情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[クレスの質問を、別の角度から捉えてみる。
恐らく彼は前者であろうと感じたが。
して、届いた情報に軽く瞼を瞑り。]
一人出たのならば、もう良いだろう。
私は、鑑定師ではない。
出て来ないので、肉壁にでもなるかと思っていたが。
さあ、がんばれ。言って来い。
[イドが「もうつかれたぽよ」というような声音でひと鳴きし
再びふよふよ飛んでいく]
[リエヴルの反応をイドから拾う。
先に、己の居場所を無くしたのは彼の方だ、そう感じていた。
故に、リエヴルの拒絶が不思議であったけれど。
ディークの反応には、無理せずにと、
何処かから電波が囁いたかも知れず]
ジェフロイか… 正直、彼はブランで
別の力を持っていると思っていたので
余り情報は増えんな… まあ、妄信は出来ぬが。
ソマーニュに関しても、何処かで言った気がするが。
[ぽつり。ひとりごちた。]
[クレステッドの言葉に静かに頷く。
ああ、性質の異なる者同士でも、言を交えれば、
そして、相手を理解しようと努めれば解り合えるのだ。
久方振りの感情の到来が、心を穏やかにされてしまう。
不思議な力を持つ男だと、改めて悟り]
君には君の、…そう、生き方があるんだろう。
見返りは、渡す心算だぞ? ……それでイーブンだ。
[一方的に搾取する事も好きだが、と一体何の話なのやら。
席を立つクレステッドへ目礼を送り…、振り返りざまの言葉に
一瞬、面食らい。そして、笑った。]
さあな。普段怠けているからじゃないか?
[ジェフロイの言葉――「もうひとりの鑑定師かと思った」
との言葉に、苦味を帯びた笑みを送る。
敵ではなかったと安堵するその表情が、そのさまが
真の安堵を感じているように見え、
本物だろうなと確信に近い予感を得。
であるのなら、もう一人は出て来ないかもしれない、
そんなことを思案しつつ一人、グラスへワインを注いでみたり]
[クレステッドの姿が見えなくなってしまってから
はっと我に戻り]
……しまった、血を味見してやろうと思っていたのに
すっかり毒気を抜かれてしまった。
……何だ、あの癒しパワーは…。
[男は密やかに、Es全員の血の制覇を考えていたのだった。]
[テラスに貌を魅せるソマリへ、軽く片手を上げた。
企業面接のようだな、とぼんやり思う。]
ん? ……何の誘いだ?
[彼の分も、グラスへワインを注ぎ入れ。
手前へ滑らせ、「そういう状況ではない」との言葉に
同意するよう、苦々しく笑みを宿す。]
ま、こういう状況もそう、悪くは無い。
――…そうか? まあ、ずっと一緒という訳にも、いかないさ。
[鋭い指摘に、バツ悪そうに少しばかり眉根を下げて。]
――ああ、知っているのかと思っていたよ。
クレステッドと話した。まあ、…ブランだろうと思うが。
[懐柔されるには些か不十分な内容だった気もし。
否、元々それほど警戒を強いていた訳でも無い為判断には早いか。
"本人もまた然り"――探ろうという気概を微か、ソマリの双眸へ感じ取り
流石であると、薄く笑みを浮かべた。]
正直、味気無いぞ。つまみがあれば少しは旨く感じるだろうか。
そうだ、……こうしないか。
[乾杯の所作が済んでから、ちょいちょい、と彼のグラスを呼びつけ
二本の指の爪を伸ばし、彼のグラスの縁へ自己の手首を添え
動脈を浅く切りつけ、鮮血をワインへ飛ばそうと]
[リエヴルとの間に起こった出来事へ思い馳せ
軽く、瞼を瞑り]
……あいつは、…何を考えているのか解らない。
けれど、ルージュだから、という感じでもない。
……なんなのだろうな。
[自己の手首を舐め終えれば、今度は彼の血を寄越せと
ワイングラスを彼へと、向け]
[真面目だというクレス評に静かに頷く。
同期の彼が一番、良く解っているのだろう。]
私が「見極めに来い」といって、すぐ来てくれた事は加味しない。
[それは諸々の状況の所為もあるだろうから]
けれど、捕まりたくないルージュなら警戒するだろう。
しかし彼は、本心から私を理解する為に
言葉を重ねていたように思う。
来るとすれば、とても狡猾な奴だろうが… そうは見受けられん。
[つまみ、は彼自作の焼き菓子を頂くつもりだと、指先で示し。
珍しく躊躇を見せる彼の様子に、双眸を瞬かせ――
先のうら若き様子と、森での一件が重なって]
ああ、……私の前ではお上品だったアレだろう?
問題無い。制御してやるよ。
[にこり、笑みを宿す。
魔物の中の魔物も、状況を読むのではと予想し――
暴れる事があれば本気で、押さえつける心算でいて
けれど、強くは推さずに]
解らない、と?
どうだろう、……そもそも今日まで
解って貰おうと思った事が、余り…
そうだな、斧を持って暴れるクレステッドが
非常に想像に難しい。
[詰まり、ソマリならば想像余裕、と。
流石にそこは自重したが、果たして。]
[リエヴルに関しては、自分では現状、判断は不可能だと感じ]
そう、か…。
第三者的に見て違うのならば、それでいい。
[とろりと伝う鮮血の美しい流れを見つめれば
その香に知らず瞳が呼応し、微か紅茶色へと染まりゆき。
グラスを攪拌した後、ソマリの小指を唇へ含もうと顔を寄せた。]
/*
うーむ、このままディークかな、投票…
狂った鑑定師はカレルなのかね、潜伏希望だったよな
ぶっちゃけ潜伏でもいいとは思うんだよね
こっそり占ってご主人様をそっと追従すればいいんだし。
この村での真贋争い、ってのもドラマのひとつかなと思ったけど、苦手なひとには苦手だろう。
FOしか想定してなかったけど、村建てが←
[判断材料の件に関してはソマリに同意し、
けれど"信頼"に関しては如何か、男には理解出来ぬ部分であろう。
今、男は遊戯に勝つ為にEsを"ルージュか、そうではないか"
でしか区分しておらず。
否、遊戯の本質とは異なる部分の話かも知れずに。]
基準が難しい部分だが、な。
正直、私も… 消去法でしか見ていけない。
[全員と対話するのは不可であるし、
対話したところで、ルージュの要素を見出す話が出来るかどうか。
カレルに関しても、彼の考え方に同意できた。
そこでちらり、イドが拾ったオズワルドの言葉を思い出す。
鑑定師が出て来ない理由、という予測の話を]
[不安げな眼差しへはもう一度、静かに頷き。
「理解しがたい面」とやらには「そうだな」と
端的な一言を残す。
先程、クロステッドとの会話での仄かな感情は気の所為だ、
そう、思うことにしておいた。
何やら怒気荒げる様子に気づくも、表情を変える事無く
小さく吸い付いた指を解放し――彼の変化に目を瞠る]
……凄いな、本当に血がスイッチ、なのか。
[しかも、如何やら飛べるようだ。
刹那、口角が醜く歪むものの]
[姿形は異なれど、彼の本質はひとつのような気がして。
寧ろ男からすれば、こちらの不安定な”ソマリ”の方が
城内が愉しいことになりそうだとか――
不謹慎な事柄を考えつつ、彼に倣うよう男もワインを飲み干した。]
ソマーリュもか。
ああ、君の名は確か――ソマリ、だったか。
[基準が低い事実を聞いて、やや浮上する感情。
妖艶に膝上へ乗り上がる彼の視線の先、何を欲しているのかは
痛い程理解出来るのだが。
カヌレをひとつ手に取って半分に割り、
その艶やかな唇へ押し込もうと]
待ての出来ぬ犬は、褒美を貰えない。
欲しいのならば、――いい子にしていろ。
[半分のカヌレを自己の唇へと含み、嚥下して。
彼の手を取り、指先から手首までを舌先で舐め上げる。
上目に様子を眺めつつ、白い手首へ牙を立てようとし。
避けられてしまわねばそのまま、彼の血を啜るだろう。
逃げられてしまえば「Sit down」と、
無礼にも床へ下りろと命令を下すはず。]
[イドがもう先程から、床に落ちたりまた浮いたりと
人生に疲れ始めていたが。カレルからの伝達にふむ、と思案ひとつ]
出て来なかった理由は解った。
リエヴルを鑑定した理由は何だ?
何故、クレステッドを鑑定しなかった?
[三つ目は些か不躾な内容であるが故、
嫌ならば答える必要は無いと]
[舌を覗かせる妖艶な仕草に双眸を細め。
首筋で脈打つ血管、その奥の液体も愉悦を感じて高鳴りを帯び。
カヌレを吐き出す様子に舌打ちするも、
手首に牙を立てる事が叶い、「Shit」は命じず
その甘露を飲み干していき]
――…っ、豚野郎は躾もしてくれなかったのか…?
[限界だったのだろう事は理解出来たが、
口許へ薄く笑みを梳いてそう紡ぎ。
片手で赤髪を搔き上げ、先に小鬼に吸われた箇所とは異なる
耳下のライン、首筋を飲め、とばかり差し出した。]
/*
はっ
自ら一方送信→一方送信→をやるところだった。
(というかやってた
カレル、きてくれてありがとう(ほろり
膝上のこねこちゃんをどうすべきか。
― テラス ―
[膝上のソマリの手首を屠り、
自らも首筋から吸血されているであろう現状。
弱ってくたりとしたイドよりも早くカレルの姿を見止めれば
苦悶に酔い痴れていたであろう男は驚きに、双眸を瞠らせた。
ソマリへ「食事は終わりだ」と嗜め、彼の手首を流れる朱を舐め取ると
ソマリの身を、椅子の上へと座らせる。
どいてくれなければ、迷わず銃弾を腹へ数発撃ち込んだだろうが
今は未だ解らぬ次元の話]
良く、言われる。
……珍しいな。
君の笑った顔など、滅多に見れん。
[傍に彼の「先生」が居る時であればまた別と、
その程度の認識で。]
先の質問の問いを、持ってきてくれたのか。
― 少し以前 ―
[熱を帯びた吐息を傍に、心地良く伝うまま
抉り取る様に、少々乱雑に手首を貪る。
カシムの血だけでは足りなかったのだ、男もまた陶酔感に呑まれ
彼の血を、その肉を味わい。]
獰猛過ぎて手に負えない、か。
豚野郎の躾が下手だったんだろうよ。
[ガリ、と…骨を伝う牙の感触に奥歯を噛み締める一瞬。
水柱ならぬ血柱が飛沫となって首筋で跳ねる。
随分と感覚が鈍くなっているにせよ、重い一撃に痛みが走り。]
…それこそ、斧で殴られているような喰い方、だな…
[官能を感じる暇を与えぬ、
まさに"吸う"ではなく"喰らう"吸血方法で。
これは確かに制御も難しい化物だ、などと
今日の森での一件へ思い馳せ、
関わった人物達に心の中で十字を切りつつ。
男もまた、遠慮なく手首の筋を噛み切り
骨までの肉へ喰らいつき、啜った]
[カレルの気配に気づいて獰猛な猫を剥ぎ取ったのは
その光景を見られる事を嫌ったわけでも、
彼等の関係性に遠慮したでもなく
単純に、まともな思考で話を聞きたかったからだった。
銃の出番は無かったらしい*]
…成程。その感情は非常に自然に感じるな。
君が真であれば正直、かなりの心労が想像出来る。
[身支度を整え、改めて彼に向き直る。
もう時間もない。自分の意見よりも、彼の言葉を聞きたかった。]
もちろんだ。
今思っていることを自由に話して貰えれば、と。
[そうして暫し、彼の言葉へ集中し]
君が鑑定師と聞き、「信を得る自身が無くて」隠れたのだとしたら
少し、違和感があったんだ。私は君を"なんとなくブラン分類"していたのでね。
しかし、それだけの事を考えての行動であるとすれば…
ふむ、その違和感は感じないし、その効果もあったように思う。
[そこで一度、言葉を区切る。
如何にも時間が足りなかった]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新