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[>>_192この手を離したら、
このまま何処かに飛んでいってしまうのではないか――――…
そんな心配に陥る程、
腕の中の少女は幻想的に愛らしく。
明るい水色のワンピースに、メレンゲのような白いエプロンドレス。
桜色のポニーテールの上では、
黒いリボンがぴょこぴょこと跳ねている。
自分が悪戯したせいで、胸元だけはそれなりに、
目のやり場に困る事態にはなっているが――――…]
…――――その、な。
マリーが可愛すぎるから、一人にしたくなくてな……
何処か行くなら、一緒に行こうな?
自覚っつーのはあれだ。
自分がどれだけ人の心を掴むか、
俺がどれだけお前に惚れてるか。
…――――自覚しておけ、このじゃじゃ馬。
[>>_194小柄な彼女の身体を軽く抱き上げる。
……何やら妙な体勢を取りかけたのは、
きっとマジで暴れる5秒前か何かだったのだろう]
…――――当然。
媚薬の味に、玩具の味。
次は何を教えてやろうか?
[桜舞う廃墟の花畑で。
この黄金の午後がいつまでも続くようにと男は願った]
苦しくない時でも甘えとけ。
じたばた頑張ってくれてるお前が――――…、
俺は心の底から、大好きなんだからさ。
[見上げて潤むふたつの翡翠。
その中に、困ったように笑う自分の顔が映っている。
きっと、言葉よりは雄弁だろうと。
少女の額に柔らかな口吻を――――…]
[>>_213額に触れた柔らかな感触に瞳を細めて。
言葉より確かな体温。
告白めいたキスを一途に受け止めながら、
それが離れれば瞼を落としてその胸板へと擦り寄るように。
無意識か、意識的か。
誘惑げに薄く開いた唇は確かな体温を伝播させた上で、
訥々と、思うままの言葉を奏でた]
自覚なんて、わかんない……よ。
それを、これから教えてくれるんでしょ……?
[ちゅ……、と仄かな音色を響かせて、その首筋へ。
誰が教師なのかを示すように――おねだりするように]
ぅ、ん……、どこにもいかない、から……。
でも――――…
[前半は夢見るような響きを滲ませて、
後半は、悪戯を告白するような密やかな響き。
両手がそっとディタの頬へと伸び、
指先を撫で上げるよう触れさせ、無邪気に微笑み、唇を重ねる。
愛しげに――知らないはずの感情を滲ませて――素直に]
自分でもわかんないうちにどこかへ消えないように。
ディタが、ちゃんと掴まえておいて……ね?*
―数ヶ月後―
今日は上手くいったし……胃薬は要らないと思うの。
[調合に忙しい旦那さまを呼び出して早々の台詞がこうだった。
眼前には、ちょっと言葉では表せないような煮込み料理と、
その色合いはどうかと思う焼き魚と、
どうしてそんな形をしてるのか不明なパンが並べられている。
不思議なことに匂いは普通どころか、
極上の料理を並べたかのようにおいしそうなのだけれど]
……た、食べて?
[ちなみに、ディタの前に取り皿はあるけれど、
マリエッタの前にはないのは妖怪のせい新婚108不思議の一つで。
可愛らしいワンピースに、白いエプロン姿。
片手に何故か包丁を握った姿で迫る姿がどう映るかは――]
/*
本は好きですね。
海外のものをよく読みます。
翻訳されたものより原書のままで。
なのでそんな表現とか勉強にはなってないかも……。
―数カ月後―
お、おう……
[>>_224…――――いつの間にか、
胃薬の調合がやたらと上手くなっていた。
目の前には食欲をそそる香りを立ち上らせる、
なんとも言えない見た目の料理が並んでいた]
い、いつもありがとうな……
[マリーが手に持つ包丁の無言の圧力に促され、
死刑台に向かう囚人のような面持ちで席へと着く。
試しに■whitesmoke色の焼き魚を口に運びながら]
マリー、ひとつ聞いても良いか?
味見とか、し――――…
[もぐり。その味は――――3(3x1)
1匂い通り絶品だった
2言いたいことも言えないこんな世の中ポイズン
3ディーター!今日がお前の命日だ!]
[烟る白色の焼き?魚を手に取った。
果たして火は通っているのだろうか。
鼻を近づけると、ふわりと香ばしい焼き魚の匂いが鼻腔を擽った。
……お、これなら――――…
と、そんな風に思っていた時もあったものだが……
ひとくち食べて、視界が霞む。
愛情以外の入ってはいけない隠し味でも入っていたのかも知れない。
インガオホー!
男の意識は、闇に包まれ、テーブルへと突っ伏した――――…]
/*
はっ。
挨拶だけしておこう。
pochiと申します。
普段はガチに生息してたりしますが、
最近はRP村をふらふら中です。
相方のgozaさんはお付き合いありがとー。
中世の雰囲気が好きでね……
漫才になっちゃったけど、楽しかったです。
またどこかで遊んでね……!
[やがて――――…
マリーの膝の上で目を覚まし、
二人で味付けを変えながら平らげて。
そんな、いつもどおりの二人の日常。
遠い桜の里の加護の元。
きっとそれは、
ずっとずっと、続いていく――――…]
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