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[男は幼い娘に言いました。
“お母さんは遠くへ行ってしまったんだ”
“いい子にしていたらいつか会わせてあげようね”
娘は笑顔で頷きます。
いつか母親に会える日を楽しみに。
妻と良く似た面差しをした娘の金色の髪を撫でながら、
男は独り思います。
この子の血に眠る力は果たしてどちらのものなのか。
いつか娘にも、母親と同じ力が目覚める時が来たならば。
――その時にきっと、 は彼女と再会を果たすのだろう、と。
男はその日を恐ろしくも心待ちにするのです。*]
――狂乱の中で――
[ローゼンハイムが無惨に殺されてから、村の秩序は損なわれてしまった。
人狼だ、人狼だと長老達は騒ぎ立て、犯人探しのために村人たちは話し合って、その結果怪しいとされた女性が処刑された。
彼女が人狼ではないことをカスパルは知っていた。知っていたが黙ってた。黙って彼女に票を投じた。
自身が処刑されるのは当然の罪であり、構わない。
だがその後の幼い弟妹はどうなるのか。血走った眼をした村人達は、カスパルを殺してから弟妹達まで殺すかもしれない。
それだけはさせるわけにはいかなかった。]
――森の中――
[ぎすぎすとした話し合いをする中、同じような考え方をする利発な少女と仲良くなり、今は彼女の手を引きながら夜の森の中へと分け入っている。
妹の友人であった彼女は、カスパルから話しかけたきっかけもあり、良く懐いてくれた。
カスパルを疑わぬと言い、人であると信用してくれた。
今でもこうやって手を引かれながら、何も疑わずについてきている。]
……ドロシーさん。
[森に分け入ったところで立ち止まり、彼女の手を取ったまま騎士が忠誠を誓うかのように膝を付き、表情を伺うように見上げる。
妹と同じ年頃で仲も良かった素直な少女。
彼女の香に惹かれた理由はカスパルも知らない。
その血なのかもしれないし、そのあどけない笑みだったのかもしれないし、妹と同じ年頃の少女だったからかもしれない。]
[日が暮れる。昏い力が欲と共に満ちる。
伸びてくる牙と爪を的確に隠しながら、彼女の手を掴む力を強める。]
ありがとうございます。私を信じてくれて。
申し訳ありません。あなたの騎士になれなくて。
[握る彼女の手の甲に、温度のない唇で口付ける。]
妹を喰らってしまいそうですから。
あなたで私を満たさせてください。
[ドロシーは何か言葉を発しただろうか。
その声が発された直後に、カスパルの鋭い爪が彼女の胸を深く抉った。]
[甘い肉片を口に含み飢えを満たしながら、柔らかい肌を引き裂きながら、欲していた欲求が満たされていく満足感と、心を押しつぶす罪悪感に顔を歪ませる。
正気を失えばいっそ救われるだろうに、生来のものかなにかの呪いか、カスパルは未だ己を保ち続けている。
弟を喰らいそうで同じ髪の色をした少年を喰らった。
妹を喰らいそうで同じ年の少女を喰らった。
この後幾度も、罪を繰り返すのだろう。
――それでも構わない。あの子たちさえ無事ならば。*]
正気保ちつつ絶望ENDにしておきました。
弟妹を喰らってしまいながら正気ないぜ狂った狼ENDも考えていましたが、性格とやらかした事考えたらこっちの方が美味しそうかなって。
※なおこの人狼の設定は適当ですので次村はいろんな人狼がいても良いと思いますよ!
なおフィオンが処刑されたのか逃がしたのか、それともなんか楽しげに死んだのかわからなかったので、伏せておきました。
ご自由に!
というかフィオンさんどうします?
役職的に,私はあなたの正体を知らないことにはなっていますが、察しても良いと思いますし。なんかこういうのくれよしてくれればいくらでも落とします。
僕はどちらかといえば
息を潜めながら主人が生きながらえることを確認して
安堵の中事切れる気がするな…
狂信なだけに
初戦は村人だったけど委任したら負けてたっす(え)
なんか凄いっすねー(浅い)
すげーすRP村(とても浅い)
あ、俺は特に設定とかないっす(え)
素直で熱いけど、自信が無い?あとお馬鹿な若者ってイメージっす。そのままっす!
ボクは脇役(影)だ・・・でも
影は光が強いほど濃くなり光の白さを際立たせる
主役(光)の影としてボクも主役(キミ)を日本一にする
ばーいフィオン()
[ それから日が昇るたびに何度も何度も人狼による惨殺がカシムの目に広がっていた
しかし次こそは自分が喰われる番だと毎夜身を震わせて家の中に閉じこもるも一向に自分が殺されることはなかった ]
……死にたくない……死にたくない……しにたくない…シニタクナイ…シニタクナイ……
[ 発せられる言葉は呪詛のように繰り返される
食事が口を通らなくなったのは何時からだろうか?
ちゃんと眠れたのは何時だったか?
それでも何故だか自分は生きている……
何が正しく、何が間違いなのか解らない、判らない、分からない、わからない……
ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ、ワカラナイ ]
…ダレデモイイ、ダカラ、ハヤク、コノアクムヲ…オワラセテ……
― 覚醒と終末 ―
[夕闇に包まれ始めた森を、少女は腕を引かれるまま歩く。
村では童謡の中でしか知らなかった人狼の存在を
大人達が殺気立って探している。
村は冒険好きの彼女を殺した。
狼は快活な青年を殺した。
いつどこで誰に襲われるか分からないこの状況でも
前を歩く青年と共にならば夜の森も怖くなかった。
父親が外へ出たまま戻らない少女は
話し合いから取り残されて隅で足を揺らしていた。
それに手を差し伸べ、人だと主張してくれた優しい人だ。]
[友人の兄であり、
考えが近い故の安心感もあったのだろう。
信じていた。信頼していた。
だから腕を振りほどくという選択肢が脳裏に浮かぶのは
すでに逃げられなくなってからのこと。
偽りの騎士が地に膝をつく。
太陽の光が消え、妖しい月が輝きを帯びていく。
感謝と謝罪が朧な闇に響き、
死の宣告を落とす背に負った月が、一際、綺麗で。]
[少女の瞳に映りこんだ月が青く揺らぐ。
最期の瞬間に紡がれた真実は、
血に濡れて青年以外の誰にも届くことはなかった。*]
――フィオンの話――
[一人、村人達の手で容疑者を処刑した。
それでもその日の夜、再び犠牲者がでた。
当然だ。彼女は人狼ではなかったのだから。
翌日の議論をしながら、カスパルはそっとフィオンへ視線を向ける。
彼は何故だか大きく抗う事をしなかった。まるで己の運命を理解しているかのように、死にたくないと全身で訴えることもない。
カシムと言葉を交わしながら、カスパルはフィオンの名前を出す。
彼が人狼だと思う――と。]
彼の処刑を望みます。
……こんどこそ。きっと。
[罪悪感はあれど、まだ殺されるつもりはない。
処刑に連れて行かれるフィオンと視線は合っただろうか。
――彼の思惑を、カスパルは汲めなかったけれど、無実の罪を着せられた人は持ち得ないはずの感情は感じた。*]
村が滅びるのか適当なところで(満足して)収束するのか全然考えていませんでしたね。
狼さんにお任せしようと思っていたのだった。(いかに赤窓を引く気がなかったかわかる)
ドロシーさんがなんか抉ってくれたぜ。
*村建て的なお話*
皆さん改めましてご参加ありがとうございます。
纏めきらなかった部分は次村で。
村建てがご覧の通りぐっだぐだな性分ですので
【設定は基本的に言ったもの勝ち】です。
wikiにある最小限を守っていただければ、あとはノリで何とか致しましょう。
迷ったらカスパルに投げろください。何とかします。
なかなか長いですので適当におやすみくださいね。
以上、村建てより。
ガチ村のみの方は(トールさんかな?)ご参加ありがとうございました。
なんか自己紹介とかする流れではないねw
と思いつつ一応言っておきますか。
moggyu/もっぎゅです。ガチRPどっちもします。
このたびは無茶な企画村に集まってくださり、誠にありがとうございます。次村もいこうぜいえいえいおー。
久しぶりに人外で勝った私は満足だ。
眠いから今日は寝ちゃうかもです
村建ったらまたよろしくですねw
トールは色々あったけど同村感謝だよ
また遊ぼうね
ではでは。
RP村の方でも引き続きよろしくお願いします。
トールにぃは遊んでくれてありがとうね!またどこかで!
−別れ路−
[遊牧民。不定期に滞在し、不定期に移動する一団。
少女は、親族一同と共にサバイバルのような生活に身を置いていた。]
[とある集落に近づいた時、耳にした『人狼』の噂。
村人がひとり、またひとり、消えていく−まるで神隠しにでもあったかのように。
好奇心旺盛で怖いもの知らずな少女は、問うた。]
ねぇママ、あの集落に寄ってみない?『ジンロウ』っていう生き物がいるんだって!
−…ダメよ、やめておきなさい!−
−お姉ちゃん、本気で言ってるの…?連れてかれちゃうかもしれないのに?
サシャお姉ちゃんとあえなくなっちゃう…アリーセは、そんなのイヤ!!−
…アリーセ、大丈夫よ。ママも心配しすぎ!
ねぇパパ、いいよね?
[父にも問うたが、『ジンロウ』の怖さを解いたうえで止められた。]
[しかし、どうしても気になる。
…かくなる上は!]
[皆が寝静まった夜。
少女は馬にまたがり、そっと一団を抜け出した。]
[集落に入って、目にしたもの…]
…なにこれ…
[それは…点々と連なる赤、紅、朱。そしてその先には、物言わぬ肉の塊。]
『…離れなければ。今すぐに!』
[本能に告げられるまま、家族の元へ、馬を全力で走らせる。]
…う…そ…でしょ…?
パパ!ママ!アリーセ!!
[…そこには、変わり果てた両親と、妹のアリーセや親族『だったもの』が、食い荒らされていた。]
[皆の忠告を聞いていれば…
悲しみに暮れるまま、再び馬にまたがり、あてもなくさ迷い行く。]
♪人狼なんて、いるのかな?と♪
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