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[投票の結果、顔を知らない司書が、リュカを部屋の外に連れて行く。]
リュカちゃん…結局、理由はわからないままだったわネ…。
また落ち着いたら、聞けるかしら…。
きっとそうよね…。だってマニュアルには、排除って書いてあるけど、確か星の夢って言うかわいい名前のお部屋に連れて行くだけだものね?大丈夫よネ?
そう、星の夢に、連れて行くだけよ…。星の、夢…?
[その時、手の甲の制御端末の淡い光と共に、なぜか忘れられていた記憶が思い出されていく。星の夢、それは「用済み」になった同僚たちの廃棄場所。無限に落ち続ける重力の井戸。そして、その知識はあるのになぜか封印されていたかのように思い出せなかった、その事実に驚愕する]
…って、星の夢って!何よ、なんなのよこれ!いくらワタシたちが図書館のために「ある」からって、こんなモノのように扱われるのはおかしいじゃない!
…許せないわ。何もかも許せない!冗談じゃないわよ!
とりあえずリュカちゃんを助けてくるワ!ワタシの筋肉にかけても、こんなおかしい仕組みなんて…!
[そう、叫びながら廊下に飛び出す。ちょうど角を、リュカと顔を知らない司書が曲がっていくところだった。追いかけようと思ったその時、昂ぶった感情に同調するように、手の甲の制御端末が徐々に点滅速度を速め、最終的にひときわ大きく輝いた。すると今までの感情が嘘だったかのように、まるでブラックホールに吸い込まれたかのようにストン、と抜け落ちる。]
…そうだ。バグは処分しないといけない。俺たちは、大図書館のためだけに存在する。バグなんて存在は廃棄されて当然だよな…。
[冷たい、まるで別人のような目で、リュカが去った廊下の角を見つめる。]
さあ、さっさと仕事を済ませよう。この後他のバグもとっとと見つけて、処分しないといけないんだ。スマートにいこうぜ。
じゃあな、リュカ。お前が何言ってるかわからないこともよくあったけど、楽しかったぜ。
[その場にいないリュカにそうつぶやくと、振り向いて会議室に戻っていった。その後姿には、まるで未練がないかのように軽やかであった]
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お先に失礼しました。
本当はついていきたかったけど、レベル2が二人いるし、確定ロルっぽいことは避けておいたよー。
二人の発狂楽しみ!
[―回想―
リュカと、それについていくフィオンを見送り、ふっと全身の力を抜く。
そこにいたのは、表情こそ抜け落ちたみたいになっているものの、間違いなくいつもの出来る男であった。]
リュカちゃん、行っちゃったわ…。
[そう言いながら、会議室に戻る。するとキラリと光る何かが、床に横たわっており、みんなが周辺を囲んでいるのが見えた。
遠巻きに眺めながら、つぶやく]
…そう、やっぱりマーティンちゃん襲われたのね…。
……バグは、廃棄、しないとね…。
[その後、シメオンがマーティンを担いでいく。リュカと同じ、星の夢に連れて行くのだろう。]
マーティンちゃん、さよなら…。貴方の為にも、もう一人のバグは必ず、廃棄するからね…。
[そう呟くと、昨日までのレコーダーを聞き始めた。]
[レコーダーを聞き終わり、アリーセをじっと見つめる。]
とりあえず、アリーセちゃんに質問してみるワ。
アリーセちゃんは結局、誰がバグだと思ってるのかしら?
昨日の全員への感想でも、なんだか全員非バグって見ている感じで、そうなると自動的に自分がバグってことになるじゃない?そこは教えて欲しいわね。
[レコーダーを何回も聞き直す。]
…フィオンちゃんとローレルちゃんが、昨日のマーティンちゃんのスキャナー発言の後のアリーセちゃんに関しての部分だけど。なるほどーってすごい感心したワー。
確かに、アリーセちゃん不自然かも。発言を徹底的にさらってくれる二人だから出てくるツッコミよねえ。
ワタシはあの日、マーティンちゃんの話を聞く前に寝ちゃったじゃない?起きた後、頭からレコーダーを聞いてた時に、マーティンちゃんの話を聞いたら他の人の話聞くよりも前に、「スキャナーじゃないわよ!」って宣言しないと!ってちょっと焦ったくらいだったのよネ。
それなのにアリーセちゃんは、「バグ見つけたって言うスキャナーちゃうで」宣言が全員分でただけで、確定したって思ってるように見える。これって、最初からマーティンが本物だってわかってたからだったりしないかしら?
フィオンちゃんの返事にあるみたいに、リュカちゃんがスキャナーじゃないって時点でそう思ったってことなのかしら。。。
その上で、しいて言えばだけど、フィオンちゃんもその時にちょっとだけ結論を先走ってた気はするワ。スキャナーちゃう発言も結構後になってからだったし。ただ、フィオンちゃんの場合はすぐに自分でつっこんでるし、本当にちょっと興奮してる感じだから違和感はなかったわー。
フィオンちゃんを疑ってるというよりは、つっこまれた時のフォローな気分くらいだからね!か、勘違いしないでよネ!
…やっぱりワタシの中では、リュカちゃんと組んでいそうなバグって言うと、現時点ではアリーセちゃんが有望に見えるわねー。
理由も繰り返しになっちゃうけれど、他の三人なら今の状況にしなさそう、って言うのが大きいかしら。
ただ、リュカちゃんに騙らせない件だけど、昨日はフィオンちゃんは説得しそうって言ってたじゃない?でも、フィオンちゃん自身がワタシより「バグ適当なんちゃう」派なのを見逃してたワ。
フィオンちゃんは意外と二面性ありそうだし、万が一バグだったら「がははええやろええやろ」とか言いながら適当に動いたりするのかもしれないわね。
だから修正すると、ローレルちゃんは説得しそう、シメオンちゃんも説得するけど相手が嫌がったら引きそう、フィオンちゃんは最初は提案するけど楽しいならまあいっか、ってなっちゃいそう。って感じかしら?
ちなみに、ワタシがバグだったら、フィオンちゃんとシメオンちゃんの間くらいかしらねー。えー、騙らないの?不利よ?まあ混乱はしてくれそうだけれど…。うん、そこまで言うなら…。みたいな感じかしら!
…これって、発言とか戦略とかじゃなくて、ワタシの勝手な性格のイメージだけな気がしてきたわ。自分でもあまり参考にはしないようにしておくわネ…。
とにかく、アリーセちゃん以外はリュカちゃんと組んでなさそうってことよ!
最後に、じゃあアリーセちゃん以外の3人をどう思うか、なんだけど…。
正直に、今の時点でのことを言うと、わからないワ!
万が一、明日も投票しなければいけなくなったら…次の襲撃が大ヒントになると思ってる、ってことだけ言っておくわね。
ここをつっこみすぎると、また怒られちゃうしネ!
…これだけでも言いすぎかしら?
とはいえ、今日もまだ時間はあるし、ちゃんとみんなに対する意見も出すし、みんなの発言も苦手なりにさらうつもりヨ。
とりあえず今は、こんなところかしらね!
[そう言って、長く話した喉を癒すように、プロテイン入りコーヒーを3杯ほど一気飲みした。]
[ローレルのつっこみに]
…あら、本当だわー。二人のように発言を追うのをやってみようって、その部分を聞いてたけど、ローレルちゃんのところまで聞いてなかったわ!無駄に喉使わせちゃってごめんなさいネ…。
まあ自分でも言ってるみたいに、すでに自分で納得はしているから、フィオンちゃんもそこに関してつっこんでくれなくて大丈夫だからね!
[次に、シメオンに向かって]
そうねえ…。今は八割くらいはアリーセちゃんがバグじゃないかって、思ってるわ…。
ただ、こんな状況になって、アリーセちゃん以外の4人ともアリーセちゃんを疑っているって言うのが、ちょっと怖い気もするのよネ…。そこまでコントロール出来るようなバグが、他の三人にいるなら、その人は凄い人だけれど、ちょっとすごすぎる気もするの…。だからそんな人がいる可能性が2割くらいじゃないかしら?
あと、昨日の数字は例で、アリーセちゃんを100倍疑っているとかそういうことではなかったからネ。むしろ他の三人の差を表すために、その数字を使ったのよ。本当に微差なのよってことが言いたかったの!
なんか、ちょっとでも疑ったり差をつけたりすると、フィオンちゃんとシメオンちゃんが怖いんだもの…。
[最後はウィンクをして冗談めかしながら言った。]
ローレルちゃんはつっこまれても、あまり怖くないわネ…。優しい先生に注意されたみたいに、見直してお返事しないと、って思っちゃうワ!
…念のために言っておくと、二人が怖いって言うのも冗談だからネ。
さて、そろそろちょっと一休みするわー。
なんかあったら、またレコーダーに入れておいて頂戴ね!
[そう言うと、机の下で首ブリッジをしながら眠りにつくのであった**]
[机の下から聞こえた声に反応して]
こ、怖くないわよ!二人とも、笑顔が素敵な同僚だわよー!!
[なぜか語尾がおかしくなる。最後に、フィオンの言葉に]
あれは、アリーセちゃんを疑った上で、残り三人に順位をつけてるけど、その三人の差は微差なのよ、ってことが言いたかったのよー。だからアリーセ100ローレル1って基準を作って、ってつもりだったの。
わかりづらかったらごめんなさいね!
[そう叫んで眠りにつくのだった**]
[突然、ゴゴンという大きな音と共に、机が突き上げられる。
少し間があり、のっそりと机の下から這い出る]
…ふう。良く寝たわー。
…なんだか少し、首がこってる気がするわね。なんでかしら?
さて、目覚ましのコーヒーを飲みにいかないとね。
あ、シメオンちゃん、まだ余ってるならクレープももらうわね!
ワタシ、甘いものはタンパク質の次に好きだワ!
[そう言って、会議室からカフェに向かう。
そこでは、何やら淡く光る「何か」が話題になっていた。
室内に紛れ込んだチョウのように、気ままに飛び回る「何か」。
見知らぬ司書の頭頂に止まった時、その光輝く頭が
誰かを思い出させた。]
…もしかして、マーティンちゃん?
そう、マーティンちゃんなの。…え、なーに?
マーティンちゃんも筋トレしたいの?そうよねえ、やっぱり筋肉よねえ。
[出来る男は、「何か」の光から会話を読み解く。
本当にそういっているかは関係ないが、筋肉のことなのは間違いないようだ。さすがである。]
…わかってるわ、マーティンちゃん。muscleよね!
[そして出来る男は(筋肉限定で)英語も完璧であった。]
[会議室に戻り、余っているクレープとコーヒーを楽しむ。
もしかしたら、食べられるのも最後の可能性もあるのだ。
今を楽しむのが、出来る男の流儀である。]
さて、レコーダーを聞き返したんだけど。
…ワタシのことは色々話されるのに、ワタシ宛てには何もないのよネ。
いいのか悪いのかわからないケド。
アリーセちゃんは、お返事ありがとうネ!
その上で、ワタシからもアリーセちゃんに改めてお願いなんだけど。
言いづらいけど、たぶん今日は、アリーセちゃん…廃棄、になるじゃない。
もし万が一、アリーセちゃんがバグじゃないんだったら…
もう一人のバグを明日探さなければいけないわよね?
だからアリーセちゃんは廃棄されても、明日の考えなんかも
落としてほしいワ。こう残ったらこうだと思うとか、こういう考え方してほしいとか。
だってアリーセちゃんが図書館の一員なら、
廃棄になっても図書館のこと、考えてくれるわよネ?
[話ながら少しずつ、顔は紅潮し、言葉には興奮が混じる。
罪の意識をごまかすためか、バグへの敵愾心なのか、
普通の状態なら考えられない提案をアリーセにするのだった**]
…ハックショイ!ハアックショイ!
んふー。くしゃみ二回、ってことは誰かがワタシの筋肉に嫉妬しているわね。
この感じはフィオンちゃんかしら?大丈夫よ、フィオンちゃんも一緒に筋トレすればあっという間にワタシくらいの身体になるわヨ!…一段落したら、一緒にしましょうね。
[廃棄、の言葉に身構えるローレルに向かって語りかける。
この話題の時だけは、いつも以上に真剣な、それでいて感情が読めない顔だ。…あるいは、感情を殺した顔、だろうか。]
ローレルちゃんは優しいわね。
でもね、図書館にことを考えたら、バグは廃棄しないといけないのよ。
そしてワタシたちは、図書館のためにあるのよ。バグを探すために、バグじゃないかもしれない人を廃棄するのも、図書館のためなら当然なの。
そうじゃないと、いけないのよ…。
[自分に言い聞かせるようにそうつぶやいた。]
司書 フェリクスは、翻訳者 アリーセ を投票先に選びました。
もうすぐ投票ね…。
ワタシはやっぱり、アリーセに入れさせてもらうわね。
アリーセ、ごめんとは言わないわヨ…。
これで、終わることを心底願ってるわ。
万が一、明日も続いて、しかもワタシも残ってたら、なんて考えると今から胃が痛いわよ…。
[直前のフィオンの言葉に反応して]
ローレルちゃんとシメオンちゃんの両方に、ワタシとフィオンちゃんを判断してもらうって可能性は、残念ながらないはずよ。
4人の誰かは、襲われているはずだもの…。
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なんか、終わらない気がしてきた…。
アリーセの今日の感じは、明日があることを知っている村っぽく見えなくもない、気がしちゃうな。
その場合、シメオンかローレルが噛まれるんだろうなあ…。
お腹痛い…w
あえて誰も襲わない…!いえ、もしアリーセちゃんがバグじゃないとしたら、それくらいのことをしでかしてくるかもしれないわね…。
秘密で万が一の明日のことを色々考えてたんだけど、そんな想定していなかったわ…。フィオンちゃん、ありがとうネ。
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