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11人目、MH商店店員 トール が参加しました。
MH商店店員 トールは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 総菜屋・
コロッケ5つ、お待ち遠さま。
[爽やかボイスで紙に包んだコロッケを手渡すと、
女子高生たちがきゃあきゃあはしゃぐ。
賑やかに彼女らが去っていった次には
買い物袋を下げたおばちゃん集団。]
「コロッケ6個ちょうだい」
「うちは10個ね」
はいはい。
揚げたて出すから、ちょっと待ってくださいねー。
[華麗な菜箸捌きでコロッケを鍋から出しつつ
少し冷ましたものから順に包んでいく。
今日も、MH商店は大盛況。]
[各種総菜を取り扱っているMH商店だけれども、
人気ナンバーワンはなんと言っても揚げたてコロッケ。
衣さくさく中ジューシー、いつ来てもほかほかな秘密は
細やかな温度調整と、保温にある。
もちろん、そのカラクリは、お察しの通り。
そんなMH商店は、
当然のように、薔薇下探偵事務所の一階にあるのです。**]
― MH商店 ―
[ようやくおばさま方の襲来も一段落ついて、
クリーム色のエプロンの裾で手を拭く。
おばさまたちがお向かいに流れていくのを
少し気にしつつ目で追っていた。
お向かいさんは最近できた看板娘効果で
おじいちゃんから中学生まで、男性客が増えたなぁと
仕事の合間合間に思っていたものだ。]
おばさま連中が押しかけて、
純情な男の子が入りづらくならなけりゃいいけど。
[人ごとながら、心配してみたりする。]
[ご町内ゆるキャラがお茶を飲んでいたり
名物巡査が二人乗りで駆け抜けていったり、
今日も賑やかに平和な商店街。
―――なんて物思っていたら、
新米探偵さんが下りてくるのを見つけた。]
あ、いらっしゃい。
新作ふたつにチーズメンチカツと定番もふたつずつですね。
旬まっさかりのアスパラたっぷりなんで
これは自信作ですよ。
[営業トークしつつ、注文品を詰めながら掌で少し温める。
電子レンジいらず。]
…聞いたよ。所長さん、入院だって?
人狼団の連中、そんなに危険なのか。
あんなのにのさばられると、こっちの商売もあがったりだ。
[一度営業モードから外れると、途端に口調も表情も不愛想になる。
不機嫌な訳ではない。親しい相手にはいつでもこんな調子だ。]
さっさと捕まえてくれ。
したら差し入れ持っていくから。
[期待してる、との目で力強く頷いてから]
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