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商会が、同胞が……。
[商会という形で表立って生きれぬヒトならざるモノ達が寄せ集まり自分達なりに生きていた。
その一員として永らく行商を営んでいた。彼等は確かな仲間であった。
だが、ここまで逃げて来たのは何が理由だったか。
巻き込みたくないからではないか。]
……。
何でこんな奴に。
[否定する言葉が思いつかず、深く息を吐いて額を手で抑える。
問い掛けるようでも、独り言のようでもある呟きが落ちる。
語気は正体を問い詰めた時とは打って変わり弱い。
いつかも同じことを思った。
男の在り方を気に掛けた者達がいた。
理解し難い。
誰かに手を差し述べようとする心が、こんな自分を気に留めることが。*]
/*
感電描写が妙にツボに入る。
るがるでは格好いい皇帝陛下が……!
はいお休みなさい。
オレもぼちぼち生活リズム整えないとヤバイな。
/*
タクマ帰っちゃったの…って思ってたら明日は来るのか
良かった良かった。いや、構ってくれというわけじゃなく、もう一度顔が見れたら嬉しいなあと。
[重なる否定>>53、問うような言葉>>54
向けられる言葉は何も言えなくさせるようなものであり、そして、いつかとは違う。
けれど、あの狼と吸血鬼。どちらの目にも自分は同じように映っているのだろう。]
は、ガキにしては中々の口説き文句じゃねえの。
[そうも弱く見えるのだろうか。卑屈だと言われたことを思い出す。
鼻を鳴らし挑発するような表情を向けるのは、内面を押し隠そうとする故。
それは確かに、自分が脆いということなのかもしれない。]
ったく、……分かったような口を叩きやがって。
[吸血鬼とはこうも晴れやかに笑うものなのか。
例え持って生まれた気質だとしても、あの男、トールの主の下はそれを失わせるようなものでは無いのだろう。
それが、命を燃やして生きるものの輝きの一片か。]
[自分なんかでは、その考え方を生き方を変えようとした者達の思いに応えず何も変わらず。
拐えなかった、迎えに行けなかった、連れ出せなかった。
誰にも伸ばせないこの手でも、
差し述べられた手と重ねるくらいは、……出来るのだろうか。]
言っておくがな。
悪どいことだって沢山してきたんだぜオレは。
……本当にどうしようもない男さ。
[もう否定は試みず、それでもかなどと聞くことも無かった。
口にしたのはただの事実だ。思うことはあれど、自虐が目的ではない。
過去を視るように視線を遠くに向けるのは刹那、息がかかる程に顔を近付けては。]
お前のご主人サマはそんな悪狐を飼い慣らして犬に出来るかね?
[戦を知らない天魔は硝煙の代わり、紫煙を香らせ。]
使えないと処分するのなら、金を盗んで逃げてやるからな。
[愉しげに目を細めしおらしさも素直さも無い言葉を吐くばかり。
これが、天魔と呼ばれた狐の答えだった。*]
/*
こいつはあれだ。
同胞を商会に引き入れたり、誰かに手を伸ばせる機会は今まで何度もあったけれど
逆に差し延べられる経験はそんなに無かったんだろうなあと。
寝る前にログを読んで思考整理していて思いました。**
……面白い。
お前も、ウォレンという男も。
[吸血鬼から伝わる主への信頼、その忠誠。
おかしな連中をそのままに抱え込む器の持ち主であるという、ウォレン。
今まで幾人の異形に、変人のヒトに出会ってきたか、その中で殺し合う結果に終わった相手はどれだけいたか。
忘れた顔は数知れず、名を呼ぶ声を二度は消えなかった者もいた。
この主従はきっと自分にとって記憶に残る者たちには重ならず、忘れられた者たちの一部にもならない。
それは、ただただ永く生きただけの狐の直感だ。]
俄然興味が湧いてきたぜ。
失望させてくれるなよ?兄弟。
[立ち上がり、トールの後に続く。
その動きに躊躇いは無く、ひたすらに愉しげに。]
……
変わろうと思わなければ変われない、か。
[いつか誰かに向けられた言葉
聞こえるか定かではない大きさで、独り言として落ちた。
あれからどれ程の時が過ぎたか、幾つか浮かぶ顔があれど声までは思い出せない。
ただ、思うのだ。
その時が来たのかもしれない、と。**]
/*
ちょいとこの後出てこれるか分からないっす、時間を見つけてお返ししたいとは思っていますが。
処遇も展開も好きに投げていただければ。
いや、しかし、他者のPCを扱えるって凄いですね。
尊敬しますわ。**
/*
あ、トールの人がいた。
元村でオレに軍人は無理ーと言ってた狐がこうなるとは……いやはや、有難い。
何かの役に立てばいいのだが……
[にくきうハイタッチ。**]
[向かう先は当然あの黒い獣の飼い主の男。>>78
トールの話には口を挟まず、二人のやり取りを目に耳に。
他者に解せぬ意思の伝達手段は幾つか知れど、「心話」などというものは聞いたことはなく。
この時事前に話されていたことを含め頭には無かった。
ただ、この油断出来ない雰囲気を持ち合わせた男と吸血鬼との間に強い信頼関係を確かに感じた。
狐が知る中で、己が持ち合わせた中で一番それに近いのは。
狐、妖精、小鼠、兎、形は様々なれど等しく思念で繋がる同族だった。]
そうかい。そうであればいいがね。
アルビン。
姓は、無い。
[宿の予約に使用し常から使い分ける一つの偽名ではなく、自分自身が本当に持ち合わせた名だけを告げて。
出された手と握手を交わす。>>79]
一番自信があるのは経済だな。
ちょいと種は違うが、金のやり取りで生きてきたんだ。
……だが。
やれと言うのならなんだって。
こんなんでも弾避けにくらいは充分だろう。
少なくともヒトよりは頑丈だ。
[思っていただけならば、どうとでもなるだろう。
仕事となれば回る舌、彼等には見せていないが上っ面を繕うのだって上手い。
表情に声に一欠片も不安は浮かばず。
ろくでなしと分かっていて飼うというのなら、どんな形でも役立たずにはならない。]
……宜しく。ご主人サマ?
[わざとらしく呼べばけらけらと笑う。
その不遜な態度が変わるかどうかは、今後次第。
トールが語ったように悪狐をそのままに抱え込むのならば、変わらないのかもしれない。
だが。
実力を持ち合わせた者を、
人の上に立ち従わせる才を持つ者を、
心ですら敬わぬ程愚かではない。]
……
あんたは急に血を吸ってこないだろうね?
[ぼそりとそう問えば、一歩引く。
急とは違えど奢ろうとしたのは血液ではないのも事実。
今は何よりそこが気になる狐だった。**]
律儀な奴だ。
[チコリコーヒーというらしい飲み物を一口。
約束など破る為にあるのに。
などというひねくれた心情はこれで流し込もうか。]
……ふん。
悪くはないな。
[この一言が狐としては充分な賛美と知る程近しく長いのは、商会の面々くらいだ。
男セイレーンなどと称した彼とそうなることは、無いだろう。
けれどこの再会は、
永い命で期待を忘れ独りであった妖の心にはきっと残るものだ。*]
さて、
忙しくなりそうだしな、
今の内に何か食って、その後は一服してくる。
出発の時は呼んでくれや。
もう一匹のペットを忘れてくれるなよ?
[軽口は変わらない。二人から背を向けて自分の座っていた席へと戻っていく。
その後にもう会うことはないと思っていた男と再び再会することとなったとか、なんとか。]
もうこの服も用無しか。
短かったな。
[そして。
カフェの外で煙をふかしながら、独り呟く。
山奥の村、神父のいない教会へ潜り込んでいたわけだが。
こうなればただ目立つだけの服だ。
人里に現れては、痕跡も残さず煙のように消えていく
同族とすら二度があるとは限らない。
そんな生き方をしていた妖狐が今、主となる男を待っている。
そう悪い気分ではなかった。*]
/*
多分もう出てこれないっす。
ありがとうございました!
ランダ村のPCが図々しくもこのように着いていくこととなり、嬉しいやら本当にいいのかと思うやら。
役に立たなければ毛皮にでもして下さい。いや、冗談ですが。
あ、
IDが違いますがヒーロー村の黒いライダーメルヒオルでした。
またいつか。**
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