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沈黙の水晶 ヴェルザンディ は、赤銅の射手 ガートルード を支配した。
沈黙の水晶 ヴェルザンディは、琥珀の風刃 ジェフロイ を投票先に選びました。
― 舞踏場周辺 ―
もし…だったとしても。
荒らされるわけにはいかないの。
[銀の光が揺れるのを感じて歩き出した足取りは重たかった。
昔を感じると躊躇いを覚えてしまうことは、どうしてもなくせない。
「こちら側」に来て間もないのに、たとえ表面上だけでも動揺を隠して見せるクレステッドには羨望のようなものすら感じていた]
― 舞踏場周辺 ―
ソマリさん。
はい、近くに来ていたら舞踏場の生まれる気配を感じられたので。
ここなら土地勘もありますから、封鎖されても逃がしたりできるかもしれないなと。
[首を傾げるソマリに眉を下げて答えた]
そう簡単には行かないみたい、ですけど。
― 舞踏場周辺 ―
ええ。それはさせてはいけないのですよね。
私たちのようになれる可能性もあるのだから。
[クレスに賛同するように頷くが]
既にこの近くまで来ているハンターもいると、クレスさんから聞きました。琥珀の風刃と呼ばれる人が…。
[彼のことを伝える声は震えていた]
他にもいて、クレスさんはそちらへ向かうそうですが。
私は。私でも間違いなく退けられるものか。
― 舞踏場周辺 ―
…今のは。
[会話していると、銃声>>46が思うよりずっと近くで聞こえて。
厳しい顔で方向を確認してからソマリの顔を見た**]
― 少し前 ―
[揺らがないソマリの声に安心感を得て頷いた]
名前はジェフロイ。
以前このダウンタウンに住んでいたこともある人です。
クレスさんからは、高い成長の見込まれるハンターの二つ名として教わりました。
[会いたい。会わずに済ませたい。二律背反]
はい。こちらも多くはありませんから、むざとやられるわけにはいかないことは分かっているつもりです。
どうしてもの時はよろしくお願いします。
それでも出会うものには、今の私がすべきと思うことをします、から。
[ソマリの言葉を十全に理解できていたかは怪しい。
けれどその言葉で揺らぎは幾分か鎮められて、最低限の意識を切り替えられた]
[差し伸べられた手を取り、今の自分は「こちら側」にあるという認識を強める。そして銀の繭へ共に向かった。
聞こえた独り言のような呟きには軽く首を傾げて、急を告げる音色に何を聞くこともないまま歩先を変えた]
私は、あちらを。
[軽く跳躍して屋根へ跳び上がる。
「こちら側」に属するようになるまでは出来なかった動きで銃声の後を追い、先回りできることならしようと全力で駆けた]
― 舞踏場近辺 ―
これ以上は、行かせません!
[半透明に変化した前髪を幾本か引き抜き、異形獣を払いながら進むハンターの足下を乱そうと投げる。
変化したまま切り離された髪は、金剛石に近い硬度を保ったまま風を切った]
[進みを鈍らせることは出来た。
しかし傷つけたはずの場所には赤銅色が覗いていて>>105、打撃としてほぼ皆無であることを知る。
即座にこちらを向こうとする短機関銃の銃口から逃れるため、足下を蹴って隣の建物へ。
蹴り足は初弾を避け切れなかったが、スカートから覗く脛は結晶化して澄んだ音を立てながらそれを弾いた]
その先にあるのは、私達の可能性の芽です。
荒らされては困ります。
[着地した先で獣のようにバランスを取り、ハンターを睨む]
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