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10人目、少尉 ファミル が参加しました。
少尉 ファミルは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
―回想―
私が…ですか…。
はい、いいえ勿論不満はありません。
[一応の意思確認の後、形式的な辞令交付式が執り行われた。
恭しくそれを両手で受け取ると、上官は淡々と任務について続ける。
件の島については勿論知っていた。
実際の任務についても、噂では。
『自分の体調はどうなっても構いません』そんな念書を書かされるのだと笑い話にしていたのは誰だったか。
…まさか自分が。
ううむ、いや、どこか覚悟していたのかもしれない。
そもそも、士官学校を出『少尉』階級を得たばかりなのだ。文字通りの『適任』なのだろう。]
保護対象は民間人と所謂重要建築物――――。
…承知しました。
[以上だ、という言葉に表情を引き締めると敬礼。
そのまま踵を返し執務室のドアノブに手を掛けると、だがもう一言だけその背に声が掛かった。
「なぜ今回の任務、お前が選ばれたか解るか?」]
…
[一瞬躊躇した。
振り返り様口を開いたところで、上官の手がそれを制した。
…なんだお見通しという事か。]
…失礼致しました。
は、と吐き出しそうになった息を慌てて吸い込むと、今度こそその場を後にした。]
/*
なんでこんなに入村おそかったのかというと!
男女比と!軍人民間人のバランスをみてたんだ!
そしたらこんなおそくなったんだ…ごめんなさい!
しかも決めてたチップとぜんぜんちがうやつではいってしもた(てへぺろりん
*/
―デッキ隅―
[…バリバリ…
軍の者が大方配り終えてくれたのだろう。
余り物のそれで構わないよと受け取ると、早速ビニールを剥ぎ取りサンドイッチを見つめる。随分パサパサのパンだ。
一口…、いや、二口目で具材に辿り着く。
萎びたレタスはお察しであったが、ツナとマヨネーズのバランスは、まあ、なかなか。
ともすればツナまでパサパサになりそうな物だったが、そこは男の基準をクリアしていた。
ううむ、総評:星1つ半
頷いたが否。
すぐにパサパサの食感に戻された。
…具材が少ない。いやいや、随分大きいパンだったのだろう。そういう事にしようではないか。
軽く目を閉じると、また頷いた。星1つ半。]
海は広いな 大きいな
月は昇るし 日は沈む
[先刻から男はデッキにいた。
「海」といえば大半が思いつくであろう歌を口遊みながら、残ったパンを千切ると鴎の飛ぶ方向へ投げつける。
―――あと二時間もすれば、上陸か。
【入島に関する事前承諾書に署名をした】事がとても昔の事の様だ。]
ご清聴ありがとう。
[ガアー、ガアアーという鳥の声を聴けば、そちらへ会釈をした。
気圧の変化に体調は思わしくないがこれも、まあ慣れるか。]
[デッキでは人の行き交いが多い様だ。話声もする。
暢気に歌など歌っている場合ではないか。
それよりも気がかりなのは、事前の会議による所、自分より上階級殿も配属されているような話だったのだ。様子を伺うがそれらしい話も影もない。]
…。
[…何故か嫌な予感がする。
それに先ほどから、胃のあたりがチリチリと痛む。
こう見えて楽観的なのだ。これはいよいよ体調が気になった。]
体力値:61(12x10)
精神値:10(4x4)
STR:7(6x2)
INT:8(6x2)
[パン屑を投げつけながら胃の辺りを抑えては見たが、特に心当たりもなく。と不意に声を掛けられれば>>106]
フレデリカ。
[確かそんな名前だったはずだ。
海軍兵学校在校中の者が今回の任務に配属された(それはつまり多少は『配慮しろ』という意訳なのだが)というのは聞き及んでいたし、その白の制服は見紛う訳もない。
『少尉』とはなんとも耳慣れないが、階級で呼ばれれば流石に気は引き締まる。]
お疲れ様。少々胃が痛んでね、いや大丈夫だ。気遣い感謝する。
そちらは変わった事はないかい?何かあれば些細な事でも遠慮なく報告するようにね。
…?君もあまり顔色がよくないようだが。
[途中からすっと青ざめるのを見、首を傾げた。]
[心のままに歌い終え、鳥からの喝采に気を良くしていると>>115 その女性と目があった。
民間人の管理は任せきりだったので名前は解らない。いかにもか弱そうな風貌であるし、保護対象である事は明白なのでちょっと迷ったが声を掛けてみる事にした。]
私の顔に何か付いているだろうか?
先程の歌は「海」という。3番は諸説あって歌わない事にしているんだ。
[話しながら気が付いたのだが、女は見覚えのある資料を手にしていた。恐らく先刻まで見ていたのであろう>>112]
事前資料を見ていたのか。どこか目的でも?
[少し威圧的になってはいないかと不安を覚えて、多少口調は緩めた。]
…オリエンテーリングでも紹介したね、私はファミル。
君達の保護監督…というが、まあ禁則事項さえ守ってもらえればさほど煩く言うつもりもない。以後宜しくな。
>>134
[急に声を掛けた所で、何やら戸惑わせてしまったかもしれない。この様な出で立ちであるし、自らが表情に乏しい事も自覚していた。悪い事をしたなと思うも、歌声が綺麗と聞けばごくごく僅かに口角を上げた。]
軍隊に歌は欠かせないからな。己を奮い立たせる時も歌わねばならない。
[続いて歌詞について興味を持たれ(話の流れとしては当然なのだ)、これは言った方がいいのかと悩む。
あまり…というかはっきり言えば全く面白い話ではないのだ。]
3番か。「行ってみたいな余所の国」だな。
…これが戦争協力と受け取る者がいるのだそうだ。私は単純なので、好奇心溢れるいい歌詞と思うのだが…。まあ、聞く者によれば、軍人が歌っていては笑えないだろう。
…つまらない話をしてしまったね。どうも私の話は例外なくつまらないのだ。許してほしい。
[次からはもっと希望のある歌、そう例えば「ドレミの歌」などを歌おうと心に決めた]
目的は特にないか。
[現実を忘れたいという言葉に、多少穏やかならぬ物を感じたが話したくない事なのだろう。今は何も聞かないことにした。]
ああ…そうだな…。
気分転換を名目に廃屋を破壊して回ったり、炭坑跡地に爆竹を投げ入れたりしなければ問題ない。
…存分に気分が転換できるといいのだが。
島か。実際には行ったことはないのだが、話には多少。
知りたい事があれば答えよう、ローレル=アスター。
まあ、二重の意味で正しい事を伝えられるかは解らないが。
[管理者としては問題なのかもしれないが、誤魔化すのも気が引け正直に答えた。]
[二人と話を終え、手元に残る野菜ジュースを飲もうか否か迷った所で見知った顔が現れた>>184]
ああ、ゾフィヤ中尉。
今回はオリエンテーションからの担当で大変だったね。
報告があれば聞こう。私も聞きたい事が幾つかある。
[ゾフィヤからの報告は特に口を挟む事なく黙って聞くと、一つ頷いた。]
書類は揃っているんだな。口頭でも構わないのだが一度字面を見せてくれるか。今持参してなければ後でも構わない。
次。中尉殿は見かけたか?今回の任務に配属されていると聞いているし、私の世話になった方だからお会いすれば解る筈なのだ。オリエンテーションも不在の様であったが、何か聞いてるか?
[それから最後にもう1点、…というと一段、声量を落とした。]
…お前の目で見て要注意人物はいたか。
/*
小型船なのにバルタと一度もエンカウントしてない設定はやっぱりおかしいよな…
は、端にいるんだ…デッキの端にずっといるんだ…(顔覆い
あと、ゾフィヤにわりかし丁寧なのは、准士官も少尉もさほどかわらんてことで…(お互い昇任したてぽいし?
実際准士官いろいろタイプあるらしいからぼんやりさせてますです
>>208
[彼女の報告を聞きながら、噂に違わぬ仕事ぶり(つまり生真面目)に関心する。
まあ軍命なので当然は当然だが、そういう意味合いであるより、これは彼女の性分であるのだなと感じた。
そういえば事前演習時のオリエンテーション評価も聞いていたが>>54それもこれもその性分故なのだろう。]
持参していたか、助かる。
[ファイルを手渡されればそれを受け取り、何の気なしにそれを開きながら続く返答に耳を傾けた。]
中尉殿はいらっしゃるか。いや、であればそれでいい。
オリエンテーションの件も事情が、もしくはなにかお考えがあるのだろう。
[「お探ししてお連れします」の言葉には少々驚き面食らったが、いや、実は生真面目だとか堅物の様でいて、本音で人の役に立ちたいと思う類の人間なのかもしれないなと内心笑った。]
[一礼されれば近づくのを許し、自身も耳元を彼女の身長に合わせるよう若干屈む姿勢となった。
彼女から挙げられた名前は――オズワルト・オブライエン、そしてカーク・ナイト]
記者か。好奇心故に対象に敬意を表せる者か、その逆か。
業界の人間とすれば、逆にさほど無茶はしないとふむが、さてな。
[彼らは横の繋がりも重視する人種故、と付け加えながら、次の言葉を待つ。
が、それが不意に途切れたのを感じ>>211 ファイルから一瞬横目でその表情を伺った。眉を潜めたそれに重きを感じ取ると、またファイルへと視線を戻した。]
カーク・ナイトだな。私も早々にコンタクトしよう。
[何か言い淀む彼女にそれ以上は追及せず(恐らく追及したところで言葉通りなのだろう)簡潔に所感を述べた。]
[一通りの報告を受けるが、緊急を要するほどの注意事項はないと見え、一先ず安堵した。
が、さほど重要ではないと思われた最後の報告に思わず顔を上げる。]
…島の血族がいるのか。
[ぽつりと呟くとそのまま空を仰ぎしばし考え込んでいたが]
ありがとう。ご苦労だったね。
お前も休めるときは休むといい。
[と彼女が下がるのを見送る。そしてその背中にもう一声掛けた。]
ゾフィヤ。
私の100人規模のオリエンテーションでは睡眠する者43名、途中退席3名。
上官からはいっそ不眠症専門医になってはどうかと勧められたほどだ。
[もし彼女がその声に振り向いても「行け」と視線で促すだろう。]
>>222
軍歌は勿論だ。宴の席でもよく歌う。
一人で歌うのも良いが大勢で歌うのもいい。
例えば上官を見送る時、軍は総出で泣きながら歌うものだ。
[何年か前の退官式を思い出すとやはり今でも胸が熱くなるがここでその様な感慨に浸るのはおかしいと思い直し、「海」の話に続けた。]
考えたこともない、発想がない、というのはやはり今が良い時代なのだろうね。私も国の為に死ぬ覚悟はあるが、それとこれは意味合いが違うものだ。
[戦争だの死だのを連想させる話は、民間人へみだりに言うものではないと心得ていた。が、つまらなくないと言われれば驚き、お礼を言いたいと聞けばさらに驚いた。]
ローレル=アスター。
君はあれだろう。よく変り者だと言われないか。
[驚きのまま発してしまったが、これも受け取りようだなと考え直し]
ああ、悪い意味ではない。よい意味にも聞こえないだろうが。
気を遣ってくれたのなら感謝する。
[と全くフォローにもならない付け足しをした。]
[危険物の持ち込みについて言われれば、確かに、と返事をし。それよりも、彼女が笑った>223のを見れば内心では安堵した。]
そうだ、初上陸だ。私も楽しい旅か。だが仕事だからな。
君達民間人に何事もなければそれでハッピーだ。
何か不審な物があればすぐに言うように。
[名所だとか観光に関するあれこれを質問する様から察するに、本当に何も知らないのだろう。
逆に現実はあのような巨大廃墟と知っては、怖がったりがっかりするのではないか。そう考えると、どこを名所としていいか迷う。]
そうだな、これ位は知っているかも知れないのだが、絶海島とはかつて、所謂戦時だな。炭鉱で栄えた島だ。
ほぼそのまま残るという炭坑跡地はなかなか見応えがあると聞く。中に入る事は禁止されているが、坑道へ続く道は見て取れた筈だ。
それから、まあ絶海と呼ばれる所以だが、景色は素晴らしい。
確か展望台があったな。あれは禁止区域ではないが、整備不十分の筈だから一人で行くのは勿論駄目だ。
軍の者を伴えば現地で立ち寄りが可能か否か判断できるだろうから連れて行くといい。
女性の軍人もいるし、君に差支えなけば私でも勿論。
あとはそうだな、島民の生活そのものを見学したいなら、そんなコースが敷かれていたはずだからそちらで回るのがいいかもしれないな。
[うん、と一つ頷くと、「島の地図はその資料にも記載されている」と彼女の手元を見ながら話した。]
[ゾフィヤから受け取ったファイルを眺めていると、成程これは曲者揃いだ。
女性陣は『一見』これといって目を引く物もなかった。
ユーリエ・モローは随分華奢で体調面に配慮が必要なようだが、『そういった意味』の保護監視は気持ち的にはやや楽である。
ローズマリー・グラナタスに関してはどうしたものかな。軍人である自分に腹を割る事もないだろうからな。
男性陣は。
やはり男性で応対するのがよいのだろう。まあ人なりによるか。下手に攻撃性を刺激してもいけない。案外フレデリカの様な者の方が毒気を抜かれる事もあるのだ。
考えているだけでは埒も開かぬか。早々に探してみるとしよう。
とファイルを閉じようとした時。]
…オズワルド中尉…?
[承諾書は勿論軍の物もあったし、乗船前にサインもしている。そこに自分の予想とは別の名前があったのだ。
おかしいな、確か聞いていたのは別の中尉殿だったのだが。
まあ事情がおありなのだろう。こちらも早々に任命された旨をお話しなくてはならないな。
ぼんやりと考えれば今度こそファイルを閉じるとデッキから客室へ歩き出した]**
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