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人里に身を潜めながら、夜毎人を喰らうという恐ろしい人狼。
幾つもの村を滅ぼしてきた狡猾な化け物の噂が、遂にこの地にも訪れた。
震え上がる者、馬鹿馬鹿しいと一笑に付す者、そして…。
様々な思惑を余所に、人々は話し合いのため集うのだった。
1人目、語り手 が参加しました。
語り手 は、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
村の設定が変更されました。
2人目、教官 シュナウザー が参加しました。
教官 シュナウザーは、銀狼 を希望しました(他の人には見えません)。
ここは、バラーノの街にあるジン・ローダ学園です。
召喚師を育成するための指導を行っています。
私は教官のシュナウザー。
用があるときは声をかけてくださいな。
3人目、八華家の公子 タイガ が参加しました。
八華家の公子 タイガは、共鳴者 を希望しました(他の人には見えません)。
− 召喚室 −
[魔法陣の前に立ち、腹の底まで深く息を吸う。]
神神、
いざ、起たせ、
照り満つ蘇枋の実の、
こよなし、よく染みぬ。
神神、
みそなはせ、
はららぐ鷲の羽の、
こよなし、よく飛びぬ。
さっそく入ってやったぞ
>>2
北原白秋「猟夫」より (改行は元テキストと異なる)
興味あったら青空文庫でどうぞ
http://www.aozora.gr.jp/cards/000106/files/52353_48552.html
[それは、呪文の詠唱ではなかった。
抑揚と情感に彩られた「歌」だ。
熱意と覚悟を乗せた男らしい歌声が、魔法陣をくぐり抜けてゆく。]
[美声ではあるが、いささか力みが勝つのは、これが初めての披露だからである。
理論は叩き込まれている。練習も積み重ねた。
師は上達を認め、幸運を祈ってくれた。
それでも、初めての海釣りにも似て、何と遭遇するのか、成果を出せるのか、すべては未知数である。
気負いと焦燥を強い使命感で鎧って声を送り出した。*]
4人目、銀の天使 ジークムント が参加しました。
銀の天使 ジークムントは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
[遙かなる高みにおられる方を称えるよう、手を伸ばすように、白亜の尖塔が無数に立ち並ぶ場所。
輝かしくも温かな光に溢れた空を、無数の御使いが飛び交い歌い交わす場所。
中でもひときわ高い塔の最上階近くにあって、天使は微笑みを唇に湛えて外の音に耳を傾けていた。
同胞たちの歌声と喜びの波動が世界を包み、満たしている。
途切れることなく続く賛美の歌に、異質な"声"が混ざるのを聞いた]
["声"は天使たちの歌声を縫うように響き、微かなれど確かな存在感を主張して塔を震わせる。
共鳴した塔の表を、仄かな赤みが漣のように走るに至って、天使は微笑みを喜びへと変えて立ち上がった]
私を喚ぶかい? 愛しい人の子。
[吐息のように淡い声を空気に溶かし、尖塔の窓より外へと身を乗り出す。
そのまま無窮の空へと投げ出した身体は、光の粒と化して掻き消えた]
― 召喚室 ―
[先触れは音だった。
澄んだ水晶を音にしたような、妙なる旋律と和音の連なり。
次に光が差した。
魔方陣の中心より差し込み、幾重にも薄く布を掛けるように強まる光輝。
眩い光が凝った中心から手が伸び、光の紗幕を手繰り寄せる。
光は現れた存在に纏わりつくよう集まり、輪郭を成した。]
[魔法陣の中心に佇むそれは、おおよそ人間の姿をしていた。
染みのひとつとて無い白皙の肌が細身の長身を覆い、どんな名工でも作り出せないだろう整った容貌に、桜貝のように艶やかな唇が色を宿す。
涼やかな眼差しと同じ銀色に輝く長い髪が豊かに身体を包み、続きのように背から伸びる翼もまた繊細な銀細工のよう。
なにひとつ恥じることはないと晒された肢体に欲情の宿る部位は無く、ただ大理石の滑らかさだけを纏っていた。]
喚ぶ声が聞こえたよ。
問おう。あなたは私に何を求めるのだろう、
[養子と同じほどに音楽的な声で、目の前に立つものへ語り掛けた**]
[目の前に出現した光に息をのむ。
応える者があった ── 召喚が成功したのだとわかった。
それにしても、なんという圧倒的な化現だろう。
銀細工のような両翼は羽ばたくとも見えないままに、宙にとどまっている。
一糸まとわぬ艶やかな肢体は慈愛以外のいかなる感情も伺わせない。
上位の精霊か、それに比する太古の存在に違いなかった。
己はこれを従わせることができるのか。
否、しなければ召喚師になれないのだ。]
[ほんの一ヶ月前まで、タイガは軍人だった。
馬を駆り、槍を振るい、兵らを鼓舞する士官だったのである。
体格は人にすぐれ、武芸にも自信はあった。
建国の頃より続く八つの名家のひとつ、レスタリオール家に生まれ、末は将軍になると誰もが疑問を抱かなかった。
それが、国の顧問召喚師から後継者指名を受けて、急遽、軍を除隊し、召喚士育成学校に入ることになったのだ。
立場は異なれど国のために働ける ── 栄誉なことだろう。
実際、兵らの攻撃がまったく通用しなかった災厄を、召喚師とその使い魔が退ける現場を見たこともあり、召喚師の価値はわかっているつもりだ。]
[幸い、この光に満ちたネイバーは友好的な反応を示している。
自分が何かのために求められたことも理解しているようだ。]
よく来てくれた。
おれは、まだ正規の召喚師ではないが、おまえを喚んだのはおれに相違ない。
[言葉を失っていたのは一瞬のこと。
カツリと踵を鳴らして居住まいをただすと、銀翼に正対する。]
この世界は、
対処するのに、異界の者であるおまえの力が必要だ。
おれと共にあれ。 加護を与え賜え。
[毅然として告げ、自身で戦う能力は備えていることを示すように、手にした槍の石突きで床を打った。**]
5人目、絵本に夢みる エレオノーレ が参加しました。
絵本に夢みる エレオノーレは、共鳴者 を希望しました(他の人には見えません)。
― 召喚の儀 ―
[ついにこの日がやって来た。
私は今日のために全てを注いで来た。
私は災厄のために召喚士を目指したのではない。
私はネイバーに会いたくて召喚士になりたかった。
始まりは小さい頃に読んだ絵本。
そこにはネイバーと召喚士が手を取り合い災厄を討ち。
仲睦まじく過ごす姿が描かれていた。
種族も世界も違うのに、わかり合うその関係に。
胸を打たれた気持ちは今も忘れていない。]
[ネイバーへの想いを整理しながら息も整える。
片手で開くのは必死で解読した最上級の魔道書。
目の前にあるのは魔道書に従って手を加えた魔法陣。
私に出来る事は全てやりきった、残るは呼ぶだけ。]
私はエレオノーレ・クロウリー
[息を吸って魔道書の一節を指先でなぞる。]
闇夜を統べる妖艶なる悪魔よ…
我の名をしかと刻め…飴色の瞳に!
血と魂の契約に従い、永遠の力を…!
[最後に私の言葉を1つだけ付け加える。]
私は、貴方の友人になりたいの!
6人目、レーチェ・ク アデル が参加しました。
レーチェ・ク アデルは、共鳴者 を希望しました(他の人には見えません)。
[幼い頃、大きなカラミティに襲われた。
そのとき無力な幼女であった自分を助けてくれた召喚士、そしてネイバーのなんと勇敢で凛々しかったことか!
あれ以来「私」はずっと彼らに憧れてきた。
天賦の才のようなものはなかったから、学習するしかなかったけれど、ようやく自分もネイバーを手にすることができるのだ。
それがはじめてなのは試験に受かったからだっただろうか?
ともあれ、高鳴る胸のときめきを抑えながら、きらきらとした眼差しで屋上に据えられた魔法陣に向かい合う。]
[幼い頃、大きなカラミティに襲われた。
そのとき無力な幼女であった自分を助けてくれた召喚士、そしてネイバーのなんと勇敢で凛々しかったことか!
あれ以来「私」はずっと彼らに憧れてきた。
天賦の才のようなものはなかったから、学習するしかなかったけれど、ようやく自分もネイバーを手にすることができるのだ。
それがはじめてなのは試験に受かったからだっただろうか?
ともあれ、高鳴る胸のときめきを抑えながら、きらきらとした眼差しで屋上に据えられた魔法陣に向かい合う。]
レーチェ・ク アデル が村を出ました。
6人目、召喚師 レーチェ・ク アデル が参加しました。
召喚師 レーチェ・ク アデルは、共鳴者 を希望しました(他の人には見えません)。
…………やったか!
[風がざわめき、霧立ち上り。
そこに我がネイバーは現れただろうか。
両手を握って固唾を飲んで見守り放った言葉。
恋い焦がれた強くてかっこいいネイバーを求めて。
悲しいかなたいがいこういうときは、
思い通りには''やってない''ものなのである*]
[まさに戦いに臨むような装いの男が望みを告げる。
柔らかな沈黙で聞いていた天使は、理解した印に翼を広げた。]
苦難の道を歩もうとするものは祝福されるだろう。
これより私は、あなたの
[滑るように動いて、召喚師の前に降りたつ]
7人目、夢魔 アイリ が参加しました。
夢魔 アイリは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
それは、夢
友達のいなかった
寂しい女の子の夢
たくさん、たくさんの幻想のお友達
それが私の望んだ力
本物の力を帯びた無邪気で
純真で残酷な子供の夢物語
現実を侵食する幼い夢
一人ぼっちで見た、お友達の夢
[薔薇の庭園でのティーパーティー。
バタートーストの蝶が舞い、白い薔薇をトランプ兵が黒く塗り潰す。
マッドハッターは弁舌にモズクが宇宙の中心に繋がっていると陽気に語れば、少女はくすくす、チュシャキャットはケタケタと共に笑う。]
あら?
[
紅茶のお替わりを持った白兎が怪訝な顔でこちらを窺う。]
ん。うさちゃん、出掛けてくるわね。
[名指しで自分を呼んでいる。そう直感した。
漆黒の翼を広げ、闇色の空に舞う。抜け駆けして出現しようとしている悪魔共を容易く屠ると、何食わぬ顔で声の元へと――]
― 地下室 ―
[声>>15に応えるように魔導書が、魔法陣が、強い赤光――
目も眩む発光、それが収まり始めると、そこには一体の人型の生命体が存在していた。
淡い光に浮かぶその姿はひどく幻想的で、生身の人間とは思えない。
年の頃は15〜16才だろうか。亜麻色の髪が僅かに漆黒に艶めく。
飴色の瞳の奥は全てを見透かすように切れ長で、美しいというよりは可憐な顔立ちをしていた。
その体は女性らしい柔らかさを帯びているけれど、どこか未完成という雰囲気で成人を前にした少女だけが持つ特有の儚い美しさがあった。
しかし、その身に纏う気配によりそれは美貌へと昇華している。]
――、―――。
[背には漆黒の翼を持ち、着衣は身に付けていない。
眩く輝くような白い肌が、黒と赤の混じった妖気に包まれているのがわかる。
その事に何か不満げに呟くと、その身が妖気を覆い、紅の衣服が出現した。]
[溢れ出る妖気を一切放出する事なくピタリと抑え込む。
そして、満足したように微笑むと、自信を喚び出したであろう彼女を見やり、口を開いた。]
私の名は――アイリ・カーディナル
[総てを嘲笑う暗黒のおとぎ話、誰にでも送られる悪夢の国の招待状、無限の闇を統べる女王、曰く――]
――クイーン・オブ・ナイトメア《悪夢の女王》
エレオノーレ・クロウリー
血と魂の契約に従い、貴女の願い、叶えてあげるわ!
[手を振り翳し、高らか響き渡る声。
渾身の台詞を言い終えた夢魔は、一拍、止まる。]
て、……友人?
[付け加えられた言葉を、頭の中で反芻しながら首を傾げる。
翳した手は垂れ落ち、意図せず握手を求めるかのように彼女の前へ*]
[音楽的な声が恩寵を告げ、その存在がすぐ近くまでやってくる。
光に質量を感じるほどだが、しかと踏みとどまった。]
…我が
[与えられた響きに呼応する。]
おれの名は”タイガ”だ。
タイガ・エン・デ・レスタリオール。
正式な契約を交わすまで、おまえは長い時間、この世界に居続けることができない定め。
けれど、おれが、
[槍を左手に持ち替えて矛先を下に向け、銀の流れる姿へ手を伸ばす。*]
/*
いきなりメモを挟みそうになってて焦る。
よろしくお願いしますー
表が3000pt、秘話2000pt、赤はどれくらいでしょうか、みてこよう。
[詠唱に応じて、魔法陣が紅く輝く。
妖気を纏う光を食い入るように見つめる。]
綺麗…
[光が止むとともに現れるシルエット。
一糸纏わぬその姿の可憐さと美貌に見惚れてしまい。
顔は高揚して、上擦った声を上げてしまう。]
クイーン・オブ・ナイトメア…
[名乗り、背中に見えた翼、魔法のように現れた服。
それらは彼女がネイバーであることを強調して。
私の胸は夢が叶った歓喜でいっぱいになった。]
うん、よろしくね!
アイリ!
[彼女から握手を求めてくれた事はもっと嬉しくて。
満面の笑みで彼女の手を握った。]
タイガ、 エン・デ・レスタリオール
[響きは往還し、繋がりの糸を編む]
黒曜の刃携え、黒瑪瑙の鎧纏うもの。
あなたが求める時、私はあなたの傍にいる。
導きありて私と道繋ぎしもの。
[伸ばされた手に繊手を重ね、ふたりの距離をゼロにする。
銀の翼がふたつをもろともに包み込み、誓約の卵を成した]
[銀に切り取られた空間の中、天使は召喚師の唇を刹那奪った。
羽根触れるほどの接触は、熱とごく微かな痛みをもたらす。
唇の間に光の粒子を注ぎ、代わりに唇の端を薄く噛み裂いていった天使は、舐め取った命の雫を味わうように、一拍ほど口を閉ざす。]
これが、私があなたに与える最初の加護。
もう、あなたを見失うことはない。
[息のかかる距離で告げて、微笑んだ]
[暫し思考に囚われている間にしっかりと握られた手。
満面の笑みで握手を交わす彼女の勢いに若干気圧されつつ]
あ、うん。よろしくマスター、…友よ?
[呼び名を迷うように呟き、観察するように彼女を眺める。
海のように深い青の奥の黒い瞳は真っ直ぐに自分を見つめてキラキラと輝いて見える。
人懐っこい笑みがなんとも可愛らしく、とても好みの様相で…
と、それはいいとして]
貴方、召喚士よね?
友人って、私は何をすればいいのかしら?
[繋がれた手と彼女の顔を交互に見ながら、もう一度、確かめるように問いかけた。]
[天上の音楽で己が名が紡がれるのを聞く。
澄んだ中にも甘やかな響きが耳を洗い、繰り返し聞きたいと望む。
続けて銀のネイバーが告げたのが己が姿も、新鮮な発見だった。]
かくあれかし。
[誓いを返せば、魔法陣の縁でふたりの身体が触れ合う。
たおやかな指の間に、自身の節高い指をくぐらせて繋いだ。
瞬間、銀の翼に覆われる。]
[それは天蓋にも似て、小さな世界だった。
銀の光が流れきて、唇を掠める。
刹那の痛み。
初め、噛まれたとはわからなかった。
桜色の唇に、より鮮やかな緋を認めて、ようやくそれと察する。]
──…ッ!
[反射的に、強制送還を発動していた。
かろうじて、武器を振るわなかったのは武人としての冷静さだと思いたい。**]
[アイリにはどこか困惑した様子が伺える。
急に呼び出されたのだから、当然か、と。
私なりに解釈をして話を続けた。]
呼び方は好きに呼んでくれていいよ
マスターでも、なんでも
あ、私はアイリのこと、アイリって呼ぶけど
それでいいよね?
[私と繋いだ手を確認するような仕草に。
もつとぎゅっと彼女の手を包み込んで。]
そうだよ、私が召喚してアイリを呼んだの
災厄に対抗するために力を貸して欲しくて
だけど、私は契約だけの関係じゃなくて
仲良くなれたらな、とも思ってる
昔、絵本で読んだ盟友みたいな関係に憧れているの
[災厄に対抗するのが一番の目的ではないけれど。
勿論、みんなの助けになりたいという気持ちも。
人並みには持っている。]
………。
[唇の端に中指の先を含み、暫し思い巡らせたあと顔を上げる]
沐浴する。
準備を。
[どこへともなく言葉を発すれば、たちまち白き翼の天使たちが現れて世話をするべく付き従う]
道はもう、通じている。
いずれ。 すぐにでも。
[囁きに応える者はなかったが、微かに赤みを増した唇はたおやかに笑みを湛えていた**]
/*
アイリとエレオノーレのペアが可愛い。純情だ。眩しい。
アイリの描写がけっこう好みでね。
あのお茶会、ぜひ混ざりたい。
[彼女は問いかけにフランクな雰囲気で答えてくれる。
これはこれで堅苦しくなくていいか、と前向きに捉えて]
んー、なら、マスターと呼ぶわね。
私もアイリで構わないわ。
[続く言葉に頷くと]
…災厄……盟友……ふぅん、面白そうね。
わかったわ。私の力、マスターに貸し与えましょう。
ふふ。仲が良い方が、お互い楽しいものね。
[災厄がどの程度のものかは知らないが、自分ならどうとでもなるというように一言で流してしまう。
それよりも、どうやら彼女は私と仲良くなりたいらしい。今もまだ、ぎゅっと包み込むその手は、温かい。
妙に浮つく気持ちを抑え、仄かに頬に赤みがさした顔で微笑みを返した。]
んー、でもマスター、そんなに強そうに見えないわね。
さっそく、力を与えた方が良いかしら?
[ずけずけとそんな事を言ってのけると、もう片方の手で頭を撫でて]
とりあえず、この辛気臭い所から出よっか。
私の夢に招待するわ?
[彼女から承諾を得れば、二人を黒い球体が包み込む。
それが朧に霞んでいけば、二人の姿も消え去ってゆく*]
本当に…!?ありがとう!
そう言ってくれると嬉しいよ
私の召喚に応えてくれたのがアイリでよかった
[仲良く出来るか、不安になることもあったけど。
彼女は快く受け入れてくれて、胸が熱くなる。]
ん…確かに召喚以外に力は持ってないけど…
[撫でられる手に心地よさを覚えて、うっとりと。
伺うように彼女の顔を覗き込む。]
そもそも、貴方の種族は…夢…?
行ってみたいけど
…ふぇっ、えぇぇ!?
[困惑の中、現れた黒い球体にさらに混乱して。
空間に飲み込まれて行った。]
― 異空間 ―
ようこそ、私の世界へ。
わかりやすく言えば、ここは私が魔法で作り出した空間で、私の部屋。
時間の流れもゆっくりだから心配しないで、寛いでね。
[一瞬、視界が闇色に染まり、浮遊感を感じる。
次の瞬間には彼女には見覚えのない部屋にいる事がわかるだろう。
部屋には調度品が飾られて、一国の姫の部屋のよう。
ソファに腰掛け、隣に座って、と手で促す。小テーブルの上には香り立つ紅茶が用意されている。
そして紅茶を手に取って、口を湿らせると話し始める。]
紹介がまだだったわね。私はサキュバス。
人間には夢魔とか淫魔とかも言われてるわ。知ってるかしら?
そして、サキュバスと契約した者には、刻印を授けるの。
刻印は、マスターと私を繋ぐ魔力回路のようなものよ。
私とマスターが魔力で繋がって、お互いの位置がわかるし、魔力を融通できたり、マスターも私の与えた力を行使する事ができるの。
刻印は、見せた方が早いわね……こういうのよ。
[彼女と向き合い、指を立てて契約の刻印の説明をする。
その過程で実物を見せようとおもむろに立ち上がるとスカートをたくし上げて彼女の前へ。
腹部を見れば、臍の下――丹田と言われる辺りに紋章のようなものが淡く光っている。
更に下も見れば下着を履いておらず、その秘められた箇所には毛も生えていないのが見えてしまっただろう。]
これがさっき言ってた力の事ね。
あ、心配しなくても刻印は普段は消えてて、見えないからね。
マスターの承諾があれば、刻印を授けられるから…いいかしら?
[スカートを戻した後も、特に恥ずかし気もなく説明を終えて、彼女の返答を待った。*]
[手の甲で唇を拭い、軽く噛む。
しばしの黙考の後、召喚室を出て教官室を訪なった。]
シュナウザー先生、おいでですか。
報告と ── 質問があります。
− 教官室 −
ネイバーの召喚には成功しました。
が、そのふるまいに理解しかねる部分があり、強制送還してしまいました。
[教官に、これまでの経緯を簡潔に語る。
シュナウザーは頷きながら聞き、アドバイスをくれた。]
ああ…
言葉は通じても、異世界とは文化背景が異なる、と。
[タイガの認識では天使のように見えたが、アレは異世界では飛行大陸の民だとか、誘鬼の類なのかもしれない。]
ご助言、感謝します。
「郷に入っては郷に従え」との格言どおり、
この世界の流儀を学んでもらい、摩擦の起きないよう躾けるのも召喚師の任務と心得ます。
幸い自分は、軍におりましたから。
[軍隊式にキッチリ礼儀を叩き込んでやろう、と決意する。]
[シュナウザーに挨拶をして教官室を出る。
再び、召喚室に向かいながら、ふと、他の候補生たちはどうしているだろうかと考えた。
後で、時間を作って、皆のところはどんな様子か聞いてみたい。]
ゆめゆめ警戒を怠らず ── だぞ。
[ひとつ息を吸い、召喚室の扉をくぐった。]
8人目、 エディ が参加しました。
エディは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
[やった、という手応えはあっただろう
先触れは音、というよりは振動そのものの圧
次に色が射す
魔法陣いっぱいに滲み出る、重く 熱い 混沌の渦
色でいうなれば黒にもっとも近い、
けれどそれは雑多な虹を勢い良く混ぜ合わせたような]
ーロウヲ、ホヨ琿ョ、
、隍ッ、セイ譯ケ、エュ、、タ
[“声"ではあったが音声ではない、振動かあるいは匂いのような言葉を紡ぐ
現れた存在はやがて澱んだ球形を成して、屋上に立つ者の姿を表面に映した]
…
[水膜が弾けるように、黒い球がかき消えるとそこにはヒト型の影
召喚師の面差しに似た顔貌、召喚師の纏うそれに似た衣装
少年はぱちりと瞬いて、僅かに首を傾げた]
[そして。
前へ進もうとした。……ように見えたかどうか
屋上に召喚されたネイバーは勢い良く前方へ傾いた。
びったーん。という擬声語が似つかわしい動作で、
しかし実のところ、おでこと鼻が床に激突するときのゴガゴンッ!というめちゃめちゃ痛そうな音を響かせてすっ転んだ]
……!?!?
[そのまま、陸に揚がった水棲生物のように手足をバタバタすること4(20x1)秒*]
― 異空間 ―
[視界が暗転して、身体の上下が分からない。
そして、目を覚ますと、私は煌びやかな部屋にいた。]
わぁ、すごいね!
改めてなんだけど、本当にネイバーなんだなー…
[遠慮がちにアイリの横に腰をかけると。
勧められた紅茶を傾けてアイリの話を聞く。]
ぐふっ…アイリ…サキュバスなんだ…
し、知ってるけど…そっかー…
[サキュバスといえば、淫魔の代名詞。
彼女の正体を聞くと途端に顔は赤くなって。
彼女をまっすぐ見れなくなってしまう。]
ぐっ――!
[手応え。
刹那のち、まるで空を震わせるような波動と、
五感を一気に刺激するような強烈な圧に吹き飛ばされそうになりながら耐え
来た、――わたしのネイバー!]
―――よし!!
…う?!
[闇を閉じ込めたような球体が消え去り、目の前に現れたモノは>>50]
[静まり返った屋上に激しくコミカルで重厚な音をたてた]
刻印かー…
サキュバスにとっての契約の証みたいなものかな
それがあるとアイリの力が借りられるんだね
うん、みせて…ぇぇえっ!?
[言われるがまま、刻印に目を向けてしまい。
刻印よりも彼女の剥き出しの秘部が目に入ってしまう。
一瞬で沸騰した私は恥ずかしいのに魅了されたように。
彼女の中心から目を離せずにばくばくと心臓が鳴る。]
もう、いい!もうおろしていいからぁ!!
心配なのはそっちじゃなくて………
そっかー、サキュバスなんだもんね…うぅ……
でも、刻印がないと力貸してもらえないんだよね…
[真っ赤になって唸りながら考えることしばらく。]
……せめて、腕とかにつけられない?
[せめてもの抵抗に聞いてみた。]
…。
……!
[ソレが床の上でのたうち回る様子を、口をあんぐりとあけたまま
呆然と視界に入れていたが、一拍後はっとして]
お、おいっ…?!
どうした、お前は……お前が…
[まさかこれが呼び出した、あの憧れた"ネイバー"だというのか?
自分と身長も横幅も――いいたかないが胸囲も――似通ったこの――少年が?]
……な、何してるんだ…?
大丈夫なのか…?
[手を出してよいものかそれ以前に本当にネイバーなのかも解らず、
ただただバタバタしている彼を見下ろす形に]
9人目、金翼の ディーク が参加しました。
金翼の ディークは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
え? 俺?
聞きたい聞きたい? レア★5の黄金不死鳥〜〜!
初めて見た? うんうん、そうだよねえ。
やっぱレア★5だからさー!
なかなかこっち来れない訳よ!
だーかーら、俺と仲良くなっておくとお得だよ? レア★5だよ?
大丈夫大丈夫!
学園内だし、ちょっとくらい召喚士から離れても大丈夫だってー。
俺ってほら、マジ強すぎる感じだし? なんか合っても守ってあげるし?
だからお茶キメてその後ちょっとくらいどこかへ……
……って……、
[4秒ばかり
意外とすんなり体の使い方に馴染んで、上体を起こした。
しかし真っ赤になった顔を痛そうに抑えているし、涙目]
……
[床に座り込んだ姿勢
少年の視線は、召喚師が彼に向けるのと同じくらいに不審げで、疑問符に満ちている]
巫女異界のある?実際?
[ネイバーの声は、召喚師のそれに似ていない。
青年のものにしては薄く柔らかく
少年にしては掠れて甘い、香るような響き。
唇が動くのから、瞬き半分ずつほど遅れて声が鳴る]
あなたは我々を冠を持ちのはそれを行いますか?
なぜ我々は飛ぶがないのは?
あっちゃ〜〜〜〜〜!
もう帰る時間っぽい!
あの子、まだうまく俺を召還したままにしておけないみたいでさー。
でも大丈夫大丈夫!
また俺を呼ぶはずだよ! だって、レア★5だもんね!
その時は、俺とお茶してね〜〜〜〜!
[相手はよく見れば顔も自分と似通っている。
若い頃ペーパーバックで読んだ、性別を異にする自分のいる星の話をちらと思い出した。
が、そんな懐かしいストーリーをおっている暇はない]
な…なんだ?
言葉が通じないのか…
[音声だけは重ならず、意味をなさない言葉を並べ立てられ
どうすることもできなかった両手を宙に浮かせてわたわたさせていたが
困った表情のまま、うぬぬと唸って]
ええと、ここはバラーノという街だ。
わたしはレーチェといって…ネイバーを呼び出すために召喚術を学んでいたのだが…
ああもうそれはいいや。
つまりお前は飛べなくなった…であってるか?
[解説が先かこちらが相手を解するのが先かなやんで、確認に優先させた]
[二度目の顕現は速やかだった。
真っ直ぐに差し込む光の中から歩み出るように、存在を世界へ現出させる。
なにひとつ肌を隠さぬ姿は最初と変わらず、清涼でどこか甘やかな薫りが色を添えていた。
肌にも髪にも香油の類を纏っていると知れようか。
指をあげる所作ひとつ、さらりと零れる髪の動きひとつから、百花の薫香が広がる。]
これほど早く求めてくれようとは、喜ばしいこと。
私を必要とすることが起きたのかい?
[光の波紋を伴って宙を踏み、歩み寄っていく**]
10人目、召喚士 クラリッサ が参加しました。
召喚士 クラリッサは、共鳴者 を希望しました(他の人には見えません)。
やっ!はっ!
やぁーーーーっ!!
[黒髪の少女…いや、背丈こそは平均にも満たないが顔を見るに
少女と呼べる齢かどうかは怪しいだろう。
その女は声を張りながら、木剣で打ち込み台に
会心の一撃を与えた。
どうやら自棄になって自主訓練をしているようだ。
そして、額の汗を拭き思わず本音が漏れる。]
んのやろうがぁ…!
[まだすっきりはしてないようである。]
[ことは二日前ほどに遡る。
準備は万端だった。
触媒も、高価ではないが良質のもの。
例え、誰が答えようと、彼女はそれを受け入れる覚悟をしていた。
彼女はまだ未熟だ。
だが他人に戦えと願うからには、
それを背負えるくらいの人でありたかった。
だから、才能があったかはどうかはおいといて、
自分も武器に触れ、魔法を覚え、勉学にも励んだ。]
[ その結果――――
召喚自体は成功だった。大成功だった。
奇跡と言っても過言ではない。
ネイバーの力に文句のつけどころがないだろう。
外見は…まぁ、彼女には興味のないことだったが、悪くないだろう。
ただ。
二日は理解するに十分すぎるほどの時間だった。
―――その魔法陣に現れたのは彼女が
この世で最も苦手とするタイプのヒトだったのである。]
[ しかし彼女は人生の半分くらいの運を
使い果たしたであろうこの召喚を無下には出来なかった。
何しろ、彼女は貧乏性である。]
そりゃあ、すべてが上手くいきすぎていたもんなぁ。
[ これが悪運ってやつかと、溜息をつきながら木剣を構えた。]
召喚士 クラリッサ が村を出ました。
10人目、召喚師 クラリッサ が参加しました。
召喚師 クラリッサは、共鳴者 を希望しました(他の人には見えません)。
そして…
そしてそこに?男性がありますか?レーチェ?
我々は理解することができません
[全く納得のいかない表情で片手を伸ばす]
我々はそれは巫女の完全に初めて!
確実に女性で胸部の豊穣を表明していますというのに
[伸ばす手は召喚師の胸部に。ぺとんと]
配布石で★5レアを引いたけど性格が全然好みじゃなかったクラリッサをやらせて頂きます、どうも光夢です!よろしくお願いします!
初めてなのでめちゃくちゃ緊張していますが、かりょさんの無茶ぶりにも負けないようにがんばりたいと思います。
そうか…!
それは読んだことがあるぞ、
基本的に意思疎通能力は召喚士と同様に持つものだが、
時にネイバーの世界軸と我々の世界軸の歪みによってズレが起こることがあると!
お前は飛べる種族だったのだな、世界軸を超える時に形を変えるネイバーも確かにあるという。
君の能力とも関係しているのかもしれないな、なるほどなるほ…
[>>69 少年の言葉を推測しながら、かつて学んだ知識にリンクさせて興奮する。
――と、変な視線に気がついた。性別を聞かれているらしい…?]
は?
わたしは見ての通り女だが……・・・
[何を言っているのかと眉を寄せたとき、胸部に触れる感触]
何をするぅぅううー!?!
[意味不明な言語の羅列もこの時ばかりは
その表情とあいまって不思議と理解できてしまった悲しげな顔!
――"召喚士は巨乳の女性だと思ってたのに"的なことだ!]
失礼な!!!
わたしはその…あれだぞ!
脱いだらすごいほうだぞ?!!
[混乱の結果、変な見栄を張るハメに]
あら、顔が真っ赤で可愛いね。
[腰掛け真っ赤になって唸る彼女にくすくすと笑って頭を撫でてあげる。
反応が小動物のようで可愛らしい。もう一度スカートを捲ったらどんな顔をするだろうか、などと好奇心が擽られるが先に彼女の問いかけに答えよう。
彼女の下腹部を指差しながら]
んー、サキュバスが得る力の源はここで練られるのよね。
腕だと効果は悪いかな、お腹と腕の両方につけて繋げれば良いけど……それって何か意味があるのかしら?
[悪魔たる自分には彼女の意図する事が掴めない、といった感じに首を傾げる。]
何が心配なのかよくわからないけど、大丈夫よ。
サッと脱いでくれたら、刻印をつけるのはすぐ済むわ。
[じっと見つめて根拠の無い気休めの言葉をかけた。]
― 獣界・オルミット ―
[ 翼をいっぱいに広げ、風を掻き切る。
後方を視線だけで見てからの、回転。
危うい所を、矢がすり抜けていって、ヒヤリとする。 ]
ヒュウ!
[ そのまま急降下。地面がぐんぐん近づく。
追跡者も続く。墜ちる、落ちる……! あまりにも近すぎる……! 追跡者が一瞬躊躇ったその先で、ディークは再びの急角度で地面と平行になった。重力の手がディークを掴み、全身の骨がギシギシ言い、翼が普段の何倍にも重くなる。
のり……きった!
地面のスレスレを滑空した。追跡者はずっと上方でもたついている。 ]
[ 膝や尾羽が雑草に触れるほどの低空から、ディークは木立に突っ込んだ。
体を横にして翼を上下に向け、木の間をすり抜ける。風切り羽の先を、何度も木の枝が擦っていった。 ]
そ〜〜れ見たかぁ〜〜!
俺様に惚れても遅いんだぜ? はっはぁー!
[ 見えなくなった追跡者に舌を出し、ディークは軽く翼を打ち振って、いい感じの枝に着地した。
足を投げ出して座り、ぶるっと頭を振って汗を飛ばす。そして、腰ベルトにつけた水筒から水を飲む。 ]
[ その姿は……。
「あちら」の世界に居る時と違って、こちらではもっと鳥に近い。
こちらでは一般的な一枚布に穴を開けただけの貫頭衣を着ている。茶髪からは飾り羽がのぞき、服の裾からは長くて立派な尾羽が伸びている。
そして、何より違うのは……。
背中に、背丈を超える大きな金色の翼を背負っていることだ。木漏れ日をぱちぱちはじく、それはそれは見事な黄金色だ。 ]
[ ディークは翼をぱたぱた振って風を起こし、自分を仰いだ。 ]
あ〜〜〜。
リサ遅ぇな。まだ俺呼ばねーのかなー。
きっと、俺に惚れちゃって、恥ずかしがってるんだろうな。
そういえば、
また召喚………。
………。
うん。
今日はもう相手するの疲れた。やめよう。
変態が世界から一人減るのは良いことだ。
明日また考えよう。お風呂行こーっと♪
[リサは しょうかんしなくてもいいときはしない をおぼえた▼ **]
[半分わかると言ったな、あれは嘘だったようだ。
召喚師が興奮気味に語る音の羅列はほぼほぼ翻訳に失敗して、2割くらいしかわからなかった。
ともかくネイバー、という名詞が自分を示すことは理解したはず]
巫女異界のある──
言う、貧困はありませんあなた
[とても切なげで、とても落胆した顔で
悲しい顔を見つめ返していたが、脱いだらすごいを聞き取って瞼をぱちり。
今さっきおっぱいチェックした自分の右手をじっと見つめる]
…我々は嘘を言えば失望しなかった
しかし良い、すごいあなたは削除する場合のほう?
胸部の貧困のこの流れは可変なり。そして、大きな加護に必ず胸を膨らませることになる、約束は永遠に我々晴れと冠た署名しました?
[後半は早口になり、それだけ訳も乱れて怪しくなる。
召喚師の手をとって軽く指を握った]
えっ
[ついはってしまった見栄にくいつかれて焦る。>>78
そういえばリサのネイバーも>>66>>75浮わついた男だった気がするな、
男ネイバーはみんなそんな感じなのか?いやそんなばかな…]
ちょ、ちょっとまってくれ…
胸の貧困が可変ってどういうことなんだ…手術はしないぞ…!
じゃない、頭がおかしくなりそうだ、ゆっくりはなそう
[額に手を当ててくらりとゆらめく。
それは理解しがたい言語の並びでもあり、胸に食いつく習性でもあり。
取られた手を見て、少しむず痒そうにしてから]
ふ――…
…ま、まあわたしのことはいいではないか。
君のことを教えてほしい、まずは名前でも…?
…名前 レーチェ?レーチェ
[それがお前の名前だろう、と何度か呼んでたしかめた]
それを。巫女か?
我々の図形の大きさや形状、
しかも名前を決める
[指を絡めたまま手を上下に小さく動かして
額にたんこぶのできた自分の顔を軽く叩き、次いで召喚師の胸元を指差した]
我々は、顔のない── ああ、
それは固有な言うです、ここにはよく言われない
ネイバーの我々の?
[はぁ
首をふりふり。だんだん落ち込んできたように顔色が曇る]
一般的に我々、そして巫女に主要な力で、これらの生きるための契りを締結しましょう
異界のある君
巫女がそれを我々の期待ずっとだろうか?
[まるであやすように撫でられているのに。
嬉しく感じてしまうのが悔しい。]
なるほど…
それは確かにそうかもだけど…
[ごもっともというか。
サキュバスの力の源がそこにあるのは何となくわかる。
誰もいないか周りを確認すると。]
…本当にすぐ終わるんだよね?
私、アイリを信じるからね
[私のネイバーを信じなくてどうする。
そんな絵本の言葉に勇気をもらって、意を決する。
ソファの裏手に回り込むとごそごそと動いて服を脱ぎ。]
これで、いい…?
[恥ずかしそうに手で体を隠しながら下着姿で戻って来た。]
[相手のもどかしさと同様にこちらももどかしい。
いくら勉強してもこれでは困ったな、と、親指の爪を噛んで]
それはわたしの名、だ……ん?
[動かされる手を順々に目で追う。
そうして相手の曇った顔色を覗き込みながら確かめるように]
名前も容姿もない――そういう種類なのか、お前は。
つまりわたしがそれを決めたと、――決めるの?
[そのまま人差し指を自分の顎にとんとんと当てる]
[これは難しいものだ、しかし、上手くやればきっと相当な力を持つのではないだろうか。
そこまで思考がたどり着けば、契を締結しようとの言葉]
ああ、そうしよう――あってるかな?
[不安だったので一応確認して]
わたしは、レーチェ・クアデルは。
君とぜひ組みたい。
契を締結するならば、君に名を与えようじゃないか。
[開きっぱなしになっていた魔術書を抱え直し、背筋を伸ばした]
そうねー。仲良くなるにはまず信頼関係よね。
まっかせて!
[やたら念を押してくる彼女を安心させるように陽気に答える。
わざわざ裏手に回って服を脱がなくてもいいのに、なんて思いながら待っていると、どうやら脱ぎ終わったようだ。]
ふふ。マスターの肌、とっても綺麗よ。隠す事ないんじゃない?
じゃあ、私の前に立って…。
[そう、露わになった陶磁器のような白い肌に目を細めながら褒めて。
自分の前に立たせると、膝立ちして、お腹へと顔を近付けていく。]
――ん、
[彼女の下腹部に、そっと鼻先が触れて―――口付ける。
ほんの数秒、触れ合った唇を離すと、そこには紋様が燐光を放ち浮かび上がっていた。
その光は熱を感じないが、仄かに温かみを感じられたかもしれない。]
決める?なんとか?
[不安。
そうしよう、と言われた言葉に軽く首を傾げた]
レーチェ
我々を巫女か?君は巫女、異界のある関係ではなく
[ともかく、微笑んでみれば面差しはやはり似通っている]
実際、契り
あなたは巫女になる。
それの間であるに
我々は仮組みで、名を呼ばれます。
[一言一言区切ってゆっくり語れば、声は薄く柔らかい響き]
…うん。成功したわ。これで私とマスターの間に繋がりができたわ。
ほんのりと感覚や感情も共有するんだけど、わかるかしら?
試しに、魔力を流してみるわね?
[満足げに頷くと、掌を刻印に当てて魔力を流し込んでみようとして]
…あ、マスター、
[ふと、思い出したように上目で彼女を見て]
ちょっと、気持ちよくなるけど――我慢してね?
[にっこり微笑むと返答も待たずに魔力を流し込む。
その力は微弱な快感を伴って渦を描くように回転していった。*]
11人目、召喚士 メレディス が参加しました。
召喚士 メレディスは、共鳴者 を希望しました(他の人には見えません)。
[魔法陣のある屋上までの間、廊下や中庭、
すれ違う人から様々な視線が飛んでくる。
まあ、それも無理はないか。
身体の左半分を、半ば引きずるようにして歩いてる訓練生なんて、
そういないしな。
それに、あれだけの事をしでかしてしまった事実は変えようがない。]
ああ、先生!
大丈夫ですよ、もうあんなヘマしませんって。
[教官や生徒の中には当然、1年前の事を知ってる者もいて。
憐憫や好奇など、千差万別に向けられる視線の中、
心配そうに声をかけて来た教官に、軽く返す。]
12人目、大海の人魚 カスパル が参加しました。
大海の人魚 カスパルは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
―大海に跳ねる―
[ぱしゃん!!]
[深い深い海の色を極限まで淡くしたような。
そんな尾ひれが大きく水を跳ね上げた。
如何様に振舞おうとも海は大らかに水の魔を見守っている。
海に住まう者を束縛するものとと言えば、自然。
流れに温度、強者と弱者……それくらい。]
[普通は、と頭に付くかも知れないが。]
やー、今日も平和だ。
波は穏やか、天気も快晴。変な騒ぎも無しと。
お呼び出しが来るまでなら遠出してもいっかなー?
良いよね、良いです、良い許す。
[次いで、尾ひれの代わりにぷかりと顔を出したのは人魚の頭。
その身は同じ様な色彩の鱗に覆われ、陽の光を弾いている。
黙っていれば良い男と言われてもおかしくない顔の作りだが、
この言動からして何かとお察しではある。]
[そうさ、もう二度とあんな無様な失敗はしない。
自分自身の言葉を嘘にしないために、改めて気を引き締めて、
魔法陣の用意されている屋上へと向かった。]
ま、お呼び出し食らっても。
前みたいに合わない奴だったらさいならーってするだけだしね。
[人魚の伝承が影響しているのかはよく分からないが、
何かと召喚される機会はあるらしい。
仲間達も何度か呼び出しを受けているのを結構見かける。
しかし、この人魚は何せ軽い。
真面目な召喚師は顔を合わせた途端にノーサンキューを
突きつけてしまうという訳で。
海のように、この流れのように
大らかに自分を認めてくれる存在なら……そう願って止まない。*]
う、うん…?
[うん、やはりお互いに2割ずつくらいしか通じていない。
ただ鏡写しのような目の前の存在はよくよく説明しようとしてくれているようだ。
それだけは理解できる]
仮組み。それは、解った。
[考えてみれば相手が自分を気に入らぬということもあるであろう]
…さてでは君をなんと呼ぼうか…
―屋上―
[どうやらまだ召喚の済んでない訓練生は俺だけの様だ。]
真打登場!!
……なんてな?
[ここに来るのが誰より遅かったのは、べつに満を持してを演出する
ためでも何でもなく。
義肢義足となった左側のおかげなんだが、誰もいない召喚の間は
物寂しい。]
しかし與えるとは一方的なものだな…
言い方を変えよう、わたしは君をなんと呼べば?
[少年の柔らかな声が呼び名を紡ぐのを期待してみる]
[黒檀で出来た杖――指揮棒によく似たこれこそが、
代々召喚士として名を馳せて来た一族。
ノイン家の証であり、媒体だ――で空中に印を描き、
小瓶にいれて携えたグエン海の水を魔法陣の上に落とす。]
自信ないとかじゃなくて、恥ずかしいの!
…これでいい?
[褒められるのも嬉しい以上に恥ずかしい。
アイリの前に気をつけの姿勢で立つと早く終われと。
願いながら彼女をじっと見つめる。]
んっ…くすぐったくて…
あたたかい…
[彼女の唇が触れた箇所から暖かさが漏れてくる。
くすぐったいのに、心地よさも溢れてくる。
彼女に撫でられている時と同じ気持ち。]
本当にすぐ終わった…ありがとう、アイリ…
暖かいけど、共有する感覚はまだ分からないかな
[興味深げにお腹の紋章を撫でてみる。
彼女が試すといえば、すっかり信じきった私は。
何も考えずに身体を差し出して。]
ふぇ…ひゃあっ…
ひゃぁんっ…あいりぃ…ぁっ…
これ…なにぃ…?
[私の中に渦巻き始めた性的快感に腰が砕けてしまった。]
<b>汝蒼き水底の泡より生まれいでし者よ、
我が盟約に従い来て、命の源たる、清らかなる力をここに示したまえ。
しじまに揺らめく水面の影を超え、深き海より今ここに姿を現せ!</b>
[腰が砕けてしまった彼女を抱きしめソファに寝かして]
ふふ。可愛い。バッチリ感じ取れてるわね。それが私の魔力よ。
もう少しだけ頑張ってね。
…今度は逆回転、急停止からのー、急発進。
[ゆったりとした魔力の流れは徐々に奔流となって、当然、快感も膨れ上がる。
一頻り確認を終えると彼女から手を離す。すると下腹部の刻印もスッと消えて見えなくなった。
初めての魔力の稼働は、その場から一歩も動いてはいないが、それなりの距離を走ったかのような疲労感も感じるかもしれない。
そっと彼女を起き上がらせてソファに座らせると肩を抱いて頭を撫でる。]
ん。お疲れ様ね。
これで私の魔力を通じて、マスターにも私の力の一部を使う事ができるわ。具体的には、「私と同じような存在になる」、と言えばいいかしら?身体強化して人間には出せない怪力を使えるし、勿論、ある程度の魔法も使える。マスターが望むなら魔眼や翼、尻尾すらその身に出現させる事も可能よ。
使い方は何でもいいから「魔力を使う」と念じるだけ。格好よく「変身!」と唱えるでも何かを詠唱しても、気持ちさえ乗れば自在に使えるわ。
[指を立てながら説明をして、最後に。]
[召喚の呪文を唱え、そのまま魔法陣の変化を待つ。
1年前は呪文を唱え終えた直後、風の魔人が姿を現した。
純粋な精霊と言っていいそれは、辛うじて人型を保ってはいたものの、
ネイバーとして契約を結ぶ事など、到底ありえない代ものだった。]
あくまでマスターの持つ魔力の分だけだからね、魔力を使い切れば補給しないとダメよ。
そして、魔力の一番の補給方法は、
私がサキュバス、と言えば――わかるかしら?
[気が付けば身体が向き合い、吐息が触れる程の距離。
重心を前に傾ければ、身体も触れ合いそうなほど、近い。]
マスターは…私と、仲良くしたいと言ってくれたわ。
私は、それをとても嬉しく思ったの。
私はマスターとなら一緒にやっていけるかも、と思ってる。
…でも。マスターは。
私が、サキュバスと知った後でも、同じ事を言える覚悟は……ある?
[此処までは、サキュバスとの契約のほんの触り部分。
そして此処からは、彼女にとって、引き返せない領域なのかもしれない。だから――
じっと彼女の目を見つめて、その覚悟を問う。
その瞳の奥は妖艶に揺らめきながらも、どこか懇願の色を宿して。*]
ん、なんとかのなんとか?
[瞬いて、改めて召喚師の胸元を見た。
遠慮のない視線、そして無念そうでもある]
我々は不明だ
クアデル
あなたの二番目は借りる?クアッド?ルディ?アデル?
[手を伸ばし、今度は胸ではなく魔道書に触れた]
大丈夫
呼び、あなたのであることを知る。巫女
[焦っていた――。
今なら、そう言える。
家の名に恥じぬ、優秀な兄達に比べ、所詮何の期待も寄せられていない気楽な三男坊は。
これでも召喚士としての地位を築いてきた家系としての誇りと、
自らの名誉を教師達の前で形にしようと試みた。]
/*
物凄く駆け足な気もするごめんなさいいいい
いや、その、被告は初期設定と意思確認は早めに一気に終わらせてしまいたかったと供述しており(
おかげさまで一区切りしてイベントを迎えられそうです。
どんなイベントなんだろう(わくわく
―一方その頃、海―
[魚達と競っては駆け、深層へと潜って海を彩る欠片となり。
いつものように自由を満喫して居た所で]
――――……なんでこういう時に限ってお呼び出し来るかなあ。
[同じ海の気配が、それを持つ者の声が人魚の意識を
異なる世へと誘う力に触れた。]
でも、海が呼んでるんだもんな。
無視する訳にゃー行くまいよって!
[声はさておき海が呼んでいるのなら応えなければならない。
人魚は一度垂直に沈み、勢いを付けて上昇していった。]
[超自然の体現と言ってもいい風の魔人を意のままにする事など出来ず。
結果は散々暴れ回ったあげく、無理やりあちらの世界に引きずり込もうとする魔人を退けるために。
左半分を引きずり込まれたところで、陣の上で魔法の遮断を行った。
狂暴な魔人を封じた後に残ったのは、瓦礫さながらに崩壊した屋上と、左の手足を失い血塗れた生徒が1人。*]
なんとか…で、なんでそこを見る!
くそう、いつか見ていろよ…
[遂に恥ずかしくなって胸をかばいつつ
軽く顔を赤らめながら相手をぺしりと叩いた]
借りるのなら、被らないほうがいいな。
ルディ…ルディだと少々少女めいているし…
エディはどうだ?
[提案した所で、抱えていた魔導書に触れられる。
大丈夫と響いた声に、不思議な心地になる]
喚び……
そうか、仮組みだから戻ってしまうのか。
わかった、また喚ぼう、
その時は君の言葉をもう少し理解するよう努めるよ。
[どこかのタイミングでエディがいったん元の場所に戻ったのなら、自分も踵を返して宿舎に戻るだろうか、そして]
― 女子宿舎 ―
……。
[鏡の前で表情を引きつらせつつ胸板を見つめる女がいたという*]
[そして]
はいはーい!!呼んだ!?
[ぱしゃん、と水の跳ねる瑞々しい気配と共に
大きな跳躍にて現れた、人魚……もとい男。
今は下半身も人のもの、ゆったりとした淡い青碧のズボンを
穿いている。]
……みたいだけど、大丈夫?
[召喚一番、相手の身体を見ての感想染みた言葉をひとつ。*]
[―精霊クラスを呼び出せたら、学科でトップが約束される―
かつて、そんな噂に踊らされた男の前に現れるのは、
どんな海の者だろうか。]
/*
大変遅くなってしまいましたが、ようやっと
マーマン・カスパル呼ばれて飛び出てジャジャジャジャン
致しました。
皆様どうぞよろしくお願い致します!
そしてなんでそんな遅くなったのって言いますと、
ズボンってこう何か言い換えられないかとうんうん
唸っていたからでありました……。
下衣だとおぱんつの意味にもなるだろうしなあと。
結局ズボンです。
[どうやら呼び出しに応じた者は、召喚された経験があるのか。
突然の呼び出しに驚くこともなく、こちらに声をかけてきた。
繊細そうな見た目とはうらはらに、立ってるだけの俺の違和を一目で見抜くあたり、流石ネイバーと言うべきか。]
うん、呼んだ呼んだ
俺メレディス――、メレディス・アスタ・ノイン。
悪いな、急にこんなところに呼んじまって
[相手に合わせて、こちらも気軽な口調で答えを返し、名を告げる。]
― 獣界 ―
……ぷっは〜〜〜!!
[ 水面に浮かび上がって、ぶるるっと頭を振る。
森の中にある泉だ。
貫頭衣は脱いでしまって、よく鍛えられた逞しい肌があらわになっている。
よくよく見ると、その肌にもあわい羽毛が生えている。そのため、肌色はうっすら琥珀色に見えた。
脂の乗った羽毛の上を、水が珠になってころころと流れていった。 ]
は〜〜。
あっちの世界の「お風呂」は良かったよな〜〜〜。
女の子がいっぱいで、おっぱいサイズも大から小までバラエティー豊かでさ……。
あ〜〜また行きてぇな〜〜〜〜。
これは、説明すると長くなるから省略するけど、
結論から言うと、大丈夫だ。
[こちらを気遣うネイバーに、尚も言葉を続ける。]
こっちに呼んだ理由はいろいろあるんだけど、
まずは君の名前を教えてもらえるかな?
[ネイバーの名を聞き出すことは、契約を結ぶ最初の一歩だ。]
ふぇ…ぇ…
まだ…するの…?
[ソファに寝かされて安堵したのも束の間。
続きの言葉に身体は固まり、身構える。]
んぁぁっ…くうっ……
はぁはぁ……んっ…ぁ…ぁぁぁぁぁっ…!!!
[身構えた所で与えられた快楽に抗う術はなく。
ただ矯声をあげながら、彼女の魔力を受け入れ続けた。
終わった頃には息も絶え絶えで。
下着は快感で使い物にならなくなっていた。]
本当にアイリの力を分けてもらう、って感じなんだ…
そのまま使えるのは、すごいな…
[力の入らない体をアイリに支えてもらって寄りかかり。
少しづつ息を整えながらも、能力の説明を聞く。]
[ぺしり
叩かれた拍子に視線は外れた
何度か瞬いて、レーチェの肩を慰めるようにぽむ]
貧困は育つ、安全だ?
その加護で大きい
[こくりと真剣な表情で頷いてみせた]
エディ?
[編み出された仮の固有名詞に微笑むのはよく似た面差しに、甘く響く声]
我々の越境にて、力何故
──つとめるよ
補給…うん、多分、分かる…
だから、今もあんな風になっちゃって…
[補給の言葉にさっきまでの性的快感が思い起こされる。
間近に迫るアイリの顔にドキドキして心臓がうるさい。
目を逸らさぬように彼女の真剣な言葉を受け止める。]
うん、私は今でもアイリと仲良くしたいって思ってる
そりゃあ、さっきのとかはその、ドキドキして
全く困らなかったってわけじゃないけど…
でも、アイリは私のためにやってくれたんだって
アイリは私のこと気を使ってくれてたもん
貴方は優しくて、可愛くて、綺麗で、いい子だって
分かったから、大丈夫
私は貴方が来てくれて良かったって心から思ってるよ
[言い終わると同時、間近に迫った彼女の唇にキスをした。]
[お辞儀をするように身を少し屈める。
魔道書を抱えるレーチェの指に鼻先を寄せ、爪の先ひとつに口付けた]
[少年はやがて、学園から彼方へ帰還する。
もう一度、世界を渡って喚ばれ、またそれに応じるかどうかの確約はなくとも。
こうして、レーチェ・クアデルの初めての召喚は、かっこよくて強い──かどうか甚だ怪しい、素性不明のネイバーとの邂逅となったのだろう*]
[初見の感想。
お世話係で呼んだのかしら。とりあえずお堅い奴ではなさそう?
そんな感想を頭の中でまとめながら、人魚は足の具合を確認する。]
メレディス、うん。覚えた。
あんまりにも急だったからどうしようかと思ったけど、
海が呼んでるなら話は別。
だから応じた。
[言葉の端々に、いざとなればお断りもするぞと滲ませながら。]
エディ が村を出ました。
12人目、朧の妖魔 エディ が参加しました。
朧の妖魔 エディは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
ほんとに?大丈夫そうには見えないんだけど。
後から、実は大丈夫じゃありませんでしたとか言っても
俺知らないからな。
[身体については現時点では話題にしない。>>111
つまりその関係での召喚ではないという事か、人間不思議。
後から言い出しても契約の何かしらには関係ないと釘を刺して]
俺の名前ね。
えーと、カスパル・スベントレナ。カスパルでいいや。
それで、色々って聞かせてもらえるの?
[ここでスベントレナの方で呼んで来るなら切ろうと、
ほんの少しの防御線を張っている。*]
[歌を用いるまでもなく、再び現れた銀の人は、先ほどよりももっと潤って甘く香り立っていた。>>62
強制送還したことに苛立っていない様子なのは見て取れる。
あくまでも純粋で献身的な言葉に、やはりこれは天使であろうと考えた。
ひたひたと寄せてくる光の波紋も感情を伴うかのように美しい。]
──…。
[初見ではないとはいえ、つい見入ってしまう。]
…ああ、いや。
今のところは、我らが動員されるような災厄は発生していない。
その日のために備える時間が与えられているのは幸いだ。
[努めて事務的に応対する。]
まずは、おまえに、この世界やおれのことをもっとよく知ってもらう必要がある。
おまえの優れた性質を曲げるつもりはないが、おまえの善意がこちらの世界ではタブーである可能性を認識し、トラブルを避けるようにしてもらいたい。
同様に、おれもおまえを知りたいと願っている。
── ついて来い。
[端的に告げて、踵を返した。*]
[意を決して覚悟を問うた緊張は、彼女の言葉にゆっくりと絆されていって、安堵と喜びの感情が湧き上がる。
それも束の間に、彼女の唇が、触れる――胸が、ドクンと高鳴った。]
…嬉しい。ありがとう!
やっぱりマスターは私が見込んだ通りの人だったわ!
[先程までの雰囲気とは一転、少女のような可憐な笑みを見せて、彼女を抱きしめる。嬉しさを滲ませ、頬ずりまでして彼女を愛でた。
ようやく感情が落ち着いた頃に]
あ、これで契約と説明は終わりよ。
そろそろ元の世界に戻る? それとも…補給、してみる?
[そう、忘れていたが彼女は下着姿で、今は柔らかいソファの上で抱き合う形で密着していて――脳裏に先ほどまで快感に身悶えていた彼女の姿が過る。
急に意識しだしたように頬を染めながら聞いてみる。
彼女が承諾しても事が済めば、彼女の望む場所に転移して戻らせるつもり。]
カスパル――、良い名前だな。
俺の事もメレディスでいいよ。
[さりげなくも分かり易い予防線を軽々と乗り越えて、
口にするのは、お人好しそうな異界の青年を、こちら側へ引き込むための言葉。]
話を聞いてくれるんだ? ありがと!
この身体も、全く関係ないわけじゃないんだけど……
そうだな。
ひとことで言うなら、困ってるんだ。すごく。
[そう言って、一瞬だけカスパルに苦笑を向ける。]
この世界には、『災厄(カラミティ)』っていう悪いものが沢山いてね。
これは実際に見ればよくわかると思うんだけど、本当に”最悪”なんだ。
で、そういうのを退治するために手を貸してほしいんだ。
[そうして彼に触れようと、魔法陣へと両手を伸ばす。
生身の右手と硬く冷たい左手を――。]
[2つの五指を絡めることが出来たなら、薄い膜のような魔法陣の結界から、そのまま彼をこちらに引き寄せよう。]
村の設定が変更されました。
[唇を離してから、瞬時に沸騰する。
彼女を受けいれる気持ちを伝えるために選んだ方法。
一番に思い浮かんだそれを試したけど。
これは私の初めてのキスだった。]
ひゃあっ!?
う、うん…喜んでもらえて良かった…
私こそ、末長くよろしくね
[喜びを身体ごとぶつけてくるのには驚くけど。
それ以上に嬉しくて、力強く抱きしめ返すと微笑んだ。]
あー…うん…補給か…
えと、どっちみちいつかはしないといけないもんね…
[刻印を刻まれた時の身体の熱を意識してしまう。
与えられた快感は未だ発散することなく。
身体に残っていて、思わずもじりと内股を擦る。]
えっと、アイリはサキュバスだから
その、そういうことするとアイリも元気になるのかな?
だから、その、アイリが…したいなら…
[身体は欲してるのに心はどうしたって恥ずかしい。
だから、色々言い訳を並べてから彼女を伺うように。]
んじゃメレディスね、一応。
[一応。そう、一応。
真面目な召喚師なら切る、そうでなければフレンドリー。
つまり普通に呼ぶ気は無いという話。
メレディスにはどう捉えられるかは分からないが、
ひとまず切るつもりはない事は何となしにでも分かるか。]
で、困ってるってなになに。
[だから続いた話には、やや良い食い付きを見せた。>>120]
はぁ、ふんふん。
へぇー……って、ちょっと聞いて良い?
[話はひとまず真面目に聞いてはいる。>>121
一通り終わって右と左、質感の全く違う手を見つめながら、
自身の手はまだ降ろしたままで、一つの疑問を投げ掛ける。]
メレディスって、身体そんなだろ。
なのになんでそういう災厄って奴を相手にしようとしてんの。
何の為にそうしたいの。
[純粋に気になったから、聞いてみる。
聞かないままではその手は取れないと思うから。*]
若き実りよ。
あなたは先と変わらず、好ましい。
[災厄に準備するための時間を幸いと言い、この世界の理を解く彼に微笑んで、命じられるまま後に従う。]
[先ほどは驚かれてしまったようだから、次はもっと丁寧に進めようと思う。
良き実は、時間を掛けて光と水を存分に注いでこそ、良く熟すものだ*]
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