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人里に身を潜めながら、夜毎人を喰らうという恐ろしい人狼。
幾つもの村を滅ぼしてきた狡猾な化け物の噂が、遂にこの地にも訪れた。
震え上がる者、馬鹿馬鹿しいと一笑に付す者、そして…。
様々な思惑を余所に、人々は話し合いのため集うのだった。
1人目、語り手 が参加しました。
語り手 は、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
村の設定が変更されました。
2人目、統合宇宙軍少尉 メレディス が参加しました。
統合宇宙軍少尉 メレディスは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
― リュフトヒェン基地・特務部隊指令本部 ―
……は?
[特務部隊司令本部への唐突な呼び出し。
嫌な予感を抱えつつ出頭した所に下されたのは、予想を遥かに超えた指令だった]
『『Grow Universe』公式大会にゲスト参加し、大会を恙無く終わらせよ』って……。
[『Grow Universe』。
それは、軍入りする前にはまっていたVRネットゲーム。
諸事情で隠居していたそれ、その公式大会にゲスト参加しろ、というのはどういう事なのか、と。
過った疑問のまま、つい、探るような視線を目の前の人に向けていた]
えっと……あの、大尉。
覚えてます……よね? 俺の、覚醒の切欠がなんだったかって……。
[6年前に行われた公式大会。
その終了後のオフ会の真っ最中に起きた爆発事故。
少なからぬ死者と多数の負傷者を出したそれは、たった一人の眠れる
幾分か、その衝撃は和らいで入るけれど――ある種の後ろめたさは、今でも抱えている]
「もちろん、わかっていますよ」
[途切れがちの言葉に返されたのは、肯定]
「ですが、今回の任務を果たせるのは君しかいません。
違和感なくゲーム大会に参加し……そこにいるかも知れない、
……っ!
それ、って……。
「参加者の中に、チャイルドないし、グローランサの可能性を秘めた者がいます。
……不特定多数が集まるオフ会の方にも、いないとは限りません」
[ですから、と。
続けられる言葉はそこで途切れたけれど、言わんとする所は伝わった]
……俺と同じ目に合う奴を出したくないなら、って。
ようするに、そういう事、ですよね?
「……こちらからも、バックアップスタッフは出しますよ。
ですが、ゲーム空間内で仕掛けられた場合、対処するのは難しいのです」
でっすよねぇ……。
[VR空間から何か仕掛けられて、現実側が『動けなく』なったりしたら、色んな意味でヤバいしアウトだろう、と思う。
嫌な話だが、この辺りは実体験だ]
……了解、しました。
[そう簡単に吹っ切れるようなものじゃあないが、軍人として命を下されて、それが人道的な理由に基づいてるなら、逆らうわけにもいかない]
あんな思いを誰かがする可能性が潰せるなら……全力、出します。
[一番大きな理由はそれだけれど。
敬礼しながら、指令の受諾を告げると、大尉は少しだけほっとしたように、表情を緩めた。*]
リュフトヒェン地区で昔から人気のネットゲーム『Grow Universe』。
VR空間で相棒となる幻獣を育てつつ、様々なフィールドに用意されたイベントをクリアしたり、プレイヤー同士で対戦したり、自由に遊べるスタイルが人気のゲームで、オフ会を兼ねた公式大会が数年ぶりに開かれる事となった。
今から6年前、公式大会後のオフ会の真っただ中に会場付近で起きた爆発事件。
その一件から自粛されていたそれが再び開かれる、と聞いて悲喜交々なプレイヤーたちの間に、ひとつの噂が流れ始める。
『今度のイベント、『神拳』来るらしいって聞いたんだけどー』
『『神拳』って、『緋色氏』? 無期限休止じゃなかったけ?』
『……そういや、こないだグリフォンっぽいの連れてたひと見かけたけど……』
『まーじーでー?』
『それよりさー、なんか最近、敵の強さおかしくなってるきがするんだけど』
『あー、そういや、明らかに出現パターンおかしくなってるのいるよね』
『イベント用の調整とか……?』
『えー……』
そんな噂がネット上を飛び交う中。
久しぶりに開かれるゲーム大会は。
どうやら、様々思惑絡み合い、一筋縄ではいかない模様。
― 『Grow Universe』公式大会会場 ―
……うわぁ。
ここまで、やるんだ……。
[軍施設にほど近い広場に造られた大会会場。
ゲーム空間内を映し出す巨大モニタの設置されたステージの上では、スタッフたちが最終調整のために走り回っている]
てか、見間違いじゃなきゃさ。
見覚えあるひと、けっこーいない?
[問いが向くのは、肩の上の茶色いもふ――今回の大会に『マスコット』として参加する事となった疑似生体ユニット、電脳兎のブラオン・ラヴィ]
『特務の技術スタッフが、バックアップに来てるのだわ。
……志願者が大半だ、って、『Meister』はおっしゃっていたのだわ』
……なんか、わかった。
[どうりで見覚えあるのが多いわけだ、と思いつつ、茶兎をぽふりともふる。
ここに至るまで、できる限り気持ちを落ち着けようと努めてきたはずなのに、やっぱりどうにも落ち着かなくて]
……まだ、セレモニー開始までに時間あるよね?
ちょっと、散歩して、気晴らししてくる。
大丈夫、10分前にはスタンバるから。
[近くにいたスタッフに声をかけ、ステージを離れる。
少し離れた所には、軽食を扱う休憩ブースがあったはずだから。
そこで、何か飲んで落ち着こう、と考えながら]
『メレディ、無理はダメなのよー?』
はいはい、わかってるよ、うさっこ。
[肩の上のもふからの突っ込みには、苦笑するしかないのだけれど。*]
[肩にもふのせ、ふらりと歩く。
統合宇宙軍リュフトヒェン基地では、ある種の『有名人』となりつつある彼のデータは、こんな感じで記録されていた]
――――――――――
■氏名:メレディス・カルディナールロート
■年齢:23歳
■職業:統合宇宙軍少尉
■経歴:『シュヴェーアト』配属の機動兵器パイロット。乗機は最新鋭機として知られるRT-Uタイプ001『グライフ』。
『時流干渉波』と呼ばれる特異系異能を持つグローランサ。長く能力を封印されていたが、以前の騒動の際に無自覚に解放。
現在はその制御訓練のため、特務部隊に半出向しているような状態。
(以下PL視点情報)
士官学校卒業生ではなく、民間から特務部隊によって見出されたため、色々とゆるい部分がある。
『Grow Universe』にはクローズドテストの頃から参加している最古参の一人。
が、6年前の公式大会以降、半隠居状態に。
当時に出したクリーチャー撃破数トライアルの記録は、現在でも破られていない。
☆ゲーム内PCデータ
■タイプ:物理主体の近距離型。格闘攻撃メインタイプ
■メイン武器:『グリフォンクロウ』。形状は爪付きのバトルナックル
■バディ:グリフォンタイプの『グライフ』。蒼い翼を持つ、初期にのみ獲得できた幻獣型バディ。
育成はほぼ限界値まで完了しているため、翼による突風攻撃や、鳴き声によるデバフ攻撃など、スキルは多彩。
プログラマー シェットラント が見物人として参加しました。
プログラマー シェットラントは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 『Grow Universe』公式大会会場 ―
[リリース以降、根強い人気を持つ『Grow Universe』。
しばらく行われていなかった公式大会が開催されることとなり、シェットラントの下に招待のメールが届いた。
「久々に顔を合わせないか」、その言葉に応じて足を運んだ会場では、大掛かりなセットが設置され、スタッフも参加者も活気に満ち溢れていた]
やっだもう、皆久し振り!
あらチーフ、ちょっと老けたんじゃない?
[大会本部へと足を運んだシェットラントは、開発メンバーと顔を合わせ再会を喜ぶ。
とは言え、プログラムの更新やデバッグなどでメールのやり取りは続いていて。
直接顔を合わせるのが久し振りという、やや変則的な再会だった]
最近どーお?
アタシ頻繁にはゲームに入れてないのだけど。
[最初こそプログラムの確認等でゲームに触れていたものの、安定すれば時間のある時に遊ぶ程度。
『Grow Universe』以外のゲームの開発もあったため、ここしばらくは遊べていなかった]
……ふぅん?
敵の強さや出現パターンに乱れがある?
おかしいわねぇ、前に見た時はおかしな挙動はなかったはずだけど。
[巷で噂>>#1になっていることは、当然運営も気づいていること。
しかし運営側では特に手を入れたわけではないらしい。
原因不明で運営側もお手上げとのことだった]
それでアタシを呼んだ、ってとこかしら?
大会前に呼んでくれたら良かったのに。
[そう告げると、事実確認に梃子摺ったやら何やら、まぁ運営側で何か一悶着でもあったらしい何かが返ってきた。
それには呆れた溜息を返す]
まぁ良いわ。
それならアタシに一般参加の枠を頂戴。
それくらいは出来るでしょ?
ゲームに参加して確認してくるわ。
[今からプログラムを漁るよりも、その現象が起きている場所を特定してから確認する方が早い、と。
そう伝えると、元々その心算だったのかあっさりと了承が返ってきた。
「そーゆーとこ相変わらずよねぇ」なんて言って、ジト目になりながら笑えば、開発メンバーも笑い声を上げる。
なんだかんだ言って良いチームであるのは昔と変わらないようだった]
[大会本部で笑い合うシェットラントのデータは以下のように記録されている]
――――――――――
■氏名:シェットラント=ロレッタ=ガイラー Shetlant=Loretta=Guyler
■年齢:24歳
■職業:プログラマー
■経歴:リュフトヒェン地区にある娯楽施設「
(以下PL視点情報)
『Grow Universe』の開発メンバーの一人だが、今回は開発者としてではなく一プレイヤーとしての参加。6年前のオフ会には都合により参加していない。
ゲームでの姿は女性で、異なる外見で遊ぶことも出来る、と言うモデルケースとして紹介されたこともあるキャラクター。開発メンバーの悪ノリの結果とも言う。
プログラマーだがハッカーとしての一面も持ち合わせており、その界隈では有名。ハッカーとしては”Unkwon”の名で通っている。
――――――――――
3人目、Pure angel マリエッタ が参加しました。
Pure angel マリエッタは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
☆ゲーム内PCデータ
■タイプ:魔法主体の長距離支援型。物理攻撃手段はなし。
■メイン武器:天使の光輪(魔法媒体)。常に頭の上。
■バディ:ユニコーンタイプの『ヴァーチュ』。騎乗可能(2人まで)。
蘇生や回復に加え、デバフや蹄による攻撃が可能。
[『Pure angel』マリエッタ ────]
[『Grow Universe』で遊ぶにあたり、外見を変えて遊ぶことも可能であると宣伝するために作られた、シェットラントが使用する天使装備の女性PCだ]
[これを作成するにあたり、開発メンバーが悪乗りしたと言うのは言うまでもない]
[ゲームの紹介ページにはPC画像と共にシェットラント自身も画像が載せられたりもしている。
当時は10代半ばだったこともあり、面影がある、程度には見覚えがある人もいる、かもしれない**]
/*
というわけで。
三度のオネェよ!w
とは言え本編は女性PCで行くけどもね。
口調がグラに引き摺られないようにしないとww
グラはこっち見ながらログ書くわ(
― 公式大会会場・軽食ブース ―
……しっかし、なんていうか。
[肩にもふ乗せ歩きつつ、改めて周囲の賑わいに目を細める]
あいっ変わらず、賑わってるんだなあ……。
[指令を受けた後、勘を取り戻すためにログインした時も感じたが、賑わいは自分が現役だった頃と同じか、それよりも増している。
それはそれで、ちょっとだけ嬉しくもあった]
……に、しても。
[すれ違う人があれ? という感じで振り返ったり、軍人さんがいるー、とか聞こえると、仕方ないと思ってみても、装いの場違い差を思い知る]
正規任務だから仕方ないけど、服装ぐらいは選ばせてほしかった……。
『そこは仕方ないのだわ』
[思わず漏らした愚痴に、電脳兎が突っ込む。
装い様々な人群れの中、正規の軍服は色んな意味で目立っていた。*]
偽記者 カーク が見物人として参加しました。
偽記者 カークは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
なるほど、これがバージョンアップ後の新エリアですか。
画像だけ見ると、新要素も盛り沢山ってとこですね。
[ 記録用端末片手に広報担当者に取材…らしいやりとりをしている男が一人。記者の身分証を提げているが、実は軍人である。
とある事情で本当にフリーライターだった時期があるため、その挙動に不審を抱くとしたら、現在の同僚若しくは、軍復帰を知る限られた知人のみ…の、はずだ。
ちなみに、メレディス・カルディナールロート少尉に、男の来場は知らされていない。 ]
4人目、事務員 ノーラ が参加しました。
事務員 ノーラは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 『Grow Universe』公式大会会場 ―
[『緋色』の噂は聞いた事があった]
[ゲームを本格的にやり始めたのが彼の休止後なので、プレイ期間自体は重なっていないのだけれど。
自分の好みで装備に『赤』系の色を使っていたり、一時期二つ名にも『赤』を入れていたせいか、彼の事を知っている、もしくは
当然ながら無関係なのだけれど、そう思われるくらいの伝説的プレイヤーがいたということは認識した]
……で、興味本位でここまで来たわけだけど、ねぇ。
[自粛期間をおいて久々に開かれたという公式大会。
このゲームにおいては新参もいいところの自分は、噂の人物を遠目にでも眺められればいい、くらいの気分で参加した訳である。
しかし、予想以上の盛況ぶりにやや圧倒されていた。
そもそもがソロ狩りメインなので、気軽に話し掛けられるような相手もそういなかったりする]
[会場入り口で途方に暮れる彼女のデータは、以下のように記録されている]
――――――――――
■氏名:ノーラ・ベカンタイト
■年齢:26歳
■職業:事務員
■経歴:リュフトヒェン地区居住。
勤め先は軍事工業系ではあるが、本人は普通の会社員である。
☆ゲーム内PCデータ
■タイプ:物理主体の遠距離型。射撃攻撃が主体。
■メイン武器:『太陽の弓』。コロナのような装飾のついた弓。
■バディ:ガルーダタイプの『ブレネン』。
騎乗または肩を掴まれる形で飛行出来る。
燃える羽による魔法攻撃や、攻撃バフも可能。
[現在の二つ名は『狩人』とだけ。
装備も赤系統の色に拘るのはやめてしまったが、弓の性能や幻獣のガルーダは気に入ったので、そのまま使い続けている*]
5人目、統合宇宙軍技術部少佐 ヴィクトリア が参加しました。
統合宇宙軍技術部少佐 ヴィクトリアは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 『Grow Universe』公式大会会場 ―
……ったく、あの腹黒黒笑み鬼畜眼鏡め。
[公式大会会場の一画。
真っ白い猫を肩に乗せた女が一人、はっきりそれとわかる憤りを帯びた声で何やら呟いていた]
なーんで、今のあの子に無茶させるかしらね……ただでさえ安定しきれてないのに、トラウマ直撃な仕事押し付けるとか。
いや、血も涙もないのは知ってるけど。
『『Meister』、ものいいがぶっそうなのにゃー』
[ぶつぶつと呟く女に向けて、肩の上の白猫が突っ込む]
間違った事は言ってないからいーのよ。
……大体、なんでメインのウチの子を差し置いて、サブのあの子を使うわけよ。
そこが納得いかないわ。
[ぶつぶつ、文句はまだ続く。
気づいた周囲が引いてるのは、全く気にした様子もない]
『ところで、『Meister』』
ん、なーに?
『これから、どうするのにゃー?
メレディスのとこ、行くのにゃ?』
[白猫の問いに、女はしばし思案した後、首を横に振る]
あの子の事だから、どーせ今頃ぐるぐるしてるんだろーけど。
……アタシが行っても、空元気キメて余計に無理するだろうからねぇ。
とりあえず、大会が始まるまでは、アタシらも『休暇』を楽しんどきましょ。
……あの腹黒鬼畜が動いてる、って事は、何かあるのはほぼ間違いないし、ねぇ。
[ぼそ、と呟く刹那の表情は、わりと本気の殺気っぽいものが浮かんでいたりしたが、それは余談としておいて。**]
[何やら色々と訳知りらしい女性――ヴィクトリア・カルディナールロート。
彼女のパーソナルデータは、こんな感じでデータベースに記載されている。**]
――――
■氏名:ヴィクトリア・カルディナールロート
■年齢:░▓▒▓█▓░░▓▒(文字化けして読めない)
■職業:統合宇宙軍技術部少佐
■経歴:統合宇宙軍所属の技術士官。航宙戦艦『シュヴェーアト』のメインシステムの設計者であり、メイン・コンピューターである『ヴァイス・スノウ』のマスター。
普段は表に出てこないが、身内が絡むと暴走的に行動する事で有名。
――――
任務……でもあるのか?
[そういえば、昔のオフ会で何やらあったんだっけ――などと記憶を引っ張り出していたのだけれど。
それより先に、彼の肩に乗る"あるもの"に意識が引っ張られて思考が吹っ飛んだ]
えっ――うさぎ!?
[何故そんなものが、とは思ったが。
それよりも、柄にもなく"かーわいい!"なんて声が漏れてしまう方が早かった**]
― 公式大会会場・軽食ブース ―
[とりあえずコーヒー飲んで一休み、と。
買ってどこかに座ろうか、と思った所にその声は聞こえてきた。>>32]
……へ?
『うさの事かしらー?』
いや、ここにいるうさぎって、うさっこだけだろ……。
[惚けた声を上げる電脳兎に突っ込みを入れて。
振り返るのと、"かーわいい!"という声が届くのは大体同時]
『あら、ありがとうなのよー』
[可愛いといわれて悪い気はしないわけで、兎は前脚を上げてちたちたと振って見せる]
まてうさっこ、わかんない人から見るとお前の存在ってびっくりだから。
[普通の兎は喋らない。そんな当たり前の突っ込みを入れる様子は、さて、対する女性にはどう見えたやら。**]
6人目、学生 コンラート が参加しました。
学生 コンラートは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
皆も来られれば良かったんだけどなぁ。
久々のイベントなんだし予定空けとけっつーのなぁ。
[一緒に行こうと誘った連中は軒並み実習中だったりバイトだったり仕事だったり現在この地域に不在であったりで断られてしまった。
皆このゲーム好きだったくせにと胸の中でもぶつくさ言いつつ、昔のままじゃいられないしある程度は仕方ないとも分かっていて]
…ま、しゃーないか。
来たがってたのに来られない奴もいるんだしな。
[今現在別地区にいて物理的に無理だと悔しがってた友人を思えば参加出来ているだけ良しだろう]
ま、こんだけ人がいるんだから知ってる奴もいるだろうし。
ハンス達にしっかり土産話できるくらいには楽しまなきゃだよな。
[などと独り言ちているこの青年のデータは、以下のように記録されている]
――――――――――
■氏名:コンラート・ピピン
■年齢:21歳
■職業:学生
■経歴:リュフトヒェン地区在住の学生。
幼少時から友人達と「Angel's Restfield」に通っており、現在も常連。
☆ゲーム内PCデータ
■タイプ:魔法主体の長距離攻撃型。物理攻撃手段も有り。
■メイン武器:アサルトライフル『シャルフシュッツェ』(魔法媒体)
魔法を弾に込めて射出することで発動。
一度に30発まで連射出来るがフルオートの場合魔力の消費が激しい。
実弾の弾倉を装填しての物理攻撃も可能。
■バディ:フェンリルタイプの『マハト』コンラートのみ騎乗可。
爪・牙などを物理的な近接攻撃と、鳴き声によるデバフが可能。
[二つ名は決めるのが面倒だったり恥ずかしかったりで、武器の名前から『狙撃手』と付けている**]
― 公式大会会場 ―
[大会本部を離れ、会場の中を移動しながら参加者の様子を見遣る。
これだけの人数が、自分の携わったゲームを利用している、と言うのが垣間見れて、感慨もひとしおだ]
アタシが作った中でも歴代のヒット作よねぇ。
[これまでも様々ゲームのプログラミングを行ってきたが、主に”天使の憩い場”で遊べるゲームがほとんど。
『Grow Universe』のように依頼を受けて作ったものはまだ数える程度だ。
その数える程度の中でも上位に入る人気作が、この『Grow Universe』だった]
[そんな折、周囲での噂話が耳に届く]
軍人?
軍人って分かるってことは、軍服なのかしら。
まさか非番に軍服で来るってことはないだろうし……。
何かあったかしら。
[軍が関与する何かがあると言うなら、大会本部にも何か伝わっていそうなものだが、生憎とシェットラントの耳には届いていない。
本人に聞くが早いかと、目立つその姿を探すことにした]
[その途中、見覚えのある人>>20を見かけたが、記者の振りをしているっぽいので、違うわね、となったのは余談。
何やってるのあの人、と思いはしたが、ツッコミを入れるのは後回しにした]
/*
ハンスの名前を出した時点で中身COだよな!
となりつつ、せっかくハンスの友人やるのならロレッタお姉さんに片思いしてた奴をやりたいのでお伺いを立てるのである。
まぁろこさん優しいから受けてくれると思うけどね!
[”軍人”に関する噂を辿っていくと、その先にあったのは軽食ブース。
その噂の中には、ウサギが可愛い、なんてものもあり、シェットラントは一人眉を顰めていた]
ええ……ウサギって、もしかして。
[軍人と一緒にいるウサギ、で直結するものは一つ。
今回シェットラントのところにいる”ウサギ”はお留守番であるため、本体である可能性が高い。
となると、ここにいる軍人の所属が容易に見えてくるし、面倒事だろうことは想像がついた。
うわぁ…、と言う表情になったのは仕方がないと思いたい]
もしかしてさっきのケルナーさんも……?
てことは、この会場にもだいぶ紛れ込んでるかしら。
[特務の技術スタッフの顔はあまり知らないため、最終調整に走り回っているのがそうとは気付けないけれど。
まぁ色々と巻き込まれたことがある経験上、そこまでの推測は頭に上った。
伊達に”ウサギ”を預かってはいない]
[白猫の姿>>28も見たなら、いよいよ大事だと構えることになるが、まだ見つけていない現状ではそこまでは至らず。
状況把握のために軽食ブースへと向かうのだった**]
初心者 ローレル が見物人として参加しました。
初心者 ローレルは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 『Grow Universe』公式大会会場 ―
へぇ。
オフ会もこんなって、凄いなぁ。
[キョロキョロと周囲を見回している小柄な影一つ]
……うん。
[少し端に寄って一呼吸。
現地集合で待ち合わせていた友人は無念のキャンセル。ここまで来たからにはと会場入りしたのだが]
……どうしたらいいんだろう?
[色々不慣れで、迷子状態になっていた**]
もしかして、ホログラムか何か、で?
[軍人らしき男がホログラムを肩に乗せている理由は皆目見当がつかなかったが。
うさぎらしきものに手を伸ばして、可能ならば触れようとする*]
7人目、整備士 エディ が参加しました。
整備士 エディは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
―『Grow Universe』公式大会会場―
おぉ…。
[会場に足を踏み入れると、巨大なモニターやブースの下辺を隠す程の人垣に目を見張った。
6年経ってもプレイヤーに愛されるコンテンツである事を伺わせる。
それ程愛されているのならば毎年大会があっても可笑しくなさそうだが、どうやら今回が久々の開催らしい。
青年がこのゲームを始めたのは5年前の事。
ネット上で流れた情報くらいなら知っているが、6年前の事は詳しく知らず。
学生の頃には入り浸っていたものだが、就職してからはイン率も下がってしまった。
それでもGUは青年にとって大切な場所だ。]
[基地で整備士を始めて2年。
元々機械工学に興味があって進学は其方に進んだが、
仕事仲間に恵まれ、仕事にも少し余裕が出来つつある。
最新鋭の設備や技術に触れる機会に恵まれ、感動に胸を震わせる一方で、
思いがけないトラブルや、思い出したように時々小さな失敗をしては、自分はまだひよっこなのだと思い知らされる。
けれど足りなければ追い付けばよいのだと
持ち前の負けん気で自分を奮い立たせて日々の勤務に当たっていた。]
[そんな青年のデータは以下のように記録されていた。]
■氏名:エドウィン・クナウスト
■年齢:22
■職業:整備士
■経歴:就職を期にリュフトヒェン地区に越してきて、今は基地の近くで一人暮らし中。
基地で整備士をしている。
[先ずは腹拵え。
青年は食事が取れるブースへと足を向ける。
ゲームで知り合った人々に会えたら楽しそうだが、
よく遊ぶ面々との小規模なオフ会程度しか参加した事がないのでリアルとゲームでの姿が一致しない人ばかりだろう。
何せ、VRの世界では性別すら変えられるのだから。]
[かくいう青年のアバターも、今の青年より学生の頃に近い。
長くゲームを遊んでいる時の愛着が勝ってマイナーチェンジしかしないでいる。
勝ち気な少女に見えなくもないその容姿は、オフ会で会う人に「反則だ」と言われる事も多くなった。
伸び悩んでいた身長は社会人になる前にピークがきたようで、
身長が伸びると同時に顔立ちも男性らしくなり。
今では伸び代は少なくなってしまったのは残念だが、平均身長までいったので上々だろう。]
☆ゲーム内PCデータ
■タイプ:近距離、物理攻撃型
■メイン武器:シャムシール(柄頭に雷を模った文様がついている)
■バディ:タイパン(虹蛇)型の『ルングル』。
噛みつき、巻き付きからの電撃攻撃を得意とする。
[二つ名は、ドナー(雷鳴)を名乗っている。*]
/*
ローゼンと薔薇の下のギャップがあるちっぷが良いなって。
きりっとしたお顔、とても素敵です。
ワンチャン、グローランサ覚醒あるかも、ないかも。
技術室スタッフ案も浮かんだのですが、前回に繋がる設定にしたいなって。
キアラのお父さんの部下です。
勤務始めて2年なので、お茶会の時にいたかもしれません。
ご一緒した事のあるPCが見えてそわそわしているんですけど、VRならキアラで暴れても良かったかな?
キアラのお兄ちゃんもありだったやも。
― 公式大会会場・軽食ブース ―
ほらみろ、驚かれた。
ここ、基地じゃないんだから。
[明らかにびっくりしている相手の反応>>47に突っ込みを飛ばす。
兎はちょっと不満そうに耳をぴこ、と揺らした]
んー、ホログラフじゃないよ。
疑似生体ユニット、っていって、まあ、生きてるぬいぐるみみたいなもの?
[問いにはさらりと返しつつ。
伸ばされる手を避ける事は特にしない。
兎に手が触れたなら生物となんら変わらないもふもふふわふわの感触が伝わるだろう。*]
8人目、女学生 コンスタンツェ が参加しました。
女学生 コンスタンツェは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
―『Grow Universe』公式大会会場―
う、うう……どうしてこんなことになってしまったのでしょう。
[会場入りして3分もしないうちにその少女は困惑していた。
今しがた――というか会場入りする前、
自分をここまで送ってくれた者とのやりとりが思い出される。
すなわち義理の姉とのそれ。
本当は彼女とオフ会に参加するつもりだったが、急な仕事が入ってしまって、だから、今は自分一人である。
「頑張れ」だなんてあっさり言われたが、
そもそもこっちは彼女を頼りにするつもりだったのだ。
少なくとも、リアルを垣間見せるこの場では]
― 公式大会会場 ―
あら。
[軽食ブースへと向かう前。
挙動不審にも見える姿>>45>>46を目に留める。
端に寄ったのを見て、一旦足をそちらへと向けた]
どうしたのかしら? 迷子?
[自分よりも一回り近く年下だろう相手に笑みながら声をかけた。
性別は分かり難いが……まぁきっと同じだろう、と言う不思議な勘めいたものが働く]
誰かと逸れたなら、大会本部に行ってアナウンスかけてもらうと良いわ。
それとも一人で来たのかしら。
始まるのはもう少し先だから、軽食ブースでゆっくりするのも手よ。
[手馴れた様子で案内をして。
軽食ブースへ行くと言うなら、案内も兼ねて移動することだろう]
― 公式大会会場・軽食ブース ―
[そんな経緯も挟んで辿り着いた軽食ブースでは、またしてもウサギに対しての声>>32が上がっていた]
あの子はどこに行っても人気ねぇ。
[あの可愛らしさは万人を虜にすると言っても過言ではない。
なんでかんで言って、皆かわいい生き物が好きなのだ]
で、なるほど?
[そのウサギを連れていたのは、半年前に基地のイベントでパフォーマンスをしていた軍人>>34だった]
所属は案の定ってところだけど……。
[今はお取り込み中のよう。
軽食を摘みつつタイミングを計ることにした*]
─ 公式大会会場 ─
…しかしあれだな。
知ってる奴いたとしても会えるかどうかは運だな。
[周囲を軽く見回しただけでもわかる人の多さに、先の自分の呟きをあっさり前言撤回する。
リアル知り合いならともかく、GU上での知り合いとなるとアバターしか知らない訳で。
体形どころか性別すら自由に設定できるから、現実とはかけ離れたアバターを使用している場合こちらから見つけることは不可能だ。
コンラートのアバターは顔こそゴーグルで隠れるもののリアル準拠に設定してあるので、こちらを見つける事は可能だろうけれど。
そんなことを思いながら視線を巡らせていたら、>>39幼少時から知っている人を見つけてしまった]
ロ…!
……シェットラントさん来てたんだ。
[慣れたつもりでいても、不意打ちだと未だに昔の呼び方が出かけてしまう。
もうかれこれ15年程経つだろう、馴染みのゲーセンの店員さんだ。
今でこそ文句のつけようもないイケメンだけど、自分達が子供の頃は女の子の恰好がデフォだったからちょっと年上のお姉さんにしか見えなくて。
当時の常連仲間はゲームに興味は無いけど彼目当てに通ってた者も多かったのだ。
詳細は省くが、彼がお姉さんではなくお兄さんだと判明した時は今思い返しても中々の阿鼻叫喚であった。
かくいう自分もショックだったし、ゲーム自体が好きでなければARに通う事も止めていただろう。
まぁショックの大きさよりもゲームの占める割合の方が大きかったから未だに通っている訳だけど]
……あいつ程割り切れないよなぁ…
[彼のことをロレッタ兄ちゃんと呼べる位に受け入れてる友人もいるのだが、自分はまだちょっと引き摺っていたりするのだ。
いや、自分は女の子が好きだしシェットラントも好きで女装してたわけじゃないのも今は分かってるので彼にどうこうという訳ではないのだけれど。
思春期のほのかな憧れに対しての複雑な思いがあったりするのだ。
多分友人の中には同じ思いを多少なりと──中には多大に抱いてる奴もいるのだが、皆暗黙の了解でその辺そっとしておいているし今後もそっとしておこう]
お、落ち着くのです私、
いつもゲームでキャラかぶってる時のように堂々と……堂々と……
[そんなことを言いながらも徐々に立ち位置が端に寄ってきている。
なるべく目立たない位置へ。
仕方ない、何せネットゲームのオフ会に参加することそのものが初めてなのだ。
そんな少女のデータとはいかなるものなのだろうか。
その答えがこれだ]
-----------------------------
■氏名:コンスタンツェ・マイヤー
■年齢:17
■職業:学生
■経歴:リュフトフェン地区の工学系のハイスクールに通っている。義理の姉に誘われ1年半ほど前に『Grow Universe』を始めた。
[一通り手触りを楽しんだ後、一歩その場から引いて]
邪魔して御免なさいね。
こういう、オフ会みたいなものって初めて来たから……。
本当に、色んな人がいるものね。
[目の前の相手が一参加者なのか、それ以上の立場なのかはわからなかったが。
それも込みの感慨を籠めて呟いた*]
/*
もしかしてPCの中なら最年長かしら、珍しく。
プレイ歴もそこまで新参じゃなさそうな。
(3〜5年くらいのイメージでいる)
/*
あらら、コンラートごめんなさいね。
プロロはメレディスと接触するのがミッションなものでw
村始まっちゃうとこっち使えなくなるんだものwww
にしても開始直前で滑り込みが来るのは流石くろねこさん企画ってところかしら。
まねきくろねこー。
― 公式大会会場・軽食ブース ―
うん、統合宇宙軍から、今回のイベントに派遣されてきたんだ。
うさっこはまあ……ほんとだったら、外には出せないんだけど、今回は特別に。
[何のために派遣されてきたとか、そういう話は置いておく。
向こうも深くは聞くつもりもないようだから、とそれ以上は触れず。>>64]
『ありがとう、なのよー』
[なでられている兎はと言えば、褒められ撫でられご満悦、という所]
いや、別にいいよ。
俺も、人と話してちょっと気がまぎれたし。
かえって、ありがとね。
[邪魔をして、という言葉に返すのは素直な感謝]
うん、これはほんと、プレイ層が幅広いからねぇ……。
[今回の俺はちょっと例外だけど、というのは口にはせず]
そちらも、ゲーム本戦参加するのかな。
じゃあ、あっちでも会えたらよろしくね。
[返すのは、こんな呑気な言葉にとどめておいた。*]
[またゲーム内PCデータは以下のようになっている]
■タイプ:魔法主体の遠距離攻撃型。氷系統の魔法を主として使う。攻撃<支援というスタイル
■メイン武器:メイス。一応殴り武器にもなる。
■バディ:カーバンクルタイプの「フロスト」。向けられる攻撃への軽減、反射を担当する
/*
すみっコぐらしよろしくwwwwwwwww
やめろそのセリフはナカノヒトに効く
ちなみに映画はちょっと近場でやってないのでな……見れてはいないのだ……
ってこれが初独り言に
ええとお ひ さ し ぶ り で す(一部除く)
なんかレーサーっぽいのやろうルートがチップ眺めまわしてたらパーになってしまった
男女比次第ではヒース使う案もあったりなんだり
―公式大会会場・軽食ブース―
[本日はオフな為、作業着ではなくジャケットにTシャツ、ジーンズというラフな格好に身を包み。
ブースに近付けば、食欲を誘う香りが鼻を擽ってくる。
特務の技術スタッフの中で志願者が今回のイベントに協力しているらしい。
知り合いを見つけたなら挨拶をして。]
チリドッグとポテトLサイズとコーラLサイズ一つずつ!
[ブースのスタッフに淀みなく注文すると横にずれた。]
[待ち時間に、大型モニターから流れる映像を目に収める。]
…そういえば、
[最近、ゲームの中で気になる事象が起きているという噂は青年の耳にも入っていた。
敵の強さが通常のものと違っていたり、
出現パターンが違ったりといった事が起きているらしいと。
幸か不幸か、青年がそうした事象に遭遇する事はなかったが。]
…これだけ人が集まってるとこで起きたら大変そうだな。
[参加人数が増えれば、観測される可能性も上がるかもしれないが。
ゲームの世界は青年の領分外。
プログラマーや、とある軍人が派遣されたとは未だ知らず。]
[少女は今や自分が操るアバターの姿を脳裏に思い描いていた。
リアルの自分よりもずっと白よりの銀髪を緩く三つ編みにし、
防寒対策はばっちりな毛糸の上下をこれまた暖かそうなローブ――色々な模様が糸で縫い込まれた白基調のもので覆っている。
その白づくめに近い格好と氷系統の魔法を初期からおさめたことから、
設定した二つ名は「
なかなかカッコいいと義姉からも評判であった]
[注文の品が出来上がれば、それを持って空いている席を探す。
早食いな方だが、立って食べるのは流石に行儀が悪い。
銀髪の軍人の定位置に茶もふが見えたなら、今日もいいもふもふ加減だなどと思いつつ。]
…あれ、メレディスさん?
[彼女のいるところに彼あり。
その組み合わせに不思議はないが、何故軍服で此処に居るのだろう。
そう思いながらも、今は誰かと話しているようなので挨拶は控えて。
冷めないうちにと、見つけた席でチリドッグを齧り始めた。]*
《グゥ〜》
[軽食と聞いてうっかり鳴る音。恥ずかしくて顔を伏せた]
ど、どっちの方にあるんでしょう?
[道中、スマートな案内にカッコイイなぁと吐息が漏れる。
どうにも体格には恵まれないようだと諦めの入ってきた昨今、こういう大人を目指すのも良いかもしれない、とか。
親近感のような何かを無意識で感じていたかもしれない]
[とはいえ今の自分はそんなアバターとは見た目も何も違うふつうの女子高生だ。
脳内でアバターをかぶった気分になっても現実はごまかせない――が構うものか]
…………よ、よし。
[おそるおそる顔を上げる。
今は壁に背をつけて優雅でも何でもなさそうな雰囲気の自分。
どうせ誰も自分になど気を留めてはいるまい……って、あれ?>>67]
[どうも見られている気がする。
私そんなにあやしかったかなあ! という独り言が喉まで出かかった。
同時にすごくやり過ごしたくもなったが、
相手に何というか既視感があるのでそうも言ってはいられない]
んん、もしやあの人は……
[少女は意を決しその人に近付いた。
知ってる人かもしれないという安堵ゆえであった]
[それから本来の目的である軽食店へ向かった]
ポテトMサイズ、あとアイスコーヒー。
[軽くつまめそうなものを注文し、商品を待つ。
受け取った後は適当な席を取って食べる心算だ*]
すっすみません……もしやあなたいつぞやの……
「狙撃手」さんじゃないでしょうか?
あのっ私あぶないところを助けてもらいまして、
その時は……キャラ的に素直にお返事できなかったんですけど、
本当に感謝しているといいますか……ハイ、ありがとうございます。
あっ人違いだったらすみませんっ!
[なんだかんだと感謝と、人違いの場合の予防線もこめて二重の意味で頭を下げていた。
……なおゲーム上でロールプレイしているキャラはめったなことでは頭を下げないやつだ、とは記しておこう。
もっとも苦境に立たされるとあっさり素が出てしまうことも多々あったわけだが*]
― 公式大会会場・軽食ブース ―
[目的があっての移動だったため、残念ながらコンラート>>67には気付けず終い。
あれやこれやと考え事をしていたことも気付けない原因になっていたことだろう。
ドリンクを手にドーナツを口にしていると、メレディスの方も話が一段落したようだった。
ドーナツを食べ切り、手を拭いてからメレディスへと近付いて行く]
失礼、カルディナールロート少尉、ですよね。
[軍服である以上、仕事でこの場でいるのだろうから、と官位も添えて名を呼んだ]
半年前のイベントのトラブルに関わらせて頂いたシェットラントと申します。
[あの時は顔合わせもそこそこに、といった状態だったからメレディスが覚えているかは分からない。
故に先ずは名乗り、軍にいくらか関わりがあることを仄めかした。
特務部隊隊長から何かしら聞いているかもしれないが、それはそれ]
少尉もこのゲームのプレイヤーだったなんて驚いたわ。
[堅めの挨拶から口調を崩してクスリと笑う]
このゲーム、アタシも開発に関わってるの。
……それで、運営の方から少しおかしな現象が散見されてると言われてて。
もしかしたら、何か関係があるのかしら、と。
[少々声を潜めて告げたことは、色々と情報を端折ったもの。
何かあるのなら、いくらか察することが出来るだろうと踏んでのことだった*]
[>>77壁際まで移動してもなんだか落ち着かない様子に、やっぱりなんかトラブルかな?と目を離せずにいて。
知らんやつからじろじろ見られるのも気分悪いだろうけどなー、どーすっかなーとか思ってたらばちっと目があった。気がする。
やっべ、不審者とか思われたらどうしようこんなとこでナンパとかしませんマナーは守りますっつっても見てたの突っ込まれたらアウトじゃね?
とか思ってる間にも、>>78彼女がこっちに向かってきてるのが見えて]
あ、や、ごめん俺あやしいもんじゃなくて!
[咄嗟に出た言い訳もどきは、耳に届いた>>82彼女からの問いかけにきょとんとした瞬きに飲まれた]
/*
義理の姉つまり姉さんことイングリッド・マイヤー
レーサーでとりあえずゲーム内でもめっちゃはやい
ところで兄の嫁を義姉と呼んで良いのだろうか? 間違ってたらやばいね
― 少し前 ―
あらまぁ、お友達が来れなくなっちゃったの。
そう、まだゲームを始めてないのね。
なら参加というわけには行かないだろうし……。
そうねぇ、それなら大会自体は見学と言う形で参加して行くと良いわ。
その後にオフ会があるから、先輩方にアドバイスを貰ったりするのも良いわね。
[迷っていた子>>73の言葉を聞いて、改めて参加のアドバイスをして。
しっかり聞こえてしまった音>>76には、クスクスと笑いを漏らしてしまった]
こっちよ。
[そう言って誘導するように歩き出す。
移動しながら、ゲームについての説明をしたりもしていた*]
― 公式大会会場・軽食ブース ―
まあ……ね。
偉い人がみんな愉快人だから。
[手広く云々は否定しない。>>79
むしろ民間にフレンドリーすぎるだろ、という感もある]
あー、うん、そこらは多分、後でわかるから。
[参加者だったのか、という問いにはぼかした返事を返すにとどめる。>>80
この後、ド派手にばらされる運命なんてまだ知らないから、呑気なまま見送って。
改めてどっか座るか、と思って見回したら、見覚えのある姿が目に入った。>>75]
……ありゃ。
エディもプレイヤーだった、の?
[見知った顔を見つけてぽかん、としていたら、別方向から声をかけられて]
え……ああ、はい。
統合宇宙軍少尉、メレディス・カルディナールロートです、が。
[振り返った先に立つ姿には、覚えがある。
半年前に基地で起きた騒動で同じ目的に走り回った一人だったはず、と思いつつ]
……俺はずっと、隠居してましたからねぇ。
初期は、結構暴れてたけど。
[どのくらい暴れてたかというのは、立てた記録が端的に物語るわけだが]
開発に……?
あー……そこら、準備万端、ってとこなのかな、大尉。
[ぽつり、と漏らした名前から、事の仕掛け人は察することもできるか]
大っぴらには言えないけど。
……何か、仕掛けてる暇人がいるらしい……ってだけは、伝えときます。
[場所が場所だけに、ゲーム自体に干渉しているものの存在を遠回しに示唆しておくにとどめておいた。*]
危ないとこ?
………えーと、確かに俺は「狙撃手」であってるけど。
困ったときはお互い様だし、そんな気にしなくて良いよー。
大体俺は好きに動いてるだけだしね。
それより、君。
今なんか困ってたんじゃないの?
誰かとはぐれたか、落とし物でもしたとか?
[ゲーム内でのことはより楽しむためにしてるだけだから、お礼とかはなくても気にしない。
彼女がどのアバターの子かも分からないが、名前をこちらから聞くのもナンパっぽくてちょっと悩み。
とりあえずは、現状気になってたことを問いかけることにした*]
― 公式大会会場・軽食ブース ―
あら、そうだったの。
初期は、と言うことは……もしかして『神拳』、かしら?
[開発に関わっていたため、勿論記録>>90にも目を通している。
その中で合致するキャラクターと言えばその辺りだろうか、と二つ名を口にした]
[メレディスの言葉から、彼を派遣したのは特務部隊隊長であることが知れる]
あの人ならアタシがゲームの開発メンバーであることは知ってるでしょうね。
[呼び出されることも見越していたとすれば、大した先見である]
[大っぴらには言えないけど、と前置いて言われた内容は、正直頭を抱えたくなるものだった]
………なるほど。
それなら、最近起きてる原因不明の現象も頷けるわ……。
プログラムの書き換えが起きてるか、それ以外の原因かで考えてはいたけど。
後者ならアタシの手には負えないわね。
クラッカー相手なら痛い目を見せてやれるのだけど。
[示唆された内容に溜息が出る。
とは言え、原因不明からある程度の正体が明けたことは、心構えが出来るようになったと言うこと]
情報感謝するわ、少尉。
アタシもゲームには参加するから、何かあったら言って頂戴。
事情を知る者同士、相談くらいは出来るでしょ。
……あ、アタシ、ゲームでは姿が違うから。
ゲームの中では天使を探して頂戴。
[そう告げて、ニッコリと笑っておいた]
[それからウサギへと視線を向けて]
こんにちは、ラヴィ。
元気かしら?
[挨拶を向けて頭を撫でてやる。
触り心地は預かっているミニウサギと遜色ない。
向ける瞳には、ほんの少し懐かしさが滲んでいた*]
[友人と来た訳ではないので一人飯だが、特に気にすることなく軽食をつまんでいる。
ちなみにアバターの外見はあまり弄っていない方だが、やや性別不詳となるような加工はしてあった。
しかしどちらかと言えば、武器や防具の好みのせいで男性と思われることが多かった気もする。
ゴツくて派手めの装備が好きなのだ、ゲーム内くらいいいだろ。
ちなみに今は『紅炎』の頃よりは地味なものの、弓兵としては少し大袈裟なくらいの防具を付けている*]
― 公式大会会場・軽食ブース ―
……えーっと……あはは。
[あ、さすがにバレた。
上げられた二つ名>>93に、声には出さないものの表情にはそんな思いがしっかり滲んだ。
実際、アバターの外見はほとんど変わらない。
今より少し幼い程度だから、当時を知るならば特定は容易いだろう]
[大尉に関しては、何も言えない。
というか言えない。
あの人一々超えてるからなあ、なんて思考は表情に滲むけれど]
ええ……どーにも、なりふり構わない系のお相手らしくて。
とりあえず、現場対応はしてくれって事で、俺が。
[ため息つく様子に、こちらもへにゃりと眉が落ちた]
あ、はい。
もし、何かあったら、その時は。
……こーゆー所では特に頼りになるって、ゾフィちゃんからも聞いてますし。
[何が起きるかわからない以上、事情がわかる協力者の存在は大きいから、頷きと共にこんなことを言って]
って……天使?
[あれ、それってもしかして、と。
過った思考は、肩の上に向けられた言葉によって、途切れた]
『元気、なのよー』
[呼ばれた兎は、耳をぴこ、と揺らして頷きを返す。
オリジナルの兎の中には、彼と共に過ごした時間の記録はないけれど。
繋がりを持つ『姉妹』から伝えられる『想い』は感じ取っているから、見返す瞳は穏やかなものだった。*]
/*
さて、これ以上は増えないかな。
一応、開始設定は15分めどに。
しかし、地上6人……結構ややこい設定積んでるのに、ありがたい……!
9人目、医学生 ヒンメル が参加しました。
医学生 ヒンメルは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
うう…人酔いしそうだ。
[ そもそも、休日に学外に出るのが二ヶ月ぶり、人混みの中なんて、多分数年ぶりだった。それは酔う。 ]
無謀だったかなあ。
[ よろよろと飲食ブースの片隅に空いた席を見つけ座り込んだ。**]
― 公式大会会場・軽食ブース ―
[二つ名を挙げた時の反応>>101を見る限りは合っていたよう。
未だに破られていない記録保持者であるため、アバターもしっかり覚えていた]
あらまた厄介そうな。
万一に備えて、プログラム関係も並行で監視してた方が良いかしらねぇ……。
[形振り構わない系>>102と聞いて、溜息が零れ落ちる。
開発者権限で一時的にデータをあれそれ出来たりもするのだが、それは最終手段だろう。
ひとまずは監視ツールを立ち上げて観測しておくことにした]
/*
エピ入り前後で泊まり外出予定だったり、顔出し損ねる日が多くなりそうなので見物人だけ滑り込ませてもらいました兎猫です。こんばんは。
でも可能なら色んな人に絡みたくてつい…ノーラさん困ってたらごめんなさい。
シェットサンは流石でありがとーです!
天使様ー!
ま、ゾフィヤったら。
何を話したやら。
[メレディスから出てきた名前>>103を聞いて頬を緩める。
クスクスと笑いを漏らした後に意識はウサギへと移る]
ま、ゾフィヤったら。
何を話したやら。
[メレディスから出てきた名前>>103を聞いて頬を緩める。
クスクスと笑いを漏らした後に意識はウサギへと移った]
そう、元気なら良かったわ。
今回のお仕事はマスコットかしらね?
[今回も、が正しいかもしれないけれど、そんなことを言って。
もふもふの感触を堪能した後に、撫でる手を離した]
[あやしい者だと思ってたら最初から逃げてますよお!
……というツッコミはもちろん口に出せる状況ではなかった。>>86
それより他に気になるところを今まさに訊いている状況だからだ]
え、 …………あ、はい。
[どうやら彼にとってあれはそれほど気にすることではないらしい。
まるで流れに流されるままにこくこく頷いていたが、
逆に自分のことを問われればいきなり神妙な顔つきになった]
あっ! ……いえあの、はぐれたとか落とし物ではなくて。
おねえさん……えぇと、連れの人が急に一緒に行けなくなって、だから、一人で。
でも一人だとどうしたらいいかわかんなくて……それで困っていたのです。
[見るとはなく見ていた軽食ブースの中に、見覚えのある人影>>99が通り過ぎた]
んん、あの子……確か、クライスさんとこの?
[部品の取引に関わる部門の方に、届け物で来ていた姿を見掛けたことがあったのだ。
お嬢さんですか、と言ったら訂正された記憶がある。
だから、彼、と呼ぶべきだろう]
あの子もプレイヤー、だったのか?
[実際にゲーム内で会ってはいないのでなんとも言えないが、年齢的にはそうであってもおかしくない]
まあ……ゲームの話が出来る間柄かっていうと、ねぇ。
[どこかへ向かう途中のようだったので、どこかで顔を合わせることがあればその時はその時、と見送った*]
村の設定が変更されました。
何せこういうオフ会に参加するのが初めてでして……
ええっと……
[何せ初めてなので何を訊けばいいのかもわからない。
たしか会場のことは義理の姉から訊いていたはずだが端からど忘れしているというありさまだ。
少々俯いてから大事なことに気付く]
あ、名乗り忘れてましたけど私、「
[そうしてまた丁重に頭を下げた*]
― 公式大会会場・軽食ブース ―
[メレディスから離れた後、先程見かけたカークのことを思い出す]
そういえば……ケルナーさんもあの案件で来てるのかしら。
………あの人の場合、単に見に来ただけの可能性もありそうなのよねぇ。
[イベントでは盛り上げ役となることもあるため、何とも言えないわぁ、と言う感想になったとか*]
― 公式大会会場・軽食ブース ―
……うん、対策はしておいた方がいいとは思います。
特務のエンジニア組も出向してるんで、何かあったら連携は取れるかと。
[監視を、という言葉には頷いて、自分以外の出向者の存在を明かす。
まさか、お忍びで叔母が来ているなんて思ってはいないが]
[妹分の名前に緩む様子に、可愛がられてるんだなあ、なんて思いつつ]
『そうなのよー。
『Meister』からのご指名なのよー』
[肩の兎はマスコット、という言葉に頷いた。
なでられる表情がいつになく満足げなのは、やはり影響があるからか]
ええ、それじゃあ、後はあちらで。
[自分もそろそろ戻らなければならないし、と思いつつ。
離れるその背を見送った。*]
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