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人里に身を潜めながら、夜毎人を喰らうという恐ろしい人狼。
幾つもの村を滅ぼしてきた狡猾な化け物の噂が、遂にこの地にも訪れた。
震え上がる者、馬鹿馬鹿しいと一笑に付す者、そして…。
様々な思惑を余所に、人々は話し合いのため集うのだった。
1人目、語り手 が参加しました。
語り手 は、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
村の設定が変更されました。
2人目、朱雀神 ギィ が参加しました。
朱雀神 ギィは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[天界において、四方の護り手として、その平穏を保つもの──四神。
その一、南方を司りしもの、朱雀神。
夏の太陽によって象徴されし陽気と火気を帯び、その苛烈なる気質を持って均衡を乱すものを征するもの。
遠き時、その翼に呪詛の一撃を受け、長き眠りに就いていた彼の神が目覚めて以降。
陰陽五行の均衡は安定へ至る前の揺り戻しとも言うべき、大小様々な乱れをいくつも生じさせていた]
……何やら、騒がしい、な。
[天界南方。
朱雀神の眷属からは『神域』と称される活火山の頂付近で気脈を辿りつつ、小さく独り言ちる]
……この過剰な陰気…………妖に属すもの、か。
四凶とも、四罪とも違うようだが。
[緩く腕を組み、首を傾ぐ。
思案するよな素振りは刹那。
次の瞬間、朱雀は組んでいた腕を解いて空を見上げた]
いずれにせよ、捨て置ける手合いのものではないな。
均衡揺るがす過剰なる陰気……均衡を正さねばならぬこの期には不要のもの。
[薄く笑みつつ、意識を凝らす。
それが向く先は、『いとし子』と称する自身の眷属]
……いとし子、聞こえているか。
陰陽の気に乱れが生じている──私はこれより、その討伐に赴く。
……が、その前に一度、天帝の御前に参る。
お前も共においで。
[そんな、一方的な言葉を伝えた後、朱雀神は翼を広げ飛び立つ──天上宮へと向けて]
― 天上宮 ―
[普段は余り天上宮には寄り付かぬ朱雀神の、突然の登城はちょっとしたざわめきを呼び起こし。
そして、天帝に謁見するなり口にした言葉はそれを更に強めていた]
過剰なる陰の気を鎮めるべく、遠出いたします。
……目覚めの運動、という事で、お許しいただきたく。
[薄く笑みつつ告げた言葉に、天地統べし皇は柳眉を寄せる。
視線に宿るのは、先日目覚めたばかりの朱雀を案ずるいろ]
少しばかり、午睡が過ぎました故……確り、動いて諸々の勘を戻さねばなりませぬし……何より。
この、過剰なる陰気──見過ごすわけには、参りませぬ。
[笑みは絶えずとも、告げる口調は真摯なもの。
それに、天帝は緩く息を吐き──]
『……そなたが、止めて留まる気質でないのは、承知の上』
『しかし、目覚めて間もなき身にて、単独行はさせられぬ』
『故に、複数人の討伐隊を持って事態に当たる事を命ず』
……天帝……。
[朗々と告げられる言葉に、朱雀はひとつ、瞬き。
それから、緩く息を吐いた]
……御意。
それが、天地統べし皇が御意向とあらば、そのように。
[天帝が言わんとする所は、朱雀にも伝わっている。
故に、それに逆らう事はなく。
意に沿う旨を告げた後、優美な仕種で一礼し、御前を辞す。
……その背に向けて、嘆息めいたものが零れたのは、果たして届いていたのかいないのか]
四神・四瑞を始めとする力あるものと、それを束ねし皇と。
その力によりて護られし場所──天界。
その一画に、ある日、異様な重さの陰の気が生じる。
強すぎるそれを真っ先に感知した者──四神が一、南方守護神たる朱雀は天上宮へと参じ、過剰な陰気を鎮めるための討伐に赴く旨を天帝へと告げた。
しかし、かつての大過で深き傷を負い、先日、ようやく復帰したばかりの身を案じてか、天帝は単独での出陣への是は示さず。
複数の討伐隊を持って当たるように、との命を下す。
命を受けた朱雀は、己がいとし子に天上宮近辺の警戒を命じ、自らは感知した陰気の許へと向かう事になるのだが──。
3人目、蒼龍神 ジークムント が参加しました。
蒼龍神 ジークムントは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
[朱雀が目覚めて以降に起きた大小の乱れ。
小なるは眷属へと任せ、大なるには自ら赴く。
これまでも続けてきた体制の中、しばし訪れた平穏の時。
蒼龍は天界東方に佇む館にて、護りも兼ねた植物弄りを楽しんでいた]
[蒼龍の手がける植物は結界の役目を果たす。
それに護られる館は有事の際には避難所の役割も果たした。
その護りが更に強まったのは、同じ気を宿す妻を娶ってからのこと。
気の相乗効果と愛しき者を護ろうとする想いがそれを為していた]
[そんなある時のこと。
過剰なる陰気立ち込めり、との報を受け、蒼龍は天上宮への登城を決める]
しばらく遠出することになりそうだ。
朱雀が、天帝に奏上したようでね。
全く、寝起きだと言うのに元気なことだよ。
[呆れの中に滲む案ずる色。
過保護にする心算は無いが、万一があっても困りもの。
蒼龍は朱雀につき補佐することを決めていた]
― 天上宮 ―
[朱雀の奏上からしばしして、蒼龍もまた天帝への謁見を求め、その御前に身を置く]
朱雀が天上宮を騒がせた、とお聞きしましたので、参上仕りました。
……御心お察し申し上げます。
故に、私もその補佐へ。
朱雀と共に遠出することをお許しください。
[二神が出る程か、と周囲からは思われるだろうが、蒼龍のこの行動は天帝の憂いを取り除くため。
ひいては目覚めたばかりの朱雀を援くため。
その意図は天帝には伝わろう]
護りは要が居ります故、心配ありますまい。
[有事には天帝の傍にて護りを固める北方守護者。
それに向ける揺るがぬ信は永き刻を経て積み重ねられたもの]
我らの眷属もまた尽力する所存。
…朱雀のことはお任せくださいませ。
[天帝の憂いを減じるために。
朱雀が自由に
その二つのために蒼龍は討伐隊への参加を願う]
[しばし思考の沈黙は流れど、天帝より返るは是の言葉。
それに対し蒼龍は深く頭を垂れた]
御意に。
寛大な御心に感謝申し上げます。
[言葉を紡ぎ一礼すると、蒼龍は天帝の御前を辞した]
…にしても討伐隊の編成、か。
少々準備が必要かも知れないね。
[どんな者達が集まろうとも必要な準備。
恐らくそれは朱雀より自分の方が向いているだろうから、と。
蒼龍は早速その準備へと取り掛かった**]
/*
口調とかト書きの確認に天穹見に行って読み耽ってしまったためにこんな時間にwwww
や、22時くらいから1時半くらいまで寝てたのも原因だけど!!
寝る寝る、流石に寝るwww
朱雀のいとし子 カスパル が見物人として参加しました。
朱雀のいとし子 カスパルは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
……朱雀様?
[不意に響いて来た声>>3と、しゃらん、という澄んだ鈴の音。
それは、領主としての職務に勤しんでいた朱雀のいとし子の手を止めさせるに十分に足るものだった]
[どうしました、と側近が問いかけてくる。
それに、返したのは苦笑と]
……我らが主より、お呼び出しだ。
陰陽の気に乱れが生じている故、それを正しに行く、と。
俺も同行せよ、との事なんで、な……。
[やや歯切れ悪い言葉。
領主としての仕事はまだまだ中途だが。
守護者一族たる彼にとっては、主たる朱雀神の命は、常に上位のものとなる。
それが何を意味するかと言えば]
…………すまん。
[こちらは引き受けます、と。
ため息混じりに告げられた言葉に、苦笑が深まる。
仕方ないでしょう、と返す側近の表情も似たようなもので]
ん、ああ、わかっている。
……先日のような無茶はせんさ。
[その苦笑から一転、刺された釘──くれぐれも自重しやがれ、と言わんばかりの笑みと共に投げかけられた、無茶はしないでください、と言う言葉に頷きで返した後]
それじゃ、後は任せたぜ?
[どことなく愉しげな様子で言い置いて出立する。
……その背を見送る側近が零した嘆息めいたものは、届いているのかいないのか]
― 天上宮 ―
……さて。
[出立前のあれこれと、何より、翼の力の差により、主よりは遅れてたどり着いた天上宮。
主命として参じた旨を伝えれば、既にその話は各所に通っているらしい]
そう、か。
それでは、俺は主の許へ参りますが……。
[どちらに、と問うより先に返されたのは、居場所は知れぬ、という言葉。
半ば予想していたから、驚きはなく]
……わかりました。
連絡を取る術はありますし、自分で探すとしましょう。
[そう言って、ゆるり、主を捜して歩き出した。*]
― 天上宮・庭園 ―
[特に宛もなく歩く内、感じたのは良く知る木気と、馴染み深い火気。
火気の方は自らが呼んだものだから、いるのは当然、と捉えるものの]
……やはり、来たか。
[木気の主に対し、零れるのはこんな呟き。
幾度となく、
こちらが動けば来るであろう事は予想できては、いたが]
……手を煩わす心算は、なかったのだがな。
[そんな呟きも、続いて零れた]
/*
庭園と中庭は別物だったっけ、と過去ログを漁りに行くターン…(
そして明日は早出なのだった。
来るのが遅くなってしまったのが痛いな。
/*
そうか、前回は宿舎同士の中庭、なので庭園とは別物だね。
送り返しの場所をどこにするか悩んでいたのだけれど…城門前じゃあ味気ないしなぁ。
朱雀遭遇ついでに庭園にしようか。
ある意味私の領域なのだしw
4人目、霊亀の次代 クリフ が参加しました。
霊亀の次代 クリフは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
[四瑞が一、霊亀神の治める領地。
霊亀の眷族であり、代々守護者を務める一族の屋敷は、俄かに騒がしさを増していた]
[かつて、一族の主となるはずの若者が、妖魔討伐の折に命を落とした。
遺された子は当主を継がせるにはあまりに幼く、守護者の任は霊亀の憑代たるを認められた、側仕えの青年へと託された]
[月日が巡り、幼子は剣を取り戦える年齢までに成長した。
そこへ齎された、過剰なる陰気の出現と、それを鎮めるための討伐隊結成の報。
その討伐への参加が、次代の守護者を担う少年の、初陣となった]
[次代の出発に際し、一族の屋敷では、細やかな式典が開かれることになっていた。
慌ただしくその準備が進められるなかで、当の主役は]
……おし、この辺なら誰もいないな。
[堅苦しい空気の場から逃げ出すように、屋敷の中でも人通りの少ない一角に潜んでいた]
みんなして大袈裟なんだよ、討伐隊の一人に加わるってくらいでさ。
[着慣れぬ服の首元を引っ張りながら独り言ちる。
この日のために設えられた服の、如何にもな真新しさが気恥ずかしい。
気を紛らわすように、身に付けたものの中で唯一使い慣れている腰に提げた短剣を、鞘ごと外して手の中でくるくると弄んだ]
[視界に影が差したのはその時だった]
霊亀神の憑代 ノトカー が見物人として参加しました。
霊亀神の憑代 ノトカーは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
[振り向いた視線の先にいたのは、霊亀の憑代であり現守護者、亡き父の側近であり自分のお目付け役でもある人物、ノトカーだった。
思わず逃げ腰になるこちらに、ノトカーがやや見下ろす視線で迫って来る]
あー。うるせー……。
[矢継ぎ早に飛んで来る質問と小言の数々に、うんざり顔になりながら適当に返事をする。
自分には父が生きていた頃の記憶はないが、もしかして亡き父に対してもこのような態度だったのだろうか?
もしこの場に父がいたなら、互いに苦労するなと肩を叩き合いたい気分だった]
ああ、それと。
[そのようなクリフの内心を知ってか知らずか。
説教の続きというように、ごく自然に、青年はあるものを取り出し相手に差し出した]
これを持って行きなさい。
え?
わ、……うわっ!
[無造作とも言える動きで渡されたそれを、危うく落としそうになるも、慌てて抱きかかえる。
ずっしりとそれなりの重量を感じるが、万に一つにも落とす訳にはいかなかった]
お、おい……これ……
親父の剣じゃねーか!
[ノトカーが肌身離さず持ち歩いていたそれを、見紛うはずもない。
それに霊亀の眷属たる少年には、鞘越しであっても、その刀身に宿る力が、己の血肉に宿るそれに近しいと感じられていた]
いいのかよこんなもの、オレに渡して……。
[この剣は、妖魔討伐に出向き帰らなかった父が、自らの命を賭して生み出したものだという。
父の側近であり友人でもあったノトカーにとって、この剣がどれだけの意味を持つか、察せられぬ歳でもない]
これは本来、貴方の持つべきものです。
……いずれこの日が来たなら、譲り渡そうと思っていました。
[そこでふ、と表情を和らげ。
子に対する父のように、友人の忘れ形見の頭へそっと手を置く]
いきなり使えと言って、使えるものでもないでしょう。
だからこれは、お守りです。
それに……貴方が一人前になったということを、真っ先に伝えたかった。
[剣に宿るものを見透かすように、目を細めた]
天上宮までは、私も共に向かいましょう。
私はその付近で、守備の任に就いていますから。
何かあれば、無理せず帰還するのですよ。
[そう言い聞かせた相手はと見れば、剣を抱えたままどこか上の空になっていた。
ここに来てようやく、自覚が芽生え始めているのだろうか]
[彼を促すようにして式典の場へと向かい、それを終えれば周囲に見送られるようにして、天上宮へと出立する*]
/*
長い。
相変わらず入村発言が長いなぁ。
でもどうしてもやりたかったんだよ、これだけは。
そしてがっつり2IDってもしかしたら初かもなぁ。
― 天上宮・庭園 ―
[その準備を為すために選んだ場所は、天上宮の中にある庭園。
そこは植物に溢れ、蒼龍が力を繰るには相性の良い場所だった。
故にその場所を基点と定める心算でいた]
……あぁ、ここに居たのだね。
[緑と色とりどりの花が溢れる空間で一際色彩を濃くする紅い色>>19。
近付く毎に感じていた火気は馴染みあるもの。
天上宮を騒がせた張本人がそこに居た]
言わずもがな、だとは思うけれど…。
私も行くよ。
[端的に伝えるのは討伐隊へと参加した旨]
……わざわざ、自分から厄介な事に手を出さずともよかろうに。
相変わらずの世話焼きだな、蒼の。
[楽しげな笑みを浮かべつつ、さらり、と告げる。
からかうような口調だが、そこにあるのは信のいろ]
― 天上宮・庭園 ―
[落ち着くと言う朱雀>>33を見、蒼龍は目元を緩める]
そうか。
出立前なのだし、英気を養うには丁度良いかもしれないね。
草花は傍に在るだけで心を和ませてくれる。
[相生の理もそうだが、精神的な部分でも役立つと、蒼龍は口端を持ち上げた]
その厄介な事に率先して飛び込もうとしているのは誰かな?
寝起きの君にはもうしばらく
[揶揄うよな口調>>34にも込められるものは感じ取れる。
こちらも信はあれど案ずるものもあるため、返す言葉は冗談を含めながらも抱く想いを垣間見せていた]
― 天上宮・庭園 ―
[討伐隊の一員となるべく向かった、天上宮の一角。
既にその場には幾らかの人影があったかもしれないが、それ以上に目を惹いたのが]
……花だ。
[庭園に溢れる、色取り取りの花。
その一つにそっと手を伸ばし、触れようとする]
[金気は木気を剋する。
故に、金気に属する霊亀神の領地は、植物が豊かとは言えない。
故郷を離れなければ決して見られなかった光景を、自らの持つ金気で乱さぬよう、ごく慎重に花弁へと触れる]
蒼龍の妻 ローレル が見物人として参加しました。
蒼龍の妻 ローレルは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
お元気なのはいい事ではないですか。
朱雀様は今まで寝られておられたのですから、きっと体を動かしたくて堪らないのでしょう。
[案ずる色が滲む呆れに、ローレルはジークムントにふわりと笑いかけ。]
はい。
私はここで歌を唄いながら、ジークムント様のお帰りをお待ちしておりますね!
[日の光のような笑みを浮かべ、元・歌姫は*愛する夫を見送った。*]
蒼龍の妻 ローレル が村を出ました。
― 天上宮・庭園 ―
確かに。
この場所に生きるものは、私の領域のそれとはまた、異なる力を持ち得ているからな。
[朱雀の領域、取り分け『神域』は、活火山という事もあり芽吹く草木は限られる。
そことはまた異なる色合いに気が鎮まるのは確かなので、同意を返した後]
― 天上宮・庭園 ―
花恋しければ私の館に来ると良いよ。
数多の色彩を以て迎えよう。
[春の陽気続く東の領域は草花に溢れている。
館でなくとも領域に近付くだけでも恩恵を受けることは可能だろう。
同意を向けてくる朱雀>>43にそう良い、蒼龍は笑みを浮かべた]
それもそうだね、身体を鈍らせたままでは私達も困る。
後ろは気にせず、前だけを見て羽ばたくと良い。
[そのために来たのだから、と朱雀の言葉>>44 >>45に笑いかけ。
承諾の首肯を一つ返す。
朱雀の視線が僅かに動くのを見れば、蒼龍もまたつられるようにして視線を向けた**]
[ふと顔を上げると、その場にいた人物と視線がかち合う]
え、……うわ!
[見咎められたのではないかと、慌てて手を引っ込める。
どう反応したものかと慌てている所に後ろから手が伸ばされ、引っ張り上げられるような形で立ち上がらされる]
ご挨拶が遅れ申し訳ありません、朱雀様、蒼龍様。
[クリフの背後から前に出るような形で、霊亀の守護者たる青年が姿を現す]
朱雀様におきましては、此度の復活、大変喜ばしく思っております。
しかし、これより間も無く妖魔討伐に向かわれるとのことで――
[そこでクリフを、自身の前へと押し出す。
緊張で身を固くする様子に目を遣りつつ]
その討伐隊に、この者を加えて頂きたく存じます。
霊亀の眷属に連なる者で――此度が、初陣となります。
あ、あ、あの。
[ノトカーの言葉に、相手がどういった存在であるか、ようやく正確に認識する。
咄嗟に言葉が出て来ず、思わず譲り受けたばかりの剣の柄をぎゅっと握った]
よろしくお願いします!
[結局その一言だけを口にし、頭を下げた]
え?
あ、その……勿体ないお言葉を……
[朱雀神の言葉>>52に、幾らかは場慣れしているはずの守護者がしどろもどろになっていると]
とはいえ。
……実戦である以上、相応の覚悟も忘れずに、な。
陰気を募らせるが何者かは未だ知れぬが。
……相応、強大なものなのは、確か故に。
[ほんの少し、真面目な口調で釘を刺す。
とはいえ、それもすぐさまに掻き消えて]
……ああ、そう言えば。
我がいとし子も、こちらには来ている。
もし城下に出るなら、あれに案内を頼むといい。
……恐らく、ここの城下については私以上に知り尽くしているからな、あれは。
[一転、楽し気に告げる様子は飄々と。
なお、当のいとし子に捜されている事は、気付いていても気にしてはいなかった。**]
玄武神 リエヴル が見物人として参加しました。
玄武神 リエヴルは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
..寝起きの運動、とでも思っているのだろうな。
[ 溜め息混じりに零れた言葉を聞いたのは傍らの妻のみだったろうか。
いずれにせよ、朱雀が捨て置けぬと断じるほどの陰気の乱れ、玄武神にも見逃すことは出来ぬが道理。 ]
[ 北方より天帝の下へ、漆黒の武神が向かったのは、朱雀、蒼龍の二神より僅かに遅れてのことだった。 ]
…………。
[眉が下がり、しばし沈黙を返す。
度々聞かされて来た、彼の父の最期。
皆陰鬱になり過ぎぬようにと気遣ってくれてはいたが、妖魔の恐ろしさと死が訪れる時のあっけなさは、幼子の心に焼き付けられた]
わかってるよ。
[自分を見送る皆の眼差し、そして何より常に傍にあったノトカーの眼差しを思い、ゆっくりと頷いた。
言い知れぬ重圧に視線が俯きそうになるけれど]
……羽目を外し過ぎたり、疲れを溜めたりしないでくださいよ?
[楽しげな朱雀神を前に、言えるのはこのくらいだ。
それでも、彼が次代へと掛けてくれた言葉と、釘刺しに。
無言で一度向けたのは、感謝の眼差しであった**]
はい、聞き及んでおります。アレが飛び出せば止まらぬは詮無きこと、蒼龍が共に在れば心配には及びますまい。
[討伐隊の事は聞いたかと、天帝に尋ねられれば、漆黒の男は、常の無表情を崩さぬまま、そう答える。対極たる朱雀神への呆れたような物言いも、それと対照的な蒼龍神への揺るがぬ信に溢れた断言も、朱雀神が傷を負い眠りにつく前と少しも変わらず。だが以前と違うのはそれに続く言葉]
午睡の退屈が過ぎて、やり過ぎぬかだけが問題ですが、共に行く者があるなら、彼等の無事を蔑ろにするわけもありません。この度の命は、まさに御慧眼かと。
[妖退治だけならば、朱雀神単独でも足りる、だが「足りすぎる」を抑えるためにこそ、同行者をつける意味はあったと、そう断じた漆黒の男の顔には、どこか愉しげな笑みが薄らと浮かんでいた]
[やがて、天帝の前を辞した漆黒の下へ、するりと一匹の小さな蛇が這い寄る。 ]
...ん?
[ 眷属の気配を宿した蛇に玄武神が手を伸ばすと、蛇はその指が触れると同時に、煌めく霧となって散り消えた ]
[ 小さく吐息をつき漆黒の男は歩き出す。天上宮に集い始めた者達の気配はすでに届いていた。
歩むその先、誰かと出逢うこともあったろう** ]
/*
なんで先に玄武で入ってるかというと、本参加のキャラがまだ確定していないから(まて
多分奥さんがプロには来るんじゃないかなー?と思ってますしね。
蛇は本参加キャラからのご挨拶のつもり。まあ多分昴か、天狼星の化身になる、と思う。うん。
さて、私はもう少し歩いてくる。
こちらに来るのも、久方ぶりなのでな。
[復活直後、天帝に謁見するために訪れた時は、さして日を置かず神域に戻っていたから、眠りの間の変化は完全には掴めていない。
普段から登城する機会の少ない身、それでもさして困る事はないのだが]
……どこぞの苦労性も登城したようだし、ゆるりとできる内にしておかなくてはならぬし、な。
では、また後に。
[冗談めかした口調で告げて、場にいるものたちに優美な仕種で礼をひとつ。
それから、焔思わす朱を翻し、庭園から離れた]
……いとし子、聞こえているか?
霊亀の護り手と眷属が、こちらに来ている。
城下の散策を望むなら、お前に案内を、と伝えておいたので、その際はよしなにな。
[歩きつつ、眷属に向けるのはこんな言葉。
力に伴い生じた火気が、ふわり、揺れた。**]
― 天上宮 ―
……と。
[天上宮内を歩き回り、時折、既知と言葉交わしたりと。
特に焦る様子もなく進めていた主探しの歩みが止まる。
足を止めさせたのは言うまでもなく、届いた声。>>74]
霊亀の護り手……ノトカー殿が、こちらに。
了解いたしました。
[最初に返すのは、告げられた言葉への諾。
それに返る、しゃらん、という鈴の音にひとつ、息を吐いて]
……思っていた以上に大事、か、これは。
[先に登城した、強大な水気──己が主の対極のそれは、既に感じている。
力あるものが集まるという事、それが意味する事は問うまでもなく知れて]
……この辺りも、騒がしくなるやも知れんな。
[ならばこの地の守護が己が務めか、と。
思考巡らせつつ、朱雀のいとし子は再び歩みを進めて行く。**]
はあ……。
朱雀様のお言葉、忘れていませんよね?
[先程はこの少年にも畏怖という感情があるのかと感心したものだが、御前を離れればすぐこの調子だ。
朱雀神にああ言われた>>72手前、少しは口うるさくするのを控えようとは思うのだが]
大丈夫だって!
それより、今の内に城下の方も行ってみようぜ。
そういえば、朱雀様の言っていたのってどんな人?
見たことあるんだろ?
[今度は自分の番とばかりに質問攻めにしながら、城下へ向かう道を、当然とばかりに進んでいく*]
/*
ううん?
こっちのメモが上手くいかないなぁ。
(入力欄では改行なしになっている)
一旦メモ帳で編集してからコピペするしかない?
― 天上宮・庭園 ―
おや、振られてしまったよ。
[冗談めかした遠慮の言葉>>51にはクスリと笑う。
返される頷きを目に留めてから、かけられる声へと向き直った]
やぁノトカー。
そう畏まらずとも良いよ。
[謝罪と紹介を紡ぐノトカー>>49に声を返し、押し出された少年>>50へと視線を転じる。
緊張からか握り締められた剣は、以前ノトカーが使っていた剣ではなかったか。
名を問う朱雀の様子>>53に蒼龍は共に聞く態を見せ、それぞれの会話を耳に留める。
合間に垣間見る朱雀の笑み>>56。
その心情を察して人知れず笑みを深くした]
[朱雀が立ち去る>>73のには見送るに留め、苦労性の言葉にまた静かに笑う]
気に入られたようだねぇ。
[それを紡いだ時、ノトカーとクリフはまだ居たかどうか。
彼らが庭園を離れるのも見送った後、蒼龍は庭園内の回遊を始めた]
― 天上宮 ―
[宮殿内の火気の流れ、それを辿れば、主の居場所を知るは容易い。
それでも、すぐにそちらに向かわなかったのは、先に届いた主の言葉があるから]
……城下の案内、か。
まったく、我らが主は俺をなんだと……。
[確かに、登城の折には各所を巡り、祭りの時ともなれば知らぬ場所のない案内人となるのだが。
それらも結局は、領主としての仕事に付随しての知識なわけで]
……ま、好きで覚えた部分がない、とは言わんけどな。
[そんなぼやくような呟きと共に、ふ、と息を吐く。
城下から感じるのは、未だ穏やかな気。
これが乱されるようなことがあってならぬな、と。
そんな決意が刹那、過った]
― 天上宮 ―
……は?
[不意に呼びかけられ>>86、瞬きひとつ。
それでも振り返った所で向けられた少年の名乗りに、驚きは薄れて]
ああ、確かに。
俺は、朱雀神が眷属、南方の守護剣士カスパル。
……君が、我らが主の仰っておられた、霊亀公の眷属殿……かな?
[名乗りを返しつつ、返す言葉はこちらも軽い。
なお、こんな所が似た者主従、と呼ばれる所以の一つであるのは、余談]
― 天上宮 ―
[別れた後のやり取りは元より、眷属の愚痴も知らぬまま──いや、後者は意図的に無視しているのかも知れないが、それはそれとして。
気ままにそぞろ歩きつつ、同時、巡らせるのは]
……さて、彼の陰気。
生じさせたは何者か……。
[今も少しずつ大きくなっている陰気が何によるものか。
なんであろうと、鎮める事に変わりはないのだが]
多少、大掛かりに均す事も視野に入れねばならぬかな、これは。
[元より、自身が眠りに就いた時点で陰陽の均衡は大きく崩れている。
その崩れが正されたが故の揺り戻しが現状。
それが幾度も続くのであれば、何かしら手は打つべき……とは、思うものの]
……ま、今焦ってそこまで考える事もなかろうな。
まずは、近き乱れを正さねばならぬ。
[今、目の前にある翳りを見過ごす事はできぬから、と。
良くも悪しくも、己が在り方に素で従う朱雀はそう、結論付けていた。*]
― 天上宮 ―
わ、わ。
[よく考えたら唐突すぎる名乗りに驚かせてしまったのではと慌てるが、名乗りが返れば安堵したように一息ついて]
朱雀様が?
は、はい、そうです。
此度は初陣で、この討伐に参加することになって……。
[と、どうにかここに至る経緯を説明する]
それで、城下へ向かう時の案内は、貴方に頼むように言われたんだけど。
[じ、と、朱雀の眷属たる青年を見上げた]
……すみません、天上宮へ上るのは初めてのことゆえ、はしゃいでしまっているようで。
[背後から追い付いたお目付け役が、言葉を足す]
このように、態度も戦技もまだ未熟なる者ですが、いずれ守護者の任を継ぐ身。
どうか今後もよろしくお願いします。
[背後にて一礼すれば、少し静かになった次代が、こちらをちらりと振り返り、同じ動作をカスパルへ向ける。
最低限の緊張というものは、どうやら感じてはいるらしい]
― 天上宮・庭園 ―
[頭を下げ立ち去る二人>>84を見送った後、蒼龍は庭園に咲き誇る花々を見て回る。
元より植物には馴染む身、庭園を包む木気は蒼龍と容易に同調した]
……うん、ここが一番安定しそうだね。
[気の流れを確認した後、蒼龍はタン、と軽く足を踏み鳴らす]
[紡ぎながら歩を進め、規則的な歩みに合わせ緩やかに腕が舞う。
舞踏の如き動きに合わせ花弁が舞い、それがしばらく続いた後、最初に踏み鳴らした場所へと歩は戻り。
タン、と再び地を踏み鳴らす音が辺りに響いた]
────
[最後に紡ぐ言葉は陣の完成を示す。
やや開けた空間に作られたそれは一度淡い光を放った後、密やかに形を潜めた。
心地良い風が辺りを吹き抜けて行く]
これで準備はよし、と。
後は待つばかりだね。
[吹き抜ける風を掬い上げ、舞によって現出した花弁を空へと舞い上げる。
花弁は天上宮の至る所へ、更には天上宮の外へも舞い降りていった]
/*
結局陣を敷くことで可能、とすることにした。
反閇を合わせたのはちょっとした趣味ですw
実際、結界を作ってその中に安全に転移させる、と言う形にした方が良いなと思ったのでね。
一応サブGMなんだよ!と言うアピールなのだけど、気付くかな。
気付く気付かない以前に前々から明言してるので分かってる人も居るだろうけどw
― 天上宮 ―
ああ、先ほど、連絡をいただいた所だよ。
[慌てる様子>>91に返すのは、どこか楽しげな笑み。
説明される経緯を聞くと、そうか、と呟いて]
……初陣……か。
中々の大事になりそうだが、何事も経験……頑張ってな。
[激励の言葉を一つ、向けたのち。
見上げながらの問いに、ああ、と頷いた]
ああ、それは先ほど仰せつかったからね。
さすがに、城下の全域を見て回るのは無理だろうが、見どころに案内するくらいの時間はあるだろ。
祭りの時に比べれば穏やかだが、それでも、良い場所は多いからね。
おっと……顔を合わせるのは、久しぶり、かな。
ノトカー殿もご健勝なようで、何より。
[追いついて来たノトカー>>92に向ける挨拶も軽いもの]
初めてここに来て、はしゃぐな、というのが無理な相談だよ。
俺も、初めて登城した時は、それこそあちこち駆け回ったものだったし。
[く、と笑う表情は、どこか悪戯めいたもの]
……しかし、そうか……守護者の後継者殿、か。
こちらこそ、よろしくお願いする、クリフ殿。
[それでも、礼を返す際には居住まい正し、声音も真面目さを帯びる。
守護者としての任、それによって負うものを知るからこそ、向き合う態度は真摯なものだった]
― 天上宮 ―
大事……ですか。
[朱雀神が目覚めて以来、各地で生じている乱れ。
それを鎮めるべく、守護者たるノトカーが幾度となく討伐へ出向いていたのは、自身も知っている。
此度の異変も、朱雀神自ら動くとあれば、それ以上の大事となることは予測される所であった]
はい、頑張ります。
……親父に安心してもらうためにも。
[少年の体格にはやや長い剣が、帯びた金気により微かに煌めいた]
ええ、お久しぶりです。
[カスパルに向けられた挨拶へ、一礼を返し]
カスパル様もそのような……。
[悪戯めいた表情に思い出すものがあるようで、困ったように眉尻を下げる。
しかし、クリフの思いを汲み取ってもらえたと思えば、口許を緩めて]
ああ、いえ、そう言って頂けるのは有難いです。
それでは、時間が許す間、よろしくお願いします。
[彼に向けて一礼する]
良かった。折角ここまで来たんだから、いろいろと見物したいもんな。
[案内を快く引き受けてくれたカスパルに、笑顔で頷く。
彼が味方してくれたお蔭で、ノトカーも引き下がったようだ]
/*
うーん。
やっぱ二人一緒にいるとどうにもな。
ある程度は地の分で済ませようとは思うんだが、どうしても台詞が…。
― 天上宮 ―
[父に安心してもらうために、という言葉と、感じた微かな金気の煌き。
それらにほんの一瞬、目を細めたのは、遠い日の記憶が過ったが故]
なに、俺も先日主と共に訪れた時は、ゆっくりと見て回る余裕もなかったからね。
今の内に見て回りたい、という気持ちもあるんだ。
[案内への礼の言葉と、向けられた笑顔にこう返した後]
……ああ。
護り手として為すべきを果たすために。
共に、先を目指し、研鑽を重ねて行こう。
[真剣な言葉紡いで頭下げるクリフに、静かな口調で告げて、それから]
……さて、それじゃ。
まずは見聞を広めるべく、行動するとしようか?
[間を置いて、向けた言葉と笑みは楽しげなもの]
……この時期だと、市場の賑わいも中々のものだし。
そうでなくても、見て飽きる、という事がないからね。
[そんな風に呼びかける様子は、守護者、というよりは、ごく普通の気のいいお兄ちゃん、と言った風。
こちらが素である事は、見知った者には有名な事ではあるのだが。**]
5人目、仙狸 マリエッタ が参加しました。
仙狸 マリエッタは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
―山中―
・・・んーむ。どうにもよろしくない事が起きる気がする。
[くぁぁと欠伸を一つして、己の姿を確かめる。
人の住む地へ降りるのだ。化け損なっては片手落ち。]
・・・手よーし。足よーし。尻尾なーし。耳なーし。
うん、我ながらいい化け具合!
[久々に化けた人の姿は、一応おかしいところは無いはず。
人の住む地へ行く前に、歩き方などを練習せねば。]
人に危害加えなきゃ、たぶんお目こぼしして貰えるしねー。
[神通力も使えなくは無いが、
やはり頼りになるのはそこまで生き延びて磨かれた直感で。
その直感に従って、天上宮の城下を目指す。
まずは事から知らなくちゃ。]
/*
さて。
場合によっては、いとし子のスライドも視野に入れねばならぬかな、これは。
開始時間を多少遅らせる、程度の対処はできるが……。
[※明日は深夜まで起きている日です]
まあ、様子を見つつ、か。
……ところで、玄のをつつきに行くべきか否か。
普通に考えると、自分からは行かんのだが、な……!
/*
・・・あれ。なんで妖獣放り込んでんだ自分。
あれだ。深夜テンションだ。
・・・うん、メモで相談してアカンかったら入りなおそう。
いや、町の様子とかよく分からんから「物知らずでもおかしくない→山暮らし→妖獣」とか言う思考で放り込んだけど。
でももっと他になんか有ったんじゃなかろうか。
―天上宮城下町―
[・・・町へと降りては見たものの、
山から見るとは勝手が違う。
確か何かがあるときは、大体此処が騒がしかった気がするのだけど・・・]
・・・さて。此処はいったいどこなのやら。
[山と町とは勝手が違い、あっちにうろうろこっちにふらふら。
何が起きているかは来れば分かると思っていた事もあり、
どうしたものかと首をかしげながら彷徨うのでありました。**]
― 天上宮・庭園 ―
[陣作成の後、しばらくは庭園にて花の状態などを眺めて。
時折手を加えたりしながら時を過ごす]
……ここはこんなものかな。
流石は天上宮の庭園、よく手入れがされている。
[手を加えると言ってもその作業は微々たるもの。
宮廷庭師の手はとてもよく行き届いていた]
さて、気を分けてもらったことだし、私も少し出かけようか。
[城下町には行き付けと言える店もある。
そこで過ごすのも良いかと、緩やかな足取りは天上宮の通路へと向いた**]
6人目、書の織り手 カサンドラ が参加しました。
書の織り手 カサンドラは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
[初めて天上宮を訪れた時のことは今でもよく覚えている。
目に映るもの全てが物珍しく、流れる気は清浄さをたたえ、
庭園の花は美しく咲き乱れていた。
あの花は何というのか、と、近くにいた者を誰彼かまわず捕まえて問う幼子は、
さぞ無礼に映ったことだろう。
そんな、平穏なる情景を見下ろす位置にて、
空は蒼く、澄み渡り―――]
― 天上宮の外 ―
[微睡みから覚めて目を開ければ、そこにも空が広がっていた]
………、んっ…
[まだ覚めきらぬぼんやりとした意識のまま、起き上がってふるふると辺りを見回せば、
何かが顔の前をひらりと舞って、落ちる。
―――花弁だ。>>94
どこかから舞ってきた花弁が微睡んでいたところに降りかかり、
こうして起きあがったことでまた、舞い落ちてきたのだ。
だが、どこから?
この、カサンドラお気に入りの午睡ポイント周辺には花など咲いていない。
もう一度、今度は少しばかり注意深く辺りを見回す。
その目が天上宮の方角から舞う花弁をとらえた時、
ようやく今が“普通の時”ではないことを、思い出すに至る]
―――しまった!
[一文官にすぎないカサンドラも、今回の陰気討伐において隊が組まれる旨は耳に入れている。
そうして、一文官にすぎないながら、討伐隊入りを志願しようと目論んでいたのだが、
そのことをさっきまですっかり忘れて寝こけていた。これはいかん]
〜〜〜〜〜、間に合いますようにっ!
[祈るような面持ちで走り出す。城下町経由で、天上宮を目指して。
脇目もふらぬ、という言葉が相応しい有様だった**]
/*
入村完了しま、した ふいー
最初に浮かんだキャラコンセプト「戦う司書さん」のままに突っ走る予定
武器はあれだ、扱ったことのないのを素直に選んでみた
― 城下町・花茶屋 ―
[天上宮へと登城した折に良く訪れる城下町の店。
顔馴染みの花茶屋でゆるりとした時を過ごす]
…良い香りだね。
新しいものかい?
[自らも花茶作りをする身、店主と情報交換などをしながら花茶を楽しんでいた]
[そんな折に駆け行く姿が一つ>>110。
更にその後ろからもう一つ>>111]
───おや。
[先行く者には覚えのある感覚を抱き、後行く者には人の姿ながら別の気配を感じる]
― 城下町・花茶屋 ―
[足を止めた者>>115は言葉を紡ぐにしばし時間を要したよう。
考える様子に急かすことはせず、言葉が紡がれるのを待った]
何か…。
この先にあるのは天上宮だよ。
急ぐ理由までは量れないけれど……そうだねぇ。
何かある、と言うのは間違いではないかな。
[紡がれたものは漠然としたものだった。
それを自分なりに噛み砕いて答えとなるようなものを言葉として紡ぎ出す]
君は、その”何か”を知りたくて来たのかい?
[目的がありそうで覚束無い雰囲気を感じ、相手の目的を確かめるべく再び問うた]
[それから、是非にと頼んで連れて行ってもらったのが、周囲を少し高い位置より見渡せる物見の建物であった。
眼下に広がる城下の街並を見たなら、わあ、と感嘆の声を上げて]
あれが天上宮で……ええと、武舞台ってどの辺りになるんですか?
……へえ。
[幾つかの質問を投げては、思い描くように時折目を閉じる]
いつかオレも、ここで……。
[そして目を開ければ、広がる風景に再び息を呑む]
ここを、護っていくんですね。
[今は常と変らぬ平穏な街の様子。
やわらかな風に髪と真新しい服を揺らしながら、ぽつり呟いた*]
ほっといても、よくない事が起こりそうな感じだし。
だったら、誰かが解決するの待つより自分も動いたほうが楽かなぁと。
主に気が。
[・・・正直自分はただの仙狸で、
極端に強いわけでもない。
それでも何もせずいるよりは、動いたほうが気楽だろうから。
とはいえ、天上宮となると入っていいのかどうか。
出てくるのを待ってみるべきか、
それとも聞き込みでもするか。]
― 城下町・花茶屋 ―
ふむ…。
[返る声>>122に考えるよな態。
感じる気配に違和は覚えど、紡がれる声に偽りは感じられない]
……では共に来ると良い。
君が感じている良くない事とは、恐らく立ち込める陰気のことだろう。
天上宮ではその陰気を鎮めるべく討伐隊を編成している。
君に参加する気があるのなら、連れて行ってあげるよ。
[その実力は未知数だが、解決に動こうとする姿勢は好感が持てる。
万一があるにしても対処出来る自信はあったから、そんな風に言葉を向けた]
7人目、神将 レト が参加しました。
神将 レトは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―――――― ふわり
――――― ― -- - ひらり
[ 蒼穹の下、舞い躍る花弁 ]
ん...
[ 天の都大路に佇む影が、花に誘われるように顔を上げ ]
〜〜・・っうう!
いきなり浄化は無いでしょうよ、大将ぉ〜
[ ぶつくさと零して、がりがりと頭を掻く ]
はあ......ま、届くべきもんは届いたか。
― 天上宮→城下 ―
ん、じゃあ行くとしようか。
[真摯な返しから間を置かず、気軽な口調に変わる様子を気にした風もなく。
こちらも軽く返して歩き出す。
途中、舞落つ花弁には僅かに目を細めた。
柔らかな木気は、火気帯びる身には心地よいもの]
……あんまり、羽目を外し過ぎないようにな?
[市場についた最初に一応こう、言ってはおいたものの。
実りの季節ならではの賑わいに溢れたここでは難しかろう、という予想はあった。
案の定というか、財布を空にして叱られる様子には口を挟まずに見守って。
その後に、是非に、と頼まれて向かった場所は、自身にとっても気に入りの場所の一つだった]
天上宮を、最も広く見回せるのは、ここだな。
……この場所から見る天上宮が、空と一番綺麗に重なるんだ。
[そんな説明をしながら登った先。
投げかけられる質問に一つ一つ答えつつ、自身も改めて天上宮を見渡して]
……ああ、そうだな……いや。
いつか、じゃないだろ。
君は、護るために、ここまで来たんだから。
そのための一歩は、もう、踏み出してる。
[微か笑みながら、そう告げる。
過剰なる陰気を鎮め、均衡を取り戻す事で多くを護る。
討伐隊に加わる、という事には、そんな意味もあるのだと、言外に滲ませて。*]
/*
やっぱりふかさんかw
神将と書く人はふかさん以外に思い浮かばなかったw
実はこのまま人数足りなかったら2IDやる予定だったのだけど、その時のキャラは玄武の眷属の予定でした(
まだ神将でもない末端だけどね。
[ 大路を歩き出した彼の黒衣は北方神将の身分を示す。つまりは、先に天上宮に馳せ参じた玄武神の眷属にして直属の配下、ということなのだが、この青年は、他の神将に比べると格段に若いうえに、今ひとつ、神将としての威厳には欠けると言わざるをえない ]
[ とはいえ、見た目は当てにならぬのが神の眷属の常でもあるが ]
― 城下町・花茶屋の辺り ―
[その一角を通り抜ければ花の香りがふわり、と舞う。>>112
焦り気味の心にはかえって毒となるかといえばそうでもなく、
ほんのわずか足を緩めたところに、かかる声>>114]
………っと、
[その声を自分にかけられたものと思って足を止めたのは、
聞き覚えがあったからに他ならず。
即座、見知らぬ少女と言葉を交わす声の主――ジークムントの姿を目にし、
僅か、眉をつり上げる]
ジークムント様!
何を油を売っておられるのですか、早くしないと………む?
[つかつかと歩み寄っている間に話は進む。
自分を追いかけてきたという少女を討伐隊に誘う様子に首を傾げ、次に呟いたのは]
もしかして、
……まだ慌てるような時間じゃ、ない?
カスパル様。
[会話の後、改めて案内人と向き合う]
今日は色んな所に案内して頂いて、こんないい景色まで見せてもらえて!
ありがとうございました。
また、討伐より帰還した後か、いずれの機会に、色んなこと教えてください!
[存分に案内してもらったことへ、そう礼を述べる。
そして最後に、天上宮へ繋がる大通りへの案内を頼むのだった*]
― 城下町・花茶屋 ―
[先を駆けていた故に戻って来る形になったカサンドラ>>132。
慌てた様子の声は蒼龍をも急かした>>133が、声をかけた女性との会話を聞いて落ち着きを取り戻したよう]
そんな直ぐには出発しないよ。
私がこうしているのが良い証拠だろう。
[クスリとした笑みをカサンドラへと向けた]
― 城下 ―
[言外の意を正しく察したらしき様子>>134に、ん、と一つ頷く。
改めて名を呼ばれれば、居住まい正して視線を合わせ]
いや、喜んでもらえたなら何よりだ。
……俺も、あちこち巡れて楽しかったしね。
[飾らぬ想いを紡ぎ伝えて]
ああ、勿論。
互いに務めの事もあるから、いつでも、というわけにはいかんが。
機会があれば、そちらの話も聞かせてもらいたいな。
[にこりと笑って、頷いた後。
望み通り、大通りへと向かって歩き出す。*]
― 天上宮 ―
[物思いつつのそぞろ歩き。
口の端が微かに笑みを刻んでいるのは、いとし子に渡した自身の羽から作られた護符を介して伝わる、城下の賑わいが心地よさを感じさせるが故]
…………。
[言葉を紡ぐ事はない。
ただ、内に想いは重なる。
この穏やかさを、永久に、と。
もっとも、そんな願いや想いを直接示さないのが、朱雀の朱雀たる所以──などとも言われているわけだが、それはそれ]
/*
キーボードさん生きて! キーボードさんんんんん
(一部キーが反応しない のでタッチ式キーボード使用中)
今回のコンセプトBGM→これ
あー・・・
[・・・陰気が増して動きやすくなるだけなら良いけれど、
危ない妖魔が増えたりしたら堪らない。
ちょっともったいない気はするけれど、
鎮めたほうが安心できそうで。]
うん。討伐隊、参加させてください。
波乱の類は、無いのが一番ですし。
………その通りですわね。これは失礼いたしました。
[あれっひょっとしてもうちょっとだけ寝ていても良かった?
――とはさすがに、思わない。相手が相手である。>>136
気恥ずかしさで俯き気味の頬はほんのりと赤らむ]
/*
・・・
土行、人気ないな!?(ふと現時点の参加者を見る。土行、自分だけ。)
使いやすい属性だと思うんだけどなぁ。
まぁ、土行っぽい妖怪で仙狸にしたから神通力も持ってるけど。
8人目、近衛官 バルタザール が参加しました。
近衛官 バルタザールは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 天上宮 ―
[まだ穏やかさを保つ宮内の中、常の様に己が役目を務めに向かう途中。
呼び止められた男は、命じられた言の葉に微か眉を動かした。]
姫は天帝の御許に控えられるのですね。
承知致しました。
討伐隊の任、謹んでお受け致します。
[天帝から朱雀神へ下された命、その隊に加わる様に。
自らの役目は案じる必要がない旨も上官から伝えられた
為、断る理由も無い男は了承を返して頭を垂れた]
― 城下 ―
……ん、その時を楽しみにしてるよ。
[>>145 頷き返す表情は、本当に楽しみにしている、と十分に伝わるもの。
その時には、他の弟分と思う者たちも共にあれれば、と思いつつ。
大通りにたどり着いたなら、改めての挨拶を交わして別れ]
……さて。
今の内に、何か所か回っておくか。
[小さく呟き、歩き出す。
想定外にこちらに来たついで、というとなんだが、今の内に幾つか仕事をこなす心算となっていた。*]
― 天上宮 ―
では、失礼致します。
[元々護衛を役目とする男にとっては討伐隊に加わる為の準備などほぼ必要無いが、宮に残る上官はすべきことが多かろうとその場を離れ。
必要は無くとも無駄ではないから、出立の時間までは得物の手入れをしておくかと思いながら足を進めた*]
― 城下町・花茶屋 ―
[俯き加減になりながら畏まるよなカサンドラ>>142には小さく笑んで。
討伐隊への参加を望んだ女性>>141には頷きを返す]
承知した。
…名を聞いていなかったね。
私は四神が一、天帝より当方守護の任を賜っている蒼龍だ。
私も討伐隊へ参加する、よろしく頼むよ。
君は?
[自らも名乗り、相手へ名を問うた]
/*
孔雀と言うからにはなであさんだね、バルタザール。
しかし天上人にも陰陽はつくのだったかな…?
四神・四瑞のみだと思っていたのだけれど。
そして私は敢えて陽気と記載していない(
/*
キャラが難産してぎりっぎりに…!
ていうか入った今もまだ方向定まってなくてタイプ遅くなってますすみません。
メモ貼りも失敗するしグダグダだなぁ私。
リエヴル様にも孔雀出す時間なくてごめんなさいと置いておきます。せめて独り言で落とせたら落とそう…
[ 数刻記憶を探る顔でいたが、やがてうん、と頷いて ]
霊亀の御大のとこの...えーとノトカー殿だったか。初めまして、かな。
こちらはもしかして次代殿か?
[ にこにこ、主と似た気配であるにかかわらず、こちらは格段に表情が豊かだった。むしろ馴れ馴れしすぎるほどに ]
えと、マリエッタといいます。
よ、よろしくお願いします・・・
[相手が四神と聞き、一気に全身の毛が逆立ちかける。
変化が解けずにすんだのは、逃避代わりに変化に意識を集中したからだろう。
・・・いや。一介の妖獣が四神と対面は心臓に悪いと思うの。]
強いなー。此処の人。
[それとも、自分が臆病なだけなのだろうか?
そんな事を思いながら、花茶屋の店主や自分が追いかけてきた女性に、ちょっぴり尊敬の眼差しを向けるのだった。]
/*
と思ったけどバルタザールのグラで孔雀のロールって傍目に見たらとっても痛いな(
……落とすならSNSだな。
でもSNS落とす余裕あるなら表動かした方がいいよなぁ。
まぁ流れで出来たらやろう。
終わってから落としてもいいんだし。
/*
そう言えば光と闇は陰陽なので四神・四瑞のみ、は書いていたのだけど、どっちも使えるんだったっけかw
私は陽気なので間違いなく光は使えるのだろうけど。
使う予定無いからいっか(
おっと、ご存じでしたか。
[名を呼ばれ>>155、背後の青年が反応する]
初めまして、ご挨拶が遅れ申し訳なく。
現守護者を務めるノトカーです。
[纏う水気は近しいものでありながら、口調の違いにやや戸惑いを覚える。
しかし、それを気にも留めない者が、自分の前で勝手に打ち解けた風に話し始める]
はい、次代のクリフです。
えっと……玄武様の所の、だよね?
貴方も今回の討伐隊に?
[にこにこと笑顔の相手に安心した様子で、食いつき気味に問い掛ける]
(なんだか恥ずかしいところを見られっぱなしですわね……)
[ジークムントが小さく笑みを寄越しても気はなかなか鎮まりそうにはない。>>153
そんな彼女を引き戻したのは少女の声>>141]
貴女も、討伐隊に参加するのです?
では、天上宮へ参りませんと。
私はカサンドラ。よろしく。
[ジークムントに続くようにして名乗りをあげて]
― 城下町・花茶屋 ―
[名乗り合いで僅かな異変を見せる女性>>156。
零れ落ちた言葉はこの場で聞くにしては唐突とも思えるもの。
そこに思うところはあるが、指摘することは無く]
ではマリエッタ、天上宮へ案内するよ。
慣れぬ場所かもしれないけれど、固くならずとも良い。
[手を滑らせ、小さく翻すとそこには桃色の小さな花がいくつか集まったものが現れる。
弁慶草と言う厳つい名がつくものだが、花だけ見ればちょっとしたブーケにも見える可憐な花だ]
皆、気の良い者達ばかりだからね。
[緊張を解す助けになれば良いと、その花をマリエッタへと差し出した]
カサンドラも戻るのだろう?
共に参ろうか。
[こちらには桃色のやや大振りの花──野牡丹を現出させ、カサンドラの髪へと差す]
― 天上宮・庭園奥 ―
それを私に言っても、詮無かろうに。
[暇なしの原因は己ではない、と言わんばかりにさらりと流す。
文句があるならば、気を乱す者に言え、と。
言葉にはしないが、そんな意図がはっきり見える笑みを浮かべた後]
そう縮こまらなくても大丈夫だいじょうぶ、取って喰われやしないから、ね。
[少女の正体知らずあっさりと言ってのける。>>156]
確かに蒼龍様も含めあの方々はお強いし世のためになくてはならないけれど、
………いい、方々ですもの。
[ほら本人も同じようなことを言ってるし、と。>>161
少女――マリエッタに向ける笑みは柔らかいもの]
………喜んで。
[髪を彩る花>>162に目を輝かせ、ジークムントに頷く。
この花の名すら知らぬほどの幼子では、もう、ない。
その自負も、カサンドラを“強く”在らせる一端――で、あった**]
― 城下町 ―
え!?
その言い方は少し、大袈裟と言いますか……。
負かしたと言っても霊亀様のお力ですし、時の運ですから。
[困惑したように相手>>166を見る。
言い回しにどこか違和を感じるが、表情や口調から他意は読み取れず、結局大将を負かしたという言葉通りの意味だろうと解釈する]
― 天上宮・廊下 ―
[天上宮の中、歩みを進めていった先。
庭園の方角から巨大な二つの陰陽の気を感じ取り、足を止めた]
…これは…
朱雀神と、玄武神のもの、か。
[天帝の御許、力有る者の集うこの場であってもこの気の大きさには目を瞠るものだ。
朱雀神が発端とは聞いたが、玄武神も此度の討伐にも加わられるのだろうかと首を傾げ。]
― 城下町・花茶屋 ―
[花を見せた途端に輝く瞳>>167。
幼い頃から変わらぬその姿に蒼龍の表情も和らぐ。
教えた花の名を、植物が水を吸い上げるが如く吸収し、覚えて行った幼き頃。
次に会う時には更に多くの知識を身につけていたのを知った時は驚いたものだ]
では参ろうか。
[花を両手で受け取り頷くマリエッタにも移動を促し、天上宮へと進路をとる]
/*
さて。
人数的にはもう一声ほしかったが、無理もできんしな。
プロ1時間延長で様子見、伸びた分はコミット、で進めるか。
― 天上宮・廊下 ―
…先の姫は、御健勝なのだろうな。
[己が初めて任に就いた際の姫は、今は玄武神の妃となられている。
聞く所によれば彼の地の民達にも愛され、その力もより高まっているらしい。
護衛の一員でしかなかった己だが、歌わずの姫と言われていた頃の姫を思えば、今幸福であられることを喜ばしく思う]
自慢ですか……。
[流石にそれはどうかと苦笑が漏れるが、レト>>177の真剣な眼差しを見れば少し居住まいを正す。
自慢と言われると気恥ずかしさが勝るが、自負、と呼ばれるものであれば、幾らかは持とうと意識はしている]
有難きお言葉です。
玄武神の配下たる方からと思えば、尚のこと。
[力籠もった様子のレトの言葉を、正面から受け止め頷いた]
/*
まあ実は、このこ玄武に調伏されて配下に下った元妖魔(更に前身は人間ですけど)なんで。玄武神に勝ったノトカーは、俺に出来なかったことをやってのけた人なんですよね。
― 天上宮・廊下 ―
…とはいえ、どうしたものかな。
末席に加わるからには、お目通り願うべきかとも思いはするが。
[討伐隊に参加する身としてはこのまま素通りするのはどうかと思うが、四神のお二人が揃っている所に一介の近衛が近付くのも気がひける。
数瞬の迷った後、御傍に寄って声を掛けても支障無いようなら挨拶をさせてもらおうと思い庭園まで足を向けた]
― 天上宮・庭園奥 ―
[南の朱雀と北の玄武は、多くの意において対極となるもの。
反する要素も多くあるが故に、並び立つ機会はそう、多くはなく。
こうして言葉交わす事、それ自体も稀少と言えば稀少なもの]
……我がいとし子も、この地の護りとするべく呼び寄せてある。
あれは、どういう訳かお前に懐いているからな……何か事あれば、応じて動くだろう。
[その経緯、知らぬわけではないが冗談めかした口調で言って]
……では、私は出立の支度にかかる。
邪魔したな。
[短く告げて、ふわり、朱を翻す。
長くここにいれば、互いに干渉を引き起こし兼ねぬし、何より。
望む言葉>>180を得た以上、文字通り長居は無用と言えた]
― 城下町 ―
城下町も広いからね、無理も無い。
[是の返答>>182に返すのはそんな言葉。
泳ぐ視線には気付いていたが、それを指摘することはやはり無かった。
事を荒立てる必要はないと判じているが故]
けれど広い分、様々なものが溢れているよ。
今は長居出来ないけれど…時間が取れたらゆっくりと見て回ってみると良い。
大きな通りを歩けば然程迷うことも無いからね。
城下町に詳しい者も居るから、案内を頼んでみても良いかもしれないね。
[誰、とは言わないけれど。
そう言う者も居ることを告げ、マリエッタに笑みかけた。
いくらか会話を続けたなら、直に絢爛なる天上宮が見えてくることだろう]
・・・確かに、迷ってばかりであまり見てなかったなぁ・・・
後で、のんびり見て回るのも楽しいかも。
[・・・山での暮らしは楽だけど、
此処のようにいろいろな物があるわけじゃない。
たまには山を降りるのも良いかもと、
ふと景色を見ながら考えて。
お金をどうするかという問題には、今はまだ思い至らないのでした。]
『ふむ……』
[眉を顰めるような気配と共に、レト>>187へ意識を向けた霊亀神は呟く。
彼もノトカーも、感じたものへの懸念を口にすることはない。
それは玄武神への信頼と、若き次代へ判断を任せようという意図によるもの]
― →天上宮 ―
そうすると良い。
[同意と取れるよな言葉>>189を聞いて、蒼龍は頷いて見せた。
そうして辿り着く、目的地の天上宮。
討伐隊出発前にしては穏やかな時間が流れているのを感じ取ることが出来るはずだ]
村の設定が変更されました。
もうしばらくは準備の時間かな。
カサンドラも準備しておいで。
マリエッタは…そのままで良いのであれば、少し散策してきても良いよ。
迷ったならその辺に居る者に声をかければ良い。
出発を待つならそこで待機していると良いよ。
[これまでの様子から悪さをすることは無いだろうと判じ、マリエッタには自由行動も許可する。
カサンドラには準備を促し、蒼龍自身も準備へと]
それじゃあ、また後程。
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