情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[周囲をめぐる風が体の痛みをいやしてくれる。]
どうやら思った以上に忙しないようだな。
[あるいは切羽詰まっているのか。腕をぐるぐると回して体の調子を確かめるが]
うむ…これは問題だな。
皆無事に達成できたようだし、傷も癒えた。試練には迎えるのに問題はないのだが…こう…なぁ
[しょんぼりした表情のシルキー>>42と顔を見合わせる]
神子には食事に対する大切さを今度長く説かねばならんな。
[食事というのは心の癒しにもなり、つらさや苦しさを紛らわせ、明日を生きる活力になるのだ。それをおろそかにしては、活きれない]
どれ、ちょっと待っていろ。
[背中の蔦でできたケースのようなものを地面におろし、その近くに膝をつき、両手を地面につけ拝むようにして念じる。しばらくするとにょきにょきっと蔦が一本のびて、そこに果実が実る。]
ほれ、蒼梨だ。料理というものでもないがこれをくって腹ごしらえをしてから試練といくか。
[甘酸っぱくシャキシャキした歯ごたえの梨をシルキーに差出し、自分ももぎ取るともぐもぐ食べ始めた*]
ところでな、シルキー。
[シャキリと音をたてほおばると芳醇な香りと甘酸っぱい果汁が口に広がる]
答えなくてもいいが、お主、絆石を拾ったときどう思った?
ワシはな。あまりいい気分ではなかったな。役目のためだけに生きなければならないのかもしれんのかと思えてな。
だからそれまではやりたいと思うことをやってこようと思って生きてきた。
[過去を思い出すように語る]
こうして世界軸にきて、思った以上に自由に過ごせているからいいが、もしかしたら、しばらくしてこういう自由もなくなっていくのかもしれん。
まだ融通が聞くうちに、やりたいことがあったらやっておいたほうがいい。…ま、無用な心配だったとしても取り越し苦労にはならないことだろうからな。
[シルキーはまだ若いのだし、猶予は自分よりもきっと短かっただろう]
ワシが協力できることがあるなら遠慮なくいえよ。
[大事に思えたことを伝えた。
でも勝手なことをいってすまんな!だがこういうことをいうのは照れくさい。そんな様々なことをごまかす意味もこめて豪快に笑った]
ん?
んー……んく。
[しゃくしゃくと小気味のいい咀嚼音を立てながら、蒼梨を食べる。
トーマスの問いにきょとんとしながら、口内にあるモノを呑みこむ。]
あたしで役に立てる事柄であるなら、それでいいかなぁ、って。
……ほら、基本的にあたし達、翼人って一族とかの仲間意識、馬鹿みたいに高いじゃん?
[高山という過酷な場に、生きる場を見出し、困難を結束と工夫で乗り越えてきた。
そして、困難を乗り越えてきたという自負が、住まう場と同じように高く積み重なっていた。]
人里に降りてる人らはそうでもないけど、爺婆の年齢はどうしてもなかなか……。
[ただただめんどくさーい、である。]
まぁ、親の反対押し切って鍛冶師やってるから、十分にやりたいことやれてるから。
柱になって、人を鍛えるというか、何と言うか、うん。
それもいいかなぁ、と。
[徐々に何が言いたいのか分からなくなってきていた。]
……ありがとね、おっちゃん。
[残念>>64というあたり、食べ物の執着はとてもよいものである。
でも貴重品だからなぁ。神子だって用意できないかもしれない]
なに、こういうのは男の仕事だ…とはあまりいえんが…
[たくましい女性も出てくる世の中だもの]
かっこつけたがるのは男の性ってもんよ。
[心配するシルキー>>65へと力こぶを作って見せる]
[シャリシャリを口の中で音を立てながら、問いに帰る言葉を聞いていた]
そうだな。ワシ、たまにお主が翼人族だって忘れてるものな。
[良くも悪くも仲間意識が高く誇り高い翼人族。
空をかける自由さの代わりに違う不自由さを得ているようにも思えるのはその環境と育った場所によるものもあるのだろう。
そんな中、役に立てればそれでいい。とあっさり言えてしまうシルキーは稀有にも思える]
柱になって人を鍛えるか。その発想はなかったが、鍛冶師らしい。ならワシは人を育てるということか。
いや、感謝はワシもだよ。
柱になって縛られると考えるのは早計かもしれんなぁ。柱になったからできることもあるかもしれんしな。
[そう考えるのはなんとも前向きで健康的だ。そのできることの試練をしにいくか。梨を食べ終えるとそう思考は進んだ]
[ご飯は大事というのに全くだとうなずく食べさせる側と食べる側>>66]
おう。次があるからしっかり食べろよ。
[食前の挨拶を口にして食べ始めるシルキー>>67へという。
おなかと水分も果実で補給。一段落したらいこう。食事を終えてというとケース状の蔦を治すと移動をするのであった]
― 『世界軸』上層・『陽光の間』 ―
[蔦のケースも盾も背中に背負い上層へと向かう階段を上って行き着いた先。光に照らされた円形の部屋にたどり着く。上を見れば太陽のようなシャンデリアのようなものがぶら下がっている]
完全に光だな。
[薄紫色の仔竜がその中央付近で待っていた。そしてここで語られる試練の内容>>#2]
これは完全に予想外だったな。
[力というと殴り合いか。まいったなぁ。というように一度シルキー>>74を見た]
とはいえワシら二人とも作る側だしな。何か作ってそれで採点とかではだめか?
[一応程度にいって頭をガシガシとかいて]
これでまからないか!
これならどうだ!
ええい、いやしいやつめ!これでどうだ!
[なんかいろんな果物を薄紫の仔竜の前に積み上げたりした*]
[仔竜を困惑され抗議>>107されたり、年下の相方に呆れ>>95られたり謝らせて>>101しまったりとかあったが]
うだうだしていても仕方がないか
[しかしあの槌で殴られるのはとても痛そうだ。シルキーだって遠慮がでてしまう…かどうかはわからないが、全力というと、火と槌はとても痛そうだ。
少し悩んだ後、大盾を置いて、背中に背負っていた蔦で絡まれたトランクを置く。
別にもう捧げものじゃないぞ]
装着!
[トランクに拳を叩きつけると、まばゆい光を放つ過剰演出ののち、トランクはなくなり、体を覆うように蔦が巻き付き全身を覆っている。
植物マッチョマンの出来上がりであった]
これでやるか。一応これもワシが今まで育て上げてきた全力の作品だからな
[職人らしい全力であった*]
[目を白黒させているシルキー>>119をみて思惑通りとでもいうように笑う]
ガッハッハ!驚いたか。まあ無理もないか。ここにはいままで旅をしてきて手に入れた種やらが詰めている
[旅をしている間に細かいものをそういくつも小分けにしてもっていくのは難しい故一つにまとめたともいう。]
それを生やしたり、育てたり、やれることを試してたらいつの間にかできた。
結構頑丈だぞ
[触ってみるか?とこんこんと蔦の鎧を叩いてみせた]
月長石亭の元店長 トーマスは、電気石の赤鬼 キアラ を投票先に選びました。
[そして少し距離を置く。正気>>122に戻ったようだ。後で確かめる>>124にはうなずいて試練を始める]
おう、シルキー!遠慮は無用だぞ!
[左腕を斜め上に向けてあげ、右肘をまげて手先をぴんと伸ばしてポーズ。
なぜかノリノリの左手首についた金剛石のバングルが単なる演出のために背後を照らし、天井の太陽と共鳴させてオーロラのような光を生む]
ではゆくぞ!
[とおっ!と飛び上がった。太陽のオブジェを背に、唸るように足が光る(ただの視覚効果)]
植物マンキッーーーーク!
[駆け出したシルキーめがけて飛び上がり、宣言通りキックをお見舞いせんとした**]
[月(背中のムーンストーン)と太陽(のオブジェ)が同じ軸に重なり聖なる光を押しなす。
数多の獲物(野菜)を狩り、群がる悪意(空腹)を沈め、(スープの)アクを許さない!]
これが漢の浪漫だ!!!
[かっこいいとの言葉に、堂々と年齢を気にしないことを叫び。日輪と月輪の力を(演出上)宿し、狙うのは、迎撃せんと迫る大槌>>175]
[振り上げられた大槌とキックがぶつかり合う。
ほとばしる汗…の代わりに飛び散る果汁。甘酸っぱいさわやかな香りが漂う無駄にやさしい仕様。
脚を守っていた蔦は耐久地を失ったようにヘタレてしまい、身を襲う鈍重な衝撃に体が軋む。体が浮き上がりそうになる。]
これがワシの全力!だ!
[絆石が呼応するように光り輝き、破裂するように脚から閃光が走る。痛む足に力が戻り、咄嗟に右方向に足を傾けるようにして、振り上げた大槌を弾き飛ばした]
これでどうだ。
[ずざざと土煙をたて、着地して、ぱっとポーズをとった。シルキーと、後、薄紫の仔竜に向けてでもあった*]
[全力の戦いは終わった。
色々とノリノリに光っていた絆石だったが、最後の最後は、ちゃんと力を貸してくれた気がする]
……ふむ…
[植物マッチョマンは筋肉で考えていたため、もしかしたら今後の彼女の作品に影響を与えてしまっているかもしれないこと>>198には気付けずに]
おう、鍛えてるからな…それと、光が力を貸してくれたからかもしれん。
[じゃれつくシルキー>>202を片腕で持ち上げたりしつつ、あんなにキラキラ光りまくったのもその前兆だったのかもしれないと推測する]
今回の試練は、絆石をもっと扱えるようになれ。ということかもしれんな。
[そう結論づけることにした]
まあワシもわからんけどな!
[あくまでなんとなくという感覚派な意見だ]
そうだな。頼りにしているぞ。
シルキーにも絆石の力がくるかもしれんし、ワシのほうも何かあっても大丈夫なように力を使えるようにしておかないとな。
[気楽に笑うシルキーに、太い笑みを浮かべ力を抜く。
そんなころに届いた新たな指示>>215をきく]
休憩してからといっているし、いったん戻るか。
[討伐と試練、つづけさまだったわけだし、と首をかしげてこちらを見上げ意見を求めるシルキー>>223へと答える]
ところでシルキーの腕は大丈夫か?
[武器を狙ったとはいえどうだったか、確認するようにいいながら、吹っ飛ばした大槌を拾ってシルキーに渡した後、変身をといた*]
ガハハッ!まあ無理なら任せておけ。
[誰かのためになるのが好きなシルキー>>237らしい笑みに応じる]
よし、なら休みがてら飯にでもするか!
[休めば大丈夫という腕のことについてほっとしつつ、大事な大事な食事タイムだ!と中層へと戻っていくのであった]
[と、その前に]
おう、ちびっこよ。一人と二匹で食べるんだぞ。食事というのは大切だからな
[さっきまで積んでいた果物から黄林檎を三つ。薄紫の仔竜に渡すのであった]
― 『世界軸』個室 ―
[大事なごはんタイムである]
温めてくるから少し待っておけよ
[盾やケースを置いて、事前に作り熟成させていた大鍋へと向かう。食欲のそそる芳醇な香りのシーフードカレー。そして試しでと作ってみた、トロトロになるまで煮込んだ筋肉と雪下大根の煮物。デザートには白玉とフルーツのあんみつ。
本日も部屋からいい匂いをたてて、人を誘うのであった*]
おお、眩しいな。
[自分もこんなのだったのだろうか、後光が差すシルキー>>247をみてそう思いつつ次に備え自分も腹ごしらえをするのであった**]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新