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運命の神はめんどくさそうに 編制班 シュナウザー の役職希望を おしどり夫婦 に決めた。
編制班 シュナウザー は、なんとなく 誰でもいい と 誰でもいい を能力(ニヨる)の対象に選んでみた。
愛…か。
僕はそう言うの、なくてもいいなぁ。
一時の関心さえ持って貰えれば、もう、それで。
[張り付けた表情が消えれば浮かんだのは自嘲交じりの、苦笑。
溜息の様に言葉を吐き出せば眼鏡を押し上げて、
なんてね、と冗談めかして笑う、その表情はすっかり何時も通り]
おや、困るならはっきりそう言った方がいいよ。
そう扱われて困るような相手がいるなら、ね。
僕だってそこまで鬼じゃないさー。
[呟く言葉には、少しだけ困ったように微笑んで]
…ふふっ、
自分を曝け出す事も出来ない、ただの臆病者、だよ。
[皆に挨拶を済ませ、独りで辿る家路。
彼女の家を訪れた事はあっても、彼女の手料理は一口も口にした事はなかった。
きっと、愛情たっぷりの暖かで幸せな味がするのだろう。]
…――重そう。
[胃では無く、心に。
自分が空っぽな自覚位ある。
けれどわざわざ自ら再確認する程マゾヒストではない。
きっと、ひとたび口にしてしまえば思い知る事だろう。
自分には、そんな風に誰かを想う事も、想われる事も出来ない、と。]
[吐き出す吐息で曇る眼鏡を外して、胸ポケットにしまい込めば、溜息を一つ。
ぼやけた視界で見上げる暗い色の空、
眼鏡を外してしまえば一欠けらの星も見えない
見たいものなどありはしないから、それが丁度良かった]
雪…降れば良いのになぁ。
[そうすれば、この寒さを雪の所為に出来る。
身体が冷えただけなのだと、そう思い込めばいい。
凍えそうに寒いのが、身体では無く心だなんて、
ああ、なんて馬鹿馬鹿しい――…]
そんな寂しい事言っちゃって…
らしくないっすよ〜…
[シュナウザー。彼のそんな顔は初めて見た気がする。
いつものふざけた口調のトーンが落ち、
彼の表情が元に戻っても俺の表情は真面目顔を割と引き摺ってしまって]
鬼はギィさんっすけどぉー
[なんて覇気のない返事を返し眼鏡の奥の茶をじっとみて、溜め息]
…臆病者、とかなんなんすかー。
もー。曝け出しても大丈夫な人とか作りましょ?
俺、部下ですから上司の話くらい聞いてやりますって!
[と、此方もつられて困った笑みが零れる]
……おや。何時もそんな顔してたらいいのに。
コンラート君てさ、黙ってたらイイ男なのに、ってよく言われるタイプじゃない?
[常にない彼の表情にわざとらしく真面目くさった顔をしてそんな揶揄を飛ばしながら、自分の頬を撫でる。自分はそんなに可笑しな顔をしてしまっただろうか?
そんな溜息、彼らしくないなぁなんて、彼の何を知る訳でも無いのにぼんやり思って、
…困り顔の彼に手を伸ばせば、わしゃわしゃとかき乱す勢いで彼の頭を撫でてみようか
幼子か、犬にでもするようなちょっぴり悪戯に乱暴な手付きで]
ギィのあれは君への優しさでしょー?
判ってるくせに、素直じゃないねぇ君も。
大丈夫だよ、うん。大丈夫。
変な話してごめんね?ありがとね。
[折角の愉しい雰囲気をぶち壊した侘びと、気遣いに礼を。
宥めるような手付きでぽんぽん気安く肩を叩けば、この話はおしまい、とそう告げる様にひらり手を振りそれ以上の言葉は遮ろうとしただろう*]
[誰かと居る程、孤独を覚える。
寒い時期になると、何時も少しだけ、その感情を持て余す。
けれどそれももう慣れた事で、すぐに麻痺していくのだろう。
ぼんやり考え事をしながら歩いて居れば近付く足音と、肩に伸ばされた手。
肩を叩かれたから振り返ったのに、其処には振り返られた事に何処か困った様子に見える男…――フィオンの姿>>58があって。
…きょとんと不思議そうな顔をして、首を捻る。]
……――あの、何か?
あぁ、上着。多分同僚の、だね。僕から返しておきましょうか…?
[彼の持つ上着>>45に気付けば、持ち主を求め同じ上着の自分に声を掛けたのだろうと、そんな憶測を。
任されるなら受け取っただろう。その後何か交わす言葉があったかもしれない。
暫しの時間を彼と共に*]
[翌朝、生活臭の乏しい自室で身支度を整えて、新聞を片手に家を出る。
昨夜もし>>71上着の預かり物があったなら、一緒に持って出かけただろう。
仕事へ向かう道すがら珈琲だけ買って朝食を済ませるのが常だが、昨夜帰宅後食事を夕食を取るのを忘れて就寝した事を思えば、一緒にホットサンドを購入して、行儀悪く食べ歩く。
パストラミとたっぷりのレタスを挟んだそれは、酷く無機質な味がして、自分にはむしろ心地良い。
通りかかった花屋の前。
>>67>>68優しい笑顔を浮かべる店主に話しかける少女の背へ微笑ましげな笑みを浮かべる。昨日初めて少女を見掛けた時よりは、随分と自然に話が出来る様になったように見えて。
店主と目が合えば、挨拶くらいは交わした*だろうか*]
えーそれ俺が喋ったら良い男じゃないみたいじゃないっすか!
―― ちょぉ、やめてください!
寝癖ヘアーが無造作ヘアーになります…!
[どちらも変わらないということはさておいて。
髪を乱暴にされるとムゥと、顔を顰めるも相手のいつもの雰囲気に次第に元に戻る]
アレが優しさなら世界中聖母マリアだらけっすね
[いつもの冗談を言ってケラケラと。
肩を叩かれて相手を再び見ると、遮るような手を軽く掴んで]
大丈夫な人はあんな顔しませんよ。
――シューさんが話したくないなら聞きませんけど。
ちょっと、気になりますよね?
[にぃっと笑えば手を離してそのままローレルの元へ。
それから間もなく気絶した]*
[>>109「言えない」と「言う」彼に、浮かぶ疑問符が増えた。が、上着の持ち主を求め声を掛けられたのは、相違なさそうだと勝手に一人納得すれば、それ以上の疑問は気に止めず]
さて、誰だろう…
ギィ、あたりかな?
[上着を飾る勲章と、サイズとで適当な憶測。
違えばギィが探すだろうと人任せ。
ギィを知らぬ様子なら、赤毛コンビの長髪の方だよー、なんて適当すぎる説明を足しただろう。*]
こ、こんばんは、シュナウザーさん…。
ああああの、変身…まだ、できてないんですけど…
きっと、きっと、マスターしますから、もうしばらくお待ちください…!
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