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昼間は人間のふりをして、夜に正体を現すという人狼。
その人狼が、この村に紛れ込んでいるという噂が広がった。
村人達は半信半疑ながらも、村はずれの宿に集められることになった。
1人目、ひつじ めりー がやってきました。
ひつじ めりーは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
2人目、星雲の少女 リーザ がやってきました。
星雲の少女 リーザは、C国狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
[少女は、大きなお菓子の家の前に立っていた。]
[クッキーの外壁や屋根、チョコレートの扉、飴細工の窓。
他にも探せばお菓子が見つかるかも知れない。]
[小さな頃に絵本で見たことがある建物そのまま。
一度は訪れてみたいと、思ったこともあった。]
不思議……。
こんなに雪が降っているのに、ちっとも冷たくない。
[雪を手に受けじっと見つめてみると、それは小さなマシュマロや金平糖で。
足元に広がる白は綿飴。
ふんわりと甘い香りが鼻腔をくすぐる。]
ああ――そっか。
これは、夢だね。
[現実ではありえない光景に、今更のように気付く。]
[そもそも、現であれば
少女の目が、見えているはずがない。]
痛……。
[これまでの記憶を手繰ろうとすれば、ぴりりと電流が走るような痛みが全身を巡る]
[自身がだれであるかは解る。]
[親しかった者の存在も憶えている、けれど――]
[肝心な部分がどうしても思い出せないので、そのうち少女は、考えるのをやめた。]
他に建物はないのかな。
この家だけ?
[すぐにでもお菓子の家に入ってみたい気がするけれど、周りには雪景色以外何もないのか気になって、少し辺りを探索してみることにした**]
くすくす、くすくす。
少女の周りをくるくると飛び回り、悪戯な妖精たちが笑う。
けれど少女は気づかない。
否、その存在を認識できていないのだ。
『ここにはいつも、お堅い天使とめりーさんくらいしかいないからつまんない。』
『人間と遊ぶのは楽しいけど、今回も一晩だけなんでしょ?』
『ずっとここで遊んでいてくれたらいいのにね。』
ここは生と死、様々な時間軸が交わる夢の世界。
白き聖人が起こす、奇跡の世界。
普段存在するものは、夢の番人と、邂逅を果たす者達を見守る天使と妖精のみ。
けれど妖精たちは、見守るだけでは不満みたい。
3人目、風花の宿屋の女主人 レジーナ がやってきました。
風花の宿屋の女主人 レジーナは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 一方その頃 ―
……いけない。
準備中に転寝しちゃってたみたいだね。
[談話室のソファの上で、中年――というには失礼な程度に若く見えるのだが――の女が瞼を開いた。]
[つい数日前に姓が変わったばかりの、宿屋の“元・看板娘”レジーナ・リーチャム。
今は夫が出掛けている為、支配人代理として朝の準備に追われているところだったが、疲労からかうっかり眠ってしまっていたらしい。]
[上半身を起こし、窓へ視線を移す。]
外は雪かい。
……オズは無事に麓の街へ着いてるかね。
[窓越しの雪景色は、通常の銀嵐よりも穏やかなものに見えた。
この程度の雪ならば、留守中の夫を心配する必要はないだろうが……。]
ったく、趣味を楽しむのは良いけど。
大黒柱が、あんまり長い間宿を空けんじゃないよ。
[ぼやきつつ、ソファから足を下ろして立ち上がると――]
……んなっ!?
[足元で、白藍の小さな獣がすやすやと眠っている姿が視界に入った。]
犬……?
いや、これは……狼の仔?
一体どうやって入ってきたっていうのかね……。
[宿屋はまだ、営業時間前。
玄関の扉が開けっ放しにでもなっていない限り、獣がここへ入ってくるわけはないのだが。]
ま、いいか。
そこら辺走り回って迷惑かけるとかでなきゃ、歓迎だよ。
こんな天気でも、お客さんは来るかもしれないからね。
大人しくしてるんだよ。
[まさか、こんな小さな存在が、御伽噺に出てくる“人狼”というやつでもないだろう。
熟睡しており起きる気配のない獣を尻目に、鍵を開けようと玄関へ向かうと――]
[まるまる、もこもこ]
[大きな羊が、玄関を塞ぐようにして腰を落ち着け眠っていた。]
ト、トムの所の羊かい……?
いや、微妙に違うような……
うーん、羊の違いはあたしにはよくわかんないね。
[とにかくこのままでは営業を妨害されてしまう。
可哀想だが羊を起こそうと近づき]
……めりー??
この子の名前かね……。
[羊の首から、“夢の番人 めりーさん”と書かれた札が下げられている事に気付く。]
夢の番人ってのは……
どういう事なんだろうね。
[書かれた文字に首を傾ぐも、今は羊を玄関から退ける事が先決だ。
揺さぶっても起きる気配はなく、仕方なしにとりあえずカウンターの傍まで押す事にした。]
[従業員に手伝って貰おうにも、銀嵐が近い今は殆どが長期休暇中だ。
まあ、客足も鈍くなる時期なので、あまり問題ではないのだが。]
……ふぅ。
こんなでっかい置物見たら、お客さんはびっくりしちゃうかもしれないけど、これ以上は無理さね。
腰が痛くなっちゃったよ、全く……。
[やっとの思いで羊をカウンターの横、厨房への扉の傍へ運び終えた。
腰をとんとんと叩く動きは、ブラック珈琲好きな近所の悪ガキに見られていたら、間違いなくおばさん臭い動きだとからかわれていただろう。
一人の時でよかった。]
[玄関扉を開錠し、カウンターに入る。]
[二人の四足歩行のお客さんが居る以外、内装は普段の宿屋と変わらない姿をしているので、レジーナは気付かない。]
[宿屋の外観が、お菓子の家と化している事に**]
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
/*
Q.白き聖人?ホワイトデーの事でしょ?ホワイトデーって日本で生まれた習慣だし聖人いないよね?
A.この世界はフィクションだから、いるって事になってるんです(震え声)
村の設定が変更されました。
“この村は、『人狼BBSでカオス編成RP村』シリーズのスピンオフ企画です。
参加者の方には、人狼SNSメッセージもしくはTwitterにて参加パスワードをお送りしておりますので、そちらを使用してご入村ください。
役職編成については、事前に希望されていたものを反映させる形になりますが、未定の場合、村開始前にroleランダムを振り、出た役職を編成に加える事になります。
それまでは、未定の方の人数分だけ村人を入れております。
もし「この役職がいいんだけど」と希望がありましたら、お手数ですがWikiのコメント欄やメッセージにて報せてくださると有難いです。
その他舞台設定や進行などは、Wikiにてご確認をお願いします。”
4人目、風花の青年 ヨアヒム がやってきました。
風花の青年 ヨアヒムは、呪狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[手にスケッチブックとデッサン用の木炭を持った青年が、不思議そうにお菓子の家を見上げながら首をこてりと傾げる。
あたりを見回しても、一体いつの間に、自分がどうやって来たのか全く分からない。おまけに頭にぼんやりと霞がかかったみたいに記憶すらあいまいだった。]
でも、まあいっか。
[基本的に大好きな絵以外にはあまり物事にこだわらない暢気な性格をしている。
お菓子の家の造詣が気に入って、のんびりとデッサンを始めた。]
5人目、星雲の神父 ジムゾン がやってきました。
星雲の神父 ジムゾンは、狙撃手 を希望しました(他の人には見えません)。
― 雪の中 ―
これは雪・・・じゃないようですね。何故お菓子が?
[一面真っ白な風景の中、ゆっくりと降るマシュマロや金平糖を手の平に受け止めて、ひとりごちる。しかも周囲は間違いなく雪景色なのに、寒さを感じないせいか、現実味もどこか薄い気がしてくる。]
・・・。
[困った表情を浮かべて周囲をきょろきょろと見渡すと、遠くにぽつり灯る明かりに気付いた。
とりあえず誰かがいるらしい。ならばまずはそこを目指してみよう。
そんなことを考えながら、歩き始めた。]
おや?そこにいるのはリーザではありませんか?
[少し歩いていると、最近引き取った少女の姿>>6を発見した。
一瞬何故彼女がここに?との疑問が浮かんだものの、そう思った理由がどうしても思い出せない。仕方がないからひとまず脇に置いて、声をかける。]
村の設定が変更されました。
……ジムゾン……おにいちゃん。
[ぐし、と涙をワンピースの袖口で拭うと、噛み締めるようにその名を呼び、声の主の元へ真っ直ぐに走り出した。]
[自分に気付いて名を呼びながら駆け寄ってくるリーザを迎え入れるべく、目線に合わせてしゃがみこんだあと、ふとあることに気付く。]
・・・?
[そういえばリーザは目に怪我をしていたはず。だが少女には傷痕すらなく、目も普通に見えているとしか思えなかった。
考えても考えても、どうしてもその理由は思いつかなかったし、逆に視力をなくすよりはずっとましかと楽観的な思考も浮かんだから、疑問を深く追求するのはすぐ止めた。]
リーザ。ああ、会えてよかったです。一人で不安ではありませんか?
[少女を安心させるように微笑ながら問いかけた。]
/*気が付けばあなたの隣に。蕎麦です。
皆様、お久しぶりです。(手ぶんぶか。
待ちに待った同窓会村。始まるの楽しみにしていましたよ。よろしくお願いいたします。(ぺこり。
わたしも、またおにいちゃんに会えて嬉しいです。
[共に暮らす家族へ向けるにしてはおかしな言葉である事に、少女は気付かない。]
正直言うと、ちょっとだけ不安でした。
初めて来る場所なのに、わたし一人しかいないんじゃないか……って思ったから。
おにいちゃんが居てくれてよかった……。
[心底ほっとしたように笑みを漏らし、ジムゾンが拒まないなら手を繋ごうと自身の小さな手を差し出した**]
[一緒に暮らす家族にかける言葉としてはおかしいことに、リーザと同様気付いていない。
今はそれよりもリーザの心境に意識が向いていたから、視線を合わせて大きく頷き返す。]
大丈夫ですよ。あなたの年齢ならば、このような状況で不安に思うのが当然です。
遠慮せずに思ったことを素直に伝えてくださいね。私は出来る限りのことをしますから。
[リーザが差し出した手>>26を取り、そっと握ると立ち上がった。]
あちらに明かりがついた家があるようですから、行ってみましょう。もしかしたら私たちの知り合いもいるかもしれませんし。
[お菓子の家の方向を空いている手の人差し指で示すと、歩き始めた。]
6人目、風花の農夫 ヤコブ がやってきました。
風花の農夫 ヤコブは、C国狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
―お菓子の家(宿)の一室―
[気付くと、ベッドの上に寝ていた。]
…………えーと。
[何を、していたのだろうか。
きょろきょろと部屋の中を見回せば、何故か周囲には赤い色――林檎が数個転がっている。]
確か……――。
[銀嵐の中、「声』が聞こえて。]
……そうだ。
宿の手伝いで泊まっていたんだ。
[まるで目覚めて夢が消えてしまうように、思い出そうとした事は霧散して消えた。]
でも、なんで客室で寝てたのかなあ。
まさか林檎持って歩いていたら転んで頭打った?
さすがにそれは……。
[ずきりと痛んだ気がした額の傷跡に一度手を当て。
ぶつぶつと呟きながら林檎を拾い上げて、部屋を出る。]
女将さーん。
誰か居ないんですか?
[いつもより静かな気がする宿。
呼びかけながら一階へと階段を下りていった。**]
7人目、樹海の青年 ヨアヒム がやってきました。
樹海の青年 ヨアヒムは、守護獣 を希望しました(他の人には見えません)。
― ??? ―
[どこまでも広がる小麦畑。
豊穣の小麦畑の光纏う獣は、ざぁっと吹いてくる秋風に目を閉じて身を委ねている。
どこからともなく聞こえてくるバイオリンの音は、高く、低く――…。]
― ??? ―
[どこまでも広がる小麦畑。
豊穣の小麦畑の光纏う獣は、ざぁっと吹いてくる秋風に目を閉じて身を委ねている。
どこからともなく聞こえてくるバイオリンの音は、高く、低く――…。]
ポンっ
[突如、いやに大きく耳元で鳴り響いたピチカート。
目を開ければ、そこに広がる光景は。
いつのまにか移り変わった冬の雪景色……。]
……じゃ、ない?
なんだ、これ?
[ほんわか。ふわふわ。ころころり。
一面が■darkcyanに■cornflowerblue、■moccasinの淡いパステルカラーたち。
綿あめにマシュマロ、金平糖。
手に取って見れば、それらはすべて淡雪のように解けていく。]
……じゃ、ない?
なんだ、これ?
[ほんわか。ふわふわ。ころころり。
一面が■midnightblueに■moccasin、■mediumpurpleの淡いパステルカラーたち。
綿あめにマシュマロ、金平糖。
手に取って見れば、それらはすべて淡雪のように解けていく。]
[なんとなく■yellowgreenの金平糖を口にしてみたら。
甘く優しいけど、どこか懐かしいその味。
ぽろり、と涙がなぜだか零れ落ちた。]
[ふと見上げた視線の先に、そのお菓子の家は存在していた。]
……行ってみよう。
[なぜ、そう思ったのかはわからない。
けれども、導かれたかのようにお菓子の家に向かったのだった。
首から下げた
樹海の羊飼い カタリナ が見物人として参加しました。
樹海の羊飼い カタリナは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
―雪の中―
……ん、ヴァイス?
[頬を舐める温かい感触に目を開ける。
目の前では白い犬が千切れんばかりに尻尾を振っていた。]
お前、無事だったのか?
ペーターは一緒じゃないのか?
[犬の頭を撫でてやりながら、弟の姿を探し立ち上がる。
すると身体の上に乗っていたらしい赤い林檎がころりと雪の中へと転げ落ちた。]
― →お菓子の家(宿屋)の中
[一通り描き終えると、お腹が減ったことに気づいてお菓子の家の中に入った。お菓子をかじってみたい誘惑にかられるものの、さすがにそこまで子供ではないからぐっとこらえる。
中は母親が留守のときに泊めてもらっている、馴染みのある宿屋と同じだな?と思っていると、カウンターに母親のエルナと幼馴染である女主人らしき女性を発見した。しかし自分が知っている彼女よりも若い気がして、不思議そうに首を傾げる。]
こんにち、は?レジーナさん、ですよね?僕はヨアヒムです。分かります?
[万が一人違いだったら相手を困らせるかなと思って、慎重に声をかける。]
/*
というわけでとりあえずこんばんは。
ここのところの時間の余裕のなさから考えると、キャラクター一人にしようかなと思ったんですが、より演じたかったのはわんこなヨアヒム、同窓会で風花の村の人が多そうという意味ではジムゾンで話したいなと思ったので、結局二人やることにしたという。
出来る限りは頑張りますよ!
なんだ、林檎か。
後で握り潰してジュースにでもするかな。
ってか、何処だここ。
ほら来い。人探しに行くぞ。
[落ちた林檎を拾い上げ、綿飴の雪の中を歩き出す。
時々、物珍しげにチョコレートの木の枝を折ってみたりするその傍らを、ぴったりと寄り添うように白い犬も歩いて行った。**]
[こちらに向かってくる足音を聞きつけて、廊下を覗き込んだら、階段を下りてくるヤコブ>>29が目に入った。]
ヤコブー!僕はヨアヒムだよー!お前は二階で仕事でもしてたのかー?
[同じ年の幼馴染に向かって、スケッチブックを持ったまま大きく手を振って笑いかけた。家族が村の外に出る冬の間は、ヤコブは宿屋の手伝いをしていることを思い出したから。**]
/*
2ID+赤ログは中身のスペック的に不可能なので片っぽ見物です。
割といろいろ忘れているけどがんばる。
何故か二人とも林檎を手にしているのは記憶の誤魔化しというか、死亡している暗示ですね。
― カウンター ―
はいはーい、いますよー……
……って、あれ?
誰の声だい……?
[>>29階上からのレジーナを呼ぶ声に応える。
けれど声の主は誰だろうか。
従業員でも宿泊客でもない、けれどどこかで聴いたような気もする。]
[首を傾いでいると、玄関の扉が開いた。
レジーナの記憶の中にはない青年だ>>36]
ああ、そうだよ。
レジーナだけど……
[自分を知っている風だったので、どこかで遭っただろうかと訪ねようとしたとき――]
……はい?
ヨアヒム!?
[自分の知る少年の名が、目の前の青年から飛び出して目を丸くした。]
ヨアヒム……の、親戚とかじゃなくて??
[まじまじと青年を見つめる。
確かに、自分の知るヨアヒムの特徴を持ってはいるのだが――外見年齢が決定的に噛み合わない。]
ま、まあいいや。
とにかくあんたはヨアヒムっていうんだね?
泊まりに来たんだったら宿帳に……
[記帳を促そうとしたところで、ヨアヒムを名乗る青年から飛び出た名は>>38]
あんた、ヤコブと知り合いなのかい?
あたしの幼馴染の息子のヨアヒムも、ヤコブと仲良しでね……って……
[絶句するしかなかった。]
[どういうことだろうか。
ヨアヒムがヤコブと呼んだ青年もまた、自分の知るヤコブの特徴を持っているけれど、記憶の中のヤコブと年齢が異なる。]
……あたしがおかしいのかねぇ。
[あの二人は、もしかしたら自分の知るヨアヒムとヤコブと同一人物なのだろうか。
最近の子供は成長が早いと言うし。
考えたら負けな気しかしなかった**]
8人目、樹海の少年 ペーター がやってきました。
樹海の少年 ペーターは、夢魔 を希望しました(他の人には見えません)。
[―――誰かと、ずっと手を繋いでいたような気がした。
それが誰だったか思い出せないから、
なぜか甘い香りを漂わせる木の枝を眼前に、少年は眉を寄せていた。
先程その辺の木から折り取ったものである]
そもそも、なんでこんなところにいるんだ……?
[数秒後、思考は行き着くべきところへ行きつき、
視線を木の枝から外して再度、眉を寄せる。
目に映るのはただの木々ではない。
枝も幹も茶色の甘いお菓子――チョコレートでできているのだが、それに少年が気付くのは、もう少し後の話]
こんなところでじっとしてたら風邪ひいちまう。
そしたらねえちゃんに心配――、 あれ?
[言葉を止めて、動きも止めているうちはただの不審点だったものは、
積もる雪に手を触れたことで確信に変わる]
……ちっとも冷たくねー。
[それに寒くもない。
これでは風邪なんてひけるはずもない]
………。
[ばすっと雪の中に寝転んでみればやっぱり冷たくない]
[このまま、ずっとこうしていられれば。
けれど、それはすごく寂しいことのような気が、ひっきりなしにしているから。
閉じかけていた目を開けて少年は歩き出す。
隣にいてほしい“誰か”を探して**]
/*
このNG使うの久しぶりだにゃー……
というわけでこちらあかつきさんのサブIDでっす
りあるはだいじょぶだけどふと思い立って元村第二希望の夢魔を希望してみる
9人目、星運のパン屋 オットー がやってきました。
星運のパン屋 オットーは、恋天使 を希望しました(他の人には見えません)。
― お菓子のおうち・厨房 ―
[お菓子のおうちの厨房では、なにやら軽快なリズムの鼻歌と、そしてパンを捏ねる音が響いていた。
どうやらその歌声とそして楽しそうにパンを作る様子を見るに――」
恋するふぉーちゅんくっきー♪
ふふふん♪ ふんふんふふふんふん♪
へへいへーい♪ へへいへーい♪
[とてもご機嫌のようだ」
[楽しそうにパン生地をコネコネしながら、
男が思うのは心に秘めた想いの相手のこと]
ふふ…っ。
このフォーチュンパンを僕と神父様の二人で食べれば、
二人は運命の恋人たちになれる…ってね。
[表情の乏しい顔で、声だけは熱い想いをたっぷりに含んで嬉しそうに呟く。
ちょっと怖い]
[なぜ自分がこんな場所にいるのか等の細かいことは、
男の頭にはまったくもってすっかりさっぱりちゃんだった。
今の男にとって大事なのは、そう。
めりーさん――と名乗ったひつじ――がくれたこの惚れ薬入りのパンを、大好きなあの人に食べさせることだけだったから]
このパンを神父様と二人で食べれば、
僕も念願のり・あ・じゅ・う♥になれるんだー。
ふふふ、楽しみだなーあ♡
[やっぱり表情の乏しいままつぶやく男の後ろ姿は、
とっても怖かった**]
[目の前の女性は、やはりレジーナで合っているようだ>>40。だが何故か自分を見て目を丸くしている。]
そうです。僕は正真正銘、ヨアヒム本人だよ。
[親戚とかじゃないくて?との問い>>41に大真面目に頷く。まさかレジーナの記憶まで時間を逆行しているとは思わない。]
[ヤコブに呼びかけた直後、レジーナの口から幼馴染>>41という単語が出て、にこっと笑った。]
うんっ!僕の母さんは、レジーナさんの幼馴染でエルナって名前だよ。いつもはエラって呼んでいましたよね。
そしてヤコブは僕の大事な幼馴染のヤコブ。・・・どうしました?
[レジーナの言葉>>42が耳に入って首を捻る。何がおかしいのか、さっぱり理解できていない。]
[そのときお腹がくーっと鳴って、てへへと誤魔化し笑いをした。]
母さん、また村の外に出かけちゃったから、今夜からしばらくここに泊めてください。宿帳はあとで書きます。
・・・お腹が減ったから、先に何か食べるものをお願いしますね。
[さすがに少し恥ずかしい。語尾がかすれて小さな声になった。**]
そうだよ、あたしの知ってるヨアヒムの母親はエルナで、愛称は……
……その呼び名まで知ってるのかい。
[もう、細かいこと――いや細かくはないのだが――を考えるのはよそうか。
目の前の人物の言動は、完全にヨアヒムのそれだ。]
そっか……。
あんたもヤコブの事を大事にしてるんだね。
[>>50その言葉が聞けたなら、もう充分じゃないか。
このヨアヒムは自分の知るヨアヒムで、ヤコブも自分の知るヤコブなのだ。]
はいはい。
好きな部屋に泊まりなよ。
今食べるもの用意してくるから、食堂の方で待ってておくれよ。
先客が寝てるけど、起こさないようにしてやっとくれ。
[恥ずかしそうに空腹を訴える姿に、思わず笑みを零す。
仔狼の眠る談話室へ促しつつ、カウンターの扉から厨房へ入ると――]
[かけられた声に、パンをこねる手を止めて振り向く]
ああ、レジーナじゃない、か……?
[声だけで宿の女主人だろうとアタリをつけたところで、
自分の記憶と違うその姿に首をコテり]
あれ?
僕が知っている人と、似てるようで、ちが、う?
[表情の乏しい顔に浮かぶ、困惑の色]
[不審者も自分の事を知っているらしい>>55]
[という事はこの不審者も自分が知る人物だろうか。]
オットー?
……いや、どこか違うような……。
[一見するとパン屋の息子のようだけれど、よくよく見れば全く違うようにも思える。]
まあいいや。
[ちっとも良くはないのだが、ヨアヒム達の事もある以上考えても仕方がない気がして、疑問は横に置いておくことにした。]
ちょっと腹空かせてる子がいるんでね。
台所使わせてもらうよ。
サンドウィッチでも作ってやろうかね。
[不審者が怪しげなパン>>48を作っている事も知らず、不審者の横で軽食の準備**]
あ、いや、まあ僕の家じゃないし。
場所は空いてるからどうぞ。
[記憶にあるレジーナよりも痩せて若い女性が宿の女将だとは思いもよらず。
ラブフォーチュンパンを脇に避け、場所を作る。
コマけえことはいいんだよとばかりに、サンドウィッチを作るれジーナを尻目に、
再開されるパンをこねる音と陽気な鼻歌**]
/*
運天リーザ→知らん子
銀嵐ヨアヒム→しってる
運天ジムゾン→わからん
銀嵐ヤコブ→しってる
樹海ヨアヒム→あれ?ヨアヒムがもう一人?
樹海ペーター→悪ガキに似てる
運天オットー→パン屋の息子に似てる?
樹海カタリナ→外見だけあの子に似てるような
多分こんな感じの認識
10人目、風花の村の楽天家 ゲルト がやってきました。
風花の村の楽天家 ゲルトは、狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 宿の一室 ―
っふ……ぁ……。
[ふわふわふかふか、真っ白な綿菓子ベッドの上で。
タートルネックのシャツにショートパンツ、年の頃は十代半ばと思しき少年がこてり、寝返りを打つ。
金糸の髪が、さらりと微かな音立てた。]
ふぁーあ……ねむいな……寝てていい?
[甘い匂いに包まって、その薄藍は閉ざされたまま。]
― 宿の一室 ―
っふ……ぁ……。
[ふわふわふかふか、真っ白な綿菓子ベッドの上で。
タートルネックのシャツにショートパンツ、年の頃は十代半ばと思しき少年がこてり、寝返りを打つ。
金糸の髪が、さらりと微かな音立てた。]
ふぁーあ……ねむいな……寝てていい?
[甘い匂いに包まって、その薄藍は*閉ざされたまま*。]
そりゃウチの旦那の宿だからね。
けど、悪いことに使ってんじゃなけりゃ邪魔するのも悪いだろ?
見たところ普通に調理してたみたいだし。
[不審者は見たところパンを作っているようだ>>58
まさか惚れ薬だか媚●だかわからないようなものが入っているとは夢にも思わない。]
あんた、まるで職人みたいな手つきだねぇ。
[素直に感心しつつ、準備を進める**]
[理屈はよく分からないが、目の前のレジーナは自分がよく世話になっている宿屋の女主人で間違いないようだ。自分の話に納得する姿>>52に、こくこくと首を縦に振った。]
はい、分かりました。それではお願いします。
[カウンターの扉から厨房に向かうレジーナ>>53を笑顔で見送る。
適当なところでカウンターの前から談話室へと移動する予定だ。]
村の設定が変更されました。
― お菓子の家(宿屋)の前 ―
[明かりを頼りに歩みを進めると、子供の頃童話や絵本で見たようなお菓子の家に到着した。]
ふむ。ますます非現実じみてますね。まさか本当にお菓子の家が存在するとは。
[自分の見たものが真実かどうか確認するべく、外壁を割り取って口にしてみた。まごうことなきクッキーの味がする。リーザも欲しいと望むならば、お菓子の家を削って渡すだろう。
しかも削った家はすぐさま元に戻る。一体どういうことだと首を捻りつつも、他に誰かいないかと周囲を見渡した。]
11人目、風花の司書 クララ がやってきました。
風花の司書 クララは、仮面師 を希望しました(他の人には見えません)。
[どこまでも広がる一面の白――銀嵐。
人々は、それがもたらす脅威から逃れるために、冬支度というものをする。
銀嵐の季節だけをこの村で過ごす女の子も例に漏れず。
狭くも快適な家を絶えず暖めるために薪を多く用意し、
外にあまり出られない退屈を紛らわすために本を多く持ってきた。
さて、今日はどの物語の世界に旅立とうか]
これに決めたっ。
[やがて手に取ったのは、きらびやかな舞台に心も踊る仮面舞踏会の物語。
見知らぬ場所へ繋がる扉を開くかのような手つきで表紙を開く。
幻想のごとき一夜の、はじまり、はじまり―――]
― お菓子の家の前 ―
………… あれ?
[クララは見知らぬ家の前に立っていた。
ドアノブに手をかけた姿勢のまま、何かに気付いたように声をあげ、辺りを見回す。
まず――目の前にあるのはお菓子の家だ。
外壁はクッキーでドアはチョコレート。絵本の中の代物に過ぎないとずっと、思ってきたそれ]
……おかしい。
宿屋に用事があったはずなのに、お菓子の家の前にいるなんて。
[呟く。とっても真顔であった]
ま、いいか。
[気を取り直すと、お菓子の家から一歩、遠ざかる。
用があるのは宿屋であってこの場所ではないのだから。
しかし。
クララとて小さい頃には、絵本に出てくるお菓子の家に目を輝かせたことがある身。
気になる。とっても気になる]
でもお菓子の家って、魔女……が住んでるんじゃなかったっけ。
[それも――迷い込んだ人間を食べようとするこわーい魔女が]
ま、魔女なんているわけないじゃないおおげさだなあ。
[とはいえ、現にお菓子の家が目の前にある状況で、
果たしてこの言葉がどれほどの現実味を持つというのか]
あのー、……私、気がついたらこの家の前にいたんですけど、
いったい、何がどうなっているのやら。
この家、入っても大丈夫でしょうか。
何か、出てきたりなんて、したら……。
[ひとまず声をかける。魔女を警戒してるということは濁しておいて]
嗚呼、こんにちは。
[見知らぬ若い女性>>66に声をかけられて、反射的に頭を下げる。
だが顔を上げてじーっと見つめても、相手が誰かなのかどうしても分からない。]
はい、私は確かに神父ですし、この子の名前はリーザと言いますが・・・えっと、あなたはどちら様でしょうか?
[女性が知っている人物に似ているとは露知らず。正直に考えていることを口にした。何故自分たちのことを知っているのだろうと不思議そうに首を傾げながら。]
[だが続いてお菓子の家のついて質問されると、表情を引き締めて答える。]
それなのですがね。
実は私たちも、気付いたらこの場所に来ていたんです。この子・・・リーザと私は元々知り合いというか、先日縁あって一緒に暮らし始めた仲ですから、無事会えてよかった、なんて話をしていたのですけど。
実は私も、ここに入っても大丈夫か?と心配でして。先ほどから様子を窺っていたところです。
[自分一人なら構わず入っていたかもしれませんが、リーザがいるから保護者として慎重に行動しなくてはいけませんしね、と最後に理由を付け加えつつ、少女に一瞬視線を向けた。]
/*
とりあえず違う村の人と絡んでみたかったん……
というわけであかつきさんのメインIDですよー
せっかくなので真・第一希望の仮面師をとってみました 現状whoランダム先を真似る気満々
/*
一人称私のおにゃのこやるのに違和感を禁じ得ない今日この頃
BGMは未定 仮面舞踏会を意味するタイトルの曲はあるけど……っていう
12人目、風花の ヴァルター がやってきました。
風花の ヴァルターは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
[そこがお菓子の家と言うデリケートなものに
変わっている事など意に介さぬように
宿の扉がバーンと開いた]
こらヨアヒム!!!
私は薪を運べと言っただろう!?
山積みだぞ!!
[自分は間違いなくそこにヨアヒムがいると思って
構わず扉を開けた。
だが開けた瞬間、謎の違和感に包まれる。
まるで時が撒き戻ったような]
村の設定が変更されました。
!?
[突然バーンと音を立てて開いた扉にびっくりして、そちらに振り返った。]
へ?
僕はヴァルターさんから薪を運べなんてお願い、聞いていませんけど???
[自分が住んでいる村の村長から依頼を受けた前提で話しかけられて、頭の上にクエスチョンマークをいっぱい飛ばしながら目を丸くする。]
風花の ヴァルターが村を出て行きました。
12人目、風花 ヴァルター がやってきました。
風花 ヴァルターは、白狼 を希望しました(他の人には見えません)。
− お菓子の宿屋 −
[覗いた宿にいた面子に首を傾げる。
見た事のある人物達のはずだが、何か違和感がある気がする。
だがその違和感の原因を理解出来ずに首を傾げた]
ええっと…レジーナ…。
いや、ヨアヒム……いるのか。
[人物と調度品の距離感が掴めず、雲が掛かった様な
感じだが恐らく声を掛けられればすぐに彼らを認める事になるだろう]
……そうですか。
私もさっき、この家の周りを周ってみましたけれど、
お菓子の家であるという以外に、怪しいところはありませんでした。
人が住んでいるかどうかも、ちょっと……。
[申し訳なさそうに瞳を瞬かせる。
あんまり中の様子に気を配れていなかった。
ちなみに身を隠したりはしていないので、
家の中からは、窓越しに姿を見ることができていたかもしれない]
風花 ヴァルターが村を出て行きました。
12人目、風花の村長 ヴァルター がやってきました。
風花の村長 ヴァルターは、白狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[目を丸くしているヨアヒム>>71をじっと見つめ、
確かに彼はヨアヒムだと1人ごちる]
そうだったか?
私は雪が積もる前に早くと……いつだったかな。
雪…もう降っているのか?
[自分の記憶の方に雪が降り積もっているのか、
ぼんやりとして正確な事が思い出せない]
どうした事だろうな。
私とした事が、夢でも見たかな。
[単純に吹雪を連れて来る前に、村人に教えなければ。
青年達に、ここにヤコブやヨアヒムがいたらと言う
想いだけが残っていた。それだけだが、
それすら思い出せずにいる]
クララさん、ですか。初めまして。
[自分が住んでいる村とは違う村の名前をあげて自己紹介するクララ>>73に丁寧にお辞儀を返す。
けれども反応が数秒遅れたことも驚いている様子にについても、似ている知人がいるとの説明ですぐに納得した。なるほどこのような不思議な場所で、知人にそっくりな別人がいたらきっと自分も同じ反応をするに違いないと思ったから。]
私はジムゾン=エンゲルブレヒトと申します。星雲の村と呼ばれる小さな島で神父をしています。どうぞよろしく。
[リーザだけでなく、自分も間違われた神父と名前が同じとまでは知らないまま自己紹介をした。]
[クララの説明>>75に注意深く耳を傾けながら考え込む。]
なるほど。
あなたが仰るように周囲を回っても怪しいところがないなら、しばらく観察してみたあと、思い切って入ってみるのも手かもしれませんね。ここでじっとしていても何も情報が手に入りませんし、ね。
そのときには危険がないかどうか、私が真っ先に入って確認しますよ。
[リーザだけでなく、知り合ったばかりだが女性を危ない目に遭わせる訳にはいかないから、と説明する。]
[ヴァルターの様子>>72はいつもと違う?ような気がしたが、問いかけ>>76には真面目に答える。]
あれ?積もる前どころか、村にはもうとっくに雪は降ってますよ。
今年も雪かきの手伝いをしようとして、屋根から落ちてきた雪にうっかり埋まったことが・・・。
[ヴァルターとの話の食い違いに気付いて、腕を組んで考えこむものの。記憶はあいまいで、正確なことはどうしても思い出せなかった。]
でも大丈夫ですよ。
今外に降っているのはマシュマロと金平糖ですし、一面白いのはわたがしが積もっているからです。雪かきの心配はありません。
[考えても真実は分からなかったが、先ほどスケッチで確認した風景を口にして、大丈夫と楽観的な口調で笑いかけた。]
それに私はお前はヤコブの所にいると思っていたから
ヤコブの家のドアを開けたつもり…。
いや、宿のドアを開けたのだが…そうだったか?
[思い出そうとすればする程あやふやになって。
全て細かい事のように思えて来た]
それでヨアヒムはまた絵を描いているのか?
レジーナに迷惑を掛けない様にしろよ。
折角宿に来たんだ。たまには手伝うのも良いだろう。
[細かい事ならもう良いだろうと、あっさり斬り捨て
宿の主を探し始めた]
レジーナ、私だ。
何か手伝う事があるか?
[声を掛けてみたが、果たして返事は何処から、
誰から来るだろうか]
[何故ヴァルターは自分がヤコブの家にいると思った>>81んだろう?と疑問が浮かんだものの、本人があまり気にしてないように見えたから、言われたことだけに頷いた。]
はい、分かりました。何か食べたら手伝いをします。
[宿屋に泊まるときは、ドジしてレジーナの仕事を増やさないようにと母のエルナから口を酸っぱくして言われている。でもヴァルターの言うことは尤もだと思ったから、十分注意しながら手を貸そうと考えている。
ちょうど切りが良いので、ヴァルターとはそれで会話を終わらせた。]
マシュマロと金平糖が降ったら観光名所だろう!!
この村にそんなファンタジーの世界があると思ってるのか?
[ヨアヒムとの記憶の食い違い>>79に首を何度傾げても
答えが零れ落ちてくれる事はない。
すぐに、まぁ良いだろう落ち着くのだが。
次の言葉で落ち着くどころでは無くなった]
お腹すいたなら林檎でも食べる?
食事できるまで少しかかるだろうし、果物ナイフなら談話室にあった、気がする。
[幼馴染から聞こえる腹の虫の音に。
普段から表情のあまり変わらない顔に微かに笑みを浮かべて、談話室へ向かう。]
わぁ本当だ。
[思わず確かめに窓を見て、固まった。
自分の目がおかしくなっているのか。
いや、ヨアヒムもそう言っていたではないか。
ぐるぐる思考が回るうちに、ヨアヒムとの会話は
それで終わりとなっていた]
[気付くとヤコブまでそこにいた。
何だ、やはりヤコブと一緒じゃないかとヨアヒムに
言い掛けたが、はて何故だったかと再び霧の中]
まぁヤコブが付いていてくれるなら
ヨアヒムもそこまでドジは踏まないだろう。
[明らかな信用差をさらりと口にして、床に届きそうな
林檎の皮を見つめる]
器用なものだな。
ありがとう、1つ頂こう。
[断る理由も無く、林檎の皮むきが終わるのを待つ]
嗚呼、大丈夫だ。僕はここにいる。
[安堵の息を吐いたヤコブ>>84に言い聞かせるように、ゆっくりとした口調で返事をしながら微笑み返した。]
しかし林檎と一緒に寝ていた?レジーナさんにジャムかパイにしてもらおうと持ってきた林檎が何かの弾みで転がったのか?
[それでもヤコブの説明する状況が理解できずに首を傾げた。つかつかと近寄って、じーっと見つめる。]
お前が怪我してないならいいけど、な。
[とりあえず林檎の話はそれで終わらせると、林檎を食べる?>>87との提案に頷く。]
うん……
絵本で見たお菓子の家そのままです。
まるで夢を見ているみたい。
[これは夢か、それとも今までの出来事が夢か、時間が経つにつれ境界は曖昧になっていく。]
[最初は夢だと思っていた、けれど今は夢であって欲しくない。
夢ならば、いずれ家族との別れが来るのだろうから……。]
[逃げているだけかもしれないけれど、考えたくない。
せめて、今だけは。]
[お腹の音を聞かれて恥ずかしかったから、無茶振りをかました。]
ば、馬鹿。余計なこと聞いているなよ。
[正確にはヤコブが聞いたのではなく、聞かせてしまったと言った方が正しいのだが。]
………。
[なんということでしょう、名前までクララの知っている神父と一緒ではないか。さすがに苗字は違ったけれど。
偶然って時に怖い]
かざはなのむら……??
[聞き覚えのない村の名に、首を傾ぐも]
クララさん……ですね。
はじめまして。
わたしはリーザ・ブラットブルーメです。
[一緒に暮らす事になった経緯はジムゾンが話した為省いたが、改めて名乗った**]
星雲の村、ですか。
初めて聞きます。
[風花の村の近隣にそんな名前の村はなく。
漠然と、ずっと遠くの村の人なのか、という思いを抱く]
わ、……頼もしくて何よりです。
よろしくお願いしますね。
[その後なされた情報交換の後の言葉に、ぺこぺこと頭を下げて応える。
もし魔女が出てきても、この神父さまの傍にいれば大丈夫な気がしていた。
そういえば十字架って魔女にも効くんだろうか、……さすがにないか]
[ヴァルターとの会話中顔を出したヤコブに、少し唇を尖らせて答える。]
そーだよ!僕はヤコブとずっと一緒にいるって言ったじゃないか。
[それを告げたのはいつどこでだったかを思い出そうとした途端。頭の中の霧が濃くなったような気がして、思わず顔をしかめる。
けれどもすぐにヤコブが林檎の皮を剥く腕前に気を取られた。]
林檎剥いてくれてありがとう。とても嬉しいよ。
やっぱりヤコブは器用だなあ。
13人目、風花の村娘 パメラ がやってきました。
風花の村娘 パメラは、夜兎 を希望しました(他の人には見えません)。
……ん、
うぅ…ん……?
[ぼんやりと、目を覚ましたのは寝台の上。
寝惚け眼を擦って、ゆっくり身を起こせば。
何のことはない、毎年冬にお邪魔している、レジーナの宿の一室。
1階の、自分に宛がわれた部屋で、いつものように目を覚ます。
――けれど。]
………!!
何、これ…っ
[目の前に広がる光景。それは何ともない室内の風景だけれど。
――しかしそれこそが、パメラを最も驚かせる。
こんなにも鮮明な、色。形。
物をはっきりと捉える事のできなかった弱視の娘にとって、それは大きな衝撃だった。]
[本当だ>>89と固まるヴァルターに、ね?と首をこてりと傾げる。
普通ならさすがに自分もおかしいと思うが、お菓子の家が建っているのだから、お菓子の雪はむしろ当然か、などと謎の方向に思考を巡らせたから、実は全くおかしいと思っていなかった。]
大丈夫ですよ!信用してください。ヤコブは頼りになります。
[ヴァルターの言葉を、ヤコブと自分との信用さから来るものとは考えもせずに、幼馴染が誉められて嬉しいと満面の笑みを浮かべた。]
…でも。
私、たしか…
[あぁ、そうだ。
大事な形見を落としてしまったから。
それを探して、銀嵐の中、宿の外へ――]
そっか…。私、死んだのね…。
[刹那、何があったのか思い出して。小さく首を振る。
幽霊に、なっちゃったのかな。…だから、見えるのかも。
きっとこれは、この先消えゆく憐れなの村娘へと神様がくれた、
ささやかなプレゼントに違いないのだ。
――パメラは、まだ知らない。
これは、悲劇の起こる現実へと、魂が還る前の、夢。]*
― 厨房 ―
ヴァリーかい?
特にないよ、いいから適当に寛いでておくれ。
[>>81幼馴染の自分を呼ぶ声が聞こえ、まだ準備中だった為声のみ返した。
レジーナの声がまだ若い事に、ヴァルターは気づいただろうか。]
しかしさっきのヤコブといい、従業員が休んでるからって気を使いすぎなんだよ。
いくらあたしが四十路近いからって、心配するなんて10年早いね、まったく。
[10年後のヤコブは宿屋の従業員である>>85事も知らず、心外そうに愚痴を漏らした。]
[表情は怒っていなかったけれど**]
/*
入村が遅くてごめんなさい!
前回も遅くてごめんなさい!
パメラであまりRPができなかったから、今回こそリベンジなんだ…
風花の人多いからね、あの時できなかったこと、やるんだ…w
一先ず、時系列的には、死んで漂い始める前のこと。
あの空白の時間を埋めるにはちょうどいい理由だと思ったのでした(
なのであえて、あの時と同じ、目覚めの台詞を入れてみる。
どうせ私しかわからない、けどやってしまう、なんだろうこういうの…w
[自分の隣でクララに名前を名乗ったリーザ>>97に、にこっと微笑みを向けてから、クララ>>98に視線を戻す。]
私も風花の村の名前は初めて聞きました。おそらくお互いの村は、かなり離れた場所にあるのでしょうね。
そんな私たちが、何故ここで出会ったのか。非常に不思議ではありますけど、この家の中には誰か他の人もいらっしゃるようですから、何らかの事情が聞けるかもしれません。
それでは、頼りにされましたし、早速入ってみましょうか。
[決意を固めて、そっとお菓子の家のドアを開く。
自分は一度も見たことがないが、そこは風花の宿屋と同じ間取りだった。クララはどのような反応を示すだろうか?]
村の設定が変更されました。
[いや、お前も頼りになる様に頑張ってくれないだろうか。
ヤコブの事を自信満々に称えるヨアヒムの姿>>101に
ツッコミを入れそうになったのを必死に耐える。
いや、彼は前からこうだった。
前から…? いつから?]
仲が良いのは結構だが。
少しは女性との華やかな話も欲しいものだな。
[子が生まれれば、村が繁栄する。
何より皆が喜ぶと言いつつ、少し人の悪い顔を
ヤコブとヨアヒムに向けた]
ちょっと待ってくださいね。
[林檎の皮が床に落ちないように持ち上げながら一旦談話室へと取って返す。]
はい、どうぞ。
立ち食いはちょっと行儀悪いけどね。
[戻ってくるとその手には綺麗に切り分けられた林檎の並ぶ小皿がある。]
ああ、ありがとう。
じゃあ適当に休ませて貰うよ。
[奥からレジーナの艶のある声が聴こえる>>103
良く通るいい声だ。
ふ、と笑い掛けて、耳に残っている彼女の声は果たして
これだっただろうかと違和感が生まれて、また泡と化した]
レジーナは働き者だな。
[林檎が食べられる様になれば、もう不思議と思わず
口にするだろう]
/*
皆さんお久しぶりです。
懐かしい方々、どんな風に過ごしてここに
辿り着いて来たのでしょう。
ほんの少しだけ、己の罪を忘れさせて。
泡沫の夢を見ましょう。
だだだいじょうぶ!さっき宿屋の外観をスケッチしたときは、う、埋まらなかった、し。
[ヴァルターに向かって真顔で頷くヤコブ>>105に反論するものの、微笑む幼馴染に照れくさそうな笑みを返した。]
わ、ありがとう。早速いだだくよ。
[綺麗に切り分けられた林檎>>107の一つを取って、しゃくしゃくと気持ちの良い音を立てて食べながら、ふと神妙な表情を浮かべた。]
うん。ヤコブは僕に林檎の剥き方だけじゃなくて、もっといろんなこと教えてくれると嬉しいな。
僕はどじっ子を返上して、もっと頼りになるように頑張らなきゃいけないんだから。お前とも声を聞かせることも約束したしね。うん、ちゃんと覚えている。
[ヤコブが先ほど口にした提案>>105に対して真剣な態度で応える。]
それに頼りになるって言ってもらえて嬉しい。だから今度は・・・。
[照れくさそうに頭を書きながら告げた言葉は、途中で途切れた。今度は何だというのだろうか。考えても考えても、その先は銀嵐に飲まれてしまったように一面の白にかき消されて、どうしても出てこなかった。]
[ヴァルターからあやうく突っ込みを貰う所>>106だったなど露知らず。
女性との華やかな話と聞いて、目を丸くする。]
へ?それってどういう意味でしょうか?
[そちら関係にはど鈍いから、ヤコブと違ってヴァルターの真意に気付いていない。
けれども精一杯困った顔をするヤコブ>>112の肩を叩こうと左手を伸ばしながら、慰めるように言った。]
大丈夫だよ。僕にとってヤコブは誰よりも僕を分かってくれる、大切な存在だ。
お前は駄目なんかじゃないよ。安心しろって。
[扉を開くと、服の裾を握る感覚が伝わってくる。大丈夫ですよ、と頷きと視線で伝えながら、お菓子の家の内部を見渡した。]
中は案外・・・といったらあれですけど、普通ですね?
[まるでどこかの宿屋のようだと考えながら中を見渡した。
違うところと言えば、カウンターの横で羊が寝ていることか。]
この宿屋のペットでしょうかね?
[羊さんと声をあげたリーザにそう答えた。]
[クララとクララが指差した方向>>115とを交互に見つめて、驚きの声をあげる。]
なんと?!それはまた不思議な話ですよね。
クララさんの村の、ということは、風花の村の宿屋ということになるでしょうけど、何故そこと内部が一緒なのでしょうか?
[しかし次の瞬間、楽しそうな笑みを浮かべた。]
でも、お菓子の家にお菓子の雪ですから、こんな面白いことが起きても不思議ではないのかもしれません。さて、探検してみましょうか?
[年齢だけは立派な大人であるが、子供みたいな好奇心はまだ残っている。
足音を立てないようにカウンターの羊に近づくと、もふもふとその毛並みを撫でた。羊は気付いているのかいないのか、ぐっすりと眠っている。]
[自分を過小評価するヤコブと、そもそも気付いていない
ヨアヒム2人を前に頭を抱えた]
レジーナ、この2人大丈夫かな。
[思わず奥から出て来ないレジーナに助けを求めてしまう]
まぁ、今のお前達には友情の方が大事か。
[2人の絆は深い…仲は良かったと思うが、どうして
そこまで私は確信を持っているのだろう。
生まれる疑問は林檎の味で上書きされた]
宿が賑やかになって来たな。
誰か客がいるのか?
[玄関先に人の気配を感じて、そちらに歩き出した]
あ、いらっしゃいませー。
[話している内に玄関の扉の開く気配がする。
恐らく知り合いだろう人の声に、従業員らしく少し大きめの声を出した。]
えっ?
ここ、クララさんの村の宿屋なんですか?
じゃあここは、風花の村という所……?
うーん、でもやっぱりおかしいような……。
[辺りに建物の一つもないのに、ここが“村”ということが有り得るのだろうか。]
[首を傾ぐも、]
[ヤコブの冗談めかした言葉>>118に、半分真面目半分真に受けたような拗ねた口調で返事をする。]
わーってるって。どじっ子は卒業する。絶対だ。
[一体何処まで信憑性があるのやら。怪しげな絶対を力強く口にしたあと、ヤコブの照れが伝染してしまって、ぼそっと付け加えた。]
それじゃ僕が駄目なんだってば。せめてお前を守れるくらいには、強くなりたいから。
[けれどもヤコブの返事を聞くと、ふふっと声をあげて笑った。]
ありがとう。僕もヤコブが一番大事だから。それは覚えていて。
僕もヤコブがいればそれでいいよ。
[羊飼いはマシュマロの平原を歩き続けていた。]
誰か居ないのかー?
ったく、ホント何処なんだ此処。
[苛立ち紛れに枕ほどはありそうなマシュマロの塊を蹴り飛ばす。]
おい、ヴァイス。
鼻を使って探してみろ。
[命令を受けた白い犬はふんふんを辺りを嗅ぎ回るが、辺りは砂糖に甘い香りに包まれている。
やがて、くーんと情けない声で鳴いて、尻尾を垂らした。]
駄目か。狼煙上げようにも芯までチョコだったからなあ。
[試しに木を一本、蹴り倒して確認済みだ。]
何か見つかるまで歩くしか……。
ヴァイス、どうした?
[しょぼくれていた白い犬が急にぴんっと耳を立て、駆け出した。
少し遅れて羊飼いもその後を追って走り出す。
マシュマロの雪や舞い上がる粉砂糖に隠れそうになる白い犬の向かう先に、菓子ではない人の姿を見えた。]
ペーター!
[探していた弟>>45の姿に声を上げる。
先に辿り着いた白い犬が尻尾を千切れんばかり振って、少年の足元へと纏わりついていた。]
― 宿の一室 ―
……んー?
[少年は身動げばベットは揺れ。
一際強く匂いがふわり、鼻腔をくすぐり、重い瞼を徐々に開く。]
あ、ぅ……。
[見知らぬ天井。
見知らぬベッド。
見知らぬ扉。
甘い甘い匂いに満たされた見知らぬ部屋。
けども、見たことがある様な気もして。 ]
…………ここ、どこ?
[誰かいるのか?とのヴァルターの声で、玄関がにぎやかなことにようやく気付いた。
いらっしゃいませ、と声をあげるヤコブに一瞬視線を向けたあと、うーんと考え込む。]
誰かお客さんかな?もしそうなら、宿泊の準備手伝わないと。
もしかしたら、お菓子の家が珍しくて来たのかもしれないよ。
[相変わらずマイペースな推測を口にしつつ、誰が来るだろうかと少しわくわくしている。]
[きょとんとしたまま部屋の扉を開ければ、廊下に並ぶ複数の扉。]
………うーん?
[やはり見覚えのある場所、けども思い出せなくて、少年は首をひねりながらも、階段を降りた。]
→ 一階へ ―
[ここが風花の村だとしてもやっぱりおかしい>>121と口にしたリーザに、同意と頷きを返す。]
私もあなたと同じ意見ですね。
村の名前にある風花から、そこは雪が降る場所と推測されますけど、さすがにマシュマロや金平糖、わた飴が降るのはおかしいですから。
[けれども、羊を触っているとリーザが羨ましそうに声をあげた>>122から、手招きをした。]
大丈夫ですよ。この羊は大人しいですから、安心して触れます。
[そこへいらっしゃいませ>>120、と挨拶が聞こえた。]
あ、お邪魔していますー。こんにちは。
[人がいた、良かったと安心しながら、丁寧に返事をした。]
− 玄関へ −
[ヤコブやヨアヒムが玄関へ声を掛ける中、
覗いたそこには……見知った様な顔と。
見知らぬふわもこ生物がいた]
おや、クララにジムゾン、リーザまで来たのか。
[笑顔で出迎えては見たものの、ここに来た時と同じように
違和感を僅かに感じて首を傾げた]
君達は…私の知っているクララとジムゾンとリーザ…だよな?
まずでもどじっ子脱出の第一歩として、お客さん用にお茶の準備でもしようか。
僕はお皿も片付けないと。
それにしても、お菓子の家か。
まだ外から見てないからそんな実感ないけど、砂糖や蜂蜜は入れないほうがいいかな。
[想像するだけで甘そうだ。]
[首を横に振るクララ>>131に気付いて、声をかけた。]
そうなんですよ。ここが風花の村だとしたら、私たちが名前すら聞いたことのないのにどうやって来られたのかは、あなたが仰るように謎です。
おまけにあなたは、この宿屋の外観を見て明らかに驚いていた。つまり、本当の風花の宿屋はお菓子の家ではない、ということでしょう?
本当に何が起きているのやら。
[疑問点を整理しながら口にすると、ふうと大きく息を吐き出した。]
ほんとだ、人が――、
……ってこの声。
[見知った間取りの宿屋に、見知った声。
しかし今のこの場所を風花の村と思うには足りないものがある。
それが――猛烈に降る雪。あるいは銀嵐]
……どうなってるの?
[出迎えてくれたのは見知らぬ男性>>134。]
私はジムゾン=エンゲルブレヒトと申します。星雲の村という小さな島で神父をしています。
こちらは最近引き取った私のいとこで、リーザという名前です。
確かに私たちの名前はあなたが仰るようにリーザとジムゾンで合っていますが、私は残念ながらあなたとお会いした覚えはありません。実に不思議な話ですが、世の中には自分に似ている人が三人はいるといいますし。
[既にクララから驚かれているから、今回は最初から人違いの可能性を頭に入れて説明する。]
風花の村の楽天家 ゲルトが村を出て行きました。
13人目、風花の楽天家 ゲルト がやってきました。
風花の楽天家 ゲルトは、狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
ん?
[聞き覚えのある誰かの声>>120。
本来よりも低くなった視点で、聞こえた方を見つめ、少年はふらりと足を向ければ、ちょうど玄関から人と、ふわもこが入ってきたところか。]
えっと……こんにちは?
[相変わらずきょとんとした顔のまま、頭を下げてそちらへ近寄る。]
[他人行儀な挨拶だと思ったが、
戸惑うリーザの様子>>141に何かおかしいと感じ始め]
………は?
[横のジムゾンが説明>>142を始めてくれたが、
また不思議な事を言っている。
どうやら2人は自分の知っているジムゾンとリーザでは無く
別人であるらしい]
おう、任せろ!
[笑い声をこぼしたヤコブ>>135にホッと一安心しつつ、胸をぽんと叩いて――勢いが良すぎてちょっとむせた。言った先からこれでは実に将来が思いやられる。
それでも忘れないとの言葉に嬉しそうな笑みを浮かべた。]
あ、嗚呼。そうだな。手伝うよ。
[照れを誤魔化すように、お茶の準備を提案したヤコブ>>136に慌てて返事をした。]
うん、そうだねー。もしお客さんが虫歯になったら大変だ。
[自分はどちらかと言えば甘いものは好きだが、砂糖や蜂蜜を控えるとの意見には賛成の意を示す。]
……よし、判った。ようこそ風花の村へ。
私は風花の村の村長、ヴァルターだ。
[たっぷり悩む事3(10x1)秒。
マシュマロと金平糖が降っているのだ。
そう言う事もあると開き直った]
[自分の後ろに隠れたリーザ>>140に、大丈夫ですよと握る手に少し力を込めた。]
・・・。
[何があっても私があなたを守りますと視線で伝えるように、にっこりと微笑む。]
村の設定が変更されました。
[クララは目の前の男性を知っているようだ>>145。ならばクララが言ったリーザと、先ほど男性が口にしたリーザ>>134は同一人物の可能性が高い。
そんな考えを巡らせつつ、自己紹介をしてくれた風花の村の村長に、お辞儀をした。]
改めて初めまして。ヴァルターさんですか。以後お見知りおきを。
誰かー、誰かいねーのか?
[少年はただひたすら前に進んでいた。
役場とか図書館とかお屋敷とかの、目印になりそうな建物はなく。
既に最初にいた、お菓子の木々が茂る場所にも帰れなくなってる気がする。
道を示してくれそうな人も見当たらず、ただ、ひとり。
それでも――いつだったか、誰かと二人で樹海に分け入った時のような心細さを感じないのは、
周囲の景色が甘い、夢に彩られているからか]
すっげーな、この、……雪?
食べても食べてもなくなる気がしねー。
[しゃがんで、ふわふわの雪原を形作るお菓子に目を落として、それから、
>>127少年の名を呼ぶ声に、顔を勢いよく上げた]
[どうやらクララは風花の司書のクララの様だ>>145
だが怯えながらの質問に]
いや、ヤコブとヨアヒムがいたが、私の知っている
2人だったよ。
レジーナも勿論いる。
ただ……随分声が若い気がするんだ…。
[そこだけが違和感がある、と女将の声がした
方向に首を向けた]
ねえちゃん!
―――っと。
[白い犬――ヴァイスが足にまとわりついて来た。
くすぐったいぞこいつ、なんて思いながらヴァイスを撫でた後、
改めて姉の方へと顔を向けた]
……ん?
[誰かが話す声。
本来よりも低くなった視点で、聞こえた方を見つめ、少年はふらりと足を向ければ、そこは玄関。
ちょうど神父が村長へと名を名乗っている頃。>>142]
えっと……こんにちは?
[相変わらずきょとんとした顔のまま、けどこの人は自分の知っている神父ではないと認識しながら頭を下げる。]
僕は、ゲルト。
[本来の一人称ではなく、子供のの頃の一人称。]
― 厨房 ―
……あら、こんな天気でもお客さんは来るんだねえ。
[玄関から人の気配を感じ、そちらへ意識を向ける。
ちょうど玉子サンドとハム&野菜サンド、フルーツサンド、それから紅茶の準備もできた頃だが、とりあえずは対応が先だと、それらを置いたまま一旦厨房を出た。]
― カウンター ―
いらっしゃいませー。
悪天候の中、お疲れ様でした。
ご宿泊でしたらこちらの宿帳に……、……
[客人は、見覚えのない聖職者風の男と女の子だろう。]
[だが、その近くに居た赤毛の女性と幼馴染の姿は……]
[やはり自分の知る彼らと年齢が違っていた。]
……っと。
記名をお願いしますね。
[けれど自分は既に二人、そういう人物と会っている。
今更気にしても仕方ないとばかりに、普段通りを装う事にした。]
お茶菓子ってもしかして外から持ってくればいいのかな。
[そんな事をヨアヒムを話しつつ。
林檎の皮だけが入った小皿を手に厨房の方、つまりは玄関に顔を出す。]
えーと……いらっしゃいませ。
クララさん?にリーザ?に神父さん?
[途切れ途切れ話の様子からするにクララ以外、別人らしい。
しかし、レジーナの前例もあって全く判断つかないので全員分の疑問符がついた。]
ああ、クララ。
うん、僕もいるよ?
[他にも>>145、の意味がわからないまま、ひらりと手を振る。
さて、見た目10代に若返ってるゲルトを見て、本来の男を知る人は直ぐにゲルトと気づけたかどうか。]
立ち話もなんですし、談話室へどうぞ。
お茶も淹れますから。
[精一杯の愛想が表情には表れない真顔のまま、集まる人々に談話室の方を示して見せ。]
厨房お借りします。
[レジーナとは入れ違いに厨房へと向かう。]
おや、ゲルト……だよね。
あんた、何時の間に上で寝てたんだい。
ま、いいけどさ。
[>>152階上から降りてきたと思われる少年へ顔を向ける。
はて、自分の知るゲルトはもう少し大人びていたと思ったのだが。]
こんにちは。
[ヴァルターへの挨拶の直後、顔を出した少年>>152に反射的に挨拶をして・・・顔を上げた途端、おやと首を捻る。]
ゲルト・・・?
あなたは私が知っているゲルトに似ていますけど、でも本人ではなさそうですね?
[今度は自分の知り合いに似た人が現れたことに驚きを隠せない様子で、クララとヴァルターに視線を向けた。]
彼は、あなたがたがご存知のゲルトさんでしょうか?
……っ。
[その元気そうな姿を見て、なぜか涙が出てきた。
でも会えて嬉しいから、可能な限り笑ってみせようとしたけれど、やがて限界と呼べそうなものが訪れて]
[姉に駆け寄るとしばらくの間、服の裾をぎゅうっとつかんで離さないままでいた]
[レジーナの声がした>>154
振り返って、彼女の体型を凝視して……また客人に
向き直った]
私の知っているレジーナだが、レジーナでは無い。
[何を言っているのか判らない状態で
乾いた笑いを3人に見せて、続けて姿を見せたゲルトに]
やぁゲルト………お前もか。
[大丈夫かと期待の視線を向けたが>>152
結局また3人に向き直る事になった]
[カウンターに出てきて宿帳に記入を進める女性>>154は、島の宿屋にいる女将に似ているが、彼女よりは若く見えた。おそらく別人だろうとあたりをつけて、にっこりと愛想のよい笑みを浮かべる。]
ありがとうございます。私はジムゾン=エンゲルブレヒトと申します。
それでは二人分、私の後ろにいるリーザの部屋をお願いします。
[そう返事をすると、宿帳に丁寧に名前を記入した。]
/*
ぺったん「おれお菓子もいいけどねえちゃんの手料理が食べたい」
・∀・「私この涙腺ゆるゆるの状態からカオスに放り込まれたくららんのところに戻らないといけないのか……HAHAHA」
なるほど。分かった、必要なら僕が外に出て取ってくるよ。
[そのくらいなら自分がどじっ子でも役に立つだろうと考えついたから、張り切って返事をした。
ヤコブと一緒に玄関に客を出迎えに行って、ぺこりとお辞儀をする。]
いらっしゃいませ。宿屋にようこそ。どうぞごゆっくりおくつろぎください。
・・・でも?リーザとジムゾンさんは、別の人???
[ヤコブと同じくなんとなく真実を察しつつも、困惑した口調を隠せない。]
あ、レジーナさん。
って……そか、ここって。
[カウンターのレジーナに声を掛けられ、振り返る。
見覚えあるここは宿屋だったんだ、と納得しつつ。]
んー、わかんない。
[そういや疑問に持ってなかったなぁ、変なの、なんて思いながら軽くわしゃりと髪の毛掻きつつレジーナを見上げる。
レジーナが若返っている事に違和感は持っていない様だ。]
って……ああ、ジムゾンさんとリーザ……ちゃんはお客様、なんだね。
この村にいらっしゃい、かな?
[少年はにこと微笑んだ。]
[だがヤコブが厨房を借りると言うのを聞いて、はっと我に返った。]
あ、僕も手伝うよ。待って!
[まずヤコブに一言声をかけてから、去り際に改めて自己紹介をした。]
僕はヨアヒム・クレーマンと言います。どうぞよろしく。
あ、ああ、助かるよ。
[ちょうど茶の用意をしようと考えていたところで、ヤコブが厨房へ入っていった>>157]
[天候の割には予想外の人の入りだ。
前言撤回、今は従業員もいないし、手伝いは素直に有難い。]
はい、ジムゾンさんとリーザちゃんですね。
2階のこの部屋と3階のこの部屋をご用意できますよ。
隣り合っている部屋をご希望でしたら、こことこことここが……
[>>162記帳を終えたジムゾンに、宿屋の間取り図を広げ、今空いている部屋を指していく。
希望を聞けたなら、部屋の鍵を手渡した。]
― 厨房 ―
[ヤコブのあとを追いかけて厨房に向かうと、レジーナが準備してくれた品>>153が目に入る。]
さすがレジーナさん。美味しそうなサンドイッチだね。
あとはこれを談話室に運べばいいかな?
[ヤコブに問いかけつつ、きりりと顔を引き締める。]
ふぇ……?
[村長の言葉は謎かけのよう。>>161
確かになんだか不思議が多いみたいとは少年は自覚しているけども。
今は深く考えてはいないようだ。]
[レジーナは動揺する事無く客を捌いていく。
見事だなと、うんうんと頷いて]
ま、外の光景は少し変わっている気がするが
珍しい物を見れたと思ってくれ。
[最年長の私が落ち着かなくてどうする。
開き直りに近い笑みと共に、改めて客を歓迎する]
[こちらの名前に疑問符をつける青年>>155は、自分が知っているヤコブに似ているように見える。が、いらっしゃいませと声をかけてくる以上、この宿屋の関係者としか思えなかった。ならば、知っているヤコブとは違う人物なのだろうとあたりをつける。
一緒に出てきた青年>>163にも見覚えがない。別の人?との問いかけに、肯定の頷きを返した。]
ありがとうございます。ありがたくご厚意をお受けします。
[しかし青年はお茶の準備にかかってすぐ厨房に向かってしまったから、それだけを口にする。]
ヨアヒムさん、こんにちは。私はジムゾン=エンゲルブレヒトと申します。
ペーター!無事だったか!
[白い犬を撫でる弟>>151の所まで辿り着き、その顔を覗き込む。]
……怪我はないな?
滅多に食べれない菓子ばかりだからもっと喜んでると思ったけどな。
無事で良かった。
[弟>>160の浮かんだ笑顔が涙に変わる。
安心させるように微笑むとその身体を抱き締める。
服の裾を掴む手の力が抜け、落ち着くまで。]
あれ、家か?
[弟が落ち着くのを見計らって周囲を見回す。
遠くの頬に家らしきものが見えた。]
なんかあれも菓子っぽいなあ。
ま、居るのが魔女ならかまどに叩き込めばいいし。
もし妖魔や人狼だってあたしが蹴散らしてやるから、安心しろ。
[にっこりと弟に笑って見せると手を繋げるように手を差し伸べて。
白い犬に先導させて、綿飴の雪の中を歩き出した。**]
[ご存知の>>159、と神父に問われれば相変わらず不思議顔。]
ううん……多分、違うゲルトなんじゃないかなー?
僕の知ってるジムゾンさんのお名前って、そんな名前じゃなかった筈だしね。
[そもそも、知ってるジムゾンなら……ああ、どうだったっけ?]
僕に似てるほかのゲルトもいるのかな?
……自分じゃないほかの人の事をゲルトって言うのって、なんか変な感じー?
[けらりと笑う。]
[空いている部屋を示すレジーナ>>167に礼を言って、希望する部屋の番号を告げる。]
それでは207号室をリーザに。私はその隣の208号室をお願いします。
[二つの鍵を受け取ると、そのうち207号室の分をリーザへと差し出した。]
私たちの部屋は隣同士ですからね。万が一何かありましたら、呼べばすぐにかけつけます。
[談話室を出て厨房に向かうヨアヒムやヤコブに手を振りつつ、
このうえヴァルターやヨアヒムやヤコブまで、そのうち、今と違う姿に変身してしまったら――
とか考えそうになって、首を横に振った]
とりあえず、休んでていいかな……。
[確認を取る言葉を紡ぎつつ、特に止められなければもう談話室の扉を開ける構えである]
なんだいそりゃ……。
ここを自分の家とでも間違えたってのかい?
[>>164ゲルトの答えになっていない答えに、肩を竦めながら苦笑する。]
無許可で泊まったからには、相応の働きをして貰わないと困るんだけどねぇ?
部屋の掃除とか、食事の配膳とか……ね。
[呆然としているクララ>>172>>175に
こくこくと頷いて、次いで笑顔になる]
良く判らんが、皆元気そうだ。
それでいいじゃないか。
[いいことにしよう、それで良いと言ってくれ。
半分自棄になりながら、クララに同意を求めた]
[けらりと笑うゲルト>>176に、全くその通りと同じように笑顔を返す。]
私も先ほどから、似た人がいると聞いて不思議な気持ちになっていたところです。
仰るように、私の知っているゲルトさんとあなたとは別人でしょう。彼はもうすぐ20歳の誕生日を迎えるところでしたから。
[決定的な二人の違いを口にしたところで、あれ?ゲルトは無事誕生日を迎えたんだっけ?と思ったものの、何故か思い出せなかった。]
ともかく、珍しい出会いがあったことは確かですからね。どうぞよろしくお願いします。
[村長とクララは、なんだか難しい事を考えてるみたい?
本来の男であれば、きっといっしょにこの状況を悩んでいたのかもしれないが。
少年はどうやら考える気はないようだ。
本来の性分よりも随分楽天的なのは夢のせいか。]
んー……なのかなぁ?
もしかして、夢遊病?
……ないない、あはは。
[手をぶんぶか振った後に、えーっ、と抗議の声と共に頬を膨らませる。]
うっわぁ……レジーナさん人使い荒いなぁ。
いーけどさぁ……。
[ヨアヒムが2人に増えた。
自分の知っている頼りになるゲルトはもういない>>183
勝手に色々さよならして]
クララ、疲れてるだろう。
少し休んでレジーナを手伝ってくれないか?
やはり女性ならではの気遣いが必要だろう。
ヤコブとヨアヒムもいる。
ヤコブは兎も角、ヨアヒムはやっぱりあてにしない様に。
[物凄く酷い事を言ってのけて、クララが奥に行くなら
笑顔で送る。
そして自分は外を見て来ると、マシュマロの積もった
世界に頭を抱え直すのだ]
クララさん、こんにちは。
[厨房に引っ込む直前、こちらに手を振ってくれた女性は知っている司書だと咄嗟に判断して挨拶した。
厨房にはオットーに似た人もいたが、自分が知っているオットーよりも若い気がしたから、作業を邪魔しないように目礼だけ返す。]
大丈夫だよ。挨拶はあとでゆっくりすればいい。
談話室に行けば、また顔を合わせるんだし。
[知っている人と似ているのに別人に立て続けに会って疲れているのかな?と幼馴染の心境>>181を想像しつつ、フォローの言葉をかける。]
それに、僕が隣にいるから。疲れたと思えば遠慮なく言えばいいし、誰か分からなくなったら説明もする。無理しなくていいよ。
[安心させるようににっこりと笑いかけると、カートで運ぶとの意見に賛成した。
ヤコブが飲み込んだ真の理由には気付いていない。]
……?
[そういや自分の年齢っていくつだっただろう?
思い出せず首をひねるも。
その二十歳の誕生日を迎えるゲルト>>182と自分が別人なのはどうやら伝わっているのだし、 ま、いっか、で放り投げる。]
うん、面白いよねー。
僕も、そのゲルトさん、ってのも会ってみたいなー。
この世には3人似てる人がいるって言うけど、名前までってすっごい珍しい偶然だもん。
えへへ、こちらこそ、です。
[ヤコブから配膳を任されたから、カートを押しながらいつも以上に慎重にそろそろと談話室へ歩みを進めて、テーブルに丁寧にお皿を並べた。]
・・・へくちっ。
あれ?外の雪はお菓子なのに、風邪でもひいたのか?
[準備を終えて、カートを片付けようとしたところでくしゃみが出て、思わず独り言をこぼす。勿論本当の原因はヴァルターが口にした噂話?>>186だった。]
へえ……ジムゾンさんの村にも、ゲルトさんって人がいるんですねえ。
20歳か……そこのゲルトも20歳なんだけど……おかしいね。
どう見ても15〜6歳くらいにしか……
[これまで逢った知り合いは、自分の記憶の中の彼らより10歳ほど外見年齢が加算されていた。
ということは、若返っている子も居てもおかしくはないのか?]
いやいやいや、おかしいだろ。
[記憶の中の村人達と、ここにいる彼らの年齢が合わない時点でおかしい。
セルフツッコミを入れるも、それはやっぱり考えたら負けな気がした。]
村の設定が変更されました。
[風花の村にいるゲルトが若返っているなんて知る由もない。だからクララが重苦しいため息をついた理由>>175がさっぱり理解できなかった。仮に説明されても、実感を持てないだろう。
少し休むと口にしたリーザ>>185に、そうしましょうと声をかける。]
宿屋の方がお茶を用意してくださるそうですよ。
それを頂けば、疲れも取れるでしょう。
[クララの近くに歩み寄るリーザに続いて、談話室の扉の方へ歩みを進めた。]
ゲルトさん、それは面白そうです。双子でもない限り、自分と似た人と話す機会はそうありませんから。何処が自分と同じか違うかを観察するのも興味深いと思いますよ。
でも名前も一緒となると、私は間違えないように気をつけないといけませんね。
[自分が知っているゲルトがこちらに来ているのかいないのかはまだ断言できない。だから面白いとの意見に合わせて、笑顔で自分の考えを述べた。]
− お菓子の世界 −
[ふわふわふわふわマシュマロの白い雪と金平糖。
こんな世界はありはしない。
判っていても、目の前に起こっているのは現実で]
何がどうなっているのやら。
私の目と頭がおかしくなっているのか?
[何度目かの溜息。
ふと視界の端に、白い狼が駆け抜けた気がした。
大事な何かを持って白い世界へ消えて行く狼。
それを呆然と見送りながら]
目覚めたら皆にこんな面白い夢を見た、と
言ったらどんな顔をするかな。
[夢だと決めつける事でふらつきそうな足元を
しっかり踏みしめる事にしたのだ]
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