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おー。隷従してる♪
>あなたは人狼に隷従させられましたが、妖魔の誇りを失ってはいません。
>服従する振りをして、生存のチャンスを狙いましょう。
いいねいいね。楽しいw
(『…ヨセフはおひとよしね』)
(まったくだよ。ボクらが心配しちゃうくらいさ)
(『“声”は先生とワタシたちの大切な繋がりよ』)
(ニンゲンたちにだって大事なものだと思うけどなあ)
(『でも……ワタシたちに使ったわ』)
(―――…使ったね)
(『……』)
(ローズマリー、気にしちゃだめだよ)
(『うん。ダメよね。…分かっているわローレル』)
(それならいいんだ)
(『だいじょうぶ。お仕事はお仕事だわ。先生のためだもの』)
『――――ありがとう、ヨセフ』
こうやって繋がっていられるなんて、すっごく心強いよ。
[感謝と困惑と嬉しそうな気配が複雑に混じったコエが、
そっとヨセフへ投げ返された*]
―夜半―
[夜が近づくにつれて、陣内の慌しさが増してゆく。
魔軍の猛攻を前線で出来る限り食い止めてもらっている間に
モーザック砦への移動を開始した人々を尻目に――…
双子は逆向きにしばし寄り道した。
すなわち前線見物である。]
あはっ、動くお城は今日も絶好調だなあ。
『遠目で見るだけよ。アイツに近づくのは嫌だもの』
わかってるって。食べられちゃ敵わないからね。
[遠くからでも、魔王の居城たる其の威容は充分感じられる。
今まで何度も見たことはあるが、
蹴散らすべきニンゲンたちを前に威圧感を放つ姿は、やはり一層の見栄えがあった]
―見物―
あれ。宿営地の中も賑やかだね。
『誰かが来たのかしら』
[それは魔王の人形が齎した騒ぎだったが、
離れた位置にいる双子には仔細までは分からない。
閃光が瞬いたり、炎の気配がしたり。
うずうずするような戦の高揚が、あちらこちらで生まれていた]
ねえねえローズマリー。ボクらもちょこっと遊んじゃう?
『でもそれでバレたらただの馬鹿よ、ローレル』
手厳しいなあ。とはいえ今もサボリには違いないけど。
[ヨセフにはモーザック砦に向かえと言われている。
なのに目下寄り道なうなのだ。
そろそろバレないうちに向かわなきゃいけな――――…]
わああああっ。
『……心臓にっ、わるいわ…』
[後方の状況を伺う“コエ”に、双子は揃って慌てた。
授業をサボっていたところを教師に見つかってしまった生徒のような心地だ]
ローズマリー!
『ローレル』
「「 とにかく急ごう 」」
[双子はきょろきょろと辺りを見回す。
一部の人気沸騰箇所を除いて人気のなくなった宿営地を物色し、
レオヴィルの旗なびく1本の竿に手を掛ける]
…これでいく?
『そうね。ほんとは箒がいいけど、ぜいたくは敵だもの』
…… 空は我らの庭
…… 『風は我らの足』
[旗の竿に二人揃って跨って、呪具となる本を開き、まじないを唱えると――ふわり。双子を乗せた旗が低空に舞い上がった]
ようし、れっつごー!
『ひとっとびー』
[竜や城や瞬間移動や変身といった技を持たない双子にとって、これはなかなか便利な移動手段なのだが…持続時間が短いのが難点だった。
とにかくちょっとは後方に向かっておこうと、レオヴィルの旗をぱたぱた揺らしながら双子は砦目指して加速する*]
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ひとり周回遅れでほのぼの軸を走っているような気がしないでもない(
ううむ、しかしこれ他全員宿営地に集まっているんだよなあ。
砦でぽつねんするのは寂しいし、どっかで回れ右しちゃうか。
[ヨセフ>>*25には、さてなんてお返事しようと考えている間に
別のコエ>>*31が報告のお勤めを果たしてくれた。
あちらさんは既に砦に到達しているようだ。
有能そうな気配がする。
…ちなみにこのコエについて、
仕様説明>>16は聞いたものの、実際に誰と誰が繋がっているかまでを教えてもらう余裕がなく、聞き損ねていた。
貴重な魔法なのだから使うのは偉いヒト――となると
おそらく知らない声のひとりは皇子サマなのだろうと推測がつく。
だがもうひとり……]
(『やけにディークにそっくりよね』)
(いやいや、まっさかあ。親戚か他人の空似だよ)
[ユーリエ姫殺害の件で逮捕されたディークが、その王族と貴重な繋がりを持っているなど冗談でも想像できなかった]
先生だ!
『先生だわ!』
[優美な黒竜ナールに騎乗するそのひとの姿形を
地上から見ることは出来ないけれど、
その気配が今、傍に在る――というだけで
双子の心は悦びに満ちる]
[竜はくるりと旋回し、森の方へと消えてゆく。
その偉容な様を、双子はじっと見送った。]
…ねえ。やっぱりちょっと戻っちゃうかい?
『先生が動かれるのだったら、お傍で見たいわ』
ヨセフには、心配だったとか言えば大丈夫だよたぶん。
…えっとね、疲れたり怪我してるヒトたちの砦の移動も順調だよ。
『もうそろそろ着くと思うわ』
[遅ればせながらヨセフに報告する。
嘘は言っていない。
着くの主語に自分たちが入っていないだけで。]
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発言に名前が入っていたら、相手として指定されたという感じなのかな??
うにに。赤貰ってすぐに動けなかったのが悔やまれるね。
時間ェ…。
結局ローさんとも会えぬままだ…むねん。
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