できるもんなら、とでも言いたそうな笑みに>>192
昔怪我が治った後のように
一緒に一暴れすべく、
”軽い準備運動”をけしかけたい気持ちも
湧いたけれど。 ］
シスター フリーデル
［ 彼の知らない、
右目の上の傷痕がチクりと痛んだ。
同じく、３年前まではなかった杖を
ぐっと握りしめて、堪える。 ］
少女 リーザ
── 村内:レジーナの宿入口 ──
おっはようございまーす！
［レジーナの宿に元気で心地よい声が響く。
童顔で2つ結び、緑色のワンピースを見に纏った、
名をリーザという20歳の女の子だ。］
レジーナさーん、今日もお掃除から始めるねー！
［リーザはレジーナの宿を手伝う村の娘だった。
レジーナの不在時や体調を崩した時には
リーザが代わって店番をする。
テキパキと手際よく宿内を掃除し始めるリーザ。
少しノッてきたところで歌を口ずさみ始めた。］
シスター フリーデル
［ ……そうよ。
この船内で悪目立ちするのは、得策じゃない。
それに今の私は、もう。
あんたの知るあの頃のようには、
戦えないだろうから……悔しいことにね。
せいぜい出来るのは、遺されたこの爪牙で
猫のように、じゃれつくことくらいかしらね。
それでも、隙を見て運命に一噛み報いることくらいは
してやろうと思って、生きているの ］
シスター フリーデル
……そうね。そんな黒猫なら
ハンバーグを丸焦げにしちゃう男くらいには、
可愛いんじゃないかしら？
［ 焦げたハンバーグを一緒に食べるなら、
生きている方がいいと。
会話の中で、時折浮かべていた、
真似事のようなぎこちない笑みとは違う、
少しの安堵の伝わる、笑みに似た表情が、
ふと、記憶を過って。>>176
少しだけ水色を柔らめて、苦笑を返すにとどめた。
ほら、どうよ？
私だって、
３年前よりちょっぴりは、大人になったのよ。］
シスター フリーデル
それにしても、
相変わらず、子どもみたいによく食べるわね。
月光食だけでも、お腹一杯になれる私の体組織の
燃費効率をわけてあげましょうか。
でもまあ……たしかに、ちょっと美味しそうね？
［ 相変わらずの可愛げない皮肉を口にしながら、
ちゃっかり、勝手にジムゾンのテーブルに座り。
味見なら、してあげてもいいけれど？ と。
プリンやらケーキやらパフェを頼むようなら>>193
ご相伴に預かろうかと。
月光で光合成に近い栄養素生成が可能な
絶滅した種族の血を引く子孫としては、
これでも、食い意地がある方なのだ。
誰かさんが、目の前で盛り盛り食べる姿を、
以前はよく眺めて楽しんでいたような、
気がするから。 ］
シスター フリーデル
……それで？
ジムゾン、あんたは
本当にテストプレイのためだけに、ここに？
それとも……”仕事 ”がらみ？
［ 彼の食欲がひと段落した頃だったか。
そう尋ねてみたなら。
産業スパイだとか>>13
ホログラムのもふもふ泥棒だとか>>14
彼らしい話の後にでも、
仕事がらみか否かくらいは>>377>>378
彼の探偵事務所の所長の知り合いだとか
昔の同業者だとかのよしみで、聞けただろうか ］
少女 リーザ
〜♪〜〜〜〜♪♪
［村のみんなをモデルにした歌詞の
明るくポップで透き通った歌声は宿全体に響き渡り
リーザが玄関先にいることを告げる。
レジーナからは最初こそ煙たがられたが
その歌声を聴きに来る客も多く、
今では一つの宿名物となっている。
もし話しかける者がいたのなら
大きな笑顔を見せておはよう！と挨拶を返すだろう。］*
シスター フリーデル
［ 勿論、依頼内容をおいそれとは明かせない事は
解かるので。
詳細を此方から尋ねはしない。
参加理由の残り半分>>24>>385は、
今は知り得る術のなくとも。
次いつ会えるかもわからない相手だからこそ。
二つもある借りの幾らかは、返しておこうかという
気まぐれを起こしただけよ。
もっとも、もうすぐテストプレイが始まるから、
何か手伝えることがあるかもしれなくても、
その後になるかしらね、と思いながら。 ］
【削除】 シスター フリーデル
［ それからも、ジムゾンとは少し話をしたかしら。
頃合いを見て、
次の”仕事 ”のために席を立ち。 ］
じゃあ、また。
テストプレイで……かしら？
ああ、そうそう。
釘を刺さなくても、
あんたなら解ってくれていると思うけど。
この船内では、私達は今『初めて』
会ったってことに、しておいて。
もし機会があっても、話しかけるのは、
私が安全だと合図した時だけで、お願いね。
［ 口止め料代わり、というわけではないけれど。
カフェを出る前に、通りかかったウェイターに、
代金とチップをはずんで、
彼のテーブルに、プリンとケーキとパフェを
追加注文しておいた。 ］
シスター フリーデル
［ それからも、ジムゾンとは少し話をしたかしら。
頃合いを見て、
次の”仕事 ”のために席を立ち。 ］
じゃあ、また。テストプレイで……かしら？
ああ、そうそう。釘を刺さなくても、
あんたなら解ってくれていると思うけど。
この船内では、私達は今『初めて』
会ったってことに、しておいて。
もし機会があっても、話しかけるのは、
私が安全だと合図した時だけで、お願いね。
［ 口止め料代わり、というわけでもないけれど。
カフェを出る前に、通りかかったウェイターに、
代金とチップをはずんで、
彼のテーブルに、プリンとケーキとパフェを
追加注文しておいてあげたわよ？ ］
ならず者 ディーター
─ 村内・レジーナの宿 ─
［パン屋に言われても、と言われて>>452、確かに、と思った。
じゃあ…と言われて出されたら、それはそれで困惑したかもしれない。
尤も、持っていてもあしらわれたであろうことは──アルコールに浸った頭では考えられなかっただろう。
ちょっと待ってて、と言われて身体を起こす。
あ、気持ち悪い。そう思って、すぐにテーブルに肘をついて背を丸め、僅かに項垂れた。
そうしていたら、レモンとペパーミントを持って、オットーが戻ってきた。
二日酔いにいいらしい……おや、どこで聞いたんだったか…まあいいか。
二日酔いに一番いいのは迎え酒だ、と言って憚らないのはたぶん、この飲んだくれの男ぐらいだ。
テーブルに放り出した煙草とライターを手繰り寄せたのと、お小言と共に一手間加えられた水>>453が差し出されたのは、ほぼ同時であったように思う。］
ならず者 ディーター
こりゃどうも。ありがとチャンね。
…お前サンも毎度飽きないな、その小言。
［差し出された水を礼と共に受け取って、グラスに口をつける。
毎度思うことがあるのだが、どうしてペパーミントを飾るとみんな可愛らしい出来栄えになってしまうのだろうか。別に不快だ、と言うわけではないのだけれど。
オットーからの小言は右から左に聞き流す。
確かに、傍目から見て嗜好品の領域を超えているだろう。
なにせ、いつ見ても酒を飲んで、煙草を吸っているわけなのだから。
え？寝煙草？それは流石にちょっと…とは、昔軽いボヤ騒ぎを起こした男の言だ。］
何を言う。
オレはいつでも真面目だろう、そうだろう。
［チッチッチ、とグラスを持ったまま指を振る。
朝から酒を飲んで煙草を吸うのが良くないことだって誰が言ったんだ？とでも言いたげな顔だ。*］
【見】 デザイナー ラートリー
─船内／メイン・サロン─
[ 船内の散策でもするかと過ったけれど
のんびり散策する時間はまだ在るだろうと
準備の為、イベント・スペースへと足を運んだ。
イベント・スペースには既に社員や参加者が
数名いただろうか。
見掛けた人達に挨拶し、頭を下げて開始を待つことにする。
周辺を見渡すと、若い人が多い気がしたが
ゲームのテストプレイであれば納得。
もしくは、外見が若いパターンもあるだろう。
私は地球星系列出身であり
寿命は精々百年未満の唯の人間。
三十年と言えば、既に人生の三分の一程度を
終えたのだが、長命の種達から見れば
まだまだ若輩或いは子供の部類になるのだろう。]
【見】 デザイナー ラートリー
[ そしてお披露目、レセプションが開始した>>#12。
このような席でもゼラト氏は顔を出さず
代理で済ませる様に眉を顰める。これだから社員に
「実は存在しない想像上の代表」だとか
「ホログラム上にのみ存在する電子の精」だとか
噂されるのだろう。
大体ホログラム上にも存在していないじゃない。
かくいう私も社員でありながら
ゼラト氏本人に会ったことは無く
彼は既に故人で、誰かが成り代わっている、と
言われても即座に否定は出来ないだろう。
そしてロゼータ博士にシェルダン医師と挨拶が続く。
二人共、幾度と開発時に世話になった方々だった。
アルスの急死で後任となったばかりの私に
気を遣ってくれた記憶は新しい。
私は社員席の端で進行を見守る役目だったが
ホログラムデザイン関係の質問があれば
不幸があった件等については伏せて
詰まることも無く回答することが出来た。]
【独】 少年 ペーター
/*
中身漁りする気なくてもログ読んでるだけでフリーデルとディーターとヨアヒム辺りからものすごく全裸臭がするんだ…()
【見】 デザイナー ラートリー
[ アルス死亡の報告を受けてからの私は
表情も変えず、悲しむ素振りも見せず
自分の受け持ち分に、アルスの遺した仕事を含め
二人分、鬼のように働いた。
その様子を見て可哀相だとか
悲しむ素振りを見せないから
「冷徹女」と揶揄されたこともあった。
────逆。
仕事をしている方が忘れられるの。
だから、思い出さないように
ひたすら仕事に打ち込み、明け暮れていた。
ぼうっとしていると、彼のこと、凄惨な事件
更にその前の事件らを思い出してしまうから。
あの時の私は、表情と心を隠す仮面を被っていた。
でも、シェルダン先生は些細な変化に
気付いて下さったのか、私に声を掛けて下さった。
その時は気遣いが余りにも嬉しくて
最初は我慢してたのに、酷く泣いてしまったかしら。]
【見】 デザイナー ラートリー
[ その後の挨拶やコメント>>#13も滞りなく進み
パーティーの時間は最初こそ顔出しをしたけれど
一杯戴いた程度で切り上げ、社員であり
同行スタッフとして、テストプレイの準備に取り掛かった。
私がデザインした登場人物や風景、背景の映像が
瞬時に現れると否が応にも胸が高鳴る。
船に乗った頃は無気力で、早く帰りたいとばかり
思っていたのがもう少し居たい、に変わる程には。
作品の製作は、産みの楽しみ。
テストプレイ時も、更なる楽しみを味わえるだろう。
自分自身に信じ込ませ、私もコクーンに入り横たわる。]
神父 ジムゾン
―― レセプション・パーティー ――
[会場にはゲームへの参加者や関係者たちが集まって、
盛大なパーティーが取り行われる。
その時の自分の心境？ そんなものは決まっている。
カフェで腹八分目にしときゃ良かったな！！！
なぜ人類は、旅行先であれこれ買い食いをして、
旅館の夕食の前に腹を満たしてしまうような、
後先考えないことをするのだろうか。
それは人類だけの業に留まるのだろうか。
真相は定かではないが、一言で言うと、
少なくとも自分は愚か、ということだ。]
【削除】 神父 ジムゾン
[一言コメントを求められた時には、
人の好い笑顔を浮かべ、にこやかに語った。]
楽しんできますねー！
あ、そうそう。
さっき第一エリアのカフェで食べた
セットメニューは絶品だった！
この船のスタッフさんにも感謝を。
ところで、
ラ ー ジ サ イ ズ は お す す め だ
[訳：お前らみんな巻き添えだ。]
神父 ジムゾン
[一言コメントを求められた時には、
人の好い笑顔を浮かべ、にこやかに語った。]
楽しんできますねー！
あ、そうそう。
さっき第一エリアのカフェで食べた
セットメニューは絶品だった！
この船のスタッフさんにも感謝を。
ところで、
ラ ー ジ サ イ ズ は お す す め だ
[訳：お前らみんな巻き添えだ。]
神父 ジムゾン
[人がごった返す会場には、知った顔もいた。>>439
仕事ではなくまさかこんなところで会えるとは、と
驚きはしたけれど。
その時は話しかける余裕もなかったので、
ゲームが終わったときにでも話せるだろうかと、
軽く手を振るにとどめたけれど。
挨拶を聞いた時には、>>449]
それな
[と、思わず声が出た。
どうやら相変わらずのようである。
彼の時間感覚からすると、以前の仕事の時の話は、
『ついこの間』くらいになるのだろうか――と、
そのようなことを想像しつつ。
もしかしたら、近くには動画で知った顔も
見えたかもしれないけれど、
やはり話しかける時間はなかっただろう。>>298 >>439]
神父 ジムゾン
[パーティーが終われば、
ゲームの説明を聞き、コクーンへと誘導される。
『人狼ゲーム』というのがどういうものであるのかは、
事前に確認して、動画もいくつか見た。
感想としては一つだった。
仮想現実でやるもんじゃねえぞ、これ。
いやもう、そういうことにかけては、
色々と経験があるものだからね？？
――ただ、それはそれとして、
自分には是が非でも参加したい理由もあるのだし、
事前情報を得るために見た動画のプレイングは、
理論と心理戦と弁舌と騙し合いが複雑に絡み合った、
実に見ごたえがあるものだった。
遊戯として人気が出るのは分かる。]
神父 ジムゾン
[銀色のコクーンの中に身を横たえる。
ころんとした繭のようなそのフォルムに、
乗船前に見たこの船の外観をふと、思い出した。
ゲームの開発はゼラト・ゲームス社だから、
似ているのは偶然だろうか、どうだろう。
ともすると、この船自体が
銀色の繭のようにも思えてくる。
心地よい、けれどもどこか人工的な眠気が押し寄せて、
意識をゲームの世界へと運んで行く。
――… 光の欠片が、瞼の裏にある。
曇り空の星よりもおぼつかず、
ひとときでも目をそらしたなら、
闇に吸い込まれてしまいそうな。
知っている。
この感覚は、初めてではないはずだ。
これから自分は、『帰る』。]
シスター フリーデル
― メイン・サロン→ログイン ―
［ 茶番めいたレセプションも、
終わりに差し掛かり>>#12
歓談の時間になって、乗船時に
手を引いて部屋まで送ってくれた>>104
カタリナを見かけたなら>>100>>101>>103
他の方との話が終わった頃合いを見計らって>>348]
カタリナさん、
先ほどは、部屋まで送ってくださって
ありがとうございました。
少し急いでいたもので、あの時は、
あまりお話出来る時間がなくて、ごめんなさいね。
でも、ゲームのお話ができて、楽しかったですわ。
［ そう、感謝と謝罪を伝えてから。 ］
神父 ジムゾン
[現実とはなんだ？
今もまだ、分からない。
それは機械仕掛けの神の気紛れで、
たやすく覆されてしまうものだから。
神とはなんだ？
言葉にならずとも、自分の中に、
向かい合い続けた何かはある。
――… もう一度、かえらなければ。
探したいものが、あるのだ。]
神父 ジムゾン
―― 村内 / りんごの木の近く ――
[結論から言おう。
今自分は、くっそ忙しい。]
えーとなんだっけかー！！
『臘月祭』の儀式の段どりの再確認と
必要な物運ぶのと、
金狼さまとセイラ様の劇の方にも顔出して、
あーそーだ、木の役が足りないんだっけ？
木？
そんなの木でも生やしとけよ！！！
いっそ竹でもいいわ！！
神父 ジムゾン
[指を折りつつ段取りを頭の中に巡らせつつ、
村の道をひた走る。
『臘月祭』は、村の神様であるところの
金狼とセイラ様を祀る祭りだ。
そして神父は神様の使いっぱしりである。
――ということを言えば、
敬虔な村の年寄りあたりには眉を顰められるだろうか。
神父というにはどうにも素行が品行方正の反対側で、
勤めのときは兎も角、普段は色々雑になるのだ。
そして裏方の準備はなぜぎりぎりになるのか？
決まってんだろ、
古今東西、準備ってのはそういうものだからだよ！]
シスター フリーデル
ゲーム内ではきっと、
現実のお互いが分からないでしょうけど…
カタリナさんにとって、このゲームが
楽しいものとなるように、願っておりますわ。
神父 ジムゾン
――って、お前さんか。
いやもうお前さんでもなんでもいいや！
祭りの裏方に人手が必要なんだよな、
なんならそこのリンゴが上から落ちてきて、
お前さんの頭に激突して、
労働する気紛れとか起こしやしないかな？
村の爺さんばあさんだとか、
重いもん持ち上げると腰いわせそうな連中に、
物を運ばせるわけにもいかんだろ？
手伝ってくれるなら
祭りでなんか美味いもんでもおごるぞ！
[まあ、こいつののんびりしたところは、
それはそれで空気が和むものだから、
常日頃咎めだてすることは一切ないのだけれど。
今は単純に、猫の手でも借りたい。]
シスター フリーデル
ああ……そういえば、ごめんなさい。
端末を拾う時に、少し見えてしまって。
ゲームのスタッフに、
お友達がいらしたようだけれど、
もう、お会いになれました？
［ 彼女が、スシのことを
他スタッフに尋ねていたとは、知り得ずに。
さりげなく確認しつつ、
暫く言葉を交わしただろうか。
やがて、スタッフに案内されれば、
コクーンの方へ向かおうと。 ］*
【独】 ならず者 ディーター
>>511>>512
ふふ、今年も忙しそうですね。
休み休みしなくてはいけませんが、それはそれとしてしっかりなさってくださいね。
【見】 情報屋 アリスバック
―― メイン・サロン/レセプションパーティー中 ――
[『狼月の村』のお披露目パーティーは、それはもう盛大に行われた。>>#13
ノンアルコールのしゅわしゅわする飲み物の入ったグラスを左手に掲げ、
時にグラス越しに、時に肉眼で、パーティーの様子を観察している]
巡り合わせの妙とはいえ、
なんだってこんなことにー、だよなあ。
[舞台上で挨拶をしているひとがいるという光景を横目に、
彼女の思考は過去を辿る]
【見】 情報屋 アリスバック
[情報屋というのはアコギな職業である。
まるで探偵のように、時に自分の足で、時に電子的に情報を集めながらも、
それをあくまで自分たちのために使うのだから。
勿論、依頼されれば情報を渡すことはあるが。
そうしてひとたび謎にぶつかっても、止まらない。
近所の酒場の隠れメニューはどうしてあんなに美味いのか、とか、
自分達の事務所のあるビルに車が突っ込んできたのはどうしてなのか、とか、
なんでもかんでも知りたがる。
好奇心たっぷりの少数精鋭で営まれているのが彼女の属する情報屋である]
【見】 情報屋 アリスバック
[そう、そもそもの始まりは。
彼女が属している情報屋が拠点とするビルに、
一台の車が突っ込んできたことであった。
車と、そこに乗っていた面々がただでは済まなかったことは確かだが、
ビルの方もそれなりの被害を受けたのは確かだ。
破壊の後はいずれ治る。しかし、謎は残ったままだった。
『なんだってこいつは朝っぱらからうちのビルに車ごと突っ込むなんてことをしたんだ？』という。
かくして、事変の当事者――ルーポ・グリーンアイ氏の周辺を調べていったところ、
『狼月の村』という、開発途中のゲームに辿り着いたわけだ]
旅人 ニコラス
[自分には、七年より前の記憶は存在しない。]
[ 目を閉じて 己の裡を探ろうと手を伸ばしても
触れるのは 星が全て消え去った夜空よりも
なお深い 一面の黒。]
[大怪我で死にかけていた自分を助けてくれた人によると、崖の下に血まみれで倒れていたところを発見したらしい。
虫の息だったところを、奇跡的に持ち直したそうだ。
ただし頭を強く打った衝撃で、以前の記憶を全て失ってしまっていた。
生きていただけまだまし。
そう割り切って生きていくには、自分は余りにも若すぎた。
怪我のリハビリを終えて、依然と変わりなく体を動かせるようになった直後、いわゆる”かつての自分探し”の旅を始めることとなる。]
旅人 ニコラス
[ニコラス・リーベスヴィッセンとは、そのとき助けてくれた人がつけてくれた名前だ。]
『ニコラス……お前が全てを失ってしまったことを嘆くなら、まずは神がお前を生かそうとした、その深い愛を知ることから始めなさい。』
[幼子にするように、何本も皺を刻んだ大きな手で頭を撫でてくれたその人が、”ニコラス”と呼び掛けるたびに悲しそうな顔をしていたことを思い出す。
でも、何故かその理由を聞き出す勇気には最後まで恵まれなかった。]
【見】 情報屋 アリスバック
[アリスバックがここにいるのは偶然の産物だ。
情報屋のビルに車が突っ込んだのは本当に偶然か分からんが、
己が出資者のひとり――テニエル氏の血縁だったのはマジもんの偶然だ。
超命種でもないのに80を超えてなお元気で、
宇宙のあらゆるところに知り合いがいると評判のテニエル氏が、
アリスバック・ヘラーのことをちゃんと覚えていたのも含めて。
こうして、あからさまに行きたがってた他の面々を差し置いて、
シルバー・メリー号に乗り込む権利を手に入れた。
何も起こらなければただ、ほんのわずかの偶然により長い休みを手に入れたことになるし、
そうなることを願っている]
旅人 ニコラス
[記憶を失くした自分は、推測するに少なくとも20歳には達していたはず。
あれから七年の時間が経過したから、現在27～29歳くらいと言ったところか。
正確な年齢を知らずとも不便を感じたことはないが、ここ数年は自己紹介の際”30前です”で通している。少なくとも、サバを読んで適当に言うよりはましだろうと判断して。
自分は神を強く信じている。
それ故ゲルトと共に教会へ足を運ぶし、預言者についての話題にも触れる。
積極的に嘘と断言するほどではなくとも、真実でない可能性があることを、あたかも本当であるかのように言及するのはためらわれた。]
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
夕食の準備のために1時間ほど離席したら
すっごく伸びているね！？
軽快なコメディタッチのジムゾンさんとオットーさんの過去話とても楽しかったけど、
ジムゾンさんとフリーデルさんの過去の因縁？も面白い。
あんなに書きながら、複数人相手に展開できるのすごいなあ。
*/
旅人 ニコラス
僕は一体いつになったら、懐かしい僕に”おかえりなさい”を言うことができるんだろうか？
[手のひらを温める日光を握っても、そこには何も残らない。
足の向くままあちこちの土地を歩き回っても、記憶を失う以前の知人には全く巡り合えず。
最近では少し諦めと疲れの方が勝ってしまって、二年前の秋から月狼祭のあとは狼月の村で冬を越すことにしている。
それより以前は不定期に訪れてはいても、せいぜい１か月程度しか過ごしていなかった。
つまり今年は三度目の長期滞在となる。]
……。
[懐かしい人々に再会する喜びはあっても、一旦落ち込んだ気持ちを立て直すには難しく。軽いため息をついたあと、再び歩き始める。]
【見】 情報屋 アリスバック
茶色兎のお導きかー……。
[ふいに、自分で言ったセリフが頭の中を過ぎる。
この言葉に、
不思議の国に迷い込まないように
注意しながら行きましょうか
とうまい相槌をくれた兎追っかけ男性――
もとい、非常に趣味のわかる御仁には、>>419
一言一句間違わずに名前を名乗ったが、どのような反応を示したんだったか。
正直、名前が似ているからという理由で興味を持ったんだよなー最初は。
さて。
私が今ここにいるのは何のお導きだ？ なんてね。
多数の人で賑わうパーティー会場からは、
『不思議の国』のような不条理さを感じることはなかった*]
【見】 情報屋 アリスバック
―― メイン・サロン/スタッフへの挨拶 ――
どうもー、『狼月の村』の出資者のひとり、テニエル氏の代理として参りました、
アリスバック・ヘラーと申します。
テニエル氏はゼラト氏とも友好が深いということで、
今回のイベントに参加できるのを楽しみにしていたのですが、直前で都合が悪くなってしまい……。
……そ、側近、ではないですが友人のようなものである私が色々と任せられた次第です。
[ところでパーティー中には、おおよそ穏やかな笑顔でスタッフに挨拶をするという光景も繰り広げた。
調べたらアリスバックという側近がいないとバレるので、
適当な名乗りは控えたつもりだ。
友人というのもだいぶギリギリを攻めている気がしたが、
まあなんとかなるだろう]
羊飼い カタリナ
お互い頑張りましょうね。おにー…ニコラスさん。
［ 自分の方も持ち歩いていた紙を取り出そうとしたが
その手は止まる。
数年前居住星を変えた時に姓を変えていたからだ。
ただ、流石にそんな細かいこと覚えてはいないか？
と思い直し手渡すことにした。
なのでもしも彼の記憶力が抜群だったなら
そんな些末なことにも気がついたかもしれない。 ］
羊飼い カタリナ
さっきの聞いてたら
ちょっーっと思い出しちゃった。
［ 数十年ぶりに触る鍵盤。
といっても別に習っていたわけでもなく
大層なものが弾けるわけではない。
ごくごく初歩的でけれど明るく愉快な旋律
そう、猫のアレだ ］
【見】 情報屋 アリスバック
それからテニエル氏の伝言を預かっているのですが。
『 テストプレイの開催、おめでとうございます。
痛ましい出来事もありましたが、それを乗り越え、
あなた方の努力が花開くことを願っております 』
……だそうです。
その、わたしからもお悔やみ申し上げます。
さぞ、ゲームの完成を楽しみにしていたでしょうに……。
[この伝言はちゃんと本物である。
死者の無念など想像することしかできないながら、
いっとき祈るように目を伏せるが、いつまでも暗い雰囲気にしてはいられない]
ともあれ、β版のゲームの出来栄え、楽しみにしております。
【秘】 羊飼い カタリナ > 【ガーディアン】 スノウ
♪ねこふんじゃった
ねこふんじゃった
ねこふんずけちゃったら しばかれた
ねこしばかれた
ねこしばかれた
これはいたいぞ ねこぱんち☆
［ 容赦ない歌がスノウを襲う？（/*秘話テスト>>#6）］
羊飼い カタリナ
── 羊飼いは故郷の夢を見るか？ ──
［ 吹き付ける強い風が頬を叩き目が覚める。
どうやらゆりかごのような船の揺れが
私を眠りに誘っていたようだ。
瞼をこすりながら辺りを見渡すと
穏やかな陽光を浴びた湖の水面が
彼方の山から駆け下りる颪の助けを借りて
さざ波を育みながらきらきらと輝いていた。
眩しさに目を細めながらも船の先に視線を向ければ
小島の端、小さな船着き場が見えてくる。
やがて帆を叩く風が秋の香りとともに
微かな硫黄の匂いを届けてくれれば
口元から感嘆とも安堵ともつかぬため息が溢れる。
更に桟橋の向こう、集落へ続く道の両脇に広がる
金色の稲穂や薄を目にすれば、
こみ上げてる得も言えぬ開放感と感動に、
固唾を飲み込み密かに震えもしただろう。
〝ああ、帰ってきた〟のだと…… ］
羊飼い カタリナ
─ 村内／長い旅路 そして帰村 ─
［ 春祭を終えた羊飼いは集落を離れ暫しの旅に出る。
残雪の残る峡谷を抜け、春の園を辿り夏の大草原へ
牧草を求め村から離れ山野を巡り続けるのだ。
冬の訪れを迎えるその日まで。
狼月の村の羊飼いもまた例外ではない。
いや、小島の中の小さな村だから尚更と言っていい。
多くの羊が育ち肥えるに足る牧草はないのだから。
だから春から秋の間は羊たちを船に乗せ陸へ渡る。
自らの羊たちは勿論村民から預かる羊もいるだろう。
それらを引き連れて旅をする。
鈴の音を響かせて走る羊の群れの先頭に立ち
角笛を鳴らし牧杖をふるい 朝を目指し夜を越えて
風雨に攫われ狼の襲来に怯えそれでも続く
霧の中を進むような孤独の旅が ］
羊飼い カタリナ
よっと…
［ 牧杖を器用に使って船から桟橋に飛び移る。
毎年のように羊たちを連れての帰村では
こんな横着はできないのだけれど、今年は特別。
月狼祭…羊飼いにとって旅の終わりを知らせる祭の
儀式に、今年は選ばれていたからだ。
予め羊たちを街に預け、今は捧げ物となる羊肉や
チーズ、毛皮などを携えて一時的に帰村する。
自らや羊たちの冬籠りのための準備は必要だったが
それは祭りの後になるだろう。
桟橋から岸へ降り立てば周りを見渡す。
背中の大きな荷物を背負い直しながら暫し留まり
降りた船へ替わりにに乗り込む村人がいれば挨拶を、
そこに同船していた者がいれば、
再会の喜びや歓迎の言葉を送る。
それからゆっくりとあるき出した ］**
【見】 情報屋 アリスバック
[ちなみに。
情報屋を名乗れない状況での彼女の肩書は機械技師であり、
当人にも若干マニアックなところがあるので、
技師っぽい人を見かけた場合、挨拶ついでに質問をしかけたことであろう。
ゲームに必須のツールであるコクーンに使われてる素材のことだとか。
ぶっちゃけ寝心地はどうなの？ とか、
ずばりこだわりポイントについてだとか。
……え？ 本来の目的から脱線してるなんてそんなことはないですよ？
情報屋は気になることを何でも知りたがるからね*]
天のお告げ（村建て人）
ご質問をいただきましたので、
他の参加者さんにもお伝えいたします。
PC2（中世ヨーロッパ舞台）のPCは、
PC1と顔と名前は同じですですが、
PC①が自分のアバターとしてメイクしたのがPC②ですので、
顔と名前以外は、お好みで変えることができます。
年齢、その他の特徴（髪型や服装）や性格等は、
もちろん、違っていたり、中世ヨーロッパに合わせたりして、
大丈夫です。
青年 ヨアヒム
―村内リンゴの木の下で―
>>511ああ、忙しない誰かの声って心地よいよな。
そんな時にのんびり空なんか眺めてると格別。
俺、今(君たちの労働力を糧に)生きてる〜って気持ちになる。
そんなヨアヒム・リジカネスは今日もぼんやり。
村内リンゴの木の下で誰かがりんごをくれるのを待ってる。いや待ってた。
>>513労働力？ え、それ俺のことじゃ…俺だったー！？
「えええええ神父さん。
俺、働かなくちゃダメ〜？
あっ、奢ってくれんのは嬉しいっす。
でもできればタダ飯サイコー！
奢ってくれるついでにお駄賃くれください。」
そんならやるよ、とばかりに体を起こして掌を上へ。
へらり。笑うとひとまず立ち上がった。
頼まれればまあ、動かなくはない。
積極的労働が嫌いなだけ。
やらなくちゃならないことはなんでこんなにやる気が乗らないんだろう。乗れよ気のヤロウ。
尻についた草を軽く払う。
んんーっ、と両手を組んで天に向けのーびのび。
【見】 【独】 スタッフ シルキー
/*
この人数なせいかログが増える増える
全然追えてないのでやっぱり見物移動して正解だった気がするな......w
青年 ヨアヒム
「今回だってボッチだよ！
もう何年連続になりますかねヒトリキリ！
わかってて聞いてくるジムゾンさんのバカ！ バカ！
お祭りだって嫌いじゃないんだけど
いつだって蚊帳の外のお一人様です！！」
わあっ！ と、両手で顔を覆って嘆きながらの大声。
聞きたかったことと違う？ 知らんがな！
誰かに誘われたり誘ったりしてないからこんなところでボッチでぼんやりしてんだわ。
この忙しい時に。この忙しい時に！！！
青年 ヨアヒム
「そんな寂しい俺に愛の手を。
誰か紹介してよジムゾン神父〜。
俺を養ってくれそうな子いない？」
そしてその後、忙しい神父さんの肩を抱いて絡みはじめようとする。
傍迷惑な男？ それだけ必死なんだよ〜！*
【独】 神父 ジムゾン
/*
地上見物合わせて大人数だからあちこち楽しい。
村閉じまでに全員とお話しできるかはわからない…(((・・)))
墓落ちの時期にもよるかなあ。
プロは役職開示なしだけど、事前のなんとなく予想。
赤はフリーデルと、エルナ、シモンあたり？
長命種はどちらかというと死が間近に迫る系の感じになるなら、村側の方が多いのかなあ。
【秘】 少女 リーザ > 【ガーディアン】 スノウ
/*
こんばんは。質問です。
wikiwiki見ていたら
"月狼山""月狼祭"と"狼月山""狼月祭"の2表記あることに気づきました。
この２つの違いってどこかに明記されていましたでしょうか…？
見つけられてないだけだったらすみません…
旅人 ニコラス
― 村内/船着き場 ―
[桟橋に飛び移る掛け声を耳にしてからようやく、二年前の冬から顔見知りとなっていた羊飼い―それより以前は、村の滞在期間が偶然重ならなかったせいで出会えなかったのだ―が同じ船に乗っていたこと>>543に気付く。
景色を見る方へ集中していたので、眠り込んでいた彼女>>541には気づけなかったようだ。
ゆっくりと帽子を取り、頭を下げながら挨拶をする。]
狼は満ちた月と共に村を訪れ、山の緑を赤に染める。
ごきげんよう、お嬢さん。予想していたよりも早い再会を祝して。
[そう言いながら空に伸ばした右手で、空中の何もない場所を意味ありげな動作でつかんだ後、羊飼いの目の前で拳をゆっくりと開く。]
これはお土産の、青いお守り石です。あなたの瞳の色によく似ているでしょう？
[空っぽだったはずの手の平には、青朽葉に似た輝石が乗っていた。
それを羊飼いが受け取るか否かはさておき、再会の喜びや歓迎の言葉を聞いたなら、嬉しそうに微笑みを浮かべるだろう。*]
15人目、司書 クララ が参加しました。
司書 クララは、おまかせ を希望しました（他の人には見えません）。
司書 クララ
つーか、今日に限って遅刻とかありえねーし！？
プレーンのおにーさん、超特急で。
［少々口の悪い娘が１人、個人プレーンの運転士を急かす。それなりに整った容姿だというのに、お淑やかとかほど遠い印象なのが、残念である。］
これから眠るってんのに、寝坊した馬鹿はどこのどいつだい？
あたしだよ！
間に合わないとかマジ勘弁なんだけど。ばちくそに高い倍率の抽選当てたんだから！
なんでパメパメ起こしてくれなかった訳！？ 意味分かんない。この間冷蔵庫に入ってたタケノコ勝手に食べた当てこすり！？
［大人気で応募が殺到した人狼ゲーム。こりゃあ流行の波に乗るっきゃないでしょ。あたしなんか、サーフボードの上でブレイクダンス踊っちゃうね？
人狼ゲームなんてしたことないけれど、流行りを追うのが若者の性でしょう？
そうは言っても当たるだなんて、彼女自身も思ってはいなかったけれど。時として奇跡は起こってしまうものだ。
今日が楽しみで、指折り数えて待ち望んでいたってのに。一生の不覚だ。］
司書 クララ
［そんなクララには悲しき過去が……無いよ。ちょっと離れて住んでるけど両親は健在だし。っつーかあってたまるかっての。
では特殊な能力が……だから無いって。あったら苦労はしねーみたいな？
最近悩みが……そーなんよ。好きピがエイリアンハントにばかり、ってああん？んだよその「お前がぶりっ子するのは気持ち悪い」って表情、張り倒すぞ。
実は過去に重い病気を……あーそれはあったかも。でも、もうとっくに治ってる。
だからどこにでもいる娘。あと、根っからのゲーマー。
そんなこんなで、何とか間に合ったとさ。めでたしめでたし。］
【見】 【独】 スタッフ シルキー
/*
ところでガチから離れて久しいので
妙とか者とかの略称すごい久々に見て懐かしい気持ちに......
BBS文化だよね～～って
旅人 ニコラス
― 村内/レジーナの宿入口 ―
[まずは、いつも村に滞在する際に使わせてもらう部屋へ荷物を置こうと、真っ直ぐに宿屋へ向かう。
そこで掃除をしているリーザの、明るい歌声>>487>>488が耳に届いて、思わずにっこりとほほ笑んだ。]
お久しぶり、お嬢ちゃん。
小鳥がさえずるような、実に爽やかな響きだ。聞いているだけで、体中に力がみなぎってくるようだよ。
[そう言いながら、ぱちりと左手の指を鳴らした途端、そこに全長１０センチほどの真っ白な鳥の羽が握られている。]
これはお土産だ。
歌で人を元気づけるお嬢ちゃんには、天使の羽が相応しいけど、さすがに神様から怒られてしまうからね。
この鳥が見た異国の風景を、想像の翼で思い描いてもらえるなら幸いだ。
[そう言いながら、羽を差し出した。
なおカタリナをお嬢さん、リーザをお嬢ちゃんと呼ぶことについては、意図は特にない。*]
神父 ジムゾン
―― 村内 / リンゴの木の下 ――
[労働に手足を絡めとられた存在のことを
人はしゃちくという…
などという知識は、無論のこと今の頭の中には『ない』。
しかし、あくせく働くアリもいれば、
それを横目にのんびりだらだらするアリもいて、
だからと言って働く方がえらいかというと、
巣の存続のためには案外のんびりしている方も
必要だったりもする――
などという豆知識的なものは、なぜか覚えていた。]
いやもうお前さんほんと素直だな！？
知ってたけど！
ま、手伝ってくれたらありがたいのは事実だ。
若い男手ならオットーとかもいるけど、
あっちはあっちでやることあるだろうし。
[パン屋はパンを焼くものであるからして。]
少女 リーザ
── リザヴェータ・トムトソフの意識 ──
［私が作るキャラクターは
私がなりたかった性格の女の子。
リザヴェータと呼ばれるより"リーザ"と呼ばれたがり
いつでも明るく元気で、人見知りしない
見ているだけで元気になれるような子。
年齢を20歳にしたのは、歌を歌えていた
全盛期の自分に戻りたいという願いの表れ。
暇さえあれば歌っているという設定は
もう歌えない自分の分まで
ゲームの中で歌い尽くしてほしいというワガママだ。
ゲーム中、
現実のリザヴェータの意識は眠っているとしても
歌が歌えるのなら、もう何でもいい。］*
神父 ジムゾン
[話をしながら、揃って宿屋に視線を向ける。]
それなー。
シラフじゃないときっていつだっけ。
ま、あのおっさん妙に物知りだから、
そういうところすげえな、とは。
[自分も素行がいいとは言い難く、
勤めのないときは酒をかっ食らうのも嫌いではないので、
まあ、ちょっとした親近感のようなものはある。
それはそれとして、うん、時々ダメだ。]
神父 ジムゾン
ま、そういうわけで労働はどっちでもいいから。
もし気が向いたら、
教会に儀式用の細かいもん纏めた箱があって、
入り口のところに置いてる。
レジーナの宿に運んどいてくれ。
[運ばれていたら儲けもの、くらいに
考えておくつもりだ。
頼まれたなら動いてくれる気もあるかもしれない。
けれど、やはり、祭りは村人も楽しみたいものだろう。
他にすることがあるなら気にしなくても構わない――と、
まあ、そのくらいの塩梅だ。
そういう心算もあって、祭りの予定を聞いたのだが。
あ、なんかスイッチ踏んだなこれ？？
と、ちいさな微笑みに何かを察した。>>547]
司書 クララ
よおし、あたしの冒険が今始まるよ。
［絶対にそんなものは当たっていないと思います。
意気揚々と船内に乗り込めば、ふらりと眩暈が。］
んあ？ あぶねえな。またかよ。
前もこんなことが……あったっけか。
［もしかして、デジャヴってやつ？ なんて考えながら。それは思考の彼方へと消えていく。目に映るのは」
テンション爆上げ！
［な船内だけだから。］
神父 ジムゾン
[声を上げてわあわあ泣き出す青年に、
なるほど！ と相槌を打ちそうになるのを、
どうにかぐっと堪えた。
いや自分、毎年こうやって駆け回ってるから、
おひとりさまなのは把握してなかったけど。
そうかそれでリンゴの下でのんびり昼寝してたわけな！]
あー。
愛の手……
カミハ ツネニ シンジル者ノ
傍二 オラレマス…？
[神父のくせにすっごい棒読みになった。
しかも疑問形で〆た。]
神父 ジムゾン
いや、養ってくれそうな子って
そういうところだぞお前さん？？
あー、レジーナとかどうだ？
なんかこう、生活力は抜群だぞ多分…？
[あと貫禄とか、恰幅とか。]
シスター フリーデル
― メイン・サロン→ログ・イン ー
そう言ってくださって、ありがとうございます。
ふふ、ゲーマーさんって、素敵ですわね。
ええ、私も……なるべく楽しもうと思っております。
お友達の体調が良くないのは、心配ですわね……
早く会えるように、お祈りいたしますわ。
［ カタリナの返事>>538>>539>>540に、
にこやかに微笑みつつも。
”体調が良くない”友人の話が出た瞬間には、
微かに水色の瞳を眇めて。］
シスター フリーデル
―――……っ！
ごめんなさい、ちょっと隠してくださらない？
［ カタリナがまだ傍にいたなら、彼女に。
そうでなければ、周囲の誰かにそう頼んで。
その人の影に、少しの間だけ身を顰めようとする。
水色の視線の先にいるのは、
顔に傷のある赤髪の男性>>404
少しだけ頬を引きつらせていたような気もするが、
にこやかそうにコメントする姿を、見送ってから。
敢えて少し時間を置いて、コクーンへ向かおう。］
シスター フリーデル
［ こちらは後妻の連れ子だったから、
国王と血縁はない。
ただ、珍しい種族の血を欲した
高位貴族のやもめ男が、母の夫になり。
階級的に、
国王と近しい家柄の養子になったというだけ。
その家での教育で、一応、淑やかさだとか>>60
奥ゆかしい貴族令嬢のふるまいだとかを>>61
無理やりに仕込まれたことが。
今、仕事の役に立っているなんて、
皮肉なことだけれど。］
シスター フリーデル
［ 自由気ままな様子から、
まさか王様だとは思わずに>>73
初めてお会いした時に、
”おじ様”と呼んでしまって。
すっかり、その癖がついていたような気がする。
放浪の旅や、お忍びの外出時には、
せがんで、こっそり連れて行ってもらったり、
お部屋で一緒に、ゲームで遊んだりしたことも
あったかしらね。 ］
シスター フリーデル
［ 突然、自然に乏しく
堅苦しい貴族社会の中に放り込まれた
天真爛漫に育った少女にとって。
貴族出身ではないのだろう彼は、
貴重な話せる相手だと、
勝手に思い込んでいたのだろう。
ダンスが上手く踊れなくて、
教師に脚を叩かれたり。
マナーを叱られて、
食事を抜かれたりするたび。
こっそり屋敷を抜け出して、
彼の迷惑も考えず、
泣きつきに行こうとしていたっけ。 ］
シスター フリーデル
おじ様、
あんまりディーターにお仕事をあげたら。
お仕事の書類に噛り付いてばかりの、
虫さんになっちゃったら、どうしますの？
［ だから、ついおじ様に、
お小言めいたことを、
言ってしまったこともあったかしらね。
勿論、あのお方に私の言葉くらいでは、
効き目なんてありはしなかった気がするけれど。］
シスター フリーデル
［ あの頃の、金色の髪の少女は、もういない。
髪色は染めたり、
ウィンプルを被れば、隠せるけれど。
古い種族の血を引く証の
特徴的な澄んだ水底のような、水色の瞳だけは。
見つからないようにしないとね
そう決心しながら、コクーンに入る寸前。
ちらり、レセプション会場に残る人々を見遣る>>#12 ］
シスター フリーデル
［ その中の一人から、一瞬だけ返る視線に。
唇の端だけで、小さく微笑んだ。
――― “仕事”は、心得ていますわ。
そうして―――…
ゆっくりと、眠りの中の村に落ちていった。]
【見】 【秘】 情報屋 アリスバック > 【ガーディアン】 スノウ
/*
こんばんは、おつかれさまです！
質問が一件あるのですが、私PC②のロルを、私の表情差分のオプション01でやろうと考えているのですが、(今選ばれている表情です)
髪色も目の色も変わっているので裁定的にどうでしょうか……と気になっているところです。
お手数おかけしますが回答お願いします…
羊飼い カタリナ
― 村内/船着き場 ―
あら、相変わらず詩人ですね旅人さん。
今年も来てくださったのですね。
きっとセイラ様もお喜びになってると思います。
［ 歩き出そうとした時に呼び止められて振り返る。
見ると端正な顔立ちの男が、
その顔立ちに似つかわしい洗練された動作で
頭を下げていた。
勿論見覚えはあるし、会話を交わしたこともある。
とはいえ最初はお互いの季節が合わずに
あまり会うこともなかった。
滞在の時期が合うようになったのはここ2年ほどの
間だっただろうか？
『山の緑を赤に染める』だなんて
演技がかったような物言いが様になってるな
と、くすくす笑いながらお辞儀を返せば
虚空を掴んだ彼の拳から石が現れる］
にぶい朽葉が光の加減で沈むような蒼にも光る様は
きっと今、彼が見ている私の瞳と同じなのだろう。
それ程に一瞬目を奪われ喜びに満ちていたはずだ ］
羊飼い カタリナ
ありがとう……ございます
［ 本当にもらっていいの？
と問うように小首を傾げなら彼を見上げて
だが躊躇しながらも最後にはその小石を胸に抱いて
細い声で礼を告げる ］
あれからお体の加減いかがですか？
寒さも身体には毒だから
本当はもっと暖かい季節に来てくださったら
と思うのだけど……
でもこの時期に来てくださるようになって
私はとても嬉しいです。
だって…こうやって旅人さんとお会いできるのだから
［ 『夏は私がこちらにいないから』と
微笑みにはにかむような笑みを返し、
それから村へ道の方を指さした。
通年ならば彼の宿泊はいつもの宿だろう。
ならばと誘って同じ道を進む。
私も宿には用があった。
家への通り道だというのもあるが
ここは村民も旅人も集まる憩いの場だ。
見知った人に会いたいうならば
あそこが最も都合がいい。 ］
少年 ペーター
ー メイン・サロン ー
[この船を見て、乗船して初めに思ったのは
自分がいるには場違いではないか、という事。
航宙船なんてものとは縁がなく
賑やかな雰囲気にも馴染みがない
なんならゲームなんて物も、話に聞くだけで未体験
そんなものを楽しむ余裕も環境もなかった
今回のゲームのテストプレイヤーの募集だって
応募したのはダメ元だったんだ。
自分なんか当たる訳ないよねって。
ここにいるって事は、つまり当選したからだけど。]
シスター フリーデル
［ Sancta Maria mater Dei,
ora pro nobis peccatoribus,
nunc, et in hora mortis nostrae.
Amen. ］
シスター フリーデル
― 『狼月の村』/ 教会 ―――
ううーん、良いお天気だわあ。
［ 秋の風が、修道女服の裾を揺らす。
この村に来て３年めの秋の風景も、美しい。
女は、天高く澄んだ空に、
水色を細めて微笑んだ。
教会関係者の居住スペースに、
墓地、広場、庭、と手際よく掃除を済ませ。
ジムゾンか誰かから、
奥庭の鍵も預かっているようなら。
少数の墓石達の傍も、綺麗に整えましょう。］
シスター フリーデル
［ 女が瀕死の重傷を負って、
この教会で救われてから。
３年の間に、庭はすっかり、
多種多用な薬草園と化している。
女には、俗に言われる”緑の親指”があるらしく、
手がける薬草はすべて、何の木かと驚かれるほど、
わっさわっさの、もっさもっさに繁茂するのだった。
それらの薬草や花々を活かして、
薬や色々を作るうち。
すっかり、村の治療師のようにもなっていたか。
女からはいつも、薬草と花の混じったような
爽やかで甘く優しい香りが、漂っている。 ］
少年 ペーター
リアルとは違う自分ってやつを
楽しめたらいいなって、僕は思います
[慣れた作り笑顔でそれだけ答えて
案内されるままに、コクーンとやらに入る。
誰かと共に、様々を共有して過ごす
忘れてしまったその感覚に浸りたくなった
それを叶える為に、静かに眠りに落ちた。]*
司書 クララ
── 色々すっ飛ばして ──
［羊や猫と一緒に自撮りしてみたり、いくらか他の参加者と会話もあったりしただろうが、パーティーへと。］
え？ 何？ そういう系？
キャー、みんな見てる見てる？ 羨ましいっしょ？
ああ、挨拶ね。
違う人生体験できるとか、マジエモい系っつーか、あれよあれ、なんだっけ。こころのじょーどーってやつ。
えっと、ええと、超楽しんできたいと思いまーす！！！
［勢いだけでごまかしたな。けれども、案外それで何とかなってしまうものだ。］
羊飼い カタリナ
や、ただいまリーザ
［ 頃合いを見計らってニコラスさんの背から
ひょっこり顔を覗かせて手を振ってみる。
彼女とは同じように小柄で、同じように童顔
そして数少ない同い年…
正確にはこちらが一つ年下だったのだけど
私の方も、この間晴れて二十歳になった。
つまり今ならお揃いだ ］
羊飼い カタリナ
元気だった？
皆に変わりはない？
［ 尋ねながら懐から何かを取り出す。
それは小さな木彫りの天使様
精巧なものではなかったが
ディフォルメされた作りが逆に愛らしい…
……と自分的には思う ］
私からもお土産、去年は買ってこれなかったから
離れた街で見かけたんだけど、なんだかこれ見たら
リーザを思い出しちゃって。
ね、旅人さん。こんな可愛い天使様なら
神様も怒ったりしませんよね？
もし怒っちゃったら一緒に謝ってくださいな？
［ 茶目っ気混じりにニコラスさんに片目を瞑り
それから照れくさそうに頬を描きながら
そっと手渡そうとしただろう ］*
青年 ヨアヒム
―村内リンゴの木の下で―
>>557とりあえず今もらえる分はリンゴのようだ。
まあいいや、リンゴ喰いたかったし。
服で軽く拭いて磨いて齧ると小気味良い音。
途端に果汁が口の中一杯に広がった。
うむ、美味い！
「レジーナの宿に？ オッケオッケ。
そんくらいならまあ、リンゴ貰ったしな。
幾つかあんなら、全部は嫌だけど。
いっぺんに運べるくらいなら良いぜ〜。」
>>559指示された内容は許容範囲内。
だから任せろとわらったが。
良いか。
>>561俺は泣いてないぞ！男の子だもん！
俺は嘆いているのであって泣いてないぞ。泣きたいけど。
なんで俺みたいな良い男に恋人や嫁さんできないのかね？
親父にできて俺にできないなど。
そしてこの神父棒読みである。
そこは慈悲の笑顔で神様の愛ってやつを語るところでは？
ジムゾンも意外と不良神父だからな。俺知ってる。
>>558お酒を飲んでるときは俺の嗅覚が働いてお酒飲ませてー！ってたかりに行くからな！知ってる！
司書 クララ
［やがて、コクーンへと堕ちる時。］
すいませーん、なんか寝れないんですけどぉ？
［そんなはずはない。眠れないのであれば、コクーンの体をなしていない。ちゃんと意識レベルが下がるように作られているはずなのだけれど。
おかしいなと数人のスタッフが奔るが、これといって異常は見つからず。］
あー、やっぱいいわ。もうちょいで眠れそう。
［妙な違和感はあったものの、異常なしならたまたまだろう。そういえば、キャラメイキングはどうしたかって？
せっかくだし、思いっきり猫かぶりをしてやろうって思った。スノウをかぶるって意味じゃないぞ？
だからうちが選ぶのは……］
少女 リーザ
お土産？！ありがとう…！
天使だなんてー、そんなそんなー♪
［天使の羽が"相応しい"と言われただけなのに
自分が天使だと言われたと勘違いして
頬を赤らめ、身をよじるリーザ。
差し出された羽は受け取ってじぃっと眺めては
でろでろと嬉しそうに鼻の下を伸ばしていた。］
青年 ヨアヒム
「わーい！ 神父さんスキー！
約束を一つしてくれる分スキー！
でもシスターと良い仲だったりしない？
俺を置いて誰かと恋仲になってたら
俺はジムゾンを恨む。」
最初はキャッキャと言っていたくせに、シスターの存在を思うとじとりと睨みつけた。
良いよなーシスター美人だし。
まさか良い仲だったりしないよねー、と二人の仲をさほど知らないのに 絡んでみる。
けど、やがてその腕をするり外して。
「んで。荷物だっけか。
リンゴひとつ分は働くぜ？」*
【見】 イベントコンシェルジュ ルージュ
－船内・メイン・サロン－
[
予定どおりにレセプション・パーティが始まった。>>#12
華やかなパーティの最中にあってはコンシェルジュの自分はその明かりに当たらない場所で控えておくのが役割だ。
パーティはプログラムの通りにつつがなく進行していく。
もちろん、華やかな表舞台の裏側ほど修羅場と化しているというのも往々にして合って、まあ、そこまで大げさでないにしても、マニュアル通りには対応できない事態の調整ごとや、突然のお客様のオーダーに応えなければならないなどのせわしなさはあった。
それを表に見せてはいけない。
裏の泥臭さなど微塵も見せず、最後までお客様に表舞台を楽しんでいただくこと。
それがコンシェルジュという仕事で、その仕事に対する私自身の矜持だ。
テストプレイヤーの皆様、テストプレイに直接関係する一部スタッフのご挨拶も一巡し、
（私もそのご挨拶をさせていただいた一人だが、ごく当たり障りないものに留めた）
パーティは無事にすべてのプログラムを終え、テストプレイに入っていく。>>#13
]
【見】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
銀繭の『コクーン』に横たわり、その蓋に刻印された羊とともに夢を見る。
さなか、ロゼータ博士のスピーチが印象に残っていたことを思い返す。
私と同郷の人。ル・ウルタールの出身者。
同じ星の、国の人でも、私とはまったく立場が異なる、やんごとなき血筋のお方。
それでも彼女はそんな出自を振りかざすことなく、等しく平等に『ゼラト・ゲームズ』の面々と接してきていた。
彼女は直接の開発者ではないが、それでも無事にこの場を迎えられたことに少なくない思いを胸にしていることだろう。
代表たるゼラト氏が不在のため、彼女の口上が事実上のパーティの始まりと呼んで差し支えない……少なくとも自分には、そう思えた。
同郷の贔屓目であろうとは思うけれど。
そんな瞬間の私情をさておき、これから自分は村の中においても現職に相応する立場として振る舞う予定だ。
『狼月の村』は遠い昔の水の星の夢のよう。
けれどその夢は明確な目的のある人造の夢。
そのテストである自覚を忘れずに振る舞うこと。
これが成功すれば、今度こそ全宇宙にこの夢は広がっていく。
その第一歩が今日なのだ。
直接の作り手ではなくても、このゲームを大切に思う心は同じだった。
]*
司書 クララ
ふええ、こんなにも捌き切れないよぉ。
［今日も彼女は頭を抱える。どうしてこんな田舎の村なのに本がここまで多いのか。色々な伝説、伝承が多い村だとは聞いていたけれども。人手が足りていない分、司書はいつだって大忙しだ。］
あまり人と話さなくて良い静かなお仕事だって聞いたから司書になったのにぃ。
［これじゃあ聞いていた話とまるで違う。彼女の悩みの種は尽きそうにもない。］
シスター フリーデル
さあって、お祭り御布施用に、
今年も、
”セイラ様と金狼様の
”いちゃいちゃラブラブクッキー”
張り切って、焼いちゃわないとね！
［ そのクッキーには、名物の温泉水と、
恋愛成就の薬草が、たっぷり練り込まれている。
片方はサフランで金色の狼型に、
もう片方は人型を、薔薇で薄紅に染めて。
色も綺麗で味もよく、効果抜群ということで、
毎年大人気の、
教会の収益に貢献しているクッキーだ。］
シスター フリーデル
［ ネーミングは……コホン。
いつの間にかそう呼ばれていた気がするけれど、
名付けてくれたのは、誰だったかしら。
勿論、村のご高齢の方たちや、
敬虔な金狼様の信徒には言えない、通称である。］
今年は、このクッキー
ヨアヒムさんにも、差し上げようかしら…
［いつだったか聞いた気のする、
彼の連続ボッチ記録を思い出して>>548
つい、ほろりと。
もしも渡せる機会があればだけれど、
素敵な恋人が見つかるように、
差し上げようかしらと思う。 ］
シスター フリーデル
ええと、あと、
ご高齢の方たちのお祭りの準備をお手伝いして、
レジーナさんに頼まれた気のする、
宿屋のお手伝いと食堂の食材を仕入れて……
［指折り数えると、1日ではとても足りない気がして。
自分の朝食をとるのもすっかり忘れ。
焼き上げたクッキーを、
差し入れ用に少し籠に入れて。
右脚を庇うように杖を突きながら、
教会を出て村の道を歩きだした。
誰かに会えば、挨拶や言葉を交わそうとするだろう。］**
旅人 ニコラス
― 村内/船着き場・少し前 ―
どういたしまして。
[ためらいつつもお土産を受け取ってくれた羊飼い>>574に、安堵の表情を向ける。
最初悩んだのは、恐らく彼女が慎み深い性格をしているからだろうと解釈しているので、その点は全く気にしていない。]
温泉の成分が僕の体に合って。お陰で調子は良くなってきました。
旅から旅へ歩き回っても、疲れがたまらなくなっています。
これもセイラ様の御加護ですね。実にありがたいことです。
[元気な証拠を見せようと、左腕でぐっと力こぶを作る。]
ああ、ぼくの体を心配してくださってありがとう。
大丈夫、温泉でじっくり温まれば、冬将軍がいくら大軍勢を率いて攻撃してこようと全然平気です。
何より、春の女神よりも温かなお嬢さんの笑顔を間近で拝見できます。
僕も、君にまた会えて嬉しいです。
おまけに偶然にも二人の嬉しいが重なって、とてもありがたく思いますよ。
旅人 ニコラス
[ただし”夏にはいない”>>574との言葉には、別の意味で少し眉を寄せた。]
夏はお嬢さんにとって試練の日々でしたね？
羊たちの世話は大変でしょうけど、お体を壊さぬようご注意ください。
[このときばかりは、さすがに詩人>>573と称された言葉使いはすっかり消えている。
羊飼いの祖父が既にこの世を去っていると小耳に挟んだのは、知り合ってすぐのことだったはずだ。本人から教えてもらったのか、他の人からの情報だったかはさておき、若い女性の手には大変な仕事だろうと胸を痛めたことはハッキリ覚えている。
村の方へ指さした羊飼いへ、自分はまずいつもの宿へ行くと説明する。
同じ道を行こうと誘われたので、間髪を入れずに賛成して、並んで宿屋へと歩みを進めた。*]
【見】 楽天家 ゲルト
―村内/レジーナの宿 談話室―
……。
[不思議な夢？神様のお告げ？憐み？を受けて
談話室で暫く混乱していたけど少し落ち着いてきた。
楽天家なんて呼ばれることもあるのに、
あの狼狽ぶりはなんだって思われるかもしれないけど、
寝ていたらいきなり神を名乗る存在が
聞きなれない言葉と共に僕を憐れんで、
お前は死ぬ宿命なのだなんて告げてくるのだから
狼狽えることぐらいは許してほしい。
しかも、ただ死ぬではなく、
無残に死ぬなんて言われて
冷静でいられる人がいるだろうか。]
【見】 楽天家 ゲルト
[そもそも声の主は何者なのかと考える。
“神”と似た存在であるという言葉を真に受けるならば、
厳密には自身の信じる神様とは
別の存在ということでもあるはずだ。
そこまで考えて出てきた言葉は……]
これって聖書で禁じられている偶像崇拝に当たらない？
[予言を信じなければ無残な死、
予言を信じて村の皆に伝えて回れば、
信心深い者に異端者扱いされるか、
偶像崇拝を始めた愚者として背中から刺される気がする。
なるほど、たしかにどちらを選んでも死が近づく。
始まりの死者たれと定められたというのは
あながち嘘ではないのかもしれない。]
【見】 楽天家 ゲルト
[僕に語り掛けてきた神と似て非なる存在、
略して、にひがみ……は不敬な気がするので
便宜上、神と呼称し、
元々教会で信仰している神様を主と呼称することにする。
神は僕を憐れんだ。
そして始まりの死者たれと 定められし者よ
という口ぶりから察するに定めたのは神ではない。
では、始まり死者たれと定めたのが主なのだろうか。
いや、そんなことを考える方が主への冒涜な気がする。
そもそも予言を伝えて回ったところで
運命を変えられるのだろうか。]
少女 リーザ
天使だー！可愛いー！
カタリナも可愛いー！
これを私のために？私を思い出して？
やだもう、カタリナまで私を天使だなんて…♪
［照れ臭そうなカタリナをよそに
ニヤニヤ顔を浮かべるリーザ。
実のところ、
カタリナの恥ずかしがっている顔は大好物なのです。］
少女 リーザ
［木彫りの天使様をそっと受け取れば
ニコラスにもらった羽と一緒に
大切そうに胸に抱いた。］
あっ、そうだった、仕事仕事。
ニコラスさんは宿泊だよね？
安心して！とっておきの部屋空いてるよ！
［ニヤリと得意げに(怪しげに？)笑うリーザ。
さて。ニコラスにはお気に入りの部屋か
もしくはいつも使っている部屋があっただろうか。
ないのであれば、受付で簡単な手続きをした後
リーザのお気に入り部屋⑩に通すつもり。
カタリナには今年も、
村の外のことをたくさん教えてもらうんだ。］*
【見】 楽天家 ゲルト
そうだよ、今日は月狼祭だ。
ということはニコラスも帰ってくるのかな。
[村外に出た者と連絡を取り合う手段なんて
人伝以外はほぼ限られているし、
連絡をもらったわけではないけれど、
彼はこの村をいたく気に入っていた様子>>459だったし、
ここ二年はこのお祭りの時期から春が訪れるまで滞在しているから
今年もきっとそうだろう。]
楽しみだなあ、ニコラスに会えるの。
[今回はどんなお土産話を聞かせてくれるだろうか。
彼の自分探しの旅>>521に主は応えたのだろうか。
朝に弱く、そこまで強い信心があるとは言えない僕が
まがりになりにも日曜礼拝に参加するようになったのも、
朧気ながらも聖書の内容を覚えたのも、
信心深く、それでいて気遣いの出来る>>463
彼のおかげだ。
まだ瞼をこすっている僕を引っ張って
教会まで連れて行ってくれたことも幾度かあった気がする。]
シスター フリーデル
―― レジーナの宿/談話室 ―
あら、ゲルトさん。
こちらにいらしたのね。
何だか浮かないご様子だけれど……
お体の調子は、いかがかしら？
［ ご高齢の方達の祭りの準備をお手伝いして、
レジーナの宿を手伝いに向かえば。
談話室にいるゲルトが見えて>>603
まさか、彼が夢で何かのお告げのようなものを
聴いたなどとは、思いもよらず。
体調がすぐれないようなら、
薬草のお薬を差し上げようかしらと。
病気を慮って、そう声をかけてみる。 ］*
【見】 デザイナー ラートリー
─村内／宿・厨房─
レジーナ伯母さん、今日は何作るの？
[ 小柄で髪の長い少女──とまではいかない娘が
厨房に入ってきた。
宿の女将レジーナは父の姉で、手伝いとして宿で働いている。
今は月狼祭を近くに控え、忙しさもひとしお。
同時に稼ぎ時でもあるので、猫の手も借りたい忙しさ。
看板猫はいる。看板兎もいる。
でも、彼（？）らは、客達のアイドルとして
宿に欠かせない存在だから、立派に働いているものね。
店に来た時は、二匹をもふることから仕事が始まる。]
今日はゲルトの体調どうかしら？
ディーターは……多分すぐに治るでしょ。
[ 病気持ちのゲルトの様子を思い返す>>383。
食堂の方で突っ伏している影を見て>>406
見慣れた光景に溜息を吐く。
先程オットーが世話をしているのが見えたから>>443
大丈夫だと思うけど、胃に優しめの料理は
別に用意しておくべきかしら。]
【見】 デザイナー ラートリー
おはよう、リーザ。
今日も元気ね。
[ >>487童顔の少女リーザの元気な声──
実は同い年という真実が響き渡る。
私は年齢よりほぼ大人に見られるので
二人が並ぶと、初対面ではまず同い年と気付かれない。
彼女も同じ宿の手伝い同士、同い年ということもあり
比較的話すことも多かったと思う。
歌い声が聞こえると、ああ、彼女が来てるのね、と。
明るい髪色も手伝い、より一層明るくなる気がする。
特に明るくも出来ない私には、その眩しさに
時々羨望を覚えたりするのだけれど。]
【見】 デザイナー ラートリー
[ 宿では厨房で料理を手伝うことが多いけど
特技は絵を描くこと。
人物画も、風景画も、紙とペンさえあれば
小さい時から色々描いていた。
褒められたのが嬉しくて、ひたすら描いて描いて
描きまくっていた子供時代。
少し前までは、宿に子供の頃の手描きの絵が
貼ってあったけど、昔の絵だから恥ずかしい、と
取り下げてもらったばかり。
最近の絵となると、教会に銀月山やカルデラ湖
温泉等の風景画を寄贈──という程でも無いけれど
貼って貰っていたりする。
いつでも剥がしてくれて良い、とは言っているけど。
もうすぐ始まる祭りの光景の新作を描いて
この宿に再び貼るのも良いかしら、とも考え中。**]
旅人 ニコラス
― 村内/レジーナの宿入口 ―
[羊飼いが自分の背中に隠れていたこと>>584には気づいていたけど、何をしているかなんて野暮な質問はしない。
年の近い同性と久々の再会だ。何か思うところがあるのだろうと、羊飼いの存在は宿の看板娘―手伝いをしている少女よりはこちらの方が相応しいと考えている―たるリーザの挨拶>>585に応える。]
お嬢ちゃんこそ、元気そうで何より。
また宿屋のお世話になりにきたよ、今年もどうぞよろしく。
[頬を赤らめる様>>589に、羽を選んだ甲斐があったと嬉しく思う。
ただし勘違いについて直に聞かれたら、敢えて訂正せずに”そうだよ。”と頷くだろう。
相応しいと勘違いされる台詞を選んだのは自分だし、宿の看板娘が天使でないと否定する材料も存在しない。*]
神父 ジムゾン
―― 村内 / リンゴの木の下 ――
[手渡したリンゴはその場で食べる様子。
採れたて出来立てが美味いのは世の道理。
いや、自分の場合、下手に料理とかすると
この世を呪うような焦げた劇物錬成するから、
野菜でも果物でも生で齧るのが一番だ――
という持論は、ある。]
お、頼まれてくれるか、助かる。
ああ、箱は一つだけだし、
嵩張るけど重さは大したことない。
儀式の小物とか、
参加する連中で付けたい奴が付ける、
装飾品とかそういうもんだ。
[一人で運べる分量だから、そこは問題ないだろう。]
【見】 【独】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
目立たず、表向きの仕事の裏で、
私はテストプレイヤーとして壇上に上がりスピーチをしている面々を一人一人、目に焼き付けていた。
今回のテストプレイヤーの選出はプログラムによる抽選ではあり、このテストプレイ自体で目的を達成する意図はない。
それでも抽選プログラム中には『オリジン』の因子を持ちうるであろう外的要因を応募者のプロフィール等（応募者本人が提示していない個人情報まで掘り下げて）から選別する仕掛けを施していた。
だが、確度の面や、より広く被験者を巻き込める敷居の低さなど、あらゆる面でこのゲームの存在意義・ポテンシャルは計り知れず、抽選プログラム中の選別は明らかに傾向の低い人物をふるい落とす程度の役割でしかない。
とはいえ、もしかしたら、この中に……その可能性はゼロはない。
私が注視して何かしらの判別ができるなら、このような仕掛けなど行う必要などまるでないわけで、まったくもってエンジニアらしくない行動ではあるのだけれど。
魂の契約、そして彼女への思い。
それらが、私を冷静にはさせてくれない。
]
神父 ジムゾン
[そのようなことを説明しながら、
話題が祭りの方へと移れば――
ああいや、泣いてなかったかな？？ ごめん！
何か、心の号泣が聞こえたとか、そういう感じだ。
いやほんと愛嬌はあるし、
頼んだことはやってくれる性格の良さもあるし、
何で嫁さんできないんだろうなこいつ？
………うん、はたらかないからだな、きっと。
そんなわけで、思わず棒読みにもなった。]
神父 ジムゾン
まあ、レジーナなら、
尻叩かれそうっていうか、
尻に敷かれそうではあるよなあ。
[あの尻に押しつぶされたら成すすべもなかろう…
ただ、ヨアヒムみたいな愛嬌のある奴と、
レジーナみたいなしっかり者は、
自分で言っておいてなんだが、割とアリでは？
などと思ってしまった。
――とはいえ、レジーナの方から
ヨアヒムに言い寄る未来は、あまり想像ができな…
………どうだ？
未来は未定、ということで、うん。]
神父 ジムゾン
おー。
俺も思わず約束したくなる分好きだぞー。
え、シスター？
[唐突に出てきた名前に、目を瞬かせる。
明るく働き者のシスターには、
教会の仕事で日頃世話になっており、そして。
『 』
――…、
浮かび上がりかけた『何か』の感覚は、
ちり、と内側をひっかくような違和感を連れてくる。
けれど、その違和感は意識まで上ることはなく、
ただ、ほんの一瞬の沈黙になった。
（その沈黙がどのように解釈されるかは
定かではない）]
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
初日からやらかしているけど、誤字が多いね。
本当にごめんなさい。
投下前に何度も読み返しているはずなのだけれど
……などと供述しており。
そして投下速度があまりに遅い。
歴戦の猛者とRP村見学参加2回目の僕では比較にならないというか
補助輪どころか三輪車に乗りたての幼児とバイクのライダーを比べるようなものだけど、
参加している以上、人並みに話せるように頑張らないと
*/
【見】 【見】スタッフ エレオノーレ
─ 船内 : →メインサロン ─
[ 歳も近くある程度入社した日付けも近いシルキー>>447
は私にとって思わず気が緩む相手の一人だった
(私は入社して一年未満なので
彼女は先輩に当たるだろうが。)
熱心な仕事ぶりは多くの場面で見ることができ
私は色々な仕事を頑張る姿を尊敬していた。
…と同時に思わず心配してしまう事も多々あって。
彼女が倒れた時もそうだった。
すぐに医師のレト先生が来たから心配は不要だろうが
私で良ければ手伝えるから
何でも言ってね？
その時彼女の頑張る理由>>153を知らなかったから
そう言ってしまう程度には私はお節介だった ]
【見】 【見】スタッフ エレオノーレ
[ うっかり話し出すと止まらないのが私の悪い癖！
語りつつ彼女が居ないのに気付き
“ またやってしまった〜!!”と
額と机がゴンと良い音を立てたのは
話し始めてから優に4(6x1)時間は経っていた
忙しいのに悪かったな…お詫びと称して
休日にお茶に誘ったのは翌日の事だった ]
【見】 【見】スタッフ エレオノーレ
シルキー、お疲れ様！
遂にこの日が来たね
[ ニコッと笑って大きく手を振った>>447
私はシルキーを先輩として尊敬している。
それは本当だ。
それが形(敬語)として現れないだけで ]
私たち、ここまで本当に頑張ったよね…
形に出来て嬉しいなぁ。
自分たちの作ったものが皆に楽しんで貰える。
こんな嬉しい事はないよね！
[ 人々の熱気に充てられたか興奮気味に話す。
このプロジェクトは決して一筋縄でいくものでは無かった。
昨日まで居た人が行方不明になったり
命を落とす人だって居た。
私の姉だって原因は分からないが目を覚まさない。
…それでも。
今この時だけは自分の子供が大勢の前で
褒められているような妙な高揚感を味わっていた]
【見】 【見】スタッフ エレオノーレ
まだ何も食べてないなぁ。
昨晩から何も食べてないから、お腹ペコペコ！
料理を取りに行くけどどうする？
[ 私のお腹がきゅーっと鳴っていた
少し恥ずかしげに顔を赤らめつつ
聞こえてない事を祈っていた **]
旅人 ニコラス
[天使の像を取り出して、片目をつむってみせる羊飼い>>586へ、うんうんと同意の頷きを返す。]
さすがお嬢さんのチョイスです。素晴らしいお土産ですね。
像を見たときに、友人の顔が浮かんだなら、それはきっと購入する運命だったのでしょう。
可愛い天使様は、神様もきっと笑顔で見守ってくださっています。
それでも万が一、いえ億が一にでも怒られてしまったら、一緒に頭を下げますから、そのときは真っ先にお呼びください。
[茶目っ気混じりの動作に同調するよう、明るめの声で答えながら、お土産を渡し>>586渡される>>607>>609姿を見守る。*]
【見】 【独】 デザイナー ラートリー
/*
このログの勢いやばい……これはむり……
見学でもむり……ひええ……
年齢20設定にしてたら年齢被りまくりだったひええごめんなさいいいい
あとお手伝い設定まで被ってた……
まあお手伝いはいくらいてもいいよね！！！！
この大所帯なんだから！！！
若かりし頃の姿で連れ歩きたくなるから仕方ないよね（実は当初18予定だったけど、さすがに18では老けすぎ大人っぽすぎか……？と修正した）
羊飼い カタリナ
元気元気 ちょー元気だよ。
病気も怪我もしたけど今はもうへーき！
［ 抱き抱えるように持ち上げて、勢いそそのままに
くるくる回りながら再開を喜ぶ。
そうやってゆっくりと突進力を散らしながら
最後にはゆっくりと地面におろしてあげる ］
羊飼い カタリナ
いやー 可愛いはリーザだけでいいよぅ
私はほら、肌とかカサカサだし…
天使なのはリーザだけでじゅーぶん！
［ 顔を見れば半分誂ってきてるのはわかるのだけど
こうも可愛いを連呼されると
どうにもこしょばゆい感覚にムズムズして
彼女の肩をぺちぺち叩いて恥じらいをごまかした ］
【見】 スタッフ シルキー
― メイン・サロン/パーティ ―
[エレオノーレは自分から見て
一応後輩という立場にあたるのだが
人懐っこい彼女自身の性格と歳が近いこともあり、
同僚と言うより友達のような感覚でいる。>>623
倒れた時は心配して声をかけてくれたり
時々一緒にお茶しに行ったりと>>624
プライベートで親しくしていたのもあり。
今もこうして明るい声を聴くと
何となく少しほっとしてしまう。]
うん、本当に、色々ありましたよねえ～…
何だか振り返ってみると感慨深いです。
あとは無事に始まって終わってくれることを祈るばかりですね。
[はしゃぐ彼女に微笑ましくなりながらもしみじみと頷く。
（ちなみに自分は社内の人間には
丁寧語で話す癖がついているので
彼女が敬語を使わずともこの口調だ。）]
【見】 楽天家 ゲルト
[暫し悩んだが意を決して打ち明ける。]
あの、フリーデルさん、
『月狼祭が終われば ”人狼 ”の災厄が村を襲う』
という予言を神様から告げられる夢を見たのですが、
僕はどうすればいいと思いますか。
[微かに声色が硬いのは
自分でもその予言を信じきれているわけではないからだ。]
助けてもらえませんか。
[ひどく真剣な面持ちでそう切実な想いを付け加える。
余計な混乱を招くので、
にひがみのことや、世界線？のことは伏せておく。
神様と予言に人狼、
それだけで既に僕の手には余るのだ。
しかも予言が本当なら月狼祭は今夜、
もう時間がない。]
旅人 ニコラス
― ゲルトとの会話 ―
ほらー、教会にいくよー。
がんばれがんばれ。
[村に滞在中、何度か友人を引っ張って教会へ足を運んだ>>610理由には、自分が信心深いからだけでなく、偏に朝に弱いと知っていたことも挙げられる。
朝にすっきり目を覚ます最も効果的な方法は、太陽の光を浴びる。これに尽きる。
眠いからといって、カーテンをひいた暗い部屋のベッドの中で、いつまでもゴロゴロしていたら、日中起きて夜間は眠る生活のリズムが崩れてしまう。
となると、十分睡眠が取れない結果となってしまい、翌日睡眠不足で起きられない――そんな悪循環に陥ってしまいかねない。
日曜礼拝に参加するようになったと聞いた折には、子供が初めて歩いたと聞かされた親のように、うんうんと嬉し気に瞳を潤ませたものだ。]
少年 ペーター
やっぱりまたやってるや
一生のお願いってもう挨拶みたいになってるじゃん
まぁ手伝うけどさー、その棚ね？
[軽率な一生のお願いをする彼女はクララ>>600
この図書館の司書さんだね。
僕はあまり本を読まないから、図書館も殆ど用はないんだけど
ある時気まぐれに入った際に、今みたいに棚整理を頼まれて手伝ったのを機になんだかんだ馴染みの顔になってた。
一応向こうの方がお姉さんだけど、友達みたいな感覚で普通に話しちゃってる。
一生のお願い、に関しても
使い所さん絶対ここじゃないよと最初こそツッコミを入れたけど
今ではもう慣れてしまって軽く流してしまう。
手伝う気には変わりないからね。]
旅人 ニコラス
[因みに今までゲルトに持ち帰った土産話は。
夜な夜な古びた教会に現れる謎の幽霊の正体を探って欲しいと依頼されて、一晩そこで過ごしたら。その正体は、最近神父を引退した爺さんが寝ぼけてかつての職場に戻ってただけだったとか。
海岸に現れた大きな蟹と格闘した結果、見事撃退して美味しく頂いたとか。
そんな内容の他には、記憶に関する話題と言えば、]
この前は、『お前に貸した借金、首を揃えて返しやがれ！』って強面の男にガン飛ばされてさ。
これは記憶が戻るチャンス？！ と喜んで、もしかして僕のこと知ってるんですか？ じゃあ、僕の名前教えてくださいよって呼び掛けたら。
じーっと顔を凝視したあとで、『よく見たら、奴はこんな優男じゃなかったわ。すまん』と謝られて。期待して損した。
[せいぜい人間違いされたくらいの内容しかないなので、未だ成果は得られず。
さて、今年は一体何を話そうか。**]
少年 ペーター
いつ来ても大変そうだし
そろそろ他にも司書さん募集したら？
しなくても片付けくらいは手伝うけど
本の事は僕分かんないし
[彼女があまり他人ときゃっきゃする性格じゃないのは、付き合いを続けてるうちに察してはいるけど
毎回のように助けを求められると仕事の負担的な方の心配はするよねって。
前にもそれとなく何回か言ってるかもしれない？
記憶違いならそれはそれ
とにかく1人で大変そうだなと思ってるって話さ。]*
羊飼い カタリナ
［ 談話室の方を覗けばゲルトさんの姿が
あっただろうか？>>603
けれどそこに他の人の姿を見つけ>>611
話し込んでいる様子を見れば>>637
浮かしかけた腰をそのまま沈めてしまう ］
私も一回、荷物置いてこようかな？
教会にお供物届けなきゃだし
神父様に放牧の報告もしておかなきゃ
［ たとえ形式的なものにせよ、古くから牧人の帰村は
村のサイクルの一環として組み込まれている。
神の元で契約の履行を報告し、旅の無事を感謝する。
それが羊飼いの習わしだった。
厳格だった祖父の影響で私もそういうことには
手抜かりがないようにと誓っている。
リーザやニコラスさんと幾ばくかの語らいの後
ゲルトさんの話がまだ続いているようならば
私は宿を後にして一度外れの住処へと
向かうことにしただろう ］**
【見】 スタッフ シルキー
[ワクワクするような、最高に幸せな体験。
このゲームはそれに繋がる大きな一歩。その筈だ。
銀色羊の夢の中に、今――――……**]
司書 クララ
ありがとう。いつも済まないね。
［棚から崩れ落ちそうになった本を慌てて抑えながら。
数冊ぽとりと地面に落ちてしまったが、まずは上に専念だ。］
うーん、他の司書さんを探していない訳じゃないんだけどね。ほら、街からは随分と遠いからさ。なってくれる人がいないんだよ。
［ようやく積みなおせば、踏み台にしていた机から飛び降りて、滑り落ちた本を手に取ろうとする。］
パン屋 オットー
ーー村内/レジーナの宿 食堂ーー
[もし仮に、パン屋なのに酒を出して困惑したのなら>>496、『意外と平気なのかもしれない』と天然なことを考えたかもしれない。
体勢を変えて気分が悪いらしい>>496。それでもしっかり煙草を手に取る当たり、折り紙付きというか……。
これでこそディーターさんだよね、と妙に安心感があったりする。
ミントを飾って可愛らしい感じになるのは諦めてほしい。
まさか葉をちぎってそのまま掻き混ぜられたりはしたくないでょ？]
真面目な人はたぶん、
今頃神父様のお手伝いしてるんじゃないかな。
狼月祭で今とてもお忙しそうだし>>511。
[神父様がディーターさんを探しているとは知らないが>>517、とても素直な気持ちで告げてみる。裏はないよ？
ついでにヨアヒムが強制労働を強いられているなんてことも知らない>>515。]
司書 クララ
おや、これは。
［かなり擦れてしまっているが、「金狼と░▓▒▓█▓░░▓▒狼の伝承」と書かれていた。口語だけでは心許ないと過去の人々が残していったもの。昔の人は偉大だ。］
あらやだ。奥にあるはずの本を間違えて表へ持ってきちゃったみたいね。
［いくつかの書物を奥の部屋へ引っ込めているのは、大事なものといいつつ、きっと古くなった書物をこれ以上痛まないようにしているのだろう。クララはそう考えていた。］
せめて、綴紐だけでも直しておこうかしら。
［そう呟けば、いくつかの本はその場へ置いていた。］
パン屋 オットー
フリーデルさんも忙しそうだし、
ヨアヒムと一緒に手伝いしてくればいいんじゃないかな。
きっと喜んでもらえると思うよ。
[それ以外にも高齢の人たちも準備をしているのだ。
ちなみに僕は店があるので料理以外は免除されている。
クッキーの製作とか>>595、店番しながらでも作れる小物とかであれば、手伝うのも吝かではないのだけれど。]
それ飲み終わったら、
少し胃の中に酒じゃない何か入れておきなよ。
真面目なディーターさん。
[また酒を飲み始めるなら止めるけど、煙草なら止めることもしない。
手伝いをしろと口酸っぱく言わないのは、一応気遣っているからだ。*]
少年 ペーター
[さて、ちなみにの話
僕は教会関係者の居住スペースで暮らしてる。
僕はこの村の生まれではなくて
ここに来たのは5年くらい前の話。
生活の稼ぎだとか、僕の為になるだとか
そんな事情で僕はこの村の教会に預けられた。
両親が元々この村の生まれで
母さんが昔は教会で働いてたらしく、頼ったんだとか。
あぁ、捨てられた訳じゃないよ？
大人になったら必ず迎えに来る
だからどうか、あなただけは…
2人とも涙ぐみながらそう言ってたから。
捨てるのにそんな顔しないだろ？
その翌年に、両親は亡くなったから
もう2人とは会える事はないんだけどね。]
神父 ジムゾン
[最近になって、教会に風景画を寄贈してくれた。
そこには村から見える景色が生き生きと描き出され、
銀月山や湖、温泉の色合いは、
景色と空気の匂いまで伝わってくるような、
そんな画に思えた。]
流石だなあ。
いい絵だ。
[大人になって語彙が増えようと、
出てくるのはそんなシンプルな感想だ。]
神父 ジムゾン
教会は神の家とも言われてる。
山の噴火も温泉が出来たのも、
金狼様の御業ってな。
ここに置いときゃ、神様もきっと見る。
それに、教会に来る連中も。
[月に還らぬように、供物と祈りを捧げる。
――神父としてあるまじきことだろうが、
それは誰のための祈りだろうか、と思うこともある。
ただひたすらに、帰ってほしくはない自分たちのため。
けれど、それでも。
神の御業の印された村に、生まれ、育ってきた。
一時期、村の外に、神に仕える学問を学ぶために
出ていたことはある。
結果として、想定外の出来事に巻き込まれはしたが、
数年ほどで村に帰ってきて、
先代である父親の死後に、教会の神父の職を継いだのだ。]
少年 ペーター
[その時は寂しかったし、ショックだったよ。
せっかく教会に慣れかけてきてたのに
荒れに荒れて早めの"はんこーき"みたいになってた。
3年前くらいまでそんな感じだったよね
神父のジムゾンさんとかにも世話かけてしまってたかも…しれない？
気持ちの余裕がなかったから、実際どうだったのかは分からない。
その時の自分はあんまり思い出したくないけど
そのくらいの時期に教会に来た人がいてさ>>580
来たというか、ボロボロだったから
教会職員に混ざって僕も介抱の手伝いをしたりしたんだ。
当時の僕は「あくまでその人の為であって教会の手伝いじゃないんだからね」精神だった。
子供に出来る事なんて少ないけど
見てるだけってのもなんとなく気が引けてね。
そうしてるうちに僕の"はんこーき"も終わってたり。]
司書 クララ
今年ももうお祭りの日か。これが終わると一気に冬、寂しくなるね。
［それにこの日からしばらくは人が居なくなる。ここの支配人も街へ出かけるから、クララは当分１人だ。］
今年も私はお留守番。教会は……流石に誰か残るよね。
［この村へ来る前のペーターくんのことは知らないけれど、１人だけで半月も教会を任せられるようには見えないし。］
私、今年はレジーナさんの所へ厄介になろうかしら。
少年 ペーター
[今じゃその人、フリーデルも教会のシスター……
いや、シスターなのは違いないけど
あの人が育てる薬草はなんかすごい生えるんだよね
草育てる名人的な何かなのかな？
生え過ぎで雑草と勘違いされそうに思うの僕だけ？
ま、まぁとにかく！
今となっては彼女教会で働く一員なので
以来隙あらば様子を見に行ったり、構いに行くとかしてる。
ボロボロだったのは何か事情ありそうだけど
気になりつつ聞けていないし、それを気にしてってのもある。
ジムゾンさんに聞いてみようか？
そう思ったりした時がないとは言わない。
神父とシスターって事で、何か知ってたりしないのかなって事で。
でもそういうのって本人から聞くべきで、他の人から聞くのってたぶん良くないよね。
だから今でも知らないままだ。]
少年 ペーター
[そんなこんなでつまり
一応教会に身を寄せ住まわせて貰ってる立場なので
何かしらのお返しはするべく出来る事はしたい！
…と、来たばかりの頃は真面目に思ってたし
喜んで村のあちこちを回っていた時期もある。
ジムゾンさんにも、自分から何か手伝う事ないかな？って自分から詰め寄ったりした事も確かある。
もうすっかり村と教会に馴染んでしまってからは
程々でやりくりしつつ楽しむようになってるけどね
手伝いは頼まれたらやるけど、え〜って顔はしつつになったりしてたかもしれない。
それでも断らずにやるし、嫌とは思ってない
村の一員になれてるんだなって、思えるから。]*
【独】 少年 ペーター
/*
書いたそばから下手くそぉ！！と言いたくなるけど
出すもん出さなきゃずるずる追いつけなくなるんよね
なんにせよ縁故投げ慣れてないんだなコイツ感がすごい…(顔覆い
シスター フリーデル
―― レジーナの宿/談話室 ―
まぁ、変な夢を…？
［ 修道女とはいえ、
３年前に、怪我をして
教会に転がりこんだだけの女は。
ゲルトが内心で、異端審問の可能性を、
ちょっぴり懸念していたなどとは、知る由もなく。
自身で思いつきもしなかった。>>636.
ハーブティーのお得意様である
彼の夢見を案じるように、小首を傾げる。］
シスター フリーデル
［ けれど―――…ゲルトの口から
”人狼 ”という言葉が零れた瞬間。
表情には何も浮かべず。
ただ杖を握る細い指だけが、ピクリと一瞬震えた。］
シスター フリーデル
なるほど……
そんな、予言のお告げを
夢で神から賜られた、と？
……ちょっと、失礼しますわね。
［ ゲルトのような体調の特徴のある人は>>383
甘い物や栄養が不足すると、
様々な症状が出ることがあるらしい、と。
村の図書館で取り寄せてもらった医学書に、
書かれていた気がする。
もしかして、体調のせいで……？と、
ゲルトに拒まれなければ、
額に手を当てて熱発を測ったり、
手首で脈を確認しようとしてから。
症状のせいではなさそうだ、と判断した。］
【見】 【削除】 イベントコンシェルジュ ルージュ
―― 狼月の村・村の南の船着き場 ――
[
今日も対岸を、カルデラ湖の向こうを見ている。
風が吹いてさざ波が湖面を揺らす。
図書館の本で読んだ海の水は、ずっと大きな波を打つらしい。
――――遠くへ行きたい。
この村を離れて、湖の向こうの街も越えて、ずっとずっと遠いどこかへ。
そんなことばかり考えている私は、顔の表情もどこか遠くを向いたまま、なんて言われて。
『すまし顔のルージュ』
なんて村人たちからは呼ばれている。
]
シスター フリーデル
……本当に、
”人狼”の災厄が村を襲うとしたら。
大変な悲劇が、起こりますわ。
［ 周囲に人がいてもいなくても。
無意識に、声を潜めて。
まるで具体的に知るかのように、そう断言する。］
パン屋 オットー
ーー村内/レジーナの宿ーー
ああ、リーザが掃除を始めたかな？>>488
[少し遠くから聞こえてきた旋律に、少しだけ口角を上げる。
途中で悲鳴に変わったから>>585、誰か来訪者だろうか。]
狼月祭も近いし、ニコラスさんも帰ってくるよね>>525。
カタリナも、そろそろ一仕事終えて帰ってくる頃だよね>>542
旅から帰ってきた二人には
美味しいパンを焼いてあげないとね。
[別に記憶がないことを憐れんでいるわけではない。
単に自分を探す旅人には寂しくないように、旅終わり一時の休息を与えられるように、少しだけ優しくしてあげたいだけ。
そんな理由で旅人へには少しだけ甘いかもしれない。
どうして？*]
シスター フリーデル
神がゲルトさんを選ばれて、預言されたのなら。
賭けになりますが、
信頼できる人にお伝えして、
防ぐ方法を、考えた方が良いかもしれませんわね……
［ 普段は、楽天家な面もあるゲルトから、
少し声を強張らせて、真剣な表情で
”助けて”もらえないか、と言われれば。
その美しい金髪を見つめる
女の瞳の水色が、すうっと深く沈むように揺れて。
暫しの思案の後、微かな迷いを含む口調で、
そう助言を返す。］
【見】 イベントコンシェルジュ ルージュ
―― 狼月の村・村の南の船着き場 ――
[
今日も対岸を、カルデラ湖の向こうを見ている。
風が吹いてさざ波が湖面を揺らす。
図書館の本で読んだ海の水は、ずっと大きな波を打つらしい。
――――遠くへ行きたい。
この村を離れて、湖の向こうの街も越えて、ずっとずっと遠いどこかへ。
そんなことばかり考えている私は、顔の表情もどこか遠くを向いたまま、なんて言われて。
『すまし顔のルージュ』
なんて村人たちからは呼ばれている。
]
【見】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
この村が嫌い？ なのかと問われると、よくわからない。
嫌い、と言えるほどの思いも抱いていない、というのが正しいのかも。
ただ、自分の居場所はここではない、という、根拠のない、でも確信に満ちた想い。
けれど、その思いと裏腹に、
金狼様、そしてなによりその金狼様に選ばれたセイラ様。
彼女のことだけは、この朧な夢のような、自分の居場所と思えない場所で、
眩しくたしかな光を放って私の中にいる。
]
【見】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
お祭りが始まる。
『月狼祭』が。
金狼様とセイラ様の気配が強く感じられるお祭り、その時に、
私はこの村に留まれない。
なんて皮肉。
儀式に選ばれた人たちが羨ましくて、気になってしまう。
『すまし顔のルージュ』
のほかに、口を開けばつい出てしまうつれない言葉に
『跳ね返りのルージュ』
なんて二つ名までつけられて。
それでも、どうして彼らは選ばれるのか。
気になる思いは止むことがない。
意を決して聞いてみようか……。
きっと、今頃宿に人が集まっているだろう。
]**
シスター フリーデル
けれど、もしも。
信頼できると考えた人が…”人狼”だったら。
危険かもしれませんわ。
お伝えになるなら、お気をつけて。
私も、ゲルトさんや村を守るために、
何か手立てがないか考えてみます。
どうか、一人で思い悩まないでくださいませね。
［ ゲルトの瞳をまっすぐに見つめて、
少しでも安心してもらえるよう、微笑む。］
シスター フリーデル
［ それから、宿の厨房を借りて、
不安をやわらげ落ち着かせる効果のある
カモミールとメリッサのハーブティを用意し。
蜂蜜をたっぷり入れて、
ゲルトに差し出してから。
ゲルトと村を案じるような表情で、
厨房の手伝いに向かおうとしたのだった。］**
【独】 少年 ペーター
/*
今回はな
行けるところまで生きて
狼役頑張って
最終日の景色ってのを見てみたいなとは思っているんだ
思っているんだけど
このシリーズで一度もそこまで残れた事ないから無理かなぁとも思ってはいる()
【独】 少年 ペーター
/*
ただなー
初の挑戦の意味でも瘴狼で予約希望もしたし
がんばりたいなぁ…とは思うの
縁故投げはその一歩
主役に自分が向いてるとは1ミリも思ってないけど
たまにはその景色に立つべくがんばってみたくもなるのです
SSS村だからこそそう思うってのはあるけどね
他所の村でそんな恐れ多い考えにはなれん…
【独】 少年 ペーター
/*
まぁ私が何を思おうともペーターがこの先どう考えて動きたいとなるかとか、村の空気と流れ次第では想定考え直さねばになりそうだけどな！()
少女 リーザ
はい、これ鍵！
お荷物お持ちしましょうか〜？
［お客さまの荷物は従業員が持って
お部屋まで案内する、というのがレジーナの教えだ。
だからこれだけは聞いておかないと。
変にそこだけ敬語なのも、
マニュアルに忠実な従業員なのだということで。］*
少女 リーザ
ねぇねぇ、お祭りで絵は描かないの？
ほらあそこら辺にさ、
吊るせるくらいのおっきいやつ。
［指し示したのはこの宿の吹き抜け部分。
天井から吊り下げればかなり目立つし
殺風景で寂しい吹き抜け部分に
新たな変化をもたらすことができる。
しかし、リーザは気づいていない。
祭りの日だけで描くには
要求のものが大きすぎるということに。］**
【見】 楽天家 ゲルト
『信頼できると考えた人が…”人狼”だったら』
[そうだ、予言が本物ならば、その可能性もあったのだ。
運命を変えるために、にひがみの予言を伝えて回れば、
それが人狼の耳に入る可能性だってあるのだ。
せっかく村に溶け込んだ自身の存在を口にし、
警鐘を鳴らす存在が人狼達にどう映るのか――
想像に難くない。
酷く、足元がふわふわしてきた感覚に襲われる。
村を救うために善を為そうとしていたのに、
根幹から間違っていたと知らされたかのような感覚。]
【見】 楽天家 ゲルト
[主よ、感謝します。
最初に予言についての相談を聞いてくれたのが
聡明な彼女であったことを。
心の中でそう祈る。
尤も、この予言を与えたのは主ではなく神だし、
主こそが、始まりの死者たれと定めた
存在なのではという疑念も残っている。
けれども祈りの基本は日々の感謝であるらしいし、
これは幸運以外の何物でもない以上は
今は祈りを捧げたい。
フリーデルには心の中ではなく直接お礼の言葉を口にし、
厨房へ向かうのをそのまま見送った。]
貴族 ジル が見物人として参加しました。
貴族 ジルは、見物人 を希望しました（他の人には見えません）。
【見】 貴族 ジル
──村内/宿屋の一室──
[療養地へ向かう旅の途中、たまたま立ち寄った村では祭りが催されるようだ]
へえ、……いいタイミングだったね。
[同行する従者に聞いて、口許を綻ばせる。宿に着いたばかりで、周囲からは少し休めと制止されたが、やや強引に振り切って、村見物に出ることにした]
暗くなる前に戻るよ
……行ってくる。
[期待に胸を膨らませつつ、ぼくは部屋のドアを押し開けた**]
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
あまりに遅筆過ぎるね。
二時間かけてこれだけの返事って……。
村の皆様、肝心のゲルトが動き鈍くて本当に申し訳ありません。
第一の予言については話のついでに伝える程度でいいと言われているけど、
それを差し引いてもあまりに遅すぎる。
事前にロルに使えそうな表現とか色々書き溜めたりしたけど、
それでもこれだもんね。
頑張れ、僕。
僕なら出来る。僕なら出来る。僕なら出来る……。
*/
少女 リーザ
［真顔で言ったのを覚えている。
………違いますよ？？
"セイラ様と金狼様の"は別の人が言ったんだからね？
何ならフリーデルさんが付けたと思ってるよ？
────…そんな記憶の一欠片。］**
【独】 少女 リーザ
/*
ていうかゴールデンタイムの混線久々だぁぁ！
めっちゃ遅筆になってしまう。
あと、リーザ狼だけど大丈夫？？ってなっちゃう。
【見】 楽天家 ゲルト
[幸か不幸か今日は狼月祭。
人目はそこかしこにある。
それに予言された災厄は狼月祭が終わったら。
矛盾するようだが、予言が真なら、
狼月祭が終わるまでは災厄は訪れないはずだ。]
ならば、僕が取るべき選択は―――
【見】 楽天家 ゲルト
[予言が本当だった場合に備えて伝えて回ろう。
それが僕が出した結論だ。
伝える相手が人狼の可能性は否定出来ないけれど、
予言が本当なら狼月祭が終わるまでは襲われないから。
逆に言えば、
祭までにどうにかしないといけないのだけど。
人狼からのヘイトを集めすぎないように
『人狼なんているわけないじゃん。
大げさだなあとは思うのだけどね？』と
冗談めかして話すことで見逃してもらえないだろうか。
たしか聖書の有名な一節に、
求める者、探す者、門を叩く者にはそれぞれ望んだ結果が与えられる。
だから行動を起こすのだ～！
……みたいなのがあったよね。]
【見】 楽天家 ゲルト
[彼女が丸薬を作って持ってきてくれたなんて>>632
まだ知る由もないので
仲間の帰村を喜び、彼女の旅の話を聞きたがるだろう。
体が弱い僕にとって、
村の外へ行った人の話はとても刺激的だ。
思わず童心に還って爛々と眼を輝かせる。
実際の旅は楽しいことばかりではなく、
辛く険しいことが多い>>542のも
頭では理解しているつもりだけれども。
彼女は何を聞かせてくれるだろう。
一通り彼女の話を聞いたら、
今朝のお告げについて
外で似たような話を聞いたことはないか尋ねてみようか。
そんなことを考えながら、
彼女の話を聞くために椅子から立ち上がった。]
少年 ペーター
ー 図書館 ー
街から遠いのはそうだけどさー
手伝いくらいなら探せば村でも誰か……
いやこんなに量あったらやりたいとはならないか
[お礼の言葉には「ん！」といつもやっていたように一言だけ返しつつ
なってくれる人がいない話にはつい本音がぽろり。
いや、だってね？
本が好きとかじゃなければ割とそうだと思うんだよ
僕だってクララとあんな出会いをしてなかったら
今もこうして覗きに来たり手伝ったりしてない。
それを思うとなんだかんだ司書を続けてるクララって実はすごいのでは？
とか、変な所で感心してしまった。]
少年 ペーター
────、金狼？
[擦れて全然読めなかったけど
その字と、それに続く字が少しだけ見えた。
金狼と言うと、金狼様の事なんだろうか
狼月祭もそれに関係した祭りらしいのは聞いてる。
村の人に、というよりは
母さんがまだ生きてた頃に聞かされたんだ。
そう、よく聞かされてた。]
少年 ペーター
………ん？ あ、そうだね
大事な本だったら大変だ
ちゃんとしまえてなかったのバレちゃうし
って、もー
言ってるそばからそんなとこに置いてるー
[いやね、僕は別に何ともならないけど
後で何か言われるのはクララだから
気を付けなきゃね？という意味で
ちょっと苦笑いになりつつ、それとなーく伝えた。
だってまた違う場所にしまいそうに見えるからさ。
……一瞬意識が他所になかったかって？
そんな事ないよ、気のせいじゃないかな。]
少年 ペーター
うん、ジムゾンさんとフリーデルは残るはず
僕だけ残ったって
流石に教会の管理とかは無理だし
でもそっかクララはまた1人で留守番かー
[そう、教会の人達は結構残っててくれるんだ。
もちろん全員ではないけど
少なくともジムゾンさんやフリーデルはいつも村に残ってた…と、思う。
だから今回も残ってくれるはず！
だからこの時期でも僕は寂しくないし平気さ。
クララは…1人で残されない時あったっけ？
くらいには誰かといる記憶がない。
たまたま誰かといる現場を僕が見てないだけの可能性だってあるよ？あるけど
僕がここに来た時ってクララ大体1人…やめとこう]
少年 ペーター
まぁレジーナさんの宿なら毎日人いるし
賑やかにリーザが声かけてくれるだろうし
寝るまでに怖いって思う暇もなくなるかもね
[あそこは本当に毎日誰かしらは来てる。
食堂とか酒場とか温泉とかもあるから、そりゃ人がいない方が変って感じ。
僕だって気付いたら何かと行ってる。
ご飯時は避けてたりするけど、それはいいとして
泊まりはしなくても、夜まで居座るとかは普通にある。]
少年 ペーター
よーーし頼まれた分は終わった！
他には大丈夫？
全部済んだなら僕ちょっと広場に行くけど
クララはもう宿に行く？
欲しい物あれば言ってくれたら持って行くよ
[そのまま僕も宿に行くでも良かったけど
祭りの度に広場を見に行くのが癖みたいになってて
だから今年もそうするつもりで、ね。
着いて行くと言われたらそれでもいいけど
特に何も言われないようなら
たぶんそのまま1人広場に向かうかな。]**
【独】 少年 ペーター
/*
よく読むと大した中身物量ないのに相手のロルの倍の量を投げるな(真顔
改行の関係で分けないと長くなるんよね…(そこじゃない
【独】 少年 ペーター
/*
こんな事してたらコアでツナがバレちまうじゃん！！
でも仕方ないんよこの時間じゃなきゃ書き上がらないんよ！！(致命的
旅人 ニコラス
― 村内/レジーナの宿入口 ―
うん、僕もこの村に戻ってくる日を楽しみにしていたんだ。
こちらこそは僕の台詞だよ。お世話になります。
[かけられた言葉>>671にぺこりとお辞儀をしたあと、リーザから鍵>>674を受け取り、安心させるようにまずお礼から口にする。]
ありがとう。でも荷物は自分で持っていくから大丈夫。
まずレジーナさんに挨拶したいし、お嬢ちゃんだって仕事戻らないといけないだろ？
[無暗に好意を否定したのでも、レジーナの教えに反するような行動を勧めたのでもなく。手伝いで忙しいのだから、自分一人だけに手を煩わせたら悪いと考えたのだと言外に匂わせる。
羊飼いが親友を独り占めできない>>583と思っていたとは知らないが。]
さすが宿屋の看板娘。部屋がもう用意できているなんて、頼もしいな。
レジーナさんが安心して仕事を任せているだけある。
[誰かにこの会話を聞かれたのだとしても、うっかり叱責されないようにと予め予防線を張ったのもあり、手際の良さ>>673についても誉めた。]
旅人 ニコラス
[カタリナ>>643より少し遅れて談話室を覗き込めば、話し込んでいる友人を確認できた。
いつになく真剣な空気を感じ取って、声をかけるのは会話が終わってからにしようと判断して、まず羊飼いへ向き直る。]
いつもの教会への報告ですね？ お疲れ様です。
僕はお嬢さんの祖父には残念ながらお会いしたことはありません。
でもそういった仕事の習わしなどについて知るたびに、孫娘へ伝えるべきものを抜かりなく伝授した、真面目な方なのだろうと推測します。
お嬢さんも真っ先に村人の様子を質問された優しさを持っていますし、もし僕が羊を預けていたなら、安心して任せられますね。
[リーザが抱いた思い>>676>>678と同じ、カタリナは優しいについて口にしていたら、その間に話し合いが終わった気配を感じた。]
旅人 ニコラス
たっだいまー！ 我が友よ。
こうして無事再会できた喜びを神に捧げつつ、まずはお祝いの花吹雪を……
なんてやったら、せっかくリーザが掃除した場所を散らかすから、これで勘弁してほしい。
[などと供述しつつ、ゲルトへぎゅうと抱き着こうとした。
ご飯はちゃんと食べているか？ 具合が悪くなったことはないか？ と問いかけたあと、にやりと笑いかける。]
そんな君に今回持ってきたお土産は、じゃーん！ 海で拾った桜色の貝殻だ。
お守りとして常に身につけられるよう、皮ひもをつけてペンダントに加工しておいた。ほら、もう首にかけてある。
[いつの間にかゲルトの胸元に下がった土産の品を指さした。
自分は神の加護を信じているが、医学の心得はないので、体の弱い友人に万が一の事態があったらと、縁起が悪いので口にはしないが常に気をかけている。
ゲルトがカタリナの話を聞きたい>>696なら、しばし傍らで静かにしている。
夢のお告げについては、そのとき聞くことになるだろう。**]
【見】 【独】 デザイナー ラートリー
/*
メモ見てジムさんのpt二度見した
ひえええお忙しい中振っちゃってごめんなさい……リーザちゃんもありがとね……感謝を込めて返します……
こんなに追いつかない村久々過ぎて
私はもうゆるRPでしか生きられない…
天のお告げ（村建て人）
■山と祭りの名称について
以下が正しいです。
ウィキ内に一部記載の混乱や誤字がありました。
ご指摘くださった方たち、ありがとうございます。
解りにくくて、大変申し訳ありませんでした。
ウィキ修正しております。
・祭り名→狼月祭（ろうげつさい）
村名と同じです。
・山名→月狼山（げつろうざん）
■ＰＣ②の苗字について
★ＰＣ②の苗字は、ＰＣ①と違ってもよいですし、無くてもよいです。
変わらないのは、キャラチップにある、
顔と個人名と肩書部分だけとお考えください
（キャラチップとの齟齬による混乱予防なので）
苗字や、服装や、年齢、性格などは違っても大丈夫です。
【見】 【独】 デザイナー ラートリー
/*
あと11時更新だったのね……
村開始時は立ち会えるけどエピ入りのときはどうかな
やはり見物で良かった朝昼更新はきつい
天のお告げ（村建て人）
追記：ウィキ内容をまとめると、以下の通りです。
■本参加者
・PC①とPC②の個人名と肩書きは、キャラチップと同じ
・PC②の苗字は、PC①と同じでも違っても無くてもOK
■見物人
・PC①の個人名と肩書はキャラチップから変えてもOK
・PC②の個人名と肩書は、PC①と同じ
苗字は、PC①と同じでも違っても無くてもOK
ならず者 ディーター
─ 現実/記録 ─
［現在の国王陛下が即位されたのは10年前だったと聞いている。
聞いている、というのは、ディーターはその後一か月以内にやってきたため、正確性がないためだ。
ともあれ、国王陛下に連れられて、国外の方へ赴いたときが最初の出会いだった──と思う。
初めて会った少女は、国王陛下を見て、『おじ様』と呼んだ。
それに、陛下は驚いてクイッと片眉を上げた。すぐさま誰かが少女を窘めたりしようとしたかもしれないけれど、その前に陛下はカラカラと大きな声で笑い、「いい、いい。街中に大声で陛下陛下と呼びつけられるより、ずっといい」と言った。
だから、少女が国王陛下をなんと呼ぼうと彼女を誰も咎められなかっただろうし、彼女がそう呼ぶから、陛下は彼女を「かわいいかわいい」と言って、可愛がるため良好な関係に発展した、とも言えるのではないか、と思う。］
ならず者 ディーター
［彼女は、国王陛下を拠り所にしていた。
少なくとも、ディーターの目にはそう映っていた。
色んな理由で屋敷を抜け出してきた彼女>>569を見つける度、ディーターは驚いて眉根に皺を寄せただろう。
それが、少女の目にどう映ったのかはわからない。］
お前……ああ、違う。
ええと…君。抜け出して叱られね……ない、のか。
［まだ、矯正されている途中で威圧や粗暴さの方が強く残る口調を、途中途中で修正しながら、そうやって声をかけただろう。
実際、黙ってやって来たのなら、怒られたりするだろう。
何せ、ディーターの場合はすぐそばに体現している人がいる。新作発売なんだ、と言って消えた国王陛下に、臣下がガチギレしているのを、ディーターは本当に良く見ているのだから。
彼女はなんて言ったか。何も言わなかっただろうか。
少なくとも、ディーターは少女がどのような反応を示しても、「そうか…」とだけ返しただろう。
国王陛下とではなく、ディーターと過ごすことも、もしかしたらあったかもしれない。］
ならず者 ディーター
［──あるとき。］
［少女が男を”おじ様”と呼ぶ。男は「ん？」と随分と軽い様相で、返事をする。
「虫さんになっちゃったら」と言われて>>570、男は顎鬚を撫でながらきっと一度や二度ではない、少女のお小言に「それは困るなあ」と、何でもないように笑って零す。
「あの子はまだ文字を見ていたほうがいい」だなんて、考えがあるのかないのか分からないような返事をして。
──ふと、なにか思いついたように、傍らの少女の名を呼んだ。］
ならず者 ディーター
［──もしも。］
［あの子が困った事になったときは、
君が助けてあげてくれるかい。］
［──もしも。］
［君が何か困った事になったときは、
あの子に助けを求めてあげてくれるかい。］
［"ヒト"とは、皆そうやって繋がっていくものなのだから。］
［そこまで言って、男は難しかったかな？と笑う。
いつか、意味がわかったらで構わないから、と。
いつか困った時に、どこにも逃げ場がなかった時に、そこだけは互いに味方であるのだよ、とでも言うように。
彼女のこれからの人生における、最後の砦のようなものになればいい。
──尤も、必要ないのが一番よいのだけれど。
さて、未来については──>>565>>566>>571*］
天のお告げ（村建て人）
追記②
キャラセットの「ももうさ」その他で、
ベースのキャラの顔や色彩と、違う顔チップバージョンを、
PC①とPC②で使い分けしたりは、大丈夫です。
（PL視点での混乱や村入り直しなどの予防なので、
キャラチップ内にあるバージョンの違いなどはOKです）
【秘】 【ガーディアン】 スノウ > 情報屋 アリスバック
＞アリスバックさん2022/10/05(Wed) 21:27:25へ
ご質問ありがとうございます。
お返事が遅れて、申し訳ありません。
バージョン違いの使い分け、ななるほど！
>>#28の通り
同キャラチップ内の別バージョンで
顔や性別や色彩が違うのは、大丈夫ですにゃん。
ウィキにも記載しておくべきでしたね。
こちらの想定抜けで、申し訳ありません。
【秘】 【ガーディアン】 スノウ > 少女 リーザ
＞リーザさん2022/10/05(Wed) 20:50:18へ
ウィキ名称の混乱や誤字があって、
分かりにくくて申し訳ありませんでした
（白猫が深々と土下座しつつ）
正しくは>>＃26の通りです。
ご確認くださって、ありがとうございました。
もう一つ前の秘話の
猫耳リザちゃん可愛かったですにゃん。
【秘】 少女 リーザ > 【ガーディアン】 スノウ
/*
お忙しいところご確認いただき
ありがとうございました…！
>>#26 確認しております。
それからPC名について
wikiwikiの記載把握漏れ申し訳ありませんでした…
(深々土下座)
リザヴェータは活動名といたします。
※このあと補足ロル落とします。
【秘】 【ガーディアン】 スノウ > 少女 リーザ
＞リーザさん2022/10/06(Thu) 09:48:17へ
PC名のことも、気にしてくださり、ありがとうございます。
メモでもお伝えしましたが、
混乱予防の目的でのことなので、
「リーザ」が、PL・PC共に、みんなが認識している名や
呼ばれ名や愛称で、PC①②に共通なら、大丈夫ですにゃ。
芸名や本名が多少違っても、気にし過ぎずでにゃ。
なので、補足ロルは、あってもなくても。
リーザさんのなさりやすいようにで、大丈夫ですにゃん。
【秘】 少女 リーザ > 【ガーディアン】 スノウ
/*
ありがとうございます…
プロ中、リザヴェータとどなたかに
呼ばれたことはなかったと思うので
リザヴェータ芸名ロル落としますね…！
お気遣い、ありがとうございます…！
【秘】 【ガーディアン】 スノウ > 少女 リーザ
/*
＞リーザさん2022/10/06(Thu) 10:01:34へ
了解ですにゃん。お手数をすみません＞＜。
此方こそ、
村設定へのご配慮ありがとうございますにゃ！
羊飼い カタリナ
『ぺちぺちぺちぺち
つんつんつんつん』
［ じゃれ合っていたらレジーナさんの声が届く>>678
『ごめんなさい！』と慌てて奥に声を張り上げると
その時にはもうリーザはお仕事モードに戻り、
私はそれを邪魔しないように
入り口にある小さな椅子に腰掛け眺めていた。］
そっかー 変わってないかー
〝働かざる者食うべからず〟なのにあんにゃろめ…
じゃあディーさんも相変わらずなのかな？
みんなオットーさんくらい真面目にすればいいのにね
［ てきぱきと手続きをするリーザの背中に声がける。
先程の天真爛漫さが鳴りを潜め少しだけ大人びても
見えて、ちょっと新鮮
…思えば彼女には本当によく引っ張り回された。
目を離した瞬間にはもう駆け出しているような子で
慌てて追いかけたり、時には引きづられもした。
それが嫌だったということはない。
むしろ救われたのだと今なら思える。 ］
羊飼い カタリナ
［ 12歳の時、祖父を頼って村に戻った私は
心にも体にも傷を負っていた。
何があったかは思い出したくもない。
誰かに話すことなど考えたこともない。
それくらい葬り去りたい記憶だった、
受け答えはできる…
けれど人の視線に怯えながらびくびくし
人形のように無機質な笑顔を張り付かせた私を
当時を知る人はどう思っただろうか？
詮索して哀れんだり、
気味悪げに避ける人もいたはずだ。
そんな中、幼少の時とまったく変わらずに
連れ回してくれたのがリーザだった。
生粋の勢い任せで考えなどなかったのかもしれない。
けれど私にとってはそれが
〝何か〟をつなぎとめてくれた唯一のものだった ］
羊飼い カタリナ
［ 彼女は覚えているだろうか？
覆い尽くすような不安に小さな体を寄せ合い
二人見上げた夜空のことを
あの満天に煌めく星々の瞬き
月影をも退けて 宵の舞台に躍り出た
さんざめき謳う 小さな希望の喝采を
握りしめた掌に伝わったであろう私の震えが
やがて消えて、最後にはぬくもりだけが
残ったことを──
リーザの存在が
あんなに怖かった夜の帳を払ってくれた
私は私に還ったのだ ］*
少女 リーザ
── 回想:リザヴェータ ──
［リーザ・トムトソフが名をあげた動画は
"リザヴェータ"という名前で投稿されていた。
その名は動画と共に広がり
デビュー曲の発表もその名で行われた。
かくして、リーザは"リザヴェータ"となった。
しかし、本人は"リーザ"と呼ばれたかった。
大人しめな性格ゆえ
あまりそれを声に出してはいなかったけれど
一度だけ───初めて行ったライブでのこと。
"リーザって呼んでね"
そう口にしたことがある。
それがどこまで広まったかは知らないが
歌手リザヴェータを知る者で
普段からリーザと呼ぶ者は
ライブ参加者を中心にだが少なからずいただろう。
ちなみにリザヴェータが芸名であるということは
家族や友人以外にはほとんど知られていなかったはず。
今回のゲームの中で"リザヴェータ"は存在しない。
そこにあるのはレジーナの宿を手伝う
"リーザ・トムトソフ"という人間だ────］*
旅人 ニコラス
― 村内/談話室 ―
[『月狼祭が終われば ”人狼 ”の災厄が村を襲う』>>637という夢のお告げと、似たような話を聞いたことはないか>>696との問いには、腕組みをしながら真剣に断言する。]
僕はゲルトを信じる。
君はいい加減な話をするような性格じゃないからな。
[カタリナがどんな反応を示そうとも、それに対して直接コメントせず。ゲルトだけに聞こえるよう、耳元でそっと囁いた。]
もしゲルトの言葉を疑う人がいたら、あとでこっそり僕だけに教えて欲しい。
何とか説得できないか、これから方法をあれこれ考えてみる。さすがに今すぐは思いつかないし、少し時間をもらうけどいいかな？
旅人 ニコラス
[口を堅く結んでしばし考えこんだあと、思い切って口を開く。]
あちこち旅をしていると、人狼の噂だけはたまに耳にする。
さすがに本物に遭遇した経験はないけどな。だって僕なんて真っ先に首ちょんぱされそうだもん。
[首元を手刀でしゅっとさせる動作をして、あ～やだやだと肩をすくめた。]
せいぜい”ここは過去人狼に滅ぼされましたが、何とか復興しました”って村に行ったくらいか？
そこには、人狼への対処方法だけじゃなく、過去の出来事を詳細に綴った書物が残されていることが多いけど、積極的に読めと勧められないことだけは確かだね。
……血の気に弱い人は多分、事前に心構えしても最悪気を失いかねない。
[内容については言葉を濁すものの、人狼に関する知識はあるとほのめかした。]
旅人 ニコラス
[次の瞬間、わざと明るく楽観的な口調で告げる。]
でも嵐でも起きてこの村が孤立しない限り、きっと大丈夫。
外に出られれば助けも呼べる。人狼がどんなに強くても、大勢で一斉に不意をつけば、対応できるさ。
今は急いで、なるべくたくさんの人にこの話を伝えた方がいい。
ゲルトは疲れやすいから>>383、僕が代わりに……とは思ったけど、こんな重要な話をまた聞きすると却って混乱するかも。
手数をかけるけど、お願いしていいかな？
その代わり、祭りが無事終わったらいっぱい話をしよう。
今回の旅でも、面白いことや珍しいことをあれこれ仕入れてきたんだ。君には楽しんでもらえる自信がある。
[約束だと最後に念押ししたあと、”一旦部屋に荷物を置いて来る、またあとで”とゲルトとカタリナに挨拶して、談話室を出た。*]
旅人 ニコラス
― 村内/教会・回想 ―
[ジムゾンが説教の台詞を噛んだ>>654ときは、かなり驚いた。勤めはきっちりこなすイメージがあったので。
今年も狼月祭で忙しく走り回っていることだろう。手伝えと言われたら二つ返事で頷くし、何なら木の役だってする>>511。旅人に任せていいものか知らないが。]
木になりきるのです！！！
[などと言いつつ、これがオーク、これがリンデを表現していると真顔で珍妙なポーズを披露するだろう。なおどんなポーズかを具体的に文章化すると長くなるので、脳内補完で頼む。
でもうっかり竹を生やしたら、物凄い勢いで繁殖して、あとでえらい目に合うからね？ 閑話休題。]
旅人 ニコラス
[神父というにはどうにも素行が品行方正の反対側>>512とは本人の弁ではある。
だが一つの場所に腰を落ち着けた覚えのない―記憶喪失以前の知人が見つからないのも、常にふらふらしてたせいかもと勘繰っている―自分から見たら、亡き父の後を継いで>>653立派に務めていると、教会に行く度に思うのだ。
説教を拝聴するのも、神の話をするのも大好きなので、神父は神様の使いっぱしりと聞いたなら、]
じゃあ神父を務める父親の元に生まれたのは、神様が直々にジムゾンさんを御指名されたってことでしょうか？
その分天から応援されているのですね。
[と面白がるだろう。
神様はいない！ と真っ向から否定されたならともかく、一度人生リセットを食らった身としては、周囲の人の考えや思考を積極的に受け入れていかないと、周回遅れを取り戻せない。*]
旅人 ニコラス
― 村内/回想 ―
[パン屋『ハティ』でオットーが焼くパンは美味しい。
宿屋で提供される分>>442だけでなく、たまに店に出向いて購入することもある。
自家製の木苺ジャムや蜂蜜漬けナッツ>>442も大好きだ。お代わりできる機会があるなら、もちろん遠慮なんてしない。
カタリナや自分に何故か親切にしてくれる>>664が、その理由を問うたことはない。
これだけ凄い腕前を持っているのだから、親切でいい人に違いないと勝手に思っている。
そのため、表情>>443だけでなく、声の調子やまとった空気から感情を読み取れるよう、常にアンテナを張っていた。]
旅人 ニコラス
[タイミング良く、焼きたてパンが陳列した直後に店を訪問できた際には、]
全部美味しそうですね。今日のお勧めはどれです？
[うきうき質問をしながら、教えてもらったパンはもちろん、気に入ったものは全て購入して、その場でぺろりと平らげるのだった。体格の割には大食いだし、理由は謎だが、夏の終わりから秋にかけては、やたらお腹が空いて空いて仕方がない。
その反動なのか、冬は水さえ飲んでいたら１週間は余裕で過ごせるので、もしかしたら以前は山ごもりの修行でもしてたのかと思ったりもする。
そんな話は雑談の折に、オットーへぽろっと口にしたこともあったか。*]
【見】 楽天家 ゲルト
[カタリナの返事を聞いて、その旅路を想像していると
突然彼女の体積が膨張した……のではなく、
彼女の後ろからマントをばっと広げた友が姿を見せた
>>710]
ニコラス！おかえり。
そっか、二人共一緒の船に乗って戻って来たのだね。
[彼の登場の仕方に驚きつつも、
元気そうな彼の姿に安堵し、淡く表情を緩める。
再会のハグはそのまま受け入れ、彼の問いにはこう応える]
まあ、具合が悪いことはそこそこあったけど、
みんなが何かと面倒を見てくれるから
不自由なく過ごせているよ。
[そう話している間に、
彼は綺麗な桜色の貝殻のペンダントを僕につけてくれていた。
過去形なのはあまりに彼の手際が良くて、
彼にほらと言われるまで>>711気が付かなかったからだ。
ああ、この手際の良さと、明るさ、
それでいて気遣いの良さは
間違いなく僕のよく知るニコラスだ。]
【見】 楽天家 ゲルト
[こうして懐かしい顔ぶれに次々と再開し、
彼ら彼女らの話を聞いていると
今朝の出来事が本当に夢だったのではと思えてくる。
予言に夢に決まっているじゃん
……といつもの調子で言い切りたいが、
僕の手には余る話なので先ずは伝えよう。
もし予言が本当なら、
今日帰って来た彼ら彼女らも
巻き込まれる立場にあるわけだから。]
[暫く二人と会話を交わしたら、
折を見て僕は話し始めるだろう。
今朝見た不思議なお告げのことを。
少しばかり冗談めかしながら>>694
村の外にいた彼らが人狼なわけないし、
外で何か似たような話を聞いたことがあるかもしれない
と淡い期待を込めながら。]
【見】 楽天家 ゲルト
―予言の内容を伝えた後―
[予言を聞いた後のニコラスの反応は
とても優しいものだった。>>721
話している当の本人ですらまだ受け止め切れていなくて
半信半疑なのに彼は真剣に取り合ってくれる。>>722]
そうか、そうだよね、仮に人狼がいても
村の外に助けを求めることが出来たね。
[孤立しない限り、外に助けを求められる>>723
という言葉に安堵する。
村から出たことがない僕には無かった発想だ。
嗚呼、やっぱり彼の存在はとても頼りになる。]
ありがとう、君達に相談できて良かった。
[心からのお礼を述べて、
部屋から出ていくニコラスを見送る。
カタリナも出ていくなら同じく見送るだろうし、
何か思うところがあるようなら話を興味深く聞くだろう*]
羊飼い カタリナ
─ レジーナの宿・ニコラスさんと ─
そういえば旅人さんはいつの間にか
ゲルトさんと仲良くなられていましたね。
よく一緒に教会とか行かれてますし。
でも、連れていく…というより引きずって行く？
みたいだったけれど
ふふ…渡したいものってゲルトさんにもお土産とか？
私やリーザにもくださったし、
旅人さんはまるで北方の御使い様みたい。
ご存知ですか？ 赤い服を来て神の生誕祭の日に
贈り物を配ってくださる御使い様の話
［ ゲルトさんに会うのを
楽しみにする様子のニコラスさん>>708
二人が連れ立って教会を訪れる様子>>639は
何度か目にしたことがあった。
……連れ立ってというより引きずってなのが
ちょっと私とリーザに似てる気がして微笑ましい。
あ、勿論私はゲルトさんほどねぼすけさんでは
ないですよ？ リーザより起きるのが遅いだけで！ ］
羊飼い カタリナ
［ 私に続いて談話室を覗くニコラスさん>>709
話し込むゲルトさんを見たなら
目配せしながら戻ったことだろう ］
んー…真面目というか偏屈？
ほら、私の家って羊小屋と一緒だから
離れじゃないとうるいし…ここからは離れてるでしょ？
リーザの家には少し近いけど、やっぱり遠いし、
だからあまり交流とかもしない人だったから…
［ 仕事以外では村民とは滅多に関わらないように
暮らす祖父だった。理由は分かる。
この村ではそういうことはなかったようだが、
古来からある職に関わらず羊飼いというのは
賤民扱いされる傾向があるからだ。
この私でも街で何度か感じられたことなのだ。
ここに移り住むまで祖父はも苦労したことだろう。
社会の構造上致し方ないとはいえ
羊飼いには祖父のような性格の者が多い。
リーザのおかげともいえるが
村に馴染めた私は幸運とも言えるし、
羊飼いとしては異質なのだろう。 ］
羊飼い カタリナ
それにあまり長いこと一緒には居なかったから
教えてもらえなかったことも多かったんですよね。
［ 実際祖父に付いて各地を回れたのはたった3年
作法は知れても技術としてはまだまだ拙い。
一流の羊飼いはならば会得しているはずの
薬学や占星術、更には風読みや医学や屠殺術など
未だ習わなければならない物は多い。
幸いここには薬草に通じるフリーデルさんもいたし
足りない知識を補える図書館もあった。
旅人の往来が齎してくれる知識もあっただろう。
時に教えを請い、時に狩りや遅め収穫を手伝う…
帰村中に私が得ることは多かった。］
旅人 ニコラス
[カタリナに渡された紙>>532をありがとうと受け取って視線を落とした際、気づかれない程度に目を丸くする。以前とは違う苗字に気付いて。
営業担当だから、人の名前はなるべく覚える努力は欠かさない。
でも紙を渡されたとき、それについて特に言及しないカタリナを思い出したので、何も気づいてない態度を取って、サロンへと二人で移動した>>533。
カタリナがピアノで奏でる曲>>534に耳を傾ければ、以前聞いたことのあるものだった。
猫を踏むとは、とても勇気のある人だと思う。しかもふんじゃったなんて軽い言い回しで表現するとは、怖がりの青年には信じがたい言動だ(あくまで当社比)。]
旅人 ニコラス
[やがて始まるレセプション・パーティ。
開発秘話とか人狼・ガルー種のリスクの理解への啓蒙効果の説明>>#12とかは、難し過ぎて半分以上意識を飛ばしていた。
しかしジムゾンの一言コメント>>505は、しっかり聞きつけた。]
……ラ ー ジ サ イ ズ。是非食べなくては。
[何も今すぐ冬眠する訳ではないが、食べる機会は決して逃さない。
最も食欲が旺盛な時期は、スモウレスラーと呼ばれる格闘家の３人前くらい食べる。そしてみるみる太る。
普段の体型が、半月から少し欠けた三日月状態と例えるなら、最大時には満月ほどぽんぽこりんでまんまるになる。恥ずかしいので、今宇宙船にいる知人には見せたことがない。]
旅人 ニコラス
[青年も一言コメントを求められたので、真面目に考えて、最も重要そうな意見を口にした。]
……げぇむのプレイが今から非常に楽しみでなりません。
非常に画期的で、素晴らしい技術であると確信しています。
おれはげぇむで遊ぶたび、いつ寝落ちるかという心配を常に背負っていました。
でも今回は、絶対にその不安がないと言い切れます。
何故なら！ げぇむをしているとき既に眠っているからです。
[結局お前は何が言いたいんだ構文で締めくくり、満足げな表情を浮かべた。**]
ならず者 ディーター
─ 村内・レジーナの宿 食堂 ─
［確かに、葉をちぎってそのままかき混ぜられたりした日には、流石に「何してんの？」なんて言って、困惑を一切隠せなかっただろう。百年の酔いも醒める。］
……いや、ジムゾンは自分が悪いと思う。
［まあ、奴のこと今日まだ一回も見てないんだけれど。
時間に余裕があるわと思ってほっといた仕事の期限が一時間後だったときみたいじゃん、と忙しなく動き回っている神父サマを見たらそう言ったかもしれないが、生憎、まだこの食堂から出る気はないので、彼がどんなに忙しそうかはわからない。
まさか彼が自分を探している>>517とは思わず。
オットーのピクリとも動かない表情筋を見ながら、はいはい、裏はないよね、素だよね、なんてアルコールが抜けてきて、少しずつ冴えてきた頭で考える。>>647
ちなみになのだが──ディーターに荷物運びを任せた場合、ご想像の通り荷物に吐き戻すか、そもそも足元がおぼつかなくて荷物をひっくり返すか──適当に扱って中身を破損させるか、である。正直、全部される可能性が一番高い。］
ならず者 ディーター
あー…、…おい、待て。
おまえ今、オレとヨアヒムを同じ枠組みに入れなかったか？
［ヨアヒムの名前が出て>>649、あれ、もしかして同じ括りに入ってないか？なんて訝しむ。
いやいや、オレは奴と違って仕事はしている。
何を？と聞かれれば、たっぷり間を取った後に「飲酒と喫煙」と回答しただろうけれど。
酒以外のものを、とオットーに言われて、既にそのまま呷ろうと手に持っていた酒瓶をそっとテーブルに置いた。止められそうな気がしたし、最悪取り上げられそうな気がした。ここは大人しくしておこう。］
ならず者 ディーター
あー…そうしよう。
［もし、まだ酩酊していたら、指されたそれが汲んでくれた水ではなく、「あ、この酒のことかな？」と思っていたことだろう。今も一瞬だけ思ったわけだし。
アルコールが抜けてきて落ち着かず、視線が泳ぐ。
酒瓶が口に触れている時間がおおよそを占めていないと落ち着かない。
ふわふわと浮ついた感覚が、微睡むような思考の鈍りがないと寝られない。
鼻に抜けるアルコールの苛烈な臭いが抜けたら、思考が鮮明になってしまう。］
ならず者 ディーター
［水を飲みながら、ちらり、とオットーを見た。
これは「目の前の人間がいなくなったら酒を飲もう」と考えている人間の挙動だ。
…いや、待て。これはオレが出て行けばいいのでは？あ、温泉入るとでも言おう。
名案、と言わんばかりの表情を浮かべるのと、リーザの元気な挨拶>>487が聞こえたのはほぼ同時だったか。
宿屋に響き渡るような元気な声は、健常な人ならきっと気持ちがいいだろう。
──そうだ、例えば…二日酔いに苛まれていない人間とか。］
────ッ
も…もうそんな時間か……
あ、頭に響く…
［ヒュッと男の喉の奥が鳴って、椅子から数センチ飛び上がったあと、呻くように頭を押さえて項垂れた。］
ならず者 ディーター
［元気なことはいいことだ。そう、元気なのはいいこと。
二日酔いは自業自得だし、別にリーザにでけえ声出すな！と怒鳴ったこともない。
ちょっと半泣きになっているところは、もしかしたら見られたことがあるかもしれないけれど。］
…さ…先に風呂…入ってくる……
水、ありがとうな……
［ヒィン…とでも鳴きそうな顔でそう言って立ち上がると、仕事がんばれ、と言わんばかりにオットーの背を軽く叩いて、飲みかけの酒瓶を持ってその場を立ち去ろうとするだろう。*］
少女 リーザ
よし！じゃあお言葉に甘えて
私はお掃除に戻ろうかな！
［いただいたお土産は汚したり壊したりしたくないから
一度受付の下に置かせてもらおう。
手際の良さを褒められたのなら
"ニコラスさんがきてくれると思ったからね！"
なんて笑って。］*
【見】 【独】 【見】スタッフ エレオノーレ
/*
体調が優れない方が多そうで…皆さまお大事に。
大人でもこの気温差は堪えるもん、子供も辛いよね。
しかし暴れる9kgを永遠抱っこは結構腕にクルぞ…
(降ろすとギャン泣き)
少女 リーザ
［まぁ？なんといっても、ペーターからすれば
リーザはお姉さんですから？？
この村を隅々まで紹介してあげましたとも！
村中を歩き回った後、お疲れ様の意味を込めて
村の大人たちがやるように一杯の"水"を飲んだ。
透き通った瓶に入ってる透き通った液体はお水！！
異論は認めない！！！
飲んだら急激にふわふわしてきて
速攻眠りに落ちたけれど、あれは水なのです。
あとでリーザだけ、レジーナに怒られました。］*
【見】 医師/御用聞き レト
─船内/イベントスペース─
[アナウンス>>#12が入り、レセプションパーティーに
社員や関係者・プレイヤー達が集結していく。>>379
>>411>>417>>424>>440>>445>>466>>502
>>535>>537>>572>>588>>593>>626>>645
不意に蕎麦の匂いがしたような、と思えば>>402
後ずさる気配に顔を上げた刹那。>>454
脳内ホログラムから閲覧したデバイス情報で見た顔。>>349>>454]
（……あっ）
[察した、色々と察した。>349>>454
混血でもやっぱり山猫種族はダメだったか。
あのプレイヤーの担当は他の医療スタッフか
テストプレイ中バイタルチェックを担当してくれる
別の産業医にお願いした方が良いだろうか。
そんなことを考えながら時間を過ごしていく。]
【見】 医師/御用聞き レト
[途中、顔見知りのシルキー達に気付くと
にこりと笑い手を振った。>>644
あの時以降、彼女の前ではすっかり素になって
マタタビ酒と共に飲んだりや>>361
「今日は調子どんなです？」と話しかけたり。
見目については聞かれた時は、
普段山猫種族の特性切り替えてますから、と言って
人間から山猫の瞳>>351へ様変わりしたら]
【見】 医師/御用聞き レト
[猫ちゃんと喋ってるところが見たい！のお願いに
喋ってるところ！？いや何で！？と狼狽えたところへ
偶然猫の機嫌が悪いと声を掛けて来た社員がいた為
「にゃー。なーん？
（おーい、俺だよ。何だどうした？）」
と、飼い主の端末越しに猫語で喋ったりもしたっけか。
素性も>>339想いも>>338目的も、>>343
今は開かせぬままだけど。
自分がここまで素を曝け出したどころか、
常であれば明かさぬ本音を打ち明けられた
数少ない1人である話は未来に明かそう。]
【独】 少年 ペーター
/*
喉やばそうな人達は笑っちゃうけど本当にそうなんだよな()
プロ長いの加味しても喋りがえぐい(褒めてる
飴判断は状況が状況だからいいようにも個人的には思うけど、トラブル避けでうみねこさん判断に任せたい所存
【見】 医師/御用聞き レト
[自分の番が巡ると微笑んで前を向く。]
医療スタッフの
レト・シュトラウスと申します。
お集まりいただいた皆様、
テスト・プレイヤーの皆様。
怪我や体調不良が生じた際は
医療スタッフ達までお気軽にどうぞ。
[実際の理由は知らない。
大方不穏な噂の払拭として
医療関係の人間がテストに乗り込むことで
安全性の懸念を乗り越えたアピールでもしたいのか。
正直予想外の話だった。
人狼騒動や生死の疑似体験を
娯楽として楽しもうとする心理は未だ理解出来ない。
だが逆に自身の身へ何か起きれば
逆手に取って動く誰かがいるだろう。>>340
それすら封じられるかもしれないが。]
【見】 【削除】 医師/御用聞き レト
[賽は投げられた。吹き荒ぶ不安や不信も胸中も。
自他共に渦巻く思惑は全て飲み干してやる。
コクーンは閉じられ、
揺蕩う意識は徐々に落ちていく──]
【見】 医師/御用聞き レト
[賽は投げられた。吹き荒ぶ不安や不信も胸中も。
渦巻く思惑ごと全て飲み干してやる。
コクーンは閉じられ、
揺蕩う意識は徐々に落ちていく──]
【見】 医師/御用聞き レト
─村/西側奥の森─
よーっしゃ、雉肉
やーっと確保出来たー！。
[撃ったボウガンをブーツに取り付け、
血抜きと内臓取りを済ませ、
川の水を汲んで手を洗えば
村の中央へと向かおうと大急ぎで走った。
村の宿屋のレジーナばあさんかリーザちゃん。
オットーさんにでも渡そうか。
欲しがる人がいたら売ってもいいや。]
【見】 【削除】 医師/御用聞き レト
[今の仕事を聞かれたら、
御用聞きというか何でも屋？
荷物運びに温泉水の運搬、弁当届けや
古井戸の水汲み山での獲物取りに船の漕ぎ手、
配達伝言掃除と神や天道様に背くこと以外は
何でもござれと承った。
後は自分で作る黒曜石のナイフ売ったり、
獲れた獲物や
決して裕福じゃないけど、
それなりに充実した人生。]
【見】 医師/御用聞き レト
[今の仕事を聞かれたら、
御用聞きというか何でも屋？
荷物運びに温泉水の運搬、弁当届けや
古井戸の水汲み山での獲物取りに船の漕ぎ手、
配達伝言掃除と神や天道様に背くこと以外は
何でもござれと承った。
後は自分で作る黒曜石のナイフ売ったり、
獲れた獲物や骨細工なんか売っていた。
決して裕福じゃないけど、
それなりに充実した人生。]
【見】 医師/御用聞き レト
[途中、丸薬用の血を皮袋に入れ>>383
相棒の茶白猫、ラドと共に麓まで戻ったその時。
突如山の烏がガァア！ガァァアア！！と騒ぎ始める。]
うわっっ、煩っ！？
「う゛なぁぁぁぁんっっっっ！」
《ええい喧しい！この小童めが！！》
[焦燥感を駆り立てられる騒ぎ様に
一瞬、不吉な何かがありそうな
嫌な予感に苛まれ、顔を顰める。
チョーカーに下げた黒曜石を握りしめ、
触らぬ神に祟りなしとばかりに
そそくさと山を降りて行った。]
【見】 医師/御用聞き レト
[両親は自分を産んだ頃に死んだらしく、
村の北、月狼山の麓に住まう
じいちゃんばあちゃんに育てられた。
闊達な産婆のばあちゃんエルマは、
「レト！大至急井戸行って水汲んで湯を沸かしな！」
「男どもさっさと女衆呼びな！
産気付くのに夜も昼もないってんだよ！
取り上げないと母子諸共死んじまう！」と
70を超えても産婆として54年間、
村や隣村へ走って、産気付いた村人や旅人、
商人などの赤子を取り上げていた。
無口で頑固な船番のじいちゃんゴトフリートは、
南側の船着場にある船の修理をしていた。
時に傷んだ板を張り替え、
時に縄を新しく替え。時に魚を取って。
ラドを連れてネズミ捕りに勤しんだこともあったっけ。
そんな祖母も３年前、祖父も1年前にもう死んだ。]
【見】 医師/御用聞き レト
[そろそろ現在進行形で
仕事が転がりだす祭り前。>>511
稼ぎ時だなーとか考えてたら
段々足に痛みが走る。]
あっ、やっべ。
また擦ったか。
[靴を脱ぎ足を包む麻布を開くと
見事に左足の親指と右足のかかとが赤くなっていた。
どうやら爪先と踵に詰めた海綿がずれたらしい。]
【見】 医師/御用聞き レト
……祭りまで後少しだもんなー……。
そしたら靴買える。
靴買ったら何とかなる筈。
よっしゃ、一丁やりますかー。
[祖父の靴は自分には小さいから、
海綿でつま先を踵を保護しなければ
すーぐ靴ヅレを起こす。
けど買い換えるには懐が少し心許ない。
だから祭りで冬篭りに作った
黒曜石のナイフや骨細工の装身具。
兎の毛皮や鳥の羽でも売って
靴代にしようと計画中。
宿の飯やオットーさんのパンも恋しいけど
今は古蕎麦の粥で我慢我慢。
あ、教会の林檎ちょっと貰えないかな……
>>616]**
【見】 【秘】 情報屋 アリスバック > 【ガーディアン】 スノウ
/*
こんにちはー。回答ありがとうございます！
いえいえ、こちらこそキャラを考えるのが遅かったことによる急な質問をしてしまいすみません！
引き続きよろしくお願いしますね。
[ごろんと転がるスノウキャットをもふもふした]
【見】 情報屋 アリスバック
―― Side:銀羊号/レセプションパーティー中 ――
[さて、このシルバー・メリー号には医療スタッフも乗っている。>>761
スタッフの一人としてなのだろう、丁寧な挨拶をするそのひとを見つつ、
このイベントは安全である、という対外的なアピールも兼ねているのだろうか……などと考える。
何にせよ、お医者さんという職には思い出がある。
それは、彼女の星に根付く、身体が結晶化する病気と深くかかわりがあるものだ。
この病がいつ発症するのかは分からない。
おまけに、どこから結晶化が始まるのか、結晶化の進行速度もさまざまときている。
自分の身体が得体のしれぬものに変わる苦痛ばかりはどの症例でも共通しているが]
【見】 情報屋 アリスバック
[今でこそ、進行速度を抑える薬が開発されたり、
結晶化した部分を取り除いて、機械に置き換える技術が発達したりしている。
アリスバックのようにそれで命を繋いだ者もいる。
――が、かつて、彼女の父は機械による延命を選ばなかった。
昔むかし、まだ医療技術が発達する前の母星の人々が、
そうせざるを得なかったように。
「その方が“人らしい”のだ」とかなんとか言ってたが、
当時10代前半だった彼女にとっては、その辺りの主義はどうでもよかった。
ただ、家族がいなくなるのが悲しかったし、おそろしかった]
【見】 情報屋 アリスバック
[いよいよ身体もろくに動かせなくなってきた頃、
父は別の星のホスピスに入院し、そこでなるべく苦痛を取り除くかたちでの最期を迎えることになった。
お見舞いには何度も行った。
初めてその星を訪れた時、綺麗な景色だな、と思ったことをよく覚えている。
自然は雄大で、街並みは好きな絵本を思い起こさせた。
聞こえてくる音楽は、荒んだ心に安らぎを与えてくれた。
その星の名をグラープマールという。>>66]
【見】 情報屋 アリスバック
[10年前、父が入院する病院の屋上で、
綺麗な景色を見ながら白衣の人と会話をした。
父と自分の事情をぽつぽつと話して、おまけに「人間らしいってなんだろうね……」と問いかけた。
その人の顔はもはやおぼろげであるが、
風に吹かれる葉っぱのようにとりとめもない言葉はまだ覚えている]
【見】 情報屋 アリスバック
[人間の身体の一部を別のパーツに置き換え続けて、
ついにすべて取り換えてしまった時、
その人間は元の人間と同じと言えるのか。
当時の彼女はそのような思考実験を知らなかったが、
求めようとしていた「人間らしさとは何か」の答えは、この問いにも通ずるものであったと言えるだろう]
【見】 情報屋 アリスバック
（あの時のお医者さん、元気にしてるのかなー）
[そういう己は……まあ、4年前に右腕を義手に置き換えた以外は、
派手に死にかけることもなく元気なわけだが。
義手の性能も良く、体内のナノ送受信機とリンクすることで、
触覚の獲得――本物に近い触りごこちを得ることもできる。
つまり猫や兎、羊をどっちの手でもふもふしても特に問題ないというわけだ。
その分維持費が高いのがネックだが]
【見】 情報屋 アリスバック
[などと考えていると、]
え、私も何らかの挨拶をするんですか？
[参加者やスタッフならともかく、一関係者にもマイクが回ってくるとは――思わず真顔。
だが、ええいままよとばかりに両手でマイクを握る]
えー、一出資者の代理……としての身分ですが、
今回の催し、大変楽しみにしておりました。
お土産話を持ち帰るのが楽しみでなりません。
[うん、こんなものでいいだろう。
一礼をするとマイクを司会者に返した]
【見】 情報屋 アリスバック
[やがて会場に設置されているコクーンと呼ばれる装置に入る頃には、
テンションは数倍にも跳ね上がっていた。
思わず義手の指先で天井をコンコンしてしまうくらい。
……あ、と思った時には眠気が来ていた。
心地よいそれに抗わずに目を閉じる。
夢見るための機械、銀色の繭は彼女を包み稼働する――*]
【見】 情報屋 アリスバック
―― Side:狼月の村/中央/広場 ――
さーて！ よってらっしゃいみてらっしゃい！
これはこの村の守り神たる金狼様の形をしたパイ！
これはセイラ様印の温泉卵！
買えば御利益あることまちがいなしだよ！
[やあ、わたしの名前はアリスバック、
狼月の村で生まれ育って早20と数年、
ボーイッシュな格好をしているが一応女。
春から秋にかけては、隣の村から遠くの街まで、
物を買ったり売ったりしながら渡り歩いて暮らしているが、
お祭りの時期には狼月の村に戻ってきて、冬が終わるまでを過ごしているんだ]
【見】 情報屋 アリスバック
[わたしの売る商品は一風変わっている。
色んな『情報』を売っているんだ。
例えば、この辺の地形っていう情報を求める人には簡単な地図を売ったり、
今日の運命的なやつという情報をもたらすために、
異国から流れてきた不思議な箱――オミ・クジという名前――を振ったり。
だけど、情報以外の食べ物だとか生活に必要な品も取り扱ってるし、
今はこの村の土産物を売るのを手伝っている]
羊飼い カタリナ
もう！ そういうことなさるのなら最初に言って下さい！
今から脅かすよーって。
［ 危うく手に持った丸薬の袋を落としそうになって、
慌てて胸に抱きながら軽く睨みつけてもあげたか
それでも土産品の桜色の貝殻を目にすれば
目を輝かせて覗き込む ］
あ、それ護りの貝殻ですね！
身につけた人に降りかかる悪いことを
代わりに受けてくれるんだとか
海に出る時漁師さんが身につけるんだとか聞きました。
［ ちょうど海の話をしていたこともあって、
そのお土産品についても話に花を咲かせただろう。
結果的に彼に叶わぬ憧憬を抱かせてしまった>>729
要因の一つになったのかもしれないけれど… ］
羊飼い カタリナ
［ 我に返ったのはゲルトさんに〝似た話はないか〟
と尋ねられた時>>696
それも彼の視線に気づいた後だから、
しばらくの間無言で見つめ合う時間があったかも
しれない。 ］
え…えっと…そうですね。
そういう話は…あります。はい。
羊飼いにとっては狼はとても危険な存在ですから
たとえ伝承のたぐいでも狼の話、集まってきますし
多分旅人さんが耳にするような話くらいなら
［ そう絞り出すようにそう答えてから
視線をニコラスさんに向ける。
手刀のポーズには>>722『いやいや』と手を振るが
最後の言葉には小さく頷いて肯定してみせた。
本当はしらばっくれたっかったのだけれど
そんなことができる余裕などどこにもなく ］
羊飼い カタリナ
え…あ…えっと
ゲルトさんこれ、お体に良いかと思って
主様に捧げられる子から作ってもらったお薬
合えば良いのだけれど
［ 手渡そうとしたけれど、ずっと握っていたから
よく見れば袋は汗でシミが付いていて
先程とは別の意味で目の前が真っ白になってしまう。
『ちょ、ちょっと待って！』と
慌てて別の袋に移し替えるのだけれど、
焦って落としそうになったりもう散々な有様だった。
最終的には押し付けるように渡すのだけれど、
恥ずかしすぎて耳まで真っ赤になってしまい
結局ゲルトさんの顔を見ることができなかった。 ］
【削除】 羊飼い カタリナ
わたしのばかぁ…
［ それからゲルトさんとどんな会話を交わしたか
ごめんなさい上の空でちょっと覚えていません。
やがて談話室からふらふらと退出すると
しわしわになってその場にへたり込んだ。
幸か不幸か醜態を晒したおかげで
予言を聞いた鬱屈した感情は吹っ飛んだが
代わりに酷く疲れた。
お腹の虫が小さく『くぅ』と鳴く ］**
羊飼い カタリナ
わたしのばかぁ…
［ それからゲルトさんとどんな会話を交わしたか
ごめんなさい上の空でちょっと覚えていません。
やがて談話室からふらふらと退出すると
しわしわになってその場にへたり込んだ。
幸か不幸か醜態を晒したおかげで
予言を聞いた時の鬱屈した感情は吹っ飛んだが
代わりに酷く疲れた。
お腹の虫が小さく『くぅ』と鳴く ］*
【見】 情報屋 アリスバック
[そんなわたしには趣味がある。
木彫りのものを作ることだ。
手先が器用な御仁に教わって、冬の間は色々作ってるんだけど、
なかなかうまくいかない。
自慢じゃないが絵も苦手だ！
ラートリーの絵とは絶対に並べてはいけないレベル。
実は、売り物として並んでいる金狼様の彫り物の中に、
そっとわたしがつくったあまりにも不格好なものを混ぜてはいるんだけど、
買ってくれる奇特な方はいるのかねえ！？
（あるいは過去に買ってくれた方がいたのか）]
【見】 医師/御用聞き レト
─回想・祭り前：村/西奥の森→中央移動中─
「うなーお。」
《ほれ、さっさと行かぬと
肉が傷むぞ下僕よ。》
[相棒たる猫のラドが俺に対して
下僕と言ってるなんて知ったら俺泣きそう。]
【見】 医師/御用聞き レト
[ばあちゃん死んだ年に臍の緒付きで
ぐったりしたのがラドだった。
烏が振り回してんのに気付いた時ゃ、
そりゃあそりゃあ驚いたさ！
大慌てで石投げて烏追っ払うわ
あっためたり春になって村出ようとする
リナ姐>>542に羊達の中に山羊いないか、
お願い山羊か羊の乳あったら分けて！って
必死に頼み込んだんだぞお前。
時期としちゃ怪しいと思いつつ
シスターに猫が怪我したって
薬草貰いに行ったり>>580
「猫拾ったどうすればいい！？」って
村駆け回ったりレジーナのばあさんに
助けて！って宿屋訪ねて。]
【見】 医師/御用聞き レト
[まあ、今じゃ立派な稼ぎ手かつ相棒。
普段ネズミ捕りやら頼まれるラドだけど、
人の言葉分かるんじゃないかって
思うことが多々ある。
人を呼びに行ったり、
誰かの探し物を咥えて
相手のとこまで持って行ったり。
家具などの隙間に落ちたものを、
中に入りバシッと前足で
払うように弾き飛ばして取ったり。]
【見】 医師/御用聞き レト
[隣村の人間や船に乗ってきた余所の人間が
迷ったり困ったようなそぶりに気付くと
「なあん」と鳴き、ついて来いとばかりに先導。
大概はレジーナ婆さんの宿屋、
場所や誰かの名を耳にしたら其処まで案内したのは
つい最近隣村に向かった行商さんから聞くまで
俺、全く知らなかったよ。
──お前、本当に猫だよな？
いつか異端審問で処刑台にぶら下がり、は
俺の末路ありえそうで笑えねー……。]**
【見】 情報屋 アリスバック
はーあ、早く母さんと交代する時間来ないかなあ。
そうすりゃわたしも、
村の中をぶらぶらできるっていうのに。
[ふいにため息。
商売するのは嫌いじゃないけど、土産物売りの出店の店番に、そろそろ退屈も覚えてきた頃だ。
とはいえ表には出さず、どんなご利益があるかって話（温泉卵食べてたら病気がなおったとか）をしながら、
右の手を握ったり開いたりしている。
これはわたしの癖……みたいなものだ。
こうしてると何故だか安心するんだ。なんでだろうね**]
旅人 ニコラス
[予言を受けたゲルト本人も手に余る話>>730を聞くことができて良かった。
これで堂々と、本で得た知識を使って助言できる。
知識はあっても――否、知っているからこそ人狼の話題は自ら口にしにくい。いつ、どこで、誰の耳に届くか分かった予測不能だからだ。]
分からないことがあったら、なんでも聞いて欲しい。
あと、もしかしたら図書館に資料があるかもしれないし、村の伝承系に詳しいディーターさんに頼るのもいいかも。
[現時点で取れそうな対策を思いつくまま羅列して、お礼を告げる友人へ”困っているときはお互い様”と、お決まりのフレーズを口にして、談話室を出た。*]
旅人 ニコラス
北方の御使い様については、勿論知っています。
冬に村へ滞在するようになる前は、目を輝かせながら贈り物を楽しみにする子供たちを何度も見てきました。
世界を白く染めて全てのけがれを覆いつくすために、冷気を纏った小さな妖精が舞い降りる中、遠くから鳴り響く御使い様の到来を知らせる鈴の音。
[芝居かかった口調で告げて、マントを広げてカタリナの話を肯定する。]
僕は見ての通り緑一色ですので、赤い御方に例えられるとは考えもしませんでした。でも確かにお嬢さんの言われる通りです。
旅人 ニコラス
[カタリナの祖父について>>733は、ふむふむと耳を傾けた。
羊小屋のある場所は知っているので、確かに交流は難しいかもと感じている。
なお職業に関する意識なども七年前にまとめてフラットになったため、誰に対しても、その手の視線を向けていなかった。
それに村に馴染めた羊飼いしか見てないから、偏屈と言われる理由を真の意味で理解するには難しい。]
なるほど。では来年は、街で最新の医学書を探してもってきます。
こちらの図書館の蔵書数には驚かされますが、知識はあればあるほどいいですから。
[目の前の女性の役に立てるかもと、少し嬉しさで頬が緩む。伝えてもらえない知識と彼女の苦労に思いをはせれば、あからさまに喜べはしなかったけど。
そちらへ意識を取られていたので、後ろめたい気持ち>>735は読み取れなかった。]
旅人 ニコラス
[ゲルトが予言について話を進めるうちに、カタリナの顔から血の気が引いていく様>>782は手に取るように見て取れた。
口を挟まないのは、予言に対してか、はたまた人狼に対してか。
どちらか判断できない以上、安易に”何を考えています？”と尋ねにくい。
もし羊飼いの中にある、触れてはならない何かを引き出してしまったら？ 情報が少ないうちは、慎重に動くに越した話はない。]
……。
[カタリナがゲルトと見つめ合った瞬間>>783も目撃したが、視線を向けられたときにはおくびにも出さない。
人狼に関する知識があるらしい>>783と理解できただけで今は十分だ。何やら深い理由がありそうな羊飼いへ、矢継ぎ早に質問を重ねた結果、困らせたら嫌だ。]
確かに。羊にとって狼の襲撃は一番の脅威ですよね。
[と頷くに留めて、予言について質問するカタリナ>>784とゲルトを黙って交互に見つめる。]
【独】 旅人 ニコラス
/*因みに現時点でニコラスがした助言は、
びっくりするほど全く役に立ちません！
もちろん░▓▒▓█▓░░▓▒だから、今はまだ出す段階じゃないでしょ！ というあれそれ。
青年 ヨアヒム
―村内リンゴの木の下で―
>>618神父さんとは言えど俺と同じ若い男枠。
そりゃあお酒をたかりにも行くよな！
俺がヒョロガリだから俵みたいに担がれちゃうこともあったが、まあ親父がなんとかしてくれてただろ。たぶん。
「レジーナの尻に敷かれたら重そうだよな。
俺耐えられるかなあ。
男子の中でも非力な自信あるぞ。
なんてったって無職だもんな。俺むーしょく！」
えへん。胸を張って威張ってやる。
仕事をしなくても齧る脛はあるぞ。
しかしなあ。
>>620なんだよその間。意味ありげな間は！？
>>621そう思うとその返答がすごく照れ隠しに聞こえてくるぞ畜生。
青年 ヨアヒム
「なんだよなんだよ、これは触っちゃいけないやつか？
うわあ聖職者のくせに。
お前に良い人現れたら全力で恨んでやるからな！
シスターに良い人ができたらそれは祝うけど！
神父さんが恋愛すんのは俺的解釈違ーい！」
などとぎゃあぎゃあ言いつつ。
それでも、頼まれた荷物はレジーナのお宿に運んだのだった。
>>596イチャラブクッキーねえ。イチャラブクッキーよりイチャラブしたい。
クッキーよりイチャラブしたいってなんか言葉がすごい気がしたけど。
ちなみにレジーナさんとこに届けた後、第一声「なんか奢ってー！」だったので、ひとまず叩き出されたのは割愛しておこう。**
青年 ヨアヒム
―村内：レジーナの宿談話室―
>>803たどり着いて荷物置いて第一声「何か奢って」と言ったら叩き出されたけど、お腹減ったなんか食べたいせめて水〜、との訴えに誰が答えてくれたのかそれともレジーナの慈悲か親へのツケか。
俺は談話室の隅っこをゲットして、ジャムを入れた紅茶なんかいただいている。ラッキー！
だってこの俺が労働したもんな。
俺偉い。俺は褒められて伸びる子です。
他に誰かいたかもしれないけど、ひとまず落ち着いて紅茶を嗜むのです。
ここで、いちごジャムよりレモンジャムがよかったとか口走ってはいけない。
施されるものは全て受け取るのです。
なんてことを考えつつひとここち。**
【独】 青年 ヨアヒム
/*
今から一番悪いルートは、今から子供2が陽性出ることですね。
時間差でこられるととても…自粛期間が伸びる…
子供1は来週火曜までです。
旅人 ニコラス
― 村内/教会で暮らす少年に関する小話 ―
[自分が最初に狼月の村を訪れたのは、ペーター>>651よりもあとだったため、会った直後は村で生まれたとばかり思っていた。
両親と別々に暮らすようになった経緯を聞いたのは、少年本人だったか村人だったかはさておき。必ず迎えに来るとの約束は真実だと感じられて、本人が自ら話題にした場合を除いて、両親について尋ねたことはなかった。]
前に住んでいた場所は、どんな感じだった？
[教会で顔を合わせたときに振るのは、こんな感じの話題。
もし元の居住地を聞き出すことができたとしても、実際にそこへ足を運んだときには、ペーターの両親は亡くなったあとだったので、現在の状況を話題にすることは遂に訪れなかった。]
旅人 ニコラス
[自分には反抗期に関する知識も対処法もない。
荒れている様子>>655は、少し接触しただけですぐ理解できたけど、たまに訪れるだけの旅人に何ができようか。
せいぜい邪険な態度を取られても、翌日には何事もなかったかのようにケロリと挨拶をしたり。]
僕の方がたくさんの実を収穫できるね。試してみる？
[村にあるリンゴの木の前で、大人げない勝負を仕掛けてみたり(木に持ち主がいるなら、事前に収穫手伝いますと声をかけておいた)。
気が付いたら反抗期終了していた少年に、落ち着いたようで何よりと安堵した。
というかよその子供って、ちょっと見ない会わない間にみるみる大きくなってないか？*]
旅人 ニコラス
― 村内/助けられた女性の話 ―
[”重傷を負って教会で保護された女性がいる。”>>580
三年前に村へ来たときにこの話を聞いて、すぐに街へ取って返し、効き目のよい薬を手に入れて届けた。
今はその必要はない。
何せ教会の庭は、多種多用な薬草園として驚くほどの繁栄を誇っているのだから。
なおフリーデル製作のクッキー>>595を初めて食べたとき、リーザが言及した>>689>>690いちゃいちゃラブラブクッキーの名称も一緒に小耳に挟み、]
ああ！
セイラ様と金狼様の、いちゃいちゃラブラブクッキー！
[などと早とちりしたのは、実は自分だ>>596。]
旅人 ニコラス
[旅先で狼月の村の温泉や、お祭り御布施用の美味しいクッキーについて宣伝しているから、その話を聞いて村を訪れた人も、
”いちゃいちゃラブラブクッキーを食べたら、冴えない俺にも彼女ができました♪”
と体験談を語る男性も登場したらしい。
恋愛成就の薬草の効果を疑ったことは一度もないけれど。
本当の自分も知らずふらふらしている男に、誰かを幸せにできる資格はあるのか疑問に思っているので、フリーデルに対してはあくまで
”教会に御布施するために”
”味が好みで気に入っている”
の二点の理由を強く前面に出しつつ入手している。*]
【独】 青年 ヨアヒム
/*
とてもしんどいけど、早めに▼▲して貰えればなんとかなる…かな…？
墓下の推理ストーリーには参加できるか怪しいけど。
いっそ早めに▼▲してもらえなくても、地上の方が人が減ってるだろうから賑やかしにいても良いかも。
何せその時を生きる！で動いてるからなあ。
【見】 スタッフ シルキー
― 回想：レセプションパーティにて ―
あ、レト先生！お疲れ様です～。
[パーティの最中、
笑顔でレトに手を振られ>>757
ぱっと表情を輝かせた。
あれ以来彼と個人的に話す機会が増え、
時々最近どうかと身を案じてくれたり、
飲みに行ったりしているうちに
向こうも何だか砕けた態度で
接してくれるようになった。気がする。
猫ちゃんと喋ってるところが見たい！
という申し出はやや困惑されたが>>758
（「えっ先生の猫語聞いてみたいなと思って…？」と答えた）
実際社員の端末で話してるところを見せて貰えば
わー本当に通じてる！すごい！ときゃっきゃはしゃいだりしていた。
何だかんだ無茶ぶりを聞いてくれるあたりいい人である。]
【独】 青年 ヨアヒム
/*
元気は出てきているし。
ただ、元気になってきた子供が絡んでくるので文章打ちにくいwwwwwww
ちなみに息子と娘がいて感染したのは娘の方。
くっついてきてたしなあ…仕方がないや…
【独】 青年 ヨアヒム
/*
ただこう、ここまで序盤乗り遅れてると本当どう絡んだものやらwwwwってなってる。
地味にここのサイトの文字がじゃっかん小さめなのでそれも目に厳しくて。拡大するけど。
しかしどうしようかな。
温泉にでも入っておばあちゃんたちに若い気を吸い取られてこようか←
『NPC』博士 ロゼータ・ ウルズ が見物人として参加しました。
『NPC』博士 ロゼータ・ ウルズは、見物人 を希望しました（他の人には見えません）。
【見】 【削除】 スタッフ シルキー
― 村内：レジーナの宿屋 ―
よーいしょっと。
レジーナおばさん！
頼まれたもの、持ってきたわよ～！
[両手に毛糸玉の入った袋を抱え、
レジーナの宿屋へとたどり着いた。
シルキーは村の糸紡ぎの娘だ。
普段は主にカタリナの所で羊毛を買い取り、
それを糸にして村人達に売ることで生計を立てている。
卸先は専ら仕立て屋の所が多いが、
この時期は何かと入用なので、
あちこちを忙しく駆けずり回っていた。]
【見】 【削除】 スタッフ シルキー
― 村内：レジーナの宿屋 ―
よーいしょっと。
レジーナおばさん！
頼まれたもの、持ってきたわよ～！
ここに置いておけばいいかしら？
[両手に毛糸玉の入った袋を抱え、
レジーナの宿屋へとたどり着いた。
シルキーは村の糸紡ぎの娘だ。
普段は主にカタリナの所で羊毛を買い取り、
それを糸にして村人に売ることで生計を立てている。
売り先は専ら仕立て屋の所が多いが、
この時期は何かと入用なので、
あちこちを忙しく駆けずり回っていた。]
【見】 スタッフ シルキー
― 村内：レジーナの宿屋 ―
よーいしょっと。
レジーナおばさん！
頼まれたもの、持ってきたわよ～！
ここに置いておけばいい？
[両手に毛糸玉の入った袋を抱え、
レジーナの宿屋へとたどり着いた。
シルキーは村の糸紡ぎの娘だ。
普段は主にカタリナの所で羊毛を買い取り、
それを糸にして村人に売ることで生計を立てている。
売り先は専ら仕立て屋の所が多いが、
この時期は何かと入用なので、
あちこちを忙しく駆けずり回っていた。]
旅人 ニコラス
[なおヨアヒムが独り身という話をどこからか聞きつけて、]
恋人にするなら、どんな感じの人が好み？
[と話を振ったこともあった。ただし実際は誰も紹介しない。
当然である。
村まで来るよう説得したり、実際に連れてくるのは面倒くさい。
まだ若いから知り合う機会はいっぱいあるだろ！ と思っているのも理由のひとつ。]
お祭り、楽しみだなー。じゃあまたあとで。
[一言声をかけてから、談話室をあとにした。**]
【見】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
意を決したつもりでもその足取りはおぼつかない。
存在が不確かなのはこの村じゃなくて自分のほうか……。
]
『ルージュさん！どうしたの？
泊まってく？』>>691
[
そんな意識をはっと目覚めさせるようなはきはきとした声。
自分の名前を呼ばれているというのに、
その声が自分にかけられたものだと気づくのに少しの時間が必要だった。
]
え…………
いえ、泊まるつもりは、なかったけど……。
あ、そのこんにちは。
[
同じ村の人間同士で、このよそよそしさ。
だが、そんなものは気にも留めず、
陽気さで周囲を照らす、宿のお手伝いで、看板娘のような人。
それがリーザさんだ。
]*
【独】 少年 ペーター
/*
カタリナもしや狼か？
と思った直近のログ
違うかもしれないけどそんな香り()
ニコラスからの縁故ぶん投げも見えた
ありがとだー٩( ᐛ )و
少女 リーザ
カタリナー！！！！
おかえりーっ！！！
［わざと大きな声で、遠くから声をかけた。
そして彼女の元へ駆け寄った。
記憶の中より成長した彼女に
昔と変わらぬ笑顔を向けた。
突進するようになったのはもう少し後だったけど
思えばこの時の勢いもすごかったかもしれない。
彼女に怖がられてもおかしくないほどには。］
少女 リーザ
［彼女が村を離れてから数年経った村は
所々変わっていたと思う。
だから、暇さえあればリーザはカタリナを連れ出して
リーザが育てている庭のお花を見せたりとか
手伝いを始めたレジーナの宿での失敗談とか
一時期どハマりしていた、
食べ物と食べ物を一緒に食べて
新たな可能性を探る遊びとか
食べ物で遊んじゃいけません。
もういろんなことをしたものだ。
降りられなくなった屋根の上でだって>>719
カタリナがいたからこそ乗り越えられたんだ。
忘れるわけないよ。
取り合った手のひらから伝わる温もりを。
2人を包み込む、満点の星空を。］
少女 リーザ
［リーザは彼女の負った深い傷を知らない。
誰かに聞くことも、本人に尋ねることもなかった。
辛いことは思い出さなくていいんだよ。
代わりに、"今"で全部塗りつぶしてみせるから。］*
羊飼い カタリナ
今年はチーズ多めに作ってもらったから
おすそ分けしようと思って
オットーさんのパンに合うかな？ って
あ、主様へのお供えは別にあるから
こっちのは全部大丈夫
［ 背負い袋から大きなチーズを取り出して
自慢げに見せた。 ］
羊飼い カタリナ
［ そこにディーさんや>>746
フリーデルさん>>670の姿はあっただろうか？
ディーさんの方は、二日酔いの良薬>>487から
結構な時間が経っていたし、流石に
食堂を出ただとだったかもしれないが、いれば ］
もぅ！ おさけくさーい！
だめって言わないけどさー
そのうちディーさん体壊しますよ？
［ と何度言われたかわからない小言を零し>>453
先程のチーズを手際よく取り分けて
ディーさんの方に皿ごと渡したことだろう。 ］
おつまみに合うと思いますよ？
何しろうち自慢のミルクですから！
ほどほどにしっぽりやってくださいな。
［ と送り出したかもしれない。
もっともその後か前のこと>>820までは
責任を持たないが ］*
【独】 少年 ペーター
/*
しかしまぁ投げた過去を拾ってもらえたり縁故投げてもらえたりで思い出とか増えることで人を襲わない(襲いたくない)狼ペーターが形成されていくの、有難いですね
そういうの今回目指してるので
それで最終日の光景見たいとか言ってるのまぁまぁ大変なこと言ってるんだけど、こういう狼がいてもいいじゃない…！
進行都合的な部分は気にするにはするけど、PL都合でPC感情曲げるとかはしたくない()
天のお告げ（村建て人）
――― シルバー・メリー号船内 ―――
シルバー・メリー号へのご乗船、
誠にありがとうございますメェー！
本艦は、予定通り地球星系の
エッジワース・カイパーベルト天体域を抜け、
亜空間へのジャンプ・ポイントθに到着しておりますメェー
[ テストプレイへの参加者や、同行する関係者の
『コクーン』への案内と、
『狼月の村』ゲームへのログインが終了した頃。
キャプテン・メリーの歌うような朗らかな声で、
もうすぐ亜空間へのジャンプ・ポイントに
到着する旨の船内アナウンスが入る。 ］
青年 ヨアヒム
>>813恋人に関してはそりゃあ"俺を好いてくれて養ってくれる子"と満面の笑みとサムズアップで応えておいた。
当たり前だろ？美醜は二の次！
あっでもオッパイ大きくて腰が折れそうに細くて尻がデカいと俺好みです。とも伝えたかな。
顔より体。
いや、うちの村にいる子たちみんな可愛いから？
良いんだよ顔よりも体型だよでも華奢な子も筋肉質な子もふくよかな子もみんな違ってみんないい。みんなちがってみーんないいー。
でも結局紹介はしてくれないんだよな畜生。
どうせニコラスなんてどこかに現地妻抱えてんだろ知ってる！羨ましいです！
干し肉齧りならニコラスに手を振って見送る。
そんなところで紅茶も飲み終わったから、干し肉齧りつつ俺もその場を後にした。
誰かトイレ違いになったかもな。
そんな中で俺が向かったのは。
天のお告げ（村建て人）
［ 亜空間ジャンプ・インに備えて、
乗員・乗客は、ベルト付きの座席に着座するよう案内があり。
やがて―――……ぐにゃり
空間が歪むような、奇妙な圧力と大きな衝撃と共に、
シルバー・メリー号は亜空間へジャンプ・インする。 ］
天のお告げ（村建て人）
［メイン・サロンの展望ラウンジの窓には、
輝く星々の代わりに、歪んだ暗闇が広がる。
再び、亜空間からジャンプ・アウトして
通常の宇宙空間に出るまで。
外部との連絡や脱出の手段は、断たれた。
誰にも、助けは求められない。
誰一人、この船からは逃れられない。
それは、さながら――――――…… ］
【見】 『NPC』博士 ロゼータ・ ウルズ
………わたくし達は、
銀色の檻に閉じ込められた
小鳥みたいですね。
［ レセプションで挨拶した後>>＃12
パーティで談笑したり、
ゲームにログインする参加者達を、
そっと見送ったりしていた、ロゼータ博士は。
閉所恐怖症で宇宙船酔いするという
ゲームスタッフの女の子へ
水入りのコップを渡しながら、
お気持ちは少し分かる気がします。
でも、きっと大丈夫ですわと微笑んだ。 ］
【見】 『NPC』博士 ロゼータ・ ウルズ
［ ”ロゼータ”という名は、
ル・ウルタールの言葉で、”砂漠の薔薇 ”の意。
名は、体を現すとも、云うが。
彼女の笑みは、まさに。
砂漠に咲く一輪の紅薔薇が、
ふわりと、咲き綻ぶようだった。 ］
【見】 『NPC』博士 ロゼータ・ ウルズ
大丈夫ですか？ お辛そうですね……
カーク医師から分けていただいた、
宇宙船酔いのお薬が、
早く効いてくると良いのですけれど。
それまで、傍におりますから、
どうぞ、安心なさってくださいませ。
【見】 『NPC』博士 ロゼータ・ ウルズ
［ ロゼータ博士が
『狼月の村』の開発ドバイザーとして、
ホログラム会議などに出席するうちに
親しくなったスタッフの女性は。
青ざめた顔色ながらも、
少しほっとした様子で、口元を押さえて頷く。
ロゼ―タは嫋やかな眉を心配そうに曇らせて
金色の髪の流れるスタッフの背中を、
温かな掌で慈しむように、撫で続け。
彼女の不安が落ち着くまでは、
傍に座って手を握り、優しく声をかけていた。 ］
【見】 『NPC』博士 ロゼータ・ ウルズ
……まあ、カタリナさんですわ！
リーザさんと、親友なのですね。
ふふ、仲のよろしいこと。>>607>>631
お二人が一緒にいらっしゃると、
本当に天使のように、お可愛らしいですね。
［ ややあって。ロゼータは、
スタッフたちの周囲の空間に所狭しと浮かぶ、
ゲーム内の村のホログラム画面の一つを見遣り。
金髪の少女たちの話す姿に目を止めると、
とても嬉しそうに微笑んだ。 ］
【見】 『NPC』博士 ロゼータ・ ウルズ
［ 同様に、スタッフのルージュも、
内心でロゼータのスピーチを
印象深かったと思ってくれていると、
もしも知れていたなら。>>593
同郷のル・ウルタール出身であり、
同じくこのゲームを大切に思う心を
共有する彼女に。
ロゼータは、とても嬉しそうに
微笑んだかもしれない。 ］
【見】 『NPC』博士 ロゼータ・ ウルズ
［ 普段は、上品で控えめで、
含羞むように微笑む高貴な女性が。
そんないきさつのあったカタリナの様子を
応援するように、どこかうきうきと、
無邪気に喜んで眺める姿は。
微笑ましくもあるようで。 ］
【見】 『NPC』博士 ロゼータ・ ウルズ
［
―――きっと、
人狼研究所に関心を持ってくれたことが、
よほど嬉しかったのね……！
―――うんうん、
ロゼータ様が喜んでくれてよかった。
―――ねえねえ。ル・ウルタールに到着したら、
私達も、人狼研究所ツアーに行きましょ。
ロゼータ様に案内してもらえるかも?
などと、スタッフ達のこそこそ話が始まれば。
先ほどまでの不穏さは、一旦薄れ。
ちょっぴり、
ほっこりした雰囲気に包まれたのだった。** ］
青年 ヨアヒム
―村内：温泉・混浴side―
腹も膨れたしのんびりしようと温泉へ。
なんで男湯じゃないかって？
ロマンがないから。
じゃあ混浴で良かったことあるかって？
無い。
大体混浴に来る女子って婆さんばかりじゃね？
でもつい入っちゃう。俺男の子だもん。
今は他に人がいないのか、のんびり。
干し肉をもしゃり。ごくり。食べ尽くした。*
【見】 スタッフ シルキー
[宿屋には大抵リーザが居て、
レジーナの手伝いをしている。
カタリナと親し気に話していたりも。
そうでなくてもこの村の集会場みたいになっているから
行けば誰かしらの姿を見ることが出来た。
飲んだくれているディーターだとか、
うたた寝しているゲルトだとか。
レジーナにたかって叱られているヨアヒムだとか。
50人ほどの小さな村。
凡庸で、素朴で、けれど呑気で温かい人々。
きっと両親と同じように
この村で生まれて死ぬんだろうなと思いながら
自分は村が好きで、ここでの暮らしに満足していた。
ずっとこの平穏が続けばいいのに、―――と。*]
【独】 青年 ヨアヒム
/*
そもそもあっちの温泉って水着で入るイメージあるんだけど女湯男湯分かれてないのが基本とかある？
まあいいかノリで生きよう…
【独】 青年 ヨアヒム
/*
ヨアヒムの四月馬鹿チップひどないwwwwww
えっ、他の子たちのどうなの？
温泉中ずっとこれでよい？wwwwwwww
【見】 『NPC』博士 ロゼータ・ ウルズ
［レセプション・パーティでも、常のように、
にこやかで控えめだったロゼータ博士だが。
一度だけ。
周囲が少し驚いた出来事があった。
それは、コクーンに入る際のカタリナの質問に、
奥ゆかしい彼女には珍しく、
自らマイクを求めて、応えたことだ>>537］
【見】 『NPC』博士 ロゼータ・ ウルズ
『カタリナ様
ル・ウルタールの人狼研究所に
関心を持ってくださって、とても嬉しく思います。
ええ、今回のル・ウルタール旅行では、
協賛の当研究所への見学も、組まれております。
その際は、必ずわたくしが、
カタリナさんや皆さんを、ご案内いたしましょう。
どうか、この『狼月の村』のゲームや
ル・ウルタールの人狼研究所の見学が、
カタリナさんにとって、新たな知見に至る
素晴らしい体験となりますようにと、
心から願っております。 』
神父 ジムゾン
[教会は常に、助けが必要な者のために開かれている。
神父としての自分はそう言ったし、
知己に助けが必要なら、したいと思うことは一つだ。
これでも一度村の外に出て
学問をしてきた身であるから、
読み書き算術なんかは不足なく教えられる。
ただ、料理に関してはな、うん……
村のパン屋や店で、日々調達してきた。]
【削除】 神父 ジムゾン
[もし生意気なことを言ったり、反抗されたとしても、
それは別にまあいいのだけれど。
もし仮に、何か危ないことをしたり、
人に迷惑をかけるようなことがあったとしたらそのときは]
こ・の・クソガキがー！！
[と、追いかけまわして叱り倒し、
どれだけ煩がられたとしても、
放っておくことは一度もしなかった。
どうして何処にいるのかいつも分かるかって？
決まってんだろ。
自分もガキの頃大体の悪さはしたからだよ。]
神父 ジムゾン
[もし生意気なことを言ったり、反抗されたとしても、
それは別にまあいいのだけれど。
もし仮に、何か危ないことをしたり、
人に迷惑をかけるようなことがあったとしたらそのときは]
こ・の・クソガキがー！！
[と、追いかけまわして叱り倒し、
どれだけ煩がられたとしても、
放っておくことは一度もしなかった。
どうして何処にいるのかいつも分かるかって？
決まってんだろ。
自分もガキの頃大体の悪さはしたからだよ。]
神父 ジムゾン
[リーザの方は
後でレジーナに説教食らうのは目に見えてたから、
水で簡単に落ちる絵の具を借りて、
ほっぺたにぐるぐると丸を描いてやるのに留めておいた。
案内ありがとさん、という意味を込めて、
飴玉を横に一つ置いて。
なお、レジーナには、
『昔のあんたと同じことしてるじゃない』
と揶揄われたので舌を出しておいた。]
司書 クララ
私は行けそうにないからね。
それに、人がたくさんいると酔っちゃうし。
［もっぱらそれが理由。楽しそうだな、なぜだかそっちのほうが自分に合っている気もするのだけれども。
いやいや、そんなはずはない。自分はああいう場所は苦手なはず。］
じゃあ、紙の原料になるカヤツリグサをお願いしようかな。
冬ごもり用の干しブドウと香辛料も。
［あれこれなんてお使い？ けれども、頼めるところは頼む主義なのです。
必要な分のお金に少し色付けしたものをペーターに渡せば、宿の図書室へと届ける本を纏める作業に入る。］
羊飼い カタリナ
［ と、ディーさんには気っ風良く振る舞えたが、
フリーデルさんに対しては
そうはいかなかっただろう。
ぎこちなく挨拶をして、それから彼女の
目の上の古傷を気にするように、
ちらりと視線を這わせる。
決して交流が薄いわけではない。
薬草を学んだり、時には分けてもらうために
彼女の元へは何度も足を運んでいた。
話し始めればぎこちなさも薄れてくる。
ただ、今日のように久しぶりだと
どうしても強張ってしまうのだ。 ］
羊飼い カタリナ
［ それは出会いの印象が根強く残るからに
他ならない。
3年前瀕死の状態で教会の庭に倒れていた彼女を
最初に見たのは私だった>>580
たまたま所用で訪れたときのことであるが
彼女の有様を見て酷く取り乱した。
介抱もできず半狂乱になって大声で泣き叫んでいた。
声を聞いて大人たちが駆けつけてくれるその時まで。
なんでそうなったのか私でも良くわからない。
その頃はもう祖父もおらず独り立ちして
羊飼いの仕事もやっていた。屠殺も経験していた。
血や人の怪我程度で錯乱するはずがなかったのだ。
けれどだめだった。
言いようのない恐怖と嫌悪が押し寄せてきたのだ。
── 久しぶりに会うと
あの日のことを思い出してしまう］*
司書 クララ
［本っていうのは知恵の宝庫。知恵はいざという時に役立つものだ。
例えば、今頼んだ干しブドウと香辛料の使い方。これについても何冊もの本がある。用途は様々だけれども、日持ちがするってのはこの村にとって重要だ。
そして注意しなければいけないことは……］
【独】 青年 ヨアヒム
/*
ろぜーたさん、こっちこそあんなんで挟んですいませんw
そしてあめ。500も追加設定あるし2個もあるから大丈夫だと思うけどな。
司書 クララ
［外からやってきたというのは、私も同じ。
喧騒から逃れて静かな田舎で平和に過ごしたかったってのもあるけれど、この村の伝承に惹かれたという面が大きい。
それがなぜだかは分からなかったけれども。
金狼と人狼、どちらも同じ狼だというのに。聞こえる評はまるで逆。それぞれが対となるかのようだと感じたのは、自分だけではあるまい。］
旅人 ニコラス
― 村内/レジーナの宿・糸紡ぎの娘と>>812 ―
[さてそろそろ出かけるかと宿屋を出ようとしたとき、レジーナに呼び掛ける声が耳に入った。]
シルキーさん、こんにちは。お久しぶりです。
僕はちょうど今日戻ってきました。
[挨拶しながらぺこりと頭を下げたあと、両手に抱えられた毛糸玉の袋へ目を留める。]
そうそう。レジーナさん、本日はとてもお忙しいみたいでして。
僕もまだお世話になりますとの挨拶ができていません。
もし会えたら言付けしておきますから、とりあえず今シルキーさんが置いておこうと思った場所へお願いします。
[シルキーが今の時期忙しく駆け回っていることは、三年前の訪問から薄々察している。リーザも掃除の最中だから、受付くらいなら自分がこなしてもいいだろうと判断した。
勿論誰かが途中で割って入ったら、そちらに任せるつもりだ。
一通り話が終わったところで、では失礼しますとその場を後にした。*]
司書 クララ
ごめんください……
どなたかいませんか？ 本を届けに来ました。
［やがてレジーナの宿へとたどり着けば。
おずおずと入口から覗く。もしも声が届かないようなら、意を決してもう少し大きな声で。］*
ならず者 ディーター
─ 村内/記録・ディーター・ロプス ─
［ディーターという男が、保管庫の内容を冒頭から最後の一字まで覚えているのは、この村に馴染んだ者ならもう気にならないかもしれないが、外からやってきた者から見れば奇妙だっただろう。
ディーターは、狼月村で生まれ狼月村で育った。
ともすれば、金狼様とセイラ様を敬愛するのも、憧れるのも、おおよそ極自然な流れであったと言えるのではないだろうか。］
そうして、せいじんセイラさまは、しんたくのけいじを──
［くるくると拙く回る舌が、覚えたての伝承を語れば、大人たちは「えらいね」「すごいね」と手を叩いて大喜びする。］
ならず者 ディーター
とうさん
［ん？］
おれ、セイラさまみたいに、金狼さまにえらんでいただけるかな。
［お前が、金狼様に心を尽くすのを忘れなければ、あるいはな。］
ふうん。
［心を尽くすってなんだろな？と少年は首を傾げる。
父は大きくなればわかる、と言っていたけれど、はて。］
ならず者 ディーター
［少年がセイラ様みたいに、と思うのは、幼い子供が英雄や御伽噺の王子様に憧れるのと似ている。
この村で育った少年にとっては、それが他所で言う"御伽噺"に該当するのだ。
──さて。少年は青年になり、大人になる。
今、そんな大人になれているかは──ひとまず置いておくとしよう。*］
旅人 ニコラス
― 村内/レジーナの宿屋・入口 ―
[さて外出しようとしたら、今度はクララがおずおずと顔を覗かせる>>852。
まさに本日は千客万来だ。]
いらっしゃいませ、お嬢様。狼月の宿屋へようこそ。
僕は一日宿屋の従業員に就任したばかりの、ニコラスです。
本の配達ですね？ では運ぶのを手伝いましょうか？
[ちょうど居合わせただけでなく、力仕事なら男である自分が手を貸した方が合理的だろうと判断して、そう声をかける。
もし了承されたのなら、自分が重くて多い方を選んで抱えるだろう。
図書館へは、もしかしたら記憶を取り戻すヒントがあるかもと何度か足を運んだので、司書の顔も見知っていた。*]
少女 リーザ
── 村内:レジーナの宿、シルキー ──
はいはーい、ちょっと待ってねー！
［その時はどこにいたんだったか。
まだ掃除してたか、それとももう終わっていたか。
今日はたくさんの人が色々なものを持ってきてくれる。
なんてったっての日お祭りだから。
レジーナの手が離せないから
リーザが代わりに遠くから返事をする。］
少女 リーザ
ねぇねぇシルキー、
これ、カタリナの羊さんの毛なんでしょ？
すごいなぁ、あのもふもふが
こんなもふもふになっちゃうの！
［もふもふであることに変わりはないけど
糸ができるなんてすごいことだと思うのだ。］*
神父 ジムゾン
[そうこうしているうちに、また暫く時が過ぎ、
教会にフリーデルが現れた。]
ん、客か？
[一目見て、まともな状態でないということは分かった。
無造作につかつかと歩み寄り、
頭のてっぺんからつま先までじっと観察する。
向こうが何か言うのが先だったか、
あるいはこちらが手を伸ばすのが先だったか。
その死にかけでずたぼろの女性を、
造作もなく両手で担ぎ上げた。
そのとき、村の人間は居合わせていたかどうか。
いずれにしても、ペーターは居たので、
手当の手伝いを頼んだ。
『はんこうき』真っ盛りであったあいつも
その時ばかりは走り回り――
いや、考えてみれば、あのあたりが
『はんこうき』の転機だったような気もするな、
今にして思えば。]
神父 ジムゾン
助かる。
[そう手短に言って、必要な物などを言いながら、
指示を飛ばした。
人出があるのはこういうときに何より有難いし、
頼んだ口調に遠慮はなく、
まるきり教会の身内に頼むような言い方で。]
神父 ジムゾン
[彼女にもし意識があったなら、
気付くこともあっただろうか。
医療の知識があるというよりは、
それはどちらかと言えば、
殺し合いの現場で取り合えず人を死なせないための、
極めて実践的で迷いのない
応急処置であったということに。
手当てが終わってから、
もし荷物があったなら拾い上げただろう。
そのときに、中も分からなくとも、
割れ物でも扱うように拾ったのは無意識だ。
村には何匹か猫もいるが、
視線の先がなんとなく、
猫の高さくらいの床をちらりと彷徨ったのも。]
司書 クララ
わあ！ あわわわ……
［自分から声をかけておきながら、この驚きようである。
眼鏡を整えてみてみれば、知らない顔ではなかった。
時々図書館にやってくる、ちょっとかっこいい人。］
いいえ、そんな訳には……ってキャッ
［言わんこっちゃない。バランスを崩しかけるのだった。］
神父 ジムゾン
[彼女が話せそうになった後も、
傷の経緯については特に尋ねようとはしない。
その時には、いつもの不良神父の表情は、
ふたりに向けて、ふっと安堵するように淡く緩む。
借り物の笑顔から本物の笑顔ではない。
本当の笑顔から、本当の笑顔への。]
ようこそ。
お前もありがとな、ペーター。*
神父 ジムゾン
[ニコラスとゲルトが教会に現れたときは、
まあ、見事に噛みはしたけれど、うん。
朝の礼拝が終わった後に一度奥に引っ込んで、
帰り際のふたりを呼び止めて、
両手に持っていた、湯気を立てるカップを渡した。]
えーと。
ナントカっていう草と、
ナントカっていう草の茶だ。
フリーデルが庭で育ててる奴で、
朝飲むとすっきりするとか、
そういうものらしい。
庭のことは任せてるんだけど、
うっかりすると
庭が草に侵略され尽くされそうなんで、
ふたりとも手伝ってくれ。
[ちなみに料理をするとたいへんなことになるが、
茶を淹れるのは問題ない。
何せどう頑張っても焦げないからだ、物理的に。]
神父 ジムゾン
[ニコラスには、教会で会う機会も多かっただろうか。
こちらからは旅の話を尋ねもした。
村を出たことはあっても、
そこまで多くの場所を見たわけではないから、
外の話にはやはり興味があったのだ。
神様の使いっ走り、という話が出たこともある。
同じ表現をしたとき、
村の頑固爺であるところのモーリッツなんかは、
年甲斐もなく助走付けて飛び蹴りでもしそうな勢いで
怒ったものだが。
ニコラスは面白がっていたのが印象的だ。]
神父 ジムゾン
成程なあ、そういう考え方もあるか。
神の御心は我らには窺い知れない、
応援は時に試練であり、
苦難も喜びとなる。
与えられた役割をこなすこと、か。
ま、窺い知れねえけれど――
ニコラスはいつも礼拝来てくれてるからな。
神父としては、
神は常に貴方の傍におわします、と言う。
そういう姿を見ていると、
祈りは届けと、俺が願う。
神父 ジムゾン
[神様はいると思うか？
この村で神に関する論争を誰かとしたことは、
恐らくあまりない。
外で神学だけを学んだならば、
恐らくはこの村の金狼様の信仰に影響を与えている
（墓石に刻まれた文字からも明らかだ）、
信仰の知識を深めて帰って来るのみだったろう。
けれど、他の領域にも視線を向ければ、
・・・・・・・・・・・・・
それ以外のものも見えてくる。
多くの神を抱く国や、自然科学と神の相克、
それは、論調によっては即、
異端と処されかねない知識だろう。
そのようなものを読み漁ってきたのは、何故か。
それはまあ、一言で言ってしまえば、
“村の外で戦争に巻き込まれたから”、ということだ。
生と死の交錯する場所で、神は常に傍に在った。
恐らく自分の信仰は、村の者たちのそれとは、
どこか異なるものではあるのだろう。
けれど、お前は神の在ることを疑うのかと、
疑念を覚えるものがいたとしたら、
――それは違う、と確かに答える。]
【独】 少年 ペーター
/*
めちゃくちゃ彼女🐇をもふもふして満足頂いた
そんな事をしてる間にジムゾンが言ってた切れてるの意味を把握した()
ありがとうだ…！
【独】 少年 ペーター
/*
ジムゾンとフリーデルは物騒な過去が匂ってはいるけど、狼側ではないんじゃなかろうか感
そして素村ぽくもない
勝てねぇ…(ちがう
神父 ジムゾン
―― 回想 / 船内 / カフェ ――
[少しばかり遡り、船内でのこと。
使ったものが指環であるだとか、
詳細は全く見て取れなかったけれど、
仕事絡みだろうと検討づけて、
さらに観察しようとは思わなかった。>>467
彼女が今どのような仕事をしているかは知らない。
また危なっかしいことに
首でも突っ込んでるんじゃねえだろな？ とは考える。
それは以前はなかった杖だとか、
体の動きにも表れているように思えた。
自分がどんな顔をしていたか？
もし誰かに聞かれたとしたら、
答えはまあ、決まっている。
『自分でもどんな顔をしているか分からないような顔』
それは、この五年間というもの、
人を欺くためではなく『普通』を作るために、
自分がどういった顔を見せているかを
常に把握しているはずの人間が、
把握できなかった顔、という意味だ。]
神父 ジムゾン
[死んだ女のことを忘れるかどうか。
物覚えは良いほうだと思うので、
これまで『死んだ』奴の顔は覚えている。
傍で死んだ者もいれば、手にかけた者もいた。
それが『本当に死んだ』かどうかは
今は置いておくとして、
記憶の大半は死に顔で埋め尽くされている、
そう言っても良いかもしれない。
だから、もし、自分の知らないところで
『死んだ』という話を聞いたのなら、
その瞬間は、唐突に目の前に開いた空白に、
戸惑いと名付けるのもためらわれるような、
何かの塊のような衝撃を感じたものだった。]
【削除】 神父 ジムゾン
[いま彼女が内心何を思うかは分からない。
けれど、
“どうせ、死んじゃった女のことなんて、
すぐに忘れられてしまうと、思っていた”
――などと耳にすることでもあったとしたら、
いや、忘れたらそっちの方がびっくりするわ！
死にかけで転がり込んできてクロイに襲撃された、
猫が食べても美味くない野菜の女とか、
忘れようったって忘れられるはずもないし。
そういえば怪我治ってからも――
などと、『大層物覚えが良い』ところを
披露することになったかもしれないけれど。
少なくとも今は、ここまで。]
神父 ジムゾン
[いま彼女が内心何を思うかは分からない。
けれど、
“どうせ、死んじゃった女のことなんて、
すぐに忘れられてしまうと、思っていた”
――などと耳にすることでもあったとしたら、
いや、忘れたらそっちの方がびっくりするわ！
死にかけで転がり込んできてクロイに襲撃された、
猫が食べても美味くない野菜の女とか、
忘れようったって忘れられるはずもないし。
そういえば怪我治ってからも――
などと、『大層物覚えが良い』ところを
披露することになったかもしれないけれど。
少なくとも今は、ここまで。]
神父 ジムゾン
[向こうの言動から、
初対面の顔でもしたほうが良いのかね？
と思ったので、
まずは初対面風味に攻めてみた。>>469
言うまでもないが、話の内容は十割わざとである。
心なしか不機嫌な気配を感じたような、
感じなかったような。
続いて投げかけた誉め言葉への返答も、
『あ、これ、多分上辺の会話してるときの、
いつも使ってる返し方だろうなー』>>470
と見当はついたのだけれど。
どこか歯切れが悪い言い方に、
『調子悪そうだな、腹でも痛いのか？』なんて、
デリカシーが下方突破した返事をしそうになって、
寸でのところで飲み込んだ。
そうして結局、『種明かし』をしたのだ。>>192
初対面の顔をずっと続けても良かったのだけれど、
そうしなかったのはなぜかというと、単純な話。
『そうしたくなかったから』ということだ。]
神父 ジムゾン
[彼女が事務所の船に転がり込んできた日のことは、
よく覚えている。
死にかけた怪我人を前にしたことは幾度もあるし、
自分自身危ないところだった経験も、ある。
（死んだ経験まではなかったが、
後で聞くところによると、
それは“稀なことだった”らしい）
だから、死にかけた者が死にたくないと足掻くことは、
自分にとってはあまりにも当然のことで、
そうしない相手を見たことはなかった。
少し後のことになるが、
事務所に現れた際の顛末を説明したときに、
どこか信じられないような顔をしていたのを見て、>>475
こちらの方が首をかしげてしまったものだ。
（もしかしたら、それまでの人生において、
そう考えるに至る何かがあったのはと、
想いを馳せるには、
当時の自分はあまりにも物を知らなかった）
だから、理解していないままの顔で口を開いた。]
神父 ジムゾン
いや、間に合って良かっただろ？
例えばクロイが――まあコイツ船内飼いだけど、
万一どっかで怪我したら
何が何でも全力で帰ってこいって思うし、
所長が外で下手うったときも、
間に合ううちに帰って来いって思うしさ。
だからお前も。
[当然のように、所長と猫と彼女を並べて、
同じだと言ったのだ。]
司書 クララ
うぅ、やっぱりお願いしますぅ
［背に腹は代えられぬとはこのこと。無理をしないことだって、生きる知恵だ。文献によれば。
半分ほどを頼めば、ようやく立ち上がるのだった。］
神父 ジムゾン
[ただまあ、事務所に現れたその時は、
一刻を争う状況の上に、
よく分からない譫言も聞こえてきたものだから、
あ、これ意識落ちたらやばいやつだな、と思って、>>477
あれこれ話しかけ続けた。
それが脳内で変換されて、
巨大怪獣（ネコ科）と死闘を繰り広げているとは
思いもよらないことである。>>476]
猫って猫草食べるよね？>>477
クロイも猫草好きだから、
食いつくす勢いでかじりつくし。
エノコログサも、
食わないけど凄いじゃれつくし。
[野菜でも種類によっては食われるんじゃないかな、と、
素朴な感想も落としてしまったが、
もしかしたら逆効果であったかもしれない。]
司書 クララ
［結局手伝ってもらってしまった。
優しくされると、なんだか悪いことをしている気分になる。内気な性分あるあるでしょう？
だから何かお返ししてあげないと。
旅人が時折図書館へ訪れる理由はある程度は知っている。
以前話しかけた時に聞いていたから。］
そうだ、ニコラスさん。良い本を見つけたんです。
見てください！ 物忘れに効くこと１００選！
［記憶喪失を物忘れで片づけるな。
悪気は無い、天然なのだ。］*
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
ぎゃあああ多角ううううう！！
宿は多角になるの忘れてたああ！！！orz
感想言いたいのに灰使う余裕ない！
あと見取り図と宿泊部屋見れないのですが
アカウント登録する必要があるんでしょうか？
神父 ジムゾン
[野菜？ と、
疑問を覚えたのはその後。
抱き上げたときに、
花や草木を思わせる香りが漂っていること、
それがどうやら血の匂いであると気付く。
そういう体質の種族なのだろうと見当付けて、
地球星系の人間と同じ薬使ってよいのか？ というのは、
多少迷いはした。]
ああ、それなあ。>>478
確かに猫には肉だ
ネコ用のハンバーグも作ろうかとは
思ってるんだけど、
なかなかうまくいかなくて
まずは人間用の練習というか……
あ、でも、肉が焼ける匂いで
こいつも腹空かせて、
植物でもなんでも食べちゃうかもな。
[いや、あれです。
思っていることをそのまま落としているだけだから、
決して妄想の危機感をあおろうとしていたわけじゃ
ないですよ？]
旅人 ニコラス
[お願いしますと告げるクララ>>882へ、いえいえと首を横に振る。]
困ったときはお互い様です。
世の中持ちつ持たれつ、助け合いと支え合いで世界は動くってね。
[本を半分抱えると、司書が立ち上がるまで待機する。
良い本がある>>885と聞いて、ほほうと目を丸くした。]
これは効果がありそうですね。わざわざありがとうございます、お借りしてよろしいでしょうか？
[医学の知識はないので、物忘れも記憶喪失も似たようなものだろうと大雑把な解釈をして、好意を有難く受けてから、ふと大切なことを思い出した。]
ところで、これはどちらに運びます？*
ならず者 ディーター
─ 村内/記録・リーザと二日酔い ─
［こんにちは！と元気な挨拶>>820が、耳から突進してくる。
なるほど、これがカタリナが時々リーザに受けてる突進ね、と、大きな声が響いて弾けた痛みから現実逃避しかけた頭を、どうにか引き戻す。］
あ、ああ……リーザ。
今日も元気だな…
［すでに迎え酒が終わって気持ちよく酔っていたなら、結構結構、と笑って彼女の頭を撫でただろうが、今はある意味賢者タイム。
ガンガンと頭を揺さぶられているような痛みに、思わずちょっとだけ涙が出た。］
神父 ジムゾン
[治療が一段落し、
猫死させかねない勢いの『おてつだい』をしていた
クロイを
持ち上げたとき。>>485
彼女の視界に入ったものは、恐らく、
包みを開くこともなくそのままの状態で、
目を開ければ真っすぐ視界に入る位置に置かれている
荷物だったことだろう。>>479
それが何なのかを問うことはしなかった。
『大事』ということが分かっているなら、
それで十分だ。
悪戯好きの黒猫も、彼女が船にいる間、
荷物に手を出そうとすることはなかった。
けれども、まあ、なんか味をしめたのか、
懲りずに彼女の寝床に潜り込んで、
そのふかふかの腹を腕だの頭だのあちこちに押し付けて、
ぐうぐう昼寝するようには、なったけれど。]
ならず者 ディーター
［相当、情けない顔をしていたのだろう。
驚いて、こちらを心配してくれる優しい元気いっぱいな声も、今のディーターには苦しみの根源である。］
リ、リーザ……少し声を抑えてくれ……
［頭を押さえつつ、ボリュームダウンを空いた手で要求するジェスチャーをする。元気なのは良い事だ。今のディーターには良くないだけで。
お腹痛い？と聞かれて、腹は痛くないが頭は痛い、などと考える。あと、心も痛い。悲しいこと？と心配してくれているわけだから。
いや、ある意味悲しいことだ。酔いが回るまでしばらくは、このまま気持ちが悪いので。
彼女にどうして？と聞かれることがあれば。
「二日酔いで…」と話しただろう。*］
神父 ジムゾン
[“軽い準備運動”>>485
“焦げたハンバーグ”>>489
“食事”>>490
記憶は自然に当時のことを引っ張りだしてくる。
ひとつ訂正したいのは、
食う量は人並みだと思うぞ？ 多分！
今回みたいに食わなきゃいけない事態になった時は、
是が非でも残さず食いきるけど！
あ、でも、うん。
当時から甘味は結構食べたかな――
というのは否定できない。]
そんな黒猫は今頃、
船の中で所長手製の鶏ハンバーグ食ってるし、
時々今でも猫草は食う。>>489
[返ってきたのは、“準備運動”ではなくて、
言葉と苦笑だった。
それは当時の雰囲気とは確かに違うものであったし、
『死んだ』と思われているのに生きていたということは、
何かがあったのだと、分からないはずもない。
此方も当時と比べれば、言動は変わっているはずだ。
それでも向かい合っていると、自分の言動には、
以前彼女が船にいた時の調子も過る。]
神父 ジムゾン
月光食か、便利そうでいいよな。
味見くらいなら出来るってのも
どっちも楽しめていいもんだ。
そういや前は、
植物なら土に埋めて水かければいい？
とか、聞いたっけかなあ。
[此方がものを食べていると、
なんだか楽しそうにしていたのを覚えている。>>490
そういうときは必ず、お前も食う？ と聞いた。
だから今回も、プリンだの何だのも
道連れに押し付けてやろうと思ったんだけどな。
追加注文を受け付けた店員は、
宇宙を飛んでる猫みたいな顔をしていたが、
こちらの分の皿とフォークも一緒に――と頼めば、
ああ、二人で食べるのかと合点したようだった。
いや、味見程度じゃなくて
少なくとも半分くらい食べてくれれば助かるんだけどな、
本当に！]
司書 クララ
ええ、もちろん。本は読まれてこそ意味がありますから。
［ずっと埃をかぶっていちゃ宝の持ち腐れだ。
これを書いた人だって、きっとそう思うに違いない。そんな確信があった。］
本はええっと……レジーナさん？
［いつもなら真っ先に出てくるはずなのだけれど、生憎留守にしているのだろうか。音沙汰がない。
珍しいですね。お祭りの日だからでしょうか。
［とはいえこのまま待っているわけにもいかない。入口で立ち止まっていたのでは邪魔になってしまう。］
もう先に図書室へ運んでしまいましょうか。*
神父 ジムゾン
[食事と会話が進み、乗船目的の話となる。
ん？
まあテストプレイに募集して受かった、
っていう話ではあるんだが――
[そこまでは特に隠すものでもない。
依頼人の素性以外は、秘匿すべき話でもないのだ。
ただ、事件に件のゲーム会社が関わっていたとして、
テスト前にあからさまに嗅ぎまわり、
スリープ中に何かされたら厄介だから、
ゲームが終わるまで大っぴらに動くつもりはない。]
何せこのゲーム、『評判』だろ？
[そう言って、今回のゲームのパンフレットの、
『ゼラト・ゲームズ社』の個所を、指した。
このゲームに纏わる噂を聞いているかは分からない。
聞いているなら察することもあるかもしれないし、
そうではなかったとしても、少なくともこれで、
この社を探りに来た、ということは伝わっただろう。]
神父 ジムゾン
おい。
[テーブルの上、手付かずだった焼き菓子を
ひょいと手に取って、
此方も席からするりと立ちあがり、
そいつの口に放り込んでやろうとした。]
世間一般、
淑女ってやつは食いすぎ注意なんだっけ？
体重だのなんだの。
ふふん、ざまあみやがれ。
悔しかったら――
[そう言って、にっと笑う。]
神父 ジムゾン
二度目ましての相手だろうと何だろうと、
・・・・ ・・・・・
仕返しに、巻き込んでみやがれ。
[そう、あれから年月が経ったので。
こういった稼業の流儀は心得てはいるけれど。
世の中には至言名言というものがあるのだ。
古人曰く、
――それはそれ これはこれ。]*
【独】 羊飼い カタリナ
/*
ジムゾンさんちょっと飛ばし過ぎだよ
まだ1日目始まるまで日があるんだからね
一人で飴もらいすぎるのはあまり良くないと思うの
勿論たくさん絡むのは大事だし、拾いたいことたくさんあるのはわかるんだけどね
旅人 ニコラス
[クララから本は読まれてこそ意味がある>>894と聞いて、言い換えれば読んで欲しい知識を本にまとめるのだと思いついた。]
それは確かに。
では著者に敬意を示しつつ、大切に読ませてもらうことにしましょう。
[神妙な表情で頷いたところで、再びレジーナの名前が呼ばれる。
しかし宿屋の女主人が姿を見せることはない。]
この村では、狼月祭りの日と書いて、”村人が走り回る”とか”忙しくて目が回る”とか読みますからね。
レジーナさんも、今は応じられないほど手が空いてないのかもしれません。
分かりました。図書室へ行きましょう。
事後報告でも、どんな本を何冊、どこへ運んだか説明すれば問題ないでしょうから。
[そう解釈して、勝手知ったる宿屋の中を図書室に向けて歩き出した。*]
【独】 青年 ヨアヒム
/*
そう言えば見物人の人たちの残ポイント見えないんだけど、そんなに無いのかな？
この調子だと一日はやめても良いかもしれないと思ってる
旅人 ニコラス
― 村内/ジムゾンと ―
[ゲルトを教会へ誘ったときに、こちらを呼び止めたジムゾンからご馳走してもらったお茶>>870の味は忘れられない。
いつの間にやらわっさわっさでもっさもっさになった教会の庭>>580を思い返しつつ、庭が草に侵略されつくすとの表現にさもありなんと内心頷く。]
フリーデルさん、”薬草の楽しい易しい育て方”という本を出版したら、ベストセラーになったりしません？
尤も本人が、何故こうなるか分かっていないと説明するのは難しいでしょうけど。
[身近で接している神父なら、そのへん理解できそうと思いますけど、実際どうなんです？ と顔を覗き込んでみた。
ナントカっていう草とナントカっていう草の茶は、自分では再現させることができないので、機会に恵まれたらまた飲んでみたいと所望するだろう。]
旅人 ニコラス
[ジムゾンの表現を面白がった自分>>871へ、かけられた言葉>>872は非常に興味深かっただけでなく、嬉しくもあった。]
神は常に貴方の傍におわします、か。
そう言ってもらえると嬉しいです。ありがとう。
僕が今の名前を授かった人からも、『お前を生かしてくれた神の愛を知れ』と言われていましたから。
[えへへと照れくさそうに笑ったあと、少し表情を引き締めた。]
『祈りは届け』という言葉をすぐ口にできるあなたを、僕はやはり神父に向いていると思います。あなたが自分自身をどう思っていたとしても、です。
[勿論願ってくださったことは、ありがたく頂戴しますとも、という言葉で締めくくる。*]
【独】 神父 ジムゾン
/*
今回ほんと色々申し訳ない…
プロは発言補充がないというのは盲点でした。
秘話の操作も発言補充も慣れてる国の思い込みがあった。みんなそのあたりちゃんと注意出来てるのにわたしと来たらー
分からない国に行くときは仕様を読み込まねばならない…
パン屋 オットー
ん。僕もそろそろお店に戻らないと。
土左衛門にならないでね。
[のんびりしてるくせに物騒なことを言いつつ、背中を叩かれれば僅か、微笑むような空気を纏わせる。
揺れる酒瓶に首を傾げつつも、特に止めることもなく、少しだけ遅れて宿を出ていく。*]
【独】 パン屋 オットー
/*
そーれ
*ナン**パニーニ**タコス**三色パン*
*パネットーネ**コッペパン**ピロシキ**パニーニ*
*クリームパン**ヴァイツェンブロート**チャパティ**ポン・デ・ケージョ*
【独】 青年 ヨアヒム
/*
そしてやあやあ、今実は子供2の陽性反応テスト待ちでした。
陽性出ちゃったよーあーあー！
流石に今からは本編に影響でまくるので、村立て様にDMしました。
良い村になりますようお祈りしております。
参加したかった！
負傷兵 シモン
― OVERTURE：狼月の村 ―
『親愛なる妹、そして鳶色の瞳の君へ
お元気ですか？ 俺は今、狼月の村へ向かう船の上で筆を執っています。
岸の村の人が言う事には、この村には大層よく効く温泉が湧いているそうで、ほうぼう歩き回ってそろそろ棒になりそうだったこの脚に、丁度よい骨休めとなりそうです。
おまけに、今の時期は年に一度の祭りが行われるそうで、久しぶりに賑やかな滞在になりそうです。
まだしばらくはそちらに行けそうにないけど、旅の思い出話を沢山作っておくので、どうかそれまでは、二人で待っていてほしい――。』
［送るあてのない便りを書き続けて、もう何年になるだろう。
旅の目的も既に果たされ、故郷に帰るでもなく、何を未だに彷徨うのか――］
負傷兵 シモン
― 狼月の村：船着き場 ―
［その男の風体は、ただの旅人や行商人にしては少々異様であったかもしれない。
薄汚れた外套は、元は上等な生地だったことを思わせるシルエットだが、既に袖口が破れ、土埃で元の色も分からぬ様。色褪せた首巻きは端がほつれてボロボロ。右膝から下に、失くした脚の代わりに棒切れを括り付けている。
船頭の助けを借りて、どうにか舟から降りたなら、その棒の脚はよたよたと、村の中央へと向かうだろう。
祭りに向けて浮足立つ村の景色を注意深く見ると、至る所に狼のモチーフが飾ってあるのに気づく。
――あれが噂に聞く『金狼』か。
甍の波を眺めた視線の奥にそびえるは月狼山。
狼の咆哮が如くに見えるその頂を仰ぎ、目を細める。
――湯治のためにここに来たのは本当だ。
だが、目的はもう一つ。
この村でなら、果たせるかもしれない……
――そんな僅かばかりの"期待"を、決して誰にも気づかれないように。
まずは当面の宿を訪ねて、よたよたと歩を進めた。］
青年 ヨアヒム が村を出ました。
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
ヨアヒムさん、ご家族全員……
大変な中ご連絡ありがとうございます、
皆様が無事回復されますように。
司書 クララ
［図書室へ行く道すがら。いつものように賑やかな宿。いつだって傍にあるのに、それはどこか遠い世界のようで。］
私も、一歩前へ出られたなら。
［時々みんなが羨ましくなる。それは"誰か"が願っている夢とは相対するもの。
もっと認められたい、もっと光を浴びたい。
美しい金狼。麗しい伝承。そんな何かに憧れて。
私はこの村へ来たのだから。］*
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
村建て様本当申し訳ございません！
現在別ブラウザにて閲覧出来ない為
手段確保次第すぐ確認します！
そもそも宿辿り着けるかどうかなので、
何も言わず宿以外でロル回せば良かったですね。
ここ配慮が足らず本当申し訳ございませんでした……。
どうしようやっちゃったな……
【見】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
リーザの冗談交じりで愛嬌たっぷりの言葉>>856に続いて、
祭りを楽しんでいるか>>857と聞かれれば、
]
……そうね、楽しんでる。
だって、この村は金狼様と、セイラ様の村、だもの……。
[
と、やはり言葉少なに。
『そうでなければ、この村は』
と後に続く言葉は頭の中に留まり、発することはなく。
リーザから続けざまに祭りのときに楽しめる村の食べ物のすすめを受けたなら、その元気さと勢いのよさに、目を白黒させながら。
村の空虚さ（己の空虚さ）とはなんだったのか、という思いと。
同時に、
ああ、この確かさこそ、金狼様が愛でられるものに違いない。（比べて私は……）
などと考えてしまう。
]
負傷兵 シモン
― 宿屋：談話室 ―
――すまない、部屋は空いているだろうか……
［宿屋の談話室は賑わっていて、何人かが入れ替わり立ち替わり、さて誰が居ただろう？
誰が居たとしても、その顔ぶれに妙な懐かしさ――それは郷愁、あるいはデジャヴ？――を感じた。
この時代はどこの村でも、同じような役割の者は同じような服をきて、同じように務めを果たしていた。
だから、どこの村に行っても、かつて出会ったよく似た誰かの面影が重ね合わさる瞬間がしばしばあるものだ。］
ここの温泉がよく効くと聞いて来たんだ。
この脚だとすぐ疲れちまう。
いい時期に来れて良かったよ。
そうだ、暖炉を借りても？
［首尾よく部屋の鍵を貰えたなら、受付に礼を言って、談話室の大きな暖炉の前に腰を落とした。両手足を暖炉の方へ投げ出して、パチパチ燃える火でかじかむ手足を暖めた。］
ああ…… あったけえなあ……
羊飼い カタリナ
別にレーくんになら少しくらい色つけるよ。
ナイフしっかりした作りじゃん。
もっとふっかけてもいいんじゃないかなぁ？
［ 彼とは家も近く同じように両親のいない境遇
その上お婆さんをなくしたばかり…
彼のことを弟分と言えるほどではないけれど
村にいる間はなんだかんだと目をかけて
狩りなども一緒に行っていた。
裕福でないのは勿論知っていたから
少しばかり手助けを…と思ったときもあるけれど
どこぞのKUZUではないのだから
多分そういうことは望まない。
なので、代わりに仕事を多く振ることにした。
新調するナイフは常に彼の黒曜石のものにしたし
冬の間の羊の世話を頼むこともあった。 ］
羊飼い カタリナ
ねえ、レーくん護衛とかする気ない？
雪森の村の先の森を越えたいんだけどさ、
あそこ野犬がいてさ…
［ そう言って何度か村の外にも誘うこともあったか。
それを受けてくれたかどうかはわからないが。
少しだけれーくんと外の世界を歩いてみたかった ］
いつの間にか男の子から男の人になる…か
［ 日々逞しくなる背を見つめ、そっと呟く。
小さかった少年の背はやがて私を超えて
大人の階段を駆け上る。
気がつけばその背を頼りにしている私の心
ちょっと悔しくて、同時に晴れやかに ］**
【見】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
それは、リーザだけでなく、彼女が話していた人たちにも思うこと。
何年か前からこの村を訪れるようになり、今ではまるでこの村がどこか故郷であるかのようにさえ見える親しさの。
草色の旅装束と長い髪が目立つ、ニコラスという人。
ここを出て彼方へ、と虚ろに思う私と真逆に、
遥か遠くから、此方へやってくる人。
それに、羊たちとともに湖を渡り、
此度また、帰ってきた、カタリナ。
二人とも、村を出ていき、生きていける人。
そして二人とも、金狼様に選ばれるのに相応しい人、なのだろう。。。
]**
羊飼い カタリナ
少しだけ思うの…私はほらこういう仕事だから
村にいる時間は限られる。
でももこもこはずっと村を巡ってくれる。
シルキーの手で。
なら、私の欠片も村に残っていられてるのかなって
［ 彼女と違って、私はきっとこの平穏に染まるような
人生は歩めない。けれどその代わりにこの子が
私の欠片たる羊毛を結びつけてくれている。
平穏の中に微かにでも私の欠片がある。
そう思えば、なんだか元気が湧いてくるのだ。 ］
じゃあねシルキー また秋に
〝行ってきます！〟
［ いつものようにそう告げて、私はあるき出す。
季節が巡りまたこの平穏に会う日まで ］**
【見】 【独】 情報屋 アリスバック
/*
んーーーーーむずかしいね
三日月みたいにプロ10000ptとかいう仕様があればよかったのかもしれないけど
というかどうして多弁のひとは多弁なんだろう たべんのひとのうでをたべたい
パン屋 オットー
[3年前に倒れていた彼女が、何処で何をしていたかは知らないし探る気もない>>580。
ただ辛いことなら忘れられるよう、特別扱いをせず、可能な限り日常を過ごせるように接するのが自分なりの気遣いだった。
だからすっかり怪我が治り、薬草を育て始めた頃に薬草クッキーを焼いてみたいとフリーデルさんの元へ訪ねた気がする。
そのフリーデルさんを一番最初に見つけたのがカタリナだ>>847。
何か思うことがあるのだろう、対照的な一幕については、ちらりと様子を見るに留めるだけ。
助けを求められればその限りではないが、口を挟まずに見守るつもりだった。
それでも向けられる視線に気付けば、少しだけ笑って>>848。]
……ブリオッシュならあるよ。
ほら。
[他のものが良いなら取り替えるつもりで、持ってきた籠の中から取り出してみせる。]
パン屋 オットー
今年も無事に帰ってきてくれてくれたからね。
パンでも、ケーキでも。後で好きなものを作ってあげる。
[そう付け加えるのは、恒例行事だった。*]
【見】 楽天家 ゲルト
― 回想:在りし日の一幕―
むにゃ、ふぁーあ……まだ眠いよ、ニコラス……。
大丈夫、神様も僕らが健やかに育つ為に
寝ることは赦してくれるよ……。
ほら、たしか聖書にもあったでしょ。
100匹の羊を飼っている羊飼いが居たとして
その中の1匹の羊が迷子になったのなら、
他の99匹を置いてでも1匹を探すように、
神様にとって僕らはその迷子の1匹の羊ぐらいに
大切な存在だって。
[日曜の朝、ニコラスに引っ張られながら>>639>>732
引っ張られていない方の手で瞼をこすり、
そう緩やかに抵抗を試みる。
尤もこの例え話の場合、
教会に居ない迷子の羊を探しに来たのが
ニコラスになってしまうので不適当なのだが、
眠い頭では気がついていなかった。]
【見】 情報屋 アリスバック
[それは、土産物を買いに来た客のひとりにセイラ様印の温泉卵を売りつけて、
立ち去る姿に手を振って。
何とはなしに広場のあっちこっちを見ていた時だった。
船着き場のある方角から、なんともまあ、
襤褸を身にまとったとしか言いようがない人がやって来たのに気付いたのだ。>>908
顔見知りの村人でなければ、ただの観光客とも違う雰囲気だ。わあ。
旅商人をやりながら各地を巡る道すがら、
あの人のような雰囲気の人をこの目で見てきたことならある。
大きな戦いに身を投じて、傷つきすぎてしまった人。
そのような人に、狼月の村の温泉はいいですよ！ という情報を、
無償で提供したこともあったけど、あの人とは初対面だなあ……]
負傷兵 シモン
［ところで、暖炉の前で地べたに座り込むボロを着た隻脚の男と言うのは、傍目には如何に映るものなのか。それはもはや言うまでもなくであるが、如何に思われようとも今の男には正直どうでも良かった。
かじかむ指がほぐれたなら、荷袋を開いてガサゴソと。
取り出したるは、
両腕いっぱいに抱えた大量の葉っぱや麻の布切れ。
どれもなにやらびっしりと文字を書き記してある。
それらを暖炉の火に惜しげもなく投げ込んで、パチパチと燃える様を眺めているのだ。
焚べられたそれらは炎の中で灰色によじれ、うねり、踊りながら、真っ白に朽ちていく。
もしも誰かが焚べられる前のそれらを覗き見ることが出来たなら、そこに書かれた内容が、どれも誰かに当てた便りであることに気がつくだろう。
そしてその瞬間、じっと炎を見ていた顔がパッと振り向き、眼と眼を合わせてきてこう言うのだ］
【見】 情報屋 アリスバック
（あなたはここの温泉のことを知ってますかー！？）
[なんて心の中だけで叫んでいるうちに、
そのひとは宿屋へと足を進めていた。
覚束ない足取りながら確実に距離を縮めて]
おお、これならひとまず安心だなあ……。
レジーナさんとこだって猫の手を借りたいくらい忙しいだろうけど、
宿屋にはだいたいひとがいるもんなあ。
[いわゆる村の集会所みたいなものだ。
だからこそわたしも、村に帰ってくるたびに宿屋に立ち寄っては、
「ただいまー」と声をかけてはいるのだ]
天のお告げ（村建て人）
シルバー・メリー号へのご乗船、誠にありがとうございます。
辞退者さんがあられたため、現在14名村になりました。
（ゲルトさん、スノウ、ラヴィを除く、本参加者11名）
ウィキの編成の通りですと、人狼の人数が３→２に調整か、
その他の調整案の検討が必要になりそうです。
外でも村への募集をかけておりますが、
もし、見物人さんの中に、本参加あるいは初回吊られ役への
スライドが可能な方がいらしたら、
村建てにDMでご連絡いただけましたら、幸いです。
リアル事情もあられると思いますので、勿論ご無理なくで大丈夫です。
ご検討を、よろしくお願いいたします。
【見】 情報屋 アリスバック
[今年は「ただいまー」というついでに、宿屋の厨房にお土産と称して、
新鮮なキノコと、秋に収穫できるという珍しいタケノコを置いていった。
わたしは料理もうまくできないので、
これはやっぱり美味しく調理ができる人のところに置いとくべきだな！ って思ってね！*]
パン屋 オットー
ーー村内/回想：旅人とーー
[当然店を営んでいるので、宿に卸している以外にも店内に並んでいる。
宿に卸してるものと違い、定期的に焼きたてを出しているのも店に来る醍醐味ーーだと思っている。
ちょっと広く取られたスペースもあり、机と椅子も置いてあるから買ったらその場で食べられる。
運が良ければお茶もついてくるかもしれない。
ただの気まぐれなので持ち上げられても何も出ない。
アンテナを張られるような大層な人物ではないはずなんだ>>726。
そんなに気にかけてもらえるのはちょっとだけ照れ臭さい。]
そうだなぁ……。
ベルリーナ・ラントブロートとかいい出来だと思うよ。
[ちょうど焼き立てのタイミングで来たのなら>>727、味見と称して焼き立てを1つタダで渡したりもしただろう。
なんせ気持ちいいぐらいの食べっぷりなので、ついつい渡してしまうのだ。]
パン屋 オットー
[ただ、見た目に合わず量を食べる相手を不思議に思って尋ねたら、帰ってきた返事に]
なんか、冬眠前の動物みたいだね。
……修行でどうにかなるものじゃないと思う。
[と、僕にしては真っ当な感想を漏らした。
でもそれを聞いてからは、カロリーの高そうなものがいいのかな？と用意してみたり。
ちなみにその中にクルミやナッツを混ぜたパンもあったりする。
尋問したら『齧歯類みたいにナッツ好きかなと思って』とわかりやすく目を逸らしながら白状したことだろう。*]
負傷兵 シモン
― 談話室：雲間燻らす蜘蛛の糸 ―
［すべての葉書が白い灰になったなら、すっかりスッキリした顔をして立ち上がる。
まだ談話室にはハーブティーを飲もうとしていた青年>>731は居ただろうか］
ああすまんすまん、邪魔したな。
今のはあれだ、儀式みたいなもんだ。
――せめて煙だけでも届いてほしい、なんて。
この村の人？いいね。ここは面白そうな所だ。
知ってるか？この世には自分に似た顔が3人は居るらしい。
俺は君によく似た顔の奴らを何人か見てきた。
皆良い奴だったが、皆同じように居なくなってしまった……。
それがあいつらの『役割』だったのかもしれないな……
［そんな話をしたものだから、病弱な青年も気になって、彼が見た夢の話を打ち明けてくれただろう。］
負傷兵 シモン
人狼ッ！？
君、そ、それは本当か？
本当に"人狼が来てくれる"のかッ！？
［思わず肩を掴んで揺さぶって、我に返って手を離す。］
あっとと、すまん、つい……
ただ、そうか。そうか…なるほど……
［青年のそばから一歩下がったなら、手を口元に当て、視線は床や壁や天井に揺れ、落ち着きなく歩き回る。
そのアイスブルーの瞳は、先程暖炉の火を眺めて居た虚ろではなく、明らかに生き生きと鋭く、光が宿っていた。］
君！教えてくれてありがとう！
俺はシモン！お互い頑張ろう！！
［互いの名前を聞けたなら、荷物をまとめてきびすを返し、忙しなくおぼつかない足取りで談話室を出ていった。］
負傷兵 シモン
そうか… そうか… そうか…！！
［1階に取った自室に向かう。その顔には隠しきれない笑みが浮かんでいた。］
叶う…叶うぞ…！
8年間狂う程に祈り続けた悲願が……！
［部屋に入るなりベッドに寝転んだなら、もう堪えきれなくなって笑い声が出た。］
ハハハハハ！アハハハハハハハハハ！
［ああ、なんと愉快なことだろう！
【見】 デザイナー ラートリー
[ 私の家はレジーナ伯母さんの宿のすぐ近くにある。
ヘンドリクス家は、何代も前から狼月村に住んでいて
私も例外なく、ここで生まれも育っている。
ので、村民の人、宿屋によく訪れる人とは
大体顔見知りで、交流もあっただろう。
宿で手伝いを始めたのは、単に伯母さんの宿が
繁盛してきたからであり、特に女将になりたいと
思っている訳では無い。
まず、レジーナ伯母さんの敏腕っぷりに
適う気がしないのと、まだ数十年は元気だろうから。
あんなに美味しい宿の料理だって
当たり前に出るから感覚が麻痺しているだけで
普通に食べられるだけで恵まれている、
幸福だというのに。
伯母さんはずっと独身を貫いているのかって？
さあ、どうかしら。
お眼鏡に叶う相手がいればもしくは──？
まあでも、お尻を叩いて敷いてきそうなのは
事実でしょうし、並の男では相手にならなさそう。
色々な意味で強いから。]
【見】 デザイナー ラートリー
[ この時代、紙は実は貴重なもので
子供時代に描き始めた頃は
最初は切れ端だけで我慢していたけど
何度もおねだりし、切れ端が無くなれば
次第には柱や壁に描き出していた。
当然親にはすごい剣幕で叱られ、
落書きされるくらいなら、と
貴重な紙を用意して貰えたのだった。
今思うと、本当に贅沢出来ていたのだと思う。
同時に、それなら絵を描く仕事につくんだ、と
口酸っぱく言われ続けたけれど。
……まあ、絵だけで食べていくのは
現実問題、難しいのは事実だけどね。
いつかは立派な画家になれれば良いのだけど。]
【見】 デザイナー ラートリー
─教会に飾られた絵─
[ 教会には昔からよく遊びに行っていた。
特に信心深いという程でも無いけれど
教会の神秘的な雰囲気が、
讃美歌や、パイプオルガンを聴くのが好きだった。
ジムゾンさんの先代から通っていたので
過去には先代神父、更には就任したばかりの
今より若いジムゾンさんの絵も描いたことがある。
「すごいな」と褒められたのが嬉しくて>>650
すぐに懐き、多くの絵をプレゼントしたのもある。]
「神父様も何か描いて！」
[ と、頼み込んだこともあった。
そして描いてもらえた品は…………
猫のようだが、これを猫と言っていいのか
でも猫と言わないと呪われそうな
ねこのようなもので
「すごい……」と引きつった顔のまま
何と言うべきか悩み、言葉を選んだ記憶は消えない。]
【見】 デザイナー ラートリー
[ シンプルな感想でも、何であれ
ジムゾンさんに褒めて貰えるのが嬉しかった>>652。
だから調子に乗って、何枚も描いては押し付け
時には子供向けのミサ用の絵を用意し、
リクエストを募り、教会に絵が増えていった。
風景画だけでなくジムゾンさん
シスターのフリーデル、
教会に住んでいるペーター
良く訪れるニコラスさんの絵なども描いた。
他にも、訪れた人の絵を描いたかもしれない。
私の知っている教会に、徐々に人が増えていって、
その人達が優しい人達ばかりだから
皆のことがどんどん好きになっていって
オフシーズンの時や宿屋が暇な時は
教会のお手伝いにもよく行っていた。]
【見】 デザイナー ラートリー
[ 教会は神の家────。
ジムゾンさんの言葉、祈りを捧げる姿を
思い出す。>>653
気さくで砕けた普段とは少し違う、神父らしい姿。
この村は金狼の御業で成り立ち、
私達村民を見守ってくれている。
この村で生まれ育った私は、勿論知っていて
金狼様、セイラ様の絵を描かなかったのも
畏れ多くて、私のような半人前が描くのはどうか、と
今まで描いたことは無かったほどだ。
もう少し大人になり、満足のいく絵を
描けるようになれば、一度挑戦してみても良いかも、
と心に刻み込んだ。**]
【見】 【独】 デザイナー ラートリー
/*
紙まだ貴重な時代だった大量に絵描きまくっててごめんなさい……（という補足）
部屋割りって何のことかと思ったら
火狐ではリンク見えてなくて後で気づいた……
【見】 【独】 デザイナー ラートリー
/*
今の間に喉嗄れそうな人に投げておきたいけど……申告制になるかもってあるから投げない方がいいのかな……
【見】 楽天家 ゲルト
―レジーナの宿/談話室―
[時は戻り、
談話室にてカタリナの話を聞いている頃>>780
彼女の語る旅の情景を思い浮かべる。
肥沃な牧草地に隣り合う海、
潮風が優しく海から陸へと駆け抜ける中を
羊たちを先導する、深紅の布を首に巻いた女性の姿
……少なくとも僕の中ではそんな情景を
想像していた時にニコラスが加わり、
お土産の話に花が咲いた>>780>>800]
へえ、護りの貝殻なんて呼び方まであるのだね。
[別々の場所を見て回った二人がお守りというのだから、
村の外では貝殻のペンダントはメジャーなのだろう。
二人のおかげでまた一つ村の外の世界の知識が増えた。
そして二人との会話が楽しくて、
これまでの緊張や不安も解れていた。]
【見】 楽天家 ゲルト
人狼が現れるという以外に？
[それ以外に何か話していなかったのかと問われて>>784
そう訊き返しながら話すべき内容を整理する。
別の何千何万という村の世界線で～>>#20とか、
正直何を言われたのか分からない。
夜に輝く空の星々が動いて、
僕らの大地の周りを巡っているというのに
世界が幾つもあったら
星が巡らなくなってしまうじゃんとも思う。
自身の存在については此方の理解が及ばないことを察して
神と似た存在だと言い換えてくれたのだから>>#19
こちらについても言い換えてほしかった。]
これは予言だけど、助かる機会を与えるって。
予言を伝えることが村を救うことに繋がるって言ったよ。
[予言の内容の中から、
僕でも理解出来た部分を伝える>>#21]
【独】 少年 ペーター
/*うみねこs(ryフリーデルは調整とか考えたりで手を取られてるのやもしれない
無理はしないでいてほしいあれやそれ…！
出遅れたとしてもえぐい壁作って帰ってくるからその点はうみねこさんあまり心配にならないのだけど()
なんなら出遅れ云々の心配は人の事言えない(真顔
少女 リーザ
［……と、叫んだのだった。
誰がやったのかって？
そんなのレジーナに聞かずともわかる。
今やペーターの保護者とも言える神父、
ジムゾンだろう。
その時から、リーザは密かに復讐の機会を窺っている。
神父の寝顔を
とびっきり間抜けなものにしてやるんだ、と。］*
少女 リーザ
── 村内:回想・ルージュ ──
［楽しめていたのならよかった。>>911
もしかするとルージュは
感情をあまり表情に出さない人
あるいは出せない人なのかもしれない、と思った。
金狼様とセイラ様の名前を聞けば嬉しそうに
目を輝かせながら口を開く。］
ね、ね、金狼様とセイラ様って
すごくロマンチックだと思わない？
私すっごく憧れてるんだぁ〜♪
［選ばれ者って憧れるよね。
彼女の抱えたものには気付けずに>>917
無邪気な姿を晒すのだった。
そうして他愛もない会話をした後
レジーナに呼ばれたリーザは
ルージュに"またねー！"と笑顔で手を振って
その場を後にしたのだったか。］*
少女 リーザ
── 閑話・シモンさん ──
［この宿では基本的に
新規のお客様にはレジーナが対応をする。>>912
なぜならレジーナはここの女将だから。
自分以外には任せられないとか
失礼がないか不安だからとかそういうことではなく
レジーナなりのおもてなしなのだと聞いたことがある。
だからシモンがここへ訪れた時、
最初に気づいた従業員が
素早くレジーナを呼びに行ったはずだ。
部屋だって、1階の部屋を希望される前に>>935
手元に1階の鍵を用意して。
もちろん受付の後は他の従業員も接客する。
特にこの忙しい時期はレジーナの姿を見ることすら
貴重だったりするのかも。］*
ならず者 ディーター
─ 村内・レジーナの宿 食堂 ─
［わからないよ？と言われて>>903、それはそうだ、と思う。
ただ、それはそうだ、とは思うけれど、同時に毎年こうじゃなかったか？とも思う。
尤も、一年を通してずっと酔っているような男の頭では、到底当てにもならないが。
オットーの言うことに裏はない。
そう、長い付き合いだからそれがわかる──というよりは、もしオットーの言葉に裏があったとしても、男はそう考えただろう。いちいち、裏があるないだの考えても、それが役に立つ瞬間なんて、せいぜい騙しに来た相手を防ぐときぐらいだ。──と、思っている。］
ならず者 ディーター
────。
［違った？と言われて>>904、何か言おうと口を開いて──閉じて。顔には、違わないです、と書いてあっただろう。
いや、全く働いていないわけではないのだ。
保管庫に所蔵されている大事な議事録等の、擦り切れた文字の修正とかね。
そういえば、今年はまだやっていないんじゃなかっただろうか。
──いや、今行くな。間違いなく、大事な議事録たちがオレのゲロ塗れになる。］
ならず者 ディーター
［言わんこっちゃない、と言われて>>905、小さく呻き声を返す。
少しは反省したら？と言われて、うーんという顔をする。何を反省すればいいのだろう。
ああ、つまみなしで飲んでたこととかだろうか。空きっ腹に酒は確かに良くないな。］
物騒なこと言うなよ…。
［オットーに言われて、思わず首を竦める。
そのまま、酒瓶を持って食堂を出ようとした──ところで、カタリナがやって来た。］
ならず者 ディーター
［開口一番に「おさけくさーい！」と言われて>>823、思わず自分の口臭を確認した。うわ、くさっ！と思ったのは心の中だけにと留めておくこととする。］
おかえり、カタリナ。
……それ、ほぼダメって言ってるぞ。
［オットーが世話を焼いてくれたおかげで、多少マシにはなっているが、それでもまあ良くない顔色に、少し引きつった笑みが浮かぶ。
会う人みんな言うやん。それはそう。──と、思っていたら、手際よく取り分けられたチーズが乗った皿を渡されて。］
ならず者 ディーター
お、悪いなあ！
［と言って、ニコニコ笑いながら皿を受け取る。
チーズと酒は合う！後でオットーの店でバケットを買おう。
カタリナに上等なチーズを渡されれば、「今年もいい出来だ」なんて言いながら、頭の中が完全に酒一色になる。
だから、たぶんほどほどに、と言われたのも聞こえておらず、おー、なんて気の無い適当な相槌を返した。］
じゃ、オレはこれで。
［そう言って酒瓶(なぜか本数が増えている)と、カタリナから分けられたチーズを持って、食堂を後にする。オットーが酒飲み用ラインナップを口にするのを聞いていれば、それでいこう！なんて指を鳴らしたかもしれないが、オットーがその話をする前には、食堂を後にした。**］
【見】 楽天家 ゲルト
ごごごごご、ごめん。
[泣きそうな声を挙げられる>>910ことは
想定していなかったので、
クララの表情に僕は大慌てだった。]
僕も半信半疑というか、
夢であってほしいと思っているよ。
けど、本当だとしたら大変だし、
正夢になるのなら尚の事、
予言を伝えることで回避出来るかもしれないわけだし……
その……
[言い訳じみているのは自覚しているので、
だんだんと話す声量が小さくなっていく。]
その、怖がらせてしまってごめん。
[深々と頭を下げてみせた後に、
機嫌を直してもらうために
今度保管庫の整理手伝うよとか、
おすすめの本はとか、色々言ったし、聞いた気がする。
果たしてそれで機嫌を直してくれたかは
分からないけれど。]
【見】 楽天家 ゲルト
―レジーナの宿/談話室―
はあ……。
何かを伝えるというのは中々難しいね。
[談話室の椅子に再び腰かけて先ほどの失態を思い出す。
いつもありありとその光景が浮かぶ説明をしてくれていた
カタリナとニコラスの凄さをようやく理解出来た気持ちだ。]
そういえばフリーデルさんが淹れてくれたハーブティー、
まだ飲めていないや>>695
[もうすっかり冷めてしまったけど、
猫舌なので却って飲みやすくなったと気持ちを切り替えて今度こそカップへと手を伸ばす。
まさにその瞬間だった。
暖炉の前に座り込んでいた男がおもむろに荷袋から葉や麻をくべ始めたのは>>926
あまりに予期せぬ状況に、
ただ唖然としてその様子を見ていた。
誰か彼に話しかけに行っていた気がないでもないが、
固まっていたのでよく覚えていない。]
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
箱前にずっといるのにこの発言数だから、
やっぱり遅筆というか出力が遅い……。
もっと早くてきぱきとロル書ければいいのだけれども。
*/
少女 リーザ
── 村内:村の北側、自宅 ──
［掃除を終え、次から次へと届く荷物に
ひと段落ついた頃。
レジーナに買い出しを頼まれたタイミングで、
ニコラスとカタリナにもらった羽と木彫りの天使を
自室へ置きにきたのだった。
家族は皆外出しているようで
家には誰も残っていない。］
〜〜〜♪
［口ずさむはこの村で歌われ続けてきた狼月祭の歌。
上機嫌なのはお土産をもらったからか。
羽はグラスの中に立てて、
木彫りの天使と一緒に窓際へ置いた。
それを眺めてはふにゃりと笑う。
何度か顔を溶けさせた後
歌いながら広場へ向けて歩き出した。］**
【秘】 旅人 ニコラス > 【ガーディアン】 スノウ
/*ヨアヒムさんが都合により参加できなくなったことについて。
「急な事情で、他の村人（NPCや見物人）と一緒に村の外に出ることになった」
（ただし事情には言及しない）
と軽く一言触れた方が、縁故投げた自分としては落ち着くと思いましたので、落としていいでしょうか。
知り合いがいきなりいなくなったのに何も言わないのも、ニコラスPCとして不自然な気がしまして。
でもヨアヒムさんPLPCの行動を本人の意思と関係なく場所で確定する意味もあるので、”それは止めて欲しい”等言われましたら、指示に従います。
【独】 旅人 ニコラス
/*ログは隅々までよく確認しましょう。
特に寝起きの血圧が下がった頭でいろいろ考えるもんじゃないね。
変な失敗をするから。
反省した。次は気をつける。
【秘】 旅人 ニコラス > 【ガーディアン】 スノウ
/*エルナさんに関してひとつ。
ログが大量にあって困っているなら、
とりあえずゲームにログイン、狼月の村にPL②として入村する（できたら設定も落とす）
→ゲルト（いつどこで聞いたかは特定しなくてもいいかも）のところへ行き、予言を聞いたことにする。
（クララさんやシモンさんのように）
と思いつきました。
でもこの提案をメモに書いても、ログに紛れて伝わらない気しかしません。
可能なら村建てさんの方で伝えられますか？ と思いついたのですが、できますか？
いちいちお節介ですいません。
【独】 少年 ペーター
/*
実はずっと起きてる()
寝ちゃうとロル書き意欲湧いてる今のこれがリセットされそうなのと夜まで書く暇がないから寝る訳にはいかんで…
えらい時間かかってるのは途中夜食挟んだせいですゆるして(真顔
少年 ペーター
ー 広場 ー
[さて、僕はあれから予定通り広場に来ていた。
クララとは図書館で別れた。
人が多い所はちょっと…な感じらしい>>845
まぁね、予想は出来たから
広場一緒に行く？って僕からは言わなかったんだけどね。
だから今は僕1人。
出てくる前に頼まれた買い出しはちゃんと覚えてるよ
「一回この図書館色々調べてもらったら？」
そんな事も言い残してきた。
だって、オバケ出るらしいとか
奥の扉から変な声が聞こえてくるとか言うからさ？
オバケならまだいいよ？(怖いかもだけど)
もし、もしね？
勝手にナニカが住んでるとかだと大変じゃん？
あの図書館の造り的に潜みやすい環境してると思うし
調べてもらうのもありじゃない？ってね。]
少年 ペーター
[そういう訳で、広場に来ている僕は
頼まれた物を探し……てはいない、まだ。
いやいやサボってるんじゃないぞ？
忘れてないし後でちゃんと探して買うし！
じゃあ今は何をしてるのか
あれだよ、劇ってやつを見てるんだ。]
少年 ペーター
[金狼様とセイラ様の伝説
それを元にして、演じたりしてるんだって。伝説って？ ああ！
……じゃなくて、この村で伝わる伝説ね。
母さんから伝説については聞かされてたから
どういう話なのかは知ってたけど
それでも毎回、祭りの度に見に来ちゃうんだ。
金狼様とセイラ様…つまり、狼と人間がね
そうして共存出来てたんだとするなら
僕達だって、ずっと仲良く暮らせるはずだよねって
この劇が伝えたい事とは違うかもしれないけど
初めて劇を見た当時はんこーき中だった僕はそう思って
それ以来、ずっと見に来るようになった。
村の人向けってより、外から来た人向けだったり
伝説を忘れないようにする為の劇だろうから
僕みたいな奴は珍しいかもしれないけど。]
少年 ペーター
(でも、還りたがってるなら
返してあげたら あげたらいいのに)
[守り神、と言っても
不吉な事や災害の原因が本当にそれなんだとしたら
願い通りに還してあげるのがお互いの為では？
そんな事を僕は思ってしまう。
だって、還りたいのを引き止めてるんだから
いつかまた同じ事が起こって、お供えして鎮めて…
という流れが切れない気がするんだ。
お供えはもらっても結局還れてない訳だし。
なんでそこまでして引き止めちゃうんだろう？
でも、そうして来なかったからこそ
この村があるんだとも思うし
それで良かったのかも、ともちょっと考えしまう。]
少年 ペーター
[それだけ、この村と皆が好きだし
このまま一緒に暮らしていけたらなって
"はんこーき"を乗り越えて以来
ずっと、僕はそう思っているから。]
少年 ペーター
……あ、終わっちゃった
んーじゃあお使い済ませるかー
[ぼーっと考えながら見てたら劇が終わってた。
もったいない事しちゃったけど
また来年になれば見れるもんな！
そうしてケロッと切り替えた僕
漸く頼まれたお使いを済ませるべく出店を見渡す。
ん？お駄賃？
クララから必要…な量より多い気はするんだけど
とにかくもらってるから、そこは大丈夫。
もしクララから貰ってなかったとしても
普段から村の人の仕事手伝ったりした時にお駄賃貰えたりで僕もお金は一応持ってるからなんとかなったけどね！]
少年 ペーター
[そんな感じにお使いや会話をしつつ
お酒が出されてる店を見ると
うわ…って、なっちゃう。
いや、お酒はちょっと…
すごく苦い思い出が蘇るから、嫌というか。]
少年 ペーター
[なかなかに親切ぐいぐいだったけど
楽しかったからそこは感謝してる。
してるんだけども、問題はその後だ。
宿に戻って、お疲れ様〜となりつつ
リーザが頼んでくれた瓶に入った水>>755
僕もね、まだ子供だったからさ？
リーザも飲んでるから普通に水だと思って飲むじゃん？
そしたらね、リーザがあっという間に寝ちゃって
あれリーザ？？なんて思ってるうちに
僕は僕ですんごい頭がふわぁ…ってなってきて
周りの音もなんかもやもやしてよく聞き取れなくて
段々気持ち悪くもなってきちゃって
立ち上がれもせずべちょっとテーブルに凭れてダウン。
その後の事はあんまり覚えてないんだけど
ジムゾンさんが来て連れ帰ってくれたと後で聞いた>>843
ちょっと怒られたかもだけど、感謝はしたと思う
まだ"はんこーき"前だったから素直にね。
翌日になってもまだちょっと気持ち悪かったけど。]
少年 ペーター
[そんな事があったもんだから
それ以来お酒は二度と飲まないと子供ながら誓った
本当に気持ち悪くなったんだから仕方ない！
あ、でもリーザの事は好きだよ？
"はんこーき"だった僕が部屋に引き篭もるのやめて、村にまた出歩くようになってからも一緒に遊んでくれたりして
僕が捻くれ根暗にならずに済んだのって
リーザみたいに接してくれる子がいてくれたおかげもあると思うんだ。
おかげで、今となっては
用がなくても気が向けば宿に行って話したりするくらいの仲になった
大事な良きお姉さ…うーん、友達だね！
え？雑談しに行くとリーザがサボりと思われる？
大丈夫大丈夫、リーザなら許されるよ。他意はないよほんとだよ]
少年 ペーター
[……というかそう！ジムゾンさん！
"はんこーき"の時によく追いかけ回されたんだけど
なんでどこ行ってもすぐ見つかるの
いや、いやさ？
高い木に登って飛び降りてみようとしたりとか
隣の木に飛び乗ってみようとしたりとか
食べ物ちょっと拝借してみようとしたりとか
物に当たって殴ったり蹴ったりしたりとか
色々危なそうだったり良くないした僕も悪いけど
でもそういう事した時にどこにいてもきっちり見つけて追いかけてくるこの神父ヤバいでしょ！？
煩いなもう！って当時は思ってたけどそこは悪くない
それでも、嫌いにはならなかった
追いかけてくるの、良くない事した時だけだったし
ちゃんと見てくれてるんだなって
"はんこーき"なりに、それは感じてたから。]**
【独】 少年 ペーター
/*
まだ書き残しあるし書きたいんだけど
流石にこれ以上は寝ないと仕事で死ねるから一旦切り上げです
死ぬほど眠い(真顔
【見】 スタッフ シルキー
― レジーナの宿 ―
[レジーナは今忙しいのだろうか。
声をかけつつ入り口付近で待っていると
奥から出てきた誰かから声をかけられた。>>851]
あれっ、ニコラスさん！？
お久しぶり～！帰ってきてたんだ！
何事もなくて何より。
[マントに身を包んだ旅人の姿に
明るく手を振って応えた。
最後に姿を見たのはいつぶりになるだろうか。
秋冬にこの村に滞在しに来る彼の姿を見ると
もう今年もそんな季節だなあと実感する。]
あっ、そうなの……
じゃあ手を煩わせるのも悪いかな。
ありがとう。
ニコラスさんは暫くこの村にいるのよね？
お祭り、楽しんで行ってね～！
[とりあえずそのあたりに置いておこうか、と思ったが
元気の良いリーザの声が聞こえたので。>>860
宿から去っていくニコラスに軽く手を振って
リーザがやってくるのを待った。]
【見】 【削除】 スタッフ シルキー
はーい、ありがとうございました。
[毛玉の入った袋を
邪魔にならなさそうなところに置いて、
リーザから代金を受け取り、懐に収める。>>861]
………ふふっ。
そうそう、カタリナの所の羊。
貰った毛を洗って、紡ぎ車に巻き付けて、
私が折って綺麗な糸になるの。
あの子たちがいなかったらこの糸は出来ないし。
これから寒くなるからこのもふもふが活躍する季節。羊さまさまね。
[もふもふ、と嬉しそうに語るリーザに
ちょっとおかしくなってしまったが、
言わんとすることは察する。>>862
目を細めながら、このもふもふが
暖かい手袋やセーターになるのだ、と
少し誇らしげにリーザに語る。
仕事を褒めて貰えることはやっぱり嬉しいから。]
【見】 スタッフ シルキー
はーい、ありがとうございました。
[毛玉の入った袋を邪魔にならなさそうなところに置き、
リーザから代金を受け取り、懐に収める。>>861]
………ふふっ。
そうそう、カタリナの所の羊。
貰った毛を洗って、紡ぎ車に巻き付けて織って、
それでこうして綺麗な糸になるの。
あの子たちがいなかったらこの糸は出来ないし。
これから寒くなるからこのもふもふが活躍する季節。羊さまさまね。
[もふもふ、と嬉しそうに語るリーザに
ちょっとおかしくなってしまったが、
言わんとすることは察する。
目を細めながら、このもふもふが
暖かい手袋やセーターになるのだ、と
少し誇らしげにリーザに語る。
仕事を褒めて貰えることはやっぱり嬉しいから。]
【見】 スタッフ シルキー
糸が余ったらリーザにもちょっとあげようか？
もし何か編みたいなら教えてあげるわよ。
[紡いだ糸を人に売った後、
余れば個人的に何かを作ることもある。
編んで手袋にしたり、キッチンラグにしたり。
彼女が編み物をするかどうかは分からないけれど。
もし興味があるなら、とそんな申し出をしてみた。**]
羊飼い カタリナ
─ レジーナの宿・食堂 ─
おー ポン・デ・ケージョ！
なるほど！ わかんない！
［ 突っ伏したまま顔と手だけあげて降参ポーズ。
いつ聞いてもオットーさんが話してくれる
料理の名前は呪文にしか思えない。>>921
あ、グリューワインってのきっとはお酒だ。
だってワインとか言ってるし。
でも、チーズを喜んでくれてるのはわかる。
普段は殆ど表情を変えないオットーさん
でも、食に関しては多彩な顔を見せてくれる。
他の人みたいに大きくは変わらないけれど
端正な顔が仄かに彩りを魅せる様は純粋に
綺麗だと思った。
大丈夫、チーズは手塩にかけて育てた私の羊、
そして街一番の職人さんに加工してもらったもの
きっとオットーさんのお眼鏡に叶うはずだ。］
羊飼い カタリナ
んーオットーさんのおすすめなら心配ないよ
ほら、シェフのオススメ☆ っていうの
［ 差し出されるパンにお行儀悪く手を伸ばし>>922
そのまま口に咥え込む。
バターの香りがふわっと広がり、
次いで柔らかい口当たりが心地よい。
満足気に頷けば口元からはみ出したパンの端が
ぴこぴこと上下していただろう。］
オットーさんのその言葉を聞くと
あー、帰ってきたって思って肩の力抜けちゃうよ。
［ 恒例の言葉を言われる前から>>923
すでにぐっでぐでの姿を晒してどの口が言うか？
この口が言うのだと伸びながら傍らに酒でもあれば
早速かけつけ一杯ひっかけてもいただろう。
残念ながら知らぬ間に酒瓶がなくなっていて>>955
そこまでの堕落した姿は見せることはなかったが ］
羊飼い カタリナ
好きなもの…んー…じゃあケーキ作ってくださいな。
ふわっふわのおおきなやつ。
それでいつも頑張ってる宿の人たちにも
振る舞ってあげてくださいな？
レジーナさんに、ラーちゃん、それにリーザ！
疲れた時には甘いものが良いでしょう？
［ なぜ？ 宿の人達？
さあ？ なんででしょう？>>751
ここが宿屋だからじゃないかな？ とくすりと笑う。
でもね、ごめんなさい。オットーさん。
私は心のなかでいつも彼に謝っている。
オットーさんが腕によりかけて作ってくれる
パンやケーキ…いや、彼のものだけじゃない。
どんな人のどんな料理も、私には全く同じ。
味を感じることがないのだ。
匂いはわかるから記憶をたどり想像はできる。
熱や食感もわかるから、料理の細やかな配慮…
そのパンがとても柔らかく、
生地がなめらかなのかはわかる。
でも、彼の力、パンの魅力の殆どを
私は知ることができない。
周りの様子に合わせて美味しそうに食べてるだけ。
だから、食に愛着を持つ様や>921
こうやって毎年投げかけてくれる言葉の思いが
いつも私の胸をチクリと刺してくる ］**
羊飼い カタリナ
─ 広場 ─
［ それからしばらく食堂ぐだぐだしながら
旅の話なんかを聞かせたの後、荷物を置きに
自宅へと向かう。
途中祭りで賑わう広場を通り過ぎようとした時に
威勢のいい声を耳にして目を向けると
見知った顔を見かけただろうか？>>777>>967 ］
あれ、ぺーくんお使いの途中？
神父様は教会にいらっしゃる？
捧げ物届けようかと思っていたのだけど…
［ 最初にぺーくんに声がけてから ］
お久しぶりアリス。貴女も戻っていたのね。
どう？ 今年の調子は？
ああ、この前売ってもらった地図助かったわ。
知らなかった道結構あって牧草地も見つけやすかった。
でも、一本崩落してるところがあって……
……なにそのいかがわしそうな箱？ 異国のオミ・クジ？？
大丈夫？ 金狼様に怒られたりしない？
［ 職種こそ異なるが、旅商人の彼女は私と同じように
春から夏に村を空ける。稀によその街で会うことも
あったかもしれない。 ］
羊飼い カタリナ
［ 面妖な箱を訝しげに眺めたり、やけにキモかわいく
目立つ金路様の木彫り>>788を手に取ったり。 ］
ぺーくんどう思う？ こういうの可愛いと思わない？
ほら、なーんとなくだけど
誰かさんに似てると思わない？
ちょっと生意気そうなとことか可愛くない？
［ ぺーくんの横に並べて
『買ったげようか？』なんて言いながら
茶目っ気混じりの笑みを口元に湛える。
なんだか造形が割とツボに入ってので
そのままの勢いで買い上げた。
『いる？』と聞いては見たけれど
多分そのまま懐に納めたかな？
欲しそうだったら勿論差し上げるけれど ］
教会戻るなら神父様によろしく言っておいて。
あ、荷物持ちしてくれるなら勿論歓迎するよ？
［ そんな言葉を残し広場を後にしただろう ］
羊飼い カタリナ
［ ぺーくんとの出会いは5年前
私のおじいちゃんが死んだ時だ。
交流の希薄だったおじいちゃんだから、
教会で営まれたお葬式で参列したのは
殆どが教会の関係者だった。
その中に神父様たちに混じり
見慣れぬ子どもの姿があった と思う。
冷たい雨が頬を叩く中おじいちゃんの眠る墓標から、
押し寄せる孤独を振り払うように頭を振り
群衆へ振り返る。
別に誰かに向けたわけではないのだけれど
その時の私の目はとても冷たいものだったとはずだ。
自覚もなかったし、あったとしても取り繕う余裕は
きっとなかったのだろうけれど
その見慣れぬ子が、親の事情で預けられた子だと
いうのを知ったのは>>651それから一年、
初めて一人で放牧を終えて帰村してからのこと。
ちょうど彼が反抗期を迎えた頃>>655
ぺーくんと初めて話をしたのもその時だろう ］**
【独】 少年 ペーター
/*
えぐぅねむい
ねたいが仕事
つらたん
まぁ起きてた私が悪いんだけどな(真顔
そんだけ今回は頑張りたい気概が強いのだ
いつも頑張ってないって事じゃないんだけどね！！
瘴狼希望して長生きも望むなら気合入れにゃいかんやん？
だからがんばりたい…
【独】 少年 ペーター
/*
こちらから関わりに行く構えだったけど
カタリナの方から投げてくれた…！
考えてた想定のまま回収出来そう、とても良きカタリナ天才(？
神父 ジムゾン
―― レジーナの宿 ――
[あれこれ所用を片付けて宿に到着すれば、
ヨアヒムは仕事を片付けてくれていたようで、
荷物はちゃんと届いていた。>>803
よし偉い、褒めて伸びるタイプ！
普段からそうすれば…というのは、
祭りの日に手伝いをしてくれた今日は言うのも野暮だ。
後で会ったときに、約束通り何か美味いものでも
奢ることにしよう。
あいつは買い出し組だから、
その後は暫く村を離れることになるだろうけれど。]
ん、なんか焦げ臭くないか？
[この宿は人の出入りが激しいが、
女将の管理も行き届き、リーザの仕事もあって、
日頃は綺麗なものだ。>>487
臭いの元を辿れば、何かを燃やしたような跡があった。>>933
この季節でも寒い日は寒い、
暖炉に火が入った室内はあたたかなものだ。
残っているのはただの灰。
何を燃やしたのかは分からない。]
神父 ジムゾン
[だから、話を聞き終えたなら、
まずはぽんと肩を叩く。]
話してくれてありがとうな。
そうさな、率直な所、
予言と夢の両方あると思う。
夢としても、そういうのは知識や直感が
何かしらの警告の形を取って現れることもある。
もし神の思し召しで御言葉が下されたなら、
はかり知れぬとしても、意味がある。
つまり――
危険があるなら、備えるに限る、
そういうことだよな。
[そう言った、実質的な話をした。
もし楽天家らしい顔をして、
おおげさだなあ、と話す様子があったなら、>>649
おう、そういうので頭抱えるのは
神様の使いっぱしりにぶん投げとけよ、
お前はそうしてろ――と
笑ったことだろう。]
神父 ジムゾン
[何かの危険があるときに、
感情よりも先に『どう動くか』を考えてしまうのは、
身体の奥底に叩き込まれた癖だった。
難しい顔で考え込むとしても、それは部屋を出て
一人になってからのこと。
それは以前村の外に出た際の経験か、
あるいは己の底の底にある、
『本当の自分』の経験か。
人狼、という存在のことは、話に聞いたことはある。
現実的な脅威であるという知識もあった。
――まずは祭りが終わったら、村の中見回って見るか。
何なら野犬でも入り込むこともあるかもしれねえし。
あるいは……
あるいは。
その先にある物は、今は心に留め、
ただ、その背にひやりと触れる、
半歩遅れてついてくる足音のような冷気を、
今は意識の下に抑え込んだ。]*
パン屋 オットー
そうだなぁ。
じゃあ、今度試作したら味見してよ。
いつになるかわからないけどね。
あ、これ作ってほしいってリクエストを言ってくれてもいいよ？
[事情を知らないからこそ、残酷にも聞こえる約束を交わそうとする。
まあただの口約束だ。効力なんてあるものではない。]
さて、そろそろお店の準備しないと。
じゃあね、カタリナ。ゆっくり旅の疲れを癒やして。
[そう言って席を立ち上がると扉の方へ。**]
天のお告げ（村建て人）
こんにちは。
シルバー・メリー号へのご乗船、誠にありがとうございます。
本参加者様への、お知らせです。
編成に関するアンケートを
青い鳥のDMの方でお送りしております。
お手数をおかけして大変申し訳ありませんが、
もしお時間的に可能でしたらでよいので、
お答えいただけましたら、幸いです。
(白い猫が深々ぺこり）
神父 ジムゾン
―― 村内回想 / ニコラスと ――
[ナントカとナントカというお茶については、
ああいうのって名前覚えるのややこしいから草は草、
という、大層雑な認識になる。
辛うじて名を覚えてるのはミントくらいだが、
あれは兵器だという知識はない。
あとは強いて言うなら猫草だ。]
いや、ほんと何でだろうな…？
前に作業してんの見て、
入り口辺りの花に真似して水かけてみたけど、
俺がやったら逆に枯れたわ。
あれはもう野菜の血でも流れてんじゃねえかと…
[首を傾げるより他にない。謎だ。
ともあれ、謎の茶はいつでも再現可能であったから、
頼まれたときは、喜んでまた淹れたものだった。
そういうときに、旅先の話を聞くのは
心楽しいものだったから。>>901]
神父 ジムゾン
[旅先の景色、人々や出来事の話。
語られる言葉に、旅の空気も感じられるようだった。]
同じものを見ても、違うことを思う。
見たものをよく心に留めた奴の話を
聞くのは楽しいもんだね。
神の愛――、名前か。
“ニコラス”
きっとその人も信心深いひとだったんだろうな。
[そのひとのことを語る言葉から窺える感情に、
目を細める。
確かその名は、弱者を助け、信仰の――…
成程、村の皆と交流し、教会に来る姿を見れば、
頷けるところがあった。
神父に向いている、と言われたなら、>>902
そう言われたのは初めてかもなあ、と
驚いた顔をしたけれど
（大体はこの不良神父が！ と年寄り連中に怒鳴られる）
そう言ってくれたことは、俺もありがたく頂戴しようと、
締めくくったものだった。]*
ならず者 ディーター
─ 村内/回想・リーザと二日酔い ─
［すぐさま小声になったリーザ>>948に、悪いな、とでも言うように片手を上げる。
二日酔いなんだ、と言えば「ほぇ…」と、恐らくわかっていないだろうな…といった感じの声が返ってくる。
まあ、彼女の歳では二日酔いなんてわからないだろう。
無駄に知恵を吹き込んで面白がるよりも、今は気分の悪さが勝っているため、「お酒を飲み過ぎるとなるんだよ」とは教えなかった。
もしかしたら、このあとレジーナに教えられたかもしれないが。
リーザがレジーナに教わって淹れてくれた頭痛に効くらしいハーブティを、その時は食堂で有り難く飲ませて頂いて。その後、普通に飲酒した。
たぶん、そんなやり取りも一度や二度じゃなかっただろう。*］
【独】 神父 ジムゾン
/*
フライング雑予想第二弾！
ニコラスは村側能力者かなあ
カタリナはどっち側もありそうな設定…？（味覚とか）
人狼騒動に関わりがあった人も何人かいそう
シモンは狼かなと最初思ったけど、狂人希望もありそう
ＰＣＰＬの違いの描写とてもすき
旅人 ニコラス
[図書室へ向かう途中、クララの言葉>>909が耳に届いた。
一瞬意味をとらえかねて、こっそり首を傾げる。
図書館での司書は、たくさんの本に囲まれて、いつも忙しそうに仕事をこなしていた>>909ように見えた。
狼月の村は伝承も多く、それに関する書籍も揃っているから、さぞやりがいのある仕事で毎日充実しているのだろうとばかり思い込んでいたのだ。
けれども、実情を知らない部外者が想像できないような何かを彼女が抱えているのか。はたまた仕事とは無関係の夢とか希望とかを抱いているのか。
詳細は分からないが、聞こえてしまった以上黙っているのも無粋だと思い、思い切って口を開く。]
大丈夫です。人は前に進みたいと願った瞬間に、変わることができます。
あとは、具体的にどこを目指すかをイメージし、自分を信じればいいと思います。
[クララがどんな反応を示すかは未知数であるが、自分の考えを述べた。]
旅人 ニコラス
遅くなってしまいましたが、お土産をお渡しします。
では、まずはこの箱に何も入ってないことを確認してください。
[図書室にあった約20センチ四方の空箱のふたを開けて、クララに向けて見せた後、”いいですか？”と問いかけてから閉じた。]
１、２、３。はいっ！
[掛け声と共に再びふたを開けると、全長10センチの赤い葉をしおりになるよう加工したものが入っていた。]
よかったらどうぞ。では僕はこれで失礼します。
[ぺこりと頭を下げて、図書室をあとにした。*]
旅人 ニコラス
― 村内/オットーと・回想 ―
さすがお勧めなだけありますね。とても美味しそうです。
ではまずベルリーナ・ラントブロート>>931を。
[オットーが作った焼きたてのパンは、みんな美味しそうに見えて、いつもどれにするか迷ってしまう。
そこへいい出来という前置きが付くと、一層期待が膨らむし、実際もっと味わって食べることができるから、とても不思議だ。]
えっ、今日もいいんですか？ ありがとうございます。ここのパンはいくつでも食べられるので、嬉しいです。
[焼きたてパンの味見は非常にありがたい。いつも好意は遠慮せずに受ける。
食べている間中、自分はきっととろけるような表情を浮かべている自覚があった。]
[自分の奇妙な食事習慣について言及したとき、オットーの感想>>932を耳にして、一瞬動きが止まった。]
旅人 ニコラス
考えたこともなかったけど、言われてみれば確かに。
なるほど、冬眠前の動物か。
[思い切り真顔で、こくりと頷く。言い得て妙とはまさにこのことだろう。
そのうち、オットーが用意してくれるパンはカロリーが高かったりクルミやナッツが混ざったりしたものになった。
気になってどうしてです？ と尋ねたら、『齧歯類みたいにナッツ好きかなと思って』と答えられたので、バレましたかーと照れくさそうに頭をかいた。]
各地を旅している以上、あまり食べ物に贅沢を言っていられない状況もあるので今まで黙っていました。
オットーさんが宿屋に持ってくる蜂蜜漬けナッツ>>442も、実は大好きなんです。
あれ美味しいですね。
[分かりやすく目をそらしたオットーの気を紛らわせようと、楽しそうな口調で告げた。**]
旅人 ニコラス
― 村内/レジーナの宿屋入口・回想 ―
ありがとうございます。
おかげさまで、怪我も病気もなく、またこちらへ戻ってこられました。
[あちこち放浪していると、どんな突発的事情が発生するかが分からない。
急な事故で体が動かなくなることも、自分以外の原因で足止めを食らうこともある。
それを思えば三年連続で狼月に戻ってこられたのは、幸運と言えるだろう。]
今日は村で一番忙しい日と言っても過言ではありません。
きっとジムゾンさんも、準備に追われて大変なはずです。
でも多忙はシルキーさんも同じですよね？ ここで時間を取ったら、あとの仕事に差しさわりがありますから。どういたしまして。
旅人 ニコラス
今年も、春になるまでお世話になる予定ですよ。
因みに、お祭りでは美味しい食べ物がたくさん出るのが一番の楽しみです。
[そんな話をしていると、遠くからリーザの返事>>860が聞こえてきた。]
どうやらリーザが気づいたようですね。良かったです。
では、僕はこれで。
[手を振るシルキー>>973へ応じてその場を去りかけたとき、リーザ>>861とすれ違った。]
はい、さっきぶり。
シルキーさんの呼びかけに気付いてくれて助かった。
僕では完全な対応ができないからね。
[改めてお疲れさまと言い残してから、二人の会話を邪魔しないよう移動した。*]
【見】 楽天家 ゲルト
[不安に飲み込まれそうなっていると
気さくな神父様の明るい声がした>>983
いつだったか神父様は、
自身は品行方正の反対側>>512だなんて
自嘲しているのを聞いたこともある気がするけど、
僕の体調の事を気遣って見守ってくれたり>>654
ハーブティーを振舞ってくれたりと>>870
優しい方なのを僕は知っている。
神父様がいるともう大丈夫だと安心できるのだ。
だから、
声を掛けてもらった時に体の震えは収まった気がする。
それから予言の話を伝え、助言をもらった。
真剣に取り合いつつも、相手が深刻に考え過ぎないように
相手の不安を取り払うことも忘れない神父様の姿勢に
異端審問を警戒していた過去の自分を恥じた>>390]
【見】 楽天家 ゲルト
ありがとう、ジムゾンさん。
[神様――厳密には神と似た存在だけど、
神様の予言に関する相談という
本来真っ先に相談するべき相手に
伝えずにいたことも咎めずに
的確な助言を授けてくれたことへの感謝を込めて
明るい声で伝える。]
はかり知れぬとしても、意味がある。
危険があるなら、備えるに限る。
本当にその通りですね。
話せてよかった。だいぶ楽になりました。
教会の懺悔室で話を聞いてもらう人の気持ちが分かった気がします。
今度利用してみてもいいですか。
[――なんて冗談っぽく聞けるぐらいには前向きになれた。
尤も、ジムゾンさんの場合は聞くだけではなく、
こうして的確なアドバイスをくれそうだから、
懺悔室というよりはカウンセリング室になっていそうな気もするけど]
シスター フリーデル
……そうですね。
神は時折、
残酷な試練をお与えになることも、あります。
けれど、試練とは乗り越えるためにあるもの。
そして、私達教会は、
そのお手伝いをするためにもあるのですから。
ゲルトさんや村を守る方法が、
きっとあるはずですわ。
[ だからどうか、一人で悩まないで。>>669
残酷な運命に苦しまないで。
思わずのように、願ってしまう。
そんな綺麗ごとなど、通用しない時があることを
よく知っているくせに。>>663 ］
シスター フリーデル
［ 心の深いところから響く、
嘲るような声を、必死に聴こえないふりをして。
彼からの感謝の言葉に>>686
どこかが痛むかのような表情を浮かべるのは
一瞬だけ。
眩暈でもしてたのか、
少し顔色が良くなさそうにも見えた気のするゲルトに
蜂蜜たっぷりのハーブティを淹れ>>670>>685
談話室を後にした。 ］*
ならず者 ディーター
─ 村内・→レジーナの宿 温泉 ─
おい、やめろ、レジーナ！
あ？パクってねぇよ、オレのだって！
［いやまあ、正確にはパクってますけどね。
瓶同士が軽くぶつかり合ってガチガチ言わせていた複数の酒瓶を、偶然鉢合わせた宿屋の女将から守るように抱えて、そのまま逃げるようにして、足早に温泉へ向かう。
男湯の脱衣所に入ると、適当に服を脱いで、おおざっぱに脱衣籠に放り込む。
酒瓶を傾けて中の酒を飲みながらそのまま入ろうとして、一度Uターンすると、湯着を纏って、酒瓶を置く(置く前にもう一回傾けた)。
桶に湯を組んで、身を清める最中。
ザブザブと顔を洗っている時に、ふと桶に汲んだ湯に映る自分と目が合った。
最初は「やべ、、髭整えないと」なんて思って自身の顎を触っていたが、右目の傷に目がいくと、完全に手を止めた。］
ならず者 ディーター
「ディーター！お前、また酒ばっかり飲みやがって。
ちったあ、仕事でもしたらどうなんだ」
うるせぇな、どこ行っても手は足りてるだろ。
「あーもー、お前。ちょっと図書館行って来い。」
は？
「保管庫の本、文字が擦り切れてるとことかあるから。
それ直して来い。一字一句覚えてんだからできるだろ。」
おい、勝手に決めんな。…おい！──クソッ。
ならず者 ディーター
［8歳のとき、村に畑を荒らす野犬がいた。
大人が困ると言っていたから、木の棒を片手に退治しに行って、見事に返り討ちに遭って泣きながら帰ってきた。
右目に作った傷は、その時のものだ。
オレが勇敢な戦士なら、きっと金狼様は村が何かあった時に選んでくださるに違いないと、そう勇んで行った、幼くて幼稚な思考回路。］
……なんだ、心を尽くすって。
［静かな湯場に、思いのほか自身の独り言が響いて、いっそう萎んだ気持ちになった。
アルコールが抜けると、気持ちがどんどん後ろを向く。
遠い昔の嘘か本当か分からない伝承に必死になった子供が、心許なさそうな顔で此方を見ている気がして、桶の中の湯をかき混ぜた。］
ならず者 ディーター
［お前は、きっと░▓▒▓█だからね。］
［それが大人の言う、子どもに言うことを聞かせるための嘘だったのか、それとも本心だったのかは、今でも分からない。
ただ、そうだったらいいな、と思った幼い自分が、ずっと遠くで此方を眺めているだけだ。
すっかり止まっていた手を動かして、さっさと身を清めると、どこか暗い表情のまま、湯に身体を沈めた。*］
シスター フリーデル
――レジーナの宿/庭 ―――
［ 厨房の手伝いに向かうつもりだったけれど、
ゲルトから聞いた話や、
自分の気持ちを整理する時間がほしくて。
なんとなく、２階にあがってバルコニーから
宿の外へ出れば。
酒場で出すお酒の飾り（飲んだくれ予防）や
酔っ払いの二日酔い用、食堂での風味付けに、
良い薬草や香草がないかねえ、と。
レジーナに頼まれて、
教会の庭から株分けして宿の庭に植えた、
ペパーミントその他料理やお酒に使えそうな
香草たちが見える>>453 ］
シスター フリーデル
［ レジーナの宿を訪れるたびに、
女も手入れをしているので。
教会の庭の草たちほど
もっさもっさのわっさわっさではないが>>580
ふっさふっさのふわんふわん？
くらいには、育っている。
だけど安心して。
葉っぱをちぎったり、根っこを引き抜いても、
伝説の人面草めいた悲鳴をあげたりはしないから。
……た、たぶんね？ ］
シスター フリーデル
あら、摘まれているわね。
呑兵衛ディーターさんあたりの
二日酔い醒ましに使ったのかしら？
［ 摘んだのはレジーナか誰かかもしれないが、
ペパーミントをディーターに用意したのが、
オットーであることまでは知りずに>>452
そう呟く。 ］
シスター フリーデル
そういえば、ディーターさん。
また温泉でのぼせて倒れたりしていないと
良いけれど……
［ 一応、入浴前にはお酒を抜いているらしいが。
それでも何度か、
のぼせて温泉で倒れた男を思い出す。
その度に、気つけだの酒精抜きだので、
村の治療師のようになっている女が
呼ばれることもあったり、なかったりだったろう。
二日酔いには迎え酒が一番、等と宣う赤毛の男に
ペパーミントの方が効きますから！と>>496
いつぞや、対抗したこともあったかしらね？ ］
シスター フリーデル
『 ディーターさんったら、
温泉で倒れるの、何度目ですか？
お酒と煙草は、ほどほどにって、
いつも申し上げているでしょう。
もっと、ご自分のお体を
大事になさってください！ 』
［ それでも、彼のことは、
どこか憎めないというか。
放っておけない気がしてしてしまって。
いつも、そんな小言めいたことを口にしつつも、
つい、手当や世話を焼こうとしてしまったっけ。
彼からしたら、有難迷惑かもしれないけれど。］
シスター フリーデル
［ 水に濡らした布をのぼせた顔に
当ててあげたりした際に、もしも
目の辺りの傷痕が見えるようなことがあったなら。
狼月の村で生まれ育ち>>853
セイラ様のお伽話に憧れたりしたとは知らず。>>855
適当さや、時折嘘っぽかったりする発言と併せて、
この人は、どんな人生を送ってきたのかしらね？
と、どこか興味を覚えて。
彼がのぼせているのを良いことに、
頬をつんつんしてみたくなったりするのは。
おそらく、図書館での彼の様子を
見たからかもしれない。 ］
シスター フリーデル
［ 女は、この村の歴史や文献を調べることに熱心で、
よく休日には図書館に通っていた。
ある時、図書館で見かけたディーターは
珍しく、完全に素面のようで。、
しかも、保管庫の本を探していた女が尋ねれば、
本の位置を覚えているようだった気がするから。］
ねえ、クララ。
ディーターさんったら、
意外と本好きなのかしらね？
［ ゲルトのための医学書の取り寄せ等を、
時おり頼んだりしていたような、クララに>>662。
読書のお供にぴったりの、指先で摘まめる
ローズマリー・クッキーを差し入れつつ、
尋ねてみたことも、あったかしらね。
村の人には慣れていることでも、>>853
村に来たばかりの頃の女には。
ちょっとばかり（ごめんなさいね）
意外な一面であったから。 ］
シスター フリーデル
［ それに多分……煙には噎せてしまうとしても。
葉っぱ由来の、そして”誰か”を思い出す、
彼の煙草の―――…残り香は。
嫌いじゃないからかも、しれない。 ］*
【独】 ならず者 ディーター
/*
不安症なので10回ぐらい進行の欄を読み直したり設定の欄を読み直したりしてるんだけど、なんか…なんか…アレしてたら本当にごめん…
【独】 神父 ジムゾン
/*
フリーデルが瘴狼でディーターが勧誘希望の村人かな〜というのは序盤から結構考えてるので、諸々見計らって動きたい
（村設定の伝承部分のあれこれ見つつ）
今回とにかく役割に徹して進行のために動くぞ！と思って入ったものの誤爆と喉枯れとかほんとに…
エピで見事に外したのを笑うであろう雑予想第三弾、霊はオットーとかかな？ 船の方のPC1の印象だけど
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
まだ触れたいロルや返したいロル色々あるけど、
僕の遅筆を踏まえると、そろそろ第二の予言に向けて動かないとだね。
書きたい内容のイメージというか概要はすぐ浮かぶのだけど、
それを発言として書き出すところが致命的なまでにボトルネックになっているんだよね。
他の参加者の方々が本当にすごい。
*/
旅人 ニコラス
― 村内/レジーナの宿屋・温泉 ―
[狼月の村に戻ったからには、温泉に入らねば！
という訳で、疲労回復と怪我の療養のために、さくっと男湯に入ることを決めた。
徒歩で鍛えているだけあって、普段は本を運んだ程度では全然平気なはずなのに、腕や背中に痺れが走る。元々古傷が気候や気温の変化でしくしく痛むことがあるので、きっと労働よりもそちらが主な原因に違いない。
もしかしたら明日急に寒くなるんだろうか、今夜は温かくして寝ないといけないかもしれないと思いつつ、脱衣所でそそくさと服を脱ぎ、代わりに湯着を身にまとった。
普段服に隠れて見えない部分には、七年前の転落事故でできた無数の傷跡が残る。正直言って他人に知られたくないので、湯着がある宿屋はありがたかった。
その中で、左上腕部には何故か刃物で刺されたような跡がある。いつどこで誰にやられたのか、こちらも全く覚えていない。]
旅人 ニコラス
[ドアを開けて男湯に入れば、湯気の向こうに見知った赤い髪>>1015が見えた。
早速手を軽く上げて挨拶をする。]
ディーターか。お久しぶり。
僕は今日狼月の村に戻ってきたところ。
[背の高い同じ年頃の男性は、知っている限り最も酒を好む人物である。
会うたびに素面よりも、飲んでいるか二日酔いで苦しんでいるかの二択状態である方が多い気がする。
何度か酒を一緒したことはあるが、コップ１杯の中身が減ったか減らないか分からない程度にちびちび味わってたしなむ自分と比べたら、ハイペースで酒をあおる彼には非常に驚いた。
因みに自分は、酒よりもおつまみのナッツ類をカリカリと齧っていた覚えがある。]
旅人 ニコラス
[ディーターと言えば、二年前に初めて村で冬を越そうと思い立ったとき。
世話になる予定のレジーナへ少し良い差し入れをしようと、普段は絶対口にしない高めの酒を瓶で３本、村へ持ち込んだ。
運悪くその日は風が強く湖が少し荒れて、船が凄く揺れた。
宿屋についた直後、談話室で酒瓶の一本を荷物から取り出して、割れてないか確認している最中に、たまたまディーターとばったり再会して、飛び上がるほどびっくりした。]
ややや、ディーター？！ ご、ご、ごきげんいかがかな？
[隠す余裕なんてなかったから、何を持っていたかは一目瞭然だっただろう。
あのときの酒は、結局どうなったんだっけか？*]
仕立て屋 エルナ
―回想(船)・ファームパーク―
[すれ違った男は、キャンパスに向かって何かをしているようだった。
画家と名乗る男は、どうやら自分と同じくテスターに運良く合格したらしく、今回のゲームに参加するようだ。]
おやおや、あんたも参加者か。
画家とはまあ、趣のある職業だな。
俺は、たけのこ掘りをしているエルナという。
[ギャグと思われるかもしれないが、俺は真顔で自己紹介した。]
まあなんだ、あくまでゲームだからな。
村の中では、お手柔らかに頼むぜ。*
パン屋 オットー
ーー村内/回想：旅人とーー
残念。褒められても飲み物しか出せないよ。
[そう言いながら差し出すのは、ほのかに木苺の味がする果実水だ。
口の中が渇くだろうし、と差し出しているものだ。
ニコラスさんがその場で食べるので、店内に飲食スペースを設けたのだが、それを言って気を使われるのを避けたいし、わざわざ教えることでもないからと言ってない。
尤も、アンテナを張っているような彼相手にはぐらかしたところで、バレているような気もするけど。]
味見は複数人でした方がいいからね。
余計な偏見を持たずに済む。
[それに本当に美味しそうに食べてくれるのは嬉しいから。
それだけで焼いた甲斐もあるというもの。
食べるということは生きるということ。
“美味しい”と感じることは“生きている”ということなのだから。]
パン屋 オットー
それで納得しちゃうニコラスさん、僕は面白くて好きだなぁ。
[いつもよりは柔らかい雰囲気で笑っていることは伝わるだろうか。]
……本当にナッツが好きだとは思わなかったよ。
[リスのように頬袋にナッツを詰め込むのだろうかと想像してしまったからなんて言えないので人って見た目によるんだなぁ、と失礼なことを零した。]
パン屋 オットー
でも、そんなに好きなら旅に出る前にここに来なよ。
蜂蜜漬けのナッツの瓶、1つおまけしてあげるからさ。
よく利用してくれてるからね。そのお礼。
[手っ取り早い栄養補給になるし。
旅先の邪魔になるだろうからそこまで大きいものは渡せないけど。
多少のサイズなら問題ないだろうという考えだ。
受け取ってくれる場合、そして毎年来てくれる場合は、
少しずつ瓶を大きくしていって、いつバレるか試して遊んでるーーなんてことはないよ？*]
天のお告げ（村建て人）
■役職編成の決定をお知らせいたします。
シルバー・メリー号へのご乗船、誠にありがとうございます。
お伝えしておりました通り、10/07日18時を持って、
参加を締め切り、現時点の参加人数で編成を決定いたします。
村は現在、14名村となっております。
（本参加者11名＋ゲルト・ラヴィ・スノウ）
ウィキの編成案では、
14名村の場合は２狼となっておりましたが、
今回はプロ開始後の14名化であり、
せっかく人狼役をご希望いただいて
設定考えたり、RPしてくださっている参加者様に、
役職をご辞退いただくことは、
あまりに申し訳なく……
天のお告げ（村建て人）
先ほど、本参加者様に
別所でアンケートをお願いしたところ、
殆どの参加者様が、
14名でも３狼で良いとお考えくださっていました。
そこで、ウィキ予定と違ってしまうことは
申し訳ありませんが、今回は、このまま、
14名３狼の編成で村開始としたいと思います。
アンケートにご協力くださったり、
色々と考えてくださったり、ご意見をくださった方達は、
本当にありがとうございました。
心からの感謝を申し上げます。
天のお告げ（村建て人）
■以下、決定した編成となります。
★14人：ダ+妖２+占霊狩+４村+３狼+１狂（隷）
●村陣営１ｄ８人→２ｄ７人
占い師１・霊能者１・狩人１+素村４→３
●狼陣営１ｄ３人→２ｄ４人
人狼・人狼・瘴狼＋２ｄ以降は１狂（隷従者）
※２ｄ以降は素村４人のうち
１人が瘴狼の隷従者（人狼陣営）陣営変化。
●進行と日数
14名：14-13>11>09>07>05>EP
(最終日３名＋スノウ・ラヴィ）
６日：1d-2d>3d>4d>5d>6d>EP
★５縄３狼１狂の６日です。
天のお告げ（村建て人）
※GJと襲撃パスは１回ずつまでは可なので、
二つとも発生した場合は、
奇数進行→偶数進行→＋１縄で、
1日延びる可能性も有るかもしれません。
※ウィキにありますように、
最終日まで行くことが決定済みの村なので、
最終日は必ず１狼のLW状態になります
（複狼勝利はありません）
※隷属者（囁き狂人）は２ｄ以降からしか活動できず、
最終日にいた場合も、人間カウントとなります。
負傷兵 シモン
― まどろみの中で ―
「お兄ちゃん」「シモンさん」
［同じ顔をした娘が二人、こちらを見つめている。
一人はアイスブルーの瞳。もう一人は鳶色の瞳。］
「こっちだよ、お兄ちゃん」「シモンさん、私はここなのよ」
［二人の方へ手をのばす。けれども、どれだけやってもその手は空を切るばかりで。］
――待って… 待ってくれ……！
［手をのばす度に、二人の姿はどんどん遠ざかって行く。］
「大丈夫だよ、お兄ちゃん…」
「安心して、シモンさん…」
［ささやく声も、どんどん遠く小さくなって…
二人の姿は、伸ばした手の中にすっかり隠れてしまった］
天のお告げ（村建て人）
■この後の進行について
★明日（10/08日）11：00に１ｄ開始となります。
それまでの間に、以下のＲＰをお願いできればと思います。
★見物人さん
１ｄ開始までに、ゲルトさん役以外の方は
街へ冬ごもりの買い出しに集団で出かけるＲＰで
ＰＣを村外に出してください。
北方に位置するため雪の季節の訪れが早いこの村では、
儀式に選ばれた十数名の村人や滞在者を残して、
殆どの村人は往復半月以上かかる一番近い街へ、
集団を組んで冬籠りの食料や備品を仕入れに行く
毎年の習慣があります。
大きなカルデラ湖にぐるりと囲まれた村外へ出る手段は、
数隻の船しかありません（水泳は距離と水温的に無理です）。
このため、集団で船に乗ってカルデラ湖を渡り、
山を越えて街へ向かうことになります。
詳細は、ウィキをご覧ください。
天のお告げ（村建て人）
★本参加者さん
本参加者さんと、見物人のゲルト役さんは、村に残ります。
儀式に選ばれた少数の村人です。
祭りの最後の締めとして、村の北にある月狼山が見える祭壇へ
儀式を行いに向かってください。
夜になって月が顔を出したら、
村の最北にある、月狼山が良く見える不思議な形の鉱物の祭壇に
供物（お好みで何でも良いです）を捧げて、
金狼様とセイラ様の魂の安息と、村への加護を、祈るのです。
儀式の終わりに、ゲルトさんに２度目の天啓が下り、
人狼災禍の予言と役職人数のお知らせのＲＰがあります。
天のお告げ（村建て人）
◆村の北側：月狼山と祭壇。
月狼山は山頂付近が一部陥没変形しており、
狼が上を見上げて咆哮するような形状に見えます。
夜にはまるで月へ咆えているかのよう。
祭壇は、その狼月山の山頂が良く見える場所にある
人間10数名が輪になって手をつなぎ、
やっと囲めるくらいの、金色でつるりした
楕円形の岩のようなもの。
1000年で摩耗した表面には、
双頭の狼のような獣の紋様があり、、
金狼が月から乗って来た船だと言い伝えられているが、
定かではない。
詳細は、ウィキをご確認ください。
それでは、１ｄ開始まで今しばらく
ＰＲをお楽しみいただきながら、お待ちください。**
【独】 パン屋 オットー
/*
羊者はかなり狼設定決め込んでるみたいなので（決め打ち）
1狼削る話になっていたら辞退するつもりでしたけども、皆様に感謝感謝ですね。
いい村になるよう気負いすぎず頑張らねば。
負傷兵 シモン
― 宿屋：寝室 ―
［――目覚めると、そこは見知らぬ天井だった。
当たり前である。旅疲れが来たのか、高笑いしてるうちに寝落ちていたようだ>>935
体を起こすと、昨日までの陰鬱した気持ちが嘘の様に、頭はスッキリ冴え渡り、耳も良く聴こえ、見るもの全てが活き活きと輝いて見えた。身体の奥底でくすぶっていたやる気がむくむくと立ち上がって、手足の隅々まで行き渡るのを感じた。
こんな晴れやかな気分になるのはいつ以来だろう。
腕を天に伸ばして身体を解したなら、ひと息ついて立ち上がり。］
よし。先ずは温泉だな。
［そもそもの目的は湯治に来たのだ。忘れちゃいない。
果たして噂に名高き名湯は如何なものか。場合によってはリピートしよう。
簡単な着替えと手ぬぐいを持って、浴場へ向かった］**
シスター フリーデル
―― レジーナの宿屋/庭 ―――
［ ペパーミントを見ていると>>1018
思い出されることがある。
あれは、自分の怪我が回復して、
教会の庭に薬草や香草たちが、
ちょろちょろのぴょんぴょん！ くらいには、
育った頃だったか。
薬草クッキーを焼いてみたいということで
訪ねて来てくれたオットーに>>922
薬草や香草をたっぷり提供して。
その代わりといっては何だが、
此方も、セイラ様と金狼様のクッキー用の抜型や、
粉を少しだけ分けて貰えないかなど、
相談したような気もする。 ］
シスター フリーデル
［ お店の仕事もあるだろうから、
さすがに、オットーに
クッキーの制作の手伝い>>649までは、
頼むのは申し訳なく、遠慮していたけれど。
”セイラ様と金狼様のいちゃらぶクッキー（一部略）が
毎年、大人気なので。
一人では生産が追い付かなくなった年には、
いつかお願いすることもあるかもしれない。 ］
シスター フリーデル
［そういえば、あのクッキーのネーミングは、
イチャイチャラブラブクッキー!
と呼んだリーザと>>689と。
セイラ様と金狼様を結び付けた
ニコラスさんの>>807>>808
合作の傑作だったわね! とも思い出せば。
ゲルトの話で、気持ちが沈んでいたこんな時でも、
ふと、微笑んでしまいそうになる。
あのネーミングのおかげで、
クッキーは毎年大人気で、教会の収益になっている。
ネーミング料というわけでもないが、
二人ともあのクッキーの味も
気に入ってくれているようだったから。
今日みたいな祭りの時や、
ニコラスさんが村を訪れて再び旅立つ時など、
焼いて渡せる時には、お礼代わりに
差し入れたりもしていたっけ。 ］
神父 ジムゾン
[神学を学びに村を離れていた数年程を除き、
この狼月村で生まれ育った身である。
（村を出た理由は、まあ村の連中は知っているし、
途中死亡の報せも村に届いたみたいだから、
自分が村に戻ってきた時には幽霊扱いされた。笑う）
住んでいる者の顔は当然皆知っているし、昔馴染みも多い。
村でも生粋の飲兵衛であるところのその男のことは
当然のこと、よく知っている。
歳も二つか三つか、そのくらいの違いだったはず。
この頃は態と『おっさん』とか呼んでやることもあるが、
それは己にも近々帰って来る言葉なのである。
子どもの二歳差は大きいけれど、村の規模からして、
近い年の子どもというのは抑々珍しいもので。
悪ガキであったところの自分は、
『かまえよ！！』とばかりに
突撃して行ったことも良くあるので、
こちら視点昔馴染み的な間柄である、とは思う。
今も碌でもないカテゴリに属する者の
ちょっとした共感はあるが、
果たして向こうとしてはどういう認識かは、さて。]
シスター フリーデル
［ そんなこんなで、クッキー繋がりから始まった
オットーとのご縁も。
お店『ハティ』の美味しいパンに感動し、
今やすっかり、常連化しているような。
だって。
一緒に教会で暮らす、お世話になったジムゾンや、
育ちざかりのペーターには>>651
毎日、美味しい食事を
モリモリ食べてほしいものね。］*
【見】 【独】 スタッフ シルキー
/*
スライドはなあ
人間関係読み込めてなさすぎて今から本参加者の輪に入るのは厳しいし
初回犠牲者くらいならなんとか…？って感じだけど
初日吊り枠はここから疑われに動かんといけないから動きに悩みそうなんよな…
神父 ジムゾン
お前さんヨアヒムと同じ括りだけど>>743
なんと驚けアイツは今日労働したぞ！
そういうわけで負けじとひとつ手助け頼む。
頭すっきりしねえなら、
口の中に酢でも流し込んでやるから言えよな！
今日の儀式の段取りの話で、
伝承周りでちょいと確認したいことが――
[と、自分の用件だけ捲し立てる。
内容的には、昔は『狼月祭』の儀式で
衣装を揃えたもんだとか別にそんなことはないとか
抑々伝承によると金狼さまの好まれる色は――
等々、今更になって議論を初めた連中がいて、
いやなんかもう例年通りでいいだろ！ と思いつつ、
そんな記載あったっけか確かめておくから！
とその場を収めてきたという次第だった。
なお、遠慮容赦なく大声でガンガン言ってるから、
きっとすごい響く。
果たして何か情報は得られたかどうか、それは相手次第。
そこには長いこと留まることはなく、
締め切り前に仕事溜め込む愚か者は、
また走り出していくのである。]*
旅人 ニコラス
― 村内/オットーと・回想 ―
[以前は店内になかった飲食スペースができた>>1028のは、焼きたてパンの匂いが好きすぎて我慢できなくて、すぐ口にしていたせいかもと思ったことはある。
でもそれを口にすると、自意識過剰なヒトじゃない？ と恥ずかしくなるのと。
偶然同じタイミングで店に来た村人が、『焼きたてをその場で食べると格別だね！』と喜んでいたのを聞いて、きっかけを深く追求するのは無粋な気がするのとで、面と向かって確かめてはいない。]
とんでもありません。飲み物のおかげで、食欲が更に増します。ありがとう。
[にこにこ笑いながらパンと木苺の果実水を交互に口にすれば、味見についての見解を聞かされて、それは考えてなかったですと素直に目を丸くした。
特別な事情が絡むとき以外は、他人の言動を信じる性格故に。]
面白いです？
[そのためオットーの返答>>1029には、栗鼠のような動作で首を傾げて。すぐに自分でもそれを意識したから、”見た目というのは間違ってないかも”と同意した。
その直後に、笑うオットーを見るのが嬉しくなって笑い返す。]
僕もオットーさん好きですよ。お話していると楽しいです。
旅人 ニコラス
[ナッツの瓶>>1030をおまけしてくれると言われたときは、さすがに少しためらった。毎日買い物する村人と比べたら、自分がもたらす売り上げは微々たるものとの意識がそうさせたのだ。
でも好意は断りたくないし、移動中に好きな食べ物が手元にあるのはありがたいしで、お礼を言って忘れずに受け取った。
なおナッツが減るのを惜しみ惜しみ食べたせいで、何日分あったか正確に覚えており。瓶が大きくなった次の年、オットーの店に来て開口一番、真剣に問いかけた。]
もしかして、一昨年初めてもらったときより増量してません？
[さすがに渡された直後は気づけなかったけど。*]
シスター フリーデル
［ ジムゾンが、こちらを
庭の草をもっさもっささせる
変な魔法的な何か持ちの女なのか、とか>>621
何かの内側に触れるような感覚を
覚えていたとは知り得ぬものの>>620
傷を負った自分に、その経緯すら尋ねずに>>867
居場所をくれたことには、
なんだかんだ、感謝はしているから。 ］
シスター フリーデル
［ それに、
女よりも先に教会で暮らしていたペーターは
ご両親が亡くなられていて。
別れ際に涙ぐまれていたお母様も、もういないと
ジムゾンか誰かに聞いたのだったか>>837
ペーターの母が昔教会で働いていた、
いわば、自分の先輩のような
女性だったらしいことと。
それから……この教会に助けられて、
ボロボロだった時期の自分を介抱してくれた
”はんこーき”でも優しい少年だったから。>>651 ］
シスター フリーデル
［ 怪我が治り元気になってからは、
ペーターにも、お礼をしたくて。
お母様の得意だった料理などを、
聞いてみたりしたかしら。
懐かしい母親の味には及ばないだろうけれど、
少しでも”おふくろの味”に近づけたらと。 ］
シスター フリーデル
［ この教会も、私達も。
ペーターにとって、
”自分の家”と”家族”なのだと。
少しでも、そう感じてくれたらいいなと
こっそり、願いながら。
おせっかいな、おさんどんオバサンよろしく、
せっせと、毎日のご飯を作っているのだった。 ］
シスター フリーデル
［ え、なんですって？
清貧はどうした？
……あーあー、聴こえませんわ。
信仰的に尊ばれる、慎ましさとやらは。
この女が教会の厨房の扉から中に入った途端に、
木っ端微塵に窓から吹っ飛ばされる。 ］
シスター フリーデル
「『食費は、私が自分で薬草や香草やクッキーや
治療師としての労働で、
がっつり稼いでいますから、ご心配なく！
美味しそうに、
モリモリ食べる人を眺めるのが、私の趣味なので。
頑張って、死ぬ気で食べてくださいね？ 』
自分でも、理由は定かではないが。
目の前でたくさん食べてくれる人を見ると、
どこか懐かしいような……不思議と、
ちょっぴり幸せな気持ちになるのだ。 ］
シスター フリーデル
［ そんなわけで。
この村の教会の食卓は、
共に暮らすジムゾンやペーターにとっては、
毎食が、試練の場でもある……かもしれない。
とはいえ、料理のお水には健康に良い
この村名物の温泉水を使用し、
食欲増進や消化促進に良い、
美味しい香草や薬草を
ふんだんに使ってあるので、きっと大丈夫ですわ!
これもまた、
神が与え給うた、尊い胃腸的な修練と思えば。
まだまだ、食べられますわよね？ ］
シスター フリーデル
［ などと、普段から、
村人にも教会の食事を振る舞ったり。
ご高齢の方や病人の家に、
治療や食事を作りに行ったりも、
よくしていて。
だから、忙しい祭りの時には、
リーザやラートリーに混じって、
レジーナの宿の厨房の手伝いを、
頼まれたりもするのだった。
……主に、大量のお祭りごはんを、
嬉しそうに笑いながら、
超絶スピードで量産する腕と。
祭りの後に、累々と宿に転がっていることもある
消化不良や二日酔い者への薬係として。 ］
シスター フリーデル
［ そんなこんなで。
人が自分の作ったご飯を
いっぱい食べてくれるのが、趣味の女にとっては。
オットーの素敵なパンと、
秋以降に食卓にあがる>>541
カタリナが育てた羊肉やチーズは。
感謝してやまない、大切な日々のご馳走だった。 ］*
負傷兵 シモン
［――湯着を纏った身体は全体に痩せていて、脚腰は歩きで鍛えられた筋肉が付いているが、上肢は鎖骨から肩にかけての筋肉が痩せ落ちている。
それよりも目を引くのは、顎下から耳裏にかけてぐるりと浮かびあがる浅黒い痣。
勘の良い人なら、それが首にかけた縄の跡だと気が付くだろう。
もっと目を凝らせば、その縄の跡が1本では無く、2本3本と重なっているのが判るだろう。尤も、湯けむりに阻まれて、遠目ではそこまでは見えないだろうし、そこまで凝視されたなら、こちらも流石に視線に気付くだろう。］
旅人 ニコラス
― 村内/レジーナの宿屋・温泉 ―
！
[男湯にいたら、突然すぱーん！！！と踏み込まれて、まじビビった。
両腕で胸元を隠し(古傷が一番多いので)、きゃーっと緑色の悲鳴？ を上げそうになったところで、慌てて口を押さえる。
おいばかまて、なんで男が、しかも同性相手にどきっ☆狼月の村湯煙事件簿～残念、ぽろりはないよ～してんだよ！ と寸でのところで思いとどまったからだ。
あー危なかった。
どうやらディーターに用事があるらしく、用件を口にするジムゾン>>1040には鬼気迫るものを感じた。
邪魔をするのは悪いので、沈黙を選んだら、挨拶する前に出ていかれてしまった。]
今日はきっと忙しく走り回っていると思っていたら。
実は神父様って、嵐を呼ぶ男だったんだなあ。
[誰に言うとでもなく、しみじみ呟いた。*]
仕立て屋 エルナ
―村内(回想)/仕立て屋＂エルナ＂―
[レジーナの宿から少し歩いたところにある、小さな仕立て屋。
俺はそこで、村人や旅人の衣服を作ったり、手直ししたりしている。
この時期になると毎年、祭りの日に月狼山に捧げるシルクのドレスを縫い上げなければいけない。
今年の出来も見事なものだ。
ここ数日は寝不足が続いていたが、なんとか祭りの日までに仕上げることができた。
光沢の入った上品な生地に、レースの華やかな装飾と、宝石の飾りでアクセントを加えて。
月が登るまで時間があるから、少し仮眠を取ることにしよう。*]
【独】 少年 ペーター
/*
クッキーは美味し…美味しいんだよな？？？
普通の料理がアカンのか()
いや、飯ネタはとても嬉しい
肉"だけ"は食べないってのどこかで出したいけどさてなーってのでちょっと悩んでたから、ありがたく活用回収させてもらう方向で
問題は私が書くの遅ry
【見】 スタッフ シルキー
― いつかの日/カタリナ ―
はーい、ありがとう！これ代金ね。
うん、いつもより気持ち毛並みがいい気がする。
カタリナが愛情込めて世話したおかげね。良い糸が作れそう。
[荷台いっぱいに乗った羊毛を受け取り、
カタリナに礼を言った。>>916
彼女の所で刈り取られた羊毛は
村の糸紡ぎの女たちが働く仕事場に仕入れられ、
時間をかけて糸になる。]
ふふふふ。なにそれ。
何だか狼月の村全体がもこもこしてるみたい。
[リーザと同じような感想
（と、この時のシルキーは知らないのだが）>>918
に思わず噴き出しそうになってしまった。
カタリナとリーザは村で
近い年頃の女の子たちの間でも特に仲が良く
よく一緒にいるのを目にする。
自分も二人とは親しくしているつもりだし、
こうして仕事柄触れ合うことも多い。
いつも元気いっぱいのリーザと
少しのんびりした雰囲気のカタリナ。
シルキーは二人のことが好きだった。]
【見】 スタッフ シルキー
うん。
カタリナが村を離れてる間も
もこもこは責任もって皆に届けるわ。
だから安心して行ってきて。
……って言うのもなんか変だけど。
あ、そうだ。
これあげる。お守り代わりに持ってってよ。
結構可愛くできたと思うんだけど。
[取り出すのはこの冬の間に
余った糸で編んだ小さな羊のあみぐるみ。
掌に乗るサイズのそれを差し出して。]
行ってらっしゃい！
[大きく手を振り、彼女を送り出すのだった。**]
旅人 ニコラス
[湯船に体を沈めていると、別の客(シモン)が入ってきた>>1051。
もしかして知っている人かとそちらを見たので、視線が合う。]
……。
[会釈に会釈で返してから、相手が見知らぬ人だと気づく。記憶を手繰っても、この村以外で遭遇した覚えはなかった。どうやら初対面のようだ。
ひとまず不躾に”どちらさまでしたっけ？”と聞く必要はなさそうだと緊張を解いた。
湯煙で隠れているが、全体的に痩せている>>1054と判明した時点で、湯着で隠しても温泉で体を見られるのは苦手な自分は、そっと視線を外す。顎下から耳裏にかけての痣には気づく間もなく。
深い息を漏らす湯治客を見ないまま、何となく声をかける。]
ここの温泉はいいですね。
僕も七年前に負った大怪我の治療で、随分とお世話になりました。*
ならず者 ディーター
─ 村内・レジーナの宿・温泉 ─
［ぶくぶくと、湯に沈みかかっていた(言っておくが、自らの意思で沈んでいた)頭は、よく知った懐かしい声>>1025を聞いて、元の位置まで戻ってきた。］
よう、ニコラスか。
おかえり。祭りに間に合って何よりだ。
［軽く手を上げてこちらに挨拶するニコラスに、ディーターも湯の中にしまっていた手を上げて返事をする。そのまま、濡れた手で自身の顔にかかった前髪を後ろに撫でつけた。］
ならず者 ディーター
［何度か一緒に酒を飲んだことがある、今しがた入ってきた男は記憶がないらしい。まあ、ディーターからすれば、言葉が通じて話ができれば誰でも同じだし、一緒に何かできれば──特に酒が飲めれば──特に気にすることもない。
隣に混ぜて、と来る人間に席を開けることもあるし、一緒に飲むのを誘うこともある。ただ、席を共にする時に注意することといえば、ディーターは酒瓶に口をつけてそのまま飲むので、一緒に席へつくならば、自分用に新しく開ける必要がある、というところだろう。
この赤毛の男と酒をシェアするのは難しい。］
ならず者 ディーター
［二年前。冬を前にした少し風が荒れた日。
ふらふらと談話室に入ると、見覚えがある緑色の影が荷物を確認しているところだった。］
よう、ニコラス。
帰ってたのか、なぁにしてんだ？
［相変わらず、アルコール臭い息を吐き散らしながら、ニコライの手元を覗き込もうとすると、それはもう飛び上がるほどに驚かれた。>>1026
ごきげんいかがかな？などと、普段は言わないような挨拶をされて、思わず片眉が上がる。］
ならず者 ディーター
人の顔見て失礼なやつだな。ン？
［そう言いながら、お兄さんに何持ってるのか見せてみなさい、と言わんばかりにニコラスの手元を覗き込めば、見るからに上等な酒が。
それこそ、特別な日──二十歳の誕生日とか──に出されるような値が張る代物だ。
さて、ディーターは逡巡する。
これは一本だけだろうか。自分を見て飛び上がるということは、見つかりたくはなかった、と予想できるだろう。──では、一本だけだろうか？］
ニコライ、ソレは一本だけか？
［そう聞いてみる。
もし、一本だけだ、と言われたらそれはもう残念そうな顔で諦めただろうが、もしもう一本ぐらい無事そうなものがあったら、その時はやりぃ！と言わんばかりに一本かっぱらっていっただろう。*］
少女 リーザ
編む？！ほんと？！くれる？！
［と、飛び跳ねて喜んだ。
もしかするとリーザの顔に
"欲しい"の文字が見えたかもしれない。］
私ね、手袋作りたい！！
［それがどれほどの難易度かもわからず口にする。
もちろん編み物なんてしたことがないし
なにが必要になるのかすらわかっていない。
それでも教えてくれるというのなら。
たとえ手袋が作れなかったとしても
簡単なものから少しずつ教えてもらおうと
目を輝かせ、興奮した様子を見せるのだった。］*
パン屋 オットー
ーー村内/記憶ーー
[村で生まれ育った僕は父子家庭だった、というのは村で育った者たちなら知っているかもしれない。
母親のことは知らない。
村の老人曰く、村の外から来た人だったらしいが、父と僕を残してどこかへ行ってしまったらしい。
そのため僕の記憶の中に『母親』というものは存在しない。
村の人たちが色々と手助けしてくれたり、幼馴染とかは構ってくれたりしてくれたから、別にそれが寂しいとか思うことはない。
だから『母親がいなくて可哀想』とか言われても、昔らが表情を動かすのが苦手な僕は、理解できずに首を傾けるだけだった。
『ハティ』を営んでいた父の手伝いをしていたこともあり、18歳の頃からは父の手伝いとして仕事をするようになったりして。
たぶん父が死ぬまでこのまま何だろうな、と漠然と思っていた。
20歳になるまでは。]
少女 リーザ
［さて、そんなことを思い出しながらでも
お仕事はちゃんとやります。
今回の買い出しは予定してなかった臨時のもの。
宿泊人数が予想以上に多くて
色々と足りないものが出てきそうなんだと。
一応先に腐らない物を買い集め
食料は最後に見て回る。
そんなに時間かからないから大丈夫だと思うけど
念のため、だ。
もちろんパンも足りないものだから、
帰り際にハティへ寄って追加発注をするルートで。
いつもオットーが宿に届けてくれるから>>442
リーザがハティへ訪れることはあまりない。
とはいえ、リーザ母は毎日出向いていることだろう。
ウチの朝食はハティのパンときまっているから。］*
パン屋 オットー
[20歳のある日、父は忽然と姿を消した。
真面目な人だったのに、朝の仕込みに起きてこなかったことを訝しみ、父の部屋を覗いてみたら誰もいなかった。
ベッドで寝た痕跡もなく、家の中に影もない。
そのまま村へ出て、誰かに『父は見なかったか？』と訪ねに言ったら、一緒に探してくれた人もいた。
もしかしたら、あまりにも淡々と状況を説明するから『もう少し焦ってくれ』と言ってくれた人もいたかもしれない。
それでも滅多なこと（例えば、美味しいものに会ったときとか、死んだと思っていたジムソンが五体満足で帰ってきた時とか>>1036。化けて出たのかと2度見した）では表情が変えられないし、そもそも誰かに話したときには既にリアクションを終えた後だったこともあり、やっぱり変わらないままだった。]
パン屋 オットー
[ーー結末を話すと、父は見付からなかった。
湖の畔で致死量の血痕があったぐらいで、目ぼしいものは見付からなかった。
その血も本当に父のものなのか、わからないまま。
それを知っても、やっぱり僕の表情も変わらないまま。
幸い、パンは焼けるし生活に困ることもなかったから、そのまま騒ぐこともないまま。
意図しない世代交代をした『ハティ』は、やっぱり淡々と煙突から煙を吐いている。**]
少女 リーザ
── 村内:パン屋『ハティ』 ──
［肉や野菜、その他消耗品を詰め込んだ、
その身にあまる大きな荷物を拵えて
決して体勢を崩すことなく目的の場所を目指す。］
もう少し。もう少しで………
［見えてきたのはオットーの店、ハティ。
この世に生まれてからというもの、
ここのパンを食べなかった日はない。
店に近づけば近づくほど小麦のいい匂いが鼻腔をつき
脳が匂いの主を求める。
…けれど同時に、呼吸が浅くなるのを感じた。］
少女 リーザ
［おかしいな、荷物はそんなに重くないはずなのに。
これってもしかして歳のせい…？
これは明日から体を鍛えたほうがいいかもしれない、
なんてことを考えていれば
ハティの入口へとついていた。
────…1つ、2つ。
大きく深呼吸をする。
あれれ、立ち止まったはずなのに
鼓動が少し加速した…？
これは早く戻ったほうがいいかもしれない。
追加発注をして、すぐに。］
旅人 ニコラス
[湯に沈みかかっていたディーター>>1061を見て、まさか寝ているのでは疑惑が浮かんで慌てて声をかけてみたら、推測が外れてホッとする。]
うん、ギリ間に合った。良かったー。
今日まで運よく天気に恵まれたのが幸いしたみたい。
[返事をしながら、体を清める湯を浴びる。
赤髪の知人―彼の正確な職業は何か知らないので、仮に伝承者と呼ぼう―が前髪を後ろに撫でつけると、いつもと雰囲気が変わる。
へーと感心しつつ湯船に入り、何となく隣に並んで腰を下ろした。
酒を飲んだ記憶がなくとも気にはしない>>1062。だって豪快と思える飲みっぷりは忘れようとしても忘れられるものではないからだ。
酒瓶に直に口をつけられるほど酒が強いのかと感心して、”これもいる？”と、自分用に新たに開けた酒瓶を差し出したのは一度や二度ではない。]
旅人 ニコラス
[因みに二年前、ディーターに声をかけられて驚いた理由は、ある意味推測>>1064通りであった。
ただし見つかりたくなかった相手はレジーナである。瓶の無事を確認できるまでは、良い酒を持ってきましたなんて迂闊に言って、ぬか喜びさせるわけにはいかなかったのだ。]
一本？ ……ああっそうだ、他の瓶も大丈夫か？！
[伝承者の思惑には全く気付かず、更に荷物をあさる。冷静に考えれば、荷物が濡れていない時点で瓶が破損した可能性は低いのだが、そのときは頭が回らなかった。
二本目の酒瓶が無傷で出てきたときには、はーっと大きなため息をついて安堵する。
なので、見事一本かっぱらわれる結果となった訳だが、酒も好きな人に飲んでもらえたら幸せだろうと割り切った。
なおいつもこんな調子なので一目稜線かもしれないが、ディーターに”酒を飲むな”とか”また飲んだのか”とか言ったことは一度もない。*]
【見】 貴族 ジル
― 村内/どこか ―
[村に着いて間もなく、宿の部屋に荷物だけ置くと、休憩もそこそこに外へ出る事にした。
誰かに案内を頼もうかと考えたけれど、その必要もないほどにこじんまりとしている。
本来、この村には立ち寄る予定はなかった。
数日前に別の場所で、月狼山の麓にあるカルデラ湖と、その中に位置する村の存在を偶然知ったに過ぎない。
本格的な冬に入る前に、旅路を急いでいたはずなのに]
なんか、気になっちゃったんだよね……。
[その時に聞いた『狼月祭』という収穫祭のこと。
今から向かえば、ちょうど始まる頃に間に合うよ、などと後押しをされたのもあり。
もしかして、あの場所でこの村の事を教えてくれたのは、この村の出身者だったのかもしれないな]
【見】 貴族 ジル
……、お湯のにおいがする。
[立ち止まって目を閉じ、注意深く嗅いでみると、漂ってくるのは硫黄の香り。
温泉が有名な土地らしい。あとで早速試してみねば]
【見】 貴族 ジル
[道すがら、すれ違う人もあまり多くはない。
それでも祭り前の賑やかさ、人々の高揚とする気持ちなんかは、何となく感じ取れる。
教会らしき建物の前を通れば、準備に忙しく出入りする人々を眺めたりする事もあるだろうか]
……さて、戻ろう。
[日はまだ高く、美しい自然の豊かさを堪能しきれてないけれど、風が少し冷たいかもしれない。慣れぬ道で迷子になって、宿に戻れなくなったら大変だ。部屋に無理やり置いてきた従者も気を揉んでいることだろう]
【見】 貴族 ジル
― 村内/レジーナの宿にて ―
ぼくは決めたよ。
しばらくここに滞在しよう。
[宿に戻るなり、ぼくは従者に向けてそう宣言した。
いきなりの申し出に彼は面食らい、慌てながら即反対を口にしようとしたけれど、ぼくの決意は揺るがない]
湯治ってやつだよ。
元々療養に向かってたんだ。ここでもいいじゃないか。
ぼくは毎日、ここのお湯に入りたいね。
[従者はまだ何かを言いたげだったけど、一度ぼくがこう言い出したら変えない事を十分に理解している。しばらく経ってから後、大きな溜息を無理やり呑み込んで、苦しそうな顔をしてから、何度も自分へ言い聞かせるように頷いた]
【見】 貴族 ジル
じゃあ、滞在の準備をしないとね。
ここの村の人たちは、冬を越えるための買い出しに向かうらしいよ。
ぼくらも同行しようじゃないか。
[部屋に戻る途中で聞いた話を従者に共有し、この先のプランを決める。
何もかも行き当たりばったりだったけど、何故だか気持ちは高揚していた。
まるで、見えぬ力に引き寄せられるように、……。**]
ならず者 ディーター
［ジムゾンが村に帰ってきたとき、「え、お化け？」と口の端から飲んでいたものを溢しながら思わず言ってしまった。>>1036
いやマジで、遠方からの訃報って信用ならんわ、と思った瞬間だった。
マジで幽霊だったってオチはつかないよな？
「おっさん」と呼ばれる度に「お前もそんな変わんねえだろ」と突っ返していたのは仲が良い証拠、ということで一つ。
そりゃもう、ジムゾンは悪ガキだった、と言えよう。
というか、たぶん幼少期の自分達をお互いに入れ替えたら、今の自分達になるんだろうな、とすら思う。
そりゃ少年なので悪さもするし、一緒に悪さもしたことがあったろうが。
今は──そうだな。
ディーターがロクでもない人間なら、ジムゾンは神父にしてはフランクな人、だろうか。ディーター目線、ね。］
司書 クララ
［さて、自分はラベリングをしながら力仕事だけ手伝ってもらって、随分と早く仕事は終わった。
やろうと思えばいつまでもできる終わりのないお仕事だけれど、今日のところはこれくらいで罰は当たらない。］
お礼しなきゃいけないのは私のほうですってば。
［なんて言いつつも、ちょっとしたショーの始まりそうな雰囲気に興味深々。あれ、なんだかんだ言って全部受け取っているぞ。
でも良いんです。甘え上手なのも大切なスキル。そう文献に書いてありました。］
司書 クララ
わあっ
［驚いたのは不思議なマジックにか、素敵なお土産にか。
さすが都市を渡り歩いているだけはある。色々なものを知っていて凄いなと憧れのまなざしと、ほんの少しの嫉妬心。］
大切にしますね。
［ぎこちない笑顔を作るのが精いっぱい。本当はもっと素直に喜びたいというのに。
こちらもぺこり、ニコラスを見送った。］
ならず者 ディーター
［ジムゾンに聞かれたことに答えようとして、すっ飛んできた親父さんにジムゾンが耳を引っ張って連れて行かれたこともある。
それを見ながら、悪いことはするもんじゃねえなあ、と思ったり思わなかったりしたものだ。
───突如。
すぱーん！！！と戸が開かれて、完全に気を抜いていたディーターは驚いて身を跳ねさせ、ザバッと湯を波立たせた。］
おい、ジムゾンお前──いや、服ぐらい脱いでこ…あ？
［ずかずかと歩み寄ってくるジムゾンに、ディーターは姿勢を直しながらそう言うが、「ヨアヒムと同じ括り」と言われて>>1040、クイっと片眉がつり上がった。］
ならず者 ディーター
ちょっと待て、思い出すから静かにしろ。
あー………図書館奥の保管庫……
右奥から三列目の棚の上から二段目、
左から五番目の棚に入ってる羊皮紙三巻に書いてあったはずだ。
オレが口頭説明するより、そっちの方が早い。
［そう伝えたら、ジムゾンは湯場をさっさと後にしただろうか。>>1040
忙しそうに出て行く背中に、「おい、転ぶなよ」とひと声かけて見送った。*］
羊飼い カタリナ
─ 祭壇に至る道 ─
［ 島全体を茜色に染めた夕日が
ゆっくりと西の空へ消えていく。
一度立ち止まり遠くの港の方角を眺める。
この時間ならそろそろ島外への最終便が
出港しているころだ。
今村内に残るのは限られた者だけ。
あれだけ賑やかだった広場も今はもう
随分と静かになっていたことだろう。
広場から一度家に戻り身支度を整えた私の足は
北端にある祭壇へと向いていた。
家に戻る途中教会へ顔を出してみたが
どうやら行き違いだったようで>>982
神父様を見かけることはできなかった。
本当は持ち帰った供物のお清めをしてもらったり
宿で聞いたゲルトさんの予言についても
尋ねてみたかったけれど、いつ戻るかわからない
神父様を待つわけにもいかず、結局一人先に
祭壇の方へと向かうことにしたのだった。 ］
【見】 楽天家 ゲルト
よし、もう大丈夫。
[何度目か分からない憂慮と安堵を繰り返し、
僕の中で揺れ動いていた天秤は
安堵という名の左皿へと傾き切った。
今も憂慮という名の右皿に乗せられた錘
始まりの死者たれという定め
無残な死体なる役割
は取り除けてはいないけれど、
左皿にはそれ以上に大きな錘が乗っている。
一人で抱えるなと言ってくれた人達が居た
>>665>>795>>984
大丈夫だと励ましてくれた人が居た
>>785
時には想定外の反応を示した人も居たけれど
>>910>>934
誰一人として馬鹿な話と否定しなかった。
真剣に取り合ってくれた。
みんなで備えることが出来る。
だから、もう、大丈夫。]
【見】 楽天家 ゲルト
[まだ村の全員に伝えて回ることは出来ていないけれど
伝えた人たちはみんな信じてくれた。
―――だから僕もみんなを信じよう。]
日が沈んできた。そろそろ月狼山に向かわないとだね。
[窓の外を見て、狼月祭もいよいよ佳境であることを知る。
予言されていた災厄の到来はこの狼月祭が終わった時。
神は、予言として村に伝えることで
運命を変えよと告げた。
何度かお告げを疑いはしたけれど、
そのお告げにしたがって伝えて回った。
だから運命は変わったはずだ。]
【見】 楽天家 ゲルト
[運命が変わったらどうなるのだろう。
気が早いかもしれないが、
運命が変わった後のことを考える。
人狼の災厄が起きない。何も起こらず普通の日常が続く。
―――うん、それが一番理想だ。
だけど、既に村に人狼が居るのなら、
何かしらある気がする。
人狼が名乗り出て、
お互いに存在を受け入れて平和に暮らす。
―――次点としてはこれがいい。
僕は人狼を御伽噺としてしか知らない。
伝承や御伽噺なんて長い年月で変わっていくものだから、御伽噺とは違う存在かもしれない。
それに今日まで目立った諍いもなかったのだから、
分かり合えれば共存の道もあるのかもしれない。
そしていつか新たに村を訪れる人に言うのだ。
人狼なんているわけないじゃん、大げさだなあって。
ここにいるのは御伽噺の怪物ではなく、仲間だよって。]
【見】 楽天家 ゲルト
[人狼の被害を目の当たりにしたことがなく、
争いとも無縁の生活を送って来たので、
少年じみた平和な未来を夢想する。
そうしている内にますます日が暮れてきていることに
気が付いて慌てて夢想を止めた。]
おっといけない。これ以上暗くなる前に向かわないと。
[そう口にして立ち上がって気が付く。
紆余曲折あって結局口に出来ていないハーブティー
>>695>>957と、
カタリナから貰った丸薬を>>786]
フリーデルさんが淹れてくれたハーブティーを
味わいもせずに急いで飲み干すのは失礼だよね。
帰って来てからゆっくりと飲もう。
[丸薬もハーブティーと一緒に摂るから、
月狼山に向かう道中で落とさないようにと
談話室の机に置いた。]
羊飼い カタリナ
助かる機会…ね
［ ゲルトさんの言葉を反芻する。>>943
〝予言を伝えることが村を救うことに繋がる〟
それがどう意味なのかはわかっている。
じゃあ助けるって誰を？
微かに過った記憶の欠片、振り払うように首を振る。
なにもすべてが同じになるわけがない。
金狼様は…セイラ様は…きっと
不安を振り払うように何度も深呼吸。
そうだ…ここには金狼様のお導きがある
だからきっと──
その時、頬をなでた風が微かな違和感を覚える。
聖なる湯の湿気とは異なるもっと重いもの…
羊飼いの直感が告げる。不吉な予想を。
はっとして空を見上げる。
雲は少しあるが晴れ間は多い
月狼山に上り始めた月ははっきりと見えている。
そうだ杞憂だ。未熟な羊飼いの誤った予測だ。
〝嵐〟なんかくるわけがない！ ］
【見】 楽天家 ゲルト
さあ、行こう。僕は運命を変えて見せる。
[宿屋を後にする。
もしこれから月狼山を目指そうとする人が居たのなら、
声を掛けて一緒に向かおうと思う。
予言をまだ伝えていない相手だったら、
相手を心配させないように明るい口調で
予言のことでも話しながら。*]
ならず者 ディーター
─ 村内・レジーナの宿 温泉 ─
［まさか、「寝ているのでは」と思われて慌てられたことは知らない。
前科が多量にあるのでそう思われるのも仕方がないのだが、もしニコラスに「寝てたかと思った」と言われていたら、「なんでだよ」と返していたことだろう。］
そういや、天気よかったな。
このまま悪天にならずに済みゃあいいんだが。
［ディーターの手が口元を触る。それから、一瞬「あ」という顔をして、何事もなかったかのように手を下ろした。煙草を吸おうとして、いや今ないわ、となった、というのはバレなかったと信じたい。］
ならず者 ディーター
［一瞬、え？と言いたげな反応を見せたニコラスが、自身の荷物を再び漁ったのを見て「お、一本じゃないのか」と、しめた！とでも言わんばかりの顔をして、その様子を見守る。
なるほど、ちょっと天候が悪かったから、瓶の確認をしていたらしい。
まあ、瓶って割れるときはすぐ割れるよな。わかる。
二本目の酒瓶が出てきて、安堵するニコライの横からぬっと手を伸ばして、今しがた無事が確認された酒瓶を掴む。］
じゃ、こっちはオレにってことで♪
［そう言って、無遠慮にニコライから高い酒を一本かっぱらった、というわけだ。
ニコライはお小言がないので好き──というわけではないが、彼のことは「たまに帰ってくる家族」ぐらいに認識している。だから無遠慮なのか、と？その通りだ。］
司書 クララ
［祭壇へと向かう道。
どういう訳だか、自分は選ばれることが多い気がする。
今年も選ばれなかったかと憤るヤコブにもさせてあげれば良いのにと思うけれど。
多少険しい道ではあるけれどもクララは平気だった。弱弱しいのは雰囲気だけで、案外体は頑丈。もしかしたらそのあたりも考慮に入れて選ばれているのだろうかなどと思う。ご長老モーリッツが選ばれたらたどり着け無さそうだし。］
オオカミさんだから、お肉のほうがいいよね。そう文献に書いてありました。
［オオカミが肉食なのは文献を読まなくても分かるのでは。］
司書 クララ
［獣の紋様は風と雨のはたらきによって刻まれたものだとクララは文献で知っていた。
それと同時に、金狼様がやってきた星の海を表しているという伝説も、やはり文献で知っていた。
クララは、そちらの話のほうが好きだった。］
ならず者 ディーター
［さて、彼が来た>>1051のはいつだっただろうか。
ジムゾンが来る前か後かはさておき。
ちらりと見上げた先にあった目と目が合ったから、会釈を返す。
どうやら、この時期にやってきたお客さんらしい。
湯に浸かると共に、深い息を吐く男に、頭の中であー、わかるわかる。などと考える。
先ほどちらりと見た身体は、なんというかギクシャクしているように見えた。
全体的に痩せてはいるのだが、脚腰にはしっかり筋肉がついているように見えた。
んー、飯食ってんのかな、なんて少しずれたことを考えただろう。
男は少し離れた場所に座ったから、今はもう煙に巻かれてその身体はほとんど見えないだろうし、そもそもディーターには見る気がなかったので、彼のその他身体の詳しい特徴>>1054については、気がつかなかった。］
司書 クララ
［静まり返った山道に差し掛かれば、急に心細さを覚える。
日暮れの近い道は少々危ない。少し前にゲルトとカタリナが出て行ったのを見た。今から追えば間に合うかも知れない。
それとも、後から誰かが追い付いてくるのを待ったほうが良いだろうか。］*
ならず者 ディーター
さて…のぼせそうだし出るか。
日が暮れる前に、お前サンたちも遅れずに来いよ。
［ざばり、と腰を上げて一足先に湯から上がると、振り返ってそう言う。
きっと一時だけのお客さんもいるため、一応と儀式の場所を明確に伝えて、湯場から出て行く。
脱衣所で身体を拭って、服を来たら酒瓶とチーズ──は、布に来るんで懐にしまっておく。ガチャガチャと酒瓶がぶつかる音を鳴らしながら、男湯を後にした。*］
旅人 ニコラス
うんー、僕もそう思う。
[”悪天にならずに済みゃあいい”>>1102と続けたディーターに、温泉の温かさでほんわりしてきた頭で、のんびり同意を返したところで。連想が連想を呼び、ゲルトの顔とさっき聞いたばかりの予言が頭に浮かんだ。]
ディーター！！！
[いつになく鬼気迫る様子でずずいと湯をかき分けて近づき、じーっとガンを飛ばしてんのかという勢いで凝視する。]
もしもまだゲルトと話をしていなかったら、温泉から出たらすぐ行け忘れずに会え、そして話を聞け！
今僕が口にできるのはそれだけだ。いいな？
[例えなんでそんなことするのかという疑問や、行きたくない等否定的な言葉をかけられたとしても、”悪いことは言わない、絶対会っておけ”と繰り返すだろう。]
旅人 ニコラス
[因みにディーターにお小言を言わない理由>>1103。
これだけ酒好きなら、村の誰かしらに飲酒について説教を食らっているに違いないと推測しているからだ。
だけど、村に永住していない自分から見ても、伝承者は一向に控える様子はない。それはつまり、説教を気にせず己の趣味娯楽を優先している可能性が考えられる。
だったらわざわざ説教を聞かせる機会を増やして、お互い気まずい思いをするかもしれないより、楽しい時間を過ごした方がいいのではという意見なのだ。実際ディーターが飲んでいるのを見ると、豪快なのは気持ちがいいし。]
はっ？！ ……まあいいけど。口うるさい人には隠しておけ。
『お前、こんな酒一体何処で手に入れたんだ？！』
って騒ぎになったら面倒だから。
[故に酒瓶をつかまれた瞬間こそ、予想外の行動に思わず声を上げたものの、抵抗はしなかった。]
ならず者 ディーター
─ 少し前・レジーナの宿 温泉 ─
［突然名前を呼ばれて、ディーターは肩をびくりと振るわせた。
湯の水面に波紋が広がる。ニコライの方を見ながら、今日はやけに呼びつけられるなあ、と思った。
あと大きな声を出さないで。浴場だけじゃなくて、オレの頭に響くから。
なんていうのは、心の中で考えていることなので、相手に届くことはないだろう。］
な、なんだ…
おい、近ェよ！オレとキスでもする気か、お前！？
［ずずい、と近づくニコラス>>1109に気圧されて、仰け反りながら少し顔を背けて言う。
何やら鬼気迫る様子のニコライが口にした言葉に、ディーターは首を傾げた。］
ならず者 ディーター
ゲルト？
いやまあ、それはいいけどよ…なんだお前、
ちょっと変だぞ……
［何やら、並々ならぬ理由がありそうだ。
「今僕が口にできるのはそれだけ」なんて。
大げさだなあ、なんて笑い飛ばせそうにない空気をニコライが背負っていて、今はそうしてはならないだろうことだけはわかった。*］
ならず者 ディーター
─ 村内・→月狼山へ向かう途中 ─
［レジーナの宿から今日初めて出ると、飲み掛けの酒瓶に残っていた酒を一気に呷って、空になった瓶をゴミ箱に放り込んだ。
思ったより残っていた酒が多くて、急速にアルコールが身体に回るのを感じながら、新しい酒瓶を開けると、無遠慮に口に流し込んだ。
儀式に向かう最中、誰かに会うことはあっただろうか。
もし、会うことがあったなら、儀式前だというのにいつもと変わらず酒臭い男に、顔を顰める者もいたかもしれない。］
『NPC』女王サーラ/警備部 カレル が見物人として参加しました。
『NPC』女王サーラ/警備部 カレルは、見物人 を希望しました（他の人には見えません）。
ならず者 ディーター
［少なくとも、男はゲルトに出会った。>>1100
ニコラスに言われていたこと>>1109もあって、姿を確認するとすぐに寄って行った。］
よう、ゲルト。
［そう言って話しかけたら、きっと彼はこの呑んだくれにも予言を教えてくれただろう。
ディーターは歩きながらゲルトの話を聞いて、少しの時間、顎髭を撫でながら黙った。］
ならず者 ディーター
ン〜……
まあ、儀式が終わればわかるんじゃね？
［しばしの沈黙のあと、ディーターが発したのはそういう、些か無責任な言葉だった。
ゲルトの言葉に、本当に？と言いたげな顔はしていただろうが、口に出すことはなかっただろう。
なるほど、ニコラスそういうことか、という顔をしていただろうと思う。］
まあ、大丈夫だろ。気にしすぎんなよ。
［そう言って、パンパン、と軽くゲルトの背中を叩いて、特に呼び止められることがなければ、酒瓶を傾けながらゲルトを追い越して歩いて行っただろう。*］
負傷兵 シモン
［不意に声を駆けられた>>1060
話を聞くに昔に大怪我をしたそうだが、湯けむりでその姿はよく見えなかった。
こちらも返事を返す。］
そうなんですか。それは良い事を聞いた。
この脚だと変な所が疲れてしまうので、お湯にも入り甲斐がありますよ。
［他愛のない世間話を交わしていると、奥の赤紫の男は先に上がるようだ>>1108
ご親切にこれから始まる儀式の場所も教えてくれて、さては良い奴だな？なんて。］
――なんか、皆さん気合入ってますね。
［なんて世間話の相手に投げかける］
本当に愛されてるんですね。その、金狼様？というのは。
まるで土着神か何かみたいだ。
……あなたも行かれるんですか？その、儀式ってやつ。
［世間話のつづきで、もし相手が儀式に参加するというなら、勝手の分からぬ土地、一緒に行かせてくれないかと頼むとしよう。
――あの青年の予言が本当であれば、この『儀式』とやらが終われば。
話は、そこからだ。］*
少女 リーザ
［…まぁ、そうは言っても
リーザだってそんなディーターと話せることが
楽しくて仕方がないんだ。
多分この村で1番、
リーザが遠慮なしに色々できる年上男性が彼だと思う。］
少女 リーザ
［だからね、ディーターがいることをわかっていて
大きな声を出してみたり
後ろからドーンとぶつかってみたり
そんなこともできてしまうのだよ…♪］*
少女 リーザ
── 村内:回想、ジムゾン ──
［それはリーザが何歳の時だったか。
お兄さん的存在
というより、からかわれてばかりだった気がするが
のジムゾンが神学を学びに村の外へ出て。
帰ってきたらいろいろな話を聞かせてもらおうと
ワクワクしながら見つめていた窓の外から
耳を疑う知らせが届いたのだった。］
……嘘でしょ？
［初めて、頭が真っ白になる感覚を知った。
知らせを信じたくない自分と
知らせが本当だったらと不安に思う自分。
動かせない手足が段々と感覚を失って］
少女 リーザ
［立ち直るのにどれほどかかったかわからないけど
なんとか普通に笑えるようになって、
ある日、ジムゾンの幽霊を見た。
息を呑んだ。
目を見開いた。
幽霊って、みんなに見えるものだっけ？］
村の設定が変更されました。
【見】 医師/御用聞き レト
─村（回想）/カタリナと─
リナ姐！リナ姐お願い助けて！！
こいつ、猫、臍の緒ついたまんまのやつ、
このままじゃ死んじまう助けて！
[リナ姐の家に駆け込んだ時、
ちょうど放牧の支度をしていたところへ
パニック状態で駆け込んだのが3年前。
2人して一緒に慌てておっかなびっくりしながら
羊のミルクを飲ませたりしたのを覚えている。>>913
本来羊のミルクは猫に負担がかかることもあるらしいけど
奇跡的にラドの体質に合ってたみたいだ。]
【見】 医師/御用聞き レト
……ごめん、リナ姐。支度中のとこ邪魔して……。
大丈夫リナ姐？支度間に合う？俺手伝うよ。
[頭が幾分冷え始めたところでリナ姐の仕事に思い当たり
めちゃくちゃ謝り倒したのも懐かしい思い出。
その後、リナ姐が村に戻り滞在する度ラドを連れては
「リナ姐！あの時はありがとな！」
「こいつでっかくなった～」なんて言いながら
「こらラド、お前の命の恩人である大先生なんだぞ。
分かってんのか？」ってあの時の礼を何度も言った。]
【見】 スタッフ シルキー
― レジーナの宿・入口 ―
それは良かった。
こんな辺境じゃ何かあっても知る術ないから、
毎年帰ってきてくれると安心するわ。
[彼の言う通り旅なんてしていると
何が起こるか分からないから、>>999
こうして姿が見られると少しほっとする。
食べ物が楽しみだと言うニコラスに
くすりと笑いを零しながら]
あはは、現金。気持ちは分かるけど。
春になるまでの間に
またゆっくり旅の話でも聞かせてよ。
うん。それじゃあ、またね。
[自分は買い出しの為に街に出るくらいしか
この村を離れる機会がないから
村の外の話を彼から聞くのも好きだった。
明るく笑いつつ、去っていくニコラスを見送り。>>1000]
【見】 医師/御用聞き レト
[家も近く親もいない俺とリナ姐。>>914
交流があんまり無かったじいちゃんがいたという共通点。>>766
ばあちゃんが死んで、それでも前を向けたのは
元々憧れだったリナ姐のおかげ。
リナ姐のじっちゃんがいなくなった後、>>981
1人で放牧をこなすリナ姐は俺が目指したい姿だった。]
え、そう？じゃあ今度旅人さんとか
他所の人に売るときはそうしよっかな。
【見】 医師/御用聞き レト
ていうかリナ姐！リナ姐はお得意様なんだから
むしろこれぐらいさせてよ！
俺とラドの大恩人に値上げなんて出来っこないって！
[目をかけてくれてるのは狩含め俺でも分かったから、
ナイフの新調と冬の羊の世話は感ありがたく引き受けた。
手助けの件も、俺の性格見抜かれてたのは>>914
流石に気付けなかったけど、やっぱ敵わないなあ。
仕事を振ってくれる分、黒曜石のナイフは
リナ姐が少しでも使いやすいよう大きさと形に気を配り
羊は懸命に世話と護衛に心血注いだから
1頭も死なせず元気に（と思ってるけど）
引き渡せているのは数少ない俺の誇りだ。]
【見】 医師/御用聞き レト
[リナ姐は村にいる時、護衛も何度か頼んでくれた。>>915]
護衛？いいよ！羊達も一緒？
野犬ならトリカブトの毒仕込んだボウガンあるから
それ持ってこうか。
[お得意様兼ラド の恩人兼姐さんの頼みだ。
俺は少しだけ俺と外の世界を歩いてみたかったという
姐さんの思いに気付ける機会はあったかな。
あれば俺はリナ姐のじいちゃんが亡くなった後、
1人で放牧頑張るリナ姐みたいに強くなりたいって。
リナ姐がこうして仕事振ってくれるおかげで
俺は少しずつ前を向けてるんだよって。
ありがとうって、仕事をくれる時
俺はリナ姐に伝えただろうな。
たとえ伝えられなくても、いつかどこかで
伝えられたらいいなって思いながら仕事してる筈。]
【見】 医師/御用聞き レト
─村（回想）/カタリナとカタリナのじっちゃん─
[3年前から始めた俺の自己満足みたいなもの。
ばっちゃんと──リナ姐のじっちゃんのお墓参り。
春にリナ姐が放牧で村を出てから花手向けたり、
墓標ちょっと磨いたりしようとね。]
──ばあちゃん、ばあちゃんがいなくなってからも
俺何とか生きてるよ。ちょっと大変だけど、
しんどいなーって思う時があっても。
リナ姐がいっぱい俺にお仕事くれて、
村のやつらも楽しい人らばっかで。
【見】 医師/御用聞き レト
……ディタ兄ぃは酒と煙草やりすぎだよとか
ヨア兄ちったぁ働けとか
ゲルトの兄ぃ今日は体調どうかなとか、
神父さんは神父さんだなあとか
思うことは色々あるけどさ。
[何だかんだみんなに救われてるなあって、
胸に留めるつもりの言葉まで溢れてしまった。]
【見】 医師/御用聞き レト
ペタ坊が来て、瀕死スターも元気になって。
相棒もすくすく成長ときた。
変わっていくことばかりだけど、
みんなを見てると俺も立ち止まってらんないなって。
[横で佇むラドを何度も撫でながら、
鼻の奥がツン、とするのを何とか堪えて。]
【見】 医師/御用聞き レト
……ばあちゃんみたいに、は無理かもしんないけど
俺、生きるよ。痛いのも苦しいのも楽しいのも
面白いのも、みんなひっくるめ、抱えて生きるよ。
[村に来たペタ坊とか瀕死スt……ゲフンゲフン。
シスターの回復から今に至るまでとか、
兄ぃことゲルトの兄ぃが病気の中生きる姿。
リナ姐が1人で放牧をこなすとことか見てたら
弱音なんか吐いてられないなって。]
だから──いつか俺がそっち行った時は、
ちょっとだけ褒めてくれな。
[いっぱい褒められたら、
涙堪えてカッコつけらんないからさ。]
【見】 医師/御用聞き レト
[十字を切ったところで
カタリナのじっちゃんの墓標に向かえば
同じく花を手向けて語りかける。]
リナ姐のじっちゃん。リナ姐ってすげーね。
じっちゃんいなくなってから1人で放牧頑張ってさ。
俺もあんな風になりたいなあ……。
[リナ姐のじっちゃんが死んだ時、>>981
ばあちゃんに隣村のお産へ何日も駆り出されたから、
戻ってそれを知った時はショックだったよ。>>981
当時のリナ姐の目を、俺は知らない。>>981]
旅人 ニコラス
疲労回復の効果もバッチリです。実は僕も、越冬のために戻ってきたばかりでして。早速温泉の効用に預かっている最中です。
この宿では美味しいパンとチーズも食べられますから、食事も楽しみの一つですよ。
[初対面の客>>1119に温泉だけでなく、オットーとカタリナを意識した宣伝を抜かりなく行う。彼が気に入ってくれたらいいと期待を込めて。
雑談の最中、先に上がったディーター>>1108へ、”分かった、ありがとう。”と声をかけた。
あと少しだけ温まろうと思ったところで、かけられた言葉に大きく頷く。]
勿論です。この狼月の村にとって、非常に大切な儀式ですから。
僕も参加させてもらいます。
[すると客から一緒にと頼まれたので、いいですよと快く了承した。]
僕の名前はニコラス・リーベスヴィッセン。よろしくお願いします。
金狼様について説明し始めると、二人とも確実にのぼせますから、詳しくは宿の図書室で資料をご覧ください。
[自己紹介をしてから、じゃあ先に上がりますとそそくさ湯船を出て、体を見られないうちに服に着替えた。*]
【見】 医師/御用聞き レト
なあ、リナ姐のじっちゃんにとって
リナ姐はどんな子だった？
[出来たら生きてるうちに、聞いて見たかった。]
俺は、間違いなく自慢の孫だと思うよ。
村の奴らにも愛されて、放牧頑張って。
俺なんかラドと一緒に冬の間羊預かってた時なんか
ひーこらしてたんだぜ？
でもリナ姐はあれを1人で頑張ってる。
だから俺も助けられてばっかだけど、
黒曜石のナイフとか護衛とか羊のこととか
少しでも力になれたらいいなって思うんだ。
[焼け石に水かもしれないけどね、
そう言って今はからからと笑う。]
【見】 医師/御用聞き レト
俺が9つぐらいの時だったかな。
リナ姐がすっごい元気なかった頃。>>718
俺、すっごい心配だったけど何も出来なくてさ。
リーザちゃんがリナ姐のこと連れ回したり
ばあちゃんは「それがどうした」って言いながら
詮索する奴らや気味悪がる奴らに対して
裏で喝入れたりとか、2人みたいなこと出来なくて。
大丈夫、大丈夫だよってのを伝えたくて
手え握ろうとした後どうなったかも覚えてない。
あの時俺は何も出来なかったのに、
今俺はリナ姐に助けられてばっかだから
──いつか、ちゃんと恩返し出来たらいいなあ。
【見】 医師/御用聞き レト
んーごめんね、色々話聞いて貰って。
とにかくリナ姐がすごいって言いたかっただけ。
[周りに人がいるかも気を配らずに
色々と喋ってたから、誰かいたら恥ずかしいな。
でも普通に喋ってたせいで
誰かに聞かれたかもしんないな。
わー恥ずかしー。]
……またね、リナのじっちゃん。
[振り返らず墓を後にする。
神父さんやペタ坊、誰かに出会ったら
軽く挨拶はしただろうね。
そしてリナ姐が帰って来た時は
リーザちゃんみたいに>>599「おかえり！」を
伝えようって改めて思った。]
【見】 医師/御用聞き レト
─村（現在）/中央・広場─
らっしゃーい！冬篭り支度に
兎の毛皮、穴熊の毛皮。
羽ペン装飾何でもござれな鳥の羽。
携帯に便利な黒曜石のナイフ
おひとついかがっすかー！？
骨細工の腕輪に指輪、首飾りに耳飾り。
他にも色々あるんで
どんどん見てってくださいねー！
【見】 スタッフ シルキー
何色がいいか考えておいてね。
[そんな話をしつつ、彼女との話が一段落つけば。
宿屋を後にしたんだったかな。**]
【見】 医師/御用聞き レト
[相棒のラドと共に今年はお祭り出店。>>768
黒曜石のナイフや毛皮、
鳥の羽に骨細工は普段村でも売ってるから
この日は主に余所者さん向け。
鳥の羽は雀に雉に時折拾う鷲の羽
烏に梟、翡翠その他色々。
兎は野兎の皮、肉は依頼人に渡すのが
殆どなので出店には置いてない。宿屋？あそこは兎いるから……。
頼まれたら持ってくけどね。
せめて宿によるのは兎の毛皮売れてからにしよっと。]
【見】 医師/御用聞き レト
[それが終われば冬篭りの支度だ。
予言のことも、この後の村の運命すらも
今は知らずに呑気でいた自分を
未来の俺は、どう思うのかな]**
【独】 負傷兵 シモン
［さて、湯船につかってぽんより世間話を交わしながら、頭の中は今後の身の振る舞いについて思案を巡らせて居た。
予言の通りに惨劇が始まるとするなら、今の俺はこの村ではアウェイ、圧倒的に不利だ。もしこれまでの村のように投票で全てが決まるのであれば、見知った顔の仲間より、ただの一見さんの湯治客の方が票が入れやすい。
だがもう吊り縄は勘弁だ。何遍首をくくっても禄に死ねやしなかった。
だから今回の第一目標は、『吊り縄にかからない事』。
その為に出来ることは何か？
『村の皆に信用して貰うこと』だ。
人狼騒動の経験を活かして、皆に頼りしてもらえる立ち回りをする。そうすれば吊り縄は遠のき、牙が近づく。ゴールが見えてきたぞ。
そうなるとしくじったのは、談話室での予言の青年への対応だな…… あの時の俺は圧倒的に不審者だった。
人狼が"来てくれる"とか、うっかり口を滑らせたしな。
田舎ネットワークは恐ろしいからな。あの青年から口づてで俺の変な印象が広まってないといいんだが。
どうリカバリーはどうする？
『人狼に恋人を殺されて復讐に燃えている、今度この島で敵が討てるかもしれないと知って気持ちが昂ぶっていた』とか？
まあ半分は嘘ではないからな、怪しまれたらそう言う返しで行こう。］
旅人 ニコラス
― 村内/祭壇へ ―
[温泉を出たあと一旦広場に出て買い食いした。
そのあと宿屋に取った部屋に戻ってクララから借りた本をちょっと読み、供物を手に、シモンと共に祭壇へと向かう。
変な所が疲れてしまう>>1119と聞いていたので、時々大丈夫かと声をかけながら。]
[ 命を抱いた母の懐へ、空の支配者が赤い輝きを引き連れて消えていく。
そのあとは、天井いっぱいに広がる小さな瞬きたちの時間。
黒いびろうどを背景に、今度は私たちが主役！ だと主張する。
おやおや、毎夜違った装いで登場する女神が笑っている。
”誰にも見つけてもらえなくたって
あなたたちの存在がなくなった訳じゃないのよ”]
[カタリナとゲルトの姿は確認できた。
ディーターがゲルトに話しかける様子も見えて、助言を守ったとほっと胸を撫で下ろした。**]
仕立て屋 エルナ
―回想/糸紡ぎの女性と―
[捧げ物のドレスの製作が、いよいよ佳境に入ろうかという頃。商売道具である裁縫箱を覗いた…は、とあることに気付く。]
あっ、糸がもうないな……
また、あの子から買ってこなければな。
[この村には糸紡ぎを生業にしている、シルキーという女性がいる。ほぼ同じくらいの齢で、いつも彼女から糸を買わせてもらっている。>>812
いわゆるお得意様ってやつだ。
……？
いや、それは俺のほうか。
いつもは糸を届けてくれるが、この時期は糸を使う量が多く、今回は切らしてしまっていることに気が付かなかった。
客に頼まれた仕立ての仕事を終えると、彼女の元へと向かった。]
仕立て屋 エルナ
やぁやぁ、シルキーくん、
忙しいところすまないね。
糸を切らしてしまったんだ。
今すぐ、買うことはできるかな？
[頭をかきながら、うっかり縫い糸を切らしてしまった旨を伝えた。]
あぁ、それとね。
今作ってるシルクのドレス、
どうも今年は生地が余りそうなんだ。
だから、もし需要があるならば
余った生地でシルキーくんの服でも
作ってあげようかなって思うんだけど
どうかな？
いい生地だから、きっと綺麗な
お似合いのお洋服ができるよ。
あと、カタリナちゃんだっけ。
彼女にも同じ服、作ろうかなと
思ってね。
丈夫で、綺麗ないい糸が使えるのは
君たち２人のおかげだからね。
*
少女 リーザ
っ、オットーさんこんにちは！
かっ、いにきた というか！
追加発注を、ね！しにきた！
［紡ぐ言葉はぎこちなく、荷物を持つ手には力が入る。］
少女 リーザ
［……うん、ちょっと落ち着こうね。
急だったとはいえ、動揺しすぎだし。
心の中ではそう思っていても
大きく開かれた扉を見てオットーの気遣いに気付けば
入ったほうがいい？
でも追加発注をしにきただけですよ？
あぁでも、気遣いを無碍にするのってどうなの？
カンジ悪くならない？
ええええ、でも入るのってどうなの？
更に混乱する結果となった。
その間、僅か0.1秒。
結局その場から動けずに頬を赤らめるのであった。］*
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
PC①②共にめっちゃ悪い人やろうとしてたのに、
両方とも良い人っぽくなってるのはどういうことなの！？
天のお告げ（村建て人）
■シルバー・メリー号へのご乗船、誠にありがとうございます。
本艦は、明日10/08日11：00より１ｄに突入いたします。
★大丈夫とは思いますが、念のため
役職希望にお間違えのないよう、
最後に、お確かめいただけましたら幸いです。
【見】 情報屋 アリスバック
む、もう劇始まってるじゃん。
木の役は無事集まったのかな……。
[土産物を売るスペースからは、金狼様とセイラ様の劇をやる舞台も、>>962
ちらっと、見ることができた。
とりあえず観光客が集まってるなーというのと、
聞き覚えのあるセリフが聞こえるなーというのがわたしにはわかった。
ちょっとだけ、村に伝わる伝説について、
わたしが思ってることの話をすると。
わたしは、金狼様が船に乗って！ 月から飛来した！
……ってところに心をときめかすタイプのこどもだった。正直今もそうだ]
【見】 情報屋 アリスバック
あんな高いところから村に来てもだいじょうぶなふねって、
さぞかしがんじょうなんだろうなー、どうやって作るんだろうなー！
[という素朴な疑問を、主に父さんにぶつけていた。
なぜなら、父さんはものを作るのがじょうずで、
船着き場にある船のことも、修理したり作り直したりしてたんだ！
父さんが生きてた間は、ね。
湖に囲まれたこの島から、外の世界に渡るための船のことならよく知ってるけど、
ソラから地上を目がけてやって来た船、って何だ……？
というのは、わたしにとって未だ解けない謎のひとつだ。
もしかして村にある本の中に、そんな船にまつわる情報がある？ って、
クララに訊ねてみたこともあったっけ]
【見】 情報屋 アリスバック
[劇が終われば人の流れも変わるよね。
ぼんやり考えながら辺りを見回す。
母さんはいつ戻ってくるんだ？ まさかまた井戸端会議とやらをしてるんじゃ……。
と、そこへ顔を出したのは、]
おおー、ペタかー。
劇は楽しかった？
[やって来た少年>>967をわたしは笑顔でもって迎え入れた。
5年前――彼がこの村で暮らすようになった頃、
わたしはとっくに情報を売るやつとしての生活をはじめていたわけで、
つまりこの季節にならない限りは会えないんだけど、
まあ元気そうで何よりだね！わたしはレアキャラという認識で間違いないぞ]
仕立て屋 エルナ
―現在/仕立て屋→―
ふぁーー、よく寝た。
やべ、もうこんな時間じゃん。
捧げにいこ。
誰か一緒にいけそうな人はいるかな？
暗いところ1人で行きたくねー。
ぶつぶつ
[誰かと出会ったなら一緒にいくし、誰とも会わなければ震えながら山へと向かうだろう。*]
【見】 情報屋 アリスバック
カヤツリグサと……干しブドウと香辛料？
[カヤツリグサって紙の原料になるやつじゃん。
ソレを必要とする>>845のは……というのは置いといて]
ふふふ、ペタが求めているのはこれかな？
[足元に置いていた袋を掲げて見せた。
袋の口は開いてるから、中には件の、紙の原料となる草がどっさり入ってるのがよく見えるだろう]
ええとね、去年もおんなじことを訊かれて、
だけどお望みのものはここにはないという不毛な情報しか与えられなかったおぼえがあるんで、
こんなこともあろうかと今年はちゃんと用意していたのだ！
すごいでしょ？
[渾身のドヤ顔を見せる！]
【見】 スタッフ シルキー
― 回想/仕立て屋―
[カタリナ同様、仕立て屋はお得意様である。>>1151
親の代から世話になっている仕立て屋には
一つ上の男の子がいて、仕事柄接する機会も多く。
ある日のこと、仕事先まで訪ねてきたエルナに慌てる。
彼の所には定期的に糸を届けているが、
この時期使う量が多く足らなくなってしまったのだろう。]
ええ？今すぐ？？
ちょ、ちょっと待ってね。
確か少しは余りがあったはずだから……どれくらい入用？
[彼に糸紡ぎの小屋まで入って貰い、
適当な所に座って待っていてもらい。
奥から毛糸玉の在庫を持ってくる。
これで足りるかしら？と尋ねながらそれを渡し。]
【見】 スタッフ シルキー
えっ、
[と、彼の提案に目を瞬かせた。
シルクのドレス。…から余った生地。
それはもちろん嬉しいし、
心が躍ってしまうけれど。]
そ、それは…有難いけど……。
でもいいの？結構良い生地なんじゃ…。
[何となく。
地味な自分には不釣り合いのように思えて
もじもじしてしまった。
小さな村に閉じこもっているから
そんなにおめかしする機会があるわけでもない。
ドレスなんて猶の事。
ああでも、カタリナが良い服を着ているのは
ちょっと見てみたいかな……なんて少し悩んだ後。
少し控えめに了承することになるだろう。]
仕立て屋 エルナ
お、クララじゃないか。
[ちびりあがりそうなところに、救世主が現れたようだ。知っている声が後ろから聞こえてくる。>>1163
クララだ。この村の書物の保管庫で働いている。
狭い村の中で、歳も近い、仲の良い女性だ。
どうも、彼女は昔から俺のことを"俺っ娘"だと思っているような節があるように感じるが……気のせいだろうか。]
やぁやぁ。ちょうどいいところで会ったね。
俺もこれから山に向かうところだ。
一緒に行くか。
[実は俺も暗いのが怖いことは明かさない。しかし、観察力の高い人なら、顔が恐怖で引きつっていることがわかるかもしれない。*]
司書 クララ
空からの船が再び動き出せば。
あのお月様にだって。手が届くんだろうな。
［そんなことを夢想する。
だからこの村へとやってきた。金狼は昔話に終わらず、クララが見たいのは新たな伝説の創造だ。］
神父 ジムゾン
―― 村内 / レジーナの宿屋・温泉 ――
[男湯に踏み込んだときは
用事のことで頭が一杯だったし、
湯煙で曇る男湯は視界も悪く、
ニコラスと、見慣れぬ誰かがいるな、と>>1112
漸く判別できたくらいだった。
急いでいない時なら二人にも声をかけたし、
見慣れぬ客は旅人だろうかと見当づけて、
必要があれば祭りや村の案内なども
しただろうけれど。
そんな勢いであったから、すんでのところで
どきっ☆狼月の村湯煙～が回避されたことは
知る由もなく――>>1055
いやほんと、
もしきゃーって緑色の悲鳴なんか聞こえたら、
こっちも反射的に、
『あ、ごめん！』とか慌てた顔をして
一旦ぴしゃっと扉を閉めて
外の扉に背を凭れさせ――
なんていう、ドキドキ湯煙展開を
うっかり演出してしまい、
いやほんとなにやってんの…？？？
と虚無の顔になるところであった。]
神父 ジムゾン
[ディーターは『ヨアヒムと同じ』のくだりには
思うところある様子だったが、
構わず質問を投げかける。
いつものことながら見事な記憶力、>>1092
こっちは言われた端から忘れそうだったので、
奥の保管庫の配列をざっと頭に浮かべ、
示された棚と本の位置に、脳内でざっと丸を付け、
『羊皮紙三巻』というところだけ文字で覚えこむ。]
ありがとな、助かった！！
[この年上の昔馴染みに、憎まれ口も叩きはするが、
時折こうして頼りもするし、素直に礼を言う。
子供の頃も、こいつの語る本の知識には、
お前すごいな！ と目を輝かせたものだった。
なお、転ぶなよ、と追いかけて来た言葉に]
お前さんこそ風呂で寝て沈むなよー！
[と返したのも、まあ、
ありがとな、の代わりということで、ひとつ。]
神父 ジムゾン
[そういえば、村の外から帰って来たときは、
「お化け？」などと酷く驚いた様子だったので、>>1088
こっちの方がきょとんとしてしまった。
いや、冷静に考えれば分かるのだ。
あのときの状況で、誰が生きて誰が死んだかなんて
マトモに伝わるはずもない。
あの町に、村の教会の神父の息子がいたらしい、
そりゃ死んだな、うん――くらいの伝言ゲームで、
村を訪れる旅人が厚意で知らせてくれていたのだろう。
いや、でも思い返せば、
そんな簡単な成り行きに咄嗟に思い至らなかったのは、
オットーの反応のせいもあると思う。>>1075
ディーターより前に出くわしたアイツは、
表情も変えずにこちらを二度見したので、
『よう、久しぶり！』とごく普通に挨拶し、
まさか自分が死んだと思われているなんて
気付かなかったのだ。
後で思えば、うん、オットーだからそうだよな…
と大層納得した。
ともかくあのときは、
え、俺って実は死んでるのか…？
と一瞬考え込み、
ツッコミ不在の状況となったものである。]
神父 ジムゾン
[オットーとは歳が同じだった。
小さい村で歳が近い子どもはそれほど多くない。
ディーターとオットーはその該当者。>>1073
そういうわけで、当時から走り回っていた自分は
遊ぼう！ とよくハティに顔を出したものだった。
母親がいないというのは知っていて、
自分も早くに母親を亡くして顔は覚えておらず、
互いにそういうものなのだろうと、
漠然と思っていた。
オットーに『可哀想』とか言う連中がいたときは、>>1073
バーカ！！ とか言って
蹴飛ばしてやったことがある。
（後で大人に大層怒られた）
当時はよく分からなかったけれど、
何となく、勝手にあれこれ言われるのが、
嫌だったのだろう。
表情があまりないのも、慣れっこで。
それはそれとして、 なぜか
びっくりした顔させてやりたいな！ と
変顔作戦とか色々悪戯を仕掛けたことは、
あったのだけれど。]
【見】 情報屋 アリスバック
もちろん干しブドウと香辛料もあるよ。
こっちはちょっとしかないけど。
ほら、もうすぐ儀式に選ばれた皆以外で買い出しに行くじゃん。
その時にどっさり買うのが本番かなって……。
[つまりこっちが本命とばかりに、カヤツリグサの入った袋を突きつける。
わたしに持てるくらいだからペタにも余裕で担いでいけるはず。
草どっさりと、干しブドウと香辛料がちょっと。
その料金を示して、ペタの方に問題ないならお金と品物を交換してー、
……途中でどこ見てるの？ ってツッコミもしたかな。>>968
そうしている頃だったか、麦の穂のような金色が視界にきらめいたのは。>>979]
神父 ジムゾン
[父親の失踪の折のことも、
そう――、
捜索には加わったから、よく、覚えているのだ。
湖畔で血の跡が見つかったと聞いて、
駆けつけて、辺りを探し回り、
湖に飛び込んで潜って探せる限りの場所を探した。
それでも、何一つ見つけられなかった。
それを告げた時の、変わることのない表情を、
今もよく覚えている。
――時は流れ、今に至る。
自炊が壊滅しているため、『ハティ』には通い続け、
ペーターが教会に住むようになったことで
買い物の量は増えることとなる。
その後教会の食事事情が激変し、
買い出し当番が変わっても、>>1037
それでもやはり、パン屋にはよく顔は出している。]*
【見】 スタッフ シルキー
[けれど、君達二人のおかげ、と言う言葉には。]
ううん。それはお互い様。
もふもふの力が狼月の村に巡るのは。
エルナが仕立ててくれるからこそだからね。
[いつかのカタリナとの会話を思い出し。
彼にもそんなことを言ったかもしれない。**]
神父 ジムゾン
―― 山道へ ――
[駆けまわるうちに日は暮れて、儀式の時間が訪れる。
大体は彼方此方で雑用をしてきたわけだが、
祭りでヨアヒムと買い食いしながら小腹を満たし、
買い出し勢に加わるそいつを見送った。
気付けば日はすっかり傾いて、
山際にかかる西日が、
稜線をうっすらと赤く染め上げる。
どこからか、冷たい風が吹く。
冬の長いこの村では、この時期は既に寒気も強い。
何処か遠くで、耳慣れた角笛の音が聞こえた。>>1101
力強く響くそれは、
常と変わらない村の営みを告げる音のようで。
それでも、何故だろうか。
小さく吹き抜けた寒気が転がした道の葉に、
遠くたなびいた角笛が西日に溶けてゆくその余韻に、
人のすっかり少なくなった静かな道に、
胸の奥でざわめく、何かを感じているのは。]
【見】 情報屋 アリスバック
リナも久しぶり！
地図が役に立ったようで何より……って、崩落だって？
ありがとう助かるよー……。
[こっちに気付いて、ペタにジムゾンさんのことを訊いた後の彼女に挨拶をする。
にこにこしてたのはわずかの間で、すーぐに苦虫を噛み潰してるみたいな顔になっちゃったけど。
地形情報をいつも新しくしておくのはとても難しいとはいえ、ね。
いつも地上を見下ろしてる神様じゃあないんだから]
神父 ジムゾン
[ゲルトの言葉を思い出す。
彼の口調を、表情を。
意識よりも先に、自身の無意識が何かを感じ取っている。]
――…
行くか。
[一度教会に戻り、供物の葡萄酒を揃えて山道に向かう。
道中行き会うものがあるなら、
共に向かうこともあったかもしれない。
準備や日頃の勤め――つまり整備のため
よく行き来する道ではあっても、
今日はやはり、ざわめく何かを感じていることを。
儀式の緊張感だと己を誤魔化すには、
――何もない今日の続きは
何もない明日ではないと、
自分は、もう、知っている。]*
【見】 医師/御用聞き レト
─村/劇が始まってた頃─
（あれ？アリスバックさんだ。
今年も来てくれたのかー。）
[黒曜石のナイフがまた1つ売れた頃、
多めに作って良かったなんて考えてたら
ちらっとアリスバックさんの姿が見えた。>>1156]
【見】 医師/御用聞き レト
[あの人のお父さん、船の修理上手かったなあ。>>1157
船番やってたじいちゃんなんか普段笑わないのに
お父さんが修理した箇所を見た途端、>>766
満足げな笑みを見せて、じいちゃんのことを知る人驚かせてた。
じいちゃんも船の修理や作り直しやってたから、
もしかしたら2人一緒に作業なんかしたりもあったかな。
本当、最低限の指示と意思疎通しかしない人だけど、
余程アリスバックさんのお父さん気に入ったのか、
ぼちぼち船番で見た客のことや失敗談とか話してたし、
家帰ってからじいちゃんめっちゃべた褒めしてたからね。
でも2人が帰る時に「帰んな」って留めようとするのは
本当やめてほしかった！あの時は本当ごめんなさい！！
そんなお父さんも、うちのじいちゃんももういない。]
司書 クララ
［残念ながら人への観察眼はあまり芳しくない様子。
もとい、自分より怖がりな人なんていないと思い込んでいるクララ。厄介なことに。だからきっと、目いっぱい頼ってしまうだろう。］
良かった！
［そして当たり前のように、相手を前へ行かせて自分は後ろに隠れるのだ。
今度は背後が怖くなってくるまで、そう時間はかからないだろう。］
【見】 医師/御用聞き レト
[そんなこんなで劇が終わり、
ペタ坊が話しかけてくるのを遠くから見つめる。>>1158
俺のスペースは遠いからね。
なんか渡してるのとアリスバックさんが>>1161
渾身のドヤ顔してるのはかろうじて見えた。]
（何かよくわかんないけど楽しそうだな）
[走行してる内に別の客がやって来たので
その後のやり取りは見えずじまい。]**
【見】 情報屋 アリスバック
[わたしと同じ季節に村を空け、羊とともに生きる彼女。
運良く道行きが重なってどこかの町で会うことがあれば、
羊毛と情報を交換することもあった。
わたしはシルキーのように糸紬ぎはできないから、
羊毛を必要とする誰かの手に渡す形になりがちだけど。
オミ・クジの箱のことについて訊かれれば、首をぶんぶんと振った]
いかがわしくなんてないって！
わたしはこれを金狼様にもお勧めするべく持ってきたので！
そ、それはそうとリナのとこの羊は元気？
[別に後ろめたいから話を逸らしたわけじゃないぞー？
前にも異国の守護動物を模した置物を持ち帰ったこともあって、
その時は大丈夫だったし、今回も……ね？]
仕立て屋 エルナ
―回想/シルキーと－
いやぁ、ほんとに、
いきなりで申し訳ない。
まだあると思っていたんだがね。
とりあえず……くらいあれば足りるかな。
[彼女に案内されるがまま、糸紡ぎの小屋に入り、適当に腰掛ける。しばらくすると、彼女は毛糸玉の在庫を持ってきてくれた。
うんうん、これくらいで大丈夫だよ、と、糸と引き換えに代金を渡して。]
ならず者 ディーター
─ 村内/記録・フリーデルと ─
［ディーターがのぼせて倒れる場所はまちまちだ。
談話室で、辛うじてズボンまで履いて倒れていることもあるし、湯船にそのまま沈みかかっていることもあるし、なんとか湯からは出て、そのまま力尽きていることもあるし、脱衣所で動けなくなっていることもある。
そもそもの問題として、酔っぱらいの「いや、もう酒抜けた！」は信用してはならない。ガバガバの判定だから。
まあ、とにかく。
おかげでフリーデルの世話になったのも一度や二度ではない。>>1019］
ならず者 ディーター
［のぼせからある程度復活して、起き上がったディーターが酒瓶を探し始めたことを嗜められたこともあったかもしれないし、］
大丈夫だから。飲めば二日酔いとか全部治るから。
［と傾けた酒瓶を取り上げられたこともあったかもしれない。
ペパーミントVS迎え酒はその時に勃発したのではなかっただろうか。］
酒のせいじゃねえよ、出るタイミング間違えただけだ。
［呻き声を間に挟みながら言ったディーターに、フリーデルは穏やかな顔を返してはくれなかったと思うけれど、さてどうだったか。］
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
二回目のお告げに関して変更があったので
修正して現在待機しているよ。
村の皆の移動状況を確認しつつ、
とてもそわそわ。
何人かゲルトに触れてくださっている方が見えているので返したいけど
このまま倒れるしどうしようかな
*/
ならず者 ディーター
［お酒と煙草はほどほどに、と言われて、>>1020はいはいわかったよ、と手を振る。
絶対にわかっていない。それはそう。行動にガンガン出ている。
平常、ここまで言って聞かない人間がいたら、大抵の人間は愛想が尽きてほったらかし、なんていうのが普通だと思うのだけれど。
どうも、そうでもないらしい。
彼女の小言は(意外と、彼女に限った話ではないのだが)変わらず鼓膜をちくちく突いてくる。──し、変わらず看病したり、世話を焼いてくれたりする。］
ならず者 ディーター
［ディーターの場合、怪我を隠しているわけではないので(できれば、理由は知られたくないが)、いつだってその存在を確認することができる。
尤も、こういうとき>>1021にしか、まじまじと見る機会はないかもしれないが。
もし、彼女が好奇心に負けて頬をつついたりしたことがあったなら。
呻き声と一緒に、少し眉根にシワを寄せただろう。
それから、］
よせ……病人だぞ……
［と烏滸がましくも言っただろう。
病人！？まあ、酒に溺れるのは病気ですけどね、確かに。］
ならず者 ディーター
［過去、やっと酒が抜けた、と思いながら図書館で作業をしていたときだった。
保管庫の本を探していたらしいフリーデルに尋ねられたことがあった。］
あー…それなら右奥の本棚の三段目中央あたりにあると思うぞ。
その辺に関連したモンが固まってるから。
あと、それ読むなら隣の本棚の下から五段目、
右から二番目の本も一緒に読むとわかりやすい。
内容自体は違うから、本棚が違うんだよな。
［ペンを置いて一通り答えたら。
再びペンを手にとって作業に戻る。
だから、フリーデルがクララに話していた>>1022ことも知らない。
もし聞こえていたら、「おいおい、侵害だなァ？」なんて片眉を上げて言って、そのあと笑ったのだろうけれど。
その時の印象は、きっと酒を飲んで酔っている時とは違っただろうと思うけれど、フリーデルがどう感じたかは彼女だけが知る、ということで。*］
仕立て屋 エルナ
はっ、いくらいい生地でも、
使い道がなけりゃ、ただの雑巾か
鼻をかむハンカチにしかならないぜ。
だったら、可愛い人が身に纏う服に
なったほうが、生地だって本望だろう。
[お洋服を作りたい、という提案には、少し返事が控えめなようだった。恥ずかしかったのかな？とか思いつつ。
でも絶対似合うと思うんだよなぁ。]
【見】 情報屋 アリスバック
[ところでリナが、わたし作の置物を手に取って、>>980
「こういうの可愛いと思わない？」と言ってくれたのはとても嬉しいんだけど、
実は金狼様モチーフなんです……とはちょっと言いにくい雰囲気を感じてしまった。
こうして並べて見てみると、
確かにペタに似ているかも……]
カッコよさがあまりにも足りないかー……むむむ。
あ、……まいどありっ！！
[何はともあれ。
思いがけずわたしのつくったものが売れたので、
代金を入れるためのカゴをリナに差し出す手はだいぶ震えてた*]
パン屋 オットー
自分で育てようと思ったんだけどさ。
ハーブの育て方がわからないから教えてほしいな。
[そう言って育て方を教えてもらったこともあったかもしれない。
まあ育ててみたはいいけど、緑の親指を持っている彼女程元気に育たなかったので、結局は教会で育てられているハーブを分けてもらうことに落ち着いたのだが。
ちなみにまだ栽培はしているが、商品に使用することはなく、私用で使うのみにしている。]
パン屋 オットー
[頼めば気前よく提供してくれるので助かっている。
その代わりにクッキー用の抜型や小麦粉を求められれば>>1033、断る理由もないので快く譲っている。
抜型に関しては、古い型を幾つか見せて譲ったかもしれない。
ちなみに、作られ始めたというクッキーのネーミングセンスに動揺した。
何なら金狼様とセイラ様ってそんな関係だったっけ？ と本気で脳内の伝話を思い返した。
結局思い出せなかったのでディーターさんに聞きに行こうかなとたっぷり開いた間で巡る程度には。
とはいえ、慣れた頃に一人では手が回らなくなったからと製作依頼をされれば、こちらも快く手伝っただろうが。
まあ手伝う前に製作方法は聞きに行っただろうが。]
…………念の為、何を使っているのか聞いてもいいかな？
ハーブの組み合わせでそうなるわけじゃないよね？
後、食べ合わせが悪いものがあったら、後学のために教えてほしいな。
[ハーブだけでそんな効果が出てしまうなら、是非知っておかねばならないだろう。
なんせ教会の収入なのだ。こちらで盗むわけにはいかない。そんな理由で、だ。]
負傷兵 シモン
― 祭壇へ至る道 ―
［ニコラスを待たせるわけにはいかないと思ったので、図書室の資料はまた今度。
祭壇へ向かう途中、大丈夫か>>1150という声にはありがとうと返し。歩幅の違いで段々とニコラスの後ろを着いていく形になった時、彼が手に持っていたものを見てはたと気づく］
（しまった。供物、何も持ってこなかった。）
［供えるものは何でも良いと聞いていたが、それにしたって宿の近くで何か買っておけばよかった。
（今から取り繕えるとしたら、今身につけている物を差し出すしか……）
首に巻いたボロの襟巻きに、心許なく握る。
『いつでも戻って来なさい。君の故郷はここなんだから。』
かつてこれをくれた人、――自分を送り出してくれた村長の言葉が、耳の奥で昨日のことのように蘇る。
――どうする。
ニコラスの後ろで人知れず悩んでいると、やがて遠くから角笛の音が>>1101］
天のお告げ（村建て人）
―― 満月が天頂に昇る頃 ―――
［ それは、儀式に選ばれた村人以外の人達が、
集団でカルデラ湖を渡り、
街へ冬ごもりの買い出しに出かけた後のこと。
村に残った儀式参加者たちは、
村の北にある月狼山が見える祭壇へ向かうだろう。
皓々と輝く満月に照らし出され、
月狼山の山頂の起伏の陰影がくっきりと浮かび上がる。
月光を纏い仄かな光を放つ稜線は、
さながら郷愁の想いに暮れる獣が、
還れぬ故郷と流浪の運命を呪い、月に吠えるかのよう。]
天のお告げ（村建て人）
[ 狼月山の山頂が良く見える場所にたどり着けば。
大きな金色の楕円形の岩が、祀られている。
1000年で摩耗した表面には、
双頭の狼のような獣の紋様が、曖昧に残るのみ。
よほど近づかなければ、識別も難しいほどに。
この岩は、金狼様が月から乗って来た船だと
言い伝えられているが、定かではない。 ］
天のお告げ（村建て人）
［貴方達は、村の古老から伝承された通り、
思い思いの供物を捧げ、
金狼様とセイラ様の魂の安息と、村の安寧、
それから、自分なりの秘めた祈りも、捧げただろうか。
やがて、儀式の手順に倣い、
全員で手を繋いで、岩の周囲をぐるりと囲むだろう。］
天のお告げ（村建て人）
［ 金狼様を讃える歌と言い伝えられる唄を、
何度も繰り返し繰り返し、詠唱しているうちに。
次第にあなた達の意識は朦朧とし、
まるで魂が金色の岩に吸い取られるかのような、
強い虚脱感に襲われるだろう。
岩に降り注ぐ月光が、
ゆっくりと金色の光を増してゆき――… ］
天のお告げ（村建て人）
［ 数十年…あるいは、数百年に一度だけ。
祈りが十分に捧げらた時には。
金狼様がご満足なさって、岩が鳴く。
そんな言い伝えが、この儀式にはあった。
ああ、貴方達は、今こそまさに。
その伝承の刻に立ち逢えたのだ。 ］
天のお告げ（村建て人）
［ 魂を揺さぶるような歓喜に包まれながら
奇妙な咆哮めいた音色を、
月光と共に全身に浴びると。
視界と脳が痺れたように滲み、
眩い金色の光に、思考が奪い去られてゆく。］
天のお告げ（村建て人）
―――――…その時だった
”ゲルト”の脳裏に
再び あの不可思議な”聲 ”が響き渡る
それはやはり 天遠遥かな 星の眼差しのように
地上の楽園の 幻の安寧のように
”ゲルト”と名付けられた
”存在”と”魂”を、揺さぶらんとする
天のお告げ（村建て人）
” 飛来せし 古の父なる金色の獣と
選ばれし 母なる従者の血を受け継ぐ
子孫たちよ
”災厄”が繰り返されんとしておる
三頭の金色の獣と
金の星を授けられし 一人の従者が
”滅びの運命”を 継承せん ”
天のお告げ（村建て人）
” 運命に抗わんと成すならば
古の書に遺されし 三種の守りを求よ
獣の金色を視分けし ” 狼占の眼 ”を
人と獣の魂を聴き分けし ” 霊聴の耳 ”を
死を齎す爪牙を防ぎし ” 守護の手 ”を ”
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
まーだ精神的なショック引きずってんなあ。
ロルの辺り顕著に出ちゃってんのがバレバレだ。
上官をはじめ皆様御心遣い
本当にありがとうございました。
パン屋 オットー
ーー村内/現在：パン屋『ハティ』ーー
[奇声？ 聞こえてないよ。
年頃の娘がそんな声を上げるはずないし、もし仮に上げていたとしても、そんなことを指摘する方が野暮じゃないか。
だから至って普通に対応するだけだ。
荷物になりたいと思ってる彼女が、その態度をどう思うかは知らないが>>1152。]
追加発注ね。わかった。どのぐらいほしい？
ああ、こんなところで立ち話も何だから、中に入らない？
[ぎこち無い言葉に少しだけ首を傾けるが、一先ず依頼を先に聞くとしよう。
その流れで店内へ案内しようとするのだが、なかなか動かないリーザに、本格的に心配になってきた。よく見ると、顔が赤いような？]
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
村建て様には以前お話ししたのですが、
実は初回吊り立候補でのスライドも
視野に入れておりました。
ですが予定が序盤から24h以上の空きが出かねないこと、
村前と村中に精神的ショックな出来事が
立て続けに発生したのもあり、コアとメンタル面から
今回は見物でお邪魔することにいたしました。
>>#35>>#36編成についてお力になれず
大変申し訳ございません。
地上の方、応援しております。
墓下の皆様もよろしくお願いいたします。
【見】 楽天家 ゲルト
[ふと周りを見ると、
みんな眩い金色の光に、
思考が奪い去られたままのように見える。
もしかしたら何人かは
意識を取り戻していたかもしれないけれど]
みんな、大丈夫？目を醒まして！
[精一杯声をかけて皆の意識が戻るのを待つ。]
【見】 楽天家 ゲルト
[ずきずきと頭が痛む。
空気が薄いからだろうか。
それとも予言の内容に衝撃を受けたからか。
大きな声を出したからだろうか。
伝えなければ。
これは予言だ。
そして運命は変えられると言われている。
だから変えなくては。
人狼に抗う術も告げられたのだから。]
みんな聞いて。
今、僕は予言を受けた。
[そう切り出す。
緊張しているからか、
まだ内容を受け止め切れていないからか
手の震えが止まらない。]
【見】 楽天家 ゲルト
予言の内容に思うところはあるけど、
皆で備えれば大丈夫だって僕は信じているから……。
村に戻ったら皆で調べよう。
[そう話す僕の声色はひどく震えていた。
鼓動が速すぎて息が苦しい。]
予言の内容は―――
【見】 楽天家 ゲルト
飛来せし 古の父なる金色の獣と
選ばれし 母なる従者の血を受け継ぐ
子孫たちよ
”災厄”が繰り返されんとしておる
三頭の金色の獣と
金の星を授けられし 一人の従者が
”滅びの運命”を 継承せん
【見】 楽天家 ゲルト
運命に抗わんと成すならば
古の書に遺されし 三種の守りを求よ
獣の金色を視分けし ” 狼占の眼 ”を
人と獣の魂を聴き分けし ” 霊聴の耳 ”を
死を齎す爪牙を防ぎし ” 守護の手 ”を
【独】 パン屋 オットー
/*
ペーター様を崇めつつ…
天然キャラというか、口説くタイプのキャラはだいたいダイス酷いんだけど、オットーはどうだろう？
18(100x1)
【見】 楽天家 ゲルト
[予言を伝え終わるころには完全に疲弊していた。
予言の内容を話す僕の表情は苦悶に満ちていただろう。
平衡感覚を喪ったかのようにふらふらと揺れる。
これから成すべきことについて話したいのに、
視界は霞み、動悸が一向に収まらない]
予言は……ショックだけど、
古の書に遺されし三種の守り、それを……
[それ以上の言葉は発せなかった。
体を苛む痛みに耐えかねて倒れこむ。
倒れる先にあるのは祭壇に鎮座した岩、
その表面に出来た双頭の狼のような獣の紋様。
それが僕が最後に視たものだった。]
【見】 楽天家 ゲルト
[倒れゆく中、
起きたら薬を飲もう>>384と思っていたのに、
自らの手で運命を変えるのだとお告げを
貰ったことがきっかけで忘れていたことを思い出す。
病気に効果があるというハーブティーや
丸薬も後回しにしていた。>>1098
時折感じた足元がふわふわした感覚や眩暈や動機、痺れ
>>684>>1001>>1002
これらは全て恐怖や緊張に起因するものだと思っていた。
どうやら運命には、
逃げようとするものを追う性質があったらしい。
愚かな自分は授かった予言を活かせなかった。
それでも、
どうか村の皆は滅びの運命から逃れられますように。
そう願いながら意識を手放した。**]
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
あっ、喉枯れしてない！
いっつもプロ喉枯れしてるのに！
やったすごい！
わーゲルトさんのロル格好良い！すげー！！
少女 リーザ
ぁ、ぅ、
だっ、だいじょぶ…
びっくりしただけだから…
［左下へと視線を逸らし
見事なデクレッシェンドを奏でた後、
リーザはようやく落ち着きを取り戻した。
オットーは手を離しただろうか？
離していないようなら、ぐーっと額で押し返して、
離していたなら気を取り直して、
追加発注の数を伝えようとするだろう。］*
【見】 医師/御用聞き レト
─村/船着場→村の外へ─
[その後、誰かと会話を交えたり
品物を売ったりと色々しつつ。
他にも何かあったりしただろうか。
物を売った結果、靴を買うお金は無事に集まった。]
おーすげえ、足が楽！爪先が楽！！
踵も痛くないしすげー開放感！！
[うっはー！と新たな靴の履き心地に感動して
買い出し支度の荷物背負いながらスキップ踏んで
ルンルン気分な自分は異様に見える……かもしれない。]
【見】 医師/御用聞き レト
次は「ハティ」のパンだなー。
[冬篭り前か、春になったら1つ買いたい。
マテバシイや灰汁抜きしたマロニエの実に蕎麦の粥。
カチカチになった黒パンでいいから
塩とノヂシャのスープに浸して食べてみたいな、
なんて考えながらいざ乗り込まん、慣れた船。
けれどもし、品物が欲しい客が出たなら
船着場でも懲りずに売る辺り
お足を稼ぐ気概は満々。]**
負傷兵 シモン
― 供物と祈り ―
［儀式のやり方は、勿論さっぱり分からないので、周りがやっている事を注意深く観察し、真似をする。
郷に行ってはなんとやらである。
やがて人々は順番に祭壇に思い思いの供物を捧げ、祈り始めた。
たったの14人しか居ないので、あっという間にとうとう自分の番になった。
――今まで散々迷っていた。
けれどもやはり、差し出せるものはこれしかなかった。
『…それでもいつか、返ってくる場所は必要ですよ。』］
――すまない、村長。
［首の襟巻きをすっと引き抜き、祭壇の上にはらりと落とす。］
俺の帰る場所は、其処じゃない。
［祭壇に落とされた襟巻きは、ボロの布切れとなった。
後悔はあった。今まで自分が大事にしてきた何かを、永久に手放してしまった気がした。
しかし同時に、もう引き返す事はないという決意の証でもあった。］
負傷兵 シモン
［外套の襟を高く立てる。首の痣は、真正面から見ない限り襟で隠れて見えない。
両手を組んで祈りを捧げる。
誰に？ 神に？
神様は嫌いだ、禄に願いを叶えてくれた事が無い。
であればなるほど、金狼様の方がよっぽど話を聞いてくれそうだ。］
……俺はあんた方の事はよく知らない。
だがもし、あんた方が俺の願いを鼻で笑ったり馬鹿げてると思わずに聞き入れてくれるなら。
お願いだ、今度こそ――。
【独】 少女 リーザ
/*
あれ？ちょっとまった。
えっぐいタイミングでネタロル落とした？
やらかし？？？？
シモンさんごめんなさぁぁぁ(´._.｀)
パン屋 オットー
ーー村内/パン屋『ハティ』ーー
[気遣い？ さて、なんのことやら>>1216。
まさか僕の一挙手一投足に、混沌へ陥れるよう効果があるとは思わないから、ただただ心配になるだけだった。
だから熱を測ろうとしたわけだけど。]
……少し熱い、かな？
体調が優れないようなら、少し休んでいく？
[少し上がってきてるような？
父のベッド、まだ使えたっけ。そもそも僕一人暮らしだしなぁ……。
なんて手を離してズレた方へぼんやり考えていたが、見事なデクレジェンドを奏でられ、手を押し返されれば>>1218、少しだけ眉根を寄せた。
そのまま発注数を伝えられるなら頷いて。]
パン屋 オットー
うん、わかった。
後でそっちに持っていくよ。
今持ってる荷物も置いていっていいよ。
一緒に持っていくからさ。
[完全に体調が悪いと思いこんでいるものだから、そう付け加えるものの、どんな反応が返ってきたか。
リーザが自分で荷物を運ぶにせよ、ここに置いていくにせよ、戻るというのなら心配そうに『気を付けてね？』と声を掛けるだけに留めるだろうけど。*]
【見】 【独】 デザイナー ラートリー
/*
>>1223
かわいい
私の場合は何と呼ばれるのだろうか気になる
（しかしたぶんプロ中に遭遇できなさそうな気が
むしろゲルトとのお告げのあれこれすら明日に回す気である）
【独】 神父 ジムゾン
/*
わあ、記載読み返してたら祭壇の場所は山が見える場所であって山道じゃない…
ぬるっと修正しよう
なんでかっていうと、この儀式のイメージってなんか昔読んだ海外ミステリの…なんだっけ…すごくうろおぼえの
鬱蒼とした森に儀式の祭壇があって月が出ててナイフで人が死ぬとかそういうのがあったんだよなあ。うおお、タイトルが思い出せない。アガサ・クリスティだった気もするけれど違う気もする。
いやそっちを思い出している場合ではない。
【独】 神父 ジムゾン
/*
明日でもまたwikiもう一度全部読み込んだ方がいいなあ、
村前にちゃんと読んだつもりし書くたびに参照してるつもりだったけどまだ抜けがある…
【見】 医師/御用聞き レト
─村/余談だよ/リーザちゃん編─
[拝啓お宿のリーザちゃん。>>1223
リーザちゃんのことはリーザちゃん、
リナ姐のことはリナ姐と呼ぶそのわけは
リナ姐は1人で村の外出て羊の世話する
たくましい姐さんって印象で
リーザちゃんはシルキーさんと並ぶ
村の看板娘（※元気担当）って感じだからなあ……。
あと「リザ姐」って何か響き悪くない？
不思議とリーザちゃんはリーザちゃんが
しっくり来るんだよなあ、年上なのに。
なんて、リーザちゃんの心俺知らずなものだから。
言ってくれたら「リーの姐さん」か「リーの姉御」
はたまたリーザちゃんが望むような呼び方に
変えることだろう。何かごめんよ]**
【見】 医師/御用聞き レト
[追伸、リーザちゃんがリナ姐より1つ年上だってこと
時々忘れてる、なんて言ったら怒りますか？>>1223
リーザちゃんの心露知らずの今なので
この事実もまた気付かれてるかは、
はてさて、はてさて。]**
神父 ジムゾン
―― 祭壇 ――
[村の北にある祭壇へと辿り着く。
ここからは山の山頂が良く見えた。
狼月山――、
山から月を見上げる狼を思わせる名であり、形だった。
還りたいと望むものに捧げる祈りは、
果たして誰のためのものであるのかと、
いつかも感じたことが今もまた、脳裏に過りはする。
古い岩の表面には、獣の紋様が微かに残る。
近づかずとも、それは知っている。
以前儀式に参加したこともある。
長い時の流れを感じさせる岩は、
自然のものというには色合いが他と異なり、
船とも言い伝えられているものだ。]
神父 ジムゾン
[儀式が進む。
供物である葡萄酒をひと瓶捧げ、
よく慣れた仕草で祈りを行う。
岩の周りを取り囲み、手を繋ぐ。
既に身体の底まで馴染んでいるかのような、
子供の頃から数も忘れるほどに歌ったその唄を歌ううちに、
手の感覚も、自身の声すらも、何処かに少しずつ遠ざかる。
そうして、知らぬ間に、
意識すらもいつか――
――… ]
[―― … ]
少女 リーザ
…え、荷物…ってあ！
そうだった。忘れてた。
ありがと、オットーさん。
でも大丈夫！
これくらいなんともないよ！
［なんならもっと持てるんだよ、なんて
謎に力持ちアピールをして、
心配そうな声には照れた笑顔で返した。］
じゃあまたー！
…オットーさんの焼くパン、大好きだよー！
［荷物を持っているせいで手が振れないので
上半身を振ってみる。けど。伝わったかな？
最後の一言は本当に、勢いで言った。反省した。］*
神父 ジムゾン
[――語られる言葉を、
一語一句逃さぬように、耳に留める。
それは、警句だった。
例えに満ちているようで、
全てが重く、一言たりとも逃してはならない何かが
秘められている――
そう感じさせる言葉は、たしかに、
神による『予言』にも聞こえるものだったろう。
『災厄』 『金色の獣』 『従者』
『古の書』 『――… 』
回りかける思考に対して、
まずは聞かなければ、と、逆周りの回転が留める。
伝達が終わり、その時改めて、
ゲルトの様子がおかしいことに気付く。]
――、ゲルト！
[ぐらりと傾く彼に駆け寄り、
ぐいと引っ張りはしたものの、
身体を支えきるまでには至らない。
それでも頭を打つことだけは止められたと思う。]>>1213
神父 ジムゾン
[何が起こったのか。
予言、尋常ではない様子、儀式。
何か常にないことが――と、
そこまで考えてふと、気付く。
いや、自分の思考を自分自身で殴りつけた、
と言った方が良いかもしれない。
考えるべきことはどれほど多く、混乱の極みにあろうと、
『そういうときこそ、現実を見て動け』
そもそも日頃から体調が優れないのだ、
まずはそれを考えるべきだ――と、
どうにかそれを思い出す。
皆はどうしていただろう？
自分はまずは、ゲルトの様子を確かめながら、
口を開く。]
宿に運ぼう、きっと薬がある。
考えることは色々あるが、
まずはゲルトのことだ。
誰か運ぶの手伝ってくれないか？
[そう語る声は、どうしたところで、
落ち着いた響きとは言い難い。
それでも、『今はまず、するべきことをする』と、
そう告げる音にすることは、出来ただろう。]
【見】 デザイナー ラートリー
─回想：宿の玄関─
元気なだけじゃないでしょ。
歌も上手いじゃない。あと可愛い。
[ 元気な笑顔と声につられ、自然と表情が緩まる。>>680
居るだけで周囲も明るく照らすから、
皆が大好きになるのも分かる。
彼女が宿の手伝いをしてくれるようになって、
伯母さんも大喜び。
お客さんも以前より増えた気もする。]
うん、折角だから描いてみよう、と考えてるの。
今迄あえて描かなかった金狼様とセイラ様を。
なるほど、あそこね。
結構な大きさになりそうだけど
……折角だから、頑張ってみようかしら。
[ 絵を描かないかと指示されれば>>681
にこやかに首を縦に振る。
今までのうのうと生きてきたから、
そろそろ大きな一仕事をしたかったのも事実で
千客万来の宿に飾るのにも丁度良い。]
【見】 デザイナー ラートリー
よしっ、やる気も出てきたことだから
早速準備に取り掛かるわ。
応援してね！
[ 自分にプレッシャーを背負い込んだけれど、
間に合わなければ、祭りが終わってから
記念に完成させても良い。
狼月祭は毎年あるから、外から訪れた客が、
来年の祭りに興味を持ってくれるかもしれない。
外から著名な画家が訪れ、
絵を見込んでくれるかもしれない、と
妄想は煙のように膨らんでいくのだった。*]
【見】 デザイナー ラートリー
[ と言っている間に、リーザの親友の
カタリナの声も聞こえてきた。
彼女も年が近く、リーザ程ではないけど
やはり若く見える気がする。
二人がじゃれ合っている姿>>630を見ていると、
髪色が似ているのもあり、まるで姉妹のようで
微笑ましく、温かい気分になる。
カタリナとは今こそ普通に話せるようになったけど、
初めて会った時>>718、怯えているような彼女に
「どうしたの？」と、質問攻めをしてしまった。
今なら分かる。
当時私もまだ子供で、無神経なところがあった。
その後しばらくして「ごめんね」と謝りに行って
和解出来たのだったかしら。
今では「ラーちゃん」と呼んでくれるようになって
リーザと一緒に時には遊んだり、
時には一緒にお出かけするようにもなった。
彼女の気配りを知ることになれば>>978、
お礼にとスケッチに取り掛かることになるだろう。
「とびきりの美少女に描き上げるからね！」
と意気込んで。*]
【見】 デザイナー ラートリー
─回想：旅人さん─
[ 旅人──ニコラスさんを初めて見た時は
女性なのでは、と思っていた。
でも、近付いてよく見ると
体格は普通に男性のものだったから
着痩せってすごいのね、羨ましい、と
最初の方は割とじろじろと見ていた気がする。
彼は村の外から来た旅人さんで、初めて会った時に
珍しい場所や土地のことを、色々聞いたことがあった。
「その前は、何処に居たの？」
子供の好奇心で、何気なく尋ねた時に、
彼の記憶喪失を知ることになった。>>521
聞いてはいけないことを聞いてしまったのか、と
未だ少女だった私は、瞬時に不安になってしまい]
「ごめんなさい……。
えっと、じゃあ、これから楽しい思い出を
いーっぱい作っていけばいいんじゃない？」
[ 不安にさせてなければ良いのだけれど、と
苦し紛れに言ったのだった。]
【見】 デザイナー ラートリー
[ 数年後、ニコラスさんが私に絵の話を振り>>1004
好意的な感想を貰えたのだから
表情は自然と緩んでいく。]
あ……ありがとうございます……！
凄く、嬉しいです！
温泉いいですよね、私も大好きなのです。
見ていると温泉に入りたくなるような……。
そのような想いを込めて、描いたのです。
[ 作品を褒められ、舞い上がらない作者はいない。
引かれてもおかしくない程、途端に早口、饒舌になる。
この時、褒められたことをしっかり覚えていたので、
ニコラスさんの絵は、特別気合いを入れて
描いたのもあった。>>1006]
【見】 デザイナー ラートリー
謙遜しなくても、ニコラスさんは十分過ぎる程
男前ですよ。
私から見たニコラスさんは、
風のように穏やかで、優しくて……。
あの、宜しければ今度
また描かせてもらえますか？
折角だから、違う衣装や髪型の
ニコラスさんを描いてみたくて……。
この絵も、宜しければ貰っていただけますか？
[ イケメンは何を着ても、どんな髪型も似合う。
遥か古代からの不変の真理。
オタクのような挙動を見せながら
絵を渡そうと、寧ろ押し付けようとたが
受け取って貰えただろうか。*]
パン屋 オットー
ーー村内/少し先の未来：儀式ーー
[レジーナさんの宿への追加分を作って運んだり、供物用のフォカッチャを作成していれば時間というものはあっという間に過ぎていく。
満月のように丸く作ったそれを持てば、儀式に選ばれた僕は月狼山へと向かう。
特筆するようなこともなく、双頭の狼を彷彿させる模様のある岩へたどり着けば、粛々と儀式に沿って動くだろう。
『還りたい』と願う金狼様への祈りを捧げて。
金狼様とセイラ様の安息を願って。
村の繁栄を祈って。
いつも通り、淡々と。唄を歌って。]
パン屋 オットー
[ーー……次に意識を取り戻したのは、ゲルトに声をかけられてからだった>>1204。
そうして語られる内容に耳を傾けるが、やっぱり表情は変わらないまま。
良いとは言えない顔色のゲルトが紡ぐ、警告のようなそれに『還れない金狼様の祟りだったりして』なんていうのは流石に憚られたから、奥底にしまい込んだまま。]
…………。
[考えるように口元に手を当てて居たが。
ジムゾンの声が響けば>>1233、そちらへ意識を戻すのだった。]
わかった。手伝うよ>>1234。
[彼の言うとおり、考えるより先に今は倒れたゲルトをどうにかする方が先だろう。
同い年の幼馴染に手を貸して。]
パン屋 オットー
とりあえず、寝かせないとね。
女性陣の何人か、先に行ってベッドの用意してくれないかな？
残る人はもう暗いからさ。
先導して灯りを掲げてくれないかな。
[そんなことを言う前に、みんな動き出してくれたかもしれないけど。*]
【見】 【独】 デザイナー ラートリー
/*
はっ 貼り忘れが あった
ここで供養
[ それはそうと
もしニコラスさんが木の役をするのなら
手伝い中だったり絵を描いている最中であっても
見に行くのは確定。>>724
でも服の色は葉っぱっぽいし、意外とがっしりしてるし
案外いけるのでは？と
少しでも思ったとは当然言えない]
【見】 情報屋 アリスバック
それにしても、改めて“帰ってきた”って感じがするなあ。
見えるものも、聞こえるものも、全部が懐かしくってさあ。
[うーん。帰ってくるたびに似たようなこと言ってる気がするなあ。
だけど全然変なこと言ってるつもりはない。
わたしが感じているすべてをわたしは本物だと思っている。
そんなの当たり前だって？ まあ気にするなってことよ。
おっと、あそこにいるのはリーザじゃないか。
よく見えるようにぶんぶんと右手を振ったら振り返してくれた。>>1068
こっちに（あるいはペタやリナに）用があるならどーん！ と突撃してくるだろうけど、
そうでなくとも気にしない。お祭りの時期っていろいろ忙しいからねえ。
そうだ、後でリーザにも「わたしのつくった置物かわいい？」って訊いてみようかな……ふふふ]
【見】 情報屋 アリスバック
[あっちの方ではレトもお店を開いてるなあ。>>1146
（なお渾身のドヤ顔が見られてたことには気付いてない！）
相棒猫のラドももちろん一緒。
むかし――といっても2年前かなー、
レトのおじいちゃんとわたしのお父さんがいい感じに船づくりの作業をしているそばで、>>1180
わたしはラドと仲良くしようと喉を鳴らしていたこともあった。
宿屋にも看板猫はいるけど、
正直 どっちの猫も 甲乙つけがたくかわいい！
で、余った木材をがりがりと削ってラドの木像を創ろうとしたんだけど、
例によって、かろうじて毛玉に見えなくもない何かが出来上がっちゃったんだ]
【見】 情報屋 アリスバック
[ちなみに、木彫りの毛玉（？）、いる？ ってラドに問いかけたら、
なぜかそっぽを向かれてしまった。
ひょっとして人間の言葉がわかる……？
なんて、考えすぎだったかな*]
【独】 神父 ジムゾン
/*
多分明日天声改めてあると思うからそのときまた考えるけど、教会の奥庭の探索は担当した方がいいかなあ、場所的に…とメモ
負傷兵 シモン
［気が付いた時には、倒れる予言者の体を神父がなんとか抱きかかえ、大事は回避されたようであった>>1233］
ッ！ 大丈夫ですか！？
［甘美な夢から覚め、一気に現実に引き戻される。
予言者の元へ這々の体で駆けより、顔を覗き込む。
それはおよそ生気を失った青白い顔だった。］
まだ、息はあるんだよな……？
［神父の助け>>1234にはなれそうにないが、体温が低くなりつつある青年の手を握ってやる事はできる。
歓喜の心地で予言を聞いていた時には、全く気づかなかった。気づけなかった自分を、恥じた。］
良かったな、君、神父さんのおかげだよ。
［少なくとも、悲惨な死に方をする役割からは逃れられたんじゃないか？と、心の中で語りかけた］*
【独】 負傷兵 シモン
/*
シモンさんの行動原理、
「自分に関係のない人が死ぬのは解釈違いですが、
それはそれとして計画を邪魔するやつはぶっ殺す事も辞さない」なのでややこしい
*/
パン屋 オットー
ーー村内/回想：旅人とーー
[最初はニコラスさんにゆっくり寛いでほしい、という理由で作ったのだけれど、結果的に村人たちにも利用してもらえているので作ってよかったなと思っている。
そういうこともあって、非常に一方的にではあるけれど恩を感じていたりもする>>1041。]
そう。それならよかった。
[交互に口にする姿を楽しそうに眺めている。
味見については方便混じりではあったが、特に気にならなかったらしい。
そういうところも気に入っていたりする。
でもやっぱり同意しちゃうんだな、と思った>>1041。
しかし仕草もリスっぽいのでやっぱり撤回もできない。
だから告白返しされたこともあって、やっぱり面白そうに笑う（当社比）のだった。]
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
二回目の予言、
変更が入る前は金狼が人狼で、
セイラ様が狂人だとはっきりと告げられていたので、
信仰基盤を喪って慟哭する予定だったよ。
修正後もそうだと分かりはするけど、
直接的な表現はなくなったので
大人し目な方向に修正したけれど。
けど、修正後も元々用意していたロールで落とせばよかった気が今になってしてきているよ。
*/
【見】 デザイナー ラートリー
─少し前：宿屋にて─
[ 談話室に居るはずのゲルトの様子を
見に行こうとすると、丁度出てきたのだが
何やら様子がおかしい気がした。話を聞けば
夢で神様からのお告げ？ があったとか。>>606]
夢……にしては出来過ぎているというか
でも、犠牲者だとか気味が悪い内容ね……。
金狼様の守護が人狼の災厄あるこの村で
どうしてそんな……。
気にしない方がいいわよ。
たまにすごく怖い夢見ることあるから。
美味しいものでも食べるかお祭りに行って
気分を紛らわせて来ればいいんじゃない？
[ にわかに信じられないような夢の内容を聞くと、
冴えない表情をしているのも納得。
聞いただけでも気味が悪いのに、
本人ならば不気味さは尚更だろう。
気休めしか言えずにいたけれど、
どう答えて良いのか分からず、遠くなる背を見送った*]
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
供養
― 在ったかもしれない可能性の世界 ―
は……？
何を……貴方は何を言っているのだ！
分からない、全然分からないぞ……。
分かってたまるものか。
[告げられた第二の予言。
その内容は到底すぐに受け入れられるものではなく、
思わず取り乱して声を荒げる。]
この村が……？
じゃあ僕達が今まで信じてきたのは一体何だったんだ！
[胸が裂けそうになり、涙までこみ上げてくる。
信仰とはある種の心の拠り所だ。
村の守り神として信じてきた金狼。
だが、予言の内容はそれが人狼であると告げている。]
*/
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
供養
― 在ったかもしれない可能性の世界 ―
[予期せぬ内容に眩暈すら覚える。
今、自分がちゃんと立っているのか、
それとも座り込んでいるのかさえ分からない。
信仰の基盤を喪い、宙に放り出されたかのような感覚。
夢想していた人狼と分かり合える未来>>1097
どうやらそんなものはなかったらしい。]
何が、何が大丈夫だ。>>1095
全て駄目じゃないか……。
[もう全てを投げ出したい気分だった。
だけど、それでは信じてくれた人達が報われない。
伝えなければ。これは予言だ。
そして運命は変えられると言われている。
だから変えなくては。
それが僕の『役割』だ。]
*/
少女 リーザ
── 儀式の時が近づく ──
［オットーと別れた後、急ぎ足で宿へと戻る。
レジーナからのお咎めは………なし。
というより忙しすぎて
そんなことしてる場合じゃないようだ。
食糧は厨房に、消耗品はそれぞれの収納場所に格納して
気がつけばもう、儀式の時間が近づいてきていた。
レジーナやラートリーは
街へと向かう準備をしていただろう。
リーザは1人、自宅へと向かっていた。
なんなら、その方向が祭壇のある方角でもある。
自宅へは供物を取りに来た。
庭で育てた花だ。
白色の花だけを選んでブーケにして
もう何人か集まっているであろう祭壇へ向かう。］
少女 リーザ
わかった！
ゲルトさんを談話室の前の部屋、
①に運んでください！
部屋準備手伝える人は私についてきて！
いくよ…！
［そういうとジムゾンやオットーに
"ゲルトさんを頼みます"と伝え、
リーザは踵を返して宿までの道を一直線に進んでいく。
急ぐけれど慎重に、
ここで転んでは怪我人が増えるだけだ。
そんな事態だけは避けなければいけない。］
少女 リーザ
── レジーナの宿、①の部屋 ──
［①の部屋にお客さんはいない。
談話室の前、人通りが多いからという理由で
満室になる時と希望を出された時以外は使わないのだ。
さて、ついてきてくれた人はいただろうか。
宿に着けばとにかく部屋を暖めることと
すぐに寝かせられるよう準備を進める。
準備の最中、
談話室に丸薬とハーブティーがあるのを見つければ
残念ながらカタリナがこれを
ゲルトに渡すところに居合わせなかったため
首を傾げながら拾い上げる。
ジムゾンが>>1234
宿に薬がある、というようなことを言っていたが
これのことなのだろうか。
…とにかく知っている人がいないか聞きまわろう。
リーザは一度双方を談話室に置いたまま
丸薬について誰か知らないかと聞き回るのだった。］**
【独】 負傷兵 シモン
［青年の手を握りながら、時折鋭い目で辺りを見回し、様子を伺う。青年が心配だったのは本心だが、良い奴に見せようという打算も2割くらいはある。
――始まったんだ。人狼騒動が。
予言はなんと言っていたか。
三頭の金色の獣と、金の星を授けられし一人の従者……
てことは相手はまず3頭。金の星の従者ってのがよく分からんが、おそらく金狼に魅了された狂人ってところだろう。
つまり、"3人"覚醒めた。多分さっきの光がトリガーなんだろ。
あと気になったのは『父なる金色の獣』『母なる従者』。
村の伝説ちゃんと調べとけば良かったかな…
確か温泉掘った聖人が女性だったんだっけ？
わざわざ父と母って言うって事は、つまり何？二人はデキちゃってる感じ？そう言えば『金色の獣の子孫』とも言ってたな。
なんだよこの島の人皆金狼の血引いてんじゃね？
てことは、この村で生まれ育った人のが覚醒する確率高いんじゃねえかな？
その観点から言うと、ニコラスは多分白の可能性高いな……
そしてこの理論だと俺は勿論真っ白という事になるな……］
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
簡易メモ更新完了。
回想とはいえ倒れたPCがひょこひょこ喋り出して
過去軸を今やりだすのもあれかなと思うので
大人しく灰に籠って見ているよ。
僕はこのまま倒れているから過去軸気軽に出来るけど、
地上のみんなはこれからが本番だから
あまりお手を煩わせたくないしね。
*/
シスター フリーデル
―― 儀式の後/祭壇→宿 ―――
［ ゲルトから”人狼”にまつわる
神からの預言の話を聞かせて貰っていたので>>637
儀式の間も、ゲルトから目を離さないように
していたつもりだったのに。
いつの間にか、意識がぼうっとしてしまっていた。
ゲルトの予言めいた言葉も
それを終えた彼が倒れる様も。
どこか別世界のように、現実感を伴わず。］
シスター フリーデル
―――……ゲルトさん！
［ジムゾンが、
ゲルトの名を呼び駆け寄る姿に>>1233.
やっと、はっとして我に返る。］
待って。
倒れた時に頭を打ったかもしれないわ。
動かしていいか、診させて。
［ ゲルトを運ぶ提案をするジムゾンに>>1234、
そう伝えてから。
ゲルトの首筋で脈拍を測り、
頭部の損傷がないか手早く調べる。］
シスター フリーデル
軽い打撲はありそうだけど
この程度なら動かして問題ないと思います。
ただ……脈が、とても弱いわ。
運ぶ時には、体を冷やさないようにしてあげて。
ええ、私も先に宿に戻って、
受け入れ態勢を作っておきます。
リーザ、私がついていくわ。
［ オットーの言葉>>1249に頷いて。
頼もしく準備組の先導をしてくれる
リーザ>>1261について行くことにした。］
【独】 負傷兵 シモン
うん、とりまこの『原住民金狼濃厚説』は折を見て提案してみても良いかもしれんな。それこそ原住民の反発必至かもしれんが、推理の緒はあった方がいい。
問題は切り出すタイミングだ……
おそらく人狼騒動のじの字も思いついてない人の方がほとんどだ。そんな中で原住民説を説くにはまず「この中に人狼が居る」という事実を周知させねばならん。
「俺のこれまでの経験から今回の予言者の言葉を噛み砕いた所、これ多分人狼騒動なってますね」なんて言い方で納得するか？
こう言うのは部外者が一人であれこれやるとややこしくなるんだよな。村のスピーカーを説得するのが早いか。
誰だろうな……
…
……
…………あの神父が良いか。
【独】 負傷兵 シモン
/*
本当は狼の味方をしたい素狂おじさんだけど、
第一優先目標が自らの噛み死であるがために
誰よりも推理を回して狼を追い詰めなきゃならんシモンさん、やり方がまどろっこしい……
*/
【見】 デザイナー ラートリー
─ 宿屋→ ─
[ レジーナ伯母さんを含む、大多数の村民で
儀式に選ばれた人達だけが残り、
往復半月以上掛かる村へと出発する時が来た。]
じゃあ、行ってくるわね。
大丈夫、半月なんてすぐだから。
お土産も買ってくるから
欲しいものがあれば言ってね。
体調には気を付けるのよ。
[ 儀式に選ばれた、居残り組の皆に声を掛ける。
宿のことならリーザが大体知っているから
大丈夫でしょう、とレジーナ伯母さんと談笑する。
帰って来る頃にはクイニーアマンが食べたいと
オットーさんにリクエストも済ませておいた。
とりあえず村に帰って来たら
一番は温泉になりそうだけど。]
【見】 デザイナー ラートリー
[ 村を離れるのは新鮮な気分で
この半月はあまり苦行ではないけど
温泉に入れないのだけは、確実に苦行。
宿に飾る為の金狼様とセイラ様の絵は
未完成のまま、自宅に置きっぱなし。
勿論帰ってから描き上げるけど
あまり時間が経つと記憶が薄れてしまうから
早く帰りたい、と旅立つ前から思っていたりした。
やがて時間が来て、残る仲間達に手を振り
別れを惜しみ村を出る。]
【見】 デザイナー ラートリー
[ 私は、何も知らずにいた。
ゲルトの見た不気味な夢。
“人狼”という存在。
この先に待ち受ける現実。
私達が帰って来る頃には、普段通りの生活が
当たり前のように再開すると思っていた。]
【見】 デザイナー ラートリー
[ 歩き始めて少し経った頃、
冷たい風が一瞬、全身に吹き付ける。
ふと振り返ると、馴染んだ故郷の村は随分と小さく
────遠くなっていた。**]
シスター フリーデル
── レジーナの宿、①の部屋 ──
……え、丸薬？
ちょっと、見せてもらえるかしら。
［ リーザについて宿に戻り。
①号室の部屋を暖めたり、
寝かせられる準備を手伝っていると。
一度談話室へ行っていたようだったリーザが、
丸薬のことを聞きにきた>>1262
彼女から見せてもらえるようなら、
丸薬を手に取って観察し、
匂いを嗅いでみてから。 ］
【見】 【独】 デザイナー ラートリー
/*
アンカークリックってほんとに神だったんだなとつくづく思うこのごろですがみなさんどうでしょうか
全然追いつけず溺れまくり流し読み状態ですので
齟齬があったら申し訳ありません……！
【見】 【独】 デザイナー ラートリー
/*
10月11月が繁忙期なので、プロの顔出し率が割とひどかったのですが、これは繁忙期じゃなくても追いつけなかったですね……
反応したいとことか補完したいとことか話したいとことかいっぱいあったんだ……うえええん
RP村のプロで1200超え……しかも11時までだし朝にまた増えるんでしょ……ヤバイ
シスター フリーデル
……羊の血の匂いがするような？
たぶん、羊の血の丸薬じゃないかしら。
［ 羊の血で作った丸薬>>632>>786なら、
羊飼いのカタリナあたりが、くれたのかもしれない。
ただ―――……
いつも診させてもらっている、ゲルトの容体は。
医学書にあった、膵臓機能の低下と、さらに
甘いものや栄養が不足した場合などにも起こる症状に
近いもののように思われたから>>662 ］
シスター フリーデル
これは……たしかに、長期間服用すれば
ゲルトさんの体質の改善に
なったかもしれないけれど。
即効性がある類の薬ではないの。
飲んだらすぐ治るとか、意識が戻るとかは、
難しいと思うわ……
［ 残念そうに、首を横に振って。］
シスター フリーデル
それに今のゲルトさんに
丸薬を飲ませようとしても、
意識のない状態で、安全に嚥下できるか……
だけど、栄養になると思うし、
体を温める効果もあるはずよね……
［ せっかく、ゲルトの体を思って、
差し入れてくれたのだろう丸薬なのだ。
何か、今のゲルトに役立てられないかと
数瞬、考えて。 ］
シスター フリーデル
そうだ。
リーザ、この丸薬をお湯に溶かして、
スープみたいに、飲みやすく
してあげてもらえる？
それから、すぐ口に含ませられる
凄く甘いもの……
例えば、蜂蜜とかがあると助かるわ。
［ そんな風に、リーザに頼んでみて。
リーザや、いれば他の人とも手分けしながら
ゲルトの受け入れ準備を、整えておこうとする。］**
【見】 情報屋 アリスバック
―― 船出の時間 ――
[時が進めば、わたしは船に乗る、その一員となる。
船に乗って、狼月の村を囲む湖を渡るんだ。
冬ごもりの為の買い出しをするために。
何せ儀式に選ばれなかったからねー。
船着き場にて。
湖面が風に揺れる音を聞きながら、
母さんといっしょに、オットーさんのパン屋で買ってきたサンドイッチを頬張っている。
これが村で食べる最後の食事になる訳じゃないけど、
なんとなく大事に食べた]
【見】 情報屋 アリスバック
[買い出しには、船着き場にある3隻のうち2隻を使う。
当然のように村の方々がわらわら集まりつつあるんだけど、
中には見かけたことのない顔を混じってたかな。>>1086
もしもそうなら、すごい高貴な感じがする……って、頭の悪い感想が浮かんじゃった]
どうも、……旅の方、というには、
小綺麗な格好をしているように見受けられますが。
この村は楽しめましたか？
[別にニコラスさんを小綺麗じゃないとディスっているわけじゃないよ！ ……っていうのはさておき。
旅人でも商人でもない来訪者に興味津々で問いを投げたりもした]
【見】 情報屋 アリスバック
[湖面を揺らし、わたしのもとにも風は届く。
―――冷たい。
肩が震えて、ずれたフードをなおす]
…………。
[わたしは何とはなしに空を見上げていた。
ゲルトの夢にあらわれたお告げのことも、
それが現実になって、村を暗雲が覆うことも知らないで。
空は、何一つ変わらずにそこにあった**]
【見】 【独】 情報屋 アリスバック
/*
そして挨拶を後回しにしちゃったので今しちゃいましょう
ドーモ、騒動村よりバトル村の経験の方が多い私です
そしてうみねこさんの復帰が大変うれしい私ですよろしく・∀・ﾉｼ
無事に……無事に走り切れますように……！
少女 リーザ
［道中そんなことを考えて、
宿へ着いた瞬間から行動に移せるよう
先行組で話し合ったりしたか。
リーザには専門的な知識はないから
昔家族に看病してもらった時のことを思い出して
その記憶を頼りに物を集めるしかない。
だから知識や経験のある人の意見をもらいたかった。
そして、ゲルトの分+αのベッドをつくりながら
先ほど起こったことを、ゲルトの話を思い出す。
…正直、まだ頭がぼうっとしているけれど
何か重要なことを言っていた気がするから。］
少女 リーザ
［ 予言 ］
［ 災厄 ］
［ 金獣の王 ］
［ 三頭の ］
［ 金色の獣 ］
［ 一人の ］
［ 従者 ］
［ 滅びの運命 ］
［ 狼占の眼 ］
［ 霊聴の耳 ］
［ 守護の手 ］
少女 リーザ
［やっぱりダメだ、よくわからない。
わからずとも
何か良くないことが起こっていることはわかる。
…とりあえず、考えるのはここまでだ。
それよりも談話室の暖炉に火をつけよう。
宿を出た時、消してしまったから
今みんなが来てもみんなが寒い思いをしてしまう。
それから全員分の温かい飲み物を用意しよう。
フリーデルに協力してもらって
こんな時に落ち着けるハーブティーを。
それから、それから…………］
少女 リーザ
丸薬を、溶かす？
……！！わかった！
［意味を理解した後は早かった。
丸薬を持って厨房へ駆けていく。
蜂蜜も厨房のどこかにあるはずだが、
さすがに2つの作業を同時に行うことはできないから
もし他にも手伝いをしてくれる人がいたのなら
蜂蜜探索はお任せするつもりで。］**
【見】 イベントコンシェルジュ ルージュ
―船上、村を離れつつある中―
[
わずかに数隻しかない船が一つ、また一つと船着き場を離れ、湖を渡っていく。
私はその最後の一隻の隅に膝を折って座り込み、元来た岸を――その奥、村の北に聳える月狼山のほうを眺める。
……いつも船着き場から湖の向こうを見つめるのとは逆に。
今このときは湖上の冷え込みでか、周囲は靄がかかったように視界が悪く、この距離からは山の姿もぼんやりとしか見ることができない。
儀式を行う人たちには、その山も月光に輝く金狼様とセイラ様の魂の座と映るだろう。
普段は村のことも、自分自身も朧げにしか思えず、村を離れたいと思っているのにそれを叶えることをせず。
唯一、村が金狼様とセイラ様の気配に確かに満ちしこの時に、私はこうして村を離れる。
ほんとうに、不確かで、うらはらな自分……。
]
【見】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
…………………………。
儀式に選ばれることのない私だけれど、わかる。
今宵こそ、お二方はこの地に降り臨みて、己が血を継ぐ者を定めん。
選ばれし皆々は、その候補なのだ。
私にできることは、ただ彼らを観ることだけ。
さながら伝説をなぞった劇を観劇するように。
そう、お祭りで行われた劇は、リハーサルに過ぎない。
なんなら『狼月祭』だって、これから行われる本当の『祀り』の前夜祭でしかない……。
観劇の時間は、これからなのだ…………。
………………。
]
【見】 イベントコンシェルジュ ルージュ
…………………え？
私、何を……？
[
思わず声に出る。
そばに人がいれば、訝しげに私のほうを見ただろうか。
それとも『すまし顔』のことなど気にせずにいただろうか。
いくらなんでも、今のは妄想が過ぎるだろう。
村を離れ、儀式に立ち会うことが叶わないからって、そんな……。
]
【見】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
はあ、と吐息する。
村がますます遠くなる。
……確かに、私はこの村の、この物語の主演ではないのだろう。
金狼様とセイラ様と、お二人に選ばれた人たちを、村の外から見守る観劇者……。
なら、客席から祈ろう。
儀式と、舞台の成功を。
]
**
【見】 【独】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
テストプレイのプロローグは良好。
『仕掛け』も予定どおりに作動し、
本来存在しないプログラムがバックドアを通じて
ゲームに浸食を始めた。>>#17
・・・・・・・・・・
ゲームは問題なく稼働している。>>#23
・・・・・・
プロローグが終わり、本当のゲーム本編の開始を、高らかに告げる。
>>#46>>#47
ゲルトが
いえ、
]
【見】 【独】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
ゲーム中の『すまし顔』の
（さすがにこのような人格を自分で設定するほどセンチメンタルなナルシストじゃない……）
この『狼月の村』を現実ではないものと知覚し、自分自身も含めて
それでいて村の核である信仰と、その儀式の立会人への注視には強い意欲と、義務感さえ伴っている。
この裏腹さ、矛盾を抱えている状態は、AIがモザイク的に組み立てた
ゲームのプレイ状況を直接モニタリングするために、
それはさながら『ルージュ』が二重人格者であり、
表では『すまし顔のルージュ』が主導権を握って立ち振る舞いながら、
裏では『本来のルージュ』も『すまし顔』の知覚や思考を共有している状態だ。
『すまし顔』の朧な人格は、こうした状態を走らせるのに、負荷の少ない
]
【見】 【独】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
種はまかれた。
『仕掛け』は芽を出し、育っていく。
もはや規制品の機械仕掛けの神では、演者も観劇者も満足しない。
神もまた、舞台とともに、演者とともに育ち、舞台を作り上げていく。
この
機械仕掛けの神は、幕を降ろすだけが仕事ではない。
本当の神と呼ぶべきお方を降ろし、新たな舞台の幕あけを…………。
それが、…………様の、望み。
]
旅人 ニコラス
[そういえばヨアヒム、何となく今年は儀式に参加すると予想したのだが、どうやら買い出し組と一緒に村を出たらしい。ならば慰めるためにもイチャイチャラブラブクッキーを買っておこうかと思いつく。
有難いことにフリーデルはタイミングが合うとクッキーを渡してくれるから、買えるときにはなるべくお金を出すようにしている。
だってほら、元々御布施用だし。]
【見】 【独】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
だが、…………「あの３人のこと」>>#23は、私もいまだ気がかりではある。
この計画の綻びとなりはしないか。
……様は、テストプレイを続行すると決めた。
その意思に従うほかは、もちろんない。
……もしこれから、その綻びが垣間見えることがあるなら。
私もゲームの進行の裏で、何らかの介入が必要になるだろう。
ゲームは表舞台だけで動いているのではない、ということか。
]
旅人 ニコラス
[宿の入り口でシモンと待ち合わせ>>1159したとき、供物を持ってきましたかと念を押すことをすっかり忘れていた。
儀式に行きたいと自ら希望した>>1159から大丈夫と思い込んだのが失敗だったようだ。]
……角笛、か。
[前方から響く音>>1101を聞いて、懐かし気に遠くへ視線を向けた。
何故だろう、何度も聞いたことのあるはずのそれが、不思議な感覚を呼び覚ます。身の裡を震わせるような、初めてなのに懐かしく、慣れているはずなのに馴染みのない、なんと呼べばいいのか分からないものに支配されそうな気がして、本能的な恐怖を感じた。]
……今夜は、何かが起こる。
[理由は説明できないけれど、ひどく確信が持てる予感に表情を引き締めた。
供物を包んだ布を、背後から見ていた湯治客>>1198が悩んでいた気配にも気づけないほど、意識をそちらへ取られていた。]
旅人 ニコラス
― 祭壇 ―
[布をとかずに供物―中身はペアの腕輪、一つは男性用でもう一つは女性用―を捧げる。金狼様とセイラ様が、いつまでも仲良く過ごせるようにとの願いがこもっている。
二人の魂の安息と皆の無事、村の安寧の他にも”ゲルトの予言が成就しませんように”と追加した。
やがて儀式が始まり、皆が手を繋いで唄を繰り返していると――突然金色の岩が哭いた>>#46。]
……！
[驚愕のあまり声すら出せない。伝承の刻>>#47に立ち会えた喜びよりも、何故だか警戒の方が強くて。
だがすぐに金色の光>>#48に思考を奪われて、急速に意識を失った。]
旅人 ニコラス
[はっと気づいたのは、ゲルトが精一杯声をかけてくれた>>1204おかげだ。]
……ああ、僕は大丈夫。それよりゲルトこそ、体の調子はどう？
[そう問いか近づこうとしたとき、思いがけない台詞>>1205を口にし出した友人に、動きが止まる。
聞かされた二つ目の予言は予想だにしない内容だった。それでも嘘を言ってないことだけは強く確信できる。
伝え終えた直後、完全に疲弊した>>1212様子のゲルトへ、”分かった、分かったから、頼む！ それ以上無理しないでくれ！”と呼び掛けようとしたとき、友人が目の前で倒れた。
幸いジムゾン>>1233が駆け寄ってくれたので頭を打たずに済んだようだ。
手伝いますと声をかけて、手を貸して友人の体をしっかりと支えた。
頼りになるジムゾンの提案>>1234とオットーの返答>>1249に、今自分がすべきことが何かを悟る。
だがフリーデルが診察する>>1264>>1265間中、後悔と反省で頭の中がいっぱいだった。どうして体の弱い友人を気遣ってやれなかったのだろうと。ただでさえ今日は予言を聞いて不安だったろうに。]
旅人 ニコラス
[ゲルトが告げた予言に重なって、若い女の咆哮が頭の中に響く。]
”……全部、ぜぇんぶ、あんたのせいよ！ あんたがこの村にこなければ、こんなことにはならなかったのに！”
”……返して、返してってば！ 私の大切な、あの人を今すぐに！”
”……あの人がいなければ、私は生きていけない！ 私の全てを捧げたんだから――”
旅人 ニコラス
[頭の中をひっかき、ぐるぐるにかき混ぜて混乱させるような、高くて不快感をもたらす声。]
”私の手で、あの人の恨みを、仲間の敵を取る！ ……お前は今すぐここで――”
[それは赤に魅入られ、自らの身を差し出した人間の、狂気に満ちた咆哮。
俺は今回もそれに抗うことができるのだろうか？**]
旅人 ニコラス
[過去の扉が開きかけたというのに、ゲルトの容態を気遣う態度を装って、僕はそのことを必死に表に出さないよう努力した。
今はまだそのときではない。
慎重に動かねばと。
けれどもゲルトから聞かされた予言の内容で、心臓がばくばくと煩いくらいに全身へ響いていた。**]
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
ヒュエッ、みんな格好ええわあ！
地上これ出んといて良かった～
何でみんなこんなシリアスなん？
やばすぎひん？なあ？やばいでこれ。
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
─村/余談/リーザちゃんことリザ姐？─
[なるほどなるほど。
その時だけは年齢のことを忘れていたとしても
聞き流してお咎めなし。>>1240
──それ即ちリーザちゃん時は
お咎めですよねリザ姐さん！？
それでもデレのちお姉ちゃんぶり発揮されたら
それは見事に弟分ぶる末っ子気質が
見事に発揮されたことだろう。
実はこちらもまた単純。
感覚だけで生きている。]**</b>
↑表がシリアスになってきたので供養
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
何だろな、村ジムゾンさんのツッコミ見て
村レトがめっちゃそわそわしてる（）
「あ～、1回神父さんの前でボケたかった～。
絶対ボケ回収してくれるもん
村のツッコミ1人で十分捌けるでしょ、あれ。
すごすぎない？」
なお村レト、村オットーさんはボケ扱いらしいです。
村レト曰く「存在だけでボケを作る人」だそうですが
自PCお前のボケも相当だからね？
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
あのね、ツッコミ面白い人がいると
めっちゃボケたくなるんです。
けれどそういうときに限って
場面がシリアスに向かってるから
大体大人しく待機してます(ｽﾝｯ
ボケはね、意図しないと出来ません。（自分は）
「やろう」と思ってやらないとボケにならない。
物語を邪魔しない範囲でボケるのと
人の面白いとこ拾って生かすの出来るようになりたいな～
【見】 【見】スタッフ エレオノーレ
─ 村 / 買い出しに出掛けながら─
えーと。
頼まれていた依頼をこなすには…
[ ぶつぶつと呟きながらメモを取っていた
今日は儀式に参加する少数を覗いた皆で
近隣の街への買い出しだ。
私は普段は日用品修理の仕事を請け負っていた。
ランプを直したり包丁の切れ味を戻したり
日常に基づく物が主流だ
まだまだ新米で戸惑う事も多いが
優しい村の人に助けられ生活出来ている。
その分村の人の役に立ちたい思いも強かった ]
【見】 【見】スタッフ エレオノーレ
お祭り。
無事に成功しますように。
[ 遠くなってゆく村の風景を見ながら
こそっと呟いた
不吉な予言も。
この後起こりうる事も。
私が知る事は無かった
──今はまだ **]
ならず者 ディーター
─ 村内・満月は天頂に ─
［ディーターが祭壇に着く頃には、ついさっき開けた酒瓶の中身は十分の一ほどになっていた。
月狼山を見上げると、皓々と輝く満月の光で目が眩むような気がした。
視線を下ろす。祀られている大きな金色の楕円形の岩は、1000年で摩耗した表面に、双頭の狼のような獣の紋様が曖昧に残っている。それも、極端に近づいてよくよく見なければ認識するのは難しい。
──金狼様は、月から──……
酒瓶に残っていた酒を一気に煽ると、儀式の間は傍に寄せて置いておくことにする。帰る時には思い出せるだろうか。──誰か、言ってやった方がいいかもしれない。］
ならず者 ディーター
［手に持っていた未開封の酒瓶を、供物として捧げる。］
───。
［頭に叩き込まれた儀式の手順に倣って、岩の周囲を囲む輪の中に混ざる。
隣の人間と手を繋ぎ、金狼様を讃える唄を何度も詠唱する。
朦朧と。意識が。
内側から何か抜き取られるような、強い虚脱感。］
ならず者 ディーター
［数十年──或いは、数百年に一度だけ。
金狼様がご満足なさって、岩が鳴く。それが──今。
身体の内から打ち震えるような感覚が押し寄せてくる。
それが勢いよく自分から飛び出していって、全身に纏わりつくような感覚に陥る。
奇妙な咆哮めいた音色を、月光と共に全身に浴びる。
視界と脳が痺れたように滲み、眩ゆい金色に思考が溶けていく。］
ならず者 ディーター
［成長すると、理想と現実の乖離に苦しみ始める。
最初に感じたのは8歳のとき。棒切れ一本で野犬に向かっていったオレを、大人が口々に頭上から叱った。
そりゃ、わかる。わかるとも。だけど、当時は困惑が浮かぶばかりだった。
次に感じたのは、15歳のとき。
「そろそろ仕事覚えろよ」と言った親父の言葉で、浮ついた夢から現実に引き戻された。
最後に。20歳になる頃には、ほとほと諦めがついていた。
夢見がちな少年であったと言えよう。実に可哀想な話ではあるが。
棒切れを握りしめた少年を、自分の中から閉め出した。］
ならず者 ディーター
［それでも、頭の中で反芻してしまう。何度も。何度も。
あんなに熱心に覚えた伝承が、今では脳に焦げ付いたようだ。
貧しい暮らしをしていた村人が──金狼様は『セイラ』という──額には金色の──そうして、聖人セイラ様は神託の啓示を──］
ならず者 ディーター
［自分の頭は黙ってはくれやしないのだ。
口を塞ぐこともできない。そうするには寝るか──ともすれば。］
［どうしてお酒を飲むの？
さて、どうしてだったかな──？］
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
みんなロル素敵。
心理描写と情景描写のバランスが絶妙な方が多くて見習いたい。
喉が心配な人がそこそこいるので
飴を投げられるようにスタンバっているよ。
*/
ならず者 ディーター
───ゲルト！
［酩酊状態のようにふらふらと揺れているかと思えば、いい終わらぬうちのその身体が大きく傾いた>>1212>>1213。
驚いてゲルトに駆け寄ろうとして、足元がもつれた。
酒が入った状態では、まともに走れるわけなどない。転びかかって地面に手をついた視界の端で、ジムゾンがゲルトを助ける>>1233のが見えて、大きく息を吐いた。］
ならず者 ディーター
［ジムゾンがゲルトを運ぶ手伝いを誰にともなく願う>>1234が、完全に酒が入っていて、慌てていたとはいえ、先ほど転倒しかかった足元では、逆にゲルトを怪我させてしまいかねない。
だから、その手伝いはオットー>>1247に任せて、自分はランタン(と空の酒瓶)を持って、「足元気をつけろよ」と言いながら道の先を照らす。
もし、ランタンの火が消えてしまったりしている人がいたら、ディーターがライターでつけてやっただろう。*］
【見】 貴族 ジル
― 村内/船着き場 ―
[村に着いたばかりの日に滞在を決め、越冬の買い出しの中に混ざる。
こうしたお使いは普段なら従者だけにお任せだけど、さすがに不慣れな土地で、他に身よりがいない以上、一人で留守番するわけにはいかない。
ぼくらはこの村の人々にとって、明らかに新参者だから、人が集まるところに出ればどうしても目立ってしまう。
興味をもって遠巻きに観察されるか、話しかけられる事もあった。彼女もそんな、話しかけてきた中の一人だった。>>1276]
こんにちは。
ぼくたちは今日、この村に着いたばかりなんだ。
滞在するなら物資の買い出しが必要だというから、同行させてもらう事にしたんだよ。
ここは、……うん、いいところだね。
【見】 貴族 ジル
いいんだ。
大丈夫。
……少し、風を感じたいんだ。
[視線を島の方へと向ける。さっき着いたばかりの村。
島。
大事な儀式が行われるという。
あまり詳しくはないけど、外部の者が気軽に観られる類のものではなさそうだ]
【見】 貴族 ジル
はじめまして。
冬の買い出しとは、どんな風にするのですか。
[声の内容からして、ぼくと似たような感じがしたのかもしれない。そう解釈して、一旦は身近に迫った予定について頭を切り替える事にした。
買い出しはおろか、市場での買い物すらまともにしたことがないから、きっと新しい体験づくしだろう。
そんな風に、会話は続いただろうか。
どこか拭え切れない不安を抱えながら、…───ぼくは、村を後にした。**]
羊飼い カタリナ
［ 月の咆哮が鼓膜を抜け心の臓を震わせる。
全身を駆け巡る律動が意識を支配し
まるで中天へと吸い上げられるかのような感覚が
繋ぐ手と大地を踏みしめる足の力を奪い去っていた。
ゲルトさんの声を聞いて>>1204我に返った時は、
いつの間にかその場にへたり込んでもいた。
そして蹌踉めきながらも立ち上がって
予言の言葉を聞く。>>1207
私はまた崩れ落ちそうになった
右から左へと通り過ぎていくゲルトさんの声
頭が言葉を拒否するかのように遮ろうとするのに
そんな抵抗など意に介さず心の奥底へと
予言《呪詛》が染み込んでいく ］
羊飼い カタリナ
やだ…やめて……
［ 頭を振って吐き出す吐息。微かに漏れる拒絶の声
狼占？ 霊聴？ 守護？
ちがう ちがう ちがうよ
あんなもの思召じゃないお導きでもない。
災厄という漆黒の焔に焚べる薪でしかない。
だって、あんなものがあったから私は───
ゲルトさんの声を聴くまいと耳をふさぎ
震えていた。だからゲルトさんの異変には>>1213
ちっとも気が付かなかった。
気がついていてもきっと動けなかっただろう。
私がようやく立ち上がれたのは
神父様が号令を出して>>1234
リーザがひと足早く宿へと駆け出した頃>>1261
取り残されたような気がして跳ね起きるけれど
すでにリーザの姿は闇へと消えて
ゲルトさんを抱きかかえたニコラスさん背中が
今視界から離れようとした時だった>>1294 ］
【見】 スタッフ シルキー
あ、レトくんだ。こんにちは。
…なんだかずいぶん楽しそうね？
いいことあった～？それとも、買い出しがそんなに楽しみ？
[ルンルンとステップを踏む少年に、>>1219
ひょいと後ろから覗き込むようにして声をかけてみたりした。
身寄りのない年下の男の子。
昔は小さなこどもだと思っていたけれど、
いつの間にかずいぶん大きくなって、
今では立派に村の御用聞きをやっている。
壊れた糸車を直して貰ったり、
なくした財布を探して貰ったり、
相棒のラドにねずみ取りをお願いしたりと>>791
自分もちょくちょくお世話になったりしてたかな。
月狼祭の間は広場で店を出してるんだったっけ？>>1148]
【見】 スタッフ シルキー
広場にも行こうと思ってたけど
何だかんだ忙しくて回り損ねちゃったなー。
まだお店やってる？
良さそうなものあったら見せてよ。
[なんて、のんびりした船旅の間、
彼が暇そうにしていれば
そんなことを尋ねてみたかも。
他にお客さんがいれば、
邪魔にならないようにそっと退いたけどね。]
【見】 スタッフ シルキー
[村に残るのは少数の、儀式に選ばれた人々。
けれどそれも例年のことで、
何も心配することなどないと思っていた。
当たり前に冬が過ぎ、春がやってくるのだと。
これからこの村で何が起こるのか、
何も知らないままで。**]
【見】 医師/御用聞き レト
─回想・広場/我輩はラドである（アリスバック）─
[我輩はラドである。連れは下僕だ。
下僕が靴とやらを手に入れる為
飯にもならぬ石やら骨やら皮やらを売るらしい。>>1146
それは構わん、好きにするが良いとは思うが]
「 な゛ ぁ ゛う゛ っ゛ っ゛ 」
《おい下僕よ、見てないで少しは助けんか貴様！》
[通りゆく人間達から撫で繰り回されるにしても
限度ってもんがあるぞたわけ！
人間達の訪れが少し空き、
疲れたとばかりに脱力し毛づくろうた矢先。
我輩も知る人間達の姿が2人。>>1158
あれは……確かペーター、アリスバックと云ったか。]
【見】 医師/御用聞き レト
[アリスバック──下僕の祖父とやらが生きてた頃。
食事である鼠を取りに船とやらへ向かった時、
知らぬ人間達がいたことがあった。
下僕の祖父と何やらする人間。>>1251
我輩達が鳴らす喉の音を真似する人間。
最近前者を見かけぬなとは思ったが、
我輩が真相を知る機会は果たしてあったのやら。
後者は我輩達のようなものを好む人間と
同じような匂いがしたので、
もし撫でようともするのであれば
拒まず好きにさせてたであろう。
他にも宿屋の白猫との甲乙つけがたさを口にしてたなら
そうであろ、そうであろと
我輩の心象うなぎのぼりであったろうよ。
宿屋にいる彼奴の魅力も認めるがな。]
貴族 ジル が村を出ました。
【見】 医師/御用聞き レト
[『木彫りの毛玉（？）、いる？』>>1252の声に
要らぬの意でふい、とそっぽを向く。
何故木彫りの毛玉を渡そうとしたのだ、
そもそも何故毛玉（？）と疑問符気味なのだ？
まさか我輩を表現しようとしたらしきことなど、
言葉からは読み取ること能わず。]
「……」
《……人間とは、こうも
器用と不器用の差が激しい生物なのか？》
[此奴が不器用な人間なのかもしれないということだけは
辛うじて理解したのだが。
なお人間よ、主の予想は正しいぞ。
我輩は生まれついた時より
人間の言葉の意味を理解出来ていたのでな。]
【見】 医師/御用聞き レト
[だからもしリーザという小娘とやらに>>1250
件の質問を投げかけようと知れたのであれば、
「……にゃん」《悪いこと言わんからやめておけ》と
前足で、てしりと主に触れながら止めていたであろうな。
まさか趣味で作ったものを店に並べ、>>788。
しかも買い上げた人間がいるとは>>1192
見逃したため知らぬ身ではあるのだが。
経緯が経緯とは言えて売れて良かったな。
知らぬからこれは言えぬが、
木彫りは兎も角、主のことは案外嫌いでないぞ。]**
村の設定が変更されました。
開発部主任 ジル が見物人として参加しました。
開発部主任 ジルは、見物人 を希望しました（他の人には見えません）。
天のお告げ（村建て人）
■シルバー・メリー号へのご乗船、誠にありがとうございます。
本艦は本日11：00に１ｄ突入予定です。
１ｄ開始直後に天声を投下しますので、暫くお待ちください。
村の設定が変更されました。
少女 リーザ
［移動中、ポケットに入れた2つのペンダントが擦れる。
祭りの後、一つはカタリナに渡そうと思っていた。
それはラートリーにデザインしてもらったもので
カタリナ・リーザのイニシャルが
それぞれに彫られている。
掘ったのはリーザ自身。
リーザはカタリナの、カタリナにはリーザのを渡して
"おそろい"にするために作ったのだけれど。
渡せるのは少し後になってしまいそうだ。］**
【見】 医師/御用聞き レト
─村/買い出し（シルキー）─
おー！シルキーさんやっほー！
そしてこんにちは！
俺ね、今日やっと新しい靴買えたんだ！
前のはじいちゃんのお下がりだったから
靴擦れがひどくてひどくて。
[新しい靴買えたことにご機嫌でいたら
宿屋の看板娘の1人に気付かれた。
リーザちゃんと同じくちっちゃい頃から
知ってる人で、ちょっと大人なお姉さんって印象。
まさか向こうがいつのまにかずいぶん大きくなってと
思ってくれてることは予想もしてないけれど]
【見】 医師/御用聞き レト
[シルキーさんも俺に仕事をくれた1人で>>1321
壊れた糸車の修理やら財布の捜索やら、
ラドに鼠捕りの依頼もあったっけね。
俺もその度
「はいよー！いつもありがとね、シルキーさん！」と
お得意様認識で色々引き受けたりしたっけか。]
あー、今日お祭りだから
宿の方お客さん大入りだっただろうなー。
[店について尋ねられれば「勿論！」と言って
黒曜石のナイフ2本と羽ペンやら装飾やら
残りの骨細工、毛皮等を広げて見せた。
周囲の邪魔にならない様気をつけつつ、
もしお買い上げがあれば「ありがと！」と言って
お得意様サービスでおまけの蜜蝋軟膏も
一緒に差し出そうとするだろう。
何か言われたら「冬篭り中の手荒れ対策にね！」と
にっこにこの笑顔と共に。]
少年 ペーター
ー 広場 ー
うん、楽しかったよ！
と言っても内容といつもと変わりないかな
それ分かってても見ちゃうんだけどさー
[聞かれた劇の感想にはサラッと答えつつ]
そうそう、あればでいいんだけど
…って、すげーーめっちゃあるじゃん！
[アリスが足元の袋を掲げたら、そこにめっちゃ草が入ってるの！>>1161
なるほどこれがカヤツリグサ…
こんなにあっても紙にしたら少なくなるんだろうな
加工すると元の大きさよりだいぶ減っちゃうもんね。]
そっかそっか、失敗を糧にして備えたんだね？
流石アリス！すごい！えらい！
[渾身のドヤ顔を見せつけられたけど
なんかかわいいしイラッともしないで敢えて煽てた。]
【見】 医師/御用聞き レト
[俺も、予測なんてしてなかった。
当たり前の様に帰ったらみんなで何しようか、
儀式に向かったみんなの食料やら日常品やら
分配したり儀式の話聞きたいなって思いながら
いつもの日常に戻っていくんだって、
当たり前の様に思っていたんだよ。]**
羊飼い カタリナ
─ 回想／見稽古 ─
リーザぁ…そんなに急がないでよぉ
［ 駆け出すリーザをつんめりそうになりながらも
必死に追いかける。
12歳で村に戻った頃、避けられていた周囲を他所に
駆け寄ってきたかつての幼なじみ>>816
それからも事あるごとにやってきては連れ出された
記憶がある>>817
その時は〝嬉しい〟というよりも〝なぜ？〟という
思いが強かった。
当時私は目に映るすべての人間が怖かった。
そう、最初はリーザのことも怖かったのだ。
ただ、嫌がったりついていくのが遅れると
今度は腕を引っ張られて物理的な意味で怖いから
置いていかれないように後ろを付いていってた、
ただだけなのだ。 ］
少年 ペーター
[おっと新しいお客さんだ。>>979]
おっ、カタリナだ
そうそう絶賛お使い中
今日は教会じゃなくてクララからの頼まれ事だけどね
神父様？
ジムゾンさんならどこかにはいると思うよ
教会にはいないだろうけど
[彼女がアリスと話してる間にちょっとだけ。
新たに現れたこの人はカタリナ
羊飼いをやってて、いつもは村にいないんだけど
この時期になるとアリスと同じように村へ帰ってくる。
確かリーザと同じくらいの歳だって誰かから聞いてるけど
それなのに村の外で1人で仕事頑張ってるんだよね
すごいよなーって、思うけど
寂しくなったりもしないのかな？とも、思う。
……なんて、言ったけど
実は仕事の話について僕から聞いた事はなかった。
あ、仕事に興味がないって訳じゃなくてね？
現実的な話は聞かないでおきたかったってだけ。]
羊飼い カタリナ
リーザの顔ってね。とっても可愛くて元気出るんだよ。
［ ある日いつものように宿屋で二人食事をしていた時
私がじぃっとリーザの様子を見ながら
食べ物を口に運んでいたのが変だったのか
不思議そうな目で覗き込まれた時がある。 ］
リーザがね美味しそうにご飯食べてるときの顔とか
本当に美味しそうで、だからついつい見ちゃうの。
見てると美味しいって気持ちが伝わってくるの。
美味しいときだけじゃないよ？
嬉しいときとか、元気に笑う姿とかね
見てるととーっても元気になるの。
すごいね。リーザってきっと天使だよ。
元気を運んでくれる天使！
羊飼い カタリナ
［ 『それはそうとご飯美味しいね！』
そう告げるてリーザに向ける私の笑顔。
知ってる？ これはリーザをみて覚えた笑顔なんだよ？
笑顔だけじゃない。
賑やかな表情はすべてリーザを見て覚えたの。
だから、もしかして似てるかもしれないね。
私とリーザの笑い方。
語ったことは半分は嘘
彼女を見ていたのは覚えるためだ。
どういう顔をすれば美味しそうに見えるか
どういう顔をすれば皆に良い笑顔に見えるか。
リーザはとても良いお手本だった。
でもね。半分は本当。
リーザの表情は本当に可愛らしくて見ていて楽しい
彼女が笑う様は私に元気を与えてくれた。
だから今日も私はリーザについていって
リーザのすぐそばで
おひさまのようなその笑顔を見続けるのだ ］
少年 ペーター
[お爺さんのお墓を見てた彼女が
僕や教会の皆へ振り返った時に見せた、あの目
悲しいせいだったんだろうなと思ってるけど
すごく、冷たい目をしてた。
怖いだとか、そういうのはなかったけど
僕に向けられたものだとも思ってはいないけど
それでも、ずっと頭に残っていて
今でもあの目の冷たさは、忘れられない。]
羊飼い カタリナ
［ ちなみに彼女に味覚のことは話したことはない。
だって打ち明けてしまって悲しい顔をさせたり
気をつかって私の前でご飯を食べなくなったり
美味しそうな顔をしなくなってしまったら
かなしいじゃない？
だから打ち明けない。
私はずっと彼女の食べるさまを見ていたいから。
私のお手本として 私の癒やしとして ね？］**
少年 ペーター
[風邪ひいたら大変だとか、休んだ方がいいだとか
思う事はあったけど、
そんな言葉ですら軽くはかける気になれなくて。
話すのは今じゃない、子供ながらにそう考えたんだ。
そうしてる間にカタリナは仕事で村の外に出ちゃって
ちゃんと話せたのは翌年になってたよね。
僕も両親を亡くして"はんこーき"真っ只中だったけど
話すの自体は特に抵抗も困りもしなかった。
「やっと話せるね
僕はペーター、君は？」
それくらいあっさりした話出しだった。
家族を亡くした同士、その意識があったからかな。
それからは気付いたら普通に友達感覚だった。
でも話す事は他愛無い雑談
さっきも言ったように、彼女の仕事の話には触れない。
出会いが出会いだったから、それもあって。]
少年 ペーター
[忘れられないと言えば、もう一つ。
3年前、ぼろぼろのフリーデルが村に来た訳だけど
最初に見つけたのがどうやらカタリナだったんだ。
急に誰かが泣き叫ぶ声が聞こえて
行ってみたら声の主はカタリナで、ぼろぼろの女の人…フリーデルがいたって状況。
ジムゾンさんを始め教会の人達も僕同様に集まっていて
その頃にはカタリナは落ち着いたんだけど
葬式の時に見せたあの姿と随分違っていたから
これはこれで記憶に残ったというか。
あの人がここまで取り乱しちゃうんだな？って。
いや、そりゃ急に瀕死の人見たら驚くと思うよ？
僕だって見てすぐは衝撃すごくて動けなかったし。
ただ、訳を聞き出そうとした事はない。
……お爺さんが亡くなった時の気持ちとか
色々思い出しちゃったのかなって
そう思っておく事にしてるかな、とりあえずね。]
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