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>>-1537
うむ。あと出来なかったのはコミュに回して、
寝るねる。
ウルズもおやすみ。最後までありがとうな。**
-しばしの後、海上にて-
[その日、ナハティガルの姿は海上にあった。]
――やっぱり此処は落ち着くわ。
[ぐ、と。
艦橋の露天部分にて、男は大きく身体を伸ばした。
ナハティガルは悠々と海上を走る。
速度は抑え気味ではあるが、とても心地よさそうだ。
状況を伝える乗員たちの声も弾んでいるように思える。]
[沈まなかったのが不思議と、修理にあたった技師の言葉だ。
よく帰って来てくれた、と言う言葉も向けられた。
絶対にまた海に返してみせる、と、言ってくれた人もいた。
その言葉と感情に応えるように、この艦は今再び、海の上にあった。
修理後の試験航行。
のんびりとしたものだ。
そして、喜びに溢れたものでも、ある。]
[空の青と海の青。
その狭間にて。
ナハティガルは走る。
男は目を閉じ、風を味わう。
息を吐き――瞳を開く。
ただ、蒼を瞳に映す。]
[蒼い風景の中、いくつかの事を思い出す。
男が見たもの、聞いたもの。
男が知らずに、すべてが終わった後に知った物語。
守れたもの、守れなかったもの。
得られたもの、失ったもの。
変わってしまったもの、変わらなかったもの。
知ることすら、できなかったもの。
そのすべてを、思い浮かべる。
そして、これから続くだろう、いくつもの物語へと思いを馳せる。
まだ見ぬ、そして想像もできない先を思うのだ。]
楽しみ、だなぁ。
[やがて男は小さく笑った。]
なぁ?
[呼びかける先は、誰ともなしに。
不意に、「先生」と呼ぶ声に、男は蒼から視線を外す。]
おう、もう戻るよ。
[最後。もう一度だけ空と海を瞳に映す。
変わらず蒼いままのそこに満足そうに微笑むと、男は背を向けた。
その場を、去っていく。]
[高く高く海鳥が鳴いた。
それに応え、ナハティガルが歌うかのように“心臓”を鳴らす。
速度を上げたナハティガルは、蒼い世界を、走り出した。**]
[ 生きて生きて生き切ってから ]
[ そう言った声を、男は決して忘れない ]
[ そして、願い続ける ]
ここにいますよ...ゲオルグ。
感謝するのは、俺の方だ。
[ 最後まで、共に** ]
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おはようございます。
やはりと思いましたが、昨日は遅くまで(早くまで?)素敵な物語が綴られていて、たまらないですね。
やはり愛し合っている(語弊)ふたりのラブコール合戦は見ていて胸が熱くなるものがあります。
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提督にトドメ刺されたから刺し返す。ふう...
[ やり遂げた顔 ]
あ、シロウも居た。最後までうん、素晴らしいな。
みんな素晴らしかった。
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扶翼官殿@ねこみちさん、おつかれさまです!
素敵な村でした、ありがとうございました。
陛下@えんじゅさんにも、ありがとう、素敵でしたと。
では!又繋がる、空と海のどこかで。ノシ**
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転がっていないで、挨拶などしておきましょう。
改めましてみなさまお疲れ様でした。
村建てのねこみちです。
おおよそ20日間という長丁場でしたが、熱く走り抜けられたのは参加してくれたみなさまのおかげです。
熱い戦いの果てに希望ある幕引きを迎えられたことは、感無量でもあります。
この海峡に、そして世界にこれからも太陽が輝き穏やかに海が凪ぎ、自由の風が吹き渡ることを願ってやみません。
ルー・ガルーもずいぶん息の長いシリーズになりましたが、走り続けられる限りは続けていこうと思いますので、またの機会にはよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、場所を提供してくださった国主様、素敵なチップをこんなにもたくさん描いてくださる絵師様に、心よりの感謝を申し上げます。
というわけで、みなさん、またいつかどこかの村でお会いしましょう。
それと、人狼SNSの「人狼で戦記物をする」コミュに、密やかに後夜祭会場を建てておきました。
足りないログ、話したりない相手、ファンコールを捧げたいあの人などがいる場合には、こちらにて存分に叫んでください。
カリコル若返りの湯
不沈艦と呼ばれ、死神を追い払うと称された艦がある。
激しい戦いへと幾度も加わり、幾度も多大な損傷を受けながら遂に沈まなかった艦は、今は海洋史博物館のすぐ側で静かに余生を過ごしている。
この艦には艦長が舵を握り、副艦長が指揮を執るという、一風変わった伝統があった。
最初の艦長が舵を取って船を救って以来脈々と受け継がれた伝統は、この艦を幾度も救うこととなる。
特に、当艦が参加した中でも最も激しい戦闘では艦長の卓越した操舵と"人も艦も救う"と言われた副艦長の差配により、十数発とも言われる砲弾と水雷攻撃を受けながらも、ついに沈むことがなかったのである。
── 『蒸気船の歴史』 第二集:戦闘艦
帝国がこのころ、出自を問わずに才を取り立てていたことを示す例がある。
二代皇帝の時に滅亡し、帝国に併合されたオルヴァルという国出身の男が、四代皇帝の頃には将にまで位を進めていた。
彼が率いていた艦隊自体もまた、"本来の帝国以外の民"が多く所属していた。そのため、彼らをまとめる将にも同様の属性が必要だったのだろう。だが、帝国を相手に最後まで抵抗した兵を将にまで登用するのは、やはり異例である。
彼が祖国を語ることは多くなかったが、彼を知る者はみな、"不羈"を体現したような人物だと語っている。
── 『帝国に見る国家運営術』
"宵鳥が囀ると船が沈む"
これは船乗りたちの間で信じられているタブーを表す成句ですが、実はこのタブーの成り立ちにはいくつもの説があります。
もっとも面白い説が、この言葉はもともと"酔いどれが歌うと船が沈む"というものだったという説です。
この言葉にはモデルとなる人物がいることが知られています。とある国に酔うと鼻歌を歌い出す人がいたのですが、その鼻歌が"戦艦も沈む"と言われるほど強力?なものだったとか。
もちろんこれはただの伝説ですが、この人物が優秀な将軍であったことは歴史書を紐解けばわかるでしょう。
優秀で、かつ愛される将であったからこそ、こんなユーモラスな噂が生まれたのかもしれません。
── 『ことわざ・成句の読み解き事典』
帝国の歴史上、ただ一度だけ制定された官職が存在する。
扶翼官、という官職は、モルトガット帝国第4代皇帝の時代に当代限りの役職として制定され、たった一人が任に就いたのみで、以後任官の記録はない。
それもそのはずで、この扶翼官という官職には過大な権力が与えられていたと記録に残っている。
皇帝の全権代行者という強大な権力は、普通であれば権力争いやクーデターの種にもなり得る危険なものである。
これだけの権力を預けられるのは、人をして"一対の生き物"と言わしめた当代の皇帝と扶翼官ただ一組だけだったということだろう。
なお彼に関しては、「釣りをよく好んだが、生涯にただの一度も釣れたことはない」と正史に付記されている。
── 『官位・役職・階級の事典』
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Reeと申します。普段は別ID(y_hyuga)でガチ村参戦しています。
ルガル初参加です。知識不足と経験不足で進行中唸っていましたが、皆様の優しさとフォローに何度も助けられました。
ありがとうございます。
本当に、ありがとうございました。
皇帝陛下は、開始前、村の外でもありがとうございます。参加する勇気をいただきました。
個別にコメント残したいが時間が微妙に。
せめて。
ゲオルグさん、タクマさん、ローさん。
縁故から始まり、色々とお世話になりました。
シロウが皆を好きすぎた。たくさん、たくさん、ありがとうを。
またいつか、何処かでお会いできますように。
ウルケルの戦斧と呼ばれた人物がいる。
ウルケルの長い歴史の中でも、有数の危機を迎えた時代に海軍総司令官という職にあり、戦乱終結時には執政としてウルケルの将来を決める舵取り役を担った。
彼を称するに、戦斧と盾、という表現を用いることが多いが、ここでは"大海"という言葉を採ろうと思う。
部下に対しても敵に対しても、彼は等しく大きな懐で呑みこみ、自分の側に取り込んでしまうような大きさと深さを備えた男であった。
常に側にあって見守り、必要な時には確かに支え、怒るべき時には烈火と化す。
海に抱かれたウルケルにとって、彼こそがウルケルの海そのものであったと言えよう。
── 『ウルケル人物列伝』
彼はまさに太陽であった。
陽の沈まぬ国を目指し、海を駆けたそのひとこそが、天高く輝き続ける太陽だったのだ。
モルトガット帝国の皇帝となるべく生まれた彼は、幼少の頃よりその輝きで多くの人物を惹きつけた。
長じてからはなお高く、威光を掲げて国を導いた。
彼の姿は、彼を見上げる多くの者に希望を与え未来の予感を感じさせた。また彼と視線を同じくして地平を望みたいと心から望み、努力する者には、彼は惜しみなく手を差し伸べた。
彼を仰ぎ見ることで国も人々も前へと進み、より良い未来が訪れることを信じたのである。
彼の治世こそ、帝国が大きく輝きを増した時代であった。
── 『モルトガット帝国正史』
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昨日だらだらと起きながら書いていたなにかでした。
最終日まで生きていた人たちはエピまで頑張って戦争終結とその後の話を頑張るのに、歴史家からの追悼の一つもないのはおかしいなと思っていたのでした。
歴史家さんの文は村建てから皆さんへの愛ですからね。
自分が含まれているのはご愛敬ですが。
あと、タクマのだけ多少毛色が違うのは仕方ないのです。
だって鼻歌あってのタクマですから()
― 現代 ―
[ルートヴィヒの感服の態度は世辞に非ず。
その熱が伝わってくる。
「御心のままに、
おまえにしかできないことだ。
成し遂げよ。
[負傷をおして交渉に当たっているだろう腹心に今、手を伸ばしてやることはできないけれど。]
おまえの帰る場所はここにある──待っているぞ。
[翼ある太陽の刻印に手を重ねた。*]
ーいつか:船出ー
うんっ、良い天気だ……!
[雲一つない群青色の空がストンプの街を染めている。
一羽の鴎がウェルシュの脇を抜け、その群青色のなかへと走っていった。
ウェルシュはヘーゼルの双眸を嬉しそうに細め、港を眺めた。]
燃料は多めに載せておいてね。長旅になるから。
[港を歩き、手際良く乗組員に声を掛けていく。ルシエルナガは相変わらず不安そうな顔をして、此方を見やる。『また怪我なんて絶対にしないで下さいね』]
あはは、大丈夫だよ。
今度は戦争に行く訳じゃないんだから。
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うっかり挨拶が挟まってしまったが、素敵なものを頂いた……!!!
ナハティガルが沈まず、博物館で余生過ごしてるのが、すごく嬉しい。
良かったなぁ、ナハティガル。
ありがとう。本当に、うれしい。
姉さんの
[あれからウェルシュはカルボナードとストンプを往復したり、各地の有力諸侯に掛け合ったりと忙しない日々を過ごした。……姉の葬儀も執り行ったけれども、悼むだけの充分な時間は無かった。
一方ウルケルは、アンディーヴ卿やゲオルグの協力もあり、漸く海峡が開かれた。帝国からの船も多くウルケルにやってきて、港は一層活気に満ち溢れている。ストンプも少しずつだが、帝国から船の発注を受けている。
ウェルシュは寝る間も惜しんで、船の製造に取り掛かった。それは忙しくも、楽しい日々だった。
その作業がひと段落ついた頃、ウェルシュは帝国へと旅立つことを決めたのだ。]
留守ばかりさせてしまってごめんね、ルシエルナガ。頼んだよ。
……ああ、そろそろヴィクトリアさんとも仲良くした方がいいと思うよ。もう良い年なんだしさ。
[そんなお節介をしつつも、軽快な足取りでウェルシュはタラップを踏む。]
帝国、楽しみだなぁ。
ルートヴィヒさんやローさんとも会えるといいけどな。
……色んな船を作るんだ。
[まだ見ぬ水平線の先。海峡の先。
あの海の向こうに、未知なる大国が広がる。]
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ウェルシュが来るーーー!
いいなぁ。ウェルシュは最初から最後まで爽やかでしたね。
おいでませ帝国。
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(結局起きてた)
ナハティガルの〆いいなあと見て、
緑のタクマの返しににやにやしていたら、
ナイジェルからの大作が…!!
おおお、これは嬉しい。
ナイジェルのこれ、雰囲気があってとても好きなので嬉しいなあ。
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ナイジェルさんの追悼!嬉しすぎる。
うん、鼻歌あってこそでした。ことわざwwwwww
ウェルシュも楽しい旅を!
今度こそ仕事行って来ます(笑)またね**
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>>-1553
ナハティガルは後世にまでずっと残りそうな艦だなぁと思いましたので。
私たちの戦いの生き証人として、ずっとずっと長く生きて穏やかに過ごしてくれるものと思っております。
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ロー・シェンさん寝てなかったwww
タクマも行ってらっしゃいませ。
嬉しいと言ってもらえると、こちらも嬉しいものですね。
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俺も落ち着いたら帝国に行く。きっと医学関係の留学の人とは、ウルケルでも交流してると思うが、実際自分の目で見て学びたいから。
数ヶ月単位だが、兄弟子の所で世話になると思うんで、陛下やルートヴィヒとは会う機会あるかもしれないな、と期待しつつ。
ローさんとの約束、「オルヴァルに医療を」を果たせない分、せめてどっかで返したい。
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人が増えてるwwww
>>-1577ルートヴィヒ
うん、ありがとう。
本当に、嬉しくて仕方ない。ナイジェルの言葉を貰えたのも嬉しいが、ナハティガルが残ってくれるのが、うん。
− 帝都 −
[戦没者を祖霊廟に祀り、巡幸から持ち帰った各地の産物を市民に供する。]
いまや、海はひとつ。
遠く離れた者たちにも手が届く。
大きな海が、すべての人が世界の中心となろう。
翼持つ者も、これから見出す者も、
勇敢なれ、優しくあれ、誇り高くあれ。
海と太陽がおまえたちを見守るだろう。
/*
改めて。
皆様、ありがとうございました。
また、何処かでお会いできますように。
それでは(礼。**
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全力で鳩で締めを書く…!
もう時間がないー、挨拶ができない!
みずと申します。まだまだ未熟ですいません。。。
もっと精進して、ぜひ次も参加したいです!
帝国もウルケルも素敵なキャラクターばかりで、燃えました!皆ロルうまくてすごかった。
また遊びましょうね!
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不羈が最後の最後まで生きたなあと、
ナイジェルの追悼を読んでしみじみする。
あれもそも、陛下の最初の振りがあったおかげの産物なんだよなあ。
陛下のパスありがたかった。
ウェルシュの〆もいいなあ。好きだ。
この希望溢れる感じがとてもいい。
帝国に来たら案内をしよう。姉君の所属した第三艦隊を。
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ああ、自分自身の〆を忘れていますが、まあいいでしょう。
私自身は、常に陛下のお側におりますから。
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いつか帝国……(行きたいなあ)
お疲れさまでした!チラッと顔出し。
タクマは共鳴…うん、ちょっと付き合ってくれるかと、思った(
グロル海峡を巡る二国の争いは、双方が相互不可侵条約、友好条約、通商条約という3つの条約を取り交わす強い結びつきを得る形で終息した。
戦乱に始まった二国の関係がこれほどまでに良いものへと至ったのは、帝国皇帝と、ウルケルの海軍総司令、後の執政が戦いの中で互いを認め合い信頼し合ったからだとも言われている。
誇りには誇りを。誓いには誠意を。
3つの条文の頭に掲げられている言葉が、二国の関係を端的に表していると言えよう。
こうして手を取り合った二国は、こののち───
── Rikhard Hannu Nigel 『グロル海峡戦役』 〜 終 〜
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