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宿屋の女主人 レジーナ が見物人として参加しました。
宿屋の女主人 レジーナは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
(暇と言えば暇。でもそうじゃないと言えばそうだねえ)
[そんなことを思う。
冬でも雪が降ることがないこの村は、その雪によって村の外からの来客が途絶えることはない。
だが、所詮は農作物くらいしかないこの村は、それが取れない季節になっては訪れる者も少なくなり、むしろ村の人間が収穫済みの作物を売りに村を出ている有り様。]
(客を迎える宿は閑古鳥。
でも客の面倒を見るだけがこの商売じゃないのよねえ)
[そう。宿の主人は経営をしなくてはならないのだ。閑散期を乗り越え、春から先の繁忙期を見据えたあれこれを、頭をひねり、帳簿をめくりしながら考えなくてはいけないのである。
が、だが、それはそれとして]
(それでも客室がら空きの宿ってのは冴えないねえ。誰がお客さんはこないものかねえ)
[扇子をヒラヒラさせながら、内心に愚痴る。まさにその客になるだろう人物>>48のことはいまだ知らす]
[実際のところは冬にも関わらず温暖であることもあってか、観光客がそれなりに村を訪れたりもして、決して村に来るものが皆無というわけではない。
にもかかわらず、この宿が冬にいまいちなのはなぜか。]
(……まあ、なんていうか、入りづらいんだろうねえ)
[曰く、
「村に不釣り合いな立派さ」
「雰囲気がありすぎてなんか怖い」
そんな理由である。
懐の面やムードを気にして足が遠のくのだ。]
(相場の宿代でやってるんだからそこは勘違い。けど、不釣り合い、はねえ……)
[こればかりはその建物の主であるレジーナも反論できない。
決して大きくはないものの村で一番の丈夫さを誇るこの建物は、宿というより戦の宿営地が似つかわしいほどだ。
古い建物で、レジーナの先代が宿としての経営に使うようになったが、元々は何に使われていたのか、もう定かでない。]
(実際、砦だか、何かあったときの避難所にでも使われてたのか………ま、今はそんなことに使うことはないだろうけどねえ)
[誰が見ているでもないが、あくびをした口元を扇子で隠す。]
[……まあ、観光客はともかく、村に商いにくる人間なんかは、実用的であればよいことから、この宿を選ぶ。]
(実際、お得意様にはサービスしてるんだからね)
[風評だけで隣村や山の麓の町の宿を選ぶようなやからは、もとからうちの客じゃないのさ。
そんなあしらうようなセリフは女主人の矜持か、はたまた単なる強がりか……。
とりとめない思考は、待望の客が宿を訪ねてくるまで、一人続くのだった]
あらら、発言確認画面にいかないと表情差分も確認できない……
そんな仕様じゃないはず。ブラウザの動作がおかしい?
いろいろと話を振っていただけて嬉しい!
きちんと応えきれないかもだけど、落としていきたいね〜。
補完って言うんでしたよね?
ちょっと久々のRP村で用語すら怪しい…。
しょうがないねえ。せっかくのお客様だ、無下にダメとは言えないねえ。
それにほら、あいにく荷物置き場に困るほどの荷物は今はどこにもないわけさ。
[皮肉混じりの返事も、日頃から親しげに接する彼女にとっては了承の言葉と聞こえるだろうか。
宿を切り盛りする女主人らしく、相応の振る舞いをしてきた。
(元々の性格? 馬鹿をお言い!)
そんな自分に砕けた接し方をしてくる数少ない関係なのが、カタリナだ。
そんな彼女の前では、客にさえときには不遜とも言える態度を取るレジーナでさえ、素直な女性としての一面を見せる………………ことがあるかもしれない。
その素顔を知るものは、村の中でも少ないだろう。]
いらっしゃい、お客さん。
[カウンターにてカタリナが連れてきた行商人を、客として迎え入れる。
さすがに扇子を片手に対応はしないが、浮かべる微笑とその視線は、見るものにとっては客を値踏み……評価しているように見えなくもないだろう。]
ご覧の通りの客足さ、広々と使ってくれて構わないよ。
村の連中が飯だ酒だと押し掛けるかもしれないが、そいつらにも何か売り付けるなりしたらいいさ。
ここはね、あんたたち商人にはウケがいいんだよ。今後ともひいきにしておくれ………
[チェックインのときには、そんな話があったとかなかったとか]
[我が宿の湯は自慢だが名湯と言える。
ディーターが来訪者に折に触れて宣伝し、実際に戦で負傷したシモンは湯治にこの湯を選んだ。
……が、それが客足に結び付いていない。
冬こそ名湯が客を呼びそうなものなのに。]
(そりゃあこの宿がいい宿で、湯がいい湯だからさ)
[とレジーナは考える。
本当にいいものを知った客はそれを独り占めしたい。言いふらしてまわりたくない。
そう考えるからだ、と。
実際、宣伝するものがならず者と呼ばれるふうな人物であったり、妙に風格のある宿、癖のありそうな女主人とあっては、通好みの宿として扱われるのも至極当然のことかもしれない………]
[シモンが薪を運んでくる。手伝いには村娘のパメラ。………それにどういういきさつか、先程のお客さんである商人、アルビンだった。]
毎度ありがとうよ。それにお客さんまで。
あんたももう村の一員だねえ。
[そう言って笑う。
アルビンが気づく由もないのだが、シモンだけでなく、パメラも幼い頃にこの村にやってきた。
なにもない、気候が穏やかなだけの村に見えるが、そこに住む一人一人には様々な事情がある。
宿に泊まる宿泊客一人一人もそうだ。]
(あたしもそう。
………それに、この村もそうさね)
[ふと、そんなことを思う。
らしくない、とレジーナは思い、それ以上は考えなかった。]
すみません、基本的なことですが、村開始はもう今夜の25:00ですか?
あと、私は開始前までに、吹雪にのまれる前振りのロルを落としたほうがいいのでしょうか?
それとも日常ロルのみにするべきですか?
/*
村開始は明日の25時ですのであと丸一日あります。
吹雪に呑まれるロルは落としても落とさなくても構いませんが、落とさない場合は、死亡場所や状況などは地上の描写次第となります。
/*
すばやいお返事ありがとうございます!
了解しました!
雰囲気的にまだ開始じゃないとは思いましたが、念のための確認でした〜。
ロルについてもどうするか考えておきますー。
…………あら、あんたかい。
ひさしぶりなんてもんじゃないじゃないか。
まあ、旅するあんたと村の中とじゃ、時間の流れも違うのかもしれないねえ。
[奥で扇をヒラヒラさせつつ煙管を燻らせていたところだった。
何年ぶりかとはいえ旧知の間柄では、砕けたその姿勢を崩す必要は感じない。
そのまま応対していた。
旅人などというものはなべてそうかもしれないが、このニコラスという人物も何か曰くありげであろうことが、そのたたずまいからも察して取れる。
直接本人に問いただす野暮はしない。
旅こそしないが、抱えるものがあるのはお互い様だ。]
(いわく……わけあり………なんだろうねえ、今日という日は。
何がそんなにひっかかるんだろうねえ)
[女の勘、女主人の勘……なんだか知らないが、こういう違和感があるのはよくない予兆だ]
(村のいわく…………まさか、ねえ。)
/*
すみません、また質問です。
レジーナの死因は吹雪に呑まれたことそのものになりますか?
それとも、吹雪の中で人狼に襲撃されることになるのでしょうか?
あるいはどちらでも(なんでも)よい、ですか?
― 夜が近づく頃に ―
[奥で仕事をしていたが、室内にいてもわかる空気の変化に、仕事の手を止めて窓を開け、外の様子を覗き見る。]
(なんだい、この天気は………)
[外は日がまた沈みきらない時間ながら、すでに薄闇に覆われていた。]
(雨………じゃないね……)
[吹いているのは雨天の前の湿り気のある生ぬるい風ではない。山から吹き下ろす、身を切り、刺すような冷たい風。
見上げれば、空は広く、深く、霧のように見える限りを覆う雲。]
(雪、なのかい!?
…………それじゃあ)
[昼間に感じていた予感はこれなのか、と気づく]
/*
あ、死因は吹雪による凍死でお願いいたします。
特に夜は外にいることは危険=「村から逃げることはできない」ということを印象付ける為のものでもあるので……。
― それより前、ニコラスと ―
おやおや、うちのスープが恋しくて帰ってきたのかい?
あはははっ、いいんだよ言わなくて。
うちの飯は家の味とは違うんだけどねえ。
[そういう台詞はいつもの決まり文句だ。
そう、カタリナが料理を教えてくれと言ってくるときにも。
自分が作れるのは家庭の味じゃない。一時の滞在客が喜びそうなもてなしの味。
素朴でも毎日食べれるそんな味とは、ちがうのさね……。]
ま、それでもご所望ならどうぞおあがり。
用意するから食堂で待ってなよ。
― 夜も更けて ―
[日中にはオットーがいつもの調子で美辞麗句を並べながらパンを、見た目に反して気配りの効くディータは小麦粉を、と届け物があるたびに、こちらもいつもと変わらぬ対応をしていた。
だが、夜。
ヨアヒムが薬草酒とハーブティを持ってきたときには、うわべでは普段通りを装っていても、内心はとても穏やかではいられなかった。
薬草酒やハーブティーは宿のためだけでなく個人的にも楽しみにしている品でもあるのだが、そういう理由ではもちろんない。]
(今、宿にいるのを動揺はさせられないねえ…………これは間違いなくあの100年前に来たっていう猛吹雪……誰も宿から出しちゃいけない………。
でも宿の外の連中は……吹雪の大雪を越す支度なんて誰もしちゃいない。
一人でも多く、うちに避難するよう呼び掛けないとね……。)
[それを自分一人でやる、その決意はできていた。]
[100年前の怪異……………については先代より聞いていた。
『猛吹雪』だけなら、怪異だなんて大げさだねえと一笑していただろう。
だが、騒動は、怪異という言葉の真実はベツノモノにあったのだ………………]
(うちが避難所になんてなるはずない、タカくくった矢先にこれだよ……)
[宿の中にいる人間には雪が強くなってきたから外には出ないようそれとなく促してから
(言えばきっと手伝おうするのが出てくる。お人好しの集まるいい村だから……)
一人、吹雪き始めた外に出ていく―――――]
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