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10人目、某国少尉 教官側 オズワルド が参加しました。
某国少尉 教官側 オズワルドは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
─ そして現在・ジャニュアリー島 ─
無事到着、と。
座りっぱなしだと腰が痛ェわー…
あっ、いろいろ良くしてくれてありがとねー。
道中気をつけて。
[何かと親切にしてくれた船員に満面の笑みを向け、礼と共にひらひらと片手を振る。
思ったよりは短い船旅、女性船員と『仲良く』するほどの時間は無かったのがやや残念ではあったものの、オトモダチ以上の親交は深めた気はするので、それでよしとしておこう。]
……へェ、悪くない島じゃないか?
船も案外揺れなかったし、気候も思ったほど極端じゃねえし。
あとは宿舎ってのがどの辺りにあるかだがー……
なるほど、歩いて行ける距離ではあるみたいだぞ。
[島に降り立つと周囲を見渡して、
丸めた地図と現在位置とを照合する。]
教官と訓練生が行ういわゆる「訓練」を、俺らは適当に……いや、それなりに真面目に体験して。
それを報告書に纏めて帰ってこいってわけだ。まァ面倒だがしゃーねえよな。
過去にココを使った上官が、鍛える部下側に課したらしいミッションリストは受け取ってるから、上官役の俺はそれを参考にお前を鍛えるってわけだ。
[防水防塵処理を施されたファイルの中で
紙束をぱらぱらと捲りながら肩を竦めて]
取り敢えず最初は順当なところで、
野営ミッションなんてのはどうだ?
キャンプを張って自炊して、宿舎に向かう。
みたいな感じで。
[ひとまずは意向を問いかける態で、ベルティルデの方に首を向けた。*]
― ジャニュアリー島 ―
[見上げる視線>>106を一時は不思議そうに受け止めるが、
それがいわゆる意向伺いであると思い至れば、あぁと頷いた。
何しろ同地位同等の立場ゆえにうっかり忘れそうになるが、
上官と訓練生、これはそういう立場設定での訓練だった。
常のベルティルデであれば許可を問うなどせずに、ずいと覗き込んで来るだろうに、一歩引いたところから許可を求めてくる。これは面白い。]
駄目。 …なんて言わねェよ、ほいこれ、地図な。
お前の分もあるから渡しとく。
現在地は、ココ。
[面白い、が、弄って遊ぶのはもう少し先でいい。
2枚重ねになっていた地図を二つに割り、手渡す。
ベルティルデが地図を広げたなら、上陸地点である湾と、
そこから南に続く独特の海岸線をなぞり、現在地を示すだろう。]
文句なら自分の「ぐー」に言え。
[嫌そうな顔>>107に喉奥で笑うと、
片手で拳を作って反対側の指先でとんとんと叩く。
同期とはいえ何かと忠告をする側だった相手を上官とすること、
ベルティルデが不服に思うのも無理からぬことと、揶揄で返す。]
[上陸地点から徒歩で野営地を探し、テントの設営にかかる。
見知らぬ土地であれど、場所の見極めも設営技術も心配は無用と踏み、適当な木に身体を凭れてベルティルデを見守る態]
ハイ、ご苦労さーん。
[力仕事だろうが手を貸すことはない。
テントの設営が終われば軽い労いをかけて、出来を検分する。
基礎の基礎だ、ここまでは何の文句の付けようもない。]
あァ装備は、そうだな…地図とコンパスは別枠として、
この中から必要なものを5点まで持って行く、って形式で。
ナイフを選ぶなら残り4点だが、好きに選んでいいぜ。
[ナイフ、使い捨てライター、水筒、ロープ、籠、ワイヤー紐、望遠鏡、簡単な調理器具、枕、釣り針と釣り糸、虫眼鏡、諸々、任務の前に用意されていた布袋の中身を並べてゆく。
さて、彼女は何を選ぶだろうか。
サバイバルの必需品以外も案外どうでもいいものが混ざっていたり、なぜか2,3冊グラビア本が転がり出てきたが、それはさり気なく横に避けておくことにした。]
……教官役はどうするか、特に書いてねェな。
お目付けで後ろから付いて行くべきなのかも知れんけど、
荷物もあるしな。荷物番兼ねて俺はここに居るぜ。
しっかし、お前なんでこんなに荷物多いの?
[女性の荷物が多くなりがちなのは解るが、
男から見ればサバイバル任務に必要な量とは到底思えずに>>105
テントの中に置かれた荷物に首を捻りながら]
そう遠くに行きさえしなけりゃ大丈夫だろうと思うが。
狼も出るらしいし、何かあったら大声で呼べよ。
[女性に過度に甘いで知られる性質も、
昔から、ベルティルデが相手だと鳴りを潜める。
けれども、必要最低限の忠告だけはして、
彼女が場所を離れるならその背を見送るつもり*]
ふゥん。
堅実な選択だがー…
枕がないと眠れない方だと、苦労しそうな。
[ベルティルデが手にする備品を見、軽口を叩きながら、自分なら、と考える。
見知らぬ島で一泊を過ごすのに必要なもの。
ナイフにワイヤー紐、使い捨てライター。
日の高いうちは虫眼鏡は燃料要らずの火起こしに役立ちそうだが、夜間は無用の長物と化す。それであれば水筒、だろうか。
5つ目?そんなの聞くだけ野暮というものだ]
って―――ぶっ!?
待て、これは俺ンじゃねえぞ!!
元から入ってたんだって!!!
[5つ目に挙げたい『必需品』を頭に投げつけられて、咄嗟に吼える。]
……大方、前任者の持ち物か、
遊びで紛れ込ませた阿呆が居たんだろ。
[潔白を主張しつつも、どさくさに本を自分の鞄の下に敷き、
出発しようとする同輩の背にひらぁり手を振るが。
漸く行ったかと嘆息していれば、なぜか向きを変え引き返してきた彼女から二度目のダイレクトアタックが飛んできた。>>148
ぶん投げられた袋もまた、ものの見事に顔面にヒットする。
本と違ってずしりと重く、流石にダメージもデカい。]
………っ、おーまーーえなーー…
大事なものだと判断して持ってきてくれたんなら、
軽々投げるんじゃねェよ。
[後から回収しようとしていたものを目ざとく見つけ、
しっかり回収してくれる気遣いは、有難いには有難いが。
別に投げなくても渡せる筈だとぶつくさと。
仕方が無いから、帰ってきたら礼は言う心算ではいる。
女の機嫌を損ねさせたままにしておくと、後が怖い。]
気をつけろよ。
[背中に声を投げて、今度こそ深く息を吐いた。*]
― 野営地 ―
へいへい、お帰り。
何も無かったようで何より。
[ちらと日の高さを確かめ、相方の帰還を迎える。
そろそろ空の色も変わろうというところ、想定していた時間よりも少々早めか。]
おー、美味そうなものばっかだな。
これは……へぇ、芋?
こんなのも自生してんのか。
[釣り針を持って行ったから魚目当てかと思えば、
それだけではなく植生の見極めも行って来たらしい。
ふと収穫物を入れていた袋のようなものを見れば、見覚えのある布だ。
枕の使い道、これは思いつかなかった――パン屑を落として帰り道の目印をつける童話があった気がするが――]
上出来。
飯にしようぜ。
[飯炊きくらいは手伝う心算でいたが、火起こしから準備までベルティルデがやけに手際よく進めるものだから、自然、調理も任せる形になったろうか。
椅子代わりになりそうな適度な大きさの切り株を火の傍に用意して、片方に腰掛けた。]
まあ、そんじゃ、俺は先に毒見。
[「多分」毒はないとされた、オレンジのような果実を齧った。
柑橘類ではあるのだろうが、確かに酸味が強いか。
しかし、それなりにいける、と判断して身振りで伝えた。
魚の焼ける香ばしい匂いが漂い始めれば、めいめいにそれを取って食事に入る。何となく、士官学校時代の演習が思い出されて口元に笑みが浮かんだ。四人でチームを組んでの演習、あれもてんやわんやだったものだ]
…そういえば、お前ナチュラルに名前で呼んでくれてるけど。
一応「教官」だからな。教官。
呼んでみ?「教官」。
[腹も膨れひと段落すれば、適当に身支度を整える流れになろうか。
翌日は早めに発ち、宿舎に向かう予定だ。
各々のテントに入る間際、暗に「この島に要る間はそう呼べ」と言ってみるが、彼女の反応はさて、どうだったか*]
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