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[切り込み隊は即ち、有体に言って捨て石である。
そうでなくてはならない。
作戦が失敗して本隊が揺らぐようでは本末転倒だが]
………。
[こいつどこまで分かっているのかなとは、
はっきり表情に出しながら>>373]
分かっているなら、いい。
[続く言葉に一応応じた]
[切り込み隊は即ち、捨て石である。そうでなくてはならない。
作戦が失敗して本隊が揺らぐようでは本末転倒だ。
策が当たれば良し、外れても問題ない程度のものでなければならない]
………。
[こいつどこまで分かっているのかなとは、
はっきり表情に出しながら>>373]
分かっているなら、いい。
[続く言葉に一応応じた]
[ソマリアードがそのように自分たちを使うかも疑問だったが、
とまれ、その覚悟が使われる側にあるなら良いだろう。
ヤコブの言い分も一面正しい。
いやむしろ、ソマリアードに関しては、全面正しい]
囮についてはともかく、
[恐らく、敵を引っ張り出すが主軸には変わることはあるまい。
そう騎士団長代理に視線を流して]
…いざという折には。
[死地に赴く覚悟を以って、顎を引いた]
― 騎士団・決戦前 ―
[ヤコブへ向けた顔の意が通じなかったのは、幸か不幸か。
ともあれ無用の争いは回避されて、天幕での時は終わる。
シェットラントはその後、宣言通り幾つかの準備を行った。
既に船中で済ませて来たものもあるが、足さなくてはならないものもある]
雷鳴撃と…風刃くらいならば有効かな…。
[何せこちらも進軍をするのだから、
魔法陣を敷いて待ち構えることもかなうまい。
ならばと簡易な行動束縛魔法など用意を行う。
───蟷螂の鎌。
過ぎる単語に、シェットラントは思わず顔を顰めた。縁起でもない]
[売り言葉に買い言葉で、ヤコブに投げつけた言葉が刃となって、
自らの身にも突き刺さっている>>=35
御託は聞き飽きた。
理屈を振り翳していられるのは、ここまでだ。
───分かっている]
ああ。
[だから、横合いからの声>>=36にはごく短く頷いた。
そのまま氷のように口を閉ざす。
ヤコブの声を聞けば、また何か言ってしまうかも知れなかったから]
……心配を掛けた。
[少しの間を置いて付け加えたのは、下手くそな謝罪の意]
― 騎士団・決戦前 ―
[ソマリアードの後ろにつき従い、密やかに息を吐く。
戦いを前に、自分もまた緊張をしている。その自覚があった。
こんな時、身につけたポーカーフェイスは実に役立つ。
皆の──特にヤコブなどの前で、無様を晒すわけにはいかない]
ソマリ…、
(───アラン兄さん?)
[決戦を前に、騎士団長代理が穏かに口を開く>>352
振り返ったその表情が、夕暮れの光の中の所為か、
あまりにも良く似て見えたから。はっとして息を呑んだ。
笑顔が、ひどく痛々しく見えてその息を止める>>353]
それは、
[開きかけた口は音を紡ぐことがなかった。
聞くまでもないことだ。
ローゼンハイム・クロイス団長。
騎士団の柱、騎士の家に生まれた己にとっては、
幼い頃からを知る、もう一人の偉大な父のような人だった。
その死を知り、黙って目を伏せ黙祷に代える。
その顔を再び上げさせたのは、続く声>>354だ]
[騎士を選んだと、夢を語る顔を見つめる>>355
少し不思議な気がした。目の前にいるのはソマリアード、
元より騎士らしい騎士であった己の目標の、はずだ。
誇り高く礼儀正しいソマリアードは、いつも自分の憧れだった。
けれどこの夢は、それよりその弟の言葉のように思える。
ソマリアードとソマリアラン。
夕暮れ時の淡い光が、不思議をより神秘的に思わせる。
……風に淡く香るは、常に変わらぬ夢見草の香り]
その夢、
[騎士になりたかった彼は、今は騎士だろうか。
では騎士だった彼は、今は何者であるんだろう…?
淡い疑問は夕暮れの空へと溶けて消え去る。
今はどちらでもいい。このひとの傍らで、共に剣を並べよう。
真摯な”ソマリ”の瞳に、素直に思う>>355]
…───俺も一口乗らせて貰います。
[異口同音に頷く若者らと共に、シェットラントも頷いた。
そうして仄かに笑みの欠片乗せた蒼氷色を、兄と呼んだ人へと向けた*]
― カレン東の平原・夕暮れ時 ―
[朗として、ソマリアードの声が平原に響く。
分かりやすい挑発は、確かに魔軍に効果を齎したようだった。
ざわりと不気味なほどの敵意が、波のように打ち寄せる>>358]
傍らに、歌が響いた>>378
清らかな歌、人に希望と勇気を与える光の歌だ。
短い間それを見つめて、やがて傍らで瞳を伏せた]
────マナよ、
[水晶の指輪を嵌めた指を掲げて詠唱を紡ぐ]
万能なる
風を揺らして響きを運べ。
[騎馬隊へと歌を響かせるローズマリーへ、
向けたのは歌の強化ではなく術者を助ける補助魔法。
今、彼女の歌の威力を疑うことはない。
だから3年前と同じ呪の強化ではなく、術者の補助を選択した。
術が完成すれば、ローズマリーの歌はより容易に遠く響く。
彼女の疲労が最小限で済むように、
ささやかな手を稀有なる歌い手へと差し伸べた*]
― 開戦 ―
[戦端が開かれる。
補助の呪を紡ぎ終えれば、自身もまた馬上の人となった。
団長の号令>>357に従い、光と風の術が紡がれる気配を背に感じる。
それに和することはなくも、高まる魔力に気分が高揚する。
それを落ち着けようと、一度大きく息を吐いた]
どういたしまして。
[傍らから向けられた礼へ、ちらと笑みの欠片を閃かせる>>468
彼女の歌は、人の心を穏かにさせてくれる。
ピリピリとひりつくようだった心が、穏かに鎮められる。
礼を言うのは、こちらの方であるべきかも知れなかった]
っ……!
[不意に、輝く旗を伴った将が一騎、地に駆け行く>>358
追おうとした動きは、ヤコブ>>457に一拍以上遅れた。
光り輝く旗の元に、連なる騎影が疾く駆け行く]
( …、なに)
[思いがけず見惚れるように見送ってしまってから、後を追った。
悔いがある。結局ソマリアードに、守護の石を渡しそびれた。
タイミングを失したまま渡し損ねて、
だから代わりに自ら盾となっても彼を守ろうと心密かに決めた。
それなのに、このざまは何だ]
― 戦場・騎士団中央 ―
[闇に落ちる黄昏の中、両の軍が激突する。
遠く響く怒声、鬨の声。天高く放たれる眩い閃光。
それらの中にあって、未だ中央は奇妙な静けさの中にある。
嵐の前の静けさだ]
────…、
[じっとしていられなくて、ちらと辺りに視線を走らせる。
ヤコブの落ち着きのない様子>>535が目に入った。
けれど今、常の皮肉は唇をつくことがない。
シェットラントもまた、落ち着かない気分を味わっていた。
息を深く吐いて、自らに課すように視線を戦場へと再び戻す。
こくりと、空の喉が鳴った]
[調子が狂い続けている…ボタンを一つ、掛け違えたみたいに。
これが戦場の緊張の齎すが故と、今はまだ気付いていない。
このままでは駄目だ。
落ち着いて──見落としがないかを、常に考え続けなくては。
ふと、先に取り逃した術の遣い手を思う>>521]
― 回想・出撃前 ―
[猫が迷子になったのだ──、と。
妙に緊張感のない様子に、一瞬何だと思ったのがいけなかった。
懐に手を入れ、魔石を握った動きを止めてしまったその一瞬。
逆に、先手を打たれた>>532]
く……ッ!
[聞きなれない詠唱と共に現れた幻影に、足を止めたのが一瞬の隙。
ここぞとばかり吹き抜ける風に、しまったと思う]
マナよ、
[それでも諦めずに呪を口にした。
普通に考えて間に合うような場ではない。
けれどその時振り返りざまの思考は、ただで逃がすかの一点。
つまるところは意地である]
───見えざる礫となって敵を打て!
[腕を振るって、彼が消えたと思しき方へと手を向ける。
五本の指をぴんと張り、手にした魔石を返しとばかりに投げ放つ。
相手の行動を阻害するほど高度な術ではない。
ただ、相手に微かな魔力の印…気配を与えるためのもの。
ごく初級の短い魔法である]
次は、
[ぎり。と、奥歯をかみ締めた。
術は成功したかどうかすらも分からない。
蒼氷色の双眸が、誇りを傷つけられた怒りに燃えた]
逃げられると思うなよ…。
[もう、何の気配も感じられぬ宙を睨みつけた*]
/*
ここでゾンビ来るのか…そうか。
そんでこれからラスボスが来て、ソマリが死んで託しがあって…
今日更新なんじゃ
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