人狼物語−薔薇の下国


252 グラムワーグ・サーガ2

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


歴史のうねりが奔流となり、時代が戦乱へ押し流される。
避けえぬ戦火が人々を呑み込み始める。

大きな時の流れに巻きこまれ、翻弄されるものたち。
その中にあって、なお歴史を作る力と意思を持つもの。
激流の世に生きる人間達の物語が、始まる。


1人目、語り手 が参加しました。


語り手 は、村人 を希望しました(他の人には見えません)。


語り手

西の空に太陽が沈み、塒に帰る鳥が哀しげな声を響かせる。
全てを奪う夜が、やがて訪れるのだ…。

(0) 2014/09/11(Thu) 23:06:18

天のお告げ(村建て人)


 How many ages hence
 Shall this our lofty scene be acted over
 In states unborn and accents yet unknown!
  千載ののちまでも
  われわれのこの壮烈な場面はくり返し演じられるだろう、
  いまだ生まれぬ国々において、いまだ知られざる国語によって

   ─── 『ジュリアス・シーザー』 第3幕第1場

(#0) 2014/09/11(Thu) 23:07:47

2人目、綴られる一葉 が参加しました。


綴られる一葉 は、占い師 を希望しました(他の人には見えません)。


【削除】 綴られる一葉

そして物語が始まる。

2014/09/11(Thu) 23:09:40

綴られる一葉


むかしむかしの そのむかし
あるところに とてもおそろしい あくまがいました

あくまはたいそうわるいことばかりしていて 
みんなをとてもとてもこまらせていました
それでとうとう えらいおうさまにこらしめられて
ふかいふかい あなにおとされたのです

おうさまは おおきないわで あなにふたをして
あくまがでてこないように かぎをかけました

こうしてわるいあくまがいなくなったので
みんなはとてもしあわせにくらしましたとさ


 ─── 作者不詳・シェーンバルト地方に伝わるおとぎ話

(1) 2014/09/11(Thu) 23:11:27

村の設定が変更されました。


3人目、魔王 ギィ が参加しました。


魔王 ギィは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。


魔王 ギィ


 あそこか。

[王都近くの橋のたもとに立って、王都を眺める。
海を背にした王都は、折からの残照に赤く輝いていた。
燃え上がるように。あるいは血塗られたように。

その比喩が比喩でなくなることを知っているのは自分だけか。
あるいは王都の人間たちも予感しているだろうか。
外壁の前に居並ぶ鎧の列を、楽しげに見やる。]

(2) 2014/09/11(Thu) 23:13:43

魔王 ギィ

[王都を見据えながら、右手を天に掲げた。
指の間には、黒い石の欠片。
ざわり、と赤い髪が風にたなびく。]


   彷徨えるもの 天の土塊
   炎纏いて地を穿つもの
   我が呼び声に応えよ

   疾く来たれ、群れなす流星

[太古の言葉で編まれた術式が、隕石の欠片に流れ込む。
淡く輝くそれを地面に打ち付ければ、粉々に砕け散った。
同時に、大気が鳴動する。]

(3) 2014/09/11(Thu) 23:14:49

魔王 ギィ

[異変が起きたのは空。
夕焼けの雲が浮かぶ一角が黒く塗りつぶされる。
天に空いたその穴から、なにかが飛び出した。

光の尾を引いて飛び来るものは5つ。
それらが王都の壁に、門に、決死の覚悟で集まった騎士たちの上に降り注ぐ。

遠目にもわかる巨大な火柱があがった。
城壁は脆くも打ち砕かれ、吹き上げられた土が礫となって人々を襲うのが見える。
着弾の衝撃と爆音は、後から遅れて届いた。]

(4) 2014/09/11(Thu) 23:15:38

魔王 ギィ


  ───こんなものか。

[爆風の余波に乱れた髪をかき上げながら、どこか不満気に呟く。
それでも次の瞬間には唇に笑みを戻し、前を指さした。]


 行け。

[その一言で、大地が動く。
否、大地を埋め尽くした魔物の群れが、黒い濁流となって王都に雪崩れ落ちた。]

(5) 2014/09/11(Thu) 23:16:05

魔王 ギィ

*****

[数刻の後、
王都は、魔物の群れに蹂躙されていた。

そこかしこで緑の肌をした醜い小人ゴブリン雄豚の牙持つ悪鬼オークが家々を略奪し人々を襲っている。
大通りを進む魔人は、それらを禁止しなかった。]


 恨むなら弱い自分たちを恨め。

[物陰から斬りかかってきた人間が取り巻きに阻止されるのを無感動に眺め、歩みも止めずに先へ行く。]

(6) 2014/09/11(Thu) 23:17:11

魔王 ギィ

[やがて到着した王城も、すでに魔物の手にあった。
こちらはいくらかは秩序の側にあり、強力なオークの氏族が着々と掃討を進めている。]


 城の中のものに手を付けるな。
 どうせおまえたちに価値はわからん。

[目についた戦闘隊長らに声を掛けながら、城の中を案内されていく。
真っ直ぐに向かったのは、玉座のある広間だった。]

(7) 2014/09/11(Thu) 23:17:27

魔王 ギィ

[長く伸びた絨毯を踏みつけて奥へ向かう。
玉座の手前で立ち止ったのは、そこに人間の残骸がふたつ転がっていたからだった。]


 なんだ。
 ロルフの裔もどうということはなかったか。

[二つの遺骸、その男の方を足で蹴って仰向かせる。
鎧を纏った遺体には無数の傷が刻まれ、激しい戦闘のうちに命を落としたことがうかがえた。
側に落ちている王冠を蹴ってどかし、女の方の死骸を跨いで超える。
彼女に残された傷跡は、喉に深く刺さった短剣のみ。
ゆえに美しい顔立ちは損なわれぬままだったが、魔人はほとんど興味を示さなかった。]

(8) 2014/09/11(Thu) 23:17:52

魔王 ギィ

[玉座は白大理石で作られ、繊細な彫刻と宝石とで飾られていた。
当然のようにそこに腰かけて、魔人は広場を見渡す。]


 座り心地はさして良くないな。

[呟いてから、その場にいるものたちに命じた。]


 王家の血に連なるものは皆殺しにしろ。
 一人も残すなよ。

 そいつらは城門にでも晒しておけ。
 真の支配者が戻ったと腑抜けたちに教えてやれ。

[広間の兵たちが命令を受けて動き出す。
それを、頬杖をついて眺めていた。]

(9) 2014/09/11(Thu) 23:18:21

魔王 ギィ


[こうして、魔王はシェーンバルトに帰還したのだ。]**

 

(10) 2014/09/11(Thu) 23:18:45

天のお告げ(村建て人)

豊かな水と緑に囲まれた王国、シェーンバルト。
穏やかで温暖な気候は国を潤し、
人々は自然に寄り添って平穏な日々を送っていた。

その平和が、一日で崩れ去ったのだ。

真っ白い大理石をふんだんに使った王都ジルヴァーナ。
白亜の都とも呼ばれる美しい町並みは、炎の中に沈んだ。
陽光に映える眩い都は、魔物の跋扈する地へと変じた。

(#1) 2014/09/11(Thu) 23:19:41

天のお告げ(村建て人)

始まりは、王都近くの小さな洞窟だった。
山の裾野にひっそりと口を開けるその洞窟は、
ごく平凡な洞窟のひとつとして、近隣の街のものが知る程度だった。

古い伝承や不確実な噂に、時折この洞窟が語られることもあった。
だが、周囲に住む人たちにとっては、ただの変哲のない場所だったのだ。

その洞窟からある日突然、魔物の大群が溢れ出した。

(#2) 2014/09/11(Thu) 23:19:53

天のお告げ(村建て人)

近くにあった町は瞬く間に呑みこまれた。
騎士たちが対応する間もなく魔物は王都に押し寄せた。

十分な準備をする時間があれば、また違っただろう。
しかし、無防備に近い王都は魔物の侵略に屈し、
王家に連なる主だったものたちは殺され、
有力な騎士たちも数多く犠牲となった。

魔物を指揮する者がいたということさえ、後になって知れ渡ったこと。
それほどに侵略は素早く、また徹底的であった。

(#3) 2014/09/11(Thu) 23:20:12

天のお告げ(村建て人)


シェーンバルトの大地は闇に堕ちたかと思われた。


  だが希望の灯が潰えたわけではない。
  光は大地に、確かに輝いている。
 

(#4) 2014/09/11(Thu) 23:21:29

綴られる一葉 、メモを貼った。

2014/09/11(Thu) 23:31:11

4人目、シェーンバルト王国王子 カレル が参加しました。


シェーンバルト王国王子 カレルは、共鳴者 を希望しました(他の人には見えません)。


シェーンバルト王国王子 カレル

− ベルガー島 −

[そこはシェーンバルト王国の東の海に浮かぶ島。
島の半分は山地で、冷たい風は防いでくれるが耕作には適さない。
人間が住むのはもっばら島の南側であり、そこには今、大勢の人間が集まっていた。

それは、魔物によって住処を追い出されたシェーンバルト王国の民たちだった。]

(11) 2014/09/12(Fri) 00:00:18

シェーンバルト王国王子 カレル

[2年ほど前、突如として現れた魔物の軍勢は、王都を攻め落とし、村々を襲撃しながらシェーンバルト王国を席巻した。
追い詰められた人々はハールトの港から船に乗り、このベルガー島へと逃れたのである。

その最後の撤退の指揮をとったのは、シェーンバルト王家の生き残りであり、長き不在から帰還した第二王子カレル・ゼラヴィスであった。]

(12) 2014/09/12(Fri) 00:02:15

シェーンバルト王国王子 カレル

[そして、カレルは、人々を島に送り届けると、国土奪還にたつことを宣言したのである。]


 今、大地は魔族という野火に焼かれている。
 放っておけば、この地は一本の草木も生えぬ焦土と化すだろう。
 わたしはその野火を消すために立ち上がる。


[呼びかけながら、カレルは、平和だった頃のことを思い出していた。
今、傍らにいる友との出会い、そして、今、ここに居ない者との別れを──**]

(13) 2014/09/12(Fri) 00:03:15

シェーンバルト王国王子 カレル、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 00:09:24

【独】 シェーンバルト王国王子 カレル

/*
バディやインサイナーが入村して名前確定しないと回想シーン書けないので、今夜はここまで。
おやすみなさい〜

(-0) 2014/09/12(Fri) 00:20:44

5人目、語り継ぐ者 ローランド が参加しました。


語り継ぐ者 ローランドは、霊媒師 を希望しました(他の人には見えません)。


【削除】 語り継ぐ者 ローランド

 

[それは悲劇か、伝説の始まりか───]

 

2014/09/12(Fri) 00:36:14

語り継ぐ者 ローランド

― 王都陥落時/王都 ―

[その日、白の都は喧騒と赤に沈んだ。
男はその様を辛うじて残った城壁の上から眺める]


 ───……なんてこった


[眼下に広がる光景は痛々しく、重く男に圧し掛かる。
手負い故に泣き叫ぶ声が聞こえても動くことは出来ず、王都の住人を見捨てるが如く眺めるだけ]

(14) 2014/09/12(Fri) 00:36:31

語り継ぐ者 ローランド


 ……悔いても悔やみきれん。

[視界を閉じて紡がれる言葉は事の経緯を知ることを示す。
熱と血の匂いを孕んだ風が白と黒のマントを揺らす中、男はその時のことを思い出していた]

(15) 2014/09/12(Fri) 00:36:44

語り継ぐ者 ローランド

― 始まりの刻/洞窟 ―

[王都からも程近い場所にある小さな洞窟。
男がその場所を訪れたのは、失われた継承譜を再編するためだった。
古い伝承に時折現れるその洞窟は、かつて魔が蔓延っていた時にとある魔人が封ぜられたと言う逸話が残っている。
それを知る者は少なく、恐らく今では男の一族と一部の者しか記憶に留めていないことだろう]

 …更に奥がある、と聞いているが。

[一見すると行き止まりだが、その先には巧妙に隠された道があった。
シェーンバルト王国に平和を齎した封印の地。
ここを紐解けば一族に伝え行く継承譜も完成に近付くと信じ、男は隠された道の奥へと足を踏み入れた]

(16) 2014/09/12(Fri) 00:37:05

語り継ぐ者 ローランド

[隠し通路は一本道で、男は迷うことなく奥地へと辿り着く。
通路を抜けると奥行きある空間が広がっており、中央には広く深い湖があった。
その中央には巨大な岩が聳え、岩には剣が一本突き刺さっている]

 ここが封印の地……。
 あの剣は、もしかして。

[聖剣、と口の中だけで男は呟いた。
男の一族の祖は魔人の封印に関わっており、その時の逸話は継承譜にも残されているもの。
シェーンバルト王国の祖が使用していた聖なる剣が封に使われたことも、そこには記されていた]

 何百年と封じ続けて居られるとは。
 余程強い力を持っているのだろうな。

[感心するように男は言う。
しかしそれが誤った認識であることを男はまだ知らない。
継承譜から零れ落ちた真実は、数百年を経て、平和な国に大きな災いを齎さんとしていた]

(17) 2014/09/12(Fri) 00:37:27

語り継ぐ者 ローランド


 ……ん?
 これは……当時使われた『聖焔』か?

[湖の周囲には小石とは異なる結晶のようなものがいくつか配置されていた。
男はその一つを覗き込み、疑問に首を傾げる]

 『聖焔』にしては、随分とくすんで───

[違和感を覚えた結晶に意識を集中したため、男の周囲への警戒が薄まってしまう。
結晶に触れ、違和感の理由に思い至ったが、時既に遅し*]

(18) 2014/09/12(Fri) 00:37:47

【独】 語り継ぐ者 ローランド

/*
さくっと解放場面から落としてこんばんは。
龍猫です。
ちょっとおっさんやりたくてワンダラーなんて立ち位置を選んでみました(理由おい
動き回れる立ち位置のはずなんで、あっちこっちちょっかいかけられると良いなぁ。

さて、年齢の下一桁をここで決めたいと思います(

4(10x1)

(-1) 2014/09/12(Fri) 00:40:24

【独】 語り継ぐ者 ローランド

/*
よし、34歳で。
16歳の時に旅立って、20歳くらいにディルドレ老を訪問したとする予定なので、ディルドレ老とは14年の付き合い、となるかな。
ここらも出せるようにしたい。

(-2) 2014/09/12(Fri) 00:41:58

語り継ぐ者 ローランド、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 00:47:33

6人目、軍師 ベネディクト が参加しました。


軍師 ベネディクトは、共鳴者 を希望しました(他の人には見えません)。


【削除】 軍師 ベネディクト


「――故に、僕は君の月となる。」

2014/09/12(Fri) 00:55:31

軍師 ベネディクト

― ベルガー島 ―

 ……ふふ、立派に演説できているじゃないか。

[宣言する青年の傍ら、数歩後ろに下がった位置に侍しながら、他の誰にも聞こえないよう小さく独りごちる。]

(19) 2014/09/12(Fri) 00:56:43

軍師 ベネディクト

[思い返せば、この2年間は本当に長かった。
何もかもが変わってしまった。

出会いがあった、喜びがあった、創造があった。
別れがあった、嫌なことがあった、破壊があった。

多くのものが入り乱れ、混じり、変容を遂げた。]

(20) 2014/09/12(Fri) 00:58:02

軍師 ベネディクト

[そんな激動の中で、僕がここに立っている理由はただひとつ。
第一の友であり、また唯一の主と決めた、カレルの為。

――僕の持ちうる全てを以って君を支えよう。

そう改めて心に誓い目を瞑れば、これまでの2年間のことを、まるで昨日のことのように思い浮かべることが出来た**]

(21) 2014/09/12(Fri) 00:59:09

軍師 ベネディクト、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 01:01:36

【独】 軍師 ベネディクト

/*
やばいよやばいよ、興奮してねられないよ。
あのグラサガに参加してるんだよ、しかも何を血迷ったかRP下手くそな癖にバディなんだよ。

落ち着け僕。一度バディやると決めたからには死ぬ気でRPするって決めただろう?それにだいぶRPもまともになったろ?

…よし、寝よう。

(-3) 2014/09/12(Fri) 01:10:29

軍師 ベネディクト、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 01:15:09

7人目、ダークエルフ ヴェルザンディ が参加しました。


ダークエルフ ヴェルザンディは、狂神官 を希望しました(他の人には見えません)。


ダークエルフ ヴェルザンディ

― 王都陥落の日:玉座の間 ―

[奪還、と言えよう。
茜に染まる白亜の都、その頂に座すは魔の軍勢を率いる赤髪の王。
一族の悲願が成就した瞬間に、恍惚の表情を浮かべたのも束の間。]

 ……御意に。

 忌まわしき彼の者の血、一滴残らず駆除致すとしましょう。

[言葉が終えるやいなや、背後に控えていた配下の数名が城内に散る。
隠し扉や隠し部屋、隠し通路に至るまで。
城内に余すところなく暗殺術に長けたダークエルフの追っ手が王家者へと放たれた。*]

(22) 2014/09/12(Fri) 01:15:42

8人目、血晶術師 エディ が参加しました。


血晶術師 エディは、魔術師 を希望しました(他の人には見えません)。


【削除】 血晶術師 エディ




[昔から、ずっと思っていた事が、ひとつ、ある]

[──『光』は、きらいだ]
 
 
 

2014/09/12(Fri) 01:20:44

血晶術師 エディ

― 王都 ―

[──かつてその美しさを様々に謳われた白亜の都に、往時の賑わいはなく。
時折響くは、穏やかさとは縁遠いざわめきのみ]

 ……るっせぇな……。

[そのざわめきを遠くに聞きつつ、青年は小声でそう、吐き捨てる]

 こうも騒がしいと、落ち着いて本も読めやしねぇ。
 ……っても、静かにさせるのも、面倒だしなぁ。

 近場に、丁度いい『供給源』があるわけでもねーし。

[そう言って、ざわめきから遠ざかるように歩き出す。
右肩の上に丸まる、毛玉のような何かがもそり、と動くのは、完全に無視していた]

(23) 2014/09/12(Fri) 01:22:01

血晶術師 エディ

[この『変化』が齎される前であったなら。
『喪失』を知る以前の彼であったなら。

恐らく、背を向ける事はなかったのだろう、けれど。

あの時──眩い陽の光から手を離した時から。
『エディ』という愛称を呼ぶ事を、他者に禁ずるようになってから。

青年が情を持って、弱き者を顧みる事は、なくなっていた──。**]

(24) 2014/09/12(Fri) 01:22:18

血晶術師 エディ、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 01:30:41

ダークエルフ ヴェルザンディ

― 始まりの刻/洞窟 ―

…どれだけこの日が来ることを、待ち侘びたことか…

[永かった。
太古の昔、彼の戦争を戦った祖がその身を大樹と化し、一族の選ばれし子にその記憶を継承し続け幾千年。
王の帰還を待つ時間は、一人一人は数百年と言えど、途方もない記憶が蓄積されていた。
普通、ダークエルフの肌の色は褐色だ。
この肌の色は、一族が繰り返してきた自らの品種改良の副産物ともいえる。
永かった。そう、口の中でだけ、呟き、印を結ぶ。

ゆったりとした暗色のローブに身を包み、肌の白いダークエルフは洞窟へと姿を現した。]

よく来たね―――”門”の”鍵”。

[>>18 結晶へと触れている男の背後から、笑み含みの声をかけ。
流れるような所作で、男の背後から暗黒色の刃を突き立てた。]

(25) 2014/09/12(Fri) 01:40:24

ダークエルフ ヴェルザンディ、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 01:48:27

9人目、馬賊の頭目 シェットラント が参加しました。


馬賊の頭目 シェットラントは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。


馬賊の頭目 シェットラント

― 王都陥落の前 ―

 (ああ、なンで今日はこンなにも……)

[遮るもののない平原と背にした海も照らす夕日。
海の先に何があるかもオレには興味がない。オレの世界は狭いのだ
何もかも照らす夕日に彩られた世界にも関心がない。オレの世界は美を愛でるなんて高尚なもんはない。
必要なものとそうでないもの。冷徹なまでの取捨選択。そうやって世界を狭くしていけば、自ずと狭い世界のものに敏感になるもんだ。

今日はそんな日だったんだ。カトワールから王都へと大理石を輸送する商人から香るものじゃーない]

(26) 2014/09/12(Fri) 01:57:20

馬賊の頭目 シェットラント

 (こンなにも血と煙の匂いがすンだよ…!!!

[カトワールに向けていた馬首を返した。
頭目の突然の行動にざわめくのは一瞬。頭目が腕を振り上げるだけで即座に鎮静する]

(27) 2014/09/12(Fri) 01:58:30

馬賊の頭目 シェットラント

 ついてこい!!!!

[間に合わねーだろ!!!乗りおくれんだろ!!!
土煙を纏わせかける馬賊の集団。その少し後に、魔軍による王都襲撃>>4の派手な太鼓が打ち鳴らされた]

(28) 2014/09/12(Fri) 02:00:17

ダークエルフ ヴェルザンディ、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 02:02:48

語り継ぐ者 ローランド

― 始まりの刻/洞窟 ―

[気配と共に降り注ぐ声>>25
振り返るより早く、背に熱いものが迸った]


 っ──!  ぐ…ぅ……!!


[”門”の”鍵”───。
届いた言葉にとある伝承が頭を過ぎったが、それを精査する余裕はどこにも無かった。
視界に腹部を貫いた暗黒色の刃の切先が見える]

(29) 2014/09/12(Fri) 02:03:12

語り継ぐ者 ローランド


 な……に、も…の……!

[腰に差したファルカタを抜き、逆手に握って右脇の横から後方へと切先を突き出させる。
膝を付いたまま振り向くことが出来ない状態では捉えることは出来ないだろうが、距離を離すことが出来れば良い、と。
無理に動いたために腹部を貫いた刃の傷口が広がり、弾け飛んだ紅い雫がくすんだ結晶へと降り注いだ。
途端、キン、と言う甲高い音を立てて結晶が砕け散る]

 ────っ!?

[その現象に男は襲撃者から意識を逸らし、息を飲んだ]

(30) 2014/09/12(Fri) 02:03:37

語り継ぐ者 ローランド、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 02:05:57

語り継ぐ者 ローランド

― 現在/ベルガー島 ―

[王都陥落から2年。
それは長いようで短い時の流れ。
そんな中で、男は魔物に溢れたシェーンバルト王国を奔走した。
魔軍の情報収集や協力者の招集、そして王国に残った希望ひかりの捜索。
そこには贖罪の念が密かにあった]

 ようやく……いや、遂に、かな。

[王子ひかりの宣言>>13を耳にし、小さく独り言つ]

(31) 2014/09/12(Fri) 02:07:09

語り継ぐ者 ローランド


 …我が一族も微力ながら傘下に加わろう。
 今は本土の隠里に居るが、決起に呼応するよう手筈は整えてある。

[いずれその時が来ると信じ進めていた準備。
それをカレルへと告げて、男は一つ頷いた]

(32) 2014/09/12(Fri) 02:07:18

語り継ぐ者 ローランド



物語サーガは、ここから始まる───)


[語り継ぐ者としての使命が始まろうとしていた**]

(33) 2014/09/12(Fri) 02:07:32

語り継ぐ者 ローランド、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 02:10:13

ダークエルフ ヴェルザンディ

[鍵と呼んだ男の腹部から躊躇なく黒刃のダガーを引き抜くと同時、振られた刃を避けるべく後ろに跳ぶ。
再度男を襲撃することなく、他にもっと大事なことがあるとでもいうように背を向ける。
鮮血の滴る刃を持ったまま、洞窟内の結晶へと振りかけてまわった。]


 ……現世に三大世界あり、現、妖、精の三つ也。
 その理の外に封じられし闇に、我は呼びかける。

[キンッ――― その度に、ひとつひとつ結晶が微塵に砕け散ってゆく。]

 魔獣よ、妖魔よ、名もなき異形よ、
 命なくて生きるもの、存在する無よ。
 今一度王との旧き盟約を果たせ。

[刃から滴る最後の一滴、赤を受けた、最後の結晶が砕け散る。]

 今や鍵は解かれ、現への扉は開かれた。
 永き眠りから目覚めたまえ、―――我らが王よ!

[巨岩に刺さっていた剣が、低い振動音を立てながら抜けて行き、今や岩には無数のひびが走っていた。]

(34) 2014/09/12(Fri) 02:27:04

ダークエルフ ヴェルザンディ

[ようやく、膝をつく男を顧みる。]

 ……其処で見ていると良い。
 我が王の帰還に一役買ったのだから、死ぬ前に其れ位の栄光に浴すことは咎められまいよ。

[微笑と共に嘲笑うような声で囁き、背を向けると。
崩壊していく封印を焦がれるように見つめていた。**]

(35) 2014/09/12(Fri) 02:27:51

馬賊の頭目 シェットラント

― 王都近郊 ―

[魔物による襲撃が突然であったように、賊にとっても王都で起きたことは突然であった。

だが同じ人間でありながらやってることは真逆

疲弊しぼろぼろになりながら難民を護衛しながら逃げる少数の兵だった者の血で脚とくすんだ金の髪を染める]

 抵抗したらこの血だるまと一緒になるから、そこンとこよろしくな。

[勇敢に戦った兵の遺体を馬蹄で踏み潰しながら馬上よりフレンドリーに語りかけるが、その裡にあるのは非情なものでしかないのは容易く察される]

 ところでなにがあったか聞きたいンだけどよ。あったまわりぃオレに教えてくれるやさしーやつはいないか…なぁ?なぁ?なぁ?

[刃と恫喝をもった質問。しかし要領をえない。それだけ、わからないことだったのだろう。一人ためしに殺してみたが同じ答えだったから納得せざるをえない。一人分勿体ないことをしたと反省する]

(36) 2014/09/12(Fri) 02:28:09

馬賊の頭目 シェットラント

[ひとりきり反省することで前に進めるのだ。ならこの犠牲も無駄じゃないだろう。と前向きに捉えるようになるまで僅か数秒。そこには罪悪感など微塵もない]

 じゃ、連れてけ。女に手だしたいならだしていいが、取り分はなしだからそのつもりでな。

[数名の部下に指示を出しながら、風にのって運ばれる血と煙が充満した香りを味わうも]

 目ぼしいもンもってずらかるか

[魔物なんて一銭にもならない。人も救うより売りか処分だ。
いくら魔物が押し寄せたといっても、そうそう王都が落ちるなんてことはないだろう。そのときはこの混乱の間に誰だけ利を得られるかだけを考えて、金目の匂いがする集団を狙うことにした]

(37) 2014/09/12(Fri) 02:29:11

馬賊の頭目 シェットラント

[見つけた一団は先の逃亡していた民衆なんかじゃなく妙に統率が取れ、武装もしっかりとしていた。
だがそれも少数。これがこちらの手勢の3分の1よりも多ければ。徒歩でなければ、襲うにも工夫をとっていただろう。わざわざ危険を侵しなどしない。

逆に、勝てるならば牙を剥き奪うのだ。]

 弱いのが悪いンだよ。散開

[奇しくも魔王>>6と似たようなことを口にしながら指示を出す。
たかだか10名にも満たない獲物を50ほどの手勢が回り込む。
その頃にはこちらに気づいたようだが、徒と馬。どちらが速いなどわかることだ。
獲物の正面へと向けて残った手勢とともに、馬を駆けさせる。それでも最初は逃げようとしていた騎士らしきもの達も、間に合わないと踏み迎撃をするという覚悟を決めたようだ。
降伏もしないとは余程大事なものがあるのだろう。なら奪う価値はある。
その心意気に免じて、手綱を僅かに引き、武器を手に取る]

(38) 2014/09/12(Fri) 02:57:11

馬賊の頭目 シェットラント

[数の有利も、馬上の有利もありながら、開戦をしない。
騎士たちの心意気を踏み躙るように、馬が横にそれた。
武器と武器とを打ち合わせる音を響かせることもない。そもそも手にもった武器はなぐり合うには不向きなもの、だが馬上のものたちにとっては慣れ親しんだ間合い。]

 放て!

[馬賊は身体を横向きに向けながら引き絞った弦より矢が放たれる
背後に回り込んだものはタイミングをずらして同じように動き、護衛らしき騎士たちをハリネズミへと変えていく。]

(39) 2014/09/12(Fri) 03:05:07

馬賊の頭目 シェットラント

[獲物の周りを一回り円を描く間に数射放つ。それほどしぶとかったのだ。それどころかまだ生き残り壁の役割を果たそうとしているものがいるのだ。]

 ぁー。で、とりあえず襲ったけどよ。あンたら誰よ。魔物が襲撃してきてンのにあンたら何やってンだよ

[何をやっているかなど自分は棚上げし、憎悪の瞳と血の泡を吐き出すような叫びなど受け流しながら問いかける。
ハリネズミになったやつなど放っておいても出血多量で死ぬ。だから近づかない。わざわざ危険を侵すことも矢玉を減らすような愚も犯さない。
先ほどの反省を生かしたもったいない精神だ]

(40) 2014/09/12(Fri) 03:10:46

【削除】 馬賊の頭目 シェットラント

 え、なに?王族逃げなきゃならねーほど切羽詰まってンのかよ

[素っ頓狂に声をあげた。さすがにそんな事態とまでなっていると予想はしていなかった。]

2014/09/12(Fri) 03:19:54

馬賊の頭目 シェットラント

 …ま、商品があンたであることだけは間違いないけどな?

[騎士によって体を壁として守らていた。だからこそこちらもあえて狙わずにいた商品へと目を向けて少し止まる。
同じ金でありながら、くすんだ金ではなく煌めく金の髪
同じ蒼でありながら、よどんだ蒼ではなく深海のような神秘的な蒼の瞳。
その顔は見たことがある。その鎧に刻まれた紋章もみれば間違いはない]

(41) 2014/09/12(Fri) 03:22:57

馬賊の頭目 シェットラント

 え、なに?王族逃げなきゃならねーほど切羽詰まってンのかよ

[素っ頓狂に声をあげた。さすがにそんな事態とまでなっていると予想はしていなかった。]

(42) 2014/09/12(Fri) 03:23:08

馬賊の頭目 シェットラント

 こりゃ考えなおさないといけないかもなぁ。

[悩ましげに顔を歪める頭目は、逃げてきた王族を囲んだ、手を出すことはしない。
それに対して一縷の望みに賭けたのか。苦渋に満ちながら、助力を願われる。同じ人間だから魔物に立ち向かうため。だとか。無事逃げることができたら礼は必ずするとか。
窮地に陥り、部下を殺されながらも無様だろうがなんだろうが王族として死んではならないという責務による行動を―――...はほとんど聞かず他のことを考えていた

念のために逃げてきた王族ならば利用価値がある。むしろ殺して王国をあげて本気でこちらの討伐などされたら困るから殺してはならない。
だが逃げなければならない王族には然程の価値もない。たかが賊に助力を請わねばならないほど切羽詰まっているならば猶更だ。まだその剣や鎧のほうが価値がある。]

(43) 2014/09/12(Fri) 03:33:47

馬賊の頭目 シェットラント

[実際この王族が本音で助力をと思ったかは定かではない。
尊い血筋とか。下賤の―――犯罪者の子であるということを示すため生まれながらにとりつけられている呪具のピアスをつけている――ものなどにどんな感情を胸の裡に沈めていたかなども知らない。
本来ならば断頭台の露となっても路傍の石ほどの興味もそそられないのが自分たちという存在だ。知りようもない。
知っているルールに従う]

 まずは、あンたが身に着けてるものもらうな。

[仮に本当に助力をしても、その後どうなるかわからない。
今でこそ自分が強者という立場だが、王族に助力などしようものならその後にその立場がすぐにでもひっくり返されるのは目に見えている。
今後もずっと己の風下にいるならばともかく、少しの後自分の風上に立ち、こちらに恨みを持っているものを助けるなどありえない。]

(44) 2014/09/12(Fri) 03:56:10

馬賊の頭目 シェットラント

[円を組みながら一定の距離で弓を構える馬賊たちの中、身動きなどとれぬ王族を尻目に、風をきる音が四方より響き。投げられた縄が腕に、足に絡みつき動きを封じた。
抜きかけていた剣が落ちる音がだけが空しく響く]

 こうみると罪人みたいだな。じゃあ、ぬぎぬぎしましょうか。
 ほらほら、すぐ死なねーンだからそんな顔しねーの

[顔を青くしたり赤くしたりして、もがく高貴な人間を聞き分けのない子供をあやすようにいう。興味がないのか、あるいはこういうほうがより屈辱を与えていると知っているからかといえば...は前者のほうであった。
邪魔な口に猿轡を噛ませ、鎧を剥ぎ取り、剣を奪う。先ほど殺した騎士たちの亡骸からも装備を奪う。本日の獲物に部下も喧しく喜びの声をあげるのを聞きながら、運ばせたことで第一王子を囲っていた円は崩れるが、それが運がよかったのだろう。]

(45) 2014/09/12(Fri) 04:11:31

馬賊の頭目 シェットラント

 ……誰だ?

[第一王子の鎧の下につけていたインナーまで高価だなと思えば手を出そうかそんな折りに湧いた気配に鋭く声を向け馬を捕虜のように扱ってる第一王子の横まで馬を進める]

 騙し合いとかな、不意打ちで、遅れはとらねーンだよ。

[半分ははったりだ。部下が戦利品をもっていったことで周囲の気配が減ったこと、ここで身を隠せる場所が岩陰ぐらいしかないことが手伝ってだが、それをいちいち口にしない。]

 ほら、そこにいるのはわかってンだからでてこいよ

[それが放たれたダークエルフ>>22であるとは知らず、ドスの利いた声を姿を見せぬものへと向けた**]

(46) 2014/09/12(Fri) 04:15:53

馬賊の頭目 シェットラント、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 04:17:40

馬賊の頭目 シェットラント、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 04:21:02

10人目、死せる忠臣 クレステッド が参加しました。


死せる忠臣 クレステッドは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。


【削除】 死せる忠臣 クレステッド

― 王都陥落の日:玉座の間 ―
[ギィが指示を出し>>9、ヴェルザンディをはじめとした同胞たちが動き出す>>22のを黙して見守り。
勝利を手にしたこの状況においても、一切の隙のない表情。幽体である身体が僅かに透けているものの、そのことを指摘したり驚いたり、といった者はここにはもういない。
頬杖をつく魔王に対して、恭しく進言する]

……僭越ながら。
無論、人間どもは矮小にして惰弱。
我軍にとってみれば、いかな抵抗も赤子の手を捻るようなものでしょう。

……然し、何をするのがわからぬのもまた人間というもの。
努々、ご油断なされませぬよう。

[戦力においても情報量においても戦況においても圧倒的な優位。
しかしそれでも彼は主を諌めた。いつものことであるのだが]

2014/09/12(Fri) 06:57:59

死せる忠臣 クレステッド

― 王都陥落の日:玉座の間 ―
[魔王が指示を出し>>9、ヴェルザンディをはじめとした同胞たちが動き出す>>22のを黙して見守り。
勝利を手にしたこの状況においても、一切の隙のない表情。幽体である身体が僅かに透けているものの、そのことを指摘したり驚いたり、といった者はここにはもういない。
頬杖をつく魔王に対して、恭しく進言する]

……僭越ながら。
無論、人間どもは矮小にして惰弱。
我軍にとってみれば、いかな抵抗も赤子の手を捻るようなものでしょう。

……然し、何をするのがわからぬのもまた人間というもの。
努々、ご油断なされませぬよう。

[戦力においても情報量においても戦況においても圧倒的な優位。
しかしそれでも彼は主を諌めた。いつものことであるのだが]

(47) 2014/09/12(Fri) 07:01:45

死せる忠臣 クレステッド

……ではわたくしも、主命と果たすと致しましょう。

[両手を用いて印を結び短い呪文を唱えれば、その姿はそこから消える。<透明化>の魔術である。至難とは言わずとも決して簡単ではないその魔術をいとも容易く唱えたという事実が、彼が優秀な魔術師であることを物語っていた。
より優先する命が彼に与えられない限りは、彼もまたヴェルザンディ同様、城内の残存者の討伐に動くだろう**]

(48) 2014/09/12(Fri) 07:03:42

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 07:11:42

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 07:16:56

【独】 死せる忠臣 クレステッド

/*
今後PL発言は変顔でいくぜー。

フルネーム決定の思考変遷メモ

パッションで思いついたのは「エヴァンス」(音ゲーマーだからとか言わない)
調べてみたら http://ejje.weblio.jp/content/Evans 学者として有名な方が2人も。似合う。

ここで脳内にピピッと飛んできた「Evanescence」(バンド名)。
意味を調べてみたら http://ejje.weblio.jp/content/evanescence 消失・儚さ。似合う。

リアリティ度外視で混ぜ混ぜしてエヴァネスにしてみた。

(-4) 2014/09/12(Fri) 07:20:06

死せる忠臣 クレステッド

― 始まりの刻:古戦場跡 ―
[魔王が封印されし洞窟から、徒歩で南へ二日程度。
かつて英雄戦争にて、優勢から次第に劣勢となっていった魔軍が、最後の大きな抵抗を見せた場所。
既に戦の爪痕はほぼ掻き消えてはいるものの………「彼」は死したそこで、今もなお刻を待っていた。]

…………!!

[魔物の首魁を宿し、最後まで魔軍のために抵抗した、現世の魔王となるべく者の封印が解けたという衝撃。
他ならぬ彼だからこそ、いち早くそれ>>35を察知することが出来た。

――我らが主のご帰還だ。

生前に研究していた死者蘇生の魔術は結局完成することはなかったが、しかしそれは未完成なりに力を宿していた。
その場に残る恩義と忠義、そして人間に対する敵意が、己が最期に掛けた魔術の力を借りて一つの形を作る。

薄いもやであったものは段々と濃くなり、形は徐々に輪郭を帯びる。数分後、それは生前の彼の姿を成した。
魔王の復活に舞い上がる砂埃と震える空気、不吉に響く風鳴り。それらは、魔王だけでなく、その忠臣である彼の帰還を畏れているようでもあった。]

(49) 2014/09/12(Fri) 07:48:27

死せる忠臣 クレステッド

……あの戦にて主を守りきれなかった、我が身の不足……
ようやく、償えると言うのだな……!!

[誰もいない夜の帳の中。彼の哄笑もまた、高らかに響いていた。
しばらくすれば、彼も魔王の元に馳せ参じることとなる**]

(50) 2014/09/12(Fri) 07:49:46

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 07:51:12

【独】 死せる忠臣 クレステッド

/* 悪役笑いが!!悪役笑いが欲しい!!!!!
 やべえほぼ全編真顔の予感だ……最期に怒り表情が使えるといいなあ
 でもドヤ顔でもこの台詞はいけるな。うん。

(-5) 2014/09/12(Fri) 07:52:51

綴られる一葉 、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 09:17:01

11人目、成り上がり者 ライナー が参加しました。


成り上がり者 ライナーは、妖魔 を希望しました(他の人には見えません)。


成り上がり者 ライナー

― 王都陥落の日、玉座の間 ―

は!魔王様!
王族をいち早くに探し出せ!

他に遅れをとるな!

[1軍人で狡い手を使い軍隊をまとめあげ、成り上がって人間ー]

僭越ながら魔王様、勝利の美酒はいかがでしょうか?
おお!ここが汚れておりますゆえお拭きいたします。

[魔王へのご機嫌取りも忘れない>>9

そうして一通り魔王の前をうろついてから、戦場へとかけていった]**

(51) 2014/09/12(Fri) 09:33:04

成り上がり者 ライナー、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 09:40:34

血晶術師 エディ

― 回想/平穏な頃 ―

[『第二王子の目付け兼護衛役』。
それが、平穏な頃の青年の務めだった]

 ……ですからね。

 あまり、無茶をしないでください、と。
 僕は、一体、いつまで言い続ければいいんですか、カレル様?

[とはいえ、その実態はと言えば、何かあった時の小言役。
度が過ぎればきつい言い方をする事もあったものの、穏やかな気質の青年が言葉を荒げる事はほとんどなく。
また、平穏であるが故に、大きく力を振るう機会もそう多くはなく。
青年自身がその魔術の才を隠したがる傾向もあり、その力の在り方についても他者にはあまり知られてはいなかった]

(52) 2014/09/12(Fri) 10:16:21

血晶術師 エディ

 ……ほんとに、もう。

 僕は、そんなに体力ないんですからね?
 ついてく方の苦労も考えて、走ってくださいってば。

[そんな風に、冗談めかして言うものの。
多少苦労しても、ついて行こう、という気持ちは確かにあった。

自分にはない多くのものを持ち得る王子

それを護り、輝かせるのが己が務めと。
そんな想いは、血色の結晶と共に、砕けて、消えて。**]

(53) 2014/09/12(Fri) 10:16:25

ダークエルフ ヴェルザンディ、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 10:17:16

血晶術師 エディ、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 10:24:51

血晶術師 エディ、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 10:31:00

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 10:51:08

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 10:51:25

魔王 ギィ

― 再臨 ―

[
    鳴動
    鳴動

    そして崩壊


巨岩に走るひびが次々と繋がり、深く広くなっていく。
ひびに押し出された聖剣がついに完全に抜け水面に落ちたその時、巨岩は轟音と共に真っ二つに裂けた。

裂け目から黒い瘴気が吹き出し、水面を払う。
漂う瘴気を割って、岩の裂け目から人影が身を起こした。]

(54) 2014/09/12(Fri) 11:21:45

魔王 ギィ


 騒がしいな。なにごとだ。

[立ち上がった人物は不機嫌な声を発しながら歩む。
頭を振るたび、髪が昏い炎の色を宿して揺れる。
それは魔物の首魁の力を身に呑みこんだ証。

橋となった巨岩の残骸を渡り、封印の名残を踏んで岸に立つ。]

(55) 2014/09/12(Fri) 11:22:02

魔王 ギィ

[瞬間、瞳に危険な光が走った。]


 ネストル、貴様 ───…?
 

(56) 2014/09/12(Fri) 11:22:48

魔王 ギィ

[腹を押さえた男に鋭い声を叩きつける。
だが、語尾が疑問で弱まった。]

  いや、違うな。
  貴様、あの男の血縁か?

 まあいい。その顔を見るのも不快だ。
 失せろ。

[呪とともに伸ばした腕から、不可視の力が飛び出す。
それは男を過たず打ち、部屋の外まで弾き飛ばした。]

(57) 2014/09/12(Fri) 11:23:14

魔王 ギィ

[相応の威力を見せた術であったが、当人は不満の表情で自分の手を開いたり握ったりしている。
その場で、原型を留めぬほどに打ち砕くつもりだったのだ。
手加減した覚えなどない。]


 未だ力が戻らないか。
 忌々しい聖剣め。

[嫌なものを振り払うように、手を打ちおろす。]

(58) 2014/09/12(Fri) 11:24:54

魔王 ギィ

 そこのエルフ。
 貴様はなんだ?
 ロルフの奴はどうしている?

[視界の外に消えた者への興味が消え、
ようやくそこにいたもう一人に目を向ける。
かつて自分を封じた者の名を口にして問うた。]

(59) 2014/09/12(Fri) 11:26:43

【独】 魔王 ギィ

/*
午前中は猫が騒ぐのでちょうゆるゆるな接続になっています。

復活シーンのタイトルを目覚めの刻と書いてハロー・ワールドとルビ振ろうかと思いましたが、さすがに邪気眼なので自重しましたんww

(-6) 2014/09/12(Fri) 12:05:01

魔王 ギィ、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 12:09:49

【独】 魔王 ギィ

/*
ルドルフ(Rudolph,Rodolphe)(男)…古いドイツ語の「狼」。
 同系は、ルードロフ(Rudolf)、ロドルフ(Rodolf)、ロドルファ(Rodolfo)など。
 短縮形、愛称は、ラウル(Raoul)、ルディ(Rudy)、ロルフ(Rudie)、ロロ(Rollo)、
 ローリン(Rolin)、ドルフ(Dolph)など。

ネストル(Nestor)(男)…ギリシア語の「旅人」又は「賢明、分別、知恵」。
 短縮形、愛称は、ネスタ(Nesta)、ネスト(Nest)など。

よくお世話になってるサイトさん(こちら)より。
でもロルフのスペルは多分RolfかRolphだと思う。

(-7) 2014/09/12(Fri) 12:17:28

【独】 魔王 ギィ

/*
ついでに、メジャーだからいらないと思ったけど、一応の参考画像。

オーク…ここ
ゴブリン…ここ

こんなサイトも見つけて微妙な顔になった。
困ったことにゴブリン・オークのイメージはだいぶ近いね。

(-8) 2014/09/12(Fri) 12:21:36

魔王 ギィ

― 王城・征服直後 ―

[命令>>9に、即座に答えたのは白き闇エルフ。>>22
かの一族の追跡を人間が逃れることなどできはすまい。

機嫌よく笑う魔王の前に、男がひとり膝をつく。>>51
目覚めたその日に蹂躙した村───たしかケセラーとか言った───の自警団だった男だ。
魔物の群れが近づいてきたと見るや、即座に村を差し出して寝返ったもの。
その機を見る敏さと利口さを気に入って、以来使っている。]


 王族なり騎士なり連れてくれば、また褒美をくれてやるぞ。

[ご機嫌取りに余念がない彼へ向けて声をかけてやる。]

(60) 2014/09/12(Fri) 12:51:48

魔王 ギィ

[そうして、腹心たる男と向かい合った。>>47]


 おまえはいつもそうだな。
 あまり固いことばかり言っていると、白髪が増えるぞ。

[諌めを真面目に聞かないのも、軽口を返すのも、いつものこと。]

(61) 2014/09/12(Fri) 12:52:18

魔王 ギィ


 ああそうだ、クレス。
 この城のどこかに「儀式の間」があるはずだ。
 ついでだから探しておいてくれ。

[姿を隠した彼の背に視線を投げて言う。
「儀式の間」とは、かつて己の力を増すために様々な研究を行っていた場所だった。
魔界への路を繋げ、さらなる力を呼び込むために試行錯誤したものだったが、今となっては別の使い道もあろう。]


 人間にあれが破壊できるとも思えないから、厳重に封印したとかその程度だろう。
 見つけたらすぐ報せろよ。
 

(62) 2014/09/12(Fri) 12:52:34

魔王 ギィ、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 12:54:45

死せる忠臣 クレステッド

― 王城・征服直後 ―
[いつものごとく軽口を叩く主君>>61に対しては、いつもどおり困ったように頷いて。
「儀式の間」についての指示を受ければ]

なるほど、あれを見つけられれば、我らの力もより盤石になるというもの。
承知しました。早急に。

[主命を受け、彼は残存者の討伐よりも「儀式の間」を探す任を優先した。

いつもどおりに魔王を諌めはしたものの、討伐の任というのであれば、優秀な狩人であるヴェルザンディの部隊や、抜け目のないライナーの部隊も居る。クレステッドがその勢力に加わったところで、出来ることは多くはない。
それよりも、魔力の乱れに敏感であるクレステッドに「儀式の間」を探させることは理にかなっている、と彼は感じた。
ギィの指示が的確であることに安堵しつつ、彼は儀式の間を探す。そう時間は掛らずに、その場所を見つける事ができるだろう**]

(63) 2014/09/12(Fri) 13:40:14

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 13:44:41

魔王 ギィ、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 14:02:50

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 14:11:11

魔王 ギィ、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 14:54:30

【独】 魔王 ギィ

/*
忙しそうと言われたので、やることリストを軽く作ってみようか。
□2年前
・王子様の突撃を迎え撃つ(たぶん玉座の間)
・エディ籠絡
・封印場所で現状認識
・封印場所にガーディアン配置
・ケセラー村襲撃(できたら)
・シェットラントを仲間に引き入れる
・人間に対して支配するよ宣言(場合によっては2年後)

□数千年前
・クレステッドとの出会いやあれそれ(開始後の赤で可)
・初代王やらとのバトル回想(夢見が悪い程度でも可)
・ドラゴン婆との回想

□2年後
・魔軍の占領状況描写
・ハールト撤退戦に多少言及
・ライナーをハールト方面司令官に任命

(-9) 2014/09/12(Fri) 15:17:07

【独】 魔王 ギィ

/*
…………。うむ。

(-10) 2014/09/12(Fri) 15:17:32

【独】 魔王 ギィ

/*
しかしあれだね。
ギィの顔見てるとやっぱりテンション上がるね。
何回使ってるんだよという感じですごめんなさい。

絶対使わないだろうなという照れ笑顔系。
中の人を萌え殺しにきてやがる…

(-11) 2014/09/12(Fri) 15:19:21

【独】 魔王 ギィ

/*
ん。
ざっとタスクを確認してみたけど、今進められるものはないな。
ヴェル待ちと王子待ちのち、たぶん明日の昼間くらいに2年後の描写を落とす感じか。

そうそう。
・「儀式の間」に行ったら野望を語る。
(最終日に魔王が城の中にいる理由&ロード側が急がないといけない理由づくり)

・聖剣の効果をどこかで軽く。
(王子が拾ってパワーアップするといいよ)

も、折を見て。

現状で自分がパワーダウンしているので、儀式の間で「人間の魂を大量に使った」儀式を執り行い、往時の力を取り戻すための儀式を行うのです。完了はエピローグ突入時の予定。(それまでに倒さないと負け的な)

最終日はローランドに「ここはおれが」してクレスと戦ってもらってる間に、王子とベネがこっちに来てくれればいいやと思ってるけど、まあどうなるかはわからないね。

(-12) 2014/09/12(Fri) 16:08:10

死せる忠臣 クレステッド

― 征服直後:城内通路 ―
[かつて魔軍の力を高めるために使った施設――「儀式の間」。
解放戦争からは随分と時間が経ってしまったが、確かにあれはまだここにあると思われた。
城の姿も随分と変わっているので、過去にあった場所はアテになるまい。魔力の存在そのものを頼りに、急ぎ、慎重に探す。

不可視の姿となりて城内の通路を進めば、違和感のある壁を見つけることが出来た。一般の人間にはわからないだろうが、僅かな魔力を感じる]

――――――。

[試しに解錠の呪文を小さく唱えてみれば僅かに反応が得られたものの、壁が開く様子はない。幽体の己であれば通り抜けることは可能と思えたが、下手に通ろうとするものに報復する仕組みがある危険性は否定出来ない。
再度。今度は杖を両手で持ち、先のものよりも長い呪文を唱え、気合と共に杖を壁に向ける。

すると壁は左右に開き、道が出現する。儀式の間へと通ずると思しき道は朽ちてはいるものの、蜘蛛や鼠といった生物の気配は全くない。
一度は戦利品として接収したつもりになったものだろうが、使いこなせる者が居なかったか、あるいは誰も使おうとしなかったか。そんなところだろう。]

(64) 2014/09/12(Fri) 16:36:40

死せる忠臣 クレステッド

― 征服直後:儀式の間 ―

[通路を進むと、魔法陣の描かれた大きく立派な、霊木で作った紫色の扉を見つけることが出来た。それは記憶にあるものに相違ない。
まずはこの時点で、魔王に念話にて報告を入れておく。]

――魔王様。「儀式の間」を見つけました。
――途中に目眩ましこそあったものの、部屋自体は健在のようです。
――玉座の間から出て西側、突き当りの通路を北の方向に進めば、左手の壁から通路が伸びております。目的のものはその先に。
――これより、部屋の中を確かめます。

[念話を終えて扉を開けば――
玉座の間の倍程度の広さを持つ部屋がそこにはあった。
さすがに埃を被っている事自体は否めないが、部屋の中央に大きく描かれた魔法陣や、大抵の儀式を行うには差支えのない獣脂の蝋燭、そしてそれらを用いるのに相応しい、いくつかの宝石をあしらった燭台は未だ健在であった。]

(65) 2014/09/12(Fri) 16:54:29

死せる忠臣 クレステッド

[しかし、研究に用いた羊皮紙は見つからない。部屋の隅には何百枚とあったはずだが、処分されてしまったのだろうか。研究目的で接収されてしまったのかとも思ったが、それはない。己の研究を否定しないような魔術師はここにはいなかったろう。]

……………

[自分の研究の価値も解らず、ただ放逐しただけの魔術師連中に対する怒りを思い出しかけるが、今はそんな場合ではないと思い直し。
そういえば、持ち歩く事のできる魔力の触媒としては最高級とも言えた、高純度の水晶も見当たらない。価値を理解した者達が利用したか、あるいは理解せずにただの宝石として取引に当てられたか。

そして、最大の価値があるもの――この部屋――については、恐らく理解した上で、封印したのだろうと思われた。何故ならば――]

……やはり残っているようだな。この魔力の流れる「路」……

[――上級レベルの魔術使いであれば解るであろう、魔界との路を繋げるために、人為的に創りだした魔力の流れ。結局、得られた力は限定的なものでしかなかったが。もしこれを完成させられていれば、あの戦の結末も変わったかもしれない。
しかし。そうでなくても、使い道はいくらもあるのだ。]

(66) 2014/09/12(Fri) 16:56:21

死せる忠臣 クレステッド

[<透明化>の魔法を解き、地の底から響くような声で、部屋そのものに呼びかける]

  目覚めよ
    主が戻られたぞ

(67) 2014/09/12(Fri) 16:57:38

死せる忠臣 クレステッド

[部屋全体に響かせるようにそう唱えれば、部屋が僅かに発光し、明滅する。
魔法陣に立てられた蝋燭は赤く灯り、閉鎖された室内に軽い風が巻き起こり、止まる。かつての主を、部屋そのものが歓迎した証左であった。
珍しく笑みを浮かべて、クレステッドはその光景に頷いた。

さて。どれだけ残っているかわからないが、部屋にはまだ便利な魔具がいくつかあったはずだ。そう思い、彼は広い室内の捜索を始めた**]

(68) 2014/09/12(Fri) 16:58:28

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 16:59:09

【独】 死せる忠臣 クレステッド

/* あ、秘話使えばよかったや!と今気づいたが後の祭り
 まあ全体に見えても良い秘話だしいいよね、うん

 てゆーか5発言まで行くとは思わなんだよ……なげえよ……。

(-13) 2014/09/12(Fri) 17:00:37

【独】 語り継ぐ者 ローランド

/*
ロルフと見ると、うちの国家元首が出てk…(押し込めた

名前としてほとんど出してないから多分覚えてないとは思うけど!けど!!
芝が生えるのは赦されたしwwwwwwww

(-14) 2014/09/12(Fri) 17:04:37

【独】 死せる忠臣 クレステッド

/* ちなみに今だから言えること
 実は最初キャラ案はいくつかあった
 結構真剣に考えてたのはタクマ@バリアント
 こっちは亡霊にするか、幽界にて悪魔に身体を乗っ取られたとかそういう設定にしようかとか思ってた
 要は戦いの悪鬼

 あと死霊術師で徹底的に嫌な奴に徹してバンガードも考えたんだけど、
 アポストロ(リテイナー)とバリアント(プリズナー)の2枠空いてるのにバンガード取りに行っちゃうとバランス崩れちゃうかなーと危惧してリテイナーになりますた

 この設定はこの設定で気に入ってたりw

(-15) 2014/09/12(Fri) 17:07:59

【独】 語り継ぐ者 ローランド

/*
ところで今回も匿名COだったけど、くろねこさん一発で分かったよねw
しかもインサイナーと聞いて、これは触媒血ぃ使うだろ、と思ってたら案の定だったよねwww
グラがエディと知って更に芝生えたよねwww
アデルやった直後にそれですかい、とww

そして触媒が血だろうなと思いつつ、私の初期設定も触媒は血でした(
流石に少し変えたけどね。

(-16) 2014/09/12(Fri) 17:09:41

魔王 ギィ

― 王都攻略時・玉座の間 ―

[散っていく配下らを見送って、魔王はひとり玉座で思いに沈む。
これからの支配拡大について巡らせていた思考は、不快な痛みによって中断させられた。]


 まこと、忌々しきは聖剣か。

[左胸を押さえて吐き捨てる。
千古の時を超えてもなお癒えぬ傷。
未だ己の力を封じている刻印。]

(69) 2014/09/12(Fri) 17:56:32

魔王 ギィ

[その剣が宿敵の手に渡った経緯は知らない。
風の噂では、かの英雄王クロドルフが直々に、名前とともに一振りの剣を下賜したとも聞いた。
確かなのは宿敵ロルフ・レピオ・ゼラヴィスがその剣を振い、
この身に癒えぬ傷を穿ち、封じたこと。

どうにかして力を取り戻さねばならない。
思考がそこへ行きついた時、声が届く。>>65]

(70) 2014/09/12(Fri) 17:57:07

魔王 ギィ


 良くやった、クレス。
 なにもないとは思うが
 気を付けろよ。

[部屋を確かめるという彼に注意を促し、
一拍置いて自分の言葉に笑う。]

 おまえに言うまでもなかったな。
 まあいい。あとで報告を聞かせてくれ。
 

(71) 2014/09/12(Fri) 17:57:28

魔王 ギィ

[かの部屋が使えるようならば、
この刻印を打ち消す術も見つかるだろう。]


 そうだな。
 触媒いけにえが要るか。
 質も量も、十分な…

[思考は再び沈黙のうちに潜っていく。]

(72) 2014/09/12(Fri) 18:00:55

魔王 ギィ、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 18:04:28

【独】 語り継ぐ者 ローランド

/*
『闇焔』呪文:バーガンディー burgundy #6c2735
『聖焔』呪文:ローズダスト rose dust #e6c0c0

メモ。

(-17) 2014/09/12(Fri) 18:10:38

ダークエルフ ヴェルザンディ

ー 王都陥落の日 :王都近郊 ー

[王族の追跡に出たダークエルフのうち一人が、賊行為を働いている一軍と遭遇する。>>46]

「そいつの首を差し出せ、人間。」

[その中でも、賊の首魁とおぼしき男を見つけると、ハッタリなど意に介さず用件を述べる。
此方は単騎。しかしだからこそ例え囲まれても脱するだけなら容易い。
同時に、暗器で王族だけを殺すこともできた。
だが、男の周囲の惨状を見て、面白そうな表情を見せたと思うと、構えを解いた。
こういう出合いに言うことを聞かせるには何をどうすれば効果的か。
少しの間の後、指笛を吹いて、周囲を襲撃していたオークたちを集める。]

「この国本来の王による、新たなる治世が始まる。
魔の力による、弱肉強食の理が支配する世がな。
そのために旧き血を粛清するのだ。
相応の働きを見せれば、重用に口添えしてやろう。」

[集まったオークはここにいる賊と同じ程度か。
いつでも王族を殺して離脱できる準備はしたまま、くすんだ金と青を眺めて闇の妖精は笑っていた。]

(73) 2014/09/12(Fri) 18:17:39

【独】 語り継ぐ者 ローランド

/*
『闇焔』:黒紅
『聖焔』:薄桜

色決めて無かった(爆

(-18) 2014/09/12(Fri) 18:17:58

ダークエルフ ヴェルザンディ

ー 再臨 ー
[>>55 強い魔力を宿した昏い赤を目にすると、その場に膝をつきかしづく。
>>59 己に声を賜れば、頭を垂れたまま。]

私はイーシュトの子孫でございます。
かつての主たるあの方を宿す貴方様のお目覚めをお待ち申し上げていました。

[それはかつて解放戦争を戦った祖の名。]

…畏れながら申上げます。
貴方様が眠りにつかれ、既に幾千年。
物質は朽ちては再建を繰り返し、当時の形あるものは殆ど塵へと還りました。
き奴もまたとうに現を去りましたが、その子孫がこの地を治めております。

[数千年眠っていた自覚の無さそうな主へとそう進言する。
ミレニアムの時の流れのなか、相応の腐敗こそあれど、革命もなく王家と王政が存続していたことは、人間にしては驚くべきことだろう。
だが、その理由に興味などない。今日、それは全て終わるのだから。**]

(74) 2014/09/12(Fri) 18:18:25

【独】 成り上がり者 ライナー

魔王やっぱり、かっけー!(尊敬の眼差し
ついてきます!

しかし敵の誰かに突進していかないと、落ちないぞ…

誰にいこう。王子がいいけど…

(-19) 2014/09/12(Fri) 18:35:02

シェーンバルト王国王子 カレル

− 王都ジルヴァーナ陥落の日・隣国クロスター王国 (回想) −

[郊外の緑豊かな丘を白い馬にまたがった少年騎手が駆ける。
馬には鞍も馬銜もなく、ただ額に一粒の青い宝玉が飾られていた。]


  ── ハッ!


[少年──カレルである──と息のあった動きで白馬は丘のふちから跳躍し、

  バサアッ

逞しい両肩から純白の翼を広げて空へ舞い上がった。]

(75) 2014/09/12(Fri) 18:47:30

シェーンバルト王国王子 カレル

 
 おーい!


[空の上から、カレルは地上で見守る者たちへ手を振る。

めったに人に懐かないといわれる有翼馬ペガサスが当時からカレルの愛馬であった。

その笑顔は、異国の地にあっても、まったく屈託がない。]

(76) 2014/09/12(Fri) 18:48:07

シェーンバルト王国王子 カレル

[シェーンバルト王ホルンは、第二王子たるカレルに、将来は兄の手足となって活動することを期待しており、王都で政務をとる兄の代理として赴くことになるだろう異国の文化や庶民との交流に触れさせるべく、教育の手筈を整えていた。
ホルンの母たる王太后の出身地であるクロスター王国は、その手始めだったといえる。

クロスター王国でも、カレルは父王の教育方針のもと、城に閉じこもるばかりでなく街に出て、雑多な人たちと交流した。
街道場での稽古に混ざるなど序の口で、盗まれた本を追って貧民街へ乗り込んで掏摸の元締めと仲良くなったり、工事現場で人足と土嚢を担いでいたり、市場で売り子をしていたり。
好き放題していたが、最良のガイドたるこの土地出身の青年ベネディクトと護衛兼目付役の魔術師エトヴァルトがいる限り、カレルの身に危害の及ぶことはなかったのである。

が──、]

(77) 2014/09/12(Fri) 18:49:45

シェーンバルト王国王子 カレル

[この時、空の乗馬のさなか、山並みの向こう、空の一角が黒く塗りつぶされ、天に開いたその穴から、なにかが飛び出すのが見えた。
光の尾を引いて堕ちるものの数は5つ。

落ちた先まではわからなかったが、それはまぎれもなくカレルの故郷シェーンバルト王国の方角であった。>>4]


  な に…?


[背筋を冷たいものが走る。]

(78) 2014/09/12(Fri) 18:50:34

シェーンバルト王国王子 カレル

 
  ルスト! もっと高く! 


[ペガサスに与えた名を呼んでけしかけるも、白馬は翼を縮めて地面へと舞い降りてしまう。]


  エディ! 見た? 今のは──!?


[エディこと目付役エトヴァルトの袖を掴んだまま遠い空を見やる顔に笑みはなかった。]

(79) 2014/09/12(Fri) 18:52:24

シェーンバルト王国王子 カレル

 
  …ベネディクト、ごめん。今日はもう引き上げるよ。
  なんだか…  
  ううん、  わかんない けど。 


[いつものカレルらしくない不安げな声で告げて、帰途につくのだった。]

(80) 2014/09/12(Fri) 18:53:35

シェーンバルト王国王子 カレル、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 18:58:59

魔王 ギィ

― 再臨・洞窟にて ―

 イーシュト?
 "影"スキーアの、か?

[勝手にそう呼んでいた名を口にして、目を丸くする。
似てない、白い、という感想が口に出るより先、
語られる言葉>>74に瞼がゆるく瞬く。]


 ………は、

[ぽかんと開いた口から息が零れた。]

(81) 2014/09/12(Fri) 19:08:28

魔王 ギィ

 
 …っ、はは。

   あはははははははは!!
 

(82) 2014/09/12(Fri) 19:09:07

魔王 ギィ


 ……くくっ、はははは。
 ああ、そうか。奴め、とっくにくたばったのか。
 しかし、数千年か!そんなに眠っていたとはなあ!

[洞窟に余韻を反響させて笑いを収め、
代わりに酷薄な光を双眸に乗せる。]

 まあいい。
 奴の子孫がいると言うなら、
 借りはそいつらに返すべきだろう。

 そして、呑気に治めているものを返してもらおうか。

(83) 2014/09/12(Fri) 19:09:32

魔王 ギィ


 行くぞ。
 "影"スキーアは未だに俺を使って魔物の首魁デーモンロードを現世に呼び戻そうとかしているんだろう?
 それとも、さすがに奴もくたばったか?

 まあどちらでもいい。働いてもらうぞ。
 まずは場所が要る。
 地下にまだ封じられてる連中を外に出す場所が。

 それと、……そうだ。
 フィロバテスの毒液は持っていないか?
 あいつが良く使っていたはずだが…なければ別の毒でも構わないが。

[先を語る言葉を止めて、思いついたように訊く。
視線は、聖剣が沈んでいった湖へと向いていた。**]

(84) 2014/09/12(Fri) 19:10:13

魔王 ギィ、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 19:12:53

12人目、青銀色の竜 クラリッサ が参加しました。


青銀色の竜 クラリッサは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。


【削除】 青銀色の竜 クラリッサ

/*
それではよろしくお願いします!
といいつつ先ずは婆ちゃん若かりし頃ですが(

2014/09/12(Fri) 19:20:20

青銀色の竜 クラリッサ

― 刹那の夢 ―

[竜は遥か彼方に去ってしまった、刹那の瞬きを夢に見る。
戦火の詩を、朽ち逝く大地を覆う焔を、駆け抜ける青色の疾風を。
漆黒と化した地に咲く花を。
そしてその花の散る様と、朝露のように落ち沈む種と、種から芽吹く一葉を。

灰と朱と蒼の光が、薄い銀色の被膜を通して煌めく影となり地に落ちる。二翼の影の合間には、落とされぬようにと張り付いた影が動く。]

(85) 2014/09/12(Fri) 19:21:00

青銀色の竜 クラリッサ

そんなに心配しなくても、振り落としたりしないって。
大丈夫大丈夫。……多分。

[本当に大丈夫かよとの主旨の文句も、けらと笑って受け付けず。]

そこはほら、信じてますから?
落ちるほどヘタってないもんね?

[竜は楽しげに鳴く。信頼あってこその言葉の応酬。
羽ばたきながら、同時に長い尾を揺らした。
青銀色あをみづがねの鱗をもった、まだ若い竜は好んで人と関わった。若さ故の好奇心、恐れ知らずあっての事だった。]

(86) 2014/09/12(Fri) 19:21:43

青銀色の竜 クラリッサ

軽口叩けるのもここら辺までか。
さぁそろそろ着くよ……

[そして遠く眼下に見えるは赤い、煉獄の焔のような髪の――――――]

(87) 2014/09/12(Fri) 19:21:56

青銀色の竜 クラリッサ が村を出ました。


12人目、灰鋼色の竜 ディルドレ が参加しました。


灰鋼色の竜 ディルドレは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。


【削除】 灰鋼色の竜 ディルドレ

/*
再入場。

2014/09/12(Fri) 19:23:48

灰鋼色の竜 ディルドレ

― 王都陥落の日・大森林 ―

[人の介入を拒むように鬱蒼とした木々がひしめきあう、シェーンバルト南方に広がる大森林。
エルフの集落、トレントの西域、妖精や小さな生き物らが、密やかに暮らすこの森の一角に、いつからか見上げるほどの大きな竜の形をした石があった。
だがその石に近づき触れれば、その表面は日に当たったかのように温かく、微かに脈打っているのがわかるだろう。

大きな竜は長命を表す。
くすんだ鋼の鱗を纏った躰は所々緑や灰の苔が覆い、この竜が古くからこの場にじっと留まっているのが伺える。
何時かそこを居と構えたか。それは竜にとって当然と言える事で理由としては些細な事でもあった。

大切なのは、竜がこの地を終焉の地に選んだという事のみ。
竜は自分の命が長くない事を理解していた。]

(88) 2014/09/12(Fri) 19:24:09

灰鋼色の竜 ディルドレ

[死に様を晒すような無様な真似を、老いた竜は良しとはしなかった。
故に竜は介入を拒み、結界を張り、グラムワーグへと還る為長い準備期間に入った。

それでも何かしらの手段を持って訪れる者へは、呆れをもって迎えた。
旅立ちまで時間があるうちは、それらを無下に撥ねつける事もなかった。面白いと思った物は歓迎もしただろう。

竜は小さな生き物には比較的寛容だった。
何故なら昔、我が友と呼んだ人もまた小さな生き物だったからだ。]

(89) 2014/09/12(Fri) 19:24:50

灰鋼色の竜 ディルドレ

[だが竜は誰に対しても寛容であったわけではない。
小さな友人の敵に対しては容赦もなかった。
遥か昔の戦いで、竜は竜として友人の敵を容赦なく屠る。

その過去を夢に見思い、今を遠視し目を細め、未来を夢想しながら、森の奥深くで、竜は浅い眠りと覚醒と、深い眠りをくり返す。



竜は突如、刹那の夢から目覚めた。]

(90) 2014/09/12(Fri) 19:26:13

灰鋼色の竜 ディルドレ

[その長い顔を天を仰ぐようにして見上げ。
大気に混じったものに、青銀の目を丸く見開いた。
懐かしくさえある、たった今夢で見たそれに竜は慄く。]


あぁ…ああ、我が友よ―――

(91) 2014/09/12(Fri) 19:27:08

灰鋼色の竜 ディルドレ

まだもう少しの間、
お前とは会えそうにないと思っていたけれど…


[憂いを含む声で鳴くと、灰鋼色した竜は折り曲げた手足を伸ばし、立ち上がり大きく羽ばたいた。
体躯に絡んだ蔦は蜘蛛糸のように切れ、埃のように土と苔と草が舞う。
結界を関係なく行ききしていた、小さな者より更に小さな物たちが、突然の竜の挙動に慌てふためくようにしてその場から逃げてゆく。
竜はそれらを踏みつぶさぬように注意しながら、もう久しぶりに動かす事のなかった被膜を張り羽ばたき地を蹴りあげて、かつての住処であった空へと発った**]

(92) 2014/09/12(Fri) 19:28:11

語り継ぐ者 ローランド

― 始まりの刻/洞窟 ―

[腹部を貫いた刃がずるりと抜け行く>>34]

 っぁ  かはっ…!

[ファルカタは握り締めたまま、左手で腹側の傷を握り締めるように押さえつけた。
痛みは熱となり身体を苛み、背側の傷からは命の源が緩やかに零れ落ちる]

(93) 2014/09/12(Fri) 19:30:00

語り継ぐ者 ローランド


 慈 しみ の 念 は 聖 なる 光
 その 身 癒 す 力 たらん

[追撃の無い隙に簡易の治癒魔法を傷口へとかけた。
しかし深すぎる傷は完治には程遠く、辛うじて命の源が零れるのを押し止めるだけとなる。
呪の完成と共に、懐にあった薄桜の結晶が1つ、砕け散った]

 なに を───

[男に目もくれず、男の鮮血を方々に飛び散らせる襲撃者。
その口からは儀式めいた言葉が紡がれ行く。
次々に砕け行く古の結晶はその力を減じていた。
”鍵”……”門”……封印。
襲撃者の狙いが頭を過ぎる]

 まさか───…止めろ!!

[叫びも空しく、最後の結晶が男の血により砕け散った]

(94) 2014/09/12(Fri) 19:30:12

語り継ぐ者 ローランド

[洞窟全体が鳴動しているような感覚に陥る。
聖剣による封が為された巨岩は鳴動と共に皹が広がり、徐々に剣が押し上げられて行くのを見た]

 ……私の血が開封の鍵だなど、聞いていないぞ…!

[傷の痛みにより声は低く押し殺すようなものとなる。
嘲る声>>35に視線をやれば、襲撃者は既に背を向けていて、降臨せんとする者に意識が向いているようだった]

 何故……何故エルフがこのようなことを…っ!

[絞り出すような声を襲撃者の背へと投げかける。
かつてエルフは解放王と共に魔を討伐した者達。
それが魔を開放せんとしている。
男の表情に困惑の色が現れた]

(95) 2014/09/12(Fri) 19:30:31

語り継ぐ者 ローランド

[やがて巨岩から聖剣が抜け、水面に小さな水飛沫が上がる。
深い湖の底へと沈み行く聖剣に、男は焦燥の色を濃くした。
直後、鳴り響く轟音。
巨岩が真っ二つに裂け、辺りが黒い瘴気に包まれた]

 くっ………!

[水面を伝い地面へと辿り着く瘴気に男は顔を歪める。
身を引こうにも手負いの身体の動きは鈍い。
じり、と膝をついたままようやく一歩ずり下がったところで、瘴気を割る人影が視界に入った>>54]

(96) 2014/09/12(Fri) 19:30:46

語り継ぐ者 ローランド

[全身を暗紅色に染めた人物が巨岩の残骸を踏み湖を渡り切る>>55
髪に宿る昏い炎。
伝承に記される魔人の姿。
男は思わず息を飲んだ]

 っ、 ネス トル───?

[鋭い視線と共に向けられる声>>56
その名に覚えはある。
男の直系たる祖先の名だ]

 祖が封じた、魔人……確か、名は。

[ギィ、と。
紡ぐ前に魔人の腕が振られる>>57]

(97) 2014/09/12(Fri) 19:31:04

語り継ぐ者 ローランド


 があっ────!!

[全身を打ち据えられたかのような衝撃を受け、男は抵抗の意思を見せる間も無く封印の間から弾き飛ばされた。
隠し通路の半ばまで吹き飛び、男は背を滑らせて地面へと落ちる]

 つ、ぅ……!

[マント越しとは言え、塞がり切っていない傷口を強かに打ち、男は一時その場に蹲った]

(98) 2014/09/12(Fri) 19:31:19

語り継ぐ者 ローランド


 っはぁ、…はぁ……このまま、では……。
 王 に 伝え ないと……。

[辛うじて身を起こせるようになって直ぐ、男は握ったままであったファルカタを鞘に収め、右手で宙を十字に切る]

 我が身を運べ 逃避の念
 駆けて 翔けて この身彼方へ

[呪と共に懐で砕けるのは黒紅の結晶。
宙に描いた十字が同色の道となり、男は目的地を王都へと定めた。
道を抜ければそこは男が借り受ける宿の一室へと景色が変わる]

(99) 2014/09/12(Fri) 19:31:39

語り継ぐ者 ローランド


 ぅ………。

[しかし男の疲労は限界に達し、王への謁見を望むことなくその場で崩れ落ちた。
目を覚ましたのは、白の都が喧騒と赤に包まれた後のこと*]

(100) 2014/09/12(Fri) 19:31:55

語り継ぐ者 ローランド、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 19:39:06

灰鋼色の竜 ディルドレ、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 19:50:56

シェーンバルト王国王子 カレル

− 王都陥落後・隣国にて (回想) −

[その後、カレルの元へ届き始めた情報は、悪寒を増すものばかりだった。]


 火の柱が城壁を打ち砕いた…  異形の大軍…

    王都が陥落…

 なのに、父も兄も陣頭で指揮を執っていないなんて…
 

(101) 2014/09/12(Fri) 19:53:56

シェーンバルト王国王子 カレル

 
 エディ! おれはジルヴァーナに戻る!

 おまえの力を貸してくれ。
 転移の魔法が使えるはずだろ?

 父が、民のために武器をとらないなんてことはあり得ない。
 きっと幽閉されているんだ。
 
 おれが行って、父を助け出せば、すべて上手くいく。
 

(102) 2014/09/12(Fri) 19:55:48

シェーンバルト王国王子 カレル

 
 ダメダメ、おまえだけ戻るなんて許さない。

 城には、王族しか知らない隠し通路もあるんだ。
 おれが行かないとダメなの!


[動きやすい、だが王家の紋章のついた軽鎧に剣とマントを装備して強く主張する。]


 これは命令だ、 おれを王城まで瞬間移動させること!
 

(103) 2014/09/12(Fri) 19:57:06

シェーンバルト王国王子 カレル

[自分のことに関しては、まったく迷いのないカレルであったが、救出行にベネディクトも加わるとの申し出には、いくらか躊躇いを示した。]


 え…ベネディクトには、ここに残ってルストの世話をしてもらいたいと思ってたんだけど…
 ルストのやつ、おまえになら気を許してるからさ。
 おまえに面倒みてもらえるなら安心だなって。


  でも、おまえの意志を尊重するよ。


[最終的にはベネディクトの決意を受け止めて、強く頷くのだった。]

(104) 2014/09/12(Fri) 19:58:12

シェーンバルト王国王子 カレル

[知らせを受けたクロスター王国政府では、魔族が流れ込むのを防ぐための準備にかかりきりで、隣国に援軍を出している余裕はないという。
ならば、ベネディクトはたったひとりの、一番最初の支援者だ。]


 準備ができ次第、 行くよ。


[そう告げる顔には、ひたむきな希望と笑みが宿っていた。**]

(105) 2014/09/12(Fri) 19:59:12

シェーンバルト王国王子 カレル、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 20:03:22

13人目、親衛隊員 レト が参加しました。


親衛隊員 レトは、審判者 を希望しました(他の人には見えません)。


親衛隊員 レト

― 王都陥落の日 ―

[その時、男は城内にいた。

 窓へと視線を向ければ、いつもどおりの夕焼け、いつもどおりの平和な日常だった。]

(106) 2014/09/12(Fri) 20:16:54

親衛隊員 レト

[日常を破ったのは、飛来した光の尾。
 そのすぐ後に立ち上がった火柱が、硝子越しに城内を赤く照らした。]

    ――――――……っ!?

[轟音、爆音、そして悲鳴。
 逃げ惑う人々。
 押し寄せる黒の濁流。
 想像したこともなかった風景に、一瞬だけ呆然とするも、親衛隊長の声が聞こえればすぐさま顔を上げる。]

(107) 2014/09/12(Fri) 20:19:24

親衛隊員 レト

「王の間に何人たりとも通すなっ。」

はっ!

[正確な状況など把握できておらずとも、とりあえずの命令が隊長から飛べば、隊員たちはそれぞれ散開する。

 男も、悲鳴の聞こえたほうへと向かえば。
 そこは、玉座へと向かう回廊、ちょうどオークの一団が逃げ惑う女官や文官たちを襲っているところ。]

貴様らっ……!

[腰のサーベルを抜きながら、男は駆け寄り、一体のオークの首筋を正確になぎ払った。]

(108) 2014/09/12(Fri) 20:22:39

語り継ぐ者 ローランド

― 王都陥落時/王都 ―

[思考から意識を戻す]

 ……悔やんでばかりもいられないな。

[過ぎたことと割り切るには事が大きすぎる。
けれどそこで立ち止まっては先の変化を望めない。
この状況を是としないならば、やるべきことがある]

 失ったばかりで少しきついけど…
 …そんなことを言っている場合じゃ無いね。

[僅かばかり苦笑を浮かべ、男はピジョンブラッドの指輪が嵌められた左手を持ち上げた。
掌を上に向け、ファルカタの切先で掌に傷を付ける]

(109) 2014/09/12(Fri) 20:40:19

語り継ぐ者 ローランド


 っ………


 …皆、すまないね。
 私に力を貸しておくれ。

[掌に溢れる紅を握り込み、眼を赤に包まれる王都へと向ける。
男の眼と耳に届く、死の気配。
そこに現れる刹那のひかりを探した]

(110) 2014/09/12(Fri) 20:40:37

語り継ぐ者 ローランド


 流る命 屠らるる命
 潰え行くひかりよ 今一度 現世へ
 正なる想いひかり 負なる想いひかり
 の灯火よ 我が力たれ

[呪を紡ぎながら、紅を握り込んだ左手を眼前へと掲げる。
男の眼にしか映らない、死の刹那に灯るひかり。
誰かを想う暖かいひかり、誰かを憎む冷たいひかり。
その両方を引き寄せ、手の中の紅へと集めた]

(111) 2014/09/12(Fri) 20:40:57

語り継ぐ者 ローランド


 っ………ふ、
 ……やはり 少し きつい ね。

[己の血をピジョンブラッドの指輪に吸わせ、死の刹那の想いを封じ込める。
そうして出来る、薄桜と黒紅の2種の結晶。
男は集めた想いを糧に力を行使する]

 ……あぁ、これ、は。

[複数出来た小さな結晶の中に、一際大きい結晶が2つ出来ていた。
それが意味するところを悟り、男は閉口する]

(112) 2014/09/12(Fri) 20:41:14

語り継ぐ者 ローランド



 王族は潰えた……か。

[難を逃れた王子が居ることはまだ知らぬまま、男は深く息を吐いた*]

(113) 2014/09/12(Fri) 20:41:26

語り継ぐ者 ローランド、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 20:46:15

軍師 ベネディクト

― 過去・回想 ―

[僕はクロスター王国の中でも、最も歴史ある貿易商会の若き会長である。
――などと言えば聞こえはいいかもしれない。
話しによれば、かつてのカーヴン商会のもつ資産は一国のそれにも勝るものだったらしい。

……もっとも、それはあくまで昔の話であって。

盛者必衰とでも言うのだろうか、そんな威勢なんてどこへやら。
僕が生まれた時には、クロスター王都の一角に小さな交易店を有するだけの、まるで商会とは名ばかりのものになってしまっていた。

そして僕が十歳ほどの時、父が店を継いだ代。
あまりにも人の良い父は商売上で騙され続け、ついに資産の殆どを失ってしまう。

――僕は、そんな父を反面教師にして育った。]

(114) 2014/09/12(Fri) 20:49:44

軍師 ベネディクト

[十五の時、心労からか病に倒れた父に変わって僕が店を継いだ。
その僕がとった手段は、父を騙した奴らと同じもの。

騙しやすいやつから金を騙し取る。
役人には賄賂を握らせ便宜を図ってもらう。
利益を挙げるためなら多少の悪行も辞さない。

ただ、それだけ。
人は信義によって動くのではなく利によって動くのだと、僕は商いの世界から学んだ。

それから数年経って、カーヴン商会は貿易商会を名乗れるだけの威勢を、一応は取り戻すことが出来た。]

(115) 2014/09/12(Fri) 20:51:17

軍師 ベネディクト

― 過去・カーヴン商会執務室 ―

 ……ずいぶんと昔のことを思い出していた気がする。

[柄にもなく自分の過去などを夢想してしまっていた。
その理由は明白、傍らに高々と積み上がった書類のタワーである。]

 こんな雑多な事務仕事、僕のすべき事じゃないだろうに。

[商会の規模が急激に大きくなったせいで、中途の情報を処理する人員が足りていない。
人事配置を考え直す必要があるのだろうが、書類に忙殺され考える時間すら与えられていない。

もっとも、今までならばこれだけの仕事をしても幾らかの時間はとれただろう。
しかし、時間が足りない事情があって――]

(116) 2014/09/12(Fri) 20:51:57

軍師 ベネディクト

 「兄さん、来客だよ」

[扉をノックして入ってきたのは、秘書を任せていた我が弟。]

 いま忙しいから、重要な要件じゃないなら後にしてもらってくれ。

[顔もあげずに返答する。今は書類の塔を崩す作業で手一杯だ。]

 「それなんだけれど……」

[弟が言い淀んだのもつかの間、許可も得ずに執務室に入ってくる誰かの足音。
ちらりと目線を上げて、その姿を認めれば――]

(117) 2014/09/12(Fri) 20:52:38

軍師 ベネディクト

 ――カレル?

[書類を書く手が止まる。
軽い挨拶なんてしながら入ってきたのは、少し前に不思議な出会いをして友人となった隣国シェーンヴァルトの王子。
また、その隣には目付役の青年もいた。なんとも申し訳無さそうな笑顔をしていただろうか。]

 ……いやちょっと待て、郊外に遊びに行くって君なぁ。
 僕がこうも忙しそうにしてるのが見えないのか? 

[要件は街の外に出てペガサスを走らせるから、僕にもついてきて欲しいとのことだった。
思えば、こうやって突然遊びに誘ってくるのはいつもの事で。

そして僕は、不思議とそれについて行きたくなるのだ。
ここしばらく、仕事をする時間がギリギリなのはこれが原因である。]

(118) 2014/09/12(Fri) 20:54:09

軍師 ベネディクト

 あー分かった分かった。僕も同行するから、全く…。

[こうは言いつつも、最初から断る気はない。
残りの仕事を弟に押し付け、もとい任せると、いくらか準備をして彼の散歩に付き合うのだった*]

(119) 2014/09/12(Fri) 20:55:33

馬賊の頭目 シェットラント

― 王都陥落の日 :王都近郊 ―

 どうりで、ただの魔物の襲撃で、落ちるほど柔な都ねぇと思ってたが、合点がいくわな。

[魔物が襲ってきた、王族が逃げなければならないほどの事態である。
そして姿を見せたダークエルフの言葉>>73に、魔物たちは組織立って動いている、王がいるというのだ。それならば納得がいく。]

 ”わざ”と教えてくれるなんて親切なことだな。

[自分たちの背後には大きな力がある。逆らっても無駄だ。少なくとも...はそう受け取った。
強者が弱者を好きにできる。弱肉強食の理などこれまでも今までもずっとあったこと、わざわざ新しく理が生まれるなどという不可解な言い分はともかく、どう扱うのが正しいのかわかった上で、情報を与えたのだろう]

(120) 2014/09/12(Fri) 20:57:30

馬賊の頭目 シェットラント

[馴染み深いやつだ。と思った。それは同種に対してのものではない。自分たちを討伐しようとしてやってきた騎士たちと同じだ。

ただ姿形がちょっと違って、主張する言葉が違って、拝する王が違うが、そんな砂浜にある特定の砂粒を見わけるような細かいこと...には全く理解できなかった]

(121) 2014/09/12(Fri) 20:57:58

馬賊の頭目 シェットラント

[先程仲間を呼ぶためであろう指笛に周囲を警戒するように無言で部下に促す。
とはいっても、この場限り逃げ切るだけならば、悲観的ではないが]

(生きづらいな、こりゃ)

[王族を粛清していると聞いても...には人間相手だからこそ伝手もあったが、魔物たちを相手に伝手を作ったことがない、今後の商売のし辛さのほうが重要だった。しかも今度は、この魔物たちの影響下から逃れながら生きていける保証もない。

よって、今手にしていた商品の末路も決まる。

魔物の王がいるということに驚いていた顔がそのままに、首から上が宙をまった]

(122) 2014/09/12(Fri) 20:58:26

馬賊の頭目 シェットラント

 よっと。

[抜き身のままの剣を背中に戻し、お手玉のように舞った元第一王子の生首をキャッチする]

 貢物はこれでいいンだよな。よろしく

[王国に住む人間でありながら、王族を手にかけたことへの罪悪なんてものを微塵も出すことなく、今後の縁を選ぶと、ダークエルフへと短く告げた]

(123) 2014/09/12(Fri) 21:00:02

馬賊の頭目 シェットラント、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 21:01:33

軍師 ベネディクト、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 21:01:47

親衛隊員 レト

[何せここはオークたちにとっては狭いく不利な場所。幾ら数が居ようとも襲い掛かってこれるのはせいぜい2体まで。
 男はさしたる傷も負わず、オークたちを切り伏せていくも、それでも数の暴力でじりじりと押されていく。

 疲労は溜まり、動きが鈍る。
 サーベルを握る手は、半ば感覚がなくなっているようにも思える。

 そのとき、一体のオークが低い姿勢で突っ込んできた。
 跳びこえて避けようとするも間に合わず、後ろへと吹っ飛ばされる。]

  うぐっ・・・・・・!!!

[その後ろには壁などなく。
 あるのは、赤い空。
 男の身体はあっけなく、派手な音とともに水の中へと*沈んでいった。*]

(124) 2014/09/12(Fri) 21:09:54

軍師 ベネディクト

― 過去・郊外 ―

 あんまり遠くにはいくなよー!

[空を翔けるカレル>>76にそう叫んで伝えておく。
この辺りは魔物や賊は出ないとはいえ、離れた場所に行けばどうなるかは分からない。

僕とて貿易商人として各国を巡る以上、ある程度自らの身を守る力を習得している。
背負っているのは僕でも使いやすいボウガン、万が一に備え腰には短剣、バッグにいくつか入っている小石ほどの魔石は触媒に。

とはいえ、僕は戦いが好きではないしそもそも強くもない。
剣ならばカレルに一太刀も浴びせられずに負けるだろうし、魔法なら隣にいるエディの足元にも及ばない。
ボウガンなら少しは自信があるが…接近戦では役に立たないだろう。

だから、もしもの時は――]

(125) 2014/09/12(Fri) 21:13:47

軍師 ベネディクト

 ……大変だろうけど頑張れよ、エディ。
 
[と、隣にいる青年の肩を叩くのだった]

(126) 2014/09/12(Fri) 21:14:06

親衛隊員 レト、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 21:15:16

軍師 ベネディクト

[それからしばらくして]

 ん?あれは……。

[山々の向こうの空の一角に、何かが見える気がする。
この場所からでは殆ど見えないが、あれは一体?]

 エディ、あれは…なんだ?

[そう問いかけるも、答えを聞く前にカレルが神妙な面持ちで降りてくる>>79
エディになにやら問いかけているが――]

 ……そうか、わかった。

[引き上げる>>80と言われれば彼とともに帰途につく。
普段らしくないカレルの姿に、自分もまた言い知れぬ不安を覚えていた*]

(127) 2014/09/12(Fri) 21:32:17

軍師 ベネディクト、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 21:34:00

死せる忠臣 クレステッド

― 征服の日:儀式の間 ―
[魔王からの返信>>71を受け取れば、]

――お褒めに与り、光栄の極み。
――我が使命、抜かりなく果たして見せましょうぞ。

[そのように本心から答える。
調べてはみたものの、やはり形を残したものはほとんどがこの場には残されていないようだった。
破棄されたのか誰かが持っていったのかはついぞ分からない。
ただ……]

恐らくは棄てたのであろうな……物の価値のわからぬ者共め。

[少なくとも、当時人間から「英雄王」と呼ばれていた者に付いた軍勢は。
魔軍で用いられていたものを、流用することを思いつくような連中ではなかったはず。

さて。
しばらく、彼は念入りに儀式の間を調べてからその場を離れる。
調べ終えたことは後程、余さず魔王に直接報告するだろう**]

(128) 2014/09/12(Fri) 21:42:18

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 21:45:49

ダークエルフ ヴェルザンディ

― 再臨:洞窟 ―
[>>95 何故エルフが、と呻く男に、一度だけ振り返り笑みを零した。]

 ―――なぜ、ダークエルフたる俺の肌は白いのだとおもう?

[その後は主に吹き飛ばされた男が居なくなるまで言葉を交わすことはなかった。
もう一度会えたら答えを聞いてみたいものだ。
尤も、生きていればの話だが。*]

(129) 2014/09/12(Fri) 21:46:26

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 21:46:29

ダークエルフ ヴェルザンディ

― 再臨:洞窟 ―

[>>81 ”影”の、という言葉に、肯定を返す。
笑声、その表情。そして物言いといい、”記憶にある”通りで所見でありながら懐かしささえ覚える。]

『そういうお前は変わらないな』

[口から毀れたのは、ヴェルザンディの中にインストールされているイーシュトの記憶と人格、そして声。]

『お前にはあのお方を受け止めるだけの器があるからな。
 呑気に寝ていてもらっては困る。

 俺は情報だけの存在となったが、これが変わりに働く。
 まずは地均しといこう。』

(130) 2014/09/12(Fri) 21:47:24

ダークエルフ ヴェルザンディ

[言い終えたヴェルザンディの瞳に光が戻る。
>>84 毒を所望されればローブの内側の麻袋から小瓶を取りだし捧げる。]

 此方に。

 場所ですか。
 ポータルを設置致して参りましょう。
 準備に掛ります。

[再び傅くと、立ち上がり、軍勢を洞窟の外に出現させるべく転移魔法の準備にとりかかった。*]

(131) 2014/09/12(Fri) 21:47:35

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 21:48:52

血晶術師 エディ

― 王都陥落の日・クロスター王国 ―

 カレル様ー?
 ベネディクト君にもお仕事あるんですから、あんまり頻繁に引きずり回すのもどうかと思いますよ?

[郊外に乗馬に行く、それ自体は構わなかった。
ただ、自身の事業で忙しいであろう若き貿易商人を巻き込んで、というのは、さすがに眉が下がる。
彼が付き合ってくれるであろう事がわかるが故に、なんとも言えない申し訳なさを感じてしまうからだ。

だから、結局諫めを押し切った王子がベネディクトの執務室を訪ねた時>>118も、一歩、後ろに引いたいつもの立ち位置で済まなそうに苦笑して。

予想通りの結果に、やっぱり、と呟いた後、申し訳ない、という想いを込めて一礼するのだった]

(132) 2014/09/12(Fri) 21:59:21

血晶術師 エディ

[そんな経緯を経ていても、郊外で思うままに駆け>>75、天翔する姿>>76を見守る時には、自然、表情も柔らかさを帯びる。

自らにはないもの、奔放な光。

屈託ない笑顔を見上げつつ、僅か、目を細めた]

 ……まったく。
 ほんと、元気なんですから。

[そんな呟きを漏らしながらも、周囲の警戒は怠らない。
それは、護衛役に任ぜられてからの変わらぬ習慣。
それが、己が在り方と定めているが故に。

だからこそ]

(133) 2014/09/12(Fri) 21:59:25

血晶術師 エディ

 ……ま、そんな事態が起きない事を願いますけれどね。

[肩を叩かれ、言われた言葉>>126に、苦笑する。
反対側の肩に丸まる毛玉がもそり、と動いて、きゅ、と鳴き声のような音を発した。*]

(134) 2014/09/12(Fri) 21:59:28

血晶術師 エディ、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 22:03:09

ダークエルフ ヴェルザンディ

― 王都陥落の日:王都近郊 ―
[目の前の男が何を考えていたのか知る由もなかったし、目的さえ果たされば興味もなかった。
>>123 ただ、宙を舞う首を見て満足そうに笑む。]

「正しい判断だ、気に入った。」

[首を持った手を一瞥すると、その首級を寄越せとは言わず。]

「是からこの国では、口先だけの正義が消え失せ、
 貴様らのような者の行動が正当と肯定される治世となる。

 その首を持って城へ出向き、我が同胞ヴェルザンディに会え。」

[そのままダークエルフは踵を返すと、木々の間の闇に消えて行った。
城まで首を運んでくれるだろうという確信があった。

しかしもし持ってこなければ―――殺して奪いに行けばいいだけのことだ。]

(135) 2014/09/12(Fri) 22:03:12

【独】 魔王 ギィ

/*
ヴェルがまさに意を汲んで動いてくれている。
うんうん。ポータルを設置するつもりであったよ。
持つべきは有能な配下、と。

(-20) 2014/09/12(Fri) 22:10:22

【独】 魔王 ギィ

/*
タイムスケジュール的には、今夜中にロードをぼこって放り出さないと、明日夜の出陣に間に合わないだろうな。

おそらく今日の夜で王子ぼこられ、ドラゴンに拾われて、明日の夜に修行して解放軍結成して、出陣と言う流れ。

こちらはそれに合わせて今日中にエディ籠絡まで済ませて明日の日中に過去回想すべて終了させたうえで現在軸の魔軍状況描写して、王子の出陣の動きに感づく、くらいか。

(-21) 2014/09/12(Fri) 22:16:35

【独】 魔王 ギィ

/*
ところでエディのその毛玉はなんですか?
(もふりたい)

(-22) 2014/09/12(Fri) 22:17:20

血晶術師 エディ

― 王都陥落の日・クロスター王国 ―

[平穏な時間の、平穏なやり取り。
それは、変わらず続くのだと──続いて欲しいと、そう、思っていた。
けれど]

 …………っ!?

[不意に、感じたのは力。
ざわ、と身の内で何かが騒ぐ。
普段は目を逸らしている何かが、それに反応している──と。
認識した直後に、空が不自然に翳るのが、僅かに見えて]

 ……あれは……。

[ベネディクトの問い>>127に、上がるのは掠れた声。
自身の中で思考をまとめ、状況を分析するが、ざわめく何かに引きずられて上手く言葉がまとまらない。

そこに舞い降りて来た、白。
袖を掴まれ名を呼ばれ>>79、ひとつ瞬いた]

(136) 2014/09/12(Fri) 22:19:11

血晶術師 エディ

 ……はっきりとは、言えませんが。
 何か、強大な力が、振るわれたのは確かですね。

 ……魔術によるものと思われますが……。

[だとしたら、それは何か、何を引き起こしたのか。
仮説は自分の中では成立しているけれど、それは迂闊に口にはできなかった。
不安げな声を上げるカレル>>80の様子が、尚更それを押し止める]

(137) 2014/09/12(Fri) 22:19:15

血晶術師 エディ

 ……ええ、今日はもう、戻りましょう。
 何があったかは、僕の方からも父上に問い合わせてみます。

[父は魔術師として王家に仕えている身、あちらに何かあれば即報せも来るだろう。

父が動けぬようであれば、姉から連絡があるはずだから、と。
そう、思ってこの日は戻る事を選択して。

鎮まらない疼きを抱えつつ、それでも、平静を装いながら帰途についた。*]

(138) 2014/09/12(Fri) 22:19:18

血晶術師 エディ、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 22:22:00

ダークエルフ ヴェルザンディ

― 450年前:大森林 ―
[イーシュトの末裔の棲むダークエルフの集落は、大森林の深くにあった。
それは、竜が眠っている場所とは大きく離れていたが、齢50歳程度―――人間でいうなら8歳程度の外見の妖精の少年が彼女を訪れたのは必然だった。
苔や蔦が覆う鋼色の鱗の巨体を、少年はぽかんと口を開けて見ていた。]

 これじゃない。

[竜の結界に阻まれなかったのは、自身に流れる光の妖精の血の成せる業であろう。
けれども、祖の記憶を降ろされたその精神は闇の妖精そのもの。]

 もっときれいだったのに。これじゃあ捕まえてもつまらないや。

[その声にははっきりと落胆が見えた。
膨大な記憶を受け入れたといっても、未だ本人は子供。
記憶で見た竜がまだ生きていると知れば、大人に内緒で好奇心に身を委ね見に来たのだった。要するに、カブトムシでも捕まえに来た子供と同じである。]

 つまんないし、ころしちゃおうかなぁ
 あっ、しょくばいにはー、うろこもってけばいっかな?

[子供故の恐れ知らずもあったか。記憶と共に与えられた魔鏡へと手を触れたが離し、その巨躯へと手を伸ばした。]

(139) 2014/09/12(Fri) 22:26:42

馬賊の頭目 シェットラント

― 王都陥落の日:王都近郊 ―

 あ、堂々と入城していいンだ。

[先に述べられた小難しい講釈>>137についてより、首だけ渡して門前で済まされる程度に思っていた...は城に来いという言葉のほうに驚く。賊精神が抜けきっていないのだ]

 ヴェルザンディな。わーった。ところで首から下は好きにしていいンだよな?

[血で濡れてしまったが剥げるものは剥いでしまう。後の利も目の前の利も得られるものは得る。欲望に素直さを晒す。
木陰に消えゆくダークエルフの背に向けた言葉への返答がなければ、とりあえずアジトに持って帰っておくだろう]

(140) 2014/09/12(Fri) 22:27:24

馬賊の頭目 シェットラント

 セーギとかセートー。とかコーテーとかなンなンだろな。

[ダークエルフが去った後、首を傾げ部下を見るが、「えーっと、それはー。」とか言いながら答えに窮して、ごまかしたまま戦利品をもって帰ろうとされた。仕方がないことだ。

王国に真正面から楯突かなかった。自分たちにはそれだけの力がないからだ。だが王国の影響下から逃れながら生活はできた。
もし国に騎士に囚われたら殺されていただろうが、それは当然のことだ。悪事を働いたからではない、身柄を確保できるほど捕えた側が強かったからだ。ならば強いやつに好き勝手されるのは至極当然のことだ。

その至極当然により、難民を攫い行商人を襲う。それは自分よりも弱者だからだ。

王国は強いから好きに治世を行い。魔物が強くなったから好きに治世を行う。その治世の内容、そこに掲げられる正義であるとか正当さ肯定されるものなど差はあれ、どれだけそこに大きな隔たりがあるか心底わからなかった。

彼らにとって、弱肉強食の理など、産まれた時から始まっているものだと魂に刻まれていたからだ]

(141) 2014/09/12(Fri) 22:28:30

ダークエルフ ヴェルザンディ、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 22:32:08

馬賊の頭目 シェットラント

[真っ当な道を歩んでいたらその、変化や隔たりに気づけたかもしれないが、ただ頭痛がするだけの謎かけ(馬賊たちはそう受け取った)は横に置く]

 いってくる。これ以上商売がんばって不興買うわけにもいかねえからアジトに戻っておけ。

[胴体も必要だといわれていたらもう二人ばかり伴うこととしながら、首を片手に血と煙の臭いが漂う王都へと向かった]

(142) 2014/09/12(Fri) 22:32:39

馬賊の頭目 シェットラント、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 22:33:11

軍師 ベネディクト

― 過去・王都陥落後 ―

[商人には商人独自の情報網というものがある。特に貿易商である僕らにとって情報は命より大事なもの。
各地を巡るキャラバンからの話、他の商人との情報のやりとり、直接派遣した密使からの報告――そういった所から、早くもシェーンバルトに関する様々な情報が上がってきていた。]

 ――だ、そうだ。

[こうして得た情報を、明らかなデマだけ排除してカレルに伝える。
しかし、こうもはっきり伝えて大丈夫だったのか不安ではあった。
彼の性格を考えれば、次に言い出すのはおそらく――]

(143) 2014/09/12(Fri) 22:40:19

軍師 ベネディクト

 ……ああ、やっぱりか。

[聞こえないよう小さく零す。
カレルの性格を考えれば、すぐに戻ると言い出すことだろうと思っていた。分かっていて、言ってしまった。かといって伝えないわけにもいかなかった。]

 カレル……エディのいうことはもっともだ。
 王城が占拠されているとしたら周りは敵だらけだ、いくらなんでも危険すぎる。

[それでもカレルは譲らなかっただろう。
それなら、と。]

(144) 2014/09/12(Fri) 22:42:24

軍師 ベネディクト

 よし、分かった。それなら僕も付いて行く。

[冷静になって考えれば馬鹿げた判断だっただろう。]

 君とエディだけでは心もとないだろう。
 僕だって足手まといにならない程度には戦えるさ。
 
[しかし自分もまた、平静を装いながらも、冷静さを失っていたのかもしれない。
けれど、それでも。カレルが危地に行くというのに僕だけが残るというのは、許容出来なかった。]

(145) 2014/09/12(Fri) 22:46:57

軍師 ベネディクト

 ――ありがとう、それじゃあ急いで準備を済ませてくる。

[商会へと踵を返し、愛用の装備を整える。
そうして準備を済ませれば、再びカレルの元へ戻った。]

 ……カレル、命を粗末にするなよ。
 いざとなったら、僕を盾にしてでも逃げるんだ。

[もしもの時、カレルは無謀な行動に走らないだろうか。
それだけが心配だった**]

(146) 2014/09/12(Fri) 22:47:20

軍師 ベネディクト、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 22:50:27

馬賊の頭目 シェットラント

― 王都陥落の日:王都 ―

 本当に入っちまったよ。こりゃ夢か。

[馬上にて犯罪者の子であるというピアスを揺らしながら元は壮大な門であったものを潜って入ったことに自分で驚く。
白亜の都と謳われた王都が陰惨な影を落とし廃墟然としていることに驚くのはその次で]

 ふはっ…ハハっ!ハハハハハハっっ!!!!

[綺麗だったものが、自分が生まれた場所のように醜悪に破壊されているのが、ツボに入ったのかゲラゲラと馬上で腹を抱えて笑う声が、大規模な戦闘が終了した王都に木霊した]

(147) 2014/09/12(Fri) 22:51:24

【削除】 馬賊の頭目 シェットラント

 おっと、失礼、やばいやばい。

[その声に気づいたのが、武装したオークがワラワラと現われる。
目がぎらついている。どうみても獲物とみられている目だ。]

 ヴェルザンディって人に取り次いでもらいてーンだよ。オレはその人の取引相手、だぜ。頼まれてくれねーかい?

[堂々と門を潜るなど、なかった経験のせいで一瞬自分の立場に疑問形が出そうになったのを寸前で防ぎ、取引相手と口にして、オークへと話しかけてみた。
告げた名前はオークもしっていたのだろう。槍は向けられたままであるが、後方で何人?何匹?かが走っていくのが見えた]

2014/09/12(Fri) 22:53:00

馬賊の頭目 シェットラント

 おっと、失礼、やべぇやべぇ

[その声に気づいたのが、武装したオークがワラワラと現われる。
目がぎらついている。どうみても獲物とみられている目だ。]

 ヴェルザンディって人に取り次いでもらいてーンだよ。オレはその人の取引相手、だぜ。

[堂々と門を潜るなど、なかった経験のせいで一瞬自分の立場に疑問形が出そうになったのを寸前で防ぎ、取引相手と口にして、オークへと話しかけてみた]

(148) 2014/09/12(Fri) 22:53:50

馬賊の頭目 シェットラント、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 22:55:41

魔王 ギィ

― 再臨・洞窟 ―

[白いダークエルフの様子が一瞬変わった。>>130
その口から出る良く聞き知った声に苦笑を漏らす]

 なんだ、しぶとく生きていたのか。
 数千年と言ってもたいしたことはないな。

[存在方法の多少の変化など些事に過ぎない。
もとより、ダークエルフの一族は謎だらけだ。]

(149) 2014/09/12(Fri) 23:08:30

魔王 ギィ


 良いぞ。任せる。

[ポータルを設置するというエルフに頷いた。
そちらは任せてよいとして、受け取った小瓶を玩びながら湖に近づく。

湖の中から、あの聖剣の波動を感じる。
そのままにしておけばロルフの子孫とやらが再び手にするかもしれない。
だが、あれは魔を拒む強烈な光の結晶。
手元に持ち帰って監視するのもままならない。]

(150) 2014/09/12(Fri) 23:08:49

【独】 軍師 ベネディクト

/*
ベネディクトがカレルに抱いている感情は、無二の友人というのは勿論だけど、半ば崇拝とか心酔に近いものがある。
それだけ、カレルの器、カリスマ性に惹かれています。

(-23) 2014/09/12(Fri) 23:09:59

灰鋼色の竜 ディルドレ

― 450年前:大森林 ―

[>>139そこに住まいを決めてからさてどれくらい経った頃だろうか。
あるいはひと時の休息を求めて、うっかり数年と眠っていた時か。
とにかく大事なのは、そこに子供がやって来たという事実の方だった。

眠りながらも、竜の耳には子供の声が届いていた。
妖精の子供の頭上にある青銀の瞳が、重い瞼の下から出て来て見下ろした。
厳重に張られた結界の中で悪さをしようものなら相応の報いが返ろうものだったが、幸いといっていいのか子供は違う悪さに移行したようで。
その様子を竜は暫く眺めていたが。]

(151) 2014/09/12(Fri) 23:12:30

灰鋼色の竜 ディルドレ

お前、混じり物だね。

[その手が無遠慮に躰に触れようとした時、頭の上から声を落とした。]

その体に流れる血も、その体に宿る物も、
何もかもお前だけという物が無い。

それから幻滅するのは勝手だが、
あたしの鱗を土産に持って行こうとするんじゃないよ。

[淡々と落とした言葉の後、虚空からぺしんと払うように子供の手を風が払った。]

(152) 2014/09/12(Fri) 23:12:39

ダークエルフ ヴェルザンディ

― 王都陥落の日:城内 ―
[帰還した配下の者から面白い人間がいたと聞いて間もなく。
城内の宝飾品を触媒に、魔鏡を用いて該当すると思われる第一王子の首の行方を手繰りれば、
>>147>>148 オークに囲まれているくすんだ金と青の男を見つけた]

 ……なるほど。
 この状況であのように笑うか。

 映せ鏡よ 彼の者を我が前へ―――…

[唇が弧を描く。
そのまま指を魔鏡に置くと、首ごと男を撫で、この場まで瞬間転移させた。
適当な長椅子に肘を置き、頬杖をついた姿勢のまま来訪者を出迎える。]

 取引といっていたが。
 その首と引き換えに何を望む?

[柔和にも見えるような笑みを浮かべて、問いかけた。]

(153) 2014/09/12(Fri) 23:13:16

魔王 ギィ

[小瓶を傾け、床に魔方陣を描いていく。
服を飾る小さなダイヤモンドを手に取り、
簡単な呪を唱えて粉にしたそれを魔法陣に振りかける。
毒持つものを呼び出す陣を、永続化するためのもの。]


 邪眼持つもの 毒の主
 総てを荒廃させるもの
 余人現れることあらば、出で来て討て

[石化の瞳もつ8本脚の毒蜥蜴バジリスクを呼び出す魔法陣を設置しておく。
何者かがここへ入り込めば、召喚されたバジリスクに石へと変えられるか、毒の息で死ぬか、運命は二つに一つとなるだろう。]

(154) 2014/09/12(Fri) 23:14:42

魔王 ギィ

[それから、多少余っている毒液を眺めて何か思いついたような顔をした。
先ほどより小さな魔法陣を描いて別の呪を紡ぐ。]

 蛇と鶏の間に生まれし小さきもの
 出でよ。汝は我がしもべなり

[今度の魔法陣はすぐに効果を表した。
淡く光った陣が滲むように消え失せ、代わりに中央に小さな生き物が現れる。
それは鶏ほどの大きさで、鶏によく似た姿をしていて、
ただ、蛇の鱗と尻尾を備えている、いわゆるコカトリスだった。]


 魔法法則は変わっていないか。
 よし。

[いわばテストで呼び出されたコカトリスは、こけここと鳴いて首を傾げる。
手招いて足元に呼び寄せ、封印の場所を後にした。]*

(155) 2014/09/12(Fri) 23:15:33

成り上がり者 ライナー

― 王城・征服直後 ―

は!魔王様。仰せのままに!

[魔王に声をかけてもらい、一礼をして王城を後にする>>60

ケセラーで自警団をやっていたのは、正義感の欠片もない。
その方が自分の野望を叶えるのに、都合よかったからー

ライナーは狡猾な才を用いて生きてきた。
魔物を見るや自警団の一部を懐柔し、村人を差し出すなど容易いことだった。

魔王軍の面々を横目に彼は思うー
「俺がその地位をすぐにも奪ってやる」とー

ライナーの己の野望に、心の底で沸々と沸き上がるのだった]

(156) 2014/09/12(Fri) 23:19:19

血晶術師 エディ

― 王都陥落後 ―

 ……どういう事ですか。

[状況を問うべく、魔術による交信を試みてはみたものの、父からも姉からも応えはなかった。
ただ、肩の上の毛玉は、あの時からずっと落ち着きがない]

 ……パッペル。
 リンデの気配は、途切れてないんだよね?

[問うように呟いて、肩の上の毛玉を撫でれば、それはふるりと身を震わせる。
肩の上の毛玉の対は、常に姉と共にあるはず。
その気配が途切れていないのであれば──とは、思うのだが。

結局、父と姉との直接交信は諦めるしかなく。
その後に齎された情報は、嫌な予感を助長するだけのものだった。

そしてその、予感の内の一つは]

(157) 2014/09/12(Fri) 23:23:33

血晶術師 エディ

 カレル様。

[見事に的中する事となるのである]

 ……ここまで集まった情報だけでも、王都の状況は想像できるはず。
 王子単身お戻りになるのは、あまりに危険に過ぎます。

[告げられた決意>>102は言うだろう、と思っていた事]

 まずは、僕が向こうに戻り、状況を把握してきます。
 ですから、カレル様はこちらでお待ちください。

[だからと言って、それにすぐに是を返す事はできない。
異形の大群が相手となれば、人間相手の常識は通じぬはず。
王家の者が無事である可能性は、限りなく低い、と青年は見ていた。
そうであれば、カレルの存在は大きな意味を持つ。
みすみす危機に晒す訳にはいかない、との判断は早かった……のだが]

(158) 2014/09/12(Fri) 23:23:39

血晶術師 エディ

 ……カレル様……。

[ベネディクトの言葉>>144があってもなお、譲らぬカレルの様子に、零れたのはため息ひとつ。

何故、この王子はこうも眩いのか、と。
逸れた思考は、ずっと抱えている疼きを揺らす。

心の内で揺れる、相反するものは一時、押し込めて]

(159) 2014/09/12(Fri) 23:23:43

血晶術師 エディ

 ……御意。

 なれば、共に参りましょう。

[このままほっといたら、単身飛び出していきかねない、なれば、自分の手の届く距離を保たねば、と。
そう、意を決して命>>103に頷いた]

 ……とはいえ、王城に即乗り込む、というのは危険に過ぎますから。
 一先ず、僕の家の地下辺りを目指します。
 あそこには、緊急時に備えて、転移誘導のための門も構築されていますから。
 僕の家からであれば、王城まではさして距離もありませんし。

[そうすれば、自身の抱える疑問も解消できるはず、だから、とは口にはしないが]

(160) 2014/09/12(Fri) 23:23:58

血晶術師 エディ

 ……って。
 ベネディクト君?

[それでも、さすがにというかベネディクトの宣言>>145には、やや呆けた声が上がっていた。

ただ、こちらにもやはり、引かぬ、という強い意志が見えて]

(161) 2014/09/12(Fri) 23:24:02

血晶術師 エディ

(……なんだかんだで、似た者同士って事でいいんだろうか)

[なんて思考も、ちょっと過ったのは、余談]

(162) 2014/09/12(Fri) 23:24:06

血晶術師 エディ

[ともあれ、動くと言うのであれば、迅速に。
そう思うからこそ、支度を整えるのは早く。

それぞれの準備が整った所で、転移術の発動、となるのだが]

 ……先に断わっておきますけれど、驚かないでくださいね?

[大掛かりな術を使う事は避けていたから、まともに触媒を見せるのは、多分、この時が初めてだっただろう。
だからこそ、そう言い置いてから常に持ち歩いている銀の短剣を引き抜き、躊躇いなく右の手の甲に突き立てる。
零れた紅は、人差し指にはめた指輪へと流れ落ち、それに応じて、血石が色鮮やかに輝いた]

(163) 2014/09/12(Fri) 23:24:13

血晶術師 エディ

 全ての礎、我が根源に応じよ。

 我らの前に道はあり、されど、我らの前に道はなく。
 望むはひとつ、ただ、在るべき彼方へ一時にて駆ける途。
 
[構築される呪に応じ、血石の指輪に紅が集う。
集ったそれは、血色の結晶体を構築し、直後、砕けて光の粒子と転じた。
粒子はきらきらと煌いて舞い、それは、くるりと渦を巻いて力の道を作り出す]

(164) 2014/09/12(Fri) 23:24:18

血晶術師 エディ

 ……それじゃ、行きますよ……!

[二人に声をかけ、力を解き放つ。

先に何があるのかは──その時は、知る由もないままにに。*]

(165) 2014/09/12(Fri) 23:24:26

血晶術師 エディ、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 23:26:25

成り上がり者 ライナー、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 23:27:16

【独】 魔王 ギィ

/*
多少省エネ中ですなう。
まだプロローグは長い。

(-24) 2014/09/12(Fri) 23:31:37

馬賊の頭目 シェットラント

― 王都陥落の日:城内 ―

 うぉっっっと。

[急な浮遊感とともにいきなりの居場所が変わったことに変な声を上げる。目の前で長椅子に座り肘をつくダークエルフ―先程あったダークエルフが同朋といっていたわりに肌が白い。まあそんなものか――を前に両膝を着いて床に座る。この領域においてはこのダークエルフが上だと理解した上での行動]

 オレらと取引する相手の紹介。そんな伝手をオレは望む。

[問い>>153には簡潔に答える。
魔物の治世となるということでの差が根本的に理解できていない...は、身の安全や取り立ててもらおうという野心もない。ただ今後の生活を継続する手段を求めたことを口にする]

(166) 2014/09/12(Fri) 23:31:58

ダークエルフ ヴェルザンディ

― 450年前:大森林 ―
[頭上から降る声にびくりと身を竦ませた。
悪戯を見咎められた子供のように―――否、子供なのだ。]

 わっ!?
 まじりもの、なんてかっこわるーい!はいぶりっどってゆってよ。

[伸ばした手を風に払われ、ちぇっ、と舌打ちしながら手をさする。]

 えー、ケチんぼドラゴン!
 ”しょくばい”が無いとお前ころせないんだもん。
 この鏡使えるの今一族ではおれだけなんだぜ、すごいだろ!
 とーさんもかーさんもこれできれいにしたんだ。
 長老たちすっごいよろこんで褒めてくれたんだぜ。
 あんたもきれいにしてあげるからさ!

[ころころと笑いながら、純粋な悪意を何の躊躇もなく曝け出し、誇らしげに話す。]

(167) 2014/09/12(Fri) 23:32:41

【独】 魔王 ギィ

/*
もふもふは対であることが判明。
じゃあ、魔軍加入後はもふもふ二つついているんだろうか。
もっふもふ!

(-25) 2014/09/12(Fri) 23:32:49

ダークエルフ ヴェルザンディ

『醜い姿だな、竜よ』

[不意に、そう言ったのは、子供の声ではなかった。]

(168) 2014/09/12(Fri) 23:33:00

【独】 魔王 ギィ

/*
コカトリスはあれです。
えんじゅと話しているときに、魔王様のペットはコカトリス説が出てきたので、つい。
こけこー。

(-26) 2014/09/12(Fri) 23:33:52

シェーンバルト王国王子 カレル

− 陥落後・クロスター王国 (回想) −


 ああ…、魔法って代償が必要なんだよな。


[エトヴァルトが支払うそれが血であると知れば、いくらか声を落とす。
むやみに使わせてはならないと反省しつつ。]

(169) 2014/09/12(Fri) 23:34:46

シェーンバルト王国王子 カレル

− 陥落後・ジルヴァーナ (回想) −

[エトヴァルトの血を用いた魔法により、3人は瞬時に王都ジルヴァーナにある彼の家の地下室へと移動した。

最初に感じたのは強い違和感。
漂う匂いも、肌に触れて来る湿度も、記憶にあるものとは異なり、どこかから伝わってくる正体の知れない騒音。]


 これは、 思ったより…


[鼻頭にしわを寄せ、傍らの二人の存在を確かめるように振り向く。]

(170) 2014/09/12(Fri) 23:38:44

シェーンバルト王国王子 カレル、メモを貼った。

2014/09/12(Fri) 23:42:36

ダークエルフ ヴェルザンディ

― 王都陥落の日:城内 ―

[>>166 両膝をつく人間に、此方は姿勢を変えることなく応じる。]

 ―――お前、贄となる人間や希少な触媒、魔法の品を調達することはできるか?

[オークなどなら単純にキラキラ光るものでも喜ぼうが、取引をするような相手であればこれくらいの品は必要だ。]

 可能ならば、これからお前に依頼をする者に心当たりが無くもない。

[品定めをするようにくすんだ青を覗き込む。
役に立たないようなら、さてどうしようか。]

(171) 2014/09/12(Fri) 23:46:26

血晶術師 エディ

― 王都陥落後・ジルヴァーナ ―

[声を落とす様子>>169に、苦笑めいた笑みを向けたのは一瞬。
転移の魔力の構築する途を通り、たどり着いたのは見知った地下室──なのだが]

 ……っ!

[戻った、と認識すると同時、感じたのは身の内からの強い、揺らぎ。
無意識、右手をきつく握りしめた]

(……寄せられてる……? でも、何に……)

[これまでは曖昧だった事象をひとつ、自覚するものの。
今はそれに囚われては、とぎりぎりで自制をかけて]

(172) 2014/09/12(Fri) 23:52:08

血晶術師 エディ

 ……ええ。
 あまり、いい状態とは、言えぬようです。

[振り向くカレル>>170に、静かに返す。
地下室に荒らされた様子はないものの、邸の中に人の気配がないのは気になったが]

 ……ともかく、王城へ。
 表通りに出るのは危険ですし、裏口から抜けますか。

[今はそちらよりも、と意識を現実に向けた]

(173) 2014/09/12(Fri) 23:52:12

ダークエルフ ヴェルザンディ

― 再臨:洞窟、そして地上へ ―
[>>155 一度外へと出ていた闇の妖精は、封印の場所を後にした主の元へと再び現れる。]

 ポータルの設置を完了致しました。
 洞窟の前に2か所、シルヴァーナの周りに3か所。

[そして、魔物が封じられている地下の空洞の一室へと入口となるポータルを設置し終えた後に主の前に跪く。]

 ―――ご命令を、我が王。

[洞窟から魔物が放たれる、ほんの僅か前のことであった。*]

(174) 2014/09/12(Fri) 23:59:01

軍師 ベネディクト

― 過去・陥落後の王都 ―

[転移により王都にあるエディの家の地下室らしい場所へと辿り着く]

 …………。

[彼の使った魔法それ自体にも驚きはあった。だがそれ以上に驚いたのは、血なまぐさいこととは無縁の僕にすら解る、この違和感。]

(これは、覚悟を決めないとな……)

[背負っていたクロスボウを手に取り、こちらを振り向いたカレルに>>170、強く頷いた。]

(175) 2014/09/13(Sat) 00:01:27

シェーンバルト王国王子 カレル

[エトヴァルトの自制は、危険度の高さを感じた緊張だと誤認した。]


 ああ、城に向かおう。
 きっと偵察がうろついてる。気をつけて進むぞ。


[魔物から情報収集とか、魔力探知とか、そういうことは頭にない。
カレルは土地勘だけで、父王らの幽閉場所を探そうと考えていた。]


 貴人を閉じ込めるなら塔の上の部屋だな。 


[エトヴァルトの意見を入れて、基本的に戦闘を避けて身を潜めつつ、大胆な敵中突破を提案した。
そのノリは、街で大人たちを出し抜いて悪戯するときのそれである。
とはいえ、家族の命がかかっているのだから、真剣であった。]

(176) 2014/09/13(Sat) 00:05:24

シェーンバルト王国王子 カレル

 
 ベネディクト、ここは本当はこんな街じゃないんだ。
 落ち着いたら、俺がちゃんと案内するからな。


[クロスボウを手にした異国の友に囁き、自ら先頭にたって扉の外へと出る。]

(177) 2014/09/13(Sat) 00:06:02

馬賊の頭目 シェットラント

― 王都陥落の日:城内 ―

[両膝をついたはいいが、もっている生首の居場所に少し困り、結果手の置き場所がわりにつかう奇妙な光景な中]

 取引相手の望むものは奪ってくる。それだけってやつよ。じゃねーとそっぽ向かれちまうからな。

[できるできないではなく、金になるものを奪いにいく。今までと狙う対象を変えるだけ]

 今のとこ、人間はオレらの商売道具の一つだが、触媒や魔法の品の需要は少なかったンで、アジトにいくつか眠らせているものがあるだけだな。

[とはいえ意気込みだけを口にする通じるかわからないので、実績として所有している戦利品を品定めするダークエルフ>>171へと伝えた]

(178) 2014/09/13(Sat) 00:08:16

【独】 シェーンバルト王国王子 カレル

/*
>>177

「裏口から」と書くの忘れたorz

(-27) 2014/09/13(Sat) 00:10:03

魔王 ギィ

― 再臨、そして侵略 ―

 さすがだな。
 そんなところは"影"スキーアに似ている。
 いや、そのものだったか。 

[感心した口調で言う魔人の背後に、転移門ポータルがある。
次々と門をくぐって出てくるのは、古き魔物たち。
王と共に地の底へ封印されていた彼らは、王とは違ってゆっくりとながら動く時の中にいたらしい。
代替わりを経ていたが、王への恐怖と服従は遺伝子に染みついていたようだ。]


 手始めに、あそこだな。

[視線の先に、人間の小さな集落がある。
ケセラーと呼ばれる、ごく小さな村だ。]

(179) 2014/09/13(Sat) 00:16:23

魔王 ギィ


 行け。
 蹂躙しろ。

[シンプルな命令に、魔物たちは歓声を上げて吶喊する。

裏切り者の協力で村が落ちるのは、ほんの一刻ほどあとのこと。
食料を調達し、次の獲物を求めてさらに転移門を通るのはさらに一刻あとのこと。

血のように赤い夕暮れが迫っていた。]*

(180) 2014/09/13(Sat) 00:16:39

血晶術師 エディ

[ふる、と軽く首を横に振る。
眩暈のような感覚、それを振り払うために。

普段は、光と見なすものの傍にある事で押し込めているもの──青年の内なる本質が、何かに惹かれているのがわかる。

けれど、今は踏み止まれる──そう、念じつつ]

(181) 2014/09/13(Sat) 00:19:02

血晶術師 エディ

 ……ええ。
 目立つ行動は、避けた方がいいでしょうね。

[となれば、魔術による探知も控えるべきか、と。
そんな思考には、すぐに至れた。
あの時感じた力の主であれば、探査の魔術を逆にたどるのも容易かろう、と思いつつ、カレル>>176に頷くが]

 …………。

[閉じ込める、という言葉には、何も返せなかった。
根ざす不安は、けれど、中々口にはできぬもの]

 我が家の裏口から、王城までの道は……御存知ですよね。

[留学前にも往復していた道だから、案内は不要だろう、と思いつつ。
代わりに、口にしたのは確かめるような言葉、ひとつ]

(182) 2014/09/13(Sat) 00:19:07

【独】 語り継ぐ者 ローランド

/*
凄まじい勢いで寝ていただと…。

やはり今日の出来事はハードすぎたか。

(-28) 2014/09/13(Sat) 00:20:51

灰鋼色の竜 ディルドレ

― 450年前:大森林 ―

[>>167子供と侮るには眼下に居た子供からは暗い気配を感じ。
竜は唯一その身に残った、青銀の目を細める。]

綺麗、ねぇ。
あんたの親は喜んで綺麗になってあんたを称えたかい?

あたしは遠慮させてもらおうかね。
ああ、ケチで結構さ。

[得意な事をひけらかす様に、あるいは新しい玩具を使いたくて仕方のないように笑う子供を、それでも竜は静かに見つめていたが。]

(183) 2014/09/13(Sat) 00:20:58

灰鋼色の竜 ディルドレ

……お前の声には聞き覚えがある気がするね。

[子供のふっくらとした唇から零れ落ちた、子供とは思えぬ声に竜は明らかな不快を表しながら喉奥を唸らせた。]

本来在るべき姿を逸脱し、
魂を子子孫孫まで歪めようとするお前に比べればマシよ。

(184) 2014/09/13(Sat) 00:21:48

灰鋼色の竜 ディルドレ

触媒にあたしの鱗は貸せないね。
それ以上の用がなければ、今すぐここから去るといい。

[竜は目を細め睨むようにしながら、子供の姿をした何かを見つめてそう言った。]

(185) 2014/09/13(Sat) 00:22:41

成り上がり者 ライナー

― 王城陥落後、城内 ―

王族を直ちに見つけだせ!

[部下にそう命ずるも、王族が逃げ出しそうな通路を追っていくもそこには名だたる騎士ばかり]

たわいもない…
この国は完全に落ちぶれた。

[盾になる騎士の首をはねては、ため息をつく]

こんな小物の首をはねても、つまらんな。
俺の力はこんなものではないはずだ…

[かつては仕えていた王族は捕まらず、大いにライナーをイラつかせていた]**

(186) 2014/09/13(Sat) 00:26:42

魔王 ギィ

― 王都陥落から数日後 ―

[炎と血で覆い尽くした侵略から数日、
王都はある種の秩序を取り戻していた。
単に奪い、殺す時間は終わり、使える人間は使って、城壁の補修や次の進軍の準備が始まっている。

紅髪の魔人もまた、精力的に動いていた。
この日は何人かの技師に城の補修計画を聞きながら、現地を見て回っている。
城門に飾る彫刻の話を右から左に聞き流しながら門を見上げれば、元王だったもののうつろな眼窩が恨めし気にこちらを向いていた。]

(187) 2014/09/13(Sat) 00:27:28

シェーンバルト王国王子 カレル

 
 もちろん、任せてよ。


[エトヴァルトの確認に自信を持って答えるも、裏口から外へ出れば、しばしば足を止めざるを得なかった。]


 く…どうやったら、あの白亜の都をこんなにメチャクチャにできるんだ。

 あっ、ホントに魔物がいる…!


[伝説の本の挿絵で見たような連中が、地上を闊歩しているのを見れば、事の異常さは身にしみた。]

(188) 2014/09/13(Sat) 00:29:56

成り上がり者 ライナー、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 00:30:16

軍師 ベネディクト

 ……了解だ。

[気をつけて進む>>176、との言葉に気を引き締め直す。
自分なりに周囲に気を配り、敵が現れればいつでも弓先を向けられるようにしておく。]

 ああ、分かっているよ。
 その日を楽しみにしているさ。 

[>>177ジルヴァーナには何度か訪れたことはあるが、あくまで商売のためであり、まともに街を見て回ったことなどなかった。
いつか、彼の案内で白亜の都の美しさを見たいものだと。
この時はそう思っていた。]

(189) 2014/09/13(Sat) 00:31:23

シェーンバルト王国王子 カレル

 
 地獄の門が開いた? 封印が解けたってこと?
 何が起きたか予想がつく?


[問いを乗せるほどに、自分が何も知らずに飛び込んできたことがのしかかってくる。
それでも、カレルは前進を止めなかった。

動揺を噛み締めながら、エトヴァルトとベネディクトと助け合い、堀を越えた。
留学でしばし離れていたとはいえ、カレルにとっては生まれ育った城だ。
見張りの目を擦り抜けるくらい、やり通せると思ったのだが──]

(190) 2014/09/13(Sat) 00:32:48

魔王 ギィ


 はは。
 そんな顔をしても無駄だぞ。
 貴様の子供もすぐに横に並べてやるから、楽しみに待っていろ。

[城門に掛けられた元王の首に話しかける、
その視線が不意に市街の方へ向いた。]

(191) 2014/09/13(Sat) 00:34:33

ダークエルフ ヴェルザンディ

― 王都陥落の日:城内 ―
[>>178 生首を手置きにしていようと意に介さない。
誰の顔か判別がつき、さらし首の用さえ成せば使い道のないものだ。]

 ―――解った。
 着いておいで、それを持って。

[生首を持たせたままともなったのは、玉座の間。]

 王よ。
 これなる人間が第一王子の首をお持ちしました。

[そういって、主へと第一王子の首を持ってきた人間を引き合わせた]

(192) 2014/09/13(Sat) 00:38:59

魔王 ギィ


 妙な気配がするな。

 おい貴様ら、行って見てこい。
 なにかが紛れ込んでるのだろう。

 見つけて最初にここへ連れてきた奴に褒美を出すぞ。


[近くを通ったオークの一団に命じれば、嬉々として駆け出していく。
その狂騒が市街全体に広がるのに、さほど時間はかからないだろう。]

(193) 2014/09/13(Sat) 00:41:14

軍師 ベネディクト

 酷い、な。

[ぽつり、つい口に出してしまっていた。
賊の襲撃を受けた村などを見たことはあったが、それとは比べ物にならない。]

 あ、れは……オーク、か?

[ゴブリン程度ならともかく、オークを目にしたのは初めてだった。
――手が少し震えているのが分かる。
こんな奴ら相手に、僕の何が通用するというのだろうか。]

 (……いや、大丈夫。無闇な戦闘は避ければいいだけだ。)

[そう雑念を振り払って、息を潜め身を隠し、カレルの後に続いた。]

(194) 2014/09/13(Sat) 00:41:45

【独】 語り継ぐ者 ローランド

/*
時間軸迷子でござる。
王子突入はその日のうちではない…で良いのかな。
これは流石にメモで聞くべきか。

そして洞窟にはバジリスクとコカトリスが居る、と。[メモ]

(-29) 2014/09/13(Sat) 00:43:04

語り継ぐ者 ローランド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 00:44:55

血晶術師 エディ

[邸を出るまで、人の気配は全くなかった。
ただ、肩の毛玉は何かを感じているように、ふるふると震えていたが。
その意味を辿る余裕は、あらゆる意味でなく。
だから、思考もそちらへは向けないように努めていた]

 ……この状況を見るに、封じられし者が解き放たれた、というのは間違いないでしょうね。

[先へと進みつつ、ぽつりと落とすのは冷静な分析]

 でなければ、これだけの数の魔物がここにいる、という点が説明できませんし。

[そも、オークやゴブリンの類がここにいる、というだけでも異常なのだから、と。
そんな事を考えながら、先へと急ぐが。
時折、歩みが滞りがちになる事には、同行する二人は気づいていたか]

(195) 2014/09/13(Sat) 00:46:18

ダークエルフ ヴェルザンディ

― 450年前:大森林 ―

[>>183>>184>>185 一瞬だけ顔を出した亡霊は、嘲笑の後に消え。
親が喜んだか、という言葉に心底不思議そうに首を傾げる子供がいた。]

 かーさんはダークエルフの癖にとーさんと逃げたんだよ?
 おれらを裏切ったんだからだから殺されてとうぜんなんだよ。
 愛ってすごくみがってでおぞましいものだって長老たちいってたけど、ホントだね。

[にこにこと語る子供に、後悔も悲しみも欠片もなかった。]

 えー。
 だって。
 殺せって言うんだ。おれの中のあの人が。
 うろこちょうだいよ、無いと困るんだ。

[胸に手を当てて、内なる声に耳を済ませた後、子供は駄々をこねた。
両手を広げて、頂戴、と。]

(196) 2014/09/13(Sat) 00:49:49

魔王 ギィ

― 王都陥落の日:玉座の間 ―

[今後について思い巡らせていた思考は、入ってきたものの言葉によって中断した。]


 王子を捕えたか?
 ああ、もう死んだのか。

[闇エルフと人間、そして生首の順に視線を動かして言う。]


 ならばその首は父親の横にでも並べておいてやれ。
 親子の再会だ。さぞ喜ぶだろうよ。

 それで、貴様はなんだ?

[第一王子の首を持ってきたという人間を眺めて、ごく短い問いを投げた。]

(197) 2014/09/13(Sat) 00:50:18

魔王 ギィ、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 00:53:47

馬賊の頭目 シェットラント

― 王都陥落の日:城内 ―

 わかった。

[いや、わかった。っていいの?だめなの?
結論がいまいち見えぬまま立ち上がる
城の中がどのような構図かなどしらないためそれがどこに通じるかなどしら明らかに正式な使いかたをしていなかった生首を手にダークエルフ>>192についていき]

(198) 2014/09/13(Sat) 00:54:47

【独】 ダークエルフ ヴェルザンディ

/*
イーシュトは
水族館のイルカショーのイルカのイシュトくんから頂きました。
すごく思いつき。

(-30) 2014/09/13(Sat) 00:54:55

馬賊の頭目 シェットラント

(え!!!???)

(199) 2014/09/13(Sat) 00:54:59

馬賊の頭目 シェットラント

― 王都陥落の日:玉座の間 ―

[流石に王と名のつくかたに会うなど今までの人生で考えてもいなかった。あるとしたらあのように落ち延びたものを狩るぐらいで、このように城で対面するなど想定外もいいところ。
驚きに声に出さなかったのを褒めよう。生首を見えるように両手で持ちながら、王と呼ばれた相手を視界に入れることなく。平伏する。
虫けらは虫けららしく。このような近くで王の尊顔など直接拝さず、たとえ床が熱せられた鉄の板であろうとも、その姿は変えないだろう。]

 これを、捧げます。

[とりあえず短く。それっぽいことを口にしておけ。と、じとりと汗をかきながら、背の上を通る声と視線の圧>>197に床と対面するように伏していた顔を僅かに顰め]

(200) 2014/09/13(Sat) 00:57:35

【削除】 馬賊の頭目 シェットラント

 ここいら一帯に根を張る馬賊。シェットラントです。

[そして身分を偽ることもなく。短い問い>>197に職業と名前を答えた]

2014/09/13(Sat) 00:58:34

馬賊の頭目 シェットラント

 ここいら一帯に根を張る馬賊の頭目。シェットラントです。

[そして身分を偽ることもなく。短い問い>>197に職業と名前を答えた]

(201) 2014/09/13(Sat) 00:58:54

シェーンバルト王国王子 カレル

[背後の騒ぎがひときわ耳につく。
魔王から命令が出ているとは知らないままに、略奪など行われているのだろうと考えた。

酷い、とベネディクトが零す声が刺さる。

治安の維持も王族の役目。
だが、今はもっと優先することがあると、心で短く詫びて足を運ぶ。]


 …エディ?


[やや遅れがちな目付役に気づいて呼びかけた。
そういえば、彼の家族も王都にいたはずなのだ。だが、それについては何も言わずにカレルにつきあってくれている。]

(202) 2014/09/13(Sat) 00:59:40

シェーンバルト王国王子 カレル


 二人とも、俺の身勝手さに呆れないでくれ──


[言いさしたところで、カレルは行く手に強烈な存在感を見出した。

城門近くに立つ赤い髪をした男。

 これは回り込めない、と悟った。]

(203) 2014/09/13(Sat) 01:00:33

【独】 シェーンバルト王国王子 カレル

/*
>>202 
15歳ver.だと、まだこの辺、何も考えずに突っ走った方がよかったかなー

(-31) 2014/09/13(Sat) 01:04:28

魔王 ギィ

― 王都陥落の日:玉座の間 ―

[生首を捧げ持って平伏する男を、興味をひかれた顔で見下ろす。]


 平伏などしなくていい。
 顔が見えなければ、殺しに来たのかどうかもわからないだろう。

[鷹揚に聞こえる言葉には、殺しに来たのなら殺すとの意思が滲む。
素直な名乗りには、軽く頷いた。]


 なるほど。
 ならば貴様は牙持つものか。

[問いと単なる感想が相半ばする言葉を投げて寄越した。]

(204) 2014/09/13(Sat) 01:08:20

語り継ぐ者 ローランド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 01:08:52

魔王 ギィ

― 王都陥落から数日後:城門前 ―

 オークどもは騒がしいばかりで当てにならんな。

["影"スキーアに命じればすぐに見つけ出してくるだろう。
呼べばすぐに現れるだろうとも思っていたが、それを実行に移すことはなく]


 ああ。あれか。

[光が見えたような気がして、目を細めた。]

(205) 2014/09/13(Sat) 01:12:02

血晶術師 エディ

[名を呼ぶ声が届いた>>202のは、幾度目か、足を止めた時。
瞬き一つ、それからふる、と首を左右に振り]

 ……どうか、なさいましたか?

[返すのは、問いかけ。
なんでもないですよ、と、言葉ではなく、視線で返して]

(206) 2014/09/13(Sat) 01:16:52

血晶術師 エディ

 ……っ!?

[その存在>>205に気づいたのは、カレル>>203よりもわずかに早かった。

あの時、力を感じてからずっと抱えていたもの。
それが、脈打つように大きく、疼く。

ヘルグリューンの家の祖が、一度だけ魔と盟を交わした結果、血脈に潜められし闇。

それが、そこに立つ者に寄せられている、と。
気づいた瞬間、きつく、右手を握りしめていた]

(207) 2014/09/13(Sat) 01:16:56

血晶術師 エディ

(……鎮まれ)
(……僕の、務めはっ……!)

[心の内で繰り返す。
表情に宿るのは、常にない険しいいろ、ひとつ]

(208) 2014/09/13(Sat) 01:16:59

馬賊の頭目 シェットラント

― 王都陥落の日:玉座の間 ―

 あー、いえ、何分。こういうとき、どうすれば、いいか。わからンので。

 それと強い人には従う主義なンでそこは気にせずに。

[できれば平伏中に落ち着きたかったが無理だった。脚を着いたままで顔を上げ、まだ混乱に陥っている...は鷹揚な言葉の中に潜む意志に対してあっさりと答えつつ]

 そーですね。ただ弱きを助け強きを挫くような牙じゃないンですがね

[強きに服従し、弱きを虐げる。雄々しい牙ではなく、毒を孕んだ牙であると重ねるように紅い魔の王>>204を見上げ答えた]

(209) 2014/09/13(Sat) 01:18:53

シェーンバルト王国王子 カレル

 
 貴様が首謀者か。


[魔物たちを従えるただならぬオーラにそう呼びかけた。

エトヴァルトを葛藤させているものの正体に気づくことはなく、また、
門に晒されているのが父と兄の首だともいまだ気づいてはいない。]


 悪を制し、国を救わんがため! 王を返してもらうぞ!


[正々堂々と来意を告げて、剣を抜き放つ。
その構えは無謀なまでの果敢さに溢れていた。]

(210) 2014/09/13(Sat) 01:24:19

灰鋼色の竜 ディルドレ

― 450年前:大森林 ―

[>>196再び子供の顔に戻ったそれが語る言葉に、竜は鼻を鳴らした。]

ハイブリット…ああ、成程。

[その口ぶりから父親が白エルフかあるいはそれ以外かと竜は思うが、子供の過去にはそれ以上の興味は持たなかった。]

ハッ、小僧が愛なんぞ語るには
100年…いや500年は早いわ。
そんな台詞はその背丈があと半分伸びてからお言い。

[それよりもと違う所に皺を寄せるようにして口を挟み。]

(211) 2014/09/13(Sat) 01:31:55

語り継ぐ者 ローランド

― 王都陥落数日後 ―

[王都が陥落したその日のうちに男は王都を出、身を一旦カトワールへと隠した。
魔が王都を蹂躙したことや既に村が一つ滅んでいることはカトワールにも届いていて、街は騒然とした様子を見せている。
男は密かに重圧を積み重ねながら、打開の術を捜していた]

(あの魔人と対するなら、沈んでしまった聖剣を
 是非とも手に入れておきたいところだけれど…)

[王都を蹂躙した魔物はあの洞窟から溢れ出したもの。
あの中は魔物で犇めき合っている可能性がある]

(どちらにせよ、一度様子を見に行くべきかな)

[ある程度身体が回復したのを見計らい、男は再び洞窟へと向かった]

(212) 2014/09/13(Sat) 01:32:10

魔王 ギィ

― 王都陥落の日:玉座の間 ―

 オークやゴブリンどもを見習え。
 あいつらは礼儀なんて欠片もないぞ。

[どうすればいいか、なんて言葉に笑って言う。
それから、笑みに深みを差した。]

 弱きを助けるなど、ただの欺瞞だ。
 弱いものは死ぬ。死にたくなければ強くなればいい。
 弱さに胡坐をかいているものを助ける意味などない。

 世の中はシンプルな方がいいだろう?

[覗きこむように目を見据え]

(213) 2014/09/13(Sat) 01:32:24

魔王 ギィ


 ─── それで、だ。
 王族の首を持ってきたものには褒美を約束している。
 貴様は、何が欲しい?

[不意に話題を変えて、寛いだ形に座りなおした。]

(214) 2014/09/13(Sat) 01:32:36

語り継ぐ者 ローランド

― 王都陥落数日後/洞窟前 ―

[洞窟へと向かう道中も以前より容易ではなかった。
消耗を抑えるために闊歩する魔物を避けていく。
やり過ごしたり、迂回したりを繰り返した結果、運良く戦わずに洞窟前まで辿り着けたものの、中に入ることは叶わなかった。
設置された魔法陣らしきもの──恐らくポータルだろう。
そこを通り今でも魔物が現れ続けている。
当然、洞窟前には魔物が溢れ、単身で乗り込めるとは到底思えなかった。
更に洞窟の奥からは異様な気配が漂うのを感じる]

 …私一人では厳しいね。

[ただでさえ万全の状態ではない。
やはり一人でことを為そうと言うのには無理があった。
相手は統率の取れた力ある者達なのだ]

(215) 2014/09/13(Sat) 01:32:42

語り継ぐ者 ローランド


 協力者を募って期を待つべきかな。
 …城に居た騎士達はどれだけ残っているやら。

[王都は既に魔の手の内。
残された者達もまだ居ると聞いている。
王都に居る者に限らず、戦える者達と繋ぎを取ることが出来れば、打開の術とならないだろうか]

 …………

[ただ、そこに発生する問題が見え、男は口を閉ざした]

(216) 2014/09/13(Sat) 01:32:57

語り継ぐ者 ローランド


 …ともあれ、今一度王都を探りに行くとするか。

[悔しいが、現状を思えば聖剣を確保するのは後回し。
男は黒紅の結晶を使い、あの時のように王都へと飛んだ]

(217) 2014/09/13(Sat) 01:33:06

灰鋼色の竜 ディルドレ

[駄々をこねながら、その表面だけは愛らしく可愛らしくねだる子供に竜は首を横に振った。邪悪を含むこの子供に渡せば何をされるかは、子供自身が語っている。竜は愚者ではなかった。]

あたしは名前も名乗らず勝手に鱗を盗もうとするような、
礼儀のなってない小僧に鱗をやる義理も、
殺されてやる義理もないね。
さぁ、勝手にここに入って来た事は水に流してやろう。

さっさとお帰り!

[竜は吠えるように白肌の黒エルフへと怒鳴りつけた。
同時にそれは呪と動作となり、子供を結界の外へ吹き飛ばさんとする勢いで、その前面に突風が噴きかかった。]

(218) 2014/09/13(Sat) 01:33:46

灰鋼色の竜 ディルドレ、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 01:38:27

魔王 ギィ

― 王都陥落から数日後:城門前 ―

[声を上げ、正面から向かってくる若者を楽し気に見やる。
光宿す金髪は、まぎれもなく宿敵の血筋だと知れた。
鎧についている紋章を見るまでもない。]


 第二王子だな。
 ああ。これでロルフの血も途絶えるか。

[喜色を浮かべ、武器も持たぬまま一歩踏み出す。]

(219) 2014/09/13(Sat) 01:43:06

魔王 ギィ


 相手がなにものかも知らずに挑むとは、無謀の極みだな。
 ああいいだろう。構わない。
 せっかくだから覚えていくといい。

 この地の支配者であるギィが、
 直々に貴様の息の根を止めてやろう。

(220) 2014/09/13(Sat) 01:44:02

語り継ぐ者 ローランド

― 王都陥落数日後/王都 ―

[あの日と同じく、借り受けていた宿の一室へと男は辿り着く。
一見すると変わらぬ光景。
だが取り巻く空気はあの日と少し異なっていた]

 ………………

[無言のまま気配を潜め、宿の裏に位置する窓から外へと出、身を翻して屋根の上へ。
やや身を低くして辺りの様子を見遣れば、あの日の喧騒は小さなざわめきにまで落ち着いていた。
城壁は使役される人により修復が進められている模様。
彼の魔人は王城をそのまま居城としたらしい]

(221) 2014/09/13(Sat) 01:54:59

語り継ぐ者 ローランド

[王都の様子を探っていると、王城の方から唐突に奇声が上がった>>193
オークの一団が地面を踏み鳴らしながら闊歩し、何かを探しているよう。
それらが街の中へと散っていくのに合わせ、ある種落ち着いていた空気があの時のような騒乱へと変化していく]

 気付かれた…?
 いや、それにしては大事すぎる。

[小さな違和を覚え首を傾げたが、この騒ぎは都合が良い。
男は身を隠しながら家々の屋根を伝い飛び、王城の方へと進路を取る。
何が起きているかは知れないが、胸騒ぎのようなものを感じていた]

(222) 2014/09/13(Sat) 01:55:15

シェーンバルト王国王子 カレル

 
 ロルフの血も 途絶える…?


[不意に遠い先祖の名を出されて繰り返すも、その意味するところが遅れて理解されれば動揺が走った。

オークが門を示して笑う。
素直に視線が動いた。]


  これ   が、   …だって 、


[感情は拒絶している。
けれど、嘘だ、と言い切ることはできなかった。
ふたつ並んで晒された首級は確かに父、そして兄の面影を残していたから。]

(223) 2014/09/13(Sat) 01:56:05

シェーンバルト王国王子 カレル

 
 く、 ああぁ…っ!


[絞り出した慟哭は、そのまま嘆きでは終わらなかった。]


 死者に何の敬意も抱かぬこの仕打ち…っ 

 俺は貴様に仇討ちを挑む!


[涙に視界を歪ませながらも、叩き付ける声はあくまでも真っすぐなもの。
ギィのいうとおり、相手がなにものか思い悩むこともなかった。]

(224) 2014/09/13(Sat) 01:57:00

軍師 ベネディクト

[カレルが剣を抜いたのに合わせ、自分もまたクロスボウの先を赤髪の男へと向ける。この距離ならば外すことはない。

この男が首謀者なのだとしたら、こいつさえ倒せば乱は収束へ向かう可能性が高いだろう。しかし――]

(この不安は、なんだ?)

[とてつもなく嫌な予感がする。それは、この男の醸し出している余裕が見せる錯覚なのか、それとも……]

(225) 2014/09/13(Sat) 01:58:13

シェーンバルト王国王子 カレル

[ギィの名乗りと受諾の返事を聞くやいなや、駆け込んで間合いを詰める。

剣は左脇身に下げ持ち、勢いを乗せた刃で切り上げんとする──わかりやすい太刀筋。
だが、それは相当に速い。**]

(226) 2014/09/13(Sat) 01:58:24

馬賊の頭目 シェットラント

― 王都陥落の日:玉座の間 ―

 ……それもそうか。

[成程と納得したが、ちょっと足がしびれたので、胡坐をかくようにして座り直す。
あっけないほどあっさりとしたのは、その場の強者である紅い人>>213の許しがあったからだ]

 あー、どうなンでしょうね。
 弱いものは死ぬ。死にたくなければ強くなればいいしシンプルなほうが頭悪いオレにはいンですが、強いやつが弱い奴を好きにしていいンで、強い奴がどう振る舞いたいかは強者が決めればいいンですよ。

 例え、今、貴方がオレを殺したい気分になっても、それはオレが貴方より弱いだけだもンな。

[今までも弱肉強食をしてきたのだ、死にたくはないがさりとて文句もない。
例え話で自分の死を口にしながら、おびえることもなく、品定めするような視線を受け止める]

(227) 2014/09/13(Sat) 01:58:49

シェーンバルト王国王子 カレル、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 01:59:28

馬賊の頭目 シェットラント

 ま、オレら賊からしたら無闇に殺すと収入先が減っちまうンでね。弱いやつが弱いまま、狩られ続けてくれるぶンにはなンも不満はないってだけですね。

 っと、褒美ですか。斬っといてよかった。

[もらえるものはもらう...はあっけらかんとした態度で王族を殺しといて、よかったと息をつく]

 さっきそこのダークエルフにも話したンですが、人間相手の商売はしてても魔の国を相手の商売はしたことないンですよ。

 とはいってもやることは変わらないンですが人脈が減ってるンで、オレたちが生活できるように取引相手がほしいンですよ

[王が、変わるというのに、平然と、魔の国へと変わった後の話をしているのが、まぎれもない人間であることを彼らにはどう映ったか。
気に留めることなく、前と同じ日々を過ごすと口にして必要な取引相手がほしい。と王に褒美の内容を口にした]

(228) 2014/09/13(Sat) 01:59:30

血晶術師 エディ

― 王都陥落数日後・城門前 ―

 ……っ!
 カレル様っ!

[刹那、止まっていた思考はカレルの声>>224により再び動き出す。

近づけちゃいけない、近づいちゃいけない。

そんな意識がぐるりと回る。
止めなければ、護らなければ、それが自分の務めだから、と。
念じる事で、揺らぐ闇を抑え込みつつ、新たな触媒を得るべく、自らに刃を突き立てて]

(229) 2014/09/13(Sat) 01:59:47

血晶術師 エディ

 全ての礎、我が根源に応じよ。

 力は波、波は揺らぎ、多くを逸らすもの。
 力よ転じよ、護りの波へと!

[左手の短剣を、魔法陣を描くように動かしつつ、とっさに紡ぐのは、護りの障壁を生み出す呪。
己を繋ぎとめる光を護らんとの想いを込めた、血色の光がふわり、舞った]

(230) 2014/09/13(Sat) 01:59:52

ダークエルフ ヴェルザンディ

ー 450年前:大森林 ー
[子供もまた自分の過去に頓着しない。
大樹に蓄積された記憶を共有した時点で己の個としての過去への価値は容易く見失った。
そして、子供は竜が怒っていることは解ったが、何故怒ってるのか解らなかった。]

何でなのらなきゃなんないの?

[言葉には辛うじて出さなかったものの、珍しい動物を捕獲に来たときに、お前はわざわざ名乗るのか、と言わんばかりの首の傾げぶりだった。
闇エルフといえど子供にとって竜はお伽噺の生き物で、珍しい七色のカブトムシとそう変わらないものだったからだ。
想定外だったのは、なにやら偉そうな口を利いている、ということ。]

まぁ、いいけどさー
おれはヴェルザン…って、うわぁぁああ!?

[>>218 轟く咆哮に耳を塞いだと同時。
小さな体は結界の外に弾き飛ばされて転がった。]

…っててて…
なんだよあいつ!絶対ころしてやるかんな!待ってろよー!

(231) 2014/09/13(Sat) 02:01:18

ダークエルフ ヴェルザンディ

[かくして、それから200年程の間は時折現れて鱗を持ち帰ろうとしては、弾き飛ばされるという光景が繰り広げられたのだった。
やがてこの子供が、魔王を世に放つとは、彼の竜も想像しなかったのであろう。
解っていたとしてもどうなっていたかは、今となっては知るよしもない**]

(232) 2014/09/13(Sat) 02:02:02

ダークエルフ ヴェルザンディ、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 02:09:55

魔王 ギィ

― 王都陥落から数日後:城門前 ―

[上を見上げた王子の顔から、色が抜けていく。
蒼白になった顔色は、次の瞬間には見事な朱に染まっていた。]

 死んだあとまでこうして役に立っているのだ。
 喜んでやるといい。

[仇討ちを叫んで駆けてくる相手へ、片手を伸ばす。]

(233) 2014/09/13(Sat) 02:29:05

魔王 ギィ

[斜め下から伸びあがる銀光
オーク程度ならば、易々と断ち切っただろう。
その刃を、素手で受け止めた。

肘から掌にかけて、刃が食い込む。
そのままであれば腕を落としたかもしれない一閃を、刃を握りこんで封じる。
鮮血が吹き出し、斬られた痛みが身体を駆け抜けるが、浮かぶ表情は失望だった。]


 ロルフと比べるべくもないか。
 …当然だな。

[これは自分を殺せる剣ではない。
改めて理解すれば、あとの興味は失せる。]

(234) 2014/09/13(Sat) 02:29:33

魔王 ギィ


 さっさと終わりにしようか。

[独り言のように呟いて、刃を受けていない手を握りこむ。
魔力を纏いつかせた拳を、若者の腹へと打ち込んだ。

打撃の威力は鎧など無いもののように通る。
守護の魔法が無ければ、臓腑を破いていただろう。]

(235) 2014/09/13(Sat) 02:29:54

【削除】 軍師 ベネディクト

[感情を高ぶらせるカレル>>244に反して、今の自分はひどく冷静になっていた。
先ほどまで震えていた手も、それに呼応するかのように自由に動く。
思考は澄みわたり、周囲の状況に気を配る。]

 ……っ、カレル!

[そんな中、剣を携え駆け出したカレルの姿を認めると、まずは一射。
撃ち出されたボルトはまっすぐに赤髪の男へと向かって行く。
カレルの斬り上げるタイミングから絶妙に遅れて着弾するはずだ**]

2014/09/13(Sat) 02:30:32

【独】 軍師 ベネディクト

/*
あっぶねぇ

(-32) 2014/09/13(Sat) 02:30:51

軍師 ベネディクト

[感情を高ぶらせるカレル>>244に反して、今の自分はひどく冷静になっていた。
先ほどまで震えていた手も、それに呼応するかのように自由に動く。
思考は澄みわたり、周囲の状況に気を配る。]

 ……カレルッ!

[赤髪の男がカレルに拳を打ち込んだのを認めると、奴の頭に狙いをつけてボルトを撃ち出す。躱されても、せめて二人を引き離さなければ、と。]

(236) 2014/09/13(Sat) 02:34:11

【独】 軍師 ベネディクト

/*
しまった、二人を引き離すことを目的にするなら頭じゃなくて肩口目掛けて撃つべきだった。

武器にクロスボウを選んだのは"それほど訓練を必要とせずに使えるから"なんだけれど…武器選択ミスった感がある。
もともと直接戦闘に参加することあんまり考えてなかったんだよねえ…でもバディっていう立場上、絶対最終戦には参加することになるっていうのを失念していた。

(-33) 2014/09/13(Sat) 02:42:27

魔王 ギィ

― 王都陥落の日:玉座の間 ―

[馬賊と名乗る男が口にする理論に、小さな笑みを浮かべる。
同じようで、違う。おまけに現実的だ。]

 悪くない。

[浮かんだ感想を一言置いて、現実的な方の話に移る。]

 取引相手か。
 ゴブリンかコボルトの適当な奴を紹介してもいいが、連中はすぐに首が入れ替わるからな。

[小さい連中は多少貨幣の価値を理解するし、商売もする。
もっとも、オークらに巻き上げられるのもしばしばだが。]

(237) 2014/09/13(Sat) 02:59:34

魔王 ギィ


 とりあえずは、俺のために働くがいい。
 必要なものを持ってくるなら、すべて買い取ろう。
 武器や食料、宝石の類、呪文の触媒…
 そうだ。今なら生贄の人間も欲しいな。
 若い娘なら高く買うぞ。

 ああ、それとゴブリン程度は狩っても構わない。
 オークどもは下手に手を出すと怪我をするが…
 …まあ気をつけろ。

[魔物への略奪行為をあっさりと容認して、
話は終わりだと手を振った。]**

(238) 2014/09/13(Sat) 03:00:22

魔王 ギィ

― 王都陥落から数日後:城門前 ―

[離れた場所から、何か叫んだものがいる。
カレルという名なのか、と記憶の片隅に放り込みながら、
ボウガンが放たれるのを意識に留めた。

多分あれを受けても死にはしない。
しないけれども、痛いものは痛いから嫌だな。
なんて思考とは全く無関係に体が動く。

掴んでいる王子と自分の体勢を、ほんの少し変える。
自分が隠れるように、射線上に金髪の若者の身体を置いて。]**

(239) 2014/09/13(Sat) 03:08:17

魔王 ギィ、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 03:10:04

語り継ぐ者 ローランド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 03:10:17

【独】 軍師 ベネディクト

/*
おおう、そう来るとは思ってなかった。
いや盾にされる可能性は考えたけど、肩より上狙えば盾に出来ないだろって思ってた。

(-34) 2014/09/13(Sat) 03:15:42

【独】 血晶術師 エディ

/*
……え。
これ、どーしようw

いや、どーやっても楽しそうなんだけど、俺、くらっていいかしら。

その方が大量出血できるし、無茶も効くんだよなぁ。

(-35) 2014/09/13(Sat) 03:16:23

軍師 ベネディクト、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 03:16:26

馬賊の頭目 シェットラント

[王という強者が秩序を望めば、秩序が生まれる。
王という強者が混沌を望めば、混沌が生まれる。

根本的に頂点に立つものが望むものが反映されるだけで、現状何一つ変わっていない。というのが馬賊の頭目の認識であった。

ただその望むことによって、各々の在り方が変わるのは仕方ない。この紅の人が強者だからだ。

悪くない>>237という感想に、そういわれ慣れてない賊はちょっと間の抜けた顔になりながら、現実的な話になると、心持ちキリッとする。

コボルトやゴブリンはそういった商売の対象ともなれるだけの性質をもっているのかとうなずく。そして魔物の中でもオークは強いようだ。という情報も聞き入れて]

(240) 2014/09/13(Sat) 03:30:04

馬賊の頭目 シェットラント

[今度は声をあげなかった。王>>238が直接取引相手になると考えてなかったが、ちょっとだけ驚くのに慣れていた。同時に奇妙な感情が生まれるが今はその自覚はなく]

 了解。とりあえずアジト帰って確認してまたこっちくることにするンで。その時取引の内容は具体的にきめましょーか。

[人を長い間管理するには手間も金もかかる。流せるところは流したい。
襲撃の後目的以外のもので奪った武器やその他の品々も流せるならば流してしまおうと考えたところで、ついでのように告げられたことには、は?と理解するのに時間がかかり、ああ、とうなずく]

(241) 2014/09/13(Sat) 03:33:20

馬賊の頭目 シェットラント

 狩られるのも怪我するのも、弱いのが悪いンだよ。

[それは自分たちが怪我をし死ぬのも、相手が狩られるのも。
シンプルな弱肉強食の理による結末でしかなく今更でしかない。

昔から適応してしきってしまっている馬賊の頭目は冷淡な笑みを浮かべ、話は終わりというように手を振る魔王へと軽く頭を下げ、その場を辞した**]

(242) 2014/09/13(Sat) 03:35:12

血晶術師 エディ

― 王都陥落数日後・城門前 ―

[舞い散る血色の煌きは、一撃で食い破られるのを辛うじて阻んだものの。
この場で、これ以上刃を向けるのは、あらゆる意味で危険だ、と。
そこに思い至るまで、かかった時間は短かった]

 ……かくなる、上は……!

[今の状況でそれができるかはわからない。
けれど、やらなくてはならない、と。

その一念が、身を動かしていた。

ベネディクトの一撃>>236、それと前後するように、魔力を集中して]

(243) 2014/09/13(Sat) 03:36:52

血晶術師 エディ

 なんっ……!

[その動き>>239が見えた時、上がったのは上擦った声。
とっさ、右手の傷を左手の爪で強引に広げて新たな紅を零しつつ]

 全ての礎、我が根源に応じよ!
 力よ集い、空を裂け!

[唱えたのは、小さな衝撃波を生み出す呪。
集中も乱れ、魔法陣を描く動作も略式のそれでは、軌道を逸らすのがせいぜいだろうが。
少なくとも、カレルへの直撃だけは避けられるはず]

(244) 2014/09/13(Sat) 03:36:57

血晶術師 エディ

[術を放つと同時、走り出す。
自分の腕力で、カレルを引き離して取り戻せるとは思っていない。

けれど、僅かでも触れる事ができれば。
そうすれば、活路が見出せるから、と]

 ……カレル様っ!

[名を呼びながら伸ばすのは、自らの紅に染まった右の手。**]

(245) 2014/09/13(Sat) 03:37:01

馬賊の頭目 シェットラント

 ………どうやって出るンだよ。ここは

[玉座の間を辞したはいいが、城の中のことはよくわかっていなかった。
適当に外に抜ければいいが、一応案内してくれたダークエルフがまだいないか。いたら聞こうかと。軽く見回すのであった**]

(246) 2014/09/13(Sat) 03:38:26

馬賊の頭目 シェットラント、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 03:39:19

血晶術師 エディ、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 03:39:27

馬賊の頭目 シェットラント、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 03:45:58

【独】 死せる忠臣 クレステッド

/* シェットラントに絡もうかと思うけど儀式の間捜索は結構掛かりそうだしなあ
 数日後城門前踏み込むのも考えるけど既に4人舞台に立ってるしなあ
 うーんうーん
 しばらく暇してるか

(-36) 2014/09/13(Sat) 06:41:06

【独】 死せる忠臣 クレステッド

/* まあクレスは徐々に温まって行けばいいはず
 そういう意味では今はあんまり大々的に動く必要は無い、と、思う……

 数日後のはエディ闇堕ちイベントか。ならやっぱり今触れるべきじゃなさそうな

 どっちかっていうと魔王覚醒イベントに絡みに行くべきなのかも

(-37) 2014/09/13(Sat) 06:43:10

成り上がり者 ライナー

ん?

[王族だの騎士だのと、部下が騒ぎ立てる。
うろうろしている男を見つけて>>246]

あ?あれが王族に見えるものか。

[どう見ても同属にしかみえない。自分と同じ魔王についた人間ー]

(247) 2014/09/13(Sat) 09:53:03

成り上がり者 ライナー

なにやってんだお前は…
こんなとこうろついてんと、魔物か俺のとこの部下にやられんぞ。

[見回しているシェットランドに、声をかけた]

(248) 2014/09/13(Sat) 09:55:57

語り継ぐ者 ローランド

― 王都陥落数日後/城門の見える屋根の上 ―

[広がる喧騒の中を城門を目指しひた駆ける。
やがて眼下に広がる開けた城門前。
生命溢れる者達がぶつかり合う中、男の眼は先ず城門に掲げられた首に向けられた]

 ……なんと惨い。

[王と王子だったもの。
王妃の姿は無かったが、彼女だけ生きているとは思えない。
ただ、そこに一つの違和感が生まれた。
それ以外に首が一つ足りないのだ]

(249) 2014/09/13(Sat) 09:58:28

語り継ぐ者 ローランド


 ───カレル王子…!

[足りない一人は城門の下に居た。
父と兄の変わり果てた姿に慟哭し、魔人へと刃を向けている。
共に在る二人は王子の連れらしく、彼らもまた魔人へと矛先を向けていた]

 王子が居るなら、あるいは……。

[残った民を集わせ、決起することも可能ではないか。
王子の気質と責務を思えば、男がお膳立てせずとも行動を起こすだろうことは想像出来る]

 そうなれば、王子をここで散らせるわけには───

[魔人を倒すには相応の武器が必要だ。
王子に技量があれど、今は到底敵わない。
介入を狙い無手を前方へと掲げたその時、男の頭上に影が落ちた]

(250) 2014/09/13(Sat) 09:58:37

語り継ぐ者 ローランド


 なっ──!

[咄嗟に屋根を蹴り、後方へと飛ぶ。
それまで居たところに落ちてきたのは、人の頭以上はある大きさの岩塊だった。
岩塊は屋根を貫き、室内へと落ち行く。
中から轟音と共に悲鳴が聞こえて来た]

 見つかったか…!

[屋根から道を見下ろせば、オークが見つけたと言うように喜色を浮かべて男を見上げている。
その手には岩塊がもう一つ。
オークがそれを振り投げた直後、男は屋根から地上へと下り岩塊を避けた]

(251) 2014/09/13(Sat) 09:58:54

語り継ぐ者 ローランド


 邪魔をしてくれるな。
 お前に構っている暇は無いのだよ。

[言ったところでオークは意に介さない。
棍棒を振り上げ、男の頭を潰さんと豪腕を振り下ろしてきた]

 ちっ!!

[まともに受けても致命傷になり得るだろう攻撃を、男は横に飛ぶことで回避する。
同時、腰のファルカタを抜き左に流すと、切先の峰側にある刃で振り下ろされたオークの腕を下から斬り上げた。
思わぬ反撃にオークが短い悲鳴を上げた直後、刃を返してオークの腹部をファルカタで薙ぎ払う。
2つの一文字がオークに走るが、相手もタフなもの。
それだけで倒れてはくれない]

(252) 2014/09/13(Sat) 09:59:08

成り上がり者 ライナー、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 09:59:21

語り継ぐ者 ローランド


 言っただろう、構っている暇は無いのだよ。

[動きを鈍らせたオークを見据え、男はファルカタを腰へと戻す。
男は身体の向きは変えないまま、二歩三歩オークから距離を取り、思い切り地を蹴り路地へと駆け込んだ。
オークが後を追ってくるが、何度か角を曲がることでその追撃を逃れる。
そのため、城門前で起きている出来事に気付くには多少の時間を要することとなった*]

(253) 2014/09/13(Sat) 09:59:22

語り継ぐ者 ローランド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 10:01:25

【独】 成り上がり者 ライナー

今さらだけど、カレルのwiki設定やんちゃしてたに吹いたw

なんかそこ「アルスラーン戦記」とダブるんだよなw

(-38) 2014/09/13(Sat) 10:06:12

【独】 成り上がり者 ライナー

/*
レトチップやっぱいいな。

システムで弾かれちゃう言ってたけど、大丈夫かな...

(-39) 2014/09/13(Sat) 10:08:36

【独】 成り上がり者 ライナー

/*
戦闘いいなー。おいらもできっかな...
見てるのは好きなんだけどw

(-40) 2014/09/13(Sat) 10:10:43

【独】 語り継ぐ者 ローランド

/*
構ってる暇無いって言ってるけど、体よく逃げただけだよね(

ローランドの変顔可愛いな。

(-41) 2014/09/13(Sat) 10:42:12

血晶術師 エディ、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 11:33:08

【独】 血晶術師 エディ

/*
深夜に書いた文章を読み返すと、居た堪れなくなる事ってありませんか。
俺はしょっちゅうあります(


……落ちる直前の辺り、意識回ってなさすぎねーか、これ。
仕方ないけど、金曜〜土曜の夜は残念化が激しいわ……。

(-42) 2014/09/13(Sat) 11:35:26

親衛隊員 レト

[王都陥落の翌日。
 ハーラルから程近い浜辺に、男の身体は流れ着く。

 ずぶぬれの親衛隊の制服。
 海水で冷え切り青褪めた肌。

 意識はない。
 それでも、右手にはサーベルをしっかりと*握り締めたまま*。]

(254) 2014/09/13(Sat) 12:44:37

親衛隊員 レト、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 13:00:55

馬賊の頭目 シェットラント

― 王都陥落の日:城内 ―

[何一つ遮るもののない平原でお宝物件を探すときに働く嗅覚も、隔たりの多い建物の中、嗅覚が反応してもとっちゃいけないものだらけと思うと、急に方向感覚が崩れる]

 お、おお!その口ぶりはこの城の人間……だよな?

 いや、オレも好きでうろついているわけじゃねえンだよ。ただ…ダークエルフに連れてこられたのはいいが帰り道覚えてなくてよ、迷っちまって……

[今はあの紅い人のものだから紅い人の何かだろう。なんで人間の軍人が?>>248とか深くは考えない。声をかけられたことを幸いなこととして扱う]

(255) 2014/09/13(Sat) 13:01:12

馬賊の頭目 シェットラント

 どうやってここから出るか教えてくえねーか?

[とても困っているという眦を下げて道を尋ねた**]

(256) 2014/09/13(Sat) 13:01:28

馬賊の頭目 シェットラント、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 13:03:14

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 13:28:20

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 13:29:31

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 13:34:45

魔王 ギィ

― 王都陥落から数日後:城門前 ―

[第二王子の肩越しに見える人影は二つ。
どちらも年の頃は王子と変わらない。
護衛にしては貧弱すぎる。
少数精鋭、というにも程遠い。]

 無謀の極みというか
 仲良く死にに来たとしか思えないな。

[衝撃波に弾かれた矢弾が脇へ逸れていく。
それに構わず、もう一歩を踏み込んだ。]

(257) 2014/09/13(Sat) 13:47:33

魔王 ギィ


 そら。受け取れ。

[踏み込みにもう一撃の拳を重ね、
王子の身体を駆け寄る若者の方へ突きとばす。

ようやくやってきた護衛の兵から槍をもぎ取ると、
自分で飛ばした王子の後を追って間合いを詰め、
小さな動作で穂先を突き出した。]

(258) 2014/09/13(Sat) 13:47:52

成り上がり者 ライナー

― 王城陥落の日、城内 ―

ふふふふっ…あははは!あんたのんき者だねぇ
俺がそんなにホイホイ、道を教えるほどいい人にみえるかねぇ

[とても困っているシェットランドを、皮肉のように笑い飛ばした>>255>>256]

ダークエルフね…ほほうぅ…さすが魔王というだけはあるな。

[シェットランドの身なりを、ちらっと見て]

(259) 2014/09/13(Sat) 13:49:20

成り上がり者 ライナー

ただで道を教えると思うか?

その身なりー
あんたちっとも王族には見えないが、その防具はどうしたんだ?

[淡々と訪ねた]

(260) 2014/09/13(Sat) 13:52:25

【独】 語り継ぐ者 ローランド

/*
そう言えば最初は王子を試す立場になろうと思ってたのに、自分が封を解いてしまったがためにその位置に行けなくなったな(
まぁ、王子を鍛えるのはディルドレ老の役目なのでいっかw

そして魔軍把握のためにクレスと遭遇しておきたい気がして来た。
陥落数日後なら外出て来れるかな。

(-43) 2014/09/13(Sat) 13:52:42

成り上がり者 ライナー、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 13:57:29

語り継ぐ者 ローランド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 13:58:21

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 14:05:40

語り継ぐ者 ローランド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 14:09:56

【独】 語り継ぐ者 ローランド

/*
ところでシェットラントとライナーのやり取りが何となく楽しいw
魔軍につく人間同士のやり取りかぁ。
探りあいっぽくて良いね。

(-44) 2014/09/13(Sat) 14:16:28

死せる忠臣 クレステッド

― 王都陥落から数日後:王都 ―

[魔王が第二王子やその相棒と戦っている頃。
少なくとも魔王が彼ら二人程度に負ける道理は万に一つもなく、そういう意味では自分が着いている必要もなかった。そのため彼は抜かりなく周囲を警戒していた。
そうしていると、儀式の間に備え付けておいた周囲の様子を確認するための魔法の装置に、こちらを伺う姿>>249を捉えることができた。

面倒なのでオークの連中に彼を追うように指示を送ったが、彼はオークの追撃を振りきって逃げおおせた。大したものだとも思いつつ、逃げる先を予測し、短距離の移動門を開き、躊躇わずに門を通り……

逃げ切ったローランド>>253が休んでいる頃合い。音もなくクレステッドはそこに現れる。幽界から響くかのような、低く冷たい声で彼に問いかける]

……我らが主に仇なす者のようだが、貴様、何者だ?

(261) 2014/09/13(Sat) 14:31:44

死せる忠臣 クレステッド

[もし目が合ったならば。その視線からは悍ましいまでの圧力が感じられるはずである。
ローランドがその視線に怯むようであれば、クレステッドは彼を興味深そうに眺める。]

……数奇な運命を背負っているようだな。ただの人間とは言え、それだけの力と運命をここで散らすのも惜しい……
我々の軍門に下るならば、命は保証しよう。

……選択の余地などあるまいが、どうだ。

[至って真剣な表情で。
手にした杖をゆっくりとローランドに向け、まっすぐに見据えている**]

(262) 2014/09/13(Sat) 14:33:27

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 14:35:15

語り継ぐ者 ローランド

― 王都陥落数日後/王都 ―

[幾度も角を曲がり、他のオークからも見つからぬよう物陰に身を潜める。
建物の壁に背を寄せ、男は何度か深呼吸を繰り返した]

 ……息が上がるとは、歳かね。

[齢32とは言え、方々を旅し続けている身。
これが体力の衰えではなく、癒しきれていない腹の傷から来ていることは理解していた。
そうと解っていながら冗句を口にするのは自らを奮い立たせるため。
自嘲めいた笑いを浮かべながら呼吸を整えた後、男は意識を城門へと向けた]

(263) 2014/09/13(Sat) 15:32:31

語り継ぐ者 ローランド


 …もう一度、行かねば───っ、

[呟いた直後、前触れ無く底冷えした声>>261が近くで響いた。
ハッと視線を向ければ、半透明の姿で佇む青年の姿が見える]

 死人……?
 いや、幽鬼の類か…!

[即座にファルカタを抜かなかったのは、まだ冷静に状況を分析出来たからこそ。
ただの武器で相手を傷つけることは出来ないからだ。
死を視る眼が幽鬼の視線と絡み合う>>262
押し潰さんばかりの圧力は精神を蝕みそうなほど。
男はぎりと左手を握り締め、未だ傷の残る掌に爪を立てることで精神を保った]

(264) 2014/09/13(Sat) 15:32:44

語り継ぐ者 ローランド


 ……君の仕える王からはネストルと呼ばれたね。
 だが私はネストルではない。
 改めて名乗りおこう。

 私の名は『過ぎ行く伝承を観る者ローィルァンドロッセパラドスィヴレーポ』。
 まぁ、ローランドとでも呼べば良い。

[本名とはまた別の、号とも言える名を紡ぎ、通り名も付け添えておく。
相手が祖の名とかつてのことを知っているのなら、背負う運命も察しがつこう。
杖を向けられ、問いを投げてくるのに、男はしばしの沈黙を返した]

(265) 2014/09/13(Sat) 15:33:08

語り継ぐ者 ローランド


 ………………


 選択の余地は確かに無いね。
 私が進むべき道はたった一つだ。

[その言葉に幽鬼がどう思うかは知れない。
幽鬼の言葉を受けるものとも取れるが、男の心は別に在った]

(266) 2014/09/13(Sat) 15:33:35

語り継ぐ者 ローランド



 ───私が伝えるべき物語サーガはお前達魔のものではない。

[ふ、と短く息を吐いた後、男の右手は左腰へと滑る]


 背負った業と運命は、魔のために非ず。

 光抱く者を導くためにある!


[男は握ったファルカタを抜き放ち、突きつけられた杖を払わんと振り上げた**]

(267) 2014/09/13(Sat) 15:34:03

血晶術師 エディ

― 王都陥落数日後・城門前 ―

 ……て、ちょっ!

[受け取れ、という言葉>>258の意、それに理解が追いついたのは、突き飛ばされたカレルが目の前に迫った時。
とっさに受け止めようとするものの、身体的には最低ラインの青年が支えきるのは勢いもあって難しく。

抱え込むような形でよろめき、その場に尻餅をつく羽目になっていた]

(268) 2014/09/13(Sat) 15:36:10

血晶術師 エディ

 ……ったぁ〜……。

[伝わる衝撃に、息が詰まる。
けれど、そちらに意識を取られている暇はなかった。
肩に掴まる毛玉から、きゅー、という鳴き声のようなものがあがる。

それが伝えたものと、近づく気配。
とっさの動きで、カレルと自分の身体の位置を入れ替えた。

繰り出された槍>>258が、身を穿ち、それが伝える衝撃が意識を揺らがせるけれど]

(269) 2014/09/13(Sat) 15:36:16

血晶術師 エディ

 ……カレ、ル、さま。

 ここは、僕、が。

 ベネディクト君と……一緒、に。

[掠れた声で告げつつ、魔力を集中する。
今の一撃で、触媒は得られている。
魔法陣を描けない分、精度は自分でも保証できないが、とにかく、二人を逃がさなくては、と。
その一念で、呪を紡いだ]

(270) 2014/09/13(Sat) 15:36:24

血晶術師 エディ

 全ての礎、我が根源に応じよ……。

[静止の声はあったか。
あったとしても、止める気はなく]

 光、繋ぐ、途、を。
 未来さき、繋ぐ、途を……。

[途切れがちの詠唱に応じて、血色の光が舞い散る。
不安定な転移の魔術が揺らめき、その煌きがカレルと、ベネディクトの周囲をふわりと舞った]

 ……拓け!

[叫ぶような詠唱と共に、不安定な力が発動する。
制御の覚束ない魔力の波動がどれほどの効果を発揮するのか。
わからぬけれど──今は、それに賭けて。

術が発動し、二人の姿が見えなくなると、は、と大きく息を吐いた。*]

(271) 2014/09/13(Sat) 15:36:28

【独】 血晶術師 エディ > 【秘】 シェーンバルト王国王子 カレル

 ……あんまり、無茶しては。

 ……ダメ、です、よ?

[転移の術が発動する間際、小さく小さく紡ぐ。

それが、目付け役エディ、として王子カレルに向けた最後の小言。*]

(-45) 2014/09/13(Sat) 15:36:38

語り継ぐ者 ローランド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 15:36:56

【独】 語り継ぐ者 ローランド

/*
これはwwwwwwwww
タイミングまた被ったかwwwwwwwww

(-46) 2014/09/13(Sat) 15:37:48

血晶術師 エディ、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 15:43:49

【独】 血晶術師 エディ

/*
うむ。

まあ、とっくに中身は割れてるだろう、と思いつつ。
完全な中バレワードだよなぁ、未来さき、と拓く、は。

[どっかの瞬槍さんが散々使いましたからねぇ]

(-47) 2014/09/13(Sat) 15:46:10

魔王 ギィ

― 王都陥落から数日後:城門前 ―

[突き出した槍に手ごたえ。
だがそれは王子ではなく、もう一人の青年を貫いていた。]


  貴様───

[低い声を漏らしたのは王子を仕留めそこなったからではなく、青年が紡ぐ呪がなんであるか悟ったから。
槍を握る手に力がこもり、剣を受け止めた傷口から血が滴って柄を伝う。]

(272) 2014/09/13(Sat) 16:02:01

魔王 ギィ

[対抗魔法を紡ぐにも一足遅く、
紅が散って王子ともう一人に纏わりつく。
次の瞬間には、彼らの姿は消え失せていた。]


 くそっ。
 誰か!誰でもいい!
 第二王子を探して捕えよと全軍に伝えろ!

 "影"スキーア!いるのだろう!
 おまえも行けっ!

[魔王の命令に、魔物たちが慌ただしく動き始める。
その間も、槍にこめた力が緩むことはなく]

(273) 2014/09/13(Sat) 16:02:22

魔王 ギィ


 貴様、

[激情澱む声が青年へ向けられる。]


 貴様も、自分の命より大事なものがある、
 などと言うくちか?

[冷えた声は、青白い炎にも似る。]

(274) 2014/09/13(Sat) 16:02:46

魔王 ギィ


 一応聞いておこうか。
 ……なぜ、逃げなかった?

[どこへ飛ばした、という問いが無意味だと気づいて、
代わりに口をついたのが、そんな疑問だった。]

(275) 2014/09/13(Sat) 16:03:13

村の設定が変更されました。


血晶術師 エディ

― 王都陥落数日後・城門前 ―

[下される魔王の命、それに応じて動くものたちの気配。>>273
それらはどこか、遠い事象のように思えていた。
そんな、どこか空虚な状況に落ちて来たのは冷えた声。>>274]

 ……そんなんじゃ、ない、けど。
 死なせる、わけには、いきません、から。
 それだけ、で、す。

[掠れた声でそう、紡いで。
続いた問い>>275に、ひとつ、ふたつ、瞬いた]

(276) 2014/09/13(Sat) 16:18:49

血晶術師 エディ

 ……こんな、状態で、逃げられる、とは、思えない、から、じゃ。

 ……答えに、なりませんか、ね。

[仮に共に逃げたとしても、この傷では足手まといになる。
何より、自身が転移魔術に耐えられるかも怪しい状態だった]

 それ、に。
 まだ……捜さないと、ならない、もの……ある、し……。

[未だ消息の知れぬ父と姉。
城門に掲げられた王の首を見れば、近く仕えていた父の生存は望めぬだろうけれど。
それでも、という想いはまだ、残っていた]

(277) 2014/09/13(Sat) 16:18:54

血晶術師 エディ

[掠れた声で話す間も、身の内に抱えた闇は寄らぎ、ゆれる。

それまで楔であった光と離れたが故にか、それが強くなるのは抑えられそうになく]

(……まずい、かなぁ……)

[けれど、それを押し止める術もない青年の思考は、どこか他人事めいてもいた]

(278) 2014/09/13(Sat) 16:19:00

【独】 成り上がり者 ライナー

※あらら、魔王はご立腹のご様子…

[王子が飛んだあと、城門の様子を見てにやついていた]

あちらさんも、やるもんだねぇ

[魔法の知識はないので、地図を見て]

何処にいったのやら。

[考えるている]

(-48) 2014/09/13(Sat) 16:28:35

魔王 ギィ

― 王都陥落から数日後:城門前 ―


 あの若造に、それほどの価値があるのか?

[死なせるわけにはいかないと、青年は言う。
それを、揶揄するように問い返したが、
己の言葉の矛盾は自覚していた。

価値があるからこそ探させているのだ。
忌々しい血を根絶やしにするべく。]

(279) 2014/09/13(Sat) 16:42:52

魔王 ギィ


 逃げなければどの道死ぬ、
 死ねば探し物とやらもできないと、思わなかったのか。

[槍を支えたまま、青年の横に膝をつく。
縫いとめる意図はさほどない。
むしろ、抜けば危険だろう。]

 本当は、ここに残りたいと思ったのではないか?
 意識してか、無意識かに関わらず。

[指先を青年の額へと伸ばす。
なにかに誘われるように。]

(280) 2014/09/13(Sat) 16:43:03

血晶術師 エディ

― 王都陥落数日後・城門前 ―

 価値がないなら……追う必要も、ないんじゃないですか?

[問い返し>>279に、零れたのはこんな言葉]

 それに……僕にとっては。
 そう、言えるだけのものが、ありました、から。

[唯一残った王族だから、というのは大きいけれど。
自分にとっては、それとは違う価値のある存在だったから。
もっとも、それについて語る気はないし、そんな余裕も、ない]

(281) 2014/09/13(Sat) 17:00:35

血晶術師 エディ

 ……だって、一度逃げたら、またここに来るの、大変じゃないですか。

[捜し物については、どこか冗談めかしてこう返し。
は、と重い息を吐いた所に向けられた言葉>>280に、ひとつ、ふたつ、瞬いた]

(282) 2014/09/13(Sat) 17:00:40

血晶術師 エディ

 ……残り、たい?

[掠れた声で、繰り返す。

傍らに膝をついた存在に応じるように、血がざわめく]

 ……僕…………は。

[額に向けて伸びる指先。
触れさせては、触れられたら、と。
そんな危機感が手を上げさせて──途中で、止まった。

直接触れたなら、内にあるものは容易く気取られるだろう。
魔と盟交わした名残。
永き時を経て現れた、血脈に眠る深き闇は]

(283) 2014/09/13(Sat) 17:00:44

【独】 成り上がり者 ライナー

/*
邪魔しちゃいけないようなw

(-49) 2014/09/13(Sat) 18:00:00

魔王 ギィ

― 王都陥落から数日後:城門前 ―

[拒む手は、途中で止まる。
指は青年の額に触れ、刹那、なにかの脈動を感じた。]


 ほら、 … いた。

[呼び声に応えるもの。
彼の内に秘められた闇が、ざわめいている。
指先から伝わる拍動は、己と同質のもの。]

(284) 2014/09/13(Sat) 18:04:59

魔王 ギィ


 望みを口にするといい。

 生きたいと。
 力を得たいと。
 この血に眠る力を解放したいと。

[指先を額から鼻梁へ、唇へと動かし、顎の下で止めて]

(285) 2014/09/13(Sat) 18:06:35

魔王 ギィ


 自分でもわかるだろう?
 もう隠さずともいい。

 認めろ。
 貴様は、俺と同じ側に立つ人間だ。

[喉に指を突き立てる代わり、言葉の矢を放った。]

(286) 2014/09/13(Sat) 18:07:47

【独】 魔王 ギィ

/*
ちょっとだけ、と横になったらがっつり意識が落ちていたことを告白します。
すまぬ…

(-50) 2014/09/13(Sat) 18:13:51

血晶術師 エディ

― 王都陥落数日後・城門前 ―

 ……のぞ……み?

[零れ落ちるのは、掠れた呟き。
額に触れた指が滑り、それと共に落ちる言の葉が闇を揺らがせる]

 ぼく……の……望み……は。

[光の傍で、光を支えて。
浮かんだそれは、一瞬で飲まれて、消える。

それは望みじゃない、与えられた務めだと。

そんな声がどこからか、響いて、消えて]

(287) 2014/09/13(Sat) 18:29:02

血晶術師 エディ

 ……ぼく……は。

[ずっと、抑えられいてた闇。
強き力に惹かれて目覚めたそれは、楔となる光と離れ、そして、目覚めの契機となるものに近く触れて。

押し止める事など──既に、できぬまでに高まっていたから]

 ……いきたい。
 誰かに、何かに、押し込められる事なく。

 ……光を、畏れる事、なく。
 あるがままに……いき、たい。

[ぽつり、ぽつりと零れ落ちるのは、無意識化に押し込めていたもの]

(288) 2014/09/13(Sat) 18:29:05

血晶術師 エディ

 ……そうする事で。
 望むように、あれるなら……。

[放たれた言葉の矢は、不安定な意識に突き立ち。
僅かに残っていた、光を慕う想いを貫いて]

 ……ぼく、は…………ぼくの、あるべき、側を……。

[緩く、手が上がる。
内なる闇に突き動かされたのか、それとも、自身の意思か。
その時は、はきとはわからなかった、けれど]

 ……認め、ます……。

[そう、紡いだのは間違いなく、自分自身の意思]

(289) 2014/09/13(Sat) 18:29:09

【独】 血晶術師 エディ

/*
…………。

踏まれ所が的確過ぎて、しばし不審生物化したなど。

[返信悩んだというよりも、不審化のせいで中々文章が打てんかったいきものの数→1]

(-51) 2014/09/13(Sat) 18:31:16

【独】 軍師 ベネディクト

/*
ロードとの出会いを上手いこと文章化できなくて悩むこと3時間。なぜか本編とは関係ない変なネタばかりが思いつく脳の不具合。

ベネ「カレルを盾にするとは卑怯な!」
ギィ「ふはははは」
ベネ「エディのお陰で外れたからもう一本撃つわ(バシュン」
カレル「ふあっ!?」
ベネ「君に当たったらメンゴ☆(ゝω・)vキャピ」
カレル「絶許」

(-52) 2014/09/13(Sat) 18:48:16

魔王 ギィ

― 王都陥落から数日後:城門前 ―

 いいだろう。

[上がった手を掴み、引く。
水の中から引き上げるように。]

 おまえが、おまえの望むようにありたいならば


    強くなれ。


 それが唯一のルールだ。

(290) 2014/09/13(Sat) 18:59:22

魔王 ギィ


 なにかのために生きるのは、もう終わりだ。
 おまえの才を、
 そんなことのためにすり減らすのは惜しい。

[青年が流す血を自分の血と混ぜる。
ふたつの血に濡れた指で、もう一度彼の額に触れる。]


 おまえが望むおまえ自身を、
 自分の力で掴みとるがいい。

 俺は、そのおまえを迎え入れよう。

[血文字で記すのは自身の名。
それはいわば、新たな契約だった。]**

(291) 2014/09/13(Sat) 19:00:38

魔王 ギィ、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 19:03:59

シェーンバルト王国王子 カレル

− 陥落数日後・ジルヴァーナ城門前 (回想) −

[切りつけた刃を、ギィは無刀の手を伸ばして握り込んだ。
散るのは、その髪にも似た赤い血──魔物の緑や紫ではなく。]


   こいつ── 人間なのか?
 

(292) 2014/09/13(Sat) 19:20:19

灰鋼色の竜 ディルドレ

― 450年前:大森林 ―

[子供目線の価値観を竜が理解出来るはずもないが、殲滅を臥所とはしない灰鋼の竜は子供を追い払う事で自らの寝所の安寧を守った。]

ヴェルザンね…名は覚えておこうか。

[吹き飛ばすのが早かったお陰で、名前を十分に聞き取れなかったが些末な事。
竜は再び目を閉じて、しばしの眠りにつく。
結界の外での遠吠えは聞こえたものの、その力の差を知る竜は大して気に留めもしなかった。

その後200年の間、子供は度々訪れあの手この手と鱗を剥ごうとしてきた為、竜は子供の事をよく記憶に残していた。
懲りない様に呆れもしたが、竜はその子供を殺める事はしなかった。
土産代わりに渡すものは、いつも突風や衝撃などの追い払う力だったが。

やがて来なくなったのは、諦めたのか子供が大人になったからか。
どちらにせよ、竜は安息を手に入れたのだった。

それはほんのひと時の間の事だったが**]

(293) 2014/09/13(Sat) 19:22:00

シェーンバルト王国王子 カレル

[カレルの驚愕とは無縁に、失望の色で再び英雄王の名を呟いた悪魔ならぬ紅は攻勢に転じる。

魔力を纏うショートフックを叩き込まれて身体が軋んだ。
存在の根底から薙ぎ倒されるような衝撃。
かろうじて気絶を避けることができたのは、柔軟な身体と、エトヴァルトの護りの魔法のおかげ。

だが、ベネディクトの援護が逆に利用されかけた危機にも気づかぬまま、頽れた体勢を建て直す間もなく突き飛ばされ、エトヴァルト共々、土埃に倒れ込む。
ギィの動きはエトヴァルトの魔法援護を阻害し、かつ、間髪いれぬ追撃に槍の穂先がきらめき──

  ズドッ、

痛みのない柔らかな振動だけをカレルに伝えた。]

(294) 2014/09/13(Sat) 19:24:08

シェーンバルト王国王子 カレル

[いつもはおっとりとしているエトヴァルトが、その本来の役目に忠実に、身を挺してカレルを庇ったのだと悟るのに時間は要らなかった。]


  エディ…!


[呼びかけに応えたのは転移の呪文。
エトヴァルトの命の温かさ──血が魔力に変じてゆく。]

(295) 2014/09/13(Sat) 19:26:29

【独】 灰鋼色の竜 ディルドレ

/*
孫と婆ちゃんの会話終了。

さて次は王子拾いにいくんだが…タイミング
王子動いてるからちょい待つかなー。

(-53) 2014/09/13(Sat) 19:26:35

シェーンバルト王国王子 カレル

 
  やだ、 いけない──


[拒絶とも懇願とも言い切れぬ拙い叫びが迸る。]

(296) 2014/09/13(Sat) 19:27:04

【独】 シェーンバルト王国王子 カレル > 【秘】 血晶術師 エディ

 
 
   側にいて──!
 
  

(-54) 2014/09/13(Sat) 19:28:39

灰鋼色の竜 ディルドレ、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 19:29:12

シェーンバルト王国王子 カレル


[伸ばした指先は届くことなく、視界は赤い風に掠れた。**]

(297) 2014/09/13(Sat) 19:30:28

シェーンバルト王国王子 カレル、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 19:36:17

【独】 血晶術師 エディ

/*
……く。

両軍大将、二人して俺を殺しにきてないか……!

(-55) 2014/09/13(Sat) 19:38:20

【独】 灰鋼色の竜 ディルドレ

/*
あやっぱこっち振られた。
何処に出てくるんだろ。決めていいのかな(そわそわ

(-56) 2014/09/13(Sat) 19:43:20

馬賊の頭目 シェットラント、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 19:55:33

軍師 ベネディクト

 しまっ……!?

[不覚だった。身長から考えて、頭を狙えばカレルを盾には出来ないだろうと推測していたが、奴はそれを上回っていた。
幸いにもエディが対応してくれたお陰で、ボルトがカレルを傷つけることはなかったが。]

 我が呼び掛けに応えよ 魔石の力!
 彼の者を護る盾となれ! 

[駆け出したエディを援護しようと、魔石を取り出し盾の魔法を唱える。
もっとも、自分が使えるのは初歩的なものであり先ほど彼が唱えたようなものとは比ぶべくもない。
それでもせめて、少しでも緩和できればと。]

(298) 2014/09/13(Sat) 19:56:43

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 19:58:04

軍師 ベネディクト

[唱え終わると同時に短剣を抜き二人の元へ駆け出そうとする刹那。
自分の周囲を魔法の煌めきが舞う。]

――カレル!エディ!

[全力で走り必死に手を伸ばすけれど、時既に遅し。
煌めきに包まれて、目の前は真っ白になった*]

(299) 2014/09/13(Sat) 19:58:15

成り上がり者 ライナー、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 19:59:51

軍師 ベネディクト、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 20:00:52

血晶術師 エディ

― 王都陥落数日後・城門前 ―

[緩く上げた手は取られ、沈んでいた場所から、本質たる闇が引き上げられる]

 ……強く、なる。

[告げられたルール>>290は、自身も望んでいたことだから、ごく自然に内へと落ちて]

 ぼくが、望む、ぼく、自身を。
 自分の力で、掴みとる……。

[額に再び、指先が触れる。>>291
記される名と共に刻まれるものを感じつつ、それを拒む意思はなく]

(300) 2014/09/13(Sat) 20:00:54

血晶術師 エディ

 ……仰せの、ままに、御主。

[そう、と紡がれるのは、受け入れる言の葉と]

 己があるべき場所で、あるべき生き方を。

 貴方の、下で、手に、します……ギィ、様。

[己が闇を認め、それに沿う宣の言霊。*]

(301) 2014/09/13(Sat) 20:00:58

灰鋼色の竜 ディルドレ

― 王都陥落の数日後・王都上空 ―

[竜はジルヴァーナの上空で様子を伺っていた。
あまり訪れなかった国の要は、だが見てわかる程度に破壊され、竜はまだ色の残った青銀の目を険しげに細めた。

だが竜はそれらには介入せず、ただじっとその時が来るのを待っていた。]

…………。

[城門の前。そこにある気配に探していた者の姿を見止めるのと、空間が揺らぐのとはほぼ同時。

そして竜は降り立った。揺らいだ空間が、再び紡がれる場所へと。]

(302) 2014/09/13(Sat) 20:03:56

血晶術師 エディ、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 20:04:37

【独】 語り継ぐ者 ローランド

/*
……なんだろうな、どうしてこう、くろねこさんのキャラは突きたくなるんだろうかw
タイマンで遭遇したいなぁw

(-57) 2014/09/13(Sat) 20:05:18

灰鋼色の竜 ディルドレ

― 王都陥落の数日後・王都 ―

[揺らぎはふたつあったものの、竜は惹かれるように強い光を放つ方へと向かった。
王城からはいくらか外れた場所で、まだ涙に濡れた顔をしていただろう少年の前に竜は降り立った。

突然空から現れた巨大な竜の姿に、さしものオークやゴブリンらも驚いたか。
>>273主命により光に刃を向ける物も居たが、その腕で薙ぎ払い、王子の元へはやらなかった。
長い尾を力強くたたきつけ地にヒビを入れ、近づくなと威嚇するように唸り、少しの安全を手に入れてから竜は少年を見た。]

…お前、生きているかい?

[あらゆる意味で、この光はまだ生きている”か。竜は頭上から問いかける。]

(303) 2014/09/13(Sat) 20:14:38

灰鋼色の竜 ディルドレ

我が名はディルドレ。
シェーンバルトの大森林に住む竜。

最後に残ったロルフの末裔
いきなりアレに挑む勇気は認めるけど、勇気と無謀は違うねぇ…。

[苦笑のような声は、その命が潰えなかった事への安堵でもある。]

さて色々と話したい事はあるけれど…ここはもうあいつの領域だ。
お前の身柄は一端、あたしが引き受けよう。

[背に乗せる時間が惜しいと、竜はカレルを注意しながら手に掴むと、地を蹴り空へと飛び立った。]

(304) 2014/09/13(Sat) 20:15:50

成り上がり者 ライナー、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 20:19:49

【独】 成り上がり者 ライナー

すっとぼけるか、スルーか…(汗だらだら

(-58) 2014/09/13(Sat) 20:26:28

【独】 灰鋼色の竜 ディルドレ

/*
こうかな?
二人とも別々でいいんだよねといそいそ。

(-59) 2014/09/13(Sat) 20:28:20

【独】 灰鋼色の竜 ディルドレ

/*
あ、てか早く現在軸にもってかないとこれまずいんじゃ。
あばばば

(-60) 2014/09/13(Sat) 20:31:40

死せる忠臣 クレステッド

― 王都陥落数日後/王都 ―
[ローランド、と名乗る男がファルカタを持って杖を振り払えば>>267、それはローランドの意図したとおり容易く振り払われる。]

……やはり、か。
進むべき道はたった一つと言うような者は大体そういう。

[表情は硬いままだが。目線だけが、僅かに憐れむようなものへと変わり。淡々と語る。
杖の先端に、黒いもやのようなものが纏い始める]

……そして最後には命乞いをしながら死んでいくのだ。
……このクレステッド・エヴァネスの手で死ねることを、光栄に思いながら消えるがいい!

[杖の先端に纏うもやが一層大きく黒くなり。
そのまま炸裂していれば、恐らくローランドの命は無かったであろう……その時。
彼は目を見開き、全く別の方向――王城の方向へ目を向ける。]

(305) 2014/09/13(Sat) 20:32:28

死せる忠臣 クレステッド

[ローランドにその表情を見ることは叶わぬだろうが、彼にしては珍しく、その瞳は怒りに燃えている。]

[b]貴様ら………!![/b]

[自分にも届いた主の声>>273、そして王子と共に居た者が放ったものであろう、魔力の流れ。>>271
恐らくあれを追うことは出来ない。己の知っている範囲の転移魔法では、あれを追いかけられない。

その表情のままローランドに向き直る。]

(306) 2014/09/13(Sat) 20:34:32

馬賊の頭目 シェットラント

― 王城陥落の日、城内 ―

 あンだよ!教えねーンなら話しかけてくンなよ!

[皮肉られ笑われたこと>>259よりも無駄な時間をとったことに憤慨する。
不親切な軍人と自分勝手な賊は魔に属していても、性格までは似通っていなかった。]

(307) 2014/09/13(Sat) 20:34:46

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 20:36:12

死せる忠臣 クレステッド

[そうして暫しローランドを睨みつけたあと。
杖を下ろし背を向ける。]

我々の前に立ちはだかるというならば、次に会った時は必ず殺す……。
それまで、精々余生を楽しむのだな。

[これでいい、はずだと。
杖に込めた魔力を解き放っていれば、ローランドの息の根がそこで止まっていたことくらいは、ローランドにも解っていたはず。
それならば。生きて恐怖を伝えさせるための駒としたほうが、危険を小さく出来るはず……
少なくとも、クレステッドはこの時はそう考えた。

彼の姿は、この場へと転移するのに使った門の中に消えた**]

(308) 2014/09/13(Sat) 20:37:56

馬賊の頭目 シェットラント

 別にいーよ。

[窓の一つも見つければ外にでれる。外にさえ出れば後はなんとかなるだろう。わざわざ買うほどの情報>>260でもないというのが今のところの見解]

 王族なわけねーだろ

[確かに髪の色や瞳の色は王族と似ているが。あのように光りを宿した髪ではないくすんだ金。
空や海を彷彿とさせる蒼ではなく、濁った湖面の青。
その輝きにこそ魅せられるものたちにとって、偽りとすら思われぬほどの格差がそこにある]

 商人じゃねぇンだから防具ぐらいつけるさ。なぁ、それで意味わかンだろ?

[取引相手といったのに防具だけじゃなく背中に武器もしょってるのが不可思議におもったのかもしれない。

だがこれが普通だ。それが普通であるということが真っ当なものでないことは暗に察せれるだろうと淡々と尋ねる言葉>>260に投げ返した]

(309) 2014/09/13(Sat) 20:37:59

【独】 死せる忠臣 クレステッド

/* SNSの記事とタグ方式違うからごっちゃになったんですごめんなさいいいいいいいいい(汗

(-61) 2014/09/13(Sat) 20:38:27

馬賊の頭目 シェットラント、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 20:39:34

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 20:39:52

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 20:40:10

ダークエルフ ヴェルザンディ

ー 王都陥落の日:城内 ー
[>>246 第一王子の首を持ってきた人間を主へと引き合わせ、名乗りを聞いた後。
順調に見える謁見の様子に、この件での自分の仕事は終わったとばかりに音もなくその場を離れた。]

…お疲れ様。
必要な首は揃った。
次は、国の各重要拠点に座標…ポータルを設置する。
クレステッドに場所の選定の協力を得たいが…見つからないね。
まぁいい、主要都市の制圧を速やかにするため、まずはその周辺だ。
俺も出るよ。

[帰還したダークエルフへと声を向けると、侵略の次にあるもの、統治に向けた準備を始めた*]

(310) 2014/09/13(Sat) 20:46:36

軍師 ベネディクト

― 過去・3年前 ―

 (…………まずったな。)

[クロスター領内、王都からいくらか離れた山道の中程。
自分はいま、地に膝を屈し、手は縄で縛られ、首に冷たい剣を突きつけられている。そう、賊に捕まってしまったのだ。]

 (極秘の任務だったとはいえ、無名の護衛を二人しか雇わなかったのは失敗だったな。)

[その護衛やくたたずといえば、既に隣で地に突っ伏している
――首と胴体とが離れた状態で。]

(311) 2014/09/13(Sat) 20:46:40

ダークエルフ ヴェルザンディ

ー 王都陥落から数日後:城門前 ー
[その日、闇の妖精は王の後ろに控えていた。
己が手を出すまでもなく、主の圧倒的優位は明白。
命あらばすぐに動けるようにはしておれど、その瞳は舐めるように第一王子を見ていた。]

(…これは)

[内なる記憶を探るように、懐の魔鏡に触れていたせいか、>>271>>273 瞬間転移魔法への反応が遅れた。]

…御意。

[だが、動き出してからの判断は早かった。
血色の光の残しが消える前に手を触れ、行く先も確認できなかったが自身も瞬間転移の印を結び、二人を追った。]

…今度こそ、過ちは繰り返さない…!

[軽率な行動で"鍵"を見失って以来、300年あまりの時を待つことになった。
そんな愚は、二度と犯すまいと。]

(312) 2014/09/13(Sat) 20:47:13

軍師 ベネディクト

 (……次は僕の番、ここまでか。)

[もっと大規模な賊であれば捕虜にして身代金を請求するなりやるのだろうが、こいつらは違うらしい。
捕虜は取らず順番に首を斬られていき、最後は僕だ。]

(――はっ、ここまでだと?何を馬鹿な。)

[一瞬でも諦めた自分に腹が立つ。こんなところで諦められるものか。
とにかく、何としてでも生きなければ。]

(313) 2014/09/13(Sat) 20:47:34

軍師 ベネディクト

 おい、そこの貴様。

[近くにいる賊の一人を呼び止める。]

 僕を殺した後は、そこの奴らとは別の棺に入れて丁重に葬るように。
 そうすれば、叔父上の軍がやってきた時に僕の遺体を手厚く引き取り、お前たちには褒美が与えられることだろう。

[怪訝な顔をする賊どもに続けて告げる。]

(314) 2014/09/13(Sat) 20:49:13

軍師 ベネディクト

 覚えておけ賊ども。我が名はベネット・グレーナー。
 クロスターの公安長官クレメンス・グレーナーの甥である。
 貴人に連なる者として、これ以上の恥は受けぬ。
 ――さあ、さっさと討て。

[賊にもよく知られる公安長官の親族を騙った、遠回しな脅迫。
高貴な者らしく、高圧的に、尊大に。]

(315) 2014/09/13(Sat) 20:49:58

ダークエルフ ヴェルザンディ、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 20:50:38

軍師 ベネディクト

[――どうやら、脅迫の効果はあったらしい。
恐れをなした賊どもは、討伐しないことを条件に僕を解放すると申し出てきた。]

 (九死に一生、だな。)

[ただ喜んでばかりもいられない。
賊どもに奪われたままの大切なものを、なんとか奪い返さなければ。
あれが無ければ、こうして極秘にしてまで運んできた意味が無い。]

 (さて、どうするか――)

[そんなことを考えていた時だった。]

(316) 2014/09/13(Sat) 21:02:19

語り継ぐ者 ローランド

― 王都陥落数日後/王都 ―

[決別の行動は示された。
それに対し向けられる、瘴気の如き黒い靄>>305]

 ……喩え死すとも命乞いなど。
 死する者を視、糧とする私にそんなことは赦されていない。

[抵抗しないと言う選択肢は無い。
抜いたファルカタを逆手に持ち後方へと流して、左手を解いて右胸の上へと構えを取る。
好機があるとしたならば相手が攻撃を放つその瞬間。
この身砕けようとも刃が届いたなら、人の可能性を突きつけることが出来ると。
その思考を基に呪を紡ごうとした刹那]

(317) 2014/09/13(Sat) 21:06:26

語り継ぐ者 ローランド



 ─────っ!!

[放たれる不安定な魔力>>271に男もまた気を取られた]

(318) 2014/09/13(Sat) 21:06:36

語り継ぐ者 ローランド

[共に気を逸らしたのは一瞬のこと。
幽鬼の顔が男に向け直された時、男も同時に視線を戻す]

 ……ふ。

 言ったはずだよ。
 私の道はただ一つだと。

[表情を強張らせたまま、先と同じ言葉を紡いで。
構えを解かずに幽鬼が転移に入るのを見届けた]

(319) 2014/09/13(Sat) 21:06:48

親衛隊員 レト

― ??? ―

ぅ、・・・・・・。

[男が意識を取り戻したのは、それから数日後のこと。
 緩慢に瞼を開けば、真っ先に目に飛び込ぶのは見知らぬ天井。
 幾度か瞬いてから身体を起こそうとするも。]

 ―――っ!

[その瞬間身体に激痛が走り、かすれた声でうめけば、誰かの声がした。]

(320) 2014/09/13(Sat) 21:06:49

語り継ぐ者 ローランド



 …………ここまで実力差があるとはね。

[虚勢を崩さずに終われたのは良かったのかどうなのか。
姿が見えなくなって一拍置いた後、男は構えを解く]

 …今のままでは駄目、か。

[死の覚悟をした後に拾った命。
だからと言って、幽鬼の言うように何もせず余生を過ごすことを是とはしない]

(321) 2014/09/13(Sat) 21:07:06

語り継ぐ者 ローランド


 だが、先ずは───

[やるべきことがある、と。
男は複数の黒紅の結晶を左手に握った。
城門前の確認を始め、王子ひかりを捜すために短距離移動を開始する*]

(322) 2014/09/13(Sat) 21:07:24

親衛隊員 レト

[その声の主は医者だと名乗った。
教えられたのは、浜辺に倒れており、ハールトの医院に収容され、今の今まで意識不明だったこと。
 全身打撲及び複数の箇所を骨折していること。

 そして、王都が陥落したこと。
 少なくとも王と第一王子は殺されているらしい、と。]

あ、ぁ……。

[今までの人生で最悪の報せ。
 男を支配するのは喪失感のみで、*涙すら出ない*。]

(323) 2014/09/13(Sat) 21:08:08

軍師 ベネディクト

 (あれは、鳥?)

[遙か空高く、陽の辺りに何かが見えた気がする。
鳥じゃない。なにか、もっと大きな――]

 ……うわあっ!? 

[急降下してきたそれは、近くにいた賊を踏みつぶす。]

 有翼馬ペガサス!? なんでこんな所に……

[同時に、ペガサスから飛び降りた金色の人影がもう一人の賊を切り払う。]

(324) 2014/09/13(Sat) 21:08:14

語り継ぐ者 ローランド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 21:09:27

軍師 ベネディクト

[そうして、気づいた時には既に事は済んだ後。金色の青年の手により賊は討たれたのだった。
ただひとりペガサスに潰されていた者だけは生きていたようで、捕虜にすることが出来た。]

 誰だか知らないが、助かったよ。
 礼を言わせてもらう。

[青年に頭を下げて、生き残った賊に向き合う。]

(325) 2014/09/13(Sat) 21:13:49

成り上がり者 ライナー

ふん、度胸があるやつだな。
まあお互い仲良くしようや。

おい。

[武器の事は一瞬気になったが、シェットランドの普通と思わせる態度が、気に入ったライナーであった>>307>>309

手を挙げ部下の一人に、目で合図して]

出口ぐらいは把握してある。
こいつに道案内をさせるといい。

[ライナーはよくわかっていた。使う側と使われる側ー
シェットランドは使う側だろう。

先ほどの馬鹿に態度とは一転して、真面目な態度を見せた]

(326) 2014/09/13(Sat) 21:13:58

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 21:15:11

【独】 語り継ぐ者 ローランド

/*
クレスのこと調べて抹消された人物っての気付くのは出来るかなー。
伝承時代のことだしなぁ。
資料はほとんど残ってない気が。
魔軍について史実から抹消された者がいる、と言うのは気付けるかも。

(-62) 2014/09/13(Sat) 21:15:42

成り上がり者 ライナー、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 21:16:33

灰鋼色の竜 ディルドレ、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 21:22:57

軍師 ベネディクト

 貴様ら、誰かに雇われているのだろう?
 雇い主の名前を言えば、解放してやってもいい。

[ふだん人の通らない山道で、護衛付きの人間をわざわざ襲撃するなんて賊の行動にしてはおかしい。もしやと思い聞いてみる。]

 ――そうか、この山道を通る者は全員襲って荷物を奪えと。
 雇い主はカスパー商会で間違いないな?

 ……よし、解放してやろう。

[予感は的中した。どこからか情報が漏れていたのだろうか。
とにかく、賊の後ろに回り縄で縛った手首に短剣を当てると――]

(327) 2014/09/13(Sat) 21:25:19

成り上がり者 ライナー

― 王城陥落数日後 ―

なんて広い城だろうねぇ…
数日かかるとはね。この国もなんだかんだいって潤ってたんだな。

[魔王に認められようと必死に探したが、王族は見つからず。
第一王子はすでに会った、シェットランドに仕留められていたと知ったのは話した後のことー

城内は探して不明な箇所があり、そこはどうしても入れなかった。王族しか知らない場所なのだろう。確か第二王子がいたはずだが…。

部下も一人もつけず、城内の地図を見ていると魔王の声が聞こえた>>273]

(328) 2014/09/13(Sat) 21:29:09

軍師 ベネディクト

[――"手首を"切り裂いた。]

 賊相手の約束を守るとでも思ったか?

[放置しておけば、すぐ出血で死ぬことだろう。]

 ……何か文句でもあるのか? 

[こちらを睨みつけていたのは、先ほど助けてくれた青年。
約束を守らなかったことが気に食わないらしい。]

(329) 2014/09/13(Sat) 21:30:59

馬賊の頭目 シェットラント

 そりゃどうも。

 おう、なンだかンだだでこっち来るしな。またオークに囲まれたら叶わんしな、仲良くしようぜ。

[囲まれたらめんどくさい。そんな態度であった。略奪は構わないといった。この兵たちだって自分にするときもあれば、自分が略奪をすることもあるだろう。するしないはともかくとして、そんな状態で仲良くもなにもあるのかはわからないが、互いにわかった上でのことだろう。
勝手にそう理解しておく]

 おお、結局親切してくれるのな。そいつぁありがたい。

[いきなり襲うことをしなかったならやっぱり話し合いが通じるのだな。呑気に考える。]

 オレはシェットラント。おたくは?

[目の前の軍人>>326が合図とともに示された案内役を確認しながら、一応程度に名前を聞く。
先程紅い人の名前を聞くのをすっかり忘れていたのを反省したからであった]

(330) 2014/09/13(Sat) 21:34:36

語り継ぐ者 ローランド

― 王都陥落数日後/王都 ―

[王城前の様子を確認すべく、男は最初に様子を窺っていた場所へと降り立つ。
そこに居たのは紅の魔人と王子の傍に居た一人のみ。
何をしているかまでは判別出来なかったが、それを確認する前に男の意識は直ぐに別へと逸らされた]


 ────あれは。


[王都の一画へと降り立つ巨体>>303
男はそれに見覚えがあった。
継承譜再編のために何度か話を聞きに行った、大森林に住む老竜。
あのように飛ぶ姿は初めて見たが、この地に住まう竜と言えば、彼の老竜しか思い浮かばない]

 何故彼女がここに。

[理由を察するには情報が足りなかった。
飛び立つ彼女の手に居る王子ひかりも男の眼には映らず。
屋根の上で飛び去る姿をただ見詰める]

(331) 2014/09/13(Sat) 21:37:02

語り継ぐ者 ローランド


 ……彼女には後で聞いてみるか。

[何かの異変を感じて降り立ったのならば、何かしらの情報を持っているかもしれない。
何より、彼女は旧くを生きる者だ。
交渉次第では知恵を貸してくれるかもしれない]

 …どこに飛ばされたのか、探知も難しそうだね。
 あれだけ不安定な魔力だったら、場合によっては遠くへ───

[先程幽鬼に見つかった以上、王都に長居は出来ない。
屋根上からの捜索を短時間だけ行った後、男は王都の外を捜すべく黒紅の結晶を砕いた*]

(332) 2014/09/13(Sat) 21:37:17

【削除】 死せる忠臣 クレステッド

― 王都陥落数日後 / 王都 ―
[ローランドに脅しをかけた>>308後、門を通って儀式の間へ戻った。
そして急ぎ、城門前にいる主のもとへ向かう]

……ギィ様!

……申し訳ありません、あの者を追えず……!
………?

[跪き、頭を垂れ。第二王子を追えなかったことを心から詫びようと……すれば。
見知らぬ緑髪の男が恍惚としたような表情で主を見上げているではないか>>301。]

……ギィ様、この者は一体?

[クレステッドと言えど、この場で何が起きたかなど推測できるはずもなく。新たに配下となったものだろうか。それにしては様子がおかしいが……。
と考えこむのを止め。まずはそのまま報告をすることに]

2014/09/13(Sat) 21:38:45

軍師 ベネディクト

[彼の意見を聞いて、思う。]

 甘いな。よくもまあ、そんなお人好しに育ったものだ。
 まあ、いい。腕の立つ君に依頼がある。
 
 この役立たずどもに代わって、僕を王都まで護衛して欲しい。
 報酬は十分な額を出そう。どうだ?

[青年に護衛を依頼する。気は進まないが、仕方がない。
その彼の方も、護衛を引き受けてくれたようだが――]

 ……なんだ、まだ文句があるのか!
 言いたいことがあるならはっきり言え!

(333) 2014/09/13(Sat) 21:39:32

死せる忠臣 クレステッド

― 王都陥落数日後 / 王都 ―
[ローランドに脅しをかけた>>308後、門を通って儀式の間へ戻った。
そして急ぎ、城門前にいる主のもとへ向かう]

……ギィ様!

……申し訳ありません、あの者を追えず……!
………?

[跪き、頭を垂れ。第二王子を追えなかったことを心から詫びようと……すれば。
見知らぬ緑髪の男が恍惚としたような表情で主を見上げているではないか>>301。]

……ギィ様、この者は一体?

[クレステッドと言えど、この場で何が起きたかなど推測できるはずもなく。新たに配下となったものだろうか。それにしては様子がおかしいが……。
と考えこむのを止め。まずはそのまま報告をすることに]

(334) 2014/09/13(Sat) 21:40:05

軍師 ベネディクト

[それから帰るまでの間、お互いの考え方について口論を交わして。
それなのにどうしてだか仲良くなって、お互いのことを理解し合い。
青年が隣国の王子だと知った時には驚いたりもして。

そうして、僕は彼の人となりに、器に惹かれたのだ。

そう、僕はこの日、太陽の光に出会った――]

(335) 2014/09/13(Sat) 21:40:09

成り上がり者 ライナー

くあわばら、くわばら…

[魔王の声には反応せず、直ぐ様に隠れて魔王ともう一人の少年の様子を伺っている]

あちらさんも、やるもんだねぇ
さて何処に飛ばされたのやら…

[厄介なことになりそうな予感があり、その場を後にする。
誰が味方になろうが、敵になろうが関係ないー

あるのは己の野望のみー*]

(336) 2014/09/13(Sat) 21:40:10

死せる忠臣 クレステッド

ギィ様。先ほど、ネストルの子孫と思える者を見つけました。名はローランドと。
しかしネストルと比べれば、その力は比べるべくもありません。命の危険を感じさせて追い払いました……きっと、我々への恐怖を人間どもに伝える役と立ってくれましょう。

そして……申し上げます、ギィ様。
この場から去っていった、転移魔法で逃げたあの者達……
こうまで不安定な力の流れ。
スキーアであれば追いつけるやも知れませぬが……あれに無理というのであれば、恐らく、今の我が軍に追いつける者はおらぬかと。

[真剣な様子でそう報告し、一つ付け足す]

「儀式の間」の全ての装置が起動すれば、あるいは。

[少なくとも現状では、儀式の間の力をもってしても、追うことは出来ないと明言した*]

(337) 2014/09/13(Sat) 21:41:22

軍師 ベネディクト

― 過去・転移後のどこか ―

 ――ッ!

[一瞬とも永遠ともとれる転移の煌き。
そうして気づいた時には、どこかの森の中にいた。]

 ……ここ、は……?

[全く見覚えのない場所。おそらく、転移が正しく動作しなかったのだろう。]

(338) 2014/09/13(Sat) 21:44:17

死せる忠臣 クレステッド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 21:44:34

軍師 ベネディクト

 そうだ、カレルは……!

[どこに飛ばされたかは分からない。
けれど、彼も近くに転移している可能性がある。]

 カレルー!いたら返事をしてくれー!

[何度も呼びかけてみるが、返事はおろか人の気配もない。]

(339) 2014/09/13(Sat) 21:47:03

【独】 死せる忠臣 クレステッド

/* あ、そういえば >>261 「二人」じゃなくて「三人」ですね
 灰で突っ込まれてそうな気がしてガクブルです
 なんでエディとベネディクトとカレルちゃんと認識してたのに「二人」って思ったんだろう……。

 それとローランド追い払うコジツケは我ながら苦しいなあと思いました。
 でも堅物のこの子だと殺しに行っちゃうんだもん……!あーでも理由つけしないと追い払えなかったのであんな形に。うう、魔王さまの怒る姿が目に浮かぶ。展開上は強く諫めないと思うけど、普通に考えたら怒ると思うw

(-63) 2014/09/13(Sat) 21:47:48

【独】 語り継ぐ者 ローランド

/*
えっ、ベネ君そこどこwwww
何かに襲われるかも、と言ってたし、そこまで待つべきかな。

(-64) 2014/09/13(Sat) 21:49:01

軍師 ベネディクト

 ……くそっ!

[完全に別の場所に飛ばされたらしい。
カレルは、そしてエディは大丈夫だろうか。]

 とにかく、まずは場所を把握しないと。
 少し周囲を歩いてみよう。

[なにか目印のようなものでもあればいいのだけれど。]

(340) 2014/09/13(Sat) 21:51:58

灰鋼色の竜 ディルドレ、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 21:54:16

成り上がり者 ライナー

ふふ、親切ねぇ
利害の一致ってやつではないのか。

[冗談で返して>>330]

シェットランドか。俺はライナーだ。
よろしくな。

[面白い男だと興味は持ったが、それ以上の事は聞きはしなかった。

手を挙げ微笑んで、その場は別れたのかもしれない。
次会うことがあったなら、ゆっくり話はしてみたいものだ*]

(341) 2014/09/13(Sat) 21:54:34

軍師 ベネディクト、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 21:57:49

【独】 語り継ぐ者 ローランド

/*
森……あれは、森?w
岩山の北にある黄緑の辺り、かな。

まぁてきとーにいこうw

(-65) 2014/09/13(Sat) 22:01:03

語り継ぐ者 ローランド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 22:02:18

成り上がり者 ライナー、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 22:08:29

馬賊の頭目 シェットラント

 それもそうだな。

 ライナーな。おーけーおーけー。
 あ、何か欲しいもので手に入るものなら持ってきてやるよ。当然もらうものはもらうけどな。

[彼がどのような地位のものか知らないが、こうして誰かを率いている以上相応の何かなのだろう。利害の一致は間違いはない。とライナー>>314に倣って笑みを零す]

 そンじゃーまたな。

[その時彼が探していたものを自分が討っていたとは知りもせず、案内役に従って城を出ていく。
最も自分は魔軍の中であってもあくまで取引相手、競争相手という意味では外れた存在であったのが彼にとって不幸であったか幸福であったのかは定かではない*]

(342) 2014/09/13(Sat) 22:09:05

シェーンバルト王国王子 カレル

− 陥落数日後・ジルヴァーナ郊外 (回想) −

[エトヴァルトが命を傾けて行った転移魔法。
不安定な魔法が、祈りが、運命が、カレルとベネディクトを別れ別れに逃れさせた。

術の結果、カレルが自らを見出した場所は王城からはいくらか外れた場所であったが、程なく魔軍に包囲された。]


  おまえら、  なんかに…


[剣もなくし、拾った木の枝を構えつつ涙目で睨みつけるカレルの上へと、不意に巨大な影が落ち掛かり、鱗に覆われた長い尾が結界のごとくカレルの回りに円を結ぶ。]

(343) 2014/09/13(Sat) 22:10:31

馬賊の頭目 シェットラント、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 22:10:36

シェーンバルト王国王子 カレル

 
  古の竜──!!


[不思議な懐かしさがこみ上げて、涙の温度がふわりと変わった。]

(344) 2014/09/13(Sat) 22:11:49

ダークエルフ ヴェルザンディ

― 王都陥落数日後:王都 ―
[目的の人物の方を辿れたのは、単純に運が良かったと言えよう。
残滓を利用したため精度が著しく劣る転移は、第二王子の転移先からは大分ずれてはいた。
だが、その居場所は一目で知れた。

天空の覇者、古竜の巨躯を見逃すものなどそうはいない。

そして、それが掴んでいるのは自分が追っている人物だった。
>>303 オークやゴブリンがまとわりついている間に、疾走し一気に距離を詰める。
>>304 竜が地を蹴ると同時]

 逃がさない!!

 ―――我が声に応えよ その黒き腕で深淵を穿て!

[魔鏡を水平に、手を触れながら闇の精霊を3体召喚する。
一時的に現に実体を与えられた闇の下級精霊は、術者の示した通り竜を落とすべくその翼めがけて飛んで行った。]

(345) 2014/09/13(Sat) 22:12:53

シェーンバルト王国王子 カレル

[「お前、生きているかい?」と、人間の言葉で問われたことに驚きつつ、カレルは拳を掲げる。]


   ── 死んでたまるか!


[「死にたくない」でも「生きている」でもなく、突きつける意志。]

(346) 2014/09/13(Sat) 22:13:01

シェーンバルト王国王子 カレル

[竜もまた、ギィと同じく英雄王の名を口にし、「お前の身柄は一端、あたしが引き受けよう」と爪を差し伸べた。
ディルドレと名乗った竜へ、カレルもまた身ひとつで名を名乗る。]


 ──俺はカレル。   

     ってててててて…!


[舞い上がる負荷に、ギィに痛めつけられた身体が悲鳴を上げるも、ペガサスの飛翔より高い位置からシェーンバルト王国を眺めおろしたカレルは、その惨状に唇を噛み締めた。

魔物はいたるところにいた。]

(347) 2014/09/13(Sat) 22:15:46

シェーンバルト王国王子 カレル

 
[それから2年、カレルの消息は途絶える。**]
 

(348) 2014/09/13(Sat) 22:16:11

ダークエルフ ヴェルザンディ、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 22:16:44

シェーンバルト王国王子 カレル、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 22:17:40

親衛隊員 レト

[医者が出て行き、一人きりになった病室。
 男はしばらくぼんやりとしてた。

 恐らくは、親衛隊の同僚も、親衛隊長である父も、王都に住んでいた家族も、生きてはいないだろう。
 そして何より、王族を守るという親衛隊の職務を果たせず、自分は生き残ってしまった。]


[ああけども。]

(349) 2014/09/13(Sat) 22:22:35

親衛隊員 レト



       ――――カレル王子。

 

(350) 2014/09/13(Sat) 22:23:50

馬賊の頭目 シェットラント

― 王都陥落の日:アジト ―

[案内役によって無事外にでて、馬に乗り複数あるアジトの内の一つ、王都の南の山間部へと戻る。
今日は色々あった。色々…色々…]

 あれ、いつもとあンまかわらねー?

[ただ狩の対象が変わったり顧客が変わったりしたが、根本的な変化を見いだせてはいないが、まあいい]

 新しく生活できそうなンだぜ。とりあえず今飼ってる人間は全部詰め込んでつれていけ、後オレらにとっていらない武器防具や、ついでに奪っちまったものの中に色々あったろう。売りさばく。

[今まで足が着くだとかで奪ったはいいが、持ち出せなかったものなどを放てる先ができたのだから気楽なものだ]

(351) 2014/09/13(Sat) 22:24:43

親衛隊員 レト

[かすれた声でつぶやいたその名は。
 喪失感に漂っていた男に射し込む、希望と言う名の光芒。]
 
[あの、奔放だけども、人を惹きつける魅力にあふれている様に思えた、隣国に留学中の第二王子。
 恐らくは、もう既に隣国にもこの状況は伝わってる筈。
 何も事を起こさないわけはないだろう。

 まさか、たった3人で王都へ乗り込んだなどと知らぬまま、男はほんの僅か口元を緩めた。]

(352) 2014/09/13(Sat) 22:26:33

語り継ぐ者 ローランド

― 王都での騒動から数日後 ―

[男が先ず捜索の手を伸ばしたのは魔物が溢れる洞窟方面。
万一魔物の群れの中に放り込まれてしまっていたら、と危惧したのがその理由。
しかしそれは杞憂に終わり、次いで王都以南へ捜索の手を移した。
王都からカトワール、カトワールからハールト。
その道程を転移魔法ではなく徒歩で行ったため、その間数日の時が流れてしまう]

 街に噂は無し……街道でも見かけた様子は無い。
 となると……どこかに迷い込んだか。

[ハールトでの休息の後、男は捜索の当たりをつけて再び平原へと出た。
シェーンバルトは国土の約半分が岩山や森に覆われている。
広大であるその場所に迷い込んだなら、外へ出るには苦労するだろう。
探し出すにも骨が折れそうだと思いながら、男はハールトからカトワールに向かう途中にある森へと足を踏み入れた]

(353) 2014/09/13(Sat) 22:29:26

語り継ぐ者 ローランド

[鬱蒼と茂る森は今の国の暗さを思わせるよう。
森に魔が入り込んでいる可能性もあるため、男は慎重に歩みを進めた]

 ……………?

 これは。

[森の奥に進めた足が止まる。
そこにあるのは誰かが居た痕跡。
魔のものとは思えない、人の痕跡だ]

 誰か、居るのか。

[賊の可能性もあったが、王子である可能性も捨て切れなかったため、森の奥に向けて声を投げかける。
一度の呼びかけで返らないようなら、更に歩を進めて声を投げかけ続けた]

(354) 2014/09/13(Sat) 22:29:39

語り継ぐ者 ローランド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 22:32:39

親衛隊員 レト、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 22:33:02

馬賊の頭目 シェットラント

[自分たちが賊活動をしていたことは知っていることだろう。だから捕えた難民はすぐに吐き出す必要はあるが――]

 それと、おそらく難民がまだどっかにいるとおもうンだよ。
 ここらでよ、人が潜んでくらせそーな場所。探せ。

[そちらはまだすぐには売らない。使い道があるかもしれないからだ]

 探すだけだ。捕まえなくていい。

 後、ゴブリンとコボルト。あれをひとまず攫うぞ。

[狩るではなく攫う。と方針を着々と決める]

(355) 2014/09/13(Sat) 22:33:18

馬賊の頭目 シェットラント

 そういや、第一王子さンが身に着けていた鎧あったな・・・あれは置いとけ。しょーじき売れるかわからンしな。ハールト辺りで捌くか

[あの鎧を身に着けたら、めった刺しにされそうだもの。そんなもの好き好んで買わないだろう。そんな視点しかもっていない...はとりあえず蔵におく。
剣は鋭いだけだし鞘に紋があるし鞘だけ変えればいいか?などなど考える。

新しい王が生まれようとも、彼ら馬賊には大した変化はなく

そして翌日には、ボロ馬車に拘束された人間や売れそうな品々を積んだ馬車とともに王都へといまいちど向かうのであった**]

(356) 2014/09/13(Sat) 22:33:46

軍師 ベネディクト

― 数日後 ―

[歩けど歩けど道らしきものも見つからず、迷い続ける。
果ては、最初に自分が飛ばされた辺りに戻ってきてしまった。
このまま森を彷徨い続け、野垂れ死ぬのかもしれない。
そんな絶望が頭をよぎる。]

 ……まだ、まだ歩ける。
 生きているうちは、諦めるものか。

[木の実で飢えに耐え、果実で乾きを凌ぐのもそろそろ限界が近い。
早いところ、道か川でも見つけなければ。]

 ……?

[いま、人の声が聞こえた気がする。]

(357) 2014/09/13(Sat) 22:38:23

馬賊の頭目 シェットラント、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 22:39:20

軍師 ベネディクト

[こんな森にまで人がやってくることがあるのだろうか。
警戒すべきか否か。少し悩んだ末に、こちらも返答してみることにする。]

 おーい!こっちだー!

[人であれば良いのだけれど、もし人ならざる者であれば応戦するしか無い、と。
杖代わりにしていたクロスボウに矢弾を込めておく。]

(358) 2014/09/13(Sat) 22:44:14

魔王 ギィ

― 王都陥落数日後・城門前 ―

[契約は為され、魔王は一つの闇を手に入れる。>>301
槍を抜き、治療師の手に彼を委ねるころ、
傍らに、腹心たる幽鬼が現れる。]


 ああクレス。
 おまえも、ごくろうだったな。

[独自に別の鼠を追っていたらしき様子に、
まずは労いの言葉を掛ける。]

(359) 2014/09/13(Sat) 22:48:38

魔王 ギィ


 ん? ああ。
 これは俺の跡を追うものだ。

[新しく配下となった青年を軽く紹介する。
そういえば名前も聞いていないことを思い出したが、些細なことだ。
腹心の意識が青年から報告へと移れば、それに応じる。]


 ネストルの子孫? …あいつか。
 あれは単なる道化だろう。
 俺の復活に役立ったことが、今はあれの最大の功績だ。

 未練がましくうろついているようだが、
 おまえの脅しでおとなしくなるなら、奴も命永らえようがな。

(360) 2014/09/13(Sat) 22:48:56

魔王 ギィ

[ネストルの子孫については、それ以上の関心を持たない。
だが第二王子の行方に話が及べば、氷山を溶かしたような色の瞳に青白い炎が走る。]


  クレス。
  俺が、「探せ」と言っているんだ。


[反問は許さない。
視線に込められた圧が、次の瞬間には霧消する。]

(361) 2014/09/13(Sat) 22:49:09

魔王 ギィ


 まあいい。
 いずれ、あのような不安定な転移魔法では
 遠くまでは逃れ得まい。

 あるいは空へ放り出されるか、地へ埋まるか。
 無事とは限らないだろうよ。

[軽い調子で可能性を並べる言葉が、
途中で途切れた。]

(362) 2014/09/13(Sat) 22:49:24

魔王 ギィ

[遠い空へ向いた視線が、険を含む。
これだけ距離を置いていても分かる重圧。
太古よりたゆまず時を重ねてきた神獣の、
恐るべき存在感が、魔王をも振り向かせる。]


  竜までしゃしゃり出てきたか。

 ……… 厄介だな。

[かつて自分とあいまみえた竜だとまでは気づかず、ただかの神獣の力を憂う。]

(363) 2014/09/13(Sat) 22:49:40

魔王 ギィ


 クレス。
 俺の力はまだ万全ではない。

[すでにわかりきっていることを、改めて口にする。]


 儀式の間のすべてを動かすためにも、
 生贄が必要だ。
 大量に。

[それは現状確認であり、意思であり、命令でもあった。]*

(364) 2014/09/13(Sat) 22:49:56

【独】 軍師 ベネディクト

/*
ベネディクトくんの無人島樹海0円生活
……は、企画倒れですね。

ちなみに、ロードとの出会い回想でやったことの元ネタは、三国時代の名軍師である賈[言羽](カク)の逸話に基づいてます。
そう、ベネディクトの苗字は彼と姓と字から貰ってるのです。

(-66) 2014/09/13(Sat) 22:50:35

語り継ぐ者 ローランド

― 数日後/森 ―

 ───!!

[確かに聞こえた、応答の声>>358
声からして若いと判じ、王子の可能性を高くする。
それでも警戒は怠らず、声のする方へと足を進めて]

 ……、 君は───

[木々の合間から姿を現し、声の主を見て男は瞠った。
明らかに王子ではない。
けれど、その姿に見覚えがある。
記憶を手繰り寄せながら、相手の手に矢弾が装填去れているのに気付くと、男は害意がないことを示すために両手を顔の横へと挙げた]

(365) 2014/09/13(Sat) 22:53:28

語り継ぐ者 ローランド


 敵対する気は無いよ。

 ……君、カレル王子と共に居た子だね。

[確認するように声を投げかける]

(366) 2014/09/13(Sat) 22:53:36

軍師 ベネディクト

[木々の合間から現れた男は人間のようで、賊にも見えない。
助かったかもしれない、と安堵するが]

 ────!

[彼がカレルの名を口にすれば、警戒を強め。]

 カレルと僕を知っているのか。あんたは、いったい…

[そこまで口にしたところで、ふらりと前へ倒れこむ。]

 み、水……

[体力が限界だった。]

(367) 2014/09/13(Sat) 23:02:33

魔王 ギィ

― 千古の記憶 ―

[竜を目にしたことで、記憶がいっとき過去へと飛ぶ。
主観的には、たかだか数年前のこと。

あの時まで、戦いは優勢に進んでいたのだ。
あの時までは。]


  ─── 竜だと…!

[軍を端から蝕むように動揺が走る。
見上げる視線の先には、青銀色あおみづがねの煌めく巨躯。>>86]

(368) 2014/09/13(Sat) 23:03:11

魔王 ギィ

[炎に焼かれ、崩れたつ軍勢。
雪崩れを打って逃げ出す魔物の中央に、
竜の背より飛び降りる一つの影。

それ自体が光を宿しているように見えた金の髪。
手に持つ刃の、眩いほどのきらめき。]


 貴様は───

[自らも、炎噴き出す剣を手に駆ける。
生涯の宿敵と、今度こそ雌雄を決せんがために。

───記憶は、いつもそこで途切れる]*

(369) 2014/09/13(Sat) 23:03:31

灰鋼色の竜 ディルドレ

― 王都陥落の数日後・王都 ―

[>>346若い王子の返事を聞いて、竜は満足したように目を細めた。
王気に満ちた光は輝きを放っている。
これなら手をかける意味もありそうだと、竜は王子をその手で囲う。]

カレルか、短いがいい名だ。
ふむ、怪我をしているようだね?
治療を――

[空に一度身を置いてすぐ、大気の力を借り術を施そうとしたが、紬の言葉をかけるよりに背後に殺気を感じて首だけが背後を見る。]

(370) 2014/09/13(Sat) 23:04:33

灰鋼色の竜 ディルドレ

[>>345幽鬼のようにこちらに向かって飛んでくる闇の精霊の、そのさらに奥にいた術者である男の姿を目にし、少しだけ目を開くとまた細めた。竜は男の事を記憶していた。]

久しいな小僧……いやヴェルザン。
悪いがこの子は譲れない。

[言葉は遠く離れたこの場からは聞こえないだろうが。
竜はそのまま離れようとするが、放たれた闇の精霊の速度は早く、纏わりつくように竜の翼を狙っていた。
それ一撃一撃は致命傷にはなり得ぬものの、老いた龍には煩わしく何より今は手の中に光がある。]

鬱陶しいねぇ…

(371) 2014/09/13(Sat) 23:05:45

灰鋼色の竜 ディルドレ



小物如きに劣ると思うか!


[身体を捩じり大口をあけて、放つは炎を纏うブレス
巻き込んだ精霊を溶かした後、竜はその殺意の先を、地に残る術者へと向けた。]


潰えよ!!


[咆哮に大気がうねりを上げて収縮し、竜の力へと変換されてゆく。
ヴェルザンの頭上に、火球に包まれた岩が雨のように降り注いだ。]

(372) 2014/09/13(Sat) 23:06:22

灰鋼色の竜 ディルドレ

[そうして追撃を退けた後、竜は速やかに住処へと戻る。
それから二年の間、竜もまたその身を森の奥、より強く閉ざされた結界の中へと潜めた*]

(373) 2014/09/13(Sat) 23:12:15

語り継ぐ者 ローランド

― 数日後/森 ―

[王子の名を出したことで強まる警戒>>367
無理も無いと思うのも刹那]

 あ、おい。

[前へと倒れ込むのに反射的に手が伸びた。
未だ距離があるために支えることは出来なかったが、急いで倒れた傍へと寄る]

(374) 2014/09/13(Sat) 23:15:32

語り継ぐ者 ローランド


 あれからずっとここで過ごしていたのかい?
 さ、水だよ。

[四散してから数日が経つ。
この森ではそれも仕方が無いかと思えど、良く生きていたものだと感心もした。
男は自分用に携帯していた水袋を青年へと差し出す]

(375) 2014/09/13(Sat) 23:15:40

語り継ぐ者 ローランド


 …君達が魔人へと挑むのを見ていた。
 尤も、その後私も襲われ全ては見ていないが。

 私の名は……長いのでローランドと呼んでくれ。
 魔の蔓延る現状を打開すべく王子を捜している。

[一呼吸置いた後、倒れる前に問われたことに対する答えを青年へと向けた]

(376) 2014/09/13(Sat) 23:15:52

魔王 ギィ


 また厄介なことになったものだ。

[腹心の言葉を待つまでもなく、追跡が難しいことは理解していた。そこに竜まで現れたとあれば、第二王子を捕える子はほぼ不可能だろう。]


  ……… 戻るぞ。

[不機嫌を隠すこともせず、居城と為したジルヴァーナ城へ足を向ける。]


 今は預け置く。
 いずれはすべてを手に入れてくれよう。

[竜が飛び去るのを見送ることなく、心のうちを吐き捨てた。]

(377) 2014/09/13(Sat) 23:16:45

魔王 ギィ

― 2年後:王都ジルヴァーナ ―

[魔王が封印より目覚めてから2年の後。
シェーンバルドの大地のほとんどを、魔王は掌握していた。

惜しむらくは、ハールト攻略に際して、
多くの人間を取り逃がしたということと、
港にあった船のほとんどを持ち去られたということ。

もっともどこへ逃げようともすべての人間はいずれ自分の前に跪くことになるであろうし、船ならばジルヴァーナにあるものを使えばしばらくは事足りる。
些細なことだった。]

(378) 2014/09/13(Sat) 23:18:08

魔王 ギィ

[もっとも、かつて取り逃がした第二王子がハールトに現れたと聞けば地団太を踏んだだろうが、幸か不幸かまだその報告は魔王の耳に入っていない。]

(379) 2014/09/13(Sat) 23:18:22

魔王 ギィ

[配下となる者もまた、順調に増えていた。
最初に地下より解放した魔物たちに加えて、
辺境に隠れ住んでいた魔物も恭順している。

またライナーやシェットランドなどが代表するように
人間の中からも自ら配下に加わるものたちがいた。

かつては自分もそうだったと心が一瞬追憶に飛ぶ。
力に飢えていたあのころ。
煮え切らぬ同朋たちに愛想をつかしたあの日。]

(380) 2014/09/13(Sat) 23:18:41

魔王 ギィ

[頭を振って、思考を実務へと戻す。
コボルトやゴブリンといった連中は
数も問題なく増えている。
人間もむやみには殺すなと命じてある。
これも労働力としては使えるだろう。

ただ、オークやさらに上の強力な魔物に関しては
数も少なければ、そうそう簡単に増やせるものでもない。

儀式の間の機能を強化できれば
多少まとまった数での召喚も可能になるだろう。
完全に解放できれば、自分の力もまた戻るはずだ。
やはり、そちらが最優先かと判ずる。]

(381) 2014/09/13(Sat) 23:18:58

魔王 ギィ

― 王城・玉座の間 ―

[魔王の居城となったジルヴァーナ城は、外観の美しさは変わらぬものの、各所に悪魔的な装飾が付け加えられて威圧的な雰囲気を増していた。
凝り性のコボルトたちに装飾を任せたからか、彫刻の数も調度類も増えている。

玉座の間には魔王の武威を示すタペストリーが飾られており、玉座もより豪奢ふかふかに作り替えられていた。
玉座の背もたれに、あのときうっかり永続召喚してしまったコカトリスを止まらせて、魔王はここから日々、配下のものたちに命令を下している。]

(382) 2014/09/13(Sat) 23:19:39

【独】 親衛隊員 レト

/*
さて、後1時間だけどどうすっかなぁ。
これ、下手したら今日中に合流しそびれるな。

(-67) 2014/09/13(Sat) 23:23:07

【独】 語り継ぐ者 ローランド

/*
…………
[ギィのptを見た]
[時間を見た]
[投げるべきか悩んだ]

あと30分なら大丈夫かなぁ。

(-68) 2014/09/13(Sat) 23:26:03

ダークエルフ ヴェルザンディ

[>>371 闇の精霊は多少の足止めに成功したらしい。
だが、垂直距離は大きく、300年程度の時を経ての再開の言葉は、聞くことはできなかった。
あのと頃は違う、互いに殺気を向け合う再会。
闇の理に染まる妖精が浸る感慨を持ち合わせているわけもなく。]

 邪魔をするな、老い耄れ!
 あのまま大人しく朽ちるを待てば良いものを!!

闇の精霊の制御をおこないつつ、次の術式の準備をしようとした矢先。
>>372 老いたとはいえ、竜は竜。
闇の精霊を火炎が飲みこみ、そして自身の頭上に燃える岩が降りそそぐ。]

 ……ッ忌々しい

 水の精霊よ、冷たき帳で我が身を守…―――ぐ、ぁああああ!!

[到底回避しきることなど不可能と見て、どうにか成功した水精霊の加護の詠唱も、竜の火炎を防ぎきることはできなかった。
燃え盛る岩に顔面を庇った腕を、胴を打たれ、悶え転がる。]

(383) 2014/09/13(Sat) 23:27:05

ダークエルフ ヴェルザンディ


 ―――ああ、やっぱり…、殺しておくんだった。
 ……そいつを、そいつを…おいていけ…!!…そいつはっ贄…

[苦痛に呻きながら、身を挺して守った魔鏡から闇の槍を放つ。
だが、それが大きく羽ばたく竜に届くことはなく。
結果を見届ける前に、意識は闇に飲まれた*]

(384) 2014/09/13(Sat) 23:27:20

魔王 ギィ

[この日も居並ぶものたちを前に、指示を飛ばしていた。]


 ライナー。

[呼んだのは、このところの侵攻戦で目覚ましい働きを見せている人間だった。
戦に出るたびに、有力な騎士たちの首級を上げて帰る。

もしかすれば、それはゴブリンあたりから巻き上げたものだったかもしれないが、そんな些細なことに魔王は頓着しなかった。
自分に対して力を示して見せることこそが、何よりも重要なこと。]

(385) 2014/09/13(Sat) 23:27:28

魔王 ギィ


 貴様にハールトを任せる。
 守備隊を指揮し、彼の地を掌握せよ。

[それは功に応じての任務だった。
成功すれば、彼の実力が確かだというもの。
これが彼にとっての試金石となるだろう。]

(386) 2014/09/13(Sat) 23:27:40

ダークエルフ ヴェルザンディ

[それから2年。火傷と傷が癒えた後、カレルの行方を追い続けるも、見つけることはできなかった*]

(387) 2014/09/13(Sat) 23:29:12

軍師 ベネディクト

 ああ、ありがとう……。

[渡された水を一気に飲み干せば、なんとか力も湧いてくる。]

 ……見ていた?あの場にいたのか。 
 そしてカレルを探している、と。

[はっきり言って、このローランドと名乗る男を信じていいのかは分からない。本当のことを言っているのか嘘をついているのかも。
ただ、とにかく今は彼のいうことを信じるほかはないと思った。] 

 僕はカレルの友人で、ベネディクトと言う。
 改めて、助けてくれて感謝するよ。

[それから、どういう経緯で魔人と戦うことになったのかを一つ一つ説明したことだろう。]

(388) 2014/09/13(Sat) 23:29:35

【独】 魔王 ギィ

/*
ああ、ヴェルがぼろぼろになってる…
助けに行きたい…っ

(-69) 2014/09/13(Sat) 23:29:38

【独】 魔王 ギィ

/*
更新までにやるべきことはだいたいやったので休憩…
とか言ってると、また寝そうだ

(-70) 2014/09/13(Sat) 23:32:01

血晶術師 エディ

― 王都陥落数日後・城門前 ―

[その気配>>334を感じたのは、身を穿った槍が引き抜かれ、治療師の手に委ねられた頃。
半ば途切れつつある意識は、現れた存在をはきと認識できず、気だるげに瞬きながら簡素な自身の紹介を聞いて。

二者の間で交わされる言葉を遠くに聞きつつ、程なく、立て続けの術行使と失血による心身双方の限界に達し──意識を、落とした]

(389) 2014/09/13(Sat) 23:32:18

血晶術師 エディ

[それから、どれだけ眠っていたのかはわからない。

引き出された闇に飲まれるが如き、深い眠り。

取り巻く闇に沈んだ意識は、別れ際のカレルの訴えを、深淵へと置き去りにして──]

(390) 2014/09/13(Sat) 23:32:23

血晶術師 エディ

― 闇の覚醒より数日後:王都ヘルグリューン邸 ―

[意識が戻り、身体が動かせるようになった後。
真っ先に向かったのは、自身の家だった。

己が在り方を認めつつ、けれど、まだ諦めきれていないもの──血縁の行方を辿りたくて。
けれど、どこから辿ればいいかわからないから、そこ以外に訪ねる宛はなく]

 …………。

[やって来たその場所には、相変わらず人気はなく。
これは、完全に諦めて断ち切るべきか、と思った矢先──肩の毛玉が、ふるる、と身を震わせた]

 ……パッペル?

(391) 2014/09/13(Sat) 23:32:30

血晶術師 エディ

[どうした、と問おうとした時、庭の隅から肩に掴まるのとよく似た、けれどそちらよりも煤けた毛玉がふわころり、と転がって来た]

 ……リンデ!

[とっさに名を呼び、そちらに駆け寄って掬い上げる]

 リンデ、お前だけ?
 姉上は、どうした……!?

[問いかけに、煤けた毛玉はきゅ、と短く鳴いて。
直後、脳裏に広がったのは──あの日、毛玉が目の当たりにした光景]

(392) 2014/09/13(Sat) 23:32:34

血晶術師 エディ

 ……なに。
 なん、だよ、これ……。

[見えたのは、魔物の強襲に対し、それまでは使う事なかった魔術を用いる父と。

自らの血を用い、術を用いるその姿を、恐ろし気に見つめる住人たち。

その場でなされていたやり取りは、届かない。

ただ、一つだけ、理解できたのは。

護るために振るった力、それを恐れた『人』が、父と姉を殺めた、という事実。

それだけ]

(393) 2014/09/13(Sat) 23:32:41

血晶術師 エディ

 ……は……。

[その場に生じた静寂を破ったのは、青年自身の漏らした声]

 ……なに、これ。
 こういうのも、あり、なわけ……?

[手の中の煤けた毛玉はもう動かない。
肩の上の白が悲し気にきゅう、きゅう、となく声も、遠い]

 これ……ほんと。
 なん、にも……。

(394) 2014/09/13(Sat) 23:32:45

血晶術師 エディ

 ……護るための魔術の研究、とか。
 何にも、意味なんて、ない、だろっ……!

[ヘルグリューンの家の務めは、守護。
国を、王家を、そして多くの人々を。
護るために、この地にあり続けた。
それを、その護るべきもののひとつが否定したというならば]

 ……そのための、力なんか。
 二度と……求め、ない。

[振り絞るような声音が紡ぐのは、訣別の宣。

──微かに残っていた光を、自ら打ち砕き、闇となる、と。

それと共に、捨てたものがひとつ。
それは親しい者にのみ許していた『エディ』という自身の呼び名。**]

(395) 2014/09/13(Sat) 23:32:49

語り継ぐ者 ローランド

― 雌伏の時/大森林 ―

[様々な出来事からしばらくして、落ち着かないまでも少しばかり余裕が出てきた頃。
男はとあることを確認するために大森林へと足を踏み入れた]

 ディルドレ老。

[数日森の中を進み、老竜の住まう結界の前までやって来る。
男は先ず、結界に触れることなく老竜を呼び、訪問の合図を送った。
それから薄桜の結晶を取り出し、指先で結界へと押し付ける]

 我、封の術師の血を引く者
 我希う 界結ぶ扉開かんことを
 悠久の友を我に引き合わせ給え

[呪を紡ぐと薄桜の結晶は溶けるように結界へと染み込んだ。
しかし以前よりも強固となった結界は直ぐには口を開かず]

(396) 2014/09/13(Sat) 23:33:13

語り継ぐ者 ローランド


 ディルドレ老、聞きたいことがある。

[結界を通じて伝わるよう、声を再び投げ入れた*]

(397) 2014/09/13(Sat) 23:33:23

魔王 ギィ、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 23:41:09

【独】 軍師 ベネディクト

/*
ちょ、ちょっと待って。この後ハールト行ってレトと会うじゃん?故郷に戻って情報収集するじゃん?ハールト撤退戦やるじゃん?再会&義勇軍の下地やるじゃん?
全部やれる時間あるか…!?

(-71) 2014/09/13(Sat) 23:42:39

語り継ぐ者 ローランド

― 数日後/森 ―

[水を飲み干した青年>>388が紡ぐ言葉に相槌を打ちながら聞いた]

 そうか、留学先から……。
 大方の経緯は分かった。

 …それで、君はこれからどうするんだい?

[王子の友と名乗る青年──ベネディクトを見据え男は問う。
見つけた以上森から連れ出す心算はあったため、その行く先を決めるための問いだった]

(398) 2014/09/13(Sat) 23:43:26

【独】 魔王 ギィ

/*
喉が残り108ptだ。煩悩〜。

あと15分だとできて2発言程度なので、飴はいらないよー。
(灰で言っても無意味)
むしろ使い切るのを考えるけれども、昨日夜更かししすぎて眠いので今すぐにも寝たい。

(-72) 2014/09/13(Sat) 23:43:56

語り継ぐ者 ローランド、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 23:45:19

親衛隊員 レト、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 23:50:35

軍師 ベネディクト

 もちろん、カレルを探す。

[即答。考えるまでもないことだった。]

 ……けれど、今の僕には力がない。
 自分の足で探すというのも、たかが知れている。

 だから、僕は一度地元に戻って情報収集をしようと思う。

[忘れられない、戦いの時に何も出来なかった無力感。
今はとにかく、自分にできる最善を尽くさなくては。
それに、カレルからの預かり物もあることだし、と。]

 そうすると、海路で帰るのが一番手っ取り早いのだけれど…
 ハールトは今どうなっているだろう?

[もしハールトまで占拠されているようなら、面倒にも陸路を使わなければならなくなる。]

(399) 2014/09/13(Sat) 23:53:39

軍師 ベネディクト、メモを貼った。

2014/09/13(Sat) 23:55:12

シェーンバルト王国王子 カレル

− 港湾都市ハールト (回想) −

[戦火に家族を失い、支えてくれた者たちとも引き離され、傷ついた身体で孤独に投げ出されたカレルを導いたのは年古りた竜だった。

持たざる者となった亡国の王子は、竜の巣の中で癒され、また学び、荒れ果てた故郷に戻ることとなる。

王都が陥落して、2年がたっていた。]

(400) 2014/09/13(Sat) 23:55:54

シェーンバルト王国王子 カレル

[シェーンバルトの民は懸命に自分たちの命と居場所を守ろうとしてきたが、際限なく湧き出るような魔物軍の前に疲労困憊し、すでに人間側の拠点は港湾都市ハールトを残すのみという事態になっていた。

カレルが古の竜とともに舞い戻ったのは、そのハールトがまさに陥落せんとする瀬戸際であった。]

(401) 2014/09/13(Sat) 23:56:32

死せる忠臣 クレステッド

―王都陥落数日後・城門前―
[後を追うもの、と言われればその意図を理解し。
報告の途中、主の眼光が鋭くなる>>361のに、一旦言葉を止める。]

……はっ。

[短く応答し、視線の意図を理解して言葉を止める。
その後の言葉>>362を黙して聞くが……
感じた強い気配>>363に、こちらも視線を空へやり。忌々しげに竜を凝視する。

あまりにあっさりと、理性は断ずる……ヴェルザンディであっても、あれは破れない。]

はい。……糧の確保、早急に。

[解りきっていることではあったが、それがどれだけ今の軍に必要なことか。
あれは恐らく古竜。あれが敵側に付くのならば、それこそ主の力は早急に復活させねばならないこと。
それを確認し、己に誓い。戻る主>>377に従い、彼もまた城へ**]

(402) 2014/09/13(Sat) 23:58:04

【独】 軍師 ベネディクト

/*
1dの初戦は軽く済ませるつもりだから、たっぷり回想出来る時間はある…か?

(-73) 2014/09/13(Sat) 23:58:34

シェーンバルト王国王子 カレル

[水門を兼ねたハールト城門は、崩れずにいるのが奇跡のような状態だった。]


 よくぞ持ちこたえた。 


[カレルは城壁に立ち、奮闘するレトらに合流して、共に剣を振るう。
非戦闘員を海上へと逃す時間を稼ぐために。

だが、国中の船を集めたここでも、とても全員を運びきれないという絶望的な事実が突きつけられる。]

(403) 2014/09/13(Sat) 23:59:16

シェーンバルト王国王子 カレル

[その局面を打開したのは、半島を大きく回り込んで現れた船団だった。
帆を染め抜くデザインを認めたカレルは、魔軍も味方も不審に思うほど朗らかに笑う。]


 皆、あれは我が盟友の援軍だ。 歓呼して迎えよう!


[ベネディクト率いる義勇軍船団の支援により、ハールトの人間たちは無事に海上へと撤退し、そのままベルガー島へと辿り着いたのだった。]

(404) 2014/09/13(Sat) 23:59:53

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カレル
43回 残16196pt(8)
儀式の間オフ
ローランド
30回 残15602pt(8)
儀式の間
ベネディクト
4回 残19492pt(8)
戦場オフ
クレステッド
7回 残18277pt(8)
儀式の間オフ

犠牲者 (4)

(2d)
0回 残20000pt(8)
ライナー(2d)
0回 残19026pt(8)
ベネ捕虜中オフ
シェットラント(3d)
0回 残19571pt(8)
ハールト南近郊
エディ(5d)
22回 残16098pt(8)
かしじょうたい

処刑者 (4)

ヴェルザンディ(3d)
0回 残18512pt(8)
ハールト南オフ
ディルドレ(4d)
2回 残19152pt(8)
首は魔王んとこオフ
レト(5d)
0回 残19698pt(8)
北上中オフ
ギィ(6d)
8回 残17051pt(8)
王都へオフ

突然死者 (0)

発言種別

通常発言
独り言
囁き/共鳴/念話
死者のうめき

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