
407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦
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[首を振る。
未来を断たせないためにチャールズはカークに撤退を委ね、その身をもって敵の怒濤の前に立ちふさがっているのだ。
己が耐え忍ばなくて、味方に退却するよう説得することなどできない。]
…出るぞ。
[肩にまわした腕に力を込め、鐘の音が聞こえていないだろうサシャに告げた。
もっともサシャが努力して育んできた状況察知能力は、周囲の人間の反応からすでに事変を察知しているようではあったが。>>46]
胸壁から南側へ下りる。
そのままキュベルドンの森まで向うんだ。
皆と離れるな。
(55) 2016/02/17(Wed) 15:11:11
[応えて、急ぐ、とサシャの目に力が宿る。
一瞬だけ、その眼差しに躊躇いが過ったのは、カークの傷を心配してのものだろう。
深い傷ではないが、失血のせいか、指先が冷たいくせに斬られた場所が熱い。]
せっかくエディに傷薬をもらってんのに、手当してる暇もないね。
[軽口で返し、サシャの目の上の傷を見つめる。
軟膏は塗ったようだが、包帯も施していない。自分のことは棚にあげて痛々しさを覚える。
顔に傷痕が残ったところで彼女に対する好意は変わらないけども。]
(56) 2016/02/17(Wed) 15:19:58
[彼女が傷につけたエディの薬の清涼な匂いを吸い込んで、せめてもの慰めにしたところで──ふと、思い至った。
チャールズがエディの薬缶を渡してくれたとき、蓋を開ける前からその匂いがしてた、なんでだ?>>1:566
近くにいたのはチャールズくらいなもんで──]
どこかに怪我、隠してた…
[気づくのが遅い、と自分を叱責するも、今から戻るワケにはいかなかった。
自分が砦を離れる頃には、チャールズも敵を振り切って出てくれるだろうと期待をし──祈る。
砦の南に設置された枯れ草が燃え上がったら、きっとチャールズが出た合図だ。]
(57) 2016/02/17(Wed) 15:21:30
[チャールズの指示が行き渡っていたおかげで、鐘を聞いたそれぞれの部族が麾下を引き連れて退却口に集まる。]
今からでもオクタヴィアスの慈悲を期待するという者は逃げずに投降したっていいぞ。
[撤退を渋る者たちにはそう言ってやる。
彼らが留まりたい理由がそこにないことは承知の上だ。
降参などするものか、と意気込む連中の背を「なら残るな」と押して南へ向わせる。
チャールズが撤退支援にと、少ない兵力の中からわざわざ割いてくれた歩兵もまた説得に当たってくれた。]
(58) 2016/02/17(Wed) 15:32:17
まず弓兵と負傷者。
自力でロープを掴めない者は誰か背負って下ろしてやってくれ。
弓兵は距離をとったら撤退援護射撃の用意を。
次は歩兵。
下りたら皆を守って森まで移動を開始。
最後が身軽な工兵だ。
走って追いつくぜ。
[人のひしめく城門に突入しきれないと見て北壁に梯子や投げ縄をかけて越えてこようとする敵兵がいる。
そいつらを槍や落石で追い落とす者がいなければ、撤退の完了しないうちに砦は敵で溢れ返ってしまう。
弓兵と歩兵がある程度の距離に離れるまで、その役を工兵が務める。
階段の前には、湯を煮たり投石機を組んだ時の残りの木材を積み上げて、傭兵が容易に越えられないようにする。
これでギリギリまで耐えたら、あとはローブを使って一目散に垂直降下だ。
むろん、カーク自身もそのチームに身を置く。
口で言うほどに楽ではなかろう。
だが、カークの相変わらずの飄々ぶりに感化され、パニックになる者もなく、撤退作戦は進んでゆく。*]
(59) 2016/02/17(Wed) 15:43:11
伝書屋 カークは、メモを貼った。
2016/02/17(Wed) 15:56:06
/*
森まで徒歩1-2時間かかりそうだな。
そろそろ夜になりませんか。
このまま6dまで同日連戦はない…と思いたい。
(-38) 2016/02/17(Wed) 16:02:16
/*
自分メモ
失血ダメージ加算中…
砦から出たら、薬塗って軽く縛っておこう
(-39) 2016/02/17(Wed) 16:08:43
伝書屋 カークは、メモを貼った。
2016/02/17(Wed) 22:16:24
[撤退作戦の最中、サシャが名を呼んで顔を覗き込んでくる。>>101
唇を読まれたか。だが、言い聞かせたのは別のこと。]
あっちには傭兵がいる。
おまえは放り投げてでも撤退させる。
[その判断は、たとえサシャの矢筒が満たされていようと変わらないのだ。
オクタヴィアスがどれだけ軍規を徹底していたって、砦の占拠を目前にした傭兵全員が遵守できるなんて盲信できるものか。]
(113) 2016/02/17(Wed) 22:47:50
森に戻れば補給もきくし、傷の手当もできるさ。
サシャの腕を振るってもらう機会は、まだこの先にある。
[弓兵たちと一緒に先に下りろ、と肩を押しやった。]
(117) 2016/02/17(Wed) 22:48:46
さて、もうひと踏ん張りだ。
[サシャを送り出し、少しの寂しさとそれを包む安堵を胸に、ガートルートの剣を腰背に収めると、角材を手にして北から来る敵に当たる。
退却が進むごとに防衛の人手は減ってゆく。だが、幸い階段からの進軍が弱まっていた。>>115
その分、階下に留まったチュャールズらに攻撃が集中していると思えば嬉しくもないが、こちらも北壁からの兵を塞き止めるので手一杯だ。]
(133) 2016/02/17(Wed) 23:31:30
はぁ…はぁ キリがないな。
歩兵隊は弓兵隊の位置まで到達したか?
[「到達完了です!」の声に頷く。]
よし、全員撤収だ!
[最終決断を下し、北からの敵への対応を中止すると、南の胸壁にかかったロープに手をかける。]
(134) 2016/02/17(Wed) 23:33:07
っほら、あんたも一緒に行くぞ!
[蹌踉めいて踞る負傷兵。助けに戻って引っ張り上げる。
自力では下りられそうになかったので、ロープを男のベルトに結んで、スピードを抑えながら下ろしてやる。
胸の傷からまた血が溢れるが、手を離すことはしなかった。
ふっと重みが変化して、先に下りた仲間たちが、負傷者を支えて運んでくれたのがわかる。
その後で、ようやく胸壁を乗り越えた。
交錯するように、北側の城壁に敵が頭を出すのが見える。
すぐに乗り込んでくるだろう。
こっちが地面まで滑り下りるのが先か、ロープを切られるのが先か。
分の悪い勝負だな──*]
(140) 2016/02/17(Wed) 23:37:31
伝書屋 カークは、平原の民 エディ を投票先に選びました。
[胸郭の狭間から顔を出して見下ろし、白い歯を見せてロープを切ろうとした敵兵が、南からの援護射撃に射抜かれて後ろ様に倒れて消える。
感謝すれど、止まって射手を確認している暇はなかった。
砦の壁面を急ぎ伝い下り、最後は飛び降りて南へ駆け出す。胸の傷が動きにつれて引き攣れたように痛む。
前のめりに走りながら、祈るように南門の方を見た。
火の手は上がっているかと。]
──…、
[とにもかくにも、先に退避した者たちに合流し、森へと進ませよう。
森に入ってしまえば、あるいは夕闇が濃くなれば──
獣たちの時間だ。**]
(184) 2016/02/18(Thu) 01:01:15
伝書屋 カークは、メモを貼った。
2016/02/18(Thu) 01:06:45
[志願者を伝令に走らせて、森にいる仲間に、怪我人のために荷車を回してくれを頼む。
残りは後ろを気にしながら、無理のない速度で森へと向った。
携行食を持っていた者から分配があり、水筒が回される。
カークも歩きながらエディの薬缶を開けた。]
──っ?
[不意に耳元で羽ばたきがして、軽い質量を肩に感じる。
若草色と黄色のツートンカラーの小鳥が乗っかっていた。]
(225) 2016/02/18(Thu) 09:58:12
まだチビだな。迷子か?
残念、こいつはエサじゃないんだ。
[小鳥はチョンチョンと動き回りながら、カークが軟膏を傷に塗るのを見てピピと鳴く。]
おまえも好きか。
いい匂いだろ。
友達がくれたんだ。
(226) 2016/02/18(Thu) 09:59:45
将来は医者になるんだろうに、剣術とか習っててさ。
人の体や痛みを知らないといい医者になれないからってんだろうな。
生真面目で素直で──この薬みたいに爽やかで、
こいつに好かれたいな、ってちょっかいたけたくなるヤツ。
あ、おまえにそんなこと言ってもしょうがない?**
(227) 2016/02/18(Thu) 10:00:50
伝書屋 カークは、メモを貼った。
2016/02/18(Thu) 10:06:31
[小鳥の止まり木代わりにされたまま歩いていると、]
お、野苺♪
[森の恵みを見つけたので、摘んで肩口に差し出してやる。]
(298) 2016/02/18(Thu) 22:28:03
あー…、もうすぐ1年たっちまうな。
[赤い果実を見て思い出すのは去年のことだ。
届け物の際、ラモーラル軍の貴族士官に異国の珍しい菓子の話をしたら、えらく乗って来た。>>2:489
食べたいといわれたけど、惜しい、ラモーラルでは生育しない果実を使った菓子だ。
日保ちもしないし、何より収穫時期が終わったばかりだと説明したけど、しみじみと食べたいという顔をされたので、「早馬料金出してくれるなら、来年、あんたのためだけに手に入れてきてやる」と約束した。
すっごく嬉しそうな顔で、握手されたのを忘れやしない。]
(299) 2016/02/18(Thu) 22:29:47
[その収穫期は今だ。
逃すとまた来年までお預けになるが──]
互いに戦争になっちまうなんて、思ってなかったよな。
[彼も出陣してるんだろうか。
菓子の夢を見ながら、あの時みたいに戦槌を握ってるんだろうか。]
(300) 2016/02/18(Thu) 22:32:37
[髪の根を弄るような風が強く吹いて、苺をくわえた小鳥は捥ぎ取られるように肩から離れる。]
あばよ!
[飛び去る鼓動に、もう声は届かない。*]
(304) 2016/02/18(Thu) 22:34:13
伝書屋 カークは、メモを貼った。
2016/02/18(Thu) 22:36:49
― キュベルドンの森 ―
[砦を去ったカークたちが追撃を受けることはなかった。
やがて、サシャの知らせを受けた森の民が迎えに来て、道案内および負傷者の搬送を手伝ってくれる。>>254
荷車の隅に座れって凭れ掛かれるくらいのスペースがあると呼ばれたので、お言葉に甘えて乗せてもらうことにした。
決して上等な乗り心地ではなかったが、揺られるうちに睡魔に襲われて泥のように眠っていた。*]
(319) 2016/02/18(Thu) 23:22:12
/*
チャールズメモ
>捕まろうかと思ったりは…してなかったよ!
ルー・ガルーの伝統美となりつつある、敵陣営訪問ww
(-141) 2016/02/18(Thu) 23:26:22
― キュベルドンの森 ―
[人の喧噪で目が覚める。
緊張感はあれど、親しげな声だった。
森の中にある解放軍拠点のひとつに到着したらしい。]
…! 母さん! 来てたのか!
[炊き出しの手伝いに来ている女たちの中に母親の姿を見つけて抱擁する。]
(332) 2016/02/18(Thu) 23:48:52
(-145) 2016/02/18(Thu) 23:58:05
[ひとしきり再会を喜ぶと、グイと耳を引っ張られた。]
うお! なに?
湯をたててやるから沐浴して着替えろ?
いや、それは親父が帰ってきてからね。
一番風呂は一家の主の特権でしょ。
いつ戻るかわかんない? まあ、ごもっともで──
[南の戦況はどうなっているんだと、拠点の男に聞いてみるが、わからん、との答えだ。]
(339) 2016/02/18(Thu) 23:58:53
伝令用の馬を借りていいか。
様子を見に行ってくる。
[タッチ&ゴーな息子に慣らされている母が、せめて持ってゆきなさいと押しつけた野草茶入りの水筒を提げ、カークは馬上の人となる。]
ありがと、母さん。 行ってくるよ。
[いつもの挨拶。
守るべき者の前では屈託なく笑っていたい。]
(340) 2016/02/19(Fri) 00:03:56
[馬を走らせれば、風とともにある気がした。]
──いる。 感じる。
[繋がってるんだ。いつも。いつだって。*]
(344) 2016/02/19(Fri) 00:12:04
伝書屋 カークは、メモを貼った。
2016/02/19(Fri) 00:18:02
/*
>>348 オクタヴィアス
「化かされたと思う。だが騙されたとは思っていない」
オクタヴィアスらしいビュアさが出てるぜ (きゅん
俺ももっと持ち上げスキルを磨かねば…!
(-152) 2016/02/19(Fri) 00:22:16
/*
クロイツは>>1:92の照れ顔が、破壊力 デカかったんだぜ…!
なんだこの可愛いツンデレはと思った。
(-157) 2016/02/19(Fri) 00:27:15
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