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[ヨアヒムについての情報をもたらした男は、何の褒賞も求めずに姿を消した。
呼吸ひとつさえしなかったごとく。]
あの方、 おれが見えてましたね。
[ふぁさ、と尾を揺らして、オズワルドを見上げた。
使い込まれた刃の匂いがしたから、嬉しいようだ。]
彼が何処から来たか、知りたいですか?
[何処へ向かったか、ではなく来し方を口にしたのは、狼の嗅覚ゆえでもなく。]
──…、 ん、
[不意に、人間の姿に戻るとオズワルドの指先を舐める。]
ハルバードを取って来て、馬に鞍を置いておきますね。
ツヴァイヘンダーも持っていきましょう。
[遠征の気配を嗅ぎ付けてご機嫌のあまり、行動の順番がアレだけども気にしない。]
[デコピンされて、痛がりながらも笑っている。]
すみません、つい──
あなたも狼になってみたら、舐め回したくなる気持ち、わかると思いますよ。
[程なく、支度を整えて引いてきた馬は3頭。
オズワルドと自分と、]
あの子にも必要でしょう。
[むろん、乗せて帰るためだけに連れてゆくのではないことは、言わずもがな。]
全員の簡易メモが「黄砂の村」になってる。おお…
そういえば、前回も、最終日に黄砂の村襲撃戦やったなあw (←襲撃する側だった
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