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10人目、細氷の騎竜師 ツィスカ が参加しました。
細氷の騎竜師 ツィスカは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
[霧の中を抜ける――。
瞬きするのと同じくらいの間隔でもって閉じていた目を開ければ、
周囲の景色はなぜか様変わりしていた。
降り立とうとしていた街の景観がどこにもないのである]
……まさか迷子になっちゃった?
ハハハ。そんなバカな。
[見るからに困惑している様子の、
騎乗している竜の背を撫でながら、状況を頭の中で整理してみる。
自分は騎竜師としての修行の旅の最中だ。
ナハティガル王国にある騎竜師の養成学校にて基礎を学び、
自分にとって最後の冬の学園祭――お菓子が降ってきたりと色々あった――の後の試験に合格し、卒業。
それからおおよそ1年半、修行と称して各地を飛び回っている最中だ。
街に降り立つ直前、急に霧が出てきたなーと思いつつ、
特に問題ないと判断して降下をしたらこれだ。
何がどうなっているのやら]
いや、……案外なんとかはなるかもしれない?
前に修行に訪れた場所に似てるじゃん?
[風龍峡と呼ばれる地は、彼女にとっては見覚えのある場所だった。
ならばかの地で出会った者もいるかもしれない、と気楽な構え。
相棒の竜が完全に着地するよりはやく、背中からぴょんと飛び降りる]
何はともあれ、……この先にはでっかい何かが待ち構えている予感がしてきている。
故に……ゆくぞアルマース!!
[号令とともに前方を指差すと歩き始めた*]
/*
クラールハイト組の圧倒的女子不足を何とかしたい どうもわたしです
一応竜の名前やらは今年の1月に考えてたんだよなあ
/*
天虹輪舞のwikiには出来立ての頃に目を通していたけど村には入れなかった(いつものむらかぶり)
ので実感に乏しいやつじゃーん
―― 風龍峡入口→ ――
よい、しょっ ……と!
[さらさらと絶えず流れる河のせせらぎをバックに時折放たれるかけ声は、
岩場から岩場へと飛び移って移動している騎竜師のもの。
だんだんと奥へと進むにつれて、天然のアスレチックの難易度は高まってしまう]
うーん、なんという懐かしさ。
……前に来た時もこの辺で詰んだんだっけ?
[最後に着地した岩場は、平らではあるものの、
明らかに行き止まりである。
ここから河のさらに上流を目指すなら、泳いで渡るのはもっての他。
さして悩むことなく相棒の背に飛び乗った]
ふう。……快適だなあ。
[くつろぐ体勢をとりながら、アルマースの背に乗って進んでいくことしばし。
翡翠ヶ淵の様子を見れば、やっぱりこの辺も見覚えがあるぞーと内心で呟く]
―― 風龍峡・翡翠ヶ淵 ――
いやしかし、……こんなひらひらが降ってきてた覚えはないねえ。
雪……とは明らかに違うし。
[視界を横切る真っ白な欠片。
もしもこれが雪であるならば、氷雪の属性を持つアルマースがもっと愉快な反応をしているに違いないので。
快適な空の旅を終えようと思ったのは、
遠くに人影がいくつも見えたからであった]
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