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……っ、煩いですよ、子供子供と言わないで下さいよ!
そんな事、自分が一番わかってます!!
[でも、それに気付いた今ならば、きちんと前を向けるのだろうか。
「消えたい」なんて子供じみた事を言わずに、背筋を伸ばして立ち上がれるのだろうか]
『ほぉう、ようやく自分が小童だと認めるか。
認めた所で、今更お主に何ができるのかはわからぬがのぅ』
お・だ・ま・り・下さい!
小童には小童なりに、やり方ってものがあるんですよ!
黙らないと、真ん中から真っ二つに引きちぎってやりますからね!
[囃すような“蛇”の言葉は、それでもセルウィンの背中を叩いて、前へ踏み出す助けになってくれる。
なら、セルウィンはこの足を、止める事が無いよう先に進むまでだ]
……コンラート、すみません。
本当に嘘吐きなのは、いつだって私の方だった。
私は、ずっと貴方の信頼を裏切ってばかりだ。
[掌の中の赤いジェムへと謝罪して、それを自身のジェムへと合わせる。
魔力が満ちて、傷が癒えてゆく温かい感触。
青年の笑顔を思い浮かべながら心に決めるのは、この先を照らす新たな目標である]
でも、今度こそ、私は貴方を裏切らない。
……だから、どうか力を貸して下さい。
[囁いて、滲む涙を今度こそ拭った*]
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>>*5
スノウさんこんばんは。
そうですね、なるべく対峙できるところまで動いていきたいと思います。
ただ、若干体調的に苦しい面があるので、明日に引きずりそうな場合は少々早めに切り上げるかもしれません。
試練に合格できたら、連日の夜更かしに耐えられる、強靭な肉体をお願いしたいところです(
ともあれ、表で動いてまいります……!(敬礼)
P.S・
シルヴェストリスさんはメモで私の腹筋をブレイクさせないで下さい……!(笑)
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これ、カルパスにとっては「赤窓でぴーぴー泣いてたはずの奴が、対峙したらいきなり前向きだった」っていう謎の展開ですね(
取りあえず、個人的にはイェンスさんを掴まえて共闘! したい! です!!
――1F 廊下――
……あの、なんで私は最近飛ばされる先がこんなんばかりなのでしょう。
[女子トイレのドアをそっと押し開け、隙間から外を覗いて呟くのはそんな素朴な疑問。
右、左、右、と誰もいない事をチェックしてから、そろそろと廊下へ踏み出し、証拠隠滅とばかりに女子トイレのドアをバシンと閉めた]
『妾が知るわけなかろう。
おそらく、お主の情けなさが間抜けな運命を引き寄せるのじゃ』
……貴女ね、いつか本当に真っ二つに引き裂きますよ。
[首回りにぐるりと巻きつく“蛇”は、相変わらず減らず口しか叩かない。
こめかみに青筋を浮かべながら、セルウィンはそう憎まれ口を返す]
[常であれば、見習い魔女と契約者の仁義なき言い争いはもう少し続いた事だろう。
にも拘らず、双方共にぴたりと口を閉ざしたのは、廊下に漏れ出る音の所為>>41]
誰か『戦ってる気配がするのぅ』
[どちらともなくそう切り出して、様子を窺うように耳を澄ませた。
物音は、やがて何事もなかったかのように静まる。
人狼たるカスパルと、他の見習い魔女達の戦闘でもおこっているのだろうか、という懸念は、試練が終了しない事から掻き消えた]
ディアボロスとでも戦っていたのでしょうかね。
……とりあえず、行ってみましょう。
[そう結論付けて、食堂の方へと足を運ぶ]
『お主、この試練をどう切り抜けるつもりじゃ?』
[残る人狼はカスパルただ一人のみ。
彼か、或いは他の見習い魔女を二人脱落させれば、セルウィンの合格は決定だ。
“蛇”の問いは、食堂にいる何者かにどう対応するのか、という意図だろう。
思案して、セルウィンは肩を竦めた]
私としては、相手がカルパスなら遠慮なく蹴落としたい所ですね。
そうじゃないのなら、少々考えます。
まぁ、私はいきなり攻撃を仕掛けられても文句が言えない身ですが。
[カスパルとセルウィンでは、属性相性が宜しくない。
万が一、これにフィールド効果が加われば、セルウィンには手が出せない相手になってしまいかねない]
『ふむ、利用できそうなら利用するという事か』
えぇ、ご協力いただけるならそうしてもらいます。
……ただし、対峙してくるならやはり蹴落としますが。
[“蛇”の嫌味にしれっと応じて、ヴァイオリンを片手に食堂のドアに手を掛けた。
ダイナミックお邪魔しますは疲れるので、できれば必要ない限りはやりたくない]
失礼いたします、ここに居るのはどなたですか?
[扉を開き、中に踏み込みながら掛けるのは誰何の声。
視線を向けた先、テーブルにもたれるイェンスの姿>>42を見つけ、束の間金色の瞳を瞠った。
すぐさま険悪な表情になるのは、彼がユーリエにとどめを刺し、コンラートを追いつめた張本人だからか]
……えぇ、さっきぶりですね。
[刃を下げたイェンスに、応じるのは不穏に沈んだ声音。
彼をいかにも不機嫌そうな半眼で見つめるも、ヴァイオリンを構える事までは抑える]
そうですね、仇討ちもわるくはないかもしれません。
貴方のおかげで、こちらは大損害でしたから。
[非難めいた言葉は、半ば本心だ。
それでも、そうできる余裕がない事は自分自身が一番知っている]
でも、それは貴方も同じでしょう。
貴方が一人でいるという事は、シェイは脱落したのですか?
[彼らはここ最近、常に二人一緒に行動しているようだったから。
おそらく、カスパルの家にセルウィン達が乱入した一件で脱落したのだろう、と推測する]
……人狼はカスパルです。
彼さえ落とせば、他の者はこの試験に合格する事が出来ます。
が、私では彼とは属性相性が悪い。
[ものすごく不本意そうに口にするのは、セルウィンの側の事情である。
セルウィンと戦う気がないという彼へ、同様の意思を示すように]
私は貴方に恨みがありますが、この際それは置いておきます。
合格する方が優先です。
――協力して下さい。
[協力要請までやはり不満丸出しなのは、見た目はともかく、実際の年齢差を考えると実に大人げない振る舞いである*]
[協力を、という要請は、思った以上にすんなりと通った>>52
一瞬、虚を突かれたよう目を瞬かせ、イェンスを凝視する]
よくもまぁ、私の言葉を信頼できるものですね。
[まさか彼が、セルウィンの不機嫌そうな様子から嘘をついていないと判断していた事など、知る由もない。
不機嫌顔は、少しだけその険を落として怪訝そうな表情へとシフトした。
とはいえ、彼の協力を得られて助かるのは事実だ。
肩に入っていた力を抜いて、ほっと息を吐く]
……でも、助かります。
[感謝とも、ただの感想とも取れぬ短い言葉を紡いで、少しだけ口元を緩めた]
そうと決まれば、カスパルを探したい所ですが……。
[呟いて顔を上げると、折よくフィールドの属性が変化する。
真夏の蒸し暑さが消えて、辺りを夜の闇が包んだ。
同時に、建物の壁が透明な水晶へと変化してゆく]
これは金属製のフィールド、でしょうか。
[月光を浴びて美しく輝く水晶は、懐かしいはずの学校の景色を別世界に変えてしまった。
けれど、この風景がもたらす恩恵もある]
……イェンス、グラウンドへ行きませんか?
[誘いかけて指をさすのは、今や透けて見える外の方。
この状況なら、グラウンドに出ればカスパルの目にもすぐに留まるはずだ]
狭い所で、障害物を気にしてちまちまやるのは面倒です。
折角ですから、広い所で派手にやりましょう。
どうせ、この景色では奇襲を掛けるのも難しい事ですしね。
[最後の一戦くらい、正々堂々の決闘も悪くない。
言って、悪戯めかして口元を綻ばせた**]
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5日目のログを読み返して、>>5:*42を何故か白じゃなくてメモと読み違えていた事に気付いてしまいました……。
これは自らのアホさ加減に両手で顔を覆う案件……!
私どんだけ焦ってたんでしょうね更新前……(震えた)
スノウさん、シェイさん大変申し訳ございません……!
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ログを進めたい気もしつつ、現時点で増やす魔法がノープランなので、昼休みの内に頑張って考える事を優先しようと思います……。
時間が圧倒的に足りません……。
▼リアル……!!
[イェンスの声>>66がかかったのは、玄関付近に差し掛かったころだ。
そういやさ、と切り出されて目を瞬かせ、さらに話したくないなら話さなくていいと続けられて、何事だろうと首をひねる。
けれど、彼が続けた言葉に少しばかり表情が陰った。
あえて目を合わせないように視線を逸らして、平坦な声音を作ろうと意識する]
ユーリエとは、“仲良く”というよりかは、お互い利害が一致するうちは協力を、といった所ですね。
……彼女が彼女の願いの為に戦っていたのは知っていますが、それまでです。
[率直に言えば、願い事の内容までは知らない、という事である。
少しだけ言いよどみ、さらに言葉を続けた]
誰とでも仲良くしようとするのは、コンラートくらいでしたから。
[抑えきれず、声音に微かに滲むのは、既に試練の場にいない青年への感傷だ。
玄関とグラウンドの堺で足を止め、何かを堪えるように唇を噛んだ]
コンラートの願いごとは、知っています。
でも、私がそうやすやすと明かしていい話でもありません。
[紡ぐのは、イェンスの質問を突っぱねるような言葉。
少しだけ沈黙を挟んで、彼を振り返り、肩を竦める]
考えてもみて下さい、「倒される前に自分でジェムを毟り取る」ような子ですよ。
話したければ本人が話すでしょうし、嫌なら断るでしょう。
……後で本人に聞いて下さい。
[私は恨まれるのはごめんです、と言外に。
それっきり、お喋りは終わりですとばかりに再び前を向いて、グラウンドへ踏み出した]
――グラウンド――
[外へ出れば、頭上高くに輝く月は、いっそうその存在感を増した気がした。
地上へと注ぐ月光に導かれるよう、足は自然とグランドの中央へと。
校舎の方向を振り返るのは、目的地にたどり着いてからだ]
……さて、それではカスパル達を待つとしましょうか。
[イェンスへとそう声を掛けて、自身のヴァイオリンに視線を移す。
魔女の武器には必要なさそうだと思うけれど、弦の張り具合やら駒の位置やらを何とはなしに確認した。
習慣でもあるし、そうしている方が気分が落ち着くという事もある]
そういえば、先ほど狭い場所では貴方の魔法が私を巻き添えにするかもしれないと懸念していたようですが。
[ヴァイオリンを調整する手を休めぬまま、イェンスへと切り出すのはそんな言葉。
キリのいいところで作業を切り上げて、そこでようやく彼を見据えた]
私にもひとつ、貴方を巻き添えにするかもしれない魔法があります。
折角、こうして手を結んだのですから、手の内くらいは明かしておきましょう。
――急場しのぎの協定ですが、せめてそれなりの形にしていきたいですしね。
[互いに、相手の手持ちの魔法を把握していない状況では、却って足を引っ張り合う結果になる可能性もある。
言って、彼の耳元へ囁いた]
私の手持ちの魔法は現在四種類。
ただし、その内のひとつは戦闘には向きません。
これは存在しないものと考えて下さい。
ひとつめは、いつも使っていた水の人形を操る魔法です。
私は操り人形の
ふたつめは『万華鏡の
属性は金。こちらは魔法を反射する光の花ですね。
あくまで反撃にしか働かない魔法ですが、もしかしたらあなたのレーザーを任意の場所に跳ね返せるかもしれません。
[跳弾のように、レーザーを曲げて何かを狙う事も可能かもしれない、という話だ。
必要な時が来るかはさておき、可能性として告げておく]
最後のみっつめは、まだ使ったことがないのでどの程度の威力が出るかわかりません。
ただ、これだけ言っておきます。
――彼岸花が咲いたら、その近くから退避して下さい。
[それを使う時は、周りへの配慮は切り捨てる、と言う事だ]
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時間が足りる気がいたしません……ッ(項垂れた)
レスが遅すぎて本当に申し訳ないですと、方々に頭を下げる……!
水の人形……、光の華……
[最初に見たのは、騎士と淑女のマリオネット。
そして、会澤宅で見たのは、竜の形をしていたか。
生憎、先の戦いではコンラートに向き合うのに精一杯で光の華がどんなものかまでは見れなかったけども。]
反射、かぁ……。
[ふむ、と考え込んでおれば、告げられる三つめの魔法。]
……了解。
どんなのか期待しとく。
[威力の強さ故、制御しづらいのだろうか?
ともあれ、すなおに警告は受け入れる。]
こちらは、二つだけ、だね。
僕のも一つは戦闘に使う類じゃないや。
一つは、最初あった時に使ってたアレね。
反射を狙うならこっち。
基本直線だし、角度さえ間違えなければ面白い事が出来そうかも?
もう一つは……うん、簡単に言うならドーピング?
ただ、終わったあとの疲労がキツいんで多分連発するのは無理かな。
[無理はする気はない。勝ち残って合格する事こそが目的なのだから。
それでも、いざとなれば躊躇わずに使うだろうけども。]
……私から申し上げる事は以上ですね。
貴方の魔法についても了解しました。
[ひとしきり話し終えると、イェンスへと向けるのは初めての明確な微笑。
視界の端、ベランダの方に動く人影>>74>>76が見えた。
ここからが本番ですね、と胸の内で覚悟を固める]
イェンス、貴方は何を願いますか。
この試練に合格して、得たいものはなんですか?
――何を望むにせよ、先ほど私がカスパルに言われた言葉をお伝えしておきますね。
[腹立たしくはあるけれど、不思議と今、セルウィンも彼と同じ心境だ]
お互いに、後悔がないように。
私怨に駆られるのではなく、敵意を振りかざすのでもなく。
――後悔を残さぬよう、自らの信念を掛けて戦いましょう。
[言ったきり、グラウンドへと颯爽と登場したカスパル達>>77へと視線を移した*]
……遅いです、カルパス。
待ちくたびれました、カルパス。
[カルパスカルパス連呼するのは、カスパルに対する嫌がらせである。
ただしその底に沈むのは、彼に対する敵意ではなく、奇妙な親しみのようなもの。
一歩前に出たイェンス>>81を見届け、セルウィンもまたヴァイオリンを構えた]
貴方には、ずいぶんと煮え湯を飲まされましたからね。
この際、めいいっぱい恨みを晴らしておくことにいたします。
[先ほどイェンスに伝えた話などなかったかのように、わざとらしくそんな恨みごとを。
少しおいて、口元を綻ばせる]
そうですね、イェンスの言うとおりです。
泣いても笑っても、これが
後で無様に敗北して泣く覚悟は固めてきましたか?
――でしたら、最後の勝負といたしましょう。
[紡ぐ言葉は、最後の勝負の幕開けの宣告。
ヴァイオリンの弓を振り下ろし、伸びやかな音色を響かせる]
操り人形の
[呼ばれて集った水は、たちまち姿を変えて、水の騎士を象った。
騎士は手にしたレイピアを刺突の形に構えると、ヴァイオリンの旋律に合わせて地面を蹴る。
一直線に向かう先、佇むのはローズマリーだ。
彼女は支援系の魔法の使い手のようだから、連携される前に彼らの体制を崩さんと。
――狙うは左胸。心臓の位置!]
[水の騎士が放った刺突は、狙い過たずにローズマリーの身を貫く>>95
えずく様子に若干の罪悪感こそ覚えるが、セルウィンはすぐさま騎士に、彼女の身を貫くレイピアを引き抜かせた]
申し訳ないですが、私にも成したい事があります。
手加減はいたしません。
[彼女の血が混じるレイピアは、再び同じ血を求めるよう、ローズマリーへ振り下ろされる。
袈裟がけに、彼女の身体を斬りつける軌道。
視界の端にイェンスが負傷した様子が映り、唇を噛むのはその瞬間の事]
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