人狼物語−薔薇の下国


477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、

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第二王子 ウェルシュ

― 玉座の間 ―



 …… あ  に、うえ ……?


[広間が、しんと静まり返ってる。
呆気にとられたような人々の中、最も驚いていたのはウェルシュだった。兄の哄笑。>>22
それに続く言葉が──…その意味が、分からない。]

(28) 2017/04/29(Sat) 02:16:25

第二王子 ウェルシュ



な、 に を……

[ウェルシュが最も衝撃を受けたのは、兄の瞳に宿る憎悪だ。
緑の瞳に宿るその激しさに、ウェルシュは呆然とした。

不安がまるでなかったとは言わない。
このところ、時折感じたどこか余所余所しい空気。視線。
けれどそれも、王位を巡るこの数日のことだろうと思っていた。

第一王子であり、優秀な武人でもある兄にとって、王位継承権を弟に取られるなど屈辱であるには違いなく、その所為で機嫌が悪いのだと───それでも、いずれはまた元に戻ると、信じていたのに。]

(29) 2017/04/29(Sat) 02:17:30

第二王子 ウェルシュ

[一人の軍人が、広間へと駆け込んでくる。
北の要塞ゾネスが襲撃を受けている。その報に広間が騒めいた。
それらを打ち消すかのように、兄の哄笑が響く。>>23

兄へ信じられないものを見るかの目を向ける者は、文官のみならず軍人の中にもあっただろう。その中に、先の騒動の折に王宮を守った大将>>3:182がある。

生真面目な軍人である彼の顔も青ざめて、凝然と第一王子を見つめている。だが、その表情がゾネス急襲の報に動いた。指揮権を求めて彷徨った視線が、第二王子のそれと交わった。]

(30) 2017/04/29(Sat) 02:18:51

第二王子 ウェルシュ


……急ぎ、軍を整えゾネスの守りを。行けるか?

[兄を通じず、大将へと直接に声を掛ける。
軍の最上位は第一王子、であれば本来、第二王子にすぎないウェルシュが彼に命を下す謂れはない。だが僅かな沈黙ののちに、大将は敬礼を返してみせた。
そのまま、軍人らしく踵を返して広間を出て行く。]

(31) 2017/04/29(Sat) 02:19:49

第二王子 ウェルシュ


  ────、兄上、


[その間にも、兄の嗤い声は響いていただろうか。
それとも、弟の勝手を咎めただろうか。

身体の奥が微かに震え続けている。
それは、どうしようもない怒りのようで哀しみのようで。]



  おやめ下さい、あにうえ!!!!

[叫び声が、悲鳴のように高い天井へと空しく*響いた*]

(32) 2017/04/29(Sat) 02:20:37

第二王子 ウェルシュ、メモを貼った。

2017/04/29(Sat) 02:26:53

第二王子 ウェルシュ

[北へ向け、軍勢が行く。
その様子>>49を目にして動揺したのは、市井の民ばかりではなかった。
鷹匠の捜索を命じられた者ども、彼らの間にもまた動揺が走る。
無理もない、彼らには何も知らせが来てはいないのだ。すぐに連絡が交わされて、ある者は王宮へと向かった。浮足立った彼らの注意は逸れ、鷹匠を捜索する手は緩んだ。

時は同じく、彼らのうちの一人が王宮に至ると、そこもまた常ならず落ち着かない様子である。門番のうちの一人が口早に語ったところによると、北の国が攻めてきたとか既にゾネス要塞が落とされたとか。
不安げに交わされる話は、このところの不穏な噂話同様に、尾ひれをつけながら広まってゆく。噂は程なく城下にも伝わるか。

若い門番は、不安げに空を見上げた。
騒動以来掲げられているラメールの旗が、常には心強さと誇らしさで胸を一杯にしてくれるはずの旗が、風に揺らぐが何故だかひどく心細く思えた*]

(55) 2017/04/29(Sat) 22:44:07

第二王子 ウェルシュ、メモを貼った。

2017/04/29(Sat) 22:47:16

【独】 第二王子 ウェルシュ

/*
あにうえええええええ!!!!

(-80) 2017/04/29(Sat) 22:57:25

第二王子 ウェルシュ

― ある暖かい春の日 ―

[母の膝の上で、幼子がうとうとと微睡んでいる。>>45
幼子は母に良く似た髪の色、瞳をあければいっそう母に似ると言われるだろう。

母子揃った微睡みに、幼い瞳が不意に開いた。未だ夢から醒めきらぬ様子で、小さな頭がぼんやりと辺りの様子を見回す。

そこに見えたのは、眠りにつく母の顔と傍らに眠る兄の顔。>>50
大好きな顔が二つ見えたのが嬉しくて、幼子はぽふりとその間に顔を再び埋めた。微笑み浮かべた顔で瞼閉ざせば、また穏やかな夢へと誘われる。

夢うつつに見たのは、母と兄、父も交えた幸せな夢。
暖かな日。遠い日の春の記憶だ。*]

(56) 2017/04/29(Sat) 23:31:13

第二王子 ウェルシュ

― 王の間 ―

兄上、







               …────、何故、


[憎悪湛える翠の瞳、そのまなざしを受け止めて一度瞳を閉ざす。
問いは、止めようがなく音として唇を滑り落ちた。何故、と。聞いてしまえば、恐らくもう戻れないけど。]

(57) 2017/04/29(Sat) 23:36:42

第二王子 ウェルシュ


やめろ、ヘルムート。



         …… やめてくれ ………



[痛烈な弾劾>>48が、シュナウザーの口から放たれる。
それに同意する者も多くあったのだろう、場は彼を咎めるではなく同調する響きで騒めいた。

その騒めきを耳にしながら、願う音は脆く小さな響きで。それは臣下の無礼を咎める言葉ではなく、ただ深い哀しみををのみ乗せた願いごと。]

(58) 2017/04/29(Sat) 23:37:56

第二王子 ウェルシュ

兄上。今からでも良いのです。
叶うならば、通じた者についてお教えください。
兄上が為されたこと、それらをどうか。

私たちにはこの国の民を守る義務がある。
皆から学んだことを生かして、国の為に尽くす責務がある。



    …─── そう、だったはずでしょう?


[一か月前、兄と二人きりで語り合った日に。
数日前、再び兄と幼馴染の死を悼んだ日に。
繰り返し、繰り返し。誓いのように交わした言葉は幻か。

兄が水を飲み降す>>53
その光景を、ウェルシュはどこか劇を眺めるかのように目に映した。
スローモーションのように、兄の喉が動く様子が瞼に焼き付く。]

(59) 2017/04/29(Sat) 23:38:48

第二王子 ウェルシュ

──────…、兄上。

御身拘束させて頂きます。
同時に、軍司令の任を解かせて頂く。


[発した音は静かなまま、けれど言葉は異様なまでにはっきりと広間に響いた。
しん。とした中でウェルシュは軍人を顧みて、決定的な命を下す。]

(60) 2017/04/29(Sat) 23:39:51

第二王子 ウェルシュ




    フェリクス・フォン・ラメールを拘束せよ。



[躊躇うような一瞬の間、けれどウェルシュへと敬礼返した軍人は大将>>31と同じ判断を下したのだろう。あくまでも丁重に、だが一度判断を下せば動きには躊躇いもなく、軍人らは兄の周りを囲みゆく。

その様子を奥歯噛み締め、微かな震えを押し殺しながら、ウェルシュはずっと見ていた。握りしめた拳は白く、知らず肌に爪が食い込んでいた。*]

(61) 2017/04/29(Sat) 23:44:13

【独】 第二王子 ウェルシュ

/*
黒王子が市民権を得ているwww>メモ

(-87) 2017/04/29(Sat) 23:50:40

【独】 第二王子 ウェルシュ

/*
南の国の人(っていうと謎のリゾート感)と話すことは出来ようかな……。ちと情報が薄い。

(-101) 2017/04/30(Sun) 02:28:39

【独】 第二王子 ウェルシュ

/*

くっっっそ ロールが 書きにくい、です!!!!
えええんww

(-102) 2017/04/30(Sun) 03:11:20

【独】 第二王子 ウェルシュ

/*
兄上は寝てる??のかな???
多分、そんなに強い毒ちっくな見た目じゃ……ない…んだろう、か。どうなんだ。どこまで騒いでいいんだ。

南の国ぃ!!!って情報はまだないから、北だけだな!?あーーにうえが、両方に情報を流してたって情報は………(ない)
ないな。北だけだな。

ろーーーれるが裏切ってる情報も、南が来る情報もないしなあ。ない!!!!えええんw

(-103) 2017/04/30(Sun) 03:14:55

【独】 第二王子 ウェルシュ

/*
ひたすらレシーブ

(-104) 2017/04/30(Sun) 03:15:41

第二王子 ウェルシュ

― 王の間 ―

[兄へ向けられる罵倒の声は次第に高くなっていく。>>64
止めろと叫んでしまいたかった。やめてくれ、と。
兄はそんな人じゃない、幼い頃からの憧れの人だった。
いつだって兄は強く優しく眩しくて、]



      ……っ、─────…


[違う、そんなんじゃない。
叫び出したくなる衝動を必死に押し殺した。

今、必要なのは甘えた第二王子じゃない。
今必要とされているのは、ウェルシュではなく王なのだから、と。]

(73) 2017/04/30(Sun) 03:33:01

第二王子 ウェルシュ

…………、あに うえ、

[それでも猶、兄に問いを向けた己を甘いと人は言うだろうか。無駄なことをと詰るだろうか。

兄の裏切りは明白で、それでもまだ、……まだ悔いる様子を見せてくれたなら。己の問いに答えてくれたなら。
助けられるのではないかと、そんな淡い希望に縋ってしまった自分を。]

 …………、

[諭すかの如き低い応え。>>65
兄は何を思って、そのようなことを言うのだろう。……自分は兄のことなど、何も知らなかったのだ。もしかしたら、何一つとして知らなかったのかも知れない。

知っている。と思いこんでいたのは傲慢だったか増長か。
兄を慕い、兄を追いかけていたはずだった。
いつからそれは、幻想でしかなくなってしまっていたのか。]

(74) 2017/04/30(Sun) 03:37:11

第二王子 ウェルシュ

[兄を囲んだ軍人らが慌てた様子を示す。
それに気付いた者から、ざわりと騒ぎが広がり始めた。

兄の身体が不自然にぐらりと傾ぐ。>>66
それへウェルシュは目を見張った。咄嗟に兄へ向け足を踏み出す。]


      ──── あにうえ!!!?


[踏み出した足は、兄に駆け寄るより前に人の手に止められた。
警戒せよ。ということだろう。
もどかし気に一度振り返り、再び兄へと視線を戻す。ぐたりとした身体は両脇から抱えられ、立つこともままならぬ様にも見える。]

(75) 2017/04/30(Sun) 03:38:02

第二王子 ウェルシュ

急ぎ医者を呼べ!

…何をしている?
行け、兄上を死なせる気か!!!!

[戸惑ったように此方を見たのは下級の文官、それへ怒鳴りつければ、彼は慌てて広間を飛び出して行く。

それを見届けることもなく、ヘーゼルは再び兄の元へと戻された。苦し気な様子は演技ではなく思える。であれば、彼は一体どうしたのか。

彼もまた、何者かによって害されたというのだろうか。
父と同じように、幼馴染らと同じように。…兄までもが。]

(76) 2017/04/30(Sun) 03:39:28

第二王子 ウェルシュ

[その時。王宮の人々は───、いや。
王宮近くにある街の民たちも皆、一様にその音>>71を聞いただろう。重く、厳かに鳴り響く鐘の音を。


 あれはなに? と、かつて聞いた少女がいた。>>69
 目を丸くした友だちに、あれは鐘の塔だよと少年は教えてあげた。
 お祝いや弔いや、大事な時に鳴らす鐘なんだ。


    いいなあと、憧れのように落ちる声。
    どんな時もさびしくないね、と。

    それを聞いた少年は少女の手を握った。
    今度お祝いの鐘を一緒に聞こう?
    そしたらさびしくないよと無邪気に笑った───…


その鐘が、時ならぬ音を響かせる。
その異様に、人々は不安げに騒めいた。これは何の鐘だ、誰の葬送の鐘だろう。どよめきは不安に不安を呼んで次第に大きくなり、]

(77) 2017/04/30(Sun) 03:40:08

第二王子 ウェルシュ


……静まれ。



         …──── 静まれ!!


[ぴしりと、広間にウェルシュの声が響く。
それへ、不安げにどよめいていた人々の視線が集まった。
一様に不安げな眼差しを受け、ウェルシュは表情を引き締める。]

(78) 2017/04/30(Sun) 03:41:04

第二王子 ウェルシュ

近衛兵。

[呼べば、短く応えが返る。
それへ顔を向けて、言葉を継いだ。]

鐘の塔の警備状況を調べよ。
鐘を鳴らした者が何であれ、悪戯に人心を騒がせることはならぬ。
再びこのような悪戯が為されぬよう、警備を改めよ。

[は!と、短い敬礼の後に数名の近衛が出て行く。
言葉の半ば以上はその場の人々に聞かせるが為のもの、鐘が事実タチの悪い悪戯なのか、はたまた何ごとかの企みかは知らねども、今はこの場を落ち着かせる必要がある。
ウェルシュは群臣を顧みて、穏やかな口調で言葉を継いだ。]

(79) 2017/04/30(Sun) 03:41:38

第二王子 ウェルシュ

案ずるな。鐘は鐘だ。
貴方たちが動じては、民はいっそう戸惑おう。
それでどうして、国難に対することが出来ようか?

この国とこの国の民を守るため、貴方たちの力が必要なのだ。
今は落ち着いて、その力を私に貸してくれ。…頼む。

[ウェルシュが述べれば、一先ずその場は落ち着くかのようだった。少なくとも表面上、不安の声は一旦は消えたようである。それがあくまでも表面上でしかないことなど、痛いほどに分かってはいたけれども。]

(80) 2017/04/30(Sun) 03:42:19

第二王子 ウェルシュ

[兄を看ていた医師たちは、兄を彼の自室へと運ぼうとする。それへウェルシュは承諾を与えた。

果たして兄の意識はまだあったか。一先ずは睡眠薬を盛られたかの症状>>66であったから、危機感はやや薄く。それが命取りになるとは、思わぬままに。


解散を命じれば、人々は再び広間より散り行くだろう。
その最中に、ウェルシュは傍らの監査局長を振り返った。]

(81) 2017/04/30(Sun) 03:43:26

第二王子 ウェルシュ

こんな形になるとは思わなかったけど、

[ウェルシュは王と呼ばれるようになるだろう。
混乱と陰謀と死の果てに。兄の裏切りの後に。]


……今は、感傷に浸る暇もないな。


[北より隣国が押し寄せて来る。
今はそれを乗り切らねば、明日はないのだ。
時同じくして寄せ来る南の隣国、その脅威を未だ知ることはなく。]

民と国とを守るために、あらゆる力を尽くさねばならぬ。
ヘルムート、頼りにしている。

[今や、最も信を置く臣下へと。
声を掛けると、ほろ苦い笑みが淡く頬を*過った。*]

(82) 2017/04/30(Sun) 03:46:48

第二王子 ウェルシュ、メモを貼った。

2017/04/30(Sun) 03:50:59

第二王子 ウェルシュ、メモを貼った。

2017/04/30(Sun) 21:37:40

【独】 第二王子 ウェルシュ

/*
ローレルのイメージソングにくそふいた。
二曲目にめっちゃわろたと残しておくwww

wwwwwwww
wwwwwwwwwww

あー、うん。wwww

(-150) 2017/04/30(Sun) 22:11:41

【独】 第二王子 ウェルシュ

/*
皆のイメソン眺め渡すに、多分私が一番好戦的な曲を流していたよね………(

兄上の曲、綺麗な〜〜

(-151) 2017/04/30(Sun) 22:26:35

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