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10人目、漫画家 エーヴァルト が参加しました。
漫画家 エーヴァルトは、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
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プロとはいえ年度末にかかる時期に村入るもんじゃなかったね……
いやはや申し訳ない(´・ω・`)
そしてゲオルグさんがいてびっくりなど。
絡みに行きたいけど睡魔が……(ぱたり
[カメラ片手に、春の日差しに誘われてまるでふらっと散歩でもするかのような足取りで歩くのは異人館道を行くのは
白いシャツに赤いネクタイをゆるく締め、チャコールグレーのベストを羽織り、ブラックジーンズを履いた青年。
その傍ら、一羽のハヤブサが青年の歩調に合わせた速度で飛行しているけども、普通の人間にはそれを視認など出来はしない。
たまに立ち止まってはシャッターを押し。
森を抜けていけば、たどりつくのは一軒の異人館。
観光客らしき姿が幾人かちらほらと見えた。]
おー、ネットで見た写真よりも、実物のがずっと立派な感じだね。
確かに……試練、なんて舞台が似合いそう。
『そうなのか?
ふーむ……私にはそういうのはわからんね。』
[不思議そうな声のハヤブサに、青年は言葉を返そうとするけども、すれ違う観光客の視線に気づいてはっと口を噤む。]
(時間、まだあるんだよね?)
『ああ、始まりは日没と同時だからな。』
(そんじゃぁ、時間まではこの中を回ってみようかな。)
[まだしゃべらずに会話するということになれない青年は、カメラを構えシャッターを一度押してから、敷地内へと踏み出した。]
→ 旧ロー・シェン邸 ―
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だめだ、メイド服の破壊力がキツイ……wwwwwwwwwwwwwwwwwww
いやうん、そうだったよね、薔薇下さん毎年なんかやらかしてはったよねっwwwwwwwwwwwwwwwwwww
― 受付 ―
ええっと……
ああ、あそこか。
[入ってすぐ、ガイドが見える。
人の好さげな笑顔を張り付けて、青年は歩み寄る。]
失礼、こちらを拝見したいのですがよろしいですか?
ああはい、了解です。日没から30分がタイムリミットですね。
それから写真撮影も大丈夫でしょうか?
ええ、ネットで拝見しまして、興味がわきましたもので。
……隠し階段って、なんだかワクワクして惹かれますよね。
[ガイドとあたりさわりのない会話を交わし。
笑みを崩さぬまま、一つ会釈を残して、青年は廊下へと足を向けた。]
― 一階 廊下 ―
ん……?
[階段の横を通り過ぎれば、長身の男>>220が立ち止まっていた。顔を左右へ向ける様子は、あたりを見ているように遠目には見えた。
さらに数歩進めば、顔に包帯を巻かれているのに気付いた。]
……?
[あの包帯はなんだろう?
とりあえずは怪我?それとも手術か何か?
そんな人物が観光ってのも不思議だけども。
そんなことを考えながら、青年は男の方へ歩み寄り声をかける。]
どうかされました?
[男の顔がこちらを向く>>235。
青年には、その視線が自身を正確に捉えているように思えたが。
帰ってきた声に首を傾げた。
広いとは言え、受付もすぐそこにあるし、そもそも地下室への階段がある書斎はすぐそこにあるのに。
そして何より。
いくらネクタイをしているとはいえ、カジュアルな服装に、手にはカメラを持っている。ガイドには見えないだろうに。]
俺も観光客ですよ。
地下室なら俺も行こうと思ってたんで、良ければご一緒にどうです?
[目の前の男の背は、自身よりも15cmほど高くて、青年の目線は少し上向きに。]
と、失礼ですが……もしかして、目が悪いのです?
[わずかにためらったが、万が一そうであれば気を回す必要もあるだろうと、思い切って聞いてみた。]
― 一週間前 ―
[真夜中。
一人暮らしのアパートで、響くのは原稿用紙の上走る色鉛筆の音。
やがて青藍が描くのは、ラフという未完成な世界。
一気に1ページ描き上げれば、色鉛筆を机に転がし、椅子の背もたれにどかりと体預けて天井を仰ぐ。
何かと、目があった。
目をこする。
やはり、それはいた。]
ええっと……鷹?
[いつの間に?なんでこんなところに?
そんな考えはすぐさま吹っ飛んだ。]
『ええい、違うっ。似てるかもしれんが私はハヤブサ、な。』
!?
[この状況をにわかに信じられるはずはなく。
ぽかんと口を開けておれば、ハヤブサはひょいと机の上へと降り立った。]
『まったく、失礼な奴だ。
貴様ら人間だって猿と間違えられたくなかろ?
本当のところその髪をむしってやりたいところだが……
そうだな、私の魔女になってくれるなら、許してやらんでもない。
……ってのは冗談だが。
まぁでも、魔女にならないか、ってのは本当だ。
っておーい……?』
[ファンタジー小説のコミカライズをやっているとはいえ、それでも現実に喋る鳥などというファンタジー要素が現れるのは常識の範囲外。
青年の脳は処理しきれるわけがなく、*しばしフリーズ。*]
[包帯を巻いていても、うすらと透けて回りが見えているのかも?などとも思っていたのだがそうではなく。
目の前の男の顔が曇ったように思えて、聞くべきではなかったかとも思いつつ。
けども、謝罪するのも違うような気がして。
少し間をおいてから青年は言葉を発した。]
ああ、気を遣わなくて済むなら助かります。
俺、そういうのはあんまり得意でなくって。
[表情を曇らせるその一方で。
目が見えないのに、杖もなしにどうやって歩くのだろう?
見えないのに、ここに来る目的は何だろう?
目が見えてなくとも、隠し階段という存在に惹かれるのだろうか?
そんな興味が沸く。
それは、青年の職業病。
この試練を受けるのを決めたのも、結局は興味が沸いたからで。]
それじゃ……こっちです。
[男よりも先に歩きだしながら声をかけ、すぐそば、書斎の扉を開ける。
男が書斎に入るまでは、扉を抑えておく心算。]
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いい人にあまり寄せたくないんで、興味な部分でゲスいところを出したいんだがねぇ。
さて?
そんでもってな、やっぱこう、破壊力ひどすぎんじゃーっ><
ってかこいつのチップって女も行けるな。うん。こんな女子おるよっ><
[感謝の言葉。すぐにはぴんと来なかったけども。
扉の閉まる音と、自身の足音に理由を知る。
ずいぶん耳がいい。
視覚という五感の一つが失われた分、鋭敏になっているのだろうか?
そういえば子供のころに読んだ漫画でも、五感を断って
あれはさすがにファンタジーとはいえ、それに近いものが現実にもあるものだな、なんて感心する。]
へー、作家さんもねー……
確かに、今の今まで見つからなかった地下室って、お話のネタに出来そうだもんなぁ。
俺なんかは、単純になんで見つからなかったのか、どんな仕組みになってるのか見たい、あとはやっぱ隠れ家みたいでワクワクする?
[自身も、ある種作家であることなどおくびには出さず。
もし地下室を題材にプロットを作るなら?なんて一瞬だけ考えてから男に視線を向ける。]
あなたも……です?
[青年の注意力は、男の方に向いていたから。
その人物にはすぐに気づけなかったけども。
ちらりと地下階段の方へと視線を向けようとして、まるで昔の彫像にでもありそうなポーズ>>259に目が留まる。]
ぁ……。
(え、何この人?なんなん?誰?)
『私にもわかるわけなかろうて。』
[さて、目をそっと逸らすべきか。それとも挨拶でもするべきか。
悩んでいれば、入ってくる誰か>>279へ振り返る。
微妙に脳がフリーズしているので、その誰かが話す言葉が変な事にも気づけずに。]
あ、ああ、こんにちは?
[ひきつり笑いで挨拶を返した。]
[青年の注意力は、男の方に向いていたから。
その人物にはすぐに気づけなかったけども。
ちらりと地下階段の方へと視線を向けようとして、まるで昔の彫像にでもありそうなポーズ>>259に目が留まる。]
ぁ……。
(え、何この人?なんなん?誰?)
『私にもわかるわけなかろうて。』
[さて、目をそっと逸らすべきか。それとも挨拶でもするべきか。
悩んでいれば、入ってくる誰か>>264へ振り返る。
あ、扉が閉まった。まって、置いてくなっ。
そんなことを考えていれば、再び誰かは部屋へと>>270やってきた。
微妙に脳がフリーズしているので、その誰かが話す言葉が変な事にも気づけずに。]
あ、ああ、こんにちは?
[ひきつり笑いで挨拶を返すのがやっと。]
[挨拶の声のすぐ後に、よくわからない人がポーズを変える。
これはボディビルダーか、と合点がいくも。
やはりこんな場でそんなポーズを取る理由なんてわかるはずはない。
舞踏台本という言葉に、一瞬耳が反応するも、筋肉の人が見えてる青年は真面目な話ができる状況になく。]
……ってか筋肉が副業ってなんやねん。
[思わずぼそり。
興味が沸かず、代わりに圧倒的な訳の分からなさ。]
[とりあえずわかったことがある。
自分より年若そう……おそらく未成年に思える男子は、まともな感性の人物らしい。
盲目の男は、もしかしたらスポーツ、もしくはダンスに関わっていたか、関わってるのかもしれない。
そして、自分には筋肉を理解することは到底不可能だ、と。
これを客観的に見ていたら、自分もシュールなギャグだと笑えていたのだろうか?
男子の奇声>>290に思いつ。]
あー……俺、地下室見てきたいんで、失礼しますね?
[そもそも自分の芸風にギャグはいらないし、地下室の方がよほどそそられる。
青年は、一度だけ盲目の男を見てから、隠し階段の方へ向かおうと半ば逃げる様に足を踏み出した。]
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