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[───結局。それもこれも悔いのうちだ。
剣で彼の口を塞ぐより他なかったか?他に道はなかったか?
握った柄の先に、人の肉を貫く感触。
これしかないと思った。
いや。
これしかないと、己に言い聞かせただけではなかったか。
問おうにも、彼の言葉>>+3:124はこの手に奪ったっきり]
(……お前も、)
[そして思う。今も右の手に残る感触>>5:252
己が手で奪ったもの。
もしも────もしも時があったなら。
もしも過去に戻して、彼と彼らの言葉が聞けたなら。
言葉は聞けただろうか、聞けたなら変われたろうか]
(どうして)
[そのまま最後まで憎ませてくれれば楽だったのに。
憎ませ続けてくれれば、己の正義を信じ続けていられるのに。
…苦い悲しみが、漣のように寄せては返す]
[今際の際に彼へと手を伸ばしたのは、優しさじゃない。
単に、これ以上の悔いを重ねたくはなかっただけだ。
────門の向こうの、孤独な王様。
向こうの世界が良いものだとは思えない。
これ以上を重ねたくはなかった、重ねさせたくもなかった。
だから、この世界で彼の顔を見出して真っ先に覚えたのは安堵。
感情は今も複雑に絡まりあっていて、
俄かに素直に言葉を交わせると思える相手ではないけれども]
俺は──…、
[不意に、その彼から向けられた声>>+164に意識を戻す。
問い掛けに返す言葉が、ぶつかる目の色に少し途切れた。
それを見れば、また心がひりりと傷む。
生傷を風に晒す気分だ。少し、息を呑む]
……、いや。
俺には、このひとがいた。
[ガートルードを目顔で示し]
ソマリアラン兄さんもいた。…──馬鹿もいた。
[馬鹿。と呼ぶ彼の”声”を思う。
馬鹿という方が馬鹿なんだ馬鹿、と。
以前聞いたとそっくり同じ言葉を返したくとも、もう届かない。
シェルティ、と。
勝手に呼び始めた愛称をからかった時の反応は最高だった。
こんな悲しい響きで聞くなど、…夢にも思わず]
だから、そうはならなかった…なれなかった。
お前を憎み、追いながら、俺には違うものが随分増えていたよ。
[く、と顔が歪む。泣きたいのだか笑いたいのだか、分からない]
だから、俺は、そうはならなかった。
[祈るようなその色に大丈夫だとまでは言えぬまま、
押し出すように言葉をひとつひとつ音にする]
…そうだな。
[誘い>>+166に同意を返して、夢の向こう側へと目を向ける。
無事に辿りついたらしきヤコブらの姿を見つければ、
シェットラントの口元には一瞬仄かな笑みが*浮かんだ*]
…。居なくならない、っていう部分はぁ、まぁ、…――
[言葉尻を濁すように苦笑へと溶かす]
でも。
守られるよりぃ、 …護りたかったの。
…――――あれは、ワタクシの我侭よぅ。
2人とも――…
(ずっとずっと…想っていてくれて、ありがとう)
見目麗しい商人ファミル……?
とやらは、確かに俺も知らないな。
[軽く眉を上げ、頷いた>>+192
こちとら美形など見飽きているのだ、鏡で]
───騎士とは。
ただ剣を振るって人を守るのみの者にあらず。
人の手本となるべく振る舞いをし、弱きを援け──…
人の心をも守る盾とならんとす。
[何かを諳んじるように口にして、ファミルへと目を向け]
故に、と。
…もっともこれも、俺の”我侭”かも知れないな。
[正確に言えば欲張りだ。
たどたどしい物言いに目を細めて、小さく笑った]
にしても───、
[呆れたように肩を竦め、>>+195]
五月蝿い奴だ。試してやろうか?
[冷ややかな眼差しを商人へと注がれた]
…アラン兄さん?
いえ。謝られることでは──…
[むしろ謝りたいのはこちらなのに。>>+184
彼じゃないかと思っていた。
でも、聞けなかった…聞かなかった。
彼が望むならと思った…、けど。
せめて自分だけは、正しく”彼”と共にあれば良かったかとも思う]
……、
[馬鹿野郎と罵倒しかけて、すんでのところで思いとどまる。
ひどく苦々しい顔になった]
……阿呆。
[けれど結局、小さな呟きが零れ落ちた]
/*
どうでもいいが、そこ。
世界にみらいをあてるのはやめてくれ。
wwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
やめてくれ。
wwwwwwwwwww
/*
ガートルードとベリアンに返したいが、
なんももうカオスすぎてwwww
エピまで待とうかな……その方が落ち着けそうだ。
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