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あ、今の内。
レトは村建て様確定、として(
ジークがろこあさん、かな?
マリエッタがめいさんかあかつき……だと思うんだけど、ここ自信が無い。あかつきはリーゼかもしれない?
ローは確定匿名さんだが、なんかどこかで逢ったような雰囲気が……んー、……んー?(首こてりん
れてぃさんも直近同村してるので解りそうな物なんだが、誰だろう。ファミルとか、かなぁ。と、ざっくりと。
― 戦場・上空 ―
[>>159真っ直ぐ此方を見据える眼差し。
その首元には、いつかの『お守り』。]
リロ? ……ああ。
[相性に首を傾げ、続いた名に思い至り。]
心配には及ばん。
あの子は私の親族、何があろうが手出しはさせない。
[それは案に、全てを認める物。
ただ。捕縛から出陣に至るまで、彼女と話をすることはできぬままで。]
それより、閃影。
[日の光を受け輝く褐色。
翼を広げるウシャスに、こちらも武器を構える。
――――尤も。それはやはり、騎乗には向かぬレイピアと短剣。]
貴様は言ったな……コリルスの、あの街の守護者だ、と。
――――あの街とあの娘。
どちらか片方、護れる方を選ばせてやると言ったら。
貴様なら、どうする?
[右手のレイピア、切っ先で指し示す。
……しかし。その腕は傷もあり、微かに揺らいで*]
― 戦場・上空 ―
[>>171小さく確かめ細められた瞳には、答えずに。
>>172構えた太刀に、己の緋色が映る。]
…………そう言うだろうと思ったよ。
[瞳の色に一瞬重なる面影は、よく見知った物。
>>173迷いの無い宣に、薄く笑みを浮かべ。]
ならば、まずは私を倒す事だな。
――――……往くぞ!!
[右のレイピアを持ち直す。
竜の咆哮に、己の竜も声を上げ、その翼を羽ばたかせた。
向かう先は褐色。
構えた太刀のその向こう。切っ先の狙いは、右肩*]
― 戦場・上空 ―
[>>181何処かそっけない言葉に笑みは深まる。
無論、予想ができた以上に。“両方”と言い放つ気骨が無ければ、託す気も持てぬ物で。
>>182一閃はギリギリの所で避けられるが、確かな手応え。
……だが。急な上昇に、瞬間、ウシャスの動きは固まる。
大きいが故に小回りが利かぬのが、祖母の流れを受け継ぐこの炎竜。その動きを捉えた時は、既に遅く。]
……ちっ……!!
[強引に手綱を切り、身を捻る。
幸い肩は帷子が仕込まれている……が、鋭い剣閃は左腕に逸れ、鈍い痛みと焼けつく痛みを伝える。]
っ、く……今だ、ウシャス! 斬り裂け!!
[だが。速さが無いなら、勝負はこの瞬間。
そのまま、傍に寄った影竜の体躯目掛けて、緋色の爪が呻る*]
― 戦場・上空 ―
[>>196小柄な影竜の体躯に、散る羽根。
だが。炎竜は、>>197短い声にその爪を鈍らせる。
結果、素早く上へと昇る影竜の姿が太陽へと向かい。]
……ウシャス……。
[済まない、とは思えど。
昇る騎影を前に、一瞬背を撫でるのが精一杯で。]
悪いが……私とて、退く訳にはいかないのでな。
[太陽へ向け、飛ぶ。]
ウシャス……もう一度だ!
[己の騎竜に声を掛け、褐色を追う……が。
その姿は、逆光。竜もまた、眩む瞳と先ほどの声とに、爪を出す事を躊躇うまま。定まらぬ軌道で、飛ぶ*]
― 戦場・上空 ―
[柘榴の名を持つ竜の血脈。
「人と共に」と叫ぶ血は、故国では常に、斎巫女の元にあった。
――――……夜から朝を齎す、暁よりの使者として。
>>207閃影の竜が受け継ぐ血脈は知らぬまま。
“人”が傷つくその事実は、緋色に重くのしかかる。]
ふん、同じ手とは言え……
[>>208一閃の重みは、避ける事を許さない。
そう続けようとして、己の竜が爪を出さぬ事に気付く。]
……ウシャス? ……っ、こら……!!
[けれども叱咤は時遅く。
逆光を受け逸れた軌道、入らぬ一撃。そのまま、目の前の褐色は更に高みを目指す。
肉眼で軌道を追えど、それは瞬間、日蝕の如き影と化し。]
…………っ、ぐっ……!!!
[斜めに振りぬかれた刃は、竜の首筋を逸れ、乗り手の胴を掠める。
帷子よりも深くは無い、とは言えその衝撃は確実に伝わって。]
……距離を取れ、ウシャス!
それならば、お前の炎で……!
[緋色から上がるのは、戸惑いの聲。
されども。その指示通りに、天へ昇る竜の下、大旋回の軌道に入る*]
― 戦場・上空 ―
[大きく距離を空ければ、此方は炎も使える。
……が。>>218>>219感付かれたか、向きを変えるその少し前、褐色の影が此方へと飛ぶ。]
く、っ……ウシャス、
[竜は躊躇いつつも、炎を吐き出す。
……が。それは指示通りの炎壁ではなく、小さな複数の火球。滑り込む影のその周囲目掛けて、威嚇の代わりと言いたげに*]
― 戦場・上空 ―
…………っ、
[狙いと異なる火球を、愕然と見つめる。
……が。>>231影竜を掠めた火球に咄嗟に漏れたのは、“弟”の名で。]
っ……それでも……それでも!!
[駆けあがる影竜。
ウシャスの背を撫で、手綱を切れば、その後を追い。]
……、……どうした、閃影の守護者。
――――お前は、全てを護るのだろう?
[>>233何かを問うような眼差しに。
ただ、その紫紺を見返し、問い掛ける。
距離を取りながら、左の短剣と収め。
悟られまい、と。手負いの右で、レイピアを握る。
……ウシャスが望まぬとは言え。
決着は、着けなくてはなるまい、と。]
……ならば私は!
貴様が真にそれだけの力を持つか、見極めるまでだ!!
[空いた間合いを、再び褐色へ向け滑り出した*]
― 戦場・上空 ―
[>>254見据える紫紺に、意志の光。]
……生憎だが、それは私もだ。
[>>255宣に重なる咆哮に、太刀は光を受け輝いて。
レイピアを突き入れようと、狙うは胴。]
……覚悟……!!!
[気合いの号と共に、太刀が来る。
突き入れたレイピアは一瞬遅く。光は、左の肩に迫り――――]
…………、っ…………!
[どさりと、竜の背に倒れ込む。
左の手には既に力は篭らず。右の手で、肩を押さえ。
……取り落としたレイピアが、遙か地上へと消える。]
……言うだけの事は、あるな。閃影。
――――……ならば。
あの子は。“リーゼロッテ”は。
確かに、お前が護ってくれるのか?
[痛みを堪え。絶え絶えに、問い掛ける。
緋色の竜が心配を声に乗せ、問い掛けるが。背に、篭らぬ力で頬ずりを返し。]
幸せ、など、願ってやれない が
それでも
――――……生きろ、“レト”。
[主の危機に距離を取る竜の背で。
それでも。褐色を探し……問いかけた*]
― 戦場・上空 ―
……そう、か。
[流れる血の気配。
>>271それでも、聴こえた言葉に笑みを浮かべ。]
ふ ……はは……
……敵将に 生きろなどと
随分と 甘い 守護者だな……
[>>272続く言葉には、微かに苦笑する。
けれども。それはきっと、彼が愛され護られ育てられた証。]
…………ああ。
私も
出会い方が違えば 何も知らなければ と
あの時から、ずっと……。
[思い返すのは、昔。歳の近い騎竜師の姿に、純粋に、仲良くなれるかと思った。あの瞬間の、空の色。]
― ウシャス ―
……らてぃ? りる・らてぃ?
どこか いたい の?
ねえ。どうしたの? ねえ。
りる、けがしてる……?
ごめんなさい わたしの せい?
[……その声音は、心配を色濃く映し*]
[……緋色が低く啼く。]
……心配は無用だ、ウシャス。
お前の言う通り、殺す必要の無い相手だ……。
[そうして。
事態に気付き拠点の方へ向かおうとする竜を制し、一言だけ。]
あの子は 大丈夫
必ず 生きて そちらへ “預ける”
……それで、いいのだろう?
[その一言を最後に。
緋色は踵を返し、褐色から離れた*]
― 帰還途中 ―
……誰か、聴こえるか……?
[それは、決着が付いた後少しした頃合い。
拠点へ向け飛ぶその最中、傷を押さえる手に通信具を持ち。途切れる意識を繋ごうと、誰にともなく声を掛ける。]
上空 褐色の騎影
……閃影と、当たった。
負傷し、獲物を取り落とし た
戦闘不能 これより 拠点へと 引き返す……
……そちらの 首尾は……
[言葉を紡ぐが、声は幾つか形に成らずに*]
― 戦場・上空 ―
[遥か地上のどよめきも、氷竜への猛攻の行方も。
そのどちらも、聴こえぬまま。
緋色は、拠点を目指す。]
…………ウシャス。
[ふと。
背に乗せた主の声に、そっと、羽ばたきを緩め。
気遣わし気に、けれどもその声を問い直すよう。竜は低く空気を震わせた。]
……この空も
綺麗な、空だな……。
[……やがて、どちらかの陣営がいつか見た>>0:0西日の如く沈むとしても。それは、緋色の理解に無く。
ただ。
空に見入る主に、長く空を見せようと。
ゆっくりと、蒼天を舞った**]
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