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あーーー! シメオン後輩のお友達の相棒じゃん!
そりゃ久しぶりってなるわ!
ってことは……、
[「シメオン後輩のお友達」(そういう認識らしい)が近くにいるだろうと踏んで、
再度地面に降り立ちつつ辺りを見回している。
この時点では、母校の関係者がさらにもうひとりいる、ということには気付いていないのだった**]
―― 風龍峡・翡翠ヶ淵>>21>>22 ――
もっちろん! 覚えてるよ。
学園祭のお菓子騒動の時に1位をとってただろう?
[祭りの後、騎竜師学校のどこかで出会って、
「優勝おめでとう!」と声をかけたこともあったような。
こちらとしてはおおよそ1年半ぶりなのでまだわりかし新鮮な記憶である]
いや〜しかし……なんかでっかくなったなあ。
これが歳月はヒトを変えるってやつか……。
[なんだか地元のバアちゃんみたいなしみじみした眼差しになってしまう。
「でっかくなった」のが、アイリがツィスカから見て、
未来の時間軸から来たためとは流石にわかっていないが、
深く不思議がっている様子はない*]
[アイリだけでなく白鳳竜の方もでっかくなってることには気付いた。
アルマースがあまりにも普通に挨拶をしたので流していたが。
竜とはもっと時間をかけてでっかくなるものだが……。
もどかしさを抱きつつ辺りを見回せば、知っている人の姿がもうひとつ。>>39]
メルヒオル教官殿! これまたお久しぶりです!
[ぺこりと頭を下げる。
それから、傍で聞こえてきた自己紹介>>25を聞くと、
自分もやらねば、と片手をあげる]
わたし、細氷の騎竜師のツィスカと申します。
ここよりもっと西の地方にいたはずですが、
急にここに辿り着いてしまって。
[巻き込まれ仲間、というフレーズはなんだかしっくり来た。
奥に進んだのは己の選択だが、ここにきてしまったのは一種のトラブルみたいなものだし]
[修行と称してトラブル《お困りごと》に首を突っ込むことには慣れているからして、
金髪の男の人がお困りなら、手助けするのはやぶさかではない。
やることはひらひらを捕まえて水に放す>>10というかなりふわっとしたものだが]
さすがに食えないよな、これは……。
[あまりおいしそうには見えないひらひらを前にこう呟いたのは、
学生時代に巻き込まれた騒動を思い出したから]
とりあえず、あれ、ひっ捕まえるぞ。
[声に応じてアルマースが動く。
かれの羽ばたきによりごくごく狭い範囲で吹雪が発生する。
雪に取り巻かれればあの謎のひらひらですらひとたまりもなく動けなくなるだろう。そこを狙うのだ]
[一部に雪を貼りつかせながらも、欠片はふよふよとツィスカの手から逃れてしまう]
あー! さてはお前、相当根性のある欠片だな?
敵ながらあっぱれ……とか言ってる場合じゃない!
[悔しそうな表情をするツィスカの脳裏には、
一方で、「武器持ちだした方が早いんじゃね?」という考えが浮かんでいた。
あれに己の武器が刺さるのならば]
―― ちょっと前/再会を喜ぶ ――
ふふ。
わたしは今でも昨日のことのように覚えているぞ。
[懐かしい、と口にするアイリに微笑み返す。>>69
あと2、3年くらいしたらツィスカも目の前のアイリのような表情をするかもしれない……とは、
もちろん知らない話]
良い心構えだよ。修行の旅は何が起こるか分からないからなっ!
先輩「も」ってことは、
もう修行の旅に出られるようになったのか……、んん?
[さすがに早くねえか???
と、頭の中をハテナマークが乱れ飛んだが、
問い>>71にはこくこくと頷いておく]
わたしも旅の途中でさあ。
ユウレンよりはずっと遠い国にいたのに、なぜかこの通りよ。
落ち着ける状況だったら積もる話でも何でもしたかったんだがなあ。
[うーん、とため息*]
―― 風龍峡・翡翠ヶ淵 ――
[風龍峡は広い。
ひらひらを探すべく別のスポットへと散っていく者もいる中、
ツィスカはひとまずここにとどまることにした模様。
旅荷物と一緒に袋に放り込んでた武器を腰にくくると、鞘からそれを抜く。
故郷の国でよく見られるタイプの幅広の剣ではない。
東方から流れ着きなぜか我が家の武器庫に入っていた――刀である]
[学園祭のこと。
ちょっと前にアイリに「昨日のことのように覚えている」といったが、
思い出は美化されるし、
虹色のお菓子を食べようとして止められたことも、
メルヒオルに「食べちゃダメ」と言われるまですっかり忘れていた。>>74
今や元教官殿であるが、彼の言葉はしっかり守るつもりである。
とはいえ……]
お前も
[食べるつもりはないが気合を入れるための叫び!]
[欠片に刃の先がさっくりと埋まりそうなところで寸止め。
目の前の欠片はふるふると震えているように見えたからだ。
ツィスカが手を伸ばしても抵抗をすることはなかった。
なんともあっさりとした確保劇である]
コレを水に放せばいい、と。
それーっ。
[気の抜けたようなかけ声とともに、欠片は淵を漂っていった**]
―― 風龍峡・翡翠ヶ淵 ――
[ところでこの気合を入れる方法、明確な弱点が一つある。
お腹がすいてくることだ!
何を隠そうツィスカも街へと降り立つ際に巻き込まれを経験した。
空の旅をしている間に保存のきく食料をつまんではいたので空腹というわけでもないが、
無事に到着できていれば今頃美味しいものをたっぷり食えていたのは……と思うのは致し方ない話。
弱点が他の者にも影響を与えていたこと>>96>>100>>114に気付けば、
へへ……となんとも申し訳なさそうな苦笑を向けた]
こうなったらさっさと終わらせるに限るっ……。
[刀を構え直し、辺りを見回す。
先程捕まえた者よりも大きな真珠色が視界に入る。
地面にぽてっと落ちているように見えるソレに近付くと、
なんとただの立方体から形を変えたではないか]
犬の魔獣だとお……。
[あれはかなりすばしこい。
アルマースのブレスで地面を凍結させるのも手だが、
周りで他の人たち――騎竜師でない者のほうが多い――が頑張ってる状況ではやりにくい。
やはり実力行使しかあるまい。
幸いこちらは独りではなく、一人と一匹だ]
[案の定、というべきか、ひらりと避けられてしまう。
そうして二撃目を放つより先に、
力強いステップで遠くへ逃げてしまう真珠色の魔獣]
あっ、……むう。
またあのデカいのに会ったら注意が必要だなあ。
[体勢を立て直しつつ思案する。
アルマースも高く上げていた尻尾を降ろしつつひと鳴きした。まったくの同意見だってさ*]
/*
Q.早くもネタ切れしてませんか?
A.いや そんな まさか
何気に入村前にやりたかったことはもうやっちゃったからなあ(お前もケバブにしてやろうか)
―― ちょっと前/後輩と>>109 ――
[在学中――特に最後の年の思い出が一番濃いが――我が学び舎には、同年代にも、後輩の修練生にも、
個性が爆発していた面々がわりといたように思う。
あいつら元気にしてるだろうか]
ああ、うん、そうだねえ。
わたしもそのくらいの年で卒業試験を受けたし……、んん? 20歳?
[なんということだ。ツィスカの知っているアイリの年齢と明らかに食い違っている。
自分とアルマースが長距離移動を果たしてしまったのと同じかそれ以上の不思議が、今目の前にあると言っていい]
わたしの知ってるアイリ後輩は、今のアイリ後輩よりもう少し歳下なんだ……。
だから、正直驚いてるよ。
[アイリとココンの周りだけ時間の流れが早くなったのか、
あるいは……未来から来たのか。
どういうことだ!? とは思うが変顔になってる場合ではないし、
事実を受け入れようと思えたのは、
でっかくなったこと以外は、あんまり変わんないなあという印象をアイリに受けたからであった]
それよ。長話している場合でもなさそう。
[長話になるのは確定らしい。ツィスカの中では]
お互い騎竜師としての務めを果たす!
話はそれから!
ああ、でも、えっと……。
[ちょっとだけ天を仰いでから、]
/*
騎竜師学科の演習ね、ふむー
あとは在学中戦闘スタイルがどれほど知られていたか
ぶっちゃけ武器が刀なのは村入ってから決まったのでノープランがすぎる
/*
虹竜彩菓の時点ではアルマースって名前も決まってなかったからなあ ただ氷属性の竜としか言われてなかった
ふえええしゅうまつがやってくるよお
―― 風龍峡・翡翠ヶ淵 ――
そうだぞっ!
[後輩の声に応えるべく高らかに声をあげる。>>150]
騎竜師にも色々ある。
それが面白いからなー、わたしは修行の旅に出て……まあ色々あったわけだよ。
[生家の使命に基づいて故郷で守りの任に着くのをよしとしなかった。
とはいえ己の旅路が、とっても成長した後輩に出会う方に繋がるとは思ってもいなかったわけだが]
……思うに、わたしは先輩として、
かっこ悪いところは見せられないわけだな。
そうだろうアルマース!
[年齢差はずいぶん縮まってしまってるようだがそれは置いといて。
ふいにアルマースの背に飛び乗る。
そうすればかれはぐいっと翼をはばたかせ上へと舞い上がる。
目指すのは、ちょうど自分たちの位置のおおよそ真上でひらひらしていた欠片である]
よっ……と!
[刀を振り上げる一方、アルマースは細やかに翼をはためかせる。
すると羽ばたきに混じって、微細な氷の欠片が舞うのだが、
それは刀の先端に集まってはさらにかたちを伸ばして、
氷の縄となって、真珠色の欠片を目指していった]
[……ふよふよ〜、という感じで、欠片には逃げられてしまった。
ツィスカとしてはまたしても、という感想しか浮かばない。
かっこよさを見せることができるのはいつになるやら*]
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