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……とはいえ。
先の事なんて誰にもわかんねぇもんだし、そーいうもんなのか。
[実際問題、先の事などわからないわけで。
なら、そういうものか、と一先ず納得する]
て、か。
ちょっとの間に、雰囲気、変わったな……。
[相手の内心、知る由はないけれど。
先に対峙していた時とは、何か、どこか違うもの。
それが、向けられた笑みから感じられて。
思わず口を突いたのはこんな呟き。*]
/*
んふふー、ただいま。
じゃあ、フレデリカちゃんを着飾りましょう(
なんて、私も陛下の格好よさにメロメロだから見守ってるだけで幸せ♡
必要なものなら気に掛けるが、
必要なくなれば捨て置くものだろう。
[相手が突っ込み、そして納得したことには、子細は言わずに、そんなことだけを答えておく。
そして相手の感想のような言葉には、小さく鼻で笑った。]
なにも変わるものか。
この瞬間にも、魔法などすべて世界から消し去りたい。
変わったとすれば、今の私にはその手段がないことを思い知っただけだ。
[そう言いながらも、瞳には諦めの色はない。]
私がおまえならば、この場で私に止めを差す。
私は将来必ず、おまえたちの脅威になるよ。
[それは、いわば宣戦布告でもあった。*]
あー……まあ、うん。
そういう考え方はあるな。
[返された答えに、小さく呟いて。
告げられた言葉に僅か、碧を細めた]
……ほんっとに、筋金入りだな。
そこまで突き抜けられると、逆に感心するわ……。
[ぽろ、と漏れたのは素の感想。
手段がない、と言いつつ、諦めの色が見えぬ瞳。
そして続いた宣言に、は、と一つ息を吐いた]
脅威になる、ね。
ま、確かにそーかも知れないけど。
……それならそれで、きっちり受けて立ってやるよ。
[実質的な宣戦布告に、真っ向返す]
願いが紡がれ、そこに生じた力を掬い上げて、奇跡に転じるもの。
……人の心に根差すものは、そう簡単に絶やす事なんてできないって。
何度だって、証明してやるだけだ。
[宣する声にも碧にも、揺らぎの響きやいろはない。*]
[リヒャルトの傍らに立っていると、皇帝の視線を僅かに受けた>>97。
会話に対しては口を挟むべき部分もなく、黙って耳を傾けている。
皇帝の魔術への思いは変わらないと、その宣言>>102の時だけ僅かに目を瞠った。
彼の表情には諦めない色が窺えた]
(貴方のような思いを抱く人がいなくなるのが、理想的な国の在り方と言えるのかもしれない)
(……でも、"貴方"の憎しみを消すことは不可能なのでしょうね)
[皇帝の思いの奥底にあるものを、自分は知らない。
理想は幾らでも語れるけれど、それは触れてはいけない部分のようにも思う]
……ドロシーちゃん。
[代わりという訳ではないが、相手の傍らに在る青年の名を呼んだ]
私たちの国から、呪歌が消えることはない。
……それはドロシーちゃんにとって、許せないことかもしれないけど。
いつか、私たちの国に素敵なアクセサリーの店が出来たり、美味しい紅茶を出せるようになったら……。
そこのお客さんになってくれないかな。
[いつか、国を立て直すことが出来て。
いつか、魔法とは関係ない部分で、豊かさを示せるようになったら]
[その時はただ一人の
/*
ドロシーちゃんお帰りなさい。
こんな方向しか思いつかずw
「受けて立ってやろう」は、フレデリカからは言えないので。
[宣言する彼を見上げて、一瞬瞳が夢想に漂う。]
おまえが魔法使いでなければ、面白い奴と思えたかもしれないのにな。
おまえは世界を変えた。
これからも変え続けるんだろう。
私こそ、おまえを今ここで始末しておくべきなのだろうけれど、今の私にはその力はないし、
ドロシー。おまえに彼を殺させる気もないよ。
私もおまえも生きている以上、まだ決闘は終わっていない。
これは、私の相手だ。
[後半はドロシーに向けて言うようでありながら、視線はリヒャルトの上から動かない。]
私にとって、呪歌はそのまま呪いだ。
どれだけ願おうと手は届かず、与えられるのを待つしか無い。
空を飛ぶおまえたちには見えないかもしれないが。
足元には怨念の沼が溜まっているぞ。
[恨みとも警告ともつかないことを言って]
言いたいことが他にないなら、さっさと帰れ。
私は見世物じゃない。
[ひらひらと手を振った。*]
[ フレデリカから声をかけられれば、頑なな表情をいくらか和らげて答える。]
お茶やアクセサリーは信頼できる店でいただくのが良いに決まっています。
フレデリカちゃんなら、皆を励まして、そういう店がたつようにできると思いますよ。*
/*
フレデリカちゃんはどもですよー
村閉じまで@24時間です。
みんながんばれー
でも私は仕事あるので寝る(
魔法使いじゃなかったら、ね。
ほんっとそこ、歪みねぇなぁ。
[呆れたように言い放ちつつ、声音には称賛めいた響きが宿る。
ここまで自分の在り方を貫く生き様は、純粋に眩しいと思えた。
内容が自分的には迷惑な部分が多々あるので、はっきりと口にする事はないが]
ああ……変える。
魔法使いたちが今まで抱えてきた偏った価値観を変えて、新たな先へと繋げる。
[それがなすべきと見なしているから、はきとそう言い切って。
決闘はまだ終わっていない、という言葉に、は、と一つ息を吐いた]
あー、そーだな。
……まだ、終わってない。
[動かぬ視線を真っ直ぐ見返し、紡ぐのは短い肯定]
[呪歌を呪いと言い切る言葉。
そこには、生まれ持って目覚めさせた自分には知りえないものがあるのだろう。
だから、そこには触れる事無く]
……足元なら、ちゃんと見るさ。
見なかったから、そこから目を逸らしていたから、共和国は滅んだ。
……俺は、その二の轍を踏む気はない。
[それだけはずっと決めていたから、きっぱり言い切って]
……ん、ああ。
言いたい事は言い切ったし、いつまでもここにいて、他の連中に見つかるとヤバいし。
[何がヤバいかは言うまでもない事、推して知るべし、か]
そろそろ、抜け出したのもバレてるだろうし……戻ろうぜ、フレイ。
[ドロシーと言葉を交わしていたフレデリカを促して踵を返し]
……んじゃ。
ちゃんと、行くべきとこに帰り着けよ。
[ひら、と後ろ手に手を振りつつ、それだけ告げた。*]
/*
てしてし、とまとめていたらドロシーはお休みー。
そして、大体言いたい事は言い切った、うん!
……てか、@24時間なのね……早いなぁ。
[決闘はまだ、終わっていない。
皇帝とリヒャルトの道は、決して交わるものではないけれど]
[足元の怨念に対する警告ともつかぬ言葉>>108に、リヒャルトがはきと答えるのに、眼差しをそちらへ向けつつ頷いた]
……ありがとう、ドロシーちゃん。
[語り掛けに答えてくれたドロシー>>109へはお礼の言葉を向けて、リヒャルト>>113の方へ向き直る]
うん。
あの……お気を付けて。
[去り際に二人へ向けた言葉は、状況にそぐわないものかもしれないけれど。
小さく頭を下げた後、リヒャルトに促されるままその場を離れた*]
[二の轍は踏まないと言い切る姿に、僅かに眉が下がる。
あるいは、彼がもう少し早く生まれていたならば、"皇帝"も生まれていなかっただろうか。
今更考えても詮の無いことだが。]
次に私がここに来た時、以前と同じ腑抜けた国になっていたなら、あざ笑ってやろう。
[踵を返した彼の背に投げたのは、あるいは激励であったのかもしれない。
手を振った後の言葉に、直接応える事は無く、]
――― 私にはこの先、行くべきところしかないよ。
[彼らが去る寸前、低い声で独り言のように呟いた。*]
/*
あっ。違った。土曜日か。
なら少しは余分なことをリヒャルトに投げても平気かなぁ。
たいしたことじゃないけどね。
/*
うな?
今日は午前中ちょっといないけど、昼からは多分箱前にいるから、投げられても大丈夫かなー、とは。
/*
寝てたー。
ドロシーとフレデリカはお休みだな。
リヒャルトとファミルはロルお疲れ。
そろそろ蹴り出しロルしないとな(
/*
フレイはおやすみー、で、レオンハルトはおはよー、かな。
蹴り出しロルw
死亡者の特権だねぇ、ある意味。
/*
うん。意識が向こう行ってたな。私も寝よう。
投げる奴は、ほんとたいしたこと無いやつなので、気軽に投げることにするよ。
また明日。**
/*
おっとファミルもおやすみー。
俺はあれだな、とりあえずこれからどうするかの方針まとめだけはしちまおう……。
今なら、にゃんずに邪魔されん……!
/*
ファミルもお休みー。
俺も明日は休みだし、無理しない方向でいくかな…。
と言いつつ、先に雑務してから考えるw
リヒャルトも無理すんなよー。
にゃんずも寝たかw
/*
……あっはっは。
邪魔されん、と思った矢先に襲撃されてる現在進行(
別のとこで寝てると思ったんだが、甘かった……!
まあ、無理はしないから大丈夫さー。
……なー、フレイ。
俺、やっぱり、甘いかな。
[邂逅の時の後、帰途につきつつ。
声を上げる事で他者を寄せたくなかったから、思う所は意識へ落ちる]
先々考えれば……ってのは、頭の隅にはあって。
でも、やっぱりそっちは選べなかった。
死んだら終わり、っていうのが、どうしても頭から抜けなくて、さ。
……壊しちまうのは簡単で、でも、なくしたものを取り戻すのは難しいって。
そんな風に考えたら……単純な手、選びたくなくて……それで、こーなって。
勿論、自分で考えて、それで選んだ道だから。
後悔とかは、ないんだけど、さ。
なんていうか、こう……うん。
先々考えると、やっぱ甘いのかなあ、って。
[どう思う? と。
問いかける声音の響きは、やや、情けないもの。*]
[街に近づくにつれ、ざわめきが聞こえてくる。
それが、自分たちを探す声、と気づくとあー、と短く声があがった]
……やっぱ、バレてたか。
[あー、これは怒られるなあ、と思いつつ、声の方へと歩みを向けて]
「あー、いた、せんぱーい!」
「いきなりいなくなるからびっくりしたじゃないですかー!」
「先生マジでキレてますよ早く戻りましょうってか戻れ」
[駆け寄ってきた後輩たちが口々に言うのに、ほんの少し苦笑して。
……戻った後に、教師連に多重お小言をもらったのは、予定調和]
「それで」
うん。
「これから一体、どうするつもりだ?」
[それからまた間を置いて。
落ち着いた所に、教師たちからこんな問いを向けられた]
これから……って。
「これから、魔法使いたちのリーダーとして。
どうやって、呪歌を維持していくのか、だ」
あー……それ、か。
ある程度は、考えてはいるんだけど。
色々あったけど、俺が決闘勝者として願ったのは、『呪歌の存続』なわけで。
これを履行してもらうために必要な条件は、向こうさんから分捕って来るつもり。
……今のままじゃ、国を復興しますー、って言っても現実味ないし。
まずは、学園都市の復興を目指すのがいいかな、って。
「……まあ、妥当だな」
そこが落ち着いて、拠点が出来たら、色々建て直ししないとだけどね。
魔法の使い手と、そうじゃない人たちとの垣根は、取り除かなきゃならない。
……でないと、また、同じことを繰り返す事になる。
[はきと言い切る声音に迷いはなく。
碧には強い意志が宿る]
……俺、さ。
生まれたのは首都の下町で、そこは、魔法が使えない人たちが暮らす地区だった。
その後色々あって、
そこで、魔法が使える人たちの生活も知った。
……で、思ったんだ。
使えるか、使えないかしか差がないのに、なんでこんなに違うんだって。
それ、おかしいだろって。
だから、そこを変える。
……変えてかなきゃ、いけないんだ。
[でないと何言われるかわっかんねぇし、という思いは内の内に止めつつ、そう言い切って]
ま、一朝一夕にできる事じゃないけど。
……やらないと、ね。
学長に託されたのは、そーゆーのも含めて、なんだろうから。
[言いつつ、胸ポケットに手を当てる。
メダリオンは今は鎮まっているけれど。
触れる事で、託してくれたひとの想いは感じ取れるような気がしていた。**]
/*
とりあえず、最低限こんだけ落としときゃなんとかなるかなー! ってのを落とした所で、さすがに寝ようw
>>-188
ほんとにね、にゃんずめっちゃふりーだむだよ、ホント……!
うん、癒されながら頑張ったんで、今日は休むよー。
そっちも、無理なしでね!**
/*
ふふふー、一歩ずつ進もうとする感じが出てて良いね。
リヒャルトお疲れお休みー。
俺は一回寝た分元気なのでもうちょっと頑張るw
― 目覚めの時 ―
[デメララでの戦いが終わってから、男はしばらくの間現世の情勢を見守っていた。
時には一人で、時にはロヴィンと共に。
男の性格ならば現世に未練などないはずなのに、魂が現世に縛られたかのように消え去ることが出来ずにいる。
その理由に気付いたのは二年は経ってからのこと。
肉体が無いはずのその身の変化を男は感じ取っていた]
[ある日、男はとあることに気付き、ロヴィンへと向き直る]
……魂の輝きが増してんな。
おめぇ、そろそろ戻れんじゃねぇか。
[男の目に映るのは、ロヴィンと現世を結ぶ一本の輝く糸。
それは男に起きた変化により得た、一種の能力だった。
この頃になれば、現世での研究も進み、ロヴィンを目覚めさせるまであと一歩のところまで来ていた。
きっと研究は成り、ロヴィンは目覚めることが出来るだろう。
そんな確信がある]
目覚めの時だぜ、眠り姫。
[揶揄うように言って笑った]
今のうちに肉体に戻っとけ。
離れたままで解呪されて、戻るのが遅れて死んだなんて、目も当てられねぇからな。
[しっしっ、と追い払うように手を動かし、ロヴィンを見遣る]
それとも……死にてぇならこの場で刈ってやるぜ?
[挑発めいた表情で言うなり、男の手元に首が落ちる。
黒衣の鎧、首無しの身体、抱えられた首。
腰にあるのは実際に焔を宿した波打つ剣だ]
この死神の牙でな。
[名実ともに
……さっさと行け。
奴らの努力を無駄にしたくはねぇだろ。
[突きつけていた剣を払うように振り、腰へと戻して]
次に片足突っ込んだら遠慮なく刈るからな。
覚悟しろよ。
[今回は見逃す、と言わんばかりに言い放った。
死の気配を嗅ぎ取り、魂を刈る魔物。
その性質故に、死者が出るならば男はどこへでも駆けつけるだろう]
[男は首を左脇に抱えた状態で、徐にロヴィンへと近付く]
あばよ、またどっかで会おうぜ。
[そのままの流れで放つ、腹部への蹴り。
当たればその勢いでロヴィンは現世へと弾かれるだろうし、当たらなければ避けた流れで現世へと向かう道に立つことになるだろう。
男はロヴィンが現世へ旅立つまで、常世の空間へと留まっていた**]
/*
というわけでデュラハン化完了!
眠り姫言いたかったのと文字通り蹴り出したかったのでしたw
解呪が二・三年後想定ってことで、二年は経ってることにしたぞい。
なので、ファミル達に会いに行くのもその後になるかな。
良い時間になってしまったのでひとまず寝ますw
また明日ー**
/*
デュラハン爆誕してる!かっこいいー!
2年後かぁ。生きてるかなぁ、私。(
リヒャルトんとこの復興を密やかに応援しつつ、こちらもいろいろとけりを付けてしまおう。
[リヒャルトらが去って行った後、岩陰からゆっくりと立ち上がる。
少しは動けるようになっていた。とても万全とは言いがたいが。]
ブラト。私を帝都に連れて行ってくれ。
伝令より先に帝都に行かないと。
[何よりも、自分の敗北が伝わる前に行く必要がある。
事実が知られて騒動になる前に、事を為し終えなければ。
自分が皇帝の座に居続ける選択肢は無い。
民も兵も、それを許さないだろう。
帝国は乱れるだろうが、知ったことか。]
ウルとアプルトンを確保して国外に脱出する。
ついでに、当面の資金もあるといい。
帝城におまえが懇意にしている庭師がいただろう?
あれもつれていこう。
信頼できる部下に接触できればいいが、時間に余裕がないな。
今は、おまえひとりがいてくれれば良い。
[
― 帝国 ―
[常勝皇帝の敗北は、帝国軍に大きな衝撃をもたらした。
直後に皇帝と腹心が揃って姿を消したことが、混乱に拍車を掛けた。
有力な将が今後を協議するもまとまらず、中には最初から協議には参加せず次の皇帝を見据えて帝都に戻ろうとする者さえいた。
デメララ攻略続行を主張する者もいたが混乱下でそれは果たされず、とりあえずのような形で皇帝捜索隊が出され、ここに陣を張っても仕方ないと、一部の隊はマンダレーへと引き返し始める。
皇帝を決闘で打ち負かしたものが新たな皇帝になるべきだと考えた将からは、リヒャルト宛に、皇帝の座について欲しいという嘆願が届けられた。
そんな様々な理由から、帝国軍全軍がデメララ周辺からすべていなくなるまでに、一週間ほどを必要とした。*]
/*
たぶんリヒャルトは皇帝云々は受けないだろうから続きを書こう、と思ったけれど、ひょっとして何かに使うかもしれないし、一応ここで止めておこう。
別にログで返さなくても、灰で「受けないよ」って言ってくれば十分だよ。
/*
やぁや。
正に一体となって離脱するファミル達w
2年後も無事でいてくれww
リヒャルトが皇帝になる話は出ると思ってた。
戦って勝った奴が上に立つ、が帝国だもんなぁ。
実のところ、前皇帝時代につまんねぇと言いながら皇帝倒しに行かなかったのはこれが理由だったりするw(皇帝になる気はゼロ)
戦場に出たいだけの日々だった。
と顔を出したけど、出かけることになってしまったので日中いられなくなってしまったー。
その報告してまた夜に**
/*
あの皇帝に勝った奴に敵うと思うかねぇ?w
戦いが始まればまた会えるよ!( <対戦したい
丁度見えたのに反応して改めてまた夜にー**
/*
今日は、後ほど、なんとか時間確保してロルお返ししたりしたいですね。
そういえば、俺、死神殿のフランベルジュ腹にぶっ刺したまま凍ってる気がするんだ。形見に貰っていい?**
/*
出戻り。そういえば、おれが生き返ると同時に、フランベルジュが消えるってのもアリだね。デュラハンの手元に戻る感じで。その方がカッコいいかも?**
/*
用事に予想以上に時間取られたー、へろへろしつつ開いたら、寝た後にデュラハンが爆誕してたwww
うわあ、めっちゃかっこええwww
そしてやっぱりそれくるか、くるよね、皇帝継承話。
うん、これは反応しない理由がないんで、ちょっと潜ってきまーす。
てか、そこにせんせーはなに不穏な事いうてるのwww
ありそうだけど(
[決闘の後。
休戦に応じた帝国軍の陣は日々慌ただしく、その様子に不安を覚える者も少なからず出ていたが]
……あれ、単にまとまってないだけじゃね?
[そんな予想もあったから、距離を置いて警戒はすれど見守る態のまま、こちらはこちらで建て直しのためのあれこれに奔走していたある日。
帝国軍の陣から、使者が訪れた]
一体何の用事?
戦後交渉なら、もうちょっとお互い落ち着いてから……って、は?
[こっちも忙しいんだけどな、と思いつつ出迎えて。
訪れた理由――皇帝を下した者こそ次の皇帝、是非上に立ってほしい、との嘆願書やら、それに同意する者たちの署名やらを差し出され。
一瞬、色んな意味で凍り付いた]
……いや、それがそっちの流儀なのは知ってる、けど。
[だからって来るかよ何考えてんだ、と。
そんな突っ込みは、一先ず、飲み込んで]
……悪いけど、それは受けられないよ。
あんたたちの国は、魔法を、
そのトップに、魔導師の称号持ちが立つとかふつーに考えてあり得ないでしょーに。
決闘勝者として俺が望むのは、『呪歌の維持』。
そして、それを成すための安全保障な。
魔法使いたちが生きる場所としての、ロンリコ、デメララの確保と、そこでの自治権。
あとは、基本、不可侵の原則。
俺が求めるものはそれだけで、そっちの皇位とか権力とかは不要。
大体、自分のとこまとめるのが急務で、そっちまで手を回してられません、て事で。
[言いつつ、用意していたのはあちら側への条件提示書]
そっちの書状は、受け取れないけど。
せっかく来たんだから、これ、持って帰って協議してね。
今言った、こっちからの要請、正式な文書として起こしてあるから。
…………断られたからって握りつぶすなんて、ないよねー?
[にっこり笑顔で言いつつ、こちらの書状を押し付ける。
笑顔の圧に負けたか他に理由があるのか、使者は正式な礼に則り、その場を辞した]
あー……やれやれ。
あっちも相当、混乱してるんだねぇ……。
「……だろうな。
しかし、リヒャルト、お前」
え、なに?
「……御養母上に、似てきたな」
[ぽつ、と投げられた突っ込みに。
返したのは、あははー、という笑い声だった。**]
/*
せっかくなので戦後交渉ネタとか織り込みつつお返し。
してたらファミルはやほー。
さて、せんせーたたき起こさねば。
使者「返書持って帰ってきました−」
将軍A「断られただと?」
将軍B「貴様なに勝手に嘆願書送っとるんじゃ!」
将軍C「それより陛下探しましょうよう」
将軍D「ええい、私が取り仕切るから静かにしろー!」
将軍E(早く都に帰って後継者レース有利にしよ…)
将軍A「ロンリコ?デメララ?知るか!そっちまで手を回す余裕ないわ!」
将軍D「不可侵は好都合だ。さっさと承諾してしまえ」
将軍B「むむ。仕方ないが国内の締め付けが先だな」
将軍C(承諾書送ると後継者レース出馬宣言になるから嫌だなぁ)
将軍E[もういない]
/*
たぶんこんな感じなんで、撤収間際に一部将軍連名での承諾書が届くんじゃないかなーって感じ。
おまえを殺しておれが皇帝派は、いてもおかしくないけど、撃退できるでしょ?(おきらく
/*
わあい。
それぞれの立ち位置が良くわかって素敵なまとめがきたw
そしてそれは、うん。
文句言いながら撃退するね!
[帝国がデメララから撤退して数ヶ月ほどの後、帝都から来たという男が「魔導師の指導者に会いたい」と訪れた。
目深に被っていたフードを取れば、現れたのは二代皇帝によく似た顔だ。
ただ二代皇帝より体格が良く、落ち着いて、穏やかな空気を纏っている。]
『ロンリコより帝国軍が持ち出した書物の目録です。
書物自体は、表の荷馬車に積んであります。』
[目録の中には、貴重な魔導書や呪歌の記録、名簿、指導に使われた教材などが並んでいる。中には主要建物の設計図や、肖像画などもあった。
目録の最後には、魔導師が使う印が添えられている。]
[問われれば、微笑んで答えるだろう。]
『はい。先の皇帝の兄です。
帝城の書庫管理をしておりました。
ご存じの通り、書物の保管には湿度管理や虫除けの魔法が不可欠ですから。
皇帝に殺されなかった訳?
さあ。肉親の情ではないと思いますよ。
最後はおまえだとよく言われていましたから。
燃料のようなものでしょうか。憎しみを燃やすための。
私が皇帝に協力した理由?
罪滅ぼしですよ。
あれが化け物に育つのを止められなかった…
いえ。ただ自分の罪悪感を消したかっただけかも。』
[魔導学園の復興に役立ててください、という言葉を残し、男はどこかへと去って行く。*]
/*
リヒャルトに投げたかった、ロンリコの文化財返却。
自分の悪行の中で、ロンリコを更地にしたのが一番胸が痛くて(
ついでなので幻のPC10ことお兄さんも出してみる試み。
PCじゃないから死に損ねてるやつ。
/*
よし、せんせー刺す準備がでけた、と思ったらなんかきましたよ!?
これはあらゆる意味で嬉しすぎるサプライズ……!
とりあえず、せんせー宛ぶん投げたらお返しする!
……センテナリオに、大魔導師の遺物?
[その話>>85が齎されたのは、情勢がある程度落ち着いた頃。
諸々の合間の休憩に、たまたま一緒に作業していた教員が教えてくれたものだった]
あー……そ、か。
思えばあそこ、ロンリコよりも古いし……色々、ありそうだよな……。
[それならば、もしかして、と。
碧に宿るのは期待のいろ]
先生、あのさ。
その件、ちょっと、問い合わせしてみてくれるかな。
うん、時間合ったらでいいんだけど。
[何のためにそれを求めているかは、説明するまでもないだろう。
氷に閉ざされ眠る教師を目覚めさせるための方法。
あれこれと動き回りつつ、暇があればそれを見つけるために時間を割いているのは周知の事だ。
それがわかってるから、教員はあっさりと是の返事を返してくれた。
その代わり、根詰め過ぎずにちゃんと休め、という小言をもらったのは予定調和として置いて]
[そんなわけで、再建のために奔走する傍ら。
隠れ里を訪れ、秘蔵の文書や怪しい遺物やらを研究する日々が始まった。
氷の棺はセンテナリオに運ばれ、そこで目覚めの時を待つ事となっていた。
……なお、「温泉つけたら溶けないかなー」と呑気な事を言い出した学園生がいたため、物は試しだつけてみろ、の流れが発生し、温泉に放り込まれる事態が発生していた。
結果は、推して知るべし、だが]
まあ、これで溶けたら、違う意味で先達たちが泣くよな……。
[大騒ぎの果てのオチに、思わずこんな呟きが落ちたものの。
そこに微かな落胆の響きがあったのは、親しいものならば容易に気づけただろう]
……過去にこの歌を使った時は、結局、目覚めが訪れなかった、と。
あー、時間関係って、結構面倒なんだよなーぁ。
てか先人はこんな面倒な
[そんな愚痴を漏らしつつ、残されていた呪歌の歌詞を読み解き。
幾度か失敗もあったが、それらも超えて。
それを紡いだのは、二年が過ぎてからの事だった]
陽の光 揺らめけ。
冷たき深淵 その奥底へ。
冥き常闇照らして 嘆きの跡を拭って。
いざや解かれよ いざや溶かれよ。
芽吹きの時 目覚めの時。
春の日差しの その内に。
命の息吹と 共に舞え。
[しゃら、と鈴の音響かせた後、紡ぐのは解放と目覚め、そして治癒を促す目覚めの歌。
光の玉がふわり、ふわり、といくつも生じて、氷の棺を取り巻いて行く。
光の玉はぽんぽん、と撫でるように氷に触れて熱を移し、ゆっくり、ゆっくりと氷を溶かしていった。*]
/*
と、こんな感じでせんせー宛をほい、っとな。
フレイには一緒に歌ってもらうのとこっち支えてもらうのとどっちがいいかで迷ったので、好きな方で場面に混ざってくれていいんだよ……!
さて、ではあちらにお返しせねば。
/*
せんせーがついにお目覚めだ!
というか、表で温泉に最初に入ったのが氷付けせんせーとはどういうことだ。
― 帝国崩壊 ―
[その後の帝国の衰退は、それこそあっという間だった。
有力将軍たちが対立し、分裂を深めたことに加え、失踪した皇帝の変容を目の当たりにした、あるいは聞き伝えた兵らがウルの服用を拒否し始め、軍の力が目に見えて低下した。
このときとばかりに元共和国の各都市で抵抗運動が広がり、各地で反乱が頻発。帝国は乱の鎮圧に力を割くこととなる。
皇帝の座を巡っては、様々な者が様々に陰謀や闘争を繰り広げたが、最終的に初代皇帝の子を玉座に据えることで落ち着いた。
初代皇帝の子はひとりを除いてすべて粛正されたと思われていたが、将軍の一人が国外に逃れていた子を発見して連れ帰り、皇帝に擁立したのだ。
これに反発するものたちは次々に離反し、それぞれの勢力基盤で独立を果たす。
こうして帝国は急速に解体されていった。]
[数年後。
帝国の規模は初代皇帝が最初に興した範囲まで縮小し、周辺には真の帝国を名乗る国や、独立自治を掲げる街など、様々な小国家、小勢力が乱立していた。
その中に二代皇帝の影は一切無かった。
敗戦の直後、腹心が帝都に現れてウルとアプルトンと宝石を大量に持ち出したという記録はあるものの、皇帝本人の記録は無い。
人々の間では、一騎討ちの傷が元で死んだとも、腹心に殺されたのだとも、逃げ延びて再起の機会を窺っているのだとも噂されている。*]
/*
帝国その後をさっくり片付けたので、後は楽しい後日談タイムだ!
デュラハン召喚の踊りしなきゃ。(斧構え
というところでちょっと離席な。またあとで**
/*
こんにちは、って何かめちゃくちゃ伸びてるー!?
かっこいいデュラハンさんの誕生や帝国の行く末を見届けつつ。
いろいろお返事しなくては…。
……帝都からの使い?
[帝国軍がデメララから撤退してから数か月が過ぎた頃。
思わぬところからの来訪者>>133に、碧は一つ瞬いた]
あちらさんとはもう干渉する事ないはずなんだけど……ま、いいや。
まずは、聞いてみよ。
[軽い口調で言えば、もう少し深刻さを持て、と突っ込みが入る。
それにあははー、と笑いながら面会の席を設けて。
対面し、目深に被っていたフードの下から現れた顔にぇ、と短く声がもれた]
ロンリコから持ち出した書物、って……え、残ってるのあったの!?
[彼の地にあったものは全て失われた、と。
自分でも実際に訪れ、確かめた後だったからその報せは予想外で。
渡された目録の内容にまた、驚きで目を瞠っていた]
……すげ……よくぞこんなに残ってたなあ……。
[感心しながら最後まで目録を見て。
記された印に、え? と小さな声を漏らした]
えっと……ありがとう、ございます。
これだけ残っていれば、再建も進みやすくなる。
[居住まい正して礼を言い。
それから、改めて対する男を見た]
……あの……失礼、ですけど。
あなたは、皇帝の……。
[身内なのか、と。
よく似た容姿に思い切って問えば、微笑みと共に肯定が返された。>>134
魔導師でありながら、帝国に居られた理由も併せて教えられて]
そっ、か……。
[彼が生かされた理由は、それはそれで納得できるものだった。
そして、彼がその位置に居続けた理由も。
そこに、それ以外の何かがあったかどうかは、自分には知りえない。
それでも、そこには確かに、それぞれの想いの形があったんだ、と。
それだけは、何となく感じられて]
うん……この、届けられた想いたち。
本当に、ありがとう。
[改めて、心からの感謝を紡ぎ、去っていく彼を送り出す。
これからどうするのか、は問えなかったけれど]
光踊れ 途の先で。
歩むものの 幸い 願って。
[大切な想いの結晶を守り、届けてくれた彼の先行きが少しでも穏やかにあってほしい、と。
そんな祈りを込めた歌を小さく紡いだ。**]
/*
てって、と文化財を受け取ってたら、フレイはこんにちはー、だよ。
なんか大量になってるけど、慌てないでねー。
― 目覚めの時 ―
[ どうやら、死にかけ、ということらしい男の意識は、時折微睡むように、薄れ漂いながらも、氷漬けの体のほうではなく、気がかりな教え子達の方へと引っ張られがちで、リヒャルトやフレデリカ、さらにそれ以外の学生達の事も、時々は垣間見ていた。
完全な死者の国というわけでもなさそうな、この青い闇の中、レオンハルトが止まっていることが、どこか不思議だった。
徐々に、その気配が、人とは違うものに変化して居る事も薄々感じてはいたが、疑問は、彼に魂の輝きとやらを指摘された、その時に解消することとなる。>>122 ]
[ そうして、結局、男は、腹を蹴り出そうとする死神の足を、避ける事なくそのまま受け止める。 ]
は…相変わらず、重い、蹴り、だな…レオンハルト。
[ 最初で最後、人としての、彼の名を、呼んだところで、青い闇は光のいろに塗りつぶされた。* ]
[帝国の二人と別れた帰途。
声なき声>>=9に語り掛けられ、意識のみをそちらへ向ける]
そう……だね。
あの人たちの中にある魔法への憎しみは、とても根深いものだから……。
言葉や時間で解決できるものじゃないし、その時が来れば、平和なままでは終われない……とも、思う。
[禍根を断つべきという考え方は、十分に理解できるものだった。
とはいえ自身も恐らくは、その道を選ばないだろうとは思うけれど。
やや情けない声での問い掛け>>=10を受けて、少し考える間を置いた後、自らの意思を伝える]
でも、ただ甘い、というのとは違うと思う。
目の前の決断から逃げたんじゃなくて、将来どうなるかも含めた上で決めたこと、だろうから。
[考え、後悔のない道を選んだというならそういうことだろうと受け止めて]
……根っこの考え方が変わることはなくても、人と人との関係は、変わっていくものだと思う。
少なくとも私たちは、呪歌を持たない人たちの恨みを、彼らがその果てに何をしようとしたかを知っている。
だから……ね。
これは、私たちがこれから何を為すかを、見せるためのチャンスなんじゃないかな、って。
[その結果皇帝が改心するとまでは、さすがに期待していない。
在るのは再びの、力と力のぶつかり合いかもしれないけれど。
それでも、その時の自分たちは、きっと新しい強さを手に入れているだろう、と思う]
――甘いのは、私も同じだよ。
だからこのことは、一緒に背負わせて。
[どんな結果であれ、自身はリヒャルトを支持すると。
最後にそんな思いを伝えて、街のざわめきの中へ足を踏み込んでいく*]
/*
先生お疲れ様です…!
と、ひとまず緑ログ部分だけお返事です。
白ログはどう追いつくかちょっと考えますね。
[明確に言葉にしなかった『先々』の意味は、正しく伝わっていたようで。
返される予想>>=11は、自分の内にあるのと同じ物]
……だよなぁ……。
[ぽつ、と落とした後に投げた問いかけ。
それに、答えが返るまでは間が開いた。
それでも、答えを急かす事はなく。
紡がれる答え>>=12、フレデリカの考えを黙って聞いた]
……ん。
[最初に返されたのは、肯定。
それだけでも、だいぶ気は鎮まって]
人と人の関係は変わる……か。
確かに、そーだな。
これから俺たちが作り出すもの、築いてくもの。
それを見せる事で、変化が訪れるのかも知れない……いや。
変化させてやるくらいの気概で行けばいい、か。
[そんな簡単に訪れるようなものではないだろうけれど、今は。
そう、思い定める事で、先へ進む事への迷いを打ち払う]
……少なくとも、腑抜けてたらそれだけで笑われるの目に見えてるからなぁ。
[向けられた言葉>>115を思い返しつつ、軽い口調で紡いで]
……うん。
ありがとな、フレイ。
[一緒に背負う、と。>>=13
そう、言ってくれる存在があるという事。
ここにいたるまでに何度も感じていた、絆の先のかけがえなさを改めて感じ取りつつ。
感謝紡ぐ声には、先にはなかった力が確り、宿っていた。**]
/*
ててっ、と緑にお返しつつ。
残りタスクをどう片すか考えつつ、ここでしばし離席するのだよ。
また、後でー。**
[先の方針について教師陣と話すのはリヒャルトに任せたが、その辺り>>118に関しては自身も彼と意見を同じくしていた。
決められた枠のなかで出来ることはやっていくつもりだったし、それは他の魔法使いたちも同じ思いだっただろう]
[帝国側からリヒャルトを皇帝にと嘆願する動きもあったようだが、当然ながらそれは却下されることとなった>>130。
そこでさらりとこちら側の要求を提示する辺り、リヒャルトも交渉が板についてきたのかもしれない。
頼もしくもあるし、自分も成長しなくてはと密やかな決意を固めることにもなった]
[そうした慌ただしい日々を過ごしつつ、ロヴィンを回復させるための研究も並行して行うこととなる。
禁呪の手掛かりを得るために訪れたのは、隠れ里センテナリオ>>137。
あるいはロンリコから持ち出され変換された書物>>133も、役立てられただろうか。
そうして2年の歳月が過ぎ、ついにその時が訪れる]
[リヒャルトが目覚めの歌を歌うのを、傍らに立ち見守るようにしながら聴いていた。
呪歌は元々、同じ言葉の並びでさえ効果の程度に差が出るほどに不安定なものだ。
リヒャルトに声を重ねたい思いはあったが、未知の呪歌という不確定なものを使うことを考慮して、今は気持ちだけを預けることにした。
万が一にも力が足りないということなら、その時は改めて自身の力も使おうと思う]
[とはいえ、リヒャルトの成功を疑ってはいないのだけれど]
……先生、届いてますよね?
[最後には呼び掛けに応じた恩師の魂そのものが、その体を動かすのだろうと。
そっと語り掛けるようにしながら、光にゆっくりと溶かされていく氷の棺を見守った*]
/*
ひとまず目覚め辺りまではこんな感じで。
一緒に歌うのも美味しいと思ったけど、実験段階の歌なのでひとまずリトにお任せして、な形です。
緑の方ありがとです。また後で!
― 目覚め ―
[ 最初に感じたのは温もりだった。芯まで凍りついた身体の表面を撫でる柔らかな南風のような温もり。それは、命眠る冬から芽吹きの春へと巡る時の流れを呼び起こす。
少しずつ、少しずつ、歌に包まれ硬い氷は柔らかな水の流れに変じ、水の中に混ざり込んだ癒しの力が血に濡れた深い傷を洗い、その表面を塞いでいく。
氷が全て溶け落ちて朱の色が薄れたと同時に、男の腹を貫いていた剣が、一瞬、パッと燃えたつような炎の色に輝いてから何処かへ掻き消えたのは、術者にも予想外のことだったろう。 ]
[ ともあれ、傷口を舐めた炎は、熱による浄化と血止めの一助となり、男の体は、それ以上の血を流すことなく、静かに、その場に横たわる。 ]
う…
[ 小さな呻き声が、唇から漏れたのは、幾ばくかの時が過ぎてから。己を呼ぶ声が聞こえたなら、薄く開いた瞼の奥で藍色の瞳が、声の主を求めて動いたのが見えるだろう。 ]
…みな、いきてる、か?ひなどり、ども…
[ 蘇生の課程で、時を遡り、そこから帰り着いた魂は、流れ去った時間を認識できず、眠りに落ちた瞬間の、気がかりを口に上らせた。* ]
/*
ここで時間食ってもあれなので、さっくり甦りつつ、フランベルジュは死神殿に返還しておきます。
青い闇での記憶は忘れてしまった夢みたいなものってことで、でもきっと残ってるものもある。
/*
ただいまー。
ログ増えてるな後で読むぞ。
間近のやつ、フランベルジュが戻って来たのは了解w
ドロシーが形見分け望んでたけど、この状態だと見つからなかった、で終わってそうだな(それ以前にそれどころじゃなかっただろうし)。
青い世界での記憶は魂に記憶しておけばいいよ(
と落としたところでまた後で**
/*
>レオンハルト
フランベルジュは入手できなかった展開だけど、
むしろ、リボンを巻かれなくてよかったのではないかな(
ええ、迅速に。
換金性の高い宝石は、こういうときのためにも収集の意味があるのです。
貴族のたしなみといったところですか。
それに、学園時代のおかげで、生活力とか商才も備わっているんですよ、私。
ここからの道行、お任せください、陛下。
[ ファミルが生きていて、世界に挑戦する意欲を抱きつづけていて、共にいようと言ってくれる。
それだけで何も怖くはない。]
ところで、陛下、と呼ぶと、いらぬ耳目を集めてしまう危険がありますね。
これからは絆の声でだけ、そう呼びましょう。
前にもお話ししたとおり、私の使う「陛下」と他の者が口にする「陛下」では、ニュアンスが異なるのです。
奴隷がいう「旦那様」と妻が呼びかける「旦那様」が別物であるのと同様に。
そこところ、しっかり聞き分けてください。
── 私の陛下。
/*
後日談をわふわふと書いていたら、あれを先に書かなきゃいけないな、が連続して、なかなか書き終わらない。
そしてドロシーが可愛いな。うん。
/*
よし復帰。
>>-223ドロシー
それは言えてるかもwww
流石にリボンはな…w
>>-224
それは流石にお断りするやつだな!w
魔法学園生 リヒャルトは、壁|・)わふ。
/*
戻ってきたら、またいいもんがいっぱいだなあ……w
と、るんたしつつのただいまー、ですよ。
さて、せんせーお迎えと、あと、復興のあれこれふぁいとだぜ、俺。
/*
こそっと。
そういえば、最初はキャラチップの候補にドロシーもいたんですよね。
ただ、ドロシーちゃんのロール見てるとすごくかっこいいし男の娘として違和感なく見えてきて、ロールの力ってすごいなと思いました。
[氷が溶け、水へと転じ。
そこに溶け込んだ癒しの祈りが傷を浄め、塞いでいく。
唯一の懸念は、刺さったままの剣――だったのだが]
……なっ……!?
[氷が溶けるた直後に燃え立つ炎の色。
驚きの声を上げている間に、それは掻き消えて]
……今、の……。
[先の歌に、炎の要素は織り込んでいない。
ただ、水と光で癒し廻らせるのが趣旨の術。
それだけに、突然の出来事には戸惑いを感じるものの]
[傷口を舐めた炎は、こちらも癒しの奇跡をもたらして。
間を置いて、呻くような声が上がる]
……っ!
せんせー!?
[呼びかけに応じるように瞼が開き、藍色の瞳がこちらを探す。
視線が合った直後に投げかけられた問いかけ。
なんとなく力が抜けるような心地がしたものの]
……っ……いくらなんでも、寝ぼけすぎだろ、それ!
[最初に口を突いたのが突っ込みだったのは、赦されてほしいところ、だった。*]
/*
素直に喜ぶのはフレイに任せて、俺は素直じゃない路線を貫きます(
さて、復興関係がんばろかー。
― 目覚めの時 ―
[揶揄いの反応を楽しんで、死神となった姿への言葉>>147に対して喉奥で笑う]
どうやら人を殺し過ぎたらしいな。
天国にも地獄にもいらねぇとよ。
[実際のところがどうなのかは分からない。
だがそうでもなければ魔物に転化などしないだろう。
男自身はそう思っている]
構わねぇさ。
そもそも人としての生は潰えた。
今更魔物になろうが関係ない。
俺は俺の思うままに生きる。
それだけだ。
[何かを躊躇うロヴィン>>148に返すのは割り切った言葉。
男にとっては第二の人生程度のことなのだ]
[何度も死にかけて堪るか、と言い切るロヴィン>>149に笑みを向ける]
精々生き足掻け。
俺の手を煩わせねぇくらいにはな。
[そう言い放った後に繰り出した蹴りは、違わずロヴィンの腹へと埋まった。
受け止めたロヴィンは以前にも口にした言葉を紡ぐ>>150。
男の名を最後に口にし、彼は光の世界へと消えて行った]
……おめぇが死ぬその時は、必ず俺が刈ってやる。
それまで生きろ、
[その魂を他の何者にも刈らせぬという宣。
それは他者の手では死なせないという、呪いであり加護に他ならなかった**]
/*
おう、りろーどしたら、すっげぇあいが見えた……!
いいなあいいなあ。
その関係性だからこそ言えるセリフだよねそれ……!
/*
リト>>-231
こんな時くらい素直になってもいいのに…w
まあ、私は私らしい反応をするだけです(
死神さんの呪いかっこいいですね!
/*
拉致られて戻ってきたら、死神殿からの
うわあ…うわあ…ちょっ、と…これは嬉しすぎて照れるね。(*ノノ)キャ
/*
ありがとうありがとう。
剣返してもらったし、何か投げてやりたいなと考えた結果がこれです(
/*
そんでもって、素直じゃないというか、至極ごもっともなツッコミありがとうだ、リヒャルト。
― 目覚めて後 ―
[ロヴィンが現世へと戻り、男もまた現世へと移ろうとしたその時。
腰に差した焔の剣が男の意思とは関係なく燃え上がる。
常世には持ち込めなかった己が
故に腰に据えていたのは概念としてのものだったのだが]
……ハッ、アイツが生き返って解放されたか。
[ロヴィンと共に氷に封じられていた男の剣が、彼が目覚めると共に解放され。
魔物と化した男に呼応して魔剣となり戻って来たらしい。
柄を握り引き抜くと、先程とは異なり手に剣の重さが返った。
ぶん、と振ればその軌道に焔が走る]
今後も頼むぜ、相棒。
[焔宿す波打つ剣を腰へと戻し、男はロヴィンが消えた方とは反対方向へと踵を返す。
その後ろ姿が闇に滲み入るように消えて行った**]
/*
数十年後に皇帝陛下の従えた死神殿と最後の一戦とかっていうのもロマンですよね。うふふ。
あ、そーいえば、俺、片腕どーすっかな。
/*
剣の受け取りロルもいれておこう。
>>-238ロヴィン
だろー?
俺が刈る、ってスタイルは本編中からだったけど、ホントこれ死神ならではの言葉だと思うんだw
そうだよ、必ず現れるよw
あとロヴィンを殺そうとしたやつが人知れず死んでるかもしれないね(
(そういう事態になるかは分からないが)
― 再建 ―
[学園都市再建。
この先のために最も重要な、『居場所を取り戻す』事。
それにどう取り組むかは、色々と難航気味ではあった]
でも、これのおかげで、だいぶ楽になったよなぁ。
[失われたと思っていた書物たち、その中には街の建築に関わるものの少なからずあり。
それを参考にしつつ、けれどただそれをなぞるだけではない、文字通りの新しい街づくりが始まっていた]
[今後の方針が定まり、帝国軍からこちらの要求への承諾を無事に得た後。
これから先の事を決めるために、青年が採ったのはかつてと同じ議会制。
ただそれは、魔法能力の有無に関わらず、やる気と才気がある者を等しく招くもの。
魔法使いだから、と優遇される事は一切なく、対等の立場で意見をぶつけ合う事を当然とするものだった。
この辺り、老害と化した旧国政委員の一部があれこれと文句を言っていたが、それはきっぱり跳ねのけた]
使える使えるは関係ねーの!
魔法が使えなくても、技術や知識を持ってる人はたっくさんいるんだよ。
そういう人たちと協力して、その技術を支えられる
魔法が使えるのが特別なんて時代は、もう、終わりにしなきゃなんないんだよ。
[わかる? と問う碧の瞳は笑っていなかった。
文句あんなら実力で来やがれ、と言わんばかりのその光に大半は口を噤み。
しぶとく文句を言っていた一部は、養母主催の『元国政委員のお茶会』なるものが開かれて以降、ぴたり、と沈黙した]
[とはいえ、元からあった蟠りがそうそう消えるわけでもなく。
また、血気に逸る年頃も多い議会はすぐにヒートアップして、年配者たちに止められて、というのを幾度となく繰り返しながら。
都市の基礎と共に信頼関係を築き上げて行った。
それまでの価値観を覆した、若き自治都市。
時を経て、学園都市としての機能を復興したそこは魔法と、それ以外の技術や知識を身に着けるための学び舎として、広く世へと開かれる事となる。**]
/*
再戦ももちろん想定内だぜ!
俺がロヴィンを刈るか、ロヴィンが俺を真に滅ぼすかのどっちかになりそうw
/*
あんまり悩んでてもしゃーないよねー、て事で、再建周りをさくさくと。
学園都市は最終的に、魔法も技術も全部ひっくるめた知識の宝庫を目指します。
さて、これで大体やる事は終わったー、残るは忘れちゃいけない後日談だー。
/*
あーこれは。
マジで息子を学園都市に向かわせて学ばせたくなるやつだな。
義手義足の技術をロヴィンやフレデリカから学ばせたいw
[というのを考えていた、というやつ]
>>-241ロヴィン
もしそれが起きたら、ロヴィン達の目の前で敵が見えざる者に刻まれる事態にw
こう、スパーン!と首が飛ぶ( [恐怖映像]
>>-244
ああ、それもあるなw
その後なら転生して〜、の流れも良いね。
夢物語を現実にするー。
/*
ログ遡ったら、ファミルのデュラハン召喚の踊りが見れる?(
[正座待機]
帝国の諸侯が使えなさ過ぎて笑ったww
/*
てか、そこの二人はホントになかいいねぇ……w と眺めつつ。
>>-245
『学びたい気持ちがあるなら誰でも迎え入れる』スタイルだから、遠慮なく来るといいんだよ!
[目覚めの呪歌は氷と溶かし、癒しの力はロヴィンの傷を塞いでいく。
そこまでは期待通りの効果。
しかしそこで、予想もしなかった異変が現れる>>154]
え!?
今の、って……。
[燃え上がり消える剣に、思わずリヒャルトの顔を見るも、彼も同じく戸惑いの表情を浮かべていた>>156。
ロヴィンの方に視線を移せば、剣が消えた後もそこから血を流す様子はなく。
しばらくして、小さな呻き声がその口から上がる>>155]
先生……っ!
[2年もの時を経た現在では、今更過ぎる問い掛け。
けれどそれほどまでに自分たちを心配してくれていたのは、余りにも恩師らしくて。
突っ込み入れるリヒャルト>>157を余所に、ロヴィンの傍らへ屈み込む]
私たちは無事ですっ!
あれからも、いろんなことがあって……!
[歳月の経過は、自分たちの見た目にも表れているだろうか。
少なくとも髪の長さは、元のまま変えていないけれど]
――だから、早く先生に報告したかったんです。
またお話することが出来て……本当に良かった……。
[ここに至るまでのあれこれは、語りだせば切りがなさそうだったから、今はその想いだけを口にする。
尤も、声が詰まってしまったから、語ろうにも語れないというのが正しかったかもしれない*]
/*
>>-247リヒャルト
問題は書くのに時間足りるかな!ってやつだな!w
色々設定やら何やらは頭の中にあるんだが。
>>-248フレデリカ
追いつけ追い越せーw
[お任せくださいと言うきょうだいの心強さよ。
ごく幼い頃から研究所と軍にいた自分にとっては、市井は未知の場所だ。
きっと今まで以上に彼に頼ることになるのだろうと思うと、なぜだか少し面白い気がした。]
おまえの生活力に期待する。
私一人では、きっと何もできないよ。
[戦うことしか知らなかった自分だ。
この先、なにが待っているのか見当も付かない。
けれども、何があろうとも切り抜けていけるだろう。]
[呼び名の提案には、否などない。
彼の独占欲は、くすぐったいくらいだ。]
その呼び方には、おまえの嬉しいが籠もっているから。
好きだよ。
[絆で結ばれた彼だけが、私の世界に色をもたらす。
それは今も、これからも変わらないだろう。
他の者とのニュアンスの違いを感じるために、また「陛下」になるのも悪くないなと思うのだった。*]
― 逃避行 ―
[デメララ近郊を離れ、帝都へ向かう道中は容易なものではなかったが、ドロシーの献身でどうにか切り抜けた。
捜索隊の目をかいくぐり、小部隊で帝都に急行している者を口封じをかねて襲い、当面の物資(と服)を得る。
帝都に到着した後も、自分が城に行くのはあまりにも不自然だからと、ドロシーを使いに出した形ですべてを任せたのだ。]
おまえがいてくれてよかった。
[首尾良く目的のものを手に入れて戻ってきた彼へ、自然と感謝の言葉が零れた。]
[帝都を離れ、国境を越え、ようやく落ち着ける場所まで来たところで、きょうだいに一つ、頼み事をした。]
私の胸の傷をえぐり取ってほしい。
[学長の手による魔法の傷は、今も胸にある。
リヒャルトが訪れた時も、そこが疼いていた。
こんなものを残しておいては、かならず禍根になる。
いずれ消えるかもしれないが、可能性に賭けるのは危険だ。
こんなことを頼めるのは、彼だけだった。*]
/*
ドロシー相手に真剣な顔をする時は、上目遣い(真顔)なんです。
←普通の真顔は、だいぶ冷たい印象なので。
と余分な情報を入れつつ、次ー。
― 2年後・森の中 ―
[森の中、木々に紛れて数人が集まっている。
服装も持ち物もバラバラだが、誰も彼も戦い慣れた風体だ。]
今回の仕事は、ここを通る部隊を壊滅させること。
以上。質問は?
『相手の数は?』
一部隊だから、50か60くらいかな。
『この人数でやるのかよ』
一人十人くらいか。簡単だよね。
『違いない』
[抑えた笑い声が森の空気を揺らす。]
[帝都を脱出した後、ドロシーと共に国境を越えて放浪した。
拠点を定め、アプルトンを栽培し、ウルの精製を軌道に乗せるのと平行して、仲間を集めた。
そうして、自分たちを近隣の国に売り込んだのだ。]
気楽にやればいいよ。
相手はただの一般兵だ。
魔法使いもいなけりゃ超人もいない。
私たちの敵じゃないさ。
[自分たちの力を売り、資金を集め、いずれはもっと大きな事をする。
適当な国の一つくらい、獲ってやろう。
これが、その一歩だ。]
派手にやろう。
[自分とドロシーを含めてたった五人。
率いる規模は小さくても、やることは変わらない。
しばらくの後。森には鮮やかな血の華が咲き乱れた。*]
/*
多分2年後にはこんなことしてるんじゃないかなと。
そして、派手な戦闘で死神を呼んでみる。
(しにがみをさそうおどりをおどった!)
帝国将軍 レオンハルトは、ファミルお風呂いてらさー
― 目覚めた後 ―
[ 寝ぼけすぎ、と、突っ込み入れて来たリヒャルトの顔を>>157まだぼんやりとした表情のままで、見つめた男は、傍に屈み込んで問いへの答えを口にするフレデリカに視線を移し>>166ふっと、笑みを浮かべた。 ]
そう、か...まさか、お前達が、生きてる間に、目覚めるとは、な。何年経った?
[ 以前とあまり変わりなく見える教え子の様子に、本当に思ったより短い期間で解呪したらしいと、内心では驚きを覚えながら、状況把握の問いを投げる。 ]
二年?...短かすぎだろう。俺の解呪より、他にやらなきゃならん仕事があったろうに、お前の事だから......無理したんじゃないのか?リヒャルト。
[ そうして、実際に過ぎた時間を聞かされると、呆れたように、そんな言葉を口にする。側から見れば、教え子が教え子なら教師も教師、といった図だろう。 ]
[ しかしやがて、解呪の際の回復魔法で保っていた意識は、段々と薄れていく。傷口を塞がれたとはいえ、貧血と、未だ深く残る傷が、蘇生したばかりの身体を休ませようとしているようだった。 ]
リヒャルト......フレデリカ...
[ 眠りに落ちる一瞬前、男は、教え子達に、いつかのように笑いかけた。 ]
ほんとう、に...よくやったな...
ありがとう...。**
/*
陛下は傭兵団の団長に!なんか皇帝してた時より楽しそうでは?
配下が一癖も二癖もありそうなところがさすがです。
― 休息の時 ―
[ロンリコの再建に、議会の取りまとめ。
同じく自治都市となったデメララとの意見調整や、周辺情勢への警戒。
全てを一人でやっているわけではないけれど、やはり、負担は大きかったらしく。
『今のままだとただの邪魔、センテナリオで湯治しろ、最低十日は帰ってくんな、ちゃんと休ませるためにフレデリカ監視よろしく』。
疲労に自覚がない状況で、満場一致でこう言われて。
きょとん、としながらも、頷くしかできなかったのは、つい先日の出来事だった]
……いやまあ、確かに、ここんとこ飛ばしてたけどさぁ……。
[そこは否定できないので、苦笑滲ませつつ。
久しぶりに、のんびりとした時間を送っていた、のだが。
動き回るのが当たり前になっていた日常は、逆に、この時間をどう使えばいいか、という戸惑いを抱かせていた]
……んー……散歩でも、してくるか。
[小さく呟き、外に出る。
既に夜遅く、里の中は静まり返り。
ただ、川のせせらぎと木々のざわめきだけが耳に届いていた。
そんな中、ふと何気なく、上を見上げて]
……って、うわ……すげ。
[目に入ったのは、満天の星空。
その見事さにしばし、目を奪われた後。
ふと、思いついて声を飛ばしていた]
フレイ、まだ、起きてるか?
起きてるなら、ちょっと出て来いよ、空、すげー、綺麗だぜ?
[妙にはしゃいだような響きの声。
未だ生きる地を隔てていた幼い頃や、学園に来てからも、空が綺麗に見えるとこうやって外出を促していた。
学園に来てからは、後から寮長や教師に怒られるのまでセットだったりしたけれど。*]
― 2年後・森の中 ―
[
死の気配がすれば単体であっても現れるが、数が多ければ多いほど、そちらへと寄せられていく。
その日はなかなかの規模の死の気配を感じ、とある森の中に姿を現した。
そこで見たのは森の中に咲く血の華の群れ>>169。
中心にいたのは見知った姿だった]
誰かと思えばお前か、ファミル。
[傍らにはドロシーの姿もある。
あの青い世界にいる間にも時折様子を見ていたため生きているのは知っていたが、
/*
傭兵団かっこええ、とか、せんせー言い逃げたなとか思いつつー。
これは忘れちゃダメなやつ、とフレイにデートのお誘いを投げてみる。
さて、せんせーに返すか(ごそり
[男の目には実体あるファミル達の他、今しがた命を落とした者達の魂が映っている。
それに対しガントレットに覆われた右手を薙げば、ファミル達にも見える煌めきを一つ残して消えていく。
魂は密やかに男へと吸収されていった]
基盤作りか?
[あの日、ファミルはリヒャルトに宣戦布告をした。
彼らを相手取るには再び国が必要だろう、と。
その推測の下に、世間話のような態で問いかける。
左脇に抱えた頭がファミルをじっと見つめた*]
/*
ひゃあっ、素敵すぎるお誘いが!?
一個落としてから準備せねば…もちろん先生の方にも。
― 再建 ―
[国の制度面の整備や交渉など、再建に当たりやるべきことは多い。
実質的なリーダーであるリヒャルトがそれに奔走する一方で、自身は能力的適性がある魔法使いと、かつての力は失ったものの知識を持つ魔法技師、それから魔法能力のない建築技術者と、街の図面>>162を囲んでいた]
……どうです?
「うーむ……この辺の構造なんかは、人間の力で組み立てるんじゃ無理があるわなぁ。
素材的にも補強がなきゃ崩れちまうだろうし」
「この辺に使ってる石とか、どっからどうやって持ってきたんだろうな?」
[目の前にある図面は、かつての学園都市にあった塔の一つのものだった。
魔法技術によって建てられたそれを、魔法能力のない人間の目から評価してもらうのが目的だった]
……見た目の話は、まずは抜きにしましょう。
構造も、まずは魔法なしで設計して無理のない形にします。
災害対策などで必要な部分は、また別途考えるということで。
[魔法を持たない技術者を中心に設計を進めるよう促すと、当人が不思議そうな顔をする]
「そりゃ構わんですが……正直、こんなのは魔法でひょいっと終わらすもんだと思ってましたわ。
それなら元手だってかからんでしょう?」
[そう言葉を掛けられ、苦笑を浮かべながら向き直った]
魔法はそこまで万能ではありませんよ。
特に、無から有を生み出すようなのは……不可能ではないかもしれませんが、非常に多くの魔力を消耗します。
[図面の方へ、改めて視線を送る。
それを深く読み解くほどの知識は、自分にはないけれど]
――かつてのロンリコだって、全てが魔導師の力だけで作られて、回っていたわけではないんですよ。
[少なからぬ数そこに居た、魔法の使えない住人たちのことを思い浮かべる]
だからこの塔だってそうです。
……魔法を使えるのは一握りでも、魔法に出来ることを理解した上で設計する人や、魔法の前段階までの準備をする人は、魔法が使える必要はないんですから。
[実際にどうなのかは自分にはわからない。
仮にそれが単なる夢想でも、ならば自分がその第一歩を踏み出そうと思う]
/*
でーとだ、でーとだ!
そーだよ、お前らの子に魔法教える夢があるんだから、がんばれよ!
だからまずは、みなさんの知恵を貸してください。
魔法に出来ることと出来ないこと、魔法なしで出来ることと出来ないことを、ここで見つけていくんです。
[そう、訴えかけるように言った後、ふと楽しげに口角を上げてふふっと笑う*]
――それで、出来ないことが出来ることに変わっていったなら、それは素晴らしいことですね。
― 恩師との一時 ―
[2年という時間は、慌ただしく過ぎていった感もあるが、目覚めぬ人を待つという意味では決して短いものではなかった。
研究の大部分も、実際に術を為したのもリヒャルトだったから、そこに向けられた言葉>>170には反応せず]
あっ……先生!?
[そうしている間に、ロヴィンの意識は再び眠りへと落ちていく。
彼の負った傷の深さを思えば、意識を長く保てないのも当然と言えた]
いえ……お礼を言いたいのは、私の方で……!
[続けようとした言葉は、背後から肩を叩く手に止められた。
別の教師から今は寝かせてやれとの言葉と、傷に対してはすぐに本格的な治療を行う旨を告げられる]
……はい! 私も手伝います!
[感慨に浸ってばかりはいられないと、自身も出来る範囲で動き始める。
次の目覚めが、遠くはないことを信じながら**]
― 解呪の後 ―
[突っ込みを入れるこちらとは対照的に、素直に喜びを示すフレデリカ。>>166
投げられた問いへの答えは彼女に任せて]
……って、そーゆー言い方ってねぇだろー。
やる事は確かにあったけど、あんな状態でほっとけるか、っての。
……てか、他の先生たち頑張ってんのに、せんせーだけいつまでもサボってるわけには行かないでしょー。
[呆れたような言葉>>170に返すのは、こんな憎まれ口。
無理云々はどうせどこかからバレるだろうから、敢えて触れなかった]
[他にもまだまだ言いたい事はあったけれど。
目覚めたばかりの身体が休息を求めているだろう事は予想できたから、一先ず飲み込んで]
………………。
[意識が落ちる直前に向けらけた笑みと、言葉。>>171
それに、はあ、とやや大げさに息を吐いて]
……頑張れたのは、あの時、せんせーがみんなを護ってくれたから、だよ。
……ありがとうございます。
[呟くような言葉は、意識が落ちる前に届いたか、否か。
いずれにしても]
……起きたら、ちゃんと、いわねぇとな。
[おかえり、と。
短い言葉は、もう少し、取っておくことになりそうだった。*]
― 逃避行 ―
[ ちなみに、逃亡生活でも、女装を止める気はない。
絹が綿や毛織物になるのは構わななかった。
素材を工夫しておしゃれすればいいだけのことだ。]
楽しいですよ、あなたが褒めてくださるから。
[ 奇襲も略奪も、同様に楽しんでやっている。
ファミルの指揮を受けられるのだ、楽しくなかろうはずがない。]
[ 胸の呪紋を抉ってくれと言われたときには、さすがに唇を引き結んだ。]
…そうですね、残すなら私の手でつけた傷であるべきです。
[ 少しずつ肉を削ぐような真似はしない。
ウルをきっちり効かせた後、ファミルに大胆な外科手術を執行する。
彼が動けるようになるまで、また背負って移動するのも悪くない。*]
/*
て、ちょっっっっとまてお前ら外野で盛り上がり過ぎだろwwww
って、芝はやしてたら、また愛の深い赤がきたなぁ……。
― 2年後・森の中 ―
[初仕事は、あっさりと片が付いた。
立っているのは5人だけ。もちろんすべて仲間たちだ。
森の狼たちは、しばらく大宴会だろう。
敵の沈黙を確認して一息ついた時、尋常ならざる気配を感じて振り向いた。
仲間たちが一斉に武器を構える。
だが、掛けられた声には心当たりがあった。]
……死神か?
なにをしに来た。
私を刈りにきたか。
[視線が相手の肩の上に行ってから、左脇に降りる。
淡々とした物言いだが、本気で思っているわけではなくて、当人的には冗談のつもりだ。]
おまえが死ぬとは思わなかったが、
本物の死神になるとも思わなかったな。
死に好かれすぎたのか。
[周囲にいくつもの煌めきが浮かび、彼の腕の一振りで消えるのを眺めながら感想を口にし、世間話のような問いには唇の端を上げた。]
魔法を叩き潰すには、力が必要だ。
魔法も、ウルも越える力が。
それを探すのにも金が必要だというから、
一番売りやすいものを売っている。
[結局頼れるのは己の力だと、手にした斧をくるり回してみせた。*]
/*
ふふ。赤にお返しすべきか、このまま堪能するべきか。
またおんぶで逃避行だなんて、楽しすぎる。
最初は自分でやろうかと思ったけれど、それだとおまえに怒られそうだからお願いしたんだよ。>傷
― 休息の時 ―
[山積する様々な事案に対して、リヒャルトは休むことなく働き続けていた。
それに対し、本人は無自覚ながら生じ始めていた異変。
自身も様々な形で支えているつもりはあったものの、本人の意志に反したことを強くは言えない性分であり、結果的に周囲の声に同調する形>>172で強制的な休養を取らせるに至ったのだった]
うん……。
いい機会だから、ね?
[疲労に自覚はなくても、働き過ぎという辺りは否定できないのか、わりあい素直に従ってくれたリヒャルトに内心安堵する。
そうしてお目付け役として、共にセンテナリオへと向かうこととなり]
[自室での休息の時間。
薄明りで本を読んでいたところに、声なき声が届く>>=17。
そこに乗っているのは、妙にはしゃいだような響き]
空……?
うん、すぐに行くね……!
[離れている間も、学園都市の中で別々の寮にいる時も、空が綺麗な日はこんな風に声を掛けてくれたことを思い出す。
そうして見上げるのが同じ空だと思うと、なんだか嬉しかった]
[寝巻に上着を羽織った姿で外に出る。
そうして、上の方へ視線を転じれば]
わあ……!
[思わず感嘆をこぼす。
小さな頃は一人で空を見上げる姿を、微笑ましさと共に見守られ。
学園に入ってからは、滅多にしない門限破りを何故したのかと、寮長や教師に首を捻りながら怒られた。
でも、今は]
リト。
そっちの、近くに行ってもいい……?
[そう、呼び掛けるような声を向ける。
同じ空を、同じ場所で眺めたいという願い込めて*]
/*
赤組さん本当にかっこいい。
血に塗れながら望むものを掴むのも、また一つの生き様ですよねぇ。
― 生き返った後 ―
[ 蘇生後に、改めて二年前の決闘で受けた傷の本格的な治療を受けることになったが、半ばまで斬り落とされかけた左腕は、結局切断するしかないということになった。
痛ましそうな顔をする教え子には ]
何、魔法で動く、優秀な義手を作ればいいだろう?いくらでも実験台になってやるぞ。
[ そう言って、からりと笑った。 ]
[ ひととおりの治療が終わってしまうと、男は、ひとまずセンテナリオで療養することになった。放っておくと、すぐに魔法学園再建や、仮の学舎で再開されていた授業などに手出しをしようとする男を確実に抑えるための手段であることは関係者一同、暗黙の了解である。 ]
リヒャルトに、サボるなと言われたんだがなあ...
[ 教え子の言葉を引き合いに出して>>181ぼやくと ]
『それ、リヒャルトの前では言ってやるなよ?そもそもお前を起こすために、あいつがどれだけ...』
[ 同僚教師に、 長々と説教される羽目になった。*]
[すぐに行くね、と返る声は以前と変わらない響きを帯びる。>>=18
それは同時に、以前と同じもの――同じ場所にいなくても、同じ風景を共有している、という嬉しさを感じさせるもの]
ん?
ああ……そーだな。
一緒に見るのも、悪くないよな。
[近くに行ってもいいか、という問いかけ。>>=19
拒む理由はなく、返すのは是の言葉]
― 休息の時 ―
……あ、そーだ。
[声での願いに答え、居場所を伝えて。
来るのを待つ間に、ふとある事を思い出す。
忙しすぎて、中々果たせなかった『約束』の事]
今なら、時間、あるし……。
[休息の期限はないけれど、でも、いつまでものんびりはできないから。
他者に邪魔されにくい今なら、と、そう思い至って]
そういえば、さ。
……デメララ防衛の前の『約束』。
なかなか落ち着かなくてずっと棚上げになっちまってたけど……今、で、いいかな?
[やって来たフレデリカに向けて問いかける。
ふわ、と流れた夜風が、しゃら、と小さく鈴を鳴らした。*]
/*
色々確定させて、温泉療養に行くぞ!
多分、リヒャルトたちとは時期がずれてるから、デバガメできないけど!
/*
フレデリカちゃんは後日譚でもショートなのですねー
結婚式までにはアップできる長さになるのかなw
/*
本題はさくさくっと、ね!
>>-270
センテナリオ押し込めは絶対あると思ってたけど、そこ残念がるなwww
― 2年後・森の中 ―
[こちらの気配を感じで武器を構えるファミルの仲間達>>183。
その動きは洗練されており、実力者であることはそれだけで窺えた]
久しいな、……と一応言っておくか。
死んだ魂を刈りに来たのさ。
死神だからな。
[魔物としての性質だ、と暗に言って笑う]
おめぇを刈る必要は今のところねぇな。
仮に刈ろうとしても、そいつらが良しとしねぇだろ。
[ドロシーを始めとした仲間を視線で示した]
俺もこんなことになるとは思ってなかったさ。
死に好かれたのか、適任と思われたのかは知らねぇが、人を斬りすぎたのは確かだろうよ。
[ファミルの言葉>>184に返すのは推測を交えたもの。
真実は男にも分からないのだ]
フ、なるほどな。
おめぇの腕があれば稼ぐのも容易だろう。
そっちの奴らも腕は立つようだしな。
[問いの答えには納得するような口振りで言う。
未だにウルを服用しているのかまでは知らないが、ウルが無くとも身についた技がファミルの力となっていることだろう。
そっち、と口にした辺りでは、武器を構えたファミルの仲間へと視線が向いた]
─── お前の周りは、死の気配が多いな。
[それはファミルの死が近いという意味ではない。
ファミルが生み出す死の気配が多いという意味だ]
いずれまた、お前の前に現れることになりそうだ。
[死の気配があるところに
逆を言えば、強い死の気配があれば、男は現れるということだ。
今回この場に現れたように*]
/*
頷こうとして、頷けないことに気付いて表現を考えることになるなどwww
[首が落ちているせい]
― 逃避行 ―
[衣服が自由に手に入らない状況になっても、ドロシーは着飾ることをやめなかった。
絹が綿になっても、宝石がガラス玉になっても、楽しそうに身を装っている。
洋服のことはよくわからないけれど、彼が楽しそうなのが嬉しい。
どうしても欲しいものがあれば"調達"すれば良い。
それは多分、共通認識だ。]
[この体を傷つけるよう頼んだ時の彼は、さすがに嬉しそうでは無かったが、やはり彼に頼んで良かったと思う。
魔法の力で付けられた傷跡は、自分の失態を思い知らされるばかりだった。
けれども今、彼の手でつけられた傷は、彼との血のつながりをまたひとつ深くしたものだ。
ウルを飲んでいてさえひどく消耗する施術だったけれど、動けない間はまた彼の背に身を預けるのも悪くない。*]
― 休息の時 ―
[こちらの願いは受け入れられ>>=20、慌てはしないけれど早足で、伝えられた場所へ向かう。
そうして、顔を合わせた先で持ち掛けられた話>>190に、ひとつ、瞬いた]
あ――……。
[忘れていたわけではない。
けれど多忙の中では果たせる機会もなかなかなくて]
う、ん。
……お願い。
[夜風が流れていく。
彼の存在を示すような、涼やかな鈴の音が、小さく響いていた*]
/*
赤組はほんと、突き抜けててかこええなぁ……。
>>-275
それはそれで楽し気だったけどね!
うん、時間有限だから、ねぇ……がんばる(何を
/*
息子が学びに来るロル考えてるけど、蛇足的な感じがするので村の外行きかなぁ。
[こうして積み上がる未消化ログの数々]
尚、訪問するのは恐らく停戦(終戦)から9年後くらい。
[秘かに年齢計算をしている]
/*
さくさく。
ドロシー>>-272
そういえば落としそびれてたけど、フレデリカ的には魔法の性質上髪が汚れやすかったり最悪謎物質で固まったりするんで、あまり伸ばさないようにしているらしいですよ?
それはそれとして、必要があれば伸ばすとは思います。
/*
首が無いとここまで表現方法が変わるのか、と実感したね!w
肩は竦められるけど、頷く・首を振る・天を仰ぐ等々が出来ないwww
視線と声でやるしかねぇwww
― 2年後・森の中 ―
惜しいな。
刈ると言うなら、死神相手の力試しができたのに。
[冗談への返答>>191 に、残念そうな口ぶりになる。
魔物などほとんどおとぎ話と思っていたが、目の前にいる彼を見れば認識も改まる。
そこで腕試しをしてみたい、という発想が出るあたりが、根っからの戦闘狂だ。]
おまえが死神になれたのなら、
私も魔物になれるかな?
[彼が人を斬りすぎて死神になった>>192 というのなら、自分は何になれるだろう。
自分は未だウル無しでは生きていけない体で、ウルを必要としない手段の獲得は目標のひとつだった。
あるいは、魔物になれば、とそんな妄想が一瞬浮かぶ。]
― センテナリオ ―
[ 療養という名目でセンテナリオに実質押し込められても、男はただじっとしてはいなかった。里の子供に魔法の基礎を教えてみたり、自分の蘇生にも使われたという古い大魔導師の遺物を改めて調べてみたり、ある意味充実した時間を過ごしたと言える。
身体の回復と傷の治療という本来の目的も、一応忘れてはいなかったので、毎日温泉も使っていた。 ]
ふう...
[ 湯の中で、片方だけになった腕を伸ばし、身体を解す。まだ片腕だけの身体のバランスは取りづらく、あちこちに凝りがわだかまっていた。
単に眠っていたのではなく、身体の時間が止まっていたため、筋肉などは落ちていなかったのは幸いだったが、関節はさすがに固まっていて、動きはまだまだぎこちない。 ]
[ ふと、腹の辺りに温泉の温もりとは違う僅かな熱を感じて視線を落とす。そこに残った炎を思わせる形の緋色の瘢痕は、時々、こんな風に、奇妙な熱を帯びることがあった。それは、苦痛を伴うものではなく、けれど、どこか胸をざわつかせる感覚で、男は、残った右手の拳を、ぎゅっと握りしめる。 ]
...右腕一本でも、十分剣が扱えるように、鍛えないとなあ...。
[ リヒャルトを狙う帝国の残党も、未だに居ると聞いている。こうして教え子達の傍に戻った以上、この先も、彼らを守るのは自身の役目の一つ、それに...... ]
(また会おう、と...言っていたからな)
[ 浮かんだ思いが、いつの、誰との記憶なのか、それはわからないまま。ただ、その相手に相応しいと思えるだけの自分でなければ、と、そう、当たり前のように、考えていた。* ]
/*
パペット型はコミカルだけどひと手間かかるのが難点でなw
片手が塞がるのも難点の一つだから、浮かせる術を覚えないとなぁ。
― 休息の時 ―
[向けた問いかけへの最初の反応。
これはお互い様だったかな、と思いつつ。
お願い、という言葉>>194に、自然、笑みが浮かんだ]
……っても、力乗せないの歌うのは、久しぶりだから。
外しても、突っ込みなしな?
[冗談めかした口調でそんな前置きをして。
それから、空を見上げて、呼吸を整えた]
変わらないここから 飛び立とう翼を広げ
闇の中 うずくまり きつく瞳閉ざして
沈み込む 変わらない 黒の世界に
閉ざされた 何もない 自分だけの
変化はないけれども 痛みもないから
傷つく事恐れて
切り拓いてみようと 光が囁いた
さあ恐れずに
変わらない世界を 嘆くなら 変えていこう
ほんの少し勇気を 出せばいい
変わらない自分に 別れ告げ 飛び立とう
傷つく事恐れず 無限の
[穏やかな声が歌を紡ぎ、それを風が浚って空へと運ぶ。
川のせせらぎと葉擦れの音を伴奏にした歌は静かに響いて、溶けて]
……これ、さ。
かーさん……って、俺を生んでくれた方の、なんだけど。
かーさんが、この鈴と一緒に遺してくれた歌、なんだ。
[歌い切った後、息を吐いて。
それから肌身離さず身に着ける銀の鈴へと視線を向ける]
怖がって閉じこもってたら、何も変えられない。
まずは、自分が変わって、飛び立て、って。
……魔法が使えるって、気づいて、それが怖くなった俺をそう言って、後押ししてくれた。
だから、さ。
俺は、変化を怖がって、踏み出せないヤツの後押しできるようになりたいって。
……そんな事も考えながら、ずっと、走ってた。
[夜空を見上げながら綴るのは、これまで誰にも告げた事のなかった内の内]
でも、さ。
そんな風に思ってても……いや、思ってるから、かな。
空回る事も多くて、息切れする事も多かったんだけど。
そーゆー時、いつも、フレイが支えてくれてた。
……ほんっと、何回ありがとう、って言っても、言い足りないくらい、助けられてた。
[ここで一度、言葉を切って。
それから、碧は空の星から傍らの光へと、ゆるり、流れる]
そんな感じで、ずっと頼って甘えてるよーな俺だけど。
まだまだ、色々やらなきゃならない、から、さ。
これからも、隣で支えてほしいってのは……わがまま、かな?
[ゆる、と首を傾いで問いかける]
……一緒に、いてほしいんだ。
フレイに、ずっと。
[肝心の部分がこちらに落ちたのは、まあ。
気質的に仕方なし、かも知れない。*]
/*
学園時代の放課後、ロヴィン先生に奇襲かけるのやりたかったなー
どんなあしらいしてくるんだろう。
魔法? 武術?
こっそり教えてくださいー
/*
あちこちの眼福な赤や緑や、黒い死神殿を楽しく眺めながら、のんびり湯治。最高です。(きっと酒も持ち込んでる)
/*
てな感じで、ざんねんな子が言いたい事言ってみる試み!
……あれだ、時間なくて歌詞が過去作の使いまわしになったのは赦されて。
でもこれ、狙ったわけでもないのにキャラテーマにぴったりはまったんだも……!
/*
ふっっっっ
[すごいものぶつけられて何も言えなくなってるかお]
ひええええ急いでお返しします!時間時間!
/*
時間差し迫ったとこに投げてごめんねっ! って叫びつつ。
ピュアっていうか、捻った事が言えないだけだと思うんだ、これは……!
/*
勝負服……
タキシード とか、 いぬみみ、もふもふしっぽ とか、
駄目押しで ハイネックニット とか?
― いつか・どこか ―
今度の依頼はあの砦だって?
[長い筒を目に当てて遠くの丘を見る。
頂には、小さな砦があった。
詰めているのは百人かそこらだろう。]
しかしこれ使いにくいな。
『うわこら何するんだ!
作るのどんだけ苦労したと思ってる!』
[放り投げた筒を、後ろにいた奴が慌てて受け止める。
まだ若いが、奇妙な道具を体中に付けている、人が見れば十中八九は変人と言うような男だ。]
苦労って、水晶を磨いたのは私たちじゃないか。
『磨くだけで完成するなら苦労は無い!』
[言いつのる男の言葉を聞き流し、背後の連中に合図を送る。]
わざわざ出てきたってことは、あれも見たいんでしょ?
『当然。実働を見なければ改良も無理だからな。』
[出てきた連中は、背中から腕に掛けて、鳥の翼を模したような大きな板を体にくくりつけている。
誰も彼も血なまぐさいことに慣れた顔をしていたが、板きれには慣れてなさそうだ。]
じゃあ、始めようか。
[『いつでもいいぜ、大将』だの『待ってたよ団長』だの『陛下に言われちゃしゃーねえなぁ』だの、好き放題に言う連中を、ふたりがかりで両腕を取って、次々空に放り投げていく。
もちろん、遠見の筒を弄ってる男は見ているだけだ。
投げ飛ばされた連中は空で腕を一杯に広げ、板に風を受けて飛んでいた。]
『我が発明ながら壮観だな。あの砦まで飛べるんだろ?』
どうかな。半分くらい落ちるかも。
だいたい、この高さからあそこめがけてなんて、ほとんど落ちてるようなものって気がするけど。
『馬鹿をいうな。あれは滑空と言って、立派な鳥の飛行術だ』
へえ。
[気のない声を返し、自分もまた板きれの翼を広げる。]
今はまだ、ウルの力で飛べてるんだから。
早く、ウル無しで使えるようにしてよ。
[誰もが作れて、誰もが使えるもので、すべてを可能にする。
それが叶えば、魔法など過去の遺物となるだろう。
魔法の無い世界を思い描きながら、地を蹴り、自分の体を跳ね上げる。
跳躍の頂点で腕を広げれば、翼が風を掴んで体が浮いた。
頭上に広がる空。
遙か下に小さく見える大地。
私は今、私の力で飛んでいる。
結局自分は、この景色を見たかっただけなのだろうか。
難しい事を考えかけて、やめた。
今はただ、この景色を楽しんでおこう。
地に降りれば、また血の道が待っているのだし。*]
/*
何年か後にこうなっていれば良いなあという、if寄りの後日談。
私の野望は、今は多分このあたりにあるかな。
翼つけて羽ばたいたらウルの超人ぱぅわーで飛べないかなぁ、とかは進行中も思ってた。
人間は筋力何十倍にしたら飛べるんだろう。筋肉による重量増加がないから、けっこういけると思うんだよね。
/*
わーお☆
陛下が鳥人間…もとい天使やってる()
相変わらず、絵柄からして美しい演出しますね。
惚れるー
― 2年後・森の中 ―
ハ、望むなら相手してやっても良いぜ?
おめぇを刈る気はねぇけどな。
手合わせくれぇならしてやれる。
[死を増産するだろう相手を刈る気など毛頭ない。
それでも戦うことについては貪欲であったから、ファミルの反応>>195にはそんな言葉が出た。
魔物になれるか、という話には肩を竦めて]
さてな。
だが俺という実例がある以上、ないとは言い切れん。
俺は死を迎えることで魔物と化した。
同じ道を辿ればもしかするんじゃねぇかね。
[それ以外の方法もあるかもしれないが、男が知っているのはこの方法だけ。
やりたければ好きにすればいい、と言った態で言う]
[予感の言葉に返るのは、ファミルの次の予定>>195。
その内容に男は口端を持ち上げた]
そりゃあいい。
この身体でどこまでできるか試したいと思ってたんだ。
まだ
[示された剣に視線を向け、誘われる言葉に乗る。
それからふと考え込み、右腕を軽く持ち上げ掌を上に向けるとその中央に意識を凝らした。
次の瞬間、周囲に散る血と死の気配が凝集し、紅い宝石のような結晶が出来上がる]
ほらよ。
俺を呼び出したい時にコイツを使え。
魂一つで呼び出せる。
[他者の死を糧に召喚に応じる、と。
結晶をファミルへと投げ渡した*]
― 数年後? ―
魔法は技能だ。単に、身につけば便利な技能にすぎない。
鍛冶屋の技能、パン屋の技能、そういったものと本質的に大差はない。
それを忘れるな。
[ 男は、再建された学園での授業は減らし、まだ魔法学園には入学できない年頃の子供達に、魔法の基礎を教える私塾を無償で開いていた。
それと平行して、希望する子供には剣技も教えていて、忙しい毎日と言える。]
いいか、雛鳥共、しっかり学んで、自分の力で飛べるようになれ。
その時まで
[ きっとその後も、叶う限りずっと ]
俺は、お前達を支えてやる。
[ 守り続ける。 ]
/*
あ! ロヴィンに酒届ける心算でいたんだった!(間に合わない
緑組はストレートで甘酸っぱいなあああw
よきかな。
ファミルが空飛んでるー!
人の力だけで可能とする未来が見えてくるね。
おい、リヒャルト、かみさんと子供を、ちゃんと守りたいなら、腕っ節もちょっとは鍛えておいたほうがいいぞ。
俺が教えてやろうか?
[ そんな言葉を、雛鳥ではなくなった相手に囁いたのは、さて、いつ頃のことか?** ]
― 休息の時 ―
[力を乗せることなく、紡がれる歌。
それを望んだのは自分の方だったから、小さく首を横に振って、呼吸整える彼>>199を待つ]
[そして穏やかな声が、夜風の中に響いた>>200。
静けさの中、空に溶けるようなその声を、胸の中に焼きつけるように、聴いて]
/*
おー、みんなの後日談いいなあ、とぽけぽけ眺めてたら。
おま、なんつーネタをwwwwww>>211
/*
魔法がなくても空を飛べる!良いですねー。それはもう魔法を滅ぼさなくても魔法を超えられるってことじゃないかなー?
などと、思ってしまいますね。
……そう。
お母さま、が。
[歌い切った後に語られる、歌と彼の持つ鈴の由来>>201。
実母に関する事情は知っていたけれど、その人となりに触れられる機会は多くはなかった]
そ、っか。
魔法使いになることだって、変化だし……怖いこと、だもんね。
[より身近に魔導師がいた自分とは、少し感じ方が違った部分だろうか。
そこから繋げて、自身の目指すところを語るリヒャルトに、目を細めた]
/*
>>-302ファミル
本来なら今回みたいに大量死が必要だけど、それじゃあ俺が戦えないじゃん、ってやつww
死の気配を増幅するアイテムみたいなもんだね。
呼び放題やめwww
戦いがあるなら行くけど、ただ呼び出されるのが多いと拒否るぞ!w
……私は、いつもリトのこと、追い掛けてるだけだったよ。
[お礼の言葉>>202を向けられて、口にするのはそんな言葉]
自分に何が出来るかわかんないことも多かったし、他の人の方がずっと早く動いてくれることもあって。
――だからリトの想いは、きっと色んな人に、ちゃんと伝わってると思う。
[空回りという言葉への緩い否定も込めて、そんな風に口にして]
でも、ね。
リトが必要としてくれるなら――リトにとって私が、頼ったり甘えたりできる相手だと思ってくれてるなら。
それは、すごく嬉しいな。
[それは自分にとっては自覚のないことで。
当然、わがまま>>203という感情が湧くこともないものだった]
……ありがとう。
私も、リトとずっと一緒にいたい。
―― 一緒に、いてください。
[音よりももっと深くに響く声>>=21を、受け止めて。
自分からも改めて、願いの形で返す]
[その想いは自分自身も同じだと、示すように*]
/*
うっわぁ、い。
予想してたけど、攻撃力高い返しが来たっ!
てか、このタイミングで襲撃してきたにゃんにこのwwwと思いつつ、〆頑張る!
/*
@10分、おのおの忙しい中、参加ありがとうございました。
眼福ログたくさんで嬉しいです。
またどこかで戦いましょうー(直近だと忘年会村あたりで?
/*
@5分でこれを投げる私も、大概外道だな。
ともあれ、皆様お疲れ様でした。
またどこか楽しい村でお会いしましょう。
/*
そろそろ、御挨拶。
毎度お世話になりますふかふかしたなまものでした。
リヒャルト、フレデリカ、超絶可愛かった。二人で幸せになるといい。せんせーはずっと応援してるぞ!
ファミル陛下、直接は絡めませんでしたが、文字通り最強の皇帝陛下でした。いつか空を飛ぶ陛下を目撃できるのを楽しみにしてます。
ドロシーちゃん、飛び去った雛鳥、可愛すぎたですね。どうしても気になってました。陛下と幸せに?
死神レオンハルト殿、仇敵最高でした、ありがとうを一万回、愛してるぜ!またどこかで再戦しましょう(笑)
いろいろご迷惑かけますが、みなさまいつかまた、どこかで遊んでやってくだされば幸いです。(礼)
― 休息の時 ―
[歌い切った後に綴った、過去の事、内なる想い。
それらに返されるのは、自嘲への緩やかな否定。>>214
そんな言い回し一つに、救われてる、支えられている、と感じつつ]
俺にとって、フレイは、ずーっとそうだったよ。
声しか聞こえなかった頃から、会えてからも、ずっと。
[それは偽りない気持ちだから、迷いなくこう返して]
[紡いだ願いは受け止められ。
そうして、返されるのは、同じ願い。>>=22
直接響きあうが故に、その想いは深く、響いて]
……うん。
一緒にいる。
……絶対に手、離さない、から。
[歌うように誓うように、そう、告げた後]
……さて、それじゃ、次はフレイの番、な。
歌、ずっと、楽しみにしてたんだ。
[一転、いつもの調子に戻る辺りは素か作為か。
ふわり、流れた風がほんの少し呆れたような音色で、鈴を鳴らした。**]
あっ、そうだ。
こっちの約束も、ね?
[互いの想い伝え合った後。
くるりと踵返すようにしながら、夜空へ向けて胸を開く。
息を一杯に吸い込んで、紡ぐのは呪を帯びぬ純粋な歌]
――私たちの未来 続いていく
未知の先に 声を響かせて――
[高らかに歌う声は、どこか無邪気で、
けれど地に足の着いた、確かな力を持って響いた**]
/*
私は、村のwikiに「火薬無いよ」「蒸気機関無いよ」が無ければ、機械帝国を探しに旅立っていたと思うのだよね。
いずれは火薬を発見したい。(野望
/*
じっかん、ねぇぇぇ!!!!!
皆さま、改めましてお疲れ様でした!
シリーズ初の最終日生存で主人公ポジ、だいじょーぶかだいじょーぶかと思いながらチャレンジでしたが、皆様のおかげで最後まで走り切れました!
もう、言いたい事たくさんあるけど時間足りないんで!
みんなありがとー、と全力で叫んでおきます!
以上、簡単ですが、くろねこたすくでした!
― 2年後・森の中 ―
[結晶を受け取ったファミル>>217が紡いだ言葉は反乱時を思い起こさせる]
仕方ねぇな、使われてやる。
[死を齎すことが出来ても、戦場を作ることは出来ない。
今の男はそんな存在だ。
戦場を用意してくれるというのなら、使われるのも吝かではない]
へいへい、お相手すんぜ。
[当たり前のように手合わせを求める相手に応じ、右手で剣を抜く。
宿る焔が辺りを照らし、火の子を散らした**]
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