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人里に身を潜めながら、夜毎人を喰らうという恐ろしい人狼。
幾つもの村を滅ぼしてきた狡猾な化け物の噂が、遂にこの地にも訪れた。
震え上がる者、馬鹿馬鹿しいと一笑に付す者、そして…。
様々な思惑を余所に、人々は話し合いのため集うのだった。
1人目、薔薇園芸家 ローゼンハイム が参加しました。
薔薇園芸家 ローゼンハイムは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
一つの心が壊れるのをとめられるなら
わたしの人生だって無駄ではないだろう
一つのいのちの痛みを癒せるなら
一つの苦しみを静められるなら
一羽の弱ったコマツグミを
もう一度巣に戻してやれるなら
わたしの人生だって無駄ではないだろう
――エミリー・ディキンソン
一羽の鳥が翼を広げ、薄い緑を蓄えた樹々の間から舞い上がる。
小さな翼は蒼穹に吸い込まれるように消え、後には、朝露に濡れた枝のみが揺れていた。
――春。
この中立地帯シュヴァルベにも、春が訪れようとしていた。
大地には柔らかな草木が生い茂り、様々な彩りを宿した花々が咲き群れる。
心和ませるそれらの色は、元は荒地であったこの領土に暮らす人々の、ささやかな祈りの結晶のように輝いていた。
――東に、古き血を引き継ぐ、魔法力に満ちたロストルム帝国。
――西に、小さいながらも軍事力と技術力を兼ね備えたフェーダ公国。
争い合っていたふたつの国は、数十年前、幸運にも各々に明賢なる指導者を得た事で休戦し、長く友好国として共に手を携える道を選んだ。
その友好の証として建てられた、国境の町――シュヴァルベ。
両国の共同統一領土として開墾された、直径30km程の小さな宿場町は、数十年の間に交易の拠点として賑やかな発展を遂げていた。
2人目、ふさねこ スノウ が参加しました。
ふさねこ スノウは、銀狼 を希望しました(他の人には見えません)。
一匹の猫が、士官学校の庭を闊歩していた。
うららかな春の陽射しに照らされた校舎は、数日にわたる学科試験の真っ最中だ。
最高年度生は最後の卒業試験、在学生は期末試験。
各国の子女を集めたこの士官学校の試験は、それなりに点の辛いものでもあった。
今はちょうど授業中なのだろう――ぽかぽかと暖かい中庭には、人影ひとつ見えない。
我が物顔に歩いていた猫は、中庭のベンチの上に飛び上がると、くるりと丸くなった。
どうやら、昼寝を決め込むつもりのようだ。
ロストルム・フェーダ国立シュヴァルベ共同記念軍学校。
……非常に長い名前の故に「士官学校」とだけ呼ばれる事の多いその学び舎は、島の中央、堀に囲まれた丘の上にあった。
両国の未来を担う若者――とりわけ軍隊に携わる者どうしの交流を深め、各国の技術を共有する為に建てられたその場所は、数十度目の卒業式を目前に控え、慌しい空気に包まれている。
今年も、巣立ちの季節がやってくるのだ――
-----
★この村は参加者が決まっています。
Wikiにパスワードを掲示しましたのでご確認ください。
★5/25(土)AM1:00(5/24深夜25:00)開始です。
★「おまかせ」か「囁き狂人」を希望して入村してください。
「ランダム」「銀狼」「夜兎」の希望は禁止です。
★A村内では以下の制限をお願いいたします。
「エピローグに入るまで、己の出身国や身分については秘密にする」
⇒会話・ト書き両方についての制限です。B村での役職がバレないようにして下さい。
また、他人に指摘をする事もおやめください。
両国で誰もが知る名家の出身などの場合、偽名を使うなどで対応をお願いします。
3人目、野兎 ラヴィ が参加しました。
野兎 ラヴィは、夜兎 を希望しました(他の人には見えません)。
[初春の陽光の下、耳の長い兎がぴょんぴょんと跳ねている。]
……きゅ。
[ふかふかの茶色い毛玉は、動きを止めるとふんふんふんと下草に顔を突っ込み、薄緑の若葉を咥えて引っ張った。]
[しゃりしゃりしゃりしゃり…]
[叢の中、小さな小さな音が響く。
兎の口元がむにむにと動く度に、風に揺れる草の先が、芽吹いたばかりの柔らかい若葉が、少しずつ欠けていった。]
きゅぃ。
[兎は大変満足そうだ。]
4人目、科学教官 カサンドラ が参加しました。
科学教官 カサンドラは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 教官室 ―
[窓から差し込める太陽の光は春の訪れを予感させる]
[猫も日向に姿を見せるようになってきた]
もう、1年になるんだな。
[感慨深く呟き、トランクと解答用紙を持って部屋を後にする。
トランクの取手を掴む左手薬指には約束の証]
にゃあ、ふ?
[がさりと何かの紙片が飛んできて、丸くなった猫の上に被さる。
ぴんと耳を立てて起き上がると、ぷるぷると首を振り、己の体の上に被さった紙を咥え、広げた]
学科試験問題(論述/抜粋)
■1.貴官の目の前で崖崩れが起こり、一頭の馬車がその下敷きになった。
僅かな隙間に御者と数名の客が挟まり、なんとか生き延びている。
御者が支えようとはしているが、今にも力尽きそうで、今すぐ駆け寄って手を貸さなければ潰れてしまいそうに見える。
更に貴官の耳に、赤ん坊の泣き声が届いた。赤ん坊は崖の下に投げ出されており、その上に、ぱらぱらと土が舞っている。
崖を見上げれば、赤ん坊のいる場所をめがけ、落石が起こりそうな様子だった。
今すぐ走れば赤ん坊を助けられるかもしれない。
しかし馬車は潰れるかも知れず、貴官の命もまた危険に晒されるだろう。
馬車を助けに走れば、赤ん坊の命は失われる。
落石の影響で更なる崖崩れがないとの保証はないが。
無論、二次災害を避け、早期に応援を呼びに行く手もある。
貴官はこの状況でどう行動するか。また、その理由を述べよ。
■2.ノブレス・オブリージュ(高貴なるものの義務)について思うことを述べよ。
■3.貴君にとって、軍人とは何かを簡潔に述べよ。
……にゃふ?
[どうやら、どこかの教室から飛んできた試験問題の冊子の一部のようだ。
無論、猫には関わりのない話。
あぐあぐと紙を食べている。**]
― 回想・初めての授業1 ―
入学おめでとう。
教官の1人として、それから先輩の1人として君たち新入生の入学を歓迎しよう。
私はカサンドラ=レイブンウッド。
新任の科学教官だ。
― 回想・初めての授業2 ―
[持ってきていたトランクの上にのっかって、黒板に自分の字を書く]
[チョークの横に光る指輪は真新しく]
モーリッツ=レイブンウッド先生が持病を理由に退官されてな。
急な話だが、今年から私が暫く科学の担当をすることとなった。
よろしく。
まぁ、皆が差し当たって不安なのは過去問の入手だろうが――
それは気にしなくていい。
― 回想・初めての授業3 ―
学年末の試験問題は、本日この場で公開する。
皆は、その問題に対してこの1年取り組んでもらう。
試験問題は、今はさっぱり意味がわからないが、これからの授業を受け、知識を深めることによっておいおい回答が見えるだろう。
[とある科学現象に関する記述式の問題を、黒板に書き込んだ]
― 回想・初めての授業4 ―
なお、理解の助けとなるために毎回の授業で10問4拓の小テストを行う。10点満点だが、1問不正解するごとに、0.5点減点する。
「わからない」ことを理解していることもまた一つの実力だからな。
この小テストは7点で合格。基本的に全部合格になるまで最終試験の受験資格はない。
最終試験前日まで付き合うが、なるべくなら一発で通るよう願っている。
― 回想・初めての授業5 ―
ぶじ進級おめでとう。
私はついぞ5年生にはなれなかったからな。
この授業からは実際に銃に使用される技術についての講義を行う。
無知は一歩間違えれば自らどころか、同僚や市民を殺める刃となる。
これからの授業は、知らないことから来る過ちに蓋をし、閃きの元となる知識を身に着けることを重点に置くことになる。
5年生は、火器について……
― 回想・初めての授業6 ―
6年生は、魔器についての授業を重点的に行う。
実技での事故をなくす為に、命に関わるものだと考えて真剣に授業を受けてもらいたい。
数年に1度、授業が原因で退学せざるを得ぬ学生が出ること、そしてそれが自分になるかもしれないことを改めて、肝に銘じておいてくれ。
― 回想・初めての授業7 ―
科学が選択授業となる7年生、8年生では、現在の科学技術の動向についての話をする。
君たちは進路として、科学技術に携わる軍人としての道を選んだ。
それ故、軍人としての進路で、技術と軍のあり方について選択をする日がやってくるだろう。
その時の判断材料として、自分の為に学問の理解をさらに深めて欲しいと思う。
― 回想・初めての授業8 ―
8年生は、魔器についての……
く、すまん、な。
ついつい、皆の顔を見ていると、おかしくてな。
まさか、こうやって皆に授業を行う日が来るとは…
[進路変更、能力不足、もろもろの事情でふるいに落とされる士官の卵たち…。
カサンドラもその中の1人。
2留して5年生に進級できずに退学した。
つまり―― 今の8年生は、2回目の4年生の1年間のクラスメートであった]
― 教官室・再び ―
まさか武術技術で3回目の5年進級に失敗した私が、ここで教鞭とって、試験監督をすることになるとは。
[同時に同じ試験が別々の教室で行われる場合は、担当以外が試験監督として付き添う規則。
午後に自分の担当があり、採点の必要が発生していないが故に、新任ということもあり雑用を任されたのであった]
[時間だ、と小さく首を振って、担当の教室へと向かった。
問題用紙の入った封筒はまだ封切られていない。
>>8>>9の問題に生徒らがどのような表情を見せるのだろうか**]
/*
みんな、最初は学生が「ちこくちこくぅ」すると思っただろう!
残念だな! おやまさんだよ!
(テンションおかしい)
5人目、学生 カレル が参加しました。
学生 カレルは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 教室 ―
ふわ、ぁぁぁぁ…
[おおあくびと一緒に盛大にのびをして、
ごしごし、と右手の甲で目を擦る。
寝ぼけた顔で周囲を見回して、
自分が、試験前の教室にいることを、ようやく思い出した。
窓際のうららかな陽の光さしこむ場所で、
昼寝のひとつもしないというのは無茶というものだ。
夢の余韻にぼんやりする目を、幾度か瞬く。]
ああ、よく寝た。
…うぇ。次の試験すぐじゃん。
[周囲を見回して慌てて準備を始め、
教本を開こうとして、やっぱりやめる。
代わりに、手元にあった紙で翼を折って、
ぽいっと適当に投げ、何気なく視線で追った。]**
/*
さっくりと入村してみた。
名前以外なんも考えてないなんて、そんな(*ノノ)
一応、名家の出身にしても大丈夫なように、名前は偽名チックに。
ライアー=鷺なので、多分紋章に鷺が入ってるんだよ。
詐欺じゃないよ。断じて。
6人目、士官候補生 ノトカー が参加しました。
士官候補生 ノトカーは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 別れの泉(MAP-F) ―
[ 澄み切った泉は鏡のように青空を映し、
流れる雲をさざ波が追う。
泉の周りでは春の花が咲き誇り、風に揺れていた。
ここはとても綺麗なのに、『別れの泉』だなんて
名付けたのは一体誰なんだろうな。
男の他愛ない話が終わるのを待ってから、
少年がつぶやいた。 ]
さあねー。深い意味なんてないんじゃないの?
父さんはセンチメンタリストだな。
あ、ここでいいよ。
[ 大きな鞄を男から受け取ると、少年は笑顔で続けた。 ]
心配しなくても大丈夫だって!
寮に入った方が通学ラクだし。
それより母さんとグレートヒェンのこと頼んだぜ。
俺も夏休みとかには帰るし。
[ 祠で立ち止まる男に笑顔で手を振ると、
少年は歩きはじめた。
男はずっと、少年の後ろ姿を眺めていた。
見えなくなるまでずっと、眺めていた――。 ]
― (数日後)士官学校・中庭 ―
[ 中庭の芝生の上、大の字になってまどろんでいると
コツン、と音を立てて頭に何かが当たった。 ]
あ痛…っ、
……なんだこれ。
[ 花壇に落ちた紙飛行機(>>21)を拾い上げ、
その紙を広げようとしたところで、
はっとした表情になり。 ]
村の設定が変更されました。
あ、やべっ…
試験始まってるじゃん!!
何時…今、何時!?
[ 広げかけた紙飛行機をくしゃっ、と丸めて
ポケットに押し込むと、
少年は慌てて自分の教室へと駆けて行った。** ]
/*
ノトカーは1年生(14歳)のつもりなんだけど、
みんなの年齢次第では15歳にしよかなーと思って保留。
てか、ノトカー以外の顔グラが大人っぽい男が
多いんだよねー
同い年でいけそうなのってステファン、ミヒャエル、
シェットラント、フレデリカくらいかな?
同期がほしいな〜
*/
/*
あ、今、「Chant 〜あなたと出会い生をうけ〜」を聴いてますw
ジョウイ…(涙じょばー
ところでー
キャラチョイス、実は誰かがノトカー使ってくれるかも…と思って超ギリギリまで様子見してましたwwwでも誰もノトカー選んでくれないwwwwので、自分で使うことにした。
*/
7人目、士官候補生 ヒンメル が参加しました。
士官候補生 ヒンメルは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
[士官学校の裏庭。
優しい葉擦れの音をさせる大樹と、柔らかな緑色の茂みに覆われた、学び舎内の憩いの場所。
試験と試験の間をつなぐ短い昼休みに、彼はそこにいた]
……ん。
[テクストを捲りながら、無意識に手は脇に置かれた籠に伸びる。
購買ご自慢のマドレーヌ、
カントリー風に焼いたくるみクッキー、
バナナ・オムレット。
どう見ても昼食には見えないそれらを無心に齧りながら、次の試験範囲をさらうことに没頭している]
/*
ノトカーの顔が好きなんですよねー(キリッ
色違いバージョンのノトカーあってもいいのよ!金髪碧眼とか!褐色肌銀髪赤眼とか!(
前にも自分でノトカーやったけど、全く違うタイプを目指そうと思います〜。A村もB村も。
*/
……おまえか、ラヴィ。
[苦笑して手招きする。
ふかふかの耳をした人懐こい兎が、いつの間にか籠に首を突っ込んでいた]
…クッキーとか、食べさせて良いのかな。
お前、腹を壊さないか?
[兎を抱き上げて囁き、再びテクストに目を落とした。
……几帳面に書き込みされたテクストの表紙には『応用科器論I』の文字が躍る。
カサンドラ・レイブンウッド教官の担当授業で使用されている、ハイレベルな学用書だった。]
[ラヴィにマドレーヌのかけらをやりながら、何かを思い出したように眉を顰める]
しかし…
科技応用、魔技応用、騎士学論、兵法論、その他諸々…
どれも難易度が高いが、それでも論述よりはマシだな。
毎年意地が悪い問題ばかりだ。
……今年はどう来るのやら。
[散々追った過去問を思い出し、ため息をつく]
まあ、考えても致し方ない、か。
……答えがあるように思える問題ではなかったからな。
[大樹がさわさわと葉を揺らす響きが、あたりを包む。
バナナオムレットを持ち上げ、端から齧りついた。
休み時間の終了を告げる予備鐘が鳴り響くまでには、籠を空にしておくつもりだった*]
8人目、士官候補生 トール が参加しました。
士官候補生 トールは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 学科試験最初の日の朝・寮食堂―
諸君。いよいよ今年も期末試験の時がやってきた。
諸君のこの1年の勉学の成果を大いに教官どもに見せ付ける絶好の機会だ。
敵は手強い……が、諸君らの努力と先輩方の血と涙と汗の結晶をもってすれば
この難関を乗り越えることは容易いであろう。
――諸君の健闘を祈る。
それでは……飯にかかれ!
― 学科試験最初の日の朝・寮食堂―
諸君。いよいよ今年も期末試験の時がやってきた。
諸君のこの1年の勉学の成果を大いに教官どもに見せ付ける絶好の機会だ。
敵は手強い……が、諸君らの努力と先輩方の血と涙と汗の結晶をもってすれば
この難関を乗り越えることは容易いであろう。
――諸君の健闘を祈る。
それでは……飯にかかれ!
[手にした過去問題の束をびらびらさせた男が、
食堂をぐるりと見回しながら寮生に檄を飛ばす。
最上級生にして、ロストルム・フェーダ国立シュヴァルベ共同記念軍学校付属寮の寮長。
トール・ベルゲルードは一息つくと、
いつもの定位置に座る副寮長に目をとめ、にやりと笑った**]
9人目、士官候補生 ディーク が参加しました。
士官候補生 ディークは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
まさか…だったよなあ。
[これから始まるのは、自分たちにとって最後の試験…卒業試験だ。
まず最初に待ち構えているのは魔器応用論。
”あの”レイヴンウッド教官の受け持ち教科だ]
― 回想 ―
く、く、く…。
こっちだって笑っちまうよ、カサンドラ…じゃなかった。
レイヴンウッド教官?
どこに帰ったか知らないけど、
卒業したら連絡してみようかなんて話していたのになあ。
ま、探す手間も省けて何よりです。教官殿。
[彼女はかつて先輩であり同級生となり、後輩となった。
やがて進級叶わず中退となり姿を消した彼女が、
まさか教官として現れるとは。
独特の雰囲気を持つ彼女に密かに心寄せていたものは多く、
けれど彼女が左指に嵌めた指輪に、また多くが肩を落としたと聞く。
ディークはといえば、級友に言われて初めて指輪の存在に気づくという有様だったが]
お手柔らかによろしく。
[片手を額に掲げ、やわらかな笑みと共に敬礼を向けた。
成績優秀であった彼女とは異なり、ディークは座学が苦手だ。
落第するほどではないが、優秀というには程遠い。
いつも”ほどほど”の成績を収めるディークが得意とするのは、武術だった。
気がつけば大体毎日、練武場へと足を運んでいる。
得手不得手。というより、単なる好みの問題であろうか。
その教官との付き合いも、いよいよ卒業となれば終わりとなろう。
無論、無事試験を突破し卒業出来ればの話だが]
― 朝・寮食堂 ―
うむうむ…あとは勘と見極めが重要だな。
[いつも”ほどほど”の男が、トールの言葉>>32に頷いた。
彼の手にする過去問は、それはもう重要な資料である。
これらから教官の意図と傾向を見抜き、
更には配点を考えた上で最も効率の良い成果を挙げねばならぬ。
それこそが学生にとって最大の戦果とディークは考えている。
ゆえにそういった試験の対策をした。
単に要領が良いという見方もあろうが、要は通ればそれでいいのだ。
なお、例年の文章題には既に対策を諦めている]
ふ。お疲れさん。
[友から視線>>33が来るのに顔を上げ、目を向ける。
過たず向けられた笑みに、同じくにやりと笑みを*返した*]
10人目、士官候補生 リエヴル が参加しました。
士官候補生 リエヴルは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
――生徒会室――
[窓辺に座り、外を眺めながら優雅にティーカップを口元へと運ぶ男が一人。
ロストルム・フェーダ国立シュヴァルベ共同記念軍学校の現在の生徒会長、リエヴル・フェルセンはのんびりと窓の外の景色を眺めていた。]
兎と戯れながらお勉強、か。
ご苦労なことだ……。
[兎を抱き寄せる生徒の姿>>29を目にすれば、目を細めて笑う。
自身はといえば、勉強など改まってするつもりはさらさらない。
天才肌といえば聞こえはいいが。
この男、酷い自信家である。
もっとも、そうでありながら今までさしたる挫折も味合わずに来ているのは、やはりそれなりに能力があるのかもしれないが。]
[ちらり、時間を確認する。
次の試験までは時間があるようだと見れば、一言。]
こちらもティータイムの続きだな。
紅茶のおかわりと、あと何か菓子でもないか?
[部屋にいる生徒会役員に、のんびりと声をかけるのだった。**]
/*
あっ そういえば私も副寮長とかって7年生がいいんじゃないのと思って、副寮長明言出来なかったチキンなんだけど、でもどうみても副寮長への視線キャッチですよねこれ、本当にすみませんwwww
いやあ。なんかトールの視線が良くて。たのしそうで。
ついつい拾ったが、とりあえずリエヴルの煌びやかさぱねえ。
――朝:寮食堂――
[寮長の威勢のいい声>>32に耳を傾けながら、自身は優雅に食事をとる。
血と涙と汗で汚れているならば、むしろ洗い流した方がいいのでは……などとは、思ってみても一応口にはしなかった。]
寮長は、相変わらず熱い。
[彼が檄を飛ばす様子に、くすりと笑う。
なるほど、自分と考えは違うがプロパガンダとしてあの演説はありだ。
などと、試験とはかけ離れたことを考えながら。
試験に慌てふためく者が多い寮で、一人のんびりと食後の紅茶を啜っていた。**]
げっ、まずっ。
…って、あれノトカーじゃん。
[風の気まぐれで、紙飛行機が下の人に当たる。
しまった、という顔になってから相手を見て安堵し、
紙の中身を思い出して、再度顔色を変えた。
なにしろ、紙飛行機の中身はこの間の論述小試験の回答用紙。
「両国がさらに発展するにはどうすればよいか」という問題に
「全土がシュヴァルベになればいい」などと書いた代物。
ちょっと、人に見せるには恥ずかしい。]
たのむっ。
教官来たら俺の分の試験用紙確保しといて!
あ、ノトカーの分も!
[前の席の人に声掛けてから、ひょいと窓枠を乗り越える。
二階の窓からぶら下がり、反動をつけて飛んで
芝生の上を一回転、転がった。]**
11人目、士官候補生 ベリアン が参加しました。
士官候補生 ベリアンは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
──裏庭──
[春の日差しが新緑の葉々の隙間から溢れて木漏れ日となり、、
幹を背にして張り出した太い枝に寝そべる身体の上に、
ちらちらと涼風に合わせ、きんいろの模様を揺らす。]
>>29
おそらく少量なら砂糖と小麦と卵を与えても腹は0壊れないかと。
もし、兎そのものの体調のご心配をなさるんでしたら、
歯でも磨いてやった方がいいかもしれませんが。
[下方に視線が向くわけではなく、挨拶の言葉もなかった。
褐色肌の青年は、手元の頁を捲る。
ところどころに付箋紙が挟まる本の表紙には、
魔技応用Tと金字が押してある。]
論述についちゃ、選別みたいなもんじゃないですか
[>>31 裏庭の下方で紡がれる語りに柔らかな髪がかかった耳を動かす。片手で支える本の文字を視線で追いつつ、木々のざわめきに紛れるように、声を降らせた。]
[ぴちゅ。
妙な音のくしゃみをして、喉に詰まりかけたオムレットに咳き込んだ。
慌ててオレンジアイスティーで流す。]
……?
[どこからか視線を感じたような気がして首をかしげるが、敢えて来る方向を探すことはしなかった。
この裏庭は、いくつかの特別教室に面している。
休憩中の生徒か教官が、人気者のラヴィを眺めてでもいたのだろう、と。]
[もう一口喉を潤すと、かるく天を仰いだ。>>44
大樹の陰にちらりと見え隠れする褐色の膚が、逆光にひかり、黄金を帯びている]
……詳しいんだな。
兎も虫歯になるものなのか?
[手元のラヴィはぴすぴすと鼻を鳴らしているばかりで。
唇を開けようと指で押せば、嫌がってぴょんこと膝を降りてしまう]
…あ。
[ぴょいぴょいと跳ねてゆく兎の姿を、瞬きして見送り、かるく、ため息をつく]
[改めて樹に背を凭せ掛け、兎の乗っていた膝にノートを広げた。
ペンを取って、書き込みながら答える。]
――選別、ね。
俺たちを選ぶ為の試験だと?
やがて職業軍人となる者に、『答えは自分で考えろ』と突きつける問題だ。
平和が続いている証なのだろうなとは、考えたことがあるが。
― 士官学校・渡り廊下 ―
[ 校内の雰囲気から見て、既に一限目は終わった後らしい。
休憩時間らしくない静けさに、ふうと一息をついて
少年は頭を抱えた。 ]
うわああ…っ、魔器の試験をサボってしまった!
得意科目だってのになんてことだ…。
補習で何とかいけるかな…
[ 苦しげにうめきながら、ふと
先刻ポケットに押し込んだ紙のことを思い出した。 ]
ん…?
そういやこの紙、試験用紙っぽいな?
[ ぶっきらぼうに丸めた紙を開いて、
ガリ版で印刷された問題と、
そこそこに綺麗な字で書かれた解答(>>42)を
しげしげ見つめた。 ]
………。
[ やがてカレルが追いついてくれば、
普段決して見せないような真面目な表情をして
その用紙を返すだろう。
そしておそらくはこう言うだろう。 ]
ごめん、見ちゃったー。
何飛ばしてんだ。
…でも、俺もまったく同じ解答だったかも。これ。**
12人目、士官候補生 ステファン が参加しました。
士官候補生 ステファンは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―生徒会室―
どこでもみんな勉強してますよ。
のんびりしてるのは会長くらいです。
[>>39会長の言葉に、生徒会の下っ端役員、ステファン・トライバーはノートから顔を上げて答える。
傍らに置かれたテキストの表紙には、国際関係学概論の文字。
紅茶のおかわりを所望されれば、手を止めて立ち上がった>>40]
人参のマフィンもありますけど、大豆のクッキーがおすすめですね。
甘すぎなくて、身体にいいんですよ。
[言いながら、慣れた手つきで会長のカップに熱い紅茶を注いだ]
13人目、士官候補生 ダーフィト が参加しました。
士官候補生 ダーフィトは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
― 回想・小テスト初回 ―
[ぼんやりとペンをまわして授業の内容を反芻していると、
いつの間にか机に小テスト用紙>>14が配られていた。
カサンドラの軽やかな声が、
テストの始まりの合図を口にする]
……えっ。しまった。
質問したい事があったのに。忘れてた。
[髪をかしかしとかいてから、とりあえず問題に向き直る。
問題は、易しかった。というか、ついさっき習った事ばかりだ。
わからない問題は見当たらない。
授業はわかりやすかったし、質問もなかった]
[したかったのは、授業についての質問、ではない。
この小テストの得点ルールについて、だった。
あらかじめ10点を与えられているのか、いないのか。
それによって得点が違ってくる。
与えられているなら、白紙でも5点。
そうでないなら、7問の正解では5.5点となり、合格点に達しない。
いったいどっちなのだろう。
問題よりも、そちらの方が不思議である]
[ペンをくるくる回しながら、テスト用紙の端に
以下の言葉をしゃりしゃりと書いてゆく]
質問です。
10点はあらかじめ与えられていますか?
与えられていない場合。
1問不正解につき0.5「減点」ということは、
7問正解3問不正解で、7-1.5=5.5点
8問正解2問不正解で、8−1=7点
この場合は8問正解で合格点。
与えられている場合は、白紙でも5点もらえます。
4問正解で合格点。(10-6×0.5=7)
よくわからないので、とりあえず白紙で出しときます。
追試よろしくお願いします。
[それだけ書くと、ペンをぽいっと置いて寝た**]
/*
みんな縁故つくるのうまいなー
ってか、あと8人も入ってくるんだよなwww
絶対に絡めない人ができる気がする><;
なるべく全員と思い出がほしいけど><
*/
/*
あれ、これであってる?わかんないw
わからない問題のみ白紙、が正解なのかな?意図としては。白紙は減点なしなのかも。
10問埋めて3問間違うと、ない点は減点できんので、7点から1.5引かれちゃうんじゃなかろうか。
士官候補生 ダーフィト が村を出ました。
13人目、士官候補生 ダーフィト が参加しました。
士官候補生 ダーフィトは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 期末試験の教室にて ―
[チャイムの音に、びくんと顔をあげる。
いつのまにかうとうとしていた、らしい。
テスト期間の方が自由時間が多い。
それは気楽なのだが、どうにも気が抜ける]
危ない危ない。
とりあえず受けないと。
ん……?
[ふと斜め前の窓際のカレルの席を見ると、
>>21やわらかい紙飛行機が、窓を超えて飛んでいくのが目に入る]
……いいねぇ。
[いい季節だ。小さく呟いた。
頬杖をついて再び目を閉じる。と。
ぐう、と腹の音が鳴った。
……次の試験が終わったら、何を食べようか。
食堂のメニューを思い浮かべながら、切なく鳴く腹をのんびりと撫でた**]
――現在:生徒会室――
[まさかくしゃみ>>46をさせてしまったとは、思いもよらず。
ステファンの言葉>>52に、微かに笑みを零した。]
今から焦っても、なぁ。
ま、人が慌てて勉強しているところを見るのは、悪くない。
[熱い紅茶にミルクを少し。
角砂糖を一つ落とし、カップを持ち上げる。
ミルクで幾分冷めたはずの紅茶に、静かに息を吹きながら]
なら、大豆のクッキーをいただこうかな。
マフィンは試験が終わってから、誰か誘ってゆっくりとな。
[一人だけ、試験など我関せずといった様である。]
14人目、士官候補生 ジェフロイ が参加しました。
士官候補生 ジェフロイは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―学科試験最初の日の朝・東寮食堂―
[早朝、こちらは東の寮食堂。
寮生らが朝食に集まったのを見計らい、
右耳に当てていた手を降ろして、まずは朝の諸連絡を告げる。]
……というわけで、ラヴィについては、
なるべく上級生、とりわけ卒業生にもふるらせること。
卒業してウサギに触れない奴も居るんだからな。
譲り合いの精神を忘れんなよ。
[やや声色がいつもより真剣だった。こんなところで。]
てわけで、今日から試験だが…
他寮、特にトールんとこに負けんじゃねぇぞ。
常日頃から努力してるなら問題ねぇ。
苦手な科目は、得意なのでカバーしろ。
過去問は教員のクセや性格を省みながら使うとより効果的だ。
やるからには、勝て!
向こうの寮生ってだけじゃねぇ。
教員にも、なにより自分にも、だ。
テストってのはめんどくせぇシロモンだが、
自分の力が目に見えるいい面もあるからな。
[東の寮長、ジェフロイ・スコーピオンはそう言って、
周囲を見回すと口の端を上げた**]
別に、直前になって慌ててるわけじゃありませんよ。
いくら準備しても、「これで大丈夫」って気になれないんです。
教官《せんせい》方は、次も難しいぞ厳しいぞって脅かすし……。
[自席に広げたままのノートを見遣って、ため息をつく]
……あ、はい、クッキーですね。
──裏庭──
>>47
なりますね。猫とか馬とかも。
[疑問に肯定を返す。]
穴があいて歯茎が化膿して、
抜くまでいった奴をみたことがあります。
他人事ながら、あれは結構痛そうでした。
15人目、士官候補生 ヴィンセント が参加しました。
士官候補生 ヴィンセントは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 寮廊下 ―
こっちが戦術概論U、国境史講読、この赤い方が魔技基本…
僕のだと纏まってるとは言い難いよ。
ルーに借りた方がいいんじゃないか?
[試験前の浮き立つような気配の中、眠そうに眼を擦りながらノートを数冊取り出していく。目の前には、自分とそっくりの銀髪の少女が必死の形相でノート待ち。]
ですから、
[顔の向きを動かしたのはそこがはじめて]
エルンスト七年生も、お気をつけください?
[>>47 甘党と見える上級生の見上げてくる視線へ向けて、
褐色の青年は、にっと白い歯を見せた。
そうして笑うと、いくらか人懐こく幼い表情になる。]
どうぞ。少し固いですから、お茶に浸して召し上がっても。
[>>58大豆のたっぷり入った素朴なクッキーを皿に載せ、会長の机に置く。
首を軽くほぐすように回してから、席へ戻った]
そうですね、試験が終わったら、お茶会でもしましょうか。
8年の先輩方とは、試験が終わればもうすぐお別れになってしまいますし。
[窓の外には、春の緑が日差しにきらめいている]
怒られる?
まぁそうだろうね。
可愛い妹が試験2日前に昔のノートを貸してくれと言い出すなんて、僕だって予想外だよ、ユーリエ。
先生同じだからよかったけど。
悪いと思うなら、君もそれを見るお友達も補習なしで一発合格してくること。いいね。
[わざと仰々しく言いながら、要点を示す栞を挟みまくったノートを手渡しひらひらと手を振った。]
[向けられた視線を一度はっきり受け止めてから、軽く逃げていく兎の背へと視線を移し、軽く肩を揺らして、背を幹につけ直す。]
──集団って奴は、同系の思想や理想を持ち合わせている
人間同士で組ませた方が強固になりますから。
将来力を持たせる人間を選り分ける材料としては
俺は結構、納得しますよ。
危険思想の芽なんかも、発見次第早めに排除できますし?
[飄々と雑談のように声は話題を転がす。穿った見方をして遊んでいるような節もいくらかあった。正直に答えてる人間がどのくらいなのかは知りませんけど。と、上を見上げてから、日差しの差し込む角度を確かめるように手の甲に落ちる光の影を見てから、ああ。と、下方の声に頷く。]
[枝上からは覆いかぶさるような梢に隠れて、二階より上の教室の窓はほとんど見えない。]
強制的に正解を植えつける方式をとらずにいるあたりは、
確かに、平和が続いているからなんでしょうね
そう考えると、悪くない。
[口端に笑みを浮かべて、紫の目を細める。
片手で、ぱくん。と本を閉じた。]
思考をやめろと言われるよりは、、
考え続けろと言われる方が好ましいですから。
[丁度、頭上から落ちてきた大樹の葉が一枚、
栞のようにテクストに挟まる*。]
…人の事言っていられないな。
最大の壁、武術はなんとかなったから大丈夫のはず。
後は油断なく、合格できる点数を出せれば…
[これから始まる試験科目を思い出し、少しだけ遠い目になった。]
/*
よーーーしぢごくに人類を投下してきたぜ!
…一気に落とそうと思ったら、ログが既に増えるわかめだった。この人数怖い怖い怖い怖い…
メモを貼ろう<<士官候補生 ヒンメル>> */
もう、後は焦らずのんびりしてたらいい。
なるようにしかならないよ。
[ステファンの言葉>>62に、くすくすと笑いながら。
クッキーを受け取れば、一つ、頷いた。]
そうだな。
送別パーティもあるが、校舎でお茶会というのも、またいい。
[ま、その前に皆には試験が待っているだろうが……と。
まるで人ごとのように、呟くのだった。]
/*
ぐはっ
本体ユーリエ、転生前…ルートヴィヒ、って設定でやってたドヴァを思い出したw
ユーリエとヴィンセント系って色素近いよねw
そんな俺の妹はシュテラと迷ってグレートヒェンにしました
*/
/*
よし独り言はPL発言OKだった(かくにんしてきた)
というわけで改めてよろしくお願いします。
ジェフロイは自分で使っとかないと色々まずい気がしたのでジェフロイ速攻選びました(
やー自分の顔だけどジェフロイ見れるのは嬉しいね!←
そして自分にふつーのかっこいい系のキャラは難しいらしい。
どっちかというとネタ方面に走り出しそうで今回も既に片鱗が見えt
/*
縁故お好きに!ってしたものの、
家族はないだろうと思っているんだけど(所属の関係で)
振られたらどうしよう。まぁ振られないか。
/*
なおいきなりで情報不足の状態で、
わりと切り込んだ話題で声かけてすまないヒンメル と
思ってもいる(・・・)
[灰でこっそり謝っておく]
/*
メモ:
・ディークのところには顔を出してたい気がする
・肌の色(人種)の話はどっかでやっとく
・図書室は話題に出したいね
悩む:
・生徒会行く か ? どうする?
・寮はどっちがいいだろう
>匿名さん
詳細な摺り合わせにならない限り、制止することはありません。
「メモを使用しないと縁故を振るのは失礼かもしれない」という雰囲気にはならないレベルでお願いします。
……あいつが、次の寮長になってくれれば、
我らが
[あいつとはもちろんリエヴルのことであった]
/*
寮の名前は「西の勇者」だの「西の賢者」だの彷徨ってから、動物がいいかなー。虎……?
……はっ、西か。じゃあ虎で、ということになりました。
― 生徒会室 ―
[生徒会室に続く廊下に僅かに漂う、紅茶の香り。
からから、と生徒会室の扉を開けて、
ひょこりと中を覗く]
こんにちはー。ペン借りに来ました。
寝てたらまたどっかに落としたみたいで、見つからないの。
また白紙答案になっちゃう。
[生徒会室の筆記用具入れをごそごそ漁ってから、
リエヴルとステファンに笑みを向け、手近な椅子に腰を下ろす]
茶の良い匂いが、廊下まで漂ってましたよ。
俺もいただこうかな。今日の銘柄、何かなー。
[のほほんと口にすると、手にしたペンをくるくる回している]
――朝:西寮食堂にて――
[トールとディークのやりとりを横目に、のんびりと紅茶を楽しむ。
あぁ、また寮による競合の話か、と苦笑いを浮かべながら。
かくいうリエヴルは、所属する寮に拘りはない。
寮を決める際の希望も、“食後の紅茶が出るところ”などというアバウトなものだった。
そんな訳で、寮では公然と優雅なティータイムを楽しんでいられる訳だが。]
トール先輩も、これで卒業か……。
[空になった紅茶を見下ろし、ポツリと呟く。
熱い人だが、寮長としても先輩としても、とてもいい人だった。
そういえば、次の寮長はどうなるのだろう。
次代になっても、東寮との競い合いは続くのだろうか。
そんなことを、のんびり考えながら。]
――生徒会室――
[扉の開く音に視線を向ければ>>76
そこには、ダーフィトの姿が。]
なんだ。またペン無くしたのか。
適当に備品を持って行くといい。
……まさか、ペンがあっても白紙なんてことはないよな?
[ダーフィトの言葉にくすくすと笑いながらも。
彼が手近な椅子に座るのを見れば、ティーカップを差し出し、ポットの中を注いだ。]
今日はミルクな気分だったので、ウヴァだ。
この大豆クッキーも、うまいぞ。
[と、ステファンから貰ったクッキーもすすめてみた。]
/*
悩む。
全員そろうまでは喉自粛するか、明日ほぼあがれないのだからがんがんいこうぜするか。
まぁ、2000ptまでは使ってよかろうか
なるようにしかならない。
まあ、そうなんですけどねえ……。
[>>71未練がましくノートに何やら書き加えながら、ぬるくなった自分の紅茶を口に含む]
パーティだとゆっくり話せない人もいますからね、やりましょうよお茶会。
……試験が終わったら。
[ペン軸を顎に当て、部屋の隅にある棚へ目をやった。
会長の趣味丸出しで、様々な銘柄の紅茶が取り揃えられている]
16人目、士官候補生 ソマリ が参加しました。
士官候補生 ソマリは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
―士官学校・渡り廊下―
[足音を立てない歩き方は、彼の癖だった。
磨き抜かれた廊下を進む靴底は、
軽快な音を奏でることなく、滑るように先を行く]
…おやん。
[その動きが、不意に止まった]
あ、ダーフィト先輩。こんにち……
[>>76上級生が席に着くのを見て、茶を淹れようと立ち上がる。
が、リエヴルの方が速かった>>79]
すみません、会長。
ダーフィト先輩、またペン無くしたんですか?
今月これで(06)本め……備品費も無限じゃないんですからね。
埋め合わせに、あとでお菓子か何か買ってきて下さい。
[渋い顔をしていたが、クッキーの話になれば笑顔になって]
あ、そうそう、それおすすめです。ぜひ。
[ステファンの言葉>>80に、ゆっくりと頷く。]
そうだな。
天気が良ければ、外でやるのもいいかもしれない。
[窓越しに、風に揺れる花を見つめながら。
続く言葉>>82を聞けば、つい笑みが零れた。]
どっちが先輩だか、わかりゃしないな。
― 生徒会室 ―
[>>79リエヴルに、にや、と笑い返して、もう一本ペンを手に取った]
ありがたくお借りします。
試験は、まあ。……書くものがあって起きていられればなんとか。
そんなに奇抜な問題は出ないでしょ。出たら捨てか、逆にサーヴィス問題だしね。
ミルクな気分かぁ。
いいねぇ。……いい香り。いただきます。
[カップに口を付けて、ほう……とため息を吐いた]
んん、クッキーもあるの。今日は贅沢だね。
ステファンが持ってきたのか。ありがとう。
よーーう。
真面目な顔してなァにしてんの。
ラブレターなら、試験の後の方がいいんじゃねェの。
[ノトカーとカレルの傍に向かいながら、戯言めいた冗談を投げた]
[クッキーをかしかしと齧りながら、
ステファンの言葉>>82に、ちょっと肩を縮こませる]
俺、ペンの神様に嫌われてるんだと思うわ。
今度何か甘いものでも買ってくるよ。
[その金でペンを買えばいいのではないだろうか、という疑問を男は抱かない。――どのみち、なくすので。
生真面目に試験に備えるステファンの、書き込まれたノートを覗き込む]
準備してるのか。えらいな。
まあ、当日じたばたしても知れてるけど、のんびりしてると俺みたいになっちゃうからね。
ギリで確認したとこが出ることもあるから。頑張れ。
[可愛い後輩を呑気に応援しつつ、クッキーと紅茶を堪能している]
― 士官学校・渡り廊下 ―
>>86
バカ言え!
これはこないだの論述小試験のだなー
[ そこまで言いかけて、カレルに止められたか、
自分で気が付いたのか、やや口ごもり。 ]
や…まぁいい。
ソマリこそ急がないと次の試験はじまるぞー!
[ 自分が一限目をサボった事は棚上げで、言った。 ]
[ダーフィトと並んでクッキーを囓りながら]
えらいよなぁ。こんな直前まで勉強って。
そういえば、寮長も朝から気合い入ってたなー。
[ふと、朝の食堂での演説を思い出し。]
……きっと、東寮の寮長もそうなのかもしれない。
[しみじみと呟いた。]
/*
ソマリwwwwwwwww
イェーガーwwwwwwwwwwwwww
誰っwwwwwwwwwwwwwwwwww
反応したいけど、進撃ネタに反応するのは危険すぎるwwwwwwwwwwwwwww
*/
外でお茶会、いいですね!
テーブルを借りてポットとトレイと、それから、
[>>84ノートにメモしかけた手を、慌てて止める]
いやいや、まずは試験試験……。
あの難関を乗り越えて進級された先輩方には、とても及びませんよ。
[>>87ダーフィトにのんびりと応援されれば、素直に頷いた]
はい、ありがとうございます。
直前に見たところが出たり、ありますよね。
「見たはずなのにー!」ということもありますけど。
/* ぷっぷくぷー。
これだけいても、あと7人やってくるぴょんね。
自キャラ以外の人たちのフラグ…どうなるのかなぁ……(きらきらきらきら)
どこかへ動こうかと思いつつ、つい様子見をしてしまう兎中身なのでした。
カリキュラムの関係で投下したキャラは6年にしたけど、意外と…年長多い…
[リエヴルとは寝起きを共にする仲だった。
生徒会長になるほどだからもちろん優秀なのだが、
それ以前に、日常の彼を後輩として好ましく思っているからこそ、
バトンを受け渡すことが出来れば、と思うのだ。
彼が寮長になれば、西寮の気質も大きく変わりそうで、
それも密かに楽しみでもあるのだが]
おっと、いけない。
寮生たちや寮の心配をする前に、
まずは俺自身が卒業できなきゃな。
寮長が留年するなんて、
数年ぶりかの珍事の当事者にはなりたくないもんだ。
……試験の最初の科目は魔器応用論だったな。
[ディークに確認するように問うて]
待ってろよ!カサンドラ!
[先輩であり、同級生であり、後輩でもあり、
今は教官としてこの場所にいる彼女の名を呼び捨てた]
― 回想・嘗ての同級生達との再会 ―
ふ、元気そうで何よりだ、ディーク。
そう、授業ではレイヴンウッドで頼む。
諸々の事情は『お察しください』というやつだ。
答え合わせは、一年後にな。
[前任であり、自らの恩師でもあるモーリッツ・レイヴンウッドと同家名。
そして、学籍を置いていたときの名前は『カサンドラ・ベルツリー』であった。
四年あれば変わるものも多いけれど…]
こちらこそ、お手柔らかに。
[微笑みを浮かべる候補生に、自然と笑みが毀れ…]
[それから十一ヶ月。
休暇中の酒の席で、何度か嘗ての同級生たちにとって、指輪について尋ねられた。
中には、年齢の離れた親子のいいところのモーリッツ先生との懇意ではないのかという噂もあったが――その全てに、カサンドラは意味深げに藁って、『答え合わせは来春に』といい続けてきた。
了]
ああ、うちの寮長……ジェフロイ先輩も、凄い気合いでしたよ。
[>>89リエヴルの呟きに、深々と頷いた]
ただ、卒業したらラヴィに触れなくなるからどうとか、とも言ってましたけど。
寮長っていうのも、いろいろ心配することが多くて大変そうですよね。
[テキストにラインを引きながら]
会長は、来年寮長になったりするんですか?
生徒会と両方じゃ厳しいかな。
[リエヴル>>89と並んでクッキーを齧りつつ]
えらいよなぁ、ほんと。
……いや俺らも試験あるんだけどね?
[相変わらず呑気に呟きつつ、紅茶のお代わりを
三人分淹れている]
東寮の寮長って、ジェフさんかぁ。
あの人は気合入ってるよなぁ……。
[しみじみタイム。
ふよふよと眠気が。いかんいかん]
あはは、やはりそちらの寮長もか。
[ステファンの言葉>>96に、声をあげて笑いながら。]
切磋琢磨するのは、いいことだと思うんだけどな。
……ま、他ならぬうちの寮長のために、下手な成績は残せないな。
[無論、そうなる予想などさらさらしていない訳だが。
来年の寮長にと聞けば、小さく首を傾げた。]
どうなんだろうな。
まだ誰がという話は聞いていないが、この時期になっても
決まっていなかったりするのだろうか……。
進級は、まあ、時の運だよね。
[>>90ステファンの言葉に、独り言めいた呟きを漏らす。
礼を言われ、にま、と笑い返して]
見たはずなのにーって言っても、
それでも見なかったよりはとっかかり、あるでしょ。
[ジェフロイの話>>96を聞きながら、もふもふした兎の姿を思い浮かべる]
彼はラヴィちゃんがだーいすきみたいだから、ねえ。
真顔で愛を語られると、くすぐったいような感じがして、笑いをこらえるのが大変。
[そういえばあの兎、最近触れていない。
ふわふわの毛皮と、時折きらんと光る眼差し。
一度、わやくちゃに可愛がりたいと思いつつ、その機会は訪れないままだった]
17人目、士官候補生 ウェルシュ が参加しました。
士官候補生 ウェルシュは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 学科試験初日・東寮食堂 ―
職権乱用。
[寮長の伝達>>59に、囁くような声で反応してクスリと笑った]
反対はしないよ。
譲り合いも、もふるのも、大切なことだもの。
[近くから視線が飛んでくると、即否定もしたけれど]
時の運って。
運でいいのか、おい。
[ダーフィトの言葉>>99に、呆れながらも。
ラヴィの話になれば、すぐに表情を綻ばせた。]
さっき、裏庭にいたけどな。
俺も機会を見つけてあの子と遊びたいとは思っているんだが。
なかなか、人気者だよなぁ……。
[兎と一緒にティータイムなんてのも洒落たものだ、とか密かに考えつつ。]
18人目、士官候補生 ミヒャエル が参加しました。
士官候補生 ミヒャエルは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 士官学校・図書室 ―
[ 周囲の建物よりも、やや古びた校舎の一室。
東西の寮と緑の中庭を分け合う旧校舎の一角にある書庫。
頁を爪繰る指を止め、ぼんやりと呟いた。 ]
シュヴァルベ……友好と中立の架け橋。
春を告げる使者、か。
それなら、なぜ、
………いや。
[ ロストルム・フェーダ両国史と表題された書物を閉じ、すでにボロボロの表紙が更に傷むことのないようそっと元の場所に戻した。 ]
― 回想・小テストが終わった後に ―
[>>53>>54>>55
翌日。掲示板に、再試験者の掲示がされ、ダーフィトも当然ながら不合格に入っており、追試対象者だった]
[そして、その問いの答は、皆の目にはっきりわかる形で出現する。
即ち、問題の改訂である。
1問正解するごとに1点、10問で10点満点。1問不正解だと-0.5点。
つまり、10問回答して2問間違えれば7点合格、9問回答して1問間違えれば7.5点合格、7問回答して全てあっていれば7点合格、という形式であることが明記され……]
[ダーフィトが再試を受けに教官室に現れた時、カサンドラは笑みを浮かべ、歓迎した]
実によい質問であり、回答だった。
ルールに疑問を思い浮かべるには、ある種の資質がいてな。
さらにその場で質問するものはそれなりにいるが、実際どうなるか試してみようというのもなかなかいない。
こちらも不記に気付けてよかった。感謝する。
[かえってこんな候補生がいることに喜んだのだった]
あ、モーリッツ先生からクッキーが届いているんだ。
よかったら追試がてら食べていくといい。
[カサンドラの教官室には、前任のモーリッツ先生んちから送られてくるお菓子やお茶があって、それを再試にやってきた候補生に振舞っていたのだった。
了]
んー、寮長ってたしか、去年は早めに決まったけど、その前はギリギリじゃなかったでしたっけ。西寮はどうだったかな……。
[>>98リエヴルに向かって小首を傾げる]
マジの喧嘩にならない程度なら、競争意識は刺激になりますよね。
昔は……
[互いの出身国を知ったことをきっかけに、酷いもめ事になったこともあると聞く。
自分たちの世代にとっては、「古い教訓」となっている遠い出来事]
お互い寮長が熱い人たちだから、今年は盛り上がったと思いますよ。
[>>101 リエヴルに首を傾げる]
良くはないけど、俺の場合は運だからなぁ。起きてられるかどうか。
……でも、ステファンの場合は、違うか。
とすると、アドヴァイスとしても不適切だったかも。
[アドヴァイスをしたつもりもないくせに、そんなことを言う]
……え、裏庭に居たの、ラヴィ。
いいよなぁ、もふもふしてて。
ぎゅーしてぎゅーして、あの口元に人参を突っ込んだり、
ふわふわの髭をラヴィの鼻に入れて擽ってみたい。
きっとかわいいくしゃみをするんだろうなぁ……。
[虐待に近い妄想を口にしつつ、ほっこりと笑っている]
>>108そーだよ!俺たち真面目だからな!
おっと…
[ 肩を軽く弾かれてよろけるが、
後ろにいるカレルがストッパーになって止まった。 ]
留年は…困るな。父さんに合わせる顔ないわ…
でも春って一日に何度も眠くなるよね〜
[ ふあ〜ぁ、と無遠慮に大きな欠伸をしてから
ソマリに向かってシュッシュ、とボクシングの真似をした。
造作もなく止められたかもしれない。 ]
そういやさーステファンが言ってたんだけど
試験終わったら生徒会主催でお茶会やるかもだって。
いや、やりたい、だったかな?忘れた。
あいつら普段いいお茶とかお菓子食べてそうだよね〜俺絶対行く!
[ そろそろ休憩時間が終わる頃なのか、
少年の声が大きすぎたのか。
通りがかった教官がじろりと3人を睨んで行った。 ]
なるほどなぁ。
決まってないようなら、帰ったら話を聞いてみるか。
[ステファンの言葉>>107に頷きながら。
まだ誰か決まっていないならば、相談に乗ってみようか、など考える。
昔の話には、あえて触れず。
ただ、今が平和であれば、それでいいと。]
そうだな。
どちらの寮長も熱いというか。
頼もしい人達だ。
[にんまりと、笑顔を浮かべた。]
時の運……
[>>99さらっと呟いたダーフィトを、目を丸くして見つめる。
もしかして、この人ほんとうは凄いんじゃなかろうかと。
しかし、次の言葉にかくんと肩を落とす>>109]
起きてられるかどうか、ですか……。
ま、まあ、直前に見たところが出題されたりするのも、運ですし。
運を味方につけるには、まず努力が必要ですね。
でも教科書とにらめっこしてるより、先輩方のお話伺ってる方が、頭がほぐれそうです。
[力の抜けた様子で笑った]
あはは、ジェフ先輩、ウサギを語るときも熱血ですからね。
起きてって。
居眠りなのか。
[ダーフィトの言葉>>109を聞けば、ますます呆れたような声を。
しかも、ラヴィの話になれば、いい笑顔になってるし。]
……お前、そんなに兎が好きだったのか……。
[むしろ感心してしまった。]
/*
よしやっと諸々が片付いた。
そして増えるログを読みつつティーゲルってなんだろ…!戦車?
寮かと思ったらちがうっぽいなぁ。むぅ。
ああ、それから……。
試験だからといって、そればかりにかまけないで
スノウちゃんのご機嫌取りを忘れないようにしないとな。
[スノウのもふもふで純白の毛並みを思い出しながら、
ぼそっと口にする。
元々猫が好きなのと、ジェフロイのうさぎ好きに対抗するのと、
虎はネコ科だしな。なんて様々な理由が混在していたが。
ともかく彼はスノウ派だった]
― 西寮 ―
あー…。あちらさん真面目だからなあ。
[友人の言>>74に軽くぼやくような口調になった。
実を言うと、ディークは寮の競争にあまり興味がない。
ただ、友人が頑張る様子には一応の調子を合わせた。
真面目という評に先方がどう反応するかも気にはならない。
何故ならここには西寮の人間しかいないからだ]
フェルセンか。
[同じく優秀なる生徒会長>>41に目を向ける。
紅茶を啜る様子を少し眺めて、また傍らに目線を戻した]
お前、次に指名してみれば?
[建前は公正なる選挙で選ばれるとされる寮長も、
前寮長の指名となれば、その影響力は絶大である。
ましてや成績優秀な彼ならば、恐らく通るであろうと水を向ける。
もっとも、リエヴルの意向を確認したわけではない。
そこはルームメイトとの話くらいはするのだろうと、
友人に完全に任せることとした]
学生 カレル が村を出ました。
18人目、士官候補生 カレル が参加しました。
士官候補生 カレルは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 渡り廊下 ―
あ。…ありがと。
[ノトカーが、ひどく真面目な顔で紙を差し出すのを見て、
神妙な面持ちでそれを受け取る。
その時には、ノトカーの次の台詞は覚悟していた。]
やっぱ、見るよなー。
えっ。なんで飛ばしたか、…って、
えーと、…なんとなく?
[そっぽを向いて頬を掻く。]
[けれども、同じ回答だったというノトカーを
まじまじと見つめてから、大きな笑顔になった。]
だよね!
ノトカーならそう言うと思った!
やっぱりなぁ。
ほんと、みんなシュヴァルベみたいになればいいのに。
[ノトカーの背中にべしべし手を振り下ろして、何度も頷く。]
>>63
ああ、馬は授業で習ったな…。
整歯の実技も受けた。生憎、虫歯になった者は見ていないが。
[化膿した歯茎を想像して、眉を顰める。]
………それは、痛そうだ。
それに猫などは命の危機だろう。獲物を取れなくなる。
ウサギでも…東寮のラヴィのファンが黙っていないだろうな。
今度出会ったら、きちんと歯を磨かせておく。
[真顔でこくりと頷いた]
くっ。ま、どーにかなるだろ。
なるようになる、なるようにしかならない…ってね。
[トールの気合>>92をはぐらかすように、懐に手を入れた。
古びたカードを手にとって、運試しとばかりに裏返す。
さて吉と出るか凶と出るか、他愛もない運試しだが]
答えあわせもそろそろ、かねえ。
[カサンドラの名を聞けば、ふと1年近く前の思い出が蘇る>>93
再び会った彼女の言に、それ以上は問わず頷いた。
その約束の春>>95も近づきつつある]
19人目、士官候補生 シェットラント が参加しました。
士官候補生 シェットラントは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
―士官学校・図書室―
[図書室の一角に据えられた机で例題集に目を滑らせている。
不意に喉から咳がせりあがって、こんこんと咳き込む。
それは静かな部屋に響くようで、思わず眉根を寄せた]
―…。
[季節の変わり目は風邪を引きやすいうえに、長引く。もとより身体はあまり丈夫ではなく実技が不得手であるから、筆記こそが本番というのに。
今年もまた体調を崩してしまった不甲斐なさに、溜息を吐いた。
重い頭を抱えながら、頁を捲っている]
― 回想・小テストの後 ―>>105
おお、得点のルールが明示されてる。
なるほどなるほど。
……やっぱり4問解答して、あと白紙でOKって訳にゃいかんか。
[頬を指で掻きつつ、追試会場を確認する]
― 学科試験初日・東寮食堂 ―
あんまりらしすぎて、ラヴィは勝負より優先しますか、なんてツッコミしたくなっちゃったんだ。
[ステファンに説明しながら試験への熱血発言>>61を謹聴し]
まあ、みんな程好く緊張が解れた上で気合入ったみたいだし。
流石の手腕って訂正しようかな。
[自分の見上げる視線と寮長の見回す視線>>61が交われば、ニコニコ笑顔を浮かべながら、右手を大きく突き上げ応えた]
[>>106 教官室でカサンドラに会うと、男は軽く頭を下げた]
ルールのご回答、ありがとうございました。
疑問に思った時にはテストが始まっていたもので。
[プリントを受け取りつつ、僅かに首を傾げて見せる]
わからない問題は白紙が正解、ということ……なのかな。
4択をたとえ2択まで絞れても、回答して不正解になるリスクを考えると、危うい問題には手を出さない方がいい、と。
……小テストだからこその得点ルールなんだろうと思いますが。
トライする事の価値も見たいかなぁ、とは思いますね。
[ふと視線を上げると、本を探しているらしき人物が視界に入った>>104
その本棚は自分がこの例題集を取り出した場所。本を閉じ、椅子から立ち上がるとミヒャエルに本を差し出す]
…これ探してるなら。
僕はもう教室へ戻るから。
[クッキーを差し出されて、目を輝かせる。
様々な種類の焼き菓子が詰まった箱を眺めつつ、にま、と笑う]
トライの価値がこれなら、すごくいいですね。
実は、追試する方がお得なんじゃ……。
ありがたく、いただきます。
[クッキーとお茶を堪能しつつ、ペンを握る。
答えはわかっていたので、淀みなく解答を書き、カサンドラに提出する]
機会があったら、また追試に来たいですね。
ありがとうございました。
>>65
[続く言葉と、膚に映える白い爽やかな歯を見せた笑顔にきょとんとする。
それから苦笑して肩をすくめ]
……生憎、歯が原因で医者にかかったことはないな。
ベリアン・アリーも…まあ、必要はなさそうだが。
君がその笑みを失えば、嘆く女性士官は多いだろう。
[エキゾチックな容貌をもった彼に憧れる異性の同輩は、年齢に関わらず多い。
揶揄うような響きが、かける言葉にほんの少し入り混じる。]
――危険思想、か。
君に言わせれば、この次代の選良の為の学び舎も、紅茶ポットの茶漉しのように聞こえる。
[クスリと喉で笑い、アイスティーの容器を持ち上げ、ゆるりと傾ける。
僅かに沈んだ茶葉の残りが、それに応え形を変えた]
不都合なことに、思想は成績で図れるものでもない。
……その安全弁が論述試験、というわけだな。
ああもう……見つからない!
誰か持ち出してるのか……あれ禁帯出じゃなかったか。
[ 書庫から閲覧室を覗き、目当ての本を利用してる人物がいないか見回した。 ]
んー、イマイチ信頼性が薄いんだよな。
アヴェ先輩試験対策ノートって……
[ ――と、その時、背後から掛けられた声>>125に顔を上げた。 ]
あ、……うん。
もういいのか、これ?
あ……っと。
[ふと、壁の時計を見上げ]
僕、そろそろ教室に行ってますね。ちょっと早いですけど。
[自分のカップを洗い、テキストとノート、筆記用具をひとまとめにした]
ありがとうございました、先輩方。
じゃあ、また放課後に。
[ぺこりと頭を下げて、生徒会室を後にした*]
あっ。イェーガー先輩!
って、これは別にラブレターとかじゃなくて…
わっ、ちょっとまってノトカー、ストップストップ!
[やってきたソマリのからかいめいた言葉に応え、
小試験がどうとか言いかけるノトカーを慌てて止めて、
ぽりぽりと頬を掻く]
ほんと、大した話じゃないんですよ。
うん。ほんとうに。
[どこか、目が泳いでいる。]
スノウのご機嫌取りか。
あいつらもズルいからなあ。
[動物は人を見ると、しみじみ思う。
えさを持っていれば寄って来るし、
寄って来たと思えば何か要求をはじめる始末だ。
自らの愛らしさを良く承知していると、感心もする]
あんまり太らせてやるなよ。
[席を立ちながら、猫好きの友に笑いかけた>>114]
― 東寮・早朝の席 ―
[今度は左耳に触れる。そちらにだけは、
小さな模様の描かれたピアスがつけられていた。
雰囲気を感じ取ったのか、何か言ったか?
というような目でウェルシュ>>100の方をちらと見たのもつかの間。
再び視線は全体を見渡して。]
……まあ、どこかの生徒会長と違って、俺に茶渋を気にする趣味はない。砂糖を入れて飲めば誤魔化せるものだ。
どんなに取り除いても、擦り抜ける茶葉の断片はあり、組織には苦味が常に含まれている。
それが深みでもある、……とは、
[悪くないとの言葉に、そっと笑う。
しかしその瞳は多少茶化すように瞬き、]
とは言え、ここに集う奴が、考えるな、と言われておとなしく従うようにも思えない。
もちろん君も含めてだ、ベリアン・アリー。
[テクストを閉じると、膝を払いながら立ち上がった]
……そろそろ予備鐘の鳴る頃だな。
ベリアン。
[呼ばうと、残ったマドレーヌの包みをひとつ、
持ち上げた籠から上に放り投げる]
今んとこ
まだ逆転可能な範囲だからな。
追い詰められた猫ほど勢いこんで噛む力は強いし、
何よりあっちにゃ生徒会長サマも居るからなぁ。
[天才とか、そういう類の評判は自然と耳にも届いている。]
ま、どーせアイツが言ってるだろうみたく『歴代の寮長に顔向けが…』なんて言うつもりは無いが、負けたまんま卒業や進級なんてしたかねぇだろ?
それだけだ。
[負けず嫌いを隠すことなく見せながら言った。]
ああ。
試験前に復習したかっただけだから。
[すん、と鼻を鳴らすと、ポケットからハンカチを取り出して鼻を押さえる]
…失礼。うつるかも知れないから、あまり近づかない方がいいな。
[本をミヒャエルに手渡す]
あ、そうそう。遅刻遅刻…て、なにやってるんだよノトカー。
うわやばい。今の、次の試験の教官だよ。
[ソマリに軽く拳をつきだして、弾かれた彼を片手で支えつつ、
通り過ぎていく教官に頭を下げつつ、なかなかに忙しい。]
え? 生徒会でお茶会?
いいなぁ。来年になったら俺、生徒会に入ろうかな。
[ノトカーが持ち出した情報に垂涎の目をして、
式典委員という名の万年お祭り係は、壮大な野望を口にした。]
あぁ、お疲れさん。
がんばってな。
[ステファンの言葉>>131に、そう笑顔を向けつつ。
自らも立ち上がり、空になったティーカップを運んだ。]
さて、俺も教室に向かうかね……。
――――…っくし!
[小さく、くしゃみを一つ。
まさか、自分がくしゃみをさせた相手のお返しとは、思いもよらず。
はて、風邪でもひいただろうかと首を傾げながら、生徒会室を出た。]
ミヒャエル君めも>シェットラントに例題集譲ってもらったので同学年になる。
なにそれかわいい
ありがとう(^///^)
言ってみりゃいいと思うけど……、…
[どうやら心に秘めていた思いを口にするらしきに目を向ける。
席から半端に立ち上がった姿のまま、どことなくしみじみとトール>>143を見下ろして、]
……。恋人への告白みたいだな。
[大いに真顔で感想を述べた]
やだなぁせんぱい。おれなにもかくしごとなんて。
[おもいっきり棒な口調でソマリに答えてから
急に真面目な顔になる。]
そういや、イェーガー先輩は、
シュヴァルベにずっといたい、って思ったこと、あります?
……あ。な、なんでもないです。
いやー、さすが先輩、やさしいー。
[尊大なソマリに、あははと笑って頭に手をやる。
もちろん、これもいつものテンプレート。]
>>139
そうか、ありがとう。助かるよ。
[ 鼻を鳴らす様子に軽く眉を寄せた。 ]
……風邪?
今頃は、昼は暑いぐらいなのに、朝晩はまだ冷えたりするしな。
試験勉強もいいけどあんま無理するなよ。
俺も人のこと言えないけど。
/*
ちょ、ちょっとまってね。
ジェフロイさんがわかりすぎてらっしゃるのと、でぃーくんの的確なツッコミに転げまわりそうだよ!
―教室―
ノトカー、まだ来てないのかな。
たしかこの科目は一緒だった気がしたけど。
ま、いいか。お茶会の話はまだ本決まりじゃないし。
[前に、生徒会のお茶会の話をしたら、とても興味を示したので、次にやるときには声をかけるから、と言ってあったのだ(>>110)]
何にしても、まずは目の前の試験を乗り切らないと……。
[先輩たちと話したおかげで、いい具合に緊張がほぐれている]
― 東寮・早朝の席 ―
[どうもトールとは剃りが合わない。
長いこと同級同学年ではあり、成績も近い。どちらが常に上ということはない為にか、切磋琢磨の相手ではあったが。
ラヴィ最高だろうと振れば、スノウを態々推してきたり。
水と油か、とにかく合わないのだ。
ついでに暑苦しいと思っているが、それは自分を省みてない意見だった。]
最後の試験で泥は塗りたくないしな…。
[とはぼそりと呟いて。]
―教室―
ノトカー、まだ来てないのかな。
たしかこの科目は一緒だった気がしたから、早めに会えればと思ったんだけど。
ま、いいか。お茶会の話はまだ本決まりじゃないし、言うのは後でも。
[前に、生徒会のお茶会の話をしたら、とても興味を示したので、次にやるときには声をかけるから、と言ってあったのだ(>>110)]
何にしても、まずは目の前の試験を乗り切らないと……。
[先輩たちと話したおかげで、いい具合に緊張がほぐれている]
いただきます!
[と食事の合図をして、何時もよりやや緊張含んだ朝の時間は終了する。
ちなみに紅茶でなく、主に珈琲が出るのが東寮だった。
無論他の飲み物もあるが、珈琲のレベルだけが他より高かったとか*]
[ディークの言葉が理解出来ないのか、
きょとんとした顔になって、食堂で立ち尽くした]
恋人への告白って……。
そう見えるか?
[無意識に口にした言葉だったのだが――]
― 8年生の科学 最終試験 ―
[この授業は受けるのが一学年・選択したものたちだけなので、試験官も担当教官が行う]
[階段教室の教卓の前に立つと、担当教官は豆といわれても仕方がない]
さて、新学期に予告していた最終試験をこれから始める。
持込物は十分か?
この試験を乗り越えられるかな…。
私は最後レポートで許したモーリッツ先生のように甘くはない。
[本はNGだが、紙5枚分のメモの持ち込みを許可していた上での試験である]
>>146
ん。季節の変わり目は、どうも苦手でね。
…ありがとう。きみも気をつけるといい。
卒業したら、体調を理由になどしていられないからな。
…僕は教室に戻るが。きみは?
[トランクを教卓に置き、中を開ける。
入っているのは、10つある箱と回答用紙]
これから、10の魔器に関する物品を見せる。
見てもらった上で、その名称と用途を記してもらいたい。
カンニングは見つけたら即座に赤紙(追試カード)を送る。
>>145
俺はずっとここに居れたらいいのになぁ…って
よく思うなー。
[ さり気なくソマリに探りを入れるカレルを
にこにこと見つめつつ。
その横槍は、若干、彼らしくない弱々しさを帯びていた。 ]
って、やべー。そろそろ教室戻んないと。
あと……
[二人の寮長を見比べて]
試験問題の物品のの検分は禁止しない。その際、筆記用具と回答用紙は席に置いて前に下りてくること。
勢いあまって取り合って壊さないように。
魔器の扱いがなっていないということで、大減点するからな。
[階段教室の最前列に、10個の物品を並べる。
真鍮で出来た部品や、水晶で出来た複雑な構造の容器。
魔力の抽出に使う機器や、魔力の検出に使用する器械。
今も最先端で使用される、様々な道具や、本来ならあるべき弾効果の記載を外された魔法弾。
スケッチなどではない現物が試験会場に並べられた]
[寮同士の競争については、ちょっとしたおまけ要素くらいに捉えていた。
ジェフロイ寮長に知られたら、気合いを入れ直されるかも知れないけれど。
彼の熱さは好もしく思っているから、朝の訓示は真面目に聞いていた。
でも、ウェルシュの意見にこっそり賛同したのも確か>>123]
勝負はともかく、全力でやらないとね。
ラヴィを愛でるのは先輩方に任せるけど。
[くすりと笑って、試験の開始を待った**]
――生徒会室→教室――
[のんびりと廊下を歩く。
時折声をかけられれば、軽く手をあげて返しながら。
生徒会長になってからは、人前に立つことも増えてきた。
もっとも、それが平気な性格だからこそ、なれたのかもしれないが。
寮長達のように、熱い性格な訳でもない。
むしろ、仲良くいがみ合える彼らが羨ましくもあった。]
[すぐに弛緩した息を吐き、いつもの調子を取り戻した]
つーか、おまえさんはずっといたいって思うの?
此処にずっといるには、教官になるか…それとも留年しか手はねェけど。
ああ、だから試験サボろうとしたとか? 駄目だぜー。
うむ。思い焦がれていた相手への告白みたいだ。
[きょとんとした顔に、ますます真顔で頷き返す。
が、あまりにぽかんとした顔に笑いがこみ上げてきた。
くくくっと笑って、ついに大きく笑い出す]
はは……はははっ!!!
悪い、だっておまえ……っ
[けたけたと笑って手を振る。
ついでにべしんと、友人の肩を叩いた]
/*
そういや匿名さん(ふたりいる?)はありがとうですよ!
助かる!
いや自分とこはわりと把握してきたけど、相手方のって見落としがちなのだよね…。
───ま、それだけ思うなら聞いてみな。
いいと思うぜ、俺も。
[笑いの衝動をおさめ、笑顔で友人の選択を宜った。
そうしてトレイを抱えて食器を下げに向かう]
あ、ああ……。
そう言われてみれば……。
[思い返してみれば、愛の告白をしたい相手に向かって
いうような言葉を連発していた気もする]
……寮長のことは、これで終わり!
まずはスノウちゃんに餌……じゃない、
カサンドラの秘密を聞き出す……でもない。
試験だ!試験!
教室行くぞ!
[恥ずかしいのかディークを振り返りもせず
すたすたと教室に向かっていった]
まあ、俺は東寮には行けないが。
[珈琲は苦手だ。苦い。
生徒会室でお茶を楽しむ時も、珈琲を使ったデザートだけはいただけない。]
/*
まだいないひと
フレデリカ、レト、シロウ、かーく、ヴィンセント
…5人かな?
全員揃ってないのに、既に議事におぼれてる…www
*/
駄目、 ですか。
[視線が一瞬外へ飛ぶ。
赤点と分かり切った答案用紙を受け取る時のように。
戻した視線は、ソマリと真っ直ぐに交差し、]
まー、ですよねー。
えー。そりゃずっといたいですよ。
勉強さえしてれば文句言われないし。
教官はいいけど授業めんどうだから留年もいいなぁ。
ね、ノトカー。次の試験、一緒にサボってどっか…
[ソマリの吐いた息に合わせて笑顔を戻し、
ノトカーの肩を叩いた後、自分の肩を竦める。]
…ってわけにもいかないか。
/*
ヴェステンティーゲルが西虎みたいだったから、
東はオステンレーヴェ(東獅子)にしてみたのでした。
隠れた意味がもう一つあるけどこっちは意味は薄いかな。
じゃ、俺もそろそろ教室戻るんで。
先輩も、次の試験、時間じゃないんですか?
早く行かないと、先輩こそ留年しますよー。
[にこやかに言って、歩き始めた。]
― 渡り廊下の数分後・教室 ―
[ 休憩時間とは思えない静けさを湛えた教室に戻ると、
>>161ステファンの姿を見つけて手を振る。 ]
よっ、この試験は一緒だったか。
ステファンは余裕なんだろ〜な、いいなー
そういやカレルがさー来年は生徒会に入ろうかなとか言ってて…
[ カレル>>140の壮大な野望を
本人の了承もなく無邪気に語りはじめた時、
試験の開始を告げる鐘が鳴り響いた。** ]
>>155
そうだな、卒業したら……
軍に配属されたら、体調不良とか言ってられない。
だけどよくわからないんだ。どうして、
……いや。何でもない。
[ 例題集を手にしたまま、首を振った。 ]
俺も、気になってた所を写してから教室に戻るよ。
こいつは持ち出せないし。
[ そう言って、閲覧席のひとつに腰掛け、例題集の目的の箇所を見つけるべく頁を繰り始めた。 ]
とはいえ勉強中はいつまで経っても半人前だぜ?
まあ、それでも留年したけりゃ、あれだ。
留年のプロのレイヴンウッド教官に相談してみりゃいいんじゃね。
[くつくつと冗談を添えてから]
ああ、お互いの平和な試験休みの為に。
頑張ってこよーぜ。じゃな。
[歩き始めたカレルへひらりと手を振った*]
はいはい。あー、なんでもない。
いつものこと
[一頻り声を上げて笑ったものだから、
何事だという視線があちらこちらから向けられる。
それらになんでもないと手を振って、
背を向けた友人>>167のあとを追うほどでもなくゆっくり追った。
どちらにせよ、向かう方角はまったく同じなのだから]
にしても…、…あいつだからなあ。
[向かう先に待ち構えるのは、
カサンドラことレイヴンウッド教官の最終試験だ。
これまでのところモーリッツ教官とは傾向が違い、
つまりはもっとも対策のし難い相手ということになる]
― 東寮・早朝の席 ―
勝負は勝負として。
もう少し仲良くもできたらいいのにね。
[ステファン>>161の密かな同意を受けてひそこそしていたが。
寮長の力強さは嫌いじゃない。むしろ尊敬している。
問いかけの目>>134にはフルフルと首を振って笑顔>>123を向け、後は天邪鬼を引っ込めその場のノリに従う。
負けず嫌いではないが、負けるのが好きなわけでは当然ないので、続き>>137には大いに頷いて]
いただきます!
[東寮に入って良かったことの上位にくるのは食後の珈琲>>151だ。
何も入れずその苦味を存分に楽しんで、もう一段の気合を入れた*]
― 教室へ向かう途中 ―
[ソマリと別れ、教室へと急ぐ。
さっさと先に行ったノトカーが
ステファンに野望を明かしている、などとは知らぬまま。]
レイヴンウッド教官かぁ。
留年のコツとか教えてください…なんて言ったら
………ぜったいころされる。
[がくぶるして首を振る。
聞けない。だめ。ぜったい。]
…っと、そうだ。メモを、
[ふと用を思い出して、教室へと向かう足を止めた。
友人の背に声を掛けようかと一瞬目を向け、良いかと思い直す。
真っ直ぐ向かいかけていた廊下の角を曲がり、一室へ向かった。
目指す方角は図書館。普段はそう足繁く通うことのない場所だ]
― 回想・ダーフィトとのお茶の時間 ―
>>124
白紙が正解、というのも極端だが。
自らがわからない、ということを明確にしたほうが、闇雲に正解を選ぶよりも知識をつける上ではプラスになる、ということだな。
この場合、四択問題だからトライというよりも運任せになってしまうしな。
ん?
[クッキーの目を輝かせる候補生に、あまり困ってなさそうな顔で頭を掻いた]
追試が得かどうかは心の持ちよう次第。
いつもお茶と菓子があるかはわからない。本日はたまたまだ、ぞ。
……むう。
追試が追試になっていないな、これは。まあ、よいか。
[ダーフィトの回答が当たり前のように満点で。
しかし放課後どのように時間を過ごすのかは候補生の自由である。
そういう回答も、ありだろう、とカサンドラは特に気にすることはなかった**]
『よくわからない』…?
[>>173ミヒャエルの言葉に首を傾げる。
彼が首を振ればそれ以上尋ねるのも躊躇われたが]
分からないことは…教官か、先輩に聞けばいいんじゃないか。
卒業後の事も…色々と教えてくれる人はたくさんいるだろうし。
[何となくそう口にすると]
ああ、探してたのに悪かった。
試験、上手くいくといいな…お互い。
[ミヒャエルが机に向かうのを見て、自分は先に教室へと向かう]
― 廊下 ―
にしても、今日の寮長、気合い入ってたなぁ。
[思い返すのは東寮長の今朝の大演説]
ラヴィ、しばらくもふれないのは寂しいけど、
譲り合いか。うん。譲り合い。
自分に勝つ……か。
[じっと手を見て、ぐっと拳を握り、]
………あー。
美味しい紅茶が飲みたい。
あとでこっそりステファンに都合つけてもらおうかな。
生徒会長の秘蔵の紅茶も飲んでみたいなぁ。
[どうにも珈琲になじめない東寮の異端児は
そんなことをぼやくのだった。]
/*
さて、どこ行こうか。
というか、時間的には試験受けなきゃ、なのではないのかね、君。
えー。だって誰かとお話したいもん。
― 廊下 ―
[いつものこと。といえば、慣れた様子で寮生も笑う。
暑苦しい単純なやつだと思う。ジェフロイもだ。
そんなに競争に躍起になってどうするのかと思う思考と別に、
そんな友を好ましいものとディークは思う。
自分にはないものを持っていると思っていた。
それを口にしたことなどないが]
― 教室 ―
[かくして、結局始業のベルぎりぎりに教室に飛び込んで、
滑り込むように着席する。
それもまた、いつものことだった**]
お…。
[図書館へと向かう廊下を歩く。
ステファン・トライバーとは行き違いになったようだ。
寮が違えば会話は減りがちとはいえ、生徒会役員くらいは分かる。
副寮長とはつまり、渉外の雑用係だ。
廊下で見かけた彼が鼻を啜るらしきに、
目だけを向けて、結局声を掛けそびれてしまった。
少し距離があったから気づかれていなかったかも知れず、
そのまま図書室へと向かうことにする]
20人目、武術教官 シロウ が参加しました。
武術教官 シロウは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
よーう、お前ら。
筆記用具以外は片付けろよー。
カンニングなんてやらかした日にゃ、担当教官にしっかり告げ口してやるからな。
………各種カンニングを使い分けてなんとかココを卒業したオレの目を盗めるとは思うなよー。
[ペンを改造してカンペを仕込んだり、靴を改造してカンペを仕込んだり…というような、明後日の方向に向けられた努力を、きちんと勉強する方に使えば、カンニングなどせずともトップクラスで卒業できたろうに…という評価を受けていた男は。
しかし、それじゃ面白くないなどといって、卒業までずっとカンニングをし続けたという]
21人目、士官候補生 レト が参加しました。
士官候補生 レトは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 図書室 ―
[扉を開けば、既に幾人かの生徒の姿があるようだった。
試験前であれば当然の風景だ。
それらに構わず目当ての書架を目指しかけたところで、]
ミヒャエル・キルドルフ?
[閲覧室に後輩の姿を認め、声を掛けた>>173]
― 東寮食堂 ―
くあぁぁっ …と。
[遠慮なく出そうになった欠伸を慌てて噛み殺す。
一同に会した寮生たちを前に、伝達事項の真っ最中だ。
広い食堂にもよく響く寮長の声は普段以上に真剣なものであったが。
うららかな春の日の早朝には聊か催眠効果も高いようで、隣の同輩もどことなく瞼が下がっている。]
/*
無理やり移動して声を掛けたがノープランの上に時間…
メモをどこまで使ってよいのやら、でも今こそ使うべき時か……ッ
そして放課後が遠い。心底遠い。
わたし放課後入村する気満点だったwww
[購買部に籠を返し、教室へと歩みを進めた。
廊下のあちこちでわいわいと試験の話題に夢中になっている生徒達の手に、何かの冊子――もしくはその写しが携えられているのが見える。
「や ま か け ♂ テ ク ニ ッ ク」
別名アヴェ先輩試験対策ノート。
士官学校に在席した、伝説の先輩が残した試験対策本である。]
― 試験時間前・廊下 ―
お、カッちゃん。
[教室へ向かおうと歩くその更に前を歩く小柄な教官を見かけると、ひらと片手をあげた。
公式の場や教員室でない限りは、どれだけ注意されようともカサンドラの事はそう呼ぶようにしている。
2つと留年した先輩と同学年になった時点でどう呼ぶか、と考えた末に出した結論のひとつで、それは今も変える気がなかった。
視線はちらと手元の紙束へ向く。
その先、つい視線が指に収まる物に行くのは仕方ない。]
男よけ健在だなぁ。
[笑みを浮かべたままそう言った。
苦笑に近い、それ。]
……あらゆる意味でこの学校を食い荒らした人だという伝説だが。
どういう意味かは余り想像したくないところだ。
今は相当な地位に就いているとの噂だな…。
[実際、ピンポイントに良い所を抑えた良本で、
対策ノートとしての出来は素晴らしいものだ。
自分のノートを公開して後輩を導くなんて、
なんて人なんだろう…
すばらしいテクニシャンと言われる所以である]
どっかの監督か?
頑張れよ、退屈だろうが途中で寝ないようにな。
[と軽い冗談を交えながら、こちらも教室へと向かう。
それが初日、最初の学科試験の前。
来る最終試験で再び顔を合わせるのは知っていた。]
― 校舎・廊下 ―
[いつの間にか後ろの足跡は聞こえなくなっていた。
どこかに寄り道をする用事でもあったのだろう。
幸い試験にはまだ時間はある。
校舎の窓からは暖かくなりはじめた穏やかな太陽の光が指していて、
中庭に植えられた木々に止まる、小鳥の鳴く声も聞こえる。
彼女――カサンドラ・ベルツリーがレイヴンウッド教官として
士官学校へ戻ってきた頃もこんな季節だった]
きゅ。ぐ。
[無理に欠伸を堪えた代わりに変な音が出たが、ついでに眠気は少し吹っ飛んだ。]
やばいやばい。
偉い人の演説真っ最中に欠伸は駄目だぞ、って兄貴が言ってた。
……おい。おーい。
[とうとう頭の位置が下がりはじめた隣に肘鉄ひとつ。
力が入りすぎた気はするが、これは親切である。
寮の象徴たる兎のもふもふ優先権を聞き逃した同輩が寮長や先輩方に注意を受けることはどうでも良いが、目の前のスープに顔を突っ込むようなことは許されないのだ。]
[ロストルム帝国とフェーダ公国は
今でこそ平和な状態を保っていたが、
たった数十年遡るだけで歴史書には
生々しい争いの記録が残っている。
ゆえに、士官学校に在籍中は
お互いの出身国を名乗ることは許されない。
それはすなわち、学校を様々な事情で去る同級生との連絡は
不可能だということと同義だった。
1年だけの同級生ではあっても、
才色兼備の彼女の印象は深く記憶に残っていて。
それゆえに音信不通だった彼女が目の前に現れた時は、
驚きもしたが、それ以上に喜ばしいという気持ちが強かった]
― 中庭 ―
スノウさん、珍しいな。
今日は一匹?
[試験の合間の休み時間。背伸びをしながら中庭に出ると、白いもふもふした生き物>>153と目があった。]
運が良かったな。
普段、君たち競争率高いから。
横、失礼しますね。
[右を見て、左を見て、他の生徒がいないことを確認してから芝生に座る。君「達」と複数形になっているのは、ラヴィも含んでいる為。]
西寮に負けんな、か。
ま、それは頭のイイやつらに任せりゃいいだろ。
いかにも実技向きな俺みたいなのは不合格さえ取らなきゃーなんとかなるってなもんだ。
[座学の大半がぎりぎり合格と赤点とを行ったり来たりしている自分は戦力外であると胸張り早々に開き直る態。
直前に講義メモを借りたり勉強会に押しかけたりと、友人の何人かには大分迷惑をかけているから、ある程度は頑張るつもりでいるが。]
……。
試験勉強はしっかりしているから、大丈夫。
まだ、もうすこしいける。
[猫の頭頂部から首の後ろ、背中周りのふさふさ、もふもふとした感触をひたすら楽しんでいる。
貴重な自習時間と引き換えに、大変有意義で満ち足りた時間を過ごしていた。]
まーずはメシメシ。若い俺らに大事なのはメシ。
東寮を希望したのも、猫は食えんが兎はいけるからだしな。
いただきまーーす!
[ぱん、と手を叩き、まずはぐうぐうと鳴る腹の虫を収めにかかった。犬歯を見せて不遜な言葉を言い放った気がするが、気のせいだ。*]
/*
今回は自重せずにもふってみた。
猫成分補給。
ラヴィじゃないのは、勿論自キャラせるふぷれいを
避けた為です(*ノノ)
*/
そんじゃあ、試験はじめるぞー。
[のほーんと気の抜けた号令を掛けて、候補生たちの見渡せる位置で椅子に座って見物をする男は、窓からの日差しを受けながら、候補生たちをのーんびりと見守っていた**]
>>181
[ 文面を追い始めた視線を再度上げた。 ]
……聞いていいのかな。
なぜ、友好を謳いながら俺たちはこうして戦い方を学んで行くんだろうか……とか
いや。それは聞けないよ。シェットラント。
お前でも、先輩にでも、先生にでも。
答えはもらえるかもしれないけれど、でも
[ 微かな呟きは口の中で噛み潰されて終わった。 ]
……ああ、そうだな。
がんばろう。お互い。
今はこいつをやっつけないと。
[試験は科技応用、魔技応用と進み、最後に論述へ。
配られた試験用紙に暫く頭を悩ませることになるが、
それは暫く後のことになる*]
――教室――
[珍しく、予鈴が鳴る前に席につく。
窓際の、一番後ろの席に座り、ぼんやりと肘をついて外を眺めた。
――――…平和だ。
穏やかな春の風に、木々がそよいでいる。
戦の気配などまるで感じられない、中立地帯。
だが、ここを卒業したならば、皆それぞれに士官として軍に所属することになるのだ。]
[同室の先輩も、その友人も、ライバルも。
皆、余すところ僅かで卒業を迎える。
二国の軍に所属するということは、互いに道を違えることにもなる。]
…………考えすぎかね。
こんなに平和だってのに。
[つと、自嘲気味な笑みが零れた。
どうも、卒業なんてのを意識してしまうと、妙にセンチな気持ちになるらしい。
やれやれ、とゆっくり首を振って、溜息を一つ。]
ま、寮長達がそのまま軍のお偉いさんになってくれたなら。
いざこざが起きたとしても、きっと楽しいんだろうなぁ。
[そんなことを考えれば。
この中立地帯で皆が一様に学ぶというのも、悪くはないな……と思うのだった。**]
>>189
[ 例題に取り組みかかったところで名前を呼ばれ、>>189顔を上げ、相手が最上級生と悟ってすぐに無表情を取り繕った。 ]
はい。なんでしょう、ルーデン先輩。
/*
A村が終わってB村移行する時点で全員の中身バレするので、
できればA村のうちに全員と絡みたいなぁ…
中身が分かってしまうと、変わってしまう何かもあると思うのだ。
しかしすでに溺れr
中身とかマジで誰1人としてわからんなこれ。
初対面の人多いしなーw
*/
― 教室 ―
[その休憩時間は机とお友達状態でグッスリ休んで終わった。
始業のベルが鳴るとゆっくり身体を起こし、大きな欠伸を両手で隠す]
卒業までに、そっちの技術も学んでおきたいな。
[この試験はシロウ教官>>188が監督らしい。
注意事項>>188に従いながらクスクスと笑った**]
[しかし、そんなセンチメンタルな気分も1年もたてば吹き飛ぶ。
なにせ前任のモーリッツ教官より数倍も授業は難しく、
試験もレポートで済まされるような甘いものではない。
それゆえに彼女の授業は知的好奇心を刺激されて楽しかったのだ。
その楽しい時間の締めくくりがこれから始まろうとしていた。
がらりと戸を開けて試験会場に足を踏み入れた]
…いや。試験対策お疲れさん。
[顔を上げた瞬間、無表情に切り替わる様子に微苦笑が過ぎる。
立場上、寮の下級生には目を配る必要がある。
それが高じて、何となく気になる相手に声を掛ける癖がついた]
メインの用事は、俺もこっち。
[ひょいと親指で示した方は、
魔器類を記した上級生向けの書籍の並ぶ書架。
カサンドラの試験には、メモの持込みが認められている。
実学を重視する彼女なら、これらが効くかと思いついての若干の悪あがきであった。
他の試験対策よりも力が入るのは、彼女の試験が厳しいからか、担当教官がカサンドラであるゆえか]
/*
頭抱えすぎて、レス が。なんかもうすみまs
wwくっそひどい。ひどい。
ここまで派手に間違えるとは。しかし本当ひと多くて。
全員と絡む目標捨てようかな…(早
/*
学年と年齢の区分けをしていた。
メモとは別に書き出しておかないと最初はわかんなくなるな。
5年以上に偏ってる感じだから3年4年…と思ったけど、同級生いねーのも寂しいからみたとこ一応人数控えめな6年にするかなー…
/*
一応名字は今は母方の姓ということにしてある。
B村まで細々とした設定も伏せておくかー。
それにしても、上級生達がかわいい。
卒業したいわけでもねえけど、試験落とすのも癪だからなあ…。
[冗談めかした本音で肩を竦める。
卒業すればこの学び舎からは離れざるを得ず、
現実の世界が待ち構えている。
友人やルームメイトとも遠く離れる可能性はつきまとい、
それでも平和保たれる今ならば、いずれ再会の希望もあるのかも知れないが]
やることはやっとかんとな。
[手元のメモをひらめかせた]
>>211
ああ……先輩もお疲れ様です。
卒試ともなると本当に大変そうですね……。
[ 西寮の副寮長が見上げる辺りにある文献に眉を軽く顰めた。 ]
/*
あーもー。建った瞬間から見てるのに、ちょっと躊躇ってたらリアルに参加時間ゴリゴリ削られるとか、申し訳ないです…!
酷い途切れ途切れの投げかけに応えてくれた寮長とステファンにはここでも改めて感謝を。
室友希望は勇み足だった?レトも東寮とメモ落としてから気づきました。ごめんなさい。
ちょっとぐるぐるばたばたしてますが。頼み込んで入れていただいたのですし、何より楽しみで楽しみで楽しみだった村ですから。
どうにか頑張りますので、よろしくお願いします(ぺこり)
[>>203 ミヒャエルの視線を受け彼の目を見つめた。
何かを言いたげな様にも見え、しかし返って来た言葉は、お互いをねぎらうもの]
ああ。…頑張ろう。
[小さく笑むと、その場を後にした]
──裏庭──
[>>118 軍馬の扱いも教科の内だ。ここの馬たちは手入れがきちんとしてますからね。と、厩舎の方へと視線を投げ、]
はい。それが安全であるかと。
ラヴィとスノウには各自、妙に熱烈なファンがついてますから。
崇拝対象は尊重しておくことにこしたことはありません。
[生真面目に頷く様子に、真顔で頷く。けれど、それもすぐに歯の健康についての応えにくずれて、くつくつと肩が揺れた。]
──それは重畳。
[>>127 きょとんとした表情を受けては、食後の水分なんかもいいらしいですよ。と、明朗に笑む。]
ははは。そうですね、猫にとっても俺にとっても、
歯の健康維持は死活問題です。
[ベリアンのような褐色肌は、この中立地帯では珍しい。それゆえ入学してから視線を受けることも少なくはなかった。]
なにせ、剣をふるうのにも、
女性を魅了するにも、
歯って奴は大事ですからね。
[茶化すような口調に、重大事であるように樹上の青年は重々しく頷いた。冗談めいた口調だったが、一面の事実でもある。好奇の視線を嫌わず他者の輪にもぐりこむことで、対処をしてきたベリアンにとって、人好きのする容姿というのは武器だった。]
―廊下―
…。
[ずず、と鼻を啜りながら歩いている。
ミヒャエルの視線を思い返しながら。彼の言いたいことは分からないが、心情は何となく分かるような気がしていた。
ここは、特別な規則によって守られた場所だから]
…口に出さない方が良いこともある、ということか。
[一人ごちて歩いて行く。考え事をしていたから>>187図書館へ歩いて行くディークがこちらを見ていたことには気付かなかった]
[閉じた本を脇に抱えて、幹の上に立つ。乾いた木肌に掌をおく。下方でヒンメルがアイスティの容器を揺らす様を眺め>>128]
──お褒めにあずかりまして。
[そう、評価を受け取り目を眇めた。]
>>135
どうしたって混ざるもんですからね。
少量であれば、なおさら。
もっとも、けれんみを深さとして運用がする柔軟性なんかが
重要になる場合もあると思いますし──
ああ。そうですね。誰も彼も。
勿論、エルンスト七年生も含めて。
[集う生徒らに向けられた言葉に相槌を打ち、集う者らへの評価にその本人も含め>>138ヒンメルが立ち上がるのに合わせて、顔を校舎へと向ける。]
[日差しで測った時刻はそろそろ昼休憩の終りを告げる。]
>>138
ああ。そろそろ俺も教室に戻ろうかと思って
…? はい。
[呼ばれ下をみた鼻先が、投げ上げられた優しい黄色を追いかけて下から上へと放物線をなぞる。]
おっと。
[最高点から落ちる途中の線へ手を伸ばしぱしり軽い音を立てて片手で受け取る。購買部自慢のマドレーヌに、ぱち、と濃い目の睫毛に縁取られた目が瞬き、]
[>>138 直後、ヒンメルから向けられた軽い忠告に、破顔する。]
──はい。
[ありがたく上級生の好意を受け取り、校舎に向けて歩いて行く背に深々と樹上より、一礼を送った。
ゆるく波をうつ黒髪の上で、きんいろの木漏れ日が揺れる*。]
おう。
鬼教官が、半端な出来じゃ通さないと言ってるからな。
あれは手強いぞー…
[明らかに”鬼”の顔を思い浮かべつつ、真顔で返した。
そうして、ひょいと後輩の手元を見遣る]
それ。チェックするなら、ここと…ここ。
見ておいて損はないと思うぜ。
ま、絶対に当たるとは言えないけどな。
[彼の手元にあるのは、かつて見覚えのある教科だ。
教官は変わらぬはずだから、大よその傾向は変わるまい。
ならばと目をつけた箇所を指差した]
ことここに至っては、思い切りと勘も必要だろ?
結局、最後に必要なのは運かも知れんぜ。
[何やら適当なことを告げて、自ら目指す書架へ腕を伸ばす。
そうして、自らの”勘”に従って頁を捲った]
―教室―
[げほげほと咳き込みながら自分の席につく。鞄から小さな包みを取り出すと、中の飴を口に含んだ。試験の間くらいなら、咳止めにはなるだろう。なってくれないと困る。
早く始まらないだろうかと思いながら目を閉じて試験開始を待っていた**]
/*
あっちゃーーーー
これは、やったな。やらかしたな。
wwwwベリアン縁故www
これもしかして、もしかしたんじゃね。またですねって、思われたんじゃないかという予感…!いやいや中の人なんて飾りですよね、そうですよねええ!
>>223
鬼教官、ですか。
それは怖いですね……。
俺も座学で頑張っとかないと、実技がちょっと怖いからな……
あ、はい。
[ 手元の例題をなぞるように相手の手が伸びてくる。
一瞬戸惑うように顔を見上げて、また指先を追った。
手元のノートに示された例題と回答例を書き込みながら。 ]
ありがとうございます。
運、か。
そりゃいいな。
最後は、そう思えれば……
[ 自分の目的である書架に向かった先輩の背中に小さく笑って、ノートを仕上げに掛かった。**]
[さらさらとメモを取る速度は早い。
字はあまり綺麗ではない。ただ書く速度は早かった。
早く、読める程度のものが書ければいいと思っている]
実技?ああ、
実技なら、相手をするぜ。
[ディークは座学よりも圧倒的に実技に強い。
座学は勘で乗り切るものだが、実技は力で乗り切るものだ。
半ば趣味で練武場に居ついているものだから、
今日も試験が終わり次第、出向くつもりでいる。
きっと、カレル・ライアーやらにも会えるだろう]
やりたかったら来な。
22人目、士官候補生 カーク が参加しました。
士官候補生 カークは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― (前日・深夜)西寮・食堂の台所 ―
[深夜の台所に、怪しい包みを抱えた学生が、足音を極力立てないよう静かに忍び入るのが見える]
…………。
[きょろきょろと誰もいないのを確認するやいなや、抱えてきた荷物から小麦粉、バター、砂糖、卵を取り出して並べる。
オーブンに火を入れた後、懐から取り出したバンダナでさっと自らの頭部を覆い、
素早く手を洗った。]
…………♪
[ボールにバター、砂糖、卵、ふるった小麦粉…とどんどん材料を放り込みながら、なめらかにかき混ぜている。
それらを手早くまとめると、天板に小さくちぎっては投げ、のノリで次々と並べ、小さな塊のてっぺんに、ちょこんと木の実を乗せる。
いい具合に余熱されたオーブンへ天板を入れ、扉を閉めると大きな砂時計を倒し、近くの小さな椅子に腰かけた。]
[少し表情を緩めた後輩の顔に、頬に笑みが浮かぶ。
汚いメモを大事に懐に収めた]
運は最強…ってね。
[低く笑って、本を書架に収める。
士官学校最後の”運試し”の時間が迫りつつ*ある*]
さて。
[包みから教科書とノートを取り出し、おもむろに試験勉強を始めた。
砂時計の砂がこぼれるにつれ、だんだんと辺りに香ばしい匂いが立ち込めて、夜は更けていく――]
23人目、士官候補生 フレデリカ が参加しました。
士官候補生 フレデリカは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―教室内→―
[学科試験、特に筆記形式のものは自分にとってさして苦にならない。問題は実技のほうといえる。
なので、かりかりと書き進めるペンの進みははやい。
周りから時折苦しげに悩む声も聞こえてくるとちょっとした優越感。
問題の実技は、同世代の男性と比べればどうしても筋力や体力的な面で劣ってしまうのが悩みどころではあったが]
答えは…っと3。
よし、終わり。
先生途中退出します。
[そして余裕の途中退出にいくつかの視線を感じる。
せめて学力だけは、負けたくなかった]
[ ノートを取りながら>>228にちらりと顔を上げる。 ]
……俺なんかじゃ、先輩の練習前の軽い運動にもならない気がしますけど。
実技試験の前に稽古付けて頂けるなら是非。
― (朝)学校・購買部 ―
おばちゃん、おはよう!
これ、昨夜焼いたヤツ。くるみクッキー、ヨロシク。
[馴れ馴れしく購買部の職員に挨拶をすると、小さな紙袋に小分けした昨夜の成果物を手渡した。]
こないだの大豆クッキーどうだった? ……完売? おっしゃ。
えっ、次はまた、マドレーヌがいい? ……ふーん、クッキーより売れるんだ。んじゃ、試験終わって材料仕入れたらな。
[小さくガッツポーズする学生に、職員は微笑みながら、彼が委託した菓子の分の売上金(わずかではあるが)を渡してくれた。]
……え、試験? んー、まぁぼちぼち。
勉強ばっかじゃ頭おかしくなっちまうからさ、息抜きもしないとね。
[時計を見ると、慌てて試験を受けるために教室へ走っていった**]
おう。んじゃ、放課後な。
[人懐っこい笑みを、後輩>>234へと向けた。
得手とするのは近接より遠隔、けれどどちらにせよ
共に身体を動かす相手がいるのはいいものだ。
ささやかな約束に笑顔で頷いて、再び手元の本に視線を*落とした*]
/* 「既に定員に達しています。 」とな。
ブービー賞だったー。でも間に合ってよかた!
みんなといろいろ話したいけどまだ平日なので自重!
おやすみなさい〜
*/
/*
しかしこれは…拾うのが難しいなぁ…。
みんなの時間軸とかばらっばらなのと在籍どうなってるのじょうたいn(
[朝食を終え、寮生はめいめいに散ってゆく。
朝の教室の雰囲気は悪くはないが、これから待ち構えているのは学科試験だ。試験の前や最中には、どうしても居心地の悪い場所に思え足が遠のくのは仕方がなかろう。]
試験…か。簡単には通して貰えんのは分かってるけど。
自習するにしても、今からじゃあな。
……もうちょっとふらふらするか。
[伝説の卒業生であるアヴェさんのノートはちゃっかりと回して貰い、写しがこの手にはある。
全ての学年の殆どの学科を網羅したヤマかけ対策ノートは、今も学生のお守り的存在だ。座学の不得手な自分が活用できているとは言いがたいけれど。
尤も、教官達がその存在に気づかない筈もなく、そろそろ対策が為されるとの噂もあるが―――さてはて。]
と。
[行くあてなく彷徨っていた足が、何かを見つけふと止まった。
獲物を捉えたかのように瞳がきらんと細まり、そこに早足で駆け寄る。]
はよー。おっ、今日はくるみクッキーか。
それじゃもう売れちまっ…… え、まだあんの?
マジか! 早めに来て良かったぜ。
この間は確保出来なかったってんで、同室の奴にも悪い事しちゃってさ。3袋くらい貰ってってもいい?
[愛想よく頷く購買部の中年女性を見れば、口元に犬歯が覗いた。
いそいそとクッキーの代金を布袋から取り出し、購買部の中年女性の手に渡す。小気味良い音を立て、硬貨はちゃりんと弾けた。]
はよー。おっ、今日はくるみクッキーか。
それじゃもう売れちまっ…… え、まだあんの?
マジか! 早めに来て良かったぜ。
[いい匂いに誘われて立ち寄ったこと、包み隠さず告げて]
この間は確保出来なかったってんで、同室の奴にも悪い事しちゃってさ。10袋……いや、3袋くらい貰ってってもいい?
[愛想よく頷く購買部の中年女性を見れば、口元に犬歯が覗いた。
いそいそとクッキーの代金を布袋から取り出し、購買部の中年女性の手に渡す。小気味良い音を立て、硬貨はちゃりんと弾けた。]
これってさ、もしかして学校で焼いてるのか?
どっかから仕入れてるって噂はどこからも聞かないから、士官学校内で都市伝説まで生まれてるぜ。
[袋を透かし、小麦色のクッキーを眺めながら問う。
シュヴァルベの市街地から入荷している訳ではないらしいとは聞いた。何でも、一軒一軒あたって聞き込みを行った根強いファンもいるらしい。
しかしその問いには「企業秘密」と澄まし顔で首を振られ。軽く肩を竦めた。]
またはぐらかされた。
ま、美味けりゃ何でもいいけどな。
それじゃあ、おばちゃん、またなー…―――や、食ってばっかいるわけじゃねえよ。これは試験で頑張る為に買ってんの。エネルギーの大半は動く方に使ってっけど!
[母親みたいなこと言うなよ、と頬膨らませ、それでも礼は言いながら片手を挙げてくるりと踵を返した。]
― 教室 ―
[元気の源を確保したところで、観念したように教室に赴く。
真面目かといわれればそうではないし、予鈴の前に大人しく席で待つ…などということは出来ぬ性分で、駆け込みで滑り込む姿はよく見られるけれども、講義への遅刻やサボりは一度としてない。
中立都市ならではの穏やかな雰囲気を漂わせてはいても、ロストルム・フェーダ国立シュヴァルベ共同記念軍学校はれっきとした軍の学び舎だ。
どのような組織においても規律が整えられているのには意味がある。徒に破るものではない―――とは、受け売りであるが。そこだけ躾けられた犬のように、規律だけは守っている。]
/*
ヴィンセントともふもふズを眺めに行けるかなーと思ったんだけど、どうも中休みっぽかったのと休み時間っぽい人が多かったのとで、とりま追いつくのこころ。
――教室――
[試験が始まれば、軽くペンを握る。
ざっと問題>>8に目を通し、僅かに苦い表情を浮かべた。
“■1.臨機応変。”
……流石にこれだけではあれかと、申し訳程度に加筆する。
“その場に居合わせたのが自分だけか、複数か。
複数の場合は指揮を執り得る者が他に居るか。
それによって行動を選ぶ。
他に誰もいない場合や自分が指揮を執る場合、自身の安全を確保しつつ、馬車の救出を可能な限りで試みる。
指揮官が別に居て判断を任せられる場合は、単体赤子を救出に向かう。
単体で動いている場合や自身が指揮を担っている場合には、自身の生存確保を考えて動く必要がある。
最悪のケースは全員が被害に遭い、事故が他に伝わらぬこと。
それを避け、かつ状況を見て動けるように判断を。”]
[まったく、意地の悪い話だ。
人命を喩えに、選択を強いるなど。
……それに対し、顔色一つ変えずに答えを書ける自分に対しても、内心でうんざりとしつつ。]
[小さく溜息をつけば、続く問題>>9へと目を向けた。
“■2.導くこと。統率すること。そして、模範となること。”
“■3.護ること。”
ざっと回答欄を埋めれば、ペンを置く。
後は、チャイムが鳴るまで、ぼんやりと窓の外を眺めていた――。]
――購買――
[一つ試験を終え、購買へと向かう。
生徒会室で快適なティータイムを過ごす為に、色々仕入れをしなくてはならない。]
頼んでいた茶葉は届いただろうか。
[購買部の中年女性に、声をかける。
入荷したという言葉を聞けば、自然と表情が綻んだ。]
そうか。ありがとう。
[受け取った缶は紋章入りの高級そうなもの。
ダージリンの白茶を抱え、上機嫌で他を見渡せば。
くるみクッキーを見つけ、それも共にと声をかけた。]
……そういえば、この菓子は手作りだよな。
誰が作っているのだろう。
生徒会で茶会を開く時とかに、よければ頼みたいのだが……。
[何度か販売元を聞きだそうとしたが、いまだ教えては貰えない。
おばちゃんから“聞いてみるよ”という返事だけ受け取り、仕方ないかと軽く肩を竦めた。]
/*
しかし、レトの八重歯は反則だ。
あれはかわいすぎると思うんだ……。
そういえば、今回キャラ考える時にリエヴルの軍服じゃない方の実装をお願いしました(ありがとうございます!)が、その後でタイガの軍服ver.も実装されていて、すごい悩んだ……。
タイガは、タイガはダメなんだ……使いたくなるんだ……。
(もう既に3回も使っているのは、ここだけの話)
/*
入村時こそ酷い自信家と書きはしたが、だんだんと和らいでいる気がする。
くそう……。
入村前のメモを見ると
一人称:俺
性格:わりと俺様系
口癖「なんだ貴様」
って書いてあるのに……大分違う……www
/*
にしても、>>8の質問はこれ相手の性格や適正を見るのに使えそうだよね。
ガチ村において応用出来ないだろうかとか。
(ガチ脳すぎ)
/*
朝起きたらミヒャエルに同室に誘われていたw
なんだこの組み合わせ…(匿名メモを凝視)
カレル、ステファンとは寮が違うのか。何故仲良いのかなー。ステファンは学年が同じだからってことでいいか。ソマリはどっちの寮にすんだろ
*/
/*
しかし……
全員と絡めたら……なんて思ってたけど、プロ初日を終えたところで無理だと悟tt
無理やり絡みに行ったところで、薄く広くなるだけな気がする。
自分と接点のある人を大事にしよう、うんw
*/
― 試験中・教室内 ―
[ 静かな教室の中。カリカリとペンを走らせる音だけが響く。
ふーと一息ついてから、自分の解答用紙を上から下まで
しげしげ眺めて、肩を鳴らした。
――ま、こんなもんかな。
――と、教室を出て行く生徒が1人、目に入る。>>233
3年生のフレデリカだ。 ]
先生、俺も途中退室しまーす!
[ 試験問題はどれも自信を持って解答できるもので、
これ以上見直す必要もないと判断できた。
フレデリカの後を追うようにして、机を離れる。
普段の不真面目に近い授業態度を快く思わない者もいるのか、
フレデリカに比べるとやや厳しい視線を受けているようだ。
意に介さない、と言った顔で、
なんならピースサインでもしそうな余裕を見せて、教室を出た。 ]
…おーい、…ぉおーい。
[ 長い廊下の先を行くフレデリカに向かって、
控えめに声をかけた。
各教室は試験中なのだ。さすがに最低限のマナーは守る。
フレデリカが立ち止まれば、ひそひそ声で話しかけるだろう。 ]
お前相変わらず早いなー。あのテスト、3年から6年までいたんだぜ。
ところでさ、今日の試験全部終わったら練武場行かないか?
実技試験の前に体動かしとこーぜ。
筋肉ほぐしておかないと!
[ それは、座学に比べて実技が極端に苦手なフレデリカを
気遣っての誘いだったのか。
単に遊び相手が欲しかったのかは定かでない。
「カレルも来るかも!」などと、本人に確認もとっていない
さそい文句を並べて、後輩を勧誘した。** ]
― 試験中 ―
[各教科の試験はともかくとして
論述試験に全学年共通の問題が出るのは伝統らしい。
試験の後、学年問わず同じ問題で論じあえるように。
そんな配慮かどうかはしらない。
かのファーイースト教官も、論述試験だけは
カンニング無しで立ち向かったんだろうか。
なんてことを考えながら、白紙の答案用紙を睨みつける。
しばらくして、確信的な筆致でペンを走らせ始めた。]
― 答案用紙 ―
■1.崖崩れの問い
両方助ける。
今行くぞ、って声掛けて、
ダッシュで赤ん坊を拾って、ダッシュで馬車を助けに行く。
あとは気合い。
■2.ノブレス・オブリージュについて
逃げないこと。
■3.軍人とは
生き方。
[試験の途中でフレデリカが席を立つのが見える。
やっぱり、秀才だよなぁ、と視線で追っていたら、
ノトカーも、思いっきり挙手してそうな声を上げて
さっさと退出していった。
いいなぁ、とは思いつつも
試験時間はめいっぱい有効に使うのが身上。
解答用紙の隅にウサギの落書きなどしつつ、
回答の見直しをしつこく繰り返していた。]
終わったーーー!!!
[終業のベルと共に声を上げ、伸びをする。
その拍子に、ペンが手からすっぽ抜けた。
ペンは見事な放物線を描いて飛んでいったけれど
それの行く先を見ることもなく、]
そうだ。約束してたんだった!
[がばっと立ち上がって、窓から外へ出て行った。]
/*
メモのwwwww匿名チェック忘れてたwwwwwwww
気が付いた時にやってるだけで、全部俺ではないです…>匿名
ってエピになったらわかるのかもだけど
*/
/*
メモが乱れ飛んでるのを身ながら灰潜伏するのターン。
あれ。始まるのって今日の夜だっけ。
そういや更新何時だっけ。(確認したまえ)
/*
時々ひどい誤字をやらかすけど、灰だからいいんだ(TT)
それにしても自分の立ち位置に悩むな。
PCこんだけいると、キャラ被り避けるのも大変。
みんな、よくキャラ立ってるよなぁ。
自分はどまんなか行こうとして、中途半端になってる感じ。
もっかいキャラ作り直したい(もう遅い)
/*
今のところ決まってる設定
・ノトカーとソマリは友達。多分ステファンとも。
・ディークは練武場仲間
・リエヴルの紅茶はきっと飲みに通ってる。
・学年違うけど、ダーフィトとはよく会う気がする。
・多分軍閥の、有名どころの子息
・留学にやられてるくらいだから、出来はいいはず。
・出来はいい、はず……。
野望
・シロウ教官と相部屋!悪いこと教えてもらう。
・ラヴィをもふる。ヒンメルと一緒ならなお良し。
・レトとライバルになる。
・ベリアンとかジェフロイとかと絡みに行く。
・だれかと花火する。
・生徒会にお茶しに行く。
……全員と絡む!
/*
トールが格好良すぎて辛い。
ミヒャエルと小難しい話もしてみたい。
レトとはむしろ馬鹿話したい。
カサンドラの指輪に言及したい。モーリッツどこいった。
フレデリカの胸触りたい。
カークのクッキーはいつか食べに行く。
むしろ、作ってるとこに遭遇したい。
ヴィンセントに、妹さん可愛いねって言いたい。
できることから手をつけよう!
― 教室 ―
[
よぉ、遅いお着きで。
また愛しのスノウに構ってたりしたのか?
[後から入ってきたトール>>210を見つけると、口の端をあげる。
寮生やらに見せた笑みとはちがう、どこか不敵なものだった。
さほど軽口をたたく前に、担当教官はやって来ただろうか。]
[朝気合を入れたせいか、今までの努力の賜物か、
あるいは負けず嫌いな性格が幸いしてか。
どちらかというとまるっと詰め込み型で秀でていない筆記も、ゆっくりとではあったが空欄を全て埋めていった。
どれほどの正解率かは…今はまだ不明。
余った時間は全て見直しに使った。]
[そして論述に入る。
問いに正解は無いと思っている。
両国の事前人格認識に使っているとも思えない。
用はこういうときにはどうするか、という事前予習のようなものだろうというのが見解だった。]
■1.
詳細不明故、どの程度で救助できるかが判らないが。
記述より、仮に救助が自分一人だったと仮定した場合。
5分で一人でも救出できそうな様子が見られれば、馬車の中の人員救助を優先する。
救出に5分以上かかりそうだと判断した場合は赤ん坊の方を優先して級出する。判断は数秒内が望ましい。
優先度が乗客>赤ん坊の理由について。
より多くを救助し、また救助増員の見込みのある方を選んだ。
また赤ん坊のみ助けた場合、身元の割り出しの困難さが理由として挙げられる。
[次の項目には、とんとん、と迷うようにペンの背で机をたたいた。インクが軽く周囲に散ってしみを作ったがさほど気に留めず。]
■2.
守り敬う価値のある者だという振る舞いをすること。
[さらと書く。続けて簡潔な答えとなった。]
■3.
国のため、ひいては自国民のためにその身を捧げる者。
[それから最終試験へと、挑む*]
/*
副寮長に関しては居たら手一杯になりかねない可能性もあるが、べ、別にいらなって希望してるわけじゃないのよ!という今の気持ちをメモにしたためてみtt
/*
東の獅子と西の虎。
東がウサギで西が猫なら、なにかウサギっぽくて強そうなものでもよかったかも(無茶
ええと、
…長い。
/*
えっフレデリカが女子であると学校側が知ってて、同室者が男子であるとすると……
学校側は両者に間違いが起こらないと安心してるってことになるんじゃ。
ウホッなんです?
カレルとシロウせんせーが同室っていうと、シェットラント、ヴィンセント、フレデリカの誰かがあぶれるな。うむん。
― 試験時間前・廊下 ―
[>>192
カッちゃん、と呼ばれて振り返る。お前か、という顔が上に上がる。
背の差は劇的にひろがるばかりだ]
ジェフロイ。
だから、学校では「せんせい」と。
一年になるのに懲りないなあ。
[眉毛をハの字にして嗜めるも。
しかしその呼び名は嫌いではない]
[シンプルだが精密なデザインの意匠の銀の指輪。
抱くのは不純物(藍)が混じった小さな輝石。
そこに視線が向いていることを察しては]
ふ。
[男避け。実際そうなのかどうなのか。ジェフロイの予想を受け取り、笑う]
これを気にするくらいなら、試験の心配はいらないな。
ジェフロイこそ、試験中に眠って残り5分で起きるということがないようにな。
安心しろ、なかなか試験の監督は楽しいぞ。
前から見ていると挙動不審な学生の挙動を観察するのがなかなかツボでな。
残念ながら、候補生の利便と己の睡眠時間の充実は計れなさそうだ。
[廊下で別れる時、ひら、と手を振った。
彼と階段教室で合うのはもう少し後の話である。]
/*
ノトカーは後から寮に来たので、先んじてミヒャとフレが同室ならば……そこにまつがいが起きないと学校側が考えているという事、つまりミヒャがウホッなり、身体的に女性を愛せないという事になるってことで、学校側がノトカーをそこに投入するのはカオスの予感しか。
……ノトカーなら「フレデリカと三人部屋でいいよね☆」てなりそうな気もする。
― 図書室 ―
それじゃ、お先。
[ミヒャエルが気づけば、ごく軽く挨拶を残し図書室を去る。
メモを懐にしまい、教室へと少し急ぎ歩を進めた。
とはいえ、これが役立つのは科学試験か。
その前に片付けるべき試験も論述もある。
歩調は変えぬまま、少し大股に教室へと向かった]
― 教室 ―
…っと…、っぶね。
[教室に着いたのは、予鈴鳴り響く頃。
これだからギリギリに行動するのは好ましくないと、
同室のベリアン・アリーには怒られるだろうか、笑われようか。
ちらと、ここには居ないルームメイトを思いながら、席に着く。
既にトールもジェフロイもいるようで、
更には既に”いつもの”挨拶も済んだあとのようだった]
おう、はよ。
[ジェフロイへと軽く挨拶をする。
どうやらトールとジェフロイは見るところ、
似すぎたライバルのようにディークには見える。
どちらも寮長であり、どちらも成績は似たようなものだ。
座学に大して力の入っていない男からすれば感心するほど、
良く似たような成績で競るものだった。
ちなみに、ディークは残念ながらこの競争に参加していない。
していないというより出来るような成績ではない。
無論、実技となれば話は別だが、それは別の話であろう]
ジャケットにウサギの毛、ついてんぞ。
[一応は士官学校であれば、身だしなみに煩い教官もある。
動物の毛がついているなど望ましくないというわけだが、
この場合は多分に彼へのからかいをも含んでいた。
わざわざと指をさして、柔らかな毛の存在を指摘してやる。
猫にウサギに、ここは動物好きの者らが多い。
級友へ、にやりと笑ってくるりと前に向き直った。
トールと争うこのクラスメイトを、ディークは嫌いではない。
面白い男だと眺めながらも、ただ、軽く腹を探り合うことも多いのは立場と都合というものだろう]
[やがて始まった筆記試験、ずらりと並ぶ難問に、
黙ってペンを走らせて行く。
毎度ながら、捨てると決めてかかった辺りの回答率は酷い。
代わりに、そこそこ点数のありそうな箇所をぼちぼちと埋めた。
例によって、読める程度のきたない字だ]
…ふうん。
[文章題を見れば、ひとつ鼻が鳴った。
しらねえよと内心毒づきながら、欄を埋めていく]
■1.崖崩れ
馬車の状況人数にもよるが、馬車優先。
最大人数の救出を優先とする。
けれど落石の下にいるのが大切な相手なら、そっちを優先してしまうかも知れない。その場でもっとも大事と思うものを助ける。
[何やら余計なことを書いた気もするが気にしない。
どのみち、これで落第などしたことはない]
■2.ノブレス・オブリージュについて
なすべきをなすこと。
■3.軍人とは
守る力。
[最後は甘い願いなのかも知れないが]
村の設定が変更されました。
★全員揃ったことを確認しました。
★開始方法をBBS形式に変更しました。
5/25AM1:00に一日目開始です。
★役職希望が「おまかせ」「囁き狂人」のどちらかになっていることを再度ご確認ください。
/*
プロローグ開始時間を勘違いしていたwwwww
日曜1時だと思ってたwwwwwwww
まあ、いいや。ログ薄くなるだけだしな!!
もっと遠慮せずねつ造、というか、8年生盛ってればよかったぜ! まぁこれからまた機会あるさ!
終わった終わった。
[やがて再び鐘鳴り響けば、伸びひとつ。
かさりと懐のメモが音を立てる。
さてこれは、対カサンドラのお守りになるやらどうか]
あとは最終試験か。
何を仕掛けてくるやらなあ…。
[呟いて、椅子の背もたれに背を預けたまま天井を仰ぐ。
大きなあくびが、ぷかと零れた*]
―廊下―
[少し歩いたところで呼び止められ>>253、振り向きながら、自分の頭を軽く指でとんとんと]
こっちくらいは負けたくないから、な。
実技訓練?いいですよ、俺もいく。いろいろ試したいし。
技術さえ身に付けば、俺だっていけるはず。
[男っぽく見せようとしてるしゃべり方はまだ馴染んでいない様子で、性別を知らないものには歳のこともあって、やや背伸びしてるようにも見えたかもしれない。体型を誤魔化すためのすこしゆったりした服もそれをさらに強調することになるだろうか]
/*
ふひひ。カレル愛してる!
ノトカーとフレデリカも来てくれるかなー、ミヒャエルとも遊べるwktk!とかしている。
本当は放課後=練武場から始めて、遊び相手募る予定だったのwwメモでいきなり出してごめんね!!というのを、あまりメモに書くと悪いかもだから、ここに書こう。
みんな好きだー。そしてステファンとシェットラントには本当にごめんなさいと…!w
― 試験直前の教室 ―
ざーんねん。
カンニングの技術だけは絶対に教えるなって、厳命されてるからなー。
なにせ、オレと同じ手口使われたらオレにしか見抜けん。
[始業のベルとともに起きたらしい候補生>>209の呟きが聞こえれば、笑いながらそう応じた。
在学中ずっとカンニングを疑われながら、見破られずに遣り通した実績ゆえに。当時からの教官たちからは、同僚となった今も睨まれている]
学科試験で力尽きて、実技試験で落ちるようなことはするなよー。
[問題用紙を配りながら、一部の実技が苦手な候補生たちにはそんな言葉も掛けておいたが、余計なお世話という奴だろう]
[……むくり]
やれ、今日も行ったか。
[上半身を起こして、軽く伸びをひとつ。
同室のカークが、深夜いずこかへ抜け出しているのは
気づいていた。
更に部屋に戻った時には甘い匂いがしていることも。
ただまあ、誰しも秘密のひとつやふたつはあるのだし、
本人から言ってこない以上、特に詮索する気もなかった。
それに…――]
まァ、お互い様だからな。
[ベッドから抜け出して、机の奥から簡易式のドリップコーヒーを取り出す。
それを、日中は紅茶カップに擬態している珈琲カップにセットし、
湯を注いで、しばらく待てば……深夜のお供の出来上がりだ]
あー、やァっぱ珈琲のが落ち着くねェ。
[至福の一杯。
紅茶党が揃う西寮の面々には聞かせられない台詞である]
― 試験終了後 → 中庭 ―
よーし、みんなお疲れさん。
明日に備えて勉強に励むのも良いが、身体壊さん程度になー。
身体壊しても、実技試験では容赦しねーぞ。
[集めた解答用紙を手に、教室を出て行く際。そんな声を掛けておく。
解答用紙を担当教官に渡した後は中庭に出る。
片手に持っているのは、動物用おやつ袋持参。
ラヴィやスノウをもふもふした後で、もふらせてもらったお礼にニンジンスティックやソーセージをあげるつもり]
― 士官学校・中庭 ―
[ 次の科目も早々に解答を済ませて教室を出ると、
ふたたび中庭に戻ってきて、惰眠を貪る。 ]
ふあ〜ぁっ…
まだ時間あるなあ。
あー……ソマリの淹れてくれた珈琲飲みたい…
/*
ここまで書いて、どっか別のとこで珈琲党COしようと思ったw
でも生徒会のお茶会楽しみにしてたから、紅茶も好きなんだろうなノトカーは。
*/
―少し前―
[購買部に渡る廊下からは、中庭がよく見える。
試験中をものともせずにスノウをもふもふしている横顔は、時折みかけるものだ]
確か…、ヴィンセント・ヴァイス。
ベリアンと同じ六年だったかな…。
[よく似た銀髪の兄妹がいる――しかも、妹のユーリエはかなり可愛い、ということで話題になっていた後輩だ。
この学校に兄弟姉妹で入学するのは珍しい為、そういう意味でもヴァイス兄妹は注目されていた]
――購買――
[買い物を終え、立ち去ろうとする時に、中からおや……という声が聞こえた。]
どうしました?
[何か困りごとならば自分が……と言いかけて。
ピタリ――と動きが止まった。
耳に入ったのは、中年女性の
“ここにあったはずのお菓子が……またかしら”
という言葉。どうやら、食べかけのつもりだったお菓子が無くなったらしい。
また、ということには何度か覚えがあるのだろう。
購買内部には一般生徒が立ち入ることは殆どない。]
しかし、……流石に試験期間中は、もふもふマニアどもも群がるのは自重しているということかな。
[ベリアンの言う>>215『熱烈なファン』を思い出し、くすり、と笑みが漏れる。
――或いは寮長の演説が功を奏していたのかもしれないが *]
気付かずに食べてしまったか、または
小動物でも入り込んだんじゃないですか?
はは、ははは……。
[ぎこちない笑みを浮かべ、そそくさと購買を後にする。
謎解きならば、得意とするところではある。
だが、あまり人には知られていないが。
この男戦場で戦うことへの恐怖は人より冷静に対処できるのに、怪談の類だけが大の苦手である。
よもや、人ならざるものの仕業では……と考えてしまえば、いてもたってもたまらない。
おつりを受け取るのも忘れ、その場から早々に立ち去ってしまった。]
――夏の納涼会――
[生徒会に企画を提案したのは、誰だっただろうか。
ただ会を行うという段階では、大賛成だった。
だが。肝試しという話になった途端、会長が慌てだしたのに不審を感じた者もいるだろう。
結局“そういう催しがないと”という声に押し切られ、肝試しは開催されることになった。
だが、困ったことに、この怖がり生徒会長は参加はおろか、仕掛ける側に回ることすら出来なかった。
結果、心霊現象やそういう類の話が苦手というのは、生徒会内部にはバレてしまった訳だが。
他にそれを知る者は、おそらくその現場を見た者か、普段から懇意にしている者に限られてはいることだろう。]
――現在:購買→中庭――
はー……。
[ひょっとして……と思った瞬間、慌てて逃げてしまった。
そういえば、おつりも受け取っていない。
が、気付いた時には既に中庭にまで移動した後だった。]
後で取りに行くとするか。
………………ん?
[ふと顔を上げれば、そこには教官>>280の姿が。
手に袋を携えているようだが、何をしているのだろう。]
お疲れ様です、教官。
採点の進み具合などはいかがですか?
[恐怖から逃れて一息ついたところで、のんびりと声をかけてみた。]
/*
>>284
慌てすぎて地の文までミスってるぞ会長。
怪談苦手だからってもう少し落ち着け。
いてもたってもいられない、だろうw
………………orz
/*
最初は何か欠点を決めるのに、ダイス振ろうかとも思ったんだよ。
1・音痴
2・裁縫と料理苦手
3・寝起きが悪い
4・寝相が悪い
5・花粉症(外でのお茶会…)
6・怖い話が苦手
くらいで。
でも回収できそうだったから、振らずに選んでしまった。
振ってたらどうなったのかなぁ……えいっ{4}
──廊下──
[換気のためにか、全開に開けはなされた窓から、
風が通路を吹きぬけている。]
──よ、っと。
[その窓枠の外に、だらん。と長い足がぶら下がる。]
[とっ と軽い音を立てて、窓枠に足が着地する。
マドレーヌを加えた青年は切れ長の視線を一瞬廊下に走らせ、
生涯物のない先へと、そのまま飛ぶ。
空中の姿勢は崩れず、瞬間を切り取れば浮遊しているようだ。
──とん。と、両膝が深く曲がり勢いを殺した着地音があった。]
[そうして、裏庭の大樹から"最短ルート"で廊下に出たベリアン・アリーは予鈴がなる前は教室へ向かった。
それはいまさら確認するまでもなく頭に叩きこまれた通り道だったが、ベリアンが使うこの手の近道が書かれた地図は二枚あった。
一枚は当人の手元に残ったもので、
もう一枚はと言えば同室のディークの手に渡っている。
度々ぎりぎりで行動しているディークを出迎えたときに、「危うさを愉しみたいのでないんでしたら、次善策は講じておくべきかと」と、呆れと嫌味と挑発で出来た台詞が発端で、作成されることになったものだ。
思えば地図を作る作業は、途中から遊戯に変わっていた気もするが。]
──教室──
[席につく頃には、既に幾人かの同級生が着席していた。>>209 寝ているウェルシュの肩を持った本でぱしんと軽く叩き、その隣に座る。>>186 カレルが滑り込んでくるのには、またか。と視線が向く。]
ああ。出抜いて結果を出せるなら有効だろ。
好例がいる。目の前に。
[試験開始前。同学年以下に対しての砕けた口調でレトが発したシロウ教官についての話題に軽く口を挟んだ>>244。]
[その後、ベルが鳴りベリアンも用紙に向かう。それだけで私語が一斉に静まるあたりは、規律ある士官学校の趣か。]
……
[配られた論述の問題に、軽く目を細めた。]
■1,細部の状況により行動は変化する。
同行者の明記が無かったため、以下単独行動の場合として。
行動:赤ん坊の救助に走る
理由:救助までの所要時間が短い方を優先する
帯剣しているのであれば、馬車側との隙間を支えるよう差し込むなり、御者に声をかけるなどの行動を平行する。気力の奮起、重量負担の軽減等で、馬車倒潰までの時間を引き伸ばせる手立てがあるならば、手を惜しむべきではない。
なお、確実にどちらかしか選べない状況であるなら
救助できる人数が多い方を優先する。
■2.力あるものの当然の責務。
かつ民衆を怒り狂わせないための防波堤。
■3.国家から武力を扱うことを認められた人間。
教官。終了した生徒は退出していても?
[さして時間もかからず書きあげられた紙をシロウに渡す。時間を告げる鐘が鳴り、放課後に映り教室内の空気が緩むのを待たずに外に出た*。]
/*
ベリアンの嫌味www
くっそ楽しいなwwくっそwww
トールやベリアンと敵対したら楽しかろうなあ!
是非なれるといいn
/*
ベリアンもわりとこいつは珈琲党の気がするんだがどうするかな
あと、どこらを拾ったらいいか迷うなあ、これは。
存外捕球側が多いか?という気もするんで、
撒き餌を多くした方がいいのかとも感じるが。
― 練武場 ―
よし。一番乗りだ。
[練武場は、ぱっと目の届く範囲に人はおらず、
ぐっとガッツポーズをして中に入る。
上半身脱ぎながら壁に近づき、
脱いだ服を壁際に投げて、置かれている木剣を手に取った。
軽い柔軟の後、練武場の中央で黙々と素振りを始める。
踏み込む音、剣先が空を切る音、腹の底から出る声が
練武場に響いていた。]
[体を動かすのは好きだ。
なにも考えずにすむから。
誰か来る頃には体も温まっているだろう。
頭の中が空っぽになっていくのを感じながら、
声を出し、剣を振る。
一夜漬けの内容も、きれいさっぱり。]**
――中庭――
調子はいつも通りですよ。
もちろん。
[事も無げに言う。
それはつまり、悪い訳がないということなのだ。]
そう思うなら、手伝ってさしあげればいいのに。
[シロウの他教官への人ごとのような言葉>>296に、くすくすと笑みを零す。
片手に持った袋の文字を見れば、さらに表情を綻ばせた。]
実技は実技で、大変そうですけどね。
[そう言いながらも。
教官の実技採点の時の鋭い眼差しには、とても好感を持っていた。
彼が本気で戦えば、どのような技が見れるのか……と思うほどには。]
…………にしても。
ラヴィもスノウも、いないんですかね……。
[そう言いながら、くるりと中庭を見渡した。
ちなみに、動物は基本全般好きである。
リエヴル自身は犬派なので、どちらに肩入れという訳でもない。
ただ、強いて言うならトールの贔屓にあわせてしまいそうではある。]
あれですよ、先天性ヒトカラ病(人に絡めない病)なのはしかたないので、人の設定を拾っては投げてログ活性化してみる作戦
多方面に絡める人は本当尊敬するわ…とほほい…;;
見当たらないなー。
あいつら人気者だし、どっかで誰かにもふられてたり餌もらってたりするのかねぇ。
[もふーずの話題になれば、こちらも中庭を見渡して呟く。
もふもふ動物は正義である。
あえて言うなら、人間に従順な犬(特に大型犬)が一番好ましいが。
人懐っこくも気まぐれな、猫やうさぎも愛らしい。もふりたい]
/*
あっ。
何か勘違いしてた予感。
俺おやまセンサーは無いはずだがまさか…。
あと透けすぎてもうどうしようもない人は仕方ないよね…。
/*
嗜好とか在籍時間とかでね…わかんない人が大半ではあるが。
まぁ中身誰でも刺しに行く予定だからいいか(
俺のセンサーぽんこつだしな。
ふふっ、個人的には実技の方が楽しみなんですけどね。
[教官の言葉>>300に、くすりと笑う。
楽しみなのは、どのような実技が指定されるのか、また組手などの場合は誰と組むことになるのか。
聞き出すことはしないが、その面を見れば楽しみにしていることは伝わるだろう。]
どこかで遊んでいるのでしょうか。
せっかくなら抱っこしたかったのだけど。
[残念そうに軽く肩を竦め、姿勢を正す。]
では、実技試験の為に練武場に顔を出してくるとしましょう。
失礼します。
[シロウにそう言葉をかけ、軽く頭を下げる。
筆記試験が終わった今ならば、練武場に誰かいるだろうかと、そちらへと歩を向けた。]
――練武場――
……やってるな。
[かけ声と剣を振る音が聞こえれば、表情を綻ばせる。
中へと入り、壁に背をもたれさせる。
自分からは決して名乗り出ることはしない。
だが、こうして壁によりかかりその動きをつぶさに観察しているのが、いつものリエヴルの練武場におけるスタイルだった。]
まあ、リエヴルの腕なら問題ないだろうけどな。
[楽しみ、という生徒会長に笑ってみせて。
練武場に向かうという言葉には、ひとつ頷いた]
おう。
ついでに、下級生がいたら気ぃついた箇所指導してやってくれや。
実技試験前に、オレがヘタな口出しできねぇからな。
[といって見送る。
指導するのは、リエヴル自身の復習にもなるだろう、と]
さーて、と。
ラヴィとスノウ、まじでいねぇかなー。
[リエヴルを見送った後は、ふたたびもふーず探してふーらふら**]
― 練武場 ―
[体を動かすことに集中している間は
周りのことなんて目に入っていない。
だからリエヴルが入って来たのにも、
じっとこちらを観察しているのにも気付かなかった。
存分に剣を振って、軽く息が上がって来たところで
一旦手を止め、汗拭く布を取りに行く。
そこで初めて、壁際の人物に目をとめた。]
わ、フェルセン先輩!
来てたんなら声掛けてくださいよ。
びっくりするなぁ。
[驚いた顔から照れた笑みになって、
汗を拭き拭き歩み寄る。]
先輩もたまにはどうです?
やるなら場所空けますよ。
[いつも見ていることが多いリエヴルの
武術の腕を見てみたい。
きらきらした目が如実にそう語っていた。]
――中庭にて――
[シロウの言葉>>305に頷く。]
わかりました。
俺で役立つならば、見てみます。
[そう答え、練武場へと歩を向けながら。
後ろから聞こえたラヴィとスノウを探す声に、つと笑みが零れた。]
――現在:練武場――
あぁ、すまない。
驚かせるつもりはなかったんだけどな。
[カレルの言葉>>307に、くすくすと笑いながら。
真剣にやっている様子だったので、邪魔をするのも悪いと思ってのことだった。
……もっとも、いつもそんなことを言って、声もかけずに見学している気もする。]
俺も、か。
そうだなぁ……誰か相手がいれば組手でもやるんだが。
[いないことにはな、と笑って。
軽く肩を竦めて見せた。]
[上着を脱ぎ、壁際に放って木刀を取りに行く。
並んだ中から手頃なものを選び、軽く振る。
リエヴルの戦いを知る者は、両の手にそれぞれ剣を構えているところを見たことがあるかもしれない。
両利きであるが故に、二刀流。
それが得意とするスタイルであった。
もっとも、その分重量がある武器は苦手、かつスタミナには不安があるのだが。]
っと、これでいいかな。
[剣を選び、カレルへと向き直る。
構えた剣は、一本。
正眼に構えれば、僅かに口の端をあげた。]
準備はできた。
いつでもいいぞ。
/*
結局二刀流に落ち着く。
と言いつつ、今一本だけど。
戦闘ロルは好きなんだけど、槍とかどう振るっていいかわからないんだよなぁ。
色々勉強しないと。
/*
片手はレイピアでいいとして、もう一方をどうしよう。
奇数:マンゴーシュ 偶数:ソードブレイカー
{5}かなぁ。
はいっ。
よろしくおねがいします!
[勢い良く頭を下げた後、戻した顔は真剣かつ興奮したもの。
リエヴルが準備を整えるのを待ち、距離を置いて向かい合う。
普段の戦い方をそれほど知らず、
剣一本であることにも疑問はない。
知っていても、さほど疑問視しなかったろうけれど。]
よしっ!
[気合いを入れて剣を握りなおす。
やや短めの幅広の木剣を右手で握り、左手を添え、
構えるのは、おなじく正眼。
準備はできたとの言葉に、しっかりと頷き、]
やあぁぁっ!
[一気に踏み込んで、上段から剣を振る。
先ず狙うのは、剣。]
こちらこそ、よろしく。
[カレルの言葉>>320に、笑顔で返しながらも。
その表情はすぐに真剣なものへと変わる。
後輩であっても、真面目に鍛錬に取り組んでいるところを見ているだけに。
剣一本とはいえ、気を抜くつもりはない。]
――――っ
[カレルの踏み込みを見れば、斜め前方へと足を踏み出す。
正面から剣を受けず、剣先をずらしてその力をいなすように。
木刀がかち合えば、手首にジン……と振動が伝わる。
斜めから打ち出した軌道のままに、切っ先を横に流し。
そのまま、下段から木刀を斬り上げた。]
/*
設定。
スタミナと力はあんまりない。
素早く動く、かつ相手の力を逸らす、いなすタイプ。
めもめも。
筋トレしろよ、は禁句である。
[木剣が激しくぶつかり、高い音が練武場の空気を打った。
斜めに当たった剣は、流れのままに滑り、
つられて泳ぎかける体を、足に力を込めて耐える。
流されたままに、斬り上げてくる剣を刃の根本で受け、
強引に押さえ込もうとする。
だが不十分な体勢では受けきれず、
剣を跳ね上げられ、たまらず一歩後退した。]
まぁもう、これでほぼ終わったも同然だ。
残りが実技なら、かるーく済ませりゃいいしさ。
そいじゃ俺は、休み時間をエンジョイしてくる。
また後でな!
[すでに教室を出て、魔の筆記試験からの開放を味わっている友人らに続けとばかり、ひらりと手を振って飛び出した。]
[斬り上げた剣先は木刀で阻まれた。
そのまま力を籠めようにも、あいにく、それほどパワーはない。
それでもカレルが後退すれば、ホッと息を吐いた。]
…………ん?
[僅かに聞こえた言葉>>326を気にしながらも。
カレルが更に下がろうとするのを見れば、剣を右手に構えて右足を一歩踏み込んだ。
後退する姿を、切っ先が追う。]
―教室―
[試験開始まであと数分というところで、戻って来たノトカーに声を掛けられた>>172]
え、カレル先輩が?
[聞き返そうとしたところで鐘が鳴る。
また後で、と短く告げて互いの席についた]
んー…………。
[きちんと準備できていた問題もあり、そうでないものもあり。
時折小さく唸ったりもしながら、丁寧に回答欄を埋めていく。
幾人かが途中退室していく様子に、ちらりと視線だけ上げた>>233>>252]
(どっちが余裕なんだか)
[試験前のノトカーの言葉>>172を思い出し、苦笑を浮かべて問題用紙に意識を戻す。
制限時間に少し余裕を残して問題を解き終えたが、退席はしない。
時間いっぱい、慎重に見直した]
■1.
“短い時間で可能な限り時間稼ぎの対応策を講じ、まず、崖下の子供を助けに … ”
[書き込む途中、手が止まってしまった。]
(身元も何も分からぬまま、生存した赤ん坊。
不幸な事故で親しいものや愛しい家族を失って、
ひとり生き延びたとして、そいつは幸せなんだろうか?)
……。
[記入した回答を、二重線で消し、書き直す。]
“やっぱ、考え直します。
単独行動中の突発事象であれば、馬車乗員の救出と安全確保を優先する。生存の希望の持てる者の数が多いことが一番の理由。”
[実際に問題の状況に立ち会えばそんなことを考えている余裕などない。要救助者のその先を思うなどナンセンスだ。だからこんなものは机上での一時の感傷に過ぎないのだが、一度浮かんでしまえば続きを書き進めることが出来なかった。]
■2.
驕ることなく前に立つこと。
標となるより、先んじて道を拓くこと。
[受け売り半分、信念半分。
ちょっとかっこつけてっかな、と思いはしたけれども、問題1の迷いを打ち消すためもある。]
■3.
戦い護る力
[何と戦うのか。
争いの歴史を学んだり聞かされたりしても、平和なこの場にあってピンと来るものがあるわけでもない。
だから、ごく一般的な回答を書き込んで、筆記具を置いた。]
終わったー。
[ベルが鳴り、答案を集めた教官が出ていくと、教室は緊張から解き放たれたざわめきに満ちる。
安堵の声を漏らす者、大げさに嘆いてみせる者、何事もなかったかのように席を立つ者。
ステファンの行動はと言えば、近くの席の友人と答え合わせである]
よかった、あそこは3でいいんだよな。
2とけっこう迷ったんだ。
んー、思ったよりできた、かな。
あとは実技かあ……。
いや、僕はこれから図書室。
練武場は混みそうだしさ。じゃ、またー。
[友人たちに手を振って、教室を後にした]
―廊下―
そういえば、カレル先輩が生徒会入るとかノトカーが言ってたの、本当なのかな。
やる気のある人は大歓迎なんだけど、式典委員はどうするんだろ?
[などと考えながら歩いていると、後ろから誰かが早足に近づいてくる]
「マーロウせんぱーい!」
[もしかしてまたかな、と思いながら振り向く。案の定、相手はしまった、という顔で足を止めた]
「あ、すみません!知ってる先輩と間違えちゃって!」
いいよ、気にしないで。
シェットラント・マーロウだろ、よく間違われるんだ。
遠目に見ると、背格好が似てるらしくってさ。
[近くで見れば、顔立ちも雰囲気も全く違うのだが。
すみません、と何度も詫びながら立ち去る後輩には、笑顔で手を振った]
…………。
[人違いで迷惑を被った記憶は特にないのだが、
一度ああやって駆け寄ってきた相手が、明らかに彼宛のラブレターと思しき封筒を手にしていた時だけは、割と気まずかった。
あれは本人に渡せたのだろうか]
/*
>>337
wwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwww
うあ、 やめて
やめてくれええええええええええええwwww
/*
こんばんは。スマホを自宅に忘れて、一気に伸びたログを見る羽目になったうっかり屋です。
そして、休日がぷち多忙なので、変に同室設定つけて迷惑かからないかと一人部屋ひゃっほーのつもりだったのですが…
もしかして:複数部屋推奨
わわわ…キャラもPLもコミュ障でごめんなさい…!!(><)
[剣を振るうたび、一合合わせるたびに生き生きとしてくる。
単純に楽しいから。それになにより───]
はぁっ!
[追撃する剣の速さに後退を諦め、
剣の先に左手を添え、受け止めに行く。
リエヴルの剣は鋭く、精密で、隙がない。
丁寧な剣捌きの間から見え隠れするのは、
冷静で獰猛な、猛禽のようなこころ。
剣を合わせれば、もっと相手のことがわかる。
そんな気がするから。]
…っ!
[受け止めた衝撃は、決して小さくなどない。
力の使い方をわかっている故に
軽く見えても重いのだと思う。
体当たりするような勢いで押し返し、
ほんの一瞬ばかりの間合いを得る。]
たぁぁぁっ!
[もぎ取った一瞬に気合いを飛ばし、
大上段に構えた木剣を、肩口めがけて振り下ろした。
胴ががら空きになった、捨て身の一撃。]
[自身は本来実技のほうが得意であり、
座学など辛うじて落第しなければいい。
入学当初はそんな気分でいたのだ。
その自身が、ゆっくりでも
解答用紙の空欄を埋めていけるようになったのは
常に競り合う相手がいるということが、大きかった。
とはいえ、毎年の論述問題にはやはり苦戦させられるものだが。
こればかりはどれだけ過去問や「やまかけ♂テクニック」を紐解いても
遂に傾向と対策を見つけ出すことは叶わなかった]
―図書室―
[何冊かの本を書架から取り出し、閲覧用の机に置く。
『剣術入門』『接近戦における長柄武器の扱い』『護身術のすべて』……]
うーん。
どうにも、こう……。
[ページをめくりながら頭を捻る。
5年生まで進級できたのだから、箸にも棒にもかからないレベルというわけではないのだが]
……性に合わないんだろうなあ。
軍人になるんだから、そんなこと言ってる場合じゃないんだけど。
■1.
馬車と赤ん坊の両方を救う策はないものかと考えましたが、
災害のもう少し詳しい規模や、馬車と赤ん坊の距離などが
設問に書かれていないので具体例として出せませんでした。
実際に現場を見て両方を助けられない状況であったなら、
助かる可能性が高いほうを助けます。
両方が同じであったなら人数の多い馬車のほうへ向かいます。
いずれにせよ行動原理としては、
より多くの人間を助けることを目標にしています。
■2.
ノブレス・オブリージュは義務です。
義務というものは、必ず果たさねばならないものです。
■3.
護ろうとする心構えであると確信しています。
こんなもんかな……。
[文章を頭で組み立てているのか、
時折ペンを走らせる手を止まらせながら解答用紙に向かっていた。
この手の正解のない設問は苦手だ――。
しかしなぜこのような自由思考を問うのだろう。
考えたあげく、兵でなく士官なのだから、
自分自身で思考出来る能力も必要なのではないか、
という結論におちついた]
― 教室 ―
……各種カンニングの使い分け。
教官、一体どれだけ技術を習得していたんだろう。
試すとなると相当に手先の器用さと、隠ぺい工作の技術が問われそうだ。
[>>188教官の言葉を聞いて想像をしてみたが、机に書く、ペンに仕込むなどの基本的な方法しか思い浮かばなかった。]
頭の中で覚える方が多分、いや、間違いなく楽だな。
[机の上を片付けながら、開始の合図を静かに待った。]
――――――…フッ
[楽しそうな顔をする。
つい、つられて自分まで笑みが零れそうになる。
気が抜けないはずなのに、どうしてだろう。
緊迫した空気とは裏腹に、その面には楽しげな表情が浮かんでいた。]
久々に、身体を動かすのもいい……。
[普段は人の動きを観察して、その動きを見切ることに比重を置いていた。
だが、やはり実践あってこそ。
己より若い相手の気迫を正面から受け止めるのは、何よりも心地よかった。]
――――――くっ……!
[続くカレルの動きは、大上段に振りかぶっての一撃。>>342
防御を捨てての一撃だ。
その力を全て受け流すことは難しいだろう。
かといって、それを受け止めるような力がないことは、自分が一番よくわかっている。]
やむを得ん――…。
[狙われた肩とは逆側に姿勢を傾けつつ。
傾けた重心と同じ方の手に木刀を構え、空いた胴へと横に一閃、薙ぐ。
――と同時に、カレルの木刀が強かに腕を打ち据えた。]
──図書室──
[筆記試験が終わるまで、にぎわっていた図書室も今はいくらか人の数が減っている。早々に引き上げて書架棚から本を抜きだしていたところに、やってきた姿に書架の影から顔を上げる。]
筆記が終わったってのに熱心だな。
[片手に本を三冊乗せて、ひょい。と
>>344 閲覧席まで歩きよると唸っている後ろから声をかけた。]
/*
同じ時系列に居るのは誰なんだろうという
筆記試験提出済の人たちなら、話に行って平気かね。
スタートでまごついたのと、周囲のログから試験初日=今朝と勘違いしたのがな。あと、朝から筆記試験終了まで何教科あったのかとか。割かしぼかして時系列飛ばしてるように見えたので、俺も倣ってみたが…
齟齬出てないといいな。出してたら申し訳ない!
/*
あ。>>348ト書きの一番上に、アンカーつけるの忘れてた。
あれじゃ、俺が楽しそうな顔してるみたいじゃないか。
一番上はあれはカレルのことだよー
俺のアホーばかーまぬけーおっちょこちょいー
では早速失礼。
[滅多にお目にかかることはない本物の魔器。
例え答えがわかっていても、実物に触れてみたくなる。
磨き上げられた真鍮製の器具のを慎重に持ち上げて、
注意深く観察して。
程なく、解答用紙に10個の器具の名称と用途を記入した]
ディークメモ>丁寧すぎる拾いって何だろうと思ったら>>337>>338かw
いや髪の長さとか何とか同じぐらいって言い張れる範囲かなと思ってせっかくだからwww
― 中庭 ―
はー。かわいいなぁ、かわいいなぁ。
[しばらく中庭を徘徊すれば、ラヴィかスノウのどちらかは見つかっただろう。
どちらかというと犬派だが、基本的にふわもふは全般大好きなオッサンは、獲物を確保すればでれっでれに表情を崩して、もふもふもふもふ。
もちろん嫌がるようなら早々に手は離すが、新鮮なレタスやニンジン、ベーコンやチーズなど、うさ・ねこどちらのおやつも用意してある。
十分に堪能し、おやつも与えた後は、東寮の部屋に戻るつもり]
あ、ベリアン先輩こんにちは。
[目立つ容姿のその先輩を、こちらからは知っている]
熱心というか……実技対策なんですよ。
どうにも苦手なんで、せめて動きの基本の理屈だけでもおさらいしておこうかと。
[もらった───!
…と、一瞬思った一撃は、
予想した位置で止まらずすり抜ける。
絶妙な体捌きで躱されたとの理解が至るより前に
剥き出しの胴へ横薙ぎの一撃が来た。]
ぐ、 ふ…
[溜めた息を全部吐き出すほどの衝撃と
じぃんとする痺れが突き抜けるような痛み。
それでも最後まで振り下ろした剣は、
手応えひとつ感じたところで、手から滑り落ちた。]
ま、まいり ました …
[肘をつき、脇腹を押さえて悶絶しつつも、
倒れることだけは意地で避けた。
とぎれとぎれに礼を言って、頭を下げる。
それでも、唇が笑うのは止められなかった。]
…………すまん!!
大丈夫か――…?
[つい夢中になって、加減すらもうまく行かなかったらしい。
腹への一撃は、想像していたよりも強い手応えがあった。>>356
木刀を放り出し、慌ててカレルの元へと駆け寄る。
――…木刀の一撃を受けた腕が焼けたように熱いのは、決して気取らせぬように。]
まいったもなにも……。
………………いや、ん。
[片手に受けたダメージをひた隠しにするように、表情を引き締める。
案外大人げないというか、意地っ張りである。]
[だが、カレルの唇が笑みを浮かべるのを見れば、つい表情が綻んだ。]
なんで笑う。
おかしな奴だ。
[そう言いながらも、自らの口元にも笑みが浮かぶ。
時折走る激痛は、唇を噛んで耐えた。]
― 購買 ―
さあ、戦のあとは腹ごしらえ。
……戦の前だったかな?
どっちでもいいか。
[難題の試験を終えて若干の解放感に浸りながら、購買へ向かう]
どうもー。今日のおすすめは?
くるみクッキー?紅茶に合いそうですね。
では、くるみクッキー1……いや2袋と、*焼そばパン*と*バゲッド*を。
[西寮生の例に漏れず、紅茶党だったから、
紅茶とクッキーの優雅なティータイムを想像して笑みが零れる]
[カレルは参ったとは言っているが、自分も手痛い一撃を受けている。
これが真剣ならば、無傷ではいられなかったことだろう。
……それどころか、木刀でも右腕はジンジンと熱を訴えている。]
……俺も、見てばかりじゃなく鍛錬しないとだな……。
[改めて自分の未熟さを痛感し、溜息をついた。
シロウ教官、すみません。
俺、まだ助言できるような立場じゃなかったです……と。
恩師に心の中で詫びながら――…。]
学科試験(論述)
■1.現場の状況と、関係人物の構成により行動は大きく変わるかと思われますが、今回は事故が偶発的で関係者が全員他人、を想定してみます。
両生存を考えると赤ん坊救出を優先。
理由は、その方が所要時間がかかる可能性が少なく効率が良さそうに思える為。
必ず一方しか助からない場合を想定すると、先に救出活動を手助けするのは馬車。
理由は、より多くの人数を救う為です。
全員が倒壊馬車から脱出したことを確認してから、応急処置又は助けを呼びに行きます。
■2.持てる者にしか成せない責務。
これを滞らせると、民が疲弊し国が揺らぐ一因にもなり得るかと。
■3.国と民を守る盾。平和な現在においても、災害や獣害から人々を守る為に必要な存在だと認識しています。
[立ち去ろうとするところに、購買のおばちゃんから声がかかる]
あ、そうです。
生徒会長のリエヴルとは同室ですけれど……。
おつりを忘れていったぁ?
いつもとちょっと違う感じで慌てていたように見えた……んですか?
あいつが。珍しいな。
―購買部―
すまない、籠を返しにきたのだが。
……ああ、そうだ。イルマのおばさんが、持ちきれないだろうと気を使ってくれて。
ありがとうと伝えて欲しい。
[カウンターの上に、菓子を入れていた籠を置く。
学用品から書籍、パンなどの軽食類までを幅広く扱う購買部には、世話好きの中年女性たちが、職員として交代制で勤務していた。]
あ、ああ。わかりました。
おつりなら俺が責任もって渡しておきますんで。
大丈夫です。西寮の名誉に掛けてもネコババはしませんから。
[にこやかに請け負うと、リエヴルの忘れていったお釣りを受け取った]
[>>355 よ。と振り向いたステファンに気がるい挨拶を返す。
生徒会の一員として相手の名前と顔は知っている。]
ああ。
[積まれている本の表紙を見て、納得したように頷く。]
しかし、なら修練場に行っちまった方が早いんじゃないのか?
復習ってことは、一回頭に入れてはいるんだろ
……いや、その、今日は買占めはしていない。
昼休みも試験範囲を浚うのに忙しくて、そんなに時間がなかったからな
[しどろもどろで抗弁する。
菓子に関しては、聊か良すぎる客である筈なのに、
毎度のように『ちゃんと食事になるもの食べなさい』と叱られている始末である]
― 教室 ―
間に合ったんだし、いいってことで。
[友のため息>>340には、にこやかに返しておく。
ディークの懐には、古びたカード一式と共に、
ルームメイトの手によるありがたいメモ>>289がある。
これはトールといえども見せたことはなく、
いわば、他愛もない同居人との秘密ということになっていた]
[懐のカードはお守りのようなものだ。
同時に、このメモもある意味でお守りのようなものだろう。
呆れと嫌味と挑発に彩られた言葉とメモを、
ディークは今と同じ笑顔で受け取った。
この程度は、同室であれば最早慣れっこだ]
…おお。いいセンスしてるなあ。
[作成された地図を見て、ディークは素直に感嘆の声をあげた。
無駄を極限までカットし、思いがけない工夫で最短ルートを割り出したその地図は、他社から見れば他愛もないものであったかも知れないが、それでも充分大きな恩恵を齎してくれた。
同居人もどことなく面白そうに作っていたから、それで良い。
渡される時に添えられる皮肉には、やはり笑顔を返しておいた]
―廊下―
ノトカー、その…、
ありがとうな。
[気を使ってくれたのだろうと感じていて、
自然と感情が表にでて満面の笑顔で返していた]
じゃあ、また後でな。
[そのまま分かれた後の足取りも少し軽そうにみえただろうか]
……ああ。今日の胡桃クッキーもなかなかだった。
マドレーヌは…
この前とは、多少味付けを変えたのだろうか?
オレンジの風味が少し強くなっている。
俺はこちらの方が好きだ。
[出る菓子全てを連日余す所なく口にしている彼は、格好のモニター代わりにもなっていた。
一通り菓子の感想を告げたところで、予備鐘が鳴り響く]
………なんか、変な音したな。
防具なしにやりあって、寸止めに失敗でもしたか。
[膝にラヴィを乗せ、手はもふもふ続行したまま。
表情だけは真顔になって、練武場へと視線を向けた。
十年近くも武術教官やってれば、防具に当たった音か生身に当たった音かの違いくらいは聞き分けますよ]
……そうなんですよ、実際に体動かした方が良いのは、わかってるんですけど。
あそこはいま人も多そうですし、
怖いというか、恥ずかしいというか……。
[ベリアンの指摘はもっともなだけに、微妙に口ごもる。
少し間をおいて、言葉を続けた]
……たぶん、だんだん。
これは人殺しの技なんだなっていうのが、実感できてきてるみたいな。
そう考えると、手応えとか、剣の重さとか……
軍を率いて、もっと大勢をいっぺんに殺す勉強をしてるっていうのに、おかしな話ですけど。
>>376
…………いや、そんなに買い占めてない。
座学の多い日は鞄に入りきらないので…。
[突っ込まれて思わず目をそらし、嘘くさい上に言い訳がましい答えを返した]
だいじょうぶ、ですよ。
これくらい、いつものこと、だし。
[駆け寄ってくるリエヴルに、笑顔で首を振る。
そもそも服着ていたらダメージは和らいでいただろうから、
自業自得みたいなものだ。]
なんで、…って、
やっぱ、楽しいじゃないですか。
先輩、強いなぁ。
こう、技がぴし、ぴしっ、って決まってて、
剣舞みたいに格好良くて…
…あっ。
[上気していた頬が、さっと覚めて、
慌てた顔でリエヴルの体に視線を走らせる。]
すいません!
なんか、どっか当たっちゃいましたよね?
俺、全然その力の加減とか考えてなくて、
試験前だってのに、うわぁ…すいません…
[溜息の理由を勘違いして、しゅんと眉を下げた]
って…西寮長、か。
………その釣り、本当に生徒会長の懐に戻るんだろうな?
[こちらも脇から耳にして気になっていたあたりをツッコんでみる]
―学科試験中―
■1.崖崩れ
まず、どちらかに重要人物が含まれるのであれば、
当然其れを最優先。
次に両方救える道があると判断した場合、
救助に掛かる時間の短い赤ん坊→馬車の優先順とする。
馬車の客を鼓舞して御者への協力を促し、
その間に己は赤ん坊を拾いに走る。
赤ん坊救出後、馬車の援護に向かう。
両者が同等の価値かつ、片方しか救えそうもない場合は、
人命をより多く救える馬車を優先する。
■2.ノブレス・オブリージュとは
為すべきことを果たし、課された責任を取ること。
[すらすらと答案を埋めていたペン先が、次の問いで止まった]
何を言うか。
こっちこそ、楽しかった。
あんな風に真っ直ぐぶつかってこられたら、そりゃもうな。
[カレルの言葉>>382に、こちらも笑みが零れる。
だが、カレルがしゅんとなれば>>383
慌てて首を振った。]
あぁ、いや。そういう訳じゃないんだ。
避けきれないあたり、俺もまだ修行が足りないなと思って、な。
[人によっては失礼と受け取られかねない言葉をさらりと告げる。
怪我とか痛みとか、そんなの感じさせてたまるものか。]
次に手合わせする迄には、もっと冴えた動きを見せてやるとしよう。
[この自信、もちろん根拠レス。]
ん?ああ、もちろん返すさ。
俺が釣りを返さないなんてことになれば、示しがつかないし。
[当然といったようにヒンメルのツッコミに返答をする。
ましてや、相手がリエヴルならば心証を損ねたくはない。]
― カサンドラの試験 ―
[やがて、カサンドラの最終試験の時間になった。
伸びをやめて、小さな姿が教壇に立つを見守る>>154
相変わらずの小ささは、4年前より更に小さく思える。
広がったのは身長差だけであろうか。
──爺さんよりは見た目華やかもな。
カサンドラ効果かと口にする友人に、そんなことを言った。
軽口だが事実でもある。
もっとも、そんな甘い期待を入れる彼女でもなかったが…。
ぼんやりと彼女の姿を眺めながら、思考は遊んだ。
とはいえ、遊んでいられるのもここまでだ]
カンニング、なあ。
[手元のメモへと視線を落とす。
メモの枚数が多いとか手や腕にまで書き込むとかか。
そこまですれば覚えるんじゃないかなと思いながら、
視線を教壇>>157へと戻す]
そうかー?
これ半分はスノウ用のジャーキーとかチーズとかだし、ラヴィ分が余ったら厩舎に持ってって馬にやるつもりだし、そんな太らんと思うがなあ。
[これ以上丸々したらどうする、というツッコミ>>380にはそう応じる。
馬も好きだが、あっちは愛玩用ではなく基本として軍馬なので、あまり甘やかしすぎちゃいけないのが残念]
そうだなー。
まあ、ガキじゃないんだし大丈夫だとは思うが。
実技試験前に、練習に熱入りすぎて怪我して試験に失敗するのも、そいつの運だしな。
[心配なら、という言葉>>385には、そう答えてのんびりモードに戻った。
本格的にヤバい事になってたら、練武場に居る面々が騒ぐだろう。
だがそれらしい騒ぎも特に聞こえてこないので、大した事はないかなーっと]
………なんだ、腹減ってたのか。
少し食うか?
[ぽろりと零れた本音>>386に。もふ用おやつ袋から、パンとハムとレタスとチーズを取り出し、差し出そうかと]
こいつもですか。
[筆記用具と解答用紙を置いて来いとの教官>>160に、
メモをひらひらさせて一応の問いを投げる。
とはいえどのみち持って行く気があるわけでもなく、
軽く席を立って空手で教壇前へと向かった。
なお、寮長らに向けられた視線は華麗にスルーだ。
彼らと視線がかちあえば、にやりと唇の端は上がった]
…へえ。
[士官学校といえど、そして最上級生といえども、
本物の魔器に触れられる機会はそう多くない。
だからこそ、皆の反応はひどく興味深げなものになった。
自分もそのうちの一人である。
満足いくまで器具に触れて眺めて、
そうして持ち込んだメモを眺めて回答を認めた。
メモには魔器にまつわる、より細かな知識が書き留めてある。
資料に当たったと知れるそれは、常の”まあまあ”よりは少しばかり出来を良くするだろうか]
っつかれー。
[やがて試験終了を告げる鐘が鳴る。
解答用紙を提出し、ざわめくクラスメイトと笑みかわした。
教室は、明るい開放感に満ちている。
いそいそと教室をあとにするトールを視界の端で見送り、
ジェフロイにも目があえば、ひらと手を振っておいた]
あー、つかれた。肩凝った。
解しにいかないとなあ。
[肩をまわしながら、自らもいそいそと用具を片付ける。
早速練武場へと向かうつもりだ。
人がいても居なくてもあそこはいいところだし、
今日はミヒャエルもあとからきっと来るだろう]
― 試験前/廊下 ―
公の場と、人の多いとこじゃ控えてるぜ、これでもな。
[>>263咎められても何処吹く風。
当たり前のようにそう言い、直す気配は今も無い。
初めて会った時――実は同学年になる以前に会ったことがある。
当人が覚えているかはわからないが――には、同じ目線だった。
今となってはすっかり見下ろすほどになってしまっていて。
月日と性差とを同じだけ感じる要因でもある。]
[その指輪の真偽が何処にあれど、
実際それを見て彼女に近づく男は激減しただろう。
だから予想の半分は正しいはずだ。
もう半分は……さておく。
>>264試験の心配には、とん、と。
こぶしを握り、親指を胸の上に軽く当てた。]
当然。
トールと学園での最後の勝負になるんだ。
ばっちり、叩き込んで来たからな。
[笑みには自信が表れている。
最後となると気の入れ方も違うのだろうが。]
…流石に昔とは違うって…。
[5分で起きる、が身に覚えがありすぎて。笑みは一転渋面になる。
>>265が、観察される学生には、彼女の好奇の対象となった事に南無と心の中で唱えておいた。]
そりゃ甲斐がありそうだが…
あんま、後輩泣かすなよ?
[返される手に、ひらと、こちらも返してから。
テスト前の会話は短く終了する。]
― 試験前/教室 ―
[>>339手に取るようにとは行かないが。
これが逆の立場だったら内心舌打ちしていただろうから、おそらくトールも同じような感情を抱いてるんだろうとは思った。
認めたくはないが、似た節のある所は否めない。
だからこそ、余計に意識せざるを得なかった。]
残念ながらラヴィは人気者でな。
不安やストレス解消にと引っ張られって、こっちにまで回って来ねぇよ。
テスト前で緊張してるだろう奴らに譲るぐらいの余裕はある。
[東寮朝の伝達を聞いていれば、どの口が言うかのレベルである。]
学科試験(論述)
■1.
全員を他人と想定するなら、迷わず赤ん坊を最優先する。
理由は、赤ん坊は他者の力を借りなければ100%助からない、非力で護るべき存在だから。
馬車の大人たちは御社の力にて助かる可能性もゼロではない。
無論、両方を助けられるならばそれがベスト。
■2.
慈善と言う語感は好まない。どんな地位の者にも必要な社会性だと考えている。
■3.
[ 少し考えた痕跡のような、それまでと違う筆致で ]
祖国を護るため戦いに赴く勇気。
― 試験前/教室 ―
[向けた言葉に返る言葉に、また言葉を投げる…きりが無い。
掴みかかるような事は、今はもう無いが。
テスト前の緊張に、暗雲とした空気まで迷惑に沸き始めた頃。]
おぅ。
[>>268チャイムとディークと、両方に遮られるようにして、
いつもの“挨拶”は終了する。
ディークにも一言、こちらに向ける挨拶は挨拶そのままだったが。
西寮の彼に向ける感情は別段普通だった。腹の探り合いはお互い様だろう。
ほどなく教官も来る。席に着こうとしたところ。]
っ!
…いや、無いな。
最近、本っ、当に、触ってないからな…。
[>>269一瞬、指摘にジャケットの肩のあたりを見かけたものの。
そう言ってきちんとは見ずに、ディークに「この野郎」という顔を向けたまま席に着いた。声にしなかったのは教官が入ってきたからだ。
ラヴィに暫く触ってないのは本当である。
同室の誰かの悪戯だか風の悪戯でもない無い限りは。
そうしてふわふわをくっつけたまま、最後の試験を始めた。]
― カサンドラ最終問題 ―
[論述は基本、己の心理状況を考慮しては書かない。
が、今回は珍しく私情が滲んだ。さながらインクの如く。
それらが終わればようやく、カサンドラの試験が始まる。
一年前、選択制の中、自然と選んでいた教科だ。
事前に持ち込んだメモには、この一年の成果の、その一部がある。
彼女が入って来ても、流石に場をわきまえて手を上げることはなかった。]
>>390
…? 大抵、ひとりで食うが。
ふたりで食べた方が美味しい、とか、リアル充実爆発な相手がいないのでな…。
[士官学校、女子少ないし。]
今日はラヴィに取られたが、小動物に甘いものをやると虫歯になると言われてしまった。
― 練武場 ―
そんな。俺、絶対最後のあれ入ると思ってましたもん。
先輩、やっぱりすごいで …ぁ。
[避けきれない云々に反応して力説する途中、
なにか思い出したように口を手で押さえる。
あれがまともに入っていたら、けっこう大惨事なはずだ。]
───フェルセン先輩でよかった…
あっ、いえ。なんでもないです。
[避けてくれる人でよかったと、本音がぽろり零れた。]
次───はい!
俺も、今度は負けないように頑張ります!
[次を期待させる言葉に目を輝かせて背筋を伸ばし、
脇腹の痛みにすこし喉を詰まらせた。]
ててて…
ちょっと、冷やしてきます…。
今日はありがとうございました!
[脇腹を押さえつつ立ち上がって、
もう一度礼をした。]
カサンドラ先生、減点に関する注意事項は必須だが
なんでそこでこっち見るんだよ…。
[>>160向けられた如くの言葉に皺を寄せる。
気持ちは判らなくないが、心外、とでもいいたげに見て返した。
今まで壊した物が0なら、こんな視線も向かなかったか。
魔器実物が出てくると、視線はそちらへとまっすぐ向く。
>>162開始の合図の前にかけられた言葉には、この時だけ緊張を緩めて笑んだ。
いわずもがな。大半の学生の顔がそう言っている。]
[>>353トールと同じタイミングで席を立ち――微妙に睨むだか見つめるだかしたが――彼とは違う魔器を抱えた。
見覚えのある、おそらく魔力の検出に使用する魔器だが、何か違う。
記載が無かったり、一部取り外されていたり。
抱えたまま横を見ると、同じような物が隣にもうひとつ。
引っ掛け混ぜてやがるなと、慎重に見定めながら
10全ての魔器の名を用紙に記載した*]
[買い占めたことがばれているのには、若干びみょー、な顔をすることで答える。
しかし首をひねり、付け加えた]
……まあ、元々買い占めずとも売り切れるのは早いんだ。
旨さに加えて、作っているパティシエが誰か、誰も知らない、というのも話題になっているようなのだ。
ああ。ディーク最上級生の人徳なのかなんなのか
好んで集まる奴も多いからな。
…
[その分、勉強にはなるだろう。そう思った事を言葉にしようとしかけて、口ごもる様子に続きを待つように黙る>>379。]
……なるほど "性に合わない"か?
[話を聞き終えてから、小耳に挟んだ単語を口にする。]
>>393
[苦笑して、肩を竦めた]
流石寮長、というところだな。
……なら、妙に楽しそうだったのは別の理由か。
[余り、各寮内の人間関係には詳しい方ではない。
生徒会長とは懇意なのだろうか、と首をひねる。]
― 練武場 ―
[ 古めかしい練武場の扉を開けると、何人かの生徒が
ウォーミングアップをしていた。
目でフレデリカを探したが見つけられず、
他の知人を探して視線をさまよわせた。
その目線がとある二人組を捉えて、止まる。 ]
あれっ、カレル…
……と、生徒会長?
[ 二人は既に、一戦を終えたような雰囲気だった。
リエヴルに一礼をするカレル>>411を眺めて、
――あー、その一戦はちょっと観たかったかもなァ…
と想像してみて、顔がゆるんだ。 ]
[“入ってる、入ってる。”
カレルの言葉>>410に、内心そう突っ込みつつ。
表に出しては、ただ一言。]
本当に。相手が俺で良かったぞ。
[痛みを堪えて、偉そうに笑っている。
まぁ、人によってはあそこまで避けることも出来なかっただろうから、あながち間違ってはいないのだろうが。]
[カレルの痛みを堪える様子>>411を見れば、心配そうな視線を向ける。]
あぁ、しっかり冷やしたらいい。
気を付けて――……
………………また、な。
[最後にそう声をかけ、無事な方の手を軽く振る。
さて、ようやく一息……と思ったが。
まだ他にも人がいる気配>>417を感じれば、再び意地で痛みを堪えるのだった。]
俺も体なまってるからなぁ…
準備体操でもしておくか。
[ はい、どいてどいてー、と言いながら
場所を陣取っていた生徒たちの間に割り込み、
周りに合わせて腕立て伏せを始めた。 ]
よーし。
じゅうろーく!!
[ いきなりズルをしている事については、誰一人として
突っ込みをしなかったようだ。** ]
ジェフロイ、お前さんも行く?
[そんな誘いの言葉を軽く掛けて歩み寄る。
手を伸ばせば触れるほどの距離まで歩み寄り、にやりと笑った。
ひょいと指先を、東寮長の肩へと伸ばす]
ちょっとは素直になれるかも知れないし?
[にんまりと笑って摘んで示したのは、もふの欠片だ。
先ほどのお返しとばかり満面の笑顔で、彼の所為ではないそれを彼の目に示した]
…ああ、いや。礼は結構。
[告げるのは当然、礼の前にだ]
お前……。それは言っちゃいけない現実だぞ。
[確かに女子が極めて少ないこの学校でリアル充実になるのは
夢のまた夢。籤に当たるよりも低い確率だった]
しかし、そうか……。
いや、失礼。
ヒンメルが甘いもの好きなんて見かけからは想像出来なかったなぁ。
[下級生の新たな一面を知ったようで、楽しげに笑った]
そりゃ、あいつら――馬達も喜ぶだろうな。
先生の愛は満遍なく全てのもふ達に注がれている……か。
そのお陰でラヴィもスノウも学校に居つくし、東西の寮も彼らを掲げて互いに切磋琢磨しあういい環境が出来ている。ありがたいことっす。
やっぱ全ての原点はメシだもんな。
[大袈裟に頷いてみせる。
茶化すようでもあるが、割と本気だ。]
……ん、試験前の怪我は、たまにいるんっすよね。
でも、剥き出しの刃を交えるわけでなし、そう酷いことにはきっとならない。
……大体、正直に「俺、怪我しましたー!」なんて言う奴もそう多くないですし。
[負けず嫌いか矜持ゆえか、この時期には医務室に駆け込む者も減ると聞く。だから、シロウの言葉にはもうひとつ肯定を返した。>>396]
― 練武場 ―
[さすが生徒会長になるほどの人は余裕が違うなぁ、
なんて、リエヴルの笑顔を見て素直に感心し、
木剣を戻してから外へ向かう。
結局、リエヴルに一撃入れてたことに
最後まで気付かなかったのは、
良かったのか、どうなのか。]
[黙って聞いてくれる上級生に甘えて、方向の定まらない愚痴をこぼしてしまった、と反省したところへの一言>>415]
……ぅ。
聞こえてました?
……軍人失格、ですかね。
あ、ノトカー!
来てたんだ… っ、いててて…
[練武場を出て行く途中でノトカーの姿を見かけ、
大きな声を出した途端に、顔をしかめる。
腕立て伏せをしてるのを見れば、
その背に防具の袋をぽんと乗せて重しを足してやった。]
さっき、フェルセン先輩に手合わせしてもらってさ。
すごかったよ、あの動き!
またやりたいなぁ。
…っ。で、見事に打たれて、冷やしに行く途中でさ。
ノトカーとはまた今度な。
それ、落とすなよー
[リエヴルとの手合わせを一頻り語ったあと、
笑顔で手を振った。]
― 試験後/教室 ―
[やり切った、と軽く息を吐く。
ふと気づけばトールは既に居ないようだ。
購買か、と自然と出てくるのがなんともだが。
>>399ディークと目が合えばひらとこちらも返した。]
まぁ疲れたのは同意だ…お疲れ。
解しに、ってことは練武場か。
[ディークがそこに出入りしているのは知っているのでそう言いながら。
誘いには、瞬く。
座学よりは実技。体を動かすことは好きで、どちらかといえばこういった誘いには乗ることが多いが、今回に限り、行く、とすぐに返事しないのは、そろそろ飢えを乾かしに、という意識があったからだった。
が。]
― 図書館〜教室 ―
[ 目当ての例題を見終えた後、図書館を後に受けるべき試験が行なわれる教室へと向かう。
火器工学、戦術論。
そして、最後の回答用紙に手を付けた。
学科試験(論述) ]
■1.
赤子。
馬車の乗客は己の手で岩に押された扉を開けるやもしれず、
しかし、赤子は崖下から逃げ出す力を持たない。
■2.
財力、権力を多く持つ者は、大きな翼をもつのに等しい。
その翼は清らかであらねばならない。
例え己が持つのが小さな羽根であっても、求める者に与えられるならば惜しむべきではない。
■3.
平和を恒久に保つための力。
…?
[>>421人の悪い笑みに怪訝そうに。
ふいと腕が伸ばされ、肩の辺りに伸びると、その行く先を視線が追った。]
…………。
[見覚えのある茶色のもふもふ。
瞬時思い出すのは、先ほどの指摘だ。
つまりそれずっと着けたまま、半日過ごしたわけで。]
っ、 っ…。
[>>421礼すら封殺されて、ぐっ、と音を立てて息が詰まる。
勢い込んで止めた為、頬が見る間に赤くなった。]
……………。
おー、匿名のまとめさんいつも有難うありがとう。
めっちゃ助かるぜ。
しかしダーフィトは何故ダ〜フィトなのか。
昨日からつっこみたくてたまらん…。
― 練武場前 ―
あー…いてて。
すんごいいいとこに入ってるんだよなぁ。
あそこから、こういって、こう……
[きこきこ。
水汲みポンプのレバーを片手で動かしながら、
もう片方の手で、リエヴルの動きをなぞる。
練武場の入り口脇には、冷たい地下水が出るポンプがあって、
夏場にも、今みたいなときにも活躍するのだ。]
ああ。俺ももうちょっと、ちゃんと型練習しないとなぁ。
[勢いと力任せだけじゃどうにもならない時はある。
あと、練習で熱くなりすぎない冷静さも欲しい。
ぶつぶつと口に出しながら、濡らした布を脇腹に当てていた。]
[行き場の無い怒りや羞恥や憤りは、震える低い声になって外に零れる、]
〜〜〜〜〜〜…………ディーク。
練武場ついたら付き合えよ。
[それだけ言うと、彼より先に教室を出ようと、荷を持って席を立った。]
― 練武場 ―
[自分がそこについたときにはノトカーはすでにきていて、
いきなりじゅーろく>>420とか聞こえたところだったけどずるしてるなんて知る由もなかった。
話題にあがっていたカレルとはすれ違う形になるだろうか]
ごめん、ちょっと遅れた。
[声をかけてから、隣で一緒に腕立て伏せをはじめてみる]
/*
みんなの試験回答が面白いなぁ。
あれ並べるだけで、わふわふする。
そして、案外みんな真面目だな!
(当たり前だ。試験です)
(おまえが適当すぎるのだと)
― 練武場 ―
[ 腕立て伏せをしている上から話しかけられ、
返事もせずに続けていると唐突に
背中に予想外の重量がかかる。>>429 ]
……おいカレル、モノを…、乗せるな…っ!
…にじゅうはーち!!
[ 29、30……、と、床に崩れながら適当に数合わせをして
うつ伏せになった格好のまま、カレルの話を聞いた。
カレルはどこか嬉しそうで、聞いている側も
知らず知らずのうち嬉しそうな表情になった。
しかし防具の袋が重い。
立ち去るカレルに顔だけ上げてひらひらと手を振ると、
再びその場にぺしゃっと崩れた。 ]
俺は生まれつき耳がよくてな?
[>>428 本気か冗談かわからない物言いで笑って、机の上に置かれた本を一冊取り上げて、ステファンの頭の上に避けられる速度で落とす。]
なんだ。弱気だな。
実際に血を見る前に重たさがわかるってのは、
基礎の意味がわかったってことだ
どっちかといえば、頭を使ってるって証拠だろ。
優秀優秀。
/*
現状下級生との交流が薄いのだけど
まぁ仕方ないよね手が足りぬ。
日数進んでいけば少しは出来るといいな。レトも。
というかリエヴルの発言ェ…(54の残999ptだと…。)
[ 回答用紙を見直して、また少し考え込む。 ]
……これでいいか。
[ 呟くのとほぼ同時に試験終了の鐘が響く。
立ち上がって教壇の前に立った試験官に用紙を渡して、教室の外に出た。 ]
[今日の練武場は随分と賑やからしい。
座を外し、再び壁にもたれる。
早く冷やした方がいいんだろうかとも思うが。
疲労の為か、しばしその場にとどまり、じっと鍛錬の様子を眺めていた。]
……………………いてぇ。
[誰の耳にも入らないよう、小声でこっそりと愚痴を零しながら。]
練武場に行かないと……
先輩もう来てるか、ああ、でも練習着持ってきてないっけ。
[ 足早に廊下を抜けて寮の自室へ。
つい先日までは空白だった一角は、乱雑とまでは行かないが、自分以外の生活感が滲みでている。 ]
……あいつ、なんで途中入寮、なんだろうな。
まあ、いいけど。
[ 自分の領土のうちささやかなクローゼットから練習着を取り出して、練武場へと急いだ。 ]
[ カレルと入れ違いに来たフレデリカに気が付くと、
「やあ」とでも言いながら、背中の防具袋を下ろして
何事もなかったように腕立て伏せを再開した。 ]
……さんじゅーよーん!!
[ またしても数を水増ししていることに
フレデリカはきっと気付いていないだろう――
そんな予想を立てたのか、余裕の微笑みを見せて
隣で頑張っている下級生に話しかけた ]
まー、ゆっくりやるといいぞ〜。
こう言うとなんだけど、基礎体力なさそうだし。
筋肉とか全然ないんじゃね?
[ 腕立て伏せの手を止めて、フレデリカの全身を
無遠慮にまじまじと見つめた。 ]
[>>443ベリアンが笑う。
面倒くさがられてはいないようだとほっとして、彼が本を手にするのをぼーっと見ていると]
ふわっ!?
[思いがけず頭上から落ちてきたそれを、{2}
12.反応する間も無く頭に当たった 34.避けたら机の上に落ちた 56.頭は避けつつ手で受け止めた]
>>422
西寮長でもそうなのか…。
……いや、男だらけの寮を纏めているような立場だと、却って、女子とのかかわりも少なくなるのかも知れんな。
[そういえば生徒会も男だらけだし。
そして一番の美人の教官は旦那持ちときている。
伝説の先輩は伝説の♂である。
……思い返して、つい遠い目になった]
あ……甘いものは脳に良いんだ。
特に試験期間中は疲れたときに少しでも糖分を補給すると、とても捗るのだぞ。
試してみると…、……って。
…そういえばもう、寮長はここで学科試験を受けるのも今日で終いだったな。
[楽しげな笑いに少し赤くなり、それから、相手が卒業を控えている事に気づいて苦笑した。]
/*
意識もうろうとしながらログを見ていてwwwwww
>>452 の破壊力に死亡wwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwww
[首を捻り、考えながら>>426]
……俺も何度か聞いてみたこともあるのだが、教えてもらえなかった。
いったいどういう手段で受け渡しをしているのかはわからんが…
此処まで情報を漏らさずにいるということは、余り教えたくない相手…ということなのだろうな。
たとえば、ここの教官とか……生徒とか。
…………完璧な生徒会長の、意外にわすれんぼなところ、か。
……………なるほど。
[納得して、ぽんと手を叩いた]
もふは正義だからな。
[満遍なく全てのもふ達に、というレトには真顔で頷き]
どんな理由であれ、怪我したって自己申告したところで、試験が免除や延期になる訳じゃないしなー。
軍人になれば、どんな怪我してる時に仕事が入るかわからんし。
どんなコンディションだろうと必要なら戦えるようにならんとなー。
…………レト、お前さん犬っぽいなー。
[パンなどを受け取り、嬉しそうな様子にぼそっと本音が漏れた。
もふもふわしゃわしゃしたい]
あっはっは。
19だろうと二十歳超えようと、オレにとっちゃ可愛い生徒だからなー。
[わしわし撫でた手から逃げられ>>437、残念そうにしながら笑って応じる]
あたっ。
[>>451見事に避け損ねた。
比較的薄い本だったのが幸いし、ちょっと痛いだけで怪我もなく、本の破損も無いようだ]
ほら、とろいんですよ。弱気にもなりますって。
でも……
基礎の意味、ですか。
[頭をさすりながら見上げた先には、真剣な表情]
もふり甲斐あるぞー。
ソマリの髪ももふり甲斐ありそうだけどなー。
[ラヴィとレトを交互に見るソマリに向ける視線が、ちょっと獲物を見るようなそれになった]
ま、そこはしょうがないな。
しょっぱなッから応用を教える訳にいかねーし。
基礎を覚えたところで、応用が増えていくのは当然だ、諦めろ。
無駄に思えても、後々配属される先によっちゃ役立つ事もあるんだし、がんばって覚えろー。
[無駄に試験内容が増える、と零し訂正したソマリ>>449には、卒業生の余裕でそんな台詞。
この不良教官がそんな些細な事で目くじら立てるはずないじゃないか、大袈裟だナァ]
/*
俺がすごく少年漫画キャラっぽいことになってるw
や、フレデリカの設定だったら、こういう事する男子もいないとあかんやろ!!ってなわけでwwwww >>450
*/
― 練武場前 ―
そういや、あいつも来てたな。
やたら勉強できる、秀才の………
名前、なんだっけ。
[フレデリカの顔は出てくれども名前を思い出せない。
練武場ですれ違った時には、珍しいな、なんて
顔に出てしまったかもしれない。]
3年生だっけ。あれたしか。
今からあれだからな。
卒業する頃にはすっごい秀才になってるんだろうなぁ。
[眼鏡の奥の双眸を、こちらも真剣に見返した>>444]
早いうちに……それは、
[入学したばかりのときは、こんなことを思いもしなかったのだ。
立派な軍人になって、国と人々を護るのだと理想に燃えて]
……いえ。
………?
[ 何となく違和感というか、妙な心持ちになったのか
唐突に目を逸らす。
――なんかコイツ、柔らかそうだ…な。
――あれか。
――太りすぎなのか……。
おそらくは非常に失礼な結論に無理やり辿り着いて、
黙々と腕立て伏せを続けた。 ]
[刃の重み、その言葉を噛みしめる>>445]
そう、ですね。
ありがとうございます。
……練武場、行ってみます。
[ひとつ頭を下げて、席を立つ]
あ、でも、やっぱりこれは借りていこう。
[「応急手当早わかり」と書かれた本を手に、残りは書架へ戻した]
[ぼんやりと、腕立て伏せをしている下級生達を眺める。
サボっているのもいれば、真面目にやっているのもいるが。]
……随分、体力なさそうな子がいるな。
[自分も人のことは言えないが。
すぐにペースを落としたフレデリカを見て>>440>>441
俺ですら力が足りないと思っているくらいだから、あの身体つきじゃもっと大変なんだろうな……などと、考え込んだ。
今はまだ、違和感に気付くほどではない。]
うぐぅー…俺は……ま、まけな…ないぃ…
[声とか完全に震えてノトカーの水増しとか全く気づく余裕もなく、
むしろ少し意識がぼーっとしながらも、隣のノトカーに負けまいと意地でも続けようとしている。
そんなかで今日の試験の自分の回答のことをふと思い出していた]
『■1.崖崩れ
説明内容から観測事項は自分の力量と状況判断力をあわせたうえでの内容と仮定する。
また、周囲には自分と救助対象以外にはいないものと仮定。
以上をもとにとるべき答えを以下の4択から絞るものとする。
1、御者と客を助ける。2、赤ん坊を助ける。3、両方助ける。4、どちらも助けない。
客と御者については怪我をしていないようなので、まずは呼びかけて客も御者に手を貸すようにしてもらい、
ひとりでは潰れるかもしれない馬車をより長く持たせることができる見込みがある。
また、馬車を助けた場合の赤ん坊は命が失われるが、赤ん坊を助けにいったときの馬車はもつ見込みが考えられる。
以上から、馬車は内部での連携により支えてもらい赤ん坊の救出を優先とし、
赤ん坊の救出後に馬車の救助に向かうのが一番効率的かつ最大限の効果が見込める。
よって答えは3、両方助ける。
■2.ノブレス・オブリージュとは
░▓▒▓█▓░░▓▒
義務と権利
■3.軍人とは
行使される力』
[2の問いの塗りつぶされたところはよくみれば、
あまりよろしくない罵倒の言葉が殴り書きされていることに気づかれたかもしれない]
― 試験後/教室 ―
[茶色い毛は、恐らくは風の悪戯か何かだったのだろう。
これだけウサギや猫を愛する者らがいるのだ。
毛など、そこかしこにあるといっても構わないだろう。
だから、それをつけたままいたからといって、
誰かが笑うわけでもない。
…が、己の不覚を知ればこうした反応になるだろうこと、
最初より分かっていてのからかいだった。
なんのかのと、八年間同級生をやっているのだ。
互いの性格も知れようもの。
見る間に変わるクラスメイトの顔色>>434を、
面白そうにディークは眺めた。
実際、赤くなる顔とは対照的に笑みがどんどん深くなる]
/*
練武場の前で待ち伏せしてるけど、
動いた方が良いのか悩むね。
自分通り過ぎて、中に入りたい人いる?みたいな。
/*
とりあえずトール周り、ディーク周り、カッちゃん周りはだいたい読んだ。レト周り、リエヴル周りもちらっと。
読み込み甘いところを読んでこねばなぁ…。
―暫く後―
―論述試験・回答―
■1.
単独行動を前提とした上で、馬車を優先する。
極めて判断までの時間が限定された場である。この場合、最小・最短の行動にて、最大の効果を得られる事を理想とせねばならない。
また全員が犠牲となる最悪の事態を防ぐ必要がある。
但し、乗馬鞭などの遠隔武器・遠隔操作系魔器などを携帯している場合、赤ん坊を落石のコースから除外する事を試みる。
非常に成功率は低い賭けだが、或いは双方を救うことが出来るかもしれない。
■2.富俗階級の特権を広く維持し正当化するために作られた社会的概念ではあるが、現在の社会構造はこれらの通念により支えられている状況であることも否定できない。
この士官学校や各国軍組織もまたその恩恵に預かっているひとつだろう。ノブレス・オブリージュとは現代に必須となった社会システムである。
■3.
職業。身体をもって国家と国政、そこに属する民を守る一方、国家に敵対する者の破壊を職業とする者の総称。
但し物理的な力を多大に行使する立場に置かれる為、倫理面、規則面、技術において雇用者による厳密な管理が必須とされる。
……っくくっ…、
[この可愛げが、この男の慕われる所以か。
言うと余計に怒られそうな感想は胸に秘めて、小さく笑う]
おう、
[ごく低い不穏な声>>438に、
こちらはまだ笑いの余韻を乗せたまま短く応える。
共に行く気もないが、ゆっくりとするつもりもない。
茶色い毛をゴミ箱に放って、同じく教室をあとにする。
この男、廊下をバタバタと走り回ることはない。
けれど妙に早く目的地にたどり着くのは、
歩幅と、ルームメイトのおかげというより他になかった]
[一見で呆気に取られながらも、すらすらと筆は紙面を滑る。
…ほとんど迷いはなかった。
夢も理想も無い内心の現実を端的に綴り、数度見返して誤字を直した。
提出したのは早いほうだっただろうか。
それでも席を立った頃には、教室の椅子のあちこちが既に空になっていた*]
アッー
論述試験の回答はこっそりスルーしようと思ってたのに
みんな書いてる!
まあいいや必須じゃ無いんだしスルーしよう(おい
[ノトカーが目をそらす直前、ふとそちらを見てみられていることに気づき、
しかも視線を逸らされたタイミングが、ちょうどみたときだったのと合わさり]
ちょ、ノトカー、何見てたのさ!
[思わずみられていたのが照れくさかったのとか、疲れてるのとかあってとかで、ついつっかかってしまった。
怒り方とか口調とか若干素に近いのがでて、女っぽかったかもしれない]
― 筆記試験 ―
んー、まだベル鳴ってないよう。
[>>290肩を叩かれた時は目蓋を閉じたまま顔だけ横に向け、口元だけでベリアンに笑った]
やっぱりそう思うよね。
学べたら実は最強の技術じゃないかな。
頭の固い先生もいますからねえ。残念。
技術は使わないと進歩しないのに。
[試験前の緊張感はどこにも見えず、レトから用紙を受け取って試験に臨む。余裕ありそうな態度だったが、筆記用具を置いたのは終了の合図が出てからだった]
//
>>473
このせかいにはギャ○ビーがないんだ。
男くさい空間に年頃の女の子ってどきがむねむねしちゃうんじゃないですかね?
― 期末試験(論述) ―
[不機嫌そうに、頬杖をついて問題用紙を眺める。
知識を試す問題ではない。考え方を問う問題だった。
これに点数をつけるというのだろうか。どのように?
こっそりと溜息を吐いてから、渋々といったようにペンを握る。
なんとなく、落石、崖、という単語をペンで黒く塗りつぶしてから、素早くペンを走らせる]
>>472
なっ…えっ。
いや…、
何を言ってんだ!!筋肉ついてねえなーと思って
見てただけだろっ!!
[ フレデリカが何故か厳しい口調で突っかかってきたので、
ついムキになって答える。
別に何かやましいことがあるわけでもないのに…大人げねー!と
一瞬で反省したその時に、ミヒャエルの姿が現れた。>>473 ]
■1.
馬車を助けると赤子が死ぬことだけが確定しているため、
赤子を助けることとする。
・落石が「起こりそうな状況」
・今すぐ駆け寄って手を貸さなければ潰れて「しまいそうに見える」
先の予測が正確にはできそうもない状況であるにもかかわらず、
赤子が死ぬことだけが確定しているのは不自然であるため、誘導を感じざるをえない。
とはいえ、他に情報もないので、馬車には助けが来たことを知らせつつ、赤子を助けるという結論に至った。
現実でこのような状況に遭遇した場合は、何者かの作為を疑いつつ行動を起こすと考えられる。
■2.
別の視点を持ち、別の世界を見ること。
高貴や下賤などの価値判断や、義務を果たすかどうかなどの価値判断に留まらないこと。
■3.
現実の前に立つ者。
[憮然とした顔でもそもそと手の中のものを咀嚼していたが。]
……
美味いものはいつでも受け付けてる。
[残った一口を口に押し込み美味しく頂いてから、ソマリの言葉は聞き落とさずにはっきりと主張した。
くれるというものを拒む理由は自分にはない。]
―筆記試験中―
[問題文を何度か読み直し、暫く考えた後、ペンを走らせる]
■1.出題文を鑑みるに、馬車のほうが若干余裕があるように思われるため、この場合は赤ん坊。
時間的余裕が同程度であれば、馬車。多くの人命を救助出来ると見込まれる為。
状況を見て、素早く救助出来るほうを選ぶ。
■2.社会的地位の高い者が社会の模範になるのは当然である。
■3.守るべきものを守る為、己・他者問わず犠牲を払える者。その犠牲について責任を持てる者。
[全て書き終わり、回答を最初から見直す。
間違いの無い事を確認し終えた所で試験終了の鐘が鳴り、用紙を提出した]
[ すぐに表情を消して、あまり来ることのない場所を見渡した。
と、場内の一角で基礎訓練をしている同室者の姿を見つける。
その横で真っ赤な顔をして、明らかに限界に近い状態でもまだ腕立て伏せを続行しているフレデリカも。 ]
……あいつ、何やってんだ。
また意地張りすぎて無理しなきゃいいけど。
[がりがりと塗りつぶしていたペンの先が広がっているのを、気だるげに指で整えると。
筆記用具をまとめて席を立った]
……腹減ったね。何食おう。
[口の中だけで小さく呟くと、だるそうに教室を後にする]
ま。選べるならって話だが。
[>>462 頷くステファンに肩を竦める。後輩がここに来た詳しい事情までは知るわけでもない。]
家の都合やら、目指す高みやら、
ものによっちゃあ
無理に呑まなきゃならんものもあるだろ。
―廊下―
[試験が終わり、ざわめく生徒達の中を歩いていると、ふと思い出して立ち止まる]
…薬飲んでなかったな。
何か食べたほうがいいか。
[食欲は無いが、食堂へと向かう]
…………………………ぷっ
[入り口近くの壁にもたれていた為、ミヒャエルの言葉>>473に思わず吹いてしまった。
誤魔化すように少し咳払いをしながら。]
じゃ、皆がんばれよ。
[誰に言うでもなくそう声をかけ、練武場を後にした。
そのまま荷物を取りに生徒会室へと向かう。
買った茶葉は半分は寮に持っていって、半分は生徒会室に置いておく。
片手だけで心許ないながらも、小さな缶へと半分移し替え、荷物に入れた。]
さて、と――…。
[ひとまずは寮に戻ろうと、生徒会室を出て校舎内を歩いた。]
[そう言って、肩を竦める。それから、ステファンが席を立つ様子に、ああ。と声を零した>>462。]
ああ。ステファン五年生。練武場に行くんなら
ついでに医務室によってってくれ。
氷とか包帯とか、あと固定用の板とか言えば渡してくれる。
あそこは怪我しても医務室にいかないかっこつけが出るんだ毎年。
そうでなくても、阿呆のカレルがいるしな。
[と、添えて貸し出し用のカードが保管してあるカウンターへと慣れた歩調で歩いていく。]
― 練武場横・水場 ―
[上半身裸のまま打たれた場所を冷やしながら、
近くの芝生にごろりと横になった。
流れる雲を見ながらぼんやりと物思いに耽る。
試験の時には、なんでみんな席着くの早いんだろう、
とか考えていたら、ひとつの顔が浮かんだ。]
そういや、ベリアンっていつもどこ歩いてるんだろうなぁ。
[自分も大概変な移動経路を使うが、
ベリアンはさして急いでるようにも見えないのに、
自分より早く目的地に着いていることがある。
なんか魔術でも使ってるんじゃないか。
今習ってるみたいなのじゃなくて、御伽話的な。
そこまで考えてから、
ふと初めて会った時のことを思い出した。]
― 渡り廊下 ―
明日から実技試験か。
ここをなんとか成功させれば、6年生が終了、最低限の過程を修了することができる。
[試験の教室から少し早めに退出し、少しずつ人の増えてきた校内を見下ろしている。]
何か練習をしておいた方が良さそうだけど、今の練武場は人が多いだろうな。
[あのとき、確か自分は思いっきり指さしたんだった。
なんでそんな顔色悪いの?とかなんとか。
日焼けじゃなくて地の色なの?とか、
日が当たったら暑くならないの?とか、
家族みんなそんななの?とか。
結構、しつこく聞きまくった覚えがあって…]
…しかたないって。
だって、俺の周りには似たような奴いなかったんだもん。
[過去には届かない弁解をして、ぷ、と頬を膨らませた。]
[べしゃりと腕立て伏せも続けられずに潰れたように倒れて]
ううう……
[筋肉ついてないといわれ、言い返せない自分がいる。
そしてこれからともいえない、自分もいる]
もって生まれたものは…しかたない……じゃない……
[なんか悔しくて涙がでてきたりで、周りの注目を変に浴びたりしたかもしれない。
ミヒャエル>>482の心配的中みたいな状況だった]
[>>466一時の付き合いだったカサンドラとは違い、
トールに並びディークとも付き合いは古い。
こういう事があるから、気をつけているにも関わらずに、
今回はうまく引っかかった、というよりは自ら転がり込んだので
八つ当たりめいた怒りの発散場は、自然とディークへ向けられる。
あるいはこれが目的だったのか、と。
冷静欠いた今の頭では想像もつかなかった。
>>467揺れる肩が見えると、ぐっと睨んだ。
涙目ではない。涙目ではない。きっと。
ディークの思っている事が表に出たら、
胸倉掴んでいたかもしれないが賢明なことにそれはなかった。]
>>468
…いつか何処かで寮長にお会いした時は、何か出会いがあったかを尋ねることにしよう。
[クス、と思わず微笑み、軽くかぶりをふる]
いや、覚えておくといい。
軍人になったところで、机仕事がなくなるわけでもないだろうしな。
……責任重大だ。
だが、俺はともかく、現7年生には逸材も多いと評判のようだ。
なんとかなるだろう。
俺の目には、皆が、この箱庭を愛しているように見える。
――時に猫や兎を巡って愛らしい諍いが起きようともな。
― 練武場 ―
おう、やってるな。
[ベリアン・アリーの近道メモを活用して練武場に現れた時、
ディークの手にはしっかりちゃっかりパンがひとつ握られていた。
流石に歩きながら食べることはしなかったが、
この汗臭い道場でひと齧りしてから身体を動かそうというのである]
来てたか。
[既にミヒャエル・キルドルフの姿も見えている。
誘った後輩へと片手を挙げてみせ、
そのまま練武場の片隅で立ったままパンに齧りついた。
腹が減っていては何事も成せないのである]
……そうですね。
[>>487選べるなら、の言葉には曖昧に頷いた。
ここへ来た背景、誰にも詳しく語ったことはない。
家柄や家族構成を伏せている生徒は、珍しくもないのだ]
……で、医務室?
[>>490貸し出しカウンターに向かおうとして、意外な単語に首を傾げた。
続きを聞けば納得して]
……ああ、そういうことですか。
わかりました。
ちょうど、これもありますし。
[借りようとしている「応急手当早わかり」を掲げて見せた]
/*
ここに至るまでに3度ほどシャットダウンしやがりましてね……
PC不調というと、中バレしそうだwww
なので言わぬッ!!!が、何故なんだひどい。くそう。
― 廊下での立ち話 ―
>>400
むう。
[確かに、ジェフロイ本人の自供どおり、授業中に愛称で呼ばれたことなどなかった]
努力は、認める。だが…
[あまり学生と教官が親しくしていたら、余計な誤解を生む… とはいいたいのだが。
仏のモーリッツ先生に対しての、鬼のカサンドラな扱いを考えれば、それも無用な心配のような気もしなくもなかった]
競う相手がいることはよいことだ。
まさか二人が寮長になるとは思っていなかったなぁ。
[品行方正とはちょっと外れた二人の失敗を知っているだけに、忍び笑いをもらす]
泣くなら今のうちがよいだろ?
8年生になって泣くハメになっては目も当てられまい。
[後輩よ、頑張れ]
― 廊下 ―
[どことなく不機嫌そうに廊下を歩いていると、試験を終えたらしい生徒たちとすれ違う。
教科書に目を落としながら歩く者や、実技試験に備え練武場に向かう者たちが目に入った]
……なまっている、かなぁ。
ちょっとどうにかしておいた方がいいか。
[とりあえず、腹ごしらえをするのが先だ。
穏やかな陽の降る窓の外を眺めつつ、静かに深呼吸をしてから。
軽い足取りで廊下を歩いて行った]
― 論述試験・回答 ―
■1. 馬車を助ければどうやっても衝撃が生まれ、赤ん坊はまず確実に死亡すると判断します。御者はまだ支えていられる可能性のある状況であるならば、赤ん坊の救助を優先します。
■2.常に人は一人では生きられない。それを確認し続けるための手段であると考えます。
■3.戦う心構えをつけているもの。
いんや。
おまえさん見てたら、腹減ってきちまった。
先に何か食ってくるわ。
[ぽんぽんと軽く自身の腹を叩く]
さって、何食うかな〜?
[殊更楽しそうな口調で呟いた]
―廊下―
[ベリアンのアドバイスに従って医務室に寄り、諸々を借り出す。
結構な大荷物を抱えて歩いていると、廊下の向こうに生徒会長の姿が見えた>>489]
……あれ。
会長、リエヴル先輩!
― 練武場 ―
[>>470了の言葉を受け取ると、
不機嫌なオーラを身にまとい、さっさと練武場へと向かう。
機嫌の悪い様子に、試験の結果が…と囁かれもしたが、耳に届いていなかった。
既に人が集まっている練武場。
入り口に誰かがいて、ぶつかりそうになったが寸ででかわす。
東寮生が居ても、今は話しかける気分でもないのでちらと見るに留めた。
見る人が見れば近づかない方がいいオーラは見えるだろう。
とはいえここに来るまでの間に、いくらか頭も冷えている。
汗臭い練武場の、空いている所を探し出すと、
並べ置かれている木剣を2本手にした。
本来ならば槍あるいは両手持ちの大剣を得意とするのだが、
試合でもないため拘らなかった。]
[ 後頭部に突き刺さる奇妙な空気音>>489に小首を傾げて、気乗りしないままノトカーとフレデリカの傍らへと歩いていく。 ]
ルーデン先輩……は、あ、あそこか。
[ 練武場は実技試験を控えた学生たちでいつになく賑わっている。
目当ての人物が手を上げて寄越すのに>>498会釈してそちらに向かう途中、少しだけ寄り道をした。 ]
おい、
無理しても急に筋肉はつかないぞ。
おまえみたいなのは特に。筋肉の質が違うんだ。ゆっくり時間掛けて鍛えた方がいい。
[ 床の上にへたばったフレデリカにそれだけ言うと、ノトカーに手を振って見せ、ディークの方へと向かう。 ]
――廊下――
[声が聞こえれば>>508、表情を綻ばせる。]
あぁ、ステファン。
筆記試験はどうだった?
[緊張してそうな様子を思い出し、くすりと笑う。
そして、彼が荷物を抱えていることに気付けば、小さく首を傾げた。]
そんな大荷物で。
どこに行くんだ?
[ 腕立て伏せの体勢のまま、
練武場に入ってきたミヒャエルに向かって
片手をあげて「よっ」と合図する。
…と、疲労困憊の左腕だけでは全身を支えきれず、
その場にふたたびぺしゃりと崩れ落ちた。
同じようなタイミングで崩れたフレデリカ>>495の
悲痛ともいえる呟きを耳にして、 ]
あぁ、いやごめん。……って泣くほどのことかっ!?
[ 首にかけていたタオルで無造作にフレデリカの顔を拭くと
よしよしと頭をなでた。 ]
そんなに気にしてるとは思わなかったんだよ。ごめんな。
でも身長とかと違って、筋肉は修練次第でつくもんだ。
だから心配すんなって。
[ 極力やさしく声をかけたつもりだったが、
それがフレデリカにとって励みになる内容かどうか。
真実を聞かされていない少年には、知る由もなかった。 ]
それにしても…、
[先ほどを思い返す、ディークの顔はごく上機嫌だ。
どうも今日はトールにジェフロイにと、双方からかって遊んだ気しかしてないが、返る反応が揃って面白いのだから仕方ない。
彼らのその気質を好ましく思う。
…もっとも、最大の好ましさは”面白さ”にあること、
現時点では疑いようもないわけだが]
涙目にならんでも。
[ぼそ。と、言えば完全に殴りかかられたであろう感想を落とす]
[>>498剣を選んでいる間、やや遅れてきたディークが
パンを齧っている様を見れば、
聞くはずもないとわかっていても、半目で一言。]
場内で食うなよな…掃除が大変だろう。
[そもそもよくこの中で食えるなとは思うが。
こちらも腹は減ってはいるが、今は空腹よりも体を動かす方が先だった。]
― 渡り廊下 ―
実技を成功させても、今日のあれが失敗していたらどうにもならなかったりはするが…その時はその時だ。
「軍人とは何か」…か。
士官を目指すルーと違って、あまり長く従軍するつもりはないんだよな。戦うこと自体、苦手だし。
かといって、道具を扱うための実学の場なんてとてもじゃないけど書けない。
さっきの回答に透けていませんように。
[軍人になると仮定し、自分なりの答えを出したつもりではいたが、正規の職業軍人を目指す者の回答としてはずれていそうな気がして仕方がない。
万が一の事を考えると、珍しくため息がもれた。]
― それは二人の背が並んでいた頃の話 ―
[やはりこの学校、女子はそれなりに目を引く存在であった。
女子寮は今でこそ女性の仕官候補生が増えたから存在するものの……数年前は、やはり下宿に住まう女性が主だった。
だから、カサンドラは2年生を留年してしまったことに頭をかかえながら、制服を着たまま、宿場街を放心状態でうろしていたが…]
ああ、
新入生?
――ようこそ、士官学校へ。
ところで、君は珈琲と茶、どちらが好きなのか?
[それでも、目を未来に奪われた後輩候補は、尊い。
だから、笑顔で、彼を寮までつれてゆき、たまたま同室だったギリギリ同級生に引き合わせたりもしたのだった。
回想・了]
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