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― 街中・広場 ―
[南の地区に向かう途中、城下町の中でも一際賑やかな広間へ辿り着いた。
様々な人々が行き交い、商人達の声が彼方此方と聞こえるのはこの街が平和だという証拠だ。
軍服を着ているが故に、商人達に声を掛けられず目的地へと向かおうとした矢先。]
――――。
[何処からか女性の唄が聞こえる>>124>>126。
出で立ちからして吟遊詩人なのだろう、男性とは違う声の柔らかさに幾人かの人だかりが出来ていて。
その中に弟が混ざっているとは気付きもせず、そのまま素通りをしようとし。]
本来ならこの平和は続いて欲しいのだが。
そう遠く無い内に一波乱が起きるのだろう?
父上が王位継承者の発表をなされるのだ。
後継者が俺であろうとウェルシュであろうと、そうすんなりと事が運ぶとは思えないが。
[後ろには振り向かず淡々と語り掛ける様子に、幼馴染でもある家臣はどの様な反応を示したのか?*]
くれぐれも元老院にはお気をつけを……。
権力が大好きな集まりですから。
[心配事があれば力になりますと付け加え、すぐにもとの位置に戻る*]
/*
慢心せずして何が王だという王様の声が脳内に流れる今日この頃()
さて、これからロル書きますか( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
/*
書く書くして書かなかった詐欺しました()
ガチャで爆死したので悲しみに更けながらロルを本当に書いていきます
[どうやら幼馴染は此方の意図せぬ空気に気圧されてしまった様だ>>208。
軍人として染まった自分には無意識に威圧的になってしまう事も多々あるが。
軽口が過ぎるという程、此方に信頼を寄せてくれているというのは感じられるものだ。
故に、幼馴染には咎を告げず話を続けていった。
一波乱と起こりうる予測を口にすれば、予想外と言わんばかりの反応を取られる>>209。
此方が予測している事を考えを口にすれば理解はある程度は得られるかも知れない。]
俺であろうとウェルシュであろうと、後継者が決められれば支持する勢力に反発が起きる可能性が十分にある。
そこから一波乱が起きても可笑しくはない、と思ってるのだ。
父上がご健在とあらせられても、安定するとは限らないからな。
[安寧は何もしなくても続くものではない、勢力が均衡に保てるからこその安寧であって、バランスが崩れる事で崩れてしまう脆さを知っているが故の言葉を漏らし。]
[内にも目を向けてくれ、という忠告には此方も真摯に受け入れよう>>210。
軍に配属するが故に外の方に目を向けがちであるので、彼の忠言は此方にとって必要な事なのだろう。
リヒャルトが並べる優秀な者たちの名前は此方とも知っている。
彼らもまた国内の政治に大きく貢献してきた者達だ、軍に関わらないとは言え知らないと言う訳にもいかない。]
軍は実力社会だからな、貧しい身分であろうとも実力があれば出世できるから、貴族達からしてみれば不満もあるのは重々承知してる。
今まで貴族達が貢献してきた事も踏まえて、バランスを考えねばならないな。
[此方は出自関係なく出世する機会を与えているが故に、貴族達から反発を受ける事がある。
己が王になろうともならなくとも、将来の事を考慮入れれば無下に扱おうとは思わなかった。
後ろを振り向き此方を見据える幼馴染。
どちらの王子が後継者となろうとも、王の命に従い任務を遂行するという彼の信念を此方なりに受け止め。
此方から言葉を発せず黙って頷くが、リヒャルトはどう解釈したのか。]
[小言が過ぎたと、無礼をお許し下さいと口にする幼馴染は気が緩んでしまったようだが>>211、正式の場でもない上に今は二人だけ。
数少ない機会に心を出来る限り許してもらえるならば此方も気が楽になるというもの。]
今この場で咎める者も居ないのだから大丈夫だろう。
[緊張が緩まった微笑を浮かべれば、そっと耳打ちをされる。
囁かれた言葉は忠告じみたもの、重い吐息を一つ漏らしポツリと呟こう。]
内にも外にも厄介事はあるものだ。
[此方の呟きにどんな反応を示すのだろうか。
言葉が返ってくる前に、此方から口を開き一つの考えを警戒心を吐露しよう。]
隣国の王は実に強かだ、その上狡猾さも持ち合わしている。
今は父上が健在が故に何も起きては居ないのだが。
此方が揺らぐ事が有れば狙って来るかも知れない。
[父王と共に他国の王と接する機会が有った自分は、隣国の王の事はある程度は知っている。
王の話を聞き、実際自分の目で見てきた結果の予測を幼馴染に告げてから最後に一言だけ。]
まだ詳しい実情も無いのだが、警戒して置くに越したことは、無い。
[国内外の事を考えれば、同じ王子の立場である弟の事を思い出す。
人当たりが良く素直な性格を持つ優しい弟、話を聞くに様々な人から見聞きをし見聞を広めているらしい。
父に政を進言し民のために身を尽くしてくれているのは此方も十分認められる事だ。
ただ、外を、疑う事を知らぬ純粋な弟に、陰謀渦巻く黒い世界に身を置かせる事に只ならぬ危惧を抱かざる得ない*]
[物事には偶然というものは有るのだろう。
微かな聞き覚えのある声は届かなかったけれど>>173、何やら視線を感じ首を動かせば、見慣れた青年が視線の中に飛び込んでくる。
青年が弟である事に気付くのと同時に、傍らには誰かが控えている様だ>>190。
改めて軍帽を直してから弟に声を掛けるべく口を開く。]
――あぁお前か。
また抜け出したのか?
[弟の名前は明かす事はしなかった。
時折城を抜け出して来る癖は知っていたし咎めるつもりも無い。
此方も身分を隠して視察に行っている手前もあり、弟の名を明かす事はしない、双方にとって不利益にしかならなさそうだったからだ。
チラリと傍らに居る幼馴染を見遣り、再び弟に視線を戻した。]
あまり周りに心配は掛けさせるなよ。
[何の心配とは言わなかったが、聡い弟は言葉の意味は理解してくれているだろう。
本来ならば、外国から帰ってきたばかりの自分と語り合いたい部分はあるかも知れない。
場所が場所なだけにそれも難しいと判断し手短に済ませようとはするが。
此方から早々に立ち去る事はせず、何か伝えたい事がある事を考え弟の反応に神経を向けるのであった*]
/*
あーうーアイリさんとも絡んでみたいし、シュナウザーさんとバトルしたいよね!(not肉体戦)
中々腰が重いにわとりだから上手く動けない悲しみ。
かなちい( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
― 回想:ウェルシュと会う前 ―
[此方の言葉に安堵してる様子は目にしつつ>>245。
貴族のバランスに関しては、異議を唱えないとは信じていない故に心の中で反論はしてしまう。
権力という甘い汁の味を覚えた者が、大人しくバランスを保つだけで満足するのだろうか、という考えがあるからだ。
貴族でも軍でも権力という大きな力を持つ者がそう簡単に満足を得られるとは思えてない。
そしてより大きな力を持つ者に力を求めるのはいつの時代にでも良くある事。
故に軍のトップにいる己は力の恐ろしさを知り、常に気を払っていたりもしてる。
が、弟にその恐ろしさを知らない。
知識を得て頭角を伸ばしている事は喜ばしい事であるが、力の恐ろしさを知るのに時間が欲しい、というのが本音だ。]
[外の、外国の事を話せば冷静に反応する様子に此方は静かに見据え>>246。
幼馴染は外に目を向ける、と言っている事に軽い引っ掛かりを覚えた。
此方から口にはしないものの、如何にして行政書士に纏わる仕事をしている者が外国との関わりに目を向けるというのか疑問が沸くが。]
あぁ、期待しているし、リヒャルトの手腕は信じている。
だからこそ、お前に話した、という事だ。
[口元に笑みを浮かべたら信用してもらえるのだろうか?
答えが如何なものだとしても、此方とすれば胸の中で鈍よりとした重たい物を感じてしまう。]
― 時は戻り弟との邂逅 ―
[抜け出したと言いそうになり訂正する辺りは素直で宜しいと言いたい所だ>>252。
此方も城から抜け出し街に向かうのは矢張り血筋と言えるか。同じ母から生まれたのだから仕方が無い。
厳しいと豪語される自分ではあったが、純粋に帰還を喜ばれると厳しさが半減するようだ。
常に厳格ではなく、要所要所で締めれば良いなんて言い訳するのは内緒の話。
傍らに居る幼馴染は溜息を漏らしながらも、近衛兵を遣わす様子には此方も余計な口は出さない>>247。
弟の方も余計な抵抗も見せずに素直に従っているのだから横から口を挟むのは無粋だ>>253>>254。]
[話をしたい、という弟の申し出>>255。
久し振りに兄との再会で色々と話したい事もあるだろう。
一月後には後継者の発表があり、もしかしたら二人でゆっくりと語り合う時間が取れないのかも知れない。
弟の言葉に少し間を置き考えを巡らせ、ゆっくりと口を開く。]
あぁ、ならば少し時間を取っておこう。
南の視察が終わった頃を目処にすれば、夕方か夜かになるだろう。
その時間に来ると良い。
そうだな、来る時に誰かに確認を取れば安心だろう。
[話が纏まれば、何処かへと向かうらしい弟と別れを告げ、此方は南の地区へを足を運ぼう。
弟が自分の背を見ながら憧れの眼差しを向けているとは気付かず、此方は目的地へと歩を進めた。
その際に幾つかの酒場を素通りしたが、任務中が故一切見る気も示さなかった*]
/*
おとうとが、ぐうかわいい!!(兄は吐血した)
ロル書いてたときにこれは卑怯や( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
/*
アイリさんなんつー事をしているんや( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
これはエサなのかな?と思ってる俺()
― 南の地区 ―
[かつて起きた南で起きた戦争は悲惨と言われていた>>110。
南の国境で勃発した戦から逃げてきた難民達が住んでいた事が切っ掛けに、この一帯はスラムとなっている。
故に軍としてはこの地区は警備を担っている。
当然憲兵たる監査局にも知れ渡っている事だろう。
辺りに配属されてる兵に声を掛け、上官が顔を出し幾らか話を交わした後兵達は元の仕事に就いていく。
此方と上官の話の詳しい内容は幼馴染には聞こえないかも知れないが、大まかな内容は不穏な動きは見られない、という報告だった。]
特に異常は無かった様だ。
本来ならば軍が出るべきでは無いのかも知れないのだが、一大発表の前に騒動が有れば大きな混乱を招く。
防げるものは防いでおくに越した事は無い。
[治安が不安定とはいえ軍の警備がある。
暴漢に襲われる事は無く、幼馴染が薄い肉の盾になる必要は無さそうだ。]
此処だけに限らず、街の中で何処に軍を配置しているのかは監査局も把握している。
もし気になる事が有れば、俺や監査局に声を掛け欲しい。
此方側から気付かない点も有るだろうから、伝えてくれれば出来る限り対応するつもりだし、監査局も対応してくれるかも知れない。
[此方側から気付かない盲点が有るかも知れない、そう考慮して軍や監査局に伝達しても良い、と幼馴染に伝えてみた。
スラムになっているが故に警備が届かない所も幾つか有るかも知れない、スラムに限らず隙が埋まれば良いと思いながら話をし。]
― やがて王宮へと戻り ―
[話が纏まれば、南の地区から離れ王宮へと向かい、道中何事も無く城に辿り着く。
改めて幼馴染の方に顔を向け苦笑を浮かべていたが、すぐにそれも表情がかわる。]
忙しいのに付き合わせて悪かった。
が、こうして二人で話せるのは良かったと思ってる、幼馴染として。
[互いが多忙の中、細やかな時間ではあるが二人で話せたのが良かったと思うのは紛れも無い事実。
立場上壁を作ったり真実を言えたりする事が出来なかったのは心苦しい。
それでも昔の様に振舞ってくれる時があったのは本当に嬉しかったのだ。
浮かべる笑みは取り繕うものではなくごく自然のもの。]
ありがとうリヒャルト。
もう此処まで来れば大丈夫だろう。
付き添い感謝する。
[本来ならばもっと上手い言葉を言うべきだろうが、自分ではこれぐらいの事しか言えず。
ぴしりとした右手の動きで敬礼の態を示した後、踵を返し幼馴染と別れを済ました**]
/*
>>372
お、丁度此方は「最悪」を回避しようとする考えの持ち主だから良い感じの皮肉になってる( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
実は亡国の王子様とかあったら面白そうである()
― とある兄弟の記憶 ―
[教わった事や身に付けた子供というのは使ってみたくなるのが性というもの。
今より若い参謀に剣の稽古を付けて貰い一太刀浴びせたのかも知れない>>288。
もしかしたら勝たせて貰ったのかも知れないがそれに気付かず自信を付けた少年は教えたい欲求に従いまだ幼い弟に稽古に誘う>>340。]
ちがう!剣はこうふるんだ。
もっと強く右に、こうだ。
[習って教わった事を、剣の扱い方を実際見せる様に何度も振って見せた。
剣の稽古が終わったら、一緒に剣を素振りしようとするが、ふらつく弟の様子に気付き稽古を止めさせ、幼い彼を背に負い大人に助けを求めていた事もあった。
その後母に咎められてしまう事も有り、次第に弟を稽古に誘う事は無くなっていく。]
[そんな兄弟が少し成長し馬に乗る様な年頃になった時。
此方は少しクセのある馬を何とか乗りこなせる様になり大人と弟の前で乗馬する様子を見せていた。
大人達も感心し、弟も感化されたのか馬を乗りこなそうと意欲を見せ馬を操るが。
乗馬のコツをまだ掴めていない弟はバランスを崩し落馬しそうになり。]
――ウェルシュ!
[大人が動き出すより早く此方が馬を走らせ馬体を合し落ちそうになる弟の体を支え事無きを得た。
それが切っ掛けに弟が此方に憧れの念を抱いているのは気付かず、周りの大人達は弟を乗馬から遠ざけるのに密かな反発を、覚えていた*]
/*
すまん、確認したい。
化け物退治したのはドロシーにお使いを頼む前の話だろうか?
今の時間軸では化け物を退治した、という過去形で大丈夫だろうか?
― 短い白昼夢から覚めて ―
[誰も居ない中庭近くの廊下を歩いて軍部の執務室へ向かうとしてる時に一枚の書類が手から離れ、床に吸い寄せられる様に落ちていく。
書類が落ちた事に気付き拾い上げれば、書かれてる内容は王都と北の要塞の間に怪物が現れたと書かれた報告書だ>>256。
総督が500の軍隊――大隊相当の兵を総動員し、化け物退治に向かったという。]
――――。
[拾い上げた拍子に書類に目を通し始め、いつの間にか廊下で立ちながら書類を読み始めていた*]
[暫し書類を読むのに夢中になってたら、何かしらの音が聞こえた様なそうじゃない様な>>360。
書類に向けていた注意が逸れた時に誰かが話し掛けている様だ>>395。
流石に自分の近くに他の誰かが居る気配を察知し此方から静かに歩み寄る。
ある程度近付けば金髪の女軍人と、先程広場で見かけた女性が話をしている事に改めて気付く。
弟の傍らにいた女性は此方に畏まった様な警戒感を持っていた様に見えたのは記憶に新しい>>275。
が、見覚えの有る女性よりも、もう一人の女性の方に気が向く。
それも仕方が無い、頬に湿布を貼られた状態で有れば其方に目が行くのだ。]
一体何があった?
[別段争っている雰囲気なので大きな声を上げる事は無く二人に話し掛けて見よう。
彼女らが此方に注意が向けばチラリと頬の湿布に視線を向けつつ、返答を待つ*]
/* 一年前〜数年前と言う認識でいます。討ち取ったでも構いませんが、怪物は象です。
/*
そんな前だったのか!ありがとう!
まさかの象とは驚きだ。此方も合わせてやってみる。
拾うのが遅れてすまない、とだけ言わせて欲しい。
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