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人里に身を潜めながら、夜毎人を喰らうという恐ろしい人狼。
幾つもの村を滅ぼしてきた狡猾な化け物の噂が、遂にこの地にも訪れた。
震え上がる者、馬鹿馬鹿しいと一笑に付す者、そして…。
様々な思惑を余所に、人々は話し合いのため集うのだった。
1人目、ひつじ めりー が参加しました。
ひつじ めりーは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
昔々あるところに、小さな村がありました。
生まれる子どもの少なさから過疎化が心配されている以外は、ごくごく普通の平和な村。
ところが、ある時。
村の近くで、人狼に食べられたような旅人の遺体が見つかったのです──
/*
【この村は飛び入り歓迎です】
……が、天声の投下終了までは参加パスワードを設定しております。
0:45に村の扉を開けますので、参加をお考えになってくださっている方は少々お待ち下さいませ。
*/
■人狼騒動的な観点での設定
情報欄にあるダイジェストの通り、人狼は【誰も食べることなく村を去る】設定でお願いいたします。
人狼が村を去る理由や旅人の遺体の真相は、人狼の方にお任せです。
エピ入り後、人狼の恐怖が去ったと村人達に確実に知ってもらう為、
人狼が村を去った後に結社員が村にやってきて、人狼が居ないことを証明してくれる……という天声を投下する予定です。
人狼の方が皆の前でPC視点COをして去るなど、RPの状況によっては省きます。
ダミーはめりー(羊)なので、誰も死にません。恋愛村なので、羊は食べても食べなくても構いません。
誰も死なないので、村を閉鎖空間にして脱出を阻止する必要もありません。
村側役職は、RPの味付け要素として設定しました。RPに生かしても生かさなくても構いません。
■世界観
世界観そのものはシリアスです。
(※本家BBSのような、例えば宇宙人やら忍者やら何でもアリ【ではない】という意味で)
中世〜近代のヨーロッパ(特にドイツ)っぽい田舎の村が舞台です。
村名や地形や施設などは言ったもの勝ちです。山側か海側かすら設定していません。
人狼の存在は、それなりに信じられています。
※過去の人狼騒動の有無について※
過去に、「この村で」人狼騒動が発生したことはありません。
もし人狼騒動経験者が居るとすれば、余所の村や地域で経験したことになるでしょう。
■ローカルルール
・掛け持ちは、相手方の村のルールでOKであり、どちらの村にも支障が無い範囲であれば可とします。
・恋愛RP村ですが、必ずしもカップルが成立するとは限りません。ご了承ください。
・己の萌えに正直に。そういう気にならなかった時は、無理に恋愛RPをする必要はありません。
・お相手のNGを尊重しましょう。
・白ログと赤ログでの中身発言は禁止です。
■編成詳細
7 人:村智賢霊狩共聖
8 人:村智賢霊狩共洗聖
9 人:村智賢霊狩共洗聖聖
10人:村智賢霊狩共洗聖聖聖
11人:村智賢霊狩共洗聖聖聖聖
12人:村智賢霊狩共洗聖聖聖聖聖
13人:村智賢霊狩共洗聖聖聖聖聖聖
略称でない役職名は以下です。
村人(ダミー)、智狼、賢者、霊媒師、狩人、共鳴者、洗礼者、聖痕者
聖痕者の色は以下のようになります。7人時は鏡の聖痕者のみ。人数が増える毎に右へと増えます。
(鏡の/剣の/盾の/仮面の/薔薇の/鎖の)
■その他
・使用可能キャラについて
個人的な趣味の問題で、モーリッツは使用可能キャラクターから外しております。
また、ペーターは個人的に趣味なのですが、多少なりともエロ有りの村である為、「今回は」無難にナシで行きます。
男エルナは、不可から可に変更いたしました。
・見物人の扱い
もし、村建てへの質問や要望などで必要でしたら、女性キャラチップ選択の上でお使いください。
(質問自体はメモでお願いします。)
開始前も残っていらっしゃった場合はキックします。
村の設定が変更されました。
天声は以上です。
レーティング詳細など、情報欄に記載した項目もございますので、情報欄にも目を通して頂きますようお願いいたします。
【村の扉を開きました。どうぞお入りください。】
2人目、旅人 ニコラス が参加しました。
旅人 ニコラスは、霊媒師 を希望しました(他の人には見えません)。
3人目、神父 ジムゾン が参加しました。
神父 ジムゾンは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 教会前 ―
[教会の古い木の扉が開き、一人の神父が出てきた。]
足元気をつけてください、モーリッツさん。
[老人の手を取り、教会前の数段の階段を共に降りる。]
4人目、パン屋 オットー が参加しました。
パン屋 オットーは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
― 村の入口 ―
[鍔の広い帽子を僅かに下げ、
そうして、懐かしそうに付近を見回す。
この村を訪れるのは、実に[18]年ぶり。]
……変わらないな。
[ふ、と浮かぶ表情は柔らかなもの。]
5人目、青年 ヨアヒム が参加しました。
青年 ヨアヒムは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 丘の上 ―
[存在感のある大きな樹の上で、あつらえたような枝に身を委ね。
そよぐ風に栗色の髪を揺らし、静かに瞳を閉じている。]
えwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
しまった18年wwwwwwwwwwwか、うんwwwwwwwwwwwww
これは想定よりいい歳にしねえとならんなwwwwwwwwwwwww
ラ神にやられwwwwwwwwwwwwたwwwwwwwwwwwww
33とかにしてみようか…
──…はい、はい。
ええ、私でよければいくらでも。
モーリッツさんのお若い頃の冒険譚や奥様との思い出、何度聞いても楽しいですからね。
またいつでも、教会にいらしてください。
[手を離し、帰路につく老人の背中を微笑みながら見送った。]
6人目、ならず者 ディーター が参加しました。
ならず者 ディーターは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
―森のどこか ―
[湖そばの木陰で仰向けになって、眠る男が1人。]
この、 ジャッキ 泥棒っっっ!!
[がばりと上半身を起こして叫んだかと思うと、またバタリと倒れて寝息を立て始めた。
どうやら寝ぼけていただけのようだ。**]
………んー…
[誰かの声か、それとも物音か。何かが聞こえた気がして億劫そうに目を開けると、大きく伸びをした。]
…ぁあ…ふぁ…
[しかし、眠気に勝てずに再びくっつく瞼。]
…ん…
[静かな寝息だけ、再び辺りの空気に溶け込んでゆく。**]
― 宿屋へ ―
[18年前――未だ男が少年と青年の境の年頃で居た時から、
入口も建物も、さしたる変化を感じさせない。
こうして自由に旅をする事を選んだ今。
懐かしさに任せ、目当ての地へ行く前に立ち寄ってしまった。]
もう家は無いしなあ……宿を取らないと。
[宿はいくつか存在するが、
やはり昔馴染みの宿が良いだろう。
男の足は、レジーナの経営する宿の方へと――]
[そんな時だったか。誰かが歩いてくる音がして振り返る。]
こんにちは、いいお天気ですね。
──お荷物大変そうですねぇ。手伝いましょうか?
[男の返事を待つより先に近づいて荷物を手に取り、
ついでに尻をさわさわと触った。にこやかな笑顔で。
いやなに、挨拶のようなものです。殴られたりするかもしれないが、気にしないのもいつものこと。]
えwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwやだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
―パン屋―
[パン屋の厨房にオットーは居た。
丹誠こめて練り上げた生地をオーブンの中でじっくりと焼く。甘い香りがオットーの鼻腔をくすぐった。
頃合いを見てかまどの扉を開ける。美味しそうな色にパンは焼けていて、ひっそりと自画自賛をして微笑んだ。]
うん、良く焼けた…。
[時計を見れば、そろそろ馴染みの客が来る頃だ。焼きたてのパンを運びながら店へと戻る。]
/*
ジムゾン取れたぜー!(゚∀゚)イヤッフウー!!
えーと、今は何人だ。6人か!ご参加ありがとうございます!!
もうちょいだけ宣伝しとこっかなー♪
い゛……、
[詰まらせた声は、神父の掌が妙な場所を撫でたから。]
あ、あんた…
[文句を謂う隙も貰えず。
何も無かったかのような神父の足取りは、宿の方へと*]
/*
ニコラス32歳だとう!?
若く見えるよねー。うんうん。
そんでもって、メモテンプレートを作り忘れていた村建て人はここです!(゚∀゚)
まあ、無くても大丈夫だよね〜。特筆して頂くべき項目は……あっと、自分がNGを記載し忘れていた。テヘペロ☆
村の設定が変更されました。
7人目、負傷兵 シモン が参加しました。
負傷兵 シモンは、狩人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 村の前にて ―
[右手には松葉杖。左肩には小さな肩かけのサック。
(09)年ぶりに帰ってきた村に、
色褪せかけていた記憶がふつふつと思い出される。]
………懐かしい、な。
[兵士として村を出て行く前と、村の空気は大して変わらない。
懐かしそうに右目を細め、
負傷して動かなくなった足を引きずりながら、
男は故郷へと足を踏み入れた。]
/*
TLでまわってきたので、思わず飛び込んでしまtt
どうしても…その…
ガチ騒動系だとシリアスクラッシャーが発動してしまうので…
シリアスだけど人が死なない騒動村なら、
それも抑えられるかなって…(震え声)
えっ? 笑ってました? 私。
おかしーですねー、そんなつもりは無いんですけどー。
[わざとらしい口調と笑顔で、そう言ってから。]
……なんてね。
貴方の反応が可愛かったので、つい。
[ふふっと笑った。
もし村の者が見ていたら、またかと思ったかもしれない。
それくらい、似たようなことを誰にでも言う男だった。
少なくともこの村に来てからのジムゾンは、ずっとこんな感じである。]
ああ、元々この村の方だったのですね。
ずっと昔ということなら、色々と村も変わって──……いや、そうでもないかもしれないですね?
[のどかな風景を見回してから、言った。
昔の村を知らない神父には分からないことだけれども。]
…そうですか、ありがとうございます。
[気を使ってくれたのだと解釈した神父は旅人に微笑みを向け、そして宿屋へと。**]
帰ってきたは良いが…さて、どうしよう。
[ゆったりと歩を進めながら、思案する。
無事に帰ってくる、そう約束した両親は、
男が戦地へと向かっている間に亡くなったらしい。
最初は父が、そして続いて母が。
最後に報せを受けたのが{6}年前なのだから、
自宅が残っているとは思えない。
運よく残っていたとしても、
とてもじゃないが住めるような状態ではなさそうだ。]
……仕方ない、宿屋に世話になるか。
[散々野宿をしてきたのだからそれでも構わないが、
折角故郷へと戻ってきたのだから。
久々にベッドで休む事くらい、良いじゃないか。]
[お互いに村に居た頃は親しい相柄だったと思う。もっとも友人だと思っていたのは自分だけかもしれない。
というのも、9年前は自分は街へパンの修行に出ていて、彼が村を出て行った際に禄に別れも言えなかったから。
僕が修行が終えたら僕の焼いたパンを食べてねとシモンには言っていたのに。オットーは、ほんの少しだけ根に持っていた。]
[そのシモンが目の前にいる。オットーはびっくりして目をぱちぱちとさせた。
けれども直に久しぶりの再会に笑みを浮かべて]
村に帰って…きたのか?
おか、えり。**
8人目、行商人 アルビン が参加しました。
行商人 アルビンは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
行商人 アルビン が村を出ました。
8人目、農夫 ヤコブ が参加しました。
農夫 ヤコブは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 畑 ―
[晴れた空の下、今日も今日とて仕事に励む。
最近は雨不足で、生育が不安な野菜もあるにはあるが、一応畑は一面の緑で覆われていた。]
ふぅ。
[見える範囲で除草が終了して、よっこらせと年寄り臭い掛け声と共に立ち上がる。
首にかけたタオルで額の汗を拭って、愚痴っぽい一言。]
あーあ。
本当に草だけは勢いが良くて嫌になる。
[持参した水筒で喉を潤した。]
そーいやじっちゃがそろそろ帰ってくるころだな。
[一緒に暮らしている祖父のモーリッツ。教会に出かけると伝言を残して出かけた。]
/*気がつけばあなたの隣に。蕎麦です。
ログ汚しもうしわけありません。
一旦アルビンで入ったのに抜けたのは私です。
ごく個人的な理由で、今回エルナとゲルトとヴァルターは使いたくなかったから、残った中からアルビン選んだら、どうも上手く発言が出てこなかったのです。
9人目、仕立て屋 エルナ が参加しました。
仕立て屋 エルナは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 自宅 ―
……またやった……
[ミシンを動かし始めて[07]分後。前身頃と後ろ身頃が3箇所で縫い合わされた物体を掲げ、嘆息する]
……だからミシンは苦手なんだよなー、あー……
……今からでも手縫いに切り替えたい……
[ミシンが便利なのは分かっている。父親がミシンに触れることを許してくれてから、仕事の合間を塗って積極的に練習しているのだ]
[ただ、これまで全て手縫いでやっていた身としては、どうにも切り替えがうまくいかない。縫いすぎる事がしょっちゅうだった。ペダルの踏み方も分からなかった頃に比べれは、随分ましになったのだが]
……解くのめんどくさいな。
/*
エリーアスが他にもいるので、エル→エルナ(名字の頭ひっつけて)と変化したという経緯。
もうひとりのエリーアスは何て名字なんだろうな。
― エリーアスの自宅前 ―
あれ?
そこにいるのはエルナさんじゃないですか。
[自宅に戻る途中、ちょうど出てきたエリーアスを見つけて声をかける。]
ごきげんよう。
これから何処かにでかけるところでしょうか?
[見知った相手であっても、モーリッツに口を酸っぱくして注意されている関係で、年上ならば丁重な言葉使いをする。]
おれは自宅に帰る途中、どっかでめしを調達しようかなと考えているところなんですよ。
[エリーアスに笑顔を向けて、今後の予定をのんびり口にした。**]
10人目、楽天家 ゲルト が参加しました。
楽天家 ゲルトは、智狼 を希望しました(他の人には見えません)。
あ、ごめんごめん。
図書館では静かに、だね。
[こじんまりした図書館――館というより小屋に近い――で発した声が意外に大きくて、書物管理係のクララにじろりと睨まれ、青年は笑ってごまかした。]
でもさー、この物語、面白いんだよ。
居もしない人狼に惑わされて、大混乱する喜劇モノで…。
ああ、はいはい。
借りて家で読んでくるってば。
[下手をすれば笑いだしそうになる青年を、騒ぎそうだからという理由でクララは追い出した。]
― 丘の上 ―
…なんだ、姉ちゃんか…
[くあっと大あくびをしながら、下を見下ろす。]
大丈夫だって、早く行きなよ。
…はいはい、火の始末もするし、戸締りもするし。
[(08)年前に親を亡くしてから、家計を支えてくれている姉を眺める。
民芸品を作って、ある程度になったら街へ売りに出る。
一度行ったら一週間は帰って来ない。]
いってらっしゃい、気をつけてね。
[何度かついて行こうとしたが、嫌がられたので大人しく村に残る事にしている。
おちゃめな姉は、どうやら弟のいない所で羽を伸ばしているらしい。]
…さーて、と。
[姉の後ろ姿を見送って、樹の上から飛び降りる。
柔らかな草を踏むと、気持ちのいい土の匂いがする。]
お腹すいたー。
[盛大な独り言を呟きながら、家の建ち並ぶ方へ歩き出す。
どこで食べようか、誰と食べようか。贅沢さえしなければ大抵の事は許される、気ままな時間の始まりに、無意識に足取りも軽くなる。**]
[>>24 店から漂ってくるパンの匂いは、
昔、村に居た頃の友人のことを思い出させる。
幼い頃はよく一緒に遊んでいたものだが、
9年前、男が村を出るときに、彼は居なかった。
確か――パンの修行のために、街へ出ていたのだったか。
彼は今、何をしているのだろう。
約束を果たせぬまま村を出てしまったから、
すこし、気にかかっていたのだけれど。]
あ、すまない、今………、
[>>23 扉が開く気配に、店の邪魔をしてしまったかと、
尾を引かれつつも立ち去ろうとして。
もう、随分と記憶も薄れてしまった。
しかしどこか聞き覚えのある声に、男は振り向いた。]
[そうか、ここはオットーの店だったのか。
彼が街へと修行に行っている間に村を出てしまった男は、
店を持った事など知らなかった。
パンを買おうか買うまいか悩んでいたが、
それならば買うしかあるまい。
それに――彼の焼いたパンを、食べると約束していたから。]
いい匂いだな、今日のオススメは?
[ひとつ買うと、そういった意を込めて。
男は店内へ視線を向ける**]
建物はそんなに変わらない…かな。
人は変わっているのだろうけれど。
[十代前半だった頃に比べれば、
村に住んでいる者も己同様に歳を食っているかも知れないし
既に村を出た者も居るかも知れない。
只、長閑な空気は、村を離れた時と同じであり。]
いや。
[何故礼を言われたかは解らないが、短く応を。
宿へと到着すれば、荷物を受け取ろうと前へ**]
/*時間ないから灰一撃。
村建て様宛に思いついたことひとつだけ。
※飛び入り歓迎※と銘打ってあるため、RP村に慣れてない人も参加する可能性があるから、天声でPC設定メモテンプレートを落として貰った方がいいかなと思いました。
要するに、BBS本家のプロで誰かしら参加に関係するアンケートを落とすような感じ。
[のびのびと村の中を散策中。]
やあめりー。
今日もいい毛並みだねー。
でも暑いね。見てる方も暑いよ。
さっさと毛刈りされちゃいなね。
[途中見かけた羊にも挨拶するこの青年。
村にやってきたのは{2}年程前のこと。
たった一人、ぶらりと村を訪れた。]
[楽天家で人懐っこい性格をしていた為に、
青年はすぐに村に溶け込んで。
現在はレジーナの宿の格安の部屋に居候中。
宿の食堂で村の青年たちと馬鹿騒ぎで一緒に朝まで飲んでレジーナに叱られる程度には仲良くなっていると思う。
その時誰かに、『ゲルトは何をしている人なの?』と聞かれ、青年は酔いながらこう答えた。]
んー……とぉ……
一国のあるじ?かな?おうさまー。かみさまー!
[ケラケラと笑って答えた青年の言葉を、真に受け取ったか酔っぱらいの戯言と受け取ったかは、それこそ神のみぞ知る。]
[もちろん、ゲルトが本物の神であろうはずもない。
ゲルトの正式な職業は作家である。
物語を書く時、自分の国――世界を自由自在に作りあげること、それを比喩しての言葉だった。
この村にはもともと民間伝承などを調べる為に来たのだったが、思いの外居心地がよく、小説を書くのに良い環境だと感じた為、居座り続けている。
モーリッツ辺りからは、仕事もしないでぶらぶらしておるように見えるらしいが、概ねその通りだ。]
/*
ゲルトの苗字の「メーレ」はにんじんって意味です
神様発言と言い、遊びまくりですね
だってゲルト使えるってなったらね なるよね
パンいいよねー。
オットーのところのパンセットいいよねー。
レジーナのご飯もおいしいけどさ!
ねー、どこ行こうか!
[強引に連れていくつもりのようだ。
食べたいものが決まってないから、足取りはうろうろしていたけれど。**]
― エリーアスの自宅前 ―
はい、今日もいい天気です。
そろそろ一雨来てくれると水遣りの手間が省けるんだろうなあとは思っても、晴れが続くと仕事がはかどるから、まーとんとんかも。……なんて。
[エリーアスの挨拶に微笑みを浮かべてはいるものの、比較的真面目に返す。
思ったことはストレートに言葉にする性質だった。]
篭りっぱなしということは、エルナさんも仕事中でしたか。
奇遇です。おれもちょうど一仕事終えたところで。
体を動かすとお腹が減ります。
[ミシンの練習をしていたとは知らない。
右手の農具をかちゃかちゃ言わせ、空いた左手で胃のあたりをさすってみせた。]
じゃあ、オットーさんとこのパン屋に一緒に行きませんか?
宿屋の食事も美味しいけど、そろそろモーリッツじっちゃが帰ってくるし、おれが食事の用意をしないとならないんで。
[エリーアスが提案した行き先の候補からパン屋を選ぶ。
”今年は雨が少ないから、ナスの成長が遅い。”と適当に雑談を振って、歩き始めた。]
[9年前は店に立つ事はなかった。当時の自分は子供だったから。
幾らか年上の彼は友人というより兄に近い存在が正しいだろう、きっと。
それでも子供の少ないこの村では遊び相手も殆ど居なかったから、良く遊んでもらっていた。]
僕の食べてって…約束したでしょ、覚えてない?
シモンはとろいんだから。
[悪態混じりでいつかの約束を口にする。]
[オットーはころころと表情を変える。そういうところは9年前から変わっていない。
歯を見せて笑ったり声をあげて泣いたりする訳ではない。どちらかといえば表情の変化は些細な方だ。けれども長い付き合いのある人物には表情で気持ちが伝わってしまう。
そのお陰でオットーは直に悪態をついてしまう悪い癖があったけれど、喧嘩にならずに済んだ事もあって。
ただ、まあ、つまりオットーは甘えていて。
その事を良く思わない人も中には居るかもしれない。]
/*
人狼BBSキャラでRP村だよ、わーい。
ジムゾンで入ろうとしたら先客がいらっしゃったのでオットーで入ってしまった。オットーは人気キャラだしアルビンにしとけば良かったかなと少しだけ後悔。
ヤコブとヨアヒムと幼なじみになれたら嬉しいです。
…どちらかと喧嘩友達になれたらな。
よーし、負縁故を頑張って振るぞー()
*/
ゲルトさんは何をなさっている方なんですか?
[2年前ぶらりと村を訪れて、そのまま宿屋に居候しているゲルトに興味を持って、一度だけ質問した覚えがある。
確か宿屋の食堂で、同世代の青年たちと朝まで飲んだ夜だった。
あのときのレジーナの怒りようは大変だった。
罰として全員一週間、宿屋のトイレや浴場の掃除を命じられた。当然只働きである。
閑話休題。]
[ゲルトの返事は予想外の内容。
しかし青年は、いつもの真面目顔でこう応じた。]
男子たるもの、可能ならば一国のあるじになれれば本望でしょう。
素晴らしいです。
[青年の隣には空いた酒瓶が何本か転がっていた。
だがザルを通り越したワク。素面であることは見た目からも明らかであったし、青年の知り合いならば誰もが知っている有名な話だった。
それでも、ケラケラと笑うゲルトの言葉を真に受けたのか、はたまたゲルトに話を合わせたのかは、やはり神のみぞ知る。]
[シモンが居なかった9年の間。村に帰って来た事、父が死んでからは自分が店に立っている事。そんな話をして、シモンからも話を聞いたかもしれない。
そして暫くして、気になっていた怪我のことを訊ねた。]
…それで、その傷。
どうしたの?
[ちらりと右脚に巻かれた包帯を見ては気まずそうに視線を反らした。]
[シモンから返事を聞けたのか、どうか。カランカランと鐘のなる音。
新たに来た客に話を中断させる。
来客はヤコブとエルナだったろうか。「いらっしゃい」と挨拶をした。]
―回想―
[あれは、いつの事だったか。
ゲルトも交えて同世代の青年たちと朝まで飲んだ夜。]
一国の主…?そんな人がこんな村で遊びほうけてていいの?
モーリッツおじいちゃんが言ってたよ、ゲルト…。むにゃ。
[『ゲルトは何をしている人なの?』という質問へのゲルトの返事を真に受けたのか、そんな事を言った。
オットーは大分酔っぱらっていた。
あの夜、オットーは幼なじみであるヤコブに対抗心を燃やして酒を飲んだ。
ただヤコブと違ってオットーは酒に弱かった。
レジーナにこってり絞られるわ頭痛はするわで良い事が無かったのでヤコブと酒比べするのは止めようと心の中で誓ったんだった。**]
― 回想 ―
おうさまー?!すげー!!
[あの時も確か、姉は出掛けていた気がする。
ゲルト達と朝まで飲んで、騒いで…酷い目にあった。]
いいなー、おうさまいいなー。
[ヤコブとオットーの飲み比べを横に、ヨアヒムはベロベロに酔っぱらっていた。
回らない頭と呂律で、ひたすらいいなーと繰り返す。
その後、何がどうなったのか覚えていないが、翌日、鬼の形相のレジーナに掃除+椅子の修理を命じられたのだった。
お前が壊したのだと言われたけれど、あいにくさっぱり覚えていなかった*]
/*中身はコップ半分のビールで酔っ払ってすぐ寝る下戸。
酔っ払いの気持ちはさっぱり分からないから、同じくらい下戸か、全く酔わないワクRPしかできません。(きりっ。
[ゲルトの顔を眺めていたら、あの飲んで騒いだ晩の事を思い出した。
おうさま、の気ままな暮らしを想像してうっとりしたが、良く考えれば今の自分の生活も十分気ままなものだ。
特技は無いけど、苦手な事も無い。
だから、いわゆる便利屋?
頼まれれば何でもやる。
畑仕事に買い出し、椅子の修理でも子守りでも、とにかく何でも。
暇な時は大抵、丘の上のあの樹で昼寝をしているから、用事がある人はやって来て、下から呼んで起こせば良かった。]
/*
こんにちは、うひです。
よろしくお願いしますー
ヨアヒム初です、わーい
年齢、散々迷って20にしてしまった。ショタじゃなくてごめ…
そして相変わらず行き当たりばったり。楽しい
― パン屋 ―
[ドアを開けば、カランカランと鐘が鳴る。]
オットー、ごきげんよう。
いい匂いがするな。パン焼けているか?
今日のお勧めは何だ?
[同じ年の幼馴染の挨拶に、気さくな態度で話しかけた。]
[以前ゲルトを交えての酒盛りの際は、オットーは予想より随分飲んでいた記憶が残っている。でも自分への対抗心が理由とは知らなかった。飲みたい理由は敢えて問わずにいたから。
次の日頭痛で辛そうなオットーに、モーリッツに教えて貰った二日酔いに効果のある手当てをしたけれども、青年はすっかり忘れている。
でもベロベロに酔っ払ったヨアヒムが、呂律の回らない口調で、ゲルトがおうさまなら自分はこうていになる旨の宣言のあと、椅子の上に乗ろうとして壊した事件はよーく覚えていた。
突然の出来事だったから、ヨアヒムを止め損ねてしまった。
翌日レジーナはとっても起こっていたが、果たしてあの椅子は無事修理できたんだっけか?]
[以前ゲルトを交えての酒盛りの際は、オットーは予想より随分飲んでいた記憶が残っている。でも自分への対抗心が理由とは知らなかった。飲みたい理由は敢えて問わずにいたから。
次の日頭痛で辛そうなオットーに、モーリッツに教えて貰った二日酔いに効果のある手当てをしたけれども、青年はすっかり忘れている。
でもベロベロに酔っ払ったヨアヒムが、呂律の回らない口調で、ゲルトがおうさまなら自分はこうていになる旨の宣言のあと、椅子の上に乗ろうとして壊した事件はよーく覚えていた。
突然の出来事だったから、ヨアヒムを止め損ねてしまった。
翌日レジーナは非常に怒っていたが、果たしてあの椅子は無事修理できたんだっけか?]
……あれ?
[そのとき、オットーの店にいた先客に気づいた。
オットーがシモンと付き合うほどは親しくしていなかったが、かつて年上のシモンには世話になったこともある。
髪と目の色に記憶が呼び覚まされる気がして、しばしじっとシモンを見つめたまま黙り込む。]
あっ!もしかしてシモン兄さん?!
[名前を思い出して、9年前と同じ呼びかけで懐かしそうに名前を呼びかけた。]
いつ帰ってきたんですか?懐かしいなあ。
[村の青年達が朝まで酒盛りをし、椅子を壊した者までいたという話は以前耳にした。
お酒は殆ど飲まないし、残念ながら神父はその場にいなかったが。楽しそうだなと、少し羨ましく思った記憶はあった。]
──ああ、ありがとうございます。
[レジーナが、昼食を持ってきてくれたのに礼を言う。
メニューはいつもの通り、パンと羊のチーズ、そしてサラダ。
男性に対する態度と行動以外では一応、清貧を守っているらしい。
グラスに入った水を一口飲み、パンをちぎって柔らかいチーズにつけて食べる。]
/*
一人だけセクハラしない人を決めて、その人が本命!という設定も考えていたので、場所移動程度で頼むなんて書いてしまった昨夜。
でもやっぱり、もう一つの方の設定にしようと決めたので撤回。わがままゴメンね。
というか上記案はあまりに早すぎますよね。ええ。
―森―
あぢい…
[心地よい木陰も時間が経つと、日向に晒される。
先程、自分が寝ぼけてた事など知るよしもなく、むくりと起き上がるとボリボリ頭を掻いた。]
腹減ったな…。
[こうやってゴロゴロ昼寝出来るのも、村が平和だからこそだろう。
この村で生まれ育ったが、両親を喪ってからは村を出て傭兵として生計を立てていた。
たまにフラリと村に戻ってきては、また村を出て行くディーターを見て、村人達の中には後ろ指を指す者も少なくない。]
レジーナんとこにでも行くか。
[簡単なものなら自分でも出来るが、今から戻って作るのは面倒くさい。
ズボンについた汚れを適当に叩いて立ち上がると、宿屋兼酒場であるレジーナの店へと足を向けた。**]
[ヤコブは数少ない同い年の子どもだった。そのせいか、ヤコブには何かと対抗心を燃やしていた。
昔は、自分より少し先に生まれた事も悔しがったものだ。
お腹が弱いのに子供の自分が毎日欠かさず牛乳を飲んでいたのはヤコブより身長を伸ばす為だったという事も一生の秘密にしていたい。…オットーは表情に出てしまうのでバレているかもしれないけれど。
(>>69)ゲルト達と朝まで飲んだ夜もついつい競ってしまい、次の日手当をして貰っても礼を言えずにいた。
(>>66)壊れた椅子については。
「ヨアヒム、お前これやったの?」と一言。翌日、壊れた椅子を目の前に不思議そうな顔を浮かべるだけだった。
ヤコブがゲルトに質問した時にはうつらうつらと船を漕いでいて。ヨアヒムが椅子のうえに乗っかった時、オットーはすやすやと夢の中だったから、悲しい事件を知らずに済んでいた。]
11人目、行商人 アルビン が参加しました。
行商人 アルビンは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 山道 ―
ふう……。あともう少しで村につくぞ。
[額から流れる汗を服の袖で拭いて、僕は自分を鼓舞するように呟いた。
もう朝から歩きどおしでくたくただ。
早くレジーナの宿にたどり着いて、カラカラの喉を冷たい飲み物で潤したくて仕方がなかった]
よし。もう一息頑張るぞ。
[ふぅっと一息つき、荷物を背負い直す。
とにもかくにも、村まではあともう少しだ――**]
―過去回想:宿でどんちゃん騒ぎ―
ふっへっへー。
すごいでしょ。僕素晴らしいでしょー。
[真面目な顔で自分を褒めてくれるヤコブに、酔っぱらいはご満悦。さあさあもっとお飲み、とご機嫌になってヤコブの杯に酒を注いだのだった。>>61]
うーん?
いいんだよー?超イインダヨー?
僕オウサマだもん。えらいから遊んでてもいいんだ。
モーリッツ爺ちゃんの言うことは、気にするない!
[オットーに指摘され、ゲルトはへらへら笑ってごまかした。
そしてオットーにも、まあお飲みと酒を勧めた。
ちなみに、開けていたのは勝手に宿の台所から持ってきた物。
レジーナが翌日怒ったのも無理はないのだった。>>64]
[寝た後に起きていた誰かにイタズラされたか、
翌日に発見した誰かにイタズラされたか。
ともかく、その朝のゲルトは無残だったという。]
………頭いたい……
[二日酔いで頭痛に耐えながら、レジーナに散々叱られ、はしゃいだ代価にタダ働きという労働を支払ったのだった。*]
[そよそよと風が吹き、村の各所を巡る。
教会(>>1)
大きな樹がある丘(>>3)
湖のある森(>>5)
オットーのパン屋(>>11)
こじんまりした図書館(>>35)
酒場も兼ねたレジーナの宿屋(>>75)
最近は雨不足らしい、晴れた空の下を風は巡り。(>>26)
村の外、山道を通り村を離れていった。(>>78)]
そうか、ありがとう。
[店内でパンを口にしても良いものか、しばし迷った後、
男は出来立てのあたたかなパンを口にする。
外はパリッと、中はふんわり。
ほんのりと甘みの感じるパンは、
今まで食べてきたどのパンよりも美味しく感じた。]
………美味いよ、オットー。
[自分が村を出るときはあんなに小さかったのに、
今ではこれ程までに成長したのか。
弟分の成長が嬉しく思えて、ゆるむ口元。]
[オットーが、同じ年の自分に抱いている対抗心。さすがに長く親しい付き合いだから気付いていた。
だから酒盛りの件のように、何かでオットーよりも上回っても、自分からそれらについて話をしたことは一度もない。
牛乳の件も、オットーの様子から薄々読み取ったのはいつだったか。気持ちが理解できる青年としては、直接言及する気など全くないけれども。
手当てをしたオットーから何も言われなくても気にしない。元々物事にこだわらない性格である。
ただヨアヒムが椅子を壊した場面を目撃してなかったオットーが不思議そうな顔をしたとき、うんと頷くだけだったのに、ちょっと告げ口するみたいで気が引けてしまった。]
オットー、すごくおいしそうな匂いがする!
モーリッツじっちゃは焼き立てのパンが大好きだから、今日はラッキーだったな。
そう、おれは午前の仕事が終わって、家に帰るところ。
ちょうどエルナさんと会って、一緒にオットーのパン屋にめしを調達しに行こうって話が纏まったんだ。
オットーのパンは美味いからな。
[オットーの問いかけに頷いてから、一緒にいるエルナに振り返って、これまでの経緯を簡単に説明する。]
じゃあ、オットーお勧めのレーズンパン貰おう。モーリッツじっちゃとおれの、二人分包んでもらえる?
おれ、結構好きなんだ、レーズンパン。
[にっこり笑って告げると、ポケットにつっこんでいた財布から料金を差し出した。]
[―― 実際はと言えば。
男が戦場で油断した事など、一度たりともなかった。
ただ、あの時は。
幾度となく見てきた筈の友人たちの死に、
一瞬、ほんの一瞬だけ気を取られてしまっただけ。
その一瞬が、男の足を貫いた。]
随分と前の話だ。
[そう、足をやられたのは半年以上も前の事。
あの時はまだ、『足を動かす事はできた』。]
[左目と左足が駄目になってしまったのは、
男が軍を離れた後のこと。
しかしその事を、男は口にしない。
他人に聞かせるような話でもない、
ましてや平穏に暮らしてきたであろう弟分に、
血生臭い話などする気はなかった*]
/*
皆様、早速のご参加ありがとうございます。
十分に人数が集まっておりますので、
【今夜23時に開始致します】
>>#8は、村設定丸投げに対する小さなお詫びと、感謝の気持ちです。
余裕があればまたまとめますが、各人によるメモまとめも当然歓迎します。
*/
村の設定が変更されました。
/*
アルビンメモ
>扱う商品はモノだけでなく、彼自身の事も……。
(ガタタッ
よし、えろいことしようぜアルビン!!!(゚∀゚)
懐かしいな、久しぶり。
俺はたった今帰ってきたところだ。
[ヤコブの問いに答えながら、彼と、オットーを見る。
9年もすれば、こんなに大きくなってしまうのか。
子供の成長に気付く親のような、兄のような、そんな気分。]
オットーもヤコブも、でかくなったな。
[しみじみと。
兄、と言えば。
自分にも兄のように慕っていた人がいた事を思い出す。
その人は、男が十歳とちょっとの時に、
家庭の事情で村を離れてしまったのだが。
あの人は今、元気にしているだろうか。]
っと…そろそろ宿を取りに行かないとな。
オットー、パンありがとう。
暫くは滞在するつもりだから、また買いに来る。
[故郷へ戻ってきたは良いが、家はもう無い。
これから先の事も考えなければと思いながら、
そろそろ客が押し寄せる頃合だろうと、パン屋を後にする**]
[サラダを食べながら、ふと思う。
そういえば、今月はまだアルビンが来ていないなと。]
──……。
[みぞおちの辺りに下がっているロザリオに触れる──フリをして、服の下にあるロケットペンダントの形を確かめる。
誰にも見せたことのないそれは、この村に来た時には既に身につけていた。
さびしさを忘れることができるのは──誰かに触れている時だけ。**]
/*
Twitterで、「セックスフレンドがセフレなら、添い寝フレンドはソフレ」なツイートがRTで回ってきてたので、つい使ってしまいました。
添い寝フレンドなんて初めて聞いたよね……!
そうだよ、シモン兄さん!
おれがヤコブだ。
[無事思い出してくれたシモンに、嬉しそうな笑顔を向けた。
兄弟がいなかったから、年上のシモンに面倒を見てもらった恩はしっかり覚えている。]
[でかくなったなとしみじみするシモンに頷いた。]
[でかくなったなとしみじみするシモンに頷いた。]
うん、おかげさまで。
モーリッツじっちゃは去年腰を悪くして、ね。
それ以来、畑仕事はおれが一手に引き受けている。
シモン兄さんは村に戻ってきたばかりなのか。
だったら、宿屋名物の温泉に入るといいんじゃないかな。旅の疲れもきっと取れるだろう。
[近況を説明すると同時に、直接言及せずに治療効果がある温泉を勧める。
シモンが自ら説明しない限り、ケガの理由とか程度を聞くつもりはないと、言外に意思を込めた。
やがてシモンが辞去する言葉を口にすると、”またあとで。”と挨拶を返して、小さく手を振った。]
レジーナさん久しぶり。
[鍔広の帽子を一度脱ぎ。]
随分前に引っ越したから覚えてないかな…。
[宮廷抱えの医師になった為に村から越す事になったのは、レジーナがまだお姉様だった頃。
体型の崩れたなりに面くらいつつ、記帳を。
綴った苗字に覚えがあったらしく、互いに懐かしむ形でしばし話に花を咲かせたが。
食事を所望された所で彼女が動けば呼び止め]
―少し前のパン屋―
ほんと、遅いんだから。
僕は随分とくたびれたよ。
[(>>86)肩をすくめて苦笑を浮かべる相手にまたも悪態をつきながら、店内へと招き入れる。
焼きたてのパンを差し出した。金を払おうとするのを断る。
パンを片手に迷った素振りを見せるシモンをじっと見つめていた。
口を開けてパンを齧るシモンに向けられる強い眼差し。心無しか表情も強ばっている。]
……当たり前だろ?
不味いなんて言ったらシモンの味覚を疑うよ。
[美味しいと言われて口から突いて出るのは変わらず悪態だったが。
それよりも先にいつの間にか詰めていた息を吐き出した。]
[9年前の事を思い出す。録に別れも言えずに言えなかった事は悔やんでも悔やみきれなかった。
兵士になる事がどういうことだか分からない程に幼くはなかった。シモンが村を出て行ったと聞いた夜は「シモンのばか、ばか。」とひとりぐずっていた。
勿論、どうして兵士になろうとしたのか子供だったオットーは聞かされていない。…。]
(なんで、戦場になんかに…。
そんな怪我してばかみたいだ。ううん、怪我よりもっと酷いことだって。)
[あの頃を思い出して、目の前のシモンを詰りたい気持ちでいっぱいになったけれど我慢した。「…そっか」と返事するだけに止めた。その声は何処か怒ってるように聴こえただろうか。]
ああ、俺も食事を貰おうかな。
[>>73入口に一番近い部屋を借りて、荷物を置いた後にジムゾンの向かいへ腰を下ろす。]
俺も同じものと……
えーとスープも欲しいな。
[腕を組み、食堂内を見渡す。
こう見れば間取りが広く感じる。あの頃より後に改装でもしたのか。
月日の経過を実感し、小さく息をつく。
年上や同い年の子供はあまり居なくて、気付けば年下の子供とばかり遊んでいた記憶が残っている。
兄と慕ってくれた子>>96も居た。髪や瞳の色が似ていただけに、周囲からも兄弟のようだと形容されたが、彼もまた成長しているだろうから昔のような甘えられ方はしないのだろうけど。。
そこまで思いを馳せて居たところで、初恋の女の子の姿を脳裏に浮かばせた。
『彼女』も今は――
いや、結婚しているかもしれない。
越す前に告白をしたが、きっとあちらはもう覚えてはいまい。年月は経ち過ぎている。]
…エルナ
[――仕立屋の『息子』だ。
しかし、当時女児用のワンピースを、彼が試着させられていた事もあり。
そしてタイミング悪く、男が顔を合わせたのは試着をした時の彼ばかりで。
男は彼を女だと、今でも勘違いしていた**]
―パン屋―
[ (>>89)美味しそうな匂いがするというヤコブの言葉に当たり前だろと返事をするオットーの表情はまんざらでも無さそうだった。今までの経緯を説明されればふんふんと頷いた。
(>>91)パン屋を後にするシモンを見送って、ヤコブの注文通りにレーズンパンを2人分包んだ。金と引き換えにヤコブへと手渡す。 ]
うん、お前がレーズンパン好きなのは知ってる。
あ、エルナは何を頼む?
[店で買い物をしていく人達の好みは知らず知らずのうちに把握してしまっていた。馴染みのよしみだからか、ヤコブの好きなレーズンパンはよく焼いた。
ヤコブと一緒に来たエルナに注文を聞いた。**]
[ゲルトと二人並んで歩き出す>>83]
あ、でもさ、でもさ
[なんだよー、と言われれば少し慌てたように手をばたばたさせて]
こないだ、宿の部屋のさ、椅子ががたがたするってレジーナさん言ってたじゃない?
あれ直したついでに、背もたれのとこにちょっとした模様彫ってみたのね。
[思いついたらやってみたくて、やった後で怒られたらどうしよう…と暗い顔でレジーナに打ち明けたのだが、その反応は予想外に良かった。]
そしたらさー、意外と喜んでくれてさー
ワイン一本飲んでいいよって言われてるんだよね。
[どーよ、とばかりに胸を張る。]
ねぇ、また飲もうよ。一本じゃたりないかもだけど。
[痛い目にあったのも既に彼方。うきうきとゲルトを誘ってみた。
ちなみに、ゲルトを無残な姿にしたのはヨアヒムだったが、やはりそれも覚えていない。素面だったヤコブは目撃していたかもしれないが。]
[何かちょっとした仕事をしてはこうして対価を貰う。
この村が、気の良い人ばかりで良かった、と思う反面、いつまでこんな暮らしを続けるのだろう、とも思う。]
オットーただいまー!お腹すいたー!
[またもや適当な挨拶をしながら店の扉を開く。
ふわっと香るパンの香りにお腹も鳴る。
シモンやヤコブ、エルナ達は既に立ち去った後だったか…それともまだそこにいただろうか*]
そうか、畑仕事も大変だろ。
モーリッツ爺さんにお大事にって伝えておいてくれ。
[>>100 無駄に元気だったあの爺も、流石に歳には勝てないか。
男も村を出るまでは畑仕事をしていた身、
その大変さはよく分かるし、ましてや一人で引き受けるとなれば、
相当な労力を要する。]
あの宿、温泉なんてものができたのか?
…そうだな、折角宿に世話になるんだ、後で入ってみる。
[どうやら、自分が居ない間に色々と変化があったらしい。
まさか温泉なんてものまで出てくるとは思わなかった。
一瞬言い淀んだのは、身体中の傷の事を考えての事。
見られる分には構わないが、あまり気分の良いものでは無いから。
今後の事も含め思案しながら、男はその場を後にした*]
[スープに浸したパンを口に運びながら、
ヴルストも頼むべきだったかと少し後悔を。
神父の質素な食事と同じで良いと言ったのが誤りだったか。
昔の記憶を振り返って居たところで、
そういえば一人、ヤンチャ坊主が居たなと思い出す。
18年前は悪戯を良く叱られていたとて、
今は真人間に育っている事もありえなくもない。
まさか無精髭を生やしている上、
傭兵として生計を立てているなんて>>75思いもよらず。
そういえば、良く彼の悪戯に引っかかっていた。
椅子の下に無花果の割り実をしかけられるとか、
寧ろうっかり座った此方が悪いだけのような気もするが。
あの時はしこたま叱ったが、今となっては良い思い出。]
[(>>79)遊んで良いのー?となじったらゲルトはへらへら笑っていた。酔っぱらっていたオットーも容易く誤摩化されていた。
「うん、そっかー」と生返事をして酒が注がれたグラスを傾けた。「王様はきらくでいいねー」くぃっと煽る機嫌良さそうにへらりと笑った。
(>>82)そして、気がつけば朝だった。鈍い痛みがする頭を抱えながらオットーは起き上がり無惨な姿になったゲルトを発見した。ゲルトー!と宿屋にオットーの声が木霊したという。
あれ以来ゲルトの顔を見ては時々その無惨な姿を思い出してしまう。手で押さえるも思い出し笑いは防ぎきれなかった。]
― パン屋の前 ―
あっ、ごめんなさい!
[肩がぶつかり、反射的に謝罪の言葉を口にする。]
………
[見慣れぬ顔を思わずまじまじと見てしまう。
姉がうきうきと出掛けて行く、村の外の世界に憧れがあった。
外からやって来る人、物、それは限りなく好奇心を刺激した。ゲルトが村にやって来た頃も、嬉しくて楽しくて良く後をついて回っていた。]
…どこかでお会いしませんでしたか?
[それでも、何か引っかかってそう尋ねる。
まだ幼かったあの頃の記憶は、すぐに引っ張り出す事ができなかった*]
ところで……。
[ジッ、とニコラスの食事の仕方を見て。]
その食べ方、美味しいんですか?
[お行儀が悪いなあとは思ったけれど、細かいことを一々注意するタイプではない。
むしろ、何か理由やメリットがあって、そんな食べ方をするのだろうか。なんて思って尋ねた。]
変質者はあんたじゃないのか?
[>>116子供を襲うような真似をしないだけ、
可愛らしいものだけれども。
かといって、少年の尻を揉みしだいていたらどうしようか。
流石にそれは、憲兵に突き出したい所ではある。]
人狼の言い伝え…知らないのか?
[それなりに話題になっている人であって人ならざるものの異聞。
もしかしたら、目の前の男は知らないかもしれないが。
書物で愉快にノベライズされている>>35程度には、
その存在は、日常に微かに溶け込んでいるが。
かくいう男も非現実的な存在を前に半信半疑ではあったが、
過去訪れた村では、実際に『そういう悲劇』もあったとか。]
盗賊の方が現実的だよなあ…。
オットー、ありがとう。
[まんざらでもなさそうなオットーから、パンの包みを受け取る。
自分の好きなレーズンパンを覚えていてくれて、しかもよく焼いてくれたオットーには恩を感じていた。だから機会があるごとに、誉め言葉を口にするようにしている。
オットーがエルナに向って注文を尋ねる声が耳に入って、二人の邪魔をしないよう、無言でそっと後ろに下がった。*]
[シモンが店からでたあと、ヨアヒムやゲルトがパン屋に顔を出した。
シモンからモーリッツにお大事にとの伝言を預かっているが、実際問題、シモンがいた頃”若いモンにはまだまだ負けんわい!”が口癖だったモーリッツは、さすがに腰を痛めたあとは医者の言いつけを守って自重している。
宿屋の温泉も、シモンが村を離れてから発生した変化のひとつ。
シモンが体に残っている傷跡を気にしているとは知らないから、言いよどんだことに気付いても理由までは推し量れない。
レジーナあたりに聞けば、他の客があまり入ってない時間帯を教えてもらえるかもしれない、が。]
ふふっ。
[ヨアヒムの挨拶に、ヨアヒムの家じゃない!と即座にツッコミを入れるオットーに笑みをこぼす。
子供の頃、三人で遊んだ記憶が甦って。
ついでに言うと、例の飲み会の際にヨアヒムがゲルトを無残な姿にした一部始終を、素面だった青年はばっちり目撃していた。まさに農夫は見たである。
こちらもヨアヒム本人がすっかり忘れているため、沈黙を守っている。
だから青年としては、最初から全ての真相を知っていたゲルトの姿よりも、翌日ゲルトー!と宿屋に木霊したオットーの叫びの方が、強く印象に残っている。
寝てしまった知り合いに毛布をかけたりして寝たのが最後だったから、オットーの声で目を覚ましたことも理由のひとつである。]
ヨアヒムとゲルトさんもパンを買いにきたのですか。
今日は何にします?
シモン…
[ぱちぱちと瞬いた瞳が、はっと思い当たったように輝く。]
あ……『お兄ちゃん』!
[ヨアヒム、と呼ばれればこくこくと何度も頷いて]
帰って来てたの?うわーわーすげー!
[何が凄いのか自分でも良く分かっていなかったが、小さい頃何かと面倒を見てくれた『お兄ちゃん』はヒーローだったから。
嬉しさに、胸を高鳴らせた*]
シモン…
[ぱちぱちと瞬いた瞳が、はっと思い当たったように輝く。]
あ……『お兄ちゃん』!
[ヨアヒム、と呼ばれればこくこくと何度も頷いて]
帰って来てたの?うわーわーすげー!
[何が凄いのか自分でも良く分かっていなかったが、小さい頃何かと面倒を見てくれた『お兄ちゃん』はヒーローだったから。
嬉しさに、胸を高鳴らせた。]
……こほん、
[流石にこれは恥ずかしい、32歳。
実年齢に見られ憎い事が、唯一の救い。
尻を触られた仕返しに脅かしてみたが、果たして効果のほどは。]
[そして、ふと彼の体を覆う包帯や体を支える松葉杖に気づけば]
僕、包帯も替えられるよ!
[嬉しさの暴走と仕事のテンションとごちゃまぜになったおかしな主張を口走ってしまい、あわあわとうろたえた*]
/*
攻めでもいけるように少し可愛らしく低身長。
年下で可愛い子の攻めが好きです。←←
ん―…どうしよう。恋愛村は初めてだからなあ。
ぼっちでも構わない。寧ろぼっちで淋しいなあロルを回してもry
そして負縁故振るのに失敗したのでディタに。
ジムゾン、アルビンあたりも負縁故いけるなら行きたいけど…!
ん?そうかそうか。必要になったら頼むよ。
[>>134 ころころと変化する表情に、小さく笑みを溢して。
彼がどのような規模の怪我を治療した事があるのか、
それは男の知るところではないが。
頼むと言いつつも、彼の事を思えばあまり頼まないほうが良いだろう。]
ああ、もう傷自体はほとんど塞がっているからな。
心配ありがとう、大丈夫だ。
[>>137 ヨアヒムと共に居た、
見慣れぬ金髪の青年に視線を向ける。
自分が知らない――という事は、
村を出た後にここにきたのだろうか。]
俺はシモン。暫く村を離れていたが、今しがた戻ってきた。
[ゲルトの名を聞けば、こちらもまた簡単に自己紹介を。]
お前達はパンを買いにきたのか?
今なら焼きたてだってオットーが言ってたぞ。
[パンを買いにきたのなら、あまり引き止めるのも良くないか。
彼らの腹の虫が鳴いてしまうかもしれない。
話を長引かせるのは少し可哀想だと思い、
早々に話を切り上げる。
引き止められるようなら、振り返って話を続けるつもり**]
いや、あんたならやりかねないとな。
変態騒動、か……。
[>>142酷い事件もあったものだ。
人狼が悪さをする方が未だ可愛らしいというもの。
実際に見た試しなどないし、この村内に潜んでる事など知らず。]
実際には俺も見た事ないしな。
この村が平和な事を聞いて、ほっとした。
[>>143驚く神父の様相を見て、したり顔。
そして、他の誰かに見られる事なく済んで良かった。]
俺が話を聞いたのは、ずっと遠い村だから
まさか忍びこんでいる事などあるまいよ。
[そう思って居た頃が俺にもありました――
旅人の変死体が発見されるのは、未だ後の話。]
[オットーにはヤコブ以外にも対抗心を燃やす相手が居る。ディーターだった。
何時もの調子で悪態をついていたらディーターとは言い争いになってしまったのがきっかけだったと思う。仕事もせず昼間からごろごろしてる
ディーターに憎まれ口を叩いたのが口論のきっかけだったろう。村の外では傭兵として生計を立てているらしいが外でのディーターの姿を知る訳ではないから。後になって後悔したが、自分は本当の事しか言ってないし…と自己辯護した。
それからというものディーターと会うと邪険な態度で接してしまう。]
/*中身は毎日の主食がほぼご飯時々麺類って感じで、パンは滅多に買わないけども。
実際問題、たまに食べると美味しいね、レーズンパン。
[ゲルトから、お勧めのパンを尋ねられた。]
おれはレーズンパンを一押し、ですね。
今日もモーリッツじっちゃの分も買ったばかりで。
オットーの作るレーズンパンは絶品ですよ。
[持っていた紙袋を指差して答える。
しかし、ゲルトにも好みがあると分かっているから、オットーが他のパンを勧めたり、他に好きなパンを買うと言うならば、特に気にすることはない。]
― パン屋前 ―
[肯定してもらえれば、また嬉しそうに、少しだけくすぐったそうに笑ってみせた。]
そっか、分かった!
後でね!
[暫くは、の意味を正確に捉える事はヨアヒムにはできなかった。
その内、宿を引き払ってまた家を構えるとか、何かそう言う意味なのだと思ったのだ*]
[ふと。ゲルトの顔を見ていたら思い出した事がもうひとつあった。今朝村長の家にパンを届けた時に偶然に聞いた話。
村の近くで人狼に食べられたような旅人の遺体が見つかったという。ゲルトは民間伝承を調べる為にこの村に来たと聞いていた。人狼、それはまるでお伽噺に出てくるような話で…、ひょっとしたら興味があるかもしれないと口を開く。]
ねえ、ゲルト。
知ってたか、村の近くで人狼が出たらしいよ―…。
[ゲルトに話を振ったつもりだったが店に居た人達の耳には入ったかもしれない。]
パン屋 オットー が村を出ました。
11人目、パン屋 オットー が参加しました。
パン屋 オットーは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[幸いにも部屋は空いていたようで、
とりあえずは数日世話になると用件を告げる。
レジーナは男の事情をよく知っていたから、
家に帰れと言われることもなく。]
飯………と、ああ、薬売ってる店はあったっけか。
[サックに常備している痛み止めの薬。
この村に来るまでに切れてしまったから、
補充しなければと思っていたのだが。
どうやら今日は店主が居ないようで、買うことは難しい様子。
それならば仕方ないと諦め、男は食堂へと視線を向ける。
オットーの作ったパンだけでは、食事にしては物足りない。]
……ユリウス!!
[そう叫ぶと、立ち上がり。
床に飛び散ったガラス片には目もくれず、神父は怪我をしている金髪の男の方へと近づいていく。]
……信じられない。まさか、生きていたなんて。
そんなに怪我をしてどうしたんですか。
もっと顔をよく見せ…………
…………あ。
[涙ぐんだ瞳で語りかけたが、ようやく気づく。]
[>>78宿に向かう途中、村の外へ続く山道をこちらに向かって歩いてくる青年に気がつく。
旅慣れてる服装だが荷物の量から見て行商人だろうか? 別に放っておいても良かったのだが、だいぶ疲れている様子に思わず声をかける。]
あんた…、大丈夫か?
もしレジーナの宿に行くんならついでだ、少し手伝ってやるぜ?
[彼が商人なら大事な商品が入ってるんだろうから、勝手に荷物を掴むようなマネはしない。あくまでも判断は彼自身に任せる。
アルビンがいつ頃から村に出入りしていたのかは知らないが、時々帰ってきてはレジーナの所で食事をしたりする都合上。若い行商人が月に一度出入りしている話は聞いた事があった。しかし、目の前の青年がそうだとはまだ知らないまま。
もしアルビンが拒まなければ手伝って、宿に行くならば共に。そうじゃなければ途中で別れてレジーナの店の扉をくぐった。]
村の設定が変更されました。
[畑仕事お疲れ様と、言い方はぶっきらぼうであっても労いの言葉をかけてくれたオットーに、無言で頷く。
自分はオットーを大切な幼馴染と思っているから、どんなにライバル視されても、よし!じゃあおれも!という気にはなれない。
とはいえ、その対応がオットーの対抗心を煽っているらしいと悟っている。これでも、青年なりに考えて行動を選択しているのだ。
でも、レーズンパンがよく店に並ぶことと、自分の好物だからとの理由は結び付けて考えられない。
直接確認したことはないが、レーズンパンを作るのが得意なオットーが、他の人に自慢の一品を食べて貰いたいのだろうか?と思っている。]
!?
[オットーが口にした、人狼の単語を聞いた途端、驚きで目を丸くした。
人狼については、モーリッツから時々教えてもらっている。
オットーはゲルトに向って話を振った様子だったから、まずはゲルトがどう答えるのか気になって、反応を伺った。]
[レーズンかチェリーか、両方か…それとも甘く無いのも一つ入れるべきか…
真剣に頭を悩ませていると、思いがけない単語が飛び込んで来た。]
…人狼…?
[思わず眉を潜める。]
早く寝ないと人狼がくるぞー、って言う、あれ?
[姉の教え方が悪かったのか、青年の把握は微妙にズレていた。]
ヨアヒム、やっほー。
おれのお勧めはレーズンパンだ。
でも、ヨアヒムが今日どんな種類のパンを食べたい気分かによっても選択肢は違ってくると思うな。
ゲルトは甘いパンがいいと言ったが、ヨアヒムはどうする?
[挨拶をし返したあと、思案する様子を見せるヨアヒムに、選ぶきっかけになりそうな言葉を選んでかけた。]
― レジーナの宿屋 ―
レジーナ飯っ…て、おおお!?
[昔から馴染んだ扉を開け、空いた席を探して店内を見渡す。
と、そこにひどく懐かしい顔を見つけてしまった。]
おま…ニコラスじゃね? ニコラスだよなぁあ?
すっげえ久しぶりぃぃぃ!!
[自分もしょっちゅう村を留守にするくせに、生きてたんかよ、連絡よこせよ! などと言いながら昔は良く悪戯をしかけた兄貴分のような男に近づいていく。
18年も経っていたが、面差しは旅立つ前とそんなに変わらないように見えた。]
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