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ところでリュカは劇団(?)に入ってキアラと二枚看板してるとかほんのり考えてたんですけど、どうですかね。(本人居ないけど聞いてみる)
キュートなルックスだし動き軽やかそうだし似合いそうだなぁと。
赤毛なキアラと並んだら、より可愛いかなぁと。
役どころは……アドリブ担当?←
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シメオンが生えたところでエンドロールの場所もらおうかな(関係ない)
読んでる間にまたログがふえるよ!
──数十年後・隣国──
[皇太后殿下の病状は日に日に重くなる。
遂に一週間前、殿下は薬の服用を止めた。
もう命の灯の長くないことを知り、自身の亡き後、宮廷医師たちへの誹りが少しでも軽くなるようにとの心遣いであった。]
変わりませんね、貴女は。
[国のため、民のため。
自身の意志はいつも二の次にして。
彼女の部屋へ向かいながら、ヴェルナーは懐かしむように微笑む。
その手にある美しい曇り硝子の小皿には、つい先ほど届けられたばかりの瑞々しい苺がいくつか載せられている。
広い廊下を静かに歩く彼を認めれば、すれ違う者はみな立ち止まって廊下の端へ寄り、彼が過ぎるまで深々と頭を垂れる。
そうする必要がないのは、国広しといえど今や王族のみであった。]
失礼致します。
私です、皇太后さま。
[そう告げて室内へ入れば、診察の医師が慌てて席を立ち頭を下げる。]
ご苦労様です。
[声をかければ、医師はますます畏まった。
人の上に立つようになってからも、ヴェルナーの言葉遣いは誰へだてることなく丁寧だった。
それは数十年前と変わらない。
けれど、嘘をつくことにはずいぶん慣れた。
彼女のために己を守らんとするとき、この口は躊躇いなく偽るようになった。
それが果たして成長と呼べるのかは疑問だが、エリザベートへの忠誠を尽くすためならば些細な問題であった。]
[寝台の脇の椅子に腰かけ苺の載った皿を見せると、彼女はにっこりと笑みを浮かべた。
流れるように豊かだったブロンドの髪はすっかり白くなり、肌にも深い皺が刻まれている。
それでも、その口許が象る微笑みは誰より美しいとヴェルナーは思う。
『お前たちは、下がっていなさい』
か細くも凛とした声で下される命令に、他の者たちは揃って一礼すると部屋を後にした。]
[『わたしも、長くありませんね。』
微笑んだまま呟く彼女に、ヴェルナーは黙って頷く。
気休めが通じるようなひとではないと、よく知っていた。
そんな己を見て、彼女はくすりと笑う。
『相変わらず、嘘のつけない御方』
つられて己も口角を上げ]
私だって、だいぶ嘘をつくようになったんですよ?
でなければ、今ここに……貴女の隣には居られません。
[彼女との間を遮るもののひとつもない室内を見渡して嘆息する。
先王──彼女の夫が亡くなって、はや数年。
皇太后となった彼女とヴェルナーとの間柄にとやかく口を出せる人間はもはや存在しない。
それでも彼は、皇太后との主従関係を決して崩さなかった。
そうすることによってのみ、二人は公然の秘密であり得たのだ。]
[『食べさせてください』
視線で示された真っ赤な果実を手に取り、尖った方をそっと彼女の口許へ近づける。
ほんの少しその先を噛り、ゆっくりと咀嚼して飲み込むと『美味しい』と嬉しそうに呟いた。]
初めて教えていただいた、"好きなもの"です。(>>4:-177)
[残りを皿に返しながら思い出を語れば、覚えています、と彼女は頷く。
あれ以来、彼女が好きだと教えてくれたものはすべて、己にとっても好ましいものと映るようになった。
そして、何よりエリザベート自身──
美しいもの、善いもの、正しいものだけでかたちづくられた彼女に、今でも変わらず恋していると思う。]
[『……ヴェルナー、』
苦しげに名を紡ぐ声を気づかうように、少しだけ顔を近づける。
『わたしのせいで……、貴方には、辛い道を、選ばせましたね……』
ひゅ、と息を吸う音さえも弱々しく聞こえて、ヴェルナーはいたわしげに眉を寄せ、ゆっくりと首を左右に振る。]
何をおっしゃいます。
もし私の人生に貴女という花が咲かなかったとしたら、どれほど味気なくつまらないものだったか。
……私は、幸せです。
[偽らざる本心だった。
形の上では主と臣下に過ぎなくとも、褪せることも枯れることもない花を胸に抱き続ける日々が幸福でなかったなどと、どうして言えようか。
その告白を聞いて、皇太后はゆっくりと数度瞬く。
目尻の皺をつたって、涙がひとつ枕へと零れる。
『もう一度……、
今年も、故郷へ──帰りたかった……』
息はしだいに細く、弱くなってゆく。
いま医師を呼び戻せば、もしかすれば少しは生きながらえるだろうか。
けれど、ヴェルナーはそうしなかった。
──彼女の死を、独占するために。]
リーザ。
[初めて呼び捨てられた名を耳にして、彼女は両の目を見開きヴェルナーを見つめる。]
目を閉じて、……三秒だけ、そのままで──
[……唇に彼女の息がもうかからないことを確かめると、ヴェルナーはそっと身を起こす。
あの時よりも随分と立派になった衣服の襟元を弛め、彼女からのたったひとつの贈り物を取り出す。(>>2:+93)
(>>3:+34)名と花紋を削り取ったことは、ついぞ言えぬままだった。
己の運命が再び彼女へと繋ぎ合わせられた大図書館でのできごとが、走馬灯のように脳裏を過ぎる。]
リュカ。
……シメオン。
[(>>64>>*15)自らの願いを叶えるために"異邦人"を利用した彼らが"罪"と呼ばれたのだから、己がエリザベートとともにあったことも、きっと"不正な"歴史なのだろう。
けれど、誰の断罪も届かなかったこの"罪"に、今やどれほどの意味があろうか。
万感の思いで見つめても、己の罪の証は何も答えてはくれない。
決めるのはお前自身だ、とでも言いたげに、ただ規則的に揺れるだけだ。]
[静かに遠のく意識の中、胸いっぱいに沈丁花が香る。
少し先に逝った彼女が待っていてくれたかのように感じて、ヴェルナーは小さく微笑んだ。]
私は…幸せです。
[先程告げた言葉をふたたび口にするけれど、もう音にはならない。]
[そろそろ異変に気付いた従者たちが室内へ入ろうとしてくるだろうか。
己が後を追ったことはすぐに判るだろう。
──意識を手放す寸前、彼は右膝を折り、右手を左胸へと当てる。
そして皇太后の寝台へと静かに額を預けると、そのまま動かなくなった。
口許には、幸せそうに微笑みをたたえたまま。]
わたくしはひとつの夢に生涯を賭けました。わたくしの生まれて来たことの意味は、だから言ってみれば、その儚げな、しかし切なる願いを、どこまで貫き、どこまで持ちつづけたかということになるのです。
──中河与一『天の夕顔』
【エンドロール・終】
>>-885フィオン
後を追ったのは、現王カスパルにヴェルナーを裁かせないためでもあったり。
もしヴェルナーだけ生きていたら、いくら重臣とはいえ王として罰しないわけにいかなかったでしょうから。
どえすディークwwww
いや、いいですけどね、好みですけどねw
自分のPCとはあまり対決させたくない、たいがい負けそうwww
フィオンがあのとき赤くなってたら「冗談なのに」って最初は戸惑いつつ、リーザ様への回想もからめつつ、ずっと会議室に残り続けるフィオンをハラハラ見守りつつ、最後はもうフィオンがバグでもそうじゃなくてもどっちでもいいから生きててくれって口にしちゃって、フィオンが生きて勝ってたらそこで初めて「この気持ちは特別?」ってなるみたいな。これだと永住エンドが美味しかった。(すこぶる妄想が捗った)
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風呂ってる間に色々増えてたわぁい。
>>245>>246シメオン
>>-921たいちょに全面追従。かわいいとてもかわいい。シロウは幸せものだな!
マリエッタのエンドも良かった、今後どういう方向に行こうともちゃんと自分の力で幸せを掴めるね、って感じさせるラストで良かったです。
いっぱい幸せになーれ。
フィオンとローレルかわいい。
村の中でめっちゃ駆け回って頑張ってた二人だから余計に微笑ましい。によによ。
そしてアリーセが!
おおぉめっちゃ綺麗にまとまってて感動した!
最後の最後に年齢不詳設定回収していくとかうますぎるやろ……。
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ごあいさつしてなかった
どうも初めましての人は初めまして、じゃふ(J@F/reila_aile)です。
今回は参加前にリアルさんに追っかけられていて村建てさんにはご迷惑をおかけしましたが、参加させていただけて本当によかったです!
ソロールを選んだのは人狼もRPも久しぶりだからリハビリに、というつもりだったのですが、蓋を開ければあっというまに長文癖が再発して相当量書いてましたね……。
アカウントクリックで人狼SNSとかTwitter垢とか出ますのでよろしければ。
今後は、7月に10年待ち続けたゲームソフトが出るのでまたしばらく人狼はお休みかもですが、またどこかでお会い出来ましたらよろしくお願い致します。
今回は本当にありがとうございました。(深々)
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あとこのブラウザどうにも文章入力やら人狼クローンのプログラム?と相性悪いみたいなのでなんか考えよう。
メモの改行が増殖して見難いのごめんね。
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あ、るなさんはそのお名前でSNSにいらっしゃるのかな?
見落としてたらごめん
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最後になんかかわいいロル来た。
フィオンとローレルまとめて撫でようそうしよう。[なでもふ]
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