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[ぼんやりとした意識の中、自分の名を呼ぶ声が聞こえる。
――懐かしい、声。
愛おしい、声。
真っ直ぐに、自分を呼んでくれる、声――…。]
………………せん、ぱ……。
[喉がひりつく。
彼の声は確かに聞こえているのに。
それに、応えることも出来ない。
背後から抱きしめられても、動くことは出来ず。
ただ、一言――――…。]
[トサリ――…二本の木刀が音をたてて落ちる。
いくつもの命を吸い込んだそれは、白砂へと突き刺さり。
大地をじんわりと赤く染めた。]
――青い世界にて――
[目が覚めれば、すぐ目の前にトールの姿があって。
意識がはっきりとしないままに、強く、抱きしめられた。]
………………先輩……。
[涙の跡に気付けば、心配そうに彼を見上げた。
彼もまた、不安に思うことがあったのだろうか。
自分のように、悪夢に苛まれたりなど――…。]
[トールの言葉>>+114を聞けば、小さく頷く。
だが、その心には夢に見た自分の姿が色濃く残っていて。
今もまだ、自分の身体が血に濡れているような錯覚に襲われれば、
思わず、肩を震わせるのだった――…。]
[ローズクオーツの通信機がジェフロイの元へと渡れば、何を言われるのかと僅かに怯えの色を浮かべる。
案の定トールと繋がっていたと読まれていると見れば>>26
うへぇ……と顔を顰めるのだった。]
…………まいったなぁ。
[まさかジェフロイの手に渡るとは予想外だったのだ。
だが、ディークから連絡がつけば、思わず目を見張った。]
…………どういう話をしてるんだか。
[二人のやり取り>>39に、表情を綻ばせつつも。
続く言葉>>42>>114には、視線を逸らす。]
[だが、交わされたやり取りに関しては、リエヴルの予想外のものであった。]
……やっぱり。
俺が残るより、皆に任せられて良かったよ。
[ポツリと呟く。
己が残れば、きっと目の前に広がるのは血の海だったことだろう。
希望の芽が出たのも、彼らなればこそ。]
[生前ならば、とてもそんな願いは抱かなかったのだろうが。
穏やかな気持ちを取り戻した、今だからこそ。
――――彼らに、後を託すのだった。]
[ソマリが騎兵隊を率いるという申し出を聞けば>>276
小さく、溜息をつく。]
…………ばぁか。
怪我人のくせして、無理しやがって……。
[そうは言いながらも。
今となっては、指揮官が欠けているのも、また事実。]
[ソマリならば、任せられる。
当人にはとても言えないことだが、そう心強く思う反面。
怪我をしている彼にあまり無理をさせたくない。
そんな思いも、同時にあって。]
……ったく。
死んでからまで心配かけさせんな。
[先に死んでおいて、そんなことをぼやいてみたりもする。]
[そして、斥候隊をダーフィトが率いるとあれば。]
……お前にも、面倒かけてばっかりだな。
[ついつい、苦笑いが零れた。
彼が偵察の任に出るのを、じっと見守り。
そこで敵隊と出くわすのを見れば、僅かに目を細めるが――。]
…………お前らまで、やり合う……の、か……。
[寂しげな声が零れる。
彼らの仲がどういったものであるか、詳しくは知らない。
ただ、彼らが寮を出ても、共に暮らしていたことは知っている。
また、その仲睦まじい様子も、何度も目にしていた。]
…………お前らも。
ここで、また、逢えるのかな……。
[自分とトールのように、彼らもまたこの青い世界で巡り会うことが出来るのだろうか。
共に相手を想いながらも、互いに命を奪い合った、彼らを見て。
つい、寂しげに琥珀色が揺らぐのだった――。]
/*
色々考えたんだよ。
定番ネタばっかりだが。
バレンタインデーとか先輩が貰ってきたらむぅ……っと思いっきり機嫌損ねていそうだが、それ以上に自分の方が普通に貰いそうだ。
女生徒少なくても、そういうところはちゃっかりしていそう。
/*
毎年の卒業パーティとか、トールが誰かと踊ってたら横目で見てむっとしながらも、自分も華麗に踊っている気がする。
……素直じゃねぇ。
/*
熱出したりなんかしたら、どうだろうなぁ。
身体はあまり丈夫ではなさそうなので、くたりとしてはいそうだが。
先輩いい人だから、普通に看病してくれそう。
甘えて寝るな。うむ……。
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