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昼間は人間のふりをして、夜に正体を現すという人狼。
その人狼が、この村に紛れ込んでいるという噂が広がった。
村人達は半信半疑ながらも、村はずれの宿に集められることになった。
1人目、ひつじ めりー がやってきました。
ひつじ めりーは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
2人目、楽天家 ゲルト がやってきました。
楽天家 ゲルトは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
星が美しく輝く、満天の島。
空気が澄み渡り夜には満天の星空が見れる海辺の村を他所の人々はそう呼んでいた。
人々は星を見ようと島を訪れたという。
だが、十数年前、人狼騒動が起きて村は狼に滅ぼされかけた。
以後、すっかり村は寂れてしまい、今は幾人かの村人が住んでいるだけ。
今も星は美しく輝き続ける。そして、ある嵐の夜。
再び惨劇は訪れる。
村の設定が変更されました。
---------------------
さて、導入は此処まで。
村建てから幾つかお報せがあります。
まず、
【この村は事前に参加者を募っています。】
飛び入りでの参加は募集していません。
【入村について】
・入村は7/1 1:00までお待ち下さい。
1:00になり次第、パスワードをwikiに掲載致します。
・7/3の7:00に村開始。
開始一時間前には全員入村をお願いします。
(リアルトラブル発生時は村建てまでご連絡願います。)
【メモ用テンプレート】
入村後、このテンプレートを参考にメモを貼って下さい。
(項目の追加や削除はご自由に)
■現在地:PCが現在いる場所。
■接続:在席・退席等、PLの状態。
■コアタイム:21:00〜、など参加できそうな時間帯を記載下さい。
□名前:
□年齢:
□外見:
□設定:PCの設定を記載下さい。
□NG:自分のPCにされるとPLが非常に困る事柄。
もしくは、見るだけでも辛い事柄を記載下さい。
(されるのが駄目なのか、見るのが駄目なのか、
明確な記載をお願いします。)
【進行について】
・48H更新となります。
最終日は任意で24Hコミットも可です。
以下、大まかな流れです。(詳細はwikiにて)
プロ:人狼の噂が流れています。
村に残っているのはほんの少人数。
プロの終わり、嵐がやって来ます。
1d:NPCは全員居なくなり、村は完全に封鎖されます。
2d:ゲルト死亡、疑心暗鬼の戦いが始まります。
村の設定が変更されました。
【その他、舞台ついて等】
舞台は海に浮かぶ小さな島です。
プロの終わりに嵐が来ます。嵐の中、海に出るのは危険です。海を渡ろうとしても船と共に海の藻屑となるでしょう。嵐が過ぎた後も波は高いまま、
1日目以降、村人達は島の中に閉じ込められてしまいます。
施設等の詳細は決まっていません。言ったもの勝ちです。
また、十数年前に起きた人狼騒動についても詳細は決まっていません。
こちらの設定を利用されたい場合は参加者同士での擦り合わせをお願いします。
また、村建てのミスでダミーが羊となっていますが、
【初日犠牲者はゲルトとなります。】
お間違いのないようお願いします。
ゲルトを除くBBSのキャラクターの中から選び参加なさって下さい。
参加者の皆様にはご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありません。
楽天家 ゲルトが村を出て行きました。
その他注意事項・詳細についてはwikiをご確認の上、
何か解らない事や質問意見等ありましたら、
村建てへのSNSメッセージ、wiki内コメント欄でご相談下さい。
それでは、お待たせ致しました。
開幕の時間です。
皆さんゆるりとお楽しみ下さい。
2人目、村娘 パメラ がやってきました。
村娘 パメラは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
村娘 パメラが村を出て行きました。
2人目、村娘 パメラ がやってきました。
村娘 パメラは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[走るように動く筆。しかし、急にその動きは止まる。
かと思えば、いきなりグチャグチャと塗っていた絵を塗り潰す。
絵の殆どが蒼一色で塗り潰されれば、背凭れに寄りかかった。]
……はぁ……
[ため息を吐きながら窓の外を見る。
また描けなかった。]
[走るように動く筆。しかし、急にその動きは止まる。
かと思えば、いきなりグチャグチャと塗っていた絵を塗り潰す。
絵の殆どが蒼一色で塗り潰されれば、背凭れに寄りかかった。]
……はぁ……
[ため息を吐きながら窓の外を見る。
また描けなかった。]
私、何が描きたかったんだっけ……
[最近スランプ気味なのか、どうしても絵が描けなかった。
それどころか、自分の絵を見失ってしまっていた。
画家を目指しているのに、こんなことでは売れる売れない以前の問題ではないか。]
早く脱却しないと……
[そうは思うのだがどうしても絵が描けない。
試しに何か描けば思い出すのではないかと思い描いてみたが、結果はキャンバスを1つ、無駄にしてしまっただけだった。]
3人目、青年 ヨアヒム がやってきました。
青年 ヨアヒムは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
―林―
…はぁっ!
[緑茂る林の中、適当な大木を見つけては勢いよくそこに銀のナイフを走らせる。
その度に幹が飛び散り、横一直線に深く傷がつく。]
はぁはぁ、今日はこの辺でいいか。
[全身から汗を滴らせながら動きを止めると、ナイフを腰に携帯しているシースに納める。]
さて、お墓参りに行こう…。
[そう呟くと、岬のほうへ歩を進めた。
人狼騒動の噂を聞きつけて以来、男は毎日林に来てこのようなことをしてから墓参りに行っている。
もはや日課になっていた。]
―島の墓地・岬―
[岬に着くと目の前に蒼い海景色が広がる。
そこには、見晴らしがいい場所に建つ二つの墓。
2本の枝を十字に重ねて紐で結んだだけの質素なものだ。十年前の幼い自分が作ったものだが男はそのままにしていた。]
もし、噂が本当なら…
――、今度こそ仇を取るからね。
[憎悪の籠った男の瞳に映し出される墓は両親のものだった。男は十年前に起きた人狼騒動の数少ない生存者。
過去に男の両親が人狼に惨殺されたことは、長くこの島に住む住民達は知っているかもしれない。**]
4人目、パン屋 オットー がやってきました。
パン屋 オットーは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―自宅兼パン屋―
[男の朝は早い。
まだ夜も明けないうちから厨房に入ると、生地を作り始める。
オーブンに火を入れ、生地を焼き始めれば、合間にベーコンや野菜。茹でた卵などを切り分けて行く。
やがてふわりと香ばしい匂いが鼻腔をつけば、熱々の生地を取り出して。
大抵の島民が朝食をとる時間まで、その作業をせっせと繰り返す。
人口の減少により、パンを買いに来る客も減ってきたが、男の朝は変わらない。]
/*
こんにちは。滑りこみズザーさせて頂きました。
パメラで両親を殺された設定で入ろうかな?と漠然と考えていたので、現在腹筋崩壊が止まりません。
両方ともおるよ!
この国は初めてなのですが、いろんなことが出来そうで楽しみです。
5人目、司書 クララ がやってきました。
司書 クララは、占い師 を希望しました(他の人には見えません)。
『…ねえ、お兄ちゃん。
私達はね、人狼様のために死ぬべきなんだよ。』
……!
[生地を練る手に力がこもる。
今でもはっきり思い出せる。
鈴を転がすような、無邪気であどけない、軽やかな声。
もう何年も経つのに。
耳から離れてくれない。]
6人目、ならず者 ディーター がやってきました。
ならず者 ディーターは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 満天の島 西の海 ―
[島の西端から1km程度離れた場所にて漁をする一人の男。
彼の名はディーター。かつては大陸で悪党として知られていたものの、名が知られすぎたために一人満天の島へと移り住んだ者である。
移り住んでからかれこれ数年。こうして自前のボートで魚を捕り、物々交換で食糧を得て生きていた。
今日も5人が乗れる程度の小さなボートと共に海に出れば、適度に吹く風と穏やかな波に船が揺れる。
気合の掛け声とともに威勢よく網を上げれば、生きのいい魚の姿に笑みを零す。島の住人に行き渡らせるには十分だろう]
……おうおう。今日は機嫌がいいじゃねえか。
[大漁、大漁と満足気に独りごち、さて帰ろうかと船を帰路へと向け………風の匂いに、本能的に顔をしかめる]
……ぁん?
[数年ほど海とともに歩んできた彼のカンが、何かを告げている気がする。
空を見れば快晴、風も穏やか。なのになぜ。]
……俺もカンが鈍ったか?……心配性になっちまうのはトシかね……
[いかんいかん、と頭を振り、空を見上げる。今夜はいい星空が見れそうだ。
一瞬湧いた黒い予感を振り払うようにもう一度頭を振り、暫く。船を海岸へと向ける]
/* というわけで入村5人目でございます。
漁師の設定は最初からこれで行こうと思ってはいたのだけど、肩書き変えたほうがいいかしら?と思い打診してみたらNOということなので元悪党の現漁師という設定に。
さてさてこの設定がどう転びますやら。
根本的には他所者なのと、元の悪名があるのは結構フラグメイテルとは思うのよねえ */
7人目、少年 ペーター がやってきました。
少年 ペーターは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
-浜辺-
[どこまでも空は広く、青い。目の前に広がる海もまた同様に。広く、青い。
風は潮の香りが混じり、太陽にさらされ火照った頬に優しくなじんだ。
白い砂浜のさらりとした感覚が、サンダルの隙間を伝わってくる。
少年は空の青と海の青の向こう側を睨みつけながら、いつものように呪詛を呟いた。]
…こんな島、大ッ嫌いだ。
[少年は、この島が嫌いだ。
はじめは、年頃の少年の世話を住民達に任せ、
出稼ぎに行っては滅多に帰ってこない両親への反抗心の表れだった。
そしていつしかそれは、島全体への苛立ちへと変わった。]
[少年は思う。この島には「未来」が無い。
人が減るばかりのさびれた島で、
誰も彼もが先を見ようとせず、ただ過去に縛られ生きている。
――そう思えてならなかった。
少年はこの島が嫌いだ。
けれど、彼には外に出て暮らすだけの力が未だ無い。
少しでも早く「外」へ行けるよう、
身体を鍛え、熱心に本を読み、そうやって準備をしてはいるけれど
――それでも、今はまだ、この島に縛られた住人の一人だ。]
[だから、少年は呪詛を吐く。毎日毎日浜辺に立って。
広大な空と海を見ながら、大嫌いだと呟き続ける。
この島がとても小さな世界であることを忘れないために。
自分の気持ちを、忘れないために。]
/*
>>ヨアヒムメモ
ダウトと言っていいんですよね。
初心者なんて嘘ですよね?(真顔)
という訳でどうもあんもびうむです。。
最近女性キャラやってないし、今回は女性やろうぜ!
ってことで何となく遣りづらそうで苦手イメージが強いパメラに挑戦です。
…いや、肩書きが普通過ぎてイメージがわかないだけなんですけどね。
何はともあれよろしくお願いします。
/*
設定こーなー
ヨアヒムと縁故を持ちたいので年齢近い方がいいなー。
20歳でいいか!(
10年前っていうと10歳?
あまり知らない設定にしたいんだけどどーしよ。
でも10歳だとあまり?外に出る必要性を感じない?
私は3(3x1)年前にここに戻ってきたよ。。
/*
というわけでラスト入村だ〜お邪魔します!pandacopandaといいます〜。
村建てhalさんの告知を拝見してからずっと楽しみにしていました!
RP村は二回目…本格的なRP村は初、なので
色々と至らぬ点が多そうでぶるぶるしています……!!
何か気になった点がありましたら、エピでご指導いただけるとありがたいです。
キャラはペタです!!!!
ショタコンだからね!!!仕方ないね!!!
男女比的にリナ、せめてリザにしとくべき?とか思いましたが、「いいや関係ないね!」とばかりにペタで行きます。
楽しい村になりますように!
よろしくおねがいします〜
―浜辺―
[墓参りを短時間で済ませれば岬を後にしペーターの家へと向かい、家の窓から室内を覗いてみたものの探している少年の姿は見当たらない。
浜辺だろうかと予想を付ければ、そちらの方へと歩きだす。]
ペーター!
一緒に飯食いに行こう?
[不機嫌そうな顔で何かを呟いている少年を見つければ、にかっと笑顔を向けて手招きしてみる。
少年の両親が不在の時はよくこうして何かと理由を付けて一緒にいる時間を持とうとしている。
少年の両親から頼まれたから、という理由以外に、まるで過去の自分を見ているようで放っておけないからだった。]
[粗方片付け終わり、再び椅子に座ると外を見る。
何処までも広がる蒼い海。]
海が見えれば、描けると思ったのになあ……
[そう言うと再びため息を吐いた。
3(2x3)年前から絵の勉強の為に島の外へ出て順調に勉強していたのだが、急に行き詰まった。
その時にふと思い出したのが故郷の海。
それが見えればまた描ける気がした彼女は、4(6x1)ヶ月前戻って来たのだった。]
散歩でも行こうかな……
[今の状態で筆を取っても、また紙を無駄にするだけだろう。
そう思った娘は軽く身仕度を整えると、バッグの中にスケッチブックと色鉛筆を入れると外へ出た。]
―パン屋→パメラ家―
……。
[常連客が帰り、自身も手早く食事を終えるとゆっくりと立ち上がる。
厨房戻ると、手慣れた様子で紙袋を取り出した。
ほうれん草とじゃがいも、ベーコンのキッシュ。
ホットビスケット。小さな小瓶にアップルバターを添える。
まだほんのり温かい。
崩れないように手早く詰め終えると、数軒隣の民家へ。
そろそろ根を詰め過ぎて、無理をしているのではないかと思ったから。
寝ているなら起こさない程度の音で、コンコンと扉を叩く。
もしかしたら不在だったかもしれない。
どちらにしろ返事を待たずに包みをドアの取っ手にかけて、踵を返した。*]
お前の両親から頼まれたとき、俺は嬉しかったよ?
俺独りだからさ…なんかこう弟ができたみたいで…。
[十年前のあの日、ペーターはまだ1歳くらいだったか。惨劇から数年間は心が死んでいたが、時間と共に少しずつ元気になっていっていた矢先の少年の両親からの頼み事。
驚きもあったが嬉しい気持ちのほうが強く、よく行動を共にするようになってからはこの少し生意気な少年のことが大事な存在へとなっていった。]
今日は何食いたい?
オットーのとこのパン?
それともディーターんとこで魚貰ってくる?
[近づいてきた少年の頭を軽く撫でるながら問う]
[ヨアヒムの言葉>>17に、ペーターは口を尖らせた。
「独り」なんて言葉は、反則だろう。]
[ヨアヒムの言葉で、ペーターはヨアヒムが「あの日」を思い出しているのだろうと考えた。
まだ1歳の時だったから、記憶なんてある筈もない。
ただ、大変だったと。そのことだけを両親から聞いた。
それだって、あくまで伝聞…それもまだ小さなペーターを気遣って、大分ボカされたものだ。
中途半端な慰めなんかできなくて、けれど黙っていることもできなくて]
…撫でないでよ。子ども扱いしないでったら。
[ヨアヒムの手をゆるく振り払うと、不満気にそう漏らすことしかできなかった。]
そうだな…今日は
1.オットーのパン
2.ディーターの魚
1(2x1)
オットーさんのパンがいい。
[島の小さなパン屋のかぐわしい匂いを思い出し、そう言った。
まるで腹の虫が呼応するようにぐぅ、と小さく鳴く。
ヨアヒムには聞こえてしまっただろうか。
とにかく恥ずかしくなって、隠すように早足でヨアヒムを追い越した]
ほら、行くならはやく行こうよ。
[そう一声かけると、オットーのパン屋へ向けてせかせかと歩き出した]
/*
やばい、ペーター可愛い。ハァハァ(*´Д`)
ペーター可愛いで独り言全部無くなりそうだわ。
これは守りたくなっちゃうね。
俺決めた、ペーター守る!!
なんにも考えて無かったけど喉配分気を付けなきゃ。
/*
ト書きがほぼ三人称視点なんだけどもっと一人称に寄せるべきなんだろうか…
あとト書きがすげえしつこい……
私の文章読みにくい……ウォォ
― 満天の島 西の海→砂浜 ―
[パメラが何か綺麗なもの、という風で探していると(>>18)、海から到着するボート(>>10)。
ディーターの表情や船の上に置かれた網の中身をみれば、今日は大漁だということが解るだろう。]
さてさて、みんなに魚を届けるぜーっとくらぁ……ん?
[ディーターがその視界にパメラを捉える。
何か探しているようにも見えるが……
何かを失くしたというには、楽しげに見える。
声を掛けてみることにした。
手を挙げて親しげに彼女に声をかける。]
いよう、パメラ嬢ちゃん。絵になるネタでも探してんのかい?
[自分の言葉で僅かに表情を曇らせた少年が目に入れば、気を遣わせてしまったかと思うと同時にそんなに成長していたんだなと嬉しくなり、眉尻を下げながら振り払われた手>>19を無言で大人しく引っ込めた。]
了解。オットーのパンだな。
…おいおい、そんなに急がなくてもオットーのパンは逃げないって。
[少年の腹が鳴るのを聞いて、少年に気づかれないように心の中でくすっと笑うと、のんびりとした足取りで少年の後ろを付いて行った]
…なぁ、ペーターの親って今夜には帰ってくる…よな?
[良からぬ噂は手紙か何かで島の外に出ている住民にも何かしらの形で伝わっているはずだと信じて訊いてみる。ペーターも噂を耳にしているのだろうか。]
[声が聞こえそちらを振り向くとディーターの姿が目に入った。
ここに来る前のディーターが何をしていたかは知らないが、会った当初は"怖い"という印象だったのを覚えている。
年月が経つにつれその印象は薄れていき、今は"魚を配って歩くイイ人"だが。
ネタ探しかと尋ねられれば、少し首を傾ける。]
んー……ちょっと、ね。昔を思い出してただけ。
そういうディーターは漁から戻って来たの?
今日はどうだった?
[ボートの中を覗こうと、ボートの方へ歩いていく。]
/*
プロローグあと1日ちょいあるのに
この 喉
ていうか本編大丈夫なのかこいつ……
ト書き減らすって言ったじゃないですかやだーー><><
[首を傾げながらのパメラの言葉(>>23)には笑顔で頷き、]
おうおう……そっかい。
そういう気分になることも、ま、あっだろなあ。
ま、頑張れ若ぇの。
[うむうむと頷き。自分も年老いているという年齢にまだ遠いのだが。
どうもこの島の若者に対してはこういう態度を取ってしまう。
子供扱いを厭われることも多々あるが、直すつもりはないようで。
「昔」という単語に自分もわずかに昔を思い出す。
大陸に居た頃の自分は本当にギラついていたが、今の自分は本当にずいぶん丸くなったものだと思う。パメラや他の住人がどの程度気づいているか、それはよくわからないが。
そう昔を回想しているとパメラがボートに来たので、ボートの上においてある網を誇らしげに示すと]
おう、見ての通り漁の帰りだ。今日もみんなに美味しい魚を届けるぜ。
[そこまで言い、そしていつものように]
そうそう、嬢ちゃん腹は減ってるかい。
[暗に、捕れたての魚を食べたいか、という問い。この男は魚料理に関してはそれなりの腕で、島の住人に振る舞うことも多い。承諾すればボートの調理器具で魚を捌き始めるだろうし、断るならば魚を持たせる、というのが彼のいつもの行動である]
[ヨアヒムの声の調子>>25からは気を悪くしたような様子は感じ取れず、内心ほっと胸を撫で下ろす。
それと同時に、複雑な気持ちにもなった。
この島が嫌いで、
外へ行ける力があるくせにこの島に居る住人達のことだって、馬鹿みたいだと思っているのに。
自分は嫌われたくないだなんて、矛盾している。]
(だからいつまでたっても子どもなんだ、僕は…)
[咄嗟に溢れそうになった自己嫌悪の感情に蓋をして、
振り返らないまま、歩みを止めないまま、
言葉を返した。]
どうしたのさ、いきなり。
心配って…今更この島で泥棒なんか出ないよ。変なヨアヒムさん。
[声色は、いっそ明るく歌うようだった。
果たしてヨアヒムにはどう聞こえただろう。]
/*
いきなり、が前の台詞とかぶってる〜むぎゃおー…
そして「〜さ」、てなんか口癖みたいになってるな。今更だけど。
相変わらず描写がくどい…
ト書きで書こうとするからアレなのかなぁ。
わからんーむずいようー
ディーターだってまだ若いんじゃないの?
[妙に年より臭い発言にクスクス笑う。
しかし、その言動を嫌だと思ったことはなく。
むしろ3年の年月を感じない言動はちょっと嬉しい。
いつもの問いには頷いて見せる。
謙遜しているが、彼の魚料理は新鮮だから、と言うことを抜きにしても本当に美味しい。]
戴くわ。
[取り立ての魚を、料理上手な彼に調理してもらう。
その料理を想像しただけでお腹が鳴りそうだ。]
― 浜辺 ―
[浜辺の空気は潮のにおいがした。
むこうの海からうみねこの鳴き声が聴こえる。
ひとりの娘が――。クララは、赤髪をなびかせながら、
ただ水平線を眺めている。]
海の匂いがするわ。
[漁師らしい村人がひとり、「相変わらず変な事を言うお嬢ちゃんだね。」と呆れながら近くを通り過ぎた。]
[確かにずっと海と共に過して来た村の人にとっては当たり前のことかもしれない。
だけども森や山に囲まれた故郷を離れこの島へやって来たクララには違った。
何時まで経っても、潮の匂いは慣れないし。何度見たって海もまた新鮮だった。]
あれは、かもめ?うみねこ?
みゃあ、みゃあ、鳴いてる。きっと、うみねこね。
[だから時折、浜辺に来ては、
なにをするでもなく海を眺めている。]
[パメラの質問(>>28)にはほんの少し困ったような表情を浮かべて、粗野な笑みで答える]
いやいや、俺ももー若かぁねえぜ。
些細な事に心配しちまったりよ。ま、まだ漁は引退しねえからそこは安心しろや。
[自分が引退する前に、誰か同じ位魚を捕って調理できる者を育てねばなるまい、とは常々思っているが、まだそれは達成できていない。
それを達成するまでは引退どころではないというのも正直なところで。
とは言えまだ三十と数歳。まだまだ、引退を考えるには早いだろうが。
自分の問いには、予想通りパメラは頷いてくれたので]
よしきた、ちょいと待ってろ。
[そう言い、ボートの上の網からニシンを、同じくボート上に置かれている箱から、自作のニシン用漬け汁と魚を捌くためのナイフをそれぞれ取り出し。
ボートに備え付けた台の上で捕れたてのニシンを3枚に下ろし、丁寧に骨を取り、手頃なサイズに切り分けて漬け汁に浸し……]
ほい嬢ちゃん、新鮮なうちにあがんな。
[パメラにそう言って、皿に載せたニシン料理を渡す]
[クララはこの村の司書だ。
10年前の騒動ですっかり寂れてしまった満天の島。
図書館を管理する人間も居なくなってしまったのだが、
2年前、クララは司書としてこの島へ来た。
村人に故郷を訊かれれば答えはするけれども、
「何故、こんな島にやって来たのか?」という質問には口を噤む。]
―パン屋―
ありがとうございました。
…海辺で死体?はぁ、物騒ですね。
[男の反応が思ったより薄かったためか、一大ニュースとばかりに興奮していた客の顔は、たちまち苦笑いに代わる。
内心では十分驚いているのだが、表情にまでは伝わらない。
軽くお辞儀をして客を見送り。
人波が途絶え、ぽっかりと空いた時間は、新作のパンの構想を練り始めた。
しばらくして空気を入れ替えようと窓を開けて、軽く顔を顰めると、すんすん鼻をならす。]
嫌な空気だ。
嵐にならなければいいけれど。
[天候や湿気によって、パンの出来栄えは大きく変わる。
さすがに雨などには対処できるようになったが。]
嵐のパンの機嫌は…どうも読めない。
[小さくため息を付くと、窓を閉めた。]
…いらっしゃいませ。
ああ。ヨアヒムとペーターか。
[相変わらず仲が良いな、とこぼした音は耳に届いたか。]
何にする?
今ちょうどクルミのライ麦パンが焼き上がったところだ。
甘いのが良ければ、シナモントースト。
空腹なら、ソーセージと卵、オニオンを挟んだチーズパンがある。
飲み物なら今日は珈琲と牛乳、野苺ティーだ。
必要ならコップに入れて持ち帰ってくれ。
[説明を終えると口を閉ざし。
静かに新たな客達を見据える]
そうかしら?
[些細なことで心配するのは慎重な証。
性格であって年齢は関係ない気がするのだが。
その内、その気持ちがわかるようになるかしら?
まだ引退しないと聞けば安堵したように胸を撫で下ろして。]
よかった。
ディーターが取ってくる魚は美味しいから。
貰えなくなったら困っちゃう。
[手際よく調理されていく魚を見ながら、クスクスと笑った。
やがて料理を渡されれば、嬉しそうに一口。]
〜〜〜っ!美味しい!
やっぱりディーターは料理上手よね。
[そう言いながら食す]
[普段の自由な振る舞いのせいもあってか、
村人からはすっかり変人扱いを受けていた。
ただ海を眺めるのには飽きて来て、
ふらふらと散歩に出掛ける。
何もないところで転びかけて。
偶然それを見かけた村人の冷たい視線も全く気にしない様子で。]
-パン屋-
[扉を開けるなり一層濃くなったかぐわしい香りに、ぐる、と腹の虫が再び鳴く。
さっきよりも恥ずかしくないのは、先程ヨアヒムの腹も鳴っていたのを聞いたからだ。]
こんにちは、オットーさん。
…どうも。
[顔をみせるなり定番の挨拶と共に小さくつぶやかれた「仲が良いな」という言葉>>35に
どう反応すべきか迷って、そう返した。
それからオットーの説明を受け、俄かに顔をほころばせる。]
じゃあ、せっかくだから焼きたてがいいな。
ライ麦のパンちょうだい。
あとは…牛乳にする。
[本当は、甘いシナモントーストと野苺ティーが良いが、
そういう部分から早く大人になれるかどうかが決まると、ペーターは思っている。]
そういえば海辺で死体が上がったらしい。
嵐も来そうだ。…二人とも今夜はあまり出歩かない方がいい。
[子供の前で死体と言う単語を出すのは躊躇われたが。
危機管理を促す方が先決だと判断する。]
[パメラの意見(>>36)には、観念したような笑みで]
そういうもんさ。嬢ちゃんも歳取ってくりゃわかるかもしんねえぜ。
[まあ、実際、歳のせいというより元々そういう性格なのかもしれないが、そこは本人にも解らず。
ニシンのマリネを満足気に食べているパメラを見るとやはり嬉しくもなるもので。
こちらも表情は満足気で]
はっは、褒めても魚しか出てこねえぜ?
ま、長年漁やってりゃ、多少はな。
[豪放に笑いながらそう言う。
……とは言え。
やはり、ちょっと気になる。海で感じた、あのイヤな感じ。何もなければいいのだが……
そう思うと、やはり若干気にはなってしまうが。
そこにかかる一つの声(>>38)]
……おう、パメラ嬢ちゃん、ダチが来てるみてえじゃねえか。
[そう言って、クララの来た方向をパメラに示す]
/*
そういえば喉心配してたけど普通に回復するから大丈夫なやつだな。
よしよし。
ペーターは生意気クソガキ全然可愛くない可愛い、の方向性でいくつもりだったのになんか皆優しいし大人で凄い一人上手感!!!しかしむしろその空回りがそれっぽいような
どっちにしろわりと自分の中の理想のショタでやってるつもりだったけど、
こう……人のやってくれるショタのほうがおいしいな……当たり前だけど……
/*
パメラがペーターより子供に見える件について。
そしてヨアヒム…!
年齢を揃えてくださってありがとうございます&ごめんなさい…!
[パメラ、クララがこの村へ来るきっかけをつくった娘。
絵を描くのが好きで、出会った時もスケッチブックを持っていたように思う。]
うん、わたしの方は特になんにも。
ちょっとね、ぶらぶらと歩いてたわ。
パメラは海の絵を描きにきたの?
[今日はスケッチブックを持っていないかときょろきょろ。]
[パメラの返し(>>47)には、冗談交じりの笑みを向けながら]
いやまあ、魚なら売るほどあっけどな?
[そう言って笑い。実際、ニシンなどの青魚は大量に獲れているようで。
クララの来訪(>>48 >>49 >>50)には]
おう、やっぱりクララ嬢ちゃんかい。
ああ、ついさっきまで漁に出てたとこでよ。大漁記念も込めて今獲れたてのニシンをパメラ嬢ちゃんに振る舞ってたとこさ。
[誇らしげにクララに答え、そして問う]
クララ嬢ちゃんもどうだい、食べてくかい?
[さっきパメラに問うた(>>26)のと同じように、クララにもそう問う。
望めば、数分でクララにも同じようにニシンのマリネが振る舞われるだろう]
[意外な返事にクララは目を丸くした。]
絵、描けないの?
[少しだけ悲しげな表情で慰めの言葉を掛ければ、素直な気持ちをパメラに告げ、
じっと相手の目を覗き込む様にお願いをした。]
早くスランプから抜け出せると良いわね。
ねえ、パメラ。
わたし、パメラの絵好きよ。また貴方の絵を見せてくれる?
/*
文章が小学生より酷いです><
そして、このヨアヒム働いているんだろーか?
レジーナのとこでバイトしてるとかそんなんでいいかな?
あと、死体が出たのが今日なら「人狼騒動の噂が出てから日課で木を切りつけて人狼を倒すイメージを湧かしてる」のがおかしいことに気づいた><
親を殺されてからの日課に脳内変換してください!
/*
RPが迷子。
いつものことです!
とりあえずペーターを可愛がるのです!
オットーのことはどう思ってることにしようかなぁ。
むーん。
いや、俺のほうこそ…ごめん。
あ、プリンありがとう。
[オットーが自分たちのことを心配して言ってくれたのはわかっていたもののペーターのことが気になって変に反応してしまった自覚はあるためこちらも謝罪すれば、オットーのプリンを受け取り一口食べて]
これ、うまい!
[オットーにへにゃりと笑顔を向ける]
…でも、今夜は嵐か…。
[オットーの勘は良く当たるから嵐は来るのだろう。
島の外に行ってる人、帰って来れなくなるよな…と思えばやはり気になるのはペーターのことで。]
[>>60突如高くなった声に驚いたように、目を瞬かせて。
すぐに申し訳なさそうに眦を下げる。]
…そうだな。子ども扱いして悪かった。
[一番詫びたいのは妹と重ねてしまったこと。
だがそれを口に出すことはできなくて。
同時に「だから」、と言う一言に。
彼が今まで多くのフラストレーションを溜めていたことを気付く。
そうなると。ついあれこれやとパンやお茶を彼の前に置いてしまったことも、少年の機嫌を損ねた要因だったのかもしれない。]
お前がしっかりしているのは知っている。
だから、そんなお前をかまおうとしてしまうのは。…多分俺の方が、弱いからだな。
[小さく苦笑して。]
下手にお前より長生きしている分。
ついおせっかい焼きになってしまうんだ、大人って生き物は。
[最後に小さくもう一度謝罪して。あとは再び口を閉ざしたか。**]
[ディーターの料理を頂く事にした。
ディーターが調理する姿をパメラとふたり眺めていただろうか。
そして、出て来たニシンのマリネに、
クララは思わず両手を合わせて、]
わあ、おいしそう。
いただきます。
[フォークで刺せばそのままぱくり。]
[けれども、クララは鼻をすんと言わせる。
海のにおいは普段と比べてどうだっただろうか。うみねこはやけに騒がしくなかったか。]
でも、さっきから肌を撫ぜる風がしめっぽいわ。
それに今日の海のにおいはずっと濃いわ。
わたしにはその理由が何だか分からないけれども何かが来る気がするの。
[クララは海の事情を知ってる訳ではなかった。だけども、何か予感めいたものを肌で感じ取っていた。
気のせいではないかと鼻で笑われてしまうかもしれないけれども、クララは至極真面目な顔をして意見を求め二人を見た。
そういえば、浜辺で死体が上がったなんて噂も出ている。]
[突然、食事の最中でそんな事を言い、また何事もなかった様にマリネを食べ始めるクララ。
すっかり平らげて皿を綺麗にしてしまうと、]
そっか、もうお昼なのね。わたし、図書館に戻るわ。
ディーター、美味しかったわ。ありがとう。パメラはまたね。
[ディーターに礼を言い、パメラには挨拶を言い残して、その場を立ち去ろうとする。]
[男にとってのオットーは、島のパン屋であり信頼の置ける存在であった。
十年の前のあの惨劇が起こるまで、オットーは朗らかでよく笑いよく喋るリーザの兄だった。
親が島の外に出稼ぎに行っている時は、パメラ・リーザと共に遊んでもらった記憶もあるが、十年前のあの日以来、
中身が入れ替わったのではないかと思うほど彼は変わってしまった。
ただ、優しいことは昔も今も変わりないのだが。
両親を失って浜辺で独り海を眺めながら泣いていた時、泣き止むまで無言で側にいてくれたのがオットーだった。]
[食事を終えるとトイレに行くフリをしてペーターから見えない位置までくると口を閉ざしているオットー>>65に、自分の方へ来てくれと言うかのように手招きする。]
なぁ、オットーは…どう、思う?
島のじーさんばーさん達が”人狼”の仕業じゃないかって言ってんの聞いちゃったんだけど…。
[尋ねたその声は少し震えてしまった。
じーさんばーさん達とは>>34の客である。
年寄りはこちらが話しかけなくてもあれこれ喋ってくる生物なので、オットーも死体について詳しく聞いたと予想できる。
オットーの返答はどのようなものだっただろうか。
だが、どういう返答でも伝えたいことは一つだった。]
俺さ、なんか胸騒ぎがするんだ…。
もし、ペーターの両親や俺に何かあったら、ペーターのこと頼む。
[毎日銀のナイフを振り回していることは知らなくとも、”人狼”に対して憎悪を抱いていることはオットーも知っているだろう。]
[オットーに軽くお辞儀してそれだけ伝えると、いつもの笑顔を浮かべて「ごちそーさん。うまかった。」と言ってペーターの所に戻り]
嵐が来るみたいだから、俺の家に泊まりにおいで。
ペーターが居てくれたら俺も楽しいし。
[微笑みながらそう言うと、パン屋をあとにしてブラブラ歩き始めた。]
/*
オットー…無口イケメン
ヨアヒム…普通にイケメン
ディーター…イケメンのおっさん
ペーター…将来イケメン
クララ…確定天然可愛い
― 図書館 ―
[クララが働く図書館は本だけを所蔵している訳ではなく、
この島に古く伝わる言い伝えや星にまつわる話、過去に起きた騒動や事件の資料も保管されている。
とは言っても、小さな図書館だ。管理する人間はクララひとり。
元々人口の少ない島、利用する人間も限られている。
クララは図書館に戻ってみたが、利用客はそうそう訪れない事を知っていた。
だから特別何をするでもなく資料の整理をしていた。]
[昼間であるのにも関わらず図書館のなかは薄暗い。
あるのはたった小さな窓。それでもクララは暗い部屋をものともせず慣れた手つきで棚から冊子を引っ張り出す。
それは、十年前にあった人狼騒動について纏められた資料だった。]
[クララもまた料理には満足してくれたようで、ディーターとしても悪い気分ではなさそうで。
クララの表情に若干の影を感じ取らないでもないが、これもまたいつものこと。日常の中においては、気にする必要もない要素。
今はともかく、昔まで紐解けば決して綺麗とは言えない身。現在の自分から過去の自分が透けて見えるほど彼女が鋭かったとしても、責めることは出来まい。
さておき。
去りゆくクララには社交辞令的に「気をつけろよ」と告げて見送れば。今度はパメラが不安そうな表情を示し、不吉な呟きを零す。]
おいおい、俺の心配性がうつったかい?別に何も起きるこたぁねえ………
[ねえだろ、と言いかけて、西の空を見ると、その表情は瞬時に緊張感のあるものに変わる。水平線の波の動き、遠くの雲の動きをしっかと見て。強く舌打ち。
真剣な調子で、低く鋭い声でパメラに言う]
……おい、パメラ嬢ちゃん。
料理代ってわけじゃねえが、ちと頼みてえことがある。近いうちにやべえ嵐が来るから、備えとけって村の連中に伝えてくれねえか。早けりゃ今夜かもしれん。
俺は舟を固定しなきゃなんねえからよ。頼めるかい。
[オットーに謝罪>>65されてしまえば、いよいよもって居心地が悪くなる。
別にそういう謝罪や遠慮が欲しいわけではないのだ。
…じゃあどうして欲しかったのか、なんて、ペーター自身にすらわからないけれど。
黙ったまま、プリンをスプーンで掬って食べはじめる。
柔らかい甘さが、ささくれ立った心に染み込んで、
それでようやくペーターは落ち着きを取り戻すことができた。]
…オットーさん。
[黙ってしまった彼に視線を向け、少しだけ口の端を持ち上げる。]
いいよ。…僕も、
プリンもお茶も、ありがとう。美味しいよ。
[至って大真面目に。
本人にとってこれ以上無いほどに、本気の言葉だった。]
/*
喉回復ないじゃないですかやだーーー!
あーそうか42時間更新だとそうか…まぁ普通になんとかなりそうだけど
これはじまったら1000pt×2日分で2000ptなのかな?
それとも42hで1000ptなのかな…??
そして縁故の申請ってこうでいいのかなぁ…???
/*
わーい
とはいえ現状ゲルトに触る予定もゲルトと漫才する予定も無いけれど!
触りたくなったときに触れる準備しときたいよね、的な
開始までに全員と交流したいなぁ…うーんうーん
/*
中身予想。
ペーター→halさん
クララ→pandaさん
パメラ→あんもさん
オットー→ritoさん
ディーター→ClocQさん
-自宅-
[ヨアヒム宅に泊まる準備をしていると、ふと一冊の本が目についた。
図書館で借りた本で、既に読み終えてしまっていた。
返却期限まではまだ日数があるため、読み返そうかと思っていたが、
嵐が来るまえに返してしまったほうが良いだろう。
荷物の中に本を入れると、再び自宅を後にした]
[図書館へ向かう道すがら、空気の匂いを気にしてみた。
成程、確かに皆が言うように、どこか「おかしい」。
晴れているはずなのに、風にどことない緊張感がある。]
…嵐、か。
[ぽつりとつぶやき、思うは遠くに居る父母のことだ。
無事だろうとは、思う。
それでも心が落ち着かなくなってしまう。
――ヨアヒムに呼んでもらって良かった。
そんなことを考えながら、図書館への道を歩いた]
-図書館-
[図書館の扉を開き、中に一歩踏み入る]
こんにちは。
[そうして、挨拶。
場所柄大きな声は出せないが、果たして中に居る人間には聞こえただろうか]
[クララはカウンターの椅子に座り、
人狼騒動の資料を膝の上に置いてぱらぱらと捲った。
人狼の他にも、人狼を見つける能力を持つ占い師。
人間の身でもありながら人狼に加担する人間がいると書いてある。
ただし、10年前の騒動に居た筈の狂人の名前は綴られていなかった。]
[扉が軋む音と共に外の光が暗い部屋の中へと差し込む。
続いて、「こんにちは」という挨拶。
控えめな声ながらもクララはしっかりと聞き取って、何の資料なのか相手に悟られないように裏表紙を表にしてカウンターの上に置き、]
こんにちは、ペーター。
本の返却期限はまだ先だったと思うけれども。
[入り口の方を見れば、視界にぼんやりと小さな頭が浮かびあがる。]
[すぐに言葉はかえってきた>>93。
ペーターは鞄の中から本を取り出しつつカウンターに近づいた。]
うん。
でも今日は嵐が来るって皆言うし。
知ってる?大分大きい嵐なんだって。
それで、もし中々嵐が引かずに、返すときに本が雨に濡れちゃったら大変でしょう。
だから、来たんだ。
これ、ありがとうございました。
[そう言いながら、本を差し出す。
この遣り取りももう何度目になるだろうか。
図書館に足繁く通う身としては、もうすっかり慣れてしまったものである。]
[この島でもっとも不思議な人物を挙げろと言われれば、ペーターは迷わずクララの名を挙げる。
悪い人ではないことは、よく知っている。
それでも、彼女は島の誰とも違う空気を纏っていた。
それは彼女が外からやってきてまだ2年しか経っていない故か、それ以外の理由からか。
ペーターには判断がつかなかった。
無理に判断しようとも、思わなかった。]
[数少ない図書館の常連。小さなお客様ににこりと微笑む。
嵐が来る前に本を返しに来たと言う。
その返事にクララは感心する。また、ペーターが本を熱心に読む姿も知っていたので、]
そう。ペーターは真面目なのね。
勉強熱心なのは知っているけれど。
[くすり、くすり。
次いで、司書らしかぬ発言をして。]
そんな、ちょっとくらい過ぎても問題なんてないのに。
だって貴方以外本を借りに来る人なんて殆どいないもの。
その本、もう読んだのなら、
また新しい本を借りて行く?
嵐が来るなら外にでも出れず暇でしょう。
さあ、次はどんな本を読む?
[ペーターが返しに来た本を受け取りながら、クララは次の本を勧める。
このやり取りも見慣れた光景。
今までペーターはどんな本を借りていっただろう。]
そう、嵐のせいだったのね。今朝の空気が可笑しかったのは…。
随分と大きいの。それじゃあ、大変ね。
[何かが来る、という予感は嵐だったのか。それとも……。]
[>>人狼。
ヨアヒムから発せられた一言に、ぴくりと背中が跳ねるのを感じる。]
.........。
[胸騒ぎ>>76という青年の言葉を否定することは出来なかった。先ほどからひたひたと、覚えのある感触が迫ってくる。心臓が凍り付いたように、体全体に寒気を感じ始めて。]
だめだ、ヨアヒム。
[だか続けられたら台詞には小さく首を振り。]
ペーターはお前が守るんだ。
もちろん俺も、島の皆も協力する。
だけど、ペーターの両親に頼まれたのは、お前なんだから。
...『最後まで』ちゃんとお前が、守るんだ。
[両親を失ったことで、時折心優しい青年の瞳に、激情の色が宿るのを見た。
そのたびにどうしようもない焦燥感が走るのを感じながら、何をすることも出来なかった。]
[だけど今は。]
なぁ、ヨアヒム。
もしお前が心に宿る刃を振るう日が来たとしても。
それは憎しみからではなく、誰かを守りたいという願いから来るものであってほしいと、俺は思うよ。
[真っ直ぐ眼差しを青年へと向けて。
そんな呆れるほど、身勝手な言い分を。]*
[ヨアヒムが
結局、何も言えないままで。
人狼の爪痕により、悲しむ人を見るたびに。
――語れない言葉は増えて行く。*]
/*
オットーさんが予想以上にいいこちゃんになりすぎて。
これはとち狂って狼ひゃっはーしないと申し訳ない気がしてきた。
ていうか女子と絡んでない!(気付いた)
しかしヨアヒム&パメラ、ディーター&クララが縁故的に美味しそうなので。
仕方ないのでカップルどもにパンの切れ端をぶつける作業に専念しよう。
(※ぶつけたパンは後でオットーさんが美味しくいただきました)
ぼっち同士 強く生きような、ペーター?
え。ペーターさんはみんなから愛されマスコットキャラポジ?
あ、はい…一緒にしてすんませんでした…
[「興味あるの?」と問われ>>106、ペーターはすぐさま頷いた。]
そりゃ、勿論。
だって僕はこんな島大嫌いだから。
いつか……絶対に出て行くんだ。
[いっそ憎しみすら込めた調子で、そう吐き捨てるように言った。
それから、ペーターはついに尋ねることにした。
今までなんとなく躊躇われて、聞くことができなかったことを。]
クララさんは、どうしてこんな島に来たの?
どこへ行くにしたって…こんな所、来ることなかったのに。
[人が減るばかりの閉ざされた島。
過去の事件を引きずり、傷を抱えた人達の場所。
ペーターはこの島以外を知らないけれど、きっとどこだって、ここよりは上等な場所に決まっている。
そう、本心で思っていた。]
[そうして、クララが投げかけた言葉>>108は酷くペーターのプライドを傷つけた。
ペーターがクララを不思議な人だと思い、それでも評価していた理由は、
結局のところ彼女がペーターを子ども扱いしないからだった。
彼女が奨める本には外れが無かった。
純粋に面白かったし――「子ども」の読み物ではなかったから。
だからこそ、ここでの子ども扱いに、とてもショックを受けていた。]
…なにそれ。
クララさんは、わかってくれると思ったのに。
[酷く勝手な言い分だ。
それこそ、子どもの我がままでしかない。
解っているのに言わずにはいられない。
余計に悔しくなって、下唇を噛みしめた]
[10年前のあの事件。
起こったのはやはり嵐の後だった。
10年前に両親を殺された彼なら、娘が何の心配をしているのかわかるだろうか。]
/*
ていうかクロームは対応だけどFirefoxはルビ非対応っぽい?
IEはどうなんだろ見てないけど
あんまいっぱい使わないほうがいいかな??
[今度こそクララはびっくりした。ペーターの口から大嫌いなんて言葉が出て来ると思っていなかったから。>>110
いっそ憎しみすら込められた台詞にクララは戸惑う。何故、ペーターはこの島を嫌いなのか。
その理由が分からないまま質問に答える。]
……わたしは、この島好きよ?
パメラが描いた島の海の絵を見て、なんて綺麗なんだろうって思ったの。
実際にこの目で見てみたいと思ったわ。実際見てみてやっぱり綺麗だったわ。
……本当よ。
[この質問をしたのが他の村人だったら答えさえしなかっただろう。
海を見たいと思ったのもこの島へ来た理由のひとつだった。嘘ではなかった。]
[自分の言葉が目の前の子供を傷付けたのがクララには分かった。
子供扱いをしてしまったのがいけなかったらしい。
島を嫌いな理由は分からずとも、ペーターの大人びた言動はどうしてだか悟る。
きっと、島を出て行きたいと思っているから。]
ねえ、何を焦っているの。
ペーターにはまだまだ時間があるわ。
ゆっくり、色んなものを見てゆけば良いじゃない。
この島は悪いところじゃないわ。
そんなに急ぐのには理由があるの?
[分かってくれると思ったのに、というのには頷かず。
決して、甘い言葉も掛けてやらなかった。
ペーターのことを子供扱いはするけれども、
対等な人間として扱っているからだと、
相手が気付くか分からないけれども。]
―少し前のパン屋でのオットーとの会話―
[>>98オットーが自分の言葉を何一つ否定しなかったことに過去の恐怖が蘇ってきて身の毛がよだつ。
オットーには、「お前の考えすぎだよ」と否定して欲しい気持ちがあった。
自分は”奴ら”を駆逐してやりたいが、十年間保ち続けられたこの平穏な日々がいつまでも続けばいいと願っていて。]
…大丈夫、俺は死ぬ気なんてさらさら無い。
奴らを一匹残らず殺すまでは…死ねない。
[瞳に復讐の炎を灯して喉奥から絞り出したような声でそう言えば、次いでオットーの言葉>>99。
はっとしたように少し目を見開いてオットーを見据えていたが、無言でこくりと頷いた。
生意気で大切な少年を思い浮かべながら――*]
―回想:西の海岸―
頼むぜ。
ちっと急がねえとヤバそうだ。
[快諾してくれたパメラ(>>84)を見送れば、まずは今日獲れた魚を傷まないように処理。
その後宣言どおり(>>82)に自分はボートの固定にとりかかり、数時間後に作業は完了した。
作業を終えて西の空を見れば、海慣れした自分でなくても解るであろう程度には、空の色が怪しくなってきた。
普段寝泊まりしている浜辺の小屋にも申し訳程度の補強はしてみたが、ディーターの漁師としての経験は、嵐の大きさは浜辺の小屋が潰れかねないものだと告げている。
見捨てて建てなおすのも視野に入れ。まず守るべきは自分の身だ。
こういう時は、商売仲間に頼ろうと決めた。
獲れた魚を少々多めに持ち、オットーのパン屋へ向かう。]
/*
進撃の巨○っぽくなってしまった。
そして、『奴らを一匹残らず殺すまでは』って打ってて、GOKI思い出してしまった。
―>>118→パン屋―
[程なくして、オットーのパン屋へたどり着く。
魚を持って店に入れば、いつものように店番をするオットーに、粗野でありながら真剣な口調で話しかける]
ようオットー。
頼みがあんだけどよ、ちっと今日泊めてくんねえか?
気づいてっだろーが、恐らくでけえ嵐が来っからよ、俺んとこに寝てたら流されちまう。
代金っちゃなんだがニシン持ってきた。挟んで食わすにゃいいと思うぜ。
[そう言って相手の反応を待つ]
/*
ディーターさんフリーだから会いに行こう…
と思ったら、ディーターさんキタコレ!
えっと、服脱いでいればいい?(いそいそ
/*
生意気で大切ってなんなんだろう。
生意気要りませんでしたorz
生意気だけど可愛くって大切ってことを言いたかったんだ…(震え声
>ちっと今日泊めてくんねえか?
>ちっと今日泊めてくんねえか?
>ちっと今日泊めてくんねえか?
!?
・・・ごめんなさい(全方向に向かって)
[オットーは特に強く驚く様子もなく、「お前が言うのなら、確実なんだろうな」と言っただけだった(>>121)……
やはりか、と言うような顔で]
ああ……アンタが感じ取ってたってんならもう間違いねえだろうな。
[パンと魚と扱うものは違えど、自然を相手とする者という意味では、通ずるところがある。
自分が何年も漁を続けてきたからこそ、オットーの力量に認める部分も多かった。
その彼も感じ取っていたというならば、もう間違いないだろう]
俺としちゃ、こういうのが来てくれたほうがその後大漁期待出来っから助かるんだが……
明日の漁のために今日流されちゃ意味がねえ。
[オットーが肯定してくれたことに、素直に]
恩に着るぜ、オットー。嵐に揉まれた魚は美味えぜ、期待しててくれ。
[と。陰鬱な空気を振り払わんとするかのような笑みを浮かべて約束をし……
若干、オットーの表情に影が見えた気がする。
この男の表情としてはよくあることではあるが、何か、引っかかる……と感じた直後に聞こえた呟き。]
……なんか、別のヤな予感でもすんのかい?
[礼儀や遠慮と言うものをあまり知らないこの男。真顔でストレートに問うた]
[クララの言葉>>115>>116に、ペーターはただ歯がゆい思いを募らせるばかりだった。
ペーターは島から出たことはない。
だからここがどんなに美しいところか、理解することはできない。
そしてこの島がどんなに美しい場所だったからといって、
それはいつだって親に置いて行かれる寂しさや
過去のことを思って苦しむ住人達を前にどうにもできないもどかしさや
それでも尚島に縛られ生きていくことへの理不尽を、受け入れるだけの理由にはならなかった。]
急ぐ理由なんて…この島が嫌いだから、少しでも早く出て行きたい。
…それじゃあいけない?
[声は、少し震えていた。
ペーターは思う。
きっとクララは間違っていない。
でも、自分だってきっと、間違っていないはずだ。
だからペーターはうつむいたまま、カウンターから一歩遠ざかった。そして、]
…ごめん。僕、今日は本、いいや。また今度貸してね。
[逃げるようにして、図書館を飛び出した]
[驚いているパメラに、自分が島の住民から聞いた話と、自分が感じている胸騒ぎなどをオットーが否定しなかったこと>>98をかいつまんで話す。
女性であるパメラに死体のことを詳細に話すのは憚られたので『爪痕があった』ことだけを伝える。
自分とパメラとオットーは十年前の生き残り。それだけ伝えればあとはもうわかるだろう。]
なんだか、状況が似すぎている気がして…あの時と…。
なんだったら俺も手伝うし窓にしっかり板打って、夜は鍵閉めとけよ?
[幼い頃は泊まり合いっこをしたものだが、さすがにもうお互いそんなことができる歳ではないので自分からはそう言うしか無くて。
板も鍵も気休めにしかならないと知っていても、それ以上に対抗する術も文化も持っていない。]
…何も起こらないよう祈っておこう。
[図書館を飛び出してからは、がむしゃらに走った。
このまま真っ直ぐヨアヒムのところへ向かう気にはなれなかった。
人に会おうという気持ちではなかった。
だから、ペーターが向かったのは、いつもの浜辺だった。]
-浜辺-
[海は変わらず穏やかで、それでもどこか不穏な気配を纏っている。
島の人間ならば自然と身に着く「知識」の一つが、
今日の嵐の大きさを予感させた。
ペーターはただ遠くを睨み、そして呟いた。
いつもの呪詛を。…今はそれが、勇気をくれる言葉に想えて。]
…こんな島、大ッキライだ…。
/*
で、浜辺になんて行ってこれから先どうするんだろう(まがお)
あと、ディタさんとパメラちゃんとはじまるまでにエンカウントできるのかという疑問ががが……。
[もしも、少年と心を通わせていたら。ペーターが島を嫌う理由をクララも分かってやれただろうに。
淋しさやもどかしさを理解して別の言葉を掛けてやれただろうに。
ただ、ペーターは急がないで良いのだと。
自分の住む島の美しさを知って欲しかった。
自分の置かれた環境と周りの人々と、
ゆっくりと時間を掛けて世界を見て欲しかっただけなのだ。
ペーターの声は少し震えていた。クララははっとして、]
待って、ペーター。
あっ……。
[クララはペーターを追いかけようとした。>>123
けれどもカウンターを出た所でつまづいてしまった。いつの間にか出来たタイルの剥がれた部分に靴を引っ掛けてしまったのだ。]
[掛けた声も虚しく、図書館を飛び出したペーターは気付く事はなかっただろう。
勝手知ったる図書館で転ける羽目になるとは。後を追う事は敵わずクララは床に尻餅をつく。
出て行った扉を呆然と見つめていた。
気が付けば、陽は暮れかけていた。
ただでさえ薄い暗い部屋、かろうじてある小さな窓から橙色の光が床の一部を照らしていた。]
/*
まって思ったんだけど
>>突然の浜辺<<
はクララが追ってこないという行動確定ロールになっていたのでは……???
ビエェエエエエスイマセンスイマセン……!!!!
あとクララさんの描写が綺麗で好きだなー。
ああ。期待している。
[ニシンを仕舞いながら。>>122
直球で投げつけられた問いにかけに、独り言を拾われたのだと気付けば。]
…ディーターはもともとは島の外から来たんだったな。
[そう言えばそうだったと、改めて小さく頷いた。
ディーターの表情から、無意識に不安を煽るような態度をとっていたことに気付き。]
悪かった。
…俺達が気にしすぎなだけ、だろうきっと。
[自身と同じように、嫌な予感に胸を焦がしていた青年を思い浮かべると、まだ決定的な証拠は何もないんだと、言い聞かせる。]
多分、考えすぎなんだ。
……人狼なんて。
[それは気のせいであってほしいという。
愚かな祈りだったのかもしれない。]
[クララはゆっくりと立ち上がり、
仄暗いなか手探りでランプを探した。
暗闇はクララにとって身近な存在になりつつあったが、
灯りがひとつもないのは心もとない。]
ああ、嵐が来る予兆だったのね。
見た事も無い、夕焼けだわ。
[窓を覗けば、ふしぎな夕焼けが空を覆っていた。
湿った風が部屋の中まで吹き込んでくる。]
[でも何故だろう、ふしぎな不安はまだ続いている。
窓からも見える海のように広がっている。
……先程読んだ資料の中に人狼騒動が起きる前に嵐が来たと書いてあった。
思い出すのは先程の不安そうなパメラ。
もしかしてパメラの抱える心配って。
でも、当たっているかも分からない。]
[問いかけに対する応答は、回答とは言いがたいもの(>>130)であったが。
確認の言葉に対しては素直に]
ああ、元々は大陸の出だ。なんか大陸の空気は合わなかったもんでな。
[実際の移住理由は全く異なるのだが、五年前からずっとそう通している。
そういう風に知られているはずで。
オットーのつぶやきを全て聞き終えてから]
謝るこたぁねえが…………あの話、か。
[神妙な口調で、この村で十数年前に起きたとされる事件に触れる。
それには「人狼」なる超存在が関わっていると、村の者からは聞いた。
自分で見たわけではないので信じがたいが、変死体がいくつも出たことは事実らしいというのが彼の認識]
……俺はそいつを見たわけじゃねえし、なんとも言えんけどよ……。他所者らしく言わせてもらえば……考え過ぎだと、俺も思うぜ。
嵐が来るなんてそう珍しいこっちゃねえ。昔話と結びつけて考える理由はねえんじゃねえかな。
[言葉こそ突き放すような言葉ではあるものの、声音に若干の心配の響きを持たせて、そう言う。
事実、移住してから5年、小さい嵐などはたまにあったものの、それに付随して異常な事件が起きるなど、なかったのだから]
[大陸から来たという男の言葉を、今まで疑ったことは無かった。>>134
ここに来た五年前以前のことは知らないし、思えば知ろうともしてこなかった。
少なくとも自分にとってのディーターと言う男は、仕事熱心な気のいい隣人で、それでよかった。]
…俺はこの島しか知らないから、少しだけ羨ましいな。
[空気が合わないと言う男の言葉からも、決して外の世界は安穏なものではないと予想はできたが、それでもつい羨望が入り込む。]
俺もいっそ、この島を離れられればよかったのかもしれない。
[過去に囚われて生きる日々。
何もかも忘れてしまえればよかったのかもと言う仮定の話。
そんなことはできはしないと、分かってはいたけれど。]
なあ、ディーター。
お前にとっては愉快な話ではなかったかもしれないが。
…それでも気が向いたら、大陸の話でもしてくれないか?
[そう言って、口角をほんのわずかにあげ。
改めて何も知らなかったディーターと言う男の存在に、ほんのわずかながら踏み込もうとして。]
[やがて同じ声音に、神妙な気配が混じりあえば。
あの事件のことへと話は変わり。
そろそろ暗くなってきたなとランプに火を灯すと。]
でもなディーター。覚えていてくれ。
今回の件は考えすぎかもしれない。死体が流れ着いたのも、単なる偶然かもしれない。
それでも人狼は、確かにいたんだ――。
[明かりを持つ顔にうっすらと影が差しこんだ。]
[オットーの言葉(>>137)を素直に聞き]
はっは……オットーに離れられちゃ、俺はともかくあいつらが困るぜ。
[暗にヨアヒムやペーターといった、オットーを慕う者達の事を指して、軽く笑って]
付け加えんなら、俺もここのパンが食えなくなんのも困らぁな。
[オットーの表情に見える影には気づいていたものの。
こういう時は、他所者である自分が空気を回すのだとばかりに、笑って流す……それをどう取られるかは解らないが。
大陸の事を聞きたがる彼に対しては、一瞬、意外そうな表情を見せ]
……大陸の話、か。いいぜ。
[そう返せば、なるだけ平和な都市の営みや雄大な山々のことなどを語る。
話そうと思えば、圧政に喘ぐ民の話や流行病の話といった話ももちろん出来たろうが、そういう話も聞きたくなかろう、と]
村の設定が変更されました。
[そして、オットーと話す「あの事件」(>>138)のこと。
自分はまだ見ていない、流れ着いた死体についても噂になっている事を今やっと知って。
オットーの表情に見えた影は、はたしてランプの明かりがもたらしただけのものだったのだろうか。
その表情には、軽く寒いものが感じられて。
彼は言う。人狼は確かに居たと。]
……悪ぃけどな。御伽話に出てくるような奴のこたぁ、俺はこの目で見るまで信じねえ。
[ここだけは、自分の思いとして線を引いておいて]
ただな。
……アンタのその目ぇみりゃ……ただならぬことがあったってことは、解る。
[至って、真剣に。……そして、言葉を続け]
……人に化けられる狼と、ただの人間。
ほんとに怖ぇのはどっちか……俺にゃよくわからんしな。
[オットーに聞こえるかどうかは興味ないとばかりに、意味深に、小さく呟いた。
嵐の前の空気がそうさせるのか。一瞬だけ、ディーターの目に冷徹な光が見て取れたかもしれない。]
村娘 パメラが村を出て行きました。
[何処か淋し気な笑みを浮かべ、ふたつのカップを持って、
パメラの居る部屋へと戻って来る。
今度は唐突に絵の話しを始める。]
ねえ、パメラ。貴方は覚えてる?
初めて会った時に見せてくれた絵。島の絵だったわ。
今はどんな絵を描いてるの?
ああ、今はスランプなのよね。
[パメラに淹れたのハーブティーだった。
気持ちを落ち着かせる効果がある、カモマイル。]
あのね、パメラ。
一つの事に余り根詰めちゃ駄目よ。
[取り留めない話しをするのも、パメラを悩み事から気を逸らさせるため。
クララなりの心配の仕方だった。]
それを飲んだら、
嵐が来る前に家に帰ると良いわ。
7人目、村娘 パメラ がやってきました。
村娘 パメラは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[一人になった部屋で娘は、おもむろにバッグからスケッチブックと色鉛筆を出すと絵を描き始めた。
ただ座っているだけだと、どうしても色々と悪いことを考えてしまうから。
少しでも手を動かしていれば忘れられると思った。
しかし]
……あっ……
[色を塗っている最中に芯が折れてしまった。
そんなに力を入れていたつもりはないのだが、どうやらかなり力が入っていたらしい。
それは絵からも伺うことができた。]
―自宅―
[どうやらペーターはまだ来ていないようだ。
それだけ確認すると再び外に出て、物置から工具入れと板を取り出して、外が真っ暗になる前に嵐用の対策を家に施していく。
いつまで経っても消えない胸騒ぎ…消えろとでも言うかのように金槌で勢いよく釘を打っていく。]
ええ、覚えてる。
[初めて会った時のことを話されれば頷く。
あの頃はホームシックにかかったのもあり、この島の絵をよく描いていた。]
早くスランプから脱却できるといいのだけれど……
[そう言いながら渡されたハーブティーを手に取り、優しいカモマイルの香りにほっと息を吐くとゆっくり啜った。]
―回想―
[島中を包む不穏な空気にあの日の記憶が嫌でも蘇ってくる。
と言っても、ショックが大きすぎたせいかぶつりぶつりと記憶が途切れていて、断片的にしか思い出せないのだが。
まず自分の両親が殺された。
その後、自分は村長ヴァルターの家に保護されて、数日後に幼馴染の一人であったリーザの死を知る。
死因は知らない。聞く余裕すら無かった。
両親と幼馴染の死で自分の心は完全に壊れた。
騒動が落ち着くまでパメラはどこで何をしていたのだろう?
リーザが亡くなった直後のオットーはどうだったか?
思い出そうとしても頭に靄がかかって思い出せず、かといって自分から訊くこともできずに、今に至る。
―回想―
[島中を包む不穏な空気にあの日の記憶が嫌でも蘇ってくる。
と言っても、ショックが大きすぎたせいかぶつりぶつりと記憶が途切れていて、断片的にしか思い出せないのだが。
まず自分の両親が殺された。
その後、自分は村長ヴァルターの家に保護されて、数日後に幼馴染の一人であったリーザの死を知る。
死因は知らない。聞く余裕すら無かった。
両親と幼馴染の死で自分の心は完全に壊れた。
騒動が落ち着くまでパメラはどこで何をしていたのだろう?
リーザが亡くなった直後のオットーはどうだったか?
思い出そうとしても頭に靄がかかって思い出せず、かといって自分から訊くこともできずに、今に至る。
[勿論、クララは覚えてる。あの日見た、まっさらなブルーを。
4ヶ月前、何故だか島にいるクララを見てパメラはどんな顔をしただろうか。
その時の様子を思い出してはくすりと喉を震わせた。]
きっかけがあれば、直ぐにスランプなんて抜け出せるわ。
わたしもそうだった。此処へ来るきっかけをくれたパメラには感謝してるのよ。
ここの海を見れて良かったわ。
[そう言って、自分もハーブティーを飲んだ。]
[やがてハーブティーを飲み終えればパメラが立ち上がる。
クララは図書館の入り口まで見送って、]
どういたしまして。
もう外も暗いわ、気を付けてね。
[辺りの様子から嵐が来るのは伝わって来る。
パメラの懸念を全て晴らす事は難しいだろうけども。]
今日は余り考え事はせず、
ゆっくり休んでね。**
[どれくらいの間、そうしていただろう。
気付けば空は夜の色に染まりつつあった。
吹きつける風の冷たさが、ペーターの身体から温度を奪っていく。]
……ヨアヒムさんの家、行こう。
[のろのろと緩慢な動作で、ペーターは動き出す。
気持ちは未だ晴れない。
それでも、いつまでもここに居られないことくらい、ペーターには解っていた。]
-ヨアヒムの家-
[ゆっくりと歩いていたため、着くころには辺りはすっかり暗くなっていただろう。
道すがら、いくつも「泊まらないための言い訳」を考えた。
そんなことしたってどうなるでもないと解っていて、けれど考えずにいられなかった。
そうして何回もためらった後、ようやくペーターはドアを叩く。
トントントン、小さな音で、三回。]
ヨアヒムさん?
僕だよ。ペーター。
/*
一応、村人・人狼・占い師が来ても大丈夫なようにロル回してるつもりだけど、狂人来たらどうしよう(ガクブル
オットーが狂人希望だと思うんだけど…。
占い師→ヨアヒムの両親が占い師だったから殺された。
人狼→実は自分が両親を食べた。
村人→表の通り、人狼に両親を殺された。
『ねえねえ、どうしたの?お兄ちゃん。どうしてそんな顔でリーザを見るの?』
[きょとんと首を傾げる姿は、生まれた時から見知ったもの。]
『大丈夫なんだよ?これが一番正しいことなの。怖がらなくてもいいんだよ。』
[ころころと、涼やかな声が耳を打つ。
小鳥の囀りのような無邪気な笑い声が、自分は好きだった。]
リーザね。ヨアくんも好き。パメちゃんも。お兄ちゃんのことも。
みんな、みんな、大好き!
[紡ぐ言葉も、普段の彼女と何も変わらなかったのに。]
だからね。
――みんなでいっしょに、しんじゃおう?
[愛らしい瞳に狂気を宿し。
花のような小さなぷっくりとした唇は、今は歪んだ微笑を形作り。
楽しげに、
『ねえねえ、どうしたの?お兄ちゃん。どうしてそんな顔でリーザを見るの?』
[きょとんと首を傾げる姿は、生まれた時から見知ったもの。]
『大丈夫なんだよ?これが一番正しいことなの。怖がらなくてもいいんだよ。』
[ころころと、涼やかな声が耳を打つ。
小鳥の囀りのような無邪気な笑い声が、自分は好きだった。]
リーザね。ヨアくんも好き。パメちゃんも。お兄ちゃんのことも。
みんな、みんな、大好き!
[紡ぐ言葉も、普段の彼女と何も変わらなかったのに。]
だからね。
――みんなでいっしょに、しんじゃおう?
[愛らしい瞳に狂気を宿し。
花のような小さなぷっくりとした唇は、今は歪んだ微笑を形作り。
楽しげに、
本当に怖いのは…
狼か…それとも人間、か。
[確認するよう口ずさむ。
自分ではわからないが。
今の男はの瞳は、ディーターの冷徹なそれとは似通ったようでまた違った。
重くどんよりした光を灯していたかもしれない。]
・・・すまないな、こんな話をして。
一杯飲むか?
[グラスをテーブルの上に置いて。
拒まれなければ、液で器を満たすだろう。]
ハ、アンタだってわかってんだろうに……
あいつらがどんだけアンタ、頼りにしてるってことくらいは?
[慕われる、ということに。何か悩んでいるような様子を感じ取ったので。>>160
己の見たままを語る。それから、少しだけ真剣な口調で]
……アンタにしたって、その、なんだ、「あの事件」て言やぁいいか?
その……なんてえんだ。傷跡、ってのかな。それが残ってるってこと位、鈍い俺にだって解るさ。
そこまで汲んで……あいつらはアンタを慕ってるんじゃねえかな。
[そのように正直な感想を述べて……]
[自分に呼応するようなオットーの呟き>>163は、あえて聞こえないふりをした。
だが。
このパン屋を営む温厚な男も。
恐らくディーターとは違った意味で、何かを見てきているのだろうと、想像するのは難しいことではなかった。
差し出される酒に対しては、割と乗り気の様子で]
お。悪くねえな、……あ?ちとまて。
[そもそも嵐に備えなくて大丈夫なのか……そう言おうとして、軽く周りを見渡す。
もともとパンを焼くことを想定された堅牢な建物。軽く見るだけでも、並大抵の嵐ではびくともすまいことは解った。
なら、遠慮は要るまいか。]
……そうだな、頂こう。
……ろくでもねえ嵐の夜に。平和な明日を祈って、乾杯。
[そう言って乾杯を持ちかけ。注がれた酒を、グラスの半分まで一気に飲み干す]
(そう言えば、最近ゲルトの顔を見ていないな)
[グラスを空けながら。
いつの頃か、不意に暇さえあれば、いつでも眠っている知人の顔を思いだし。
彼のことだ。もしかしたら睡眠を欲するあまり、食事すら忘れている可能性もある。]
(…嵐がやんだら、パンでも届けに行くか)
[つらつらと、そんなことを考えながら。
男同士の夜は更けていく。**]
そうだな、ペーター。
少し俺の話を聞いてくれないか?
[相手の返事もまたずに、どこか懐かしむような目をして話し始めた。]
話したこと無かったけど、子供の頃俺もこの島が大嫌いだったよ。
なあ、オットー。
アンタがもし、あいつらを騙してるってんなら、だ……
そいつぁ恐らく、責任持って騙し続けなきゃなんねえぜ。
[自嘲するように笑うオットー>>169には軽く笑ってそう言うが、目は真剣で。
そして、心のなかで付け足す――俺がそうしているように――と。
騙しているというのであれば、自分も変わらないのだから。
さてはて。
酒の肴の話としては。
大陸で見たこと聞いたことを多少の誇張込みで話したり。
共に食に関わる身、互いの仕事話も悪くなく。
島の若者たちへの期待と心配の話もあっただろうか。
ただ、なるだけ、人狼騒動の事件のことは思い起こさせないように。
嵐の音は耳触りで、長い夜にはむしろ好都合でもあったようで。
たまにボートや小屋を心配するような素振りも見せつつ。
夜は更け――結局自然に、眠りに落ちた**]
海があるだけで他は面白いものなんて何もないし島の外の話を聞くたび外の世界に憧れた。
…それに、親は出稼ぎに行っていっつもいなくてさ。
パメラやオットーやオットーの妹とよく遊んでたけど、やっぱり…寂しかったな。
[十年前のあの日と同じようにゴロゴロと雷の鳴る音が近づいてきているが、ペーターがいてくれるから恐怖は感じなかった。]
あー、疲れた。
[大方準備が終わった娘は上に大きく伸びた。
久々の嵐の準備は色々と忘れていたりしていた部分もある為、思ったより時間が掛かってしまった。
外はもう暗くなっていていた。]
……ご飯にしよう
[必要以上に堅固に閉ざした窓や扉の最終チェックを終わらせると、娘は部屋を軽く片付け、扉に掛かっていた袋の中身を温め始める。
そのついでにアップルティーを淹れると、お盆にそれらを乗せてダイニングに。]
いただきます
[机に並べ、椅子に座った娘は手を合わせて食べ始める。]
……やっぱり、オト兄さんのパンは美味しい
[そう言いながらモグモグと食べる。
一人で静かに食べていた娘は、ガタガタと鳴る音を聞きながら、昔のことを思い出していた。]
―回想:10年前―
[娘は目の前に広がっている酷く生臭い、赤い絵の具が撒き散らされた光景を見ながら呆然としていた。
真ん中には赤く染まった何かが置いてある。
それが何なのかはわからなかった。
いや、わかってはいけないと思った。
大人たちは周りで『人狼だ』『人狼の仕業だ』と騒いでいる。
ジンロウってナニ?
そう近くにいた大人に尋ねると、大人たちは慌てたように娘を追い払った。
何か見てはいけないものだったらしい。
娘はションボリしながら幼馴染みを探し始めた。]
ヨアヒムー?リーザー?ねえ、どこー?
[遊ぶために呼んだ訳ではない。
ただ、幼心にも不安はあって。
一人でいるのが怖かったから探した。
しかし何処を探しても見付からなくて。]
ねぇ、どこー…?
[その内、怖さに耐えられなくなり、泣きじゃくり初めてしまった。*]
なんで俺の親はこんな島に住み続けることに拘るのかと思ったけど、ああ、そういうことだったんだって。
…気づいたのは本当に最近なんだ。
親が亡くなって無かったら、今も気づいてなかったかも…。
[最後のほうは囁きに近かった。
話し終えると「聞いてくれてありがとう。」とペーターに微笑んだ。
ペーターがどう思ったかはわからないが、今日話しておきたくなったのだ。
子供の頃の自分と似ているペーターに。
しかし、ペーターは自分より賢いから、何かを失わずとも気づいてくれると信じていた。]
[そうして、ヨアヒムの言葉を聞いて>>179
ペーターは、腹の底から「何か」が冷えていくのを感じた。
それは怒りだったかもしれない、もしかしたらもっと別の何かかもしれない。
ただ、決して美しくは無い感情だった。それだけは確かだった。
それだけが、ペーターの口を動かした。]
…大好きって、本当に?
ヨアヒムさんは、「あんなことがあって」も。この島が好きなの?
「今」…どうしてここに居るの?
…昔の事に、縛られてるからじゃ、ないの。
僕は、この島が嫌いだ。
皆が過去に縛られて、ただ穏やかに死んでいく現状を、甘んじて受け入れるしかないこの島が、大嫌い。
美しい星空も蒼い海も、いらないよ。
僕が欲しいのは……そんなものじゃない。
[机の下で、握りしめた手は力を籠めすぎて真っ白になっていた。
ドクドクと心臓が早鐘のように音をたてる。頭の奥でキィンと高い音がする。
抑えきれない感情が、ペーターの中で暴れていた。]
―現在―
[娘ははっと気付く。
いつの間にか食べるのを止め、ぼんやりしていたらしい。
手にはキッシュが半分残っていた。
娘はため息を吐くと再びゆっくりと食べ始める。
あの後、自分がどうしたのかは覚えていない。
ただ、あの時見たあれはヨアヒムの両親だった、ということを後で知った。
探しても見付けられなかったあの時、彼は何処かで泣いていたのかもしれない。と今なら思う。
もしそうなら、大事な幼馴染みの為にも側にいてあげたかった。
でも幼かった自分にそんなことはわからず。
だから誰かが側にいてくれたならいいな、と思う。]
[そうして、ヨアヒムの言葉を聞いて>>179>>182
ペーターは、腹の底から「何か」が冷えていくのを感じた。
それは怒りだったかもしれない、もしかしたらもっと別の何かかもしれない。
ただ、決して美しくは無い感情だった。それだけは確かだった。
それだけが、ペーターの口を動かした。]
……僕は、この島が嫌いだ。
皆が過去に縛られて、ただ穏やかに死んでいく現状を、甘んじて受け入れるしかないこの島が、大嫌い。
美しい星空も蒼い海も、いらないよ。
僕が欲しいのは……そんなものじゃない。
[机の下で、握りしめた手は力を籠めすぎて真っ白になっていた。
ドクドクと心臓が早鐘のように音をたてる。頭の奥でキィンと高い音がする。
抑えきれない感情が、ペーターの中で暴れていた。]
[それから少しペーターと他愛のない話をしただろうか。
食事を共にとって寝る準備をする。
ペーターにベッドを勧め、自分は床に敷いた布団に潜り込む。
久しぶりに誰かと共に寝る心地良さを噛み締めながら眠りについた**]
[手にしていた食べ物を食べ終えれば片付けて。
それさえも終わればどうしようかと考える。
このまま何か絵を描こうか。
それとも休んでしまおうか。]
今の状態で描いても、何も描けないわよね……
[嵐の準備で体は疲れている。
それに胸騒ぎのせいで精神的にも疲れている。
そんな時に筆を持っても紙を無駄にするだけだ。]
クララにも休め、って言われてるし。休んでしまおうかしら?
[疑問符は付いているが殆ど心の中は決まっていた。
娘は形だけの悩む仕草をした後、ベッドへ向かい潜り込むと目を瞑る。
寝て起きれば、きっと何時ものあしたを迎えられる。
そう信じて。**]
[ヨアヒムは、どんな顔をしているだろう。
じわりと後悔が泡のように沸き立ってきて、ペーターは慌てて顔を伏せた。]
この話、もうやめよ。したくない。
[どうにかそれだけ喉の奥から絞り出すと、俯きながら食事を詰め込んだ。
その後交わした言葉も、食事の味も、よく覚えてはいない。
ヨアヒムに奨められるままに>>185ベッドを借り、深くもぐりこんだ。
瞼が作り出した闇が、じわじわとペーターの心を苛む。
固く遮断された窓の向こうで、ごうごうと木々が揺れる音がする。
嵐が近づいてきたのだろうか。]
(全部、流れちゃえ…)
[朝になって、めちゃくちゃになって、何もかもなかったことになってしまえば……
ペーターが嫌う、子どもらしい馬鹿げた妄想だ。
それにすがることでしか、ペーターは「自分」を保つことができなかった]
[ヨアヒムは、どんな顔をしているだろう。
じわりと後悔が泡のように沸き立ってきて、ペーターは慌てて顔を伏せた。]
この話、もうやめよ。したくない。
[どうにかそれだけ喉の奥から絞り出すと、俯きながら食事を詰め込んだ。
その後交わした言葉も、食事の味も、よく覚えてはいない。
ヨアヒムに奨められるままに>>185ベッドを借り、深くもぐりこんだ。
瞼が作り出した闇が、じわじわとペーターの心を苛む。
固く遮断された窓の向こうで、ごうごうと木々が揺れる音がする。
嵐が近づいてきたのだろうか。]
(全部、流れちゃえ…)
[朝になって、めちゃくちゃになって、何もかもなかったことになってしまえば……
ペーターが嫌う、子どもらしい馬鹿げた妄想だ。
それにすがることでしか、ペーターは「自分」を保つことができなかった**]
少年 ペーターが村を出て行きました。
7人目、少年 ペーター がやってきました。
少年 ペーターは、占い師 を希望しました(他の人には見えません)。
/*
地雷が
「子ども扱い」と「島の肯定」の二つかな。
ペーターが欲しいものは「未来」
うーん。難しい。
役職通ったら色々後付できそう。
通らなくてもそれはそれで。
人外来たら……ちょいびびるな。
/*
島の肯定?
感情の否定かな?
まあペタが島を否定してる→それを諭そうと島を肯定する≒自分の感情が否定されたと感じる、だから
結局表裏一体なのかなぁ。
うーん。設定の練りこみが甘い。
それにしても本当に可愛くないガキである…
/*
思ったんだけど初めてのRP村でいきなり占い師希望とか……どうなの………
素直に村人希望のままでいるべきだったよう、な……
うぇぇどうしたら……どうしたらいいんだ……
もし他に希望してる人が居たらその人の希望が通りますように……うぇぇ……
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