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沈黙の水晶 ヴェルザンディ は 赤銅の射手 ガートルード に投票した
[左腕が防御のために動いた。防がれる。
そう思って真横ではなく、斜めに振り下ろした。
胸元にザクリと爪が食い込んで、浅くない筋をつけた]
[身体の中心を守る赤銅に阻まれて、もう一度腕を振り払う。
吹き飛んだ射手は起き上がれる様子なく]
ここまで?
[地に近い場所にあった右手を踏みつけた。
それでも銃を離さない射手の首に、冷たく硬い手を掛ける]
沈黙の水晶 ヴェルザンディは、銀の娘 ユーリエ を投票先に選びました。
[けれどその左手にそれ以上力が籠められることはなく。
その拍動を感じようとするかのように、温もりを取り戻した]
誰にも止められない。
このまま生きろということよね。
[結晶化した右手を左胸に当てて目を閉じる。
核はその真下にあるのだが]
もう諦めて。
[銀の光が吸い寄せられるように集まってきていた]
沈黙の水晶 ヴェルザンディが「時間を進める」を選択しました
……ええ。
名前を教えていただける?
私は、ヴェルザンディ。
[両腕の結晶化を解き、彼女を迎え入れるように手を伸ばした**]
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