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うぅ……なんで叩くですか。
[デコピンされて赤くなった額をごしごししながら、
拘束された手をディタへと差しだす――解けといわんばかりに。
エクレールは食べ損ねたけれど、
温かな食事を勧められて抵抗する理由もなく。
少し前のめりになるくらいに、
ぐいぐいとディタの胸板に縛られた両手を押し付けて主張しつつ]
ここまで連れてきたのは、感謝してやるですよ。
ほら、食事とかするのにこれが邪魔なのは、分かるですか?
[妙な上目線でふふんと鼻を鳴らしつつ。
いつものオーバーアクションで、
服の中にあるはずの鍵を掠め取ろうと身動いだその瞬間]
――あふぁ?!
[>>~22背後から響いたその声に文字通り飛びあがった。
つまり、椅子が背後にガッターンしたのだ。
両手が拘束され、タンクトップに男物のワイシャツ姿。
ついでにいえば非情なケダモノにズボンを奪われ、
白い脚が剥き出しだが本人はそんなことを忘れているらしい。
ぱちぱちと瞳を瞬いて、それから首を傾げる。
振り向いて視界に映したファミルは見知らぬ人間で――]
だ、だれですかおまえ。
僕はエレオノーレってひとじゃねーですよ。
えーと、なんだっけ、ええと……
ぷり……プリン……ちがう、プリムラでしたっけ?
[ディタに確認する程度の認識の名を名乗りかえした。
記憶力が良いのか悪いのか、判断するに微妙なところだろうか。
継いだ言葉はもちろん]
ところで出口とかしらねーですか。
こっそり教えてくれたら感謝してやるです!
[元気満々で堂々と脱出宣言であった]
[が、そんな無駄な動きが致命的であったらしい。
背筋に奔る奇妙な感覚をまず自覚した。
身体を動かすたび、なんだか呼吸が苦しくなるような、
身体の内側を擽られているような――――…]
…………ん、……んん……
[それが何なのかはまだ理解が及ぶところではなくて。
とりあえずガッターンしてしまった椅子を戻しながら、
ちょっぴり小首を傾げつつファミルの返事を待っていた*]
[そうして、手が解かれれば。
自ら直した椅子に座って、手近なキッシュを引き寄せた。
取り皿にとろりとした新玉ねぎのキッシュを取り分けて、
それからおねーさんよろしくディタのお皿にも。
シーフードキッシュは少し考えて香ばしいパンと一緒に。
これも慣れた様子で取り分けると、
両手を組んで故郷の言葉でお祈りを呟きながら――]
いただきます、です。
[そうした身動ぎのたびに、
奇妙な感覚が強まりはするものの強引に飲み込んで。
まずは空腹を満たすべく食事を口に運びながら、合間に]
ところで、おま……
ディタ、に聞きたいことがあったです。
この髪の色はこの国には珍しいって……
――でも、ディタも似たような色じゃねーですか?
[名前は、ちゃんと認識したように言い直した]
[――そんな質問は、
勿論興味を抱いたからではあるけれど。
呼吸をするたび。
食べ物を飲み込む僅かな身動ぎのたび。
ざわざわと波立つ身体の内側が、
鼓動を速めていくことには変わりがないまま。
平静を装った表情は未だ保ててはいる。
ただ、両手に漣のような震えが奔るのは抑えきれていない]
…………?
[――残念なことといえば、
その感覚が何かが分かっていないことだろうか。
ただ確実に、もじもじとした仕草が滲み出始めてはいた]
[だが、諦めよりもまず先に]
……下着を拘束具代わりにしてるのはどこのどいつだか。
まあ、いいです……。
誰か来たらさっきみたいに隠すのと、
わざと食事を遅く取ったりしないなら。
とっとと食事を終えて、早く戻って着替えを――…
[譲渡するくらいは、意識の違いが出たらしく。
拘束を解かれる間そこへ視線を落として耐えていた。
――――定期的に襲い来る衝動から、反射的に]
[――身体がおかしい。
それを感じ始めたのは手首の拘束を解くのを要求し、
その為に触れる指から伝わる体温を感受した頃からだったか。
触れられた箇所が熱い気がする。
下肢を中心にむず痒さが漣のように広がって、
一度意識してしまえば歯止めが利かなくなっていくようで]
…………。
[視線が彷徨い始めていた。
明らかに不審げだが、本人は隠しているつもりらしく]
そ、そーですか。
……同郷だとは思わなかったですね。
まあ、僕は故郷の記憶はないんですけど。
[とりあえず、手近なキッシュをもぐもぐした]
……ん
[食事は美味しいのに、
喉を通るときはまるで砂でも飲み込んだようで。
喉が渇いたかのようにこくりと息を飲む。
空気が肺に満ちているのに、呼吸は淡く、短く。
ここにきてようやく理解が及んで、
もじもじと脚を擦り合わせ衝動をやり過ごそうと。
それは結局のところ、無駄な努力というか、
余計に燻る何かを煽ることになったというオチであって]
ごちそさまです……
…………ぁ、あの、
……ちょっと、先に戻って――
[ディタを見ることが出来ず、俯いたまま。
辛うじて絞り出すのは、そんな切なげな懇願であった]
[そんな風なやり取りをしながらもずっと、
マリーの体調が気にはなっていた。
蜜壺の内側まで塗り込んだ浸透性の媚薬によって、
だんだんと、身体が火照ってくる頃合いで――――…
確かに効果が出始めている事が、
彼女の微妙な反応から察せられた。
昨晩の不慣れな様子もそうだったが、
こういった事にはあまり慣れていないのだろう。
普段の強気な態度とは一転した、
不安げな眼差しと甘く濡れた声は如何にも愛らしく]
…………。
[どうにもできないし、
どうしていいかわからない衝動に。
口数も抵抗も失せて消えてしまいそうな様子で]
……ぅぅ……。
[素肌を滑る布の感触にただ耐える。
肌を晒すことよりもそちらが重要と化している、
そんな状況に気付いて、粟立つ意識を切り替えるべく]
街の唯一の、生き残りだそーです。
でも何も憶えてない……それだけ、ですよ……。
[答えはしたものの、記憶がなければ語れない。
だからそれ以上は口を閉ざして、
気を紛らわせるため給仕へ専念することにした]
[そんなお願いが通じないことすら、
この混乱と戦っていたおかげで理解に及ばなかったせいか。
無抵抗に抱え上げられ、
伏せていた瞳を見開いて優しげなディタを視界に映す。
暴れるはずの脚も、腕も、
動くことを忘れてしまったかのように静かなものだ]
――ぁ……、や、でも……っ……
[抗議も語尾が掠れて消えてしまうほど]
[肌が他人に触れる感触に、大人しく抱かれるまま運ばれながら。
――なぜ、こうなったのか。
――どうしたら治るのか。
そんな事を考えながら、
ひと呼吸するたび込み上げる衝動に唇を噛み締めている。
視線をディタから剥がした後はそれを合わせようとせず。
その頑なさが"どうしたい"から、
"どうされたい"のかへ移っていることに気付いてしまって。
ただ、この衝動が過ぎ去ることだけを祈りつつ――]
―どこかの部屋へ通じる廊下―
[>>127まるで病人のように、姫抱きのまま運ばれていく最中。
どうやら人と出会ったらしく、
観念して瞳を開ければ見知らぬ可愛らしい少女が映る。
>>131たしか――と思考を巡らしかけて、挨拶が届き]
……うっせーです。
じゃじゃ馬って、人を何だと思ってるですか。
マ……プリムラでいいですよ、えーと、エレオノーレ。
[前半は勿論ディタへ。
後半は若干柔らかな雰囲気になって、エレオノーレへ。
あとは、会話をただ聞いているだけにしていた。
それどころじゃない状況であったのもあるけれど、
他人の相談事に首を突っ込むほど野暮ではないのだ]
[誰もいない脱衣所で、
唇を噛み締め衝動に耐えるマリエッタの身体を支えながら。
タンクトップを、次いでショーツを脱がせていく。
布地が擦れ、柔らかな膨らみが無防備に震え。
ぴったりと張り付いていたショーツからは、
媚薬とも他の何かとも知れない糸が引いて。
丸まったショーツをゆっくりと、引き抜いていった]
…………なんだろうなぁ、これは?
[あえて意識させる様にそう言うと、
自らも服を脱いでいく。
何処かの緋扇君がくしゃみをしているかもしれないが、
風呂とは裸で入るものだ。
ただしここは、あくまでも雛鳥達の鳥籠で]
…――――入るのは、一緒にな?
― 耳打ちした内容 ―
実は…
男の人を悦ばせるには
どのようにすればよいのでしょうか[また言葉の選択を誤った気がしなくもなかった。]
なんで…………?
[殺人事件よろしく叫んではみたものの。
助けがくることもなく、
かといって、ディタが解放してくれるわけもなく。
抱かれたまま、腕が支えも兼ねた柔らかな拘束となって。
豊かな弾力を包むタンクトップが素肌を擦り除かれると、
膨らみの輪郭を伝い、珍しい桃色の髪の一房がはらりと滑り落ち。
髪は装飾の役目を昂揚を滲ませる先端へと譲り、
あとは意思を伝えるようにふるふると首を振る仕草に揺れ動く。
漏らした問いかけは、ディタへではなかった。
男の指先が肌へ触れながら衣服を剥がされる、
そんな抵抗すべき事態に逆にじわりとした熱が広がっていく――
それが、一つ目の理由で]
……ぁ、っ……ゃ、やだ……
[――それが嫌ではなく、
頬を染めて掠れた吐息を零してしまう異変へでもあった]
ぁっ、ゃ……、……ぇ…………?
[まるで玩弄するかのような言葉にそれだけ返すのがやっとで、
秘めるべき個所の輪郭に密着し張り付く下着を剥がされて。
そんな僅かな刺激だけでも、
ぴくんと敏感に反応する肢体にやっぱり稚く戸惑ったまま。
逃げることも忘れて、大きな瞳が男を映し込む。
囁かれる言葉に怯えた光が揺れ動いて、
昂揚と羞恥に紅潮した頬が濡れはしたものの――
――零れた掠れる言葉は、拒否ではなく]
じゃ、はやく……して…………
[そんな、誘惑めいた響きの音だった]
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