金狼スコル ドロシーは、ストリゲス ギィ を能力(模倣)の対象に選びました。
[涙目のまま起き上がると同時に、鐘の音が鳴り響く。真夜中の鐘だ。
ふわふわと、銀のトレーが宙を浮いて運ばれてくる。目の前にも差し出されたので、思わずひとつ手にとった。
甘い匂いのする小さな焼き菓子をしげしげと眺めて、]
菓子か……
[ぽいっと口に放り込む。
*半吉*の4(6x1)の効果が現れた!]
……大丈夫かのう?
[白い少女に声をかけつつ、転がったぬいぐるみに手を伸ばす。
手が届く前、目があった。
途端、赤い目の下に縫われた口が大きく裂けて、中から、
1.明かりの灯ったジャック・オ・ランタン
2.吸血コウモリ
3.ちいさい黒猫
4.かたかた笑う骸骨
5.キャンディでできたクモ
4(5x1)が10(100x1)飛び出した。
うさぎはケタケタケタケタと、
「Trick or Treeeeeaaaaat!!!」
と笑いながら、飛び跳ねていく。
野生のように俊敏だ。
触ったりすれば、また何か起こるに違いない。*]
[骸骨はけたけたと飛び跳ねて会場に散っていく。害がないといいけれど。
うううと半泣きになりながら、問う声>>33には、]
吾はスコルじゃ……すまんかったのう。
[しゅんと項垂れながら答えた。
兎を追いかけて回収しようとあたりを見回していると、助けを求める声。>>32
さっき猫を追いかけていた犬が、髭の生えた怖そうな男の上に乗っかっている。]
こやつをどかせばいいのかの?
[とりあえず、目を回したまま動かないわんこ>>25の服の裾を、噛んでぐいっと引っ張った。
ちっとも動かない。]
……そうじゃったそうじゃった
手を使えばいいかのう。
[今度は両手で、せえの、と持ち上げる。
ひょいん、と今度はマーティンが空をとんだ。
<<
ふえええっ、主は腕力強すぎじゃあ……っ
[ぱたぱたと大きく腕を振り回しながら、宙を舞うわんこを追いかける。
二足は走りづらい。途中から面倒になったので四足でかけ出した。*]
[毛のないわんこは、すっ飛んで、清廉な容姿の青年にぶつかったよう。>>45]
どうしようどうしよう……!
[慣れない四肢を懸命につかって飛び込んで、横に倒れた青年の上に乗っかる。
なんとなく顔色が青白いような、熱がないような気がして、]
ぬし、生きとるか?生きとるか?
[と、顔をぺろぺろっと舐めた。]
つ、冷たっ!
[舌がひりっとして、思わず顔をふるふると振る。]
ふにゅっ!
[襟を引っ張られ体が浮いたかと思えば、床に落ちた。
肉球もない手は不便だ。ひりひりと痺れた。ぺろぺろと手も舐めておく。
見上げたらさっきの髭面のおっさ……男がいた。
余裕そうな顔をしているので、押しつぶされていたように見えたのはダメージもなかったのだろう。]
こやつ、冷たいのじゃが死んではおらぬよな?
[と首をかしげた。
ぐうう、とお腹が鳴った。そういえば口にしたのはクッキー一枚で、ご馳走を食べそこねている。*]
おぉ、よかったよかった。
スコルじゃ。よろしゅうの。
[大丈夫という言葉>>66にほっとして、握手がわりに鼻を鼻に押し付ける。
ついでに隣の毛のないわんこにも「挨拶」しておく。]
変なこと?お、そういえばうさぎのやつはどこじゃ。
[空の匂いがする髭面の言>>85には不思議そうに瞬いて返して、また見回す。
結構人型がいるので見つからない。
それより、お腹が空いているのと、くらくらする香りの飲み物を影の給仕たちが運んでいて、匂いが混乱していた。]
それひとつもらえんかの。
[そばを通りがかった給仕から、>>80 77(80x1)を受け取った。]
おぉ、よかったよかった。
スコルじゃ。よろしゅうの。
[大丈夫という言葉>>66にほっとして、握手がわりに鼻を鼻に押し付ける。
ついでに隣の毛のないわんこにも「挨拶」しておく。]
変なこと?お、そういえばうさぎのやつはどこじゃ。
[空の匂いがする髭面の言>>85には不思議そうに瞬いて返して、また見回す。
結構人型がいるので見つからない。
それより、お腹が空いているのと、くらくらする香りの飲み物を影の給仕たちが運んでいて、匂いが混乱していた。]
それひとつもらえんかの。
[そばを通りがかった給仕から、>>80 2(6x1)を受け取った。]
[オンザロックをぐいぃと飲み干した。
なんともない、気がする。たぶん。]
うまいのぉう。うまいのぉう。
[ふふふ、と笑いながらひょっこり立ち上がり、軽い足取りで空飛ぶ者>>99の周りをくるくる回る。]
ぬしも酒が好きそうじゃのぅ!もっと飲もうぞ!
[>>80から6(6x1)をもう一杯。]
[勧められるままに清酒を一気にあおると、夢見心地のいい気分になった。
ふわふわ浮いているような、月の光の下で身軽に駆けているような、そんな感じ。]
さけはうまいのおぉう。
ぬしも好きそうじゃの!……ん?
[すんすん、鼻を近づけてみる。]
わかった!にょろろんじゃなあぁ!
ふふふ〜♪吾とあそぶのじゃ〜!
[にょろにょろと動く蛇は楽しい。なかなかに素早いので、押さえようとしてもするりと逃げるのを捕まえる遊びはお気にいり。
いい遊び相手を見つけた、と思っている。]
[にっこり笑った少女に嬉しくなる。]
吾はスコルじゃあ!よろしゅうのぉ、にょろろん〜♪
[すっかり忘れたうさぎを放置して、>>80から2(6x1)を取って乾杯する。
少女の目がきらりと光ったことには気づかない。]
そうじゃぁ、すとりげすも一緒に遊ぶのじゃ〜
お馬さんしてくれるのじゃぞぉ!
[くすくすと笑いがもれるのは止まらない。**]
[聞こえた言葉としかめっ面>>125にも大笑い。]
うふふふ〜。虎になどならぬよぉ。
[ストリゲスとゾフィヤ、飲んでいる面々の周りを両の腕を翼のように広げて8の字をえがく様にとてとてと走り回る。
主の話と言われれば、得意げに胸をそらした。]
主はいつも、吾のお腹で寝るのじゃ!
棺のなかよりずっと気持ちいいんじゃぞ!
[と可愛がられているのを主張する。
主は何を話しておるのじゃろう、と想像しながら、クッキーをもうひとつ。 *中吉*の5(6x1)の効果が現れた。]
[ぴょんぴょんと跳ね回っていたら、足が地を離れる。
また誰かに持ち上げられたかの、と思ったけれど、体はふうわり浮いて、宙で揺れたり、くるんと回転したり。]
おおぉ〜浮いとるぞ!
[ジャック・オ・ランタンのように、金色に光りながらぷかぷかと浮いている。
まさに酩酊状態。]
ゾフィヤかぁ、よい名じゃのう。
……ゾフィヤ、?
[なにか覚えがあるようなないような。
そういえば匂いも前にどこかで。なんてぽやっと思ったりするけれど、すぐに考えはどこかに消える。]
舞うのは愉快じゃぞぉ〜
ぬしも飛ぶとよいのじゃぁ!
[と彼女の口にクッキーを放り込む。
咀嚼すれば何か起こるだろう。もしかすると、一緒にふわふわできるかもしれない。]
[手も届かない背丈だったせいで見えなかったけれど、空中を漂っていると、テーブルの上に並んだ料理の数々が所狭しと並んでいた。
]
そうじゃあ、肉、肉……♪
[ふふん、と羊の丸焼きを宙から取る。
味付けが簡素でうまい。
同じようにスペアリブを頬張っていた青年が、主の話をしだした。>>143
背中の上に乗せるとか乗り心地がいいとか、そんな言葉にうんうんと頷く。]
うむうむ。わかるのじゃ。吾も背を許すのは主だけなのじゃぞ。
背で寝るとはぬしも心許されておるのおぉ〜
[飛ぶ者みたいだけど、主を背に乗せるのなら、ストリゲスとは違うタイプの使い魔みたいだ。]
なんじゃ、いつも飛んでおるのじゃろ?
[飛びたい、という言葉>>144には不思議そうに首をかしげながら、青年の手をひっぱる。
なんでもできそうな酒の勢い。それと魔法。
ついでにそこにいた肉をくれた少女>>138も、一緒に引っ張り上げた。*]
[わんこをぶつけた冷たいやつが歌っている>>146ので、ふわふわと近寄って額をぶつけた。
鼻を合わせるつもりがうまくいかなかっただけだけど、気にしない。
ぽこん、ぽこ、ぽこぽこぽこ、とどこからともなく現れた沢山のチョコマフィンが、体にぶつかる。
ふたつほど口でキャッチして味わう。蜘蛛の巣が描かれているそれはとても甘い。]
酒もいいが、甘いのもいいのぉ。うふふふ。
[主も甘いものが好きだから、よく分けてもらって、同じように好きになった。
砂糖で形作られた薔薇の花など、齧るのも楽しいひととき。]
重くはないのう〜。主は吸血鬼なのでの。
[重くはないか、なんて問いにはふにゃっと微笑む。
上機嫌そうに笑っているので、片手でぽんと上に放り投げてみた。
もちろん受け止めるつもりで。]
[ぽいっとほうりあげたカスパルをつかもうと手を伸ばしたけど、酔っているので動きがにぶい。]
うぬぅぅ……
[とりあえず、5(6x1)
1.口で襟口を咥える
2.口で咥えようとしたけど間に合わない
3.ツィスカを掴んだままその手でカスパルも掴む
4.ツィスカを離してカスパルを掴む
5.落ちていくのを見ている
6.ツィスカを離してみんな落下]
うむぅ、間に合わんかったのぉ〜。
[なにやら魚の並んでいるところへ落下していく>>167のをぼやっと見ている。
手が空いたので、ツィスカを両手で抱えた。
そのままくるくると踊るように回転してみる。]
ダンスとやらは貴族のたしなみだそうじゃぞぉ。
[相手が怖がっているよう>>169なのには気づかない。]