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ベリアンもおやすみー。
うっかり始めちゃってるけど、そんなに長くはならないはずなんで、カナンも寝てもらってもいいのだよ、
[入口にいたバルタが、瞬きほどの間に目前に迫る。
冴え冴えとした刃が向けられたのには、───信じていようとも、首筋がちりちりと灼けた。]
楽しい話だな。
[よく利く毒、と言いながら、バルタがその刃を摘んでナイフを刺しだす。
手を伸ばし、差し出された柄――ではなく、バルタの手首を掴もうとした。]
誰に、だ?
[試す相手を問う眼差しは、楽しげなバルタとは対照的に、怒りが燻っている。*]
/*
今は眠くないターンに入ってるから、もう少しお付き合いするぜー。
いいよね。ぞくぞくするよね。短剣。
[ 刃が首筋に迫っても、身を引く素振りも見せない相手に、男の心臓の方が、どくん、と音を立てて震えたのは、きっと伝わったろう。 ]
ああ...
[ 掴まれた手首と、その瞳に浮かぶ怒りのいろ、数刻、魅入られたように、その瞳を見つめ、やがて男は、小さく喉を鳴らして頭を振った。 ]
すまん、少し、冗談が過ぎたな。
[ 素直な謝罪は珍しい筈だ。 ]
国外であれば、という、目算があったにしても、俺に直接手を降せと命じてきたところを見ると、あの古狐も相当焦っている。
[ ゆっくりと、宥めるように手首を掴んだカナンの手を軽く叩き、短剣を引き取ろうとしながら、言葉を繋ぐ。 ]
これは、好機だ。
[ じっと、青灰の瞳が好敵手と呼ぶ男の瞳を見つめた。 ]
カナン、俺を追放する気はあるか?*
/*
うちの元首がカッコ良過ぎて、夜中にのたうちまわる羽目、にっ!
[ 自業自得 ]
まったくだ。
[目には怒りの欠片を残したまま、掴んだ手首を離す。
相当容赦なく握ったから、明日には痣になるかもしれない。]
冗談だろうと何だろうと、俺にお前へ剣を向けさせるようなことをするな。
[低く唸るような声で告げてから、胸の深いところから息を吐き出した。
冷静さを呼び戻し、バルタの言葉に耳を傾ける。
見つめる瞳を、真っ直ぐに見返した。]
……なるほど。
[そうして、思案の顔になる。]
一人で片をつけるという気なら乗らないが、
……誘い出すつもりか?
[焦っているところへ、バルタを追放すればどうなるか。
仇敵とも目する相手の思考を追う。*]
/*
うおー、ダメだー、寝てたー。
僕の仕事はカナン達の話が纏まってからだろうなぁ。
ちょっと様子見つつ、やること探そうw
/*
カナンとバルたんは楽しそうで何よりだw
僕はそんな二人を眺めつつ寝るとしよう…。
お休みー、また明日**
やれやれ、真剣での手合わせなら、散々してきたろうに。
[ 離された手首を摩りながら、肩を竦める。そういう意味ではない、と、解ってはいたが、これは照れ隠しのようなものだ。
己の心臓に、本気で剣を向けるなど、自分でも御免蒙る。 ]
誘い出すまでもなく、今頃は自分の腹心を連れて、援軍を名目にゼファーを船出している筈だ。
俺がお前を暗殺した後、名誉の戦死を遂げた元首殿の亡骸を引き取り、凱旋する、そういう手筈でな。
だが、俺が暗殺に失敗して追放されたと聞けば、恐らく、露見を恐れて、別の手を打ってくる筈だ。
俺一人に責を被せてお前を懐柔する、か、今度こそ自分で片をつけようとするか...いずれにせよ、本国へ帰る前にと、慌てて動くのは間違いない。
そうなれば...
[ ひとつ、間をおいて、眼を細める。 ]
戦死するのは、叔父上のほうにしてもらう。*
/*
わはは、最初から説明する案もあったものの、うっかり暗殺未遂する誘惑に勝てずwごめんなさいですー。
しかし、美味しい(もぐもぐ
[そういう問題ではない、とはわかっているだろうから口にはしない。
代わりに拳でバルタの胸を小突いておいた。
お互いが繋がっていることを示す、少年時代からの符号だ。]
なるほど。古狐め、用意が良いな。
[バルタの叔父の動向を聞いて鼻を鳴らす。
確かに、潰すなら今か。お互いに。]
いいだろう。その話、乗った。
[悪戯を仕掛ける悪童の笑み、ではなく敵を殲滅する号を発する前の、将の顔だった。]
あちらの元首殿には、二度とゼファーの地を踏めぬようにしてやろう。
ああ。確かに国外なら、だ。
[狂暴な笑みに、ふいと真剣な色が差す。]
しかし、露見を恐れるなら先にお前を処分しようとするかもな。
気を付けろよ。
[言うまでもないことなのだろうが、やはりつい口に出ていた。*]
/*
楽しすぎて困るんだが、そろそろ眠気が酷い。
ちょっと先落ちさせてもらうな。
進めてくれてもいいし補完もする。
\お前は追放だー!/
暗殺未遂美味しいです。(はげしく同意)**
/*
うい、おつきあいありがとうです。楽しすぎる同意ー。
しかし、俺も一旦寝ます。
おやすみなさい。**
[ 乗った、と、宣する明朗な声が、薄闇を揺らす。
それは長年、その道を阻んできた敵を殲滅せんと、発する英雄の号。 ]
我らに勝利を。
[ 男は、手にした短剣を刃を下にして地に落とし、先刻カナンの拳が突いた胸の上に拳を当てて、敬礼を贈る。 ]
さて、そうと決まれば、まずは王国...王弟殿下に少なくとも口裏合わせを、
[ そのまま策を詰めようかとした言葉が、カナンの案ずる声を耳にして、途切れた。 ]
いや、当然それは、来るだろう、が。
[ 真剣な眼差しから、僅か目を逸らす。 ]
......俺が、そう簡単に殺られるか。
[ 結局、怒ったような口調で、そう返したが、そもそも、この日までカナンに打ち明けなかったのは、痺れを切らした叔父が直接処断にでも来てくれれば、一人で片をつけられて楽だと考えていたからだ、と、いうのは、恐らく丸分かりだろう。* ]
/*
戦闘終わってから「戦死」させようって話なので、海賊の逆襲があったとかなんとか、王国と口裏あわせないといけないよね?というのが>>86巻き込み内容。
ついでに叔父さん関連事情を打ち明けて相互理解できるといいね!
という、お話でした。王国側が乗ってくれなくても、そこはなんとか、ぶっ殺す予定。
次は多分、また夜です。**
[試すか?と毒の短剣を差し出されたとき、胸に去来した記憶がある。
少年の頃の話だ。
夕食時になっても出てこないリトスを探し周り、毒草の茂みの側で倒れている彼を見つけた。>>5:*23
その瞬間の全身の血が引く感覚は今でも忘れられない。
駆け寄って揺すり起こし、息があると知れば全身の力が抜けそうなほどに安堵した。だが譫言のような彼の話に耳を傾けているうちに、ふつふつと怒りが沸いてきたのだ。]
だからって、死のうとなんかするな!
[こみあげる怒りのままに叫んで、倒れているリトスを散々に殴りつけた。
おかげでリトスが倒れたのは喧嘩のせいだとされて、二人揃って夕食抜きの罰を受けたものだが、それはいい。]
[後で盛大な勘違いだとわかった後も、毒を自分で飲んだことに対しては怒っていた。
彼が母親に対して抱いている感情にもだ。]
お前の母さんは、お前の命っていう一番大事なものを残したろ?
なにも物を残さなかったのも、お前の叔父さんのせいだろ?
なんか残されてたら、絶対取り上げられて酷い目に遭う。
それが分かってたんだろ、お前の母さんは。
だからそんな、自分を痛めつけるようなことすんな。
[後日、勘違いを謝りながらも、ふくれっ面のままそう言った。
彼にこんな思いを抱かせたのも、無茶をさせたのも、表情を奪ったのもすべて彼の叔父だということをはっきり知ったのもこの時だ。
この瞬間から、かの豺狼は不倶戴天の敵となった。]
[毒の短剣を差し出して、試すか?と言った顔が、自分で毒を飲んだと言ったあの時に重なったのだ。
もう二度と、あんな思いを味わいたくない。
彼に毒を飲むことを決意させ、毒の短剣を渡した元凶を取り除かねばならない。
この好機、逃す手はなかった。*]
/*
とりあえず思い出したネタでバルタを刺しておいてだな。
時系列としては
戦闘停止→バルタ夜這い→首脳会談→バルタ追放→叔父ぶっころ
になるかな?
暗殺未遂からの追放の方が流れとしては自然だが、それだけと首脳会談に同席できなくなるからな。
/*
ん?そうか。
世間的には、暗殺未遂で追放したって言っておくから、首脳会談一緒に来たけりゃ変装でもして途中で合流しろってすればいいのか。それだ。
後は俺をエサにして叔父さんをおびき寄せれば完璧だな。
/*
昼休み一撃。
めっちゃ刺されて、る。(倒)
暗殺未遂は現行犯じゃなくて、一旦取り逃がしたけど、短剣を証拠に後で有罪判定とかでもいいかと思ってたな。変装同行も楽しそうだし、ある意味王国側への説明は楽になる気もするから、どっちでも構わないが。
ただ時間足りなかったら、殿下とカナンの相互理解優先してな。
俺の方は、後からでも、なんとでもなる。**
[目を反らしたその反応に、こいつ自分だけでやる気だったな?と悟ったが、指摘はしなかった。
こうして打ち明けた以上、そうはいかないと彼もわかっているだろう。]
しかし、王国を巻き込むか。
仕方ないとはいえ―――いや。
むしろ繋がりを強くするチャンスか。
[他国の人間に国の内情を晒すことになるが、逆に言えばそれだけの縁ができるということだ。
それにこれも、言ってしまえばごく個人的なことだろう。
弱みを握らせることにもなるが、腹の底を見せることにもなる。
相手の懐に入りたければ、まずは自分から開け、だ。]
よし。
まずは聞かせてもらおうか。
ずっと考えていたんだろ?害獣駆除の策を。
[改めて、バルタの策を聞く態勢になる。*]
― 王国野営地 ―
[使者が返答を受け取った翌日には、もう元首は王国の野営地を訪れていた。
服を変え緋色のマントを纏って、今はそれなりの威儀を整えている。]
実は早く会いたくて、使者の帰りを待たずに出てきた。
[王弟と会えば、悪びれもせずにそう挨拶した。]
要請への許諾に感謝する。
重傷の連中への配慮もありがたい。
国に帰れば無理する連中だからな。
暫くこちらで骨休めさせてやってくれると助かる。
[使者が持ち帰った返答について礼を言ったあと、早速とばかりに歩み寄った。]
話したいことが山ほどあるんだ。
どこか落ち着けるところに連れていってくれ。
供は、そうだな。
彼だけ同席させてもらいたい。
ただ神前試合の続きは、後でにしてくれよ?
[護衛は一個小隊ほど連れて来ていたが、野営地の外で待つ手筈だ。
自分の隣には、バルタひとりがいれば事足りる。*]
― 王国野営地 ―
[ カナン一行が来たと聞き、明眸を瞬かせた。
返事を出して、まだ1日である。
なんとも早い到着だ。
一度、踏破して、勝手知ったる場所ということか。]
今度は、こちらを休ませないつもりかな。
[ 笑いながら、ベリアンを伴って出迎えに出る。]
神前試合については、自分はもう、あれが完成形なのだと思っているところだ。
神々は気まぐれだからな。
[ 自分のことは棚に上げて言っておく。
ほどなく、カナンらを導いたのは桟橋であった。
二枚の
将軍、港を出るまで漕いでいただけるか?
ベリアンが帆を操作する。
[ ベリアンの怪我を鑑みて、そんな役割分担を提案した。]
カナン、釣りの心得は?
やはり、銛の方がいいかな?
自分たちで獲った魚を食べながら話をしよう。
[ 物見遊山に行くような調子で差配する。
とりあえず前菜とばかりに、カナンとバルタに一個ずつリンゴを投げた。*]
/*
こんばんは。
早速トップ会談が…!
しかしもうあまり時間もないんですね。
延長があってもあっという間だなぁ…。
― 回想/セドリック・アルニムの回顧 ―
[ただ、平穏に生きていられればいいと思っていた]
[不自由な身に生まれついたのは不運なことかもしれないが、それを差し引いても有り余るほどの幸運が、自分を生かしてくれていることを知っていた。
これが他の国だったなら、家に置いておく余裕はないとどこぞに捨てられていたかもしれない。
プラメージ国内においてさえ、貴族の子として相応しくないとされたなら、身分を隠して神殿預かりとされてもおかしくなかったのだ]
[しかし両親は自分を家において、他の貴族の子と変わりない教育を施してくれた。
如何に学問の才があろうとも、それを見出される環境になければ意味のないことだ。
両親には感謝してもしきれない]
[そんな自分にとっての唯一の気掛かりが、弟のことだった。
お前には自由に動く体があるのだからと、ことあるごとに言われていた弟。
自分に対する乱暴や過度の我儘を諌めるためだとわかっていても、その言い回しを聞く度に、肩身の狭さや申し訳なさを感じていた]
[その弟も、気付けばやんちゃな部分はなりを潜め、随分と聞き分けのいい性格になっていた。
一度、弟にやりたいことはないのかと訊ねたことがある。
すると弟は曇りのない瞳で、目標としている人がいるのだと語った。
兵役で成果を上げて、いずれは国政の場で出世するのだと]
[もし自分の弟として生まれていなかったら、果たして同じ望みを抱いていただろうか?
結局その問いはぶつけられぬまま、兵役に送り出す日が来てしまった]
[だから屋敷の窓からの侵入者が現れた>>5:79時は、思わず鼓動が高鳴ったものだ。
また訓練から逃げ出して来たのか、匿って欲しいのかと。
実際には、もっと驚くべき訪問者が来ていた訳だが]
――驚きましたよ。
まさか、殿下自らこのような形でお出ましになるとは。
[面会を申し込まれた時は気後れから断り続けていたが、こうなってしまってはそのまま追い返すことも出来ない。
座ったままで失礼と言いつつ、彼を部屋に招き入れ、幾らかの言葉を交わした]
弟も、本来なら……。
そうやって窓から入って来て私を脅かそうとするような、やんちゃで元気すぎるくらいの性格だったはずなのです。
でも今では、そんな事思い付きもしないと言うかもしれません。
[弟のことを語ったり詩を朗読する合間に、ぽつりとそんな心情を吐露したりもした。
それで同情や配慮を得られると思ってはいなかったけれど]
[兵役の義務は平等に課されるもので、そこに身分の上下はない。
そして、命を落とす危険もまた]
― アルニム家 屋敷 ―
[見知らぬ青年たちがアルニムの屋敷を訪ねて来たのは、カーマルグ半島にて王国とゼファー軍が開戦したとの報から、やや遅れてのことだった。
兵役中だという若者はセドリック・アルニムの名を出し、どうしても直接伝えたいことがあると言ってきたのだという。
彼らの手にしている手紙には、貴族の出で軍指揮官を務めるベリアンの名があった>>5:73。
使用人から話を聞いたセドリックは、自ら応対すると言い、彼らの待つ玄関へ向かった。
とてつもなく悪い予感がしていた]
[実際目にした青年たちは、動けはするもののあちこちに傷を負っており、戦地から帰還したばかりだと一目でわかった。
沈痛な面持ちで差し出された手紙を、セドリックは受け取り封を開いた。
次の瞬間、凄まじい慟哭が屋敷の中に響いた]
[手から落ちた手紙は使用人によって両親へと渡され、悲鳴や悲嘆の声が続けざまに響く。
しかし誰よりも悲しんでいるのが、セドリックであることは明白だった。
釣られたように啜り泣きながら、報せを齎した兵は口を開く]
『僕たち、セルウィン隊長の隊に居たんです』
『前線が崩された時に、敵の隊長に一騎打ちを挑んで……名のある将相手に、勇敢に戦ったって……』
どうだっていいんだよ、そんなことは!!
[憤りのままに杖を床に叩き付けた。
直後にバランスを崩し床に肩から倒れ込んだが、その程度の痛みなど気になりはしなかった。
弟が永遠に帰ってこないことに比べれば]
栄誉なんか、どうでも良かったんだ。
無事に帰ってくれさえすれば……。
[兵士たちに言っても詮無いことだ。
しかし彼らは黙って聞いてくれていた。
やがてセドリックはどうにか身を起こすと、若者たちにご苦労と声を掛けて下がらせた。
そして両親から返された手紙に、もう一度視線を落とす]
望むままに……。
[弟が伝言を託したという最期の言葉。
それを記したのが、弟の目標であったベリアンだということに、数奇な運命を感じた]
それは本当に、お前の望みだったのか?
[記された言葉に、嘘はないと思うけれど。
やるせない思いは消せぬまま、いつまでも冷たい床に座り込んでいた*]
/*
長々と失礼。
どうしてもここだけは触れておきたかったので…。
いやそれにしても長いな。
/*
お兄さーーーん!
切ない。切なすぎる。待ってる側の悲哀すぎる。
うわぁぁ。いつか立ち直れますように。
/*
ミヒャエルだこんばんは。
立ち直り…。うん…。
いつか整理はつくだろうとは思うけど、この村で扱われる時間軸より更にずっと未来にはなりそうだな、と。
/*
おう、追悼拾われてる。
セドリックには、自分が留守の間の私設図書館の管理を任せたいと思っているんだ。
記録は時空を超える。
書き綴りたまえ、想いのたけを。
/*
ほんでもってセルウィンのお兄さん…!
切な悲しい。
整理がついた後にでもトルーンに招待したくはあるんだけどなぁ。
セルウィンさんが連れて来たいと願ってた、って。
/*
ギデオン様>>-314
追悼拾わなきゃ!でした。
まさか会いに来られると思わなかったので。
任せられた仕事はこなすだろうからそれは有難いかも>図書館
うんまあ…とんでもない恨み言しか出て来ない気はしますが。
セルウィンと違って何一つ許せないと思うので…。
カレル>>-315
おう…無理はなさらず。
>>-317
いずれ、整理がついてから訪れるのだろうな、とは思ってます。
村の色々が決着ついてない段階ではそこまで書き辛い、という事情もw
/*
トルーン復興と海賊対策ー。
カーマルグはベリアン様の領地になるんだっけ。
避難民達は船で移動してくる、と。
後は褒賞の使い道かww
>>-319セルウィン
何とかしたいところではあるんだけどねぇ。
そこは確かにw>村の色々が決着ついてないと〜
訪れた折にはセルウィンさんが歌ってた話を(
/*
カレル>>-320
やること多い。頑張れー!
最終行、それ笑っていいやら泣いていいやらで感情滅茶苦茶になるやつw
/*
セルウィンの兄上が切ないな…!
となりつつのこんばんはだ、諸君。
深夜日中と活発だったんだなと、ギィとカナンのあれそれが動いてるので俺も動かねばだなと思いつつのセルウィンとこに何か投げたいなぁとなっているが思いつかぬ今現在だ。
あこがれられてたとかすら知らないからなぁ。
― 王国野営地 ―
[落ち着ける場所へと要請して、示されたのは海の上だった。
確かにそれならば、余人が紛れ込む余地もない。]
釣りはしたことがないな。
是非教えてもらいたい。
水面を騒がせていいなら、手っ取り早く潜って突いてくるが?
[素潜りの魚突きは、少年時代、海に行った時の定番の遊びだった。]
[投げられた林檎を齧りながら、出航の作業を見守る。
港を出れば帆は風を捕らえ、軽快に船を走らせた。
こういう船があれば、戦術にも幅が出るだろうか。
考えることはやはり戦いに関することで、それと気づけば苦笑して首を振った。]
銛を貸してもらえるか?
[良い場所に着けば、諸肌を脱いで銛を手にする。
陽に晒された肌には無数の傷跡が走っていたが、一つ一つが勲章のようなものだ。
今回、カレルに貫かれた傷も、その一つに加わるだろう。]
[潜った海の中は豊かな生命の気配に満ち溢れ、海底からせり上がった根の周りには大きな魚が群れている。
こんなところでさえカーマルグの豊かさを実感しながら、数匹の魚を突いて船上に戻った。
調理は他の誰かに任せ、船べりに身体を預けて他の連中の動きを見守る。
やがて、諸々一段落したと見れば、林檎の芯を海に投げて身を乗り出した。]
それじゃ、そろそろいいか?
俺たちからは、未来に向けた話がいくつかと、過去の清算の話がひとつある。
その前に、今回は俺たちが負けを認めて手を引いた形だ。
勝者として、何か言っておきたいことはあるか?
[一応聞いてみた、ほどの軽さで問いかける。*]
/*
ベリアン様>>-322
こんばんは。
お気持ちだけでも有難うございます。
徹頭徹尾片思いだったからなぁ…。
まあ、まずは表の色々と優先して頂ければ。
/*
あれ、もしかしてギデオン様ともお話せねばならぬのでは?w>>61
ベリアン様もばんわー。
>>-321セルウィン
多いねおかしいな!?ww
wwwwww
そう言う一面もあったよ、って言うのを是非伝えたい!ww
/*
よいせ、とこんばんはー、と。
白が色々動いてるなあ。
そしてセルウィンの兄さんが切ねぇ……。
/*
ただいま、と。
セルウィンの兄上はほんとに辛いなあ。
セルウィンが夢枕にでも立ってあげられたらいいんだろうにな。
それか臨死体験で再会を...(キケン)
/*
そして俺は、ヨットの船頭?いや漕ぎ手?小さい船とか漕げるかな?なんか力加減間違えてぐんぐん沖に流されそうな...
― 過去 ―
誰が、自死なんてするか!
[ まだ、毒で朦朧としていたところへ、いきなり殴り掛かってきた相手に、反撃しないという選択肢は無く、暴れたせいで、余計に気分が悪くなって、その時には言えなかった反論をぶつけたのは、夕飯を抜かれて、二人だけ寝床に追いやられた後だった。 ]
死んだら、お前との約束も果たせない。俺は、お前と一緒に元首になるんだからな。
[ 政敵になると言った言葉と、一緒にと、口にした望みが、同じの様で、同一では無いとは、この時は自分でも気付いてはいなかった。 ]
[ 結局誤解と知って、カナンは、謝罪を口にしたが、それでも、相変わらず怒った顔でむくれていた。
こういう時の彼は、ものすごく分かりやすくて、とんでもなく頑固だと、知っていた。
多分、納得いくまで怒り続けるだろうと思ったから、毒に身体を慣らそうとした事も打ち明けたら、余計に腹をたてたようで、また、噛み付いてきた。 ]
だから、なんで...っ
[ お前がそこで怒るんだ、と、口にする前に、母の事を言われて、言葉に詰まった。 ]
[ 他の誰かが言ったなら、無責任に分かったような事を言うなとか、他人の事情に口を出すなとか、幾らでも言い返してやったろう。
けれど、カナンが口にしたのは、ただの想像ではないと解っていた。
それは、自分自身が、そうかもしれないと思い、そうであって欲しいと願い、そうであったなら哀しいと恐れ、心に封じた予測そのものだったから。 ]
お前は、本当に...俺と繋がってるんだな。
[ そうでなければ、カナンの悔しさが...あの日、自身がカナンの父の話を聞いた時と同じ「自分に何も出来なかった事」への、悔いが、こんなにも鮮明に伝わってくるはずは無い。
そう、改めて確信して ]
分かった。命は大事にする。
だから、もう怒るなよ。
[ きっとこの命も、繋がっているだろうから、と。口にする代わりに、彼の胸に拳を当てた。** ]
/*
何はともあれ、刺された分は刺し返しておきます。
子供の頃は、今より素直だったんだなー、俺。
/*
こんばんは。
あまり救いのない話落としてごめん…どうしてもゼファーの人みたくは割り切れないんだ…
(今更だが王国PCで死んでるの俺だけだな)
バルタ>>-326
直接言葉を交わすってのは案外にいい案かも(
というかセルウィンもセルウィンで、兄のショックの受けっぷりにショック受けそうではありますね…
/*
ホントに、そこの二人は仲いいなぁ……。
そーゆーところがかわいくて、のんびり見守ってたんだろなあ、俺。
/*
あーーーーーーー
くっそ。おもいっきり刺し返されたっっ
(ごろごろごろごろ…)
ともあれ、こんばんはー
/*
読み返してもう一度転がるやつ。
うへー。うわー。
ああ、そうだよね。
お互いに、親の死に際して何もできなかった無力な子供なんだよね。
切ない。
でも、今、それを覆そうとしてる。
よし、やるかぁ。
[ 銛を手にナカンが海へ潜れば、船の中はどこか温度が下がった気がした。]
彼と駆け抜けるのは大変だろうな。
[ 質問とも感想ともつかない声をバルタに投げながら、
リンゴを一口大に切って、帆を操るベリアンの口元に運んでやった。]
[ 形といいサイズといい文句のない獲物を船べりから投げ入れてカナンが戻る。
手早く皮を剥いで薄くスライスし、上からビネガーをかけて刻んだハーブを散らす。
別の魚は背開きにして、素焼きの壺に入れた炭火で炙った。
これには柑橘を絞っておく。
海の豊穣を皿に並べて置き、カナンが切り出す話に耳を傾けた。]
やはり戦で勝てた気はしないのだよ。
勝者として語るのは難しいな。
最強のゼファーが勝ちを譲るほどの何かを成し遂げたいと考え、
それを実行に移せるだけの人物を隣国の為政者に戴いたこの時代を、
プラメージにとっても幸いとなすべく努めたいものだ。
[バルタからの贈答品は、早速使わせて頂いた。
正直なところ、ギィの言葉に含みは感じていたし効くことは効くが、というやつだとは最初から分かっていた。
自分で自分の腕を縫合も経験している身の上だから、多少の痛みには耐えられると思っていたのだが]
………!!!
[此処まで沁みるとは流石に想定していなかった。
流石に大声を上げてみっともなくのたうち回るなんて醜態は晒さなかったが、涙を滲ませた目はギィにすら最初の出会い以来見せたことは無く]
……これで、傷の治りが悪かったら。
ザール将軍を、いっぱつなぐってもいいか。
[鬱憤晴らしの予告なんて、初めてのことまでしてしまった後]
………とにかく今は安静にするほかないからな。
茶を、飲ませてくれないか。
こういう時には、お前の茶が一番良い。
[こちらの様子を観察という名の高みの見物をしていた王弟殿下に茶を淹れさせようなどと不敬の極みをしてみせる。
実際、傷の痛みと薬の痛み、どちらの方が辛いか分からぬ程に疲労していたので友の淹れてくれる茶を欲していたのだ。
幸い薬は本当に良く効くものだったので、腕の傷は思っていたよりも全然早く回復の兆しを見せた。
痕は残るだろうが、槍に貫かれたとは思えない程度には戻ってくれるだろう]
[そんな訳で、左腕は庇いつつも務めは常と変わらぬまま。
死傷者の確認と王国、ゼファーへの帰還までの駐留先の手配、被害内容の把握等々の戦後処理を進めたりと忙しい中ではあったのだが]
あちらも思う所はあるのだろう。
もしかしたら、本当にお前と親交を深めたいだけかもしれないぞ。
[>>92そんな軽口を返しながら、前もって言われていた通り同行してゼファーの二方を出迎えた]
[王弟と元首の会話には口を挟まず、話し合いの場について乞われたのを聞いて先に桟橋へと移動しておく。
ギィ達が来る前に係留しているヨットの中を軽く見聞し、不都合が無いかの確認を済ませて]
承りました。
[>>94分担された役割に、他国の要人の前なので臣下の礼を返してみせる。
釣りでも、という声に魚が多く集まる沖に向かって帆を操り、海へと繰り出して。
程好い海域に船を落ち着ければ、暫くは魚捕りに興じる時間となった。
最も、その間に王弟に林檎を口へと運ばせている時点で臣下の礼もあったものではないのだが]
ギデオン様、こちらにも少し回して下さい。
調理とはいきませんが、捌くくらいは致しますよ。
魚醤は持ってきてありますから、それで召し上がって頂きたい。
[一応口調は崩さぬまま、ギデオンに呼びかける。
>>100彼のように気の利いた料理など出来ないが、釣ったばかりの新鮮さなら生で食べるも良いだろうと申し出て。
さすがに酒は無いが、飲料水は積んであるからそれで乾杯として食事の場が整えば話を切り出す切っ掛けともなろう。
>>98ゼファーの元首から出たとは思えぬ軽さで問いかけられたそれに、視線を王弟たる友へと向けて彼の語る言葉を聞いた*]
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ずらずらーっと連投して時間軸おいついてみた。
バルタの薬は塗ったとこ見たかったみたいだからやっておきたかったので捻じ込んだ後悔はしていない。
海幸飯テロするならやっぱお刺身も欲しいよねーってことでこっちも無理くり入れた。おさしみたべたい。
― 船上 ―
[ 氷血将軍が元首の供をする、というのは、ゼファー軍内では、珍事だった。
しかし、カナンの暗殺未遂があったことは一部には知れ渡っていたので、実情を知らぬ者は、同行することで逆に手出しを封じるのだろうとか、勝手に解釈してくれたようだ。 ]
この大きさの船を漕ぐのは初めてだが...やってみよう。
[ ギデオンに案内されて、係留された軽量船に乗り込むと、男は振られた役割に、あっさりと頷いて、櫂を握る。
最初のうちは力加減が分からず、若干沖に流され気味になったりもしたが、ベリアンの的確な帆の操作で、どうやら事なきを得た。 ]
まるで休暇だな。
[ 少し前まで、戦を戦っていたとは信じられないような情景に、苦笑が浮かぶが、それを厭う気もない。
やがて、ギデオンが、甲斐甲斐しく?ベリアンの世話を焼くのを眺めるともなく眺めていると、質問なのかどうか微妙な言葉が投げられる。>>99 ]
...大変と思うか、幸運と思うかは、当人次第だろう。
[ こちらも返す言葉は曖昧だが、唇に刻んだ笑みが答えにはなっていたろうか。 ]
[ やがて、カナンが口火を切る形で、両国の英雄の対話が始まると、男は暫しの間、場を見守ることになる。>>98* ]
/*
今気付いたけど、このこギデオン様には口調が素で固定されてますね。(あらやだいつのまに?)
/*
>>-336
お薬使用レポありがとうwww
いや、見たいって言ったっけか?俺wしかし見れて楽しかったのは確かだ、ほんとにありがとうwww
/*
>>-338バルタ
いや、そちらではなくて王弟殿下がな(
見たいっていうか観察したいと言われたのでじっくり観察してもらった。
でもそちらにも楽しんでいただけて何よりだw
/*
長丁場に備えて、ちょっと甘味補給してきた。(本気
よしよし。じゃあ難しいことは抜きにしていこうか。
/*
>>-339
ああ、なるほど、そちらでしたか。
いい御趣味ですよね、王弟殿下。(にこにこ)
/*
会見会場(?)で双肌脱ぎするカナンも
じっくり観察させてくれるベリアンも
素の口調固定のバルタも
みんな可愛いぞ
/*
>>-337バルタ
それは多分ギィの人徳というか性能によるものだろうなぁ。
気が付くと懐にするっと入って壁を消されてしまっているんだ。
[王国の二人の手によって魚は料理へと変わっていく。
開いて炙った魚はゼファーでもなじみがあったが、火を通さずに食べるのはこれが初めてだった。
なにしろ、ゼファーでは獲った魚はさっさと開いて乾かして保存食にするのが普通だ。
異国情緒に溢れた料理を口にしながら、ギデオンが語るのを聞いて頷く。]
俺が元首であることを幸いと思ってくれているのなら、
ひとつ、厄介ごとを頼まれて欲しいんだが、いいかな。
[嫌な話を先に片付けることにした、という口調で切り出す。
口調の軽さは変わらないのに、空気がわずかに帯電した。]
ゼファーにもうひとり元首がいるのは知っていると思うが、彼は今、援軍に来るつもりでこちらに向かっているらしい。
残念ながら、彼は『未だ隠れ潜んでいた海賊に襲われて』名誉の戦死を遂げるだろう。
あとで彼の勇敢さと献身を讃えて弔文を送ってやって欲しい。
[さらりと打診したのは、政争への加担だった。]
彼は、そこのバルタ将軍の叔父でな。
[物騒な依頼から一拍置いて、黙して座っているバルタを視線で示す。]
それはもうたいそうな野心家で、常々もう一方の元首を追い落とす機会を狙っている。…だけならまだいいが、俺もあいつも命を狙われるのには飽き飽きしていてな。
ゼファーを変える前に、害悪を洗い流そうと思っている。
なに。迷惑はかけない。
弔文一本送ってくれるだけでいいから。
[戦に臨むときの顔で笑って、頼むと頭を下げた。*]
/*
やっぱり王国主従のどちらかとは、一回くらい
/*
流れるように政争加担を促す、うちの元首まじ有能ですね。お疲れ様。
[ 肩もみもみ ]
>>-345
その気持ちは、とても良くわかる。
ギデオン様海上でしたし、ベリアンのとこまで押し込めばワンチャンだったですけどねー。義勇兵つよかった><
/*
おぉ、さくっと本題切り出されてる。
カナンもギィも生魚食べてくれるの優しいな。
古代ローマでは刺身食べる文化もあったらしいけどギリシャはどうだったかなって出した後で気付いて拒否られるのも覚悟してたのに(
バルタも命狙われてるって分かった所で、そういう意味で不自由だったのかなって気付くかな流石にそれだけだとエスパー過ぎるかなと思いつつ俺は見守り継続だな。
/*
>>-345カナン
遠かったなぁ、俺が引きこもりしてたせいもでかくて。
しかし俺はカナンとガチンコしたら死ぬ未来しか見えなかった。
二人目の元首は国元を空けてカーマルグに来るというのか。
責任感というやつを煎じて飲ませた方がいいかも知れない。
[ そんな感想を述べたが、続く要望を聞いて居住まいを正す。]
政敵を物理的に排除すると?
投票では相手の思考や行動を封殺することはできないにしろ、
決闘ではダメなのかい?
/*
>>-332
そこには、子供時代、きっと二人が代わる代わる、相手がいかに無茶かを愚痴ってたんですよ、きっとw
いつも多分、お互いが居ない時は相手のことしか言ってないw
政敵というより、もはや仇敵と言いたい相手だな。
あれがいる限り、俺は彼と大っぴらに政治談議もできない。
[彼、とバルタを視線で指し示したのち、提案された方法に苦笑を零す。]
決闘か……
我が国では表向き、私闘は禁じられているからな。
それに、決闘など申し込んだら相手が事前になにをしてくるかわかったものじゃない。無事に決闘までこぎつけたとしても、── 俺は相手の刃を一度も掠らせずに倒す、なんて戦い方は苦手だからな。
[確実に毒刃を使ってくるだろうとの予測を示す。]
だから、名誉の戦死を遂げていただくのが一番なんだ。*
/*
おっと、別件作業してたら。
>>-349
なにそれめっちゃかわいいだろwww
でも、わかるわあ……。
>>-350
はいはい、いつでもどーぞ。
今日はちょいと無茶しても大丈夫だからねー。
[ カナンと刃を交えたことはないが、先ほどの背中を見れぱ彼の戦い方の特徴は理解できた。
それを理由にあげるカナンに苦笑する。]
仕方のないことだ。
その御大が、ゼファーに風を吹かすためには障害らしいな。
名文を起草する気にはなれないけれど、弔辞はご用意しよう。
弔い合戦だと逸った兵が再びカーマルグを戦場にしたりしないよう、きちんと手綱をとってくれ。
/*
あまりにもカナンにうちの事情を任せきりなので、ちょっと俺からも説明しとくべきなのかしらん?
/*
バルタはベリアンにいろいろ説明して、誤解を解いてもらうといいんじゃないか?
俺は、そろそろ楽しい話に移るぜ。
/*
説明不足は感じてないけど、もっと面白い話をしようぜ、という気持ちにはなってるw
このキヨラカなわたくしに政争など似合いませぬのでな(
/*
以心伝心の英雄同士が眩しいですね(笑)
ちょっと副官同士も交友を深めて見ましょうか。
もちろんだ。
この地に再びの害はもたらさないと、俺の名誉にかけて約束しよう。
[軽く立てた右の親指で心臓に触れる誓いのしぐさをし、承諾に感謝を捧げる。
顔を上げれば、船上に軽やかな風が吹いた。]
さてと。
俺がここに来た時、たくさん話がしたいと言っただろう?
ちょっとな。見て欲しいものもあるんだ。
[謀略の空気を吹き飛ばして笑顔を浮かべ、首から外したものをギデオンに差し出す。
それは、銀の鎖を通した黄金の護符だ。
細かな装飾を施された貴金属の護符は、ゼファーではまず見かけない。]
見事なものだろ?
俺の親父が作ったんだ。
[嬉々として自慢する。*]
[ カナンの依頼に、ギデオンが了承を返すのを確かめると、男は静かに王弟に頭を下げた。
次いで、その視線を、自分同様、会見の成り行きを見守っているベリアン>>105に向ける。 ]
ベリアン・グラウコス殿、私は、貴殿に詫びねばならない。
今の話でお察し頂けたかとも思うが、私は、これまで、少々言動に制限のある立場にいた。
我が叔父の愚行に巻き込まれず、命を守るためには、本心を隠す必要があったからだ。
[ ギデオンとバルタの目を見れば、何かなんでもやるつもりだろうという気がした。
それを止めるは愚だ。]
成功を祈る。
[ 誓いの仕草に祝福で答え、風が巻き上げた髪をそっと押さえる。]
[ 見て欲しいものがある、とカナンが差し出したのは黄金の護符だった。]
見たことのない意匠だ。
美しい──かつ、確かな技量で作られている。
[ カナンの父が作ったという言葉に、何より彼の表情の明るさに虚をつかれる。]
カナンは豊かなのだな。
[ 財力ではなく、心の受け皿の問題だ。
真に美しいものを知らない者は、どうしても己に縛られる。*]
過日、貴殿が私に、向けた問いと願い>>5:9...それに答えることが出来なかったのは、そのためだ。
先夜に、王弟殿下と剣と槍を交わし、あの時、貴殿の思いを聞かせて頂いた。
少なくとも、私個人は、その思いを理解したいと感じた。
そして貴殿の口にされた願い、「己の主は己だと、皆が胸を張って言える世」という言葉は、私が切望する未来でもあった。
あの日、貴殿にそれを率直に伝えられなかった事を謝罪する。
そして、今日の日が来た事、再び、貴殿や王弟殿下と語り合える可能性のある未来に、感謝をしよう。*
/*
これで概ね説明できたかなー?てか、ほんと公式の場では固いね、こいつ!!
[ 今気付いたようだ ]
ありがとう。
[護符を誉められれば面映ゆい。
実際は不安もあった。
王国の人間から見れば、稚拙な細工だと笑われるのではないかと。
今やっと、親父が認められた心地がする。]
親父のおかげだ。
これがあったから、ここまで来た。
[護符と鎖とを額に当てて、感謝を捧げる。]
俺は、ゼファーにこれを復活させたいんだ。
[告げたのは夢の話。]
かつてのゼファーには、金属細工の技術があったらしい。
親父は、独学でそれをここまで復活させた。
だが、それもまた失われた。
なあ。
こいつを復活させるのに、手を貸してくれないか?
それが叶えば、俺の夢もひとつ叶う。
親父の名誉も、回復してやれるはずなんだ。*
/*
ト書きがだんだん落ちてきたから、眠いんだな。
しかしこの英雄、ほぼ個人的なことしか頼んでないぞ?
― 戦後 ―
[帰国した元首を待っていたのは膨大な戦後処理だった。
そんな多忙の合間を突いて、ある家を訪れる。
バルタが行くと言ったところへ、押しかけた形だ。
そういうとこ、昔っから変わんないねえなどと声が聞こえそうだ。
未亡人となった女性に、
自分は、彼に世話になったことへの感謝を告げた後、別のことを切り出した。]
こんな時にこのようなお願いをするのは心苦しいのだが、私に、貴女の力をお貸ししていただけないだろうか。
この戦いでも、多くの女性が夫を失ったことだろう。
無論、戦死者への補償は国から十分に行うつもりだ。
それとは別に、女性たちに生活の道を用意したいと思っている。
いずれ私は、隣国から技術者を呼ぶつもりだ。
あるいは、あちらに学びに行く形になるかもしれないが、ともかく農業や工芸など、向こうには進んだ技術がある。
あの技術を取り入れれば、ゼファーをもっと豊かにできるはずだ。
だが残念ながら、この国の男は戦いのことしか考えられない。
だから、できれば女性に、そういった技術を身に着けてもらいたいと思っている。
知識さえあれば女性一人で生活する道も開けるだろうし、技術が広まれば国を富ませられる。
───と思っているのだが、
私もまだ妻子の無い身。女性のことは殆ど知らないのだ。
だからできれば、その、
…実現のための相談相手になってはいただけないだろうか。
[理想を熱く語っていた顔が、急速にしぼんでいく。
ここに相談できなかったらどうしようか…というのが若干顔に出ていた。*]
/*
カナンがきらきらしてるなー、可愛いなー、と眺めてしまう俺はもう終わっているな。
>>-360
いいんじゃないか?叔父を倒したら国のことは概ねなんとかなるし。
ギデオン様と友情築くなら、個人的にだろう。
/*
時間を飛ばして、フェリクスのお嫁さん宛てにも投下しておくのだ。
絶対奥さん可愛いし。でもフェリクスを叩きまくってうっかりもう一度青い世界に叩き込みかけるくらいにパワフルだし。
会うのがどきどきだね。
/*
白熱している中ですがご挨拶を。
この度は素敵な村に参加させて頂きありがとうございます。
初の戦記村、それも異能なしの白兵戦のみという経験のないシチュエーションで、上手く立ち回れるか不安に思いつつの参加でした。
結果的には、皆様のお力添えもあり、最高の形での戦いと幕引きを演じることが出来ました。
死後も直接間接に様々な言葉を投げ掛けて頂き、嬉しかったです。
貴重な機会と素敵な舞台を作って頂いたenju様nekomichi様には、格別の感謝を。
ありがとうございました。
では、またの同村の機会があればよろしくお願いします。
suzukakeでした**
[ 護符に対するカナンの振る舞いは、とてもとても純真だった。]
金工技術の復活か。
興味深いな。
ただその細工をプラメージに託して、同じものを作れ、というわけではないだろう?
ゼファーの男は戦士専業をやめるつもりかい?
それとも、従民と呼ばれる人たちにやらせる?
/*
リロードして見えたものにちょっとwwwってなった俺がいる。
懸念ポイント、そこなのwwww
返事は、バルタから遺言聞いてからの方が良さげかなー、と思いつつ。
>>-363
お疲れ様ー!
セルウィンは部隊戦から一騎打ち、墓下まで多方面のお付き合い本当にありがとう!
また機会があったらよろしゅうにー!
[カナンとギィの話には口を挟まず、ただ黙して見る。
ゼファーのもう一方の元首はカナンとはまた別種の曲者らしいということと、バルタも命を狙われているらしいというのに引っ掛かりは覚えるが声は出す事無く。
元首と王弟の会話が、政的なそれから親交を深める方向に移行したのを確認すればようやく己も正していた居住まいを緩めたのだが。
>>119バルタの視線を受けると、そちらに身体を傾けて聞く姿勢をとった。
そうして語られたのは、先の平原で交わした言葉についての謝罪と、>>122思い]
…成程な。
だから、貴殿も命を狙われている…いや。
貴殿らに自由が無いということか。
[>>123感謝まで紡ぐ将軍に、彼の言葉の意味をはき違えていたのを受け取って。
次いでこちらも、頭を垂れての謝礼を向ける]
― 戦後 ―
フェリクス殿の最後は、私が看取りました。
[ ゼファーに戻った後、最初に訪ねた先はフェリクスの妻の元だった。カナンが護衛も付けず単身で付いて来るというので一悶着あったが、結局連れて来てしまっている。 ]
フェリクス殿から、お預かりした遺言と形見となった槍です。
[ 最後の言葉を>>149伝え、形見の槍を渡してから ]
フェリクス殿は、私の槍の師でもありました。今、私が在るのはフェリクス殿のおかげでもあります。
もし、お許し頂けるなら、いずれ御子息にフェリクス殿から教えて頂いた技を伝える栄を、私にお与え頂きたい。
[ そう、願いを告げて、深々と腰を折った。* ]
こちらこそ貴殿らの事情も知らず礼を欠いた振る舞いだった、申し訳無い。
その上で、俺の意を受け止め、可能な限り応えてくれた事。
貴殿の寛大さに、感謝している。
それと。
[バルタに返すのは、やはり王国の臣ではなく個のベリアンとしての礼。
顔をあげれば、やはり素の笑みを向けて]
貴殿も同じ未来を見ていると知れて嬉しく思う。
[手を差し出して、握手を求めた*]
/*
セルウィンはお疲れ様のお休みなさい。
部隊率いてくれて見事な幕引きだったし、墓下でのミヒャエル達との複雑な心境もカレルとのやり取りも凄く心情が伝わったしエピの兄君の切なさも流石の魅せられ方でした。
こちらに憧れてくれて光栄だった、憧れられる程のものを見せられていたら良かったけれどどうだったかな。
またご一緒できたらどうぞよしなにお願いします、本当に同陣営で色々してくれてありがとうー。
ギィとカナンとバルタはロールおつかれさまだ。
俺も何か仕事…仕事をせねば。
[金属細工の担い手について指摘されれば、ほろ苦い顔になる。]
知っているかもしれないが…ゼファーでは、戦士になれない、戦士に向かない男は生きていけないんだ。
親父も、そういう男だった。
仕方がないんだ。
ゼファーには、戦わないものを養う余裕はない。
だが、国が富めば、その余裕も持てるはずだ。
まずは市民や、子供の中からそういった者を選んで、戦い以外の技術を身に着けさせる。
それだけでは数も足りないだろうから、女性たちにも参加してもらえたらと思っている。
従民は……それからだな。
そういうことを、国を豊かにするのと並行して進めていくつもりだ。*
/*
セルウィンはお疲れ様!
また何かの機会にお会いしましょう!
ねむ…ねむいな?
眠い気がするけれど、ピークは過ぎた気もする…
敵手の個人的事情など分からないのが当然だ。
それは貴殿ではなく、個の事情を戦に持ち込まざるを得なかった私の瑕疵だろう。貴殿に礼を欠いた部分など一つもないと思うぞ?
[ 男の一方的な、言わば自己満足のための謝罪に対して、律儀に礼を返すベリアンの態度に>>133男は苦笑する。
つくづく王国の戦士達は行儀がいい、と、浮かんだ感慨は口にしなかった。 ]
ああ、光栄だ。ベリアン殿。
[ そして、ベリアンの差し出した手を取って握手を交わす。>>134 ]
叶うなら、いずれ、ゼファーに訪れてくれ。作物はいまひとつだが、野趣ある肉とぶどう酒だけは自慢できる。
[ 最後に告げたのは、盃飛び交う宴への誘い、だった。** ]
すべてが一編に変えられるわけではないのはわかっている。
どういったペースで改革を進めるかに、口出しをするつもりはない。
ただ、隣人として確認はしておきたかった。
[ カナンの答えに、寄り添うようにして肯く。]
それはそれとして、個人的に、この金工技術の復活に協力させてもらおうか。
神殿の書庫に参考になる文献があるかもしれない。
今後のカーマルグだが、このベリアン・グラウコスを領主にするよう、陛下に奏上している。
具体的にゼファーの改革にカーマルグがどう協力していくか、
そういった部分は彼と話すといい。
なあ、ベリアン。
君はこれからのカーマルグをどうしていきたい?
[ にこやかに腹心に話を振った。**]
― 戦後 ―
[大きな戦が終わった時、いつもの調子で出陣して行った夫は、戻らなかった。
勿論、覚悟はしていたから、そこで取り乱す事はなく。
この機にケファラスの家を取り込もうとする勢力の懐柔を、文字通りの意味で蹴っ飛ばしつつ過ごしていた所に、その来訪者たちは訪れた]
「……いえ、話には聞いていましたけれど」
[やってきた二人に対し形式に則った挨拶をした後、ぽつ、と落ちたのはこんな呟き。
緩く首傾ぐ仕種に合わせ、橡色の髪がさらりと揺れる]
「…………そう、ですか」
[伝えられた遺言と、形見を受け取って。>>132
目を伏したのは、僅かな時間]
「ありがとうございます。
あなたに看取っていただけたなら、バカフェイ……いえ、夫も満足だったはずですわ。
……何かにつけて『昔はかわいかったのに』なんてぼやくぐらい、気にかけていましたから」
[そこはそちらもですけど、と言いつつ、カナンの方へと視線を向けて。
それから、改めてバルタを見る]
「……許すもなにも、あなた以外の方にはお願いできませんでしょう?
どうか、顔をお上げになって。
フェンに……小さなフェリクスに、技を正しく伝えていただきますよう、こちらからもお願い申し上げますわ」
[息子に技を伝えたいという願いは、こちらこそ望むところだから、と是を返して深く礼をして]
「……私の力……ですか?」
[カナンから切り出された話>>128に、ひとつ、瞬く。
聞かされたそれは、思いもよらぬものだったから。
一通り聞いた後で僅かに目を伏せた]
「本当に。
フェイの言う通りの、「いい意味での型破り」、でいらっしゃいますのね」
[やや間を開けて、どこか楽し気な声で紡がれたのはこんな言葉]
「確かに、伴侶を亡くした女性の生きる術というのは、限られています。
後ろ盾があればまだマシですが、それも不利な条件が付いて回る事が多いですし……私も、つい先ほど、後妻になれと言ってきた身の程知らずの使者を蹴り返したところですし」
[所々に物騒な話題が混じるのは、さて、どう受け止められるやら]
「でも、それが得られるというなら……そのためのお役に立てるというなら。
このリギア、ケファラスの主の妻として、できる限りの事はさせていただきますわ」
[伏していた目を上げ、静かな口調でこう告げて、それから]
「……とりあえずは、奥様探しのお手伝いも必要かしら?
フェイも、口にはしませんでしたけれど、そこ、心配してましたから」
[冗談めかした口調で言って、微かに笑む。
それは、彼女が夫の訃報を聞いてから初めて浮かべた笑みだった。*]
/*
とりあえず、ていっと返す。
まあ、うん。
基本的に強いんだよね、嫁さん。
ちなみに、出しっぱぐれたけど、嫁さんはそこなトップ二人と同い年です(
[>>137こちらの謝罪を受けたバルタの対応は、武人らしい高潔なものだ。
本当に真面目な男だと、苦笑を浮かべる相手と同じ表情をこちらも浮かべ。
差し出した手が組み交わした握手と共に、誘われたそれにぱちと瞬いた後]
そうだな、近いうちに伺わせて頂こう。
貴殿も王国へと来てくれるか。
カーマルグの蜂蜜酒と料理も美味だが、王都の酒と料理も中々だ。
[そんな風に誘い返したところで、ギィから>>139水を向けられた]
そうですね…
それは王弟殿下としての問いか、そうではないかで答えが変わりますが。
[少しの思案の後、まず返したのはこれ自体が臣下の域を外れた答え。
ふ、と口元を緩めると姿勢自体をくつろいだそれに変え]
俺個人としては、カーマルグ自体が自治を持つ形にしていきたい。
王国とゼファー双方どちらかに傾くではなく、対等で在れるように。
具体的には王国からは資材面、ゼファーからは防衛面の助力をカーマルグに。
カーマルグからは生産面での助力を双方にというバランスが取れたら理想的だと思っている。
[問いかけの先は主に友相手ではあるが。
ゼファーの二人に対しても、視線を向けて反応を窺った*]
/*
めんどくさくなったので猫を脱ぎつつ理想を語ってみた。
そしてフェリクス殿もロールお疲れ様。
奥方さすがの強さだなぁ。
嫁とりはカナン殿たちだけじゃなくてギィも心配の種であるよな。
王弟って時点で引く手あまただろうし見目も相まって女性陣の熾烈な戦いとか起きてそうじゃないか。
/*
ぶっちゃけカーマルグ独立までいっても良いなぁと思ってるけど、そこまで出来るかわかんないから自治で留めておいたもあるな。
カレルの代じゃ無理かもしれないが、次世代か次々世代なら不可能じゃないんじゃないかなー。
/*
さすがは師匠の嫁さん……!つよい……!
あっ、ハイ。嫁さん探ししないとデスネ。
というか、そうか同い年……!
というか師匠、昔は可愛かったのにとか、なにをいってるのかと。
/*
さて、和やかに進んでるとこに、叔父さん殺そうとしてるんだけどね?
ものすごく、場違いな気がしてきたので、端折ろうかどうしようかと。
[ なんかif並みに殺伐としてきたようです。 ]
/*
>>-371
おつありー。
この強さがあるから惚れた説ありです。
>>-373
そこの嫁さん探しは、まあ、色んなとこが画策してそうだけどねー。
うん、同い年なのだった。
え、間違った事は言ってないよ?
>>-374
わかってるなw
まあ、弱い所は早々晒さないタイプだからねぇ。
/*
おぉ、もう3時か。
まだ落としたいのがあるがとりあえず風呂入ってないので急いで入ってこよう。
そして殺伐は別に気にするな。むしろ好きなだけやって良いと思う(
>>-377フェリクス
そこに惚れるのはとても分かる。
たおやかなだけじゃない女性って魅力的。
/*
殺伐遠慮する必要なんてないんじゃないかなー、と思いつつ。
>>-378
こんだけ強いのに、自分にだけ弱いとこ見せてくれるとか、落ちないの無理でしょーっていうのがあったとか。
なれそめ自体は、家同士のあれそれなんだけどねー。
[ ベリアンの語るカーマルグの未来を微笑みながら聞く。]
ふふ、そうだな、王弟殿下は耳を塞いでおいた方がよさそうだ。
君の時代、カーマルグもまた変化してゆくことになる。
きっと、来る度に新しい発見があるだろう。
──この地に豊穣の絶えぬことを祈る。
[ カーマルグの民に安らかな暮らしを取り戻すことこそ、ギデオンの大義であった。
それを果たし、なおかつ、新しい時代の胎動を見届けた今、
謹んで軍参謀の肩書きを返上しよう。***]
/*
なんか、カナンが喜んでるから落とすかー。
あ、お前はどこで乱入しても構わないからな。
不謹慎だろうが、俺はこの戦いは必要だったと思っている。
少なくとも、ゼファーは変わるきっかけを得た。
今のままでは、いずれ軍事偏重が過ぎて倒れていただろう。
それに何より、得がたい友を得た。
あの時>>5言った言葉は、でまかせじゃないぞ?
俺は本心から、お前と友になりたいと思っている。
国と国が友好を結ぶより、人間同士が手を結んだ方が早いからな。
それに俺とお前、それとあいつらも加えれば、世界だって変えられるような気がするだろ?
だから、これからもよろしくな。
[新たな友を見つめて、もう一度、握手を求めよう。*]
/*
やあ、おはようカレル。
このままでいくとカーマルグ独立の旗手にされるかもしれないから頑張って。
(てきとう言った
/*
おはようカレル
カレルが目覚めたと聞いたら会いに行きたいね。
それとも、褒賞授与するからと王都まで来させてみようか。
若い子には旅をさせろってね。
― 某日/夜明け前 ―
[ 王国とゼファーの講和が成って、すぐ、男は計画通り、元首暗殺未遂の罪で追放された。
死刑ではなかったのは、叔父への遠慮だの、今回の戦での軍功に配慮してだの、色々と噂があったが、真相を知る者は少ない。 ]
『あの役立たずが!!たかが孤児の一人も片付けられんとは。』
[ 上陸直前の船上で、その知らせを受けたテオドール・ザールは、誰憚らず舌打ちして、知らせを寄越した二人の歩兵を睨みつけた。 ]
『で、アレはどうした?』
[ 兵士が差し出したのは、血に濡れた短剣と青灰色のマント。 ]
『なるほど、予定通り、逃亡を手引きする途中で始末したというわけだな?褒美をやろう。ついでにあの孤児を片付けてくれば良かったもの...』
[ テオドールの言葉が最後まで続けられることはなかった。彼の前に跪いていた兵士の剣が、ふいに、その腹を深々と貫いたからだ。 ]
/*
>>-383カナン
えっ、カーマルグ独立?w
僕の代では難しそうな話が見えた気がしたけど!?ww
>>-384ギデオン様
わぁい、会いたいです。
が、時間足りるかなww
褒賞受け取りに王都に行くのはありだな…!
......一度目は我慢しましたが、さすがに限界です、叔父上、いや、テオドール・ザール。
[ 深く被った兜の下から、爛々と光る青灰色の瞳が、睨みあげる。 ]
カナンを孤児と侮辱することは、二度と許さない。その名を口にすることも、だ。
『きさ、ま......』
[ ごぼりと血を吐きながら、甥の顔を呆然と見た元首は、しかしそれでもゼファーの男だった。 ]
『が、あっ!!』
[ 目の前の男を呆れるような膂力で蹴り飛ばし、自らの剣を抜いて斬りかかる。男が転ぶのをまぬがれたのは、背後のもう一人が、咄嗟にその背を受け止めたからだ。
元首の刃は、男の胸に、一閃の傷を残すに止まる。 ]
『おま、え...英、ゆう、にでも、なる、つもり、か...叔父殺し、の、人でなし、が...』
[ 絶命寸前でも怨嗟の声を絞り出すしぶとさに、男はしかし、何の痛痒も感じぬと言いたげに冷たい笑みを浮かべる。 ]
人でなしで結構。英雄になどなれないとは承知です。英雄バルタ・ザールはすでにいない。
俺は、ただの
[ そして、それで十分なのだ、彼だけが呼ぶその名があれば。 ]
いずれ、俺も貴方と同じ地獄に落ちるかもしれない。だが、後悔はしません。
[ 一歩、二歩、と、老人の足が前に進む、が、その先の道は無く、やがて剣の落ちる音と共に床に崩れ落ちる体。 ]
[ 立ち上がり、その体に触れて脈を確かめた男は、やがて大きく息を吐いて、後ろを振り返った。 ]
[>>147己の理想を聞くギデオンの顔は、王弟ではなく友としてのそれ。
彼が語る未来の姿もこちらの答えを肯定するもの、続けられた祈りの言葉にこちらも浮かべていた笑みを深めて]
それは案じずとも良い。
彼らの歌がある限り、この地に恵みが途絶える事も無いだろうからな。
[それは野営地、戦場問わず歌われたあの歌に込もる思いにかけて揺らがぬ信。
彼らにあの歌が在る限り、この地を愛し生きる彼らの在り方も変わることは無いだろう。
そう言って笑うと、己もまたあの歌を口ずさんだ。
海が地を分かつとも風の果てに届けよう、我ら共に手をたずさえて切り拓く未来の歌を。*]
/*
色々端折ったけど、とりあえずぬっ殺しておきました。
一人で行くなって言われてたので、二人で行ってる想定です、が、外に他の兵士とかいるかもね!
この後多分、叔父さんは証拠隠滅のために魚の餌になる。
/*
カレルーおはよー!君に会いにいくミッションがあるんだけど、間に合わなかったらべつのとこに落とすw
/*
バルタは叔父君殺害完遂おめの、カレルはおはようだな。
カレルの代で独立って無茶振りは流石にする気ないから安心していい。
次代か次々代あたりで独立できるよーに持ってけたらいいなーとは思ってるけど表では言ってないしな。
/*
よし。よくやった!
これで俺たちのミッションはほぼ完了だなあ。
おまえと大手を振って喧嘩できるぞ。
/*
さて、俺はギィにまだ落としてないデレがあるのでそれを落とすまではやりたいが起きていられるかどうか(
とりあえず頑張ろう。
/*
>>-387バルたん
そのミッションあったのかwww
間に合わなかったら別のとこ了解w
>>-388ベリアン様
らじゃー。
でも次代次々代辺りだとまだ生きてるのでは…?感w
/*
>>-391
それな。これもともと海に落とすって決めてたから、会談の海産物三昧ちょっと微妙だったですわw
>>149
[ この戦いは必要だった、と語るカナンを見つめ返す。
あの鮮やかな兵の引き際から、すべてカナンの仕組んだことと推察することもできた。
カーマルグに出兵し、王国から講和の条件を引き出して兵を引けば、カーマルグ領有からの収益以上のものが得られると、最初から計算づくで駐留を続けたということはないか?
そうであったとしても、]
我々とカナンたちの出会いは、人の意思でどうにかできるものではなかったな。
[ 柔らかに握手に応える。]
改革者であると同時に守護者でもある君、
海をいくつ隔てようと、この友誼の絶えぬことを誓おう。*
/*
あれ、暗殺後なのか会談w[アウトー( ]
まぁギデオン様が言うように海は広いから希薄されるさ!
/*
時系列?は、どうだろうね?
まあ、どっちにしてもあの海には兵士もいっぱい落ちてるしw
− 王都帰還後 −
[ 功労者表彰で王都に招かれたカレルを郊外の自宅に招く。
まだ建築途中であるが、寝泊りすることは可能だ。
まだ空きの多い書架を見せて回る。]
セルウィンの兄に、ここの管理を頼むことにした。
自分は仕事柄、外国に行っていることが多いからな。
カレルは学問に興味はあるか?
兵役と同じように、3年間、読み書き計算や天文・歴史を習うことが国民の義務になったら、どう思う?
[ 気軽にそんな質問を投げたりしていた。*]
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さて、ちょっとぼーっとしてきたし、そろそろ寝ないとまずいんでぼちぼちとご挨拶など。
最初はぐーたらオジサンやる予定が、気づけば赤陣営の師匠ポジ、という予想外展開に驚きつつ。
最初から最後まで、楽しませていただきました!
縁結んでくれた教え子衆と戦場で相対してくれたセルウィンとベリアンには改めて感謝を。
まだちょっと書き残しあるような気がしなくもないんですが(次代の事とかいろいろ)、それはまた別の所で書ければいいな、と思いつつ。
改めまして、お疲れ様でした!
やっぱりこのシリーズ大好きだなあ、と実感もしつつ、また、機会がありましたらどうぞよしなに!
以上、くろねこたすくでした。
[ちまいくろねこ、ふかぶか、ぺこり]
/*
てわけで。
みんなやりたいことあるのはわかるけど無理はするなよー、と言いおいて、お先に落ちます。
おやすみー!**
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おっ、王都行けるー。
今書く(ごそごそ
フェリクスさんお疲れ様でした!
奥さんがカーマルグ来たら惚気伝えておきますね(
/*
さて。
半端な時間ですが書きあがりましたし、寝てしまうといけないので落としてしまいましょうね。
カーマルグ地方は豊かな海の幸と様々な名産品で知られる半島です。ここを訪れる旅人は、様々な郷土料理を味わうことができるでしょう。
この地方の中心都市であるトルーンには、海賊退治の伝説が残されています。
かつてトルーンが海賊の大軍に襲われた時、白い鳥に導かれた勇者が現れて人々を率いて戦い、見事に海賊たちを追い払いました。以来、その勇者に倣ってトルーンの人々は羽根の形をした銀の飾りを身に着け、いざとなれば町を守るという気概を示す習わしになったということです。
─── Gerben de Bock 『旅のしおり:プラメージ地方』
黒の双翼、とのみ文献に記される人物がいる。
仔細は記されないが、私生児であるとか寵姫であるとか、文献によってその立場は様々に描かれており、どのような人物であったかは判然としない。
おそらくこれらの文献は後世になって書かれたものであり、多くの伝聞や異説が入り混じっているものと思われる。
これらの文献の中でも、最も古いと思われる書物には、こう記されている。
"黒の双翼は赤の身体と分かちがたく一対のものであった。"
─── Firmin Darasse 『人物記・補遺』
氷血の怪とは、音もなく背後に現れ、あるいは遙か遠くから思いもよらない速さで近づいてきて、触れた者を凍らせるという怪異であり、多くは成人男性の姿を取っているという。
実はこの怪異にはモデルとされる人物がいる。氷血将軍と通称されているこの人物は、氷の上をすべるように地面を歩き、敵味方ともにその視線で凍り付かせたとされている。
この人物の隣には炎を纏った人間が描かれることも多く、常に互いを傷つけあう存在だったとも、隣にいる時だけ互いに穏やかになったとも言われている。
─── Stefan Meyer 『世界怪異事典』
数多ある神の御子のうち、彼こそが最も光り輝く者であった。
サフランのように鮮やかな髪も乳香のように白く香る手足もすべては女神の祝福を受けて眩い光を湛えていた。
芸術の神より才を与えられていた彼は、戦神の知恵をもその身に宿していた。
彼が天へ召される時には、草木も項垂れ神殿も暗く沈んで別れを惜しんだが、彼の姿が天に輝くと、全ては再び光に満ちて喜びを謳った。
─── 『聖典』
軍事を基幹としていたゼファーは、この時代を境に徐々に体質を変えていく。諸外国との交流を積極的に行い技術を取り入れたゼファーは、この頃から人口を増やし始めている。また女性の社会進出が進んだのも同じ時代であり、この年の前後に元首となった人物が改革を推し進めたとみられている。
この元首の妻とされる人物の姿も残されており、小柄ながら活力にあふれた女性だったと、とある文献に記されている。
─── Balduin Rundstedt 『古代史の扉』
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やはりもう少し頭が働いている時に書くべきでしたね。
お目汚しですが、歴史家より愛を込めて。
何しろ後世なので、いろいろな伝わり方をしているようです。
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わぁ、銀の羽根なんかの象徴にしたいな、って思ってたら凄い方向にww
毎度ありがたや。嬉しいw
― 王都にて ―
[まさか功労者として選ばれるとは思わず、驚きながら訪れた王都。
まだ兵役期間ではなかったカレルにとっては初めての王都だった。
その際に招待された、ギデオンの自宅で彼と話をする]
セルウィンさんのお兄さんに?
そっか、ギデオン様は外交が主でしたね。
[空きが多い中にも並ぶ書物を眺めながら案内を受けて。
続いた言葉に視線をギデオンへと向けた]
学問よりは身体を動かす方が性に合ってますが……全くないわけではないです。
知識は自分の人生を豊かにしますから。
[知ることが次に繋がると考えてそう言葉を返す]
兵役と同じように、ですか?
良い考えだと思います。
僕達は町の人達から教えてもらったりすることで知識を蓄えますが、それは町という狭い中でのものとなってしまいます。
それ以外で知見を広げることが出来れば、新たな発見なども出来、やれること、やりたいことの選択肢を広げる切欠にもなるかと。
[ギデオンが気軽に問いかけてくるのには、緊張を和らげて思うままに言葉を綴った*]
[船上でのゼファー要人との会見を経て。
カーマルグでの戦後処理も一段落がついた所で、一時王都に戻る事となった。
家に帰ると両親からは一応の労いは受けたものの、辺境の地で挙げた手柄ごときでは不服らしい。
もっと華々しい功績をという彼らに向けるのは酷薄な笑み]
残念でしたね。
貴方がたのその願いは叶いませんよ。
私は今後、その辺境の地を領地とする事になりますから。
[まだギィから言われただけで未定ではあるが、あの友の事だ直に事実となるだろう。
告げれば、己と血の繋がりある男も無い女性も同じ顔をして、由緒あるグラウコスの者があんな王都から離れた地にと騒ぐ。
思っていた通りの反応に、浮かべる笑みの酷薄さは更に深まり]
お二方ともご安心下さい。
俺はもう充分に基盤は作った。
これ以上グラウコスの名を必要とはしない。
そもこの血も半分しか正統ではないのだから、俺がこの名を名乗り続ける義務も無い。
喜んでグラウコスを返上させて頂こう。
あぁ、だが一つだけ。
俺は貴方を父だと思いたくないが、この身を授けてくれたことだけは感謝している。
次はせいぜい、正統な王国の血を繋がれよ。
貴方の身勝手に振り回され続けてくれる者ばかりが周りを固めている内にな。
[そう告げると、対する二人にもう興味は無いと視線から外し。
もう二度と開くことの無い扉から、外へと出ていった]
[そうしてベリアン・グラウコスはベリアン・メラスとなり。
カーマルグの領主として正式な赴任が決まったその夜、友と杯を交わす中]
なぁ、ティノス。
俺を
お前、俺の答えに少し不満があっただろう。
[酒精に浮かされて紡いだのは、戦に際して告げられた言葉と、そのやり取り。
持っていると言われ、俺は何も持っていないと返したあの言葉に、ギィが思った事は何となく伝わっていた。
あの時はそれに対して深く突き詰めはしなかったけれど]
俺に言わせれば、お前こそが持つ者だ。
地位を持ち、能力を持ち、天運をも持っている。
だが、俺は違う。
お前が持っているわけじゃない。
ものではないから、持つも持たぬも無い。
[言いながら、杯に残る酒を口に運ぶ。
く、と飲み干せば杯の中には何も残らず]
俺はお前の手足だ。
翼が思うままに飛べぬ重荷になっては意味が無い。
手放せぬものを持っていては、お前の翼が重くなる。
だから俺は何も持つ気は無いし、持っていない。
[空になった杯を置いて、友を見る。
絆に繋がれた、唯一の]
翼を千切れば飛べぬように、身体を失えば生きれぬように。
俺達のこの絆は、持つものではない。
俺とお前が在る限り、
何があろうと在るものだ。
───違うか、ティノス?
[己が半身へと微笑んだ**]
― 某日/夜明け前 ―
[バルタ将軍が追放されてすぐ元首も顔を出さなくなったのは、今になって毒が効き始めたからだとか、舞い戻った将軍に刺されたからだ、などと様々な憶測が流れた。
実際は、こうだ。]
馬鹿だな、お前は。
[兜の庇を上げて顔を見せ、にやりと笑う。]
もう少し引きつけたら、一撃でいけただろ?
あれくらい我慢しろよ。
[揶揄する笑いを向け、彼の横を通り過ぎて仇敵の側へ向かう。]
──…けど、
お前が怒ってくれるのは嬉しいものだな、リトス。
[ぽそりと響くのは、互いの鼓動の間のみ。]
/*
家との決別とカーマルグ就任決定までやりーの、ギィへの愛をめいっぱいに詰め込んで落とした所で眠気が限界なのでこれで挨拶して失礼させていただこうそうしよう。
今回初めてルー・ガルー参加させて頂きましてありがとうございました。
何度も言いましたが本当に副官やるには力量不足でもどかしい所もあったでしょうし皆さんに助けて頂けなかったら乗り切れなかったと思います。
英雄のギィ、同陣営のカレルにセルウィン、一騎打ちしてくれたミヒャエルにフェリクス、エピではカナンにバルタと本当に全方向お世話にもなりロール御一緒できて楽しませてもいただきで俺得でしかない村でした。
特にティノスは本当、最初からエピまで愛に満ち満ちたロールをありがとう俺から返し切れたか分からないけれど少しでも愛が伝わってたらいいな‥!
と、言い切れないアレソレはSNSなりで書かせていただくとして、皆さままたご一緒できましたらどうぞよしなにお願いします。
村建てのえんじゅさんねこみちさんは素敵な村をありがとうございました進行からなにからお疲れ様ですまた参加させて頂けたら幸いです。
さて、明日は表彰式だ。
褒賞にもらえる銀貨1000枚の使い道は、もう考えてあるのかい?
[ そんな問いかけをしつつ、バルタに教わった薬草酒の改良版を勧めてみる。
より苦くなったか、マイルドになったか、はて。*]
[もはや物体となった怨敵を見下ろして鼻を鳴らす。
蹴ろうと思ったが止めた。靴が汚れるだけだ。]
ともかく、これで道は開かれたわけだ。
まずはそれを喜ぼうか。
[血の上にしか開かれない未来というのも罪なものだが、この男が溜め込んだ毒を思えば洗い流すのも必要だろう。
願わくば、これからは我が唯一が毒とは無縁で過ごせるように。*]
/*
ちょっと眠気がやばいので、ご挨拶を。
今回は、不定期出現の副官でいろいろご迷惑をおかけしたかと思いますが、楽しく過ごさせてもらいました。
フェリクスししょー、毎度ながらお世話になりました。追悼楽しかった!w
ギデオン様、神前試合堪能しました。今回もうっかり誘惑されそうな英雄ぶりが素敵でした。
ベリアン、色々お疲れ様&ややこしい設定の子とまともに対峙してくれてありがとう!かっこよかった!
カレル、大変有能かつ、めちゃくちゃかっこいい星の欠片だったです。見習いたい!
セルウィン、切なさと人間味がほんとに心に残りました。会えなくて残念!
ミヒャエル、可愛かったw
カナン、最高で最高の英雄でしたね。副官できて幸せでした。俺の心臓はお前の物だ。愛してるぜ!
いずれまた機会がありましたら、ぜひ遊んでやってくださいませーノシ**
/*
おお、ばたばたと雪崩が。
そうだよな。もう五時だもんな。
みんなおつかれさま。また会おうな。
― 夜明け前 ―
仕方ないだろう、あれが限界だ。
[ 馬鹿だというカナンの声に、ふん、と鼻を鳴らす。
そもそも、今だけの話ではない、叔父と顔を合わせる度に、カナンを侮蔑する言葉を吐かれ、正直色々溜まりに溜まっていたのだ。
これでも耐えた方だと、自分では思っていた。 ]
当然だろう。お前と俺はおなじものなんだから。
[ まるで、叔父から受けた呪詛をすべて洗い流すかのように、重なる鼓動が心地いい。 ]
― 王都 ―
[トルーンにはないものがある、と案内役を引きずり回して王都を見て回っていたのは余談である]
僕も、自分が携わる仕事だけでなく、他の仕事を手伝うことで様々なことを学びました。
見たこともなかった視点で見る、って言うんですかね。
自分にとって新しい発見を得ることは楽しいし、刺激になると思うんです。
[先に発言した言葉の根底となる体験を口にしつつ、皆がそう思ってくれるように>>172という言葉には「はい」と頷く]
ひぇ、現実に引き戻された気分です…。
[明日は表彰式>>173と言われて緊張がぶり返した。
僅かばかり身体が強張る]
褒賞の使い道は……
まだどんなことに使うかまでは、決めてないんですけど。
[これから様々入用になることは目に見えていたから、その部分だけは伝えて。
詳細は今後、町の人と相談しながら決めることになるだろう、とも伝えた]
作物とか、しばらく手をかけてあげられなかったですからね。
位置からやり直さないと……にっが!
[話しながら、勧められた飲み物を口にすると、口の中いっぱいに苦味が広がった。
改良前を飲んだ人からすればマイルドになっているのかも知れないけれど、初見にはまだまだ苦いよう。
良薬は口に苦し、である*]
作物とか、しばらく手をかけてあげられなかったですからね。
一からやり直さないと……にっが!
[話しながら、勧められた飲み物を口にすると、口の中いっぱいに苦味が広がった。
改良前を飲んだ人からすればマイルドになっているのかも知れないけれど、初見にはまだまだ苦いよう。
良薬は口に苦し、である*]
/*
よし、やりきった、かも。カレルに会えてないけどー!それはまた後日!
ありがとうありがとうカナン。おかげで、大体思った通りの締めが出来た。満足!
[ このために、表情差分あれだけ使わなかったんだぜ。 ]
/*
ほんとに名残惜しいけど、さすがに寝なければだね。
それじゃ、おやすみなさい。
いつかまたノシ**
/*
くっっっそ。むちゃくちゃいい笑顔wwww
してやられたwwwwww
大好きだよこの馬鹿野郎!
ゼファー軍 将軍 バルタザールは、俺も愛してるぜ、馬鹿野郎!**
/*
なにかまだ返しておきたいところがあった気がするんだけれども(ベリアンにとか)、さすがに頭が働かないので寝ようかと思うよ。
村閉じ前にもう一回顔出し……は無理か。
/*
寝る前にあいさつでも……と思ったけれど、まあいいか(
みんな来てくれてありがとう。大好きだ。
久しぶりにやれて、ほんとう楽しかった。
またどこかで遊べるといいな。
[ 口に含んだ薬草の苦味に、思い切り顔をしかめた彼の背を叩いてやる。]
これから、カーマルグも変わってゆくだろうけれど、
たくさん手をかけてあげてくれ。
カレルの作った野菜をここで食べられる日を楽しみにしている。**
自分もまもなく、外国に派遣されるだろう。
その時には、カーマルグからゼファーを経由して航行しようと思っている。
帰りはその逆だ。
人と人をつなぎ、土産話をいっぱいもって、これまでよりもさらに成長して、
──
[ いつかひとつの星座になる日まで。***]
― 王都 ―
いやあれは相手がカナンだったからであって。
[一騎打ちの話>>182が出ると、わたわたと慌て出す。
揶揄めいた言葉であるのは感じ取っていたが、きっとカナンでなければ一騎打ちを挑んだりはしなかっただろうから、そこは伝えておいた]
[トルーンで暮らす話になれば、一つ頷いて]
もちろんです。
あそこは、僕達の
僕も、皆も、あの町が大好きなんです。
だから、
ありがとうございました。
[ギデオンに対して深々と頭を下げる]
こうして僕達がトルーンに戻れたのも、皆さんのお陰です。
本当に感謝しています。
[薬草酒を飲んだ後の背への感覚>>183には少し咽てから]
─── はい。
野菜だけでなく、蜂蜜酒もお送りします。
その年の出来が一番良いものを。
[約束を、この地にも結ぶ**]
/*
>>-430ギデオン様
こちらこそお付き合いありがとうございました!
話せた間に合ったーw
― 戦後しばらくして ―
[カレル達も身を投じたカーマルグを取り戻す戦いは、双方が歩み寄る形で決着がつき、トルーンの民は故郷へ戻る道を得た。
久方ぶりに戻った町は海賊達の横行で荒れており、手をかけねばならぬ場所が多々あった。
家のみならず、作物や家畜なども然りである]
これ、全部トルーンの復興に使おう。
[カレルは褒賞として賜った銀貨1000枚を、全てトルーンのために使うことを町の会合で提言した。
手元に残るのは勲章代わりに賜った銀の羽根一枚。
カレルがあの戦いで為したことの証拠はこれ一つあれば良い。
最初こそ、町の人達は遠慮していたが、カレルが構わないと幾度も言うと、ようやく褒賞を使う方向で話が進んだ]
建材や道具の材料はある程度カーマルグで賄えるから、足りないものを他から取り寄せて……。
作物と家畜も、他の町から譲ってもらわないとだね。
これを機に新しいものも入れてみる?
[褒賞金の使い道が賑やかに話し合われる。
カレルにはトルーンの復興を早めたい理由があった。
カナンから技術支援の話が来た時、直ぐに対応出来るようにしておきたいからだ。
そのためには先ず、トルーンを安定させなければいけない]
今回の戦いで亡くなった人達の分も、町を盛り上げないとね。
[働き手を失った家族や共同体も多い。
そう言う部分は相互扶助の精神で、手伝える箇所は手伝うということになった。
これまでもそうして助け合ってきたのだ。
繋がりを一層強め、これからもカーマルグの富を護っていくことになるだろう]
後は……海賊対策だね。
これまでは人命優先で森に避難して来たけど……それだけじゃダメだ。
僕達の町は僕達が護らなきゃ。
[また立て篭もられては敵わない。
その度に支援を求めるというわけにもいかないだろう]
僕に少し考えがあるんだ。
今回の戦いで地形を活かして戦っただろう?
町にも同じような仕掛けをするんだ。
海賊達を嵌める罠をね。
[彼らは海からやってくる。
来る方向が分かれば対策も立てられるというもの。
上陸出来る場所を限定させるのも良い。
そこに罠を仕掛け、入り辛くさせれば出鼻を挫くことくらいは出来るだろう]
その間に戦える者達は準備をして、家同士の道を利用して挟み撃ちにしたり上から投石したりして対抗する。
海賊なんてゼファーの兵に比べたらどうってことないよ。
あいつらゼファーの兵には追い散らされてるわけだしね。
[そう言って笑うと、会合に集まる者達も一様にして笑っていた。
義勇兵として参加していた者達は、ゼファーの兵の方が断然手強いと思ったはずだ]
だから、兵役後も鍛錬を続ける機会と場所を用意した方が良いかな、って。
海賊達が現れる時期は大体分かってるから、武器の調達や仕掛けの準備はそれに合わせる形で何とか持っていけると思う。
基本は兵役が明けた者で構成、希望があるなら訓練の上で兵役未経験者も含める。
今回の義勇兵みたいなものだね。
戦えない人達は今まで通り森に避難した方が良いかもな…。
護りながら戦うのは大変だっていうから。
[そう話を続けて、海賊対策もいくらか話が纏まっていく。
護るために戦うこと、戦えることを知った者達の立ち向かう意志は、強く固い**]
/*
トルーン要塞化計画とかがどうなってるのか分からないからここまで!
ひとまず自衛の形で暮らして行きます。
/*
カレルおつおつ
復興がんばろ
そういや慰霊碑の石材をゼファーから輸入しようと思ってたんだが表に出せなかったな。
/*
いよいよ村閉じまで1時間
今回はルー・ガルー戦記11にご参加いただきありがとうございました!
新規の方も古参の方もとても合戦&ラブ&リスペクトしてくださり、
濃厚にして心浮き立つ二週間半となりました。
年末雑談村でまたこのキャラたちと再会できるかもと期待しております。
えいえいおー!
― 銀の羽根 ―
[褒賞として与えられた、勲章代わりの銀の羽根。
その羽根をカレルは新たに作られた訓練場の壁に埋め込むことにした。
月を思わせる意匠と共に飾られたそれは、海賊から町を護る自衛団の象徴として扱われるようになる]
[銀の羽根の謂れは、口伝で伝わる間に誇張されたりもするかもしれないけれど。
その羽根が勇気の象徴であることは、どの時代も変わらず伝えられることだろう**]
[始まりの一夜が明けて、すぐに元首暗殺未遂の真犯人が捕らえられ、処刑された。
バルタ・ザールの名誉は回復され、再び将軍の位に復帰する。
また同時に戦闘の痕を残す船が発見され、海賊の襲撃を受けたものと判断された。
船に乗っていたはずのテオドール・ザール元首の姿は無く、海賊に切り殺されて海に投げ捨てられたものと思われた。
ゼファー軍帰還の後、戦死したものたちの葬儀が盛大に行われた。
葬儀が終わった後、欠員となった元首を新たに選出するべく、臨時の選挙が行われることとなる。
戦後の処理に追われていた二人は、そこで久しぶりに顔を合わせることとなった。]
よう。
[今回は改選されない立場である元首は、選ばれる側の将軍へと気軽に声を掛ける。
その様子に、何人かが驚いたように二人を見比べたが、構うことはなかった。]
いよいよだな。
俺とお前が並び立つ日が来るか。
[ふたりの誓いがまた一つ、果たされようとしている。]
これで終わりじゃない。これからだ。
[高揚した言葉は、使い慣れたコエに溢れる。
高鳴る鼓動はどちらのものか。]
お前とこれからも共に高みを目指していける。
最高じゃないか、
[目指す先に果てはない。
肩を並べて
/*
後30分になってしまった。
挨拶挨拶。
皆お疲れ様でしたー。
今回もがっつり参加させてもらいました!
戦場の配置故に絡めなかった人もいるけど、離れた場所からその姿を堪能させてもらいました。
毎度眼福でござります。
村建てのえんじゅさんとねこみちさんには格別の感謝を。
いつも素敵な舞台、楽しい時間をありがとうございます。
次こそは死ぬのを目標に(
またご一緒させて頂けたら幸いです。
るがる死亡ゼロ更新中()、龍猫ことろこあでした。
/*
かっとして返した。後悔はしていない。
寝る。
カレルが復興をものすごく頑張ってる!
ちゃんと防衛設備配置の時には専門家を派遣するよ!
テスターに戦死も派遣して、これはダメだとか、これは良い、とか言うよ!
壁の羽根もかっこいいな。
/*
さて。本来ならばぎりぎりに落とすいつものあれですが、さすがにもう寝るので、ほろりと落としてしまいましょう。
戦火を潜り抜けたカーマルグに、翌年もまた海賊の襲撃があったと記録が残されている。この時は義勇兵を中心にして、王国の兵とゼファーの兵が肩を並べて戦ったと記されている。
カーマルグ半島にはこの後、独立の機運が生まれるが、独立以前も以後も、変わらずプラメージ王国とゼファーとの懸け橋であり続けた。
─── Nigel Buhler 『カーマルグ半島騒乱記』終章
/*
追撃お疲れ様!w
やった、専門家ありがたい。
テスターまでwww
けど戦死しちゃだめよ!w
羽根のこともありがとうありがとう。
何かの象徴にしたかったんだ。
/*
ねこみちさんお休みなさい!
ふへへ、独立しちゃうのなんか感慨深いな。
両国の懸け橋なのがまた良い。
トルーンの民やって良かったー。
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