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[あまり長湯は得意ではないらしく、シルキーの頼みがジャストなタイミングであったため快諾する。
浴槽から出て、洗い場にシルキーを連れ]
シャンプーがこれで、先にこれで洗うの。
リンスはこっちの色で、シャンプーが終わったらこれで洗ってね。
[ボトルからして、そこそこいいものらしい。
安物は髪に合わないせいか、ほっと息を吐いて柔らかく高級だと見て取れるタオルのようなものを渡した]
背中は、これで洗うの。
[肌を痛めないよう特注で作らせたものだから、大丈夫だろう。
金の使いどころを些か間違えている気がしくもないが、本人は当然気付きはしない。**]
―翌朝/自室―
[あの人外魔境の見合い相手に選ばれたことへのストレスなどで、すっかり眠ってしまったらしい。
いつもならば自然と目覚めることが出来るのに、通信を知らせる音が鳴っても微睡んでいた。]
……んー、…うるさ…い…
[こうなった時のアイリは寝起きが非常に悪い。
重要な連絡すら右から左、着替えや顔を洗うことすらほぼ無意識なのだ。]
…ふぁあ……
[欠伸をかみ殺して、手探りで通信機を探そうとしたときは既に音は鳴っていなかった。
どうやら「今日は寝起きが悪い日か」と踏んだ相手が後でかけなおそうとしたようだ。
そんな気遣いを露程しらず、気のせいかと思い直し着替え始めるが大変スローペースだった。]
今何時……?
[まだぽえっとしたまま、ようやく着替え終えて。
多分朝だと思い、そのまま部屋を出ていく]
/*
これ一応シュテルンも選べるようなので、誰も誘わない方法もとれるみたいですね。
私もないですが、誘った方が面白そうではありますよね。
[ようやく目が覚めてきたらしい、広間に入りかけた瞬間はっとしたような顔で周囲を見渡し、ぽつりと]
……あ、あれ…私なんで着替えて…。
[どうやら記憶が飛んでいるらしい。
こういうところは変に抜けている。いつもなら使用人がはっきり意識を持つまで起こしてくれるからだろう。]
駄目だわ、思い出せない……何かやらかしてなければいいんだけど。
[そう考えていると、通信機が再び音を鳴らす。
何ともピッタリなタイミングだった。
それを持って、きょろきょろと周囲に人がいないかを確認して、壁に寄りかかった。]
/*
デフォはハーランさんのようですw
ですね、此方で話すっていうのも楽しそう。
誰を選ぶかっていう希望まではないですが。
[相手は父ではなく、昨日頼んだ部下だった。
最初からこっちに頼めばよかったのかもしれないと、まさかフェリクスが妨害を阻止してくれていたおかげなんて思いもせず。]
どう、調べはついた?
……え、さっきもかけた? ごめんなさい、今日は起きられなくて。
[苦笑を浮かべられたのが分かり、恥ずかしいのか早く言うように促して。
大きな核心にまで迫れるような情報は依然ないが、少しずつ集められていると報告を受けた。]
そう、やっぱりあなたに頼んでおいた方が早かった――…え、いきなり入ってきた?
[続く報告には、思わず声が大きくなった。
誰か聞いてはいないだろうかと柄になく焦る。]
『実は、妨害が中々手ごわくて……恐らくシルキー様と仲がよろしいから尚厳重だったのかと。
私も情報が掴めるか分からなかったのですが、それがいきなり希薄になりまして…』
[誰かの手が介入したというのが妥当な線だが、誰かは分からないらしい。
どうしましょうかと問われ、少し悩んでから]
何もしなくていいわ、情報を掴める状態は何にせよ有難いもの。
またなにかあれば報告してね。
[そういうと了承の返事を聞いてから、息を吐いた。
最優先はシルキーのようであり、防御壁を崩すのに時間を費やしていた為かウェルシュの分はまだらしい。
此方も手に入るか不明瞭だが、さてどうなるか――]
可笑しくはあるけど、かといって不用心に突っ込むのもあれよね……。
[放っておこうとは言ったものの、それが果たして正しいかは分からない。
思案顔のまま、その場に立ち尽くしていた]
聞かれた?
[慌てたような声に、ぼうっとしていたアイリはようやく意識を取り戻し問い返した。]
……えぇと、まさか…「ぼく」って言ったのを、聞かれたの?
[あちゃあというような顔になったが、タオルについてはほっと頷いた。
そんな動作は勿論、シュテルンには見えない。]
でも、ウェルシュさんなら大丈夫じゃないかしら?
他言したり、悪いことを言わなさそうだし……
[彼の裏の顔なんて知りもしないので、けろりとそんなことを言ってのけた。]
……腰じゃだめよ!
[思わず叫んだ自分は悪くないだろう。
一度落ち着けてから、貢物という言葉に間抜けな声を出してしまった。]
貢物って、そんなウェルシュさんをあくどい人みたいに…。
…女の子のフリをするなら、胸も隠さないと台無しじゃない……。
[どうしてこうも安心できない人だらけなのか。
例えまな板であろうとも女の子は混浴では胸もタオルで覆うものなのだから、なければ不自然だろうに。
こういったところは男の子か、と少し認識を改めた。]
二面性……。
化けの皮の下、本当に気になるわね…
[あの温厚なウェルシュが二面性と言われるほどのものとは、どんな性格をしているのだろうか。]
ならいい、……いや良くない、良くないけど…
[どうして自分で自分にツッコミを入れているのか。
今度からはきちんと説明をした方がいいかもしれない。
誰にも見られなかったのは、まだましだろう。]
バレちゃったものは、どうしようもないわよね……
うーん…
[誤魔化す方法があればいいが、あまり思い浮かばなかった。]
[先ほどの報告についての今後のことと。
もう一つ持っている通信機から聞こえる言葉に、頭が痛くなってきた。]
……どうしてこうも抜けてるのかしら…。
[自分の周りにしっかりしている人など、むしろ少ない気さえしてきた。]
お腹もあんまり空いてないし…どうしようかしら。
[ここで広間に入れば気がまぎれるだろうが、頭の中に今その選択肢は消えていた。
というより、悩みの種が多くて立ち尽くしているだけなのだが。
はぁ、と溜息をついて壁から離れ、どうしようかときょろきょろ。]
なんでもないの、気にしないで。
[自分からヒントを与える様な真似をしなくていいと言おうとしていたところだったので、シュテルンの黙っているという言葉には賛同を示した。]
問いただされそうになったら逃げるのよ?
…怒ってないわ、大丈夫。
ただちょっと、私用で考え事をしてただけよ。
[にこり。
怒ってはいないのだ。不安だっただけで。
声色は明るく、怒っていないことが伝わるだろう。]
失敗は誰にでもあるし、大事にはなってないしね。
[うんうんと一人でに頷く様は、どこか吹っ切れたように見えなくもない。
お礼の言葉に、きょとんとしながら]
…ありがとう?
私、なにもしてないわよ?
[不思議そうな声で、そう尋ねた。]
[シュテルンの言葉に、またきょとんと。
言われ慣れないのか予想外だったのかは分からないが、やがて嬉しそうな声で]
こちらこそ、ありがとう。
貴方とお話するのは、とても楽しいわ。
[本心であることが、声だけでもよく分かるだろう。]
ふふ、良かった。
シュテルンとは良いお友達になれそうだわ。
[相手も楽しいと、そう言ってもらえるのが嬉しい。
今までこんな風に話せた相手なんて、ほとんどいないに等しかったから。]
私も嬉しいわ、今まであまりお友達はいなかったから。
[決して寂しい子だったわけではない。
上辺だけの付き合いを友人とは呼べないだろう。
父の過保護も理由だが──]
シュテルン、って呼んでもいいかしら?
勿論よ、嬉しいわ!
[アイリ、と呼び捨てで呼んでくれるような友達はいない。
大抵敬称がついて、壁を感じてしまうのだ]
私も此処に来て良かったわ、シュテルンとお友達になれたもの。
後は人外魔境から逃げるだけね!
[それが一番難しいのだが、浮かれるアイリは気付けなかった]
…恋人なんていないわよ?
[何を言っているのだと心底不思議そうに返した。
誰かと間違えてはいないだろうか。]
シュテルンはどうなの?
逃げられそう?
からかいとか、そういうケースもあるわよ?
恋人の定義はいまいち分からないけどね。
[困ったように笑い、シュテルンの危機感のなさに苦笑いへと変わった。
男も集められているし、可愛らしさのあるシュテルンなら十分狙われそうだというのに。]
だめよ、男……特にあの人外魔境は狼なんだから!
気をつけないと、ぱくっと食べられるわよ?
リアリスト…ではないはずだけど。
[多分そこまでではない。
永遠の愛があれば素敵だと思うし、夢だってある。]
大抵、可愛げがないで終わったもの。
だから口説きはからかいだって概念があるのかもしれないわね。
[他人ごとのようにいうが、何も感じなかったわけではないのだ。]
……だってシュテルン、華奢に見えるんだもの。
もう、シュテルンまで……
[可愛いとしっかりしている、2つが違うのはわかる。
けれど今までの経験は悲しきかな染み着いているようで、知らないうちにため息を一つ。]
イメージは……まあ、そういうのが多いわよね。
私も前までは色々世間知らずだったし…
[それを恥じられる程度に自由を与えられたのは幸運だったのだろう。
学校にも通っていたし。]
…ふふ、なんだか不思議ね。
シュテルンに力説されるの。
[楽しげに笑うと、背が低めなのも危険要素だと付け加えた。]
あの人外魔境に勝てる人間も、正直いなさそうよね……
そう、ね。
男の子よね……何だかすぐ忘れちゃう。
[最初の印象が強すぎたせいか、はたまた別の理由か。
気付けばシュテルンを女の子扱いしてしまうのだ。]
努力……?
なんとかなる、かしら。……努力…。
[努力するにもどうすればいいか、検討がつかない。]
そうね、シュテルンはシュテルンだわ。
そして大事なお友達。
[うん、と頷いて満足げ。]
あら、そう?
じゃあ、口には出さないでおくわ。
[つまり思うことはあると暗に示しながら、くすりと笑うのだった]
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